JPH08324148A - 感熱孔版印刷用原紙 - Google Patents

感熱孔版印刷用原紙

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JPH08324148A
JPH08324148A JP15681095A JP15681095A JPH08324148A JP H08324148 A JPH08324148 A JP H08324148A JP 15681095 A JP15681095 A JP 15681095A JP 15681095 A JP15681095 A JP 15681095A JP H08324148 A JPH08324148 A JP H08324148A
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JP
Japan
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base paper
film
polyester
weight
acid
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Application number
JP15681095A
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English (en)
Inventor
Kenji Kida
健次 喜田
Yukio Kawazu
幸雄 河津
Hideyuki Yamauchi
英幸 山内
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ポリエステルフィルムとポリエステル繊維か
らなる多孔性支持体とが接着剤を介することなく接着さ
れてなり、かつ、該ポリエステルフィルムの表面の1μ
mφ以上の突起個数が2000個/mm2 以下であるこ
とを特徴とする感熱孔版印刷用原紙。 【効果】 本発明の原紙を用いた孔版印刷で得られる印
刷物は高画像性を有し、印刷鮮明性に優れ、白抜け欠点
がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱孔版印刷用原紙に
関する。さらに詳しくは、サーマルヘッドの接触により
穿孔製版され、サーマルヘッドとの接触が良好で、感
度、画像鮮明性に優れた感熱孔版印刷用原紙に関する。
【0002】
【従来の技術】感熱孔版印刷用原紙(以下、単に原紙と
いうこともある。)としては、塩化ビニリデン系フィル
ム、ポリエチレンテレフタレート系フィルム等の熱可塑
性樹脂フィルムに、天然繊維、化学繊維または合成繊維
あるいはこれらを混抄した薄葉紙、不織布、紗等によっ
て構成された多孔性支持体を接着剤で貼り合わせた構造
のものが知られている(例えば、特公昭41−6815
号公報、特開昭51−2513号公報、特開昭57−1
82495号公報)。
【0003】しかしながら、これら従来の原紙は次のよ
うな欠点を有していた。すなわち、(1)フィルムと多
孔性支持体を接着剤を用いて貼り合わせているため、接
着剤によってインキの透過が阻害され、画像鮮明性が劣
る。(2)使用される接着剤自体についても、例えば、
アクリル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂接着剤は印刷インキ
によって軟化、膨潤、溶解しやすいため、耐インキ性に
劣り、熱硬化性接着剤を使用する場合には、未硬化物が
残存しやすいために製版時にサーマルヘッドに融着を生
じやすい。(3)さらに、接着剤を使用する場合には、
原紙の製造工程において接着工程が不可欠となり、ま
た、接着剤塗布時に溶剤を使用するため、溶剤回収設備
が必要であり、コスト高となる。(4)また、接着工程
において薄いフィルムを取り扱う必要がありフィルムの
破れやシワなどのトラブルが発生しやすく、収率の低下
を招く。
【0004】これらの欠点を改良するため、使用する接
着剤の量をできるだけ少なくする提案がなされてきた
(例えば、特開昭58−147396号公報、特開平4
−232790号公報)が、上記の欠点を完全に解消で
きなかった。
【0005】また、接着剤を用いない方法として、特開
平4−212891号公報においては、熱可塑性樹脂フ
ィルムの片面に合成繊維が散布され熱圧着されてなる繊
維層が形成されていることを特徴とする原紙が提案され
ている。しかしながら、この方法は、長さ50mm以下
の合成繊維を風力または静電気によって散布する方法で
あるため、繊維の分散が不均一となり、したがってイン
キの透過性にムラを生じ、印刷物に濃淡を生じてしま
う。また、この方法では樹脂フィルムと繊維層の接着性
が必ずしも十分ではないため、フィルム搬送時にシワや
破れが発生したり、接着の不十分な繊維が異物となった
りする問題がある。接着性を向上させるため、繊維層に
バインダー繊維を混入したり、フィルム面に粘着剤を微
量塗布することが提案されているが、バインダー繊維や
粘着剤を使用するとインキの透過性が阻害され、結果的
に画像鮮明性が低下してしまうという欠点があった。
【0006】また、特開平2−107488号公報では
画像鮮明性と耐刷性を向上させる目的で、熱可塑性フィ
ルムと連続したフィラメントからなる合成繊維を主体と
する不織布とを有する感熱孔版用原紙が提案されている
が、インキの保持性と透過性のバランスの点で、いまだ
不十分であった。
【0007】このような背景から、接着剤を用いない全
く新規な原紙としてポリエステルフィルムとポリエステ
ル繊維からなる多孔性支持体とが直接固着してなるもの
を先に提案した(特開昭6−305273号公報)。し
かし、従来のポリエステルフィルムを使用すると、ベタ
印刷した場合白抜けを引き起こす問題があることがわか
った。
【0008】また、一般に原紙に用いるような薄いフィ
ルムの場合、取扱いを容易にするため、フィルムに粒子
を含有させて表面に微細な突起を形成し滑り性を付与す
ることが行われている(例えば、特公平4−8460号
公報)。しかし、このような突起は、穿孔の際、フィル
ムとサーマルヘッドとの密なる接触を妨げ、穿孔不良を
引き起こす問題のあることがわかった。しかしながら、
フィルムから粒子を除いてしまうと、薄葉紙、不織布、
紗等によって構成された多孔性支持体と接着剤で貼り合
わせるまでに滑り性不足によってシワが入ったりブロッ
キングを起こして、原紙の感度や印刷鮮明性を損なうた
め、フィルムから粒子を除くことができず、フィルムと
サーマルヘッドとの密着性を犠牲にしているのが現状で
あった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の各種問題点を解決し、サーマルヘッドとの接触が
良好で感度、印刷鮮明性に優れた感熱孔版印刷用原紙を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る感熱孔版印刷用原紙は、ポリエステ
ルフィルムとポリエステル不織布とが接着剤を介するこ
となく接着されてなり、かつ、該ポリエステルフィルム
の表面の1μmφ以上の突起個数が2000個/mm2
以下であることを特徴とするものからなる。
【0011】本発明におけるポリエステルフィルムおよ
びポリエステル不織布に用いられるポリエステルとは、
いずれも、芳香族ジカルボン酸、脂肪族ジカルボン酸ま
たは脂環族ジカルボン酸とジオールを主たる構成成分と
するものである。ここで、芳香族ジカルボン酸成分とし
ては、例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル
酸、1,4−ナフタレンジカルボン酸、1,5−ナフタ
レンジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、
4,4′−ジフェニルジカルボン酸、4,4′−ジフェ
ニルエーテルジカルボン酸、4,4′−ジフェニルスル
ホンジカルボン酸等を用いることができ、中でも好まし
くはテレフタル酸、イソフタル酸、2,6−ナフタレン
ジカルボン酸等を用いることができる。脂肪族ジカルボ
ン酸成分としては、例えば、コハク酸、アジピン酸、ス
ベリン酸、セバシン酸、ドデカンジオン酸、エイコサン
ジオン酸、ダイマー酸等を用いることができ、中でも好
ましくはアジピン酸、セバシン酸等を用いることができ
る。また脂環族ジカルボン酸成分としては、例えば、
1,4−シクロヘキサンジカルボン酸等を用いることが
できる。これらの酸成分は1種のみ用いてもよく、2種
以上併用してもよく、さらには、ヒドロキシ安息香酸等
のオキシ酸等を一部共重合してもよい。また、ジオール
成分としては、例えば、エチレングリコール、1,2−
プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、ネオペ
ンチルグリコール、1,3−ブタンジオール、1,4−
ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−
ヘキサンジオール、1,2−シクロヘキサンジメタノー
ル、1,3−シクロヘキサンジメタノール、1,4−シ
クロヘキサンジメタノール、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール、ポリアルキレングリコール、
2,2′−ビス(4′−β−ヒドロキシエトキシフェニ
ル)プロパン等を用いることができる。中でもエチレン
グリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサ
ンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノールが好
ましく用いられる。これらのジオール成分は1種のみ用
いてもよく、2種以上併用してもよい。
【0012】本発明のポリエステルフィルムに用いられ
るポリエステルとして、好ましくは、ポリエチレンテレ
フタレート、エチレンテレフタレートとエチレンイソフ
タレートとの共重合体、ポリエチレン−2,6−ナフタ
レート、ポリヘキサメチレンテレフタレート、ヘキサメ
チレンテレフタレートと1,4−シクロヘキサンジメチ
レンテレフタレートとの共重合体等を使用することがで
きる。穿孔感度を向上するために特に好ましくは、エチ
レンテレフタレートとエチレンイソフタレートとの共重
合体、ポリヘキサメチレンテレフタレート、ヘキサメチ
レンテレフタレートと1,4−シクロヘキサンジメチレ
ンテレフタレートとの共重合体等を用いることができ
る。
【0013】また、本発明のポリエステル不織布に用い
られるポリエステルとして好ましくは、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレート、
ポリ−1,4−シクロヘキサンジメチレンテレフタレー
ト、エチレンテレフタレートとエチレンイソフタレート
との共重合体等を使用することができる。穿孔時の熱寸
法安定性の点から特に好ましくは、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリエチレンナフタレート等を用いることが
できる。
【0014】本発明におけるポリエステルは、例えば次
のような従来公知の方法で製造することができる。例え
ば、酸成分をジオール成分と直接エステル化反応させた
後、この反応の生成物を減圧下で加熱して余剰のジオー
ル成分を除去しつつ重縮合させることによって製造する
方法や、酸成分としてジアルキルエステルを用い、これ
とジオール成分とでエステル交換反応させた後、上記と
同様に重縮合させることによって製造する方法等があ
る。この際、必要に応じて、反応触媒として従来公知の
アルカリ金属、アルカリ土類金属、マンガン、コバル
ト、亜鉛、アンチモン、ゲルマニウム、チタン化合物等
を用いることもできる。また、熱安定剤としてリン化合
物を用いることができる。
【0015】本発明におけるポリエステルには必要に応
じて、難燃剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止
剤、顔料、染料、ポリシロキサン等の消泡剤等を配合す
ることができる。
【0016】本発明において、ポリエステルフィルムの
表面の1μmφ以上の突起個数は、2000個/mm2
以下であることが必要であり、好ましくは1500個/
mm2 以下、さらに好ましくは1200個/mm2 以下
である。1μmφ以上の突起個数が、2000個/mm
2 を越えると、製版時、穿孔すべきところ穿孔しないこ
とがあり白抜けを引き起こし好ましくない。
【0017】このようにポリエステルフィルムの表面の
1μmφ以上の突起個数を2000個/mm2 以下とす
る方法としてはいかなる方法であってもよいが、フィル
ムを構成するポリマが粒子を含有しないか、含有すると
しても非常に少ないか、きわめて小さな粒径の粒子しか
含まないようにすることによって達成される。好ましく
は、粒子を実質的に含ませないことである。ここでいう
粒子とは、クレー、マイカ、酸化チタン、炭酸カルシウ
ム、カオリン、タルク、湿式あるいは乾式シリカ、アル
ミナ、ジルコニアなどの無機粒子、アクリル酸類、スチ
レン等を構成成分とする有機粒子、ポリエステル重合反
応時に添加する触媒等を析出させる、いわゆる内部粒子
などである。
【0018】本発明における原紙を構成するポリエステ
ル不織布は、上記ポリエステルを用いて、従来公知のメ
ルトブロー法やスパンボンド法などの直接溶融紡糸法に
よって得られた未延伸状態の不織布を延伸することによ
って好ましく製造することができる。用いられるポリエ
ステルの固有粘度は、通常好ましくは0.3以上、より
好ましくは0.4以上、特に好ましくは0.5以上であ
る。
【0019】メルトブロー法では、未延伸不織布は、溶
融したポリエステルポリマを口金から吐出するに際し
て、口金周辺部から熱風を吹き付け、該熱風によって吐
出したポリマを細繊度化せしめ、ついで、しかるべき位
置に配置したネットコンベア上に吹き付けて捕集し、ウ
エブを形成して製造される。該ウエブはネットコンベア
に設けた吸引装置によって熱風と一緒に吸引されるの
で、個々の繊維が完全に固化する前に捕集される。つま
りウエブの繊維同士は互いに融着した状態で捕集され
る。口金とネットコンベア間の捕集距離を適宜設定する
ことによって、繊維の融着度合を調整することができ
る。また、ポリマ吐出量、熱風温度、熱風流量、コンベ
ア移動速度等を適宜調整することにより、ウエブの目付
や単糸繊維径を任意に設定することができる。メルトブ
ロー法で紡糸された繊維は、熱風の圧力で細繊度化さ
れ、無配向または低配向の状態で固化される。繊維の太
さは均一ではなく、太い繊維と細い繊維がほどよく分散
した状態でウエブを形成する。また、口金から吐出され
たポリマは、溶融状態から室温雰囲気下に急冷されるた
め、非晶質に近い、低結晶の状態で固化する。
【0020】同様にスパンボンド法では、未延伸不織布
は、口金から吐出したポリマをエアエジェクターによっ
て牽引し、得られたフィラメントを衝突板に衝突させて
繊維を開繊し、コンベア状に捕集してウエブを形成して
製造される。ポリマー吐出量、コンベア速度を適宜設定
することにより、ウエブの目付を任意に設定できる。ま
た、エジェクターの圧力と流量を適宜調整することによ
り、フィラメントの分子配向状態を任意に調整できる。
圧力と流量を絞って紡糸速度を遅くすることにより、分
子配向度の低いウエブを得ることができる。また、吐出
したポリマの冷却速度を調整することにより、結晶性の
低いウエブを得ることができる。スパンボンド法で製造
する場合、本発明に用いる未延伸ポリエステル不織布
は、紡糸速度は2500m/分以下で紡糸するのが好ま
しく、より好ましくは2000m/分以下、特に好まし
くは1500m/分以下である。
【0021】本発明に用いる未延伸ポリエステル不織布
の結晶化度は、通常好ましくは20%以下、より好まし
くは15%以下、特に好ましくは10%以下である。
【0022】本発明に用いる未延伸ポリエステル不織布
は、未延伸であるのが最も好ましいが、延伸されている
としても低倍で、配向度は低いものが好ましい。通常、
複屈折(Δn)は好ましくは0.03以下、より好まし
くは0.02以下、特に好ましくは0.01以下であ
る。
【0023】本発明のポリエステルフィルムは、未延伸
フィルムを二軸延伸することによって好ましく得られ、
ポリエステルを用いて、次のような方法によって製造す
ることができる。例えば、Tダイ押し出し法によってポ
リマをキャストドラム上に押し出すことによって未延伸
フィルムを製造できる。口金のスリット幅、ポリマの吐
出量、キャストドラムの回転数を調整することによっ
て、所望の厚さの未延伸フィルムを作ることができる。
ポリエステルフィルムに用いられるポリエステルの固有
粘度は、好ましくは0.45以上、より好ましくは0.
50以上、特に好ましくは0.55以上である。
【0024】本発明におけるポリエステルフィルムとポ
リエステル不織布とは、接着剤を介することなく接着さ
れている。接着は、上記の未延伸ポリエステル不織布
を、押し出しキャストして得られた未延伸ポリエステル
フィルムと、縦延伸工程の前段階で行うことが最も好ま
しい。熱接着温度は通常、ポリエステルフィルムのガラ
ス転移温度(Tg)と融点(Tm)との間であるのが好
ましく、より好ましくはTgと冷結晶化温度(Tcc)
との間であり、特に好ましくはTg+10℃〜Tg+5
0℃の範囲である。
【0025】本発明においては、前記未延伸ポリエステ
ルフィルムと未延伸ポリエステル不織布とを熱接着した
後共延伸することが特に好ましい。熱接着した状態で共
延伸することにより、フィルムと不織布とが一体で剥離
することなく好適に延伸することができる。この時、不
織布の繊維はその交絡点や接点において互いに融着し
て、接着点を有する網状体が形成される。さらに、これ
ら接着点のうち、一部の接着点において、繊維間にまた
がる薄い膜が形成されるのである。すなわち、本発明の
多孔性支持体を上記のごとく形成することによって、支
持体強度が安定するとともに、均一な開孔形態を保持し
た多孔体を形成することができるので、印刷インキの透
過性と保持性のバランスされた原紙とすることができる
ものである。さらに、両者を一体で共延伸することによ
り、ポリエステル不織布の強度が増し、補強体の役目を
するので、フィルムが破れたりすることがなく、極めて
製膜安定性に優れる。
【0026】共延伸の方法は特に限定されるものではな
いが、二軸延伸が好ましく、逐次二軸延伸法、同時二軸
延伸法のいずれの方法であってもよい。逐次二軸延伸法
の場合、縦方向、横方向の順に延伸するのが一般的であ
るが、逆に延伸してもよい。延伸温度はポリエステルフ
ィルムのガラス転移温度(Tg)と冷結晶化温度(Tc
c)との間であるのが好ましい。延伸倍率は特に限定さ
れるものではなく、用いるポリエステルフィルム用ポリ
マの種類や原紙に要求される感度等によって適宜決定さ
れるが、通常好ましくは縦、横それぞれ2〜8倍、より
好ましくは3〜8倍が適当である。また、二軸延伸後、
縦または横、あるいは縦横に再延伸してもかまわない。
【0027】さらにその後、二軸延伸後の本発明に係る
原紙を熱処理してもよい。熱処理温度は特に限定される
ものではなく、用いるフィルム用ポリマ、不織布用ポリ
マの種類によって適宜決定されるが、通常は80〜24
0℃、時間は0. 5〜60秒程度が適当である。
【0028】熱処理して得られた原紙を一旦室温程度ま
で冷却した後、さらに40〜90℃の比較的低温で、5
分から1週間程度エージングすることもできる。このよ
うなエージングを採用すると、原紙の保管時あるいは印
刷機の中でのカール、シワの発生が少なく特に好まし
い。
【0029】本発明の原紙の支持体面を直接、光学顕微
鏡の明視野透過法で観察して求めた開孔部の面積分率は
好ましくは5〜80%、より好ましくは10〜50%、
特に好ましくは10〜30%である。また、光学顕微鏡
の明視野透過法で観察される開孔部を円とみなした場
合、その等価円直径の平均値は好ましくは5〜100μ
m、より好ましくは10〜60μm、特に好ましくは1
0〜30μmである。
【0030】本発明の原紙を構成するポリエステル不織
布の目付量は、好ましくは1〜30g/m2 であり、よ
り好ましくは2〜20g/m2 、特に好ましくは3〜1
6g/m2 である。
【0031】本発明のポリエステル不織布の平均繊維径
は好ましくは1〜20μm、より好ましくは2〜15μ
m、特に好ましくは3〜12μmである。
【0032】本発明のポリエステル不織布は延伸配向さ
れているのが好ましく、個々の繊維の複屈折(Δn)は
好ましくは0.1以上、より好ましくは0.12以上、
特に好ましくは0.14以上である。
【0033】また、本発明のポリエステル不織布の結晶
化度は、好ましくは15%以上であり、より好ましくは
20%以上、特に好ましくは25%以上である。
【0034】さらに、本発明の原紙を構成するポリエス
テルフィルムは二軸延伸フィルムであるのが好ましく、
厚さは、原紙に要求される感度等によって適宜決定され
るが、通常0. 1〜5μmであり、好ましくは0. 1〜
4μm、より好ましくは0.1〜3μmである。
【0035】さらに、本発明の原紙を構成するポリエス
テルフィルムは、結晶融解エネルギー(ΔHu)が3〜
11cal/gであるのが好ましく、より好ましくは5
〜11cal/gである。
【0036】さらにまた、本発明の原紙を構成するポリ
エステルフィルムの融点(Tm1 )とポリエステル不織
布の融点(Tm2 )とは、好ましくはTm1 ≦Tm2
あり、より好ましくはその温度差が5℃以上、特に好ま
しくは20℃以上である。
【0037】また、本発明の原紙を構成するポリエステ
ルフィルムと多孔性支持体間の剥離強度は、好ましくは
3g/cm以上、より好ましくは5g/cm以上、特に
好ましくは10g/cm以上である。
【0038】本発明においては、サーマルヘッド等との
融着防止のため、ポリエステルフィルムとポリエステル
繊維からなる多孔性支持体とを熱圧着した後、二軸共延
伸の前または後、あるいはその途中の工程において、ポ
リエステルフィルムのもう一方の面に、離型剤を塗布す
ることができる。
【0039】本発明の原紙に用いる離型剤としては、シ
リコーンオイル、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、界
面活性剤等からなる従来公知のものを用いることができ
る。
【0040】また、本発明の原紙には、離型剤ととも
に、本発明の効果を阻害しない範囲内で各種添加剤を併
用することができる。例えば、帯電防止剤、耐熱剤、酸
化防止剤、有機粒子、無機粒子、顔料等を用いることが
できる。
【0041】また、塗剤中には水への分散性を向上させ
る目的で各種添加剤、例えば分散助剤、界面活性剤、防
腐剤、消泡剤等を添加してもよい。
【0042】離型剤層の厚みは好ましくは0. 005μ
m以上0. 4μm以下、より好ましくは0. 01μm以
上0. 4μm以下である。離型剤層の厚みが0. 4μm
以下であれば穿孔時の走行性が良好でヘッドの汚染も少
ない。
【0043】本発明において離型剤層を塗布する場合に
は塗液は防爆性や環境汚染の点で水に溶解、乳化または
懸濁した塗液が好ましい。
【0044】離型剤の塗布は、フィルムの延伸前あるい
は延伸後、いずれの段階で行ってもよい。本発明の効果
をより顕著に発現させるためには、延伸前に塗布するの
が特に好ましい。塗布方法は特に限定されないが、ロー
ルコーター、グラビアコーター、リバースコーター、バ
ーコーター等を用いて塗布するのが好ましい。また、離
型剤を塗布する前に必要に応じて、塗布面に空気中その
他種々の雰囲気中でコロナ放電処理を施してもよい。
【0045】
【実施例】次に、本発明における特性の測定方法及び評
価方法について説明する。(1)融点(Tm、℃)セイ
コー電子工業(株)製示差走査熱量計RDC220型を
用い、試料5mgを採取し、室温より昇温速度20℃/
分で昇温した時の吸熱曲線のピークの温度より求めた。
【0046】(2)結晶融解エネルギー(ΔHu)セイ
コー電子工業(株)製示差走査熱量計RDC220型を
用いて、フィルムの融解時の面積から求めた。この面積
は、昇温することによりベースラインから吸収側にず
れ、さらに昇温を続けるとベースラインの位置まで戻る
までの面積であり、融解開始温度位置から終了位置まで
を直線で結び、この面積(a)を求め、同じ示差走査熱
量計の条件でIn(インジウム)を測定し、この面積
(b)を6.8cal/gとして次式により換算した。
6.8×a/b=ΔHu (cal/g)
【0047】(3)平均繊維径サンプルの任意な10箇
所を電子顕微鏡で倍率2000倍で10枚の写真撮影を
行い、1枚の写真につき任意の15本の繊維の直径を測
定し、これを10枚の写真について行い、合計150本
の繊維径の平均で表した。
【0048】(4)繊維目付(g/m2 )試験片20c
m×20cmを取り、その重量を測定してm2 当たりの
重量に換算した。
【0049】(5)固有粘度〔η〕o−クロロフェノー
ルを溶媒として25℃で測定した。
【0050】(6)結晶化度(%)n−ヘプタンと四塩
化炭素の混合液からなる密度勾配管に試料を投入し、1
0時間以上経過後の値を読んで密度を求めた。結晶化度
0%の密度を1.335g/cm3 、結晶化度100%
の密度を1.455g/cm3 として、サンプルの結晶
化度を算出した。
【0051】(7)複屈折(Δn)偏光顕微鏡により、
光源にナトリウムランプを用い、試料をα−プロムナフ
タリン浸漬下で、Berekコンベンセーター法からレ
ターデーションを求めて算出した。
【0052】(8)支持体の開孔部の面積分率(%)原
紙の支持体面を直接、光学顕微鏡の明視野透過法で観察
し、(株)ピアス製ハイビジョン対応画像解析装置を用
いて、モニター倍率240倍で、開孔部の面積分率を求
めた。任意の測定点10箇所について面積分率を求め、
その平均値で表した。
【0053】(9)支持体の開孔部の等価円直径の平均
値(μm)原紙の支持体面を直接、光学顕微鏡の明視野
透過法で観察し、(株)ピアス製ハイビジョン対応画像
解析装置を用いて、モニター倍率240倍で、白黒反転
処理して、開孔部の等価円直径を測定し、その平均値を
求めた。任意の測定点10箇所について測定し、その平
均値で表した。
【0054】(10)剥離強度(g/cm)フィルム面
にセロハンテープを貼って補強し、フィルムと多孔性支
持体間との剥離強度をJIS−K−6854に準拠した
180度剥離試験法により測定した。
【0055】(11)突起数試料にアルミを厚さ約50
0オングストローム蒸着し、これを顕微鏡(反射法)を
用いて拡大し、かつ画像解析法により突起にコントラス
トをつけた像により、突起の大きさ(突起径)と個数
(突起個数)を測定した。ここで、突起の大きさ(突起
径)は突起の占める面積を円に換算した時の直径(円相
当径)で表した。
【0056】(12)印刷性評価作成した原紙を理想科
学工業(株)製印刷機リソグラフ(GR275)に供給
して、サーマルヘッド式製版方式により、A4サイズに
一辺10mmの黒ベタ(■)を全面に格子状に製版して
マスタを作成した。該マスタにより印刷を行い、印刷物
のマクベス濃度および白抜けの有無を目視判定により評
価した。白抜けの判定は、白抜けの全くないものを◎、
黒ベタ部のごく一部に白抜けがあるものを○、黒ベタ部
の半数以下の部分に白抜けがあるものを△、黒ベタ部の
各部分に白抜けがあるものを×とした。
【0057】(13)搬送性の評価作製した原紙を理想
科学工業(株)製印刷機リソグラフ(GR275)に供
給して製版し、版胴上の原紙のシワの有無を目視により
判定して次のように評価した。版胴上の原紙に全くシワ
が発生しなかったものを◎、1mm以下のシワが発生し
たものを○、1〜5mmのシワが発生したものを△、5
mm以上のシワが発生したものを×とした。
【0058】実施例1[多孔性支持体の製造]孔径0.
35mm、孔数100個の矩形紡糸口金を用いて、口金
温度280℃、吐出量30g/分で、ポリエチレンテレ
フタレート原料(〔η〕=0.50、Tm=257℃)
をメルトブロー法にて紡出し、捕集距離15cmでコン
ベア上に繊維を捕集して巻取り、繊維目付140g/m
2 の未延伸不織布を作製した。該不織布の平均繊維径は
8.7μm、結晶化度は3%、複屈折(Δn)は0.0
04であった。
【0059】[原紙の製造]テレフタル酸ジメチル86
重量部、イソフタル酸ジメチル14重量部とエチレング
リコール70重量部に酢酸マグネシウム4水和物0.0
6重量部、酢酸リチウム2水和物0.002重量部を添
加し、常法によりエステル交換反応を行った。次いで得
られた生成物にリン酸トリメチル0.015重量部を添
加し、10分後に三酸化アンチモン0.025重量部を
添加した。引き続き常法により3時間の重縮合反応を行
い固有粘度0.62のエチレンテレフタレートとエチレ
ンイソフタレートの共重合体(Tm=228℃)を得
た。
【0060】次いで、得られた共重合ポリエステルを回
転型乾燥機で175℃で3時間減圧乾燥し、スクリュ径
40mmの押出機を用いて、Tダイ口金温度280℃で
押出し、直径300mmの冷却ドラム上にキャストして
厚さ28μmの未延伸フィルムを作成した。
【0061】該未延伸フィルム上に、前記の不織布を重
ね、加熱ロールに供給してロール温度80℃で熱圧着し
た。こうして得られた積層シートを90℃の加熱ロール
で、長さ方向に3.5倍延伸した後、テンター式横延伸
機に送り込み、95℃で幅方向に4.0倍延伸し、さら
にテンター内で120℃×10秒間熱処理して感熱孔版
用原紙を作製した。該原紙のフィルム面にはテンター入
口部において、シリコーンオイル(東レ・ダウコーニン
グ・シリコーン(株)社製SH−200)の水系エマル
ジョンをグラビアコーターを用いて乾燥後の重さで0.
1g/m2 塗布した。得られた原紙の繊維目付量は10
g/m2 、平均繊維径は4.5μmであった。また、フ
ィルム単独の厚さは2μm、1μmφ以上の突起数は4
80個/mm2 であった。該原紙を光学顕微鏡で観察し
たところ、支持体は繊維同士が融着した網状体が形成さ
れていた。
【0062】[評価結果]表1、表2にまとめたよう
に、最終的に得られた原紙を用いて印刷性の評価を行っ
たところ、この原紙を用いて印刷した印刷物は、黒ベタ
部分の濃度が高く、また、白抜けが全く発生せず良好で
あった。
【0063】比較例1[多孔性支持体の製造]孔径0.
15mm、孔数100個の矩形紡糸口金を用いて、口金
温度280℃、吐出量3g/分で、ポリエチレンテレフ
タレート原料(〔η〕=0.50、Tm=257℃)を
メルトブロー法にて紡出し、捕集距離15cmでコンベ
ア上に繊維を捕集して巻取り、繊維目付10g/m2
不織布を作製した。該不織布の平均繊維径は4.5μ
m、結晶化度は30%、複屈折(Δn)は0.180で
あった。
【0064】[原紙の製造]次いで、不織布と積層して
熱接着しないこと以外は実施例1と同様にして、片面に
シリコーンが塗布された厚さ2μmのフィルムを得た。
フィルム表面の1μmφ以上の突起数は450個/mm
2 であった。次に、このフィルムのシリコーンが塗布さ
れていない面に上記不織布を酢酸ビニル系樹脂を用いて
貼り合わせ、原紙を得た。
【0065】[評価結果]表1、表2にまとめたよう
に、最終的に得られた原紙を用いて印刷性の評価を行っ
たところ、この原紙を用いて印刷した印刷物は、黒ベタ
部分の濃度が低く、白抜けが発生した。
【0066】実施例2[原紙の製造]テレフタル酸ジメ
チル86重量部、イソフタル酸ジメチル14重量部とエ
チレングリコール70重量部に酢酸マグネシウム4水和
物0.06重量部、酢酸リチウム2水和物0.002重
量部、さらにを1次粒子径が0.02μmのδ−アルミ
ナ0.2重量部を含むエチレングリコールスラリ10重
量部添加し、常法によりエステル交換反応を行った。次
いで得られた生成物にリン酸トリメチル0.015重量
部を添加し、10分後に三酸化アンチモン0.025重
量部を添加した。引き続き常法により3時間の重縮合反
応を行い固有粘度0.62のエチレンテレフタレートと
エチレンイソフタレートの共重合体(Tm=226℃)
を得た。
【0067】次いで、得られた共重合ポリエステルを回
転型乾燥機で175℃で3時間減圧乾燥し、スクリュ径
40mmの押出機を用いて、Tダイ口金温度270℃で
押出し、直径300mmの冷却ドラム上にキャストして
厚さ28μmの未延伸フィルムを作成した。
【0068】該未延伸フィルム上に、実施例1で用いた
不織布を重ね、加熱ロールに供給してロール温度80℃
で熱圧着した。こうして得られた積層シートを90℃の
加熱ロールで、長さ方向に3.5倍延伸した後、テンタ
ー式横延伸機に送り込み、95℃で幅方向に4.0倍延
伸し、さらにテンター内で120℃×10秒間熱処理し
て感熱孔版用原紙を作製した。該原紙のフィルム面には
テンター入口部において、シリコーンオイル(東レ・ダ
ウコーニング・シリコーン(株)社製SH−200)の
水系エマルジョンをグラビアコーターを用いて乾燥後の
重さで0.1g/m2 塗布した。得られた原紙の繊維目
付量は10g/m2 、平均繊維径は4.5μmであっ
た。また、フィルム単独の厚さは2μm、1μmφ以上
の突起数は1340個/mm2 であった。該原紙を光学
顕微鏡で観察したところ、支持体は繊維同士が融着した
網状体が形成されていた。
【0069】[評価結果]表1、表2にまとめたよう
に、最終的に得られた原紙を用いて印刷性の評価を行っ
たところ、この原紙を用いて印刷した印刷物は、黒ベタ
部分の濃度が高く、また、白抜けが少なく良好であっ
た。
【0070】実施例3〜5、比較例2および3粒子の種
類と添加量を表1、表2に示すように変更したこと以外
は実施例1と同様にして原紙を得た。[評価結果]最終
的に得られた原紙を用いて評価を行ったところ、本発明
の原紙を用いて印刷したものは、黒ベタ部分の濃度が高
く、また、白抜けが少ないのに対して、フィルムの突起
数が本発明の範囲外であると、黒ベタ部分の濃度が低い
か、白抜けが発生した。
【0071】実施例6[多孔質支持体の製造]孔径0.
25mm、孔数1000個の矩形口金を用いて、吐出量
1000g/分でポリエチレンテレフタレート原料
(〔η〕=0.65、Tm=254℃)を溶融温度29
0℃で紡出し、エアエジェクターにて、紡糸速度150
0m/分でコンベア上に分散捕集して繊維目付100g
/m2 の低配向不織布を作製した。該不織布繊維の平均
繊維径は18μm、結晶化度は5%、複屈折(Δn)は
0.009であった。
【0072】[原紙の製造]テレフタル酸ジメチル75
重量部、イソフタル酸ジメチル25重量部とエチレング
リコール70重量部に酢酸マグネシウム4水和物0.0
6重量部、酢酸リチウム2水和物0.002重量部を添
加し、常法によりエステル交換反応を行った。次いで得
られた生成物にリン酸トリメチル0.015重量部を添
加し、10分後に三酸化アンチモン0.025重量部を
添加した。引き続き常法により3時間の重縮合反応を行
い固有粘度0.62のエチレンテレフタレートとエチレ
ンイソフタレートの共重合体(Tm=198℃)を得
た。
【0073】次いで、得られた共重合ポリエステルを回
転型乾燥機で150℃で5時間減圧乾燥し、スクリュ径
40mmの押出機を用いて、Tダイ口金温度270℃で
押出し、直径300mmの冷却ドラム上にキャストして
厚さ21μmの未延伸フィルムを作成した。
【0074】該未延伸フィルム上に、前記の不織布を重
ね、加熱ロールに供給してロール温度80℃で熱圧着し
た。こうして得られた積層シートを85℃の加熱ロール
で、長さ方向に3.2倍延伸した後、テンター式横延伸
機に送り込み、95℃で幅方向に3.2倍延伸し、さら
にテンター内で100℃×10秒間熱処理して感熱孔版
用原紙を作製した。該原紙のフィルム面にはテンター入
口部において、シリコーンオイル(東レ・ダウコーニン
グ・シリコーン(株)社製SH−200)の水系エマル
ジョンをグラビアコーターを用いて乾燥後の重さで0.
1g/m2 塗布した。得られた原紙の繊維目付量は10
g/m2 、平均繊維径は10μmであった。また、フィ
ルム単独の厚さは2μmφ、1μmφ以上の突起数は3
90個/mm2 であった。該原紙を光学顕微鏡で観察し
たところ、支持体は繊維同士が融着した網状体が形成さ
れていた。
【0075】[評価結果]表1、表2にまとめたよう
に、最終的に得られた原紙を用いて印刷性の評価を行っ
たところ、この原紙を用いて印刷した印刷物は、黒ベタ
部分の濃度が高く、また、白抜けが全く発生せず良好で
あった。
【0076】
【表1】
【0077】
【表2】
【0078】
【発明の効果】本発明は、上記構成としたことにより、
均一な開孔形態を有する支持体を形成することができる
ため、強度の安定した、かつ印刷インキの保持性と透過
性のバランスに優れた原紙とすることができ、この原紙
を用いた孔版印刷で得られる印刷物は高画像性と印刷鮮
明性を有し、かつ白抜け欠点がない。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステルフィルムとポリエステル不
    織布とが接着剤を介することなく接着されてなり、か
    つ、該ポリエステルフィルムの表面の1μmφ以上の突
    起個数が2000個/mm2 以下であることを特徴とす
    る感熱孔版印刷用原紙。
JP15681095A 1995-05-30 1995-05-30 感熱孔版印刷用原紙 Pending JPH08324148A (ja)

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