JPH08323872A - 強化プラスチック成形品の製造方法 - Google Patents

強化プラスチック成形品の製造方法

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JPH08323872A
JPH08323872A JP7131534A JP13153495A JPH08323872A JP H08323872 A JPH08323872 A JP H08323872A JP 7131534 A JP7131534 A JP 7131534A JP 13153495 A JP13153495 A JP 13153495A JP H08323872 A JPH08323872 A JP H08323872A
Authority
JP
Japan
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layer
length
thermosetting resin
reinforcing
sprayed
Prior art date
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Pending
Application number
JP7131534A
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English (en)
Inventor
Kimio Kino
侯男 木野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Okayama Sekisui Industry Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Okayama Sekisui Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】防水パンなどの強化プラスチック成形品の製造
に際して、最外層となるバックアップ層の形成時、脱泡
作業工数を低減して生産性を向上させる。 【構成】成形型の表面にゲルコート樹脂を吹き付けて硬
化させ、ゲルコート層21を形成した後、補強繊維を2
〜10mm長で切断しつつ熱硬化性樹脂とともに吹き付
けて積層し、短繊維補強層22を形成する。次いで、補
強繊維を25〜50mm長で切断しつつ熱硬化性樹脂と
ともに吹き付けて積層し、長繊維補強層23を形成す
る。さらに、補強繊維を3〜9mm長で切断しつつ熱硬
化性樹脂とともに吹き付けて積層し、短繊維バックアッ
プ層26を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽あるいは防水パン
などの強化プラスチック成形品の製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、集合住宅などにおいて、浴室
ユニットを設置することが行われている。この浴室ユニ
ット1は、図5に示すように、FRP成形により洗い場
を形成した防水パン2と、この防水パン2と一体の、も
しくは、別体の浴槽3と、防水パン2の周縁部に立設さ
れ、これらの防水パン2および浴槽3の周囲を包囲する
壁パネル4と、これらの壁パネル4によって形成された
上方開口部を覆う天井パネル5から構成されている。そ
して、防水パン2は、水密性や耐熱性が要求されてお
り、図6に示すように、内表面となる側からゲルコート
層21、短繊維補強層22、長繊維補強層23およびバ
ックアップ層24の順に積層して形成されている(例え
ば、特開平5−301295号公報参照)。
【0003】短繊維補強層22は、ガラス繊維やカーボ
ン繊維などの補強繊維を2〜10mm長で切断しつつ不
飽和ポリエステル樹脂などの熱硬化性樹脂とともに吹き
付けて積層され、また、長繊維補強層23は、補強繊維
を25〜50mm長で切断しつつ熱硬化性樹脂とともに
吹き付けて積層されたものである。さらに、最外層とな
るバックアップ層24は、補強繊維を25〜50mm長
で切断しつつ熱硬化性樹脂とともに吹き付けて積層され
たものである。
【0004】なお、長繊維補強層23とバックアップ層
24との間に、強度を向上させるため、耐水ベニヤや合
成木材あるいは鋼材などの補強フレーム25を埋設させ
ることもある(図7参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た防水パンなどの強化プラスチック成形品の製造に際し
ては、最外層となるバックアップ層の形成時、樹脂材料
中に混入している空気や気泡を除去(脱泡)しなければ
ならず、脱泡作業にかなりの工数を用意しており、生産
性が低下するという問題があった。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、最外層となるバックアップ層の形成時、脱
泡作業の工数を低減して生産性を向上させることのでき
る強化プラスチック成形品の製造方法を提供するもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、成形型の表面
にゲルコート樹脂を吹き付けて硬化させた後、補強繊維
を2〜10mm長で切断しつつ熱硬化性樹脂とともに吹
き付けて積層し、次いで、補強繊維を25〜50mm長
で切断しつつ熱硬化性樹脂とともに吹き付けて積層し、
さらに、補強フレームを介在して、もしくは、直接補強
繊維を3〜9mm長で切断しつつ熱硬化性樹脂とともに
吹き付けて積層することを特徴とするものである。
【0008】
【作用】成形型の表面にゲルコート樹脂を吹き付けて硬
化させ、ゲルコート層を形成した後、補強繊維を2〜1
0mm長で切断しつつ熱硬化性樹脂とともに吹き付けて
積層し、短繊維補強層を形成する。次いで、補強繊維を
25〜50mm長で切断しつつ熱硬化性樹脂とともに吹
き付けて積層し、長繊維補強層を形成する。さらに、長
繊維補強層に補強フレームを介在して、もしくは、直接
長繊維補強層に補強繊維を3〜9mm長で切断しつつ熱
硬化性樹脂とともに吹き付けて積層し、短繊維バックア
ップ層を形成する。
【0009】この結果、短繊維バックアップ層の形成
時、脱泡作業がほとんど不要となり、生産性を向上させ
ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0011】図1には、本発明の強化プラスチック成形
品である防水パン2が示されており、この防水パン2
は、その表面側からゲルコート層21、短繊維補強層2
2、長繊維補強層23および短繊維バックアップ層26
を順に積層して構成されている。
【0012】ゲルコート層21は、ゲルコート樹脂、例
えば、不飽和ポリエステル樹脂で形成されている。そし
て、短繊維補強層22は、ゲルコート層21を補強する
もので、熱硬化性樹脂、例えば、不飽和ポリエステル樹
脂に2〜10mm長に切断された補強繊維、例えば、ガ
ラス繊維を混合分散して形成されている。また、長繊維
補強層23は、同様に、熱硬化性樹脂、例えば、不飽和
ポリエステル樹脂に25〜50mm長に切断された補強
繊維、例えば、ガラス繊維を混合分散して形成されてい
る。さらに、短繊維バックアップ層26も、同様に、熱
硬化性樹脂、例えば、不飽和ポリエステル樹脂に3〜9
mm長に切断された補強繊維、例えば、ガラス繊維を混
合分散して形成されている。
【0013】ここで、熱硬化性樹脂としては、不飽和ポ
リエステル樹脂の他、フェノール、ビニルエステルなど
を使用することができる。また、補強繊維としては、ガ
ラス繊維以外に、ポリエステル、ポリアミド、ポリオレ
フィン、ポリビニルアルコールなどの耐熱性および耐熱
水性を有する材料が使用される。
【0014】次に、このような防水パン2の具体的な製
造方法について説明すると、まず、防水パン2の成形型
Kに不飽和ポリエステル樹脂を吹き付けて硬化させ、ゲ
ルコート層21を形成する(図2参照)。次に、ガラス
繊維22xをローラカッターRによって長さ2〜10m
mに切断しつつ吹き出すと同時に、不飽和ポリエステル
樹脂22aをスプレーノズルSから霧状に噴霧させるこ
とにより、ガラス短繊維22bと不飽和ポリエステル樹
脂22aとを空中で会合させ、混合させながらゲルコー
ト層21に吹き付け、積層させる(図2参照)。この結
果、不飽和ポリエステル樹脂22aとガラス短繊維22
bとによってゲルコート層21を補強する短繊維補強層
22が形成される(図3参照)。
【0015】次いで、ガラス繊維23xをローラカッタ
ーRによって長さ25〜50mmに切断しつつ吹き出す
と同時に、不飽和ポリエステル樹脂23aをスプレーノ
ズルSから霧状に噴霧させることにより、ガラス長繊維
23bと不飽和ポリエステル樹脂23aとを空中で会合
させ、混合させながら短繊維補強層22に吹き付け、積
層させる(図3参照)。この結果、不飽和ポリエステル
樹脂23aとガラス短繊維23bとによって短繊維補強
層22を補強する長繊維補強層23が形成される(図4
参照)。
【0016】この後、ガラス繊維26xをローラカッタ
ーRによって長さ3〜9mmに切断しつつ吹き出すと同
時に、不飽和ポリエステル樹脂26aをスプレーノズル
Sから霧状に噴霧させることにより、ガラス短繊維26
bと不飽和ポリエステル樹脂26aとを空中で会合さ
せ、混合させながら長繊維補強層23に吹き付け、積層
させる(図4参照)。この結果、不飽和ポリエステル樹
脂26aとガラス短繊維26bとによって短繊維バック
アップ層26が形成される(図1参照)。
【0017】この場合、短繊維バックアップ層26を形
成する不飽和ポリエステル樹脂26aの粘度および揺変
度は、短繊維補強層22や長繊維補強層23を形成する
不飽和ポリエステル樹脂22a,23aの粘度および揺
変度に比べて数値を高めている。具体的には、短繊維補
強層22や長繊維補強層23における不飽和ポリエステ
ル樹脂22a,23aの粘度が2.9〜4.0ポイズ、
それらの揺変度が2.0〜3.9であるのに対し、短繊
維バックアップ層26における不飽和ポリエステル樹脂
26aの粘度および揺変度は、それぞれ8.0〜15.
0ポイズおよび3.8〜5.0であり、より粘り気が強
く、かつ、垂れにくい性状を有している。
【0018】このように形成された短繊維バックアップ
層26においては、ほとんど無害の微小な気泡しか発生
せず、コーナ部分などを除いて脱泡作業が不要となる。
例えば、従来のバックアップ層の形成に際しては、3人
の作業者によって1人当たり1分30秒の脱泡作業を必
要としていたのに対し、この実施例においては、1人の
作業者によって1分35秒の脱泡作業でよく、総工数を
従来の1/3に削減することができる。
【0019】なお、本実施例においては、ゲルコート層
21、短繊維補強層22、長繊維補強層23、短繊維バ
ックアップ層26の順に形成した防水パン2を例示した
が、防水パン2に限定するものではなく、その他のFR
P製品、例えば、浴槽や容器などにも適用することがで
きる。また、このようなFRP製品において、特に強度
を必要とする場合は、長繊維補強層23と短繊維バック
アップ層26との間に、耐水ベニヤや鋼材などの補強フ
レームを介在させることもできる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、成形型の
表面にゲルコート樹脂を吹き付けて硬化させた後、補強
繊維を2〜10mm長で切断しつつ熱硬化性樹脂ととも
に吹き付けて積層し、次いで、補強繊維を25〜50m
m長で切断しつつ熱硬化性樹脂とともに吹き付けて積層
し、さらに、補強フレームを介在して、もしくは、直接
補強繊維を3〜9mm長で切断しつつ熱硬化性樹脂とと
もに吹き付けて積層することにより、最外層となる短繊
維バックアップ層の形成時、脱泡作業がほとんど不要と
なることから、FRP製品の製造に際して生産性を大幅
に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の強化プラスチック成形品の製造方法で
成形された防水パンを一部省略して示す断面図である。
【図2】図1の防水パンの成形工程を示す説明図であ
る。
【図3】図1の防水パンの成形工程を示す説明図であ
る。
【図4】図1の防水パンの成形工程を示す説明図であ
る。
【図5】浴室ユニットを一部省略して示す斜視図であ
る。
【図6】従来の防水パンを一部省略して示す断面図であ
る。
【図7】従来の防水パンの他の実施例を一部省略して示
す断面図である。
【符号の説明】
1 浴室ユニット 2 防水パン 21 ゲルコート層 22 短繊維補強層 22a 熱硬化性樹脂 22b 補強短繊維(ガラス短繊維) 23 長繊維補強層 23a 熱硬化性樹脂 23b 補強長繊維(ガラス長繊維) 26 短繊維バックアップ層 26a 熱硬化性樹脂 26b 補強短繊維(ガラス短繊維)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形型の表面にゲルコート樹脂を吹き付
    けて硬化させた後、補強繊維を2〜10mm長で切断し
    つつ熱硬化性樹脂とともに吹き付けて積層し、次いで、
    補強繊維を25〜50mm長で切断しつつ熱硬化性樹脂
    とともに吹き付けて積層し、さらに、補強フレームを介
    在して、もしくは、直接補強繊維を3〜9mm長で切断
    しつつ熱硬化性樹脂とともに吹き付けて積層することを
    特徴とする強化プラスチック成形品の製造方法。
JP7131534A 1995-05-30 1995-05-30 強化プラスチック成形品の製造方法 Pending JPH08323872A (ja)

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JP7131534A JPH08323872A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 強化プラスチック成形品の製造方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010054149A (ko) * 1999-12-03 2001-07-02 이계안 차체 외판용 수지 조성물의 제조방법
US7014809B2 (en) 2004-07-30 2006-03-21 Audette Lawrence F Process for making a reusable soft bag for use in infusion processes for making plastic parts
CN102717517A (zh) * 2012-07-06 2012-10-10 长沙晨东工贸有限公司 一种玻璃钢的制作工艺

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040331