JPH08322714A - 調理器 - Google Patents
調理器Info
- Publication number
- JPH08322714A JPH08322714A JP13426195A JP13426195A JPH08322714A JP H08322714 A JPH08322714 A JP H08322714A JP 13426195 A JP13426195 A JP 13426195A JP 13426195 A JP13426195 A JP 13426195A JP H08322714 A JPH08322714 A JP H08322714A
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- JP
- Japan
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- temperature
- power supply
- container
- pan
- pot
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 炊飯器の安全性を向上させる。
【構成】 内枠2内の鍋4の有無を鍋スイッチ26により
検出し、鍋4がないときには、加熱用の誘導コイル11,
12への通電を遮断する。鍋温度センサ23の検出温度が炊
飯時には達しえない 120℃を越える所定温度以上のとき
にも、誘導コイル11,12への通電を遮断する。これは、
マイクロコンピュータの制御による。129℃以上で溶断
して誘導コイル11,12への通電を遮断する温度ヒューズ
21,22を直列に2個設ける。 【効果】 多重の安全装置により、安全性が向上する。
特に、一方の温度ヒューズ21,22が故障していても、他
方の温度ヒューズ22,21により安全性を確保できる。
検出し、鍋4がないときには、加熱用の誘導コイル11,
12への通電を遮断する。鍋温度センサ23の検出温度が炊
飯時には達しえない 120℃を越える所定温度以上のとき
にも、誘導コイル11,12への通電を遮断する。これは、
マイクロコンピュータの制御による。129℃以上で溶断
して誘導コイル11,12への通電を遮断する温度ヒューズ
21,22を直列に2個設ける。 【効果】 多重の安全装置により、安全性が向上する。
特に、一方の温度ヒューズ21,22が故障していても、他
方の温度ヒューズ22,21により安全性を確保できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、安全性を向上した炊飯
器などの調理器に関する。
器などの調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】加熱手段を備えた炊飯器などの調理器に
は、通常、調理時に加熱手段の通断電を制御する温度制
御手段が故障した場合に、加熱手段への通電を遮断する
温度ヒューズなどの安全装置が備えてある。最終の安全
装置であるこの温度ヒューズは、加熱手段に対して直列
回路で設けてある。温度制御手段は、容器またはこの容
器が収容される調理器本体の容器収容部の温度を検出
し、検出した温度情報に基づいて加熱手段を通断電する
電磁リレーやサイリスターなどの制御部品からなる。こ
れらの制御部品が壊れたときに、加熱手段が通電したま
まになり、異常に本体が温度上昇し、この本体などが溶
けたり発火したりする危険を防止するために、前記温度
ヒューズなどの安全装置が備えてある。しかし、この安
全装置もが故障した場合には、加熱手段への通電を遮断
する給電制御手段がなくなり、容器の加熱が続き、前述
のように本体などのプラスチック部品が溶けたりする危
険が生じてくる。
は、通常、調理時に加熱手段の通断電を制御する温度制
御手段が故障した場合に、加熱手段への通電を遮断する
温度ヒューズなどの安全装置が備えてある。最終の安全
装置であるこの温度ヒューズは、加熱手段に対して直列
回路で設けてある。温度制御手段は、容器またはこの容
器が収容される調理器本体の容器収容部の温度を検出
し、検出した温度情報に基づいて加熱手段を通断電する
電磁リレーやサイリスターなどの制御部品からなる。こ
れらの制御部品が壊れたときに、加熱手段が通電したま
まになり、異常に本体が温度上昇し、この本体などが溶
けたり発火したりする危険を防止するために、前記温度
ヒューズなどの安全装置が備えてある。しかし、この安
全装置もが故障した場合には、加熱手段への通電を遮断
する給電制御手段がなくなり、容器の加熱が続き、前述
のように本体などのプラスチック部品が溶けたりする危
険が生じてくる。
【0003】実際、従来の調理器においては、1つの加
熱手段に対して温度ヒューズは1個設けられているのみ
であり、1個しかないこの温度ヒューズが故障してしま
い、加熱手段に電源を供給する回路が常時短絡された状
態になってしまうと、温度制御手段の故障時に、加熱手
段が通電されたままになるおそれがある。
熱手段に対して温度ヒューズは1個設けられているのみ
であり、1個しかないこの温度ヒューズが故障してしま
い、加熱手段に電源を供給する回路が常時短絡された状
態になってしまうと、温度制御手段の故障時に、加熱手
段が通電されたままになるおそれがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
調理器においては、異常温度上昇時に加熱手段への通電
を遮断するための安全装置が少なかったため、もしこの
安全装置が故障すると、加熱手段が通電されたままにな
るおそれもあり、さらなる安全性の向上が望まれてい
た。
調理器においては、異常温度上昇時に加熱手段への通電
を遮断するための安全装置が少なかったため、もしこの
安全装置が故障すると、加熱手段が通電されたままにな
るおそれもあり、さらなる安全性の向上が望まれてい
た。
【0005】本発明は、このような課題を解決しようと
するもので、加熱手段の給電制御手段の故障に対する安
全性を向上させた調理器を提供することを目的とする。
するもので、加熱手段の給電制御手段の故障に対する安
全性を向上させた調理器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の調理器は、前記
目的を達成するために、被調理物を入れる容器と、この
容器を着脱自在に収容する容器収容部と、容器を加熱す
る加熱手段と、容器収容部における容器の有無を検出す
る容器検出手段と、この容器検出手段により容器がない
状態を検出している間は加熱手段への通電を遮断する第
1の給電制御手段と、容器の温度を検出する温度検出手
段と、この温度検出手段が 100℃を越えた所定温度以上
を検出している間は加熱手段への通電を遮断する第2の
給電制御手段と、容器または容器収容部または加熱手段
近傍部または容器の上方に設けられた蓋部の温度が第2
の給電制御手段が加熱手段への通電を遮断するときの温
度よりも高い所定温度以上になったとき加熱手段への通
電を遮断する第3の給電制御手段とを備え、この第3の
給電制御手段は、2個以上備えるとともに、加熱手段へ
の通電を遮断した後は通電復帰不能なものであり、前記
第1の給電制御手段、第2の給電制御手段および第3の
給電制御手段の計4個以上の安全装置を備えたものであ
る。
目的を達成するために、被調理物を入れる容器と、この
容器を着脱自在に収容する容器収容部と、容器を加熱す
る加熱手段と、容器収容部における容器の有無を検出す
る容器検出手段と、この容器検出手段により容器がない
状態を検出している間は加熱手段への通電を遮断する第
1の給電制御手段と、容器の温度を検出する温度検出手
段と、この温度検出手段が 100℃を越えた所定温度以上
を検出している間は加熱手段への通電を遮断する第2の
給電制御手段と、容器または容器収容部または加熱手段
近傍部または容器の上方に設けられた蓋部の温度が第2
の給電制御手段が加熱手段への通電を遮断するときの温
度よりも高い所定温度以上になったとき加熱手段への通
電を遮断する第3の給電制御手段とを備え、この第3の
給電制御手段は、2個以上備えるとともに、加熱手段へ
の通電を遮断した後は通電復帰不能なものであり、前記
第1の給電制御手段、第2の給電制御手段および第3の
給電制御手段の計4個以上の安全装置を備えたものであ
る。
【0007】
【作用】本発明の調理器では、容器を容器収容部に収容
していないとき、これを容器検出手段が検出することに
より、第1の給電制御手段は加熱手段への通電を遮断す
る。調理時には、被調理物を入れた容器を容器収容部に
収容し、加熱手段に通電して容器を加熱する。このと
き、温度検出手段が容器の温度を検出し、この検出温度
が 100℃を越えた所定温度以上になると、第2の給電制
御手段が加熱手段への通電を遮断する。第2の給電制御
手段が故障したような場合には、加熱手段が通電したま
まになり、容器の温度が前記所定温度を越えてさらに上
昇しうるが、容器、容器収容部、加熱手段近傍部または
容器の上方の蓋部の温度が前記第2の給電制御手段にお
ける所定温度よりも高い所定温度以上になると、第3の
給電制御手段が加熱手段への通電を遮断する。その後、
通電復帰は不能であり、加熱手段が再度通電されること
はない。また、第3の給電制御手段は2個以上あり、一
方の第3の給電制御手段が故障したとしても、他方の第
3の給電制御手段が正常であれば、前述のような異常温
度上昇時に加熱手段への通電が遮断されることになる。
していないとき、これを容器検出手段が検出することに
より、第1の給電制御手段は加熱手段への通電を遮断す
る。調理時には、被調理物を入れた容器を容器収容部に
収容し、加熱手段に通電して容器を加熱する。このと
き、温度検出手段が容器の温度を検出し、この検出温度
が 100℃を越えた所定温度以上になると、第2の給電制
御手段が加熱手段への通電を遮断する。第2の給電制御
手段が故障したような場合には、加熱手段が通電したま
まになり、容器の温度が前記所定温度を越えてさらに上
昇しうるが、容器、容器収容部、加熱手段近傍部または
容器の上方の蓋部の温度が前記第2の給電制御手段にお
ける所定温度よりも高い所定温度以上になると、第3の
給電制御手段が加熱手段への通電を遮断する。その後、
通電復帰は不能であり、加熱手段が再度通電されること
はない。また、第3の給電制御手段は2個以上あり、一
方の第3の給電制御手段が故障したとしても、他方の第
3の給電制御手段が正常であれば、前述のような異常温
度上昇時に加熱手段への通電が遮断されることになる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の調理器の第1実施例につい
て、図1および図2を参照しながら説明する。なお、本
実施例の調理器は炊飯器である。その全体断面図である
図1において、1は調理器本体である炊飯器本体で、こ
れは、上面を開口した有底筒状の容器収容部である内枠
2と、この内枠2を内部に備えた外枠3とにより構成さ
れている。これら内枠2および外枠3はプラスチック製
である。4は被調理物である米および水などが内部に収
容される容器である鍋で、この鍋4は、アルミニウム材
料を主体にして上面を開口した有底筒状に形成され、前
記内枠2内に着脱自在に収容されるものである。また、
鍋4の外面部でその底部および側面下部には、この鍋4
を加熱するための磁性金属材料からなる発熱層5が設け
られている。
て、図1および図2を参照しながら説明する。なお、本
実施例の調理器は炊飯器である。その全体断面図である
図1において、1は調理器本体である炊飯器本体で、こ
れは、上面を開口した有底筒状の容器収容部である内枠
2と、この内枠2を内部に備えた外枠3とにより構成さ
れている。これら内枠2および外枠3はプラスチック製
である。4は被調理物である米および水などが内部に収
容される容器である鍋で、この鍋4は、アルミニウム材
料を主体にして上面を開口した有底筒状に形成され、前
記内枠2内に着脱自在に収容されるものである。また、
鍋4の外面部でその底部および側面下部には、この鍋4
を加熱するための磁性金属材料からなる発熱層5が設け
られている。
【0009】また、前記内枠2の外面でその底部および
側面下部には、前記鍋4の発熱層5に対し所定の距離を
隔てて位置しこの発熱層5を誘導加熱する誘導コイル1
1,12が設けられている。加熱手段の構成部品であるこ
れら誘導コイル11,12は、プラスチック製のコイルカバ
ー13により外側から覆われて内枠2に固定されている。
このコイルベース13の外側には、誘導コイル11,12の巻
き方向と直交させて複数のフェライトコア14が設けられ
ている。さらに、アルミニウム材料からなり磁束の漏れ
を防止する防磁板15が誘導コイル11,12の外面に対向さ
せて設けられている。
側面下部には、前記鍋4の発熱層5に対し所定の距離を
隔てて位置しこの発熱層5を誘導加熱する誘導コイル1
1,12が設けられている。加熱手段の構成部品であるこ
れら誘導コイル11,12は、プラスチック製のコイルカバ
ー13により外側から覆われて内枠2に固定されている。
このコイルベース13の外側には、誘導コイル11,12の巻
き方向と直交させて複数のフェライトコア14が設けられ
ている。さらに、アルミニウム材料からなり磁束の漏れ
を防止する防磁板15が誘導コイル11,12の外面に対向さ
せて設けられている。
【0010】また、前記内枠2の外側面上部には、この
内枠2の保温用の加熱手段として、コードヒータなどか
らなる胴ヒータ20が設けられている。また、前記内枠2
の外面には、第3の通電制御手段としての2個の温度ヒ
ューズ21,22が取り付けられている。これら温度ヒュー
ズ21,22は、非復帰型のもので、例えば 129℃で動作し
て溶断するものである。そして、一方の温度ヒューズ21
は、内枠2の底面部で前記誘導コイル11の近傍に位置し
ており、他方の温度ヒューズ22は、内枠2の側面上部に
位置している。さらに、前記コイルカバー13の中央部上
側には、前記鍋4の外面温度を検出する鍋温度検出手段
として、負特性サーミスタからなる感熱部を備えた鍋温
度センサ23が上下動自在に設けられている。この鍋温度
センサ23は、弾性部材であるスプリング24により上方へ
付勢されているとともに、内枠2の底部を貫通して上方
へ突出しており、鍋4の底面に接触するものである。
内枠2の保温用の加熱手段として、コードヒータなどか
らなる胴ヒータ20が設けられている。また、前記内枠2
の外面には、第3の通電制御手段としての2個の温度ヒ
ューズ21,22が取り付けられている。これら温度ヒュー
ズ21,22は、非復帰型のもので、例えば 129℃で動作し
て溶断するものである。そして、一方の温度ヒューズ21
は、内枠2の底面部で前記誘導コイル11の近傍に位置し
ており、他方の温度ヒューズ22は、内枠2の側面上部に
位置している。さらに、前記コイルカバー13の中央部上
側には、前記鍋4の外面温度を検出する鍋温度検出手段
として、負特性サーミスタからなる感熱部を備えた鍋温
度センサ23が上下動自在に設けられている。この鍋温度
センサ23は、弾性部材であるスプリング24により上方へ
付勢されているとともに、内枠2の底部を貫通して上方
へ突出しており、鍋4の底面に接触するものである。
【0011】また、鍋温度センサ23に固定されたスイッ
チレバー25がコイルカバー13を貫通して下方へ突出して
いる。このコイルカバー13の下側には、内枠2内におけ
る鍋4の有無を検出する容器検出手段としての鍋スイッ
チ26が設けられている。この鍋スイッチ26は、前記スイ
ッチレバー25により操作される開閉子27を有している。
すなわち、鍋4が内枠2内に収容されていないと、スプ
リング24により押されて鍋温度センサ23とともに上昇し
たスイッチレバー25が開閉子27を持ち上げて鍋スイッチ
26の接点を閉にし、鍋なし信号が出力される。一方、鍋
4が内枠2内に収容されると、この鍋4により鍋温度セ
ンサ23およびスイッチレバー25が押し下げられ、これに
連動して開閉子27も下がることにより、鍋スイッチ26の
接点が開になり、鍋あり信号が出力される。
チレバー25がコイルカバー13を貫通して下方へ突出して
いる。このコイルカバー13の下側には、内枠2内におけ
る鍋4の有無を検出する容器検出手段としての鍋スイッ
チ26が設けられている。この鍋スイッチ26は、前記スイ
ッチレバー25により操作される開閉子27を有している。
すなわち、鍋4が内枠2内に収容されていないと、スプ
リング24により押されて鍋温度センサ23とともに上昇し
たスイッチレバー25が開閉子27を持ち上げて鍋スイッチ
26の接点を閉にし、鍋なし信号が出力される。一方、鍋
4が内枠2内に収容されると、この鍋4により鍋温度セ
ンサ23およびスイッチレバー25が押し下げられ、これに
連動して開閉子27も下がることにより、鍋スイッチ26の
接点が開になり、鍋あり信号が出力される。
【0012】また、前記調理器本体1内の下部には制御
基板30が設けられている。この制御基板30は、前記誘導
コイル11,12に高周波電流を供給するためのインバータ
回路などを備えている。一方、調理器本体1内の後部に
形成された収納室31内に加熱基板32が配置されている。
この加熱基板32には、前記誘導コイル11,12への高周波
電流の供給を制御するスイッチング素子33が搭載されて
いる。このスイッチング素子33には放熱器34が取り付け
られている。さらに、収納室31内に臨ませて、外枠3の
背面上部に排気口35が設けられているとともに、外枠3
の背面下部および底部に吸気口36が設けられている。
基板30が設けられている。この制御基板30は、前記誘導
コイル11,12に高周波電流を供給するためのインバータ
回路などを備えている。一方、調理器本体1内の後部に
形成された収納室31内に加熱基板32が配置されている。
この加熱基板32には、前記誘導コイル11,12への高周波
電流の供給を制御するスイッチング素子33が搭載されて
いる。このスイッチング素子33には放熱器34が取り付け
られている。さらに、収納室31内に臨ませて、外枠3の
背面上部に排気口35が設けられているとともに、外枠3
の背面下部および底部に吸気口36が設けられている。
【0013】41は、前記鍋4の上部開口部を開閉自在に
覆う蓋体である。この蓋体41は、外蓋42と、この外蓋42
の下側外周に沿って設けられた外蓋カバー43と、外蓋42
の下側に空間を形成しつつ取り付けられたアルミニウム
部材からなる放熱板44とにより構成され、さらにこの放
熱板44の下部には、鍋4の上面開口部を塞ぐ内蓋45がス
タッド46および内蓋押え47を介して着脱自在に係止され
ている。また、48は外蓋カバー43と放熱板44との間に挟
んで保持された円環状の蓋パッキンであり、蓋体41の閉
塞時に、この蓋パッキン48の下端が鍋4の上面のフラン
ジ部に密着する。蓋体41の前側にはクランプボタン49が
設けられ、このクランプボタン49を押動操作することに
よって、蓋体41の後側に設けられたヒンジ50を回転中心
として蓋体41を開くことができる。一方、蓋体41の下面
を形成する前記放熱板44の上面には、炊飯および保温中
に放熱板44を加熱する加熱手段として、コードヒータな
どからなる蓋ヒータ51が設けられている。また、この放
熱板44の上面には、放熱板44の温度を検出する蓋温度検
出手段として、負特性サーミスタからなる蓋温度センサ
52が設けられている。蓋ヒータ51は、前記内枠2の胴ヒ
ータ20と並列回路を構成している。なお、53は鍋4から
の蒸気を外部に排出する蒸気口、54,55は、外蓋42の上
部および外枠3の前面にそれぞれ設けられた操作パネル
である。
覆う蓋体である。この蓋体41は、外蓋42と、この外蓋42
の下側外周に沿って設けられた外蓋カバー43と、外蓋42
の下側に空間を形成しつつ取り付けられたアルミニウム
部材からなる放熱板44とにより構成され、さらにこの放
熱板44の下部には、鍋4の上面開口部を塞ぐ内蓋45がス
タッド46および内蓋押え47を介して着脱自在に係止され
ている。また、48は外蓋カバー43と放熱板44との間に挟
んで保持された円環状の蓋パッキンであり、蓋体41の閉
塞時に、この蓋パッキン48の下端が鍋4の上面のフラン
ジ部に密着する。蓋体41の前側にはクランプボタン49が
設けられ、このクランプボタン49を押動操作することに
よって、蓋体41の後側に設けられたヒンジ50を回転中心
として蓋体41を開くことができる。一方、蓋体41の下面
を形成する前記放熱板44の上面には、炊飯および保温中
に放熱板44を加熱する加熱手段として、コードヒータな
どからなる蓋ヒータ51が設けられている。また、この放
熱板44の上面には、放熱板44の温度を検出する蓋温度検
出手段として、負特性サーミスタからなる蓋温度センサ
52が設けられている。蓋ヒータ51は、前記内枠2の胴ヒ
ータ20と並列回路を構成している。なお、53は鍋4から
の蒸気を外部に排出する蒸気口、54,55は、外蓋42の上
部および外枠3の前面にそれぞれ設けられた操作パネル
である。
【0014】つぎに、炊飯器の回路構成を図2に基づい
て説明する。同図において、61はマイクロコンピュータ
であり、これは周知のように、マイクロプロセッサを構
成する制御装置62および演算装置63の他に、各種カウン
タからなる計時装置64と、ROMおよびRAMなどから
なる記憶装置65を備えている。マイクロコンピュータ61
の入力側には、A/D変換器を含む入力装置66が接続さ
れ、この入力装置66を介して、前述の鍋温度センサ23,
蓋温度センサ52および鍋スイッチ26とともに、操作パネ
ル54,55に設けられた操作手段たる操作スイッチ67が接
続されている。これに対して、マイクロコンピュータ61
の出力側には出力装置71が接続され、この出力装置71を
介して、鍋4を電磁誘導加熱する誘導加熱手段72と、胴
ヒータ20および蓋ヒータ51を同時に通断電制御するトラ
イアックなどのスイッチ手段を有するヒータ駆動手段73
などが接続される。出力装置71には、これらの他に、L
CDやLEDからなる表示手段74の表示を制御する表示
駆動手段75が接続され、炊飯の終了を報知するブザー76
の鳴動を制御するブザー駆動手段77が接続されていると
ともに、図1では図示していない冷却ファンモータ78を
駆動するモータ駆動手段79が接続されている。
て説明する。同図において、61はマイクロコンピュータ
であり、これは周知のように、マイクロプロセッサを構
成する制御装置62および演算装置63の他に、各種カウン
タからなる計時装置64と、ROMおよびRAMなどから
なる記憶装置65を備えている。マイクロコンピュータ61
の入力側には、A/D変換器を含む入力装置66が接続さ
れ、この入力装置66を介して、前述の鍋温度センサ23,
蓋温度センサ52および鍋スイッチ26とともに、操作パネ
ル54,55に設けられた操作手段たる操作スイッチ67が接
続されている。これに対して、マイクロコンピュータ61
の出力側には出力装置71が接続され、この出力装置71を
介して、鍋4を電磁誘導加熱する誘導加熱手段72と、胴
ヒータ20および蓋ヒータ51を同時に通断電制御するトラ
イアックなどのスイッチ手段を有するヒータ駆動手段73
などが接続される。出力装置71には、これらの他に、L
CDやLEDからなる表示手段74の表示を制御する表示
駆動手段75が接続され、炊飯の終了を報知するブザー76
の鳴動を制御するブザー駆動手段77が接続されていると
ともに、図1では図示していない冷却ファンモータ78を
駆動するモータ駆動手段79が接続されている。
【0015】マイクロコンピュータ61は、炊飯や保温な
どの開始を行なう操作スイッチ67の操作信号と、鍋温度
センサ23および蓋温度センサ52からの温度データと、鍋
スイッチ28からの信号とを入力情報とし、この入力情報
に加えて計時装置64からの時間情報などにより、あらか
じめ記憶装置65のROMに設定した制御シーケンスにし
たがって、誘導加熱手段72、胴ヒータ20および蓋ヒータ
51、表示手段74、ブザー76および冷却ファンモータ78を
制御する。81は出力装置71に接続される停電バックアッ
プ手段であり、これは、停電時にマイクロコンピュータ
61にマイコン駆動手段82を介して補助電源を供給し、記
憶装置65に記憶された内容や計時装置64の動作を保持す
るものである。
どの開始を行なう操作スイッチ67の操作信号と、鍋温度
センサ23および蓋温度センサ52からの温度データと、鍋
スイッチ28からの信号とを入力情報とし、この入力情報
に加えて計時装置64からの時間情報などにより、あらか
じめ記憶装置65のROMに設定した制御シーケンスにし
たがって、誘導加熱手段72、胴ヒータ20および蓋ヒータ
51、表示手段74、ブザー76および冷却ファンモータ78を
制御する。81は出力装置71に接続される停電バックアッ
プ手段であり、これは、停電時にマイクロコンピュータ
61にマイコン駆動手段82を介して補助電源を供給し、記
憶装置65に記憶された内容や計時装置64の動作を保持す
るものである。
【0016】前記誘導加熱手段72には、マイクロコンピ
ュータ61からの出力信号に基づき所定の高周波電流を供
給する高周波電流調節手段83が設けられている。そし
て、高周波電流が誘導コイル11,12に供給されると、こ
の誘導コイル11,12に交番磁界が発生して、その磁界中
にある鍋4の発熱層5に渦電流が発生し、この渦電流が
ジュール熱に変換されることで、発熱層5が発熱して鍋
4を加熱する構成になっている。
ュータ61からの出力信号に基づき所定の高周波電流を供
給する高周波電流調節手段83が設けられている。そし
て、高周波電流が誘導コイル11,12に供給されると、こ
の誘導コイル11,12に交番磁界が発生して、その磁界中
にある鍋4の発熱層5に渦電流が発生し、この渦電流が
ジュール熱に変換されることで、発熱層5が発熱して鍋
4を加熱する構成になっている。
【0017】前記マイクロコンピュータ61は、そのソフ
トウェア上の機能として、鍋スイッチ26から鍋なし信号
が出力されている間は誘導コイル11,12を含む誘導加熱
手段72、胴ヒータ20および蓋ヒータ51への通電を遮断す
る第1の給電制御手段と、鍋温度センサ23あるいは蓋温
度センサ52の検出温度が通常の沸騰温度である 100℃を
越えた第1の所定温度、例えば 120℃以上であるときに
誘導加熱手段72、胴ヒータ20および蓋ヒータ51への通電
を遮断する第2の給電制御手段と有している。前記第1
の所定温度は、通常の炊飯時には本来達しえない高温度
である。炊飯器においては、沸騰後にさらに水がなくな
ってドライアップするタイミングを炊き上げ時として検
出し、ドライアップ時には温度センサ23の検出温度が沸
騰温度を若干越えているので、沸騰温度にドライアップ
検出を加味して、前述のように例えば 120℃を第1の所
定温度として設定している。なお、炊飯器以外であって
も、通常の調理器では、鍋の温度は沸騰温度であるほぼ
100℃を最高温度として使用されることが多いので、第
1の所定温度は 100℃を越えた温度に設定すればよい。
トウェア上の機能として、鍋スイッチ26から鍋なし信号
が出力されている間は誘導コイル11,12を含む誘導加熱
手段72、胴ヒータ20および蓋ヒータ51への通電を遮断す
る第1の給電制御手段と、鍋温度センサ23あるいは蓋温
度センサ52の検出温度が通常の沸騰温度である 100℃を
越えた第1の所定温度、例えば 120℃以上であるときに
誘導加熱手段72、胴ヒータ20および蓋ヒータ51への通電
を遮断する第2の給電制御手段と有している。前記第1
の所定温度は、通常の炊飯時には本来達しえない高温度
である。炊飯器においては、沸騰後にさらに水がなくな
ってドライアップするタイミングを炊き上げ時として検
出し、ドライアップ時には温度センサ23の検出温度が沸
騰温度を若干越えているので、沸騰温度にドライアップ
検出を加味して、前述のように例えば 120℃を第1の所
定温度として設定している。なお、炊飯器以外であって
も、通常の調理器では、鍋の温度は沸騰温度であるほぼ
100℃を最高温度として使用されることが多いので、第
1の所定温度は 100℃を越えた温度に設定すればよい。
【0018】また、第3の給電制御手段である前記両温
度ヒューズ21,22は、互いに直列に接続されているとと
もに、誘導加熱手段72の高周波電流発生装置に電源を供
給する回路中およびヒータ20,51に電源を供給する回路
中に直列回路で接続されている。したがって、温度ヒュ
ーズ21,22のいずれかが前記第2の給電制御手段の第1
の所定温度以上の第2の所定温度(例えば 129℃)以上
になって溶断すると、誘導加熱手段72、胴ヒータ20およ
び蓋ヒータ51への通電が遮断されることになり、かつ、
この通電遮断後は通電復帰不能である。なお、第2の所
定温度を第1の所定温度よりも高くしているのは、マイ
クロコンピュータ61や温度センサ23,51が正常であるに
もかかわらず、温度ヒューズ21,22が誤って動作するこ
とがないようにするためである。複数の温度ヒューズ2
1,22の動作温度すなわち第2の所定温度は、全て同一
であってもよい。
度ヒューズ21,22は、互いに直列に接続されているとと
もに、誘導加熱手段72の高周波電流発生装置に電源を供
給する回路中およびヒータ20,51に電源を供給する回路
中に直列回路で接続されている。したがって、温度ヒュ
ーズ21,22のいずれかが前記第2の給電制御手段の第1
の所定温度以上の第2の所定温度(例えば 129℃)以上
になって溶断すると、誘導加熱手段72、胴ヒータ20およ
び蓋ヒータ51への通電が遮断されることになり、かつ、
この通電遮断後は通電復帰不能である。なお、第2の所
定温度を第1の所定温度よりも高くしているのは、マイ
クロコンピュータ61や温度センサ23,51が正常であるに
もかかわらず、温度ヒューズ21,22が誤って動作するこ
とがないようにするためである。複数の温度ヒューズ2
1,22の動作温度すなわち第2の所定温度は、全て同一
であってもよい。
【0019】以上のように、加熱手段に対する安全装置
は、第1の給電制御手段、第2の給電制御手段および2
個の第3の給電制御手段の計4個ある。
は、第1の給電制御手段、第2の給電制御手段および2
個の第3の給電制御手段の計4個ある。
【0020】つぎに、前記の構成について、その作用を
説明する。前述のように、内枠2内に鍋4が収容されて
いないときには、鍋スイッチ26は鍋なし信号を出力して
いる。その間は、高周波電流の供給は停止しており、加
熱は阻止される。胴ヒータ20および蓋ヒータ51も通電さ
れない。こうして、通常使用時に、内枠2内に鍋4が収
容されていないときの安全性が確保される。すなわち、
鍋4がないときに、胴ヒータ20や蓋ヒータ51により炊飯
器本体1が無用に加熱されることがない。これととも
に、鍋4のない無負荷状態で高周波電流が誘導コイル1
1,12に供給されると、過負荷により制御回路が破壊し
てしまう危険があるが、これを防止できる。
説明する。前述のように、内枠2内に鍋4が収容されて
いないときには、鍋スイッチ26は鍋なし信号を出力して
いる。その間は、高周波電流の供給は停止しており、加
熱は阻止される。胴ヒータ20および蓋ヒータ51も通電さ
れない。こうして、通常使用時に、内枠2内に鍋4が収
容されていないときの安全性が確保される。すなわち、
鍋4がないときに、胴ヒータ20や蓋ヒータ51により炊飯
器本体1が無用に加熱されることがない。これととも
に、鍋4のない無負荷状態で高周波電流が誘導コイル1
1,12に供給されると、過負荷により制御回路が破壊し
てしまう危険があるが、これを防止できる。
【0021】炊飯時には、米および水などを入れた鍋4
を内枠2内に収容し、誘導コイル11,12に高周波電流を
通電することにより、鍋4を加熱する。この加熱は、温
度センサ23,52の検出温度や時間に基づいて制御され、
ひたし炊き、沸騰加熱、沸騰検出、沸騰継続加熱、炊き
上げ検出およびむらしの各行程が順次行われて、炊飯が
行われる。この炊飯完了後は、保温行程に移行する。
を内枠2内に収容し、誘導コイル11,12に高周波電流を
通電することにより、鍋4を加熱する。この加熱は、温
度センサ23,52の検出温度や時間に基づいて制御され、
ひたし炊き、沸騰加熱、沸騰検出、沸騰継続加熱、炊き
上げ検出およびむらしの各行程が順次行われて、炊飯が
行われる。この炊飯完了後は、保温行程に移行する。
【0022】この炊飯や保温にあたって、鍋温度センサ
23または蓋温度センサ52の検出温度が第1の所定温度で
ある 120℃以上になると、高周波電流の供給が停止し、
鍋4の加熱は阻止される。胴ヒータ20および蓋ヒータ51
も通電されない。これにより、通常使用時における過度
の温度上昇が防止される。
23または蓋温度センサ52の検出温度が第1の所定温度で
ある 120℃以上になると、高周波電流の供給が停止し、
鍋4の加熱は阻止される。胴ヒータ20および蓋ヒータ51
も通電されない。これにより、通常使用時における過度
の温度上昇が防止される。
【0023】また、第2の給電制御手段をなすマイクロ
コンピュータや温度センサ23,52が故障したような場合
には、誘導コイル11,12やヒータ20,51が通電したまま
になり、鍋4などの温度が前記第1の所定温度を越えて
さらに上昇するおそれがある。しかし、最悪の場合で
も、温度ヒューズ21,22の温度が第2の所定温度である
129℃以上になると、この温度ヒューズ21,22が動作し
て、誘導加熱手段72およびヒータ20,51に電源を供給す
る回路が遮断される。その後は、この回路が再度復帰す
ることはなく、鍋4の加熱が完全に阻止される。
コンピュータや温度センサ23,52が故障したような場合
には、誘導コイル11,12やヒータ20,51が通電したまま
になり、鍋4などの温度が前記第1の所定温度を越えて
さらに上昇するおそれがある。しかし、最悪の場合で
も、温度ヒューズ21,22の温度が第2の所定温度である
129℃以上になると、この温度ヒューズ21,22が動作し
て、誘導加熱手段72およびヒータ20,51に電源を供給す
る回路が遮断される。その後は、この回路が再度復帰す
ることはなく、鍋4の加熱が完全に阻止される。
【0024】そして、温度ヒューズ21,22は、直列に接
続して2個設けてあるので、一方の温度ヒューズ21,22
が故障して常時短絡した状態になったとしても、異常温
度上昇時には、他方の温度ヒューズ22,21が作動して、
誘導加熱手段72およびヒータ20,51への通電が確実に遮
断される。したがって、安全性が向上し、炊飯器本体1
などのプラスチック部品が溶けるなどの危険を防止でき
る。
続して2個設けてあるので、一方の温度ヒューズ21,22
が故障して常時短絡した状態になったとしても、異常温
度上昇時には、他方の温度ヒューズ22,21が作動して、
誘導加熱手段72およびヒータ20,51への通電が確実に遮
断される。したがって、安全性が向上し、炊飯器本体1
などのプラスチック部品が溶けるなどの危険を防止でき
る。
【0025】また、前述のように、温度ヒューズ21,22
の作動前においても、鍋4のないときに加熱を阻止する
第1の給電制御手段と、異常温度上昇時に鍋4の加熱を
停止する第2の給電制御手段とにより、安全性が確保さ
れる。したがって、万一両温度ヒューズ21,22が故障し
ていても、第2の給電制御手段が正常ならば、過熱は防
止される。また、温度ヒューズ21,22が作動した場合
は、その後これを交換しなければならないが、第2の給
電制御手段による加熱停止では、その後の通常使用に全
く支障をきたさない。こうして、多重の安全装置によ
り、安全性が確実に確保される。
の作動前においても、鍋4のないときに加熱を阻止する
第1の給電制御手段と、異常温度上昇時に鍋4の加熱を
停止する第2の給電制御手段とにより、安全性が確保さ
れる。したがって、万一両温度ヒューズ21,22が故障し
ていても、第2の給電制御手段が正常ならば、過熱は防
止される。また、温度ヒューズ21,22が作動した場合
は、その後これを交換しなければならないが、第2の給
電制御手段による加熱停止では、その後の通常使用に全
く支障をきたさない。こうして、多重の安全装置によ
り、安全性が確実に確保される。
【0026】つぎに、本発明の調理器の第2実施例につ
いて、図3および図4を参照しながら説明する。なお、
本実施例の調理器も炊飯器である。その全体断面図であ
る図3において、101 は調理器本体である炊飯器本体
で、この炊飯器本体101 は、外枠102 と、この外枠102
内に設けられた容器収容部をなす内枠103 とを備えてい
る。この内枠103 は、上内枠部材104 と下内枠部材105
とにより上面を開口した有底筒状に形成されており、こ
の下内枠部材105 の下側に固定された下支え板106 が支
持具107 により外枠102 の底面部上に支持されている。
また、上内枠部材104 の上部は外枠102 の上部に枠スペ
ーサ108 により支持されている。109 は容器である鍋
で、この鍋109 は、上面を開口した有底筒状に形成され
ており、被炊飯物である米および水が内部に収容される
ものである。そして、鍋109 の外側面の最上部には、水
平状に外側に突出したフランジ状の取手部110 が形成さ
れている。この取手部110 は、鍋109 の全周に形成して
もよいし、部分的に形成してもよい。また、鍋109 は、
内枠103 内に着脱自在に収容されるものであるが、この
収容状態で、鍋109 の取手部110 が枠スペーサ108 上に
位置するようになっている。
いて、図3および図4を参照しながら説明する。なお、
本実施例の調理器も炊飯器である。その全体断面図であ
る図3において、101 は調理器本体である炊飯器本体
で、この炊飯器本体101 は、外枠102 と、この外枠102
内に設けられた容器収容部をなす内枠103 とを備えてい
る。この内枠103 は、上内枠部材104 と下内枠部材105
とにより上面を開口した有底筒状に形成されており、こ
の下内枠部材105 の下側に固定された下支え板106 が支
持具107 により外枠102 の底面部上に支持されている。
また、上内枠部材104 の上部は外枠102 の上部に枠スペ
ーサ108 により支持されている。109 は容器である鍋
で、この鍋109 は、上面を開口した有底筒状に形成され
ており、被炊飯物である米および水が内部に収容される
ものである。そして、鍋109 の外側面の最上部には、水
平状に外側に突出したフランジ状の取手部110 が形成さ
れている。この取手部110 は、鍋109 の全周に形成して
もよいし、部分的に形成してもよい。また、鍋109 は、
内枠103 内に着脱自在に収容されるものであるが、この
収容状態で、鍋109 の取手部110 が枠スペーサ108 上に
位置するようになっている。
【0027】また、前記下内枠部材105 の中央部には開
口部111 が形成されている。また、下内枠部材105 の上
側周辺部には、前記鍋109 を輻射加熱する主たる加熱手
段であるシーズヒータなどの電熱ヒータからなる炊飯ヒ
ータ112 が設けられている。この炊飯ヒータ112 は、ヒ
ータ支持具113 により支持されている。このヒータ支持
具113 は、下内枠部材105 を貫通し、下支え板106 によ
り支持されている。
口部111 が形成されている。また、下内枠部材105 の上
側周辺部には、前記鍋109 を輻射加熱する主たる加熱手
段であるシーズヒータなどの電熱ヒータからなる炊飯ヒ
ータ112 が設けられている。この炊飯ヒータ112 は、ヒ
ータ支持具113 により支持されている。このヒータ支持
具113 は、下内枠部材105 を貫通し、下支え板106 によ
り支持されている。
【0028】116 は伝熱部材としてのヒータプレート
で、このヒータプレート116 は、ほぼ円環状に形成さ
れ、内枠103 内の下部で前記炊飯ヒータ112 の上方に所
定の距離を保持して位置しており、前記鍋109 が上に載
るものである。そして、ヒータプレート116 は、その内
周部において複数のヒータプレート支持棒117 により下
から支えられており、これらヒータプレート支持棒117
は、前記支持具107 ないし下支え板106 に支持されたヒ
ータプレート支持具118 により支持されている。また、
ヒータプレート116 の外周と内枠103 の内側面との間に
は隙間119 が形成されており、この隙間119 を介して、
内枠103 内で炊飯ヒータ112 の輻射熱が鍋109 の側面部
に供給されるようになっている。
で、このヒータプレート116 は、ほぼ円環状に形成さ
れ、内枠103 内の下部で前記炊飯ヒータ112 の上方に所
定の距離を保持して位置しており、前記鍋109 が上に載
るものである。そして、ヒータプレート116 は、その内
周部において複数のヒータプレート支持棒117 により下
から支えられており、これらヒータプレート支持棒117
は、前記支持具107 ないし下支え板106 に支持されたヒ
ータプレート支持具118 により支持されている。また、
ヒータプレート116 の外周と内枠103 の内側面との間に
は隙間119 が形成されており、この隙間119 を介して、
内枠103 内で炊飯ヒータ112 の輻射熱が鍋109 の側面部
に供給されるようになっている。
【0029】また、前記上内枠部材104 の外側面上部に
は、内枠102 の保温用の加熱手段として、コードヒータ
などからなる胴ヒータ121 が設けられているとともに、
第3の通電制御手段としての2個の温度ヒューズ122 ,
123 が並べて設けられている。
は、内枠102 の保温用の加熱手段として、コードヒータ
などからなる胴ヒータ121 が設けられているとともに、
第3の通電制御手段としての2個の温度ヒューズ122 ,
123 が並べて設けられている。
【0030】また、ヒータプレート支持具118 の上側に
は、鍋109 の外面温度を検出する温度検出手段としての
鍋温度センサ124 が上下動可能に支持されている。この
鍋温度センサ124 は、スプリング125 により上方へ付勢
されており、ヒータプレート116 の上方まで突出し、鍋
109 の外底面中央部に弾発的に接触するものである。鍋
温度センサ124 にはスイッチレバー126 が固定されてい
る。一方、ヒータプレート支持具118 の下側には、容器
検出手段としての鍋スイッチ127 が設けられいる。この
鍋スイッチ127 は、前記スイッチレバー126 により操作
される開閉子128 を有しており、前記第1実施例の鍋ス
イッチ26と全く同様にして、鍋なし信号および鍋あり信
号を出力するものである。
は、鍋109 の外面温度を検出する温度検出手段としての
鍋温度センサ124 が上下動可能に支持されている。この
鍋温度センサ124 は、スプリング125 により上方へ付勢
されており、ヒータプレート116 の上方まで突出し、鍋
109 の外底面中央部に弾発的に接触するものである。鍋
温度センサ124 にはスイッチレバー126 が固定されてい
る。一方、ヒータプレート支持具118 の下側には、容器
検出手段としての鍋スイッチ127 が設けられいる。この
鍋スイッチ127 は、前記スイッチレバー126 により操作
される開閉子128 を有しており、前記第1実施例の鍋ス
イッチ26と全く同様にして、鍋なし信号および鍋あり信
号を出力するものである。
【0031】さらに、前記外枠102 の下外側には、電源
コードを巻き取るコードリール131が設けられている。
また、前記外枠102 および内枠103 の側面部間には電源
基板132 および表示基板133 が設けられている。この電
源基板132 は、ヒータ駆動手段などを備えている。一
方、外枠102 の前面に設けられた表示基板133 は、操作
スイッチを備えるとともに、時刻、行程表示などを表示
し、この表示を表示部134 により使用者に見せるもので
ある。
コードを巻き取るコードリール131が設けられている。
また、前記外枠102 および内枠103 の側面部間には電源
基板132 および表示基板133 が設けられている。この電
源基板132 は、ヒータ駆動手段などを備えている。一
方、外枠102 の前面に設けられた表示基板133 は、操作
スイッチを備えるとともに、時刻、行程表示などを表示
し、この表示を表示部134 により使用者に見せるもので
ある。
【0032】141 は炊飯器本体101 の上面開口を開閉す
る蓋体で、この蓋体141 は、外蓋142 と、この外蓋142
の下側に固定された放熱板143 と、この放熱板143 の下
側にスタッド144 を介して着脱自在に係止された内蓋14
5 とからなっている。この内蓋145 は、前記鍋109 の上
面開口を開閉自在に塞ぐものである。そして、放熱板14
3 の裏面である上面には、この放熱板143 を加熱する加
熱手段として、コードヒータなどからなる蓋ヒータ146
が設けられている。この蓋ヒータ146 は、電気的に前記
胴ヒータ121 と並列回路をなしている。
る蓋体で、この蓋体141 は、外蓋142 と、この外蓋142
の下側に固定された放熱板143 と、この放熱板143 の下
側にスタッド144 を介して着脱自在に係止された内蓋14
5 とからなっている。この内蓋145 は、前記鍋109 の上
面開口を開閉自在に塞ぐものである。そして、放熱板14
3 の裏面である上面には、この放熱板143 を加熱する加
熱手段として、コードヒータなどからなる蓋ヒータ146
が設けられている。この蓋ヒータ146 は、電気的に前記
胴ヒータ121 と並列回路をなしている。
【0033】ところで、前記鍋109 は、熱伝導性および
耐蝕性に優れたAC4CHのアルミニウム材料を主体に
したものである。そして、鍋109 の製造にあたって、鍋
109の内面は、アルミナ粉末などでブラスト処理を施し
て粗面化してから、FEP樹脂を主体にした塗料で塗装
した後、乾燥( 200℃で15分程度)して、プライマー層
を形成する。つぎに、このプライマー層の表面に、これ
と異なる色のFEP樹脂を主体にした塗料でパッド印刷
などにより所定の位置に水位線を印刷する。つぎに、透
明色のPFA樹脂を主体にした塗料を塗装した後、乾燥
( 380℃で20分程度)して、鍋109 の内表面に弗素系プ
ラスチックを主体にしたコーティング層を形成する。一
方、鍋109 の外面は、アルミナ粉末などでブラスト処理
を施してアルミニウム生地16の表面を粗面化した後、シ
リコーン樹脂を主体としPTFE樹脂などを含有した塗
料で塗装し、焼付け( 360℃で15分程度)して、シリコ
ーン樹脂系のプラスチックを主体にしたコーティング層
を10〜40μm の膜厚で形成する。
耐蝕性に優れたAC4CHのアルミニウム材料を主体に
したものである。そして、鍋109 の製造にあたって、鍋
109の内面は、アルミナ粉末などでブラスト処理を施し
て粗面化してから、FEP樹脂を主体にした塗料で塗装
した後、乾燥( 200℃で15分程度)して、プライマー層
を形成する。つぎに、このプライマー層の表面に、これ
と異なる色のFEP樹脂を主体にした塗料でパッド印刷
などにより所定の位置に水位線を印刷する。つぎに、透
明色のPFA樹脂を主体にした塗料を塗装した後、乾燥
( 380℃で20分程度)して、鍋109 の内表面に弗素系プ
ラスチックを主体にしたコーティング層を形成する。一
方、鍋109 の外面は、アルミナ粉末などでブラスト処理
を施してアルミニウム生地16の表面を粗面化した後、シ
リコーン樹脂を主体としPTFE樹脂などを含有した塗
料で塗装し、焼付け( 360℃で15分程度)して、シリコ
ーン樹脂系のプラスチックを主体にしたコーティング層
を10〜40μm の膜厚で形成する。
【0034】鍋109 は、この鍋109 の下部から上部へ次
第に直径の大きくなる側面形状をなしており、鍋109 の
外側面下部は、水平面に対する傾斜をさらに小さくして
ある。鍋温度センサ124 に接触する鍋109 の外底面中央
部は、ヒータプレート116 と接触する鍋109 の最下部の
外底面外周部109aよりも上方に位置している。その高さ
の差は、 1.5〜 3.0mmが望ましい。
第に直径の大きくなる側面形状をなしており、鍋109 の
外側面下部は、水平面に対する傾斜をさらに小さくして
ある。鍋温度センサ124 に接触する鍋109 の外底面中央
部は、ヒータプレート116 と接触する鍋109 の最下部の
外底面外周部109aよりも上方に位置している。その高さ
の差は、 1.5〜 3.0mmが望ましい。
【0035】前記ヒータプレート116 は、炊飯ヒータ11
2 からの輻射熱を吸収し、かつ、鍋109 への熱伝導性を
良好にするために、アルミニウム材料を材料として使用
してある。これとともに、耐熱性の向上および外観性の
向上を図るとともに、炊飯ヒータ112 からの輻射熱の吸
収性を改善するために、ヒータプレート116 には、2次
電解により酸化ニッケルを含有した黒色アルマイト被膜
を4μm 以上の厚さで形成してある。
2 からの輻射熱を吸収し、かつ、鍋109 への熱伝導性を
良好にするために、アルミニウム材料を材料として使用
してある。これとともに、耐熱性の向上および外観性の
向上を図るとともに、炊飯ヒータ112 からの輻射熱の吸
収性を改善するために、ヒータプレート116 には、2次
電解により酸化ニッケルを含有した黒色アルマイト被膜
を4μm 以上の厚さで形成してある。
【0036】ヒータプレート116 は、図4に詳しく示す
ように、最内周部に鉛直な筒状の屈曲部116aを有し、こ
の屈曲部116aの上縁から径方向外方へ水平部116bが屈曲
している。また、この水平部116bの外周縁から屈曲部11
6cが立ち上がっており、この屈曲部116cの上縁から径方
向外方へ向かって下降する傾斜部116dが形成されてい
る。また、この傾斜部116dの外周縁から屈曲部116eを介
して径方向外方へ向かって上昇する傾斜部116fが形成さ
れている。さらに、傾斜部116fの外周縁から下方へ屈曲
部116gが屈曲している。内周部の水平部116bは、ヒータ
プレート支持棒117 が接触するか所であり、ヒータプレ
ート116 の支持を安定させるためのものである。また、
ヒータプレート116 とヒータプレート支持棒117 とは加
締めにより固定されているが、ヒータプレート116 の中
央部の屈曲部116aは、前記加締めのためのものである。
ヒータプレート116 は、その傾斜部116fにおいて鍋109
の外底面外周部109aの傾斜部と接触するようになってい
る。鍋109 との接触部をなす傾斜部116fは、径方向内方
へ向かって、鍋109 との隙間が広くなりすぎないか所で
終わっており、傾斜部116fの内周側の傾斜部116dは鍋10
9 との隙間を狭くしている。さらに、炊飯ヒータ112
は、ヒータプレート116 と鍋109 との間の熱伝導効率を
向上させるために、ヒータプレート116 と鍋109 との接
触部の近傍に配してある。
ように、最内周部に鉛直な筒状の屈曲部116aを有し、こ
の屈曲部116aの上縁から径方向外方へ水平部116bが屈曲
している。また、この水平部116bの外周縁から屈曲部11
6cが立ち上がっており、この屈曲部116cの上縁から径方
向外方へ向かって下降する傾斜部116dが形成されてい
る。また、この傾斜部116dの外周縁から屈曲部116eを介
して径方向外方へ向かって上昇する傾斜部116fが形成さ
れている。さらに、傾斜部116fの外周縁から下方へ屈曲
部116gが屈曲している。内周部の水平部116bは、ヒータ
プレート支持棒117 が接触するか所であり、ヒータプレ
ート116 の支持を安定させるためのものである。また、
ヒータプレート116 とヒータプレート支持棒117 とは加
締めにより固定されているが、ヒータプレート116 の中
央部の屈曲部116aは、前記加締めのためのものである。
ヒータプレート116 は、その傾斜部116fにおいて鍋109
の外底面外周部109aの傾斜部と接触するようになってい
る。鍋109 との接触部をなす傾斜部116fは、径方向内方
へ向かって、鍋109 との隙間が広くなりすぎないか所で
終わっており、傾斜部116fの内周側の傾斜部116dは鍋10
9 との隙間を狭くしている。さらに、炊飯ヒータ112
は、ヒータプレート116 と鍋109 との間の熱伝導効率を
向上させるために、ヒータプレート116 と鍋109 との接
触部の近傍に配してある。
【0037】前記内枠103 は、炊飯ヒータ112 からの輻
射熱の反射効率が高いアルミニウム材料を材料として使
用してある。これとともに、内枠103 の表面処理は、反
射効率が高くなるように、アルマイト処理をせずに脱脂
のみにするか、あるいは、4μm 以下の薄いアルマイト
被膜を形成して、アルマイト被膜による反射効率の低下
を極力防ぐ構成にしてある。
射熱の反射効率が高いアルミニウム材料を材料として使
用してある。これとともに、内枠103 の表面処理は、反
射効率が高くなるように、アルマイト処理をせずに脱脂
のみにするか、あるいは、4μm 以下の薄いアルマイト
被膜を形成して、アルマイト被膜による反射効率の低下
を極力防ぐ構成にしてある。
【0038】また、本第2実施例の炊飯器にも、前記第
1実施例と同様に、鍋スイッチ127から鍋なし信号が出
力されている間はヒータ112 ,121 ,146 への通電を遮
断する第1の給電制御手段と、鍋温度センサ124 の検出
温度が第1の所定温度、例えば 120℃以上であるときに
ヒータ112 ,121 ,146 への通電を遮断する第2の給電
制御手段とがマイクロコンピュータの機能として備えら
れている。また、第3の給電制御手段である前記両温度
ヒューズ122 ,123 は、互いに直列に接続されていると
ともに、ヒータ112 ,121 ,146 に電源を供給する回路
中に直列回路で接続されている。温度ヒューズ122 ,12
3 は、非復帰型のもので、動作温度は例えば 129℃であ
る。
1実施例と同様に、鍋スイッチ127から鍋なし信号が出
力されている間はヒータ112 ,121 ,146 への通電を遮
断する第1の給電制御手段と、鍋温度センサ124 の検出
温度が第1の所定温度、例えば 120℃以上であるときに
ヒータ112 ,121 ,146 への通電を遮断する第2の給電
制御手段とがマイクロコンピュータの機能として備えら
れている。また、第3の給電制御手段である前記両温度
ヒューズ122 ,123 は、互いに直列に接続されていると
ともに、ヒータ112 ,121 ,146 に電源を供給する回路
中に直列回路で接続されている。温度ヒューズ122 ,12
3 は、非復帰型のもので、動作温度は例えば 129℃であ
る。
【0039】つぎに、前記の構成について、その作用を
説明する。前記第1実施例と同様に、内枠103 内に鍋10
9 が収容されていないときには、鍋スイッチ127 は鍋な
し信号を出力しており、その間は、ヒータ112 ,121 ,
146 は通電されない。炊飯時には、米および水などを入
れた鍋109 を内枠103 内に収容し、ヒータ112 ,121,1
46 に通電することにより、鍋109 などを加熱する。こ
の炊飯加熱あるいは保温加熱の動作制御は、やはり鍋温
度センサ124 の検出した鍋109 の温度に応じ、炊飯ヒー
タ112 、胴ヒータ121 および蓋ヒータ146 を通断電する
ことにより加熱量を調整して行う。
説明する。前記第1実施例と同様に、内枠103 内に鍋10
9 が収容されていないときには、鍋スイッチ127 は鍋な
し信号を出力しており、その間は、ヒータ112 ,121 ,
146 は通電されない。炊飯時には、米および水などを入
れた鍋109 を内枠103 内に収容し、ヒータ112 ,121,1
46 に通電することにより、鍋109 などを加熱する。こ
の炊飯加熱あるいは保温加熱の動作制御は、やはり鍋温
度センサ124 の検出した鍋109 の温度に応じ、炊飯ヒー
タ112 、胴ヒータ121 および蓋ヒータ146 を通断電する
ことにより加熱量を調整して行う。
【0040】この炊飯や保温にあたって、鍋温度センサ
124 の検出温度が第1の所定温度である 120℃以上にな
ると、ヒータ112 ,121 ,146 への通電が遮断される。
また、第2の給電制御手段をなすマイクロコンピュータ
や温度センサ124 が故障したような場合には、ヒータ11
2 ,121 ,146 が通電したままになり、鍋109 などの温
度が前記第1の所定温度を越えてさらに上昇するおそれ
がある。しかし、温度ヒューズ122 ,123 の温度が第2
の所定温度である 129℃以上になると、この温度ヒュー
ズ122 ,123 が動作して、ヒータ112 ,121 ,146 への
通電が遮断され、その後は通電復帰不能である。そし
て、温度ヒューズ122 ,123 は、直列に接続して2個設
けてあるので、一方の温度ヒューズ122 ,123 が故障し
て常時短絡した状態になったとしても、異常温度上昇時
には、他方の温度ヒューズ123 ,122 が作動して、ヒー
タ112 ,121 ,146 への通電が確実に遮断される。
124 の検出温度が第1の所定温度である 120℃以上にな
ると、ヒータ112 ,121 ,146 への通電が遮断される。
また、第2の給電制御手段をなすマイクロコンピュータ
や温度センサ124 が故障したような場合には、ヒータ11
2 ,121 ,146 が通電したままになり、鍋109 などの温
度が前記第1の所定温度を越えてさらに上昇するおそれ
がある。しかし、温度ヒューズ122 ,123 の温度が第2
の所定温度である 129℃以上になると、この温度ヒュー
ズ122 ,123 が動作して、ヒータ112 ,121 ,146 への
通電が遮断され、その後は通電復帰不能である。そし
て、温度ヒューズ122 ,123 は、直列に接続して2個設
けてあるので、一方の温度ヒューズ122 ,123 が故障し
て常時短絡した状態になったとしても、異常温度上昇時
には、他方の温度ヒューズ123 ,122 が作動して、ヒー
タ112 ,121 ,146 への通電が確実に遮断される。
【0041】本第2実施例のように、電熱ヒータからな
る炊飯ヒータ112 を炊飯のための主たる加熱手段とした
ものでは、前記第1実施例のような誘導加熱手段72を用
いた炊飯器とは異なり、鍋スイッチ127 が故障した場合
には、鍋109 がない状態でも炊飯ヒータ112 による加熱
がなされるため、第2の給電制御手段および温度ヒュー
ズ122 ,123 からなる2個の第3の給電制御手段による
効果がより有効なものとなる。
る炊飯ヒータ112 を炊飯のための主たる加熱手段とした
ものでは、前記第1実施例のような誘導加熱手段72を用
いた炊飯器とは異なり、鍋スイッチ127 が故障した場合
には、鍋109 がない状態でも炊飯ヒータ112 による加熱
がなされるため、第2の給電制御手段および温度ヒュー
ズ122 ,123 からなる2個の第3の給電制御手段による
効果がより有効なものとなる。
【0042】ところで、従来の炊飯器において、上に載
った鍋に炊飯ヒータの熱を伝えるヒータプレートは、ほ
ぼ水平な平板状に形成されていた。そのため、長時間使
用すると、鍋の荷重などの要因により、ヒータプレート
全体の変形が大きくなったり、ヒータプレートに局部的
な変形が生じたりするなどして、ヒータプレートと鍋と
の正規の接触が妨げられ、鍋の加熱むらなどの調理性能
の悪化を招いたり、製品の外観性が損なわれたりしてい
た。また、ヒータプレート上にご飯粒などの異物が落ち
た場合、この異物がヒータプレートと鍋との間に介在す
ることがあった。この状態では、ヒータプレートから鍋
に所定量の熱が与えられなくなり、調理性能が損なわれ
ることになる。さらに、従来の炊飯器では、ヒータプレ
ートに対して鍋が非接触のか所、特に鍋の外周部の加熱
が不足していた。
った鍋に炊飯ヒータの熱を伝えるヒータプレートは、ほ
ぼ水平な平板状に形成されていた。そのため、長時間使
用すると、鍋の荷重などの要因により、ヒータプレート
全体の変形が大きくなったり、ヒータプレートに局部的
な変形が生じたりするなどして、ヒータプレートと鍋と
の正規の接触が妨げられ、鍋の加熱むらなどの調理性能
の悪化を招いたり、製品の外観性が損なわれたりしてい
た。また、ヒータプレート上にご飯粒などの異物が落ち
た場合、この異物がヒータプレートと鍋との間に介在す
ることがあった。この状態では、ヒータプレートから鍋
に所定量の熱が与えられなくなり、調理性能が損なわれ
ることになる。さらに、従来の炊飯器では、ヒータプレ
ートに対して鍋が非接触のか所、特に鍋の外周部の加熱
が不足していた。
【0043】これに対して、前記第2実施例の炊飯器で
は、ヒータプレート116 に屈曲部116c,116e,116gを設
けたので、このヒータプレート116 の強度が高くなり、
長時間使用しても、鍋109 の荷重あるいは炊飯ヒータ11
2 からの熱の影響などによりヒータプレート116 が変形
することを防止できる。すなわち、ヒータプレート116
が変形しようとしても、上面側で凸状をなす屈曲部116
c,116gにより下方への変形が抑制され、上面側で凹状
をなす屈曲部116eにより上方への変形が抑制される。そ
して、このようにヒータプレート116 の変形を防止でき
ることにより、外観性の悪化を防止できるとともに、ヒ
ータプレート116 と鍋109 との正規の接触が妨げられる
ことを防止できる。したがって、鍋109 の加熱むらなど
をきたすことがなく、調理性能が安定する。
は、ヒータプレート116 に屈曲部116c,116e,116gを設
けたので、このヒータプレート116 の強度が高くなり、
長時間使用しても、鍋109 の荷重あるいは炊飯ヒータ11
2 からの熱の影響などによりヒータプレート116 が変形
することを防止できる。すなわち、ヒータプレート116
が変形しようとしても、上面側で凸状をなす屈曲部116
c,116gにより下方への変形が抑制され、上面側で凹状
をなす屈曲部116eにより上方への変形が抑制される。そ
して、このようにヒータプレート116 の変形を防止でき
ることにより、外観性の悪化を防止できるとともに、ヒ
ータプレート116 と鍋109 との正規の接触が妨げられる
ことを防止できる。したがって、鍋109 の加熱むらなど
をきたすことがなく、調理性能が安定する。
【0044】また、鍋109 はヒータプレート116 の傾斜
部116f上に接触するが、この傾斜部116f上にご飯粒など
の異物150 が落ちても、この異物150 は、傾斜部116f自
体の傾斜により、より低い屈曲部116eの方に集まり、あ
るいは流れる。これにより、異物150 がヒータプレート
116 と鍋119 との正規の接触を妨げることを防止でき、
ヒータプレート116 と鍋119 との熱交換を正常に行わせ
ることができる。したがって、調理性能の悪化を防止で
き、信頼性の高い炊飯器を提供できる。
部116f上に接触するが、この傾斜部116f上にご飯粒など
の異物150 が落ちても、この異物150 は、傾斜部116f自
体の傾斜により、より低い屈曲部116eの方に集まり、あ
るいは流れる。これにより、異物150 がヒータプレート
116 と鍋119 との正規の接触を妨げることを防止でき、
ヒータプレート116 と鍋119 との熱交換を正常に行わせ
ることができる。したがって、調理性能の悪化を防止で
き、信頼性の高い炊飯器を提供できる。
【0045】さらに、前述のようにヒータプレート116
の変形防止を目的としてこのヒータプレート116 の最外
周部に下向きの屈曲部116gを形成しているため、この屈
曲部116gにおいて、ヒータプレート116 と鍋109 との間
の隙間が広くなるが、炊飯ヒータ112 からの輻射熱がヒ
ータプレート116 の外周と内枠103 の内側面との間の隙
間119 を介して鍋109 の外側面へ供給され、ここに吸収
されるため、鍋109 の外周部の加熱が促進され、その加
熱不足を防止できる。これにより、鍋109 の均一な加熱
ができ、調理性能が安定した炊飯器を提供できる。
の変形防止を目的としてこのヒータプレート116 の最外
周部に下向きの屈曲部116gを形成しているため、この屈
曲部116gにおいて、ヒータプレート116 と鍋109 との間
の隙間が広くなるが、炊飯ヒータ112 からの輻射熱がヒ
ータプレート116 の外周と内枠103 の内側面との間の隙
間119 を介して鍋109 の外側面へ供給され、ここに吸収
されるため、鍋109 の外周部の加熱が促進され、その加
熱不足を防止できる。これにより、鍋109 の均一な加熱
ができ、調理性能が安定した炊飯器を提供できる。
【0046】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
温度ヒューズなどからなる第3の給電制御手段を設ける
位置は、前記実施例のものに限らず、容器の温度を直接
的に検出できるように設けたり、あるいは、容器の上方
の蓋部すなわち蓋体に設けるなどしてもよい。また、温
度ヒューズなどからなる第3の給電制御手段の数も、前
記実施例のような2個には限らず、3個以上設けてもよ
い。3個以上設ける場合にも、全ての第3の給電制御手
段を互いに直列に接続するとともに、加熱手段に電源を
供給する回路中に直列に挿入する。さらに、前記実施例
では、炊飯器を例に採って説明したが、本発明は、当然
炊飯器以外の調理器にも適用できる。
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
温度ヒューズなどからなる第3の給電制御手段を設ける
位置は、前記実施例のものに限らず、容器の温度を直接
的に検出できるように設けたり、あるいは、容器の上方
の蓋部すなわち蓋体に設けるなどしてもよい。また、温
度ヒューズなどからなる第3の給電制御手段の数も、前
記実施例のような2個には限らず、3個以上設けてもよ
い。3個以上設ける場合にも、全ての第3の給電制御手
段を互いに直列に接続するとともに、加熱手段に電源を
供給する回路中に直列に挿入する。さらに、前記実施例
では、炊飯器を例に採って説明したが、本発明は、当然
炊飯器以外の調理器にも適用できる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、容器収容部に容器がな
いときに加熱手段への通電を遮断する第1の給電制御手
段と、容器の温度が 100℃を越えた所定温度以上を検出
している間は加熱手段への通電を遮断する第2の給電制
御手段とに加えて、容器、容器収容部、加熱手段近傍部
または容器の上方の蓋部の温度が第2の給電制御手段が
加熱手段への通電を遮断するときの温度よりも高い所定
温度以上になったとき加熱手段への通電を遮断しその後
の通電復帰が不能な第3の給電制御手段を2個以上設け
たので、容器がないときの安全性が第1の給電制御手段
により確保され、第2の給電制御手段により過度の温度
上昇が防止されるとともに、第2の給電制御手段の故障
などにより温度がさらに異常に上昇したとき、一部の第
3の給電制御手段が故障していたとしても、別の第3の
給電制御手段により加熱手段への通電が遮断され、した
がって、安全性が向上する。
いときに加熱手段への通電を遮断する第1の給電制御手
段と、容器の温度が 100℃を越えた所定温度以上を検出
している間は加熱手段への通電を遮断する第2の給電制
御手段とに加えて、容器、容器収容部、加熱手段近傍部
または容器の上方の蓋部の温度が第2の給電制御手段が
加熱手段への通電を遮断するときの温度よりも高い所定
温度以上になったとき加熱手段への通電を遮断しその後
の通電復帰が不能な第3の給電制御手段を2個以上設け
たので、容器がないときの安全性が第1の給電制御手段
により確保され、第2の給電制御手段により過度の温度
上昇が防止されるとともに、第2の給電制御手段の故障
などにより温度がさらに異常に上昇したとき、一部の第
3の給電制御手段が故障していたとしても、別の第3の
給電制御手段により加熱手段への通電が遮断され、した
がって、安全性が向上する。
【図1】本発明の調理器の第1実施例を示す全体の断面
図である。
図である。
【図2】同上電気的構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の調理器の第2実施例を示す全体の断面
図である。
図である。
【図4】同上図3の鍋およびヒータプレートの一部の拡
大図である。
大図である。
【符号の説明】 2 内枠(容器収容部) 4 鍋(容器) 21,22 温度ヒューズ(第3の給電制御手段) 23 鍋温度センサ(温度検出手段) 26 鍋スイッチ(容器検出手段) 41 蓋体(蓋部) 61 マイクロコンピュータ(第1の給電制御手段、第2
の給電制御手段) 72 誘導加熱手段(加熱手段) 103 内枠(容器収容部) 109 鍋(容器) 112 炊飯ヒータ(加熱手段) 122 ,123 温度ヒューズ(第3の給電制御手段) 124 鍋温度センサ(温度検出手段) 127 鍋スイッチ(容器検出手段) 141 蓋体(蓋部)
の給電制御手段) 72 誘導加熱手段(加熱手段) 103 内枠(容器収容部) 109 鍋(容器) 112 炊飯ヒータ(加熱手段) 122 ,123 温度ヒューズ(第3の給電制御手段) 124 鍋温度センサ(温度検出手段) 127 鍋スイッチ(容器検出手段) 141 蓋体(蓋部)
Claims (1)
- 【請求項1】 被調理物を入れる容器と、この容器を着
脱自在に収容する容器収容部と、容器を加熱する加熱手
段と、容器収容部における容器の有無を検出する容器検
出手段と、この容器検出手段により容器がない状態を検
出している間は加熱手段への通電を遮断する第1の給電
制御手段と、容器の温度を検出する温度検出手段と、こ
の温度検出手段が 100℃を越えた所定温度以上を検出し
ている間は加熱手段への通電を遮断する第2の給電制御
手段と、容器または容器収容部または加熱手段近傍部ま
たは容器の上方に設けられた蓋部の温度が第2の給電制
御手段が加熱手段への通電を遮断するときの温度よりも
高い所定温度以上になったとき加熱手段への通電を遮断
する第3の給電制御手段とを備え、この第3の給電制御
手段は、2個以上備えるとともに、加熱手段への通電を
遮断した後は通電復帰不能なものであり、前記第1の給
電制御手段、第2の給電制御手段および第3の給電制御
手段の計4個以上の安全装置を備えたことを特徴とする
調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13426195A JPH08322714A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13426195A JPH08322714A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 調理器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08322714A true JPH08322714A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15124166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13426195A Pending JPH08322714A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08322714A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010172557A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Mitsubishi Electric Corp | 電気湯沸し器 |
| JP2019017467A (ja) * | 2017-07-12 | 2019-02-07 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 炊飯器 |
| JP2021013442A (ja) * | 2019-07-10 | 2021-02-12 | 象印マホービン株式会社 | 調理器 |
-
1995
- 1995-05-31 JP JP13426195A patent/JPH08322714A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010172557A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Mitsubishi Electric Corp | 電気湯沸し器 |
| JP2019017467A (ja) * | 2017-07-12 | 2019-02-07 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 炊飯器 |
| JP2021013442A (ja) * | 2019-07-10 | 2021-02-12 | 象印マホービン株式会社 | 調理器 |
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