JPH08325854A - ポット紡績機、ポット紡績機の運転法及びポット紡績するための方法 - Google Patents
ポット紡績機、ポット紡績機の運転法及びポット紡績するための方法Info
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- JPH08325854A JPH08325854A JP8135005A JP13500596A JPH08325854A JP H08325854 A JPH08325854 A JP H08325854A JP 8135005 A JP8135005 A JP 8135005A JP 13500596 A JP13500596 A JP 13500596A JP H08325854 A JPH08325854 A JP H08325854A
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Abstract
ポット(9)と、各紡績ポット(9)に配属された、回
転する糸ガイド(5)とを有するポット紡績機を改良し
て、既に紡績された糸ケーク若しくは遠心分離器内の内
容物を、糸切れの場合においても、さらに処理するため
に使用することができるようにする。 【解決手段】 糸17の搬送経路に、糸切れを検知する
糸センサ4が配属されており、該糸センサ4が、巻き返
しスリーブ11を巻き返し位置に移動させるための手段
19に接続されている。
Description
って、紡績時及び巻き返し時に回転する複数の紡績ポッ
トと、各紡績ポットに配属された、回転する糸ガイドと
を有しており、該糸ガイドに、紡績しようとするスライ
バがドラフト装置から供給され、前記糸ガイドが、紡績
された糸を、糸ガイドの開口部を介して、紡績ポット内
に形成された糸ケークに引き渡すようになっており、糸
ケークが、紡績過程の終了時に、紡績中にあらかじめ、
巻き返し位置から間隔を保って開口部において準備され
た巻き返しスリーブに巻き付けられるようになっている
形式のものに関する。また本発明はこのポット紡績の運
転法に関する。
ており、従ってポット又は遠心式紡績機と呼ぶ。このよ
うな形式の紡績機は、両端部がほぼ同じ大きさの開口を
備えている管状のポット或いは、紡績された糸を取り出
すための開口部を下側で備えている、懸架されたポット
を有しているか、又は紡績された糸を取り出すための開
口部が上側に存在する、定置のポットを有している。こ
のような形式の紡績機は、ドイツ連邦共和国特許公開第
4108929号明細書に開示されている。さらにま
た、ポット内で糸ケークが完成されてから、まず糸ガイ
ドがポットから引き出され、次いで巻き返し過程を開始
するためにスリーブがポットに差し込まれるポット紡績
機も公知である(スイス国特許第360004号明細書
参照)。また、円筒形の、上方及び下方が開放している
紡績ポットを備えたポット紡績機も公知である。この紡
績ポットの上側の開口部を通って、紡績時に糸ガイドが
導入され、また紡績ポットの下側の開口部を通って、巻
き返しを行うための相応の巻き取りスリーブ(巻管)が
挿入されるようになっている(ドイツ連邦共和国特許公
開第4324039号明細書参照)。さらに、巻き返し
スリーブが紡績中にあらかじめ、糸ガイド若しくは糸ガ
イド管に同軸的に準備保持されれる、ポット紡績機も公
知である。この紡績機の紡績ポットは、定置の又は円筒
形で中央部が開放している紡績ポットである(旧東ドイ
ツ特許第21834号明細書、ドイツ連邦共和国特許公
開第4324039号明細書参照)。
えたポット紡績機も公知である。このようなポットは、
両端部でほぼ同じ大きさの開口部を備えた、いわゆる管
形遠心分離器である。このような紡績ポットは、ドイツ
連邦共和国特許公開第4324039号明細書に開示さ
れていて、磁石式に軸受されている。ドイツ連邦共和国
特許公開第4324039号明細書によれば、管状の紡
績ポットにおいても、前記旧東ドイツ特許第21834
号明細書における定置の紡績ポットと同様に、巻き返し
スリーブ(この巻き返しスリーブに糸ケークが巻き付け
られる)は、紡績中に既に、糸ガイドの管の開口部の上
側に配置されていて、この位置で、下降しないように固
定されている。この準備位置において、スリーブは、回
転する糸ケークに接触しない。
ットの上側又は下側に準備保持されていて、場合によっ
ては糸脚の経路内にずらされるようになっている。この
巻き返しスリーブの送り運動が、正しい時期に行われな
いと、切れた糸端部が、ポット内で糸ケークの内周壁に
沿って滑動し、公知の装置では、いずれにしても自動的
にはもはや処理することはできない。巻き返しは、比較
的高価な手段によって、一般的には手動で、外部から開
始されるようになっている(スイス国特許第34834
6号明細書又はドイツ連邦共和国特許第842916号
明細書参照)。
0号明細書には、糸の発生箇所の非常に近くに配置され
ていて、糸の存在だけでなく、糸の整然とした運動をも
センサする、光学式の糸検知器について記載されてい
る。有利にはリング紡績機に使用されている、この公知
の糸検知器は、例えば、所属のドラフト装置に続いて、
スピンドルの上側に形成されバルーニング(膨らみ)の
根本に配置される。糸センサは、糸切れの際に保護手段
(後続する処理箇所を遮断するようにして)を開始させ
るために設けられている。
めに巻き返しスリーブがポット内にもたらされる。これ
に関連して従来では、糸ガイドの開口部から供給される
糸脚を、巻き返しスリーブの長手方向端部に設けられた
溝によって捕まえることが知られている(アメリカ合衆
国特許第802161号明細書、第2頁、第58行/第
59行参照)。また、糸切れの際に手によって(スイス
国特許第348346号明細書、第1頁、第18ff行参
照)又は、旋回機構を介して(ドイツ連邦共和国特許第
842916号明細書、第4頁、第13行〜第23行参
照)、糸ケークの内側の糸層を捕まえて、巻き返し過程
を開始する、機械的な手段も公知である。
のようなすべての公知に装置においては、糸層は部分的
に雑然と巻き返しスリーブに巻き付けられる。このよう
な雑然とした糸層によって、後の巻き付けプロセスにお
ける著しい不都合が生じることになる。つまり、このよ
うな糸層は、一般的にスリーブから繰り出すことができ
ない。これによって、付加的な故障が生じ、スリーブを
特別に掃除しなければならなくなる。
0181号明細書には、管状の巻取りスリーブについて
記載されている。この巻取りスリーブは、完全に円筒形
であって、その長手方向の一端部の外周面に周方向で糸
掴みスリットを有しており、この糸掴みスリットには糸
保持部材が配属されている。これと同様の回転する糸掴
みスリットは、同様に円筒形の巻取りスリーブのため
の、ドイツ連邦共和国特許公開第2717189号明細
書に開示されている。この公知の装置においては、糸掴
みスリットは、端面側の縁部に設けることもできる(第
7頁第4段参照)。円筒形の巻取りスリーブの一方の長
手方向端部に糸緊締部材が組み込まれている糸掴みスリ
ットは、ヨーロッパ公開特許第0524545号明細書
に開示されている。これらすべての公知の糸掴みスリッ
トは、1つの糸だけを掴んで、保持することができ、こ
の糸は、負荷を受けてほぼ半径方向でそれぞれのスリッ
ト内に押しつけられるようになっている。
ら出発して、本発明の課題は、ポット紡績機において、
既に紡績された糸ケーク若しくは遠心分離器内の内容物
を、糸切れの場合においても、さらに処理するために使
用することができるようにすることである。
明によれば、糸の搬送経路に、糸切れを検知する糸セン
サが配属されており、該糸センサが、巻き返しスリーブ
を巻き返し位置に移動させるための手段に接続されてい
る。本発明の別の構成要件は請求項2以下に記載されて
いる。
は、紡績過程中の糸切れが糸センサによって検知される
と、巻き返しスリーブが巻き返し位置に直ちにもたらさ
れ、この場合、有利には切れた糸端部が同時に緊締され
るようになっているので、ポット内に既に形成された糸
ケークは、巻き返しスリーブに直ちに巻き返される。本
発明によれば、切れた糸端部が糸ガイド開口部を通過す
る前に、巻き返しスリーブをその巻き返し位置にもたら
すことができる。このような形式で、糸切れの場合にお
いても、ポット内容物を巻き返し、糸端部を糸ケークに
巻き付けることができる。
側のその準備位置で、糸ガイドの管上に下降しないよう
に係止されていれば、巻き返しを開始するためには、係
止を解除するだけでよく、これによって巻き返しスリー
ブは糸ガイドの開口部を越えて下降してくる。これに対
して巻き返しスリーブが紡績過程中に糸ガイド管の開口
部の下側に配置されていれば(例えば懸架式の又は管状
の紡績ポットにおいて)、巻き返しスリーブが充分迅速
に糸ガイド開口部を越えて上方に押しやられると、巻き
返し過程が、本発明に従って糸切れが検知された時に同
様に直ちに開始される。いづれの場合でも、糸切れの検
知から糸端部を糸ガイドの開口部から出すまでの時間が
非常に短く、しかも巻き返しのために糸端部を捕まえる
のに充分である時間を提供するためには、糸ガイド開口
部に向けられたスリーブ端部は、開口部のできるだけ近
くに準備維持されなければならない。このような理由に
より、スリーブ端部は、糸ケークの巻取り過程が直ちに
不都合な影響を受けない程度に、糸ガイド開口部の近く
に位置決めされている。
号に基づいて、巻き返しスリーブが糸ガイド開口部を越
えて送られるだけでなく、切れた糸端部も緊締される。
つまり糸端部は、糸ガイド管の領域内に又は巻き返しス
リーブの送られた端部で保持されるので、位置を変える
ことなくさらに回転するポットは、このポット内に含ま
れた糸ケークを強制的にスリーブに巻き返さなければな
らない。
端部が糸ガイド管の開口部を通過する前に、巻き返し位
置にもたらされるようになっている。このために必要な
時間は一瞬であるので、糸センサが糸ガイド開口部から
できるだけ離れた位置にあれば有利である。有利には、
前方接続されたドラフト装置の付近、つまり糸走行方向
で見て三角形の紡出部の後の位置である。三角形の紡出
部は、糸ガイド開口部から比較的遠い位置にあるだけで
なく、特に扱いにく領域にある。何故ならば、ポット紡
績機の紡績過程中における糸切れは、もっぱら三角形の
紡出部の領域内で生じるからである。従って、三角形の
紡出部の下側、有利にはそれに続く糸ガイド管の入口の
手前に配置された糸センサは、糸切れを次のように丁度
よい時に検知することができる。つまり、糸端部が糸ガ
イド管の開口部を通るかなり前の時点で、巻き返しスリ
ーブが巻き返し位置にもたらされ、まだ回転している糸
脚が、スリーブ基部の溝又は緊締装置に固定されるよう
な、丁度よい時に、糸センサが糸切れを検知することが
できる。
内で、早期に検知することによって、所属の非常処置を
開始するために充分な時間が確保される。この非常処置
には、紡績ポットの上側若しくは下側に準備された巻き
返しスリーブをその準備位置から巻き返し位置にもたら
す迅速な昇降作業及び挿入作業が含まれている。スリー
ブを落下させる作業はスリーブを持ち上げる作業よりも
エネルギー論的に好都合であるので、巻き返しスリーブ
を、糸ガイドの管の(上側にある)位置で準備すると有
利である。
ーブは磁石によって固定される。この懸架された巻き返
しスリーブの解放は非常に迅速に行うことができるの
で、巻き返し過程は、糸ケーク形成の最後においてだけ
ではなく、糸切れ時又はその他の紡績過程の中断時にお
いても殆ど瞬間的に開始することができる。また同様に
迅速に、糸ガイド開口部の下側で準備された巻き返しス
リーブを準備位置から巻き返し位置に、例えばばね力に
よって上昇させることができる。
の準備位置において、本発明の別の構成要件によれば、
糸センサによって、糸切れを丁度よい時に検知し、次い
で巻き返しスリーブを直接解放するだけでなく、スリー
ブ係止装置を、巻き返しスリーブの解放と、有利には同
じ運動によって同時に、糸ガイド管を通ってガイドされ
る糸端部を緊締するようにして、特別な利点を伴って構
成されている。つまり、同じ機構、例えば糸センサによ
って起動される調節磁石が、一方の位置において巻き返
しスリーブを準備位置に係止し、他方の位置において、
糸ガイドの管を通って滑動する糸端部を緊締するように
なっている。
過程は、糸切れ後で、糸ガイド開口部と糸ケークとの間
に回転する糸脚がもはや存在しない時にも開始されるよ
うになっている。つまり、巻き返し過程は、紡績遠心分
離器内若しくは紡績ポット内に蓄えられた繊維材料全体
が巻き返しスリーブに整然と巻き付けられ、次いでこの
巻き返しスリーブから再び損失なしに繰り出されるよう
に開始される。
ように、巻き返し過程を開始させるために、もはや存在
していない、通常の運転時には糸ガイド管の開口部と紡
績された糸ケークとの間に半径方向に延びる糸脚の代わ
りに、別の糸部材、例えば、半径方向に延びる巻き付け
経路を既に通過して、糸ケークの内壁に既に緩く当てつ
けられている別の糸部材を使用すれば有利である。この
場合、糸切れ等の後に、正確な円形ではなく、部分的に
弦状に糸ケークに当てつけられる糸端部が、ポットのほ
ぼ半径方向平面内で、つまりボビン及びひいては所属の
ボビンサポートのほぼ外周部に沿って延びていて、これ
が巻き返し過程を開始させるために使用されるようにな
っている。
スリーブは、少なくともその長手方向端部で、半径方向
に突き出る皿状の拡張部を有しており、この拡張部は、
糸ケークの内径部に殆ど接触しそうな程度近くに配置さ
れた、ばね部材によって部分的に覆われた糸掴み溝を備
えている。これによって、巻き返し過程を開始するため
に設けられた弦状の糸部分(ほぼボビンサポートの平面
内で若しくは周方向に対してほぼ平行に延びる)を保持
することができる。
み溝は、公知なように整然と保持されず、整然とした繰
り出しを行うことができなかった。それぞれの糸の弦状
の部分は、つまり(糸掴み手段の半径方向平面内で)緩
く及び負荷なしで糸ケークの内周面に当接する。公知の
糸掴み手段は、糸の弦状の部分が、これがまったく接触
せず、緩く糸掴み溝を通ってガイドされるように設計さ
れている。
機能上の組み合わせ、つまり、ボビンサポートの最大可
能な半径と、サポート縁部に設けられた糸掴み溝と、糸
掴み溝のばねとは、個別の特徴では期待できなかった総
合的な結果が得られる。
糸部分を確実に捕まえることができるように、糸掴み溝
が糸ケークの内径のできるだけ近くに配置されていれば
有利である。皿状の拡張部(ボビンサポート)がその軸
方向の外周面で、ばね部材の受容部に向かって内方に形
成されていて、軸方向の外側から測定された、糸直径と
同じかこれよりも大きい間隔を保って、ばね部材が糸掴
み溝を部分的に覆っている。ばね部材としては有利には
スナップリングが使用されている。
ケークが、紡績ポット内で糸切れの場合においても、糸
ケークにおいて糸端部を探し出すことなしに、自動的に
整然と巻き返すことができる。糸センサとしては、例え
ば光学式又は容量式に作業する一般的な形式の装置が使
用される。光学式の糸掴みセンサ又は糸検出器は、例え
ばドイツ連邦共和国特許公開第2621900号明細書
に記載されている。
から糸ケークに延びる糸脚を掴むことができない場合
は、請求項12に記載した方法によって、弦状の糸部分
として、糸ケークの内周面に周方向で当てつけられる糸
端部が、巻き返し過程を開始するために使用される。
示した実施例について説明する。
示されている、最後のフィードローラ対によって概略的
に示されたドラフト装置1内で延伸されたスライバ2
は、ドラフト装置1に続く三角形の紡出部3は、回転す
る紡績ポット9の作用下で一本の糸17にまとめられ
て、この領域内に配置された糸センサ4を介して管状の
糸ガイド5の入口に達する。糸ガイド5の開口部6にぶ
つかる糸17は、紡績ポット9の内壁8に当てつけら
れ、ここで糸ケーク10を形成する。紡績過程中に、糸
ガイド5に(同軸的に)、その開口部6の上方に間隔を
保って巻き返しスリーブ11が配置されており、該巻き
返しスリーブ11は、巻き返しを開始するために、糸ガ
イド5の開口部6を越えて下方に下降される(一点鎖線
で示された位置12参照)。
ケーク10が完成されることによって、他方では、例え
ば糸切れによって紡績過程が中断されることによって、
開始される。場合によって巻き返しスリーブ11は、一
点鎖線で示された巻き返し位置12に、糸ガイド5の開
口部6を越えて下降せしめられるので、糸17の回転す
る糸脚7は、有利には適当な緊締又は保持装置を有して
いるスリーブ足部によって捕まえられて、糸ケーク10
が自動的に若しくは強制的に、さらに回転される紡績ポ
ット9において巻き返しスリーブ11に巻き付けられる
ように固定される。
次いで、紡績ポット9の下側で適当な高さ位置に準備さ
れた、ピン14及びディスク15を有するキャディー1
3上に引き取られる。矢印方向16で下降された後、巻
き上げられた巻き返しスリーブ11は、キャディー13
と一緒にさらに処理されるために搬出され、これに対し
て別のキャディー(図示せず)と共に、新たな(空の)
スリーブが搬入されてきて、糸ガイド5の準備位置で固
定される。
サ4は、糸ガイド5の領域内に取り付けられた係止手段
19に、巻き返しスリーブ11を解除する信号を与え
る。これによって係止手段19はトリガーされて巻き返
しスリーブ11は下方に落下し、巻き返し過程が開始さ
れる。巻き返し過程を開始するためには、回転する糸脚
7が糸ガイドの開口部6と糸ケーク10との間で、糸端
部をスリーブで捕まえて固定するのに充分である所定の
応力を有していれば有利である。このために充分な応力
は、場合によっては、糸端部が相応に長いことによって
得られる。しかしながら、糸端部が保持又は捕まえら
れ、例えば緊締された時に、巻き返しが開始されると特
に有利である。
れている。この係止手段は、同時に、巻き返しスリーブ
11をその準備位置において糸ガイド5の管で保持し、
糸切れの場合に係止手段を切り換えることによって糸1
7(この場合糸端部)を糸ガイド5の通路18内で緊締
するのに適している。このために、図2に示した電磁石
(係止手段19)が負荷され、この電磁石は、ピン又は
これと類似のものを、実線で示された位置20において
スリーブ11がその準備位置で係止され、一点鎖線で概
略的に示された位置21で糸端部17を糸ガイド5の通
路18内で緊締するように、スライドさせる。つまり、
電磁石(係止手段19)は、その巻線22に給電するこ
とによって、糸センサ4から供給された信号に基づいて
位置20から位置21に切り換えられる。切換中に、巻
き返しスリーブ11はその巻き返し位置に滑動する。こ
の巻き返し位置は、有利な形式でばね力によって付勢さ
れるストッパ23によって与えられる。ストッパ23は
同様に、電磁石式の駆動装置24を有しているので、ス
トッパ23は引き戻され、ひいては巻き返しスリーブ1
1を解放することができる。
であるポット紡績機の紡績部が示されている。
方から導入される。
深くもたらすために、紡績過程中に既に準備維持される
ようになっているポット紡績機においては、巻き返しス
リーブは、糸切れの際に、紡績ポット内に形成された糸
ケークがまだ整然と巻き付けられる丁度よい時期に巻き
返し位置にもたらされるようにしなければならない。本
発明によれば、糸切れは、糸センサによって検知され
る。この糸センサは、糸切れの際に、巻き返しスリーブ
を巻き返し位置に瞬間的に挿入し、糸端部を緊締するた
めの信号を発信する。
紡績機の紡績部は、軸受25内で軸26を中心にして回
転する紡績ポット9を有している。この場合、軸受の形
式は重要ではないが、例えば1つのモータによって駆動
される紡績ポットを軸受けするために磁石式軸受が設け
られている。
置(例えばドラフト装置1)が組み込まれており、この
ドラフト装置1にスライバ2が供給される。回転する紡
績ポット9の作用下にある糸17は、軸方向で可動に支
承された糸ガイド5としての管を介して紡績ポット9内
に達し、糸ケーク10を形成しながら紡績遠心分離器の
内壁27に当てつけられる。
スリーブ11が固定されている。この場合、巻き返しス
リーブ11は係止手段19によって固定されており、こ
の係止手段は、所定に制御可能で、巻き返しスリーブ1
1を巻き返し位置(図示せず)にずらすことを可能にす
る。
返しスリーブ11は、少なくとも糸掴み溝30を有して
いる。皿状の拡張部28の内部は次のように形成されて
いる。つまり、糸掴み溝30を部分的に覆うばね部材3
4が、下縁部35から間隔aを保って設けられるように
形成されている。間隔aは、有利には、掴もうとする糸
の直径よりも大きいか又はこれと同じでなければならな
い。ばね部材34は、有利にはスナップリング又はこれ
と類似のものとして構成されている。
と、糸ガイド開口部から出てくる糸端部は、一般的に滑
らかではなく、弦状糸部分36,37の形状で糸ケーク
10に当てつけられる。弦状糸部分36又は37として
糸ケーク10に当てつけられる糸部分が、巻き返しスリ
ーブ11の皿状の拡張部28の領域内に達すると、この
糸端部は、この領域内に配置された、ばね部材34を備
えた本発明による糸掴み溝30を有する糸掴み装置によ
って捕まえられて、糸部分を前もって緊張させる必要な
しに、ばね部材34によって緊締される。つまり、紡績
ポットはこの時点で回転しているので、巻き返し過程が
自動的に開始される。紡績ポット内に集められた糸ケー
ク10全体は、巻き返しスリーブ11に整然と巻き取ら
れ、後でこの巻き返しスリーブから損失なしに巻き戻す
ことができる。
(b)は別の実施例による紡績部の鉛直断面図である。
を示す部分的な鉛直断面図である。
紡績部の鉛直断面図である。
た図である。
出部、 4 糸センサ、 5 糸ガイド、 6 開口
部、 7 糸脚、 8 内壁、 9 紡績ポット、 1
0 糸ケーク、 11 巻き返しスリーブ、 12 巻
き返し位置、 13 キャディー、 14 ピン、 1
5 ディスク、 16 矢印方向、 17糸、 18
通路、 19 係止手段、 20,21 位置、 22
巻線、23 ストッパ、 24 駆動装置、 25
軸受、 26 軸、 27 内壁、28 拡張部、29
受容部、 30 糸掴み溝、 34 ばね部材、 3
5 下縁部、 36,37 弦状糸部分
Claims (11)
- 【請求項1】 ポット紡績機であって、紡績時及び巻き
返し時に回転する複数の紡績ポット(9)と、各紡績ポ
ット(9)に配属された、回転する糸ガイド(5)とを
有しており、該糸ガイド(5)に、紡績しようとするス
ライバ(2)がドラフト装置(1)から供給され、前記
糸ガイド(5)が、紡績された糸(17)を、糸ガイド
(5)の開口部(6)を介して、紡績ポット(9)内に
形成された糸ケーク(10)に引き渡すようになってお
り、糸ケーク(10)が、紡績過程の終了時に、紡績中
にあらかじめ、巻き返し位置から間隔を保って開口部に
おいて準備された巻き返しスリーブ(11)に巻き付け
られるようになっている形式のものにおいて、 糸(17)の搬送経路に、糸切れを検知する糸センサ
(4)が配属されており、該糸センサ(4)が、巻き返
しスリーブ(11)を巻き返し位置に移動させるための
手段(19)に接続されていることを特徴とする、ポッ
ト紡績機。 - 【請求項2】 糸センサ(4)によって起動された前記
手段(19)によって、切れた糸端部が緊締されるよう
になっている、請求項1記載のポット紡績機。 - 【請求項3】 糸センサ(4)が、ドラフト装置(1)
に接続された三角形の紡出部(3)のできるだけ近くに
配置されている、請求項2記載のポット紡績機。 - 【請求項4】 巻き返しスリーブ(11)を所定の準備
位置で固定し、巻き返しスリーブ(11)を解放すると
同時に糸ガイド(5)の通路(18)を通るスライバを
緊締する係止手段(19)が配置されている、請求項1
から3までのいづれか1項記載のポット紡績機。 - 【請求項5】 糸端部を掴むための溝、緊締装置又はこ
れと類似の保持手段が、巻き返しを開始するために、管
として構成された糸ガイド(5)の開口部(6)を越え
て移動するスリーブ端部に設けられている、請求項1か
ら4までのいづれか1項記載のポット紡績機。 - 【請求項6】 巻き返しスリーブ(11)が、少なくと
も一方の長手方向端部で、半径方向の突出する皿状の拡
張部(28)を有しており、該拡張部(28)が、糸ケ
ークの内径にほぼ接触する程度に、この糸ケークの内径
近くに配置された糸掴み及び緊締手段を備えている、請
求項1記載のポット紡績機。 - 【請求項7】 糸掴み及び緊締手段として糸掴み溝
(3)が設けられており、該糸掴み溝(30)の内側が
部分的にばね部材(34)によって覆われている、請求
項6記載のポット紡績機。 - 【請求項8】 皿状の拡張部(28)内にばね部材(3
4)のための受容部(29)が形成されており、該受容
部(29)の軸方向外側の下縁部(35)から測定し
た、糸直径と同じかこれよりも大きい間隔(a)を保っ
て、ばね部材(34)が糸掴み溝(3)を部分的に覆っ
ている、請求項7記載のポット紡績機。 - 【請求項9】 ばね部材(34)がスナップリングとし
て構成されている、請求項8記載のポット紡績機。 - 【請求項10】 紡績及び巻き返し時に回転する複数の
紡績ポット(9)と、各紡績ポット(9)に配属され
た、回転する糸ガイド(5)とを有しており、該糸ガイ
ド(5)に、紡績しようとするスライバ(2)がドラフ
ト装置(1)から供給され、前記糸ガイド(5)が、紡
績された糸(17)を、糸ガイド(5)の開口部(6)
を介して、紡績ポット(9)内に形成された糸ケーク
(10)に引き渡すようになっており、糸ケーク(1
0)が、紡績過程の終了時に、紡績中にあらかじめ、巻
き返し位置から間隔を保って開口部において準備された
巻き返しスリーブ(11)に巻き付けられるようになっ
ている形式の、請求項1から5までのいづれか1項記載
のポット紡績機の運転法において、 紡績過程中に生じる糸切れを検知し、次いで巻き返しス
リーブ(11)を、管として構成された糸ガイド(5)
の開口部(6)を越えて巻き返し位置にもたらすと同時
に、糸ガイド(5)内で切れた糸端部を緊締することを
特徴とする、ポット紡績機の運転法。 - 【請求項11】 紡績時に回転する多数の紡績ポット
と、各紡績ポットに配属された、紡績しようとするスラ
イバを開口部から供給する糸ガイドとを備え、回転する
ポット内周面に形成された糸ケークを、紡績過程終了後
に又は糸切れ時に巻き返しスリーブに巻き返すようにな
っている紡績機でポット紡績するための方法において、 糸ケーク(10)の内周面にほぼ周方向で当てつけられ
る弦状糸部分(36,37)としての糸端部を、巻き返
し過程開始のために使用することを特徴とする、ポット
紡績するための方法。
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