JPH08321516A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH08321516A JPH08321516A JP12861695A JP12861695A JPH08321516A JP H08321516 A JPH08321516 A JP H08321516A JP 12861695 A JP12861695 A JP 12861695A JP 12861695 A JP12861695 A JP 12861695A JP H08321516 A JPH08321516 A JP H08321516A
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Abstract
置の製造方法において製造上の歩留りを向上する。 【構成】 スルー注入マスク16が使用され、注入ドー
ス量及び加速電圧が一定値に保たれた1回のイオン注入
工程でE−FET及びD−FETの各々のチャネル領域
11E、11Dを形成するイオンが注入される。2段階
に分けていたイオン注入工程が1回のイオン注入工程に
集約され、しきい値電圧の相対的なばらつきが減少でき
る。さらに、イオン注入で発生するダメージの度合が等
しくできる。
Description
関する。特に本発明は、ディプレッションモード型トラ
ンジスタ(以下、D−FETという。)及びエンハンス
モード型トランジスタ(以下、E−FETという。)を
有する半導体装置の製造方法に関する。さらに、本発明
においては、特にGaAa化合物半導体で形成された半
絶縁性基板の主面に形成され、ショットキー接合型トラ
ンジスタ(以下、MESFETという。)に好適な半導
体装置の製造方法に関する。
同一ウェハー上にD−FET及びE−FETをイオン注
入法で形成する場合には、D−FETのチャネル領域
(活性層)を形成するイオン注入工程、E−FETのチ
ャネル領域を形成するイオン注入工程が各々別々に設け
られる。つまり、D−FET、E−FETはイオン注入
条件特に加速エネルギーの設定、注入ドーズ量の設定が
異なるので、必然的に2段階に分けた別々の工程におい
てチャネル領域が形成される。
採用される従来の半導体装置の製造方法を各工程毎に示
す工程断面図である。第1工程においては、図4(A)
に示すように、基板1の主面上にマスク2が形成され
る。基板1には化合物半導体、特にGaAs半絶縁性基
板(ウェハー)が使用される。マスク2にはフォトレジ
ストマスクが使用される。マスク2にはE−FETの少
なくともチャネル領域の形成領域が開口される。マスク
2はD−FETの形成領域においてチャネル形成用不純
物イオン(以下、単にイオンという。)が通過しない程
度に厚い膜厚で形成される。
うに、前記マスク2が使用され、マスク2の開口を通し
て基板1の主面部にイオンが注入される。符号3はイオ
ンが注入された領域(後工程でアニールにより活性化さ
れるとチャネル領域になる領域)である。イオンはイオ
ン注入法で注入され、注入には低加速エネルギーが使用
される。イオンにはSiイオンが使用される。そして、
第3工程においては、図4(C)に示すように、マスク
2が除去される。
うに、基板1の主面上に再度マスク4が形成される。マ
スク4にはマスク2と同様にフォトレジストマスクが使
用される。マスク4においてはD−FETの少なくとも
チャネル領域の形成領域が開口される。
うに、前記マスク4が使用され、マスク4の開口を通し
て基板1の主面部にイオンが注入される。符号5はイオ
ンが注入された領域である。イオンはイオン注入法で注
入され、注入には高加速エネルギーが使用される。イオ
ンにはSiイオンが使用される。そして、第6工程にお
いては、図4(F)に示すように、マスク4が除去され
る。
のイオンが活性化され、チャネル領域が形成される。前
記活性化はアニール(熱処理)において行われる。ま
た、図4(A)−図4(F)には図示しないが、前記チ
ャネル領域が形成された後にはショットキー接合ゲート
電極が形成され、チャネル領域が形成される前又は後に
はソース領域及びドレイン領域が形成される。
Tが形成され、併せてD−FET及びE−FETが形成
される。
されるMESFETにおいて、電気的特性について説明
する。説明を簡単にするために注入されたSiイオンが
100%キャリアになると仮定する。通常、イオン注入
法で注入された直後のイオンはキャリアにはほとんどな
らず、基板1に結晶欠陥が発生するだけで、チャネル領
域の活性化は達成されない。チャネル領域の活性化には
熱処理(ドライブイン拡散処理)が使用され、結晶欠陥
の修復で注入されたイオンがキャリアとして機能する活
性化が実現できる。前述の通り、一般的には100%の
完全な形で活性化が実現できないので、半導体素子の設
計においては活性化される割合を見込んでイオンの注入
量が決定される。しかし、以下の説明においては、本発
明の理解を容易にするために、注入されたイオンが10
0%すべてキャリアとして機能することが前提である。
H. M. Darley,R. C. Frye andP. K. Chatterj
ee,IEEE Trans. Electron Devices. ED−2
6, 1979,pp.72−192。)によれば、注入した
イオンの濃度分布がガウス型の分布(濃度分布のピーク
は注入深さRP で表わされ、濃度分布の分散幅はσP で
表わされる。)に近似できる場合において、MESFE
Tのしきい値電圧VTHが次式(1)で表わされる。
ていない(NA →0)場合を考え、さらに金属−半導体
間仕事関数Vφ、フェルミレベルの深さΔを各々考慮す
ると、MESFETのしきい値電圧VTH は次式(2)
で表わされる。
THとの間の関係を表わした図である。図5においてはイ
オン注入時の加速電圧が複数のレベルに振られた結果が
プロッティングされている。実際にはイオン注入時の加
速電圧に対応した濃度分布のピークの注入深さRP 及び
濃度分布の分散幅σP がLSS理論に従って算出され、
この算出された値がしきい値電圧VTHの式に代入され、
しきい値電圧VTHが求められている。
V前後の値を示すので、注入ドーズ量Qが1. 0×10
12atoms/cm2 、加速電圧が45KeVに各々選択される
場合にはしきい値電圧VTHが0. 2Vに設定できる。こ
のしきい値電圧VTHに設定されるMESFETはノーマ
リオフ型で、E−FETが形成できる。また、注入ドー
ズ量Qは同一で加速電圧が100KeVに選択される場
合にはしきい値電圧VTHが−0. 5Vに設定できる。こ
のしきい値電圧VTHに設定されるMESFETはノーマ
リオン型で、D−FETが形成できる。
注入ドーズ量Qが7. 2×1011atoms/cm2 に選択され
る場合にはE−FETが形成でき、注入ドーズ量Qが
1. 9×1012atoms/cm2 に選択される場合にはD−F
ETが形成できる。つまり、注入ドーズ量Qの設定値を
変えるだけでE−FETとD−FETとが作り分けられ
る。
D−FETを有する半導体装置の製造技術においては、
2段階のイオン注入工程で同一基板1(ウェハー)上に
E−FET及びD−FETが形成できるが、以下の点の
配慮がなされていない。 (1)E−FET、D−FETの各々のチャネル領域は
別々の工程で形成され、合計2回のイオン注入工程が完
全に分離された工程として存在する。つまり、イオン注
入装置において、第1回目のイオン注入が行われ、この
後に第1回目のイオン注入で使用されたマスク2の剥離
工程、第2回目のイオン注入で使用されるマスク4の形
成工程が存在し、2回のイオン注入工程の間には長時間
のインタラプト時間が必要になる。このため、イオン注
入装置において注入ドーズ量、エネルギー等、ドーズ能
力が変化し、E−FET、D−FETの各々のしきい値
電圧VTHが工程毎に独立のばらつきを生じる。すなわ
ち、E−FETとD−FETとの間の相対的なしきい値
電圧VTH差のばらつきは非常に大きくなり、設計通りの
回路特性が得られないので、半導体装置の製造上の歩留
りが低下する。 (2)前述のように、E−FET及びD−FETの形成
方法には加速電圧を固定する方法と注入ドーズ量を固定
する方法とが知られている。第1回目のイオン注入工程
と第2回目のイオン注入工程との間においては前記イン
タラプト時間が存在するので、イオン注入装置の動作状
態を安定に維持しつつ加速電圧を変更する方法の採用は
難しい。そこで、一般的には加速電圧を固定しつつドー
ズ量を変化する手法が採用されている。しかしながら、
この方法においては注入ドーズ量が第1回目のイオン注
入工程、第2回目のイオン注入工程で異なるので、基板
1(チャネル領域)に発生するダメージの度合に差異が
生じる。このため、イオン注入後の活性化(熱処理)に
おいて活性化率、活性層の特質等がばらつき、設計通り
の回路特性が得られないので、前述と同様に半導体装置
の製造上の歩留りが低下する。
たものであり、本発明の目的はE−FET及びD−FE
Tを有する半導体装置の製造方法において製造上の歩留
りを向上することにある。特に本発明はE−FET、D
−FETが各々MESFETで形成される化合物半導体
装置の製造方法において有効である。
に、請求項1に係る発明は、半導体装置の製造方法にお
いて、基板主面の第1領域に対して前記第1領域と異な
る第2領域にイオン注入されるチャネル形成用不純物イ
オンの加速エネルギーが減少できるスルー注入マスクを
前記基板主面上に形成する工程と、前記スルー注入マス
クを使用し、前記基板主面部の第1領域にチャネル形成
用不純物イオンを注入し第1しきい値電圧に設定された
チャネル領域を有する第1トランジスタを形成するとと
もに、同一工程で、かつ同一加速エネルギー及び同一ド
ーズ量で前記基板主面部の第2領域に前記チャネル形成
用不純物イオンを注入し前記第1しきい値電圧と異なる
第2しきい値電圧に設定されたチャネル領域を有する第
2トランジスタを形成する工程と、を備えたことを特徴
とする。
載される半導体装置の製造方法において、前記第1トラ
ンジスタ及び第2トランジスタを形成する工程がE−F
ET及びD−FETを形成する工程であることを特徴と
する。
項2に記載される半導体装置の製造方法において、前記
スルー注入マスクを前記基板主面上に形成する工程が半
絶縁性基板の主面上の第1領域に前記スルー注入マスク
を形成する工程であり、前記第1トランジスタ及び第2
トランジスタを形成する工程がE−FETのMESFE
T及び及びD−FETのMESFETを形成する工程で
あることを特徴とする。
注入法が採用され、2段階に分けていたイオン注入工程
が1回のイオン注入工程に集約され、しきい値電圧(V
TH)が異なる第1及び第2トランジスタが同一工程で形
成できる。第1及び第2トランジスタのチャネル領域が
各々同時に行われる1回のイオン注入工程で形成される
ので、注入ドース量が一定値に保たれ、かつ加速電圧が
一定値に保たれる。さらに、スルー注入マスクの膜厚の
調整でチャネル領域において濃度分布のピークの注入深
さ(RP )が制御できる。従って、第1トランジスタの
しきい値電圧と第2トランジスタのしきい値電圧との間
の相対的なばらつきが減少できる。さらに、第1トラン
ジスタのチャネル形成領域(基板主面部)及び第2トラ
ンジスタのチャネル形成領域において、イオン注入で発
生するダメージの度合が等しくできる。
に搭載されたMESFETの基本的構造を示す断面図で
ある。図1に示すように、MESFETは基板10の主
面に形成され、このMESFETはチャネル領域11、
ソース領域12、ドレイン領域12及びゲート電極13
を備える。基板10にはGaAs基板で形成される半絶
縁性基板が使用される。チャネル領域11はE−FET
のしきい値電圧に設定できる濃度分布(符号11E)又
はD−FETのしきい値電圧に設定できる濃度分布(符
号11D)で形成される。通常、MESFETは高周波
デバイスとして使用され、高速スイッチング特性が要求
されるので、n型が使用される。ソース領域12及びド
レイン領域12はオーミック特性を高めるためにチャネ
ル領域11に比べて高い濃度分布で形成される。ソース
領域12にはソース電極14が電気的に接続され、ドレ
イン領域12にはドレイン電極14が電気的に接続され
る。ソース電極14、ドレイン電極14には例えばA
u、Ge、Niを順次積層したオーミック金属が使用さ
れる。ゲート電極13はチャネル領域11の表面にショ
ットキー接合で接触される。ゲート電極13にはTi−
Pt−Auで形成されたショットキー接合金属が使用さ
れる。
成方法に選択スルー注入法が採用され、この選択スルー
注入法においてはスルー注入時のイオン注入層(チャネ
ル領域11)の深度シフトの性質が積極的に利用され
る。深度シフトの制御については後述するものとし、最
初に選択スルー注入法を採用した製造方法、すなわちE
−FET及びD−FETを同一基板(ウェハー)10上
に製造する方法について説明する。図2(A)−図2
(F)は前述のMESFETの製造方法を説明する各工
程毎に示す断面図である。なお、図2(A)−図2
(F)にはE−FET、D−FETの各々のチャネル形
成領域部分だけを示し、本発明の理解を容易にするため
に説明を簡略化する。
の主面上にスルー注入マスク16が形成される。つま
り、第1工程において、図2(A)に示すように、基板
10の主面上でD−FETの形成領域にマスク15が形
成される。マスク15には例えばフォトリソグラフィ技
術で形成されるレジスト膜が使用される。第2工程にお
いて、図2(B)に示すように、マスク15上を含む基
板10の主面全面上にスルー注入マスク16が形成され
る。スルー注入マスク16には例えばMESFETにお
いて深度シフト制御に適したSi3 N4 膜が使用され、
Si3 N4 膜は堆積方向性に優れたECR法、スパッタ
法等の堆積法で形成される。なお、本発明はSi基板に
形成されるMISFETにも適用できるが、MISFE
Tの場合にはスルー注入マスクとしてSiO2 膜が好ま
しい。第3工程において、図2(C)に示すように、前
記マスク15が選択的に除去され、このマスク15の除
去とともにマスク15上の不必要なスルー注入マスク1
6が除去される。この結果、D−FETの形成領域に開
口を有しかつE−FETの形成領域が被覆されたスルー
注入マスク16が完成する。スルー注入マスク16にお
いては開口の有無が注入イオンの深度シフトを制御でき
る。なお、本発明においては、予めスルー注入マスク1
6を形成し、フォトリソグラフィ技術で形成されるマス
クとこのマスクを使用するエッチングとの組み合わせて
開口が形成できるが、エッチングによる基板10の主面
のダメージを低減するため、本発明においてはスルー注
入マスク16の形成にリフトオフ法が使用される。
に、スルー注入マスク16上にマスク17が形成され
る。マスク17には少なくともE−FETのチャネル形
成領域及びD−FETのチャネル形成領域に開口が形成
される。マスク17には例えばフォトリソグラフィ技術
で形成されるレジスト膜が使用される。スルー注入マス
ク16においては注入イオンの通過が許容されている
が、マスク17においては注入イオンの通過は許容され
ない。
うに、前記マスク17及びスルー注入マスク16が使用
され、イオン注入法でE−FETのチャネル形成領域、
D−FETのチャネル形成領域の各々にチャネル形成用
不純物イオンが同時に注入される。E−FETのチャネ
ル形成領域においては、マスク17の開口内においてス
ルー注入マスク16を追加し、イオンが間接的に注入さ
れる。一方、D−FETのチャネル形成領域において
は、マスク17の開口及びスルー注入マスク16の開口
内においてイオンが直接的に注入される。イオン注入に
おいては、D−FETのしきい値電圧が得られる注入ド
ーズ量及び加速電圧に設定されている。D−FETのチ
ャネル形成領域に比べてE−FETのチャネル形成領域
においては、スルー注入マスク16で加速エネルギーが
減少され、注入イオンの深度がシフトされる(浅くな
る)。この結果、E−FETのしきい値電圧、D−FE
Tのしきい値電圧が各々調整できる。符号11EはE−
FETのチャネル形成領域にイオンが注入された注入領
域であり、符号11DはD−FETのチャネル形成領域
にイオンが注入された注入領域である。イオンはイオン
注入法で注入され、イオンには例えばn型不純物イオン
としてのSiイオンが使用される。そして、第6工程に
おいて、図2(F)に示すように、マスク17及びスル
ー注入マスク16が除去される。
入された各々のイオンが活性化され、チャネル領域11
が形成される。前記活性化は熱処理において行われる。
また、図2(A)−図2(F)には図示しないが、前記
図1に示すようにチャネル領域が形成された後にはショ
ットキー接合型のゲート電極13が形成され、チャネル
領域11が形成される前又は後にはソース領域12及び
ドレイン領域12が形成される。
Tが形成され、併せてD−FET及びE−FETが形成
される。
いて説明する。図3はドーズ量Q、しきい値電圧VTH及
び濃度分布のピーク注入深さRP の関係を表わした図で
ある。図3に示すように、加速エネルギーが60KeV
で直接注入された場合にはピーク注入深さRP が510
Åになる。D−FETのしきい値電圧VTHが−0. 5V
に設定された場合、同一ドーズ量でE−FETのしきい
値電圧VTHが0. 2Vに設定できるピーク注入深さRP
として例えば150Åが選択できる。すなわち、1回の
イオン注入でE−FETのしきい値電圧及びD−FET
のしきい値電圧を得るにはピーク注入深さRP に360
Åの深度シフトが必要になる。言い替えれば、スルー注
入マスク16の膜厚は上記深度シフトが得られる膜厚に
設定される。
フト量を見積もる方法にはH. Ryssel 達(H. Rysse
l and Hoffman : in " Process and Device Simul
ation for MOS VLSI Circuits",P. 29
5. 1983。)によって、以下の方法が提案されてい
る。注入イオンの分布C(X)は注入方向深度X(座標
原点はスルー注入マスクの表面)の関数として次式
(3)で表わされる。
ー膜と同じ組成であった場合の注入分布である。tはス
ルー注入マスク16の膜厚、σP1は基板10の注入分布
の分散幅、σP2はスルー注入マスク16の注入分布の分
散幅である。注入分布の分散幅が広い方が注入イオンの
減速能力が低く、逆に分散幅の狭い方が注入イオンの減
速能力が高くなる。従って、注入分布C(X)の式中に
おけるσP1/σP2は減速能力比を意味する。すなわち、
あたかもスルー注入マスクの減速能力が高く、同じ深度
でも減速は早く進み、注入される深度自身が浅くなった
かのように見えると考えれば理解し易い。ここで、注入
分布の分散幅σP1=σP2であった場合(例えば基板10
とスルー注入マスク16とが同一材料の場合)において
は、深度シフトは無かったことになる。しかし、イオン
注入後にスルー注入マスクが除去されれば、スルー注入
マスク16の膜厚tだけ基板10の表面からの分布深度
が浅くなる。
基板10にSi3 N4 膜からなるスルー注入マスク16
が形成された場合について説明しているが、Si3 N4
膜の組成(緻密さ)が異なると、注入分布の分散幅σP2
が膜の組成に依存して変化する。例えば、本実施例にお
いてはσP1/σP2=1. 6とし、深度シフト量が360
Åとしてスルー注入マスク16の膜厚tを求めてみる
と、 t=360Å/1. 6=225Å になる。従って、スルー注入マスク16は225Åの膜
厚に設定すれば、1回のイオン注入工程においてD−F
ETのしきい値電圧VTHが−0. 5Vに設定でき、同時
にE−FETのしきい値電圧VTHが0. 2Vに設定でき
る。
は、イオン注入法に選択スルー注入法が採用され、2段
階に分けていたイオン注入工程が1回のイオン注入工程
に集約され、しきい値電圧が異なる第1及び第2トラン
ジスタが同一工程で形成できる。第1及び第2トランジ
スタのチャネル領域が各々同時に行われる1回のイオン
注入工程で形成されるので、注入ドース量が一定値に保
たれ、かつ加速電圧が一定値に保たれる。さらに、スル
ー注入マスクの膜厚の調整でチャネル領域において濃度
分布のピークの注入深さが制御できる。従って、第1ト
ランジスタのしきい値電圧と第2トランジスタのしきい
値電圧との間の相対的なばらつきが減少できる。さら
に、第1トランジスタのチャネル形成領域及び第2トラ
ンジスタのチャネル形成領域において、イオン注入で発
生するダメージの度合が等しくできる。この結果、半導
体装置の製造方法において、製造上の歩留りが向上でき
る。
れたMESFETの基本的構造を示す断面図である。
方法を説明する各工程毎に示す断面図である。
ク注入深さの関係を表わした図である。
従来の半導体装置の製造方法を各工程毎に示す工程断面
図である。
した図である。
2 ソース領域又はドレイン領域、13 ゲート電極、
14 ソース電極又はドレイン電極、15,17 マス
ク、16 スルー注入マスク。
Claims (3)
- 【請求項1】 基板主面の第1領域に対して前記第1領
域と異なる第2領域にイオン注入されるチャネル形成用
不純物イオンの加速エネルギーが減速できるスルー注入
マスクを前記基板主面上に形成する工程と、 前記スルー注入マスクを使用し、前記基板主面部の第1
領域にチャネル形成用不純物イオンを注入し第1しきい
値電圧に設定されたチャネル領域を有する第1トランジ
スタを形成するとともに、同一工程で、かつ同一加速エ
ネルギー及び同一ドーズ量で前記基板主面部の第2領域
に前記チャネル形成用不純物イオンを注入し前記第1し
きい値電圧と異なる第2しきい値電圧に設定されたチャ
ネル領域を有する第2トランジスタを形成する工程と、 を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載される半導体装置の
製造方法において、 前記第1トランジスタ及び第2トランジスタを形成する
工程は、エンハンスモード型のトランジスタ及びディプ
レッションモード型トランジスタを形成する工程である
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記請求項2に記載される半導体装置の
製造方法において、 前記スルー注入マスクを前記基板主面上に形成する工程
は、半絶縁性基板の主面上の第1領域に前記スルー注入
マスクを形成する工程であり、 前記第1トランジスタ及び第2トランジスタを形成する
工程は、エンハンスモード型MESFET及びディプレ
ッションモード型MESFETを形成する工程であるこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12861695A JP3432043B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12861695A JP3432043B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08321516A true JPH08321516A (ja) | 1996-12-03 |
| JP3432043B2 JP3432043B2 (ja) | 2003-07-28 |
Family
ID=14989198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12861695A Expired - Fee Related JP3432043B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3432043B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001210657A (ja) * | 2000-01-25 | 2001-08-03 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 半導体装置およびその製造方法 |
| JP2008244419A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-10-09 | Sanken Electric Co Ltd | 高電子移動度トランジスタ及びその製造方法 |
| US9153443B2 (en) | 2011-04-05 | 2015-10-06 | Mitsubishi Electric Corporation | Semiconductor device and method of fabricating same |
-
1995
- 1995-05-26 JP JP12861695A patent/JP3432043B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2008244419A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-10-09 | Sanken Electric Co Ltd | 高電子移動度トランジスタ及びその製造方法 |
| US9153443B2 (en) | 2011-04-05 | 2015-10-06 | Mitsubishi Electric Corporation | Semiconductor device and method of fabricating same |
Also Published As
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|---|---|
| JP3432043B2 (ja) | 2003-07-28 |
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