JPH08323441A - 線材から製造の中間品を成形する方法及びその成形装置 - Google Patents

線材から製造の中間品を成形する方法及びその成形装置

Info

Publication number
JPH08323441A
JPH08323441A JP13129495A JP13129495A JPH08323441A JP H08323441 A JPH08323441 A JP H08323441A JP 13129495 A JP13129495 A JP 13129495A JP 13129495 A JP13129495 A JP 13129495A JP H08323441 A JPH08323441 A JP H08323441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
wire rod
groove forming
shaft member
wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13129495A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Horisawa
晃 堀澤
Yutaka Takahata
豊 高畠
Hironori Ishii
浩紀 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NORITSU KIKAI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
NORITSU KIKAI SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NORITSU KIKAI SEISAKUSHO KK filed Critical NORITSU KIKAI SEISAKUSHO KK
Priority to JP13129495A priority Critical patent/JPH08323441A/ja
Publication of JPH08323441A publication Critical patent/JPH08323441A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wire Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 面取り加工時間を短縮することができるよう
にすること。 【構成】 間欠送り工程と剪断工程との間に、線材に一
定の長さ毎に全周にわたって実質上同一断面形状を有す
る溝を転造により成形する溝成形工程が設けられる。溝
成形工程において、溝の各々は、線材の軸方向における
溝の各々の中心を通りかつ軸方向に直交する直交面に関
して実質上対称な傾斜面を有するよう形成される。前記
剪断工程において線材は溝の各々の直交面に沿って剪断
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、線材から製造の中間
品、例えば、ニードルローラ、ローラチェーン用のロー
ラ、小型モータ用のシャフト、ガイドローラ等の中間品
を成形する方法及びその成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】断面が円形の線材から製造の中間品、例
えばニードルローラの中間品を成形する場合、次のよう
な形態で行われることが知られている。線材の送り方向
における最上流位置に配置されているアンコイラに巻か
れた線材は、その下流側に配置されたストレートナによ
ってほぐされ、かつ直線状に成形されると共に連続的に
ループコントローラに送られる。ループコントローラの
下流側には、ガイド、間欠送り装置及びプレス機械がそ
の順に配置されている。ループコントローラに送られた
線材は、ガイドを通過した後、間欠送り装置により間欠
的に一定の長さだけプレス機械に送られる。プレス機械
に送られた線材は、上型(カッタ)と下型との協動作業
により、前記一定の長さに剪断される。剪断された線材
のピース、すなわちニードルローラの中間品は、次の製
造工程、例えばバレル研磨を行うべく、移送される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記プレス機械におい
て、線材は、カッタによって線材の軸線に対して直角に
剪断される。したがって剪断されることにより形成され
たニードルローラの中間品の剪断面は、その軸線に直交
する直交面をなす。このことに起因して、剪断面とその
外周面との間には、実質上直角をなすエッジが形成され
る。このエッジは、一般にバレル研磨により面取り加工
されるが、所望の面取りが得られるまでの加工時間は著
しく長い。したがってニードルローラを完成品とするま
での加工時間が著しく長くなる。
【0004】本発明の第1の目的は、面取り加工時間を
短縮することができる、線材から製造の中間品を成形す
る方法を提供することである。
【0005】本発明の第2の目的は、前記方法の実施に
直接使用される成形装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的を達
成するため、本発明によれば、線材を間欠的に一定の長
さだけ送る間欠送り工程と、該線材を該一定の長さに剪
断する剪断工程とを含む、線材から製造の中間品を成形
する方法において、該間欠送り工程と該剪断工程との間
に、該線材に該一定の長さ毎に全周にわたって実質上同
一断面形状を有する溝を転造により成形する溝成形工程
が設けられ、該溝成形工程において、該溝の各々は、該
線材の軸方向における該溝の各々の中心を通りかつ該軸
方向に直交する直交面に関して実質上対称な傾斜面を有
するよう形成され、該剪断工程において、該線材は、該
溝の各々の該直交面に沿って剪断されることを特徴とす
る、線材から製造の中間品を成形する方法、が提供され
る。
【0007】本発明においては、前記構成に加えて、該
溝成形工程と該剪断工程との間に、該溝成形工程におい
て該線材に形成された該溝の各々の軸方向両端部を規定
する突起部を整形するための溝部整形工程が設けられ、
該溝部整形工程において、該突起部の各々は整形前より
も外径の縮小された外周面を有するよう整形される、こ
とが好ましい。
【0008】本発明の第2の目的を達成するため、本発
明によれば、線材を間欠的に一定の長さだけ送る間欠送
り装置と、該間欠送り装置により送られた該線材を該一
定の長さに剪断するプレス機械とを備えた、線材から製
造の中間品を成形する成形装置において、該間欠送り装
置と該プレス機械との間に、該線材に該一定の長さ毎に
全周にわたって実質上同一断面形状を有する溝を転造に
より成形する溝成形装置が配置され、該溝の各々は、該
線材の軸方向における該溝の各々の中心を通りかつ該軸
方向に直交する直交面に関して実質上対称な傾斜面を有
するよう形成され、該プレス機械により、該線材は、該
溝の各々の該直交面に沿って剪断されることを特徴とす
る、線材から製造の中間品を成形する成形装置、が提供
される。
【0009】本発明においては、前記構成に加えて、該
溝成形装置には、更に、該線材に形成された該溝の各々
の軸方向両端部を規定する突起部を整形するための複数
の溝部整形ローラが備えられ、該溝部整形ローラの各々
は、該溝成形ローラの各々より該線材の送り方向の下流
側に配置され、該突起部の各々は整形前よりも外径の縮
小された外周面を有するよう整形される、ことが好まし
い。
【0010】
【作用】本発明による、線材から製造の中間品を成形す
る方法においては、間欠送り工程と剪断工程との間に、
線材に一定の長さ毎に全周にわたって実質上同一断面形
状を有する溝を転造により成形する溝成形工程が設けら
れている。この溝成形工程において、溝の各々は、線材
の軸方向における溝の各々の中心を通りかつ軸方向に直
交する直交面に関して実質上対称な傾斜面を有するよう
形成される。そして剪断工程において、線材は、溝の各
々の直交面に沿って剪断される。剪断されることにより
形成された例えばニードルローラの中間品において、そ
の剪断面と外周面との間には、前記傾斜面の一方による
面取り部が形成される。その後、この中間品は、バレル
研磨により更に面取り部の仕上げ加工が施されるが、前
記のように、バレル研磨が行われる前に、予め面取り部
が転造により形成されているので、最終形状である所望
の面取りが得られるまでの加工時間は大幅に短縮され
る。その結果、製造の中間品を完成品とするまでのトー
タル加工時間も大幅に短縮される。剪断後の面取り部を
構成する前記傾斜面の形状は、転造に際して使用される
溝成形ローラの断面形状を適宜設定することにより、所
望のとおりに定められる。
【0011】前記本発明方法において、該溝成形工程と
該剪断工程との間に、該溝成形工程において該線材に形
成された該溝の各々の軸方向両端部を規定する突起部を
整形するための溝部整形工程が設けられ、該溝部整形工
程において、該突起部の各々は整形前よりも外径の縮小
された外周面を有するよう整形される、よう構成された
場合には、バレル研磨が行われる前に、予め面取り部が
転造により形成されることに加えて、溝成形に付随して
形成された突起部の外径部が転造により縮小されるの
で、前記加工時間は一層短縮短縮される。
【0012】本発明による、線材から製造の中間品を成
形する成形装置においては、間欠送り装置とプレス機械
との間に、線材に一定の長さ毎に全周にわたって実質上
同一断面形状を有する溝を転造により成形する溝成形装
置が配置されている。溝の各々は、線材の軸方向におけ
る溝の各々の中心を通りかつ軸方向に直交する直交面に
関して実質上対称な傾斜面を有するよう形成される。そ
してプレス機械により、線材は、溝の各々の直交面に沿
って剪断される。剪断されることにより形成されたニー
ドルローラの中間品において、その剪断面と外周面との
間には、前記傾斜面の一方による面取り部が形成され
る。その後、この中間品は、バレル研磨により更に面取
り部の仕上げ加工が施されるが、前記のように、バレル
研磨が行われる前に、予め面取り部が転造により形成さ
れているので、最終形状である所望の面取りが得られる
までの加工時間は大幅に短縮される。その結果、製造の
中間品を完成品とするまでのトータル加工時間も大幅に
短縮される。剪断後の面取り部を構成する前記傾斜面の
形状は、前記溝成形ローラの断面形状を適宜設定するこ
とにより、所望のとおりに定められる。
【0013】前記本発明装置において、該溝成形装置に
は、更に、該線材に形成された該溝の各々の軸方向両端
部を規定する突起部を整形するための複数の溝部整形ロ
ーラが備えられ、該溝部整形ローラの各々は、該溝成形
ローラの各々より該線材の送り方向の下流側に配置さ
れ、該突起部の各々は整形前よりも外径の縮小された外
周面を有するよう整形される、よう構成された場合に
は、バレル研磨が行われる前に、予め面取り部が転造に
より形成されることに加えて、溝成形に付随して形成さ
れた突起部の外径部が転造により縮小されるので、前記
加工時間は一層短縮短縮される。
【0014】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明をその実
施例より説明する。図1を参照して、番号2は間欠送り
装置、番号4は本発明に従って構成された溝成形装置、
番号6はそれ自体当業者には周知のプレス機械をそれぞ
れ示している。線材8は、間欠送り装置2、溝成形装置
及びプレス機械6の順に、図1の左方から右方へ送られ
る。したがって、この明細書において「上流」とは図1
の左方、「下流」とは図1の右方、をそれぞれ意味する
ものである。間欠送り装置2は、線材8を間欠的に一定
の長さだけ送る装置であるが、それ自体当業者には周知
の装置であるので、図示しないでその構成を簡単に説明
する。間欠送り装置2には、上流と下流との間に間隔を
置いて一対のクランプが設けられている。各クランプが
線材8を同時に把持している時には、線材8は保持され
てその位置に静止される。一方のクランプの把持が解除
されかつ他方のクランプが線材8を把持しながら下流方
向に一定のストロークだけ移動されると、線材8は下流
側に一定の距離だけ送られる。次いで一方のクランプが
線材8を把持した状態で、他方のクランプが線材8の把
持を解除した後上流側の元のホームポジションに戻さ
れ、再び線材8を把持する。この状態で、線材8は両方
のクランプにより把持される。以上の作動の繰り返しに
より、線材8は間欠的に一定の長さだけ下流側に送られ
る。間欠送り装置2の以上のような間欠作動のタイミン
グは、前記プレス機械6のクランク軸の回転に同期して
行われる。なお間欠送り装置2の上流側は、図示はして
いないが前記従来の技術として説明した前記装置と実質
上同じである。
【0015】プレス機械6は、間欠送り装置2により送
られた線材8を一定の長さに剪断する機械であるが、そ
れ自体当業者には周知の装置であるので、図示しないで
その構成を簡単に説明する。プレス機械6には、上型
(カッタ)と下型(受け)とが備えられている。下型は
ボルスタに装着されてばねにより上方に付勢されてい
る。上型はラムに装着され、ラムはコネクチングロッド
を介してクランク軸に連結されている。上型の下端及び
下型の上端は、線材8を上下から挟んだ状態で線材8の
直径に適合するよう、それぞれ半円状の断面を有するよ
う形成されている。上型はクランク軸の回転により上下
動させられる。線材8が、上型が上下動する通路を横切
るよう位置付けられた状態で、上型が下方に移動される
と、線材8はその下方の半円部を下型に受けられた状態
で下方に強制移動させられ、したがって剪断される。線
材8は水平方向に位置付けられ、上型は鉛直方向に往復
移動されるので、線材8は上型によって線材8の軸線に
対して直角に剪断される。プレス機械6の以上のような
剪断作動は、クランク軸の回転をベースとして、間欠送
り装置2の作動タイミングに同期して行われる。
【0016】溝成形装置4は、間欠送り装置2とプレス
機械6との間に配置されている。溝成形装置4は、線材
8に一定の長さ毎に全周にわたって実質上同一断面形状
を有する溝を転造により成形する装置であり、以下詳細
に説明する。溝成形装置4には、ハウジング10が備え
られている。ハウジング10は左端及び右端を規定する
壁12及び14が設けられている。ハウジング10内に
は、回転円筒体16が配置されている。回転円筒体16
の両端は、それぞれ壁12及び14に軸受18及び20
により回転自在に支持されている。回転円筒体16の左
端部は歯付きプーリ22により構成されている。歯付き
プーリ22は電動モータでよい図示しない回転駆動源
に、図示しない歯付きベルトを介して連結されている。
したがって回転円筒体16は電動モータによりより回転
駆動されるよう構成されている。
【0017】図1及び図2を参照して、回転円筒体16
には複数(この実施例では3本)の揺動軸24が支持さ
れている。各揺動軸24は回転円筒体16の中央壁26
と右端壁28とに、それぞれ軸受30及び32により回
転自在に支持されている。各揺動軸24は実質上共通部
品から構成されている。各揺動軸24の軸線は、回転円
筒体16の軸線に対し平行であり、かつ半径方向外方の
等距離位置に配置されている。すなわち回転円筒体16
の軸線に直交する断面(図2参照)で見て、各揺動軸2
4の軸心は、回転円筒体16の軸心を中心とする一つの
円の円周上にあり、また各揺動軸24の軸心はこの円の
円周方向に等間隔に配置されている。各揺動軸24の右
方には揺動レバー36が連結されている。各揺動レバー
36の一端は対応する揺動軸24に一体的に連結され、
フォーク状の他端には溝成形ローラ38が軸40を介し
て回転自在に支持されている。各軸40の軸線は回転円
筒体16の軸線に対し平行であり、かつ半径方向外方の
等距離位置に配置されている。すなわち回転円筒体16
の軸線に直交する前記断面で見て、各軸40軸4の軸心
は、回転円筒体16の軸心を中心とする一つの円の円周
上にあり、また各軸40の軸心はこの円の円周方向に等
間隔に配置されている。各軸40の軸心を通る円は、各
揺動軸24の軸心を通る前記円より小径である。各揺動
レバー36、各溝成形ローラ38及び各軸40は、それ
ぞれ実質上共通部品から構成されている。後述するよう
に、各揺動軸24が同期して図2の反時計方向に回転す
ると、各溝成形ローラ38は同期してほぼ回転円筒体1
6の軸心に向かって半径方向の等距離位置から等距離、
移動させられる。また逆に、各揺動軸24が同期して図
2の時計方向に回転すると、各溝成形ローラ38は同期
して半径方向外方に等距離、移動させられる。
【0018】各揺動軸24の左端には、それぞれ作動ア
ーム42が連結されている。各作動アーム42の一端
は、対応する揺動軸24に一体的に連結され(この実施
例では一体物で成形され)、他端にはガイドローラ44
が軸46を介して回転自在に支持されている。各軸46
の軸線は、回転円筒体16の軸線に直交する断面(図3
参照)で見て、回転円筒体16の軸心を中心とする一つ
の円に対し、接線方向に配置され、各軸46及びガイド
ローラ44は、この円の円周方向に等間隔に配置されて
いる。各作動アーム42、各ガイドローラ44及び各軸
46は、それぞれ実質上共通部品から構成されている。
回転円筒体16と各作動アーム42との間には、それぞ
れ作動アーム付勢用ばね部材48が設けられている。こ
れにより各作動アーム42及びそれらと一体の各軸24
は、図3の時計方向に回転するよう常時付勢される。各
ガイドローラ44は、ほぼ回転円筒体16の軸心方向に
付勢される。
【0019】図1を参照して、ハウジング10の左端を
規定する壁12は支持体50を含んでいる。支持体50
には貫通孔が形成され、この貫通孔に、外往復軸部材5
2が軸受を介して回転自在にかつ軸方向に移動自在に支
持されている。実質上円筒状をなす外往復軸部材52の
左端にはフランジ部54が形成されている。外往復軸部
材52には、内往復軸部材56が軸受を介して回転自在
に支持されている。内往復軸部材56の右端には円錐部
58が形成されている。円錐部58は左側(上流側)の
外径が大きく、右側(下流側)の外径が小さく形成され
ている。外往復軸部材52の右端と円錐部58の左端と
の間にはスラスト軸受60が装着され、内往復軸部材5
6の左端部の外周部と外往復軸部材52の左端部の内周
部との間にはスラスト軸受62が装着されている。スラ
スト軸受62の右端の外縁部は外往復軸部材52の内周
部に形成された肩部(段部)に当接されている。内往復
軸部材56の更に左側には円板状のスラスト板64がね
じ結合されている。スラスト板64を締め込むことによ
り、内往復軸部材56が、スラスト軸受60及び62を
介して外往復軸部材52と一体的に軸方向に移動できる
よう装着される。内往復軸部材56の左端には止め板6
6がねじ結合されている。
【0020】図1及び図3参照して、内往復軸部材56
の円錐部58には、複数(この実施例では3本)のガイ
ド溝68がその円錐面に沿って直線状に延びるよう形成
されている。ガイド溝68は円錐部58の円周方向に等
間隔に位置付けられている。前記各作動アーム42のガ
イドローラ44は、対応するガイド溝68に係合される
よう位置付けられている。したがって各ガイドローラ4
4は、回転円筒体16と各作動アーム42との間に設け
られた作動アーム付勢用ばね部材48によって、対応す
るガイド溝68に押圧されて係合される。なお、図4に
は、揺動軸24に装着された揺動レバー36と作動レバ
ー42との相対位置関係が示されている。
【0021】図1と共に図5を参照して、ハウジング1
0の左端にはブラケット70が取り付けられている。ブ
ラケット70にはレバー72が軸73を介して旋回自在
に支持されている。レバー72の一端はコネクチングロ
ッド74を介してクランク軸76のクランクピン78に
連結されている。図5の76aはクランク軸76の回転
軸心、78aはクランクピン78の回転軸心、78bは
クランクピン78の回転軸心78aの180°反対側の
位置、Sはコネクチングロッド74のストロークをそれ
ぞれ示している。クランク軸76は前記プレス機械6の
図示しないクランク軸と同期して回転駆動されるよう、
図示しない伝動機構により連結されている。レバー72
の他端は図示はしていないがフォーク状に形成され、そ
れぞれの端部にローラ80(図では1個のみ示す)が回
転自在に装着されている。各ローラ80は外往復軸部材
52のフランジ部54の左端の周縁部に係合(当接)さ
れている。以上の機構は、往復作動手段を構成する。ハ
ウジング10の支持体50の左側と外往復軸部材52の
フランジ部54の右側との間には、外往復軸部材付勢用
ばね部材82が配置されている。外往復軸部材付勢用ば
ね部材82は、外往復軸部材52を各ローラ80に向け
て付勢(押圧)している。したがって、クランク軸76
が回転すると、コネクチングロッド74が往復移動し、
レバー72が軸73回りに揺動するので、各ローラ80
を介して外往復軸部材52、内往復軸部材56、内往復
軸部材56と一体の円錐部58が図1の左右方向に往復
移動させられる。
【0022】内往復軸部材56には線材移動用の貫通孔
84が形成されている。回転円筒体16の中央壁26に
はガイド入口86が軸受を介して支持されている。ガイ
ド入口86には線材8を軸方向に案内するガイド孔が形
成されている。図から明らかなように、ガイド孔は上流
側に向かって内径が徐々に大きくなるよう形成されてい
る。これは線材8を最初にセットする際、その先端が挿
入され易いようガイドするためである。ガイド入口86
は、内往復軸部材56の円錐部58の下流側でありかつ
溝成形ローラ38の上流側に位置付けられている。ハウ
ジング10の右端を規定する壁14は支持体88を含ん
でいる。回転円筒体16の右端壁28には貫通孔が形成
され、支持体88の円筒部90がこの貫通孔内に当接し
ないよう位置付けられている。円筒部90の左端部内に
はガイド出口92が装着されている。ガイド出口92に
は線材8を軸方向に案内するガイド孔が形成されてい
る。図から明らかなように、ガイド孔は上流側に向かっ
て内径が徐々に大きくなるよう形成された部分を含んで
いる。これも線材8を最初にセットする際、その先端が
挿入され易いようガイドするためである。ガイド出口9
2は、溝成形ローラ38の下流側に位置付けられてい
る。ガイド入口86及びガイド出口92は、それぞれ線
材8を軸方向に案内するガイド手段を構成する。外往復
軸部材52、内往復軸部材56、内往復軸部材56の貫
通孔84及びガイド入口86とガイド出口92のそれぞ
れのガイド孔は、回転円筒体16の軸線と共通の軸線を
有している。
【0023】図1を参照して、外往復軸部材52がレバ
ー72の反時計方向の揺動により外往復軸部材付勢用ば
ね部材82の付勢力に抗して右方に移動させられたと
き、円錐部58がガイドローラ44を半径方向外方に移
動させることにより、各揺動軸24を、作動アーム付勢
用ばね部材48の付勢力に抗して図2〜図4の反時計方
向に回転させる。各揺動軸24の反時計方向への回転に
より、各溝成形ローラ38は、ガイド入口86及びガイ
ド出口92間に位置付けられた線材8の外周部に押圧さ
れるよう、相互の位置関係が規定されている。
【0024】次に主として図1を参照して、成形装置の
作用について説明する。装置の作動時には溝成形装置4
に関連して設けられた電動モータが回転駆動される。そ
の回転駆動力が歯付きプーリ22に伝達されると、回転
円筒体16が回転される。回転円筒体16の回転と共
に、それに支持された各揺動軸24、各揺動レバー36
及び溝成形ローラ38、各作動レバー42及びガイドロ
ーラ44等が回転する。また各ガイドローラ44は、内
往復軸部材56の円錐部58のガイド溝68に係合され
ているので、回転円筒体16の回転駆動力が各ガイドロ
ーラ44、各ガイド溝68を介して円錐部58に伝達さ
れる。したがって内往復軸部材56も回転円筒体16と
一体的に回転する。しかしながら外往復軸部材52は、
前記した構成から明らかなように回転しない。
【0025】プレス機械6のクランク軸の回転に同期し
て間欠送り装置2及び溝成形装置4が作動する。間欠送
り装置2の作動により、線材8が所定のタイミングで一
定の長さだけ右方に送られた後、その位置に保持され
る。線材8が保持されている間に、溝成形装置4により
溝成形加工が行われ、同時にプレス機械6により剪断加
工が行われる。すなわち溝成形装置4においては、クラ
ンク軸76が半回転させられ、クランクピン78の軸心
が78bから78aに移動される。レバー72が軸73
まわりに反時計方向に揺動する。各ローラ80が右方に
所定のストローク移動されるので、外往復軸部材52が
外往復軸部材付勢用ばね部材82の付勢力に抗して右方
へ移動させられる。円錐部58もそれと一体に右方へ移
動させられる。この移動により、各ガイドローラ44が
係合する(当接する)部分のガイド溝68における円錐
部58の軸線からの距離が徐々に大きくなるので、ガイ
ドローラ44は半径方向外方に移動させられる。その結
果、各揺動軸24は、作動アーム付勢用ばね部材48の
付勢力に抗して図2〜図4の反時計方向に回転させられ
る。各揺動軸24の反時計方向への回転により、各溝成
形ローラ38は、ガイド入口86及びガイド出口92間
に位置付けられた線材8の外周部に押圧される。回転円
筒体16と共に各溝成形ローラ38も回転駆動されてい
るので、各溝成形ローラ38は線材8の外周部を押圧し
ながら回転することになる(転造による溝成形加工が行
われる)。その結果、線材8の外周部には各溝成形ロー
ラ38の断面形状に応じた溝が全周にわたって形成され
る。
【0026】一方プレス機械6においては、そのクラン
ク軸が1回転して上型が上下方向に1往復させられる。
これにより、線材8は前記直交面に沿って一定の長さに
剪断される。プレス機械6による剪断加工終了後、溝成
形装置4においては、クランク軸76が更に半回転させ
られ、クランクピン78の軸心が78aから78bに移
動される。レバー72が軸73まわりに時計方向に揺動
する。各ローラ80が左方に所定のストローク移動され
るので、外往復軸部材52が外往復軸部材付勢用ばね部
材82の付勢力によって左方へ移動させられる。円錐部
58もそれと一体に左方へ移動させられる。この移動に
より、各ガイドローラ44が係合する(当接する)部分
のガイド溝68における円錐部58の軸線からの距離が
徐々に小さくなるので、ガイドローラ44は作動アーム
付勢用ばね部材48の付勢力によって半径方向内方に移
動させられる。その結果、各揺動軸24は、図2〜図4
の時計方向に回転させられる。各揺動軸24の時計方向
への回転により、線材8の外周部に押圧されていた各溝
成形ローラ38は、線材8の半径方向外方へ離される。
これにより溝成形装置4による溝成形加工が終了する。
またプレス機械6による剪断加工及び溝成形装置4によ
る溝成形加工がそれぞれ終了した後、間欠送り装置2に
おいては、線材8が次の一定の長さだけ右方へ送られ、
その位置に保持される。以上のサイクルが繰り返される
ことにより、線材から製造の中間品が次々に製造され
る。
【0027】前記説明から明らかなように、間欠送り装
置2において、線材8を間欠的に一定の長さだけ送る間
欠送り工程が行われ、溝成形装置4において、線材8に
一定の長さ毎に全周にわたって実質上同一断面形状を有
する溝を転造により成形する溝成形工程が行われ、プレ
ス機械6において、線材8を一定の長さに剪断する剪断
工程が行われる。前記溝成形工程において、各溝は、線
材8の軸方向における各溝の中心を通りかつ軸方向に直
交する直交面に関して実質上対称な傾斜面を有するよう
形成される。また前記剪断工程において、線材8は、各
溝の前記直交面に沿って剪断される。
【0028】次に溝成形ローラ38の断面形状の幾つか
の実施例と、それら溝成形ローラ38により線材8の全
周に形成された溝の形状について説明する。図6は、図
1に示された溝成形ローラ38の断面形状を示してい
る。溝成形ローラ38の断面形状は、その全周にわたっ
て実質上同一である。溝成形ローラ38の外周面におい
て、その軸方向中心には、半径方向外方に延びる突起1
00が形成されている。突起100は実質上V形をなし
ている。突起100は、前記中心に位置付けられた外径
の最も大きな頂部102と、頂部102の軸方向両側に
形成された傾斜面104からなる。各傾斜面104は曲
面(凹曲面)から構成されている。頂部102には鋭い
角部を避けるため、適宜のR部が設けられている。突起
100は、溝成形ローラ38の軸方向の中心を通りかつ
その軸線に直行する面Pに関して実質上対称である。し
たがって各傾斜面104は実質上同一形状をなす。
【0029】図9には、前記突起100を有する溝成形
ローラ38により線材8の全周に形成された溝の形状が
示されている。線材8の全周に形成された溝の断面形状
は、その全周にわたって実質上同一である。線材8の外
周面には半径方向内方に延びる溝200が形成されてい
る。溝200は実質上V形をなしている。溝200は、
その軸方向中央部に位置付けられた外径の最も小さな底
部202と、底部202の軸方向両側に形成された傾斜
面204からなる。各傾斜面204は曲面(凸曲面)に
形成される。底部202にはR部が形成される。溝20
0は、溝200の軸方向の中心を通りかつその軸線に直
行する面Pに関して実質上対称である。したがって各傾
斜面204は実質上同一形状をなす。各傾斜面204の
外径の最も大きな頂部206は、それぞれ線材8の外周
面より、半径方向外方へ突出した突起部をなす。この突
起部は溝成形ローラ38による転造のために形成される
ものであって、溝200の軸方向両端部を規定する。線
材8は、前記したように、剪断工程において溝8の直交
面Pに沿って剪断される。一定の長さに剪断された中間
品(例えばニードルローラ)の両端は、直交面P及び頂
部206を有する傾斜面204により構成される。すな
わちこの中間品には、傾斜面204により規定される面
取り部が形成されたことになる。その後のバレル研磨に
より、突起部である頂部206が中間品の外周面と一致
するように研磨される(図9において、中間品の外径線
Dより上方のハッチングの部分が削り落とされる)と共
に、直交面Pと傾斜面204とのエッジ部がR形状とな
るよう研磨される。すなわち、バレル研磨が行われる前
に、中間品には予め傾斜面204により規定される面取
り部が形成されるので、最終形状である所望の面取りが
得られるまでの加工時間は大幅に短縮される。その結
果、製造の中間品を完成品とするまでのトータル加工時
間も大幅に短縮される。
【0030】図7は、溝成形ローラ38の他の断面形状
を示している。溝成形ローラ38の断面形状は、その全
周にわたって実質上同一である。溝成形ローラ38の外
周面において、その軸方向中心には、半径方向外方に延
びる突起300が形成されている。突起300は実質上
V形をなしている。突起300は、前記中心に位置付け
られた外径の最も大きな頂部302と、頂部302の軸
方向両側に形成された傾斜面304からなる。各傾斜面
304は平坦な面から構成されている。頂部302には
鋭い角部を避けるため、適宜のR部が設けられている。
突起300は、溝成形ローラ38の軸方向の中心を通り
かつその軸線に直行する面Pに関して実質上対称であ
る。したがって各傾斜面304は実質上同一形状をな
す。
【0031】図10には、前記突起300を有する溝成
形ローラ38により線材8の全周に形成された溝の形状
が示されている。線材8の全周に形成された溝の断面形
状は、その全周にわたって実質上同一である。線材8の
外周面には半径方向内方に延びる溝400が形成されて
いる。溝400は実質上V形をなしている。溝400
は、その軸方向中央部に位置付けられた外径の最も小さ
な底部402と、底部402の軸方向両側に形成された
傾斜面404からなる。各傾斜面204は平坦な面に形
成される。底部402にはR部が形成される。溝400
は、溝400の軸方向の中心を通りかつその軸線に直行
する面Pに関して実質上対称である。したがって各傾斜
面404は実質上同一形状をなす。各傾斜面404の外
径の最も大きな頂部406は、それぞれ線材8の外周面
より、半径方向外方へ突出した突起部をなす。この突起
部は溝成形ローラ38による転造のために形成されるも
のである。線材8は、前記したように、剪断工程におい
て溝8の直交面Pに沿って剪断される。一定の長さに剪
断された中間品(例えばニードルローラ)の両端は、直
交面P及び頂部406を有する傾斜面404により構成
される。すなわちこの中間品には、傾斜面404により
規定される面取り部が形成されたことになる。その後の
バレル研磨により、突起部である頂部406が中間品の
外周面と一致するように研磨される(図10において、
中間品の外径線Dより上方のハッチングの部分が削り落
とされる)と共に、直交面Pと傾斜面404とのエッジ
部がR形状となるよう研磨される。すなわち、バレル研
磨が行われる前に、中間品には予め傾斜面404により
規定される面取り部が形成されているので、最終形状で
ある所望の面取りが得られるまでの加工時間は大幅に短
縮される。その結果、製造の中間品を完成品とするまで
のトータル加工時間も大幅に短縮される。
【0032】図8は、溝成形ローラ38の更に他の断面
形状を示している。溝成形ローラ38の断面形状は、そ
の全周にわたって実質上同一である。溝成形ローラ38
の外周面において、その軸方向中心には、半径方向外方
に延びる突起500が形成されている。突起500はリ
ブ形状をなしている。突起500の、前記中心に位置付
けられた頂部502は全体がR形状(この実施例におい
ては半円形状)をなしている。突起500は、溝成形ロ
ーラ38の軸方向の中心を通りかつその軸線に直行する
面Pに関して実質上対称である。したがって面Pの軸方
向両側には、実質上同一形状をなす円弧状(凸円弧状)
の傾斜面504が形成される。
【0033】図11には、前記突起500を有する溝成
形ローラ38により線材8の全周に形成された溝の形状
が示されている。線材8の全周に形成された溝の断面形
状は、その全周にわたって実質上同一である。線材8の
外周面には半径方向内方に延びる溝600が形成されて
いる。溝600は全体が実質上R形状をなしている。溝
600は、溝600の軸方向の中心を通りかつその軸線
に直行する面Pに関して実質上対称である。したがって
面Pの軸方向両側には、実質上同一形状をなす円弧状
(凹円弧状)の傾斜面602が形成される。各傾斜面6
02は実質上同一形状をなす。各傾斜面602の外径の
最も大きな頂部604は、それぞれ線材8の外周面よ
り、半径方向外方へ突出した突起部をなす。この突起部
は溝成形ローラ38による転造のために形成されるもの
である。線材8は、前記したように、剪断工程において
溝8の直交面Pに沿って剪断される。一定の長さに剪断
された中間品(例えばニードルローラ)の両端は、直交
面P及び頂部604を有する傾斜面602により構成さ
れる。すなわちこの中間品には、傾斜面602により規
定される面取り部が形成されたことになる。その後のバ
レル研磨により、突起部である頂部604が中間品の外
周面と一致するように研磨される(図11において、中
間品の外径線Dより上方のハッチングの部分が削り落と
される)と共に、直交面Pと傾斜面602とのエッジ部
がR形状となるよう研磨される。すなわち、バレル研磨
が行われる前に、中間品には予め傾斜面602により規
定される面取り部が形成されているので、最終形状であ
る所望の面取りが得られるまでの加工時間は大幅に短縮
される。その結果、製造の中間品を完成品とするまでの
トータル加工時間も大幅に短縮される。
【0034】図12には、本発明に従って構成された溝
成形装置の他の実施例の要部断面が示されている。なお
これから説明するところの、図12に示す本発明の要部
以外の構成及び作用は図1に示す実施例と実質上同一で
ある。したがって、図12において、図1と同一部分は
同一番号で示し、この実施例に関連して説明する部分以
外の構成及び作用についての説明は省略する。図12と
共に図1を参照して、回転円筒体16には3本の揺動軸
24が回転自在に支持されている。各揺動軸24には揺
動レバー36が連結されている。各揺動レバー36の一
端は対応する揺動軸24に一体的に連結されている。各
揺動レバー36の他端には2連のフォーク状部が形成さ
れ、一方のフォーク状部には前記した溝成形ローラ38
が軸40を介して回転自在に支持され、また他方のフォ
ーク状部には溝部整形ローラ95が共通の軸40を介し
て回転自在に支持されている。軸40は各フォーク状部
を貫通して延びている。
【0035】各溝部整形ローラ95は、各溝成形ローラ
38(図6も参照)によって線材8に形成された各溝2
00(図9参照)の各々の軸方向両端部を規定する突起
部206を整形するために設けられている。各溝部整形
ローラ95は、各揺動レバー36において、各溝成形ロ
ーラ38より線材8の送り方向の下流側に配置されてい
る。各溝部整形ローラ95の外周面は、各溝部整形ロー
ラ95の軸線に実質上平行に延びるフラット面からな
る。すなわち各溝部整形ローラ95はフラットローラか
ら構成されている。各揺動レバー36、各溝成形ローラ
38、各溝部整形ローラ95及び各軸40は、それぞれ
実質上共通部品から構成されている。
【0036】プレス機械6のクランク軸の回転に同期し
て間欠送り装置2及び溝成形装置4が作動する。間欠送
り装置2の作動により、線材8が所定のタイミングで一
定の長さだけ右方に送られた後、その位置に保持され
る。線材8が保持されている間に、溝成形装置4により
溝成形加工及び溝部整形加工が同期して同時に行われる
と共に、同時にプレス機械6により剪断加工が行われ
る。すなわち溝成形装置4において、各揺動軸24が同
期して図2の反時計方向に回転すると、各溝成形ローラ
38及び各溝部整形ローラ95は同期してほぼ回転円筒
体16の軸心に向かって半径方向の等距離位置から等距
離、移動させられる。各揺動軸24の反時計方向への回
転により、各溝成形ローラ38及び各溝部整形ローラ9
5は、それぞれ同期して、ガイド入口86及びガイド出
口92間に位置付けられた線材8の外周部に押圧され
る。回転円筒体16と共に各溝成形ローラ38及び各溝
部整形ローラ95も回転駆動されているので、各溝成形
ローラ38は及び各溝部整形ローラ95は線材8の外周
部を押圧しながら回転することになる。
【0037】各溝成形ローラ38によって、線材8の外
周部に対し転造による溝成形加工が行われる。その結
果、線材8の外周部には各溝成形ローラ38の断面形状
(図6参照)に応じた溝200(図9参照)が全周にわ
たって形成される。他方、各溝部整形ローラ95は、ガ
イド入口86及びガイド出口92間に位置付けられた線
材8の溝200の各突起部206(図9参照)の外周部
に押圧されるよう、各溝成形ローラ38との相互の位置
関係が規定されている。したがって、各溝部整形ローラ
95により、線材8の溝200の外周部(各突起部20
6)に対し転造による整形加工が行われる。そして前記
したように各溝部整形ローラ95はフラットローラから
構成されているので、図13に示すように、各突起部2
06は線材8の軸線に実質上平行であって整形前よりも
外径の縮小された外周面206aを有するよう整形され
る。なお、図13には、各溝部整形ローラ95による整
形前の各突起部206の形状と、整形後の形状206a
とが比較して示されている。各突起部206は、各溝成
形ローラ38によって溝成形加工が行なわれた結果形成
される外径方向に向かう盛り上がり部であるが、図13
から明らかなように、各溝部整形ローラ95による整形
(転造)によって、これらの盛り上がりは低くなる。
【0038】また逆に、各揺動軸24が同期して図2の
時計方向に回転すると、各溝成形ローラ38及び各溝部
整形ローラ95は同期して半径方向外方に等距離、移動
させられる。各揺動軸24の時計方向への回転により、
線材8の外周部に押圧されていた各溝成形ローラ38及
び各溝部整形ローラ95は、同期して線材8の半径方向
外方へ離される。これにより溝成形装置4による溝成形
加工及び溝部整形加工が終了する。またプレス機械6に
よる剪断加工及び溝成形装置4による溝成形加工及び溝
部整形加工がそれぞれ終了した後、間欠送り装置2にお
いては、線材8が次の一定の長さだけ右方へ送られ、そ
の位置に保持される。以上のサイクルが繰り返されるこ
とにより、線材から製造の中間品が次々に製造される。
【0039】以上説明した本発明の他の実施例において
は、前記説明から明らかなように、間欠送り装置2にお
いて、線材8を間欠的に一定の長さだけ送る間欠送り工
程が行われ、溝成形装置4において、線材8に一定の長
さ毎に全周にわたって実質上同一断面形状を有する溝を
転造により成形する溝成形工程及び前記溝成形工程にお
いて線材8に形成された溝200の各々の軸方向両端部
を規定する突起部206を整形するための溝部整形工程
が行われ、プレス機械6において、線材8を一定の長さ
に剪断する剪断工程が行われる。
【0040】以上、本発明を一実施例について説明した
が、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本
発明の範囲を逸脱することなく種々の変形あるいは修正
が可能である。例えば、前記実施例において成形の素材
である線材8としては丸棒部材が使用されているが、こ
れに代えて、丸パイプ部材を使用することもできる。し
たがって本発明における「線材」とは、いわゆる実軸部
材のみならず、中空部材をも含むものである。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、バレル研磨が行われる
前に、製造の中間品に予め面取り部が転造により形成さ
れるので、最終形状である所望の面取りが得られるまで
の加工時間は大幅に短縮される。その結果、製造の中間
品を完成品とするまでのトータル加工時間も大幅に短縮
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された溝成形装置の一実施
例を示す断面図。
【図2】図1のA−A矢視断面図。
【図3】図1のB−B矢視断面図。
【図4】揺動軸に装着された揺動レバーと作動レバーと
の相対的位置関係を示す図。
【図5】図1に示す溝成形装置の外往復軸部材を往復移
動させるためのコネクチングロッド付近の構成を示す
図。
【図6】図1に示す溝成形装置に備えられた溝成形ロー
ラの断面図。
【図7】溝成形ローラの他の実施例を示す断面図。
【図8】溝成形ローラの更に他の実施例を示す断面図。
【図9】図6に示す溝成形ローラによって溝が形成され
た線材の溝の部分を示す側面概略図。
【図10】図7に示す溝成形ローラによって溝が形成さ
れた線材の溝の部分を示す側面概略図。
【図11】図8に示す溝成形ローラによって溝が形成さ
れた線材の溝の部分を示す側面概略図。
【図12】本発明に従って構成された溝成形装置の他の
実施例を示す要部断面図。
【図13】図12に示す溝成形装置によって溝が形成さ
れかつその突起部が整形された線材の溝の部分を示す側
面概略図。
【符号の説明】
2 間欠送り装置 4 溝成形装置 6 プレス機械 8 線材 10 ハウジング 16 回転円筒体 22 歯付きプーリ 24 揺動軸 36 揺動レバー 38 溝成形ローラ 42 作動アーム 44 ガイドローラ 48 作動アーム付勢用ばね部材 52 外往復軸部材 56 内往復軸部材 58 円錐部 68 ガイド溝 72 レバー 74 コネクチングロッド 76 クランク軸 78 クランクピン 82 外往復軸部材付勢用ばね部材 84 貫通孔 86 ガイド入口 92 ガイド出口 95 溝整形ローラ 200、400、600 溝 204、404、602 傾斜面 206、406、604 頂部(突起部) P 直交面 D 外径線

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線材を間欠的に一定の長さだけ送る間欠
    送り工程と、該線材を該一定の長さに剪断する剪断工程
    とを含む、線材から製造の中間品を成形する方法におい
    て、 該間欠送り工程と該剪断工程との間に、該線材に該一定
    の長さ毎に全周にわたって実質上同一断面形状を有する
    溝を転造により成形する溝成形工程が設けられ、該溝成
    形工程において、該溝の各々は、該線材の軸方向におけ
    る該溝の各々の中心を通りかつ該軸方向に直交する直交
    面に関して実質上対称な傾斜面を有するよう形成され、 該剪断工程において、該線材は、該溝の各々の該直交面
    に沿って剪断されることを特徴とする、線材から製造の
    中間品を成形する方法。
  2. 【請求項2】 該溝成形工程と該剪断工程との間に、該
    溝成形工程において該線材に形成された該溝の各々の軸
    方向両端部を規定する突起部を整形するための溝部整形
    工程が設けられ、該溝部整形工程において、該突起部の
    各々は整形前よりも外径の縮小された外周面を有するよ
    う整形される、請求項1記載の線材から製造の中間品を
    成形する方法。
  3. 【請求項3】 線材を間欠的に一定の長さだけ送る間欠
    送り装置と、該間欠送り装置により送られた該線材を該
    一定の長さに剪断するプレス機械とを備えた、線材から
    製造の中間品を成形する成形装置において、 該間欠送り装置と該プレス機械との間に、該線材に該一
    定の長さ毎に全周にわたって実質上同一断面形状を有す
    る溝を転造により成形するための複数の溝成形ローラを
    備えた溝成形装置が配置され、該溝の各々は、該溝成形
    ローラの各々によって、該線材の軸方向における該溝の
    各々の中心を通りかつ該軸方向に直交する直交面に関し
    て実質上対称な傾斜面を有するよう形成され、 該プレス機械により、該線材は、該溝の各々の該直交面
    に沿って剪断されることを特徴とする、線材から製造の
    中間品を成形する成形装置。
  4. 【請求項4】該溝成形ローラの各々の外周面における軸
    方向中央には、半径方向外方に延びる突起が全周にわた
    って形成されている、請求項3記載の線材から製造の中
    間品を成形する成形装置。
  5. 【請求項5】 該溝成形装置には、更に、該線材に形成
    された該溝の各々の軸方向両端部を規定する突起部を整
    形するための複数の溝部整形ローラが備えられ、該溝部
    整形ローラの各々は、該溝成形ローラの各々より該線材
    の送り方向の下流側に配置され、該突起部の各々は整形
    前よりも外径の縮小された外周面を有するよう整形され
    る、請求項3記載の線材から製造の中間品を成形する成
    形装置。
  6. 【請求項6】 該溝部整形ローラの各々の外周面は、該
    溝部整形ローラの各々の軸線に実質上平行に延びるフラ
    ット面からなる、請求項5記載の線材から製造の中間品
    を成形する成形装置。
  7. 【請求項7】 該溝成形装置は、ハウジングと、該ハウ
    ジング内に回転自在に支持されかつ回転駆動源により回
    転駆動される回転円筒体と、それぞれの軸線が該回転円
    筒体の軸線に対し平行にかつ半径方向外方の等距離位置
    に配置されると共に該回転円筒体に回転自在に支持され
    た複数の揺動軸と、該揺動軸の各々に一端が一体的に連
    結され他端に該溝成形ローラが回転自在に支持された揺
    動レバーと、該揺動レバーと軸方向に間隔を置いた該揺
    動軸の各々に一端が一体的に連結され他端にガイドロー
    ラが回転自在に支持された作動アームと、該ハウジング
    の軸方向の一端部に回転自在にかつ該軸方向に移動自在
    に支持された外往復軸部材と、該外往復軸部材に回転自
    在にかつそれと一体的に軸方向に移動できるよう支持さ
    れると共に一端に円錐部が形成された内往復軸部材と、
    該円錐部の円錐面に沿って直線状に延びるよう形成され
    た複数のガイド溝と、該回転円筒体と該作動アームの各
    々との間に設けられて該ガイドローラの各々が対応する
    該ガイド溝に押圧されて係合するよう該作動アームの各
    々を付勢する作動アーム付勢用ばね部材と、該外往復軸
    部材の一端に係合して該外往復軸部材を軸方向に往復移
    動させる往復作動手段と、該ハウジングと該外往復軸部
    材との間に設けられて該外往復軸部材を該往復作動手段
    に向けて付勢する外往復軸部材付勢用ばね部材と、該内
    往復軸部材の軸線に沿って形成された該線材移動用の貫
    通孔と、該回転円筒体内において該溝成形ローラの軸方
    向の両側に配設されて該線材を軸方向に案内するガイド
    孔を有するガイド手段とを備え、 該外往復軸部材、該内往復軸部材、該内往復軸部材の該
    貫通孔及び該ガイド手段の各々の該ガイド孔は、該回転
    円筒体の軸線と共通の軸線を有し、 該外往復軸部材が該往復作動手段により該外往復軸部材
    付勢用ばね部材の付勢力に抗して軸方向の一方に移動さ
    せられたとき、該円錐部が該ガイドローラを半径方向外
    方に移動させることにより該揺動軸の各々を該作動アー
    ム付勢用ばね部材の付勢力に抗して一方に回転させ、該
    揺動軸の各々の該一方への回転により該溝成形ローラの
    各々は、該ガイド手段の各々間に位置付けられた該線材
    の外周部に押圧されるよう、相互の位置関係が規定され
    ている、請求項3又は請求項5記載の線材から製造の中
    間品を成形する成形装置。
  8. 【請求項8】 該揺動レバーの各々の他端には更に該溝
    部整形ローラが回転自在に支持され、該揺動軸の各々の
    該一方への回転により該溝部整形ローラの各々は、該ガ
    イド手段の各々間に位置付けられた該線材の該溝の該突
    起部の外周部に押圧されるよう、該溝整形ローラの各々
    との相互の位置関係が規定されている、請求項7記載の
    線材から製造の中間品を成形する成形装置。
JP13129495A 1995-05-30 1995-05-30 線材から製造の中間品を成形する方法及びその成形装置 Pending JPH08323441A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13129495A JPH08323441A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 線材から製造の中間品を成形する方法及びその成形装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13129495A JPH08323441A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 線材から製造の中間品を成形する方法及びその成形装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08323441A true JPH08323441A (ja) 1996-12-10

Family

ID=15054609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13129495A Pending JPH08323441A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 線材から製造の中間品を成形する方法及びその成形装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08323441A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015178127A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 大同特殊鋼株式会社 細径化加工方法及び細径化加工設備

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015178127A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 大同特殊鋼株式会社 細径化加工方法及び細径化加工設備

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09174189A (ja) 金属パイプの溝加工方法及び溝加工装置
JPS59147799A (ja) ストリップ材加工用の装置
US10714914B2 (en) Stripping apparatus and stripping station
KR101505780B1 (ko) 금속제 캔의 제조장치
US11667048B2 (en) Pipe cutting device
US4866970A (en) Apparatus for the continuous shearing off and cold swaging of metal workpieces
JPH08323441A (ja) 線材から製造の中間品を成形する方法及びその成形装置
JPH03435A (ja) 管の縮径成形装置
JP2002222726A (ja) 巻線機
US4132106A (en) Method for bending wire or strip material into round parts
JP3285282B2 (ja) 巻線機
JPH0437425A (ja) 複写機用ヒートローラのパイプの製造方法及びその装置
TWI885010B (zh) 板材切斷裝置
CN216576423U (zh) 带翻转结构的碎纸刀棒组件自动装配机构
JP2003145239A (ja) ストリップ形状物品のステップ状送り装置
JPH056002Y2 (ja)
JP2001150031A (ja) 円筒ころ軸受用保持器の製造に必要な円環成形法、又、それらの加工方法
JP3706994B2 (ja) 多段式圧造成形機における転造装置
CN222519866U (zh) 一种用于弹簧机同步接料的机械爪
JP3710388B2 (ja) 内面環状突条部付筒状体の製造方法および装置
JPH0710455B2 (ja) 筒体の切断方法と装置
CN211101199U (zh) 旋转拉伸动态定位装置
KR0126403B1 (ko) 금속 테이프 절단장치
JP2002331328A (ja) 線材供給装置
KR960011985B1 (ko) 자동차 쇽업저버용 지지고리의 제조장치

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040917

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040928

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050208