JPH08326878A - アンチバックラッシュ付ギヤ装置 - Google Patents
アンチバックラッシュ付ギヤ装置Info
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- JPH08326878A JPH08326878A JP13761995A JP13761995A JPH08326878A JP H08326878 A JPH08326878 A JP H08326878A JP 13761995 A JP13761995 A JP 13761995A JP 13761995 A JP13761995 A JP 13761995A JP H08326878 A JPH08326878 A JP H08326878A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 トルク伝達が損なわれず、時間遅れが小さ
く、正転、逆転の両方に使用できるようにする。 【構成】 第1ギヤ3及び補助ギヤ4はギヤ駆動部9に
より各々別々に回転駆動されると共に、同時に第2ギヤ
5に噛合してそれを回転駆動する。第1ギヤ3及び補助
ギヤ4の各々の歯が第2ギヤ5の歯に与える回転方向の
力FaとFbに小さな差が設定される。第1ギヤ及び補
助ギヤの半径Ra,Rbが等しく、ギヤ比が同じである
場合には、各々のギヤを駆動するモータのトルクTa≒
RaFa,Tb≒RbFaに小さな差がつけられる。モ
ータ2,8の駆動電流対トルク特性がほぼ等しい場合に
は、各々の駆動電流Ia,Ibに差をつければよい。モ
ータ駆動電圧Eとその修正電圧δとを加算または減算し
てE+δ及びE−δを得、各々をモータ駆動増幅器1
1,12にそれぞれ入力して、対応するモータ駆動電流
Ia,Ibを得ることができる。
く、正転、逆転の両方に使用できるようにする。 【構成】 第1ギヤ3及び補助ギヤ4はギヤ駆動部9に
より各々別々に回転駆動されると共に、同時に第2ギヤ
5に噛合してそれを回転駆動する。第1ギヤ3及び補助
ギヤ4の各々の歯が第2ギヤ5の歯に与える回転方向の
力FaとFbに小さな差が設定される。第1ギヤ及び補
助ギヤの半径Ra,Rbが等しく、ギヤ比が同じである
場合には、各々のギヤを駆動するモータのトルクTa≒
RaFa,Tb≒RbFaに小さな差がつけられる。モ
ータ2,8の駆動電流対トルク特性がほぼ等しい場合に
は、各々の駆動電流Ia,Ibに差をつければよい。モ
ータ駆動電圧Eとその修正電圧δとを加算または減算し
てE+δ及びE−δを得、各々をモータ駆動増幅器1
1,12にそれぞれ入力して、対応するモータ駆動電流
Ia,Ibを得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、動力を伝達するギヤ
間のバックラッシュ、つまりギヤ間の遊びの低減化(ア
ンチバックラッシュ特性の付与)に関する。
間のバックラッシュ、つまりギヤ間の遊びの低減化(ア
ンチバックラッシュ特性の付与)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアンチバックラッシュ特性をもた
せたギヤ装置1は図2に示すように、ギヤ駆動部として
のモータ2と、そのモータ軸2aに直結されて回転駆動
される第1ギヤ3と、その第1ギヤ3に同軸心で並列に
取付けられ、外形とギヤ比が第1ギヤ3に等しい補助ギ
ヤ4と、第1ギヤ3及び補助ギヤ4により回転駆動され
る第2ギヤ5とにより構成される。
せたギヤ装置1は図2に示すように、ギヤ駆動部として
のモータ2と、そのモータ軸2aに直結されて回転駆動
される第1ギヤ3と、その第1ギヤ3に同軸心で並列に
取付けられ、外形とギヤ比が第1ギヤ3に等しい補助ギ
ヤ4と、第1ギヤ3及び補助ギヤ4により回転駆動され
る第2ギヤ5とにより構成される。
【0003】第1ギヤ3はモータ軸2aに嵌合固定され
るが、補助ギヤ4はモータ軸2aの周りにスリップ自在
に嵌合される。第1ギヤ3及び補助ギヤ4は同じ外形で
あり、モータ軸2aに対して互いに対称で同形の長孔3
a,3bまたは4a,4bが形成される。長孔3a,3
bと長孔4a,4bとは互いに重なる位置に設けられ
る。図2において、長孔3aの左端と長孔4aの右端と
の間にコイルばね6が架張され、同様に長孔3bの右端
と長孔4bの左端との間にコイルばね7が架張される。
これにより補助ギヤ4はモータ軸2aを中心として、図
において左回り方向に偏倚され、長孔4a,4bの位置
が長孔3a,3bの位置より僅かにずらされている。ま
た補助ギヤ4の外周の歯4cは、図2cに拡大して示す
ように第1ギヤの歯3cの左側に僅かに偏倚される。第
2ギヤの歯5cは第1ギヤ1と補助ギヤ4の歯間の共通
の凹部と噛合し、コイルばね6,7の偏倚力によって、
歯3cと4cとの間に押さえつけられ、第1ギヤ3と補
助ギヤ4との組合せ構造と、第2ギヤ5との間の遊びが
なくなり、つまりアンチバックラッシュ特性をもって、
第1ギヤ3の図において矢印8で示す右方向(正転方向
とする)に第2ギヤ5を正常に回転させることができ
る。
るが、補助ギヤ4はモータ軸2aの周りにスリップ自在
に嵌合される。第1ギヤ3及び補助ギヤ4は同じ外形で
あり、モータ軸2aに対して互いに対称で同形の長孔3
a,3bまたは4a,4bが形成される。長孔3a,3
bと長孔4a,4bとは互いに重なる位置に設けられ
る。図2において、長孔3aの左端と長孔4aの右端と
の間にコイルばね6が架張され、同様に長孔3bの右端
と長孔4bの左端との間にコイルばね7が架張される。
これにより補助ギヤ4はモータ軸2aを中心として、図
において左回り方向に偏倚され、長孔4a,4bの位置
が長孔3a,3bの位置より僅かにずらされている。ま
た補助ギヤ4の外周の歯4cは、図2cに拡大して示す
ように第1ギヤの歯3cの左側に僅かに偏倚される。第
2ギヤの歯5cは第1ギヤ1と補助ギヤ4の歯間の共通
の凹部と噛合し、コイルばね6,7の偏倚力によって、
歯3cと4cとの間に押さえつけられ、第1ギヤ3と補
助ギヤ4との組合せ構造と、第2ギヤ5との間の遊びが
なくなり、つまりアンチバックラッシュ特性をもって、
第1ギヤ3の図において矢印8で示す右方向(正転方向
とする)に第2ギヤ5を正常に回転させることができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のギヤ装置は正転
方向に対しては第1ギヤ3で第2ギヤ4を正常に回転さ
せることができる。ところでこのギヤ装置を逆転方向に
も利用しようとすると、最初に補助ギヤの歯4cが第2
ギヤの歯5cに当接する。第1ギヤ3の負荷、つまり第
2ギヤの反力がばね力より大きいときには、コイルばね
6,7が伸びて、補助ギヤの歯4cは第1ギヤの歯の位
置まで戻され、その時点で第1ギヤの歯3cが第2ギヤ
の歯5cに当接し、これにより第2ギヤが回転される。
方向に対しては第1ギヤ3で第2ギヤ4を正常に回転さ
せることができる。ところでこのギヤ装置を逆転方向に
も利用しようとすると、最初に補助ギヤの歯4cが第2
ギヤの歯5cに当接する。第1ギヤ3の負荷、つまり第
2ギヤの反力がばね力より大きいときには、コイルばね
6,7が伸びて、補助ギヤの歯4cは第1ギヤの歯の位
置まで戻され、その時点で第1ギヤの歯3cが第2ギヤ
の歯5cに当接し、これにより第2ギヤが回転される。
【0005】このようにモータの回転力は初めコイルば
ね6,7を伸ばすのに使われ、回転力が正常に第2ギヤ
に与えられない。また第2ギヤ5の回転に時間遅れが生
じる。従って、逆転方向の使用には問題がある。この発
明の目的は、これら従来の問題を解決し、トルクが正常
に第2ギヤに印可されなかったり、かなりの時間遅れが
生ずることがなく、正転、逆転の両方に使用できるよう
にしようとするものである。
ね6,7を伸ばすのに使われ、回転力が正常に第2ギヤ
に与えられない。また第2ギヤ5の回転に時間遅れが生
じる。従って、逆転方向の使用には問題がある。この発
明の目的は、これら従来の問題を解決し、トルクが正常
に第2ギヤに印可されなかったり、かなりの時間遅れが
生ずることがなく、正転、逆転の両方に使用できるよう
にしようとするものである。
【0006】
(1)請求項1の発明は、ギヤ駆動部と、そのギヤ駆動
部によって正または逆のいずれの方向にも回転される第
1ギヤ及びその補助ギヤと、それらの第1ギヤ及び補助
ギヤに噛合して回転される第2ギヤとを有するアンチバ
ックラッシュ付ギヤ装置である。
部によって正または逆のいずれの方向にも回転される第
1ギヤ及びその補助ギヤと、それらの第1ギヤ及び補助
ギヤに噛合して回転される第2ギヤとを有するアンチバ
ックラッシュ付ギヤ装置である。
【0007】第1ギヤとその補助ギヤは、各々別々にギ
ヤ駆動部によって回転駆動されると共に、同時に第2ギ
ヤに噛合してそれを回転駆動する。第1ギヤ及び補助ギ
ヤ各々の歯が第2ギヤの歯に与える回転方向の力(Fa
とFb)に小さな差が設けられている。 (2)請求項2の発明では、前記(1)において、補助
ギヤを第1ギヤと同径で同じギヤ比に設定し、ギヤ駆動
部に回転トルクの僅かに異なる第1,第2モータを設
け、その第1,第2モータにより第1ギヤ及び補助ギヤ
をそれぞれ回転駆動するものである。
ヤ駆動部によって回転駆動されると共に、同時に第2ギ
ヤに噛合してそれを回転駆動する。第1ギヤ及び補助ギ
ヤ各々の歯が第2ギヤの歯に与える回転方向の力(Fa
とFb)に小さな差が設けられている。 (2)請求項2の発明では、前記(1)において、補助
ギヤを第1ギヤと同径で同じギヤ比に設定し、ギヤ駆動
部に回転トルクの僅かに異なる第1,第2モータを設
け、その第1,第2モータにより第1ギヤ及び補助ギヤ
をそれぞれ回転駆動するものである。
【0008】(3)請求項3の発明では、前記(2)に
おいて、第1,第2モータは駆動電流対トルク特性がほ
ぼ相等しく、それぞれの駆動電流(Ia,Ib)に小さ
な差が付けられているものである。 (4)請求項4の発明では、前記(3)において、駆動
部は、モータの正転または逆転に対応する正または負の
直流のモータ駆動電圧(E)を発生する手段と、モータ
駆動電圧(E)よりかなり絶対値の小さな直流の正また
は負の修正電圧(δ)を発生する手段と、モータ駆動電
圧(E)に修正電圧(δ)を加算する手段と、モータ駆
動電圧(E)より修正電圧(δ)を減算する手段と、加
算する手段の出力(E+δ)を入力して、対応する駆動
電流(Ia)を第1,第2モータの一方に出力する第1
のモータ駆動増幅器と、減算する手段の出力(E−δ)
を入力して、対応する駆動電流(Ib)を第1,第2モ
ータの他方に出力する第2のモータ駆動増幅器とを具備
するものである。
おいて、第1,第2モータは駆動電流対トルク特性がほ
ぼ相等しく、それぞれの駆動電流(Ia,Ib)に小さ
な差が付けられているものである。 (4)請求項4の発明では、前記(3)において、駆動
部は、モータの正転または逆転に対応する正または負の
直流のモータ駆動電圧(E)を発生する手段と、モータ
駆動電圧(E)よりかなり絶対値の小さな直流の正また
は負の修正電圧(δ)を発生する手段と、モータ駆動電
圧(E)に修正電圧(δ)を加算する手段と、モータ駆
動電圧(E)より修正電圧(δ)を減算する手段と、加
算する手段の出力(E+δ)を入力して、対応する駆動
電流(Ia)を第1,第2モータの一方に出力する第1
のモータ駆動増幅器と、減算する手段の出力(E−δ)
を入力して、対応する駆動電流(Ib)を第1,第2モ
ータの他方に出力する第2のモータ駆動増幅器とを具備
するものである。
【0009】
【実施例】この発明の実施例を図1に、図2と対応する
部分に同じ符号を付けて示す。この例では、第1ギヤ3
と補助ギヤ4は同径で、ギヤ比が等しくされ、また第1
ギヤ3を回転させる直流モータ2に加えて補助ギヤ4を
回転させる専用の直流モータ8が設けられる。モータ
2,8はモータ駆動増幅器11,12によりそれぞれ駆
動される。モータ駆動増幅器11,12は加算回路13
及び減算回路14からそれぞれ入力される直流電圧E+
δ及びE−δに対応した直流のモータ駆動電流Ia及び
Ibをそれぞれ出力する。加算回路13及び減算回路1
4はモータ駆動電圧発生器15より供給される直流電圧
E(例えば±5V)に修正電圧発生器16より供給され
る直流電圧δ(例えば±0.5V)を加算または減算し
て、直流電圧E+δまたはE−δをそれぞれ出力する。
部分に同じ符号を付けて示す。この例では、第1ギヤ3
と補助ギヤ4は同径で、ギヤ比が等しくされ、また第1
ギヤ3を回転させる直流モータ2に加えて補助ギヤ4を
回転させる専用の直流モータ8が設けられる。モータ
2,8はモータ駆動増幅器11,12によりそれぞれ駆
動される。モータ駆動増幅器11,12は加算回路13
及び減算回路14からそれぞれ入力される直流電圧E+
δ及びE−δに対応した直流のモータ駆動電流Ia及び
Ibをそれぞれ出力する。加算回路13及び減算回路1
4はモータ駆動電圧発生器15より供給される直流電圧
E(例えば±5V)に修正電圧発生器16より供給され
る直流電圧δ(例えば±0.5V)を加算または減算し
て、直流電圧E+δまたはE−δをそれぞれ出力する。
【0010】次にアンチバックラッシュ特性を説明す
る。E=0とすると、モータ駆動増幅器11,12には
±|δ|及び−(±|δ|)の電圧(δは正または負の
値とする)がそれぞれ入力し、大きさが等しく極性の反
対なモータ駆動電流Ia,Ibが出力され、モータ2及
び8は互いに逆方向のトルクta,tbで第1ギヤ3及
び補助ギヤ4を駆動する。モータ2,8はその電流対ト
ルク特性がほぼ等しく選定されているので、第1ギヤ3
及び補助ギヤ4が第2ギヤ5に加えるトルク(ほゞt
a,tbに等しい)は釣合い、第2ギヤ5は回転されな
い。このとき第2ギヤ5は2つのギヤからほゞta,t
bに等しい方向が反対の小さなトルクを受けてギヤ間の
噛合はアンチバックラッシュの状態となる。なお第1ギ
ヤ3と補助ギヤ4は同径で、ギヤ比も同じであるので、
第2ギヤの歯に加える回転方向の力Fa,Fbも大きさ
が等しく極性が反対となる。
る。E=0とすると、モータ駆動増幅器11,12には
±|δ|及び−(±|δ|)の電圧(δは正または負の
値とする)がそれぞれ入力し、大きさが等しく極性の反
対なモータ駆動電流Ia,Ibが出力され、モータ2及
び8は互いに逆方向のトルクta,tbで第1ギヤ3及
び補助ギヤ4を駆動する。モータ2,8はその電流対ト
ルク特性がほぼ等しく選定されているので、第1ギヤ3
及び補助ギヤ4が第2ギヤ5に加えるトルク(ほゞt
a,tbに等しい)は釣合い、第2ギヤ5は回転されな
い。このとき第2ギヤ5は2つのギヤからほゞta,t
bに等しい方向が反対の小さなトルクを受けてギヤ間の
噛合はアンチバックラッシュの状態となる。なお第1ギ
ヤ3と補助ギヤ4は同径で、ギヤ比も同じであるので、
第2ギヤの歯に加える回転方向の力Fa,Fbも大きさ
が等しく極性が反対となる。
【0011】 このアンチバックラッシュの状態で、
モータ駆動電圧Eとして正転用電圧、例えばE=5Vを
与え、修正電圧δ=0.5Vとすれば、モータ駆動増幅器
11,12にはE+δ=5.5V及びE−δ=4.5Vの電
圧がそれぞれ入力し、僅かに異なる駆動電流Ia>Ib
がモータ2,8にそれぞれ与えられる。モータ2,8は
駆動電流Ia,Ibに応じた回転トルクTa,Tb(僅
かに異なりTa>Tbである)で第1ギヤ3及び補助ギ
ヤ4をそれぞれ正回転させる。その結果、第2ギヤ5は
これら2つのギヤと噛合して回転トルクTa,Tbにほ
ゞ等しいトルク、従って回転方向の力Fa,Fb(僅か
に異なり、Fa>Fb)を受けて正回転され、負荷(図
示せず)にトルクを作用させる。
モータ駆動電圧Eとして正転用電圧、例えばE=5Vを
与え、修正電圧δ=0.5Vとすれば、モータ駆動増幅器
11,12にはE+δ=5.5V及びE−δ=4.5Vの電
圧がそれぞれ入力し、僅かに異なる駆動電流Ia>Ib
がモータ2,8にそれぞれ与えられる。モータ2,8は
駆動電流Ia,Ibに応じた回転トルクTa,Tb(僅
かに異なりTa>Tbである)で第1ギヤ3及び補助ギ
ヤ4をそれぞれ正回転させる。その結果、第2ギヤ5は
これら2つのギヤと噛合して回転トルクTa,Tbにほ
ゞ等しいトルク、従って回転方向の力Fa,Fb(僅か
に異なり、Fa>Fb)を受けて正回転され、負荷(図
示せず)にトルクを作用させる。
【0012】 モータ駆動電圧Eとして逆転用電圧、
例えばE=−5Vを与え、修正電圧δ=−0.5Vとすれ
ば、と同様にして大きさがの場合と同じで、方向の
みと反対のトルクTa,Tb(|Ta|>|Tb|)
で第1ギヤ3及び補助ギヤ4が逆回転され、第2ギヤ5
はと大きさが同じで、方向のみ反対の力Fa,Fb
(|Fa|>|Fb|)を受けてと逆方向に回転され
る。
例えばE=−5Vを与え、修正電圧δ=−0.5Vとすれ
ば、と同様にして大きさがの場合と同じで、方向の
みと反対のトルクTa,Tb(|Ta|>|Tb|)
で第1ギヤ3及び補助ギヤ4が逆回転され、第2ギヤ5
はと大きさが同じで、方向のみ反対の力Fa,Fb
(|Fa|>|Fb|)を受けてと逆方向に回転され
る。
【0013】なお、においてδの極性を負としδ=−
0.5Vとしてもよい。同様ににおいて、δの極性を正
とし,δ=0.5Vとしてもよい。このようにδの極性を
反転させた場合には、第1ギヤ3及び補助ギヤ4が受け
るトルクは|Ta|<|Tb|となり、トルクの大きさ
が,の場合と逆で、第1ギヤ3の受けるトルクが小
さくなる。このように|Ta|,|Tb|、従って|F
a|,|Fb|はどちらが大きくともよい。
0.5Vとしてもよい。同様ににおいて、δの極性を正
とし,δ=0.5Vとしてもよい。このようにδの極性を
反転させた場合には、第1ギヤ3及び補助ギヤ4が受け
るトルクは|Ta|<|Tb|となり、トルクの大きさ
が,の場合と逆で、第1ギヤ3の受けるトルクが小
さくなる。このように|Ta|,|Tb|、従って|F
a|,|Fb|はどちらが大きくともよい。
【0014】上述においては、モータ2,8の駆動電流
対トルク特性が等しいものとしたが、この発明はこの場
合に限らず異なる特性であってもよい。ただし、第1ギ
ヤ3及び補助ギヤ4を駆動するトルクに僅かの異があれ
ばよい。これまでの説明では、第1ギヤ3及び補助ギヤ
4は外径及びギヤ比が同じであるものとしたが、この発
明はこの場合に限らず、異なっていてもよい。重要なの
は、第2ギヤ5の歯に作用する第1ギヤ3の歯の回転方
向の力Faと補助ギヤ4の歯による回転方向の力Fbと
に僅かな差があればよい(請求項1)。なお、第1ギヤ
3及び補助ギヤ4の半径をRa,Rbとすれば、第2ギ
ヤに作用する回転方向の力Fa,Fbとモータ2,8の
トルクTa,Tbとの間には Ta≒RaFa;Tb≒RbFb ………………… (1) の関係がある。
対トルク特性が等しいものとしたが、この発明はこの場
合に限らず異なる特性であってもよい。ただし、第1ギ
ヤ3及び補助ギヤ4を駆動するトルクに僅かの異があれ
ばよい。これまでの説明では、第1ギヤ3及び補助ギヤ
4は外径及びギヤ比が同じであるものとしたが、この発
明はこの場合に限らず、異なっていてもよい。重要なの
は、第2ギヤ5の歯に作用する第1ギヤ3の歯の回転方
向の力Faと補助ギヤ4の歯による回転方向の力Fbと
に僅かな差があればよい(請求項1)。なお、第1ギヤ
3及び補助ギヤ4の半径をRa,Rbとすれば、第2ギ
ヤに作用する回転方向の力Fa,Fbとモータ2,8の
トルクTa,Tbとの間には Ta≒RaFa;Tb≒RbFb ………………… (1) の関係がある。
【0015】図1において、モータ駆動増幅器11及び
12の出力電流でモータ8及び2をそれぞれ駆動するよ
うにしてもよい。また図1ではモータ2,8の回転軸を
第1ギヤ及び補助ギヤとにそれぞれ直結して駆動してい
るが、ベルトによって間接点に駆動してもよい。
12の出力電流でモータ8及び2をそれぞれ駆動するよ
うにしてもよい。また図1ではモータ2,8の回転軸を
第1ギヤ及び補助ギヤとにそれぞれ直結して駆動してい
るが、ベルトによって間接点に駆動してもよい。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、この発明では第1ギ
ヤ3と別々に回転される補助ギヤ4を設け、各々の歯が
第2ギヤ5の歯に与える回転方向の力Fa,Fbに小さ
な差を設け、かつ同時に作用するようにしたので、従来
のように逆転時にコイルばねで偏倚された補助ギヤ4の
歯が第1ギヤより早く第2ギヤの歯に噛合することはな
く、逆転時に第2ギヤの回転が遅れたり、モータのトル
クが第2ギヤに正常に作用しないと言う問題は生じな
い。従って、正逆両方に回転されるアンチバックラッシ
ュ付ギヤ装置に好適である。
ヤ3と別々に回転される補助ギヤ4を設け、各々の歯が
第2ギヤ5の歯に与える回転方向の力Fa,Fbに小さ
な差を設け、かつ同時に作用するようにしたので、従来
のように逆転時にコイルばねで偏倚された補助ギヤ4の
歯が第1ギヤより早く第2ギヤの歯に噛合することはな
く、逆転時に第2ギヤの回転が遅れたり、モータのトル
クが第2ギヤに正常に作用しないと言う問題は生じな
い。従って、正逆両方に回転されるアンチバックラッシ
ュ付ギヤ装置に好適である。
【図1】この発明の実施例を示すブロック図。
【図2】A及びBはそれぞれ従来のギヤ装置の正面図及
び右側面図、CはBのS部の拡大図。
び右側面図、CはBのS部の拡大図。
Claims (4)
- 【請求項1】 ギヤ駆動部と、そのギヤ駆動部によって
正または逆のいずれの方向にも回転される第1ギヤ及び
その補助ギヤと、それらの第1ギヤ及び補助ギヤに噛合
して回転される第2ギヤとを有するアンチバックラッシ
ュ付ギヤ装置であって、 前記第1ギヤとその補助ギヤは、各々別々に前記ギヤ駆
動部によって回転駆動され、 それらの第1ギヤ及び補助ギヤは、同時に前記第2ギヤ
に噛合してそれを回転駆動し、 前記第1ギヤ及び補助ギヤ各々の歯が前記第2ギヤの歯
に与える回転方向の力(FaとFb)に小さな差が設け
られていることを特徴とするアンチバックラッシュ付ギ
ヤ装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記補助ギヤを前記
第1ギヤと同径で同じギヤ比に設定し、前記ギヤ駆動部
に回転トルクの僅かに異なる第1,第2モータを設け、
その第1,第2モータにより前記第1ギヤ及び補助ギヤ
をそれぞれ回転駆動することを特徴とするギヤ装置。 - 【請求項3】 請求項2において、前記第1,第2モー
タは駆動電流対トルク特性がほぼ相等しく、それぞれの
駆動電流(Ia,Ib)に小さな差が付けられているこ
とを特徴とするギヤ装置。 - 【請求項4】 請求項3において、前記駆動部は、 モータの正転または逆転に対応する正または負の直流の
モータ駆動電圧(E)を発生する手段と、 前記モータ駆動電圧(E)よりかなり絶対値の小さな直
流の正または負の修正電圧(δ)を発生する手段と、 前記モータ駆動電圧(E)に前記修正電圧(δ)を加算
する手段と、 前記モータ駆動電圧(E)より前記修正電圧(δ)を減
算する手段と、 前記加算する手段の出力(E+δ)を入力して、対応す
る前記駆動電流(Ia)を前記第1,第2モータの一方
に出力する第1のモータ駆動増幅器と、 前記減算する手段の出力(E−δ)を入力して、対応す
る前記駆動電流(Ib)を前記第1,第2モータの他方
に出力する第2のモータ駆動増幅器とを具備することを
特徴とするアンチバックラッシュ付ギヤ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13761995A JPH08326878A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | アンチバックラッシュ付ギヤ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13761995A JPH08326878A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | アンチバックラッシュ付ギヤ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN107747624A (zh) * | 2017-11-28 | 2018-03-02 | 哈尔滨理工大学 | 一种基于永磁同步电机驱动的高精密无齿隙减速器 |
-
1995
- 1995-06-05 JP JP13761995A patent/JPH08326878A/ja not_active Withdrawn
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