JPH0832125B2 - 長尺スパイラルロッドの取付方法 - Google Patents

長尺スパイラルロッドの取付方法

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JPH0832125B2
JPH0832125B2 JP1119271A JP11927189A JPH0832125B2 JP H0832125 B2 JPH0832125 B2 JP H0832125B2 JP 1119271 A JP1119271 A JP 1119271A JP 11927189 A JP11927189 A JP 11927189A JP H0832125 B2 JPH0832125 B2 JP H0832125B2
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spiral rod
wire
electric wire
spiral
rod
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JP1119271A
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敏雄 川村
清志 下嶋
勝義 安部
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電線の外周に長尺のスパイラルロッドを巻
回し、しかもコロナ発生のような電気的障害の発生を最
小限に止め得る長尺スパイラルロッドの取付方法に関す
るものである。
[従来の技術] 第5図に示すように、電線1の外周にスパイラルロッ
ド2を巻回し電線より発生する風騒音を低減させ、ある
いは電線1に付着した雪を落下させる技術については出
願人において早くから提案がなされており、その優れた
効果が当業者間において広く認められている。
このようなスパイラルロッド2を電線1に巻付ける場
合、長尺の状態で巻付けることができれば非常に好まし
いが、スパイラルロッド2については、これを製造する
際に電線に容易に巻付け得るように予めプレフォームし
ておくのが通常であり、プレフォームした長尺のスパイ
ラルロッド2を現地に搬入する際には、ドラム巻きある
いはコイル取りなどによって運搬に便利な形に形成する
必要が、あるため、このようなドラム巻あるいはコイル
取りを行なうことにより、前記巻付け易いようにプレフ
ォームしたその形状が変形しこれを巻付ける際に、具合
よく電線になじまなくなるおそれがある。
また、電線にスパイラルロッドを巻回する場合には、
全ての回線を停電させるわけにはいかず、スパイラルロ
ッド2を巻付けるための回線のみを停電状態とし、他は
活線のままとしてスパイラルロッド2を巻付けるのが通
常であるが、もしも、スパイラルロッド2が第1図に示
すように非常に長尺なものに形成されている場合には、
巻付けるスパイラルロッド2の端末が活線状態の他の電
線に接触する危険性が大きく、長尺のスパイラルロッド
を予め製造し、これを現地に搬入して巻付けることは事
実上不可能に近い。
そこで、従来は比較的短尺(例えば2.5〜3m程度)の
スパイラルロッドの多数を用意し、これを宙乗機によっ
て作業者が順次電線上に巻付けて行くことが行なわれて
きた。
[発明が解決しようとする課題] 上記のように比較的短尺のスパイラルロッド2を電線
1に次々に巻回した場合は、第5図に示すようにスパイ
ラルロッド2の端末2aが電線1より立ち上り、飛出した
状態になることがあり得る。また、スパイラルロッドが
ジャンパー線のように曲り部が形成されている部分に巻
回された場合には、第6図に示すように電線1の曲率に
スパイラルロッドの端末2a,2bが追随できず、第6図に
示すように端末が電線から飛出した状態になる場合が非
常に多い。このようにスパイラルロッド2の端末が電線
の外周面より突出した状態になると、当該突出部に電位
傾度の集中が起り、コロナ発生の原因となっていわゆる
オーディブルノイズあるいは近隣への電波障害の原因と
なるおそれが大きい。
さらにまた、近年電線に付着した雪により送電線の断
線あるいは鉄塔の倒壊といった事故例が報告されるよう
になり、かかる電線への着雪を防止することが当業界に
おける大きな課題として浮上しつつある。その着雪防止
手段の一つとして、出願人は先に電線の外周にスパイラ
ルロッドを緩く巻回しておき、当該スパイラルロッドを
モーターなどの駆動力によって回転させあるいは長手方
向に前進後退させ、それによって電線に付着した雪をか
き落し上述いた雪害を防止する手段について提案した。
この場合、電線に巻回するスパイラルロッドの長さが
先に説明したように2〜3m程度の短尺なものではかかる
短尺の範囲しか雪をかき落すことができず、少くとも数
百mの径間を有する電線に付着した雪をかき落すにして
は余りにも短尺にすぎる。
そこで、そのような場合には電線1に長尺のスパイラ
ルロッドを巻回する必要があるが、先に説明したように
活線状態の電線に隣接して長尺のスパイラルロッドを巻
回することは非常に危険であり、これを如何に解決する
かということは当業者にとって悩みの種となっている。
本発明の目的は、上記したような実情にかんがみ、安
全でしかも簡便に電線の外周に長尺のスパイラルロッド
を取付け得る方法を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、短尺のプレフォームされたスパイラルロッ
ドの複数を用意し、一つのスパイラルロッドを電線に巻
回したら、当該一つのスパイラルロッドの端末とつぎに
巻回する他のスパイラルロッドの端末とを連結し、当該
連結した他のスパイラルロッドを電線に巻回し、以下同
様にして最終的に電線の長手方向に長尺のスパイラルロ
ッドを巻回する場合において、スパイラルロッドの端末
相互をラップ状態とし、当該ラップされた連結部の長さ
をスパイラルロッドの径よりも大であって当該スパイラ
ルロッドの巻付けピッチの1/2よりは小となるように
し、あるいは連結するスパイラルロッドの端末相互を突
合せ状態とし、当該突合せ部の外周に設けられる連結具
の長さをスパイラルロッドの巻付けピッチの1/2よりは
短かくなるようにし、かつこれらスパイラルロッドの連
結部を電線の横水平位置よりも上側に位置するようにい
いかえれば電線の地上とは反対側の面側に位置するよう
に形成するものである。
[作用] 従来の短尺のスパイラルロッドを連結して長尺化する
ことは比較的容易に想到可能であろうが、超高圧送電線
に取付るスパイラルロッドにおいては、コロナ発生の抑
止は必須不可欠ともいうべきものである。本発明は、連
結部の長さをスパイラルロッドの巻付けピッチの1/2よ
りも短かくすることに着目し、スパイラルロッドを連結
し長尺化したのちにおいてもコロナ発生の問題を生じな
いようスパイラルロッドの連結部を電線の水平位置より
は上方に形成させ得るようにし、それによって適確にコ
ロナ発生の抑止を達成し得るようにしたものである。ス
パイラルロッドの連結部の位置が電線の水平方向の半径
が電線外周面と交わる位置よりより下方すなわち地上側
に面してあると、降雨は撚線の溝あるいは電線とスパイ
ラルロッド間の溝に沿って重力方向に収斂するので、連
結部の隙間に捕獲される雨滴の電線表面からの突出高さ
が大きくなり、コロナ発生の問題を生じる。
[実施例] 以下に、本発明について実施例を参照し説明する。
第2図は本発明に係る方法により電線1に長尺スパイ
ラルロッドを取付ける具体例を示す説明図である。スパ
イラルロッド2の長さについては、先に説明したように
製造ならびに運搬ないし電線への取付けが容易であって
しかも隣接活線との接触のおそれのない3m前後の短尺な
ものの多数を用意し、各スパイラルロッド2,2の端末部
分に孔を開けておき、連結ピンよりなる連結具3を当該
孔に挿入し、慣用の手段によって一方のスパイラルロッ
ド2と他方のスパイラルロッド2とを連結したものであ
る。
このように短尺のスパイラルロッドの両端部に連結ピ
ンのような連結具3を挿入し得る孔を形成しておけば、
一のスパイラルロッド2を巻回し、その状態で他のスパ
イラルロッドの端末と当該巻回し終ったスパイラルロッ
ドの端末とを連結して新たな他のスパイラルロッドを従
来同様の方法によって巻回し、以下順次この連結と巻回
を繰返してやれば、長尺のスパイラルロッドを電線1に
容易に取付けることが可能となる。
第3図は別な連結方法を示すものであり、電線1に巻
回した一つのスパイラルロッド2とこれから巻回すべき
他のスパイラルロッド2を突合せ状態とし、当該突合せ
部に加締め金具の如き連結具3′を嵌合しこれを加締め
てやることにより両スパイラルロッドを連結した例を示
すものである。
上記した第2図のラップによる連結あるいは第3図の
突合せによる連結いずれであっても、この連結部は電気
的に非常に不安定となり易い部分であり、連結部の長さ
を必要以上に長くすれば、コロナ発生等の原因を作る結
果になる。発明者はラップ連結であるにせよ、あるいは
突合せ連結であるにせよその連結部の長さは、スパイラ
ルロッドの巻付けピッチの1/2よりも小とすることが必
要であり、そしてこのようにスパイラルロッドの巻付け
ピッチの1/2よりも短い連結部とすれば、当該連結部を
電線外周面の水平位置よりも上側に位置せしめることが
可能となり、かく連結部の長さと位置を定めることがコ
ロナ発生の抑止にとって有効であることを実験により確
認した。
すなわち、超高圧送電線におけるコロナ発生の最大の
原因は、電線に付着した雨滴が落下せず大きな突出部を
形成することによる。降雨は撚線の溝あるいは電線とス
パイラルロッド間の溝に沿って電線の下部に移動する
が、そこにスパイラルロッドの連結部が電線の外形上の
突出部として存在すると、その突出部の先より水滴が垂
れ下がることになるので、コロナが生じやすくなる。電
線の水平方向の半径が電線外周面と交わる位置より下側
では降雨が重力方向に収斂する。従って、もしも、上記
したスパイラルロッドの連結部3あるいは3′が電線の
下側に存在するような位置で連結されたとすれば、連結
具の各隙間に雨滴が捕獲され、大きな雨滴を形成したま
ま落下せず、この雨滴がコロナを発生せしめる最大の原
因を作ることになる。従って、かかるコロナ発生の問題
を回避するためには、スパイラルロッドを連結し長尺化
するに当っては連結部が電線の下側に存在しないように
スパイラルロッドの巻付けピッチの1/2よりは小として
おくことが何よりも肝要であり、かつかかる連結部を設
けるに際してもスパイラルロッドの端末ができる限り電
線の上側に存在するように配置せしめ、しかるのちラッ
プ連結するなり突合せ連結するなりすることが極めて肝
要となるのである。
なお、第4図は、上記のようにしてスパイラルロッド
を連結する各種の連結手段を例示したものであり、第4
図の(a)から(g)ならびに(m)はそれぞれラップ
連結用の連結具31〜37および313により連結した例を示
しており、第4図(c′)から(g′)および(m′)
はかかるラップ連結部における断面を示したものであ
る。また、第4図(h)から(l)は突合せ連結した場
合のそれぞれの例を示したものであり、(l′)はその
断面状況を示したものである。
以上のように、スパイラルロッド2の端末相互を連結
し、長尺化するための連結方法としては、第4図に列挙
した方法以外にも種々なものが考えられるであろう。
いずれのような連結方法を採用するにしても、当該連
結部が電線の下側に存在しないように形成することは超
高圧送電線においては、何よりも大切なことである。
以上説明したように、短尺のスパイラルロッドを順次
連結し長尺化すれば、先に説明したスパイラルロッドに
よる雪のかき落し、すなわちスクレーパーとして電線全
長にまでその効果を発揮せしめ得るものであり着雪防止
上、特筆に値するといっても過言ではない。また、架空
送電線においては、保守のために送電線上に宙乗機を走
行させる場合が比較的多いが、従来のように非連結状態
でスパイラルロッドが巻付けられていた場合にはこの宙
乗機のローラー走行によって、スパイラルロッドの端末
が浮き上りコロナ騒音の発生源となったりあるいはその
起上り部分が原因となってギャロッピング振動のたびに
スパイラルロッドの巻付けが緩み、最後にはこれが垂れ
下って相間短絡の原因をつくるおそれがあったが、本発
明のようにスパイラルロッドが全長にわたり連結されて
いれば、宙乗機の走行があってもかかる端末の浮き上る
おそれも防止され、そのことが原因となる事故の発生も
十分に回避することが可能になる。
なお、スパイラルロッドを連結する連結部については
金属を用いるのが比較的適当であるが、エンジニアリン
グプラスチックのような強度の大きな材質よりなるプラ
スチックなどによる連結を行なっても差支えはない。
また、本発明による取付方法は、雪をかき落すための
スクレーパーとして隙間をもって巻付ける場合のみなら
ず、電線に完全に密着させ、いわゆる風騒音防止電線と
しての働きを持たせる場合であっても適用できるもので
あることはいうまでもない。
[発明の効果] 以上の通り、本発明によれば、短尺の単体を用いるた
めに比較的取扱いが容易であって近くに活線の存在する
状態であっても容易にスパイラルロッドの長尺化を達成
できるとともにコロナ発生の問題を回避できるものであ
り、また短尺の単体を用いるため製造運搬が容易である
上に取付け完了後には目的とする作用を十分に発揮せし
め得るなど、その産業上に及ぼす意義は非常に大きなも
のがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は電線に長尺のスパイラルロッドを巻付ける様子
を示す説明図、第2および3図は短尺のスパイラルロッ
ドの連結状況を示す説明図、第4図はスパイラルロッド
の連結方法の様々な手段を示す説明図、第5および6図
は電線に取付けたスパイラルロッドの端末の浮き上り状
況を示す説明図である。 1:電線、2:スパイラルロッド、2a,2b:スパイラルロッド
端末、3,3′,31〜313:連結具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭51−150477(JP,U) 実開 平2−22019(JP,U) 特公 昭60−31170(JP,B2)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】短尺のプレフォームされたスパイラルロッ
    ドの複数を用意し、一のスパイラルロッドを電線に巻回
    したら、当該一のスパイラルロッドの端末とつぎに巻回
    する他のスパイラルロッドの端末とを連結し、当該連結
    した他のスパイラルロッドを電線に巻回し、以下同様に
    して最終的に電線の長手方向に長尺のスパイラルロッド
    を巻回する場合において、スパイラルロッドの端末相互
    をラップ状態とすると共に、当該ラップされた連結部の
    長さをスパイラルロッドの径よりも大であって当該スパ
    イラルロッドの巻付けピッチの1/2よりは小となるよう
    に連結し、且つ各スパイラルロッドの連結部の位置を電
    線の水平方向の半径が電線外周面と交る位置よりも上側
    となる位置に形成する長尺スパイラルロッドの取付方
    法。
  2. 【請求項2】短尺のプレフォームされたスパイラルロッ
    ドの複数を用意し、一のスパイラルロッドを電線に巻回
    したら、当該一のスパイラルロッドの端末とつぎに巻回
    する他のスパイラルロッドの端末とを連結し、当該連結
    した他のスパイラルロッドを電線に巻回し、以下同様に
    して最終的に電線の長手方向に長尺のスパイラルロッド
    を巻回する場合において、スパイラルロッドの端末相互
    を突合状態とし、当該突合せ部の外周に設けられる連結
    具の長さをスパイラルロッドの巻付けピッチの1/2より
    は短かくなるようにして連結し、且つ各スパイラルロッ
    ドの連結部を電線の水平方向の半径が電線外周面と交る
    位置よりも上側となる位置に形成する長尺スパイラルロ
    ッドの取付方法。
JP1119271A 1989-05-12 1989-05-12 長尺スパイラルロッドの取付方法 Expired - Lifetime JPH0832125B2 (ja)

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JPS6031170A (ja) * 1983-08-01 1985-02-16 Canon Inc 画像形成装置
JPH0222019U (ja) * 1988-07-28 1990-02-14

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