JPH0832829B2 - 硬化性ポリオルガノシロキサン組成物 - Google Patents
硬化性ポリオルガノシロキサン組成物Info
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- JPH0832829B2 JPH0832829B2 JP62291540A JP29154087A JPH0832829B2 JP H0832829 B2 JPH0832829 B2 JP H0832829B2 JP 62291540 A JP62291540 A JP 62291540A JP 29154087 A JP29154087 A JP 29154087A JP H0832829 B2 JPH0832829 B2 JP H0832829B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、硬化性ポリオルガノシロキサン組成物に関
するものであり、特に縮合反応硬化性と紫外線硬化性と
を併せもつポリオルガノシロキサン組成物に関する。
するものであり、特に縮合反応硬化性と紫外線硬化性と
を併せもつポリオルガノシロキサン組成物に関する。
硬化性ポリオルガノシロキサン組成物として、縮合反
応硬化性の組成物、紫外線硬化性の組成物はすでによく
知られている。
応硬化性の組成物、紫外線硬化性の組成物はすでによく
知られている。
前者の縮合反応硬化型ポリオルガノシロキサン組成物
は、シラノール基を有するポリオルガノシロキサンと加
水分解可能な基を有する有機ケイ素化合物とをスズ化合
物やチタン化合物などによって硬化させる組成物である
(特公昭38-16798号公報、特公昭40-21631号公報など参
照)。これらは、空気中の湿気により常温で硬化し、付
加反応型のような硬化不良の少ないことなどから、建築
用のシーリング材、コーティング材、型取り材、複写機
のロールなどに使用されている。
は、シラノール基を有するポリオルガノシロキサンと加
水分解可能な基を有する有機ケイ素化合物とをスズ化合
物やチタン化合物などによって硬化させる組成物である
(特公昭38-16798号公報、特公昭40-21631号公報など参
照)。これらは、空気中の湿気により常温で硬化し、付
加反応型のような硬化不良の少ないことなどから、建築
用のシーリング材、コーティング材、型取り材、複写機
のロールなどに使用されている。
しかしながら、これらの組成物は湿気が透過していっ
て硬化するため、長時間放置しておけば内部まで均一に
硬化するが、仮固定などのように、取り付けた部品をす
ぐ動かす必要がある場合の接着剤などには使用できない
という欠点があった。
て硬化するため、長時間放置しておけば内部まで均一に
硬化するが、仮固定などのように、取り付けた部品をす
ぐ動かす必要がある場合の接着剤などには使用できない
という欠点があった。
一方、紫外線硬化型ポリオルガノシロキサン組成物と
しては、 (1) ビニル基含有ポリオルガノシロキサン組成物に
各種の増感剤を添加し、高強度紫外線照射で硬化する組
成物(米国特許第3726710号明細書) (2) メルカプト基含有ポリオルガノシロキサン、ポ
リメチルビニルシロキサンおよび各種過酸化物から成る
組成物(米国特許第3816282号明細書) (3) ビニル基含有ポリオルガノシロキサン、ポリオ
ルガノハイドロジェンシロキサンおよび増感剤から成る
組成物(特公昭52-40334号公報) (4) アクリル系不飽和基含有ポリオルガノシロキサ
ンおよび増感剤から成る組成物(特開昭48-19682号公
報) などが提案されている。これらの組成物は、いずれも紫
外線を照射すると瞬時に硬化するが、膜厚が厚い場合の
内部や陰になる部分には紫外線が作用せず、未硬化で残
ってしまうという欠点があった。
しては、 (1) ビニル基含有ポリオルガノシロキサン組成物に
各種の増感剤を添加し、高強度紫外線照射で硬化する組
成物(米国特許第3726710号明細書) (2) メルカプト基含有ポリオルガノシロキサン、ポ
リメチルビニルシロキサンおよび各種過酸化物から成る
組成物(米国特許第3816282号明細書) (3) ビニル基含有ポリオルガノシロキサン、ポリオ
ルガノハイドロジェンシロキサンおよび増感剤から成る
組成物(特公昭52-40334号公報) (4) アクリル系不飽和基含有ポリオルガノシロキサ
ンおよび増感剤から成る組成物(特開昭48-19682号公
報) などが提案されている。これらの組成物は、いずれも紫
外線を照射すると瞬時に硬化するが、膜厚が厚い場合の
内部や陰になる部分には紫外線が作用せず、未硬化で残
ってしまうという欠点があった。
これら両者の欠点を克服する目的で、縮合反応硬化性
紫外線硬化性を併せもった組成物として、分子鎖両末端
が水酸基で封鎖されたジオルガノポリシロキサン、加水
分解可能な基を有するビニルシラン、メルカプト基含有
オルガノシロキサン、硬化触媒および増感剤から成る組
成物が提案されている(特開昭60-23176号公報)。しか
し、この組成物はメルカプト基含有化合物特有の反応時
の悪臭、また熱がかかった場合、金属を硫化物に変えて
しまうなどの欠点があった。また、湿分硬化触媒を含有
するアクリル・ジアルコキシシリルまたはアクリル・ジ
アリルオキシシリル基末端ポリオルガノシロキサンおよ
び光増感剤から成る組成物も提案されている(特開昭61
-127718号、特開昭61-276810号公報)。しかし、これら
の組成物は、耐熱、耐寒など耐環境性が劣り、また硬化
が遅いなどの欠点があった。
紫外線硬化性を併せもった組成物として、分子鎖両末端
が水酸基で封鎖されたジオルガノポリシロキサン、加水
分解可能な基を有するビニルシラン、メルカプト基含有
オルガノシロキサン、硬化触媒および増感剤から成る組
成物が提案されている(特開昭60-23176号公報)。しか
し、この組成物はメルカプト基含有化合物特有の反応時
の悪臭、また熱がかかった場合、金属を硫化物に変えて
しまうなどの欠点があった。また、湿分硬化触媒を含有
するアクリル・ジアルコキシシリルまたはアクリル・ジ
アリルオキシシリル基末端ポリオルガノシロキサンおよ
び光増感剤から成る組成物も提案されている(特開昭61
-127718号、特開昭61-276810号公報)。しかし、これら
の組成物は、耐熱、耐寒など耐環境性が劣り、また硬化
が遅いなどの欠点があった。
本発明の目的は、紫外線硬化による速硬化性と縮合反
応硬化による深部硬化性を併せ持ち、かつ従来技術の持
つ悪臭や副生成物による悪影響のない硬化性組成物を提
供することである。
応硬化による深部硬化性を併せ持ち、かつ従来技術の持
つ悪臭や副生成物による悪影響のない硬化性組成物を提
供することである。
本発明者らはこのような組成物を得るべく検討を重ね
た結果、両反応機構を持つ組成物の光硬化用触媒として
エステル系有機過酸化物を用いることにより従来技術の
問題点が解決されることを見出し、ここに本発明をなす
に至った。
た結果、両反応機構を持つ組成物の光硬化用触媒として
エステル系有機過酸化物を用いることにより従来技術の
問題点が解決されることを見出し、ここに本発明をなす
に至った。
すなわち本発明は (A) 分子中に少なくとも2個のケイ素原子に結合せ
る水酸基または加水分解性基を有し、25℃における粘度
が10〜1,000,000cStのポリオルガノシロキサン 100重量
部 (B) 分子中に少なくとも2個のケイ素原子に結合せ
るアルケニル基を有し、25℃における粘度が10〜1,000,
000cStのポリオルガノシロキサン 0〜2000重量部 (C) ケイ素原子に結合せる加水分解性基を1分子中
に平均2個を越える数有する有機ケイ素化合物 0.5〜20
重量部 (D) 縮合反応用触媒 0〜10重量部 (E) エステル系有機過酸化物 0.1〜5重量部 から成り、(A)〜(C)のケイ素原子に結合せる全有
機基中の0.01モル%以上がアルケニル基であることを特
徴とする硬化性ポリオルガノシロキサン組成物である。
る水酸基または加水分解性基を有し、25℃における粘度
が10〜1,000,000cStのポリオルガノシロキサン 100重量
部 (B) 分子中に少なくとも2個のケイ素原子に結合せ
るアルケニル基を有し、25℃における粘度が10〜1,000,
000cStのポリオルガノシロキサン 0〜2000重量部 (C) ケイ素原子に結合せる加水分解性基を1分子中
に平均2個を越える数有する有機ケイ素化合物 0.5〜20
重量部 (D) 縮合反応用触媒 0〜10重量部 (E) エステル系有機過酸化物 0.1〜5重量部 から成り、(A)〜(C)のケイ素原子に結合せる全有
機基中の0.01モル%以上がアルケニル基であることを特
徴とする硬化性ポリオルガノシロキサン組成物である。
本発明における(A)のポリオルガノシロキサンは、
本組成物における硬化物のベースポリマーとなるもので
あり、縮合反応により硬化するために1分子中に少なく
とも2個のケイ素原子に結合せる水酸基または加水分解
性基を有することが必要である。加水分解性基として
は、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ
基のようなアルコキシ基;2−メトキシエトキシ基、2−
エトキシエトキシ基のようなアルコキシアルコキシ基;
プロペノキシ基のようなアルケニルオキシ基;アセトキ
シ基、オクタノイルオキシ基のようなアシロキシ基;ア
セトンオキシム基、メチルエチルケトキシム基のような
ケトキシム基;ジエチルアミノ基、ブチルアミノ基、ヘ
キシルアミノ基、シクロヘキシルアミノ基のようなオル
ガノアミノ基;ジメチルアミノキシ基、ジエチルアミノ
キシ基のようなジオルガノアミノキシ基;N−メチルアセ
トアミド基のようなオルガノアミド基などが例示され
る。
本組成物における硬化物のベースポリマーとなるもので
あり、縮合反応により硬化するために1分子中に少なく
とも2個のケイ素原子に結合せる水酸基または加水分解
性基を有することが必要である。加水分解性基として
は、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ
基のようなアルコキシ基;2−メトキシエトキシ基、2−
エトキシエトキシ基のようなアルコキシアルコキシ基;
プロペノキシ基のようなアルケニルオキシ基;アセトキ
シ基、オクタノイルオキシ基のようなアシロキシ基;ア
セトンオキシム基、メチルエチルケトキシム基のような
ケトキシム基;ジエチルアミノ基、ブチルアミノ基、ヘ
キシルアミノ基、シクロヘキシルアミノ基のようなオル
ガノアミノ基;ジメチルアミノキシ基、ジエチルアミノ
キシ基のようなジオルガノアミノキシ基;N−メチルアセ
トアミド基のようなオルガノアミド基などが例示され
る。
これらの加水分解可能な基のうち、合成の容易さおよ
び硬化速度から、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ
基、イソプロペノキシ基、アセトキシ基、メチルエチル
ケトキシム基、ジエチルアミノ基、ジエチルアミノキシ
基およびN−メチルアセトアミド基が推奨される。ま
た、電気・電子分野で使用される場合は、各種金属に対
する腐食がないことが必要なため、メソキシ基、エトキ
シ基等のアルコキシ基またはイソプロペノキシ基のよう
なアルケニルオキシ基が特に好ましい。
び硬化速度から、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ
基、イソプロペノキシ基、アセトキシ基、メチルエチル
ケトキシム基、ジエチルアミノ基、ジエチルアミノキシ
基およびN−メチルアセトアミド基が推奨される。ま
た、電気・電子分野で使用される場合は、各種金属に対
する腐食がないことが必要なため、メソキシ基、エトキ
シ基等のアルコキシ基またはイソプロペノキシ基のよう
なアルケニルオキシ基が特に好ましい。
また、ケイ素原子に結合せる残りの有機基としては、
メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル
基のようなアルキル基;ビニル基、アリル基のようなア
ルケニル基;フェニル基のようなアリール基;β−フェ
ニルエチル基、β−フェニルプロピル基のようなアラル
キル基;および3,3,3−トリフルオロプロピル基、クロ
ルメチル基、β−シアノエチル基のような1価の置換炭
化水素基などが例示される。中でも、メチル基は原料中
間体が最も容易に得られるばかりでなく、シロキサンの
重合度の割に最も低い粘度を与え、硬化前の組成物の作
業性と硬化後のゴム状弾性体の物性のバランスを有利に
するので、全有機基の85%以上がメチル基であることが
好ましい。また、メチル基以外の基としては、ベースポ
リマーが紫外線によって硬化反応を起こすことが本組成
物を同硬化反応により仮止めさせる意味で望ましいた
め、分子中に2個以上のアルケニル基を含有することが
好ましく、さらに合成の容易さからそのアルケニル基が
ビニル基であることがより好ましい。この(A)成分
は、硬化後のゴム状弾性体に優れた機械的性質を与える
ために、25℃における粘度が10〜1,000,000cStの範囲で
ある必要がある。
メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル
基のようなアルキル基;ビニル基、アリル基のようなア
ルケニル基;フェニル基のようなアリール基;β−フェ
ニルエチル基、β−フェニルプロピル基のようなアラル
キル基;および3,3,3−トリフルオロプロピル基、クロ
ルメチル基、β−シアノエチル基のような1価の置換炭
化水素基などが例示される。中でも、メチル基は原料中
間体が最も容易に得られるばかりでなく、シロキサンの
重合度の割に最も低い粘度を与え、硬化前の組成物の作
業性と硬化後のゴム状弾性体の物性のバランスを有利に
するので、全有機基の85%以上がメチル基であることが
好ましい。また、メチル基以外の基としては、ベースポ
リマーが紫外線によって硬化反応を起こすことが本組成
物を同硬化反応により仮止めさせる意味で望ましいた
め、分子中に2個以上のアルケニル基を含有することが
好ましく、さらに合成の容易さからそのアルケニル基が
ビニル基であることがより好ましい。この(A)成分
は、硬化後のゴム状弾性体に優れた機械的性質を与える
ために、25℃における粘度が10〜1,000,000cStの範囲で
ある必要がある。
25℃における粘度が10cSt未満では硬化後のゴム状弾
性体の伸びが十分でなく、1,000,000cStを越えると均一
な組成物が得ずらく、作業性も悪くなる。硬化前および
硬化後の組成物の性質を調和よくさせる点で、25℃にお
ける粘度が20〜200,000cStの範囲が特に好ましい。
性体の伸びが十分でなく、1,000,000cStを越えると均一
な組成物が得ずらく、作業性も悪くなる。硬化前および
硬化後の組成物の性質を調和よくさせる点で、25℃にお
ける粘度が20〜200,000cStの範囲が特に好ましい。
本発明における(B)のポリオルガノシロキサンは、
紫外線硬化反応により架橋反応するものであり、そのた
めに1分子中に少なくとも2個のケイ素原子に結合せる
アルケニル基を有するものである。アルケニル基以外の
有機基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブ
チル基、ヘキシル基のようなアルキル基;フェニルのよ
うなアリール基;β−フェニルエチル基、β−フェニル
プロピル基のようなアラルキル基;および3,3,3−トリ
フルオロプロピル基、クロロメチル基、β−シアノエチ
ル基のような1価の置換炭化水素基などが例示される。
これらのうち、合成の容易さ、硬化後のゴム状弾性体の
強度および耐熱性の点からすべてがメチル基、またはメ
チル基とフェニル基であることが好ましい。フェニル基
を含有する場合は、黄変および経済面から10%以下であ
ることが好ましい。またアルケニル基としては、ビニル
基、アリル基などが例示されるが、合成の容易さなどか
らビニル基がより好ましい。この(B)成分も、(A)
の成分同様の理由から25℃における粘度が10〜1,000,00
0cStの範囲にある必要がある。
紫外線硬化反応により架橋反応するものであり、そのた
めに1分子中に少なくとも2個のケイ素原子に結合せる
アルケニル基を有するものである。アルケニル基以外の
有機基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブ
チル基、ヘキシル基のようなアルキル基;フェニルのよ
うなアリール基;β−フェニルエチル基、β−フェニル
プロピル基のようなアラルキル基;および3,3,3−トリ
フルオロプロピル基、クロロメチル基、β−シアノエチ
ル基のような1価の置換炭化水素基などが例示される。
これらのうち、合成の容易さ、硬化後のゴム状弾性体の
強度および耐熱性の点からすべてがメチル基、またはメ
チル基とフェニル基であることが好ましい。フェニル基
を含有する場合は、黄変および経済面から10%以下であ
ることが好ましい。またアルケニル基としては、ビニル
基、アリル基などが例示されるが、合成の容易さなどか
らビニル基がより好ましい。この(B)成分も、(A)
の成分同様の理由から25℃における粘度が10〜1,000,00
0cStの範囲にある必要がある。
25℃における粘度が10cSt未満では硬化後のゴム状弾
性体の伸びが十分でなく、1,000,000cStを越えると均一
な組成物が得づらく、作業性も悪くなる。硬化前および
硬化後の組成物の性質を調和よくさせる点で、25℃にお
ける粘度が20〜200,000cStの範囲が特に好ましい。
性体の伸びが十分でなく、1,000,000cStを越えると均一
な組成物が得づらく、作業性も悪くなる。硬化前および
硬化後の組成物の性質を調和よくさせる点で、25℃にお
ける粘度が20〜200,000cStの範囲が特に好ましい。
斯かる(B)成分は、(A)成分および(C)成分中
のケイ素原子に結合せるアルケニル基が、(A),
(C)のケイ素原子に結合せる全有機基中の0.01モル%
以上であれば必ずしも用いる必要性はないが、そうでな
い場合は(A)成分100重量部に対し2000重量部以下、
好ましくは1000重量部以下の範囲で配合する必要があ
る。配合量が多過ぎると、硬化物の深部硬化性が損なわ
れるので好ましくない。
のケイ素原子に結合せるアルケニル基が、(A),
(C)のケイ素原子に結合せる全有機基中の0.01モル%
以上であれば必ずしも用いる必要性はないが、そうでな
い場合は(A)成分100重量部に対し2000重量部以下、
好ましくは1000重量部以下の範囲で配合する必要があ
る。配合量が多過ぎると、硬化物の深部硬化性が損なわ
れるので好ましくない。
本発明で用いられる(C)成分は、湿気によって加水
分解し、(A)成分のシラノール基と容易に縮合反応を
行うもので、ケイ素原子に結合した加水分解可能な基を
1分子中に平均2個を越える数有する有機ケイ素化合物
である。加水分解可能な基としては、メトキシ基、エト
キシ基、プロポキシ基、ブトキシ基のようなアルコキシ
基;2−メトキシエトキシ基、2−エトキシエトキシ基の
ようなアルコキシアルコキシ基;プロペノキシ基のよう
なアルケニルオキシ基;アセトキシ基、オクタノイルオ
キシ基のようなアシロキシ基;アセトンオキシム基、メ
チルエチルケトキシム基のようなケトキシム基;ジエチ
ルアミノ基、ブチルアミノ基、ヘキシルアミノ基、シク
ロヘキシルアミノ基のようなオルガノアミノ基;ジメチ
ルアミノキシ基、ジエチルアミノキシ基のようなジオル
ガノアミノキシ基;N−メチルアセトアミド基のようなオ
ルガノアミノ基などが例示される。
分解し、(A)成分のシラノール基と容易に縮合反応を
行うもので、ケイ素原子に結合した加水分解可能な基を
1分子中に平均2個を越える数有する有機ケイ素化合物
である。加水分解可能な基としては、メトキシ基、エト
キシ基、プロポキシ基、ブトキシ基のようなアルコキシ
基;2−メトキシエトキシ基、2−エトキシエトキシ基の
ようなアルコキシアルコキシ基;プロペノキシ基のよう
なアルケニルオキシ基;アセトキシ基、オクタノイルオ
キシ基のようなアシロキシ基;アセトンオキシム基、メ
チルエチルケトキシム基のようなケトキシム基;ジエチ
ルアミノ基、ブチルアミノ基、ヘキシルアミノ基、シク
ロヘキシルアミノ基のようなオルガノアミノ基;ジメチ
ルアミノキシ基、ジエチルアミノキシ基のようなジオル
ガノアミノキシ基;N−メチルアセトアミド基のようなオ
ルガノアミノ基などが例示される。
これらの加水分解可能な基のうち、合成の容易さおよ
び硬化速度から、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ
基、イソプロペノキシ基、アセトキシ基、メチルエチル
ケトキシム基、ジエチルアミノ基、ジエチルアミノキシ
基およびN−メチルアセトアミド基が推奨される。ま
た、電気・電子分野で使用される場合は、各種金属に対
する腐食がないことが必要なため、メトキシ基、エトキ
シ基、イソプロペノキシ基が特に好ましい。
び硬化速度から、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ
基、イソプロペノキシ基、アセトキシ基、メチルエチル
ケトキシム基、ジエチルアミノ基、ジエチルアミノキシ
基およびN−メチルアセトアミド基が推奨される。ま
た、電気・電子分野で使用される場合は、各種金属に対
する腐食がないことが必要なため、メトキシ基、エトキ
シ基、イソプロペノキシ基が特に好ましい。
上記の加水分解可能な基の他に、(C)成分のケイ素
原子に結合する基は、置換または非置換の1価の炭化水
素基であるが、この有機ケイ素化合物自体の合成の容易
さと架橋速度から、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数
2〜3のアルケニル基、およびフェニル基が好ましく、
メチル基が最も好ましい。
原子に結合する基は、置換または非置換の1価の炭化水
素基であるが、この有機ケイ素化合物自体の合成の容易
さと架橋速度から、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数
2〜3のアルケニル基、およびフェニル基が好ましく、
メチル基が最も好ましい。
このような(C)成分の具体例としては、メチルトリ
メトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、メチルト
リエトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、テトラ
エトキシシラン、テトラプロポキシシランなどのアルコ
キシシランおよびその部分加水分解縮合物; などのアルコキシシロキサン;メチルトリプロペノキシ
シラン、ビニルプロペノキシシラン、テトラプロペノキ
シシランなどのアルケニルオキシシランおよびその部分
加水分解縮合物;メチルトリアセトキシシラン、ビニル
トリアセトキシシラン、ジアセトキシジブトキシシラン
などのアシロキシシランおよびその部分加水分解縮合
物; (CH3COO)(CH3)2SiOSi(CH3)2(OCOCH3)、 C6H5Si〔OSi(OCOCH3)3〕3などのアシロキシシロ
キサン;メチルトリス(アセトンオキシム)シラン、メ
チルトリス(メチルエチルケトキシム)シランなどのケ
トキシムシランおよびその部分加水分解縮合物; などのケトキシムシロキサン;メチルトリス(ジメチル
アミノ)シラン、メチルトリス(ジエチルアミノ)シラ
ン、メチルトリス(シクロヘキシルアミノ)シランのよ
うなオルガノアミノシランおよびその部分加水分解縮合
物; (CH3)2N〔(CH3)2SiO〕(CH3)2SiN(CH3)2など
のオルガノアミノシロキサン;メチルトリス(ジメチル
アミノキシ)シラン、メチルトリス(ジエチルアミノキ
シ)シランなどのジオルガノアミノキシシランおよびそ
の部分加水分解縮合物; などのジオルガノアミノキシシロキサン;メチルトリス
(N−メチルアセトアミド)シランなどのオルガノアミ
ドシランおよびその部分加水分解縮合物などが挙げられ
る。これらのうち、ケイ素に結合した加水分解可能な基
が1分子中に2個しか存在しないものは、それだけでは
(C)成分として用いることができないが、加水分解可
能な基を3個以上もつものと組み合わせて用いることが
できる。
メトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、メチルト
リエトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、テトラ
エトキシシラン、テトラプロポキシシランなどのアルコ
キシシランおよびその部分加水分解縮合物; などのアルコキシシロキサン;メチルトリプロペノキシ
シラン、ビニルプロペノキシシラン、テトラプロペノキ
シシランなどのアルケニルオキシシランおよびその部分
加水分解縮合物;メチルトリアセトキシシラン、ビニル
トリアセトキシシラン、ジアセトキシジブトキシシラン
などのアシロキシシランおよびその部分加水分解縮合
物; (CH3COO)(CH3)2SiOSi(CH3)2(OCOCH3)、 C6H5Si〔OSi(OCOCH3)3〕3などのアシロキシシロ
キサン;メチルトリス(アセトンオキシム)シラン、メ
チルトリス(メチルエチルケトキシム)シランなどのケ
トキシムシランおよびその部分加水分解縮合物; などのケトキシムシロキサン;メチルトリス(ジメチル
アミノ)シラン、メチルトリス(ジエチルアミノ)シラ
ン、メチルトリス(シクロヘキシルアミノ)シランのよ
うなオルガノアミノシランおよびその部分加水分解縮合
物; (CH3)2N〔(CH3)2SiO〕(CH3)2SiN(CH3)2など
のオルガノアミノシロキサン;メチルトリス(ジメチル
アミノキシ)シラン、メチルトリス(ジエチルアミノキ
シ)シランなどのジオルガノアミノキシシランおよびそ
の部分加水分解縮合物; などのジオルガノアミノキシシロキサン;メチルトリス
(N−メチルアセトアミド)シランなどのオルガノアミ
ドシランおよびその部分加水分解縮合物などが挙げられ
る。これらのうち、ケイ素に結合した加水分解可能な基
が1分子中に2個しか存在しないものは、それだけでは
(C)成分として用いることができないが、加水分解可
能な基を3個以上もつものと組み合わせて用いることが
できる。
(C)成分の配合量は、(A)成分100重量部に対し
て0.5〜20重量部、好ましくは2.0〜10重量部である。
(C)成分が少なすぎると架橋が十分に行われず、多す
ぎると、硬化後の物性が低下するからである。
て0.5〜20重量部、好ましくは2.0〜10重量部である。
(C)成分が少なすぎると架橋が十分に行われず、多す
ぎると、硬化後の物性が低下するからである。
また、本発明において紫外線による硬化反応を行うた
めには、(A)〜(C)のケイ素化合物中のケイ素原子
に結合せる全有機基中0.01モル%以上がアルケニル基で
あることが必要である。また、硬化物に好ましい機械的
特性を与えることから、(A)成分のポリオルガノシロ
キサンが分子中にケイ素原子に結合せるアルケニル基を
2個以上を含有することが好ましい。
めには、(A)〜(C)のケイ素化合物中のケイ素原子
に結合せる全有機基中0.01モル%以上がアルケニル基で
あることが必要である。また、硬化物に好ましい機械的
特性を与えることから、(A)成分のポリオルガノシロ
キサンが分子中にケイ素原子に結合せるアルケニル基を
2個以上を含有することが好ましい。
本発明においては、(C)成分の種類によっては、常
温で触媒なしに反応が進行するものもあるが、大部分
は、架橋反応を促進するための触媒として(D)成分を
添加するのが好ましい。触媒としては、ジメチルヘキシ
ルアミン、ジエチルヒドロキシルアミン、テトラメチル
グアニジンなどのアミン化合物、塩化テトラメチルアン
モニウム、塩化トリメチルヘキシルアンモニウムなどの
第4級アンモニウム塩類、オクタン酸亜鉛、オクタン酸
スズ、ジブチルスズジアセテート、ジブチルスズジオク
トエート、ジブチルスズラウレート、ジオクチルスズジ
ラウレートなどの金属有機酸塩、テトラプロピルチタネ
ート、テトラブチルチタネート、ジプロポキシビス(ア
セチルアセトナト)チタン、ジプロポキシビス(エチル
アセトアセタト)チタン、1,3−ジオキシプロパンビス
(アセチルアセトナト)チタン、1,3−ジオキシプロパ
ンビス(エチルアセトアセタト)チタンなどのチタン化
合物が使用される。
温で触媒なしに反応が進行するものもあるが、大部分
は、架橋反応を促進するための触媒として(D)成分を
添加するのが好ましい。触媒としては、ジメチルヘキシ
ルアミン、ジエチルヒドロキシルアミン、テトラメチル
グアニジンなどのアミン化合物、塩化テトラメチルアン
モニウム、塩化トリメチルヘキシルアンモニウムなどの
第4級アンモニウム塩類、オクタン酸亜鉛、オクタン酸
スズ、ジブチルスズジアセテート、ジブチルスズジオク
トエート、ジブチルスズラウレート、ジオクチルスズジ
ラウレートなどの金属有機酸塩、テトラプロピルチタネ
ート、テトラブチルチタネート、ジプロポキシビス(ア
セチルアセトナト)チタン、ジプロポキシビス(エチル
アセトアセタト)チタン、1,3−ジオキシプロパンビス
(アセチルアセトナト)チタン、1,3−ジオキシプロパ
ンビス(エチルアセトアセタト)チタンなどのチタン化
合物が使用される。
これらのなかで、特に有機チタン化合物は(E)のエ
ステル系有機過酸化物を分解させる速度が遅く、本発明
の組成物を1包装で保存する場合に有効である。
ステル系有機過酸化物を分解させる速度が遅く、本発明
の組成物を1包装で保存する場合に有効である。
(D)成分の添加量は、種類によっても異なり、特に
限定されないが、(A)成分100重量部に対して0〜10
重量部が一般的であり、テトラブチルチタネートの場合
は0.5〜5重量部が適当である。
限定されないが、(A)成分100重量部に対して0〜10
重量部が一般的であり、テトラブチルチタネートの場合
は0.5〜5重量部が適当である。
本発明に用いられる(E)成分は、紫外線を照射した
時に分解してラジカルを発生し、本発明の組成物を光硬
化させるものである。
時に分解してラジカルを発生し、本発明の組成物を光硬
化させるものである。
本発明で用いられる(E)成分は、(A)成分および
(B)成分と相溶性があり、しかも着色のないエステル
系有機過酸化物であり、具体的にはtert−ブチルパーオ
キシベンゾエート、tert−ブチルパーオキシ−4−クロ
ロベンゾエート、tert−ブチルパーオキシ−2,4−ジク
ロロベンゾエート、tert−ブチルパーオキシ−4−トル
オエートのようなエステル系有機過酸化物が例示され
る。入手の容易さも考慮するとt−ブチルパーオキシベ
ンゾエートが特に好ましい。
(B)成分と相溶性があり、しかも着色のないエステル
系有機過酸化物であり、具体的にはtert−ブチルパーオ
キシベンゾエート、tert−ブチルパーオキシ−4−クロ
ロベンゾエート、tert−ブチルパーオキシ−2,4−ジク
ロロベンゾエート、tert−ブチルパーオキシ−4−トル
オエートのようなエステル系有機過酸化物が例示され
る。入手の容易さも考慮するとt−ブチルパーオキシベ
ンゾエートが特に好ましい。
(E)成分の配合量は、(A)成分100重量部に対し
て0.1〜5重量部の範囲であり、0.1〜2重量部の範囲が
好ましい。0.1重量部未満では、硬化も遅く、十分な架
橋効果が得られない。また5重量部を越えて添加して
も、期待する効果が得られない。
て0.1〜5重量部の範囲であり、0.1〜2重量部の範囲が
好ましい。0.1重量部未満では、硬化も遅く、十分な架
橋効果が得られない。また5重量部を越えて添加して
も、期待する効果が得られない。
本発明の組成物には、紫外線照射による硬化反応を促
進するために、光増感剤を添加することが好ましい。こ
のような物質としては、アセトフェノン、ベンゾフェノ
ン、ベンゾインプロピルエーテル、ベンゾインブチルエ
ーテル、ジエトキシアセトフェノン、2−メチル−2−
ヒドロキシプロピオフェノン、1−(4−イソプロピル
フェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパノン、
2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−
1−オンなどのケトン系あるいはエーテル系化合物、ベ
ンゾキノン、アントラキノン、1,2−ナフトキノンなど
のキノン系化合物などが例示される。
進するために、光増感剤を添加することが好ましい。こ
のような物質としては、アセトフェノン、ベンゾフェノ
ン、ベンゾインプロピルエーテル、ベンゾインブチルエ
ーテル、ジエトキシアセトフェノン、2−メチル−2−
ヒドロキシプロピオフェノン、1−(4−イソプロピル
フェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパノン、
2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−
1−オンなどのケトン系あるいはエーテル系化合物、ベ
ンゾキノン、アントラキノン、1,2−ナフトキノンなど
のキノン系化合物などが例示される。
光増感剤の添加量は、(A)成分100重量部に対して2
0重量部以下とすればよく、一般には0.1〜5重量部の範
囲とすることが好ましい。
0重量部以下とすればよく、一般には0.1〜5重量部の範
囲とすることが好ましい。
本発明の組成物は、(A)成分および(B)成分の一
部と(C)成分および(D)成分とを1包装とし、
(A)成分および(B)成分の残りと(E)成分および
必要に応じて光増感剤を1包装とするように2包装に分
包することができるし、また、(A)〜(E)成分を1
包装とすることも可能である。しかし、いずれの場合に
おいても、本発明の組成物は、湿気および紫外線照射に
より硬化するので、紫外線を遮断した密封下で保存する
必要がある。
部と(C)成分および(D)成分とを1包装とし、
(A)成分および(B)成分の残りと(E)成分および
必要に応じて光増感剤を1包装とするように2包装に分
包することができるし、また、(A)〜(E)成分を1
包装とすることも可能である。しかし、いずれの場合に
おいても、本発明の組成物は、湿気および紫外線照射に
より硬化するので、紫外線を遮断した密封下で保存する
必要がある。
本発明の組成物には、必要に応じて、充填剤、顔料、
耐熱性向上剤、接着助剤、難燃剤、防カビ剤等を随時付
加的に配合してもよく、また目的に応じて溶剤を併用し
たり、本発明の効果を損なわない範囲で他のポリオルガ
ノシロキサンを併用してもよい。このような付随的添加
物としては、通常、煙霧質シリカ、沈降法シリカ、石英
粉末、けいそう土、酸化チタン、酸化アルミニウム、酸
化亜鉛、酸化鉄、マイカ、クレイ、カーボンブラック、
ブラファイト、ガラスビーズ、金属粉、炭酸カルシウム
のような充填剤、炭酸亜鉛、炭酸マンガン、酸化セリウ
ム、水酸化セリウムのような耐熱性や難燃性を付与する
ための添加剤、接着付与剤、トルエン、キシレン、n−
ヘキサンなどの溶剤、さらにポリジメチルシロキサンの
ような粘度調整剤が例示される。
耐熱性向上剤、接着助剤、難燃剤、防カビ剤等を随時付
加的に配合してもよく、また目的に応じて溶剤を併用し
たり、本発明の効果を損なわない範囲で他のポリオルガ
ノシロキサンを併用してもよい。このような付随的添加
物としては、通常、煙霧質シリカ、沈降法シリカ、石英
粉末、けいそう土、酸化チタン、酸化アルミニウム、酸
化亜鉛、酸化鉄、マイカ、クレイ、カーボンブラック、
ブラファイト、ガラスビーズ、金属粉、炭酸カルシウム
のような充填剤、炭酸亜鉛、炭酸マンガン、酸化セリウ
ム、水酸化セリウムのような耐熱性や難燃性を付与する
ための添加剤、接着付与剤、トルエン、キシレン、n−
ヘキサンなどの溶剤、さらにポリジメチルシロキサンの
ような粘度調整剤が例示される。
本発明の組成物によれば、基材に処理した後に紫外線
により該組成物を瞬時に仮止め固定でき、さらに紫外線
による硬化反応が及ばぬ深部の陰の部分は湿気による縮
合反応により完全に硬化する。また、メルカプト基含有
ケイ素化合物を用いないために、反応時の悪臭や基材に
対する腐食の問題も少ない。そのため、本発明の組成物
は、電気・電子部品のポッティング等の際の仮固定で取
り付けた部品をすぐに動かさねばならぬような場合に有
用で、工程時間も大いに短縮される。
により該組成物を瞬時に仮止め固定でき、さらに紫外線
による硬化反応が及ばぬ深部の陰の部分は湿気による縮
合反応により完全に硬化する。また、メルカプト基含有
ケイ素化合物を用いないために、反応時の悪臭や基材に
対する腐食の問題も少ない。そのため、本発明の組成物
は、電気・電子部品のポッティング等の際の仮固定で取
り付けた部品をすぐに動かさねばならぬような場合に有
用で、工程時間も大いに短縮される。
以下本発明の実施例を示す。なお実施例中、部とある
のはすべて重量部を表し、また粘度とあるのは25℃にお
ける粘度を表わす。
のはすべて重量部を表し、また粘度とあるのは25℃にお
ける粘度を表わす。
実施例1 分子鎖両末端がシラノール基で封鎖された粘度3,000c
Stのポリジメチルシロキサン50部と分子鎖両末端がトリ
メチルシリル基で封鎖され、10モル%のメチルビニルシ
ロキサン単位と残余のジメチルシロキサン単位から成る
粘度4,000cStのポリオルガノシロキサン50部を混合し、
これをB−1とした。
Stのポリジメチルシロキサン50部と分子鎖両末端がトリ
メチルシリル基で封鎖され、10モル%のメチルビニルシ
ロキサン単位と残余のジメチルシロキサン単位から成る
粘度4,000cStのポリオルガノシロキサン50部を混合し、
これをB−1とした。
B−1 100重量部にメチルトリメトキシシラン4
部、テトライソプロピルチタネート0.6部、t−ブチル
パーオキシベンゾエート1部を添加し、湿気を遮断した
状態で均一に混合し、本発明の組成物S−1を得た。一
方、S−1からt−ブチルパーオキサイドベンゾエート
を除いた有機過酸化物を有しない比較例組成物R−1を
得た。
部、テトライソプロピルチタネート0.6部、t−ブチル
パーオキシベンゾエート1部を添加し、湿気を遮断した
状態で均一に混合し、本発明の組成物S−1を得た。一
方、S−1からt−ブチルパーオキサイドベンゾエート
を除いた有機過酸化物を有しない比較例組成物R−1を
得た。
これらの組成物を厚さ2mmの成形体のできるポリフッ
化エチレンでコートした金型に流し込み、第1表に示す
条件で硬化させた。その時の硬化深さと硬さ(JIS A)
を測定し、第1表に併せて示した。
化エチレンでコートした金型に流し込み、第1表に示す
条件で硬化させた。その時の硬化深さと硬さ(JIS A)
を測定し、第1表に併せて示した。
実施例2 実施例1で用いたS−1 100部にさらにベンゾフェノ
ン0.5部を添加し、本発明の組成物S−2を得た。この
S−2を実施例1で用いた金型に流し込み、Iの硬化条
件で紫外線を照射させたところ、1.2mmの深さまでゴム
状に硬化した。また、IIの条件では紫外線を15秒照射す
ると、すでに2.0mmの深さまで硬化していた。IIIおよび
IVの条件でも2.0mmの深さまでゴム状に硬化した。
ン0.5部を添加し、本発明の組成物S−2を得た。この
S−2を実施例1で用いた金型に流し込み、Iの硬化条
件で紫外線を照射させたところ、1.2mmの深さまでゴム
状に硬化した。また、IIの条件では紫外線を15秒照射す
ると、すでに2.0mmの深さまで硬化していた。IIIおよび
IVの条件でも2.0mmの深さまでゴム状に硬化した。
実施例3 実施例1で用いたB−1にメチルトリスプロペノキシ
シラン3.5部、t−ブチルパーオキシベンゾエート1部
を添加し、湿気を遮断した状態で均一に混合し、本発明
の組成物S−3を得た。S−3を実施例1で用いた金型
に流し込み、II,IIIおよびIVの条件で硬化させたとこ
ろ、いずれの条件でも2.0mmの深さまでゴム状に硬化し
ていた。
シラン3.5部、t−ブチルパーオキシベンゾエート1部
を添加し、湿気を遮断した状態で均一に混合し、本発明
の組成物S−3を得た。S−3を実施例1で用いた金型
に流し込み、II,IIIおよびIVの条件で硬化させたとこ
ろ、いずれの条件でも2.0mmの深さまでゴム状に硬化し
ていた。
実施例4 分子鎖両末端がシラノール基で封鎖され10モル%のメ
チルビニルシロキサン単位と残余のジメチルシロキサン
単位から成る粘度4,000cStのポリオルガノシロキサン10
0部にメチルトリメトキシシラン4部、テトライソプロ
ピルチタネート0.6部、t−ブチルパーオキサイドベン
ゾエート1部を添加し、湿気を遮断した状態で均一に混
合し、本発明の組成物S−4を得た。一方、S−4から
t−ブチルパーオキサイドベンゾエートを除いた有機過
酸化物を有しない比較例組成物R−2を得た。
チルビニルシロキサン単位と残余のジメチルシロキサン
単位から成る粘度4,000cStのポリオルガノシロキサン10
0部にメチルトリメトキシシラン4部、テトライソプロ
ピルチタネート0.6部、t−ブチルパーオキサイドベン
ゾエート1部を添加し、湿気を遮断した状態で均一に混
合し、本発明の組成物S−4を得た。一方、S−4から
t−ブチルパーオキサイドベンゾエートを除いた有機過
酸化物を有しない比較例組成物R−2を得た。
これらの組成物を厚さ2mmの成形体のできるポリフッ
化エチレンでコートした金型に流し込み、第1表に示す
条件で硬化させた。その時の硬化深さと硬さ(JIS A)
を測定し、第2表に併せて示した。
化エチレンでコートした金型に流し込み、第1表に示す
条件で硬化させた。その時の硬化深さと硬さ(JIS A)
を測定し、第2表に併せて示した。
実施例5 実施例1で用いたS−4 100部にさらにベンゾフェノ
ン0.5部を添加し、本発明の組成物S−5を得た。この
S−5を実施例1で用いた金型に流し込み、Iの硬化条
件で紫外線を照射させたところ、1.4mmの深さまでゴム
状に硬化した。また、IIの条件では紫外線を15秒照射す
ると、すでに2.0mmの深さまで硬化していた。IIIおよび
IVの条件でも2.0mmの深さまでゴム状に硬化した。
ン0.5部を添加し、本発明の組成物S−5を得た。この
S−5を実施例1で用いた金型に流し込み、Iの硬化条
件で紫外線を照射させたところ、1.4mmの深さまでゴム
状に硬化した。また、IIの条件では紫外線を15秒照射す
ると、すでに2.0mmの深さまで硬化していた。IIIおよび
IVの条件でも2.0mmの深さまでゴム状に硬化した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千葉 修二 群馬県太田市西新町133番地 東芝シリコ ーン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−63751(JP,A)
Claims (5)
- 【請求項1】(A) 分子中に少なくとも2個のケイ素
原子に結合せる水酸基または加水分解性基を有し、25℃
における粘度が10〜1,000,000cStのポリオルガノシロキ
サン 100重量部 (B) 分子中に少なくとも2個のケイ素原子に結合せ
るアルケニル基を有し、25℃における粘度が10〜1,000,
000cStのポリオルガノシロキサン 0〜2000重量部 (C) ケイ素原子に結合せる加水分解性基を1分子中
に平均2個を越える数有する有機ケイ素化合物 0.5〜2
0重量部 (D) 縮合反応用触媒 0〜10重量部 (E) エステル系有機過酸化物 0.1〜5重量部 から成り、(A)〜(C)のケイ素原子に結合せる全有
機基中の0.01モル%以上がアルケニル基であることを特
徴とする硬化性ポリオルガノシロキサン組成物。 - 【請求項2】(A)の加水分解性基がアルコキシ基又は
アルケニルオキシ基である特許請求の範囲第1項記載の
組成物。 - 【請求項3】(A)のケイ素原子に結合せる有機基の2
個以上がアルケニル基である特許請求の範囲第2項記載
の組成物。 - 【請求項4】(D)の縮合反応用触媒が有機チタン化合
物である特許請求の範囲第1項記載の組成物。 - 【請求項5】(E)がt−ブチルパーオキシベンゾエー
トである特許請求の範囲第1項記載の組成物。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62291540A JPH0832829B2 (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | 硬化性ポリオルガノシロキサン組成物 |
| US07/271,985 US4921926A (en) | 1987-11-18 | 1988-11-16 | Curable polyorganosiloxane composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62291540A JPH0832829B2 (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | 硬化性ポリオルガノシロキサン組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01132664A JPH01132664A (ja) | 1989-05-25 |
| JPH0832829B2 true JPH0832829B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=17770228
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62291540A Expired - Lifetime JPH0832829B2 (ja) | 1987-11-18 | 1987-11-18 | 硬化性ポリオルガノシロキサン組成物 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4921926A (ja) |
| JP (1) | JPH0832829B2 (ja) |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6180248B1 (en) * | 1987-12-16 | 2001-01-30 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Siloxane organic hybrid polymers |
| JP2880725B2 (ja) * | 1988-06-14 | 1999-04-12 | 三井化学株式会社 | 架橋ポリオレフィンの製造方法 |
| DE3826715A1 (de) * | 1988-08-05 | 1990-02-22 | Fraunhofer Ges Forschung | Verfahren zum beschichten von substraten mit einem isolierenden ueberzug |
| US5183873A (en) * | 1991-10-21 | 1993-02-02 | Wacker Silicones Corporation | Room temperature stable organopolysiloxane compositions |
| JP3261592B2 (ja) * | 1992-04-20 | 2002-03-04 | 株式会社スリーボンド | 湿気硬化及び光硬化しうるシリコーン組成物 |
| US5409963A (en) * | 1993-12-28 | 1995-04-25 | Three Bond Co., Ltd. | Curable silicone composition |
| DE102005018629A1 (de) * | 2005-04-21 | 2006-10-26 | Wacker Chemie Ag | Verfahren zur Herstellung von Triorganosiloxygruppen aufweisenden Organopolysiloxanen |
| DE102005018628A1 (de) * | 2005-04-21 | 2006-10-26 | Wacker Chemie Ag | Verfahren zur Herstellung von Silanolgruppen aufweisenden Organopolysiloxanen |
| JP2009035676A (ja) * | 2007-08-03 | 2009-02-19 | Sekisui Chem Co Ltd | 光硬化性組成物 |
| US9815943B2 (en) * | 2013-03-15 | 2017-11-14 | Melior Innovations, Inc. | Polysilocarb materials and methods |
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