JPH08320604A - 接触荷電部材の駆動装置 - Google Patents

接触荷電部材の駆動装置

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JPH08320604A
JPH08320604A JP7126406A JP12640695A JPH08320604A JP H08320604 A JPH08320604 A JP H08320604A JP 7126406 A JP7126406 A JP 7126406A JP 12640695 A JP12640695 A JP 12640695A JP H08320604 A JPH08320604 A JP H08320604A
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gear
driving
drive
transfer
contact charging
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JP7126406A
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English (en)
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Yutaka Fukuchi
地 豊 福
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 画像形成装置の顕像担持体に接触し電荷を付
与する接触荷電部材の振動抑止。画像品質の向上。画像
形成装置の高重量化,大型化の抑止。 【構成】 接触荷電部材201の被駆動歯車47、歯車47に
直接又は間接に噛合って歯車47を回転駆動する駆動歯車
46、および、駆動歯車46を回転駆動する駆動手段40〜43
を備える接触荷電部材の駆動装置において、駆動歯車46
を金属、被駆動歯車47を樹脂で成形し、接触荷電部材20
1を回転駆動するための駆動ロ−ラ202の端部にフライホ
イ−ルを具備し、駆動側の回転エネルギ−を従動ロ−ラ
203側の回転エネルギ−より大きくして駆動側歯車46に
フライホイ−ルを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光体を帯電し、帯電
面を画像光で露光して静電潜像を形成し、静電潜像を現
像装置で顕像化する画像形成装置に関し、特に、感光体
を帯電ロ−ラ又は帯電ベルトで接触荷電する、あるいは
感光体の顕像を転写ロ−ラ又は転写ベルトで接触荷電す
る、接触荷電方式の画像形成装置の、接触荷電部材を駆
動する装置に関する。この種の画像形成装置は、複写
機,プリンタ,ファクシミリ装置などに用いられる。
【0002】
【従来の技術】接触荷電方式の画像形成装置において、
感光体を一様に荷電する接触帯電部材(帯電ロ−ラ,帯
電ベルト)及び顕像を転写紙に転写する接触転写部材
(転写ロ−ラ,転写ベルト)は、トナー像(顕像)を形
成する顕像担持体(一般的には感光体であるが、カラ−
記録の場合などでは、色重ねのための中間転写ドラムや
中間転写ベルトなどの中間転写媒体も含まれる)に常
時、ないしは作像時に接触している。これらの接触帯
電,転写部材(両者を含めて接触荷電部材)は、顕像担
持体と接触する際に、顕像担持体に対し傷や振動を与え
ることを極力避ける為に弾性材料を用いている。この接
触帯電,転写部材を駆動するには、画像形成装置の持つ
メインモータよりギヤを介し駆動力を伝達している。
【0003】図9に、この種の構造の複写機の1つを示
す。これは2色同時複写機であって帯電チャージャから
なる帯電手段,書き込みユニットからなる露光手段,現
像装置を各々2つずつ備えている。画像形成時(複写
時)には、感光体ドラム(顕像担持体)11は、メイン
モータにより回転駆動され、まず、除電ランプ及び除電
チャージャからなる除電手段12により光が照射されて
除電されることにより表面電位が0V〜−100Vの基
準電位になる。次に、感光体ドラム11は、帯電チャー
ジャからなる第1帯電手段13により電荷が付与されて
均一に帯電され、表面電位が−850V前後になる。ま
た、図示しない装置より送られてきた原稿のデジタル記
録画像情報(黒画像情報)は、第1書き込みユニットか
らなる露光手段14のラインドライバ回路で受信されて
レーザドライバ回路で増幅される。上記デジタル記録画
像情報は1画素当り8ビットの多値化信号であり、レー
ザドライバ回路がラインドライバ回路からのデジタル記
録画像情報に対応してレーザダイオードを発光付勢す
る。
【0004】このレーザダイオードから照射されるレー
ザ光は、ポリゴンミラーからなる光偏向器により偏向さ
れてf−θレンズを通過し、第1ミラー,第2ミラー及
び第3ミラー141で反射されて感光体ドラム11に結
像照射されることにより黒の原稿画像成分の露光がなさ
れる。ここで、感光体ドラム11は、第3ミラー141
からのレーザ光142が照射された部分(画像部)の表
面電位が0〜−100Vになり、黒の原稿画像成分に対
応した静電潜像が形成される。したがって、帯電チャー
ジャ13及び第1書き込みユニット14は静電潜像形成
手段を構成している。次に、感光体ドラム11は、第1
現像装置15による現像で画像部に黒トナーが付着して
静電潜像が黒トナー像となる。第1現像装置15は、現
像動作時には現像ローラ151,152、撹拌ローラ1
53、撹拌羽154を駆動手段により回転駆動させて現
像容器155内の黒トナーとキャリアとからなる現像剤
を撹拌ローラ153及び撹拌羽154により撹拌して搬
送する。
【0005】現像スリーブ151は撹拌羽154から搬
送されてきた現像剤を内部の磁石により吸着して回転に
伴って搬送する。現像スリーブ151上の現像剤は、ド
クタ部材156により一部が掻き落とされて一定量に調
整された後に感光体ドラム11と現像スリーブ151,
152との間を通過して現像容器155内に戻り、撹拌
ローラ153及び撹拌羽154により再び撹拌されて搬
送される。また、ドクタ部材156により現像スリーブ
151上から掻き落とされた現像剤はセパレータ157
を経て現像容器155内に落下し、撹拌ローラ153及
び撹拌羽154により再び撹拌されて搬送される。
【0006】このように現像剤が循環しながら、感光体
ドラム11と現像スリーブ151,152との間を通過
する現像剤により感光体ドラム11上の静電潜像が現像
される。また、現像容器155内の現像剤にはトナー補
給部158からトナーが補給される。現像スリーブ15
1,152は電源から−600V前後の現像バイアス電
圧が印加され、感光体ドラム11上の画像部は現像装置
15による現像でトナーが付着するが、感光体ドラム1
1上の非画像部は−850V前後のままであって現像装
置15による現像でもトナーが付着しない。
【0007】このような感光体ドラム11を帯電チャー
ジャ13により帯電させる第1帯電工程、感光体ドラム
11に第1書き込みユニット14による露光を行う第1
露光工程及び第1現像装置15による第1現像工程は、
2色モード、白黒モードが操作部により選択された場合
にのみ行われ、モノカラー(赤/青)単色モードが操作
部で選択された場合には帯電チャージャ13,第1書き
込みユニット14及び第1現像装置15が不動作になっ
て第1帯電工程〜第1現像工程が行われず感光体ドラム
11上の黒トナー像が形成されない。
【0008】次に、感光体ドラム11は帯電チャージャ
からなる第2帯電手段16による第2帯電工程、第2書
き込みユニットからなる露光手段17による第2露光工
程、第2現像装置18による第2現像工程を経るが、こ
の第2帯電工程〜第2現像工程は2色モード、モノカラ
ー(赤/青)単色モードが操作部で選択された場合にの
み行われ、白黒モードでは帯電チャージャ16,第2書
き込みユニット17及び第2現像装置18が不動作にな
って第2帯電工程〜第2現像工程が行われず感光体ドラ
ム11上の黒トナー像がそのまま転写位置へ進む。
【0009】2色モード、モノカラー(赤/青)単色モ
ードにおいては、感光体ドラム11は、帯電チャージャ
16の所を通過する第2帯電工程では帯電チャージャ1
6により電荷が付与されて再び表面電位が−850V前
後となる。感光体ドラム11が第2書き込みユニット1
7の所を通過する第2露光工程では、図示しない装置よ
り送られてきた原稿の黒以外の色、例えば赤又は青のデ
ジタル記録画像情報は、第2書き込みユニット17のラ
インドライバ回路で受信されてレーザドライバ回路で増
幅される。そのデジタル記録画像情報は1画素当り8ビ
ットの多値化信号であり、レーザドライバ回路がライン
ドライバ回路からのデジタル記録画像情報に対応してレ
ーザダイオードを発光付勢する。
【0010】このレーザダイオードから照射されるレー
ザ光は、ポリゴンミラーからなる光偏向器により偏向さ
れてf−θレンズを通過し、ミラーで反射されて感光体
ドラム11に結像照射されることにより赤又は青の原稿
画像成分の露光がなされる。ここで、感光体ドラム11
は、第2書き込みユニット17からのレーザ光が照射さ
れた部分(画像部)の表面電位が0〜−100Vにな
り、赤又は青の原稿画像成分に対応した静電潜像が形成
される。したがって、帯電チャージャ16及び第2書き
込みユニット18は静電潜像形成手段を構成している。
【0011】感光体ドラム11が第2現像装置18の所
を通過する第2現像工程では、第2現像装置18による
現像で赤又は青の原稿画像成分に対応した静電潜像の画
像部に赤又は青の色トナーが付着して静電潜像が赤又は
青の色トナー像となる。第2現像装置18は、現像動作
時には撹拌ローラ181,182、汲み上げローラ18
3、現像ローラ184が駆動部により回転駆動されて現
像容器185内の赤又は青の色トナーとキャリアからな
る現像剤を撹拌して循環させ、現像ローラ184がその
現像剤を感光体ドラム11に供給して感光体ドラム11
上の赤又は青の原稿画像成分に対応した静電潜像を赤又
は青のトナー像に現像する。
【0012】現像ローラ184には電源から−750V
前後の現像バイアス電圧が印加され、感光体ドラム11
上の赤又は青の原稿画像成分に対応した静電潜像の画像
部は現像装置18による現像で色トナーが付着するが、
感光体ドラム11上の非画像部は現像装置18による現
像でも色トナーが付着しない。
【0013】感光体ドラム11は、現像装置18の所を
通過してから転写前除電器19により除電され、転写搬
送ベルト装置からなる転写手段20により、トナー像が
給紙装置からの転写紙からなる転写材へ転写される。こ
の場合、転写紙は給紙装置からレジストローラ21へ給
紙され、レジストローラ21が転写紙を感光体ドラム1
1上のトナー像の先端部と転写紙の先端部とが一致する
ようなタイミングで転写手段20へ送出する。
【0014】転写手段20は、転写搬送ベルト201
と、転写搬送ベルト201が張架された駆動ローラ20
2及び従動ローラ203と、転写搬送ベルト201の裏
面に当接されるバイアスローラ204と、クリーニング
装置205とを有し、駆動ローラ202がギヤを介して
転写モータに連結されていて転写モータの回転時に転写
搬送ベルト201を回転させるとともに、転写搬送ベル
ト201がベルト接離機構により感光体ドラム11へ当
接される。また、転写搬送ベルト201はベルト接離機
構により転写モータのオフで感光体ドラム11から離さ
れる。
【0015】また、バイアスローラ204は、レジスト
ローラ21から転写手段20へ転写紙が送出される時に
高圧電源からバイアスローラ204へ上記黒トナー及び
色トナーの帯電極性とは反対極性の転写バイアスが印加
され、転写紙は転写搬送ベルト201と感光体ドラム1
1とのニップ部(転写ニップ部)で高圧電源からバイア
スローラ204及び転写搬送ベルト201を介してトナ
ーの帯電極性とは反対極性の電荷が供給されて感光体ド
ラム11上のトナー像が転写される。
【0016】転写搬送ベルト201は、高圧電源からバ
イアスローラ204を介して転写バイアスが印加される
ことにより転写紙を静電的に吸着して回転に伴って搬送
し、転写紙をトナー像転写後に感光体ドラム11から静
電的に分離させる。感光体ドラム11から分離されなか
った転写紙は分離爪22により感光体ドラム11から分
離されて転写搬送ベルト201により搬送される。
【0017】転写紙は、転写搬送ベルト201により搬
送されて駆動ローラ202の所で転写紙の腰による曲率
分離で転写搬送ベルト201から分離され、定着装置に
よる加熱及び加圧でトナー像が定着されてコピーとして
外部へ排出される。転写搬送ベルト201は転写紙分離
後にクリーニング装置205にてクリーニングブラシ2
05a及びクリーニングブレード205bにより残留ト
ナーが掻き落とされる。また、感光体ドラム11は転写
紙分離後にクリーニング装置23にてクリーニングブラ
シ231及びクリーニングブレード232により残留ト
ナーが一切除去されて再び次の作像工程に移る。
【0018】図10に、感光体ドラム11,レジストロ
−ラ21,駆動ローラ202等を回転駆動する従来の駆
動系を示す。ギア407は、図示しない動力伝達系を介
して、現像装置(のロ−ラ,スリ−ブ)および感光体ド
ラム11を回転駆動するものであり、中間ギア405に
噛み合っている。ギア406は、図示しない動力伝達系
を介して、定着装置(のロ−ラ)および排紙装置(の搬
送ロ−ラ)を回転駆動するものであり、中間ギア405
に噛み合っている。ギア404は、タイミングベルト4
10を含む動力伝達系を介して、給紙装置(の給紙コ
ロ,ロ−ラ,レジストロ−ラ)を回転駆動するものであ
り、中間ギア402に噛み合っている。ギア403は接
触転写手段20を駆動するものであり、中間ギア402
に噛み合っている。
【0019】静電写真方式の画像形成装置においては、
感光体に帯電ロ−ラ又は帯電ベルトを接触させて比較的
に低い電圧を帯電ロ−ラ又は帯電ベルトに印加して感光
体を荷電する接触帯電方式、ならびに、顕像を形成した
感光体に転写紙(記録紙)を密着させて該顕像を転写紙
に転写するため、転写紙の裏面に転写ロ−ラ又は転写ベ
ルトを接触させて比較的に低い電圧を転写ロ−ラ又は転
写ベルトに印加する接触転写方式(図9,図10)が知
られている。これら接触帯電ロ−ラ,転写ロ−ラあるい
はベルト等の接触荷電部材は、直接に感光体に、又は転
写紙を間に置いて間接に接触する際に、感光体に対し傷
や振動を与えることを極力避ける為に、弾性材料が用い
られている。この接触荷電部材は、感光体の周速度と実
質上同一の速度で回転駆動するために、感光体を回転駆
動する電気モ−タ(メインモ−タ)に、歯車および必要
に応じてクラッチを含む動力伝達機構を介して結合され
る。該動力伝達機構が接触荷電部材に与える回転トルク
が、歯車の噛合により振動し、これが接触荷電部材を介
して感光体に加わり、感光体の周速度が振動すると、感
光体表面において円周方向に、帯電むら、記録画像光の
露光むら(画素密度変動)等を生じ、記録画像品質が低
下する。これを防止するために従来は、感光体ドラムに
フライホイ−ルを結合して感光体の運動(回転)慣性を
大きくしている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】感光体ドラムを駆動す
る駆動軸にフライホィ−ルを固定した従来の画像形成装
置の場合、感光体ドラムの回転数(フライホィ−ルの回
転数)が1速である為、最適な慣性質量を決めることが
可能であった。ところが感光体ドラムの回転数が複数設
定される場合は、低速時にフライホィ−ル効果が低下す
るので、クラッチやソレノイドの衝撃に耐えることが出
来なくなり、フライホィ−ルを付け足す(慣性質量を増
やす)必要があった。しかし、フライホィ−ルを付け足
す(慣性質量を増す)と、感光体の周速度の振動成分が
低周波側に集まり、レ−ザ書込みが感光体上で連続的な
むらとなり、画像品質の低下をもたらす。さらに画像形
成装置の高重量化,大型化につながり、好ましくない。
【0021】本発明は、上記従来技術の欠点を解決する
駆動装置を提供し、顕像担持体の振動を低減することを
目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像形成装置
の顕像担持体(11)に接触してそれに電荷を付与する接触
荷電部材(201)を回転駆動する為の被駆動側歯車(47)、
該歯車(47)に直接又は間接に噛合って該歯車(47)を回転
駆動する為の駆動側歯車(46)、および、該駆動側歯車(4
6)を回転駆動する駆動手段(40〜43)を備える接触荷電部
材の駆動装置において、前記駆動側歯車(46)を金属、前
記被駆動側歯車(47)を樹脂で成形した(図1〜図4)ことを
第1の特徴とし、前記接触荷電部材(201)を回転駆動す
るための駆動ロ−ラ(202)の端部にフライホイ−ル(57)
を具備し(図5)、駆動側の回転エネルギ−を従動ロ−ラ
(203)側の回転エネルギ−より大きくしたことを第2の
特徴とし、前記駆動側歯車(46)にフライホイ−ル(58)を
具備した(図6)ことを第3の特徴とする。
【0023】なお、理解を容易にするためにカッコ内に
は、図面に示し後述する実施例の対応要素の記号を、参
考までに付記した。
【0024】
【作用および効果】第1の特徴によれば、駆動側歯車(4
6)が金属であるので重く、駆動側歯車(46)の慣性モ−メ
ントが大きく、顕像担持体(11)より回転数が高いので、
駆動側歯車(46)の回転エネルギ−が大きい。その結果、
低周波(0〜30Hz程度)の速度振動低減効果があ
り、例えばコピ−スピ−ド可変の複写機で顕像担持体(1
1)の設定スピ−ドが低速側となったときでも、低周波の
振動が大きくなることが抑制される。
【0025】第2の特徴によれば、接触荷電部材(201)
を回転駆動するための駆動ロ−ラ(202)の回転速度は顕
像担持体(11)より高く、この駆動ロ−ラ(202)にフライ
ホイ−ル(57)を付けたので、駆動ロ−ラ(202)の回転エ
ネルギ−が高く、さらには、低減したい狙いの振動に対
しフライホイ−ル(57)の慣性モ−メントを設定すればよ
いので、例えばコピ−スピ−ド可変の複写機で顕像担持
体(11)の低速側の速度で生じ易い速度振動に対しフライ
ホイ−ル(57)の慣性モ−メントを設定すれば、設定速度
の全域で速度振動が抑制される。
【0026】第3の特徴によれば、接触荷電部材(201)
駆動側の慣性モ−メントが従動側より大きく、例えば転
写紙が顕像担持体(11)と接触荷電部材(201)のニップ部
に進入した時のショックによる速度振動が低減する。
【0027】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0028】
【実施例】
−第1実施例− 図1に本発明の第1実施例の、転写ベルト駆動系を示
す。なお、この実施例の全体は、図9に示す複写機の転
写ベルト201を駆動する動力系(図10)を、図1に
示すものに変更したものである。転写ベルト201の駆
動系を除く機構および画像形成プロセスは、図9を参照
してすでに説明したので、ここでの説明は省略し、図1
を参照して転写ベルト201を駆動する動力系を説明す
る。
【0029】感光体ドラム11は、複写機本体の側板間
に通されたシャフト30に圧入されたピン31に固定さ
れたフランジ32およびもう一方のフランジ33に固定
されている。シャフト30は、一端を本体前側板35に
位置決めされる位置決め板36にベアリング37を介し
て支持され、他端は本体後側板38にベアリング39を
介して支持され回転自在である。タイミングプ−リ40
はシャフト30に挿入され、シャフト30のキ−溝ある
いはピン等に引掛けられることで、回転力をシャフト3
0に伝達出来る。タイミングベルト41aは、タイミン
グプ−リ40と駆動側タイミングプ−リ42aに掛けら
れている。減速ギヤ42bと駆動側タイミングプ−リ4
2aは、樹脂で一体成形されており、駆動モ−タ43の
駆動力は減速ギヤ42bを介して感光体11に伝達され
る。44はフライホイ−ルでシャフト30に固定された
フランジ45にネジ止めされている。タイミングベルト
41bは、一方をタイミングプ−リ40に、もう一方を
タイミングプ−リ46に掛け、タイミングプ−リ46は
樹脂でギヤと一体成形されている。このギヤからギヤ4
7へ駆動力が伝達される。ギヤ47は、シャフト50に
圧入もしくは回転止めを介して固定され、シャフト50
は転写駆動ロ−ラ202に圧入(もしくは端面圧接)さ
れている。またシャフト51も転写駆動ロ−ラ202に
対し同じ加工が施されている。シャフト50は、転写ユ
ニットケ−シング49に軸受53を介して支持され、シ
ャフト51も軸受54を介してケ−シング49に支持さ
れている。転写駆動ロ−ラ202は、軸受53と54で
回転自在である。さらにシャフト51は、本体前側板3
5に位置決めされる位置決め板36に軸受55を介して
支持され、シャフト50は、本体後側板38に位置決め
フランジ48を介して支持され、転写ユニット駆動部の
位置決めを行なっている。
【0030】タイミングプ−リ46を樹脂で成形した場
合(参考例)と、鉄系の焼結金属で作成した場合(実施
例)を比較する(図3)。ギヤ部の歯幅を12、外径を
φ36(mm)の円筒としてモデルを仮定すると、図3
の(a)に示す樹脂タイミングプ−リ(46)の慣性モ
−メントは、 J=0.01kg・cm2、 焼結金属タイミングプ−リ46の慣性モ−メントは、 J=0.1kg・cm2 で、焼結金属を用いたの方(実施例)が、合成樹脂を用
いた場合(参考例)よりも、慣性モ−メントを10倍大
きくすることが出来る。焼結金属タイミングプ−リ46
の方が比重が大きく、樹脂に比べて厚肉が可能となるか
らである。
【0031】フライホイ−ル44の慣性モ−メントが、 J=44kg・cm2(厚みt=2.9mm,直径21
0mm) で、回転数が40rpm,タイミングプ−リ46の回転
数が200rpmで、タイミングプ−リ46のフライホ
イ−ル44に対する回転運動のエネルギ−の割合は、タ
イミングプ−リ46が上述の合成樹脂製の場合(参考
例)では、 〔1/2J(樹脂ギヤ)ω2〕/〔1/2J(φ210フライホイ−ル)
ω2〕×100=0.55% である。
【0032】タイミングプ−リ46を焼結金属とした場
合は、タイミングプ−リ46のフライホイ−ル44に対
する回転運動のエネルギ−の割合は同様な計算により5
%になり、転写駆動ロ−ラ202の回転変動低減に、鉄
系焼結ギヤを用いることで効果が上がることが分かる。
【0033】図4に、転写駆動ロ−ラ202を支持する
ケ−シング49に装着した加速度ピックアップ計の検出
電圧を示す。図4の(a)は、上述の合成樹脂製のタイ
ミングプ−リ(46)を用いた場合(参考例)の検出電
圧を、(b)は、上述の焼結金属製のタイミングプ−リ
46を用いた場合(実施例)の検出電圧を示す。回転運
動エネルギ−が大きい金属製のタイミングプ−リ46を
用いた場合(図4のb:実施例)は、30Hz以下の低
周波数域で合成樹脂製のものを用いた場合(図4のa:
参考例)より振動が抑制され、特に高ピ−クのの19H
zのあたりならびに27Hzのあたりの高ピ−ク振動が
強く抑制され、振動抑制効果が高いことが分かる。
【0034】−第2実施例− 図5に、本発明の第2実施例を示す。この実施例では、
軸51に六角穴付き止めネジでフランジ56を固定し、
このフランジ56に止めネジでフライホィ−ル57を固
定した。その他の構造は、第1実施例と同様である。フ
ライホィ−ル57の慣性モ−メントは、 J=0.33kg・cm2(厚みt=2.9,直径62mm、内
径8mm) である。感光体ドラム11に付けたフライホィ−ル44
に対する、駆動ロ−ラ202に付けたフライホィ−ル5
7の回転運動エネルギ−の割合は、 〔1/2J(φ62フライホィ−ル57)ω2〕/〔1/2J(φ210フ
ライホィ−ル44)ω2〕×100≒19% となり、フライホィ−ル57は、フライホイ−ル44の
約2割の回転運動エネルギ−を持つことが可能となる。
したがってこの第2実施例でも、駆動ロ−ラ202の振
動が抑制される。
【0035】−第3実施例− 図6に、本発明の第3実施例を示す。この実施例では、
タイミングプ−リ46にはフライホイ−ル58が熱カシ
メにて固着されている。図8にタイミングプ−リ46を
拡大して示す。駆動ロ−ラ202は図7に示す形状のも
のである。すなわち、軸52cが一体の端板52に金属
筒52aを固着したものである。その他の構造は第1実
施例と同様である。
【0036】金属筒52aは、比重ρ=7.9×│1/103
kg・cm2であり、端板52bおよび軸52cま金属筒
52aと同一材質で同一比重である。金属筒52aの慣
性モ−メントJaは、 Ja=1/2π・7.9×│1/103│×300×│1/101│・(14−0.
84)=0.22kg・cm2 であり、端板52bの慣性モ−メントは Jb=1/2π・7.9×│1/103│×5×│1/101│・14=0.00
6kg・cm2 であり、軸52cの慣性モ−メントは、 Jc=1/2π・7.9×│1/103│×25×│1/101│・0.44=0.
0008kg・cm2 である。
【0037】駆動ロ−ラ202のト−タルの慣性モ−メ
ントをJαとすると、 Jα=0.22+0.006×2+0.0008×2=0.23kg・cm2 であり、転写ユニット20内には、駆動ロ−ラ202と
ほぼ同一仕様の従動ロ−ラ203(図9)がもう1本有
るので、転写ユニット20内の2本のロ−ラの慣性モ−
メント合計をJtoとすると、 Jto≒0.23×2=0.46kg・cm2 となる。タイミングプ−リ46と、そのギアに噛み合う
被駆動歯車であるギア47は、各々樹脂で成形され、各
々の慣性モ−メントはほとんど同じものとみなす。タイ
ミングプ−リ46にはフライホィ−ル58が熱カシメに
て固着されており(図6,図8)、フライホィ−ル58
の慣性モ−メントJ58を、しぼり,カシメ穴等を無視し
て、φ60mm、厚さt=2.9mmの円板と考える
と、 J58=1/2π・7.9×2.9×│1/103│×│1/101│・34=0.2
9kg・cm2 Jto=0.46kg・cm2>J58=0.29kg・cm2 であり、転写ユニット20内のロ−ラ202,203の
慣性モ−メントの方が大きいが、タイミングプ−リ46
の、被駆動ギア47に噛み合うギアの回転数を高くする
ことで、タイミングプ−リ46側(駆動側)回転運動の
エネルギ−の方を上げることが可能になる。被駆動ギヤ
47の回転数を200rpmに設定すると、タイミングプ
−リ46側の回転数は、0.29ω2>0.46・2002より、 ω>252rpm となる。したがって、タイミングプ−リ46のギアの回
転数を252rpm以上にすれば、転写ユニット20に
関して、駆動側(46)の回転エネルギ−>従動側(2
0)の回転エネルギ−が成立し、転写ベルト201の速
度変動を最低限に抑えることが可能になる。すなわち、
比較的に小さいフライホィ−ル58で、転写ベルト20
1の速度変動が抑制される。
【0038】なお、以上に説明した実施例のいずれにお
いても、接触荷電部材が転写ベルト201であるが、こ
れは転写ロ−ラであってもよく、また、接触荷電部材が
第1帯電チャ−ジャ13あるいは第2帯電チャ−ジャ1
6(図4)に代えて感光体ドラム13を接触帯電する帯
電ロ−ラ又は帯電ベルトであっても、これに対して同様
に駆動系を構成すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の主要部を示す断面図で
あり、図2の1A−1A線断面図を示す。
【図2】 図1の2A−2A線断面図である。
【図3】 図1に示すタイミングプ−リ46のギア部を
合成樹脂とした場合(参考例)と金属製とした場合(第
1実施例)の寸法を示す縦断面図であり、(a)は合成
樹脂の場合を、(b)は金属製の場合を示す。
【図4】 図1に示すタイミングプ−リ46を合成樹脂
とした場合(参考例)と金属製とした場合(第1実施
例)の、ケ−シング49に装着した加速度ピックアップ
計の検出電圧を示すグラフであり、(a)は合成樹脂の
場合を、(b)は金属製の場合を示す。
【図5】 本発明の第2実施例の主要部を示す断面図で
ある。
【図6】 本発明の第3実施例の主要部を示す断面図で
ある。
【図7】 図6に示す駆動ロ−ラ202の拡大側面図で
あり、金属筒202は縦断面を示す。
【図8】 図6に示すタイミングプ−リ46の拡大側面
図であり、フライホィ−ル58の一部分は断面を示す。
【図9】 2色カラ−複写機の主要部を示す横断面図で
ある。
【図10】 図9に示す複写機に用いられた従来の主駆
動系の構成を示す側面図である。
【符号の説明】
11:感光体ドラム 12:除電装置 13:第1帯電チャ−ジャ 14:露光系 15:第1現像装置 16:第2帯電チャ
−ジャ 17:露光装置 18:第2現像装置 19:転写前除電器 20:転写装置 30:シャフト 31:ピン 32:フランジ 33:フランジ 35:側板 36:位置決め板 37:ベアリング 38:側板 39:ベアリング 40:タイミングプ
−リ 41a,b:タイミングベルト 42a:タイミング
プ−リ 42b:減速ギア 44:フライホィ−
ル 45:フランジ 46:タイミングプ
−リ 47:ギア 48:フランジ 49:ケ−シング 50:シャフト 51:シャフト 52:駆動ロ−ラ 53:軸受 54,55:軸受 201:転写ベルト 202:駆動ロ−ラ 203:従動ロ−ラ 204:バイアスロ
−ラ 205:クリ−ニング装置 208:転写装置の
フレ−ム 21:レジストロ−ラ 22:分離爪 23:クリ−ニング装置 400:メインモ−
タ 401:ピニオンギア 402:減速ギア 403:中間ギア 404〜407:機
構駆動ギア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置の顕像担持体に接触してそ
    れに電荷を付与する接触荷電部材を回転駆動する為の被
    駆動側歯車、該歯車に直接又は間接に噛合って該歯車を
    回転駆動する為の駆動側歯車、および、該駆動側歯車を
    回転駆動する駆動手段を備える接触荷電部材の駆動装置
    において、 前記駆動側歯車を金属、前記被駆動側歯車を樹脂で成形
    したことを特徴とする接触荷電部材の駆動装置。
  2. 【請求項2】 回転自在な顕像担持体と、この顕像担持
    体に接触してそれに電荷を付与する接触荷電部材を回転
    駆動する為の駆動ロ−ラと、この駆動ロ−ラに固定され
    た歯車を回転駆動する駆動手段を備える接触荷電部材の
    駆動装置において、 前記駆動ロ−ラ端部にフライホイ−ルを具備し、駆動側
    の回転エネルギ−を従動ロ−ラ側の回転エネルギ−より
    大きくしたことを特徴とする接触荷電部材の駆動装置。
  3. 【請求項3】 画像形成装置の顕像担持体に接触してそ
    れに電荷を付与する接触荷電部材を回転駆動する為の被
    駆動側歯車、該歯車に直接又は間接に噛合って該歯車を
    回転駆動する為の駆動側歯車、および、該駆動側歯車を
    回転駆動する駆動手段を備える接触荷電部材の駆動装置
    において、 前記駆動側歯車にフライホイ−ルを具備したことを特徴
    とする接触荷電部材の駆動装置。
JP7126406A 1995-05-24 1995-05-25 接触荷電部材の駆動装置 Pending JPH08320604A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8864620B2 (en) 2011-11-02 2014-10-21 Ricoh Company, Ltd. Rotary body driver with planetary gear transmission and image forming apparatus incorporating same
US8897682B2 (en) 2012-02-23 2014-11-25 Fuji Xerox., Ltd. Image forming apparatus having torque limiting mechanics and inertia member

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