JPH08323519A - プリント基板の穴明け方法 - Google Patents

プリント基板の穴明け方法

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JPH08323519A
JPH08323519A JP7139597A JP13959795A JPH08323519A JP H08323519 A JPH08323519 A JP H08323519A JP 7139597 A JP7139597 A JP 7139597A JP 13959795 A JP13959795 A JP 13959795A JP H08323519 A JPH08323519 A JP H08323519A
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JP
Japan
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printed circuit
circuit board
identification mark
sections
identification
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JP7139597A
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Inventor
Tatsuyuki Ishijima
達之 石島
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Seikosha KK
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Seikosha KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント基板を正確に穴明けするためのデー
タ入力を極めて簡単にする。 【構成】 入力画面のマトリックスパターン内の1点を
指定してプリント基板の縦・横の区画数を入力し、別の
マトリックスパターンの所望の枡目を指定して1区画内
の識別用マークのおおよその位置を目測で指定する。こ
のおおよその位置を撮像して、モニター画面を視認しな
がらマークが撮像手段の測定領域内に入るように微調整
した後、画像処理によりマークの画像領域内における中
心位置の座標を検出し穴明けを行うとともに、識別用マ
ークのおおよその位置と、微調整手段による移動量と、
画像領域内の中心位置座標とに基づいて、プリント基板
全体の中でのマークの位置データを算出・記憶する。こ
の一連のシークエンスを1枚目のプリント基板の全ての
上記識別用マークについて行う。そして、以降のプリン
ト基板の穴明けに際しては、記憶された位置データに従
って、上記識別用マークを撮像し、画像処理によりマー
クの中心位置の座標を検出しこの中心位置に穴明けを行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板の穴明け
方法に関するものであり、詳しくは、予め識別用マーク
が形成されているプリント基板を所望のマトリックス状
に区画し、この各区画毎に設けられた識別用マーク位置
に基準穴を明けるプリント基板の穴明け方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】プリント基板には、予め回路素子用の穴
を明けたり回路素子を実装したりするための加工の基準
とする基準穴を設けている。1枚のプリント基板から多
数の部品を得る場合、後工程の加工回数も多くなりその
分だけ基準穴も多数必要である。具体的には、図9に示
すように、これらの基準穴は1枚の基板をマトリックス
状に区画して、これらの各区画K1,K2,K3…毎に
最低二つずつ位置決め用マークA,B,C…を設け、こ
のマーク中心位置にドリルで穴を明けている。
【0003】穴明けの要領は、穴明け装置に穴明けに必
要なデータをキーボードで入力し、これらの入力データ
に基いてドリルで順次、A,B〜G,H…の順に穴明け
される。このときのデータの入力は、右上端部に黒丸で
示してある基準点(プリント基板の一端部)から、1穴
目のマークA,2穴目のマークBの座標や1穴目のマー
クAと3穴目のマークCとのピッチ(Py)や、1穴目
のマークAと左隣に位置する7穴目のマークGとの間の
ピッチ(Px)などに加えて、基板サイズやX方向およ
びY方向にプリント基板をいくつに分割(区画)するか
を示す取り数など通常10項目程度が必要であり、実際
に長さなどを測定しながら入力している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術にお
ける穴明け方法では、各項目をスケールによって各寸法
の測定を行いながらデータを入力するものであるため、
測定やキーボード操作などの手作業が多くなり、その入
力に手間がかかる。また、寸法の測定が正確に行われな
いと、すべての穴明け位置ができなくなってしまうなど
の不都合が生じる問題がある。
【0005】そこで本発明の目的は、プリント基板に対
し簡単な操作によって正確な位置に穴明け可能にするこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、複数の識別用マークを有するプリント
基板の複数枚のそれぞれに各識別用マークに対応してそ
の中心位置にそれぞれ穴明けするプリント基板の穴明け
方法において、1枚目のプリント基板に関しては、識別
用マークのおおよその位置を撮像手段により撮像する工
程と、識別用マークの少なくとも一部分が画像領域外に
ある時にはプリント基板を撮像手段に対し相対的に移動
させ撮像位置を微調整した上で、画像処理によって画像
領域内における識別用マークの中心位置を検出する工程
と、検出された識別用マークの中心位置に穴明けする工
程と、微調整後の撮像位置と画像領域内における識別用
マークの中心位置とに基づいてプリント基板全体の中で
の識別用マークの位置データを算出しかつ記憶する工程
とからなる一連のシーケンスを、全ての識別用マークを
対象にして行い、以降のプリント基板の穴明けに際して
は、記憶されているプリント基板全体の中での識別用マ
ークの位置データに従って撮像を行い、画像処理により
識別用マークの中心位置を検出しこの中心位置に穴明け
を行うことを特徴とするものである。
【0007】1枚目の上記プリント基板の穴明け時の撮
像位置は、プリント基板をマトリックス状の区画に分割
し、X方向の区画数およびY方向の区画数と、各区画に
おける識別用マークのおおよその位置とを指定すること
により決定することが好ましい。
【0008】そして、さらに好ましくは以下の方法を採
用するものである。X方向の区画数およびY方向の区画
数の指定は、入力手段に設けられた入力画面上に表示さ
れているマトリックスパターン内の一つの升目を指定す
ることにより、両方向の区画数を指定するものである。
区画内における識別用マークのおおよその位置の指定
は、入力画面を区画の一つを示しているものとみなし、
入力画面上に表示されているマトリックスパターンの所
望の枡目を指定することにより、区画内の識別用マーク
のおおよその位置を指定するものである。また、1枚目
のプリント基板において、識別用マークのうち基準とす
べきものについての位置データを算出した時点で、一つ
の区画区内における識別用マーク同士の相対位置関係と
隣合う区画との相対位置関係とを求め、残りの識別用マ
ークに関しては、指定された識別用マークのおおよその
位置をこれらの相対位置関係に基づいて補正した位置に
ついて、上記シーケンスを行うとより効果的である。
【0009】プリント基板を移動させて、固定のセンサ
ーをプリント基板の各辺が横切る点を検出することによ
って、プリント基板の全長および全幅を求め、これを、
入力された区画数に基づいて除することによって、一つ
の区画のサイズを求めることも効果的である。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
て説明する。図2は、本発明で使用する穴明け装置の概
要を示すもので、穴明け装置は、装置本体1、ストッカ
ー部2、投入機3及び測定部4によって構成されてい
る。装置本体1の上面に設けてあるテーブル5上には、
ワークとなるプリント基板を把持して移動させるXYロ
ボット6が設けてある。テーブル5の終端部には穴明け
されたワークを排出させるための排出ローラ5aが設け
てある。XYロボット6は、クランプ爪6aを有してお
り、このクランプ爪でワークを把持して、テーブル5上
をXY方向に移動自在である。
【0011】ストッカー部2は、装置本体1の側方(図
面左側)に位置し、内部に後述のワークであるプリント
基板が多数収納可能である。投入機3は、装置本体1上
に立設された支柱7,7上に備え付けられており、下部
には、ワークをXYロボット6に供給する投入ヘッド8
を有している。投入ヘッド8は、エア式チャック9を備
えており、昇降可能かつストッカー部2及びテーブル5
上を移動可能である。
【0012】測定部4は、投入機3と同様に支柱7,7
に支持されてテーブル5の上方に備え付けられている。
測定部4の下部には、プリント基板の長さ測定用のスケ
ールの代用となるセンサー10、識別用マークの撮像手
段であるTVカメラ11及び穴明け手段であるドリル
(図示せず)を備えている。TVカメラ11は画像処理
装置(図示せず。)に接続されており、この画像処理装
置はTVカメラ11によって撮像したマークの中心位置
検出などが可能である。
【0013】装置本体1の内部には、図示しないがドリ
ルなどの穴明け手段とこの穴明け手段を移動させるXY
テーブル機構などを含む移動手段が設けてある。画像処
理によってマークの中心位置が求められると、移動手段
により穴明け手段をこの中心位置に移動させプリント基
板に穴明けするようになっている。
【0014】センサー10は、測定部4に固定的に設け
てあり、レーザ光を下向きに発し、プリント基板をX,
Y方向に移動して、センサーとの対向位置をプリント基
板の各辺がこのレーザ光を横切る点を検出することによ
ってプリント基板の全長および全幅を測定可能である。
このセンサーによって測定されたデータは、測定部内に
収納されている記憶回路(図示略)に記憶され、後述の
ピッチやマーク位置の算出のためのデータに供される。
【0015】TVカメラ11は、XYロボット6に把持
されたワークの上面を撮像可能に取り付けてあり、撮像
された画像は、画像処理装置を介して、測定部4の前面
に設けられたモニター画面12に表示可能である。な
お、モニター画面12に表示された撮像領域の中心部に
は縦・横の交線からなるカーソルが表示してある。
【0016】測定部4の正面のモニター画面12に隣接
する右方の位置には、操作盤13が設けてある。図3に
示すように、操作盤13は各種のスイッチ類を配設した
スイッチ盤14と、タッチパネルからなる入力手段15
とによって構成してある。入力手段15は、図示しない
コンピュータによって画面が作られ、この画面中に表示
された入力キーを指で押圧することにより、コンピュー
タに種々の命令を入力可能である。この入力画面による
操作によって、後述するように穴明けのための各種の条
件の入力や位置決めが可能である。
【0017】ワークとなるプリント基板Wは、従来技術
の項で示したものと同じものである(図9参照)ので、
ここでは従来技術の項と同一符号を用いることとする。
プリント基板Wは、予め縦横に複数枚に分割可能な大き
さのマトリックス上に区画してある。これらのマトリッ
クス状の各区画K1,K2…に分割するようにしてあ
り、分割により、それぞれの区画が単一のプリント基板
になるものである。本実施例では、これらの各区画K
1,K2…ごとにプリント基板に回路素子用の穴を明け
る際に必要な基準穴を設けようとするものである。これ
ら基準穴を明けるべき位置には、予め識別用マークA,
B…が印刷により形成してある。
【0018】次に図1に示すフローチャートに沿って上
記した穴明け機を用いて穴明け加工の工程を説明する。
ここでは図9に示すように、プリント基板WをX方向の
取り数を5、Y方向の取り数を3とする計15区画と
し、マトリックスパターン状の各区画K1,K2…ごと
に対角上に識別用マークA,B…が付してある。これら
のプリント基板Wをストッカー部2(図3参照)に収納
して穴明け加工のために待機させておく。
【0019】まず、図示しない選択スイッチにより、デ
ータの新規作成を選択する(ここではプリント基板に初
めて穴明け加工を施す場合について説明しているが、す
でに穴明けデータが保存されているプリント基板を用い
る場合は、既存データを読み込むように選択する)。次
に、図4に示すような第1の入力画面15aにおいて、
保存時のファイル名となる任意のデータ名を入力し、図
5に示す第2の入力画面15bにおいて穴明け条件を入
力する。この時入力する穴明け条件は、ドリルの径や、
基板サイズを自動測定するか、手動入力するかといった
ことである。この実施例では基板サイズの自動測定を行
う。
【0020】次に、図6に示すようなマトリックスパタ
ーンP1からなるプリント基板の取り数(区画数)を指
定するための第3の入力画面15cは、マトリックスパ
ターンの右上角を基準点とするX方向(横方向)の取り
数およびY方向(縦方向)の取り数を表示するものであ
る。ここで、X=5,Y=3となる枡目M1を押圧する
と、この枡目が反転してX,Y両方向の取り数が同時に
指定される。
【0021】続いて、図7に示す第4の入力画面15d
において、識別用マークの位置指定を行う。この第4の
入力画面15dは、マトリックスパターンP2が表示さ
れており、このマトリックスパターンP2は、プリント
基板Wの一つの区画を表したものとみなし、位置指定マ
ークのおおよその位置を指定可能にしたものである。す
なわち、図9のプリント基板Wの一つの区画をさらに6
×5に分割、細分化したものとみなし、プリント基板W
の一つの区画に付された識別用マーク、例えばマークA
が含まれる枡目を目測し、この枡目M2を押圧して1区
画内の識別用マークAのおおよその位置を指定する。同
様に、マークBが含まれる枡目を目測し、この枡目M3
を押圧して1区画内の識別用マークBのおおよその位置
を指定する。こうして、一つの区画内において識別用マ
ークの存在する位置を大まかに指定する。もちろん、1
区画内のマークの個数が多い場合は、その数だけ入力画
面15dにて指定する。
【0022】そこで、操作盤13(図3参照)のスター
トスイッチ13aを押すことにより穴明けのための一連
の作業が開始される。作業開始によりコンピュータが動
作して投入ヘッド8を移動させ(図2参照)、エア式チ
ャック9がプリント基板Wをストッカー部2から取り出
し、XYロボット6のクランパ6aに受け渡す。XYロ
ボット6は、テーブル5上を移動してプリント基板Wを
センサー10の測定エリアの下をX方向とY方向の両方
向に走査する。ここで、プリント基板WをX方向に走査
して、固定のセンサー10を横切る2点を検出し、その
時の走査量(プリント基板移動量)からX方向の長さを
求める。同様に、プリント基板WをY方向に走査して、
センサー10との対向位置を横切る2点を検出しY方向
の長さを求める。このようにして測定された基板サイズ
は図示しない記憶回路に記憶される。ここで、プリント
基板の寸法をX,Y両方向の取り数に基づいて除するこ
とによってピッチ(Px,Py)(図9参照)が慨算さ
れる。ここまでの作業で、従来手動で行われていた各種
データ入力が完了する。
【0023】そして、XYロボット6によりプリント基
板Wを移動させ、TVカメラ11(図2参照)が、第1
の区画(右上の区画)の中の枡目M2に相当する位置を
撮像する。ここで撮像された画像はモニター画面12に
表示される。この時、目測によるマーク位置の指定は不
確かなものであるため、枡目M2に相当するモニター画
面12の画像内で画像処理可能な領域内に識別用マーク
Aが含まれているかどうかは不確かである。場合によっ
ては、モニター画面12内に識別用マークAが写ってい
ない場合もある。そこで、モニター画面12のカーソル
を視認しながら、図8に示す第5の入力画面15eのジ
ョグスイッチを用いて、モニター画面12の中心付近の
画像領域(精度よく画像処理できる領域)に、識別用マ
ークAが来るようにプリント基板と撮像手段の相対位置
を微調整する。このジョグスイッチは、モニター画面1
2に映る画像がX方向に微小移動する左右向きの矢印で
示されたものと、縦方向に微小移動する上下向きの矢印
で示されたものとからなり、撮像手段、またはプリント
基板を移動させる機構のスイッチとなっている。なお、
高速または低速モードを適宜選択することによって能率
的な調整が可能である。
【0024】ここで、識別用マークAを画像処理してそ
の画像領域内における中心位置座標を正確に求め、この
中心位置にドリルで穴明けを行う。それとともに、升目
M2の位置と、ジョグスイッチによる微調整時の移動量
と、画像領域内における中心位置座標とに基づいて、プ
リント基板W全体の中での識別用マークAの位置を求
め、この位置データを記憶する。なお、モニター画面の
十字状のカーソルの中心と識別用マークの中心とを目測
で合わせてもあまり高い精度は望めないため、画像処理
によって極めて正確に穴明けおよび位置データ記憶を行
うようにしている。
【0025】続いて、XYロボット6によりプリント基
板Wを移動させ、TVカメラ11(図2参照)が、第1
の区画(右上の区画)K1の中の枡目M3に相当する位
置を撮像し、画像をモニター画面12に表示する。そし
て、前述と同様に、モニター画面12のカーソルを視認
しながら、ジョグスイッチを用いて、モニター画面12
の中心付近に、識別用マークBが来るように微調整す
る。そして、識別用マークBを画像処理して画像領域内
における中心位置座標をに求め、この中心位置にドリル
で穴明けを行う。それとともに、升目M3の位置と、ジ
ョグスイッチによる微調整時の移動量と、画像領域内に
おける中心位置座標とに基づいて、プリント基板W全体
の中での識別用マークBの正確な位置を求め、この位置
データを記憶する。また識別用マークAと識別用マーク
Bとの相対位置関係(一つの区画区内における識別用マ
ーク同士の相対位置関係)も求めて記憶する。
【0026】さらに続いて、識別用マークAからピッチ
Pyだけ離れた第2の区画K2内のある範囲(識別用マ
ークCのおおよその位置)の画像をモニター画面12に
表示し、ジョグスイッチを用いて、モニター画面12の
中心付近に、識別用マークCが来るように微調整する。
そして、識別用マークCを画像処理してその画像領域内
における中心位置座標を正確に求め、この中心位置にド
リルで穴明けを行う。それとともに、ジョグスイッチに
よる微調整時の移動量と、画像領域内における中心位置
座標とに基づいて、プリント基板W全体の中における識
別用マークCの位置データを算出・記憶する。また識別
用マークAと識別用マークCとの位置データから、ピッ
チPy(隣合う区画間の相対位置関係)を補正する。こ
れにより、その他の識別用マークのおおよその位置も全
て補正されることになる。
【0027】同様に、識別用マークD〜Fについて、各
マークの相対位置関係に基づいて求められるおおよその
位置の撮像、ジョグスイッチによる微調整、画像処理、
穴明け、位置データの算出・記憶というシークエンスを
順次行う。
【0028】次に、識別用マークAからピッチPxだけ
離れた第4の区画K4内のある範囲(識別用マークGの
おおよその位置)の画像をモニター画面12に表示し、
ジョグスイッチによる微調整、画像処理、穴明け、位置
データの算出・記憶というシークエンスを行う。また識
別用マークAと識別用マークGとの位置データから、ピ
ッチPx(隣合う区画間の相対位置関係)を補正する。
これにより、その他の識別用マークのおおよその位置も
全て補正されることになる。
【0029】そして、残りの全ての識別用マークについ
て、各マークの相対位置関係に基づいて求められるおお
よその位置の撮像、ジョグスイッチによる微調整、画像
処理、穴明け、プリント基板全体の中での位置データの
算出・記憶を順次行う。なお、相対位置関係および残り
の識別用マークのおおよその位置の補正は、識別用マー
クのうち基準となるもの(本実施例ではA,B,C,G
の四つ)について位置データを求めたときのみ行い、そ
れ以外の識別用マークの位置データによって修正するこ
とはない。
【0030】このようにして、1枚目のプリント基板の
全ての穴明け作業と、全ての識別用マークのプリント基
板全体の中での位置データの算出が完了し、全位置デー
タが記憶・保存される。その後、XYロボット6はテー
ブル5上を右端まで移動し、プリント基板Wは、テーブ
ルの端部に設けてあるローラ5aを介して装置本体1の
外へ排出される。
【0031】その後のプリント基板の穴明け作業は完全
自動運転で行われる。すなわち、プリント基板をセット
し、各識別用マークについて、記憶されている位置デー
タに基づく移動および撮像、画像処理によるマーク中心
位置検出、穴明けを順次行い、排出するという一連の作
業を、全プリント基板に対して行う。この時、記憶され
ている位置データはかなり正確なので、これに従って撮
像すれば、識別用マークは撮像手段の画像領域内に確実
に入るのでジョグスイッチによる微調整は不要であり、
ピッチなどのデータの補正も行わない。
【0032】なお、本実施例では、各区画内の同じ位置
に識別用マークが存在している場合に関するものである
が、各区画毎に異なった位置に識別用マークが存在して
いる場合は、どの区画内のいかなる位置に識別用マーク
が存在するかを指定すればよい。また、本発明は必ずし
も区画に分割する必要はない。プリント基板内の穴明け
の順序は上記実施例に限られるものではない。また穴明
け手段や移動手段の構成については任意に選択可能であ
る。例えば、ドリルの代わりにポンチとダイスで打ち抜
くようにしてもよい。入力画面の構成やスイッチなどに
ついても任意に設定可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明では、同種のプリント基板の複数
枚への穴明けを連続して行う場合に、1枚のプリント基
板の穴明けを行って各識別用マークのプリント基板全体
の中の位置データを記憶して、この位置データに基づい
て以降のプリント基板の穴明けを行うようにしたから、
一連の穴明けの自動化が可能である。そして、記憶すべ
き位置データを算出する際に、識別用マークのおおよそ
の位置を予め指定しそれを微調整するようにして、数値
入力を不要にし、そのため実測などする必要がなくな
り、精度を落とすことなく作業が簡単になる。
【0034】識別用マークのおおよその位置の指定や、
1枚のプリント基板からの取り数の指定はマトリックス
パターン状に表示された入力画面から入力すると、入力
が極めて簡単である。
【0035】また、固定のセンサーにを横切る点を検出
してプリント基板のサイズを自動的に求めるようにする
と、穴明けのピッチが自動的に算出でき、さらに作業が
簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の穴明け方法を示すフローチャートで
ある。
【図2】本発明の実施に用いる穴明け機の正面図であ
る。
【図3】操作盤の正面図である。
【図4】第1の入力画面を示す正面図である。
【図5】第2の入力画面を示す正面図である。
【図6】第3の入力画面を示す正面図である。
【図7】第4の入力画面を示す正面図である。
【図8】第5の入力画面を示す正面図である。
【図9】プリント基板の区画及びマークを示す平面図で
ある。
【符号の説明】
W プリント基板 K1,K2… 区画 A,B… 識別用マーク 5 テーブル 10 センサー 11 撮像手段(TVカメラ) 12 モニター画面 15 入力手段(入力画面) P1,P2 マトリックスパターン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の識別用マークを有するプリント基
    板の複数枚のそれぞれに各識別用マークに対応してその
    中心位置にそれぞれ穴明けするプリント基板の穴明け方
    法において、 1枚目の上記プリント基板に関しては、上記識別用マー
    クのおおよその位置を撮像手段により撮像する工程と、
    上記識別用マークの少なくとも一部分が画像領域外にあ
    る時には上記プリント基板を上記撮像手段に対し相対的
    に移動させ上記撮像位置を微調整した上で、画像処理に
    よって上記画像領域内における上記識別用マークの中心
    位置を検出する工程と、検出された上記識別用マークの
    中心位置に穴明けする工程と、微調整後の上記撮像位置
    と上記画像領域内における上記識別用マークの中心位置
    とに基づいて上記プリント基板全体の中での上記識別用
    マークの位置データを算出しかつ記憶する工程とからな
    る一連のシーケンスを、全ての上記識別用マークを対象
    にして行い、 以降のプリント基板の穴明けに際しては、記憶されてい
    る上記プリント基板全体の中での上記識別用マークの位
    置データに従って撮像を行い、画像処理により上記識別
    用マークの中心位置を検出しこの中心位置に穴明けを行
    うことを特徴とするプリント基板の穴明け方法。
  2. 【請求項2】 上記プリント基板をマトリックス状の区
    画に分割し、 X方向の区画数およびY方向の区画数と、各区画におけ
    る上記識別用マークのおおよその位置とを指定し、これ
    に基づいて上記1枚目の上記プリント基板の撮像位置が
    決定されることを特徴とする請求項1に記載のプリント
    基板の穴明け方法。
  3. 【請求項3】 上記プリント基板のX方向の区画数およ
    びY方向の区画数の指定は、入力手段に設けられた入力
    画面上に表示されているマトリックスパターン内の一つ
    の升目を指定することにより、両方向の区画数を指定す
    るものであり、 上記区画内における上記識別用マークのおおよその位置
    の指定は、上記入力画面を上記区画の一つを示している
    ものとみなし、上記入力画面上に表示されているマトリ
    ックスパターンの所望の枡目を指定することにより、上
    記区画内の上記識別用マークのおおよその位置を指定す
    るものであることを特徴とする請求項2に記載のプリン
    ト基板の穴明け方法。
  4. 【請求項4】 上記1枚目のプリント基板において、 上記識別用マークのうち基準とすべきものについての上
    記位置データを算出した時点で、一つの上記区画区内に
    おける上記識別用マーク同士の相対位置関係と隣合う区
    画との相対位置関係とを求め、 残りの上記識別用マークに関しては、指定された上記識
    別用マークのおおよその位置をこれらの相対位置関係に
    基づいて補正した位置について、上記シーケンスを行う
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のプリント基
    板の穴明け方法。
  5. 【請求項5】 上記プリント基板を移動させて、固定的
    のセンサーを上記プリント基板の各辺が横切る点を検出
    することによって、上記プリント基板の全長および全幅
    を求め、 上記プリント基板の全長および全幅を、入力された区画
    数に基づいて除することによって、一つの上記区画のサ
    イズを求める工程を含むことを特徴とする請求項2〜4
    のいずれかに記載のプリント基板の穴明け方法。
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