JPH08325931A - ポリエステル/セルロース/スパンデックス混織物及びその製造方法 - Google Patents
ポリエステル/セルロース/スパンデックス混織物及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH08325931A JPH08325931A JP7159933A JP15993395A JPH08325931A JP H08325931 A JPH08325931 A JP H08325931A JP 7159933 A JP7159933 A JP 7159933A JP 15993395 A JP15993395 A JP 15993395A JP H08325931 A JPH08325931 A JP H08325931A
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- JP
- Japan
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- polyester
- spandex
- cellulose
- fabric
- producing
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- Pending
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- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 地厚感及びハード感を減少させた、風合いの
ソフトなポリエステル/セルロース/スパンデックス混
織物及びその製造方法を提供する。 【構成】 減量率3〜30%に糸細りしたポリエステル
を含有するポリエステル/セルロース/スパンデックス
混織物、及びアルカリ薬剤を使用してポリエステルは減
量するが、スパンデックスは減量しない条件下でポリエ
ステル/セルロース/スパンデックス混織物を減量加工
することにより、ポリエステル/セルロース/スパンデ
ックス混織物の風合いをソフトにするポリエステル/セ
ルロース/スパンデックス混織物の製造方法。
ソフトなポリエステル/セルロース/スパンデックス混
織物及びその製造方法を提供する。 【構成】 減量率3〜30%に糸細りしたポリエステル
を含有するポリエステル/セルロース/スパンデックス
混織物、及びアルカリ薬剤を使用してポリエステルは減
量するが、スパンデックスは減量しない条件下でポリエ
ステル/セルロース/スパンデックス混織物を減量加工
することにより、ポリエステル/セルロース/スパンデ
ックス混織物の風合いをソフトにするポリエステル/セ
ルロース/スパンデックス混織物の製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリエステル/セルロー
ス/スパンデックス混織物のアルカリ減量加工品に関
し、さらに詳しくはポリエステル/セルロース/スパン
デックス混織物をアルカリ薬剤(例えば苛性ソーダ)を
用いてポリエステルの一部を加水分解することによって
減量し、織物の経緯糸の交差点をルーズにすることによ
り風合いをソフト化した、衣料用に適したポリエステル
/セルロース/スパンデックス混織物及びその製造方法
に関するものである。
ス/スパンデックス混織物のアルカリ減量加工品に関
し、さらに詳しくはポリエステル/セルロース/スパン
デックス混織物をアルカリ薬剤(例えば苛性ソーダ)を
用いてポリエステルの一部を加水分解することによって
減量し、織物の経緯糸の交差点をルーズにすることによ
り風合いをソフト化した、衣料用に適したポリエステル
/セルロース/スパンデックス混織物及びその製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スパンデックスを使用したストレッチ織
物は、伸縮性のある加工糸を緯糸として用い、生機から
の染色加工工程における収縮を見込んで製織時の幅を広
くして、染色加工工程で十分に収縮させて製造される。
従って伸縮性繊維を使用していない織物に比べて収縮が
製品の伸張性に必要な分だけ大きなことから、地厚感が
増加し、ハードな風合いとなっていた。そのため、用途
によっては不満な面が残されていた。
物は、伸縮性のある加工糸を緯糸として用い、生機から
の染色加工工程における収縮を見込んで製織時の幅を広
くして、染色加工工程で十分に収縮させて製造される。
従って伸縮性繊維を使用していない織物に比べて収縮が
製品の伸張性に必要な分だけ大きなことから、地厚感が
増加し、ハードな風合いとなっていた。そのため、用途
によっては不満な面が残されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の現状に鑑み創案されたものであり、その目的とする
ところは地厚感及びハード感を減少させた、風合いのソ
フトな、ポリエステル/セルロース/スパンデックス混
織物及びその製造方法を提供することにある。
術の現状に鑑み創案されたものであり、その目的とする
ところは地厚感及びハード感を減少させた、風合いのソ
フトな、ポリエステル/セルロース/スパンデックス混
織物及びその製造方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は減量率3
〜30%に糸細りしたポリエステルを含有するポリエス
テル/セルロース/スパンデックス混織物である。ま
た、本発明はアルカリ薬剤を使用してポリエステルは減
量するが、スパンデックスは減量しない条件下でポリエ
ステル/セルロース/スパンデックス混織物を減量加工
することにより、ポリエステル/セルロース/スパンデ
ックス混織物の風合いをソフトにするポリエステル/セ
ルロース/スパンデックス混織物の製造方法である。
〜30%に糸細りしたポリエステルを含有するポリエス
テル/セルロース/スパンデックス混織物である。ま
た、本発明はアルカリ薬剤を使用してポリエステルは減
量するが、スパンデックスは減量しない条件下でポリエ
ステル/セルロース/スパンデックス混織物を減量加工
することにより、ポリエステル/セルロース/スパンデ
ックス混織物の風合いをソフトにするポリエステル/セ
ルロース/スパンデックス混織物の製造方法である。
【0005】本発明は上記のようにポリエステル/セル
ロース/スパンデックス混織物のうち、ポリエステルを
減量加工処理した点に最大の特徴を有する。ここでポリ
エステルは減量するが、スパンデックスは減量しない条
件とは、ポリエステルがアルカリ加水分解可能なアルカ
リ性下、80〜105°の温度でポリエステルの減量率
が3〜30%になる条件であり、スパンデックスの物性
がほとんど変化しない条件をいう。ポリエステルの減量
加工はその表面をアルカリ薬剤で加水分解させ、繊維本
来の剛直感をなくし、さらに減量化に伴う糸細りで織物
組織そのものをルーズにしてドレープ性のある絹様の風
合いを付与することにあり、これにより上記三者混織物
の地厚感及びハード感が大幅に減少する。このように先
細りしたポリエステルの効果で混織物の風合いがソフト
になるが、先細りしたポリエステルはスパンデックスの
近傍に存在することが弾発性で、かつよりソフトな風合
いを与える点で好ましい。
ロース/スパンデックス混織物のうち、ポリエステルを
減量加工処理した点に最大の特徴を有する。ここでポリ
エステルは減量するが、スパンデックスは減量しない条
件とは、ポリエステルがアルカリ加水分解可能なアルカ
リ性下、80〜105°の温度でポリエステルの減量率
が3〜30%になる条件であり、スパンデックスの物性
がほとんど変化しない条件をいう。ポリエステルの減量
加工はその表面をアルカリ薬剤で加水分解させ、繊維本
来の剛直感をなくし、さらに減量化に伴う糸細りで織物
組織そのものをルーズにしてドレープ性のある絹様の風
合いを付与することにあり、これにより上記三者混織物
の地厚感及びハード感が大幅に減少する。このように先
細りしたポリエステルの効果で混織物の風合いがソフト
になるが、先細りしたポリエステルはスパンデックスの
近傍に存在することが弾発性で、かつよりソフトな風合
いを与える点で好ましい。
【0006】かかる加工処理に使用されるアルカリ薬剤
としては、ポリエステルをアルカリ加水分解できるもの
であればいずれも使用できるが、一般的には苛性ソー
ダ、苛性カリ等である。また繊維の減量率はその効果性
から少なくとも3%は必要であり、好ましくは5%以
上、さらに好ましくは10%以上である。但し、過度の
減量は織物の強度を低下させるため通常30%までの範
囲に留められる。
としては、ポリエステルをアルカリ加水分解できるもの
であればいずれも使用できるが、一般的には苛性ソー
ダ、苛性カリ等である。また繊維の減量率はその効果性
から少なくとも3%は必要であり、好ましくは5%以
上、さらに好ましくは10%以上である。但し、過度の
減量は織物の強度を低下させるため通常30%までの範
囲に留められる。
【0007】なお、上記三者混織物において、セルロー
スは例えば綿、麻、レーヨン、ポリノジック等であり、
スパンデックスは高伸縮性繊維、即ちポリウレタン繊維
である。三者混織物の混用の形態は混紡、混繊、交織
等、特に限定されないが、スパンデックスが芯糸でポリ
エステルとセルロースが鞘糸になった複合糸を用いた織
物が好ましい。この織物の場合、減量加工によりポリエ
ステルが糸細りしてスパンデックスをおおい、織組織が
ルーズになることとスパンデックス糸の弾性が生かされ
て独特のソフトな風合いになる。
スは例えば綿、麻、レーヨン、ポリノジック等であり、
スパンデックスは高伸縮性繊維、即ちポリウレタン繊維
である。三者混織物の混用の形態は混紡、混繊、交織
等、特に限定されないが、スパンデックスが芯糸でポリ
エステルとセルロースが鞘糸になった複合糸を用いた織
物が好ましい。この織物の場合、減量加工によりポリエ
ステルが糸細りしてスパンデックスをおおい、織組織が
ルーズになることとスパンデックス糸の弾性が生かされ
て独特のソフトな風合いになる。
【0008】次に本発明のポリエステル/セルロース/
スパンデックスの三者混織物のアルカリ減量加工処理の
具体例を示す。
スパンデックスの三者混織物のアルカリ減量加工処理の
具体例を示す。
【0009】(具体例1)ポリエステル/セルロース/
スパンデックスの三者混織物に対して短繊維織物に関す
る一般的な前処理、毛焼−糊抜き−精練−漂白を行った
後に、求める風合いに合わせた適当な濃度の苛性ソーダ
溶液を使用して98℃〜100℃の温度で任意の時間、
液流染色機を用いて処理する。必要によって、この後あ
るいは前記の毛焼の前に、シルケット加工を行う。処理
完了後、洗浄乾燥する。
スパンデックスの三者混織物に対して短繊維織物に関す
る一般的な前処理、毛焼−糊抜き−精練−漂白を行った
後に、求める風合いに合わせた適当な濃度の苛性ソーダ
溶液を使用して98℃〜100℃の温度で任意の時間、
液流染色機を用いて処理する。必要によって、この後あ
るいは前記の毛焼の前に、シルケット加工を行う。処理
完了後、洗浄乾燥する。
【0010】(具体例2)ポリエステル/セルロース/
スパンデックスの三者混織物に対して短繊維織物に関す
る一般的な前処理、毛焼−糊抜き−精練−漂白を行った
後に、求める風合いに合わせた適当な濃度の苛性ソーダ
溶液を使用して布地をパッド−圧搾後、巻き上げて不透
湿性シートで包囲した後、適当な時間、室温で放置す
る。処理完了後、洗浄乾燥する。
スパンデックスの三者混織物に対して短繊維織物に関す
る一般的な前処理、毛焼−糊抜き−精練−漂白を行った
後に、求める風合いに合わせた適当な濃度の苛性ソーダ
溶液を使用して布地をパッド−圧搾後、巻き上げて不透
湿性シートで包囲した後、適当な時間、室温で放置す
る。処理完了後、洗浄乾燥する。
【0011】
【実施例】本発明を以下の実施例等により説明するが、
本発明の範囲はこれらに限定されるものではない。
本発明の範囲はこれらに限定されるものではない。
【0012】実施例1 経糸にポリエステル/綿混34番手双糸を、緯糸に14
0dスパンデックスを使用してドラフト4.5で芯糸と
し、鞘糸としてポリエステル65%/綿35%のコアス
パンヤーンを使用した緯ストレッチのアウター用基布を
製織した。仕上げ密度は経108本、緯64本であり、
混率がポリエステル61.5%、綿33.5%、スパン
デックス5.0%の構成からなるツイル組織とした。こ
れを、前記具体例1に従って、スパンデックスの物性に
殆ど影響を及ぼさない100℃前後の温度で10g/l
の苛性ソーダ溶液を用いて60分処理した後、水洗中和
し、再度水洗し、分散染料でポリエステルを、反応染料
で綿サイドを染色し、規格の性量に仕上げた織物生地を
作成した。
0dスパンデックスを使用してドラフト4.5で芯糸と
し、鞘糸としてポリエステル65%/綿35%のコアス
パンヤーンを使用した緯ストレッチのアウター用基布を
製織した。仕上げ密度は経108本、緯64本であり、
混率がポリエステル61.5%、綿33.5%、スパン
デックス5.0%の構成からなるツイル組織とした。こ
れを、前記具体例1に従って、スパンデックスの物性に
殆ど影響を及ぼさない100℃前後の温度で10g/l
の苛性ソーダ溶液を用いて60分処理した後、水洗中和
し、再度水洗し、分散染料でポリエステルを、反応染料
で綿サイドを染色し、規格の性量に仕上げた織物生地を
作成した。
【0013】実施例2 苛性ソーダ濃度を30g/lに変更した以外は、実施例
1と同様にして織物生地を作成した。
1と同様にして織物生地を作成した。
【0014】実施例3 苛性ソーダ濃度を50g/lに変更した以外は実施例1
と同様にして織物生地を作成した。
と同様にして織物生地を作成した。
【0015】比較例 苛性ソーダの処理をしない以外は実施例1と同様にして
織物生地を作成した。
織物生地を作成した。
【0016】上記の実施例1〜3及び比較例について、
カンチレバー法(JIS1096A法)による剛軟性、
触手による官能評価(風合い評価)//(○:風合いが良
い,△:風合いが普通,×:風合いが劣る)、及び減量
率を測定した。なお、減量率(%)は減量前の生地10
0gを取り、減量加工する生地に縫いつけて実質減量率
を測定した(但し、予備テストで条件設定している)。
これらの測定結果を表1に示す。
カンチレバー法(JIS1096A法)による剛軟性、
触手による官能評価(風合い評価)//(○:風合いが良
い,△:風合いが普通,×:風合いが劣る)、及び減量
率を測定した。なお、減量率(%)は減量前の生地10
0gを取り、減量加工する生地に縫いつけて実質減量率
を測定した(但し、予備テストで条件設定している)。
これらの測定結果を表1に示す。
【0017】
【0018】表1から明らかなように、アルカリ減量加
工を増すにつれて、繊維のハード感が減少し風合いが良
くなることがわかる。これはポリエステルが表面から加
水分解してポリエステルデニールが細化し、そのため、
織物の経糸、緯糸の交差点の間隙が増加して手などで圧
縮した場合の経糸緯糸の動きに関する自由度が向上しハ
ード感が減少したためである。本発明の方法により、ポ
リエステル/セルロース/スパンデックス混織物の風合
いがある程度自由に調整できるため、使用する糸の番
手、組織の制限が緩和され、広範囲の用途の織物の生産
が可能となる。
工を増すにつれて、繊維のハード感が減少し風合いが良
くなることがわかる。これはポリエステルが表面から加
水分解してポリエステルデニールが細化し、そのため、
織物の経糸、緯糸の交差点の間隙が増加して手などで圧
縮した場合の経糸緯糸の動きに関する自由度が向上しハ
ード感が減少したためである。本発明の方法により、ポ
リエステル/セルロース/スパンデックス混織物の風合
いがある程度自由に調整できるため、使用する糸の番
手、組織の制限が緩和され、広範囲の用途の織物の生産
が可能となる。
Claims (2)
- 【請求項1】 減量率3〜30%に糸細りしたポリエス
テルを含有するポリエステル/セルロース/スパンデッ
クス混織物。 - 【請求項2】 アルカリ薬剤を使用してポリエステルは
減量するが、スパンデックスは減量しない条件下でポリ
エステル/セルロース/スパンデックス混織物を減量加
工することにより、ポリエステル/セルロース/スパン
デックス混織物の風合いをソフトにするポリエステル/
セルロース/スパンデックス混織物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7159933A JPH08325931A (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | ポリエステル/セルロース/スパンデックス混織物及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7159933A JPH08325931A (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | ポリエステル/セルロース/スパンデックス混織物及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08325931A true JPH08325931A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15704330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7159933A Pending JPH08325931A (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | ポリエステル/セルロース/スパンデックス混織物及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08325931A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100464781B1 (ko) * | 1998-03-26 | 2005-04-06 | 주식회사 새 한 | 스판덱스를 함유한 셀룰로스 섬유의 형태안정 가공방법 |
| KR100457678B1 (ko) * | 1997-08-11 | 2005-06-16 | 주식회사 휴비스 | 치수안정성이 우수한 소모조 신축성 직물의 제조방법 |
-
1995
- 1995-06-02 JP JP7159933A patent/JPH08325931A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100457678B1 (ko) * | 1997-08-11 | 2005-06-16 | 주식회사 휴비스 | 치수안정성이 우수한 소모조 신축성 직물의 제조방법 |
| KR100464781B1 (ko) * | 1998-03-26 | 2005-04-06 | 주식회사 새 한 | 스판덱스를 함유한 셀룰로스 섬유의 형태안정 가공방법 |
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