JPH0832961A - 映像信号圧縮装置及び映像信号伸長装置 - Google Patents

映像信号圧縮装置及び映像信号伸長装置

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JPH0832961A
JPH0832961A JP6167994A JP16799494A JPH0832961A JP H0832961 A JPH0832961 A JP H0832961A JP 6167994 A JP6167994 A JP 6167994A JP 16799494 A JP16799494 A JP 16799494A JP H0832961 A JPH0832961 A JP H0832961A
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signal
video signal
circuit
wide
compression
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JP6167994A
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English (en)
Inventor
Shinichi Osawa
真一 大沢
Yushi Inagaki
雄史 稲垣
Takehiko Okuyama
武彦 奥山
Minoru Yoneda
稔 米田
Takashi Terui
孝 照井
Yoshihisa Sakazaki
芳久 坂崎
Shuji Abe
修司 阿部
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】第2世代EDTV方式の映像信号を圧縮した場
合でも、再生画像の画質を向上させる。 【構成】入力映像信号は判別回路22に与えて方式を判別
する。判別回路22からの判別信号によってスイッチ23,
28を切換え、現行NTSC方式の映像信号については現
行方式映像信号用圧縮回路24又は現行方式映像信号用伸
長回路25に与える。また、第2世代EDTV方式の映像
信号はワイド方式映像信号用圧縮回路26又はワイド方式
映像信号用伸長回路27に与える。方式毎に異なる圧縮回
路及び伸長回路を用いており、方式に応じた最適な圧縮
が可能である。第2世代EDTV方式の映像信号の水平
及び垂直補強信号は高域に重み付けして量子化すること
により、十分なパワーの伝送を可能にする。これによ
り、再生画像の画質を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【産業上の利用分野】本発明は、第2世代EDTV放送
の記録及び再生に好適の映像信号圧縮装置及び映像信号
伸長装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高画質化及び高音質化を目標とし
た第2世代EDTV(Extended Definition TV )放送
が検討されている。第2世代EDTV放送は、現行放送
との両立性を有すると共に、画面のアスペクト比を1
6:9の横長にすることにより臨場感あふれる番組の視
聴を可能にしている。第2世代EDTV信号(ワイドア
スペクトテレビジョン信号)の有効走査線は、アスペク
ト比が4:3の現行NTSC信号の垂直方向中央の1
6:9の部分に対応している。従って、例えば、アスペ
クト比が4:3の現行放送用のテレビジョン受像機によ
って第2世代EDTV放送を映出すると、画面上下に無
画部を有し中央に主画部を有するレターボックス表示が
行われることになる。
【0003】図14はこのようなレターボックス形式の
映像信号を現行のNTSC方式のテレビジョン受像機で
受信した場合の画面表示を示している。
【0004】NTSC方式のテレビジョン受像機の表示
画面1のアスペクト比は4:3である。表示画面1の垂
直方向中央のアスペクト比が16:9の部分には、フィ
ールド当たりの走査線数が180本の主画部2が映出さ
れ、表示画面1の上下の走査線数30本ずつの部分には
所定の黒レベルの無画部3(網線部)が映出される。主
画部2のアスペクト比は16:9であるので、映出され
た有効画像の真円率は1となる。
【0005】また、この画像をアスペクト比が16:9
の表示画面に映出させると、図14(b)に示すよう
に、画面全域に真円率1で表示が行われる。
【0006】第2世代EDTVは、アスペクト比が4:
3の現行NTSC信号の中央の16:9の部分のみを有
効走査線としているので、現行NTSC信号の有効走査
線数が480本であるのに対し、伝送する第2世代ED
TV信号の有効走査線数は360本となる。第2世代E
DTV方式に対応したテレビジョン受像機においては、
デコード時にこの360本の有効走査線を3→4走査変
換して480本に戻す。単に走査線変換しただけでは、
第2世代EDTV信号は現行NTSC信号よりも垂直解
像度が劣化してしまうので、送信時に垂直解像度を改善
するための垂直補強信号を多重化して伝送することが決
定している。
【0007】第2世代EDTV方式では、送信側におい
て、480本/画面高の順次走査信号を飛越し走査信号
に変換して伝送する。この場合には、レターボックス形
式にするため、即ち、有効走査線数を360本にするた
めに、480本/画面高の輝度信号を垂直低域フィルタ
によって360本/画面高の信号に帯域制限する。更
に、飛越し走査信号に変換するために、輝度信号を垂直
低域フィルタによって180本/画面高の信号に帯域制
限する。これらの帯域制限によって、走査線変換時の折
り返し歪の発生を防止する。この180本/画面高の輝
度信号の水平方向低域の4.2MHz 以下の成分YL を
主画部信号として伝送する。また、順次走査から飛越し
走査への変換時に帯域制限されて失われた180乃至3
60本/画面高のテンポラル垂直高域成分(VT信号)
を垂直補強信号として伝送する。
【0008】これらの主画部信号とVT信号とはSSK
F(Symmetric Short Kernel Filter )によって分離す
る。SSKFとしては、3タップ又は5タップのフィル
タが用いられる。また、垂直補強信号としてレターボッ
クス形式への変換時に帯域制限されて失われた360乃
至480本/画面高の輝度信号垂直高域成分(VH信
号)も伝送する。これらの成分VH,VTは画像の動き
に応じて加算して、水平方向(時間方向)に1/3に圧
縮する。この場合には、VT信号とVH信号とを受信側
で分離可能とするために、VH信号をライン反転させる
ことにより時間軸方向に15Hzだけシフトさせた後V
T信号と加算する。次に、加算した信号を色副搬送波を
用いて変調し、ナイキストフィルタを用いて帯域制限し
て、画面上下の無画部に多重する。なお、無画部の垂直
補強信号が画面上で目立つことを防止するために、主画
部信号からVT信号と相関を有する成分を生成し、この
成分をVT信号から減算した後に、VH信号と加算する
ようになっている。
【0009】また、180本/画面高の輝度信号の水平
方向高域の4.2乃至6MHz の帯域の成分YH は水平
補強信号HH′として主画部信号に多重するようになっ
ている。この場合には、水平高域成分YH を周波数が1
6/7fsc(fscは色副搬送波周波数)の搬送波を用い
て搬送波抑圧振幅変調し、更に周波数シフトして主画部
信号に周波数多重している。
【0010】図15はこれらの水平及び垂直補強信号の
多重状態を説明するための説明図である。図15は垂直
方向が奇数フィールド及び偶数フィールドの走査線を示
し、水平方向が画面水平方向の画素を示している。
【0011】1画面は水平910画素×垂直525ライ
ンによって構成している。垂直525ラインのうち有効
走査線数は480本であり、フィールド当たり240本
である。各フィールドの有効走査線数240本のうち中
央の180本の主画部には水平補強信号のHH′信号を
多重する。また、各フィールドの走査線数30本の上部
無画部及び走査線数30本の下部無画部には垂直補強信
号のVT及びVH信号を多重する。VT及びVH信号は
1/3に時間圧縮しており、1ラインに多重されたVT
及びVH信号によって3ライン分の主画部の解像度が改
善される。即ち、例えば、各フィールドの上部無画部の
第1ラインの画面左側1/3の期間に多重されたVT及
びVH信号は主画部の第1ラインに対応し、中央の1/
3の期間に多重されたVT及びVH信号は主画部の第2
ラインに対応し、右側の1/3の期間に多重されたVT
及びVH信号は主画部の第3ラインに対応する。
【0012】なお、第2世代EDTV放送においては、
YC分離性能を向上させるために、送信側において3次
元プリコーディングを行うようになっている。なお、こ
れらの技術については、特公平4−208783号公報
にて開示されている。
【0013】ところで、この第2世代EDTV放送信号
を民生用VTR(ビデオテープレコーダ)において記録
又は再生することが考えられる。この場合にディジタル
VTRを採用すると、第2世代EDTV放送信号を圧縮
して記録する必要が生じる。
【0014】図16は従来の映像信号圧縮装置及び映像
信号伸長装置が組込まれたディジタルVTRを示すブロ
ック図である。
【0015】民生用VTRは高密度記録及び高能率符号
化によって高画質で長時間記録を可能にしている。アナ
ログの入力映像信号は映像処理回路4に与える。映像処
理回路4は、入力映像信号をディジタル信号に変換して
フレーム化する。これにより、1フレームを例えば72
0画素×480ラインの有効画素で構成する。映像処理
回路4からの映像信号は輝度信号成分と色差信号成分と
に分離して処理する。なお、図16では説明を簡略化す
るために、輝度信号成分のみについて示してある。
【0016】映像処理回路4はフレーム化した映像信号
を例えば8画素×8ラインのブロック(DCTブロッ
ク)にブロック化してシャフリング回路5に与える。シ
ャフリング回路5は入力されたデータをシャフリングし
てDCT回路6に与える。図17はブロック化を示す説
明図であり、図17(a)は輝度ブロックを示し、図1
7(b)は色差ブロックを示している。輝度信号の有効
画素数が720画素×480ラインであるので、1フレ
ームは、図17(a)に示すように、90×60の輝度
ブロックに分けられる。一方、色差信号と輝度信号との
サンプリングクロックの相違から、輝度ブロックと色差
ブロックとの大きさは異なる。例えば、色差信号のサン
プリングクロックが輝度信号のサンプリングクロックの
1/4の周波数であるものとすると、色差信号の1フレ
ームは180画素×480ラインで構成される。従っ
て、8画素×8ラインの色差ブロックCb,Crは、図
17(b)に示すように、夫々1フレームに22.5×
60ブロックだけ構成される。
【0017】DCT回路6は映像処理回路4からのブロ
ックデータに2次元DCT(離散コサイン変換)処理を
施すことにより、空間座標軸成分を周波数軸成分に変換
する。DCT回路6からの変換係数は量子化回路7に与
え、所定の量子化係数を用いて量子化する。この場合に
は、人間の視覚特性を考慮して、変換係数の高域周波数
成分ほど大きな量子化係数を設定する。これにより、信
号の冗長度を低減する。
【0018】量子化回路7の出力は可変長符号化回路8
に与え、可変長符号化回路8は、所定の可変長符号表、
例えば、ハフマン符号表等に基づいて、量子化出力を可
変長符号化して誤り訂正符号化回路9に出力する。これ
により、出現確率が高いデータには短いビットを割当
て、出現確率が低いデータには長いビットを割当てて、
伝送量を一層削減する。
【0019】なお、特殊再生等を考慮して、可変長符号
化回路8からの符号化出力を固定長化するようになって
いる。この固定長化は例えばマクロブロック単位で行
う。図18はマクロブロックの構成を示している。輝度
ブロックと色差ブロックとの大きさが1:4であること
を考慮して、輝度4ブロックと色差各1ブロックずつと
の6DCTブロックによってマクロブロックを構成す
る。そして、例えば画面上の離散した位置の5マクロブ
ロックで固定長化することにより、絵柄に拘らず、符号
量の割当てを適正なものとする。
【0020】一方、入力音声信号は音声処理回路11に与
える。音声処理回路11は、入力音声信号をA/D変換
し、映像信号との同期化を行うと共に、ミキシング処理
を行って誤り訂正符号化回路9に出力する。誤り訂正符
号化回路9は、圧縮された映像データと音声データとを
例えばリードソロモン符号等の積符号に符号化して変調
回路10に出力する。変調回路10は入力されたデータを高
密度記録に適した変調方式で変調して、図示しない磁気
ヘッドを介して磁気テープ12に記録する。
【0021】再生時には、磁気テープ12からの再生デー
タは磁気ヘッドから復調回路13に与えられる。復調回路
13は再生データを復調し、復調データには誤り訂正復号
化回路14によって誤り訂正処理を施す。誤り訂正復号化
回路14からの映像データは可変長復号化回路15に与え、
音声データは音声処理回路16に与える。可変長復号化回
路15は映像データを可変長復号化して逆量子化回路17に
与え、逆量子化回路17は可変長復号化出力を逆量子化し
て逆DCT回路18に与える。逆DCT回路18は入力され
たデータを逆DCT処理することにより、DCT処理前
の元の座標軸データに伸長してデシャフリング回路19に
出力する。
【0022】デシャフリング回路19は、伸長されたデー
タにフレーム内のデシャフリングを施して元のデータ配
列に戻し、映像処理回路20は、D/A変換してアナログ
の出力映像信号を得る。一方、誤り訂正復号化回路14か
らの音声データは音声処理回路16に与え、映像信号との
時間合わせ及び補正処理を行った後、D/A変換してア
ナログの出力音声信号を得る。
【0023】ところで、上述したように、第2世代ED
TV信号は水平方向高域成分(HH′信号)、垂直高域
成分(VH信号)及び時間垂直高域成分(VT信号)を
含んでいる。これらの成分をDCT処理すると、その変
換係数は水平又は垂直の高域側のパワーが大きくなる。
ところが、量子化回路7は変換係数の高域周波数成分ほ
ど大きな量子化係数を設定していることから、これらの
成分は欠落してしまい十分なパワーが伝送されない。こ
のため、これらの補強信号を用いて高画質の再生画像を
得ることができないという問題があった。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
従来の映像信号圧縮装置及び映像信号伸長装置において
は、第2世代EDTV信号の水平方向高域成分、垂直高
域成分及び時間垂直高域成分が十分なパワーで伝送され
ないことから、再生画像の画質が十分でないという問題
点があった。
【0025】本発明は、第2世代EDTV信号を圧縮し
た場合でも、十分な画質の再生画像を得ることができる
映像信号圧縮装置及び映像信号伸長装置を提供すること
を目的とする。
【0026】[発明の構成]
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
映像信号圧縮装置は、ワイドアスペクトテレビジョン信
号又は非ワイドアスペクトテレビジョン信号に基づく入
力映像信号が入力され前記入力映像信号の方式を判別し
て判別結果を出力する判別手段と、前記非ワイドアスペ
クトテレビジョン信号を圧縮する非ワイド方式映像信号
用圧縮手段と、前記ワイドアスペクトテレビジョン信号
を圧縮するワイド方式映像信号用圧縮手段と、前記非ワ
イド方式映像信号用圧縮手段の出力又は前記ワイド方式
映像信号用圧縮手段の出力を選択的に出力する選択手段
と、この選択手段の出力と前記判別結果とを多重して多
重信号を出力する多重手段とを具備したものであり、本
発明の請求項6に係る映像信号伸長装置は、ワイドアス
ペクトテレビジョン信号又は非ワイドアスペクトテレビ
ジョン信号に対する圧縮信号とこの圧縮信号がワイドア
スペクトテレビジョン信号に基づくものであるか又は非
ワイドアスペクトテレビジョン信号に基づくものである
かを判別するための判別信号とを含む多重信号が入力さ
れ、前記非ワイドアスペクトテレビジョン信号に対する
圧縮信号を伸長して前記非ワイドアスペクトテレビジョ
ン信号を得る非ワイド方式映像信号用伸長手段と、前記
多重信号が入力され、前記ワイドテレビジョン信号に対
する圧縮信号を伸長して前記ワイドアスペクトテレビジ
ョン信号を得るワイド方式映像信号用伸長手段と、前記
多重信号に含まれる前記判別信号に基づいて前記非ワイ
ド方式映像信号用伸長手段の出力又は前記ワイド方式映
像信号用伸長手段の出力を切換えて出力する切換手段と
を具備したものである。
【0027】
【作用】本発明の請求項1において、判別手段は、入力
映像信号の方式を判別して判別結果を出力する。入力映
像信号が非ワイドアスペクトテレビジョン信号である場
合には、非ワイド方式映像信号用圧縮手段によって圧縮
し、ワイドアスペクトテレビジョン信号である場合に
は、ワイド方式映像信号用圧縮手段によって圧縮する。
これにより、入力映像信号の方式に応じた最適な圧縮が
可能である。選択手段は判別結果に基づいて非ワイド方
式映像信号用圧縮手段の出力又はワイド方式映像信号用
圧縮手段の出力を選択し、多重手段は選択手段の出力に
方式の判別結果を多重して出力する。
【0028】本発明の請求項6において、入力する多重
信号は非ワイドアスペクトテレビジョン信号又はワイド
アスペクトテレビジョン信号に対する圧縮信号と判別信
号とを多重したものである。切換手段は判別信号に基づ
いて、非ワイド方式映像信号用伸長手段の出力又はワイ
ド方式映像信号用伸長手段の出力を切換えて出力する。
これにより、映像信号の方式に応じた最適な伸長処理を
行う。
【0029】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明に係る映像信号圧縮装置及び
映像信号伸長装置の一実施例を示すブロック図である。
【0030】本実施例は入力映像信号を圧縮して記録系
に供給すると共に、再生系からの再生信号を伸長して元
の映像信号に戻す記録再生装置に適用した例である。記
録時には、端子21には図示しないチューナ等からNTS
C方式又は第2世代EDTV方式のベースバンドの映像
信号を入力する。この映像信号はスイッチ23及び判別回
路22に与える。一方、再生時にはスイッチ23からの映像
信号を端子21を介して出力する。
【0031】第2世代EDTV放送開始当初は、アスペ
クト比が4:3の現行NTSC方式の信号とアスペクト
比が16:9の第2世代EDTV方式の信号とが番組毎
に混在して放送されることが予想される。従って、受信
側において、現行NTSC方式と第2世代EDTV方式
とに夫々対応した制御を行う必要がある。そこで、送信
側において、第2世代EDTV方式の放送信号を伝送し
ていることを示す識別信号を多重して伝送することが決
定されている。識別信号によって、放送信号のアスペク
ト比及び各種補強信号の有無等が示されると共に、補強
信号復調の位相基準が得られる。
【0032】識別信号は画像エリアの最上部(22H,
285H)の水平走査期間に挿入される。識別信号は、
27ビット分のビット領域B1 乃至B27を有している。
各ビットのビット幅は色副搬送波周期の7倍である。ビ
ット領域B1 乃至B5 ,B24はNRZ(ノンリターンゼ
ロ)形式で伝送される識別符号であり、ビット領域B6
乃至B23は色副搬送波形式の識別符号(周波数はfsc)
である。また、ビット領域B25乃至B27では既存の映像
信号との判定を行うための確認信号が伝送される。確認
信号は周波数が2.04MHz(=(4/7)fsc)の
正弦波である。
【0033】判別回路22は入力映像信号の22H又は2
85Hに識別信号が重畳されているか否かを検出するこ
とにより、入力映像信号が第2世代EDTV方式の信号
であるか又は現行NTSC方式の信号であるかを判別し
て、判別信号をスイッチ23,28に出力するようになって
いる。また、判別回路22は後述する誤り訂正符号化/復
号化回路29からの再生信号に含まれる判別信号に基づい
て、再生信号が第2世代EDTV方式の信号であるか又
は現行NTSC方式の信号であるかを判別して判別信号
をスイッチ23,28に出力するようになっている。スイッ
チ23,28は、判別信号によって現行NTSC方式の映像
信号が入力されたことが示された場合には端子aを選択
し、第2世代EDTV方式の映像信号が入力されたこと
が示された場合には端子bを選択するようになってい
る。
【0034】スイッチ23,28の端子a相互間には現行方
式映像信号用圧縮回路24及び現行方式映像信号用伸長回
路25を接続し、端子b相互間にはワイド方式映像信号用
圧縮回路26及びワイド方式映像信号用伸長回路27を接続
する。スイッチ28は、端子a,bに入力された信号を誤
り訂正符号化/復号化回路29に出力すると共に、誤り訂
正符号化/復号化回路29からの再生信号を端子a,bに
出力するようになっている。誤り訂正符号化/復号化回
路29は、スイッチ28の出力及び判別信号が与えられて両
者を多重し、誤り訂正符号化を施して多重信号として図
示しない記録系に出力する。また、誤り訂正符号化/復
号化回路29は、図示しない再生系からの再生信号を誤り
訂正復号化してスイッチ28及び判別回路22に出力するよ
うになっている。
【0035】図2乃至図5は夫々図1中の現行方式映像
信号用圧縮回路24、現行方式映像信号用伸長回路25、ワ
イド方式映像信号用圧縮回路26及びワイド方式映像信号
用伸長回路27を示すブロック図である。図2乃至図5に
おいて図16と同一の構成要素には同一符号を付してあ
る。
【0036】図2においてスイッチ23の端子aからの入
力映像信号は映像処理回路4に与える。映像処理回路4
は入力映像信号をフレーム化してシャフリング回路5に
出力する。シャフリング回路5はフレーム化された映像
データをシャフリングして例えば8画素×8ラインのブ
ロック単位でDCT回路6に出力する。
【0037】DCT回路6は入力されたブロックデータ
を2次元DCT処理することにより空間座標軸成分を周
波数軸成分に変換する。この場合には、DCT回路6の
変換係数は1個の直流成分と63個の交流成分とから成
り、DCT回路6は変換係数を水平及び垂直の低域から
高域に向かって順次配列し、ジグザグスキャン順に量子
化回路7に出力する。
【0038】図6はジグザグスキャンを説明するための
説明図である。図6の数字は1DCTブロックの64個
の変換係数の出力順を示している。図6に示すように、
変換係数は直流成分から水平及び垂直の高域に向かう順
にジグザグスキャンしながら順次出力される。
【0039】量子化回路7は変換係数を量子化係数に基
づいて量子化する。図7は所定の条件において量子化回
路7が用いた量子化係数を説明するための説明図であ
る。図7の64個の係数は夫々図6の64個のDCT変
換係数に対応している。量子化回路7は各変換係数と対
応する各量子化係数とを乗算することにより量子化を行
う。図7に示すように、水平及び垂直の低域側の変換係
数に対する量子化係数程大きな値となっている。
【0040】量子化係数は、一般的には、変換係数の低
域乃至高域を複数のエリアに分割し、各エリア毎に値を
設定するようになっている。図8はこのエリアの分割を
示す説明図である。図8は64のDCT変換係数がいず
れのエリアに属するかを0乃至4のエリア番号によって
示している。
【0041】これらのエリアに応じて量子化係数を設定
する。例えば、量子化回路がDCT変換係数を量子化係
数で除算した商を量子化出力として出力するものとした
場合には、大きな量子化係数を設定することによりデー
タ量を削減することができる。従って、この場合には、
エリア番号0の変換係数に対する量子化係数を小さく設
定することにより、低域成分を十分に伝送するように重
み付けすることができる。
【0042】このように、量子化回路が用いる量子化係
数を調整することによって発生符号量を制御することが
できる。ところで、ブロックによっては変換係数の最大
値が極めて大きいこともあり、逆に変換係数の最大値が
極めて小さいDCTブロックも存在する。これらのDC
Tブロックに対してエリア毎に一定の量子化係数を用い
ると、符号量の過不足が生じる。そこで、各DCTブロ
ックを変換係数の最大値によって例えば4つのクラスに
分割して、各クラス毎に量子化係数を設定するようにな
っている。
【0043】また、後述するように、本実施例において
も従来例と同様に例えば5マクロブロック単位で符号化
出力を固定長化するようになっている。符号化の単位で
あるマクロブロックの符号量が所定の設定符号量以内と
なるように量子化係数を設定する必要がある。そこで、
マクロブロック毎の発生符号量を考慮したナンバー(Q
番号)をマクロブロック単位で設定するようになってい
る。発生符号量が大きくなりやすいマクロブロック程小
さいQ番号を付すようになっている。
【0044】図9はエリア番号、クラス番号及びQ番号
を考慮して設定した量子化回路7の量子化係数を示す説
明図である。図9では、変換係数を0乃至3の4つのエ
リア番号で区分し、各ブロックを0乃至3の4つのクラ
ス番号で区分し、更に、各マクロブロックを0乃至15
の16段階のQ番号で区分して示している。これらのエ
リア番号、クラス番号及びQ番号によって、各変換係数
に対する量子化係数を求める。なお、図9では量子化係
数を1,2,4,8,16の5段階に分類している。
【0045】例えば、変換係数の最大値が比較的小さい
クラス番号0のDCTブロックについて、属しているマ
クロブロックのQ番号が4であった場合には、エリア番
号0に属する変換係数に対する量子化係数は1であり、
エリア番号1に属する変換係数に対する量子化係数は2
であり、エリア番号2に属する変換係数に対する量子化
係数は2であり、エリア番号3に属する変換係数に対す
る量子化係数は4である。
【0046】量子化回路7からの量子化出力は可変長符
号化回路8に与える。可変長符号化回路8は量子化出力
を所定の可変長符号表、例えば、ハフマン符号表を用い
て可変長符号化して符号化出力として出力する。この場
合には、可変長符号化回路8は符号化出力の符号量が所
定の設定符号量以内となるように固定長化を行う。例え
ば、可変長符号化回路8は4つの輝度ブロックと各1つ
ずつの色差ブロックとによって構成したマクロブロック
を5個集めて、これらの5個のマクロブロック単位で固
定長化を行う。
【0047】このように構成された現行方式映像信号用
圧縮回路24によれば、従来と同様の圧縮が行われる。即
ち、現行NTSC方式の映像信号は映像処理回路4にお
いてフレーム化し、シャフリング回路5によってシャフ
リングした後8×8画素のブロック単位でDCT回路6
に与える。DCT回路6はブロックデータを周波数軸成
分に変換して、変換係数を量子化回路7に出力する。
【0048】量子化回路7は図9に基づいて設定した量
子化係数を用いて変換係数を量子化する。図9に示すよ
うに、変換係数の高域成分程大きな量子化係数に設定し
ており、量子化回路7によって低域成分に重み付けを行
った量子化が行われる。量子化回路7からの量子化出力
を可変長符号化回路8によって可変長符号化して符号化
出力として出力する。
【0049】図3において、図1のスイッチ28の端子a
からの再生信号は可変長復号化回路15に与える。可変長
復号化回路15は再生信号を可変長復号化して逆量子化回
路17に出力する。逆量子化回路17は可変長復号化回路15
の出力を図9に基づく量子化係数を用いて逆量子化して
量子化前のデータに戻して逆DCT回路18に出力する。
逆DCT回路18は、逆量子化出力を逆DCT処理するこ
とにより、周波数軸成分を空間座標軸成分に戻してブロ
ックデータをデシャフリング回路19に出力する。デシャ
フリング回路19はブロックデータをデシャフリングして
シャフリング前の配列に戻して映像処理回路20に出力す
る。映像処理回路20は入力されたブロックデータをフレ
ーム化し、フィールド順で出力映像信号として出力す
る。
【0050】このように構成された現行方式映像信号用
伸長回路25によれば、現行方式映像信号用圧縮回路24に
よって圧縮された映像信号を伸長して出力することがで
きる。
【0051】図4において、ワイド方式映像信号用圧縮
回路26にはスイッチ23の端子bからの映像信号を与え
る。この入力映像信号は図15に示すフィールド順で映
像処理回路4に与える。映像処理回路4フィールド化さ
れているデータをフレーム化した後シャフリング回路31
に与える。
【0052】図10は図4中の映像処理回路4のフレー
ム化を説明するための説明図である。図10(a)は入
力されるフィールドデータを示し、図10(b)は出力
するフレームデータを示している。図10(a)に示す
ように、奇数フィールド(ODD)は上下無画部O1 ,
O2 と主画部Oとによって構成し、偶数フィールド(E
VEN)は上下無画部E1 ,E2 と主画部Eとによって
構成している。無画部O1 ,O2 ,E1 ,E2 には垂直
補強信号(VT,VH信号)を多重しており、主画部
O,Eには輝度信号Y、色差信号CR,CBに水平補強
信号HH′を多重している。
【0053】映像処理回路4は入力されたフィールドデ
ータをフレーム化する場合に、無画部のデータと主画部
のデータとを分離する。例えば、映像処理回路4は、図
10(b)に示すように、60ライン分の上部無画部O
1 ,E1 のVT,VH信号及び60ライン分の下部無画
部O2 ,E2 のVT,VH信号を連続して配列し、続け
て360ライン分の主画部E,OのY,CR,CB,H
H′信号を連続して配列する。
【0054】図11は図4中のシャフリング回路31のブ
ロック化を説明するための説明図である。図11(a)
は輝度ブロック及び色差ブロックを示し、図11(b)
は水平及び垂直補強信号に対するブロックを示してい
る。
【0055】シャフリング回路31は入力されたデータを
シャフリングして8×8画素単位のブロックに分割して
DCT回路32,34に出力する。即ち、シャフリング回路
31は、主画部信号については4つの輝度ブロックY0 乃
至Y3 と各1つずつの色差ブロックCR,CBとを配列
してDCT回路32に出力する。また、シャフリング回路
31は、水平及び垂直補強信号については、図11(b)
に示すように、垂直補強信号に基づくブロックを4つ連
続させた後水平補強信号に基づくブロックを5つ連続さ
せてDCT回路34に出力する。
【0056】DCT回路32は、DCT回路6と同様の構
成であり、入力された主画部信号のブロックデータを周
波数軸成分に変換して量子化回路33に出力する。量子化
回路33は量子化回路7と同様の構成であり、図9に基づ
く量子化係数を用いてDCT変換係数を量子化してスイ
ッチ36の端子aに出力するようになっている。
【0057】一方、DCT回路34は、DCT回路6と同
様の構成であり、水平及び垂直補強信号に対するブロッ
クデータを周波数軸成分に変換して量子化回路35に出力
する。量子化回路35はDCT回路34からのDCT変換係
数を量子化して出力する。本実施例においては、量子化
回路35が用いる量子化係数は高域を重み付けするものと
なっている。
【0058】図12は図4中の量子化回路35が用いる量
子化係数を説明するための説明図である。
【0059】図12においてもエリア番号、クラス番号
及びQ番号に基づいて量子化係数を決定するようになっ
ている。例えば、図12では、クラス番号0のDCTブ
ロックについて、属しているマクロブロックのQ番号が
4であった場合には、エリア番号0,1,2,3に属す
る変換係数に対する量子化係数を夫々4,2,2,1に
設定している。即ち、図12に基づく量子化係数は高域
を重み付けするものである。量子化回路35からの量子化
出力はスイッチ36の端子bに与える。スイッチ36は、端
子a,bを切換え選択して、量子化回路33からの主画部
信号に対するブロックと量子化回路35からの無画部に対
するブロックとを可変長符号化回路8に出力するように
なっている。
【0060】このように構成されたワイド方式映像信号
用圧縮回路26においては、第2世代EDTV方式の映像
信号が入力されると、映像処理回路4及びシャフリング
回路31は、主画部信号に対するブロックデータと水平及
び垂直補強信号に対するブロックデータとに分ける。主
画部信号のブロックデータはDCT回路32によってDC
T処理し、量子化回路33によって量子化する。これによ
り、主画部信号のデータは低域に重み付けされ、符号量
が削減される。量子化出力はスイッチ36の端子aを介し
て可変長符号化回路8に与える。
【0061】一方、水平及び垂直補強信号に対するブロ
ックデータはDCT回路34に与える。DCT回路34はブ
ロックデータをDCT処理して量子化回路35に与える。
量子化回路35は図12に基づく量子化係数、即ち、高域
側に重み付けされた量子化係数を用いて変換係数を量子
化する。水平及び垂直補強信号は比較的高い周波数の変
換係数にパワーが集中しており、量子化回路35によって
符号量を削減すると共に、水平及び垂直補強信号の十分
な伝送が可能となる。量子化回路35からの量子化出力は
スイッチ36の端子bを介して可変長符号化回路8に与え
る。可変長符号化回路8は入力された量子化出力を可変
長符号化して符号化出力として出力する。
【0062】図5において、ワイド方式映像信号用伸長
回路27にはスイッチ28の端子bからの再生信号を与え
る。この再生信号は可変長復号化回路15に与える。可変
長復号化回路15は再生信号をスイッチ37に出力する。ス
イッチ37は主画部信号のブロックデータに対する再生信
号を端子aを介して逆量子化回路38に与え、水平及び垂
直補強信号のブロックデータに対する再生信号を端子b
を介して逆量子化回路40に与える。逆量子化回路38は可
変長復号化回路15の出力を図9に基づく量子化係数を用
いて逆量子化して量子化前のデータに戻して逆DCT回
路39に出力する。逆量子化回路40は可変長復号化回路15
の出力を図12に基づく量子化係数を用いて逆量子化し
て量子化前のデータに戻して逆DCT回路41に出力す
る。
【0063】逆DCT回路39,41は、夫々逆量子化回路
38,40からの逆量子化出力を逆DCT処理することによ
り、周波数軸成分を空間座標軸成分に戻してブロックデ
ータをデシャフリング回路42に出力する。デシャフリン
グ回路42はブロックデータをデシャフリングしてシャフ
リング前の配列に戻して映像処理回路20に出力する。映
像処理回路20は、図10(b)に示すフレームデータの
配列を変換して図10(a)に示すフィールドデータを
得て出力映像信号として出力する。
【0064】このように構成されたワイド方式映像信号
用伸長回路27によれば、ワイド方式映像信号用圧縮回路
26によって圧縮された映像信号を伸長して出力すること
ができる。
【0065】このように構成された映像信号圧縮装置及
び映像信号伸長装置の動作について図13の説明図を参
照して説明する。図13(a)は主画部信号に対するブ
ロックデータの圧縮後のデータフォーマットを示し、図
13(b)は水平及び垂直補強信号に対するブロックデ
ータの圧縮後のデータフォーマットを示している。
【0066】圧縮時には、端子21を介して入力された映
像信号をスイッチ23に与えると共に判別回路22にも与え
る。判別回路22は入力映像信号の方式を判別して判別信
号を出力する。入力映像信号がNTSC方式の信号であ
る場合には、判別回路22からの判別信号に基づいて、ス
イッチ23は端子aを選択する。NTSC方式の入力映像
信号はスイッチ23の端子aを介して現行方式映像信号用
圧縮回路24に与えて圧縮する。この圧縮は変換係数の低
域に重み付けされたものであり、入力映像信号は十分な
圧縮率で圧縮されてスイッチ28に供給される。
【0067】スイッチ28は判別回路22からの判別信号に
よって端子aを選択しており、現行方式映像信号圧縮回
路24から符号化出力を誤り訂正符号化/復号化回路29に
与える。誤り訂正符号化/復号化回路29は入力された符
号化出力及び判別信号を多重し誤り訂正符号化して図示
しない記録系に出力する。
【0068】一方、再生時には、図示しない再生系から
の信号を誤り訂正符号化/復号化回路29によって誤り訂
正する。誤り訂正符号化/復号化回路29の出力は判別回
路22にも与えており、判別回路22はNTSC方式の信号
であることを示す識別信号をスイッチ28,23に出力す
る。これにより、スイッチ28は端子aを選択し、再生信
号は現行方式映像信号用伸長回路25に供給される。現行
方式映像信号用伸長回路25は現行方式映像信号用圧縮回
路24の逆処理によって再生信号を伸長し、スイッチ23を
介して端子21から出力する。
【0069】一方、端子21に入力される入力映像信号が
第2世代EDTV方式の信号である場合には、判別信号
によってスイッチ23,28は端子bを選択する。第2世代
EDTV方式の映像信号はワイド方式映像信号用圧縮回
路26に供給される。ワイド方式映像信号用圧縮回路26は
主画部信号に対するブロックデータを低域に重み付けし
て圧縮する。逆に、ワイド方式映像信号用圧縮回路26
は、水平及び垂直補強信号に対するブロックデータは高
域に重み付けして圧縮する。
【0070】即ち、ワイド方式映像信号用圧縮回路26の
シャフリング回路31は、図11(a)に示すように、主
画部信号の輝度信号及び色差信号に対応する4つの輝度
ブロック及び各1つずつの色差ブロックを連続して配列
してDCT回路32に出力する。また、シャフリング回路
31は、図11(b)に示すように、垂直補強信号(V
T,VH信号)に対する4つのブロックと水平補強信号
に対する6つのブロックを連続して配列してDCT回路
34に出力する。DCT回路32,34は入力されたブロック
データをDCT処理して変換係数を出力する。これらの
変換係数は夫々量子化回路33,35によって量子化する。
この場合には、量子化回路33は低域に重み付けされた量
子化係数を用い、量子化回路35は高域に重み付けされた
量子化係数を用いる。これにより、データ量を十分に削
減すると共に、十分なパワーの水平及び垂直補強信号を
得ることができる。
【0071】量子化回路33,35の出力は相互に同一のフ
ォーマットで伝送する。即ち、図13(a)に示すよう
に、量子化回路33の出力は6つのブロックによって構成
されるマクロブロック単位で符号化しており、量子化回
路33の出力も、図13(b)に示すように、4つの垂直
補強信号に対するブロックと2つの水平補強信号に対す
るブロックとの6つのブロック毎に符号化を行う。量子
化回路33,35の出力はスイッチ36を介して可変長符号化
回路8に与え可変長符号化して出力する。ワイド方式映
像信号用圧縮回路26の圧縮データはスイッチ28を介して
誤り訂正符号化/復号化回路29に与え、判別信号と多重
した後誤り訂正符号化して記録系に出力する。
【0072】一方、再生時には、再生系からの再生信号
は誤り訂正符号化/復号化回路29によって誤り訂正復号
化する。この場合には、判別回路22からの判別信号によ
ってスイッチ23,28は端子bを選択する。再生信号はワ
イド方式映像信号用伸長回路27に与えて伸長し、スイッ
チ23を介して出力する。
【0073】記録時に水平及び垂直補強信号に対するブ
ロックデータは、高域に重み付けされて圧縮されてお
り、高域成分が十分なパワーで記録される。従って、再
生時には水平及び垂直補強信号を劣化させることなく再
生することができるので、再生画像の画質を向上させる
ことができる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
2世代EDTV信号を圧縮した場合でも、十分な画質の
再生画像を得ることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る映像信号圧縮装置及び映像信号伸
長装置の一実施例を示すブロック図。
【図2】図1中の現行方式映像信号用圧縮回路の具体的
な構成を示すブロック図。
【図3】図1中の現行方式映像信号用伸長回路の具体的
な構成を示すブロック図。
【図4】図1中のワイド方式映像信号用圧縮回路の具体
的な構成を示すブロック図。
【図5】図1中のワイド方式映像信号用伸長回路の具体
的な構成を示すブロック図。
【図6】ジグザグスキャンを説明するための説明図。
【図7】量子化係数を説明するための説明図。
【図8】エリア番号を説明するための説明図。
【図9】量子化係数を説明するための説明図。
【図10】図4中の映像処理回路を説明するための説明
図。
【図11】図4中のシャフリング回路を説明するための
説明図。
【図12】量子化係数を説明するための説明図。
【図13】実施例の動作を説明するための説明図。
【図14】レターボックス形式の映像信号を現行のNT
SC方式のテレビジョン受像機で受信した場合の画面表
示を示す説明図。
【図15】水平及び垂直補強信号の多重状態を説明する
ための説明図。
【図16】従来の映像信号圧縮装置及び映像信号伸長装
置が組込まれたディジタルVTRを示すブロック図。
【図17】ブロック化を示す説明図。
【図18】マクロブロックの構成を示す説明図。
【符号の説明】
22…判別回路、23,28…スイッチ、24…現行方式映像信
号用圧縮回路、25…現行方式映像信号用伸長回路、26…
ワイド方式映像信号用圧縮回路、27…ワイド方式映像信
号用伸長回路、29…誤り訂正符号化/復号化回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥山 武彦 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝マルチメディア技術研究所内 (72)発明者 米田 稔 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝マルチメディア技術研究所内 (72)発明者 照井 孝 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝マルチメディア技術研究所内 (72)発明者 坂崎 芳久 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝マルチメディア技術研究所内 (72)発明者 阿部 修司 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝マルチメディア技術研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイドアスペクトテレビジョン信号又は
    非ワイドアスペクトテレビジョン信号に基づく入力映像
    信号が入力され前記入力映像信号の方式を判別して判別
    結果を出力する判別手段と、 前記非ワイドアスペクトテレビジョン信号を圧縮する非
    ワイド方式映像信号用圧縮手段と、 前記ワイドアスペクトテレビジョン信号を圧縮するワイ
    ド方式映像信号用圧縮手段と、 前記非ワイド方式映像信号用圧縮手段の出力又は前記ワ
    イド方式映像信号用圧縮手段の出力を選択的に出力する
    選択手段と、 この選択手段の出力と前記判別結果とを多重して多重信
    号を出力する多重手段とを具備したことを特徴とする映
    像信号圧縮装置。
  2. 【請求項2】 前記ワイドアスペクトテレビジョン信号
    は、無画部期間に主画部の垂直解像度を改善するための
    垂直補強信号が多重され、主画部期間に水平解像度を改
    善するための水平補強信号が多重されると共に、方式を
    示す識別信号が多重された第2世代EDTV方式の映像
    信号であることを特徴とする請求項1に記載の映像信号
    圧縮装置。
  3. 【請求項3】 前記判別手段は、前記識別信号に基づい
    て入力映像信号の方式を判別することを特徴とする請求
    項1に記載の映像信号圧縮装置。
  4. 【請求項4】 前記ワイド方式映像信号用圧縮手段は、
    前記ワイドアスペクトテレビジョン信号の低域よりも高
    域のパワーを伝送するように圧縮する圧縮回路を含むこ
    とを特徴とする請求項2に記載の映像信号圧縮装置。
  5. 【請求項5】 前記ワイド方式映像信号用圧縮手段は、
    前記ワイドアスペクトテレビジョン信号を直交変換して
    変換係数を出力する直交変換手段と、 前記主画部の輝度信号及び色差信号に対応する変換係数
    については高域よりも低域のパワーを伝送するように重
    み付けして量子化する第1の量子化手段と、 前記水平補強信号及び垂直補強信号に対応する変換係数
    については低域よりも高域のパワーを伝送するように重
    み付けして量子化する第2の量子化手段とを具備したこ
    とを特徴とする請求項2に記載の映像信号圧縮装置。
  6. 【請求項6】 ワイドアスペクトテレビジョン信号又は
    非ワイドアスペクトテレビジョン信号に対する圧縮信号
    とこの圧縮信号がワイドアスペクトテレビジョン信号に
    基づくものであるか又は非ワイドアスペクトテレビジョ
    ン信号に基づくものであるかを判別するための判別信号
    とを含む多重信号が入力され、前記非ワイドアスペクト
    テレビジョン信号に対する圧縮信号を伸長して前記非ワ
    イドアスペクトテレビジョン信号を得る非ワイド方式映
    像信号用伸長手段と、 前記多重信号が入力され、前記ワイドテレビジョン信号
    に対する圧縮信号を伸長して前記ワイドアスペクトテレ
    ビジョン信号を得るワイド方式映像信号用伸長手段と、 前記多重信号に含まれる前記判別信号に基づいて前記非
    ワイド方式映像信号用伸長手段の出力又は前記ワイド方
    式映像信号用伸長手段の出力を切換えて出力する切換手
    段とを具備したことを特徴とする映像信号伸長装置。
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