JPH08325282A - ビスホスホン酸誘導体 - Google Patents
ビスホスホン酸誘導体Info
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- JPH08325282A JPH08325282A JP10449896A JP10449896A JPH08325282A JP H08325282 A JPH08325282 A JP H08325282A JP 10449896 A JP10449896 A JP 10449896A JP 10449896 A JP10449896 A JP 10449896A JP H08325282 A JPH08325282 A JP H08325282A
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- alkylene
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- residue
- heterocyclic residue
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 骨疾患の治療薬として、そしてカテプシンL
およびBの異常亢進が関与する疾患の治療や予防に有効
な薬剤を提供する。 【解決手段】エポキシコハク酸の部分構造を有し、シス
テインプロテア−ゼ阻害活性を示すビスホスホン酸誘導
体、特に下記のビスホスホン酸誘導体またはその塩: 【化1】 (上記式において、R1 は、水素原子、アルキルまたは
アラルキルであり;X1は、−O−、−NR6 −または
二価の複素環残基であり;A1 は、単結合あるいは右側
をN末端とするアミノ酸残基またはジペプチド残基であ
り;A2 は、単結合あるいは左側をN末端とするアミノ
酸残基またはジペプチド残基であり;L1は二価の連結
基であり;そして、R2 、R3 、R4 、R5 およびR6
は、それぞれ独立に、水素原子、アルキルまたはアラル
キルである。)
およびBの異常亢進が関与する疾患の治療や予防に有効
な薬剤を提供する。 【解決手段】エポキシコハク酸の部分構造を有し、シス
テインプロテア−ゼ阻害活性を示すビスホスホン酸誘導
体、特に下記のビスホスホン酸誘導体またはその塩: 【化1】 (上記式において、R1 は、水素原子、アルキルまたは
アラルキルであり;X1は、−O−、−NR6 −または
二価の複素環残基であり;A1 は、単結合あるいは右側
をN末端とするアミノ酸残基またはジペプチド残基であ
り;A2 は、単結合あるいは左側をN末端とするアミノ
酸残基またはジペプチド残基であり;L1は二価の連結
基であり;そして、R2 、R3 、R4 、R5 およびR6
は、それぞれ独立に、水素原子、アルキルまたはアラル
キルである。)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なビスホスホ
ン酸誘導体およびそれを用いた骨疾患の治療薬に関する
ものである。
ン酸誘導体およびそれを用いた骨疾患の治療薬に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】骨組織は破骨細胞による骨吸収と骨芽細
胞による骨形成を繰り返しており、このバランスの上に
骨の構造および量が保持されている。しかし、骨吸収が
優位な状態になると骨粗鬆症、悪性高カルシウム血症、
骨ベーチェット病などの骨疾患を発症する。
胞による骨形成を繰り返しており、このバランスの上に
骨の構造および量が保持されている。しかし、骨吸収が
優位な状態になると骨粗鬆症、悪性高カルシウム血症、
骨ベーチェット病などの骨疾患を発症する。
【0003】破骨細胞による骨吸収は、ミネラルの溶解
(脱灰)と骨基質の分解のステップに分けることがで
き、骨基質の分解はリソソーム酵素により起こると考え
られている。最近の研究では、リソソーム酵素の中で中
心的に働いているものはシステインプロテアーゼである
カテプシンLやL類似の酵素であるといわれている(掛
川、勝沼、Molecular Medicine, 30(10), 1310-1318(19
93) および手塚ほか、J.Biol. Chem., 269, 1106-1109
(1994))。また、システインプロテアーゼ阻害剤が骨吸
収を抑制することが報告されている(J.M. Delaisse ほ
か、 Biochem. Biophys., Res. Commun., 125, 441-447
(1984))。そこで、カテプシンLをはじめとするシステ
インプロテアーゼを阻害する化合物は、骨粗鬆症などの
骨疾患の治療に有望であると考えられており、例えば、
いくつかのエポキシコハク酸誘導体を骨疾患の治療に用
いることが提案されている(特開昭63−284127
号公報、特開平2−218610号各公報)。しかしな
がら、システインプロテアーゼ阻害剤を臨床的に使用し
た例はなく、その研究は緒に就いたばかりである。
(脱灰)と骨基質の分解のステップに分けることがで
き、骨基質の分解はリソソーム酵素により起こると考え
られている。最近の研究では、リソソーム酵素の中で中
心的に働いているものはシステインプロテアーゼである
カテプシンLやL類似の酵素であるといわれている(掛
川、勝沼、Molecular Medicine, 30(10), 1310-1318(19
93) および手塚ほか、J.Biol. Chem., 269, 1106-1109
(1994))。また、システインプロテアーゼ阻害剤が骨吸
収を抑制することが報告されている(J.M. Delaisse ほ
か、 Biochem. Biophys., Res. Commun., 125, 441-447
(1984))。そこで、カテプシンLをはじめとするシステ
インプロテアーゼを阻害する化合物は、骨粗鬆症などの
骨疾患の治療に有望であると考えられており、例えば、
いくつかのエポキシコハク酸誘導体を骨疾患の治療に用
いることが提案されている(特開昭63−284127
号公報、特開平2−218610号各公報)。しかしな
がら、システインプロテアーゼ阻害剤を臨床的に使用し
た例はなく、その研究は緒に就いたばかりである。
【0004】一方、ビスホスホン酸誘導体は、骨組織に
高い親和性を有することが知られている(A. Jung ほ
か、Calcif. Tissue Res., 11, 269-280(1973))。この
点に着目し、骨疾患に対する有用性が確認または期待さ
れる化合物にビスホスホネート基を導入することによ
り、骨以外の他の臓器への影響を軽減させた骨疾患治療
剤を創製しようという試みが多くなされている。ビスホ
スホネート基を導入した化合物の例としては、既に骨粗
鬆症治療に使用されているエストロゲン(特開平4−3
52795号、同5−230086号、同5−2869
93号、同6−100576号各公報)や抗炎症剤(特
開平2−268190号公報)がある。
高い親和性を有することが知られている(A. Jung ほ
か、Calcif. Tissue Res., 11, 269-280(1973))。この
点に着目し、骨疾患に対する有用性が確認または期待さ
れる化合物にビスホスホネート基を導入することによ
り、骨以外の他の臓器への影響を軽減させた骨疾患治療
剤を創製しようという試みが多くなされている。ビスホ
スホネート基を導入した化合物の例としては、既に骨粗
鬆症治療に使用されているエストロゲン(特開平4−3
52795号、同5−230086号、同5−2869
93号、同6−100576号各公報)や抗炎症剤(特
開平2−268190号公報)がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、骨粗
鬆症、悪性高カルシウム血症、骨ベーチェット病等の骨
疾患の予防または治療に有用な化合物と薬剤を提供する
ことである。本発明の目的はまた、カテプシンL活性の
異常亢進を伴なう骨関節炎やリウマチ性関節炎の治療剤
として有用な化合物および薬剤を提供することにもあ
る。本発明はまた、カテプシンB及びLが関与する筋ジ
ストロフィーや筋萎縮症などの疾患の治療に有用な化合
物を提供することも、その目的とする。
鬆症、悪性高カルシウム血症、骨ベーチェット病等の骨
疾患の予防または治療に有用な化合物と薬剤を提供する
ことである。本発明の目的はまた、カテプシンL活性の
異常亢進を伴なう骨関節炎やリウマチ性関節炎の治療剤
として有用な化合物および薬剤を提供することにもあ
る。本発明はまた、カテプシンB及びLが関与する筋ジ
ストロフィーや筋萎縮症などの疾患の治療に有用な化合
物を提供することも、その目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題の解決のために鋭意研究した結果、システインプロテ
アーゼ阻害作用を有するエポキシコハク酸誘導体に骨親
和性のあるビスホスホネート基を導入したビスホスホン
酸誘導体またはその塩が、骨疾患の予防または治療に有
用であることを見出し発明を完成した。本発明は、エポ
キシコハク酸の部分構造を有し、システインプロテア−
ゼ阻害活性を示すビスホスホン酸誘導体またはその塩を
提供する。このビスホスホン酸誘導体において、エポキ
シコハク酸のカルボニル基が連結基でビスホスホン酸構
造に結合していることが好ましい。上記のビスホスホン
酸誘導体には、物理化学的変換あるいは生体内で代謝を
受けて、システインプロテアーゼ阻害活性を示すエポキ
シコハク酸誘導体を放出するエポキシコハク酸の部分構
造と連結基の部分構造とを有するものも含まれる。本発
明は特に、下記式(I)で表わされるビスホスホン酸誘
導体またはその塩を提供する。
題の解決のために鋭意研究した結果、システインプロテ
アーゼ阻害作用を有するエポキシコハク酸誘導体に骨親
和性のあるビスホスホネート基を導入したビスホスホン
酸誘導体またはその塩が、骨疾患の予防または治療に有
用であることを見出し発明を完成した。本発明は、エポ
キシコハク酸の部分構造を有し、システインプロテア−
ゼ阻害活性を示すビスホスホン酸誘導体またはその塩を
提供する。このビスホスホン酸誘導体において、エポキ
シコハク酸のカルボニル基が連結基でビスホスホン酸構
造に結合していることが好ましい。上記のビスホスホン
酸誘導体には、物理化学的変換あるいは生体内で代謝を
受けて、システインプロテアーゼ阻害活性を示すエポキ
シコハク酸誘導体を放出するエポキシコハク酸の部分構
造と連結基の部分構造とを有するものも含まれる。本発
明は特に、下記式(I)で表わされるビスホスホン酸誘
導体またはその塩を提供する。
【0007】
【化5】
【0008】(上記式において、R1 は、水素原子、ア
ルキル基またはアラルキル基であり;X1 は、−O−、
−NR6 −または二価の複素環残基であり;A1 は、単
結合あるいは右側をN末端とするアミノ酸残基またはジ
ペプチド残基であり;A2 は、単結合あるいは左側をN
末端とするアミノ酸残基またはジペプチド残基であり;
L1 は二価の連結基であり;そして、R2 、R3 、R
4 、R5 、およびR6 は、それぞれ独立に、水素原子、
アルキル基またはアラルキル基である。) なお、上記のアルキル基、アラルキル基、二価の複素環
残基、アルキレン基およびフェニレン基は置換基を有し
てもよい。上記の式(I)において、L1 が、−O−、
−NR7 −(ここでR7 は、水素原子、アルキル基、ま
たはアラルキル基である)、二価の複素環残基、アルキ
レン基、−CO−、フェニレン基およびそれらの組み合
わせからなる群より選ばれる二価の連結基であることが
好ましい。
ルキル基またはアラルキル基であり;X1 は、−O−、
−NR6 −または二価の複素環残基であり;A1 は、単
結合あるいは右側をN末端とするアミノ酸残基またはジ
ペプチド残基であり;A2 は、単結合あるいは左側をN
末端とするアミノ酸残基またはジペプチド残基であり;
L1 は二価の連結基であり;そして、R2 、R3 、R
4 、R5 、およびR6 は、それぞれ独立に、水素原子、
アルキル基またはアラルキル基である。) なお、上記のアルキル基、アラルキル基、二価の複素環
残基、アルキレン基およびフェニレン基は置換基を有し
てもよい。上記の式(I)において、L1 が、−O−、
−NR7 −(ここでR7 は、水素原子、アルキル基、ま
たはアラルキル基である)、二価の複素環残基、アルキ
レン基、−CO−、フェニレン基およびそれらの組み合
わせからなる群より選ばれる二価の連結基であることが
好ましい。
【0009】なかでも、下記式(II)または(III)で表
わされるビスホスホン酸誘導体またはその塩が特に有効
である。
わされるビスホスホン酸誘導体またはその塩が特に有効
である。
【0010】
【化6】
【0011】(上記式において、R21は、アルキル基ま
たはアラルキル基であり;X21は、−NR26−または二
価の複素環残基であり;A21は、単結合あるいは右側を
N末端とするアミノ酸残基またはジペプチド残基であ
り;A22は、単結合あるいは左側をN末端とするアミノ
酸残基であり;L21は、−O−、−NR27−、二価の複
素環残基、アルキレン基、−CO−、フェニレン基、及
びそれらの組み合わせからなる群より選ばれる二価の連
結基であり;そして、R22、R23、R24、R25、R26お
よびR27は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基ま
たはアラルキル基である。) なお、上記のアルキル基、アラルキル基、二価の複素環
残基、アルキレン基およびフェニレン基は置換基を有し
てもよい。
たはアラルキル基であり;X21は、−NR26−または二
価の複素環残基であり;A21は、単結合あるいは右側を
N末端とするアミノ酸残基またはジペプチド残基であ
り;A22は、単結合あるいは左側をN末端とするアミノ
酸残基であり;L21は、−O−、−NR27−、二価の複
素環残基、アルキレン基、−CO−、フェニレン基、及
びそれらの組み合わせからなる群より選ばれる二価の連
結基であり;そして、R22、R23、R24、R25、R26お
よびR27は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基ま
たはアラルキル基である。) なお、上記のアルキル基、アラルキル基、二価の複素環
残基、アルキレン基およびフェニレン基は置換基を有し
てもよい。
【0012】
【化7】
【0013】(上記式において、R31は、水素原子、ア
ルキル基またはアラルキル基であり;X31は、−O−ま
たは−NR36−であり;A32は、単結合あるいは左側を
N末端とするアミノ酸残基またはジペプチド残基であ
り;L31は、−O−、−NR37−、二価の複素環残基、
アルキレン基、−CO−、フェニレン基及びそれらの組
み合わせからなる群より選ばれる二価の連結基であり;
そしてR32、R33、R34、R35、R36およびR37は、そ
れぞれ独立に、水素原子、アルキル基またはアラルキル
基である。なお、上記のアルキル基、アラルキル基、二
価の複素環残基、アルキレン基およびフェニレン基は置
換基を有してもよい。
ルキル基またはアラルキル基であり;X31は、−O−ま
たは−NR36−であり;A32は、単結合あるいは左側を
N末端とするアミノ酸残基またはジペプチド残基であ
り;L31は、−O−、−NR37−、二価の複素環残基、
アルキレン基、−CO−、フェニレン基及びそれらの組
み合わせからなる群より選ばれる二価の連結基であり;
そしてR32、R33、R34、R35、R36およびR37は、そ
れぞれ独立に、水素原子、アルキル基またはアラルキル
基である。なお、上記のアルキル基、アラルキル基、二
価の複素環残基、アルキレン基およびフェニレン基は置
換基を有してもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、まず、エポキシコハク
酸の部分構造を有し、システインプロテア−ゼ阻害活性
を示すビスホスホン酸誘導体またはその塩にある。この
ビスホスホン酸誘導体において、そのエポキシコハク酸
のカルボニル基が連結基でビスホスホン酸構造に結合し
ていることが好ましい。上記のビスホスホン酸誘導体
は、物理化学的変換あるいは生体内で代謝を受けて、シ
ステインプロテアーゼ阻害活性を示すエポキシコハク酸
誘導体を放出するエポキシコハク酸の部分構造と連結基
の部分構造とを有するものも含む。上記のエポキシコハ
ク酸の部分構造を有し、システインプロテア−ゼ阻害活
性を示すビスホスホン酸誘導体またはその塩の代表例と
して、下記式(I)で表わされるビスホスホン酸誘導体
を挙げることができるので、この化合物を例にとって、
本発明を説明する。
酸の部分構造を有し、システインプロテア−ゼ阻害活性
を示すビスホスホン酸誘導体またはその塩にある。この
ビスホスホン酸誘導体において、そのエポキシコハク酸
のカルボニル基が連結基でビスホスホン酸構造に結合し
ていることが好ましい。上記のビスホスホン酸誘導体
は、物理化学的変換あるいは生体内で代謝を受けて、シ
ステインプロテアーゼ阻害活性を示すエポキシコハク酸
誘導体を放出するエポキシコハク酸の部分構造と連結基
の部分構造とを有するものも含む。上記のエポキシコハ
ク酸の部分構造を有し、システインプロテア−ゼ阻害活
性を示すビスホスホン酸誘導体またはその塩の代表例と
して、下記式(I)で表わされるビスホスホン酸誘導体
を挙げることができるので、この化合物を例にとって、
本発明を説明する。
【0015】
【化8】
【0016】上記の式(I)において、R1 は、水素原
子、アルキル基またはアラルキル基である。アルキル基
の炭素原子数(置換基を有する場合には、置換基を含め
た総炭素原子数)は、1乃至30であることが好まし
く、1乃至20であることがさらに好ましく、1乃至1
5であることが最も好ましい。アルキル基は環状構造を
有してよいが、環状アルキル基よりも鎖状アルキル基の
方が好ましい。鎖状アルキル基は、分岐を有していても
よい。これらのアルキル基は置換基を有してもよい。ア
ルキル基の置換基の例には、ハロゲン原子およびヒドロ
キシル基が含まれる。アラルキル基の炭素原子数(置換
基を有する場合には、置換基を含めた総炭素原子数)
は、7乃至40であることが好ましく、7乃至30であ
ることがさらに好ましく、7乃至20であることが最も
好ましい。アラルキル基の例には、ベンジル、フェネチ
ルおよびジフェニルメチルが含まれる。ジフェニルメチ
ルが特に好ましい。アラルキル基は置換基を有してもよ
い。アラルキル基の置換基の例には、ハロゲン原子、ヒ
ドロキシル基、アルキル基(炭素原子数1〜10)およ
びアルコキシ基(炭素原子数1〜10)が含まれる。
子、アルキル基またはアラルキル基である。アルキル基
の炭素原子数(置換基を有する場合には、置換基を含め
た総炭素原子数)は、1乃至30であることが好まし
く、1乃至20であることがさらに好ましく、1乃至1
5であることが最も好ましい。アルキル基は環状構造を
有してよいが、環状アルキル基よりも鎖状アルキル基の
方が好ましい。鎖状アルキル基は、分岐を有していても
よい。これらのアルキル基は置換基を有してもよい。ア
ルキル基の置換基の例には、ハロゲン原子およびヒドロ
キシル基が含まれる。アラルキル基の炭素原子数(置換
基を有する場合には、置換基を含めた総炭素原子数)
は、7乃至40であることが好ましく、7乃至30であ
ることがさらに好ましく、7乃至20であることが最も
好ましい。アラルキル基の例には、ベンジル、フェネチ
ルおよびジフェニルメチルが含まれる。ジフェニルメチ
ルが特に好ましい。アラルキル基は置換基を有してもよ
い。アラルキル基の置換基の例には、ハロゲン原子、ヒ
ドロキシル基、アルキル基(炭素原子数1〜10)およ
びアルコキシ基(炭素原子数1〜10)が含まれる。
【0017】式(I)においてX1 は、−O−、−NR
6 −又は二価の複素環残基であることが好ましい。ここ
で、R6 は、水素原子、アルキル基(炭素原子数1〜1
0)またはアラルキル基(炭素原子数7〜20)であ
る。なかでも、水素原子が特に好ましい。R6 のアルキ
ル基の炭素原子数(置換基を有する場合には、置換基を
含めた総炭素原子数)は、1乃至10であることが好ま
しく、1乃至6であることがさらに好ましく、1乃至4
であることが最も好ましい。鎖状アルキル基が好まし
い。鎖状アルキル基は分岐を有していてもよい。なお、
アルキル基は置換基を有してもよい。アルキル基の置換
基の例には、ハロゲン原子およびヒドロキシル基が含ま
れる。R6 のアラルキル基の炭素原子数(置換基を有す
る場合には、置換基を含めた総炭素原子数)は7乃至2
0であることが好ましく、7乃至15であることがさら
に好ましく、7乃至10であることが最も好ましい。ア
ラルキル基の例には、ベンジルおよびフェネチルが含ま
れる。アラルキル基は置換基を有してもよい。アラルキ
ル基の置換基の例には、ハロゲン原子、ヒドロキシル
基、アルキル(炭素原子数1〜10)およびアルコキシ
基(炭素原子数1〜10)が含まれる。
6 −又は二価の複素環残基であることが好ましい。ここ
で、R6 は、水素原子、アルキル基(炭素原子数1〜1
0)またはアラルキル基(炭素原子数7〜20)であ
る。なかでも、水素原子が特に好ましい。R6 のアルキ
ル基の炭素原子数(置換基を有する場合には、置換基を
含めた総炭素原子数)は、1乃至10であることが好ま
しく、1乃至6であることがさらに好ましく、1乃至4
であることが最も好ましい。鎖状アルキル基が好まし
い。鎖状アルキル基は分岐を有していてもよい。なお、
アルキル基は置換基を有してもよい。アルキル基の置換
基の例には、ハロゲン原子およびヒドロキシル基が含ま
れる。R6 のアラルキル基の炭素原子数(置換基を有す
る場合には、置換基を含めた総炭素原子数)は7乃至2
0であることが好ましく、7乃至15であることがさら
に好ましく、7乃至10であることが最も好ましい。ア
ラルキル基の例には、ベンジルおよびフェネチルが含ま
れる。アラルキル基は置換基を有してもよい。アラルキ
ル基の置換基の例には、ハロゲン原子、ヒドロキシル
基、アルキル(炭素原子数1〜10)およびアルコキシ
基(炭素原子数1〜10)が含まれる。
【0018】二価の複素環残基は、4員乃至7員の複素
環を有することが好ましく、5員または6員の複素環を
有することがさらに好ましい。複素環は、ヘテロ原子と
して窒素を有することが好ましい。複素環は、炭素と窒
素のみから構成されることがさらに好ましい。複素環は
飽和していることが好ましい。特に好ましい複素環とし
ては、ピペラジン環およびピペリジン環を挙げることが
できる。複素環が炭素と窒素のみから構成される場合、
複素環残基の二つの遊離原子価のうち、少なくとも一方
は窒素に存在することが好ましい。炭素と窒素のみから
構成される6員の複素環の場合は、環の1位と4位とに
複素環残基の遊離原子価が存在することが好ましい。な
お、複素環残基は置換基を有してもよい。複素環残基の
置換基の例には、前記のようなハロゲン原子、ヒドロキ
シル基、アルキル基、アリール基およびアルコキシ基が
含まれる。
環を有することが好ましく、5員または6員の複素環を
有することがさらに好ましい。複素環は、ヘテロ原子と
して窒素を有することが好ましい。複素環は、炭素と窒
素のみから構成されることがさらに好ましい。複素環は
飽和していることが好ましい。特に好ましい複素環とし
ては、ピペラジン環およびピペリジン環を挙げることが
できる。複素環が炭素と窒素のみから構成される場合、
複素環残基の二つの遊離原子価のうち、少なくとも一方
は窒素に存在することが好ましい。炭素と窒素のみから
構成される6員の複素環の場合は、環の1位と4位とに
複素環残基の遊離原子価が存在することが好ましい。な
お、複素環残基は置換基を有してもよい。複素環残基の
置換基の例には、前記のようなハロゲン原子、ヒドロキ
シル基、アルキル基、アリール基およびアルコキシ基が
含まれる。
【0019】前記式(I)において、A1 は、単結合、
あるいは右側をN末端とするアミノ酸残基またはジペプ
チド残基である。単結合の場合は、上記X1 が、直接カ
ルボニル(オキシラン環に結合しているカルボニル)に
結合する。アミノ酸残基およびジペプチド残基は、天然
のL型のアミノ酸から誘導されることが好ましい。グリ
シン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、フ
ェニルアラニンまたはチロシンの残基或はそれらの組み
合わせが特に好ましい。ジペプチド残基の場合は、異な
るアミノ酸残基を組み合わせてもよい。前記式(I)に
示すオキシラン環の二つの炭素は、共に不斉炭素原子で
ある。式(I)は、オキシラン環に結合した二つのカル
ボニル基がトランス型であることを示す。すなわち、本
発明のビスホスホン酸誘導体は、下記の(T1)または
(T2)に示される光学異性体のいずれか、あるいはこ
れらの混合物である。なかでも、(T1)の光学異性体
の方が好ましい。
あるいは右側をN末端とするアミノ酸残基またはジペプ
チド残基である。単結合の場合は、上記X1 が、直接カ
ルボニル(オキシラン環に結合しているカルボニル)に
結合する。アミノ酸残基およびジペプチド残基は、天然
のL型のアミノ酸から誘導されることが好ましい。グリ
シン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、フ
ェニルアラニンまたはチロシンの残基或はそれらの組み
合わせが特に好ましい。ジペプチド残基の場合は、異な
るアミノ酸残基を組み合わせてもよい。前記式(I)に
示すオキシラン環の二つの炭素は、共に不斉炭素原子で
ある。式(I)は、オキシラン環に結合した二つのカル
ボニル基がトランス型であることを示す。すなわち、本
発明のビスホスホン酸誘導体は、下記の(T1)または
(T2)に示される光学異性体のいずれか、あるいはこ
れらの混合物である。なかでも、(T1)の光学異性体
の方が好ましい。
【0020】
【化9】
【0021】前記の式(I)において、A2 は、単結合
あるいは左側をN末端とするアミノ酸残基またはジペプ
チド残基である。単結合の場合は、後述するL1 が、直
接カルボニル(オキシラン環に結合しているカルボニ
ル)に結合する。アミノ酸残基およびジペプチド残基
は、天然のL型のアミノ酸から誘導されることが好まし
い。グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイ
シン、フェニルアラニンまたはチロシンの残基、あるい
はそれらの組み合わせが特に好ましい。ジペプチド残基
の場合は、異なるアミノ酸残基を組み合わせてもよい。
あるいは左側をN末端とするアミノ酸残基またはジペプ
チド残基である。単結合の場合は、後述するL1 が、直
接カルボニル(オキシラン環に結合しているカルボニ
ル)に結合する。アミノ酸残基およびジペプチド残基
は、天然のL型のアミノ酸から誘導されることが好まし
い。グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイ
シン、フェニルアラニンまたはチロシンの残基、あるい
はそれらの組み合わせが特に好ましい。ジペプチド残基
の場合は、異なるアミノ酸残基を組み合わせてもよい。
【0022】式(I)において、L1 は、−O−、−N
R7 −、二価の複素環残基、アルキレン、−CO−、フ
ェニレンおよびそれらの組み合わせからなる群より選ば
れる二価の連結基であることが好ましい。上記のR7
は、水素原子、アルキル基またはアラルキル基である。
なかでも、水素原子が特に好ましい。R7 のアルキル基
の炭素原子数(置換基を有する場合には、置換基を含め
た総炭素原子数)は、1乃至10であることが好まし
く、1乃至6であることがさらに好ましく、1乃至4で
あることが最も好ましい。鎖状アルキル基が好ましい。
鎖状アルキル基は分岐を有していてもよい。なお、アル
キル基は置換基を有してもよい。アルキル基の置換基の
例には、ハロゲン原子およびヒドロキシル基が含まれ
る。R7 のアラルキル基の炭素原子数(置換基を有する
場合には、置換基を含めた総炭素原子数)は、7乃至2
0であることが好ましく、7乃至15であることがさら
に好ましく、7乃至10であることが最も好ましい。こ
のアラルキル基の例には、ベンジルおよびフェネチルが
含まれる。なお、アラルキル基は置換基を有してもよ
い。アラルキル基の置換基の例には、前記のようなハロ
ゲン原子、ヒドロキシル基、アルキル基およびアルコキ
シ基が含まれる。
R7 −、二価の複素環残基、アルキレン、−CO−、フ
ェニレンおよびそれらの組み合わせからなる群より選ば
れる二価の連結基であることが好ましい。上記のR7
は、水素原子、アルキル基またはアラルキル基である。
なかでも、水素原子が特に好ましい。R7 のアルキル基
の炭素原子数(置換基を有する場合には、置換基を含め
た総炭素原子数)は、1乃至10であることが好まし
く、1乃至6であることがさらに好ましく、1乃至4で
あることが最も好ましい。鎖状アルキル基が好ましい。
鎖状アルキル基は分岐を有していてもよい。なお、アル
キル基は置換基を有してもよい。アルキル基の置換基の
例には、ハロゲン原子およびヒドロキシル基が含まれ
る。R7 のアラルキル基の炭素原子数(置換基を有する
場合には、置換基を含めた総炭素原子数)は、7乃至2
0であることが好ましく、7乃至15であることがさら
に好ましく、7乃至10であることが最も好ましい。こ
のアラルキル基の例には、ベンジルおよびフェネチルが
含まれる。なお、アラルキル基は置換基を有してもよ
い。アラルキル基の置換基の例には、前記のようなハロ
ゲン原子、ヒドロキシル基、アルキル基およびアルコキ
シ基が含まれる。
【0023】二価の複素環残基は、4員乃至7員の複素
環を有することが好ましく、5員または6員の複素環を
有することがさらに好ましい。複素環は、ヘテロ原子と
して窒素を有することが好ましい。複素環は、炭素と窒
素のみから構成されることがさらに好ましい。複素環は
飽和していることが好ましい。特に好ましい複素環とし
ては、ピペラジン環およびピペリジン環を挙げることが
できる。複素環が炭素と窒素のみから構成される場合、
複素環残基の二つの遊離原子価のうち、少なくとも一方
は窒素に存在することが好ましい。炭素と窒素のみから
構成される6員の複素環の場合は、環の1位と4位とに
複素環残基の遊離原子価が存在することが好ましい。な
お、複素環残基は置換基を有してもよい。複素環残基の
置換基の例には、前記のようなハロゲン原子、ヒドロキ
シル基、アルキル基、アリール基およびアルコキシ基が
含まれる。
環を有することが好ましく、5員または6員の複素環を
有することがさらに好ましい。複素環は、ヘテロ原子と
して窒素を有することが好ましい。複素環は、炭素と窒
素のみから構成されることがさらに好ましい。複素環は
飽和していることが好ましい。特に好ましい複素環とし
ては、ピペラジン環およびピペリジン環を挙げることが
できる。複素環が炭素と窒素のみから構成される場合、
複素環残基の二つの遊離原子価のうち、少なくとも一方
は窒素に存在することが好ましい。炭素と窒素のみから
構成される6員の複素環の場合は、環の1位と4位とに
複素環残基の遊離原子価が存在することが好ましい。な
お、複素環残基は置換基を有してもよい。複素環残基の
置換基の例には、前記のようなハロゲン原子、ヒドロキ
シル基、アルキル基、アリール基およびアルコキシ基が
含まれる。
【0024】アルキレン基の炭素原子数(置換基を有す
る場合には、置換基を含めた総炭素原子数)は、1乃至
30であることが好ましく、1乃至20であることがさ
らに好ましく、1乃至15であることが最も好ましい。
アルキレン基は環状構造を有してよいが、環状アルキレ
ン基よりも鎖状アルキレン基の方が好ましい。鎖状アル
キレン基は、分岐を有していてもよい。なお、アルキレ
ン基は置換基を有してもよい。アルキレン基の置換基の
例には、前記のようなハロゲン原子、ヒドロキシルおよ
びアリールが含まれる。フェニレン基は置換基を有して
もよい。フェニレンの置換基の例には、前記のようなハ
ロゲン原子、ヒドロキシル、アルキルおよびアルコキシ
が含まれる。
る場合には、置換基を含めた総炭素原子数)は、1乃至
30であることが好ましく、1乃至20であることがさ
らに好ましく、1乃至15であることが最も好ましい。
アルキレン基は環状構造を有してよいが、環状アルキレ
ン基よりも鎖状アルキレン基の方が好ましい。鎖状アル
キレン基は、分岐を有していてもよい。なお、アルキレ
ン基は置換基を有してもよい。アルキレン基の置換基の
例には、前記のようなハロゲン原子、ヒドロキシルおよ
びアリールが含まれる。フェニレン基は置換基を有して
もよい。フェニレンの置換基の例には、前記のようなハ
ロゲン原子、ヒドロキシル、アルキルおよびアルコキシ
が含まれる。
【0025】L1 の例を、下記のL2 〜L15に示す。 L2 :−複素環残基− L3 :−複素環残基−アルキレン− L4 :−O−複素環残基− L5 :−O−アルキレン−CO−NR8 − L6 :−NR9 −アルキレン−CO−NR10− L7 :−O−アルキレン− L8 :−複素環残基−CO−アルキレン− L9 :−複素環残基−CO−O−アルキレン− L10:−複素環残基−O−CO−アルキレン− L11:−NR11−アルキレン−NR12−CO−アルキレ
ン− L12:−複素環残基−アルキレン−フェニレン−O−ア
ルキレン− L13:−複素環残基−アルキレン−フェニレン−O−C
O−アルキレン− L14:−複素環残基−アルキレン−フェニレン−O−ア
ルキレン−CO−NR13− L15:−NR14−アルキレン−O−CO−アルキレン−
ン− L12:−複素環残基−アルキレン−フェニレン−O−ア
ルキレン− L13:−複素環残基−アルキレン−フェニレン−O−C
O−アルキレン− L14:−複素環残基−アルキレン−フェニレン−O−ア
ルキレン−CO−NR13− L15:−NR14−アルキレン−O−CO−アルキレン−
【0026】上記各式において、R8 、R9 、R10、R
11、R12、R13およびR14は、それぞれ、水素原子、ア
ルキル基またはアラルキル基である。水素原子が特に好
ましい。アルキル基およびアラルキル基の詳細について
は、前述したR7 と同様である。また、複素環残基、ア
ルキレン基およびフェニレン基の詳細も、L1 について
前述したものと同様である。
11、R12、R13およびR14は、それぞれ、水素原子、ア
ルキル基またはアラルキル基である。水素原子が特に好
ましい。アルキル基およびアラルキル基の詳細について
は、前述したR7 と同様である。また、複素環残基、ア
ルキレン基およびフェニレン基の詳細も、L1 について
前述したものと同様である。
【0027】式(I)において、R2 、R3 、R4 およ
びR5 は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、ま
たはアラルキル基である。水素原子が特に好ましい。R
2 〜R5 のアルキル基の炭素原子数(置換基を有する場
合には、置換基を含めた総炭素原子数)は、1乃至10
であることが好ましく、1乃至6であることがさらに好
ましく、1乃至4であることが最も好ましい。鎖状アル
キル基が好ましい。鎖状アルキル基は分岐を有していて
もよい。R2 〜R5 のアラルキル基の炭素原子数(置換
基を有する場合には、置換基を含めた総炭素原子数)
は、7乃至20であることが好ましく、7乃至15であ
ることがさらに好ましく、7乃至10であることが最も
好ましい。アラルキル基の例には、ベンジルおよびフェ
ネチルが含まれる。なお、アラルキル基は置換基を有し
てもよい。アラルキルの置換基の例には、前記のような
ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルキル基およびアル
コキシ基が含まれる。
びR5 は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、ま
たはアラルキル基である。水素原子が特に好ましい。R
2 〜R5 のアルキル基の炭素原子数(置換基を有する場
合には、置換基を含めた総炭素原子数)は、1乃至10
であることが好ましく、1乃至6であることがさらに好
ましく、1乃至4であることが最も好ましい。鎖状アル
キル基が好ましい。鎖状アルキル基は分岐を有していて
もよい。R2 〜R5 のアラルキル基の炭素原子数(置換
基を有する場合には、置換基を含めた総炭素原子数)
は、7乃至20であることが好ましく、7乃至15であ
ることがさらに好ましく、7乃至10であることが最も
好ましい。アラルキル基の例には、ベンジルおよびフェ
ネチルが含まれる。なお、アラルキル基は置換基を有し
てもよい。アラルキルの置換基の例には、前記のような
ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルキル基およびアル
コキシ基が含まれる。
【0028】好ましいビスホスホン酸誘導体の例を下記
式(II)で表わす。
式(II)で表わす。
【0029】
【化10】
【0030】式(II)において、R21は、アルキル基ま
たはアラルキル基である。アラルキル基が特に好まし
い。これらのアルキル基およびアラルキル基の詳細は、
前述した式(I)のR1 と同様である。式(II)におい
て、X21は、−NR26−または二価の複素環残基であ
る。上記R26は、水素原子、アルキル基またはアラルキ
ル基である。水素原子が特に好ましい。これらのアルキ
ル基とアラルキル基の詳細は、前述した式(I)のR6
と同様である。二価の複素環残基の詳細も、前述した式
(I)のX1 と同様である。
たはアラルキル基である。アラルキル基が特に好まし
い。これらのアルキル基およびアラルキル基の詳細は、
前述した式(I)のR1 と同様である。式(II)におい
て、X21は、−NR26−または二価の複素環残基であ
る。上記R26は、水素原子、アルキル基またはアラルキ
ル基である。水素原子が特に好ましい。これらのアルキ
ル基とアラルキル基の詳細は、前述した式(I)のR6
と同様である。二価の複素環残基の詳細も、前述した式
(I)のX1 と同様である。
【0031】式(II)において、A21は、単結合あるい
は右側をN末端とするアミノ酸残基またはジペプチド残
基である。単結合の場合は、上記X21が、直接カルボニ
ル基(オキシラン環に結合しているカルボニル)に結合
する。アミノ酸残基およびジペプチド残基の詳細は、前
述した式(I)のA1 と同様である。式(II)は、式
(I)と同様に、オキシラン環に結合した二つのカルボ
ニル基がトランス型であることを示す。式(II)におい
て、A22は、単結合あるいは左側をN末端とするアミノ
酸残基である。単結合の場合は、下記L21が、直接カル
ボニル基(オキシラン環に結合しているカルボニル)に
結合する。アミノ酸残基の詳細は、前述した式(I)の
A2 と同様である。
は右側をN末端とするアミノ酸残基またはジペプチド残
基である。単結合の場合は、上記X21が、直接カルボニ
ル基(オキシラン環に結合しているカルボニル)に結合
する。アミノ酸残基およびジペプチド残基の詳細は、前
述した式(I)のA1 と同様である。式(II)は、式
(I)と同様に、オキシラン環に結合した二つのカルボ
ニル基がトランス型であることを示す。式(II)におい
て、A22は、単結合あるいは左側をN末端とするアミノ
酸残基である。単結合の場合は、下記L21が、直接カル
ボニル基(オキシラン環に結合しているカルボニル)に
結合する。アミノ酸残基の詳細は、前述した式(I)の
A2 と同様である。
【0032】式(II)において、L21は、−O−、−N
R27−、二価の複素環残基、アルキレン基、−CO−、
フェニレン基およびそれらの組み合わせからなる群より
選ばれる二価の連結基である。なかでも、−O−、−N
R27−、二価の複素環残基、アルキレン基、−CO−お
よびそれらの組み合わせからなる群より選ばれることが
好ましい。上記R27は、水素原子、アルキル基またはア
ラルキル基である。水素原子が特に好ましい。R27のア
ルキル基およびアラルキル基の詳細は、前述した式
(I)のR7 と同様である。上記二価の複素環残基、ア
ルキレン基およびフェニレン基の詳細も、前述した式
(I)のL1 と同様である。
R27−、二価の複素環残基、アルキレン基、−CO−、
フェニレン基およびそれらの組み合わせからなる群より
選ばれる二価の連結基である。なかでも、−O−、−N
R27−、二価の複素環残基、アルキレン基、−CO−お
よびそれらの組み合わせからなる群より選ばれることが
好ましい。上記R27は、水素原子、アルキル基またはア
ラルキル基である。水素原子が特に好ましい。R27のア
ルキル基およびアラルキル基の詳細は、前述した式
(I)のR7 と同様である。上記二価の複素環残基、ア
ルキレン基およびフェニレン基の詳細も、前述した式
(I)のL1 と同様である。
【0033】L21の例を、下記のL22〜L26に示す。 L22:−複素環残基− L23:−O−複素環残基− L24:−O−アルキレン−CO−NR28− L25:−NR29−アルキレン−CO−NR30− L26:−O−アルキレン− 上記各式において、R28、R29およびR30は、それぞ
れ、水素原子、アルキル基またはアラルキル基である。
水素原子が特に好ましい。アルキル基およびアラルキル
基の詳細については、前述した式(I)のR7 と同様で
ある。また、複素環残基、アルキレン基、およびフェニ
レン基の詳細も、前述した式(I)のL1 と同様であ
る。
れ、水素原子、アルキル基またはアラルキル基である。
水素原子が特に好ましい。アルキル基およびアラルキル
基の詳細については、前述した式(I)のR7 と同様で
ある。また、複素環残基、アルキレン基、およびフェニ
レン基の詳細も、前述した式(I)のL1 と同様であ
る。
【0034】式(II)において、R22、R23、R24およ
びR25は、それぞれ、水素原子、アルキ基ルまたはアラ
ルキル基である。水素原子が特に好ましい。アルキル基
およびアラルキル基の詳細は、前述した式(I)のR2
〜R5 と同様である。
びR25は、それぞれ、水素原子、アルキ基ルまたはアラ
ルキル基である。水素原子が特に好ましい。アルキル基
およびアラルキル基の詳細は、前述した式(I)のR2
〜R5 と同様である。
【0035】別の好ましいビスホスホン酸誘導体を下記
式(III)で表わす。
式(III)で表わす。
【0036】
【化11】
【0037】上記の式(III)において、R31は、水素原
子、アルキル基またはアラルキル基である。水素原子ま
たはアルキル基が好ましい。アルキル基およびアラルキ
ル基の詳細は、前述した式(I)のR1 と同様である。
式(III)において、X31は、−O−または−NR36−で
ある。−O−が特に好ましい。上記R36は、水素原子、
アルキル基またはアラルキル基である。水素原子が特に
好ましい。アルキル基およびアラルキル基の詳細は、前
述した式(I)のR6と同様である。式(III)は、式
(I)と同様に、オキシラン環に結合した二つのカルボ
ニル基がトランス型であることを示す。式(III)におい
て、A32は、単結合あるいは左側をN末端とするアミノ
酸残基またはジペプチド残基である。単結合の場合も
は、下記L31が、直接カルボニル(オキシラン環に結合
している二つのカルボニル基)に結合する。アミノ酸残
基およびジペプチド残基の詳細は、前述した式(I)の
A2 と同様である。
子、アルキル基またはアラルキル基である。水素原子ま
たはアルキル基が好ましい。アルキル基およびアラルキ
ル基の詳細は、前述した式(I)のR1 と同様である。
式(III)において、X31は、−O−または−NR36−で
ある。−O−が特に好ましい。上記R36は、水素原子、
アルキル基またはアラルキル基である。水素原子が特に
好ましい。アルキル基およびアラルキル基の詳細は、前
述した式(I)のR6と同様である。式(III)は、式
(I)と同様に、オキシラン環に結合した二つのカルボ
ニル基がトランス型であることを示す。式(III)におい
て、A32は、単結合あるいは左側をN末端とするアミノ
酸残基またはジペプチド残基である。単結合の場合も
は、下記L31が、直接カルボニル(オキシラン環に結合
している二つのカルボニル基)に結合する。アミノ酸残
基およびジペプチド残基の詳細は、前述した式(I)の
A2 と同様である。
【0038】式(III)において、L31は、−O−、−N
R37−、二価の複素環残基、アルキレン基、−CO−、
フェニレン基およびそれらの組み合わせからなる群より
選ばれる二価の連結基である。上記R37は、水素原子、
アルキル基またはアラルキル基である。水素原子が特に
好ましい。R37のアルキル基およびアラルキル基の詳細
は、前述した式(I)のR7 と同様である。上記二価の
複素環残基、アルキレン基およびフェニレン基の詳細
も、前述した式(I)のL1 と同様である。
R37−、二価の複素環残基、アルキレン基、−CO−、
フェニレン基およびそれらの組み合わせからなる群より
選ばれる二価の連結基である。上記R37は、水素原子、
アルキル基またはアラルキル基である。水素原子が特に
好ましい。R37のアルキル基およびアラルキル基の詳細
は、前述した式(I)のR7 と同様である。上記二価の
複素環残基、アルキレン基およびフェニレン基の詳細
も、前述した式(I)のL1 と同様である。
【0039】L31の例を、下記のL32〜L41に示す。 L32:−複素環残基− L33:−複素環残基−アルキレン− L34:−複素環残基−CO−アルキレン− L35:−複素環残基−CO−O−アルキレン− L36:−複素環残基−O−CO−アルキレン− L37:−NR38−アルキレン−NR39−CO−アルキレ
ン− L38:−複素環残基−アルキレン−フェニレン−O−ア
ルキレン− L39:−複素環残基−アルキレン−フェニレン−O−C
O−アルキレン− L40:−複素環残基−アルキレン−フェニレン−O−ア
ルキレン−CO−NR40− L41:−NR41−アルキレン−O−CO−アルキレン−
ン− L38:−複素環残基−アルキレン−フェニレン−O−ア
ルキレン− L39:−複素環残基−アルキレン−フェニレン−O−C
O−アルキレン− L40:−複素環残基−アルキレン−フェニレン−O−ア
ルキレン−CO−NR40− L41:−NR41−アルキレン−O−CO−アルキレン−
【0040】上記各式において、R38、R39、R40およ
びR41は、それぞれ、水素原子、アルキル基またはアラ
ルキル基である。水素原子が特に好ましい。アルキル基
およびアラルキル基の詳細については、前述した式
(I)のR7 と同様である。また、複素環残基、アルキ
レン基、およびフェニレン基の詳細も、前述した式
(I)のL1 と同様である。式(III)において、R32、
R33、R34およびR35は、それぞれ、水素原子、アルキ
ル基またはアラルキル基である。水素原子が特に好まし
い。アルキル基およびアラルキル基の詳細は、前述した
式(I)のR2 〜R5 と同様である。
びR41は、それぞれ、水素原子、アルキル基またはアラ
ルキル基である。水素原子が特に好ましい。アルキル基
およびアラルキル基の詳細については、前述した式
(I)のR7 と同様である。また、複素環残基、アルキ
レン基、およびフェニレン基の詳細も、前述した式
(I)のL1 と同様である。式(III)において、R32、
R33、R34およびR35は、それぞれ、水素原子、アルキ
ル基またはアラルキル基である。水素原子が特に好まし
い。アルキル基およびアラルキル基の詳細は、前述した
式(I)のR2 〜R5 と同様である。
【0041】以下に、本発明のビスホスホン酸誘導体の
具体例を示す。
具体例を示す。
【0042】
【化12】
【0043】
【化13】
【0044】
【化14】
【0045】
【化15】
【0046】
【化16】
【0047】
【化17】
【0048】
【化18】
【0049】
【化19】
【0050】
【化20】
【0051】
【化21】
【0052】
【化22】
【0053】
【化23】
【0054】
【化24】
【0055】
【化25】
【0056】
【化26】
【0057】
【化27】
【0058】
【化28】
【0059】
【化29】
【0060】
【化30】
【0061】
【化31】
【0062】
【化32】
【0063】
【化33】
【0064】
【化34】
【0065】
【化35】
【0066】
【化36】
【0067】
【化37】
【0068】
【化38】
【0069】
【化39】
【0070】
【化40】
【0071】
【化41】
【0072】
【化42】
【0073】
【化43】
【0074】
【化44】
【0075】
【化45】
【0076】
【化46】
【0077】
【化47】
【0078】
【化48】
【0079】
【化49】
【0080】
【化50】
【0081】
【化51】
【0082】
【化52】
【0083】
【化53】
【0084】前記の各式において、Meはメチル、Et
はエチル、そしてBnはベンジルを示す。本発明のビス
ホスホン酸誘導体は、塩として用いてもよい。塩を構成
する場合は、ビスホスホン酸と塩基とが塩を形成しても
よいし、複素環残基やアミノ基が酸と塩を形成してもよ
い。ビスホスホン酸は、部分的な塩(モノ−、ジ−また
はトリ−)を形成してもよい。塩基のカチオンの例とし
ては、アルカリ金属イオン(例、ナトリウム、カリウ
ム)及びアルカリ土類金属イオン(例、カルシウム)を
挙げることができる。酸としては、生理学的に許容でき
る無機酸(例、塩酸、硫酸)および有機酸(例、酢酸)
が利用できる。本発明のビスホスホン酸誘導体の代表的
な合成方法について説明する。前記の式(I)のビスホ
スホン誘導体は、下記化合物(A)または(B)に化合
物(C)を反応させることにより合成することができ
る。なお、化合物(A)は、式(I)のA2 が単結合で
ある場合を意味する。
はエチル、そしてBnはベンジルを示す。本発明のビス
ホスホン酸誘導体は、塩として用いてもよい。塩を構成
する場合は、ビスホスホン酸と塩基とが塩を形成しても
よいし、複素環残基やアミノ基が酸と塩を形成してもよ
い。ビスホスホン酸は、部分的な塩(モノ−、ジ−また
はトリ−)を形成してもよい。塩基のカチオンの例とし
ては、アルカリ金属イオン(例、ナトリウム、カリウ
ム)及びアルカリ土類金属イオン(例、カルシウム)を
挙げることができる。酸としては、生理学的に許容でき
る無機酸(例、塩酸、硫酸)および有機酸(例、酢酸)
が利用できる。本発明のビスホスホン酸誘導体の代表的
な合成方法について説明する。前記の式(I)のビスホ
スホン誘導体は、下記化合物(A)または(B)に化合
物(C)を反応させることにより合成することができ
る。なお、化合物(A)は、式(I)のA2 が単結合で
ある場合を意味する。
【0085】
【化54】
【0086】上記の式において、R1 、X1 、A1 、A
2 、L1 、R2 、R3 、R4 およびR5 は、前述した式
(I)と同様の定義を有する。A3 は、左側をN末端と
するアミノ酸残基またはジペプチド残基である。上記反
応は、縮合剤の存在下で実施する。縮合剤の例として
は、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド、N−
ヒドロキシコハク酸イミド/N,N’ージシクロヘキシ
ルカルボジイミド、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール
/塩酸1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピ
ル)カルボジイミドおよびN,N’−ジシクロヘキシル
カルボジイミド/4−ジメチルアミノピリジンを挙げる
ことができる。また、上記反応において化合物(C)
のL1 の左側の末端の原子は酸素または窒素である。酸
素の場合、化合物(C)はアルコール体であり、化合物
(A)または(B)のカルボキシル基との反応によりエ
ステルを生成する。窒素の場合は化合物(C)はアミン
体であり、化合物(A)または(B)のカルボキシル基
との反応によりアミドを生成する。ビスホスホン酸誘導
体(I)は、下記化合物(D)に化合物(E)を反応さ
せることによっても合成することができる。
2 、L1 、R2 、R3 、R4 およびR5 は、前述した式
(I)と同様の定義を有する。A3 は、左側をN末端と
するアミノ酸残基またはジペプチド残基である。上記反
応は、縮合剤の存在下で実施する。縮合剤の例として
は、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド、N−
ヒドロキシコハク酸イミド/N,N’ージシクロヘキシ
ルカルボジイミド、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール
/塩酸1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピ
ル)カルボジイミドおよびN,N’−ジシクロヘキシル
カルボジイミド/4−ジメチルアミノピリジンを挙げる
ことができる。また、上記反応において化合物(C)
のL1 の左側の末端の原子は酸素または窒素である。酸
素の場合、化合物(C)はアルコール体であり、化合物
(A)または(B)のカルボキシル基との反応によりエ
ステルを生成する。窒素の場合は化合物(C)はアミン
体であり、化合物(A)または(B)のカルボキシル基
との反応によりアミドを生成する。ビスホスホン酸誘導
体(I)は、下記化合物(D)に化合物(E)を反応さ
せることによっても合成することができる。
【0087】
【化55】
【0088】上記の式において、R1 、X1 、A1 、A
2 、L1 、R2 、R3 、R4 およびR5 は、前述した式
(I)と同様の定義を有する。L16は、左右の末端の原
子が酸素または窒素である二価の連結基であり、L16の
右側の末端の原子が酸素の場合、化合物(D)はアルコ
ール体またはカルボン酸体である。L16の右側の原子が
窒素の場合、化合物(D)はアミン体である。Yはハロ
ゲン、ヒドロキシル、カルボキシルおよびアミノのいず
れかの基である。L17は、L16との結合によりL1 を形
成するために必要な二価の連結基である。
2 、L1 、R2 、R3 、R4 およびR5 は、前述した式
(I)と同様の定義を有する。L16は、左右の末端の原
子が酸素または窒素である二価の連結基であり、L16の
右側の末端の原子が酸素の場合、化合物(D)はアルコ
ール体またはカルボン酸体である。L16の右側の原子が
窒素の場合、化合物(D)はアミン体である。Yはハロ
ゲン、ヒドロキシル、カルボキシルおよびアミノのいず
れかの基である。L17は、L16との結合によりL1 を形
成するために必要な二価の連結基である。
【0089】本発明のビスホスホン酸誘導体(I)の中
で、X1 が−O−である場合には、上記の反応または
を実施後、エタノール中水酸化カリウムを作用させ
て、次に酸性化する方法、または接触還元(R1 がベン
ジルの場合)によりR1 を水素にすることができる。
で、X1 が−O−である場合には、上記の反応または
を実施後、エタノール中水酸化カリウムを作用させ
て、次に酸性化する方法、または接触還元(R1 がベン
ジルの場合)によりR1 を水素にすることができる。
【0090】
【化56】
【0091】また、R2 、R3 、R4 およびR5 が水素
でない場合には、前記の反応またはを実施後、下記
のようにしてR2 、R3 、R4 およびR5 を水素にする
ことができる。
でない場合には、前記の反応またはを実施後、下記
のようにしてR2 、R3 、R4 およびR5 を水素にする
ことができる。
【0092】
【化57】
【0093】さらにまた、ビスホスホン酸のジナトリウ
ム塩は、R2 、R3 、R4 及びR5が水素であるビスホ
スホン酸誘導体(I)にナトリウム塩化剤(例、炭酸水
素ナトリウム、酢酸ナトリウム)を作用させることによ
り得ることができる。このとき、X1 が−O−で、かつ
R1 が水素である場合には、カルボン酸もナトリウム塩
として得られる。なお、化合物(A)、(B)および
(D)は、特開昭55−115878号、同55−47
668号、同57−169478号各公報記載の方法と
同様の方法で合成することができる。具体的な反応を以
下に示す。
ム塩は、R2 、R3 、R4 及びR5が水素であるビスホ
スホン酸誘導体(I)にナトリウム塩化剤(例、炭酸水
素ナトリウム、酢酸ナトリウム)を作用させることによ
り得ることができる。このとき、X1 が−O−で、かつ
R1 が水素である場合には、カルボン酸もナトリウム塩
として得られる。なお、化合物(A)、(B)および
(D)は、特開昭55−115878号、同55−47
668号、同57−169478号各公報記載の方法と
同様の方法で合成することができる。具体的な反応を以
下に示す。
【0094】
【化58】
【0095】
【化59】
【0096】
【化60】
【0097】上記式において、R1 、X1 、A1 、A
2 、L1 、R2 、R3 、R4 、R5 は、前述した式
(I)と同様の定義を有する。R15およびR16は保護基
で、具体的にはアルキルまたはアラルキルである。ここ
で使用される結合剤の例は、前記の結合剤と同様であ
る。
2 、L1 、R2 、R3 、R4 、R5 は、前述した式
(I)と同様の定義を有する。R15およびR16は保護基
で、具体的にはアルキルまたはアラルキルである。ここ
で使用される結合剤の例は、前記の結合剤と同様であ
る。
【0098】本発明のビスホスホン酸誘導体の薬理作用
について説明する。本発明のビスホスホン酸誘導体は、
チオールプロテアーゼ阻害作用を有するエポキシコハク
酸誘導体に、骨親和性のあるビスホスホネート基を導入
した化学構造を有する。チオールプロテアーゼには、カ
テプシンLやBあるいはカルパインが含まれる。従っ
て、本発明のビスホスホン酸誘導体およびその生理学的
に許容できる塩は、これらのプロテアーゼが関与する疾
患に対して、薬理作用が期待できる。
について説明する。本発明のビスホスホン酸誘導体は、
チオールプロテアーゼ阻害作用を有するエポキシコハク
酸誘導体に、骨親和性のあるビスホスホネート基を導入
した化学構造を有する。チオールプロテアーゼには、カ
テプシンLやBあるいはカルパインが含まれる。従っ
て、本発明のビスホスホン酸誘導体およびその生理学的
に許容できる塩は、これらのプロテアーゼが関与する疾
患に対して、薬理作用が期待できる。
【0099】カテプシンLが関与する疾患には、従来の
技術で述べたように、骨粗鬆症、悪性高カルシウム血症
や骨ベーチェット病のような骨疾患が含まれる。従っ
て、本発明のビスホスホン酸誘導体およびその生理学的
に許容できる塩は、これらの骨疾患の予防薬あるいは治
療薬として有用である。カテプシンLが関節軟骨を構成
するコラーゲンのII型、IX型およびXI型を中性領域で分
解することが報告されている(FEBS Lett. 269, 189-19
3(1990))。従って、本発明のビスホスホン酸誘導体お
よびその生理学的に許容できる塩は、カテプシンL活性
の異常亢進を伴う骨疾患である骨関節炎症あるいはリウ
マチ性関節炎に対しても有効であることが期待できる
(特開平5−178757号公報参照)。本発明の化合
物は、カテプシンB阻害剤としても優れた作用を示す。
また、カテプシンBなどの、カテプシンL以外のチオー
ルプロテアーゼが関与する疾患としては、筋ジストロフ
ィーや筋萎縮症(カテプシンB、カルパインが関与)、
アルツハイマー病(カルパインが関与)、神経細胞の脱
髄によって起こるとされる疾患、例えば、多発性硬化症
や末端神経のニューロパシー(カルパインが関与)、白
内障(カルパインが関与)、アレルギー疾患(チオール
プロテアーゼが関与)、劇症肝炎(カルパインが関
与)、乳癌、前立腺癌や前立腺肥大症(カルパインが関
与)、癌の増殖や転移(カテプシンB、カルパインが関
与)あるいは血小板の凝集(カルパインが関与)がある
(特開平6−239835号公報参照)。従って、本発
明の化合物は、これらの疾患の治療や予防に有効である
と考えられる。本発明のビスホスホン酸誘導体およびそ
の生理学的に許容できる塩は、以上の疾患の予防薬ある
いは治療薬としても有用であることが期待でき、特に骨
粗鬆症、悪性カルシウム血症、骨ベーチエット病等の骨
疾患の予防または治療薬として有用である。本発明のビ
スホスホン酸誘導体の投与方法は、経口投与でも非経口
投与でもよい。経口投与剤の剤型としては、錠剤、カプ
セル剤、散剤、顆粒剤およびシロップ剤が挙げられる。
非経口投与の方法としては、粘膜投与、体表投与、血管
投与および組織内投与がある。粘膜投与の場合は、点眼
剤、吸入剤、噴霧剤あるいは座剤として使用する。体表
投与の場合は、軟膏剤として使用する。血管投与および
組織内投与の場合は、注射剤として使用する。上記経口
投与剤の製造は、通常の賦形剤、崩壊剤、結合剤、滑沢
剤、色素や希釈剤を用いて行なうことができる。賦形剤
としては、ブドウ糖や乳糖が一般に使用される。崩壊剤
の例には、澱粉およびカルボキシメチルセルロースカル
シウムが含まれる。滑沢剤としては、ステアリン酸マグ
ネシウムおよびタルクが挙げられる。結合剤としては、
ヒドロキシプロピルセルロース、ゼラチンおよびポリビ
ニルアルコールが用いられる。非経口投与製剤も通常の
方法で製造できる。例えば、注射剤の場合、通常の注射
用蒸留水、生理食塩水あるいはリンゲル液を用いればよ
い。本発明のビスホスホン酸誘導体の投与量は、通常成
人において、注射剤で一日0.01乃至100mg、経
口投与で一日0.1乃至1gである。もちろん、投与量
は、年齢、人種、症状などに応じて増減する。
技術で述べたように、骨粗鬆症、悪性高カルシウム血症
や骨ベーチェット病のような骨疾患が含まれる。従っ
て、本発明のビスホスホン酸誘導体およびその生理学的
に許容できる塩は、これらの骨疾患の予防薬あるいは治
療薬として有用である。カテプシンLが関節軟骨を構成
するコラーゲンのII型、IX型およびXI型を中性領域で分
解することが報告されている(FEBS Lett. 269, 189-19
3(1990))。従って、本発明のビスホスホン酸誘導体お
よびその生理学的に許容できる塩は、カテプシンL活性
の異常亢進を伴う骨疾患である骨関節炎症あるいはリウ
マチ性関節炎に対しても有効であることが期待できる
(特開平5−178757号公報参照)。本発明の化合
物は、カテプシンB阻害剤としても優れた作用を示す。
また、カテプシンBなどの、カテプシンL以外のチオー
ルプロテアーゼが関与する疾患としては、筋ジストロフ
ィーや筋萎縮症(カテプシンB、カルパインが関与)、
アルツハイマー病(カルパインが関与)、神経細胞の脱
髄によって起こるとされる疾患、例えば、多発性硬化症
や末端神経のニューロパシー(カルパインが関与)、白
内障(カルパインが関与)、アレルギー疾患(チオール
プロテアーゼが関与)、劇症肝炎(カルパインが関
与)、乳癌、前立腺癌や前立腺肥大症(カルパインが関
与)、癌の増殖や転移(カテプシンB、カルパインが関
与)あるいは血小板の凝集(カルパインが関与)がある
(特開平6−239835号公報参照)。従って、本発
明の化合物は、これらの疾患の治療や予防に有効である
と考えられる。本発明のビスホスホン酸誘導体およびそ
の生理学的に許容できる塩は、以上の疾患の予防薬ある
いは治療薬としても有用であることが期待でき、特に骨
粗鬆症、悪性カルシウム血症、骨ベーチエット病等の骨
疾患の予防または治療薬として有用である。本発明のビ
スホスホン酸誘導体の投与方法は、経口投与でも非経口
投与でもよい。経口投与剤の剤型としては、錠剤、カプ
セル剤、散剤、顆粒剤およびシロップ剤が挙げられる。
非経口投与の方法としては、粘膜投与、体表投与、血管
投与および組織内投与がある。粘膜投与の場合は、点眼
剤、吸入剤、噴霧剤あるいは座剤として使用する。体表
投与の場合は、軟膏剤として使用する。血管投与および
組織内投与の場合は、注射剤として使用する。上記経口
投与剤の製造は、通常の賦形剤、崩壊剤、結合剤、滑沢
剤、色素や希釈剤を用いて行なうことができる。賦形剤
としては、ブドウ糖や乳糖が一般に使用される。崩壊剤
の例には、澱粉およびカルボキシメチルセルロースカル
シウムが含まれる。滑沢剤としては、ステアリン酸マグ
ネシウムおよびタルクが挙げられる。結合剤としては、
ヒドロキシプロピルセルロース、ゼラチンおよびポリビ
ニルアルコールが用いられる。非経口投与製剤も通常の
方法で製造できる。例えば、注射剤の場合、通常の注射
用蒸留水、生理食塩水あるいはリンゲル液を用いればよ
い。本発明のビスホスホン酸誘導体の投与量は、通常成
人において、注射剤で一日0.01乃至100mg、経
口投与で一日0.1乃至1gである。もちろん、投与量
は、年齢、人種、症状などに応じて増減する。
【0100】
実施例1 [4−[(2S,3S)−3−ジフェニルメチルカルバ
モイルオキシラン−2−カルボニル]−1−ピペラジニ
ル]メチレンビスホスホン酸テトラベンジル 化合物例(29)
モイルオキシラン−2−カルボニル]−1−ピペラジニ
ル]メチレンビスホスホン酸テトラベンジル 化合物例(29)
【0101】(1−1)1−(t−ブトキシカルボニ
ル)−4−ホルミルピペラジンの合成 1−ホルミルピペラジン(3.42g,30.0ミリモ
ル)をテトラヒドロフラン(15mL)と水(15m
L)との混合溶媒に溶解させ、氷冷下にトリエチルアミ
ン(3.64g,36.0ミリモル)を加え、次に二炭
酸ジ−t−ブチル(7.85g,36.0ミリモル)を
20分間かけて滴下した。氷冷下で1.5時間攪拌後、
減圧下にテトラヒドロフランを留去し、残留物に酢酸エ
チル(45mL)を加えた。有機層を分取し、10%ク
エン酸水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で順次洗浄
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下で溶媒留去
後、得られた白色固体にn−ヘキサン(30mL)を加
えて室温で30分間激しく攪拌し、濾過、n−ヘキサン
で洗浄、乾燥することにより白色粉末として標題化合物
を得た(5.24g)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 1.48(9H,s) 3.3〜3.6(8H,m) 8.08(1H,s)
ル)−4−ホルミルピペラジンの合成 1−ホルミルピペラジン(3.42g,30.0ミリモ
ル)をテトラヒドロフラン(15mL)と水(15m
L)との混合溶媒に溶解させ、氷冷下にトリエチルアミ
ン(3.64g,36.0ミリモル)を加え、次に二炭
酸ジ−t−ブチル(7.85g,36.0ミリモル)を
20分間かけて滴下した。氷冷下で1.5時間攪拌後、
減圧下にテトラヒドロフランを留去し、残留物に酢酸エ
チル(45mL)を加えた。有機層を分取し、10%ク
エン酸水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で順次洗浄
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下で溶媒留去
後、得られた白色固体にn−ヘキサン(30mL)を加
えて室温で30分間激しく攪拌し、濾過、n−ヘキサン
で洗浄、乾燥することにより白色粉末として標題化合物
を得た(5.24g)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 1.48(9H,s) 3.3〜3.6(8H,m) 8.08(1H,s)
【0102】(1−2)[4−(t−ブトキシカルボニ
ル)−1−ピペラジニル]メチレンビスホスホン酸テト
ラベンジルの合成 上記(1−1)で得た化合物(1.07g,5.0ミリ
モル)の無水テトラヒドロフラン(THF)(10m
L)溶液をー5℃に冷却し、オキサリルクロリド(0.
43mL,5.0ミリモル)を滴下し、室温で4時間攪
拌した。反応混合物を−10℃に冷却し、亜リン酸ジベ
ンジルのナトリウム塩のテトラヒドロフラン懸濁液[6
0%水素化ナトリウム(0.50g,12.5ミリモ
ル)の無水THF(8mL)懸濁液に室温で亜リン酸ジ
ベンジル(4.2g,16ミリモル)を滴下し、室温で
3時間攪拌して調製]を内温が5℃を越えないように滴
下した。−10℃で0.5時間、次に室温で1時間攪拌
後、反応混合物を減圧濃縮し、残留物に酢酸エチル及び
水を加えた。有機層を分取し、水層を酢酸エチルで抽出
し、有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥した。減圧下溶媒留去後、残留物を中圧
シリカゲルカムクロマトグラフィー(n−ヘキサン/酢
酸エチル=1/2)で精製し、白色結晶粉末として標題
化合物を得た(597mg)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 1.43(9H,s) 2.95(4H,m) 3.29(4H,m) 3.43(1H,t,J=25Hz) 5.0〜5.1(8H,m) 7.2〜7.4(20Hz,m)
ル)−1−ピペラジニル]メチレンビスホスホン酸テト
ラベンジルの合成 上記(1−1)で得た化合物(1.07g,5.0ミリ
モル)の無水テトラヒドロフラン(THF)(10m
L)溶液をー5℃に冷却し、オキサリルクロリド(0.
43mL,5.0ミリモル)を滴下し、室温で4時間攪
拌した。反応混合物を−10℃に冷却し、亜リン酸ジベ
ンジルのナトリウム塩のテトラヒドロフラン懸濁液[6
0%水素化ナトリウム(0.50g,12.5ミリモ
ル)の無水THF(8mL)懸濁液に室温で亜リン酸ジ
ベンジル(4.2g,16ミリモル)を滴下し、室温で
3時間攪拌して調製]を内温が5℃を越えないように滴
下した。−10℃で0.5時間、次に室温で1時間攪拌
後、反応混合物を減圧濃縮し、残留物に酢酸エチル及び
水を加えた。有機層を分取し、水層を酢酸エチルで抽出
し、有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥した。減圧下溶媒留去後、残留物を中圧
シリカゲルカムクロマトグラフィー(n−ヘキサン/酢
酸エチル=1/2)で精製し、白色結晶粉末として標題
化合物を得た(597mg)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 1.43(9H,s) 2.95(4H,m) 3.29(4H,m) 3.43(1H,t,J=25Hz) 5.0〜5.1(8H,m) 7.2〜7.4(20Hz,m)
【0103】(1−3)(1−ピペラジニル)メチレン
ビスホスホン酸テトラベンジル p−トルエンスルホン
酸塩の合成 上記(1−2)で得た化合物(2.16g,3.00ミ
リモル)のエーテル(0mL)懸濁液にp−トルエンス
ルホン酸・1水和物(1.14g,6.0ミリモル)を
加え室温で攪拌した。3日後、折出物を濾取し、エーテ
ルで数回洗浄、減圧乾燥し、標題化合物をそのモノ脱ベ
ンジル体[(1−ピペラジニル)メチレンビスホスホン
酸トリベンジル p−トルエンスルホン酸塩]との混合
物(66:34)として得た(白色粉末、1.60,標
題化合物の含量:1.11g,モノ脱ベンジル体の含
量;0.48g)。 FAB MS (M/z,相対強度) 621([M+H]+ 、標題化合物(遊離塩基),2
2) 531 ([M+H]+ 、モノ脱ベンジル体(遊離塩
基),7) 359 ([M−PO3 Bn2]+ 、標題化合物(遊離塩
基),94) 269 ([M−PO3 Bn2]+ 、モノ脱ベンジル体(遊
離塩基),32)
ビスホスホン酸テトラベンジル p−トルエンスルホン
酸塩の合成 上記(1−2)で得た化合物(2.16g,3.00ミ
リモル)のエーテル(0mL)懸濁液にp−トルエンス
ルホン酸・1水和物(1.14g,6.0ミリモル)を
加え室温で攪拌した。3日後、折出物を濾取し、エーテ
ルで数回洗浄、減圧乾燥し、標題化合物をそのモノ脱ベ
ンジル体[(1−ピペラジニル)メチレンビスホスホン
酸トリベンジル p−トルエンスルホン酸塩]との混合
物(66:34)として得た(白色粉末、1.60,標
題化合物の含量:1.11g,モノ脱ベンジル体の含
量;0.48g)。 FAB MS (M/z,相対強度) 621([M+H]+ 、標題化合物(遊離塩基),2
2) 531 ([M+H]+ 、モノ脱ベンジル体(遊離塩
基),7) 359 ([M−PO3 Bn2]+ 、標題化合物(遊離塩
基),94) 269 ([M−PO3 Bn2]+ 、モノ脱ベンジル体(遊
離塩基),32)
【0104】(1−4)(2S,3S)−3−ジフェニ
ルメチルカルバモイルオキシラン−2−カルボン酸エチ
ルの合成 窒素雰囲気下、(2S,3S)−3−エトキシカルボニ
ルオキシラン−2−カルボン酸カリウム(566mg,
2.0ミリモル)を乾燥エーテル(7mL)に懸濁さ
せ、氷冷下 オキサリルクロリド(0.19mL,2.
2ミリモル)の乾燥エーテル(2mL)溶液を滴下し
た。室温で1時間撹拌後、氷冷下アミノジフェニルメタ
ン(0.69mL,4.0ミリモル)の乾燥エーテル
(2mL)溶液を滴下し、さらに室温で1時間撹拌し
た。沈殿物を濾別し、残渣をエーテルで洗浄した。濾液
と洗液を合わせ、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣を中圧シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル
=4/1)で精製し、白色結晶性粉末として標題化合物
を得た(222mg)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 1.32(3H,t,J=7Hz) 3.51(1H,d,J=2Hz) 3.77(1H,d,J=2Hz) 4.2〜4.3(2H,m) 6.22(1H,d,J=8Hz) 6.67(1H,d,J=8Hz) 7.1〜7.4(10H,m)
ルメチルカルバモイルオキシラン−2−カルボン酸エチ
ルの合成 窒素雰囲気下、(2S,3S)−3−エトキシカルボニ
ルオキシラン−2−カルボン酸カリウム(566mg,
2.0ミリモル)を乾燥エーテル(7mL)に懸濁さ
せ、氷冷下 オキサリルクロリド(0.19mL,2.
2ミリモル)の乾燥エーテル(2mL)溶液を滴下し
た。室温で1時間撹拌後、氷冷下アミノジフェニルメタ
ン(0.69mL,4.0ミリモル)の乾燥エーテル
(2mL)溶液を滴下し、さらに室温で1時間撹拌し
た。沈殿物を濾別し、残渣をエーテルで洗浄した。濾液
と洗液を合わせ、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、残渣を中圧シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/酢酸エチル
=4/1)で精製し、白色結晶性粉末として標題化合物
を得た(222mg)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 1.32(3H,t,J=7Hz) 3.51(1H,d,J=2Hz) 3.77(1H,d,J=2Hz) 4.2〜4.3(2H,m) 6.22(1H,d,J=8Hz) 6.67(1H,d,J=8Hz) 7.1〜7.4(10H,m)
【0105】(1−5)(2S,3S)−3−ジフェニ
ルメチルカルバモイルオキシラン−2−カルボン酸の合
成 上記(1−4)で得た(2S,3S)−3−ジフェニル
メチルカルバモイルオキシラン−2−カルボン酸エチル
(5.50g, 16.9ミリモル)をエタノール(30
0mL)に溶解させ、氷冷下0.5N水酸化カリウム/
エタノール溶液(40.4mL,20.2ミリモル)を
加え、室温で3時間撹拌した。溶媒を減圧留去し、水
(300mL)を加えたのち、エーテル(100mL×
2)で洗浄した。水層に2N塩酸を加えてpH1〜2と
し、酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。有機層を
飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
溶媒を減圧留去し、白色結晶性粉末として標題化合物を
得た(4.76g)。1 H NMR(400MHz,CD3 OD)δ 3.57(1H,d,J=2Hz) 3.71(1H,d,J=2Hz) 6.23(1H,s) 7.2〜7.4(10H,m)
ルメチルカルバモイルオキシラン−2−カルボン酸の合
成 上記(1−4)で得た(2S,3S)−3−ジフェニル
メチルカルバモイルオキシラン−2−カルボン酸エチル
(5.50g, 16.9ミリモル)をエタノール(30
0mL)に溶解させ、氷冷下0.5N水酸化カリウム/
エタノール溶液(40.4mL,20.2ミリモル)を
加え、室温で3時間撹拌した。溶媒を減圧留去し、水
(300mL)を加えたのち、エーテル(100mL×
2)で洗浄した。水層に2N塩酸を加えてpH1〜2と
し、酢酸エチル(100mL×3)で抽出した。有機層を
飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
溶媒を減圧留去し、白色結晶性粉末として標題化合物を
得た(4.76g)。1 H NMR(400MHz,CD3 OD)δ 3.57(1H,d,J=2Hz) 3.71(1H,d,J=2Hz) 6.23(1H,s) 7.2〜7.4(10H,m)
【0106】(1−6)[4−[(2S,3S)−3−
ジフェニルメチルカルバモイルオキシラン−2−カルボ
ニル]−1−ピペラジニル]メチレンビスホスホン酸テ
トラベンジルの合成 上記(1−5)で得た(2S,3S)−3−ジフェニル
メチルカルバモイルオキシラン−2−カルボン酸(29
8mg,1.00ミリモル)とN−ヒドロキシコハク酸
イミド(116mg,1.01ミリモル)の塩化メチレ
ン(8mL)懸濁液に、氷冷下にN,N´−ジシクロヘ
キシルカルボジイミド(212mg, 1.03ミリモ
ル)を加え、5℃で攪拌した。1時間後、上記(1−
3)で得た(1−ピペラジニル)メチレンビスホスホン
酸テトラベンジル p−トルエンスルホン酸塩と(1−
ピペラジニル)メチレンビスホスホン酸トリベンジル
p−トルエンスルホン酸塩の混合物(762mg,前者
の化合物含量:523mg,0.66ミリモル、後者の
化合物含量:239mg,0.34ミリモル)及びN−
メチルモルホリン(113mg,1.11ミリモル)を
加え、同温度で 1.5時間、さらに室温で4時間攪拌し
た。反応混合物を減圧濃縮し、残留物に酢酸エチル及び
水を加え、不溶物(DC-Urea)を濾別した。濾液から有機
層を分取し、10%クエン酸水溶液、飽和重曹水及び飽
和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。減圧下溶媒留去後、残留物を中圧シリカゲルカラム
クロマトグラフィー(クロロホルム/メタノール=25
/1)で精製し、白色粉末として標題化合物を得た(3
98mg)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 2.9〜3.0(4H,m) 3.2〜3.5(4H,m) 3.36(1H,t,J=25Hz) 3.55(1H,d,J=2Hz) 3.65(1H,d,J=2Hz) 4.9〜5.1(8H,m) 6.24(1H,d,J=8Hz) 6.83(1H,d,J=8Hz) 7.2〜7.4(30H,m) FAB MS (M/z,相対強度) 900([M+H]+ ,9)) 638([M−PO3 Bn2]+ ,29)
ジフェニルメチルカルバモイルオキシラン−2−カルボ
ニル]−1−ピペラジニル]メチレンビスホスホン酸テ
トラベンジルの合成 上記(1−5)で得た(2S,3S)−3−ジフェニル
メチルカルバモイルオキシラン−2−カルボン酸(29
8mg,1.00ミリモル)とN−ヒドロキシコハク酸
イミド(116mg,1.01ミリモル)の塩化メチレ
ン(8mL)懸濁液に、氷冷下にN,N´−ジシクロヘ
キシルカルボジイミド(212mg, 1.03ミリモ
ル)を加え、5℃で攪拌した。1時間後、上記(1−
3)で得た(1−ピペラジニル)メチレンビスホスホン
酸テトラベンジル p−トルエンスルホン酸塩と(1−
ピペラジニル)メチレンビスホスホン酸トリベンジル
p−トルエンスルホン酸塩の混合物(762mg,前者
の化合物含量:523mg,0.66ミリモル、後者の
化合物含量:239mg,0.34ミリモル)及びN−
メチルモルホリン(113mg,1.11ミリモル)を
加え、同温度で 1.5時間、さらに室温で4時間攪拌し
た。反応混合物を減圧濃縮し、残留物に酢酸エチル及び
水を加え、不溶物(DC-Urea)を濾別した。濾液から有機
層を分取し、10%クエン酸水溶液、飽和重曹水及び飽
和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。減圧下溶媒留去後、残留物を中圧シリカゲルカラム
クロマトグラフィー(クロロホルム/メタノール=25
/1)で精製し、白色粉末として標題化合物を得た(3
98mg)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 2.9〜3.0(4H,m) 3.2〜3.5(4H,m) 3.36(1H,t,J=25Hz) 3.55(1H,d,J=2Hz) 3.65(1H,d,J=2Hz) 4.9〜5.1(8H,m) 6.24(1H,d,J=8Hz) 6.83(1H,d,J=8Hz) 7.2〜7.4(30H,m) FAB MS (M/z,相対強度) 900([M+H]+ ,9)) 638([M−PO3 Bn2]+ ,29)
【0107】実施例2 [4−[(2S,3S)−3−ジフェニルメチルカルバ
モイルオキシラン−2−カルボニル]−1−ピペラジニ
ル]メチレンビスホスホン酸ジナトリウム 化合物例(1)のジナトリウム塩 実施例1の(1−6)で得た化合物(200mg,0.
222ミリモル)の酢酸エチル(4mL)溶液に水(4
mL)及び10%パラジウム/炭素(30mg)を加
え、室温1気圧で1時間接触水素添加した。さらに炭酸
水素ナトリウム(37.3mg, 0.444ミリモル)
を加えて2時間接触水素添加後、触媒を濾去した。水層
を分取し、水を減圧留去することにより標題化合物を淡
褐色粉末として得た(130mg)。1 H NMR(400MHz,D2 O)δ 3.39(1H,t,J=18Hz) 3.6〜3.8(4H,m) 3.82(1H,d,J=2Hz) 3.8〜4.0(4H,m) 4.15(1H,d,J=2Hz) 6.19(1H,s) 7.3〜7.5(10H,m) FAB MS(m/z,相対強度) 606 ([M+Na]+ ,9) 584 ([M+H]+ ,7) IR(KBr)cm-1:3408,3304,306
2,3030,1655,1543,1495,145
2,1246,1155,1092,901,700,
540,463
モイルオキシラン−2−カルボニル]−1−ピペラジニ
ル]メチレンビスホスホン酸ジナトリウム 化合物例(1)のジナトリウム塩 実施例1の(1−6)で得た化合物(200mg,0.
222ミリモル)の酢酸エチル(4mL)溶液に水(4
mL)及び10%パラジウム/炭素(30mg)を加
え、室温1気圧で1時間接触水素添加した。さらに炭酸
水素ナトリウム(37.3mg, 0.444ミリモル)
を加えて2時間接触水素添加後、触媒を濾去した。水層
を分取し、水を減圧留去することにより標題化合物を淡
褐色粉末として得た(130mg)。1 H NMR(400MHz,D2 O)δ 3.39(1H,t,J=18Hz) 3.6〜3.8(4H,m) 3.82(1H,d,J=2Hz) 3.8〜4.0(4H,m) 4.15(1H,d,J=2Hz) 6.19(1H,s) 7.3〜7.5(10H,m) FAB MS(m/z,相対強度) 606 ([M+Na]+ ,9) 584 ([M+H]+ ,7) IR(KBr)cm-1:3408,3304,306
2,3030,1655,1543,1495,145
2,1246,1155,1092,901,700,
540,463
【0108】実施例3 [4−[N−[(2S,3S)−3−ジフェニルメチル
カルバモイルオキシラン−2−カルボニル]グリシル]
オキシピペリジノ]メチレンビスホスホン酸テトラベン
ジル 化合物例(34) (3−1)1−ホルミル−4−ピペリドン エチレンケ
タールの合成 無水酢酸(51.0mL,0.54ミリモル)に98%
ギ酸(21.5mL,0.57ミリモル)を加え、50
〜60℃で2時間加熱した。室温まで冷却後、水冷下に
4−ピペリドン エチレンケタール(36.0g, 0.
25ミリモル)を内温が30℃を越えないように滴下し
た。室温で1時間攪拌を続け、次に反応混合物に氷水
(250mL)を加えてしばらく攪拌し、氷冷下に4N
水酸化ナトリウム水溶液を滴下してpH5〜6にし、食
塩を飽和まで加えた。酢酸エチル(150mL×4)で抽
出し、抽出液を合わせて飽和炭酸カリウム水溶液(80
mL×2)及び飽和食塩水(80mL)で洗浄し、無水
硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒留去後、無色油
状物として標題化合物を得た(33.8g)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 1.6〜1.7(4H,m) 3.45(2H,m) 3.62(2H,m) 3.99(4H,s) 8.03(1H,s)
カルバモイルオキシラン−2−カルボニル]グリシル]
オキシピペリジノ]メチレンビスホスホン酸テトラベン
ジル 化合物例(34) (3−1)1−ホルミル−4−ピペリドン エチレンケ
タールの合成 無水酢酸(51.0mL,0.54ミリモル)に98%
ギ酸(21.5mL,0.57ミリモル)を加え、50
〜60℃で2時間加熱した。室温まで冷却後、水冷下に
4−ピペリドン エチレンケタール(36.0g, 0.
25ミリモル)を内温が30℃を越えないように滴下し
た。室温で1時間攪拌を続け、次に反応混合物に氷水
(250mL)を加えてしばらく攪拌し、氷冷下に4N
水酸化ナトリウム水溶液を滴下してpH5〜6にし、食
塩を飽和まで加えた。酢酸エチル(150mL×4)で抽
出し、抽出液を合わせて飽和炭酸カリウム水溶液(80
mL×2)及び飽和食塩水(80mL)で洗浄し、無水
硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒留去後、無色油
状物として標題化合物を得た(33.8g)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 1.6〜1.7(4H,m) 3.45(2H,m) 3.62(2H,m) 3.99(4H,s) 8.03(1H,s)
【0109】実施例3 (3−2)(1,4−ジオキサ−8−アザスピロ[4.
5]デカン−8−イル)メチレンビスホスホン酸テトラ
ベンジルの合成 上記(3−1)で得た化合物(2.81g,16.4ミ
リモル)の無水THF(16mL)溶液を−5〜−10
℃に冷却し、オキサリルクロリド(1.41mL,1
6.4ミリモル)を滴下し、同温度で1時間、さらに室
温で4時間攪拌した。反応混合物を再度−10℃に冷却
し、亜リン酸ジベンジルのナトリウム塩のテトラヒドロ
フラン(25mL)懸濁液[亜リン酸ジベンジル(1
3.8g,52.5ミリモル)と60%水素化ナトリウ
ム(1.64g,41ミリモル)から調製]を内温が5
℃を越えないように滴下した。−5〜−10℃で0.5
時間、次に室温で1時間攪拌後、反応混合物を減圧濃縮
し、残留物に酢酸エチル及び水を加えた。有機層を分取
し、水層を酢酸エチルで抽出し、有機層を合わせて飽和
食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧
下で溶媒留去後、残留物を中圧シリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(n−ヘキサン/酢酸エチル=1/5)で
精製し、白色結晶性粉末として標題化合物を得た(2.
48g)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 1.63(4H,m) 3.11(4H,m) 3.53(1H,t,J=25Hz) 3.91(4H,s) 5.0〜5.1(8H,m) 7.2〜7.4(20H,m)
5]デカン−8−イル)メチレンビスホスホン酸テトラ
ベンジルの合成 上記(3−1)で得た化合物(2.81g,16.4ミ
リモル)の無水THF(16mL)溶液を−5〜−10
℃に冷却し、オキサリルクロリド(1.41mL,1
6.4ミリモル)を滴下し、同温度で1時間、さらに室
温で4時間攪拌した。反応混合物を再度−10℃に冷却
し、亜リン酸ジベンジルのナトリウム塩のテトラヒドロ
フラン(25mL)懸濁液[亜リン酸ジベンジル(1
3.8g,52.5ミリモル)と60%水素化ナトリウ
ム(1.64g,41ミリモル)から調製]を内温が5
℃を越えないように滴下した。−5〜−10℃で0.5
時間、次に室温で1時間攪拌後、反応混合物を減圧濃縮
し、残留物に酢酸エチル及び水を加えた。有機層を分取
し、水層を酢酸エチルで抽出し、有機層を合わせて飽和
食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧
下で溶媒留去後、残留物を中圧シリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(n−ヘキサン/酢酸エチル=1/5)で
精製し、白色結晶性粉末として標題化合物を得た(2.
48g)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 1.63(4H,m) 3.11(4H,m) 3.53(1H,t,J=25Hz) 3.91(4H,s) 5.0〜5.1(8H,m) 7.2〜7.4(20H,m)
【0110】(3−3)(4−オキソピペリジノ)メチ
レンビスホスホン酸テトラベンジルの合成 上記(3−2)で得た化合物(2.04g,3.01ミ
リモル)のアセトン(30mL)溶液にピリジントシル
酸塩(226mg, 0.90ミリモル)及び水(3m
L)を加え48時間加熱還流した。減圧下溶媒留去後、
残留物を酢酸エチルに溶解し、飽和重曹水及び飽和食塩
水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶
媒留去することにより標題化合物を黄色油状物として得
た(2.04g)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 2.23(4H,m) 3.22(4H,m) 3.53(1H,t,J=25Hz) 5.0〜5.1(8H,m) 7.2〜7.4(20H,m)
レンビスホスホン酸テトラベンジルの合成 上記(3−2)で得た化合物(2.04g,3.01ミ
リモル)のアセトン(30mL)溶液にピリジントシル
酸塩(226mg, 0.90ミリモル)及び水(3m
L)を加え48時間加熱還流した。減圧下溶媒留去後、
残留物を酢酸エチルに溶解し、飽和重曹水及び飽和食塩
水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶
媒留去することにより標題化合物を黄色油状物として得
た(2.04g)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 2.23(4H,m) 3.22(4H,m) 3.53(1H,t,J=25Hz) 5.0〜5.1(8H,m) 7.2〜7.4(20H,m)
【0111】(3−4)(4−ヒドロキシピペリジノ)
メチレンビスホスホン酸テトラベンジルの合成 上記(3−3)で得た化合物(2.04g)のメタノー
ル(10mL)溶液に、氷冷下水素化ホウ素ナトリウム
(114mg, 3.01ミリモル)を加え、氷冷下で2
0分間攪拌した。減圧下溶媒留去し、残留物に酢酸エチ
ル及び10%塩化アンモニウム水溶液を加えて有機層を
分取し、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄した。無水硫
酸ナトリウムで乾燥、減圧下溶媒留去後、得られた白色
固体を中圧シリカゲルカルムクロマトグラフィー(酢酸
エチル)で精製し、白色結晶性粉末として標題化合物を
得た(1.41g)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 1.4〜1.5(2H,m) 1.7〜1.8(2H,m) 1.6(1H,br) 2.9〜3.0(2H,m) 3.1〜3.2(2H,m) 3.48(1H,t,J=25Hz) 3.59(1H,m) 5.0〜5.1(8H,m) 7.2〜7.3(20H,m)
メチレンビスホスホン酸テトラベンジルの合成 上記(3−3)で得た化合物(2.04g)のメタノー
ル(10mL)溶液に、氷冷下水素化ホウ素ナトリウム
(114mg, 3.01ミリモル)を加え、氷冷下で2
0分間攪拌した。減圧下溶媒留去し、残留物に酢酸エチ
ル及び10%塩化アンモニウム水溶液を加えて有機層を
分取し、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄した。無水硫
酸ナトリウムで乾燥、減圧下溶媒留去後、得られた白色
固体を中圧シリカゲルカルムクロマトグラフィー(酢酸
エチル)で精製し、白色結晶性粉末として標題化合物を
得た(1.41g)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 1.4〜1.5(2H,m) 1.7〜1.8(2H,m) 1.6(1H,br) 2.9〜3.0(2H,m) 3.1〜3.2(2H,m) 3.48(1H,t,J=25Hz) 3.59(1H,m) 5.0〜5.1(8H,m) 7.2〜7.3(20H,m)
【0112】(3−5)N−[(2S,3S)−3−ジ
フェニルメチルカルバモイルオキシラン−2−カルボニ
ル]グリシンエチルエステルの合成 実施例1の(1−5)で得た(2S,3S)−3−ジフ
ェニルメチルカルバモイルオキシラン−2−カルボン酸
(595mg,2.00ミリモル)とN−ヒドロキシコ
ハク酸イミド(24gmg,2.21ミリモル)の塩化
メチレン(12mL)懸濁液に、氷冷下に DCC(455
mg,2.21ミリモル)を加え、5℃で攪拌した。3
0分間後、グリシンエチルエステル塩酸塩(307m
g,2.20ミリモル)及びN−メチルモルホリン(2
24mg,2.21ミリモル)を加え、同温度で1時
間、さらに室温で3時間攪拌した。反応混合物を減圧濃
縮し、残留物に酢酸エチル及び水を加え、不溶物(DC-Ur
ea) を濾別した。濾液から有機層を分取し、10%クエ
ン酸水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で順次洗浄し、
無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒留去後、残
留物を中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロ
ロホルム/メタノール=30/1)で精製し、白色粉末
として標題化合物を得た(658mg)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 1.28(3H,t,J=7Hz) 3.57(1H,d,J=2Hz) 3.63(1H,d,J=2Hz) 3.98(1H,dd,J=18,5Hz) 4.04(1H,dd,J=18,5Hz) 4.21(1H,q,J=7Hz) 6.22(1H,d,J=8Hz) 6.54(1H,br.t,J=5Hz) 6.70(1H,br.d,J=8Hz) 7.1〜7.4(10H,m)
フェニルメチルカルバモイルオキシラン−2−カルボニ
ル]グリシンエチルエステルの合成 実施例1の(1−5)で得た(2S,3S)−3−ジフ
ェニルメチルカルバモイルオキシラン−2−カルボン酸
(595mg,2.00ミリモル)とN−ヒドロキシコ
ハク酸イミド(24gmg,2.21ミリモル)の塩化
メチレン(12mL)懸濁液に、氷冷下に DCC(455
mg,2.21ミリモル)を加え、5℃で攪拌した。3
0分間後、グリシンエチルエステル塩酸塩(307m
g,2.20ミリモル)及びN−メチルモルホリン(2
24mg,2.21ミリモル)を加え、同温度で1時
間、さらに室温で3時間攪拌した。反応混合物を減圧濃
縮し、残留物に酢酸エチル及び水を加え、不溶物(DC-Ur
ea) を濾別した。濾液から有機層を分取し、10%クエ
ン酸水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で順次洗浄し、
無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒留去後、残
留物を中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロ
ロホルム/メタノール=30/1)で精製し、白色粉末
として標題化合物を得た(658mg)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 1.28(3H,t,J=7Hz) 3.57(1H,d,J=2Hz) 3.63(1H,d,J=2Hz) 3.98(1H,dd,J=18,5Hz) 4.04(1H,dd,J=18,5Hz) 4.21(1H,q,J=7Hz) 6.22(1H,d,J=8Hz) 6.54(1H,br.t,J=5Hz) 6.70(1H,br.d,J=8Hz) 7.1〜7.4(10H,m)
【0113】(3−6)N−[(2S,3S)−3−ジ
フェニルメチルカルバモイルオキシラン−2−カルボニ
ル]グリシンの合成 上記(3−5)で得た化合物(648mg,1.69ミ
リモル)及び0.5N水酸化カリウム/エタノール溶液
(4.1mL,2.05ミリモル)を用い、実施例1の
(1−5)と同様に反応及び処理することにより標題化
合物を白色粉末として得た(586mg)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 −CD3 O
D)δ 3.22(1H,d,J=2Hz) 3.66(1H,d,J=2Hz) 3.92(1H,d,J=18Hz) 4.04 (1 H,d,J=18Hz) 6.23(1H,s) 7.2〜7.4(10H,m)
フェニルメチルカルバモイルオキシラン−2−カルボニ
ル]グリシンの合成 上記(3−5)で得た化合物(648mg,1.69ミ
リモル)及び0.5N水酸化カリウム/エタノール溶液
(4.1mL,2.05ミリモル)を用い、実施例1の
(1−5)と同様に反応及び処理することにより標題化
合物を白色粉末として得た(586mg)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 −CD3 O
D)δ 3.22(1H,d,J=2Hz) 3.66(1H,d,J=2Hz) 3.92(1H,d,J=18Hz) 4.04 (1 H,d,J=18Hz) 6.23(1H,s) 7.2〜7.4(10H,m)
【0114】(3−7)[4−[N−[(2S,3S)
−3−ジフェニルメチルカルバモイルオキシラン−2−
カルボニル]グリシル]オキシピペリジノ]メチレンビ
スホスホン酸テトラベンジルの合成 上記(3−6)で得た化合物(177mg,0.50ミ
リモル)の無水塩化メチレン(10mL)懸濁液に、
(3−4)で得た(4−ヒドロキシピペリジノ)メチレ
ンビスホスホン酸テトラベンジル(318mg,0.5
0ミリモル)、4−ジメチルアミノピリジン(12m
g,0.1ミリモル)及び DCC(144mg,0.55
ミリモル)を加え、室温で一晩攪拌した。不溶物(DC-Ur
ea) を濾別し、濾液を10%クエン酸水溶液、飽和重曹
水及び飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥した。減圧下溶媒留去後、残留物を中圧シリカゲル
カラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン/酢酸エチル
=1/10)で精製し、淡褐色粘稠油状物として標題化
合物を得た(267mg)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 1.5〜1.8(4H,m) 2.8〜3.0(2H,m) 3.0〜3.2(2H,m) 3.40(1H,t,J=25Hz) 3.63(1H,d,J=2Hz) 3.70(1H,d,J=2Hz) 3.88(1H,dd,J=18,5Hz) 4.04(1H,dd,J=18,5Hz) 4.79(1H,m) 4.9〜5.1(8H,m) 6.25(1H,d,J=8Hz) 6.53(1H,br.t,J=5Hz) 7.00(1H,d,J=8Hz) 7.1〜7.4(30H,m) FAB MS(m/z,相対強度) 972 ([M+H]+ ,5) 638 ([M−PO3 Bn2]+ ,35)
−3−ジフェニルメチルカルバモイルオキシラン−2−
カルボニル]グリシル]オキシピペリジノ]メチレンビ
スホスホン酸テトラベンジルの合成 上記(3−6)で得た化合物(177mg,0.50ミ
リモル)の無水塩化メチレン(10mL)懸濁液に、
(3−4)で得た(4−ヒドロキシピペリジノ)メチレ
ンビスホスホン酸テトラベンジル(318mg,0.5
0ミリモル)、4−ジメチルアミノピリジン(12m
g,0.1ミリモル)及び DCC(144mg,0.55
ミリモル)を加え、室温で一晩攪拌した。不溶物(DC-Ur
ea) を濾別し、濾液を10%クエン酸水溶液、飽和重曹
水及び飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥した。減圧下溶媒留去後、残留物を中圧シリカゲル
カラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン/酢酸エチル
=1/10)で精製し、淡褐色粘稠油状物として標題化
合物を得た(267mg)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 1.5〜1.8(4H,m) 2.8〜3.0(2H,m) 3.0〜3.2(2H,m) 3.40(1H,t,J=25Hz) 3.63(1H,d,J=2Hz) 3.70(1H,d,J=2Hz) 3.88(1H,dd,J=18,5Hz) 4.04(1H,dd,J=18,5Hz) 4.79(1H,m) 4.9〜5.1(8H,m) 6.25(1H,d,J=8Hz) 6.53(1H,br.t,J=5Hz) 7.00(1H,d,J=8Hz) 7.1〜7.4(30H,m) FAB MS(m/z,相対強度) 972 ([M+H]+ ,5) 638 ([M−PO3 Bn2]+ ,35)
【0115】実施例4 [4−[N−[(2S,3S)−3−ジフェニルメチル
カルバモイルオキシラン−2−カルボニル]グリシル]
オキシピペリジノ]メチレンビスホスホン酸ジナトリウ
ム 化合物例(2)のジナトリウム塩 実施例3の(3−7)で得た化合物(152mg,0.
156ミリモル)を実施例2と同様に接触水素添加及び
ナトリウム塩化することにより標題化合物を淡褐色粉末
として得た(101mg)。1 H NMR(400MHz,D2 O)δ 2.0〜2.3(4H,m) 3.36(1H,t,J=17z) 3.6〜3.8(2H,m) 3.80(1H,d,J=2Hz) 3.85(1H,d,J=2Hz) 3.8〜4.0(2H,m) 4.15(2H,s) 5.13(1H,m) 6.17(1H,s) 7.3〜7.5(10H,m) FAB MS(m/z,相対強度) 606([M+Na]+ ,5) 584([M+H]+ ,6) IR(KBr)cm-1:3408,3032,174
5,1670,1541,1535,1203,111
5,1036,895,700,544
カルバモイルオキシラン−2−カルボニル]グリシル]
オキシピペリジノ]メチレンビスホスホン酸ジナトリウ
ム 化合物例(2)のジナトリウム塩 実施例3の(3−7)で得た化合物(152mg,0.
156ミリモル)を実施例2と同様に接触水素添加及び
ナトリウム塩化することにより標題化合物を淡褐色粉末
として得た(101mg)。1 H NMR(400MHz,D2 O)δ 2.0〜2.3(4H,m) 3.36(1H,t,J=17z) 3.6〜3.8(2H,m) 3.80(1H,d,J=2Hz) 3.85(1H,d,J=2Hz) 3.8〜4.0(2H,m) 4.15(2H,s) 5.13(1H,m) 6.17(1H,s) 7.3〜7.5(10H,m) FAB MS(m/z,相対強度) 606([M+Na]+ ,5) 584([M+H]+ ,6) IR(KBr)cm-1:3408,3032,174
5,1670,1541,1535,1203,111
5,1036,895,700,544
【0116】実施例5 [4−[(2S,3S)−3−ジフェニルメチルカルバ
モイルオキシラン−2−カルボニル]オキシピペリジ
ノ]メチレンビスホスホン酸テトラベンジル 化合物例(35) 実施例1の(1−5)で得た(2S,3S)−3−ジフ
ェニルメチルカルバモイルオキシラン−2−カルボン酸
(110mg,0.370ミリモル)、(4−ヒドロキ
シピペリジノ)メチレンビスホスホン酸テトラベンジル
(235mg,0.370ミリモル)、4−ジメチルア
ミノピリジン(9mg,0.07ミリモル)及び DCC
(85mg, 0.41ミリモル)を用い、実施例3の
(3−7)と同様に反応及び処理することにより白色ア
モルファスとして標題化合物を得た(262mg)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 1.5〜1.8(4H,m) 2.8〜3.0(2H,m) 3.1〜3.2(2H,m) 3.38(1H,t,J=25Hz) 3.50(1H,d,J=2Hz) 3.86(1H,d,J=2Hz) 4.78(1H,m) 4.9〜5.1(8H,m) 6.25(1H,d,J=8Hz) 7.00(1H,d,J=8Hz) 7.1〜7.4(30H,m). FAB MS(m/z,相対強度) 915([M+H]+ ,6) 653([M−PO3 Bn2 ]+ ,30)
モイルオキシラン−2−カルボニル]オキシピペリジ
ノ]メチレンビスホスホン酸テトラベンジル 化合物例(35) 実施例1の(1−5)で得た(2S,3S)−3−ジフ
ェニルメチルカルバモイルオキシラン−2−カルボン酸
(110mg,0.370ミリモル)、(4−ヒドロキ
シピペリジノ)メチレンビスホスホン酸テトラベンジル
(235mg,0.370ミリモル)、4−ジメチルア
ミノピリジン(9mg,0.07ミリモル)及び DCC
(85mg, 0.41ミリモル)を用い、実施例3の
(3−7)と同様に反応及び処理することにより白色ア
モルファスとして標題化合物を得た(262mg)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 1.5〜1.8(4H,m) 2.8〜3.0(2H,m) 3.1〜3.2(2H,m) 3.38(1H,t,J=25Hz) 3.50(1H,d,J=2Hz) 3.86(1H,d,J=2Hz) 4.78(1H,m) 4.9〜5.1(8H,m) 6.25(1H,d,J=8Hz) 7.00(1H,d,J=8Hz) 7.1〜7.4(30H,m). FAB MS(m/z,相対強度) 915([M+H]+ ,6) 653([M−PO3 Bn2 ]+ ,30)
【0117】実施例6 [4−[(2S,3S)−3−ジフェニルメチルカルバ
モイルオキシラン−2−カルボニル]オキシピペリジ
ノ]メチレンビスホスホン酸ジナトリウム 化合物例(3)のジナトリウム塩 実施例5で得た化合物(252mg,0.275ミリモ
ル)の酢酸エチル(4mL)溶液に水(4mL)及び1
0%パラジウム/炭素(40mg)を加え、室温1気圧
で接触水素添加した。4時間後、反応混合物に炭酸水素
ナトリウム(46.2mg,0.550ミリモル)及び
水(2mL)を加えて15分間撹拌し、触媒を濾去し
た。水層を分取し、約3mLまで減圧濃縮し、エタノー
ル(約10mL)を加えた。析出物を濾取し、エタノー
ルで洗浄、50℃で減圧乾燥することにより標題化合物
を白色粉末として得た(132mg)。1 H NMR(400MHz,D2 O)δ 2.0〜2.3(4H,m) 3.40(1H,t,J=17Hz) 3.6〜3.8(2H,m) 3.89(1H,d,J=2Hz) 3.93(1H,d,J=2Hz) 3.8〜4.0(2H,m) 5.19(1H,m) 6.17(1H,s) 7.3〜7.5(10H,m) FAB MS(m/z,相対強度) 621([M+Na]+ ,5) 599([M+H]+ ,10) IR(KBr)cm-1:3408,3032,174
3,1672,1533,1497,1454,128
4,1200,1095,1030,985,897,
700,540
モイルオキシラン−2−カルボニル]オキシピペリジ
ノ]メチレンビスホスホン酸ジナトリウム 化合物例(3)のジナトリウム塩 実施例5で得た化合物(252mg,0.275ミリモ
ル)の酢酸エチル(4mL)溶液に水(4mL)及び1
0%パラジウム/炭素(40mg)を加え、室温1気圧
で接触水素添加した。4時間後、反応混合物に炭酸水素
ナトリウム(46.2mg,0.550ミリモル)及び
水(2mL)を加えて15分間撹拌し、触媒を濾去し
た。水層を分取し、約3mLまで減圧濃縮し、エタノー
ル(約10mL)を加えた。析出物を濾取し、エタノー
ルで洗浄、50℃で減圧乾燥することにより標題化合物
を白色粉末として得た(132mg)。1 H NMR(400MHz,D2 O)δ 2.0〜2.3(4H,m) 3.40(1H,t,J=17Hz) 3.6〜3.8(2H,m) 3.89(1H,d,J=2Hz) 3.93(1H,d,J=2Hz) 3.8〜4.0(2H,m) 5.19(1H,m) 6.17(1H,s) 7.3〜7.5(10H,m) FAB MS(m/z,相対強度) 621([M+Na]+ ,5) 599([M+H]+ ,10) IR(KBr)cm-1:3408,3032,174
3,1672,1533,1497,1454,128
4,1200,1095,1030,985,897,
700,540
【0118】実施例7 [4−[N−[(2S,3S)−3−ジフェニルメチル
カルバモイルオキシラン−2−カルボニル]グリシル]
−1−ピペラジニル]メチレンビスホスホン酸テトラベ
ンジル 化合物例(36) 実施例3の(3−6)で得た化合物(177mg,0.
50ミリモル)、N−ヒドロキシコハク酸イミド(63
mg, 0.55ミリモル)、 DCC(114mg,0.5
5ミリモル)、実施例1の(1−3)で得た(1−ピペ
ラジニル)メチレンビスホスホン酸テトラベンジル p
−トルエンスルホン酸塩と(1−ピペラジニル)メチレ
ンビスホスホン酸トリベンジル p−トルエンスルホン
酸塩の混合物(382mg,前者の化合物;262m
g,0.33ミリモル,後者の化合物;120mg,
0.17ミリモル)及びN−メチルモルホリン(56m
g, 0.55ミリモル)を用い、実施例1の(1−6)
と同様に反応及び処理することにより、白色アモルファ
スとして標題化合物を得た(239mg)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 2.92(4H,m) 3.12(2H,m) 3.34(1H,t,J=25Hz) 3.40(2H,m) 3.55(1H,d,J=2Hz) 3.65(1H,d,J=2Hz) 3.90(1H,dd,J=17,4Hz) 3.92(1H,dd,J=17,4Hz) 4.9〜5.1(8H,m) 6.23(1H,d,J=8Hz) 6.71(1H,d,J=8Hz) 7.03(1H,br.t,J=4Hz) 7.1〜7.4(30,m) FAB MS(m/z,相対強度) 957([M+H]+ ,2) 638([M−PO3 Bn2 ]+ ,9)
カルバモイルオキシラン−2−カルボニル]グリシル]
−1−ピペラジニル]メチレンビスホスホン酸テトラベ
ンジル 化合物例(36) 実施例3の(3−6)で得た化合物(177mg,0.
50ミリモル)、N−ヒドロキシコハク酸イミド(63
mg, 0.55ミリモル)、 DCC(114mg,0.5
5ミリモル)、実施例1の(1−3)で得た(1−ピペ
ラジニル)メチレンビスホスホン酸テトラベンジル p
−トルエンスルホン酸塩と(1−ピペラジニル)メチレ
ンビスホスホン酸トリベンジル p−トルエンスルホン
酸塩の混合物(382mg,前者の化合物;262m
g,0.33ミリモル,後者の化合物;120mg,
0.17ミリモル)及びN−メチルモルホリン(56m
g, 0.55ミリモル)を用い、実施例1の(1−6)
と同様に反応及び処理することにより、白色アモルファ
スとして標題化合物を得た(239mg)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 2.92(4H,m) 3.12(2H,m) 3.34(1H,t,J=25Hz) 3.40(2H,m) 3.55(1H,d,J=2Hz) 3.65(1H,d,J=2Hz) 3.90(1H,dd,J=17,4Hz) 3.92(1H,dd,J=17,4Hz) 4.9〜5.1(8H,m) 6.23(1H,d,J=8Hz) 6.71(1H,d,J=8Hz) 7.03(1H,br.t,J=4Hz) 7.1〜7.4(30,m) FAB MS(m/z,相対強度) 957([M+H]+ ,2) 638([M−PO3 Bn2 ]+ ,9)
【0119】実施例8 [4−[N−[(2S,3S)−3−ジフェニルメチル
カルバモイルオキシラン−2−カルボニル]グリシル]
−1−ピペラジニル]メチレンビスホスホン酸ジナトリ
ウム 化合物例(4)のジナトリウム塩 実施例7で得た化合物(229mg,0.240ミリモ
ル)を実施例6と同様に接触水素添加及びナトリウム塩
化することにより標題化合物を白色粉末として得た(1
30mg)。1 H NMR(400MHz,D2 O)δ 3.39(1H,t,J=18Hz) 3.6〜4.0(8H,m) 3.80(1H,d,J=2Hz) 3.85(1H,d,J=2Hz) 4.26(2H,s) 6.17(1H,s) 7.3〜7.5(10H,m) FAB MS(m/z,相対強度) 663([M+Na]+,3) 641([M+H]+,7). IR(KBr)cm-1:3390,3062,166
4,1535,1495,1452,1240,117
4,1093,1061,895,700,544
カルバモイルオキシラン−2−カルボニル]グリシル]
−1−ピペラジニル]メチレンビスホスホン酸ジナトリ
ウム 化合物例(4)のジナトリウム塩 実施例7で得た化合物(229mg,0.240ミリモ
ル)を実施例6と同様に接触水素添加及びナトリウム塩
化することにより標題化合物を白色粉末として得た(1
30mg)。1 H NMR(400MHz,D2 O)δ 3.39(1H,t,J=18Hz) 3.6〜4.0(8H,m) 3.80(1H,d,J=2Hz) 3.85(1H,d,J=2Hz) 4.26(2H,s) 6.17(1H,s) 7.3〜7.5(10H,m) FAB MS(m/z,相対強度) 663([M+Na]+,3) 641([M+H]+,7). IR(KBr)cm-1:3390,3062,166
4,1535,1495,1452,1240,117
4,1093,1061,895,700,544
【0120】実施例9 [4−[N−[(2S,3S)−3−エトキシカルボニ
ルオキシラン−2−カルボニル]−L−ロイシル]−1
−ピペラジニル]メチレンビスホスホン酸テトラベンジ
ル 化合物例(37) [N−[(2S,3S)−3−エトキシカルボニルオキ
シラン−2−カルボニル]−L−ロイシン(151m
g,0.55ミリモル)、HOSu(63mg,0.55ミ
リモル),DCC (114mg,0.55ミリモル)、実
施例1の(1−3)で得た(1−ピペラジニル)メチレ
ンビスホスホン酸テトラベンジル p−トルエンスルホ
ン酸塩と(1−ピペラジニル)メチレンビスホスホン酸
トリベンジル p−トルエンスルホン酸塩の混合物(3
82mg,前者の化合物含量;262mg,0.33ミ
リモル,後者の化合物含量;120mg,0.17ミリ
モル)及びN−メチルモルホリン(56mg,0.55
ミリモル)を用い、実施例1の(1−6)と同様に反応
及び処理することにより、無色粘稠油状物として標題化
合物を得た(152mg)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 0.88(3H,d,J=6Hz) 0.95(3H,d,J=7Hz) 1.2〜1.6(3H,m) 1.31(3H,t,J=7Hz) 2.8〜3.0(4H,m) 3.2〜3.3(2H,m) 3.3〜3.5(2H,m) 3.38(1H,t,J=25Hz) 3.46(1H,d,J=2Hz) 3.64(1H,d,J=2Hz) 4.2〜4.3(2H,m) 4.86(1H,m) 5.0〜5.1(8H,m) 7.2〜7.4(20H,m)
ルオキシラン−2−カルボニル]−L−ロイシル]−1
−ピペラジニル]メチレンビスホスホン酸テトラベンジ
ル 化合物例(37) [N−[(2S,3S)−3−エトキシカルボニルオキ
シラン−2−カルボニル]−L−ロイシン(151m
g,0.55ミリモル)、HOSu(63mg,0.55ミ
リモル),DCC (114mg,0.55ミリモル)、実
施例1の(1−3)で得た(1−ピペラジニル)メチレ
ンビスホスホン酸テトラベンジル p−トルエンスルホ
ン酸塩と(1−ピペラジニル)メチレンビスホスホン酸
トリベンジル p−トルエンスルホン酸塩の混合物(3
82mg,前者の化合物含量;262mg,0.33ミ
リモル,後者の化合物含量;120mg,0.17ミリ
モル)及びN−メチルモルホリン(56mg,0.55
ミリモル)を用い、実施例1の(1−6)と同様に反応
及び処理することにより、無色粘稠油状物として標題化
合物を得た(152mg)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 0.88(3H,d,J=6Hz) 0.95(3H,d,J=7Hz) 1.2〜1.6(3H,m) 1.31(3H,t,J=7Hz) 2.8〜3.0(4H,m) 3.2〜3.3(2H,m) 3.3〜3.5(2H,m) 3.38(1H,t,J=25Hz) 3.46(1H,d,J=2Hz) 3.64(1H,d,J=2Hz) 4.2〜4.3(2H,m) 4.86(1H,m) 5.0〜5.1(8H,m) 7.2〜7.4(20H,m)
【0121】実施例10 [4−[N−[(2S,3S)−3−エトキシカルボニ
ルオキシラン−2−カルボニル]−L−ロイシル]−1
−ピペラジニル]メチレンビスホスホン酸ジナトリウム 化合物例(12)のジナトリウム塩 実施例9で得た化合物(142mg,0.162ミリモ
ル)を実施例6と同様に接触水素添加及びナトリウム塩
化して標題化合物を白色粉末として得た(75mg)。1 H NMR(400MHz,D2 O)δ 0.94(3H,d,J=6Hz) 0.95(3H,d,J=6Hz) 1.53(1H,m) 1.67(2H,m) 3.41(1H,t,J=18Hz) 3.6〜4.0(8H,m) 3.76(1H,d,J=2Hz) 3.82(1H,d,J=2Hz) 4.31(2H,q,J=7Hz) 4.91(1H,dd,J=10,4Hz) FAB MS(m/z,相対強度) 582([M+Na]+ ,12) 560([M+H]+ ,18) IR(KBr)cm-1:3398,3390,296
0,2872,1745,1645,1541,153
5,1471,1448,1371,1308,127
7,1205,1095,1020,958,899,
542
ルオキシラン−2−カルボニル]−L−ロイシル]−1
−ピペラジニル]メチレンビスホスホン酸ジナトリウム 化合物例(12)のジナトリウム塩 実施例9で得た化合物(142mg,0.162ミリモ
ル)を実施例6と同様に接触水素添加及びナトリウム塩
化して標題化合物を白色粉末として得た(75mg)。1 H NMR(400MHz,D2 O)δ 0.94(3H,d,J=6Hz) 0.95(3H,d,J=6Hz) 1.53(1H,m) 1.67(2H,m) 3.41(1H,t,J=18Hz) 3.6〜4.0(8H,m) 3.76(1H,d,J=2Hz) 3.82(1H,d,J=2Hz) 4.31(2H,q,J=7Hz) 4.91(1H,dd,J=10,4Hz) FAB MS(m/z,相対強度) 582([M+Na]+ ,12) 560([M+H]+ ,18) IR(KBr)cm-1:3398,3390,296
0,2872,1745,1645,1541,153
5,1471,1448,1371,1308,127
7,1205,1095,1020,958,899,
542
【0122】実施例11 [4−[N−[(2S,3S)−3−カルボキシオキシ
ラン−2−カルボニル]−L−ロイシル]−1−ピペラ
ジニル]メチレンビスホスホン酸テトラベンジル 化合物例(31) 実施例9で得た化合物(187mg,0.213ミリモ
ル)と0.5N水酸化カリウム/エタノール溶液(0.
47mL,0.235ミリモル)を用い、実施例1の
(1−5)と同様に反応及び処理して、標題化合物を無
色飴状物として得た(117mg)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 0.91(3H,d,J=6Hz) 0.93(3H,d,J=6Hz) 1.37(1H,m) 1.5〜1.7(2H,m) 2.8〜3.1(4H,m) 3.2〜3.3(2H,m) 3.34(1H,t,J=25Hz) 3.5〜3.6(2H,m) 3.56(1H,d,J=2Hz) 3.65(1H,d,J=2Hz) 4.9〜5.1(9H,m) 7.2〜7.4(20H) 8.13(1H,d,J=9Hz)
ラン−2−カルボニル]−L−ロイシル]−1−ピペラ
ジニル]メチレンビスホスホン酸テトラベンジル 化合物例(31) 実施例9で得た化合物(187mg,0.213ミリモ
ル)と0.5N水酸化カリウム/エタノール溶液(0.
47mL,0.235ミリモル)を用い、実施例1の
(1−5)と同様に反応及び処理して、標題化合物を無
色飴状物として得た(117mg)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 0.91(3H,d,J=6Hz) 0.93(3H,d,J=6Hz) 1.37(1H,m) 1.5〜1.7(2H,m) 2.8〜3.1(4H,m) 3.2〜3.3(2H,m) 3.34(1H,t,J=25Hz) 3.5〜3.6(2H,m) 3.56(1H,d,J=2Hz) 3.65(1H,d,J=2Hz) 4.9〜5.1(9H,m) 7.2〜7.4(20H) 8.13(1H,d,J=9Hz)
【0123】実施例12 [4−[N−[(2S,3S)−3−カルボキシオキシ
ラン−2−カルボニル]−L−ロイシル]−1−ピペラ
ジニル]メチレンビスホスホン酸トリナトリウム 化合物例(15)のトリナトリウム塩 実施例11で得た化合物(172mg,0.203ミリ
モル)を実施例6と同様に接触水素添加及びナトリウム
塩化して標題化合物を白色粉末として得た(108m
g)。1 H NMR(400MHz,D2 O)δ 0.94(3H,d,J=6Hz) 0.95(3H,d,J=6Hz) 1.52(1H,m) 1.6〜1.8(2H,m) 3.41(1H,t,J=18Hz) 3.45(1H,d,J=2Hz) 3.59(1H,d,J=2Hz) 3.6〜6.0(8H,m) 4.90(1H,dd,J=10,4Hz). FAB MS(m/z,相対強度) 576([M+Na]+ ,6) 554([M+H]+ ,6) IR(KBr)cm-1:3421,2960,287
1,1632,1554,1444,1387,124
2,1155,1095,958,899,544,4
63
ラン−2−カルボニル]−L−ロイシル]−1−ピペラ
ジニル]メチレンビスホスホン酸トリナトリウム 化合物例(15)のトリナトリウム塩 実施例11で得た化合物(172mg,0.203ミリ
モル)を実施例6と同様に接触水素添加及びナトリウム
塩化して標題化合物を白色粉末として得た(108m
g)。1 H NMR(400MHz,D2 O)δ 0.94(3H,d,J=6Hz) 0.95(3H,d,J=6Hz) 1.52(1H,m) 1.6〜1.8(2H,m) 3.41(1H,t,J=18Hz) 3.45(1H,d,J=2Hz) 3.59(1H,d,J=2Hz) 3.6〜6.0(8H,m) 4.90(1H,dd,J=10,4Hz). FAB MS(m/z,相対強度) 576([M+Na]+ ,6) 554([M+H]+ ,6) IR(KBr)cm-1:3421,2960,287
1,1632,1554,1444,1387,124
2,1155,1095,958,899,544,4
63
【0124】実施例13 [4−[N−[(2S,3S)−3−エトキシカルボニ
ルオキシラン−2−カルボニル]−L−ロイシル−L−
ロイシル]−1−ピペラジニル]メチレンビスホスホン
酸テトラベンジル 化合物例(38) N−[(2S,3S)−3−エトキシカルボニルオキシ
ラン−2−カルボニル]−L−ロイシル−L−ロイシン
(387mg,1.00ミリモル)、HOSu(116m
g,1.0ミリモル)、DCC (207mg,1.0ミリ
モル)、実施例1の(1−3)で得た(1−ピペラジニ
ル)メチレンビスホスホン酸テトラベンジル p−トル
エンスルホン酸塩と(1−ピペラジニル)メチレンビス
ホスホン酸トリベンジル p−トルエンスルホン酸塩の
混合物(767mg、前者の化合物含量;547mg,
0.69ミリモル、後者の化合物含量;220mg,
0.31ミロモル)及びN−メチルモルホリン(113
mg,1.11ミリモル)を用い、実施例1の(1−
6)と同様に反応及び処理することにより、無色粘稠油
状物として標題化合物を得た(556mg)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 0.88(3H,d,J=6Hz) 0.92(6H,d,J=6Hz) 0.95(3H,d,J=6Hz) 1.31(3H,t,J=7Hz) 1.3〜1.6(6H,m) 2.9〜3.1(4H,m) 3.2〜3.5(4H,m) 3.38(1H,t,J=25Hz) 3.45(1H,d,J=2Hz) 3.68(1H,d,J=2Hz) 4.2〜4.3(2H,m) 4.45(1H,m) 4.83(1H,m) 5.0〜5.1(8H,m) 6.54(1H,d,J=8Hz) 6.62(1H,d,J=9Hz) 7.2〜7.4(20H,m) FAB MS(m/z,相対強度) 989([M+H]+ ,4) 727([M−PO3 Bn2 ]+ ,37)
ルオキシラン−2−カルボニル]−L−ロイシル−L−
ロイシル]−1−ピペラジニル]メチレンビスホスホン
酸テトラベンジル 化合物例(38) N−[(2S,3S)−3−エトキシカルボニルオキシ
ラン−2−カルボニル]−L−ロイシル−L−ロイシン
(387mg,1.00ミリモル)、HOSu(116m
g,1.0ミリモル)、DCC (207mg,1.0ミリ
モル)、実施例1の(1−3)で得た(1−ピペラジニ
ル)メチレンビスホスホン酸テトラベンジル p−トル
エンスルホン酸塩と(1−ピペラジニル)メチレンビス
ホスホン酸トリベンジル p−トルエンスルホン酸塩の
混合物(767mg、前者の化合物含量;547mg,
0.69ミリモル、後者の化合物含量;220mg,
0.31ミロモル)及びN−メチルモルホリン(113
mg,1.11ミリモル)を用い、実施例1の(1−
6)と同様に反応及び処理することにより、無色粘稠油
状物として標題化合物を得た(556mg)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 0.88(3H,d,J=6Hz) 0.92(6H,d,J=6Hz) 0.95(3H,d,J=6Hz) 1.31(3H,t,J=7Hz) 1.3〜1.6(6H,m) 2.9〜3.1(4H,m) 3.2〜3.5(4H,m) 3.38(1H,t,J=25Hz) 3.45(1H,d,J=2Hz) 3.68(1H,d,J=2Hz) 4.2〜4.3(2H,m) 4.45(1H,m) 4.83(1H,m) 5.0〜5.1(8H,m) 6.54(1H,d,J=8Hz) 6.62(1H,d,J=9Hz) 7.2〜7.4(20H,m) FAB MS(m/z,相対強度) 989([M+H]+ ,4) 727([M−PO3 Bn2 ]+ ,37)
【0125】実施例14 [4−[N−[(2S,3S)−3−エトキシカルボニ
ルオキシラン−2−カルボニル]−L−ロイシル−L−
ロイシル]−1−ピペラジニル]メチレンビスホスホン
酸ジナトリウム 化合物例(16)のジナトリウム塩 実施例13で得た化合物(289mg,0.292ミリ
モル)を実施例2と同様に接触水素添加及びナトリウム
塩化して標題化合物を白色粉末として得た(196m
g)。1 H NMR(400MHz,D2 O)δ 0.8〜1.0(12H,m) 1.31(3H,t,J=7Hz) 1.4〜1.7(6H,m) 3.43(1H,t,J=18Hz) 3.74(1H,s) 3.80(1H,s) 3.6〜4.0(8H,m) 4.31(1H,q,J=7Hz) 4.44(1H,m) 4.87(1H,dd,J=10,4Hz) FAB MS(m/z,相対強度) 695([M+Na]+ ,15) 673([M+H]+ ,19) IR(KBr)cm-1:3398,2958,287
2,1743,1655,1647,1541,153
5,1470,1448,1369,1277,120
5,1163,1095,1030,899,544
ルオキシラン−2−カルボニル]−L−ロイシル−L−
ロイシル]−1−ピペラジニル]メチレンビスホスホン
酸ジナトリウム 化合物例(16)のジナトリウム塩 実施例13で得た化合物(289mg,0.292ミリ
モル)を実施例2と同様に接触水素添加及びナトリウム
塩化して標題化合物を白色粉末として得た(196m
g)。1 H NMR(400MHz,D2 O)δ 0.8〜1.0(12H,m) 1.31(3H,t,J=7Hz) 1.4〜1.7(6H,m) 3.43(1H,t,J=18Hz) 3.74(1H,s) 3.80(1H,s) 3.6〜4.0(8H,m) 4.31(1H,q,J=7Hz) 4.44(1H,m) 4.87(1H,dd,J=10,4Hz) FAB MS(m/z,相対強度) 695([M+Na]+ ,15) 673([M+H]+ ,19) IR(KBr)cm-1:3398,2958,287
2,1743,1655,1647,1541,153
5,1470,1448,1369,1277,120
5,1163,1095,1030,899,544
【0126】実施例15 [4−[N−[(2S,3S)−3−カルボキシオキシ
ラン−2−カルボニル]−L−ロイシル−L−ロイシ
ル]−1−ピペラジニル]メチレンビスホスホン酸テト
ラベンジル 化合物例(39) 実施例13で得た化合物(214mg,0.216ミリ
モル)と0.5N水酸化カリウム/エタノール溶液
(0.48mL,0.24ミリモル)を用い、実施例1
の(1−5)と同様に反応及び処理して、標題化合物を
白色アモルファスとして得た(202mg)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 0.8〜1.0(12H,m) 1.3〜1.7(6H,m) 2.8〜3.1(4H,m) 3.2〜3.5(4H,m) 3.37(1H,t,J=25Hz) 3.56(1H,d,J=1Hz) 3.62(1H,d,J=1Hz) 4.54(1H,m) 4.89(1H,m) 5.0〜5.12(8H,m) 7.05(1H,br) 7.2〜7.4(21H,m)
ラン−2−カルボニル]−L−ロイシル−L−ロイシ
ル]−1−ピペラジニル]メチレンビスホスホン酸テト
ラベンジル 化合物例(39) 実施例13で得た化合物(214mg,0.216ミリ
モル)と0.5N水酸化カリウム/エタノール溶液
(0.48mL,0.24ミリモル)を用い、実施例1
の(1−5)と同様に反応及び処理して、標題化合物を
白色アモルファスとして得た(202mg)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 0.8〜1.0(12H,m) 1.3〜1.7(6H,m) 2.8〜3.1(4H,m) 3.2〜3.5(4H,m) 3.37(1H,t,J=25Hz) 3.56(1H,d,J=1Hz) 3.62(1H,d,J=1Hz) 4.54(1H,m) 4.89(1H,m) 5.0〜5.12(8H,m) 7.05(1H,br) 7.2〜7.4(21H,m)
【0127】実施例16 [4−[N−[(2S,3S)−3−カルボキシオキシ
ラン−2−カルボニル]−L−ロイシル−L−ロイシ
ル]−1−ピペラジニル]メチレンビスホスホン酸トリ
ナトリウム 化合物例(17)のトリナトリウム塩 実施例15で得た化合物(195mg,0.203ミリ
モル)を実施例6と同様に接触水素添加及びナトリウム
塩化して標題化合物を白色粉末として得た(108m
g)。1 H NMR(400MHz,D2 O)δ 0.8〜1.0(12H,m) 1.4〜1.8(6H,m) 3.41(1H,t,J=18Hz) 3.44(1H,d,J=2Hz) 3.57(1H,d,J=2Hz) 3.6〜4.0(8H,m) 4.42(1H,m) 4.88(1H,dd,J=10,4Hz) FAB MS(m/z,相対強度) 689([M+Na]+ ,4) 667([M+H]+ ,5) IR(KBr)cm-1:3427,2958,287
1,1631,1541,1535,1468,144
8,1387,1246,1155,1115,109
7,899,544,463
ラン−2−カルボニル]−L−ロイシル−L−ロイシ
ル]−1−ピペラジニル]メチレンビスホスホン酸トリ
ナトリウム 化合物例(17)のトリナトリウム塩 実施例15で得た化合物(195mg,0.203ミリ
モル)を実施例6と同様に接触水素添加及びナトリウム
塩化して標題化合物を白色粉末として得た(108m
g)。1 H NMR(400MHz,D2 O)δ 0.8〜1.0(12H,m) 1.4〜1.8(6H,m) 3.41(1H,t,J=18Hz) 3.44(1H,d,J=2Hz) 3.57(1H,d,J=2Hz) 3.6〜4.0(8H,m) 4.42(1H,m) 4.88(1H,dd,J=10,4Hz) FAB MS(m/z,相対強度) 689([M+Na]+ ,4) 667([M+H]+ ,5) IR(KBr)cm-1:3427,2958,287
1,1631,1541,1535,1468,144
8,1387,1246,1155,1115,109
7,899,544,463
【0128】実施例17 [3−[4−[N−[(2S,3S)−3−エトキシカ
ルボニルオキシラン−2−カルボニル]-L-ロイシル]−
1−ピペラジニル]−3−オキソ] プロパン−1,1−
ビスホスホン酸テトラベンジル 化合物例(40) (17−1)2−(t−ブトキシカルボニル)エチル−
1,1−ビスホスホン酸テトラベンジルの合成 窒素雰囲気下、メチレンビスホスホン酸テトラベンジル
(3.45g,6.43ミリモル) を乾燥テトラヒドロ
フラン(17mL)に溶解させ、氷冷下60%水素化ナ
トリウム(514mg,12.9ミリモル) を加え、そ
のままの温度で20分間攪拌した。これに、氷冷下プロ
モ酢酸t−ブチル(0.95mL,6.43モル)を加
え、室温で1時間40分攪拌した。反応溶液を飽和塩化
アンモニウム水溶液(50mL)に注ぎクロロホルム
(50mL×3)で抽出した。有機層を飽和食塩水で洗
浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去
後、残渣を中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン/酢酸エチル=1/1〜1/2)で精製し
て、無色油状物として標題化合物を得た(2.80
g)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 1.34(9H,s) 2.83(2H,dt,J=6.16Hz) 3.31(2H,tt,J=6.24Hz) 5.0〜5.1(8H,m) 7.2〜7.4(20H,m)
ルボニルオキシラン−2−カルボニル]-L-ロイシル]−
1−ピペラジニル]−3−オキソ] プロパン−1,1−
ビスホスホン酸テトラベンジル 化合物例(40) (17−1)2−(t−ブトキシカルボニル)エチル−
1,1−ビスホスホン酸テトラベンジルの合成 窒素雰囲気下、メチレンビスホスホン酸テトラベンジル
(3.45g,6.43ミリモル) を乾燥テトラヒドロ
フラン(17mL)に溶解させ、氷冷下60%水素化ナ
トリウム(514mg,12.9ミリモル) を加え、そ
のままの温度で20分間攪拌した。これに、氷冷下プロ
モ酢酸t−ブチル(0.95mL,6.43モル)を加
え、室温で1時間40分攪拌した。反応溶液を飽和塩化
アンモニウム水溶液(50mL)に注ぎクロロホルム
(50mL×3)で抽出した。有機層を飽和食塩水で洗
浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去
後、残渣を中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン/酢酸エチル=1/1〜1/2)で精製し
て、無色油状物として標題化合物を得た(2.80
g)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 1.34(9H,s) 2.83(2H,dt,J=6.16Hz) 3.31(2H,tt,J=6.24Hz) 5.0〜5.1(8H,m) 7.2〜7.4(20H,m)
【0129】(17−2)2−カルボキシエチル−1,
1−ビスホスホン酸テトラベンジルの合成 上記(17−1)で得た化合物(2.80g,4.30
ミリモル) を98%ギ酸(10mL)に溶解させ、室温
で3時間攪拌した。ギ酸を減圧留去後、冷却した10%
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(50mL)を加え、酢
酸エチル(50mL×2)で抽出した。酢酸エチル層を
無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去し、無色
油状物として標題化合物を得た(2.12g)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 2.91(2H,dt,J=6.16Hz) 3.29(1H,tt,J=6.24Hz) 4.9〜5.0(8H,m) 7.2〜7.3(20H,m)
1−ビスホスホン酸テトラベンジルの合成 上記(17−1)で得た化合物(2.80g,4.30
ミリモル) を98%ギ酸(10mL)に溶解させ、室温
で3時間攪拌した。ギ酸を減圧留去後、冷却した10%
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(50mL)を加え、酢
酸エチル(50mL×2)で抽出した。酢酸エチル層を
無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去し、無色
油状物として標題化合物を得た(2.12g)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 2.91(2H,dt,J=6.16Hz) 3.29(1H,tt,J=6.24Hz) 4.9〜5.0(8H,m) 7.2〜7.3(20H,m)
【0130】(17−3)(2S,3S)−3−
[[[(S)−3−メチル−1−[4−(tert−ブトキ
シカルボニル)−1−ピペラジニル]カルボニル]ブチ
ル]カルバモイル]オキシラン−2−カルボン酸エチル
の合成 N−[(2S,3S)−エトキシカルボニルオキシラン
−2−カルボニル]−L−ロイシン(2.23g,7.
32ミリモル) 、1−ピペラジンカルボン酸tert−ブ
チル(1.50g,8.05ミリモル)、1−ヒドロキ
シベンゾトリアゾール(1.09g,8.05ミリモ
ル)、N−メチルモルホリン(0.88mL,8.00
ミリモル) を乾燥テトラヒドロフラン(50mL)に溶
解させ、氷冷下に塩酸1−エチル−3−(3−ジメチル
アミノプロピル) カルボジイミド(1.54g,8.0
5ミリモル)を徐々に添加した。そのままの温度で2時
間撹拌した後、室温で3時間撹拌した。溶媒を減圧留去
し、水(100mL)と酢酸エチル(100mL)を加
え、有機層を分取した。水層を酢酸エチル(50mL×
2 )で抽出し、先の有機層と合わせ、10%クエン酸水
溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順
次洗浄したのち、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒
を減圧留去し、残渣を中圧シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(クロロホルム/メタノール=50/1)で精
製して、白色アモルファスとして標題化合物を得た
(2.02g)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 0.91(3H,d,J=7Hz) 0.98(3H,d,J=7Hz) 1.32(3H,t,J=7Hz) 1.4〜1.6(3H,m) 1.47(9H,s) 3.4〜3.7(8H,m) 3.47(1H,d,J=2Hz) 3.66(1H,d,J=2Hz) 4.2〜4.3(2H,m) 4.95(1H,m) 6.83(1H,br.d,J=9Hz)
[[[(S)−3−メチル−1−[4−(tert−ブトキ
シカルボニル)−1−ピペラジニル]カルボニル]ブチ
ル]カルバモイル]オキシラン−2−カルボン酸エチル
の合成 N−[(2S,3S)−エトキシカルボニルオキシラン
−2−カルボニル]−L−ロイシン(2.23g,7.
32ミリモル) 、1−ピペラジンカルボン酸tert−ブ
チル(1.50g,8.05ミリモル)、1−ヒドロキ
シベンゾトリアゾール(1.09g,8.05ミリモ
ル)、N−メチルモルホリン(0.88mL,8.00
ミリモル) を乾燥テトラヒドロフラン(50mL)に溶
解させ、氷冷下に塩酸1−エチル−3−(3−ジメチル
アミノプロピル) カルボジイミド(1.54g,8.0
5ミリモル)を徐々に添加した。そのままの温度で2時
間撹拌した後、室温で3時間撹拌した。溶媒を減圧留去
し、水(100mL)と酢酸エチル(100mL)を加
え、有機層を分取した。水層を酢酸エチル(50mL×
2 )で抽出し、先の有機層と合わせ、10%クエン酸水
溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順
次洗浄したのち、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒
を減圧留去し、残渣を中圧シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(クロロホルム/メタノール=50/1)で精
製して、白色アモルファスとして標題化合物を得た
(2.02g)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 0.91(3H,d,J=7Hz) 0.98(3H,d,J=7Hz) 1.32(3H,t,J=7Hz) 1.4〜1.6(3H,m) 1.47(9H,s) 3.4〜3.7(8H,m) 3.47(1H,d,J=2Hz) 3.66(1H,d,J=2Hz) 4.2〜4.3(2H,m) 4.95(1H,m) 6.83(1H,br.d,J=9Hz)
【0131】(17−4)(2S,3S)−3−
[[[(S)−3−メチル−1−(1−ピペラジニル)
カルボニル]ブチル]カルバモイル]オキシラン−2−
カルボン酸エチルの合成 上記(17−3)で得た(2S,3S)−3−
[[[(S)−3−メチル−1−[[4−(tert−ブト
キシカルボニル)−1−ピペラジニル]カルボニル]ブ
チル]カルバモイル]オキシラン−2−カルボン酸エチ
ル(2.02g,4.58ミリモル)をトリフルオロ酢
酸(4mL)に溶解させ、0℃で1時間30分撹拌し
た。溶媒を減圧留去後、残渣をクロロホルム(60m
L)に溶解させ、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(50
mL)と飽和食塩水で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥後、溶媒を減圧留去して、白色アモルファスと
して標題化合物を得た(1.51g)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 0.91(3H,d,J=7Hz) 0.98(3H,d,J=7Hz) 1.31(3H,t,J=7Hz) 1.4〜1.7(3H,m) 2.8〜3.0,3.4〜3.6(8H,m) 3.47(1H,d,J=2Hz) 3.66(1H,d,J=2Hz) 4.2〜4.4(2H,m) 4.97(1H,m) 6.93(1H,br.d,J=9Hz)
[[[(S)−3−メチル−1−(1−ピペラジニル)
カルボニル]ブチル]カルバモイル]オキシラン−2−
カルボン酸エチルの合成 上記(17−3)で得た(2S,3S)−3−
[[[(S)−3−メチル−1−[[4−(tert−ブト
キシカルボニル)−1−ピペラジニル]カルボニル]ブ
チル]カルバモイル]オキシラン−2−カルボン酸エチ
ル(2.02g,4.58ミリモル)をトリフルオロ酢
酸(4mL)に溶解させ、0℃で1時間30分撹拌し
た。溶媒を減圧留去後、残渣をクロロホルム(60m
L)に溶解させ、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(50
mL)と飽和食塩水で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥後、溶媒を減圧留去して、白色アモルファスと
して標題化合物を得た(1.51g)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 0.91(3H,d,J=7Hz) 0.98(3H,d,J=7Hz) 1.31(3H,t,J=7Hz) 1.4〜1.7(3H,m) 2.8〜3.0,3.4〜3.6(8H,m) 3.47(1H,d,J=2Hz) 3.66(1H,d,J=2Hz) 4.2〜4.4(2H,m) 4.97(1H,m) 6.93(1H,br.d,J=9Hz)
【0132】(17−5)[3−[4−[N−[(2
S,3S)−3−エトキシカルボニルオキシラン−2−
カルボニル]−L−ロイシル]−1−ピペラジニル]−
3−オキソ]プロパン−1,1−ビスホスホン酸テトラ
ベンジルの合成 (17−2)で得た2−カルボキシエチル−1,1−ビ
スホスホン酸テトラベンジル(595mg,1.00ミ
リモル) とHOSu(115mg,1.00ミリモル)を
酢酸エチル(2mL)に溶解させ、氷冷下DCC (206
mg,1.00ミリモル) の酢酸エチル(1mL)溶液
を添加し、室温で30分間撹拌した。これに、上記の
(2S,3S)−3−[[[(S)−3−メチル−1−
(1−ピペラジニル)カルボニル]ブチル]カルバモイ
ル]オキシラン−2−カルボン酸エチル(431mg,
1.00ミリモル)の酢酸エチル(1mL)溶液を氷冷
下で加え、5℃で1時間撹拌した後、室温で一晩撹拌し
た。析出した不溶物(DC-Urea、N,N’−ジシクロヘキ
シルウレア) を濾別し、酢酸エチルで洗浄した。濾液と
洗液を合わせ、10%クエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、残渣を中圧シ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/メタ
ノール=50/1)で精製して、白色アモルファスとし
て標題化合物を得た(164mg)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 0.91(3H,d,J=7Hz) 0.97(3H,d,J=7Hz) 1.32(3H,t,J=7Hz) 1.4〜1.7(3H,m) 2.7〜2.9(2H,m) 3.1〜3.6(8H,m) 3.46(1H,d,J=2Hz) 3.66(1H,d,J=2Hz) 3.69(1H,tt,J=6,24Hz) 4.2〜4.3(2H,m) 4.87(1H,m) 4.9〜5.1(8H,m) 6.79(1H,br.d,J=9Hz) 7.2〜7.4(20H,m)
S,3S)−3−エトキシカルボニルオキシラン−2−
カルボニル]−L−ロイシル]−1−ピペラジニル]−
3−オキソ]プロパン−1,1−ビスホスホン酸テトラ
ベンジルの合成 (17−2)で得た2−カルボキシエチル−1,1−ビ
スホスホン酸テトラベンジル(595mg,1.00ミ
リモル) とHOSu(115mg,1.00ミリモル)を
酢酸エチル(2mL)に溶解させ、氷冷下DCC (206
mg,1.00ミリモル) の酢酸エチル(1mL)溶液
を添加し、室温で30分間撹拌した。これに、上記の
(2S,3S)−3−[[[(S)−3−メチル−1−
(1−ピペラジニル)カルボニル]ブチル]カルバモイ
ル]オキシラン−2−カルボン酸エチル(431mg,
1.00ミリモル)の酢酸エチル(1mL)溶液を氷冷
下で加え、5℃で1時間撹拌した後、室温で一晩撹拌し
た。析出した不溶物(DC-Urea、N,N’−ジシクロヘキ
シルウレア) を濾別し、酢酸エチルで洗浄した。濾液と
洗液を合わせ、10%クエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、残渣を中圧シ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/メタ
ノール=50/1)で精製して、白色アモルファスとし
て標題化合物を得た(164mg)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 0.91(3H,d,J=7Hz) 0.97(3H,d,J=7Hz) 1.32(3H,t,J=7Hz) 1.4〜1.7(3H,m) 2.7〜2.9(2H,m) 3.1〜3.6(8H,m) 3.46(1H,d,J=2Hz) 3.66(1H,d,J=2Hz) 3.69(1H,tt,J=6,24Hz) 4.2〜4.3(2H,m) 4.87(1H,m) 4.9〜5.1(8H,m) 6.79(1H,br.d,J=9Hz) 7.2〜7.4(20H,m)
【0133】実施例18 [3−[4−[N−[(2S,3S)−3−カルボキシ
オキシラン−2−カルボニル]−L−ロイシル]−1−
ピペラジニル]−3−オキソ] プロパン−1,1−ビス
ホスホン酸テトラベンジル 化合物例(41) 実施例17の(17−5)で得た化合物(164mg ,
0.178ミリモル)と0.5N水酸化カリウム/エタ
ノール溶液(0.39mL,0.195ミリモル)を用
い、実施例1の(1−5)と同様に反応及び処理して、
白色アモルファスとして標題化合物を得た(150m
g)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 0.93(3H,d,J=7Hz) 0.96(3H,d,J=7Hz) 1.5〜1.8(3H,m) 2.80(2H,dt,J=6,16Hz) 3.2〜3.5(6H,m) 3.5〜3.6(4H,m) 3.67(1H,tt,J=6,24Hz) 4.9〜5.1(9H,m) 7.2〜7.4(20,m) 7.69(1H,br)
オキシラン−2−カルボニル]−L−ロイシル]−1−
ピペラジニル]−3−オキソ] プロパン−1,1−ビス
ホスホン酸テトラベンジル 化合物例(41) 実施例17の(17−5)で得た化合物(164mg ,
0.178ミリモル)と0.5N水酸化カリウム/エタ
ノール溶液(0.39mL,0.195ミリモル)を用
い、実施例1の(1−5)と同様に反応及び処理して、
白色アモルファスとして標題化合物を得た(150m
g)。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 0.93(3H,d,J=7Hz) 0.96(3H,d,J=7Hz) 1.5〜1.8(3H,m) 2.80(2H,dt,J=6,16Hz) 3.2〜3.5(6H,m) 3.5〜3.6(4H,m) 3.67(1H,tt,J=6,24Hz) 4.9〜5.1(9H,m) 7.2〜7.4(20,m) 7.69(1H,br)
【0134】実施例19 [3−[4−[N−[(2S,3S)−3−カルボキシ
オキシラン−2−カルボニル]−L−ロイシル]−1−
ピペラジニル]−3−オキソ] プロパン−1,1−ビス
ホスホン酸トリナトリウム 化合物例(18)のトリナトリウム塩 実施例18で得た化合物(150mg ,0.169ミリモ
ル)を実施例6と同様に接触水素添加及びナトリウム塩
化して、標題化合物を白色粉末として得た(97.0m
g)。1 H NMR(400MHz,D2 O)δ 0.94(6H,d,J=6Hz) 1.5〜1.8(3H,m) 2.68(1H,tt,J=6,24Hz) 2.8〜3.0(2H,m) 3.45(1H,d,J=2Hz) 3.59(1H,d,J=2Hz) 3.5〜3.9(8H,m) 4.89(1H,m) IR(KBr)cm-1:3415,3275,295
8,2872,1628,1470,1443,128
7,1282,1246,1169,1086,101
6,897,766,530,467
オキシラン−2−カルボニル]−L−ロイシル]−1−
ピペラジニル]−3−オキソ] プロパン−1,1−ビス
ホスホン酸トリナトリウム 化合物例(18)のトリナトリウム塩 実施例18で得た化合物(150mg ,0.169ミリモ
ル)を実施例6と同様に接触水素添加及びナトリウム塩
化して、標題化合物を白色粉末として得た(97.0m
g)。1 H NMR(400MHz,D2 O)δ 0.94(6H,d,J=6Hz) 1.5〜1.8(3H,m) 2.68(1H,tt,J=6,24Hz) 2.8〜3.0(2H,m) 3.45(1H,d,J=2Hz) 3.59(1H,d,J=2Hz) 3.5〜3.9(8H,m) 4.89(1H,m) IR(KBr)cm-1:3415,3275,295
8,2872,1628,1470,1443,128
7,1282,1246,1169,1086,101
6,897,766,530,467
【0135】実施例20 [4−[(2S,3S)−3−[(S)−3−メチル−
1−(3−メチルブチルカルバモイル)ブチルカルバモ
イル]オキシラン−2−カルボニル]オキシピペリジ
ノ]メチレンビスホスホン酸テトラベンジル 化合物例(42) (2S,3S)−3−[(S)−3−メチル−1−(3
−メチルブチルカルバモイル)ブチルカルバモイル]−
2−オキシランカルボン酸(190mg,0.605ミ
リモル)、(4−ヒドロキシピペリジノ)メチレンビス
ホスホン酸テトラベンジル(350mg,0.550ミ
リモル)、4−ジメチルアミノピリジン(14.7mg,
0.120ミリモル) 及びDCC(125mg,0.60
5ミリモル) を用い、実施例3の(3−7)と同様に反
応及び処理することにより白色アモルファスとして標題
化合物を得た(457mg) 。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 0.9〜1.0(12H,m) 1.39(2H,q,J=7Hz) 1.5〜1.9(6H,m) 2.9〜3.0(2H,m) 3.1〜3.3(4H,m) 3.40(1H,t,J=24Hz) 3.45(1H,d,J=2Hz) 3.78(1H,d,J=2Hz) 4.38(1H,m) 4.78(1H,m) 5.0〜5.1(8H,m) 6.02(1H,br) 6.91(1H,br.d,J=8Hz) 7.2〜7.4(20H,m)
1−(3−メチルブチルカルバモイル)ブチルカルバモ
イル]オキシラン−2−カルボニル]オキシピペリジ
ノ]メチレンビスホスホン酸テトラベンジル 化合物例(42) (2S,3S)−3−[(S)−3−メチル−1−(3
−メチルブチルカルバモイル)ブチルカルバモイル]−
2−オキシランカルボン酸(190mg,0.605ミ
リモル)、(4−ヒドロキシピペリジノ)メチレンビス
ホスホン酸テトラベンジル(350mg,0.550ミ
リモル)、4−ジメチルアミノピリジン(14.7mg,
0.120ミリモル) 及びDCC(125mg,0.60
5ミリモル) を用い、実施例3の(3−7)と同様に反
応及び処理することにより白色アモルファスとして標題
化合物を得た(457mg) 。1 H NMR(400MHz,CDCl3 )δ 0.9〜1.0(12H,m) 1.39(2H,q,J=7Hz) 1.5〜1.9(6H,m) 2.9〜3.0(2H,m) 3.1〜3.3(4H,m) 3.40(1H,t,J=24Hz) 3.45(1H,d,J=2Hz) 3.78(1H,d,J=2Hz) 4.38(1H,m) 4.78(1H,m) 5.0〜5.1(8H,m) 6.02(1H,br) 6.91(1H,br.d,J=8Hz) 7.2〜7.4(20H,m)
【0136】実施例21 [4−[(2S,3S)−3−[(S)−3−メチル−
1−(3−メチルブチルカルバモイル)ブチルカルバモ
イル]オキシラン−2−カルボニル]オキシピペリジ
ノ]メチレンビスホスホン酸ジナトリウム 化合物例(6)のジナトリウム塩 実施例20で得た化合物(457mg,0.490ミリ
モル)を実施例6と同様に接触水素添加及びナトリウム
塩化することにより、標題化合物を白色粉末として得た
(275mg) 。1 H NMR(400MHz,D2 O)δ 0.8〜1.0(12H,m) 1.3〜1.7(6H,m) 2.1〜2.3(4H,m) 3.1〜3.3(2H,m) 3.41(1H,t,J=17Hz) 3.6〜4.0(4H,m) 3.82(1H,br.s) 3.87(1H,br.s) 4.32(1H,m) 5.19(1H,m) IR(KBr)cm-1:3398,3304,308
8,2958,2872,1745,1653,155
1,1470,1387,1350,1282,119
8,1095,1028,987,897,540
1−(3−メチルブチルカルバモイル)ブチルカルバモ
イル]オキシラン−2−カルボニル]オキシピペリジ
ノ]メチレンビスホスホン酸ジナトリウム 化合物例(6)のジナトリウム塩 実施例20で得た化合物(457mg,0.490ミリ
モル)を実施例6と同様に接触水素添加及びナトリウム
塩化することにより、標題化合物を白色粉末として得た
(275mg) 。1 H NMR(400MHz,D2 O)δ 0.8〜1.0(12H,m) 1.3〜1.7(6H,m) 2.1〜2.3(4H,m) 3.1〜3.3(2H,m) 3.41(1H,t,J=17Hz) 3.6〜4.0(4H,m) 3.82(1H,br.s) 3.87(1H,br.s) 4.32(1H,m) 5.19(1H,m) IR(KBr)cm-1:3398,3304,308
8,2958,2872,1745,1653,155
1,1470,1387,1350,1282,119
8,1095,1028,987,897,540
【0137】実施例22 骨吸収抑制作用 生後6〜7日齢のICRマウスから頭蓋冠を無菌的に採
取し結合組織を取り除いた後、頭蓋冠を正中線に沿って
半分に切断した。一対の骨あたり1mLの培養液(modif
ied BGJbメディウム、5%非働化ウシ胎児血清を含有)
中で24時間前培養(5%CO2 、37℃)を行なっ
た。前培養後に、骨一片ずつを種々の濃度の被検化合物
を含む上記培養液0.5mLに入れ、副甲状腺ホルモン
(PTH)3×10-7M存在下72時間培養した。ま
た、被検化合物及びPTH非存在下で培養し たものを
コントロールとした。培養終了後、72時間の間に培養
上清中に遊離されたカルシウム量および骨中(6N塩酸
1mLにて溶解)のカルシウム量をオルトクレゾールフ
タレインコンプレキソン(OCPC)法を用いて測定し
た。まず、カルシウム遊離率(%)を次式に従って求め
た。
取し結合組織を取り除いた後、頭蓋冠を正中線に沿って
半分に切断した。一対の骨あたり1mLの培養液(modif
ied BGJbメディウム、5%非働化ウシ胎児血清を含有)
中で24時間前培養(5%CO2 、37℃)を行なっ
た。前培養後に、骨一片ずつを種々の濃度の被検化合物
を含む上記培養液0.5mLに入れ、副甲状腺ホルモン
(PTH)3×10-7M存在下72時間培養した。ま
た、被検化合物及びPTH非存在下で培養し たものを
コントロールとした。培養終了後、72時間の間に培養
上清中に遊離されたカルシウム量および骨中(6N塩酸
1mLにて溶解)のカルシウム量をオルトクレゾールフ
タレインコンプレキソン(OCPC)法を用いて測定し
た。まず、カルシウム遊離率(%)を次式に従って求め
た。
【0138】
【数1】
【0139】次に、被検化合物による骨吸収抑制率
(%)を次式に従って求めた。
(%)を次式に従って求めた。
【0140】
【数2】
【0141】以上の結果を下記第1表に示す。
【0142】
【表1】 第1表 ──────────────────────────────────── 被検化合物 骨吸収抑制作用(被検化合物濃度) 10-7M 10-6M 10-5M 10-4M ──────────────────────────────────── (1)のジナトリウム塩 28 20 77 120 (2)のジナトリウム塩 26 56 109 (3)のジナトリウム塩 30 57 89 (4)のジナトリウム塩 40 60 98 (12)のジナトリウム塩 54 85 (15)のトリナトリウム塩 57 77 91 (16)のジナトリウム塩 42 60 73 (17)のトリナトリウム塩 38 53 79 (18)のトリナトリウム塩 28 51 72 ────────────────────────────────────
【0143】実施例23 カテプシンL阻害作用 (23−1)ラット肝臓リソソーム分画の調製 ウイスター系雄性ラットを脱血致死させ、門脈より氷冷
した生理食塩水を注入して還流後、肝臓を摘出した。以
下の操作は4℃で行なった。はさみで細切後、5gを量
りとり、9倍量の0.25Mスクロース液を加えてホモ
ジナイズ(ポッター型テフロンホモジナイザー)した。
ホモジネートを800×gで10分間遠心分離して得た
上清を、さらに12000×gで20分間遠心分離し
た。得られた沈澱に0.25Mスクロース液25mLを
加えてホモジナイズした後、12000×gで20分間
遠心分離した。得られた沈澱に0.25Mスクロース液
10mlを加えてホモジナイズしたものをリソソーム分画
とした。この分画を0.33%トリトンX−100を含
む0.25Mスクロース液で希釈してカテプシンL活性
の測定に供した。 (23−2)カテプシンL活性の測定 340mM酢酸ナトリウム、60mM酢酸、4mMEDTA
および8mMジチオスレイトールを含む溶液(pH:5.
5)0.25mLに、リソソーム分画0.1mL、被検
化合物溶液5μLおよび蒸留水0.545mLを加えて
30℃で15分間プレインキュベートした後、基質とし
て50μMカルボベンゾキシ−L−フェニルアラニル−
L−アルギニン−4−メチルクマリル−7−アミド(Z-P
he-Arg-MCA) 溶液0.1mLを加えて反応を開始した。
30℃で20分間反応させた後、100mMモノクロル
酢酸ナトリウム、30mM酢酸ナトリウムおよび70mM
酢酸を含む溶液(pH:4.3)1mLを加えて反応を
停止した。最終溶液の蛍光強度を励起波長380nm、
蛍光波長460nmで測定した。なお、Z-Phe-Arg-MCA
は、リソソーム分画に含まれるカテプシンBによっても
分解されるため、カテプシンB特異的阻害剤であるCA
−074[村田ほか、FEBS Lett. 280,307-310(1991)
]を反応溶液に10-7M添加してカテプシンBを完全
に阻害した条件下で測定を行なった。
した生理食塩水を注入して還流後、肝臓を摘出した。以
下の操作は4℃で行なった。はさみで細切後、5gを量
りとり、9倍量の0.25Mスクロース液を加えてホモ
ジナイズ(ポッター型テフロンホモジナイザー)した。
ホモジネートを800×gで10分間遠心分離して得た
上清を、さらに12000×gで20分間遠心分離し
た。得られた沈澱に0.25Mスクロース液25mLを
加えてホモジナイズした後、12000×gで20分間
遠心分離した。得られた沈澱に0.25Mスクロース液
10mlを加えてホモジナイズしたものをリソソーム分画
とした。この分画を0.33%トリトンX−100を含
む0.25Mスクロース液で希釈してカテプシンL活性
の測定に供した。 (23−2)カテプシンL活性の測定 340mM酢酸ナトリウム、60mM酢酸、4mMEDTA
および8mMジチオスレイトールを含む溶液(pH:5.
5)0.25mLに、リソソーム分画0.1mL、被検
化合物溶液5μLおよび蒸留水0.545mLを加えて
30℃で15分間プレインキュベートした後、基質とし
て50μMカルボベンゾキシ−L−フェニルアラニル−
L−アルギニン−4−メチルクマリル−7−アミド(Z-P
he-Arg-MCA) 溶液0.1mLを加えて反応を開始した。
30℃で20分間反応させた後、100mMモノクロル
酢酸ナトリウム、30mM酢酸ナトリウムおよび70mM
酢酸を含む溶液(pH:4.3)1mLを加えて反応を
停止した。最終溶液の蛍光強度を励起波長380nm、
蛍光波長460nmで測定した。なお、Z-Phe-Arg-MCA
は、リソソーム分画に含まれるカテプシンBによっても
分解されるため、カテプシンB特異的阻害剤であるCA
−074[村田ほか、FEBS Lett. 280,307-310(1991)
]を反応溶液に10-7M添加してカテプシンBを完全
に阻害した条件下で測定を行なった。
【0144】結果を下記第2表に示す。
【0145】
【表2】 第2表 ──────────────────────────────────── 被検化合物 カテプシンL阻害 IC50(M) ──────────────────────────────────── (12)のジナトリウム塩 2.4×10-6 (15)のトリナトリウム塩 1.5×10-7 (16)のジナトリウム塩 2.5×10-8 (17)のトリナトリウム塩 5.4×10-10 (18)のトリナトリウム塩 1.9×10-8 ────────────────────────────────────
【0146】実施例24 毒性試験 150〜200mgのウィスター系ラットに本発明化合
物(前記の実施例6記載の化合物)を2週間にわたり連
日経口投与(100mg/kg)したが重篤な副作用
は、観察されなかった。
物(前記の実施例6記載の化合物)を2週間にわたり連
日経口投与(100mg/kg)したが重篤な副作用
は、観察されなかった。
Claims (15)
- 【請求項1】 エポキシコハク酸の部分構造を有し、シ
ステインプロテア−ゼ阻害活性を示すビスホスホン酸誘
導体。 - 【請求項2】 物理化学的変換あるいは生体内で代謝を
受けて、システインプロテアーゼ阻害活性を示すエポキ
シコハク酸誘導体を放出する、エポキシコハク酸の部分
構造と連結基の部分構造とを有する請求の範囲第1項に
記載のビスホスホン酸誘導体。 - 【請求項3】 エポキシコハク酸のカルボニル基が連結
基でビスホスホン酸構造に結合している請求の範囲第1
項記載のビスホスホン酸誘導体。 - 【請求項4】 下記式(I)で表わされるビスホスホン
酸誘導体またはその塩: 【化1】 上記式において、R1 は、水素原子、アルキル基または
アラルキル基であり;X1 は、−O−、−NR6 −また
は二価の複素環残基であり;A1 は、単結合あるいは右
側をN末端とするアミノ酸残基またはジペプチド残基で
あり;A2 は、単結合あるいは左側をN末端とするアミ
ノ酸残基またはジペプチド残基であり;L1 は二価の連
結基であり;そして、R2 、R3 、R4 、R5 およびR
6 は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基またはア
ラルキル基である。 - 【請求項5】 式(I)において、L1 が、−O−、−
NR7 −(R7 は、水素原子、アルキル基、またはアラ
ルキル基である)、二価の複素環残基、アルキレン基、
−CO−、フェニレン基およびそれらの組み合わせから
なる群より選ばれる二価の連結基である請求の範囲第4
項に記載のビスホスホン酸誘導体またはその塩。 - 【請求項6】 下記式(II)で表わされるビスホスホン
酸誘導体またはその塩: 【化2】 上記の式において、R21は、アルキル基またはアラルキ
ル基であり;X21は、−NR26−または二価の複素環残
基であり;A21は、単結合あるいは右側をN末端とする
アミノ酸残基またはジペプチド残基であり;A22は、単
結合あるいは左側をN末端とするアミノ酸残基であり;
L21は、−O−、−NR27−、二価の複素環残基、アル
キレン基、−CO−、フェニレン基およびそれらの組み
合わせからなる群より選ばれる二価の連結基であり;そ
して、R22、R23、R24、R25、R26およびR27は、そ
れぞれ独立に、水素原子、アルキル基またはアラルキル
基である。 - 【請求項7】 下記式(III)で表わされるビスホスホン
酸誘導体またはその塩: 【化3】 上記式において、R31は、水素原子、アルキル基または
アラルキル基であり;X31は、−O−または−NR36−
であり;A32は、単結合あるいは左側をN末端とするア
ミノ酸残基またはジペプチド残基であり;L31は、−O
−、−NR37−、二価の複素環残基、アルキレン基、−
CO−、フェニレン基及びそれらの組み合わせからなる
群より選ばれる二価の連結基であり;そしてR32、
R33、R34、R35、R36およびR37は、それぞれ独立
に、水素原子、アルキル基またはアラルキル基である。 - 【請求項8】 アミノ酸残基、またはジペプチド残基
が、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイ
シン、フェニルアラニンまたはチロシンの残基あるいは
それらの組み合わせからなる請求の範囲第4項乃至第7
項のいずれか一項に記載のビスホスホン酸誘導体または
その塩。 - 【請求項9】 L1 が、下記のL2 〜L15からなる群よ
り選ばれる請求の範囲第4項に記載のビスホスホン酸誘
導体またはその塩: L2 :−複素環残基− L3 :−複素環残基−アルキレン− L4 :−O−複素環残基− L5 :−O−アルキレン−CO−NR8 − L6 :−NR9 −アルキレン−CO−NR10− L7 :−O−アルキレン− L8 :−複素環残基−CO−アルキレン− L9 :−複素環残基−CO−O−アルキレン− L10:−複素環残基−O−CO−アルキレン− L11:−NR11−アルキレン−NR12−CO−アルキレ
ン− L12:−複素環残基−アルキレン−フェニレン−O−ア
ルキレン− L13:−複素環残基−アルキレン−フェニレン−O−C
O−アルキレン− L14:−複素環残基−アルキレン−フェニレン−O−ア
ルキレン−CO−NR13− L15:−NR14−アルキレン−O−CO−アルキレン− 上記各式において、R8 、R9 、R10、R11、R12、R
13およびR14は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル
基またはアラルキル基である。 - 【請求項10】 L21が、下記のL22〜L26からなる群
より選ばれる請求の範囲第6項に記載のビスホスホン酸
誘導体またはその塩: L22:−複素環残基− L23:−O−複素環残基− L24:−O−アルキレン−CO−NR28− L25:−NR29−アルキレン−CO−NR30− L26:−O−アルキレン− 上記各式において、R28、R29およびR30は、それぞれ
独立に、水素原子、アルキル基またはアラルキル基であ
る。 - 【請求項11】 L31が、下記のL32〜L41からなる群
より選ばれる請求の範囲第7項に記載のビスホスホン酸
誘導体またはその塩: L32:−複素環残基− L33:−複素環残基−アルキレン− L34:−複素環残基−CO−アルキレン− L35:−複素環残基−CO−O−アルキレン− L36:−複素環残基−O−CO−アルキレン− L37:−NR38−アルキレン−NR39−CO−アルキレ
ン− L38:−複素環残基−アルキレン−フェニレン−O−ア
ルキレン− L39:−複素環残基−アルキレン−フェニレン−O−C
O−アルキレン− L40:−複素環残基−アルキレン−フェニレン−O−ア
ルキレン−CO−NR40− L41:−NR41−アルキレン−O−CO−アルキレン− 上記各式において、R38、R39、R40およびR41は、そ
れぞれ、水素原子、アルキル基またはアラルキル基であ
る。 - 【請求項12】 二価の複素環残基が、ピペリジン環ま
たはピペラジン環を有する請求の範囲第4項乃至第11
項のいずれかの項に記載のビスホスホン酸誘導体または
その塩。 - 【請求項13】 エポキシコハク酸の部分構造を有し、
システインプロテア−ゼ阻害活性を示すビスホスホン酸
誘導体またはその生理学的に許容できる塩を有効成分と
して含有する骨疾患の治療薬。 - 【請求項14】 下記式(I)で表わされるビスホスホ
ン酸誘導体またはその生理学的に許容できる塩を有効成
分として含有する骨疾患の治療薬: 【化4】 上記式において、R1 は、水素原子、アルキル基または
アラルキル基であり;X1 は、−O−、−NR6 −また
は二価の複素環残基であり;A1 は、単結合あるいは右
側をN末端とするアミノ酸残基またはジペプチド残基で
あり;A2 は、単結合あるいは左側をN末端とするアミ
ノ酸残基またはジペプチド残基であり;L1 は二価の連
結基であり;そして、R2 、R3 、R4 、R5 およびR
6 は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基またはア
ラルキル基である。 - 【請求項15】 式(I)において、L1 が、−O−、
−NR7 −(ここでR7 は、水素原子、アルキル基、ま
たはアラルキル基である)、二価の複素環残基、アルキ
レン基、−CO−、フェニレン基およびそれらの組み合
わせからなる群より選ばれる二価の連結基である請求の
範囲第14項に記載のビスホスホン酸誘導体またはその
生理学的に許容できる塩を有効成分として含有する骨疾
患の治療薬。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10449896A JPH08325282A (ja) | 1995-03-31 | 1996-04-01 | ビスホスホン酸誘導体 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7-100503 | 1995-03-31 | ||
| JP10050395 | 1995-03-31 | ||
| JP10449896A JPH08325282A (ja) | 1995-03-31 | 1996-04-01 | ビスホスホン酸誘導体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08325282A true JPH08325282A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=26441515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10449896A Withdrawn JPH08325282A (ja) | 1995-03-31 | 1996-04-01 | ビスホスホン酸誘導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08325282A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999011640A1 (en) * | 1997-09-04 | 1999-03-11 | Nippon Chemiphar Co., Ltd. | Epoxysuccinamide derivatives |
-
1996
- 1996-04-01 JP JP10449896A patent/JPH08325282A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999011640A1 (en) * | 1997-09-04 | 1999-03-11 | Nippon Chemiphar Co., Ltd. | Epoxysuccinamide derivatives |
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