JPH08320257A - 赤外線検出装置 - Google Patents
赤外線検出装置Info
- Publication number
- JPH08320257A JPH08320257A JP7128538A JP12853895A JPH08320257A JP H08320257 A JPH08320257 A JP H08320257A JP 7128538 A JP7128538 A JP 7128538A JP 12853895 A JP12853895 A JP 12853895A JP H08320257 A JPH08320257 A JP H08320257A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- bridge
- resistance
- circuit
- bolometer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Radiation Pyrometers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】簡単な構成により測定時間の短縮が図れる赤外
線検出装置を提供する。 【構成】4つのサーミスタTh1 〜Th4 をブリッジ接
続してボロメータブリッジ1が構成してある。ボロメー
タブリッジ1と抵抗Raとの直列回路を直流電源2の両
端に接続してある。ボロメータブリッジ1のブリッジ間
電圧を検出するブリッジ間電圧検出回路3と、抵抗Ra
の両端電圧を検出する抵抗両端電圧検出回路4とが設け
てある。すなわち、ブリッジ間電圧検出回路3によるボ
ロメータブリッジ1のブリッジ間電圧の検出と、抵抗両
端電圧検出回路4による抵抗Raの両端電圧の検出とを
同時に行なうことができ、簡単な構成により測定時間の
短縮が図れる。
線検出装置を提供する。 【構成】4つのサーミスタTh1 〜Th4 をブリッジ接
続してボロメータブリッジ1が構成してある。ボロメー
タブリッジ1と抵抗Raとの直列回路を直流電源2の両
端に接続してある。ボロメータブリッジ1のブリッジ間
電圧を検出するブリッジ間電圧検出回路3と、抵抗Ra
の両端電圧を検出する抵抗両端電圧検出回路4とが設け
てある。すなわち、ブリッジ間電圧検出回路3によるボ
ロメータブリッジ1のブリッジ間電圧の検出と、抵抗両
端電圧検出回路4による抵抗Raの両端電圧の検出とを
同時に行なうことができ、簡単な構成により測定時間の
短縮が図れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーミスタを用いたボ
ロメータブリッジにより入射赤外線量を検出する赤外線
検出装置に関するものである。
ロメータブリッジにより入射赤外線量を検出する赤外線
検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、サーミスタを用いたボロメー
タブリッジにより入射赤外線量を検出する赤外線検出装
置は、対象物の温度を非接触で測定できる放射温度計に
応用される場合があった。上記赤外線検出装置によって
対象物の温度測定を行なう場合には、対象物から放射さ
れてボロメータブリッジに入射される赤外線量の測定
と、入射赤外線によるサーミスタの抵抗値変化に基づく
ボロメータブリッジの温度測定との2つの測定を行なう
必要があった。すなわち、図4に示すようなボロメータ
たるサーミスタTh1 〜Th4 をブリッジ接続して成る
ボロメータブリッジ1と抵抗Rb1 〜Rb3 とのブリッ
ジ回路を直流電源2の両端に接続した回路構成におい
て、ブリッジ回路のブリッジ間電圧を電圧検出回路10
により検出してボロメータブリッジ1の抵抗値を求める
ことによるボロメータブリッジ1の温度測定と、図5に
示すような直流電源2の両端にボロメータブリッジ1を
接続した回路構成において、ボロメータブリッジ1のブ
リッジ間電圧をブリッジ間電圧検出回路11によって検
出することによる入射赤外線量の測定との2つの測定が
必要であった。
タブリッジにより入射赤外線量を検出する赤外線検出装
置は、対象物の温度を非接触で測定できる放射温度計に
応用される場合があった。上記赤外線検出装置によって
対象物の温度測定を行なう場合には、対象物から放射さ
れてボロメータブリッジに入射される赤外線量の測定
と、入射赤外線によるサーミスタの抵抗値変化に基づく
ボロメータブリッジの温度測定との2つの測定を行なう
必要があった。すなわち、図4に示すようなボロメータ
たるサーミスタTh1 〜Th4 をブリッジ接続して成る
ボロメータブリッジ1と抵抗Rb1 〜Rb3 とのブリッ
ジ回路を直流電源2の両端に接続した回路構成におい
て、ブリッジ回路のブリッジ間電圧を電圧検出回路10
により検出してボロメータブリッジ1の抵抗値を求める
ことによるボロメータブリッジ1の温度測定と、図5に
示すような直流電源2の両端にボロメータブリッジ1を
接続した回路構成において、ボロメータブリッジ1のブ
リッジ間電圧をブリッジ間電圧検出回路11によって検
出することによる入射赤外線量の測定との2つの測定が
必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来構
成においては、2つの測定を行なうためには、図4に示
す回路構成と図5に示す回路構成とをそれぞれ別々に備
えるか、あるいは2つの回路構成を切り換える切換手段
を設ける必要があり、回路構成が複雑になったり、ある
いは2つの測定を順次行なうために最終的な対象物の温
度測定に時間がかかるという問題があった。
成においては、2つの測定を行なうためには、図4に示
す回路構成と図5に示す回路構成とをそれぞれ別々に備
えるか、あるいは2つの回路構成を切り換える切換手段
を設ける必要があり、回路構成が複雑になったり、ある
いは2つの測定を順次行なうために最終的な対象物の温
度測定に時間がかかるという問題があった。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、簡単な構成により測定時間の短縮が図れる赤
外線検出装置を提供しようとするものである。
のであり、簡単な構成により測定時間の短縮が図れる赤
外線検出装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、サーミスタを用いたボロメータ
ブリッジにより入射赤外線量を検出する赤外線検出装置
であって、ボロメータブリッジと抵抗部の直列回路を直
流電源の両端に接続し、ボロメータブリッジのブリッジ
間電圧を検出するブリッジ間電圧検出回路と、抵抗部の
両端電圧を検出する抵抗両端電圧検出回路とを設けて成
ることを特徴とする。
目的を達成するために、サーミスタを用いたボロメータ
ブリッジにより入射赤外線量を検出する赤外線検出装置
であって、ボロメータブリッジと抵抗部の直列回路を直
流電源の両端に接続し、ボロメータブリッジのブリッジ
間電圧を検出するブリッジ間電圧検出回路と、抵抗部の
両端電圧を検出する抵抗両端電圧検出回路とを設けて成
ることを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、抵抗値を可変できる上記抵抗部と、上記抵抗両端電
圧検出回路の検出出力に応じて上記抵抗部の抵抗値を可
変する制御回路とを設けて成ることを特徴とする。
て、抵抗値を可変できる上記抵抗部と、上記抵抗両端電
圧検出回路の検出出力に応じて上記抵抗部の抵抗値を可
変する制御回路とを設けて成ることを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1の発明の構成では、ボロメータブリッ
ジと抵抗部の直列回路を直流電源の両端に接続し、ボロ
メータブリッジのブリッジ間電圧を検出するブリッジ間
電圧検出回路と、抵抗部の両端電圧を検出する抵抗両端
電圧検出回路とを設けたので、対象物の温度を非接触で
測定する場合に、ブリッジ間電圧検出回路による赤外線
量測定と、抵抗両端電圧検出回路によるボロメータブリ
ッジの温度測定とを同時に行なうことができ、簡単な構
成により対象物の温度の測定時間を短縮することができ
る。
ジと抵抗部の直列回路を直流電源の両端に接続し、ボロ
メータブリッジのブリッジ間電圧を検出するブリッジ間
電圧検出回路と、抵抗部の両端電圧を検出する抵抗両端
電圧検出回路とを設けたので、対象物の温度を非接触で
測定する場合に、ブリッジ間電圧検出回路による赤外線
量測定と、抵抗両端電圧検出回路によるボロメータブリ
ッジの温度測定とを同時に行なうことができ、簡単な構
成により対象物の温度の測定時間を短縮することができ
る。
【0008】請求項2の発明の構成では、抵抗値を可変
できる上記抵抗部と、上記抵抗両端電圧検出回路の検出
出力に応じて上記抵抗部の抵抗値を可変する制御回路と
を設けたので、ボロメータブリッジを構成するサーミス
タに対する測定時の雰囲気温度の影響を低減し、対象物
の温度測定の精度を高めることができる。
できる上記抵抗部と、上記抵抗両端電圧検出回路の検出
出力に応じて上記抵抗部の抵抗値を可変する制御回路と
を設けたので、ボロメータブリッジを構成するサーミス
タに対する測定時の雰囲気温度の影響を低減し、対象物
の温度測定の精度を高めることができる。
【0009】
(実施例1)図1は本発明の第1の実施例を示す回路構
成図であり、基本的な構成は従来例と共通であるので共
通する部分には同一の符号を付して説明は省略し、本実
施例の特徴となる部分についてのみ説明する。
成図であり、基本的な構成は従来例と共通であるので共
通する部分には同一の符号を付して説明は省略し、本実
施例の特徴となる部分についてのみ説明する。
【0010】本実施例は、ボロメータブリッジ1と抵抗
Raとの直列回路を直流電源2の両端に接続し、ボロメ
ータブリッジ1のブリッジ間電圧(同図におけるa−b
間電圧)を検出するブリッジ間電圧検出回路3と、抵抗
Raの両端電圧を検出する抵抗両端電圧検出回路4とを
設けた点に特徴がある。なお、ブリッジ間電圧検出回路
3及び抵抗両端電圧検出回路4は2点間の電圧を測定す
る周知の構成を有するものであり、その構成は本発明の
要旨ではないので説明は省略する。
Raとの直列回路を直流電源2の両端に接続し、ボロメ
ータブリッジ1のブリッジ間電圧(同図におけるa−b
間電圧)を検出するブリッジ間電圧検出回路3と、抵抗
Raの両端電圧を検出する抵抗両端電圧検出回路4とを
設けた点に特徴がある。なお、ブリッジ間電圧検出回路
3及び抵抗両端電圧検出回路4は2点間の電圧を測定す
る周知の構成を有するものであり、その構成は本発明の
要旨ではないので説明は省略する。
【0011】すなわち、本実施例の構成によれば、ブリ
ッジ間電圧検出回路3によるボロメータブリッジ1のブ
リッジ間電圧の検出と、抵抗両端電圧検出回路4による
抵抗Raの両端電圧の検出とを同時に行なうことができ
る。次に、本実施例の赤外線検出装置を用いて対象物の
温度を非接触にて測定する原理について説明する。
ッジ間電圧検出回路3によるボロメータブリッジ1のブ
リッジ間電圧の検出と、抵抗両端電圧検出回路4による
抵抗Raの両端電圧の検出とを同時に行なうことができ
る。次に、本実施例の赤外線検出装置を用いて対象物の
温度を非接触にて測定する原理について説明する。
【0012】まず、ボロメータブリッジ1を構成するサ
ーミスタTh1 …の抵抗値Rと、サーミスタTh1 …の
温度との間には下式のような関係がある。 R=R0 exp{B(1/T−1/T0 )} 但し、B :サーミスタのB定数 R0 :温度T0 におけるサーミスタTh1 …の抵抗値 したがって、このときの抵抗Raの両端電圧をV1 、ボ
ロメータブリッジ間電圧をV2 、電源電圧をV3 、サー
ミスタTh1 …の抵抗値をR1 とすると、ボロメータブ
リッジ1を構成する1つのサーミスタ(例えば、サーミ
スタTh1 )の温度T1 は次式にて表される。
ーミスタTh1 …の抵抗値Rと、サーミスタTh1 …の
温度との間には下式のような関係がある。 R=R0 exp{B(1/T−1/T0 )} 但し、B :サーミスタのB定数 R0 :温度T0 におけるサーミスタTh1 …の抵抗値 したがって、このときの抵抗Raの両端電圧をV1 、ボ
ロメータブリッジ間電圧をV2 、電源電圧をV3 、サー
ミスタTh1 …の抵抗値をR1 とすると、ボロメータブ
リッジ1を構成する1つのサーミスタ(例えば、サーミ
スタTh1 )の温度T1 は次式にて表される。
【0013】
【式1】
【0014】但し、R1 =(V3 /V1 −1)Ra(R
aは抵抗Raの抵抗値)であり、対象物以外の周囲から
の入射赤外線によるサーミスタTh1 の温度変化は非常
に小さく、よってサーミスタTh1 の抵抗値変化に対す
る入射赤外線の影響はほとんど無視できる。いま、温度
を測定しようとする対象物から放射される赤外線をボロ
メータブリッジ1を構成する1つのサーミスタTh1 に
入射させると、入射赤外線によってサーミスタTh1 の
温度が変化してその抵抗値がR1 からR2 へと変化す
る。ここで、サーミスタTh1 の温度をT2 、赤外線が
入射されない他のサーミスタTh2 〜Th4 の温度をT
1 及びその抵抗値をR1 とすると、赤外線が入射された
サーミスタTh1 の温度T2 は次式にて表される。
aは抵抗Raの抵抗値)であり、対象物以外の周囲から
の入射赤外線によるサーミスタTh1 の温度変化は非常
に小さく、よってサーミスタTh1 の抵抗値変化に対す
る入射赤外線の影響はほとんど無視できる。いま、温度
を測定しようとする対象物から放射される赤外線をボロ
メータブリッジ1を構成する1つのサーミスタTh1 に
入射させると、入射赤外線によってサーミスタTh1 の
温度が変化してその抵抗値がR1 からR2 へと変化す
る。ここで、サーミスタTh1 の温度をT2 、赤外線が
入射されない他のサーミスタTh2 〜Th4 の温度をT
1 及びその抵抗値をR1 とすると、赤外線が入射された
サーミスタTh1 の温度T2 は次式にて表される。
【0015】
【式2】
【0016】但し、R2 /R1 =(V1 −2V2 −
V3 )/(V1 +2V2 −V3 )である。一方、サーミ
スタTh1 に照射される赤外線量Qは、放射率をε、ス
テファン・ボルツマン定数をσ、測定面積(照射面積)
をS、対象物の温度をTaとすれば次式で表される。 Q=εσS(Ta4 −T1 4 ) また、サーミスタTh1 の熱容量をCとすると下式の関
係が成立する。
V3 )/(V1 +2V2 −V3 )である。一方、サーミ
スタTh1 に照射される赤外線量Qは、放射率をε、ス
テファン・ボルツマン定数をσ、測定面積(照射面積)
をS、対象物の温度をTaとすれば次式で表される。 Q=εσS(Ta4 −T1 4 ) また、サーミスタTh1 の熱容量をCとすると下式の関
係が成立する。
【0017】 εσS(Ta4 −T1 4 )=C(T2 −T1 ) 従って、これらの式から対象物の温度Taは次式により
求めることができる。
求めることができる。
【0018】
【式3】
【0019】なお、上記各式に対応した演算は、図示し
ない演算処理手段(例えば、マイクロコンピュータな
ど)で実行すればよい。上記構成によれば、赤外線検出
装置を使って対象物の温度測定を行なう際に、入射赤外
線量Qの測定(抵抗Raの両端電圧V1 の測定)と、ボ
ロメータブリッジ1の温度測定(ブリッジ間電圧V2 の
測定)とを同時に行なうことができ、従来例に比較して
簡単な構成により対象物の温度の測定時間を短縮するこ
とができる。なお、検出精度を高めるためにはボロメー
タブリッジ1のブリッジ間電圧V 2 は高い方が望まし
く、そのためにはボロメータブリッジ1に印加される電
源電圧V3 を大きくする必要があり、ボロメータブリッ
ジ1に直列に接続される抵抗Raの抵抗値はサーミスタ
Th1 …の抵抗値に比較して小さいことが望ましい。
ない演算処理手段(例えば、マイクロコンピュータな
ど)で実行すればよい。上記構成によれば、赤外線検出
装置を使って対象物の温度測定を行なう際に、入射赤外
線量Qの測定(抵抗Raの両端電圧V1 の測定)と、ボ
ロメータブリッジ1の温度測定(ブリッジ間電圧V2 の
測定)とを同時に行なうことができ、従来例に比較して
簡単な構成により対象物の温度の測定時間を短縮するこ
とができる。なお、検出精度を高めるためにはボロメー
タブリッジ1のブリッジ間電圧V 2 は高い方が望まし
く、そのためにはボロメータブリッジ1に印加される電
源電圧V3 を大きくする必要があり、ボロメータブリッ
ジ1に直列に接続される抵抗Raの抵抗値はサーミスタ
Th1 …の抵抗値に比較して小さいことが望ましい。
【0020】(実施例2)図2は本発明の第2の実施例
を示す回路構成図である。なお、本実施例の基本構成は
実施例1と共通であり、共通する部分には同一の符号を
付して説明は省略し、本実施例の特徴となる部分につい
てのみ説明する。一般に、赤外線検出装置においては検
出感度を高くするためにボロメータブリッジ1を構成す
るサーミスタTh1 …には、できる限り抵抗値の温度変
化が大きいものを用いている。従って、測定環境の雰囲
気温度によるサーミスタTh1 …の抵抗値の温度変化が
大きくなり、雰囲気温度の変化に対して抵抗両端電圧検
出回路3の検出出力も大きく変化してしまうことにな
る。例えば、サーミスタTh 1 …の抵抗値R1 の1%の
変化に対して、抵抗両端電圧検出回路3の検出出力V 1
の変化ΔV1 は次式にて表される。
を示す回路構成図である。なお、本実施例の基本構成は
実施例1と共通であり、共通する部分には同一の符号を
付して説明は省略し、本実施例の特徴となる部分につい
てのみ説明する。一般に、赤外線検出装置においては検
出感度を高くするためにボロメータブリッジ1を構成す
るサーミスタTh1 …には、できる限り抵抗値の温度変
化が大きいものを用いている。従って、測定環境の雰囲
気温度によるサーミスタTh1 …の抵抗値の温度変化が
大きくなり、雰囲気温度の変化に対して抵抗両端電圧検
出回路3の検出出力も大きく変化してしまうことにな
る。例えば、サーミスタTh 1 …の抵抗値R1 の1%の
変化に対して、抵抗両端電圧検出回路3の検出出力V 1
の変化ΔV1 は次式にて表される。
【0021】
【式4】
【0022】従って、抵抗Raの抵抗値Raとサーミス
タTh1 …の抵抗値R1 との抵抗比に対してΔV1 は下
表のように大きな差が生じることになる。
タTh1 …の抵抗値R1 との抵抗比に対してΔV1 は下
表のように大きな差が生じることになる。
【0023】
【表1】
【0024】このように、抵抗両端電圧検出回路3の出
力電圧V1 が測定環境の雰囲気温度の変化によって大き
く変化し、サーミスタTh1 …の抵抗値R1 が雰囲気温
度の変化によって大きくなると、上記出力電圧V1 の変
化量ΔV1 が小さくなり、赤外線検出装置としての検出
感度が低下してしまう。そこで、本実施例は上述のよう
な測定環境の雰囲気温度の変化による検出感度の低下を
防止することを目的として、実施例1の抵抗Raの代わ
りに、抵抗値の相異なる複数の抵抗Ra1 〜Ra4 を並
列接続して成る抵抗アレイ5と、これら抵抗アレイ4の
抵抗Ra1 〜Ra4 のうちの少なくとも1つを選択的に
ボロメータブリッジ1に切換接続するためのスイッチン
グ回路6とをボロメータブリッジ1に直列に接続すると
ともに、スイッチング回路6によってボロメータブリッ
ジ1に切換接続された抵抗Ra1 …の両端電圧を検出す
る抵抗両端電圧検出回路3の検出出力に応じて、スイッ
チング回路6による切り換えを制御する制御回路7を設
けた点に特徴がある。
力電圧V1 が測定環境の雰囲気温度の変化によって大き
く変化し、サーミスタTh1 …の抵抗値R1 が雰囲気温
度の変化によって大きくなると、上記出力電圧V1 の変
化量ΔV1 が小さくなり、赤外線検出装置としての検出
感度が低下してしまう。そこで、本実施例は上述のよう
な測定環境の雰囲気温度の変化による検出感度の低下を
防止することを目的として、実施例1の抵抗Raの代わ
りに、抵抗値の相異なる複数の抵抗Ra1 〜Ra4 を並
列接続して成る抵抗アレイ5と、これら抵抗アレイ4の
抵抗Ra1 〜Ra4 のうちの少なくとも1つを選択的に
ボロメータブリッジ1に切換接続するためのスイッチン
グ回路6とをボロメータブリッジ1に直列に接続すると
ともに、スイッチング回路6によってボロメータブリッ
ジ1に切換接続された抵抗Ra1 …の両端電圧を検出す
る抵抗両端電圧検出回路3の検出出力に応じて、スイッ
チング回路6による切り換えを制御する制御回路7を設
けた点に特徴がある。
【0025】本実施例においては、測定環境の雰囲気温
度によるサーミスタTh1 …の抵抗値変化に対応して変
化する抵抗両端電圧検出回路3の出力電圧V1 を制御回
路7に取り込み、この出力電圧V1 を予め設定された基
準電圧と比較するとともに比較結果に応じて制御回路7
がスイッチング回路6を制御してボロメータブリッジ1
に接続される抵抗Ra1 〜Ra4 を切り換え、測定環境
の雰囲気温度の変化に対してΔV1 が略一定に保たれる
ようにしている。
度によるサーミスタTh1 …の抵抗値変化に対応して変
化する抵抗両端電圧検出回路3の出力電圧V1 を制御回
路7に取り込み、この出力電圧V1 を予め設定された基
準電圧と比較するとともに比較結果に応じて制御回路7
がスイッチング回路6を制御してボロメータブリッジ1
に接続される抵抗Ra1 〜Ra4 を切り換え、測定環境
の雰囲気温度の変化に対してΔV1 が略一定に保たれる
ようにしている。
【0026】図3は制御回路7の一例を示す回路図であ
り、電源電圧VDDを分圧して基準電圧Vr1 ,Vr2 を
得る分圧抵抗r1 〜r3 と、抵抗両端電圧検出回路3の
出力電圧V1 を基準電圧Vr1 ,Vr2 とそれぞれ比較
するコンパレータCP1 ,CP2 とを備えている。ここ
で、基準電圧Vr1 ,Vr2 はそれぞれ次式にて表され
る。
り、電源電圧VDDを分圧して基準電圧Vr1 ,Vr2 を
得る分圧抵抗r1 〜r3 と、抵抗両端電圧検出回路3の
出力電圧V1 を基準電圧Vr1 ,Vr2 とそれぞれ比較
するコンパレータCP1 ,CP2 とを備えている。ここ
で、基準電圧Vr1 ,Vr2 はそれぞれ次式にて表され
る。
【0027】 Vr1 =(r2 +r3 )/(r1 +r2 +r3 )・VDD Vr2 =r3 /(r1 +r2 +r3 )・VDD そして、この制御回路7は、測定環境における雰囲気温
度が上昇することで抵抗両端電圧検出回路3の出力電圧
V1 が基準電圧Vr1 より大きくなれば、コンパレータ
CP1 の出力がHレベルとなってスイッチング回路6を
切り換え制御して抵抗アレイ5の抵抗値を減少させ、反
対に、測定環境における雰囲気温度が下降することで抵
抗両端電圧検出回路3の出力電圧V1 が基準電圧Vr2
より小さくなれば、コンパレータCP2 の出力がLレベ
ルとなってスイッチング回路6を切り換え制御して抵抗
アレイ5の抵抗値を増大させるように動作する。
度が上昇することで抵抗両端電圧検出回路3の出力電圧
V1 が基準電圧Vr1 より大きくなれば、コンパレータ
CP1 の出力がHレベルとなってスイッチング回路6を
切り換え制御して抵抗アレイ5の抵抗値を減少させ、反
対に、測定環境における雰囲気温度が下降することで抵
抗両端電圧検出回路3の出力電圧V1 が基準電圧Vr2
より小さくなれば、コンパレータCP2 の出力がLレベ
ルとなってスイッチング回路6を切り換え制御して抵抗
アレイ5の抵抗値を増大させるように動作する。
【0028】上記構成によれば、測定環境の雰囲気温度
による抵抗両端電圧検出回路3の出力電圧V1 の変化に
基づいて、制御回路7によりスイッチング回路6を切り
換え制御してボロメータブリッジ1に接続される抵抗ア
レイ5の抵抗値を可変するようにしたので、測定環境の
雰囲気温度の変化に対するボロメータブリッジ1への影
響を低減し、対象物の温度測定に用いる場合にその測定
精度を高めることができる。
による抵抗両端電圧検出回路3の出力電圧V1 の変化に
基づいて、制御回路7によりスイッチング回路6を切り
換え制御してボロメータブリッジ1に接続される抵抗ア
レイ5の抵抗値を可変するようにしたので、測定環境の
雰囲気温度の変化に対するボロメータブリッジ1への影
響を低減し、対象物の温度測定に用いる場合にその測定
精度を高めることができる。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明は、サーミスタを用いた
ボロメータブリッジにより入射赤外線量を検出する赤外
線検出装置であって、ボロメータブリッジと抵抗部の直
列回路を直流電源の両端に接続し、ボロメータブリッジ
のブリッジ間電圧を検出するブリッジ間電圧検出回路
と、抵抗部の両端電圧を検出する抵抗両端電圧検出回路
とを設けたので、対象物の温度を非接触で測定する場合
に、ブリッジ間電圧検出回路による赤外線量測定と、抵
抗両端電圧検出回路によるボロメータブリッジの温度測
定とを同時に行なうことができ、簡単な構成により対象
物の温度の測定時間を短縮することができるという効果
がある。
ボロメータブリッジにより入射赤外線量を検出する赤外
線検出装置であって、ボロメータブリッジと抵抗部の直
列回路を直流電源の両端に接続し、ボロメータブリッジ
のブリッジ間電圧を検出するブリッジ間電圧検出回路
と、抵抗部の両端電圧を検出する抵抗両端電圧検出回路
とを設けたので、対象物の温度を非接触で測定する場合
に、ブリッジ間電圧検出回路による赤外線量測定と、抵
抗両端電圧検出回路によるボロメータブリッジの温度測
定とを同時に行なうことができ、簡単な構成により対象
物の温度の測定時間を短縮することができるという効果
がある。
【0030】請求項2の発明は、抵抗値を可変できる上
記抵抗部と、上記抵抗両端電圧検出回路の検出出力に応
じて上記抵抗部の抵抗値を可変する制御回路とを設けた
ので、ボロメータブリッジを構成するサーミスタに対す
る測定時の雰囲気温度の影響を低減し、対象物の温度測
定の精度を高めることができるという効果がある。
記抵抗部と、上記抵抗両端電圧検出回路の検出出力に応
じて上記抵抗部の抵抗値を可変する制御回路とを設けた
ので、ボロメータブリッジを構成するサーミスタに対す
る測定時の雰囲気温度の影響を低減し、対象物の温度測
定の精度を高めることができるという効果がある。
【図1】実施例1を示す回路図である。
【図2】実施例2を示す回路図である。
【図3】同上の要部を示す回路図である。
【図4】従来例を示す回路図である。
【図5】同上の他の例を示す回路図である。
1 ボロメータブリッジ 2 直流電源 3 ブリッジ間電圧検出回路 4 抵抗両端電圧検出回路 Th1 〜Th4 サーミスタ Ra 抵抗
Claims (2)
- 【請求項1】 サーミスタを用いたボロメータブリッジ
により入射赤外線量を検出する赤外線検出装置であっ
て、ボロメータブリッジと抵抗部の直列回路を直流電源
の両端に接続し、ボロメータブリッジのブリッジ間電圧
を検出するブリッジ間電圧検出回路と、抵抗部の両端電
圧を検出する抵抗両端電圧検出回路とを設けて成ること
を特徴とする赤外線検出装置。 - 【請求項2】 抵抗値を可変できる上記抵抗部と、上記
抵抗両端電圧検出回路の検出出力に応じて上記抵抗部の
抵抗値を可変する制御回路とを設けて成ることを特徴と
する請求項1記載の赤外線検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7128538A JPH08320257A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 赤外線検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7128538A JPH08320257A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 赤外線検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08320257A true JPH08320257A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=14987238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7128538A Withdrawn JPH08320257A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 赤外線検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08320257A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2348488A (en) * | 1999-03-27 | 2000-10-04 | Lg Electronics Inc | Resistive bolometer sensor |
-
1995
- 1995-05-26 JP JP7128538A patent/JPH08320257A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2348488A (en) * | 1999-03-27 | 2000-10-04 | Lg Electronics Inc | Resistive bolometer sensor |
| GB2348488B (en) * | 1999-03-27 | 2001-05-16 | Lg Electronics Inc | Resistive Bolometer sensor |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6538250B2 (en) | Microbolometer focal plane array with controlled bias | |
| US3057200A (en) | Pyrometer | |
| US2837917A (en) | Radiation systems for measuring temperature | |
| JPH09257587A (ja) | 非接触型温度計 | |
| US6763711B1 (en) | Air flow sensor using measurement of rate of heat loss | |
| US5764684A (en) | Infrared thermocouple improvements | |
| EP1724560A1 (en) | Infrared temperature sensing device | |
| US6609824B1 (en) | Radiation thermometer | |
| JP2001099712A (ja) | 抵抗型ボロメーターセンサ | |
| JPH08320257A (ja) | 赤外線検出装置 | |
| US3461290A (en) | Conically shaped cavity radiometer with a dual purpose cone winding | |
| JP3099470B2 (ja) | 遠心分離機用非接触式温度計測システム | |
| JPH09126898A (ja) | 赤外線検出器 | |
| JPH0943062A (ja) | 赤外線検出装置 | |
| JP3237822B2 (ja) | 赤外線撮像装置 | |
| JPH07140008A (ja) | 放射温度計 | |
| Katzmann et al. | Fast thin-film isothermal ac-dc converter with radiometric sensing | |
| JP2632086B2 (ja) | 放射測温法及び該測温法に用いる放射温度計 | |
| JP3733846B2 (ja) | 補正システムの制御方法、測温計および補正装置 | |
| JPH036530U (ja) | ||
| JPH0471448B2 (ja) | ||
| JP3040048B2 (ja) | 輻射熱センサ | |
| JP2002257877A (ja) | 抵抗検知装置 | |
| RU2073259C1 (ru) | Датчик для определения комфортности | |
| JPH0763617A (ja) | 放射温度計測装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020806 |