JPH0832581B2 - セメント組成物 - Google Patents
セメント組成物Info
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- JPH0832581B2 JPH0832581B2 JP63154504A JP15450488A JPH0832581B2 JP H0832581 B2 JPH0832581 B2 JP H0832581B2 JP 63154504 A JP63154504 A JP 63154504A JP 15450488 A JP15450488 A JP 15450488A JP H0832581 B2 JPH0832581 B2 JP H0832581B2
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- cement
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- parts
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- aggregate
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/02—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
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- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はセメント組成物,特に,ベランダやバルコニ
ーのデッキ材,集合住宅の廊下材などに用いられる床材
料を製造するのに好適なセメント組成物;およびそれを
用いたセメント成形体の製造方法に関する。
ーのデッキ材,集合住宅の廊下材などに用いられる床材
料を製造するのに好適なセメント組成物;およびそれを
用いたセメント成形体の製造方法に関する。
(従来の技術) ベランダやバルコニーのデッキ材,集合住宅の廊下材
などの床材としては比較的強度が高く防火性能を有する
石綿セメント成形板が利用されている。この成形板は,
石綿を含有するセメント組成物を用いて押出成形により
製造される。製造工程において石綿は,泥状のセメント
組成物の流動性を高め,かつ押出された未硬化の成形体
の形状維持性を高める。さらに得られる最終製品の強度
を向上させる。しかし,得られる成形体は衝撃に弱いと
いう欠点がある。さらに含有される石綿は特定化学物質
に指定されており,その発癌性が問題となっている。石
綿セメント成形体を製造するときには使用基準が設けら
れてはいるが,製造時および使用時における発塵の問題
から,現在では石綿を含有しないセメント組成物を用い
た成形体が望まれている。
などの床材としては比較的強度が高く防火性能を有する
石綿セメント成形板が利用されている。この成形板は,
石綿を含有するセメント組成物を用いて押出成形により
製造される。製造工程において石綿は,泥状のセメント
組成物の流動性を高め,かつ押出された未硬化の成形体
の形状維持性を高める。さらに得られる最終製品の強度
を向上させる。しかし,得られる成形体は衝撃に弱いと
いう欠点がある。さらに含有される石綿は特定化学物質
に指定されており,その発癌性が問題となっている。石
綿セメント成形体を製造するときには使用基準が設けら
れてはいるが,製造時および使用時における発塵の問題
から,現在では石綿を含有しないセメント組成物を用い
た成形体が望まれている。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記従来の欠点を解決するものでありその目
的とするところは,高強度と耐衝撃性とを有し,かつ有
害な石綿を含有しないセメント成形体を成形性良く製造
する方法を提供することにある。
的とするところは,高強度と耐衝撃性とを有し,かつ有
害な石綿を含有しないセメント成形体を成形性良く製造
する方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明のセメント組成物は,セメント,無機骨材,有
機繊維およびセルロース系混和剤を含有するセメント組
成物であって,該無機骨材が,(A)フライアッシュお
よび球形珪酸カルシウムから選択される粒径1〜100μ
mの球形骨材と,(B)マイクロシリカ,シリカヒュー
ム,天然ポゾラン,珪藻土,シリカフラワー,エアロジ
ルから選択される0.01〜0.5μmの超微粒子骨材とから
なる,(A)/(B)=99/1〜80/20の重量比で構成さ
れ,且つセメント100重量部に対し5〜100重量部含有さ
れ,上記有機繊維がセメント100重量部に対し0.2〜10重
量部含有されており,そのことにより上記目的が達成さ
れる。
機繊維およびセルロース系混和剤を含有するセメント組
成物であって,該無機骨材が,(A)フライアッシュお
よび球形珪酸カルシウムから選択される粒径1〜100μ
mの球形骨材と,(B)マイクロシリカ,シリカヒュー
ム,天然ポゾラン,珪藻土,シリカフラワー,エアロジ
ルから選択される0.01〜0.5μmの超微粒子骨材とから
なる,(A)/(B)=99/1〜80/20の重量比で構成さ
れ,且つセメント100重量部に対し5〜100重量部含有さ
れ,上記有機繊維がセメント100重量部に対し0.2〜10重
量部含有されており,そのことにより上記目的が達成さ
れる。
本発明に用いられるセメント組成物に含有されるセメ
ントとしては,ポルトランドセメント,高炉セメント,
アルミナセメントなど公知のセメントがいずれも使用さ
れ得る。
ントとしては,ポルトランドセメント,高炉セメント,
アルミナセメントなど公知のセメントがいずれも使用さ
れ得る。
セメント組成物に含有される無機骨材は粒径が1〜10
0μmの球形骨材を主成分とし,さらに粒径0.01〜1μ
mの超微粒子骨材が含有される。無機骨材のうち球形骨
材としては,フライアッシュ(石炭火力発電所の集塵器
で採取される微粉炭燃焼灰),球形ケイ酸カルシウム
(シリコンメタル,フェロシリコンなどの製造時に副生
する)から選択される。超微粒子骨材としては,上記粒
径を有する無機質粒子であって,後述の成形工程におい
て細密充填構造を形成し得,かつ硬化工程においてポゾ
ラン反応を起こすような粒子が用いられる。そのような
超微粒子骨材としては,マイクロシリカ,シリカヒュー
ム(いずれもフェロシリコンの製造時に副生する);天
然ポゾラン,珪藻土,シリカフラワー,エアロジルから
選択される。無機骨材は,セメント組成物中に上記セメ
ント100重量部あたり5〜100重量部の割合で含有され,
該無機骨材中に上記超微粒子骨材が1〜20重量%の割合
で含有される。無機骨材の組成物全体に占める割合が低
いと成形性に劣り,過剰であると得られる成形体の強度
が低下する。さらに上記超微粒子骨材が過少であると得
られる成形体の空隙が大きくなるため,強度が低下す
る。逆に過剰であると押出成形に適した流動性を確保す
るために混水量が増大し,強度が低下する。
0μmの球形骨材を主成分とし,さらに粒径0.01〜1μ
mの超微粒子骨材が含有される。無機骨材のうち球形骨
材としては,フライアッシュ(石炭火力発電所の集塵器
で採取される微粉炭燃焼灰),球形ケイ酸カルシウム
(シリコンメタル,フェロシリコンなどの製造時に副生
する)から選択される。超微粒子骨材としては,上記粒
径を有する無機質粒子であって,後述の成形工程におい
て細密充填構造を形成し得,かつ硬化工程においてポゾ
ラン反応を起こすような粒子が用いられる。そのような
超微粒子骨材としては,マイクロシリカ,シリカヒュー
ム(いずれもフェロシリコンの製造時に副生する);天
然ポゾラン,珪藻土,シリカフラワー,エアロジルから
選択される。無機骨材は,セメント組成物中に上記セメ
ント100重量部あたり5〜100重量部の割合で含有され,
該無機骨材中に上記超微粒子骨材が1〜20重量%の割合
で含有される。無機骨材の組成物全体に占める割合が低
いと成形性に劣り,過剰であると得られる成形体の強度
が低下する。さらに上記超微粒子骨材が過少であると得
られる成形体の空隙が大きくなるため,強度が低下す
る。逆に過剰であると押出成形に適した流動性を確保す
るために混水量が増大し,強度が低下する。
有機繊維は,得られる成形体の曲げ強度および衝撃強
度を向上させるのに用いられる。有機繊維の素材として
は,ビニロン,ポリプロピレン,ポリエチレン,アクリ
ル系樹脂,アラミド,ポリエステル,カーボンなど耐ア
ルカリ性の素材が好適である。有機繊維の直径は1〜10
0μm,繊維長は3〜20mmが適当である。この有機繊維は
セメント100重量部に対し0.2〜10重量部の割合で組成物
中に含有される。有機繊維が過少であると得られる成形
体の強度が低下する。過剰であると組成物の各材料を混
合したときの分散性が悪く,その結果,得られる成形体
の強度が低下する。
度を向上させるのに用いられる。有機繊維の素材として
は,ビニロン,ポリプロピレン,ポリエチレン,アクリ
ル系樹脂,アラミド,ポリエステル,カーボンなど耐ア
ルカリ性の素材が好適である。有機繊維の直径は1〜10
0μm,繊維長は3〜20mmが適当である。この有機繊維は
セメント100重量部に対し0.2〜10重量部の割合で組成物
中に含有される。有機繊維が過少であると得られる成形
体の強度が低下する。過剰であると組成物の各材料を混
合したときの分散性が悪く,その結果,得られる成形体
の強度が低下する。
セルロース系混和剤は,組成物を押出成形するときに
ある程度の粘度を付与し,流動性を改善する目的で用い
られる。セルロース系混和剤としては,メチルセルロー
ス,ヒドロキシエチルセルロースなどが好適に用いられ
る。このセルロース系混和剤は,セメント100重量部に
対し,0.1〜10重量部,好ましくは0.5〜5重量部の割合
で組成物中に含有される。過少であると組成物を混和し
たときの粘度が低いため,逆に過剰であると粘度が高い
ため,いずれも成形性に劣る。
ある程度の粘度を付与し,流動性を改善する目的で用い
られる。セルロース系混和剤としては,メチルセルロー
ス,ヒドロキシエチルセルロースなどが好適に用いられ
る。このセルロース系混和剤は,セメント100重量部に
対し,0.1〜10重量部,好ましくは0.5〜5重量部の割合
で組成物中に含有される。過少であると組成物を混和し
たときの粘度が低いため,逆に過剰であると粘度が高い
ため,いずれも成形性に劣る。
本発明方法によりセメント成形体を製造するには、従
来のセメント押出成形と同様の工程が採用され得る。例
えばまず,上記セメント,無機骨材,有機繊維およびセ
ルロース系混和剤をドライブレンドする。これに適量の
水を加えて湿式ブレンドを行い,次いで混練機を用いて
充分に混練を行う。得られる可塑性の混練物を所望の金
型を有する押出成形機に導き,加圧下で押出し成形を行
う。押出された所望の形状を有する成形体は,所定の条
件下(例えば温度40〜60℃,湿度90〜100%)で4〜48
時間にわたり放置(養生)することにより硬化する。上
記,ブレンド工程,混練工程および押出成形工程には,
いずれも汎用の設備が用いられ得る。
来のセメント押出成形と同様の工程が採用され得る。例
えばまず,上記セメント,無機骨材,有機繊維およびセ
ルロース系混和剤をドライブレンドする。これに適量の
水を加えて湿式ブレンドを行い,次いで混練機を用いて
充分に混練を行う。得られる可塑性の混練物を所望の金
型を有する押出成形機に導き,加圧下で押出し成形を行
う。押出された所望の形状を有する成形体は,所定の条
件下(例えば温度40〜60℃,湿度90〜100%)で4〜48
時間にわたり放置(養生)することにより硬化する。上
記,ブレンド工程,混練工程および押出成形工程には,
いずれも汎用の設備が用いられ得る。
(作用) 本発明方法により上記セメント組成物を押出成形する
と,押出機内においては混練物は充分な流動性を有し,
流速が均一となりかつ押出された未硬化の成形体は硬化
が進行するまで充分な保形性を有する。このような良好
な性質は,セメント組成物中の無機骨材のうち球形骨
材が加圧下においてベアリングの効果を示すこと;およ
び超微粒子骨材が含有されるため混練物は揺変性(チ
キソトロピー)を有し,加圧下においては流動性が良好
であり,押出後においては保形性が充分であること;に
主として起因すると考えられる。混練物はセルロース系
混和剤を含有するため,適当な粘度が付与される。複雑
な異形断面形状を有する金型により成形が行われる場合
にも,脱水工程を必要とせず,容易に成形が行われる。
押出された未硬化の成形体は保形性が良好であり硬化す
るまでに変形することがない。得られた硬化成形体には
有機繊維が含まれているため,該成形体は充分な強度と
耐衝撃性とを有する。このような成形体は住宅の床材な
どに好適に利用される。
と,押出機内においては混練物は充分な流動性を有し,
流速が均一となりかつ押出された未硬化の成形体は硬化
が進行するまで充分な保形性を有する。このような良好
な性質は,セメント組成物中の無機骨材のうち球形骨
材が加圧下においてベアリングの効果を示すこと;およ
び超微粒子骨材が含有されるため混練物は揺変性(チ
キソトロピー)を有し,加圧下においては流動性が良好
であり,押出後においては保形性が充分であること;に
主として起因すると考えられる。混練物はセルロース系
混和剤を含有するため,適当な粘度が付与される。複雑
な異形断面形状を有する金型により成形が行われる場合
にも,脱水工程を必要とせず,容易に成形が行われる。
押出された未硬化の成形体は保形性が良好であり硬化す
るまでに変形することがない。得られた硬化成形体には
有機繊維が含まれているため,該成形体は充分な強度と
耐衝撃性とを有する。このような成形体は住宅の床材な
どに好適に利用される。
本発明によれば,このように,従来の石綿繊維を使用
することなく床材に適した高強度のセメント成形体が容
易に製造される。石綿繊維を使用しないため,製造工程
および使用時において石綿の発塵による発癌の危険性が
ない。
することなく床材に適した高強度のセメント成形体が容
易に製造される。石綿繊維を使用しないため,製造工程
および使用時において石綿の発塵による発癌の危険性が
ない。
(実施例) 以下に本発明を実施例につき説明する。
実施例1 (A) 可塑性混練物の調製: 上記処方のセメント組成物の水以外の各成分をミキサ
ー(アイリッヒミキサー;日本アイリッヒ社製)に入れ
1000rpmで2分間混合した。これに水を加え,800rpmで約
1分間混合した後,オーガー式混練機(MP-100型;宮崎
鉄工社製)で充分に混練して可塑性混練物を得た。
ー(アイリッヒミキサー;日本アイリッヒ社製)に入れ
1000rpmで2分間混合した。これに水を加え,800rpmで約
1分間混合した後,オーガー式混練機(MP-100型;宮崎
鉄工社製)で充分に混練して可塑性混練物を得た。
(B)−1 平板セメント成形体の調製:(A)項で得
られた混練物を,平板試作用金型(開口部巾250mm×厚
さ15mm)が取り付けられた真空押出成形機(MV-FM−A
−1;宮崎鉄工社製)のホッパーに供給し,押出し成形に
より巾250mm,厚さ15mm,長さ50cmの平板サンプルの調製
を行った。このときの押出圧力と単位時間あたりの押出
量とを測定した。押出圧力は,押出機のバレルから金型
へ至る抵抗部の圧力をブルドン管圧力ゲージで測定し
た。単位時間あたりの押出量は,金型先端部から押出さ
れる平板サンプルの60秒間に吐出された長さ(cm/min)
を測定し,次式により算出した。
られた混練物を,平板試作用金型(開口部巾250mm×厚
さ15mm)が取り付けられた真空押出成形機(MV-FM−A
−1;宮崎鉄工社製)のホッパーに供給し,押出し成形に
より巾250mm,厚さ15mm,長さ50cmの平板サンプルの調製
を行った。このときの押出圧力と単位時間あたりの押出
量とを測定した。押出圧力は,押出機のバレルから金型
へ至る抵抗部の圧力をブルドン管圧力ゲージで測定し
た。単位時間あたりの押出量は,金型先端部から押出さ
れる平板サンプルの60秒間に吐出された長さ(cm/min)
を測定し,次式により算出した。
T:単位時間あたりの押出量(l/hr) α:金型出口の断面積(cm2) β:押出された平板サンプルの長さ(cm/分) 上記未硬化の成形体を5時間,室温で放置(前置き)
した後,50℃,RH95%以上の雰囲気下で12時間保持(1次
養生)し,さらに20℃の水中へ約4週間浸漬した。
した後,50℃,RH95%以上の雰囲気下で12時間保持(1次
養生)し,さらに20℃の水中へ約4週間浸漬した。
(B)−2 断面Ω状成形体の調製:第1図(a)に示
すように断面台形状の突条部11aが長手方向に沿って配
設された内型11および該突条部の上部が嵌合する凹溝部
12aが長手方向に沿って配設された外型12を有する金型
を準備した。この内型11の突条部の上面の幅方向寸法は
7cm,底面の幅方向寸法は9cm,そして高さは5cmである。
外型12の凹溝部の開口部の幅方向寸法は11.5cm,内奥部
の幅方向寸法は9.5cm,そして深さは5cmである。別に
(B)−1項と同様の方法で押出成形にて未硬化の長板
状セメント成形体(25cm×1.5cm×35cm)を得た。この
未硬化の長板状セメント成形体3を第1図(a)に示す
ように,内型11の突条部を挟んで対向配設された一対の
支持板21,22上に幅方向の各側部を載置し,第1図
(b)に示すように,内型11と外型12とでプレス(圧力
10kg/cm2,10秒間)し,第1図(c)に示す断面Ω状の
未硬化成形体30を得た。この未硬化成形体を(B)−1
項に準じて硬化させ,第2図(a)および(b)に示す
ように,上方へ突出する凹部を有する硬化成形体31を得
た。
すように断面台形状の突条部11aが長手方向に沿って配
設された内型11および該突条部の上部が嵌合する凹溝部
12aが長手方向に沿って配設された外型12を有する金型
を準備した。この内型11の突条部の上面の幅方向寸法は
7cm,底面の幅方向寸法は9cm,そして高さは5cmである。
外型12の凹溝部の開口部の幅方向寸法は11.5cm,内奥部
の幅方向寸法は9.5cm,そして深さは5cmである。別に
(B)−1項と同様の方法で押出成形にて未硬化の長板
状セメント成形体(25cm×1.5cm×35cm)を得た。この
未硬化の長板状セメント成形体3を第1図(a)に示す
ように,内型11の突条部を挟んで対向配設された一対の
支持板21,22上に幅方向の各側部を載置し,第1図
(b)に示すように,内型11と外型12とでプレス(圧力
10kg/cm2,10秒間)し,第1図(c)に示す断面Ω状の
未硬化成形体30を得た。この未硬化成形体を(B)−1
項に準じて硬化させ,第2図(a)および(b)に示す
ように,上方へ突出する凹部を有する硬化成形体31を得
た。
(C)−1 成形体の性能評価:(B)−1項で得られ
た浸漬後のサンプルを巾25mm,長さ240mmに切断(押出方
向に対し直角に切断)し,105℃のギヤーオーブンに入れ
て約48時間乾燥後,室温まで放冷した。このサンプルを
200mmの間隔で支持し,その中央部にオートグラフ(島
津製作所製)を用い,2.5mm/分の曲げ速度で力を加えて
曲げ強度を測定した(曲げ強度試験)。別に,浸漬後の
サンプルを巾250mm,長さ250mmに切断(押出方向に対し
直角に切断)し,上記と同様にオーブン処理を行った。
このサンプルを平坦な川砂上に載置し,その中央部に1k
gの鋼球を2mの高さから落下させサンプルに異常が認め
られるか否かを観察した(衝撃強度試験)。各試験の結
果を下表に示す。
た浸漬後のサンプルを巾25mm,長さ240mmに切断(押出方
向に対し直角に切断)し,105℃のギヤーオーブンに入れ
て約48時間乾燥後,室温まで放冷した。このサンプルを
200mmの間隔で支持し,その中央部にオートグラフ(島
津製作所製)を用い,2.5mm/分の曲げ速度で力を加えて
曲げ強度を測定した(曲げ強度試験)。別に,浸漬後の
サンプルを巾250mm,長さ250mmに切断(押出方向に対し
直角に切断)し,上記と同様にオーブン処理を行った。
このサンプルを平坦な川砂上に載置し,その中央部に1k
gの鋼球を2mの高さから落下させサンプルに異常が認め
られるか否かを観察した(衝撃強度試験)。各試験の結
果を下表に示す。
(C)−2 成形体の性能評価:(B)−2項で得られ
た硬化後の成形体31を長手方向と直角に30cmの長さに切
断し,凹部の深さX(第2図(b)に示す)をノギスで
測定した。その結果を下表に示す。
た硬化後の成形体31を長手方向と直角に30cmの長さに切
断し,凹部の深さX(第2図(b)に示す)をノギスで
測定した。その結果を下表に示す。
実施例2 フライアッシュの量を30重量部とし,マイクロシリカ
の量を5重量部とし,そして,水の量を32重量部とした
こと以外は実施例1と同様である。その結果を下表に示
す。以下,実施例3〜4および比較例1〜2の結果もあ
わせて下表に示す。
の量を5重量部とし,そして,水の量を32重量部とした
こと以外は実施例1と同様である。その結果を下表に示
す。以下,実施例3〜4および比較例1〜2の結果もあ
わせて下表に示す。
実施例3 マイクロシリカの量を5重量部とし,そして水の量を
35重量部とし,さらに補強繊維としてポリプロピレン繊
維(直径43μm,長さ10mm)1重量部を使用したこと以外
は実施例1と同様である。
35重量部とし,さらに補強繊維としてポリプロピレン繊
維(直径43μm,長さ10mm)1重量部を使用したこと以外
は実施例1と同様である。
実施例4 マイクロシリカの量を2重量部とし,水の量を38重量
部とし,さらにポリプロピレン繊維1重量部を使用した
こと以外は実施例1と同様である。
部とし,さらにポリプロピレン繊維1重量部を使用した
こと以外は実施例1と同様である。
比較例1 マイクロシリカを使用しなかったこと以外は実施例1
と同様である。
と同様である。
比較例2 フライアッシュを使用せず,マイクロシリカの量を50
重量部とし,そして水の量を35重量部としたこと以外は
実施例1と同様に押出成形を試みた。しかし,押出機内
で発熱して固化し,金型部分で詰まり,成形が不能であ
った。
重量部とし,そして水の量を35重量部としたこと以外は
実施例1と同様に押出成形を試みた。しかし,押出機内
で発熱して固化し,金型部分で詰まり,成形が不能であ
った。
表から,本発明の組成物を用いると,セメント成形体
が押出成形により成形性よく得られることがわかる。得
られた未硬化の成形体は形状維持性に優れ,かつ硬化し
て得られる成形体は曲げ強度および耐衝撃性に優れる。
水和のため長期間水に浸漬しても変形することがない。
が押出成形により成形性よく得られることがわかる。得
られた未硬化の成形体は形状維持性に優れ,かつ硬化し
て得られる成形体は曲げ強度および耐衝撃性に優れる。
水和のため長期間水に浸漬しても変形することがない。
(発明の効果) 本発明により,このように,高強度で耐衝撃性に優れ
たセメント成形体が,押出成形により成形性よく高効率
で得られる。このようなセメント成形体は,例えば集合
住宅のデッキ材,廊下材などの床材として好適に用いら
れる。石綿が含有されていないため,製造工程において
も使用時においても石綿の発塵による発癌の危険性がな
い。
たセメント成形体が,押出成形により成形性よく高効率
で得られる。このようなセメント成形体は,例えば集合
住宅のデッキ材,廊下材などの床材として好適に用いら
れる。石綿が含有されていないため,製造工程において
も使用時においても石綿の発塵による発癌の危険性がな
い。
第1図(a)〜(c)は,本発明を用いて押出成形によ
り得られる未硬化長板状セメント成形体をプレス加工す
る工程の一例を示す説明図,そして第2図(a)および
(b)は該プレス加工により得られた断面Ω状のセメン
ト成形体の斜視図および断面図である。 3……未硬化長板状セメント成形体,30……断面Ω状セ
メント成形体。
り得られる未硬化長板状セメント成形体をプレス加工す
る工程の一例を示す説明図,そして第2図(a)および
(b)は該プレス加工により得られた断面Ω状のセメン
ト成形体の斜視図および断面図である。 3……未硬化長板状セメント成形体,30……断面Ω状セ
メント成形体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 16/06 Z 18/08 B 24/38 A
Claims (1)
- 【請求項1】セメント,無機骨材,有機繊維およびセル
ロース系混和剤を含有するセメント組成物であって,該
無機骨材が,(A)フライアッシュおよび球形珪酸カル
シウムから選択される粒径1〜100μmの球形骨材と,
(B)マイクロシリカ,シリカヒューム,天然ポゾラ
ン,珪藻土,シリカフラワー,エアロジルから選択され
る0.01〜0.5μmの超微粒子骨材とからなる,(A)/
(B)=99/1〜80/20の重量比で構成され,且つセメン
ト100重量部に対し5〜100重量部含有され,上記有機繊
維がセメント100重量部に対し0.2〜10重量部含有されて
いることを特徴とするセメント組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63154504A JPH0832581B2 (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | セメント組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63154504A JPH0832581B2 (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | セメント組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01320241A JPH01320241A (ja) | 1989-12-26 |
| JPH0832581B2 true JPH0832581B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=15585688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63154504A Expired - Fee Related JPH0832581B2 (ja) | 1988-06-22 | 1988-06-22 | セメント組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0832581B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0780695B2 (ja) * | 1990-03-12 | 1995-08-30 | 秩父小野田株式会社 | 水硬性セメント |
| MX9301379A (es) * | 1993-03-12 | 1994-06-30 | Fernandez Garcia Carlos J | Composicion de cemento para modelar. |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5930664A (ja) * | 1982-08-10 | 1984-02-18 | Matsushita Electric Works Ltd | 研削装置のドレツシング方法 |
| JPS5988355A (ja) * | 1982-11-12 | 1984-05-22 | 東北電力株式会社 | 超高強度セメント硬化体の製造方法 |
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| JPS60191047A (ja) * | 1984-03-13 | 1985-09-28 | 松下電工株式会社 | セメント軽量硬化体の製法 |
| JPS61174159A (ja) * | 1985-01-25 | 1986-08-05 | 松下電工株式会社 | セメント系成形材料 |
| JPS63123851A (ja) * | 1986-11-11 | 1988-05-27 | フクビ化学工業株式会社 | 押出成形用セメント組成物 |
-
1988
- 1988-06-22 JP JP63154504A patent/JPH0832581B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01320241A (ja) | 1989-12-26 |
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