JPH08320642A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08320642A
JPH08320642A JP7149647A JP14964795A JPH08320642A JP H08320642 A JPH08320642 A JP H08320642A JP 7149647 A JP7149647 A JP 7149647A JP 14964795 A JP14964795 A JP 14964795A JP H08320642 A JPH08320642 A JP H08320642A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成装置で、自動両面プリントを行う場
合において1面目プリント終了後に紙を2面目(裏面)
プリントのための給紙部に搬送する間、紙間モードに入
ることを防ぎ、感光ドラムの削れ、温調による電力の無
駄を防止する。また、前回転時間を短縮し、ファースト
プリントタイムを速くする。 【構成】 プリント信号を受け取り、一様に帯電された
感光体に露光して潜像形成し、前記静電潜像をトナーで
現像し、転写材に転写し、加熱定着して出力する電子写
真の画像形成装置において、指定された給紙口に応じ
て、プリント信号受信後の画像形成のための準備動作を
変える。また、前記画像形成装置の定着装置として、加
熱体に耐熱性フィルムを接触摺動させて、前記フィルム
の加熱体とは反対側の面に転写材を密接摺動させて前記
フィルムを介して転写材上の未定着トナーを加熱定着さ
せる定着装置を使用する。また、前回転時に接触帯電部
材だけでなく、接触転写部材も感光体の帯電のために使
用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、デジタル複
写機等の電子写真方式を使用した画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル複写機、レーザビームプ
リンタ等の、電子写真方式を使用した画像形成装置は、
例えばAC、DC重畳バイアスを印加した公知の帯電ロ
ーラを使用した帯電装置などにより、あらかじめ均一に
帯電された電子写真感光体、静電記録誘電体上に、画像
情報によって変調された例えば半導体レーザ等を走査す
る光学系等の露光手段によって静電潜像を形成する。こ
の静電潜像を現像する現像装置としては、例えば静電潜
像担持体と対向した現像領域において所定の微少間隙を
開けた現像剤担持体上から、現像剤を静電潜像担持体上
の静電潜像に転移して付与することにより、静電潜像を
現像するものが知られている。
【0003】現像された画像は、給紙装置によりタイミ
ングを合わせて給紙搬送された紙などの転写材が、転写
部位に搬送されてきて、転写ローラ等を使用した転写手
段により転写材に転写される。トナー像を転写された転
写材は静電潜像担持体から分離され公知の加熱定着装置
等の定着手段に送られ、そこでトナー像の転写材への定
着が行われる。
【0004】記録材上の未定着画像を定着する定着方式
として熱効率、安全性が良好な接触加熱型の定着装置が
広く用いられている。中でも省エネルギーという観点か
らエネルギー効率が高く表面温度の立ち上がりが早い、
熱容量の極めて小さなフィルムを内部から加熱するフィ
ルム加熱方式の加熱定着装置が特開昭63−31318
2号公報、特開平2−157878、特開平4−440
75〜44083、特開平4−204980〜2049
84号公報等に提案されている。
【0005】具体的には、薄肉の耐熱性フィルム(又は
シート)と、該フィルムの移動駆動手段と、該フィルム
を中にしてその一方面側に固定支持して配置された一定
温調される加熱体(ヒーター)と、多方面側に該加熱体
に対向して配置され該加熱体に対して該フィルムを介し
て画像定着すべき転写材の顕画剤像担持面を密着させる
加圧部材を有し、該フィルムは少なくとも画像定着実行
時は該フィルムと加圧部材との間に搬送導入される転写
材と順方向に略同一速度で走行移動させて、該走行フィ
ルムを挟んで加熱体と加圧部材との圧接で形成される定
着ニップ部を通過させることにより、転写材の顕画剤像
担持面を該フィルムを介して加熱体で加熱し、加圧して
顕画剤像を軟化溶解し転写材上に永久画像として定着さ
せるものである。
【0006】定着手段を経た転写材は画像形成装置外に
排出される。転写の終了した静電潜像担持体上に残留し
たトナーは、クリーニングブレードによる公知のクリー
ニング手段により除去され次の作像が行われる。
【0007】両面プリントを行う場合は、定着後の転写
材は排紙口には排出されず、反転部に送られる。反転部
で反転された転写材は、搬送路を搬送され再給紙ローラ
位置から、2面目のプリント動作を行うことになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、以下に示すような欠点があった。まず、本発
明の第1の課題を示す。
【0009】従来、一般に自動両面機では、1枚を両面
プリントする場合、画像信号処理が速く完了した場合、
具体的には1面目のプリント動作中に2面目の信号処理
が終了して、2面目のプリント信号がプリンタエンジン
側に送られてきた場合、エンジンコントローラとして
は、1面目のプリント終了後において後回転に入らずに
紙間のモードに入る。
【0010】後回転モードと紙間モードの違いについて
説明すると、後回転モードにおいてはプリント動作が終
了した状態であるから、感光ドラムの帯電、定着器の温
調などは順次OFFされていく。したがって再びプリン
トを行うためには、前回転モードの準備を始めなければ
ならない。
【0011】一方、紙間モードの場合は、すぐに次のプ
リントを行うことができる状態であるので、帯電、温調
などは基本的にONしたままである。
【0012】連続プリントの場合、紙間は、約0.5秒
程度のものであるのでONしたままであっても何ら問題
ないが、1枚両面プリントの場合1面目のプリント終了
後から、転写材(紙)を反転して2面目の給紙位置に到
達するまでに10〜20秒程度かかるのが一般的であ
り、例えば1面目のプリントの直後に2面目画像データ
処理が終わり、2面目のプリント信号が来た場合は、す
ぐ紙間モードに入ってしまい紙を反転して2面目の給紙
にもっていくまでの10〜20秒程度の間も紙間モード
となることになる。
【0013】前述した通り、紙間モードの場合は、感光
体の1次帯電がONの状態になっており、帯電ローラ等
にACバイアスが印加されているので、感光体の表面の
CT層が徐々に削られていくという問題が発生する。1
0〜20秒よけいに帯電を行うということは、片面1枚
プリントするために要する時間が10〜20秒程度であ
ることを考えると非常に大きな無駄であることがわか
る。
【0014】また定着においても例えば従来例に示した
ようなオンデマンド定着器を使用した場合、室温程度に
冷えている場合でも、プリントの前回転時間に十分に定
着温度まで立ち上げることが可能であるのにもかかわら
ず、紙間モードに入ってしまうと、定着温度かそれに近
い温度、すなわち150〜200°Cで温調を行うこと
になってしまい、その時間も電力を消費してしまうの
で、せっかくの省エネルギー性が発揮されないという問
題がある。
【0015】したがって、本発明の第1の目的は、自動
両面プリントを行う場合において1面目プリント終了後
に紙を2面目(裏面)プリントのための給紙部に搬送す
る間、紙間モードに入ることを防ぎ、感光ドラムの削
れ、温調による電力の無駄を防止するものである。
【0016】また、本発明の第2の課題としては、従来
は帯電ローラ等の接触帯電装置によって1次帯電を行う
場合、帯電開始時に感光体表面電位が1回の帯電では完
全に所定電位まで帯電できず、少なくとも感光体の2回
以上の帯電を経たのちに画像露光を受けるようにしてい
る。
【0017】しかしながら、最近プリンタの性能におい
てファーストプリントタイムが非常に重視されるように
なり、前回転を少しでも短くする必要性がでてきた。通
例感光ドラム1周には1〜5sec程度の時間がかか
る。例えば、1分間に4枚プリントできるような定速機
では感光ドラム1周に4秒程度の時間がかかるので、前
回転開始と同時に帯電を始めても、そのとき帯電を受け
た部分が2回目の帯電を受けるまでだけでも約4秒の時
間がかかるので、画像の書き込み(画像露光)をその間
待たなければならず、前回転短縮のさまたげとなってい
る。
【0018】したがって本発明の第2の目的は、前回転
時間を短縮し、ファーストプリントタイムを速くするこ
とである。
【0019】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、自動両面で1枚の両面プリントを行う場
合に、1面目印字中または終了後にその2面目のプリン
ト信号がきても、1面目印字終了後は必ず後回転モード
に入り、1面目印字された転写材が再給紙位置に到達し
てから、2面目印字用の前回転を開始することを特徴と
する。
【0020】また、自動両面で複数枚のプリントを行う
場合には、任意の1面目印字中または終了後に任意の2
面目のプリント信号がきた場合、前記1面目の転写材
が、再給紙位置に到達するまでに後回転、前回転を行う
時間がある場合は、紙間モードに入らず後回転、前回転
を行うことを特徴とする。これにより、1面目印字工程
終了後から2面目の再給紙に到る間の帯電バイアス、定
着温調をOFFすることができ、感光体削れを防止し、
電力を節約することができる。
【0021】また、本発明は、前回転開始時に、転写ロ
ーラ等の接触転写部材に帯電バイアスと同様(同極性、
同程度の電圧)なバイアスを付加して、転写部材により
感光体を帯電することを特徴とする。
【0022】この転写部材による帯電は、帯電ローラ等
の帯電部材による帯電の補助として行うもので、前回転
スタート時から、スタート時に帯電部位にあった感光体
が回転して転写部位に到達するまでの間行う。
【0023】前述したように所定の電位に完全に帯電で
きるのは、帯電を2回目に経過した以降の部分である。
帯電ローラのみでは、画像露光を開始できるのは、感光
体の帯電された部分が2回目に帯電を通過して露光位置
に達したときであるので、感光ドラム1回転以上の時間
が必要であったのに対して、前回転開始時から転写ロー
ラでも帯電を行うことにより、転写ローラで帯電された
部分が帯電ローラにより帯電されれば、所定の表面電位
を得ることができ、ドラム半周程度早く画像露光を開始
することができる。
【0024】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0025】(実施例1)図1は、本発明の実施例1の
画像形成装置の概略図である。図1において、1は感光
ドラムであり、OPC等の感光材料がアルミニウムやニ
ッケルなどのシリンダ状の基盤上に形成されている。感
光ドラム1は回転駆動され、まず、その表面は帯電装置
としての帯電ローラ2によって一様帯電される。次に、
画像情報に応じてON/OFF制御されたレーザビーム
3による走査露光が施され、静電潜像が形成される。こ
の静電潜像は、現像装置4で現像、可視化される。現像
方法としては、ジャンピング現像法、2成分現像法、F
EED現像法などが用いられ、イメージ露光と反転現像
とを組み合わせて用いられることが多い。
【0026】可視化されたトナー像は、転写装置として
の転写ローラ5により、所定のタイミングで搬送された
転写材P上に感光ドラム1上より転写される。このとき
転写材Pは感光ドラム1と転写ローラ5に一定の加圧力
で挟持搬送される。このトナー像が転写された転写材P
は定着装置6へと搬送され、永久画像として定着され
る。一方、感光ドラム1上に残存する転写残りの残留ト
ナーは、クリーニング装置7により感光ドラム1表面よ
り除去される。
【0027】1面目に画像を転写され定着装置6によっ
て定着された転写材は、片面プリントの場合はそのまま
排紙部14に搬送されるが、両面プリントを行う場合
は、反転装置10に送られ紙先端と後端を入れかえて、
2面目の再給紙部11に送られ、この再給紙部11の位
置で次のプリント動作を待つ。また図の12は給紙カセ
ットであり、13はMPトレイ(マルチパーパストレ
イ)である。すなわち本実施例の装置では、再給紙部1
1を含めて3つの給紙部がある。
【0028】帯電部分について説明すると、帯電バイア
スはDC−670VとAC2000V(ピーク間値)、
周波数700Hzのサイン波を重畳したもので、これで
感光体を約−650Vに均一帯電する。ACを重畳する
のは帯電の均一性を高めるためである。
【0029】加熱定着装置6についてであるが、61は
熱容量の小さな定着フィルムであり、クイックスタート
を可能にするために100μm以下の厚みで耐熱性、熱
可塑性を有するポリイミド、ポリアミドイミド、PEE
K、PES、PPS、PFA、PTFE、FEP等のフ
ィルムである。また、62は定着フィルム11の内部に
具備された加熱用部材であり、これにより転写材のトナ
ー像を融解、定着させるニップ部の加熱を行う。
【0030】また加圧部材は芯金の外側にシリコンゴム
やフッ素ゴム等の耐熱ゴムあるいはシリコンゴムを発泡
して形成された弾性層からなり、この上にPFA、PT
FE、FEP等の離型性層を形成してあってもよい。加
圧部材は上記の定着部材の方向に不図示の加圧部材によ
り、長手方向両端部から加熱定着に必要なニップ部を形
成するべく十分に加圧されており、長手方向端部から芯
金を介して不図示の回転駆動により、回転駆動される。
【0031】図2に本実施例のシーケンス図を示し、帯
電、定着、画像露光(VIDEO信号)等のタイミング
を説明する。図2のは本発明によるシーケンス図であ
る。帯電は画像露光を始めるに先立って感光体上を均一
に帯電する必要があり、前述したように、感光体を所定
の電位に帯電するには、2回以上の帯電を経過しなけれ
ばならないので、早め、すなわち前回転開始と同時にO
Nする。定着は、フィルムを用いた立ち上がりの速いオ
ンデマンド定着器であるので、室温から10秒前後で立
ち上げることが可能で、前回転開始と同時にONする。
【0032】前回転でプリント準備が完了すると1面目
の画像露光が開始され、1面目のプリントが行われる。
1面目の画像書き込みが終了すると、後回転に移り、帯
電はDCをOFFしてACのみ印加で感光体上電位を0
にならしたのちOFFする。一方、定着の温調は転写材
が定着器を通過し、後端が定着器をぬけたときにOFF
する。
【0033】転写材は反転され、再給紙部11に送られ
る。この間本発明によれば帯電、定着ともにOFFされ
ている。2面目の画像データの処理が終了すると、2面
目のプリント信号がエンジンに送られてくるが、このタ
イミングの一例を図中に矢印で示す。この時点では、エ
ンジン側の2面目プリント準備は完了していないので、
本発明によれば転写材が再給紙位置に到達するまでプリ
ント信号がきても前回転は始めず、再給紙位置に達して
から前回転を開始する。
【0034】一方で示した従来例においては、1面目
のプリントまではと同様であるが、その後の紙搬送中
にプリント信号がくるとその時点から前回転がスタート
してしまうため、帯電と定着がONになっていることが
わかる。
【0035】以上の、を比較すると、の発明のほ
うが1面目→2面目への紙搬送中の帯電バイアス印加時
間、温調時間が短くなっていることがわかる。
【0036】図2の例では1面目から2面目への紙搬送
の後半にプリント信号が来た場合であるが、2面目の画
像データ処理がより早く終わった場合は、1面目の後回
転中やその直後にプリント信号がくることになるので、
1面目の後回転後から2面目の前回転までの時間が全て
帯電バイアス印加時間、定着温調時間の差となる。これ
は、例えば本実施例のプロセススピード48mm/se
cのプリンタでは、1面目の後回転から2面目の前回転
まで約10秒かかったので、この時間だけの差となる。
片面1枚のプリントに要する時間が20秒弱あるから、
1枚の両面間欠プリントを2回行えば、1枚の片面プリ
ント1回分のドラム削れを防ぎ、電力を節約できること
になる。
【0037】尚、以上は1枚の間欠両面プリントであっ
たので、その2面目のためのプリント信号を受けても後
回転になるようにし、紙が再給紙位置に達してから前回
転をスタートするような例で説明したが、これに限るも
のではない。すなわち、任意のプリントを行っている途
中や直後においてプリント信号を受けた場合、そのプリ
ントの2面目のプリント信号であれば、紙の反転、搬送
のために時間がかかるので、紙間モードに入らず後回転
モードに入る。またMPトレイ等の給紙からの時間がか
からない場合は、後回転、前回転を行う時間の余裕がな
いため紙間モードに入る。また、本体に外付けのフィー
ダの様な給紙に対して時間がかかり、後回転、前回転を
行う時間があるので後回転モードに入る。
【0038】以上のように、プリント信号によって指定
された給紙口に応じてモードを変更することにより、帯
電時間、定着温調時間を減らすことが可能となる。
【0039】(実施例2)実施例2では、両面プリント
の場合だけでなく、片面プリントも含めた実施例であ
る。図3に装置概略図を示す。最近はレーザプリンタに
おいても数種類のサイズ、紙種を同時にカセットに入れ
られ、ホストコンピュータから選択できるように、数段
の紙カセットを設ける傾向にある。図3で示した装置も
給紙カセット4段とMPトレイ、及び2面目のプリント
用の再給紙口の合計6ヵ所の給紙口を有している。
【0040】給紙カセットを4段も設けると、本体印字
部から最も遠い位置にある給紙カセット16からの紙搬
送路はかなり長くなる。任意の給紙口から1枚目のプリ
ントを行い、そのプリント中または直後に例えば給紙カ
セット16からのプリント信号がきた場合、カセット1
6から給紙されて、プレフィード位置17に紙が達する
までの時間で一旦後回転を行い、高圧バイパス、定着温
調をOFFして、紙がプレフィード位置に達するタイミ
ングで前回転を開始するようにする。これにより、この
間を単に紙間モードで高圧、温調をONしたままにして
おくよりも、ドラム削れ防止、電力節約の効果がある。
【0041】なお、ここでプレフィード位置17とは、
プリント信号と同時に給紙は行われるが、紙がプレフィ
ード位置まできたときに、前回転を開始し、スキャナ、
定着器、帯電等のプリント準備が整うまでここで紙を停
止させ、準備完了するまで待たせる位置である。
【0042】図4に実施例2のシーケンス図を示す。1
枚目プリント中の後半に次のカセット16からのプリン
ト信号がきた場合、の本発明では、1枚目プリント後
に後回転に入り、その後高圧、温調ともにOFFとなる
が、の従来例では、同様にプリント信号が入ってきて
も紙間モードになるためONのままであることがわか
る。
【0043】(実施例3)実施例3で用いる装置は実施
例1で示した図1の装置と同様である。これの感光ドラ
ム付近の拡大図を図5に示す。図5の様に感光ドラムの
まわりには、ほぼ反対側の位置に帯電ローラと転写ロー
ラが配置されている。
【0044】前回転が開始する時点で帯電ローラ位置に
あったドラム上の部分をAとして、転写ローラ位置にあ
った部分をBとする。前回転と同時に帯電ローラはDC
−670V、AC2000V(ピーク間値)、周波数7
00Hzのサイン波の重畳バイアスが、転写ローラには
−2000Vの直流バイアスが印加される。2回以上の
帯電を受ければ、所定の電位に帯電できるから、始めに
転写ローラの帯電を受けたB部分が帯電ローラにより帯
電され、画像露光位置に来た時点より、レーザによる画
像露光が開始される。
【0045】このレーザ露光位置での感光ドラム上の電
位の推移を測定したグラフを図6に示す。グラフの横軸
は時間であるが、A.B.Aと書いてあるのはドラムが
回転して露光位置にドラム上のAの部分、そしてBの部
分、さらに再びAの部分が来たタイミングを示してい
る。
【0046】図6ので示したグラフによれば本発明で
は、開始時点では0であった電位が1回帯電ローラによ
り帯電されたAの部分が過ぎると約−620Vになり、
続いてまず転写ローラにより帯電され、帯電ローラで2
回目の帯電を受けたBの部分がくると所定の電位である
−650Vにまで完全に上昇している。この間の時間
は、感光ドラム約半回転の時間であるので約1秒であっ
た。
【0047】図6のに従来例の場合を比較として示し
た。従来例では帯電ローラのみによる帯電であるから、
回転開始時点では0であった電位が、帯電ローラにより
1回帯電されたAの部分が過ぎると約−620Vにな
り、次にドラムがもう1周して、2回帯電ローラにより
帯電されたAの部分がきた時点で所定の−650Vに帯
電された。の本発明と比較すると、ドラム約半周分だ
け多く時間が必要である。
【0048】本実施例の場合、前回転開始時点で転写ロ
ーラにDCバイアス−2000Vのみで帯電を行った
が、2回目の帯電は帯電ローラで行っているので、画像
書き出し部分での帯電均一性等には特に問題なく、画像
上も問題なかった。転写ローラでの帯電は、所定の帯電
電位の90%程度に帯電されることが、本発明者らの実
験によって明らかになった。転写ローラは108 Ω程度
の抵抗値のものを使用し、帯電ローラよりも高い抵抗で
あるので、−3KVのバイアスを印加した。転写ローラ
は回転開始半周だけ帯電を行って、その後は通常の転写
ローラとして使用される。
【0049】以上のように本実施例では、前回転時にド
ラム上に画像露光を約ドラム半周程度早くすることがで
き、ファーストプリントタイムの短縮を行うことができ
た。
【0050】(実施例4)実施例4では、前記実施例3
に対して前回転開始時の転写ローラにより帯電をDC−
2000Vではなく、帯電ローラ用のバイアスと同じ
く、DC−670V、AC2000V(ピーク間値)周
波数700Hzのサイン波を重畳したバイアスを使用し
たことが特徴で、他は前記実施例と同様である。
【0051】本実施例では、転写ローラにもDC+AC
の重畳バイアスを印加することで、図6のグラフと同
様でさらに均一性の優れた帯電性を得ることができ、フ
ァーストプリントタイムの短縮に同様の効果が得られ
た。
【0052】転写ローラに重畳バイアスを使用すること
でバイアス電源が複雑になるが、重畳バイアスを印加す
る場合だけ、帯電ローラ用のバイアス出力を転写ローラ
にも印加するなどの切換回路を設ければ、それほど複雑
にならずに実施可能である。
【0053】(実施例5)実施例5では、転写ローラに
帯電ローラと同様な部材を使用したことが特徴である。
具体的には、帯電ローラは芯金のまわりにカーボン等を
分散したEPDMゴム等の等電層を設け、その外側に高
抵抗層や表面離型層を厚さ100〜200μm程度で設
けているが、転写ローラにも同様な構成のローラを使用
する。ただし抵抗としては、帯電ローラは感光体とのニ
ップ面積での抵抗値が106 Ω程度であり、転写ローラ
は108 Ω程度であるのでカーボン量を調整し、やや高
めの抵抗値のものを使用する。
【0054】この実施例4においても実施例3と同様
で、図6に示した様な効果が得られた。本実施例で
は、帯電ローラと転写ローラが同様な部材を使用してい
るので、コスト的に安くできる利点がある。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
両面プリントを行う場合において1面目のプリントか
ら、2面目の再給紙位置に達するまでの帯電バイアス、
定着温調をOFFにすることができ、感光体の削れを少
なくし、電力を節約することができる。
【0056】また、感光体の電位を所定の帯電電位に早
くすることができ、画像露光の開始を早め、ファースト
プリントタイムを短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による画像形成装置の構成図で
ある。
【図2】図2は、従来例のシーケンス図と共に示す本発
明によるシーケンス図である。
【図3】図3は、本発明による画像形成装置の構成図で
ある。
【図4】図4は、従来例のシーケンス図と共に示す本発
明によるシーケンス図である。
【図5】図5は、本発明による感光ドラムまわりの構成
図である。
【図6】図6は、従来例のシーケンス図と共に示す本発
明による感光体の電位の図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 帯電ローラ 3 レーザ露光 4 現像器 5 転写ローラ 6 定着器 7 クリーナー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント信号を受け取り、一様に帯電さ
    れた感光体に露光して潜像形成し、前記静電潜像をトナ
    ーで現像し、転写材に転写し、加熱定着して出力する電
    子写真の画像形成装置において、指定された給紙口に応
    じて、プリント信号受信後の画像形成のための準備動作
    を変えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成装置で、両面のプリントを
    行う場合に、任意の1面目印字中または終了後に任意の
    2面目のプリント信号がきた場合、前記1面目の転写材
    が、再給紙位置に到達するまでに後回転、前回転を行う
    時間がある場合は、紙間モードに入らず後回転、前回転
    を行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像形成装置でプリントを行う場合
    に、任意の印字中または終了後に次のプリント信号がき
    て、次の転写材が給紙されプレフィード位置等の所定位
    置に到達するまでに、後回転、前回転を行う時間がある
    場合は、紙間モードに入らず後回転、前回転を行うこと
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像形成装置の帯電部材にACを含
    むバイアスを印加する接触帯電部材を使用することを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像形成装置の定着装置として、加
    熱体に耐熱性フィルムを接触摺動させて、前記フィルム
    の加熱体とは反対側の面に転写材を密接摺動させて前記
    フィルムを介して転写材上の未定着トナーを加熱定着さ
    せる定着装置を使用することを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 接触帯電部材により感光体を一様に帯電
    し、感光体に露光して潜像形成し、前記静電潜像をトナ
    ーで現像し、接触転写部材を用いて転写材に転写し、加
    熱定着して出力する電子写真の画像形成装置において、
    前回転時に接触帯電部材だけでなく、接触転写部材も感
    光体の帯電のために使用することを特徴とする画像形成
    装置。
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