JPH08330441A - Mosトランジスタの製造方法 - Google Patents
Mosトランジスタの製造方法Info
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- JPH08330441A JPH08330441A JP7134423A JP13442395A JPH08330441A JP H08330441 A JPH08330441 A JP H08330441A JP 7134423 A JP7134423 A JP 7134423A JP 13442395 A JP13442395 A JP 13442395A JP H08330441 A JPH08330441 A JP H08330441A
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- film
- gate electrode
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- pmos
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- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 PMOSのp+ 型ゲート電極中のBの増速拡
散を防止し、かつ浅い接合を形成する。 【構成】 Si基板中の活性領域に取り込まれるFは、
B拡散層の浅い接合深さxj の達成には有益だが、p+
型ゲート電極中のFは不純物であるBの拡散を促進する
ために有害である。そこでまず、ゲート電極7n,7p
のパターニングに用いたレジスト・マスク8をそのまま
用いてF+ のイオン注入を行う。このとき、F+ は活性
領域には導入されるが、ゲート電極7pには導入されな
い。この後レジスト・マスク8を除去し、PMOS形成
領域にBF2 +ではなく、B+ をイオン注入する。活性領
域では既に存在するF+ の寄与で浅いLDD領域10が
形成されるが、ゲート電極7p中ではB濃度の変動が抑
制される。 【効果】 PMOSの閾値電圧Vthの変動やサブスレッ
ショッルド・スイングの増大を抑制できる。
散を防止し、かつ浅い接合を形成する。 【構成】 Si基板中の活性領域に取り込まれるFは、
B拡散層の浅い接合深さxj の達成には有益だが、p+
型ゲート電極中のFは不純物であるBの拡散を促進する
ために有害である。そこでまず、ゲート電極7n,7p
のパターニングに用いたレジスト・マスク8をそのまま
用いてF+ のイオン注入を行う。このとき、F+ は活性
領域には導入されるが、ゲート電極7pには導入されな
い。この後レジスト・マスク8を除去し、PMOS形成
領域にBF2 +ではなく、B+ をイオン注入する。活性領
域では既に存在するF+ の寄与で浅いLDD領域10が
形成されるが、ゲート電極7p中ではB濃度の変動が抑
制される。 【効果】 PMOSの閾値電圧Vthの変動やサブスレッ
ショッルド・スイングの増大を抑制できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はMOSトランジスタの製
造方法に関し、特にp型MOSトランジスタ(PMO
S)のp型ゲート電極からのホウ素(B)拡散、あるい
はBのゲート酸化膜突き抜けを抑制しながら、ソース/
ドレイン領域の浅い接合も同時に達成する方法に関す
る。
造方法に関し、特にp型MOSトランジスタ(PMO
S)のp型ゲート電極からのホウ素(B)拡散、あるい
はBのゲート酸化膜突き抜けを抑制しながら、ソース/
ドレイン領域の浅い接合も同時に達成する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】同一基板上にn型MOSトランジスタ
(NMOS)とp型MOSトランジスタ(PMOS)と
を共存させた相補型MOSトランジスタ(CMOS)
は、両トランジスタのオン時のみ電流が流れるため消費
電力が低く、また微細化や高集積化が容易であるため高
速動作が可能であるといった利点を有し、メモリ素子や
論理素子をはじめ多くのLSI構成デバイスとして広く
用いられている。近年ではゲート長0.1μm以下のM
OSトランジスタの室温動作も確認されていることか
ら、CMOS回路の高集積化と微細化が今後も進展し続
けることは確実視されている。
(NMOS)とp型MOSトランジスタ(PMOS)と
を共存させた相補型MOSトランジスタ(CMOS)
は、両トランジスタのオン時のみ電流が流れるため消費
電力が低く、また微細化や高集積化が容易であるため高
速動作が可能であるといった利点を有し、メモリ素子や
論理素子をはじめ多くのLSI構成デバイスとして広く
用いられている。近年ではゲート長0.1μm以下のM
OSトランジスタの室温動作も確認されていることか
ら、CMOS回路の高集積化と微細化が今後も進展し続
けることは確実視されている。
【0003】ところで、従来からPMOSのゲート電極
の構成材料としては、NMOSのゲート電極と同様、n
+ 型ポリシリコン膜、あるいはこの上に高融点金属シリ
サイド膜や高融点金属膜を積層したポリサイド膜、ポリ
メタル膜といった材料が用いられてきた。これは、n+
型ポリシリコン膜が高温プロセスに良く耐え、またチャ
ネル・プロファイルが埋込み型となるために高いバルク
移動度を利用して動作を高速化することができたからで
ある。しかし、埋込みチャネル型のMOSトランジスタ
では、ソース/ドレイン領域から迫り出している空乏層
の先端がゲート電界の影響により基板の深い部分で互い
に接近するため、パンチスルーが生じ易い問題がある。
したがって、デザイン・ルールがディープ・サブミクロ
ン以下に縮小される世代においては、埋込みチャネル型
では短チャネル効果の抑制が困難となり、ゆえに表面チ
ャネル型の採用が望まれている。PMOSのゲート電極
をp+ 型ポリシリコン膜を用いて構成すれば、表面チャ
ネル型のプロファイルを実現することができる。
の構成材料としては、NMOSのゲート電極と同様、n
+ 型ポリシリコン膜、あるいはこの上に高融点金属シリ
サイド膜や高融点金属膜を積層したポリサイド膜、ポリ
メタル膜といった材料が用いられてきた。これは、n+
型ポリシリコン膜が高温プロセスに良く耐え、またチャ
ネル・プロファイルが埋込み型となるために高いバルク
移動度を利用して動作を高速化することができたからで
ある。しかし、埋込みチャネル型のMOSトランジスタ
では、ソース/ドレイン領域から迫り出している空乏層
の先端がゲート電界の影響により基板の深い部分で互い
に接近するため、パンチスルーが生じ易い問題がある。
したがって、デザイン・ルールがディープ・サブミクロ
ン以下に縮小される世代においては、埋込みチャネル型
では短チャネル効果の抑制が困難となり、ゆえに表面チ
ャネル型の採用が望まれている。PMOSのゲート電極
をp+ 型ポリシリコン膜を用いて構成すれば、表面チャ
ネル型のプロファイルを実現することができる。
【0004】PMOSのゲート電極材料にp+ 型ポリシ
リコン膜が望まれる理由は、他にもある。NMOS,P
MOSのいずれのゲート電極にもn+ 型ポリシリコン膜
を用いる従来のCMOSでは、NMOSとPMOSとの
間に仕事関数差が存在し、この差に起因して閾値電圧V
thが非対称となっている。このため、PMOSのチャネ
ル領域に浅くホウ素をイオン注入して両トランジスタの
閾値電圧Vthをほぼ等しく(通常は1V以下)設定して
いた。しかし、閾値電圧Vth調整用のイオン注入により
基板表面の不純物濃度を上昇させると、基板表面付近の
キャリア移動度が低下して動作高速化に不利となるた
め、将来的にはチャネル不純物濃度を低下させることが
必須である。そこで、仕事関数の大きいp+ 型ポリシリ
コン膜をPMOSのゲート電極として用いれば、チャネ
ル不純物濃度を上げずにNMOSとPMOSとの間で閾
値電圧Vthを対称化することができる。このことは、C
MOSインバータとして基本ゲートを構成した場合のト
ランジスタの入出力特性を対称化し、信号伝達特性の対
称性を改善することにつながる。
リコン膜が望まれる理由は、他にもある。NMOS,P
MOSのいずれのゲート電極にもn+ 型ポリシリコン膜
を用いる従来のCMOSでは、NMOSとPMOSとの
間に仕事関数差が存在し、この差に起因して閾値電圧V
thが非対称となっている。このため、PMOSのチャネ
ル領域に浅くホウ素をイオン注入して両トランジスタの
閾値電圧Vthをほぼ等しく(通常は1V以下)設定して
いた。しかし、閾値電圧Vth調整用のイオン注入により
基板表面の不純物濃度を上昇させると、基板表面付近の
キャリア移動度が低下して動作高速化に不利となるた
め、将来的にはチャネル不純物濃度を低下させることが
必須である。そこで、仕事関数の大きいp+ 型ポリシリ
コン膜をPMOSのゲート電極として用いれば、チャネ
ル不純物濃度を上げずにNMOSとPMOSとの間で閾
値電圧Vthを対称化することができる。このことは、C
MOSインバータとして基本ゲートを構成した場合のト
ランジスタの入出力特性を対称化し、信号伝達特性の対
称性を改善することにつながる。
【0005】ところで、MOSトランジスタの製造工程
では、工程数を最小限に抑える必要から、ゲート電極へ
の不純物の導入とソース/ドレイン領域への不純物の導
入とを共通プロセスにて行う場合がある。このプロセス
について、LDD型のCMOSの製造工程を例にとり、
図11ないし図14を参照しながら説明する。
では、工程数を最小限に抑える必要から、ゲート電極へ
の不純物の導入とソース/ドレイン領域への不純物の導
入とを共通プロセスにて行う場合がある。このプロセス
について、LDD型のCMOSの製造工程を例にとり、
図11ないし図14を参照しながら説明する。
【0006】まず、p型のSi基板(p−Sub)21
上に公知の手順にしたがってフィールド酸化膜22、n
型ウェル(n−Well)23およびゲート酸化膜24
を順次形成する。続いて、基体の全面にタングステン
(W)−ポリサイド膜を堆積させ、この膜を図示されな
いレジスト・マスクを介して異方性エッチングすること
により、NMOS形成領域とPMOS形成領域の各々に
おいてゲート電極27n,27pを形成する。ここで、
上記ゲート電極27n,27pは、それぞれ下層側から
順にノンドープの(不純物を含有しない)ポリシリコン
膜25n,25pとタングステン・シリサイド膜(WS
ix)膜26n,26pとが積層されたものである。た
だし、添字nはNMOSの構成要素、添字pはPMOS
の構成要素であることを表す。さらに、エッチングに用
いた上記レジスト・マスクを除去した後、NMOS形成
領域全体をレジスト・マスク28で被覆し、PMOS形
成領域にBF2 +の低濃度イオン注入を行う。この低濃度
イオン注入により、ポリシリコン膜25pをp- 型化す
ると共に、Si基板21内にp- 型LDD領域29を形
成する。図11は、ここまでの工程を終了した状態を示
している。
上に公知の手順にしたがってフィールド酸化膜22、n
型ウェル(n−Well)23およびゲート酸化膜24
を順次形成する。続いて、基体の全面にタングステン
(W)−ポリサイド膜を堆積させ、この膜を図示されな
いレジスト・マスクを介して異方性エッチングすること
により、NMOS形成領域とPMOS形成領域の各々に
おいてゲート電極27n,27pを形成する。ここで、
上記ゲート電極27n,27pは、それぞれ下層側から
順にノンドープの(不純物を含有しない)ポリシリコン
膜25n,25pとタングステン・シリサイド膜(WS
ix)膜26n,26pとが積層されたものである。た
だし、添字nはNMOSの構成要素、添字pはPMOS
の構成要素であることを表す。さらに、エッチングに用
いた上記レジスト・マスクを除去した後、NMOS形成
領域全体をレジスト・マスク28で被覆し、PMOS形
成領域にBF2 +の低濃度イオン注入を行う。この低濃度
イオン注入により、ポリシリコン膜25pをp- 型化す
ると共に、Si基板21内にp- 型LDD領域29を形
成する。図11は、ここまでの工程を終了した状態を示
している。
【0007】ところで、上述のPMOS形成領域に対す
る低濃度イオン注入においてイオン種としてBF2 +を用
いているのは、このイオン種の解離特性や大きな質量ゆ
えに、B+ に比べて飛程を小さく制御して浅い接合を
達成したり、あるいはチャネリングを防止する上で有利
であること、さらに、Fにゲート酸化膜24内部のトラ
ップ密度を低下させる効果があることによる。
る低濃度イオン注入においてイオン種としてBF2 +を用
いているのは、このイオン種の解離特性や大きな質量ゆ
えに、B+ に比べて飛程を小さく制御して浅い接合を
達成したり、あるいはチャネリングを防止する上で有利
であること、さらに、Fにゲート酸化膜24内部のトラ
ップ密度を低下させる効果があることによる。
【0008】上述のようにPMOS形成領域への低濃度
イオン注入が終了したら、レジスト・マスク28を除去
し、PMOS形成領域を被覆するレジスト・マスク30
を新たに形成し、NMOS形成領域に対してAs+ の低
濃度イオン注入を行う。この低濃度イオン注入により、
ポリシリコン膜25nをn- 型化すると共に、Si基板
21内にn- 型LDD領域31を形成する。図12は、
ここまでの工程を終了した状態を示している。
イオン注入が終了したら、レジスト・マスク28を除去
し、PMOS形成領域を被覆するレジスト・マスク30
を新たに形成し、NMOS形成領域に対してAs+ の低
濃度イオン注入を行う。この低濃度イオン注入により、
ポリシリコン膜25nをn- 型化すると共に、Si基板
21内にn- 型LDD領域31を形成する。図12は、
ここまでの工程を終了した状態を示している。
【0009】次に、レジスト・マスク30を除去して基
体の全面にたとえばSiOx膜等の絶縁膜を堆積させ、
これを異方的にエッチバックしてゲート電極27n,2
7pの側壁面上にサイドウォール32を形成する。さら
に、NMOS形成領域をレジスト・マスク33で被覆し
てBF2 +の高濃度イオン注入を行う。この高濃度イオン
注入により、ポリシリコン膜25pをp+ 型化すると共
に、Si基板21内にp+ 型ソース/ドレイン領域34
を形成する。図13は、ここまでの工程を終了した状態
を示している。
体の全面にたとえばSiOx膜等の絶縁膜を堆積させ、
これを異方的にエッチバックしてゲート電極27n,2
7pの側壁面上にサイドウォール32を形成する。さら
に、NMOS形成領域をレジスト・マスク33で被覆し
てBF2 +の高濃度イオン注入を行う。この高濃度イオン
注入により、ポリシリコン膜25pをp+ 型化すると共
に、Si基板21内にp+ 型ソース/ドレイン領域34
を形成する。図13は、ここまでの工程を終了した状態
を示している。
【0010】さらに、レジスト・マスク33の除去、P
MOS形成領域を被覆するレジスト・マスク35の形
成、NMOS形成領域へのAs+ の高濃度イオン注入を
同様に順次行う。この高濃度イオン注入により、ポリシ
リコン膜25nをn+ 型化すると共に、Si基板21内
にn+ 型ソース/ドレイン領域36を形成する。図14
は、ここまでの工程を終了した状態を示している。
MOS形成領域を被覆するレジスト・マスク35の形
成、NMOS形成領域へのAs+ の高濃度イオン注入を
同様に順次行う。この高濃度イオン注入により、ポリシ
リコン膜25nをn+ 型化すると共に、Si基板21内
にn+ 型ソース/ドレイン領域36を形成する。図14
は、ここまでの工程を終了した状態を示している。
【0011】以上のようなプロセスによれば、ゲート電
極27n,27pを構成するポリシリコン膜25n,2
5pへの不純物導入とLDD型のソース/ドレイン領域
を形成するための不純物導入が同時に行えるため、たと
えばパターニング前のポリシリコン膜に不純物をイオン
注入するようなプロセスに比べ、工程数削減による多大
な経済効果を得ることができる。
極27n,27pを構成するポリシリコン膜25n,2
5pへの不純物導入とLDD型のソース/ドレイン領域
を形成するための不純物導入が同時に行えるため、たと
えばパターニング前のポリシリコン膜に不純物をイオン
注入するようなプロセスに比べ、工程数削減による多大
な経済効果を得ることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、PMOSに
おいては、デザイン・ルールの微細化に伴ってp+ 型ゲ
ート電極からのBの拡散による様々な弊害が指摘されて
いる。すなわち、MOSトランジスタの製造工程ではソ
ース/ドレインの活性化,SALICIDE(自己整合
的シリサイド化)プロセス,層間絶縁膜のリフロー等、
色々な段階で熱処理が行われるが、この熱負荷によりp
+ 型ゲート電極内のBが拡散してゲート酸化膜中に取り
込まれたり、あるいはゲート酸化膜を突き抜けてSi基
板中へ拡散したりすると、PMOSの閾値電圧Vthの上
昇、サブスレッショルド・スウィングの増大、あるいは
ゲート酸化膜の信頼性低下を招くのである。しかも、F
はBの拡散を促進し、かかる不都合を助長することが知
られている。したがって、Bと同時にFも導入されてし
まうBF2 +のイオン注入は、基板中に浅い接合を形成す
る上では有利であるものの、ゲート電極からのB拡散防
止の観点からは不利と言わざるを得ない。
おいては、デザイン・ルールの微細化に伴ってp+ 型ゲ
ート電極からのBの拡散による様々な弊害が指摘されて
いる。すなわち、MOSトランジスタの製造工程ではソ
ース/ドレインの活性化,SALICIDE(自己整合
的シリサイド化)プロセス,層間絶縁膜のリフロー等、
色々な段階で熱処理が行われるが、この熱負荷によりp
+ 型ゲート電極内のBが拡散してゲート酸化膜中に取り
込まれたり、あるいはゲート酸化膜を突き抜けてSi基
板中へ拡散したりすると、PMOSの閾値電圧Vthの上
昇、サブスレッショルド・スウィングの増大、あるいは
ゲート酸化膜の信頼性低下を招くのである。しかも、F
はBの拡散を促進し、かかる不都合を助長することが知
られている。したがって、Bと同時にFも導入されてし
まうBF2 +のイオン注入は、基板中に浅い接合を形成す
る上では有利であるものの、ゲート電極からのB拡散防
止の観点からは不利と言わざるを得ない。
【0013】BF2 +の代わりにB+ を用いたイオン注入
であれば、ゲート電極中にFがBと同時に取り込まれる
ことはないため、B拡散防止に効果がありそうである。
実際、B+ のイオン注入により形成されたp+ 型ゲート
電極からは、Bの拡散が生じたとしてもゲート酸化膜を
突き抜けるには至らず、概ねゲート酸化膜中で安定化さ
れる。
であれば、ゲート電極中にFがBと同時に取り込まれる
ことはないため、B拡散防止に効果がありそうである。
実際、B+ のイオン注入により形成されたp+ 型ゲート
電極からは、Bの拡散が生じたとしてもゲート酸化膜を
突き抜けるには至らず、概ねゲート酸化膜中で安定化さ
れる。
【0014】しかし、近年の高度に微細化されたMOS
トランジスタでは、ポリシリコン膜単層からなるゲート
電極が採用されることは少なく、多くの場合はゲート遅
延を抑制するために、上述のようなW−ポリサイド膜を
加工したゲート電極が採用されている。ところが、この
W−ポリサイド膜の上層側を構成するWSix膜には通
常、その成膜原料ガスに由来するFが相当量含まれてお
り、下層側のポリシリコン膜にFを容易に供給してしま
う。特に、WF6 をSiH4 (モノシラン:MS)で還
元するMS還元減圧CVD法で成膜されたWSix膜に
は、1020/cm3 ものオーダーでFが残留しており、
Fを供給する虞れが大きい。したがって、ポリサイド・
ゲート電極においては、たとえp型不純物の導入がB+
のイオン注入で行われたとしても、B拡散を有効に防止
することは困難である。無論、B + イオン注入では、S
i基板内に浅い接合を形成することも不可能である。
トランジスタでは、ポリシリコン膜単層からなるゲート
電極が採用されることは少なく、多くの場合はゲート遅
延を抑制するために、上述のようなW−ポリサイド膜を
加工したゲート電極が採用されている。ところが、この
W−ポリサイド膜の上層側を構成するWSix膜には通
常、その成膜原料ガスに由来するFが相当量含まれてお
り、下層側のポリシリコン膜にFを容易に供給してしま
う。特に、WF6 をSiH4 (モノシラン:MS)で還
元するMS還元減圧CVD法で成膜されたWSix膜に
は、1020/cm3 ものオーダーでFが残留しており、
Fを供給する虞れが大きい。したがって、ポリサイド・
ゲート電極においては、たとえp型不純物の導入がB+
のイオン注入で行われたとしても、B拡散を有効に防止
することは困難である。無論、B + イオン注入では、S
i基板内に浅い接合を形成することも不可能である。
【0015】同様の問題は、ポリシリコン膜の上にWF
6 を原料ガスとして低温成長されたW膜を積層したW−
ポリメタル膜においても発生する。ゲート電極からのB
拡散を抑制する上で有効と考えられる方法は、熱処理温
度の低下、あるいは熱処理時間の短縮である。しかし、
前者ではイオン注入やドライエッチングで生じた結晶欠
陥の回復が不十分となるためリーク電流の増大を招く虞
れがあり、後者では不純物の活性化が不十分となるため
拡散層や配線層の抵抗の上昇を招く虞れがある。
6 を原料ガスとして低温成長されたW膜を積層したW−
ポリメタル膜においても発生する。ゲート電極からのB
拡散を抑制する上で有効と考えられる方法は、熱処理温
度の低下、あるいは熱処理時間の短縮である。しかし、
前者ではイオン注入やドライエッチングで生じた結晶欠
陥の回復が不十分となるためリーク電流の増大を招く虞
れがあり、後者では不純物の活性化が不十分となるため
拡散層や配線層の抵抗の上昇を招く虞れがある。
【0016】また、Bの突き抜けを抑制するために、N
H3 やN2 O等の窒化雰囲気中でゲート酸化膜の急速熱
窒化(RTN)を行う方法が提案されている。しかしこ
れらの方法は、ゲート絶縁膜の膜厚増大やキャリア移動
度の低下によるトランジスタ特性の低下、あるいは固定
電荷や界面準位の増加によるゲート絶縁膜の信頼性低下
といった問題を招き、必ずしも得策ではない。
H3 やN2 O等の窒化雰囲気中でゲート酸化膜の急速熱
窒化(RTN)を行う方法が提案されている。しかしこ
れらの方法は、ゲート絶縁膜の膜厚増大やキャリア移動
度の低下によるトランジスタ特性の低下、あるいは固定
電荷や界面準位の増加によるゲート絶縁膜の信頼性低下
といった問題を招き、必ずしも得策ではない。
【0017】さらに、ポリシリコン膜の結晶粒径を増大
させることで結晶粒界を減少させ、これによりBの拡散
を抑制しようとする方法が、1990年IEEEシンポ
ジウム・オンVLSIテクノロジー(1990 Symposium o
n VLSI Technology, IEEE)抄録集 p.111-112に発表され
ている。この方法では、アモルファス・シリコン膜をパ
ターニングしてゲート電極を形成した後、該ゲート電極
とソース/ドレイン領域への不純物導入を同時に行い、
その後の不純物活性化アニールや層間絶縁膜のリフロー
を900℃,15分間の条件で行うことにより、アモル
ファス・シリコンを通常よりも大きな結晶粒径を有する
ポリシリコン膜に変化させている。しかしながら、アモ
ルファス・シリコンからポリシリコンへの結晶化の進行
具合は、アモルファス・シリコン膜が成膜後に経るアニ
ール条件に大きく依存するため、この方法のみでは信頼
性、再現性に優れた結晶粒成長を達成することは困難で
ある。
させることで結晶粒界を減少させ、これによりBの拡散
を抑制しようとする方法が、1990年IEEEシンポ
ジウム・オンVLSIテクノロジー(1990 Symposium o
n VLSI Technology, IEEE)抄録集 p.111-112に発表され
ている。この方法では、アモルファス・シリコン膜をパ
ターニングしてゲート電極を形成した後、該ゲート電極
とソース/ドレイン領域への不純物導入を同時に行い、
その後の不純物活性化アニールや層間絶縁膜のリフロー
を900℃,15分間の条件で行うことにより、アモル
ファス・シリコンを通常よりも大きな結晶粒径を有する
ポリシリコン膜に変化させている。しかしながら、アモ
ルファス・シリコンからポリシリコンへの結晶化の進行
具合は、アモルファス・シリコン膜が成膜後に経るアニ
ール条件に大きく依存するため、この方法のみでは信頼
性、再現性に優れた結晶粒成長を達成することは困難で
ある。
【0018】このように、p+ 型ゲート電極からのB拡
散を防止するための従来の対策は、いずれも決め手を欠
いているのが実情である。そこで本発明は、浅い接合深
さx j を達成しながら、再現性の高い手法によりBの拡
散を防止することが可能なMOSトランジスタの製造方
法を提供することを目的とする。
散を防止するための従来の対策は、いずれも決め手を欠
いているのが実情である。そこで本発明は、浅い接合深
さx j を達成しながら、再現性の高い手法によりBの拡
散を防止することが可能なMOSトランジスタの製造方
法を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のMOSトランジ
スタの製造方法は、上述の目的を達するために提案され
るものであり、半導体基板上に半導体層を含むゲート電
極材料膜を成膜する工程と、エッチング・マスクを介し
て前記ゲート電極材料膜をエッチングすることによりゲ
ート電極を形成する工程と、前記エッチング・マスクを
残したまま、前記半導体基板に特定の導電型を付与しな
いイオンを該半導体基板にイオン注入する工程と、前記
エッチング・マスクを除去した後、前記半導体基板と前
記ゲート電極にB+ をイオン注入する工程とを有する。
スタの製造方法は、上述の目的を達するために提案され
るものであり、半導体基板上に半導体層を含むゲート電
極材料膜を成膜する工程と、エッチング・マスクを介し
て前記ゲート電極材料膜をエッチングすることによりゲ
ート電極を形成する工程と、前記エッチング・マスクを
残したまま、前記半導体基板に特定の導電型を付与しな
いイオンを該半導体基板にイオン注入する工程と、前記
エッチング・マスクを除去した後、前記半導体基板と前
記ゲート電極にB+ をイオン注入する工程とを有する。
【0020】上記エッチング・マスクとしては、後で除
去可能であることが要件となるため、レジスト・マスク
を用いるのが良い。ゲート電極の形成に限って考えれ
ば、ゲート電極上にこれと同一パターンをもって形成さ
れたオフセット酸化膜をエッチング・マスクとして用い
ることも可能である。しかし、これでは後工程でエッチ
ング・マスクを除去することが事実上不可能なので、こ
れを残したままイオン注入を行うことになる。ところ
が、ゲート電極上にオフセット酸化膜を残したままで
は、該ゲート電極にB+ をイオン注入する際の飛程を大
きく設定する必要が生じてしまい、これと同時に形成さ
れるソース/ドレイン領域の接合深さxj も増大してし
まう。したがって、本発明で用いるエッチング・マスク
としては、やはりアッシングにより容易に除去可能なレ
ジスト・マスクを用いることが好適である。
去可能であることが要件となるため、レジスト・マスク
を用いるのが良い。ゲート電極の形成に限って考えれ
ば、ゲート電極上にこれと同一パターンをもって形成さ
れたオフセット酸化膜をエッチング・マスクとして用い
ることも可能である。しかし、これでは後工程でエッチ
ング・マスクを除去することが事実上不可能なので、こ
れを残したままイオン注入を行うことになる。ところ
が、ゲート電極上にオフセット酸化膜を残したままで
は、該ゲート電極にB+ をイオン注入する際の飛程を大
きく設定する必要が生じてしまい、これと同時に形成さ
れるソース/ドレイン領域の接合深さxj も増大してし
まう。したがって、本発明で用いるエッチング・マスク
としては、やはりアッシングにより容易に除去可能なレ
ジスト・マスクを用いることが好適である。
【0021】なお、上記エッチング・マスクは、後工程
において半導体基板に特定の導電型を付与しないイオン
をゲート電極に導入させないためのイオン注入マスクと
しても機能するものであるから、かかるイオンの飛程よ
り十分に大きい膜厚を有していることが必要である。通
常の半導体プロセスで採用されるレジスト膜厚であれ
ば、まず問題はない。
において半導体基板に特定の導電型を付与しないイオン
をゲート電極に導入させないためのイオン注入マスクと
しても機能するものであるから、かかるイオンの飛程よ
り十分に大きい膜厚を有していることが必要である。通
常の半導体プロセスで採用されるレジスト膜厚であれ
ば、まず問題はない。
【0022】上記半導体基板としてSi基板を用いる場
合、この半導体基板に特定の導電型を付与しない前記イ
オンとしては、たとえばC+ ,N+ ,F+ を用いること
ができる。中でもF+ は、従来公知の共イオン注入でも
効果が確認されているとおり、B+ とは別々にイオン注
入された場合でもSi基板内におけるBの拡散を抑制す
る働きを示すため、特に好適である。
合、この半導体基板に特定の導電型を付与しない前記イ
オンとしては、たとえばC+ ,N+ ,F+ を用いること
ができる。中でもF+ は、従来公知の共イオン注入でも
効果が確認されているとおり、B+ とは別々にイオン注
入された場合でもSi基板内におけるBの拡散を抑制す
る働きを示すため、特に好適である。
【0023】前記ゲート電極材料膜は、単層のポリシリ
コン膜であってももちろん構わないが、高融点金属シリ
サイド膜もしくは高融点金属膜を含む複合膜であっても
良い。この複合膜の典型例としては、ポリシリコン膜と
高融点金属シリサイド膜がこの順に積層されたポリサイ
ド膜、およびポリシリコン膜と高融点金属膜がこの順に
積層されたポリメタル膜を挙げることができる。
コン膜であってももちろん構わないが、高融点金属シリ
サイド膜もしくは高融点金属膜を含む複合膜であっても
良い。この複合膜の典型例としては、ポリシリコン膜と
高融点金属シリサイド膜がこの順に積層されたポリサイ
ド膜、およびポリシリコン膜と高融点金属膜がこの順に
積層されたポリメタル膜を挙げることができる。
【0024】上記高融点金属シリサイド膜としては、W
Six膜,TiSix膜,MoSix膜,TaSix
膜,PtSix膜,NiSix膜など従来公知の膜を用
いることができるが、中でも代表的な膜はWSix膜で
ある。WSix膜は、一般にWF6 をSiH4 (モノシ
ラン:MS)またはSiCl2 H2 (ジクロロシラン:
DCS)で還元する減圧CVDにより成膜される。ただ
し、月刊セミコンダクターワールド1992年12月号
p.216(プレスジャーナル社刊)にも記載されてい
るように、DCS還元法の方が膜中の残留Fを1017/
cm3 のオーダーまで低減できることから、本発明では
特にDCS還元法を適用すること好適である。DCS還
元法がMS還元法に比べて3桁程度も残留Fを低減でき
る理由は必ずも明らかではないが、MS還元法における
成膜温度(360℃付近)に比べてDCS還元法におけ
る成膜温度(650℃付近)が高いことが一因であると
も考えられている。
Six膜,TiSix膜,MoSix膜,TaSix
膜,PtSix膜,NiSix膜など従来公知の膜を用
いることができるが、中でも代表的な膜はWSix膜で
ある。WSix膜は、一般にWF6 をSiH4 (モノシ
ラン:MS)またはSiCl2 H2 (ジクロロシラン:
DCS)で還元する減圧CVDにより成膜される。ただ
し、月刊セミコンダクターワールド1992年12月号
p.216(プレスジャーナル社刊)にも記載されてい
るように、DCS還元法の方が膜中の残留Fを1017/
cm3 のオーダーまで低減できることから、本発明では
特にDCS還元法を適用すること好適である。DCS還
元法がMS還元法に比べて3桁程度も残留Fを低減でき
る理由は必ずも明らかではないが、MS還元法における
成膜温度(360℃付近)に比べてDCS還元法におけ
る成膜温度(650℃付近)が高いことが一因であると
も考えられている。
【0025】一方、上記高融点金属膜としては、W膜,
Ti膜,Mo膜,Ta膜,Pt膜,Ni膜等の従来公知
の膜を用いることができる。これらの膜は、減圧CVD
法,プラズマCVD法,あるいはスパッタリング法によ
り成膜することができる。
Ti膜,Mo膜,Ta膜,Pt膜,Ni膜等の従来公知
の膜を用いることができる。これらの膜は、減圧CVD
法,プラズマCVD法,あるいはスパッタリング法によ
り成膜することができる。
【0026】
【作用】上述したように、Si基板中のFは浅い接合を
達成する上で有益であるが、不純物としてBを含むp+
型ゲート電極中のFはBの拡散を促進するために有害で
ある。本発明では、ゲート電極のパターニングを終了
後、該パターニングに用いたエッチング・マスクをその
ままイオン注入マスクとして用いてF+ をイオン注入す
ることにより、Si基板のみにFを含有させることがで
きる。また、この後に上記エッチング・マスクを除去し
てB+ のイオン注入を行うので、Si基板中では小さい
接合深さxj を有するソース/ドレイン領域を形成し、
その一方で、ゲート電極中ではB濃度の変化を抑制する
ことができる。したがって、PMOSの高速性を向上さ
せると共に、閾値電圧Vthの変動やサブスレッショルド
・スウィングの増大、ゲート酸化膜の信頼性低下をいず
れも防止することが可能となる。
達成する上で有益であるが、不純物としてBを含むp+
型ゲート電極中のFはBの拡散を促進するために有害で
ある。本発明では、ゲート電極のパターニングを終了
後、該パターニングに用いたエッチング・マスクをその
ままイオン注入マスクとして用いてF+ をイオン注入す
ることにより、Si基板のみにFを含有させることがで
きる。また、この後に上記エッチング・マスクを除去し
てB+ のイオン注入を行うので、Si基板中では小さい
接合深さxj を有するソース/ドレイン領域を形成し、
その一方で、ゲート電極中ではB濃度の変化を抑制する
ことができる。したがって、PMOSの高速性を向上さ
せると共に、閾値電圧Vthの変動やサブスレッショルド
・スウィングの増大、ゲート酸化膜の信頼性低下をいず
れも防止することが可能となる。
【0027】また、上記ゲート電極に高融点金属シリサ
イド膜が含まれる場合、この膜をWF6 のDCS還元法
により成膜すれば、残留FによるBの増速拡散を効果的
に抑制することができる。したがって、本発明はポリサ
イド・ゲート電極を有するPMOSの製造についても極
めて有効である。
イド膜が含まれる場合、この膜をWF6 のDCS還元法
により成膜すれば、残留FによるBの増速拡散を効果的
に抑制することができる。したがって、本発明はポリサ
イド・ゲート電極を有するPMOSの製造についても極
めて有効である。
【0028】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について説明
する。本実施例は、本発明をポリサイド・ゲート電極を
持つCMOSの製造に適用したものである。本実施例の
プロセスを、図1ないし図9を参照しながら説明する。
する。本実施例は、本発明をポリサイド・ゲート電極を
持つCMOSの製造に適用したものである。本実施例の
プロセスを、図1ないし図9を参照しながら説明する。
【0029】まず、p型Si基板(p−Sub)1上に
公知のLOCOS法によりフィールド酸化膜2を形成し
て素子分離を行い、次にPMOS形成領域にP+ をイオ
ン注入してn型ウェル(n−Well)3を形成した。
このイオン注入条件は、たとえばイオン加速エネルギー
330keV,ドース量8×1012/cm2 とした。さ
らに、図示は省略するが、パンチスルー防止用のイオン
注入(いわゆるポケット・インプラ)を行ってn型ウェ
ル3の深層部に埋め込み層を形成し、また閾値電圧Vth
調整用のイオン注入(いわゆるチャネル・インプラ)を
行ってn型ウェル3の表層部にチャネル領域を形成し
た。
公知のLOCOS法によりフィールド酸化膜2を形成し
て素子分離を行い、次にPMOS形成領域にP+ をイオ
ン注入してn型ウェル(n−Well)3を形成した。
このイオン注入条件は、たとえばイオン加速エネルギー
330keV,ドース量8×1012/cm2 とした。さ
らに、図示は省略するが、パンチスルー防止用のイオン
注入(いわゆるポケット・インプラ)を行ってn型ウェ
ル3の深層部に埋め込み層を形成し、また閾値電圧Vth
調整用のイオン注入(いわゆるチャネル・インプラ)を
行ってn型ウェル3の表層部にチャネル領域を形成し
た。
【0030】さらに、850℃でパイロジェニック酸化
を行い、活性領域の表面に厚さ約8nmのゲート酸化膜
4を形成した。図1には、ここまでの工程を終了した状
態を示した。次に、基体の全面にポリシリコン膜5とW
Six膜6とが順次積層されたW−ポリサイド膜7を成
膜した。ここで、上記ポリシリコン膜5は最初から多結
晶体として成膜しても良いが、ここでは粒径制御の観点
からまずアモルファス体として成膜し、これをWSix
膜6の成膜や不純物活性化といった後工程における様々
な熱負荷により結晶化させる方法で成膜した。初期のア
モルファス体は、SiH4 を原料ガスとし、550℃で
減圧CVDを行うことにより、約70nmの厚さに成膜
した。
を行い、活性領域の表面に厚さ約8nmのゲート酸化膜
4を形成した。図1には、ここまでの工程を終了した状
態を示した。次に、基体の全面にポリシリコン膜5とW
Six膜6とが順次積層されたW−ポリサイド膜7を成
膜した。ここで、上記ポリシリコン膜5は最初から多結
晶体として成膜しても良いが、ここでは粒径制御の観点
からまずアモルファス体として成膜し、これをWSix
膜6の成膜や不純物活性化といった後工程における様々
な熱負荷により結晶化させる方法で成膜した。初期のア
モルファス体は、SiH4 を原料ガスとし、550℃で
減圧CVDを行うことにより、約70nmの厚さに成膜
した。
【0031】一方のWSix膜6は、WF6 /SiCl
2 H2 混合ガスを原料ガスとし、680℃で減圧CVD
法を行うことにより、約70nmの厚さに成膜した。か
かるDCS還元法では、WSix膜6中の残留Fを1×
1017/cm3 のオーダーに抑えることができた。この
ことは、後述のイオン注入によりポリシリコン膜5pに
導入されるBの拡散を抑制する上で、極めて重要であっ
た。
2 H2 混合ガスを原料ガスとし、680℃で減圧CVD
法を行うことにより、約70nmの厚さに成膜した。か
かるDCS還元法では、WSix膜6中の残留Fを1×
1017/cm3 のオーダーに抑えることができた。この
ことは、後述のイオン注入によりポリシリコン膜5pに
導入されるBの拡散を抑制する上で、極めて重要であっ
た。
【0032】さらに、NMOS形成領域とPMOS形成
領域の双方において、ゲート電極をパターニングするた
めのレジスト・マスク8を形成した。このレジスト・マ
スク8は、たとえば化学増幅系フォトレジスト材料とK
rFエキシマ・レーザ・ステッパを用いることにより、
約1μmの厚さおよび約0.25μmの幅に形成した。
図2には、ここまでの工程を終了した状態を示した。
領域の双方において、ゲート電極をパターニングするた
めのレジスト・マスク8を形成した。このレジスト・マ
スク8は、たとえば化学増幅系フォトレジスト材料とK
rFエキシマ・レーザ・ステッパを用いることにより、
約1μmの厚さおよび約0.25μmの幅に形成した。
図2には、ここまでの工程を終了した状態を示した。
【0033】次に、図3に示されるように、上記レジス
ト・マスクを介してポリサイド膜7をドライエッチング
することにより、ゲート電極7n,7pを形成した。こ
こで、添字nはNMOSの構成要素、添字pはPMOS
の構成要素であることをそれぞれ表す。上記ドライエッ
チングは、一例として有磁場マイクロ波プラズマ・エッ
チング装置とCl2 /O2 混合ガスを用いて行った。こ
こで、O2 はWSix膜6をWClxOyの形で速やか
に除去し、またパターン側壁面上にSiOx系の側壁保
護膜を形成して異方性加工を実現するために添加した。
ト・マスクを介してポリサイド膜7をドライエッチング
することにより、ゲート電極7n,7pを形成した。こ
こで、添字nはNMOSの構成要素、添字pはPMOS
の構成要素であることをそれぞれ表す。上記ドライエッ
チングは、一例として有磁場マイクロ波プラズマ・エッ
チング装置とCl2 /O2 混合ガスを用いて行った。こ
こで、O2 はWSix膜6をWClxOyの形で速やか
に除去し、またパターン側壁面上にSiOx系の側壁保
護膜を形成して異方性加工を実現するために添加した。
【0034】次に、図4に示されるように、レジスト・
マスク8を残したまま、基体の全面にF+ のイオン注入
を行った。このときのイオン注入条件は、一例としてイ
オン加速エネルギー25keV,ドース量4×1015/
cm2 とした。上記イオン注入におけるF+ の飛程は、
約55nmである。この値は、後述するソース/ドレイ
ン領域形成用のB+ のイオン注入におけるB原子の深さ
方向分布の裾位置(たとえば、標準偏差σの位置)に合
わせて設定されている。これにより、F+ は活性領域に
は導入されたが、厚いレジスト・マスク8に遮蔽された
ゲート電極7n,7pには導入されなかった。
マスク8を残したまま、基体の全面にF+ のイオン注入
を行った。このときのイオン注入条件は、一例としてイ
オン加速エネルギー25keV,ドース量4×1015/
cm2 とした。上記イオン注入におけるF+ の飛程は、
約55nmである。この値は、後述するソース/ドレイ
ン領域形成用のB+ のイオン注入におけるB原子の深さ
方向分布の裾位置(たとえば、標準偏差σの位置)に合
わせて設定されている。これにより、F+ は活性領域に
は導入されたが、厚いレジスト・マスク8に遮蔽された
ゲート電極7n,7pには導入されなかった。
【0035】次に、図5に示されるように、上記レジス
ト・マスク8をアッシングにより除去し、NMOS形成
領域を新たにレジスト・マスク9で被覆し、PMOS形
成領域にB+ の低濃度イオン注入を行った。このときの
イオン注入条件は、一例としてイオン加速エネルギー5
keV,ドース量2×1013/cm2 とした。これによ
り、PMOS形成領域の活性領域にp- 型のLDD領域
10が形成されると同時に、ゲート電極7pがp型化さ
れた。
ト・マスク8をアッシングにより除去し、NMOS形成
領域を新たにレジスト・マスク9で被覆し、PMOS形
成領域にB+ の低濃度イオン注入を行った。このときの
イオン注入条件は、一例としてイオン加速エネルギー5
keV,ドース量2×1013/cm2 とした。これによ
り、PMOS形成領域の活性領域にp- 型のLDD領域
10が形成されると同時に、ゲート電極7pがp型化さ
れた。
【0036】続いて、図6に示されるように、今度はP
MOS形成領域をレジスト・マスク11で被覆し、NM
OS形成領域にAs+ の低濃度イオン注入を行った。こ
のときのイオン注入条件は、一例としてイオン加速エネ
ルギー5keV,ドース量2×1013/cm2 とした。
これにより、NMOS形成領域の活性領域にn- 型のL
DD領域12が形成されると共に、ゲート電極7nがn
型化された。
MOS形成領域をレジスト・マスク11で被覆し、NM
OS形成領域にAs+ の低濃度イオン注入を行った。こ
のときのイオン注入条件は、一例としてイオン加速エネ
ルギー5keV,ドース量2×1013/cm2 とした。
これにより、NMOS形成領域の活性領域にn- 型のL
DD領域12が形成されると共に、ゲート電極7nがn
型化された。
【0037】次に、上記レジスト・マスク11を除去
し、基体の全面にたとえば減圧CVD法によりSiOx
膜を約150nmの厚さに堆積させ、さらにこの膜を異
方的にエッチバックすることにより、ゲート電極7n,
7pの側壁面上にLDDサイドウォール13を形成し
た。図7には、ここまでの工程が終了した状態が示され
ている。
し、基体の全面にたとえば減圧CVD法によりSiOx
膜を約150nmの厚さに堆積させ、さらにこの膜を異
方的にエッチバックすることにより、ゲート電極7n,
7pの側壁面上にLDDサイドウォール13を形成し
た。図7には、ここまでの工程が終了した状態が示され
ている。
【0038】次に、図8に示されるように、NMOS形
成領域をレジスト・マスク14で被覆し、PMOS形成
領域にB+ の高濃度イオン注入を行った。このときのイ
オン注入条件は、一例としてイオン加速エネルギー10
keV,ドース量3×1015/cm2 とした。これによ
り、PMOS形成領域の活性領域にLDD構造を有する
ソース/ドレイン領域15が形成されると同時に、ゲー
ト電極7pがp+ 型化された。
成領域をレジスト・マスク14で被覆し、PMOS形成
領域にB+ の高濃度イオン注入を行った。このときのイ
オン注入条件は、一例としてイオン加速エネルギー10
keV,ドース量3×1015/cm2 とした。これによ
り、PMOS形成領域の活性領域にLDD構造を有する
ソース/ドレイン領域15が形成されると同時に、ゲー
ト電極7pがp+ 型化された。
【0039】次に、図9に示されるように、PMOS形
成領域をレジスト・マスク16で被覆し、NMOS形成
領域にAs+ の高濃度イオン注入を行った。このときの
イオン注入条件は、一例としてイオン加速エネルギー1
0keV,ドース量3×10 15/cm2 とした。これに
より、NMOS形成領域の活性領域にLDD構造を有す
るソース/ドレイン領域17が形成されると同時に、ゲ
ート電極7nがn+ 型化された。
成領域をレジスト・マスク16で被覆し、NMOS形成
領域にAs+ の高濃度イオン注入を行った。このときの
イオン注入条件は、一例としてイオン加速エネルギー1
0keV,ドース量3×10 15/cm2 とした。これに
より、NMOS形成領域の活性領域にLDD構造を有す
るソース/ドレイン領域17が形成されると同時に、ゲ
ート電極7nがn+ 型化された。
【0040】この後、たとえば1050℃,10秒間の
条件でラピッド・サーマル・アニール(RTA)を行う
ことにより、ソース/ドレイン領域15,17の不純物
を活性化させた。さらに、常法にしたがって層間絶縁膜
の堆積、コンタクトホールの開口、上層配線の形成を行
い、CMOSを完成させた。
条件でラピッド・サーマル・アニール(RTA)を行う
ことにより、ソース/ドレイン領域15,17の不純物
を活性化させた。さらに、常法にしたがって層間絶縁膜
の堆積、コンタクトホールの開口、上層配線の形成を行
い、CMOSを完成させた。
【0041】ここで、上記PMOSにおけるBの深さ方
向プロファイルを、図10に示す。比較のために、Bの
ゲート酸化膜突き抜けが生じた場合を一点鎖線で示し
た。ゲート電極中のBは、本来はゲート酸化膜を突き抜
けるものではない。しかし、大量のFの残留下ではBx
Oy (酸化ホウ素)の形成を妨げてSi基板まで達する
と考えられており、この結果、一点鎖線で示されるよう
にSi基板の表層部が高濃度となり、チャネル不純物濃
度が設計値から外れてしまう。しかし、本発明ではゲー
ト電極を避けてF+ をイオン注入しているため、実線で
示されるように、Bはゲート電極中ではゲート酸化膜と
の界面付近まで高濃度に維持されるが、ゲート酸化膜を
突き抜けることはなかった。したがって、チャネル不純
物濃度を設計値(ここでは1016/cm3 )どおりに維
持することができた。また、本発明では活性領域に予め
F+ をイオン注入しているため、PMOSにおいてBの
増速拡散を抑制することができ、接合深さxj の十分に
小さいソース/ドレイン領域15を形成することができ
た。
向プロファイルを、図10に示す。比較のために、Bの
ゲート酸化膜突き抜けが生じた場合を一点鎖線で示し
た。ゲート電極中のBは、本来はゲート酸化膜を突き抜
けるものではない。しかし、大量のFの残留下ではBx
Oy (酸化ホウ素)の形成を妨げてSi基板まで達する
と考えられており、この結果、一点鎖線で示されるよう
にSi基板の表層部が高濃度となり、チャネル不純物濃
度が設計値から外れてしまう。しかし、本発明ではゲー
ト電極を避けてF+ をイオン注入しているため、実線で
示されるように、Bはゲート電極中ではゲート酸化膜と
の界面付近まで高濃度に維持されるが、ゲート酸化膜を
突き抜けることはなかった。したがって、チャネル不純
物濃度を設計値(ここでは1016/cm3 )どおりに維
持することができた。また、本発明では活性領域に予め
F+ をイオン注入しているため、PMOSにおいてBの
増速拡散を抑制することができ、接合深さxj の十分に
小さいソース/ドレイン領域15を形成することができ
た。
【0042】なお、本実施例ではF+ のイオン注入をN
MOS形成領域についても同様に行っているが、これは
As+ の拡散プロファイルに何ら影響を与えるものでは
なかった。この後、常法にしたがって層間絶縁膜の堆
積、接続孔の開口、上層配線の形成を行い、CMOSを
完成させた。本実施例で作成されたCMOSは、抵抗の
上昇、閾値電圧Vthの変動、界面準位の増加を招くこと
なく、安定した高速動作を示した。
MOS形成領域についても同様に行っているが、これは
As+ の拡散プロファイルに何ら影響を与えるものでは
なかった。この後、常法にしたがって層間絶縁膜の堆
積、接続孔の開口、上層配線の形成を行い、CMOSを
完成させた。本実施例で作成されたCMOSは、抵抗の
上昇、閾値電圧Vthの変動、界面準位の増加を招くこと
なく、安定した高速動作を示した。
【0043】以上、本発明の具体的な実施例について説
明したが、本発明はこの実施例に何ら限定されるもので
はない。たとえば、上述の実施例ではゲート電極の構成
材料としてW−ポリサイド膜を例示したが、これ以外に
ポリシリコン膜、ポリメタル膜、あるいはWSix以外
の高融点金属シリサイド膜を含むポリサイド膜を用いて
も良い。また、CMOSの構築基板としては、上述のよ
うなn型ウェルを有するp型Si基板のみならず、p型
ウェルを形成したn型Si基板、あるいはp型とn型の
両方のウェルを形成したν型(低濃度n型)Si基板を
用いても良い。さらに、NMOSとPMOSに対するイ
オン注入の実施順序も、上述の逆として構わない。この
他、デザイン・ルール、基板構成の細部、イオン注入条
件、CVD条件、ドライエッチング条件等についても適
宜変更可能である。
明したが、本発明はこの実施例に何ら限定されるもので
はない。たとえば、上述の実施例ではゲート電極の構成
材料としてW−ポリサイド膜を例示したが、これ以外に
ポリシリコン膜、ポリメタル膜、あるいはWSix以外
の高融点金属シリサイド膜を含むポリサイド膜を用いて
も良い。また、CMOSの構築基板としては、上述のよ
うなn型ウェルを有するp型Si基板のみならず、p型
ウェルを形成したn型Si基板、あるいはp型とn型の
両方のウェルを形成したν型(低濃度n型)Si基板を
用いても良い。さらに、NMOSとPMOSに対するイ
オン注入の実施順序も、上述の逆として構わない。この
他、デザイン・ルール、基板構成の細部、イオン注入条
件、CVD条件、ドライエッチング条件等についても適
宜変更可能である。
【0044】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によればF+ をSi基板中には存在させ、ゲート電極
中には存在させないため、Si基板中に浅い接合を形成
できると同時に、PMOSのp型ゲート電極からのBの
増速拡散を抑制することができる。したがって、短チャ
ネル効果を抑制した高性能な表面チャネル型のPMOS
を製造することが可能となる。しかも本発明は、従来プ
ロセスと比べても工程増を伴わず、また新規な設備投資
や装置改造も不要であるため、経済性にも極めて優れて
いる。
明によればF+ をSi基板中には存在させ、ゲート電極
中には存在させないため、Si基板中に浅い接合を形成
できると同時に、PMOSのp型ゲート電極からのBの
増速拡散を抑制することができる。したがって、短チャ
ネル効果を抑制した高性能な表面チャネル型のPMOS
を製造することが可能となる。しかも本発明は、従来プ
ロセスと比べても工程増を伴わず、また新規な設備投資
や装置改造も不要であるため、経済性にも極めて優れて
いる。
【図1】本発明を適用したCMOSの製造プロセスにお
いて、p型Si基板上で素子分離,ウェル形成、ゲート
酸化を行った状態を示す模式的断面図である。
いて、p型Si基板上で素子分離,ウェル形成、ゲート
酸化を行った状態を示す模式的断面図である。
【図2】図1の基体の全面にW−ポリサイド膜、および
ゲート電極のパターニング用のレジスト・マスクを形成
した状態を示す模式的断面図である。
ゲート電極のパターニング用のレジスト・マスクを形成
した状態を示す模式的断面図である。
【図3】図2のレジスト・マスクをエッチング・マスク
としてW−ポリサイド膜をドライエッチングし、ゲート
電極を形成した状態を示す模式的断面図である。
としてW−ポリサイド膜をドライエッチングし、ゲート
電極を形成した状態を示す模式的断面図である。
【図4】図3のレジスト・マスクをイオン注入マスクと
して基体の全面にF+ のイオン注入を行っている状態を
示す模式的断面図である。
して基体の全面にF+ のイオン注入を行っている状態を
示す模式的断面図である。
【図5】図4の基体のNMOS形成領域をレジスト・マ
スクで被覆し、PMOS形成領域にB+ の低濃度イオン
注入を行ってLDD領域を形成した状態を示す模式的断
面図である。
スクで被覆し、PMOS形成領域にB+ の低濃度イオン
注入を行ってLDD領域を形成した状態を示す模式的断
面図である。
【図6】図5の基体のPMOS形成領域をレジスト・マ
スクで被覆し、NMOS形成領域にAs+ の低濃度イオ
ン注入を行ってLDD領域を形成した状態を示す模式的
断面図である。
スクで被覆し、NMOS形成領域にAs+ の低濃度イオ
ン注入を行ってLDD領域を形成した状態を示す模式的
断面図である。
【図7】図6のゲート電極の側壁面上にLDDサイドウ
ォールを形成した状態を示す模式的断面図である。
ォールを形成した状態を示す模式的断面図である。
【図8】図7の基体のNMOS形成領域をレジスト・マ
スクで被覆し、PMOS形成領域にB+ の高濃度イオン
注入を行ってソース/ドレイン領域を形成した状態を示
す模式的断面図である。
スクで被覆し、PMOS形成領域にB+ の高濃度イオン
注入を行ってソース/ドレイン領域を形成した状態を示
す模式的断面図である。
【図9】図8の基体のPMOS形成領域をレジスト・マ
スクで被覆し、NMOS形成領域にAs+ の高濃度イオ
ン注入を行ってソース/ドレイン領域を形成した状態を
示す模式的断面図である。
スクで被覆し、NMOS形成領域にAs+ の高濃度イオ
ン注入を行ってソース/ドレイン領域を形成した状態を
示す模式的断面図である。
【図10】ホウ素(B)の深さ方向プロファイルを、本
発明とゲート酸化膜突き抜けが生じた場合とで比較して
示すグラフである。
発明とゲート酸化膜突き抜けが生じた場合とで比較して
示すグラフである。
【図11】従来のCMOSの製造プロセスにおいて、P
MOS形成領域にBF2 +の低濃度イオン注入を行ってL
DD領域を形成した状態を示す模式的断面図である。
MOS形成領域にBF2 +の低濃度イオン注入を行ってL
DD領域を形成した状態を示す模式的断面図である。
【図12】図11の基体のNMOS形成領域にAs+ の
低濃度イオン注入を行ってLDD領域を形成した状態を
示す模式的断面図である。
低濃度イオン注入を行ってLDD領域を形成した状態を
示す模式的断面図である。
【図13】図12の基体のPMOS形成領域にBF2 +の
高濃度イオン注入を行ってソース/ドレイン領域を形成
した状態を示す模式的断面図である。
高濃度イオン注入を行ってソース/ドレイン領域を形成
した状態を示す模式的断面図である。
【図14】図13の基体のNMOS形成領域にAs+ の
高濃度イオン注入を行ってソース/ドレイン領域を形成
した状態を示す模式的断面図である。
高濃度イオン注入を行ってソース/ドレイン領域を形成
した状態を示す模式的断面図である。
1 p型Si基板 5n,5p ポリシリコン膜 6n,6p WSix膜 7n,7p ゲート電極 8 (ゲート電極のパターニング用の)レジスト・マス
ク 13 サイドウォール 15 (PMOSの)ソース/ドレイン領域 17 (NMOSの)ソース/ドレイン領域
ク 13 サイドウォール 15 (PMOSの)ソース/ドレイン領域 17 (NMOSの)ソース/ドレイン領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/336
Claims (4)
- 【請求項1】 半導体基板上に半導体層を含むゲート電
極材料膜を成膜する工程と、 エッチング・マスクを介して前記ゲート電極材料膜をエ
ッチングすることによりゲート電極を形成する工程と、 前記エッチング・マスクを残したまま、前記半導体基板
に特定の導電型を付与しないイオンを該半導体基板にイ
オン注入する工程と、 前記エッチング・マスクを除去した後、前記半導体基板
と前記ゲート電極にホウ素イオンをイオン注入する工程
とを有するMOSトランジスタの製造方法。 - 【請求項2】 上記半導体基板としてシリコン基板、該
半導体基板に特定の導電型を付与しない前記イオンとし
てフッ素イオンを用いる請求項1記載のMOSトランジ
スタの製造方法。 - 【請求項3】 前記ゲート電極材料膜が高融点金属シリ
サイド膜もしくは高融点金属膜を含み、該高融点金属シ
リサイド膜もしくは高融点金属膜が膜中残留フッ素を最
小限に抑え得る成膜方法で成膜される請求項1記載のM
OSトランジスタの製造方法。 - 【請求項4】 前記高融点金属シリサイド膜がタングス
テン・シリサイド膜であり、この膜をWF6 とSiCl
2 H2 とを含む原料ガスを用いるCVDにより成膜する
請求項3記載のMOSトランジスタの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7134423A JPH08330441A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | Mosトランジスタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7134423A JPH08330441A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | Mosトランジスタの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08330441A true JPH08330441A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15128044
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7134423A Withdrawn JPH08330441A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | Mosトランジスタの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08330441A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001177092A (ja) * | 1999-12-14 | 2001-06-29 | Asahi Kasei Microsystems Kk | 半導体装置の製造方法 |
| US6261889B1 (en) | 1999-03-16 | 2001-07-17 | Nec Corporation | Manufacturing method of semiconductor device |
| US6300239B1 (en) | 1998-11-06 | 2001-10-09 | Nec Corporation | Method of manufacturing semiconductor device |
| JP2004289125A (ja) * | 2003-03-04 | 2004-10-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置及びその製造方法 |
| US7666736B2 (en) | 2004-11-08 | 2010-02-23 | Panasonic Corporation | Method for fabricating semiconductor device comprising P-type MISFET, including step of implanting fluorine |
-
1995
- 1995-05-31 JP JP7134423A patent/JPH08330441A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6300239B1 (en) | 1998-11-06 | 2001-10-09 | Nec Corporation | Method of manufacturing semiconductor device |
| US6261889B1 (en) | 1999-03-16 | 2001-07-17 | Nec Corporation | Manufacturing method of semiconductor device |
| JP2001177092A (ja) * | 1999-12-14 | 2001-06-29 | Asahi Kasei Microsystems Kk | 半導体装置の製造方法 |
| JP2004289125A (ja) * | 2003-03-04 | 2004-10-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置及びその製造方法 |
| US7666736B2 (en) | 2004-11-08 | 2010-02-23 | Panasonic Corporation | Method for fabricating semiconductor device comprising P-type MISFET, including step of implanting fluorine |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020806 |