JPH08331949A - 田植機 - Google Patents
田植機Info
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- JPH08331949A JPH08331949A JP14354195A JP14354195A JPH08331949A JP H08331949 A JPH08331949 A JP H08331949A JP 14354195 A JP14354195 A JP 14354195A JP 14354195 A JP14354195 A JP 14354195A JP H08331949 A JPH08331949 A JP H08331949A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seedling planting
- planting device
- posture
- upper limit
- seedling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 苗植付装置の折りたたみ姿勢への操作を無理
の高さで行い、この折りたたみ状態を維持する。 【構成】 苗植付装置の分割物の縦向きの軸芯周りでの
回動で、その横方向を走行機体の前後方向に向かわせる
折りたたみ姿勢へ切換自在に構成し、油圧シリンダ8の
駆動による苗植付装置の上昇高さを、苗植付作業時に操
作される昇降レバー10、切換レバー55の操作によっ
て設定される第1上限高さと、苗植付装置を格納姿勢に
切換える際に設定され、第1上限高さより高く設定され
た第2上限高さとに設定自在に構成し、苗植付装置Aを
第2上限高さまで上昇させ、苗植付装置Aを折りたたん
だ際にのみ、昇降系に作用して苗植付装置Aの下降を阻
止するストッパー63を備える。
の高さで行い、この折りたたみ状態を維持する。 【構成】 苗植付装置の分割物の縦向きの軸芯周りでの
回動で、その横方向を走行機体の前後方向に向かわせる
折りたたみ姿勢へ切換自在に構成し、油圧シリンダ8の
駆動による苗植付装置の上昇高さを、苗植付作業時に操
作される昇降レバー10、切換レバー55の操作によっ
て設定される第1上限高さと、苗植付装置を格納姿勢に
切換える際に設定され、第1上限高さより高く設定され
た第2上限高さとに設定自在に構成し、苗植付装置Aを
第2上限高さまで上昇させ、苗植付装置Aを折りたたん
だ際にのみ、昇降系に作用して苗植付装置Aの下降を阻
止するストッパー63を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、苗載せ台に載置された
苗を植付機構で圃場に植付ける苗植付装置を走行機体に
対してアクチュエータの駆動で昇降自在に連結した田植
機に関し、詳しくは、苗植付装置を分割し、その分割物
の姿勢変更で該苗植付装置の横方向の寸法を小さくする
格納姿勢に切換える技術に関する。
苗を植付機構で圃場に植付ける苗植付装置を走行機体に
対してアクチュエータの駆動で昇降自在に連結した田植
機に関し、詳しくは、苗植付装置を分割し、その分割物
の姿勢変更で該苗植付装置の横方向の寸法を小さくする
格納姿勢に切換える技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のように苗植付装置の横方向
への寸法を小さくするよう構成された田植機として、本
出願人が先に出願した特願平6‐214449号に示さ
れるものが提案され、この従来例では図22(イ),
(ロ),(ハ),(ニ)に示すように、苗植付装置Aが
左右の中央部で2つ分割物AL,ARに分割自在に構成
されると共に、この分割物AL,ARの縦軸芯周りでの
回動によって該分割物AL,ARの横方向の外端を走行
機体3の前方方向に向け、更に、分割物AL,AR夫々
の分割苗載せ台13L,13Rの上端縁同士が平行姿勢
で近接するまで夫々の分割物13L,13Rを互いに接
近させて該苗植付装置の横方向の寸法を小さくする格納
姿勢に切換え自在に構成されている。
への寸法を小さくするよう構成された田植機として、本
出願人が先に出願した特願平6‐214449号に示さ
れるものが提案され、この従来例では図22(イ),
(ロ),(ハ),(ニ)に示すように、苗植付装置Aが
左右の中央部で2つ分割物AL,ARに分割自在に構成
されると共に、この分割物AL,ARの縦軸芯周りでの
回動によって該分割物AL,ARの横方向の外端を走行
機体3の前方方向に向け、更に、分割物AL,AR夫々
の分割苗載せ台13L,13Rの上端縁同士が平行姿勢
で近接するまで夫々の分割物13L,13Rを互いに接
近させて該苗植付装置の横方向の寸法を小さくする格納
姿勢に切換え自在に構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来例の田植機では苗
植付装置を格納姿勢に切換えると横方向への寸法が小さ
くなるので路上走行時に障害物との接触を回避でき、
又、トラックの荷台の横幅内に収めてトラックによる運
搬を容易にするという有効な面を有するものとなってい
る。
植付装置を格納姿勢に切換えると横方向への寸法が小さ
くなるので路上走行時に障害物との接触を回避でき、
又、トラックの荷台の横幅内に収めてトラックによる運
搬を容易にするという有効な面を有するものとなってい
る。
【0004】又、従来例では苗植付装置の分割物の左右
の外端を走行機体の前方側に向ける姿勢変更で格納を行
うので、この格納姿勢では分割物の端部が走行機体の側
に張出す形態になり、後車輪、あるいは、走行機体の後
端部に対して分割物が接触しやすいものとなる。従っ
て、従来例の構造では苗植付装置を格納姿勢に切換える
際には後車輪等との接触を回避するよう比較的高い位置
まで苗植付装置を上昇させている。又、このように苗植
付装置を格納姿勢に切換える際には苗植付装置が、より
高い位置にあることが望ましい。しかし、苗植付装置の
上昇上限を高く設定した場合には、作業時に機体旋回を
行う場合等、あまり高い位置まで上昇させる必要がない
場合にも苗植付装置を高い位置まで上昇させる動作を行
うことになり、この上昇に要する時間ばかりでなく、下
降に要する時間まで長くなり作業能率の面から改善の余
地がある。
の外端を走行機体の前方側に向ける姿勢変更で格納を行
うので、この格納姿勢では分割物の端部が走行機体の側
に張出す形態になり、後車輪、あるいは、走行機体の後
端部に対して分割物が接触しやすいものとなる。従っ
て、従来例の構造では苗植付装置を格納姿勢に切換える
際には後車輪等との接触を回避するよう比較的高い位置
まで苗植付装置を上昇させている。又、このように苗植
付装置を格納姿勢に切換える際には苗植付装置が、より
高い位置にあることが望ましい。しかし、苗植付装置の
上昇上限を高く設定した場合には、作業時に機体旋回を
行う場合等、あまり高い位置まで上昇させる必要がない
場合にも苗植付装置を高い位置まで上昇させる動作を行
うことになり、この上昇に要する時間ばかりでなく、下
降に要する時間まで長くなり作業能率の面から改善の余
地がある。
【0005】又、従来例のように苗植付装置を格納姿勢
に切換え自在に構成した田植機は8条植等、苗植付装置
の横方向への寸法が大きく、苗植付装置の重量も重く、
又、苗植付装置を昇降するアクチュエータは油圧シリン
ダで構成されている。従って、苗植付装置を格納姿勢に
設定した状態で、例えば、苗植付装置を上昇させて路上
を走行させた場合、あるいは、トラックで運搬する場合
には、外部から作用する振動によって油圧シリンダに強
力な力が作用して油圧系を傷めることも考えられる。こ
れと同様に苗植付装置を格納姿勢に維持したまま納屋な
どに田植機を長期間保管する場合にも、油圧シリンダを
圧縮する方向への圧力に起因して油路系にリークを生じ
て苗植付装置を下降させてしまうこともある。
に切換え自在に構成した田植機は8条植等、苗植付装置
の横方向への寸法が大きく、苗植付装置の重量も重く、
又、苗植付装置を昇降するアクチュエータは油圧シリン
ダで構成されている。従って、苗植付装置を格納姿勢に
設定した状態で、例えば、苗植付装置を上昇させて路上
を走行させた場合、あるいは、トラックで運搬する場合
には、外部から作用する振動によって油圧シリンダに強
力な力が作用して油圧系を傷めることも考えられる。こ
れと同様に苗植付装置を格納姿勢に維持したまま納屋な
どに田植機を長期間保管する場合にも、油圧シリンダを
圧縮する方向への圧力に起因して油路系にリークを生じ
て苗植付装置を下降させてしまうこともある。
【0006】本発明の目的は、作業時には作業能率を低
下させることがなく、苗植付装置を分割して格納姿勢へ
切換える操作を無理なく行い、この格納姿勢では昇降用
アクチュエータに不具合を発生させることなく苗植付装
置を上昇位置に保持し得る田植機を合理的に構成する点
にある。
下させることがなく、苗植付装置を分割して格納姿勢へ
切換える操作を無理なく行い、この格納姿勢では昇降用
アクチュエータに不具合を発生させることなく苗植付装
置を上昇位置に保持し得る田植機を合理的に構成する点
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴(請求項
1)は冒頭に記したように、苗載せ台の苗を圃場に植付
ける苗植付装置を走行機体に対してアクチュエータで昇
降自在に連結した田植機において、前記苗植付装置を左
右方向の中間位置で分割し、その分割物の縦向き姿勢の
軸芯周りでの回動で、その横方向を走行機体の前後方向
に向かわせる格納姿勢へ切換自在に構成すると共に、前
記アクチュエータの駆動による苗植付装置の上昇高さ
を、苗植付作業時に操作される操作具の操作によって設
定される上限としての第1上限高さと、苗植付装置を格
納姿勢に切換える際に設定され、前記第1上限高さより
高く設定された第2上限高さとに設定自在に構成し、苗
植付装置を第2上限高さまで上昇させた際にのみ、昇降
系に作用して苗植付装置の下降を阻止する下降阻止姿勢
に切換自在なストッパーを備えている点にあり、その作
用、及び、効果は次の通りである。
1)は冒頭に記したように、苗載せ台の苗を圃場に植付
ける苗植付装置を走行機体に対してアクチュエータで昇
降自在に連結した田植機において、前記苗植付装置を左
右方向の中間位置で分割し、その分割物の縦向き姿勢の
軸芯周りでの回動で、その横方向を走行機体の前後方向
に向かわせる格納姿勢へ切換自在に構成すると共に、前
記アクチュエータの駆動による苗植付装置の上昇高さ
を、苗植付作業時に操作される操作具の操作によって設
定される上限としての第1上限高さと、苗植付装置を格
納姿勢に切換える際に設定され、前記第1上限高さより
高く設定された第2上限高さとに設定自在に構成し、苗
植付装置を第2上限高さまで上昇させた際にのみ、昇降
系に作用して苗植付装置の下降を阻止する下降阻止姿勢
に切換自在なストッパーを備えている点にあり、その作
用、及び、効果は次の通りである。
【0008】又、本発明では請求項1の構成に加えて、
前記苗植付装置が第2上限高さまで上昇したことを検出
する高さ検出手段、苗植付装置が格納姿勢に切換られこ
とを検出する姿勢検出手段、前記ストッパーを下降阻止
姿勢に切換える操作手段夫々を備えると共に、苗植付装
置が第2上限高さで格納姿勢にあることを検出した際に
は操作手段によって前記ストッパーを下降阻止姿勢に切
換える制御手段を備えている点(請求項2)、及び、前
記ストッパーが、前記苗植付装置を第2上限高さまで上
昇させた際に苗植付装置の昇降系の作動に連係した機械
的な操作力によって下降阻止姿勢に切換えられる切換部
を備えて構成されている点(請求項3)に特徴を有し、
その作用、及び、効果は次の通りである。
前記苗植付装置が第2上限高さまで上昇したことを検出
する高さ検出手段、苗植付装置が格納姿勢に切換られこ
とを検出する姿勢検出手段、前記ストッパーを下降阻止
姿勢に切換える操作手段夫々を備えると共に、苗植付装
置が第2上限高さで格納姿勢にあることを検出した際に
は操作手段によって前記ストッパーを下降阻止姿勢に切
換える制御手段を備えている点(請求項2)、及び、前
記ストッパーが、前記苗植付装置を第2上限高さまで上
昇させた際に苗植付装置の昇降系の作動に連係した機械
的な操作力によって下降阻止姿勢に切換えられる切換部
を備えて構成されている点(請求項3)に特徴を有し、
その作用、及び、効果は次の通りである。
【0009】又、本発明の特徴(請求項4)は冒頭に記
したように、苗載せ台の苗を圃場に植付ける苗植付装置
を走行機体に対してアクチュエータの駆動で昇降自在、
かつ、前後向き姿勢の軸芯周りでローリング自在に連結
した田植機において、前記苗植付装置を左右方向の中間
位置で分割し、その分割物の縦向き姿勢の軸芯周りでの
回動で、その横方向を走行機体の前後方向に向かわせる
格納姿勢へ切換自在に構成すると共に、前記アクチュエ
ータの駆動による苗植付装置の上昇高さを、苗植付作業
時に操作される操作具の操作によって設定される上限と
しての第1上限高さと、苗植付装置を格納姿勢に切換え
る際に設定され、前記第1上限高さより高く設定された
第2上限高さとに設定自在に構成し、苗植付装置を第2
上限高さまで上昇させた際にのみ、昇降系に作用して苗
植付装置の下降を阻止すると同時に苗植付装置のローリ
ング作動を制限する規制機構を備えている点にあり、そ
の作用、及び、効果は次の通りである。
したように、苗載せ台の苗を圃場に植付ける苗植付装置
を走行機体に対してアクチュエータの駆動で昇降自在、
かつ、前後向き姿勢の軸芯周りでローリング自在に連結
した田植機において、前記苗植付装置を左右方向の中間
位置で分割し、その分割物の縦向き姿勢の軸芯周りでの
回動で、その横方向を走行機体の前後方向に向かわせる
格納姿勢へ切換自在に構成すると共に、前記アクチュエ
ータの駆動による苗植付装置の上昇高さを、苗植付作業
時に操作される操作具の操作によって設定される上限と
しての第1上限高さと、苗植付装置を格納姿勢に切換え
る際に設定され、前記第1上限高さより高く設定された
第2上限高さとに設定自在に構成し、苗植付装置を第2
上限高さまで上昇させた際にのみ、昇降系に作用して苗
植付装置の下降を阻止すると同時に苗植付装置のローリ
ング作動を制限する規制機構を備えている点にあり、そ
の作用、及び、効果は次の通りである。
【0010】
【作用】上記特徴(請求項1)によると、苗植付作業時
には操作具を上限に設定した際に苗植付装置が上昇する
第1上限高さが、苗植付装置を格納する際の上限として
の第2上限高さより低く設定されるので、作業時に苗植
付装置を上限まで上昇させても不必要な高さまで苗植付
装置を上昇させずに済み、上昇下降に要する時間を長く
することもない。又、苗植付装置を格納姿勢に切換える
際には必要とする十分な高さまで苗植付装置を上昇させ
て、後車輪、あるいは、走行機体の後端に苗植付装置を
接触させることなく格納姿勢に切換えることを可能に
し、しかも、このように第2上限高さで苗植付装置を格
納姿勢に切換えた場合にはストッパーを下降阻止姿勢に
切換えることで苗植付装置の下降を機械的に阻止し得る
ものとなる。特に、油圧シリンダでアクチュエータを構
成したものでは油圧系にリークを発生させることもな
い。
には操作具を上限に設定した際に苗植付装置が上昇する
第1上限高さが、苗植付装置を格納する際の上限として
の第2上限高さより低く設定されるので、作業時に苗植
付装置を上限まで上昇させても不必要な高さまで苗植付
装置を上昇させずに済み、上昇下降に要する時間を長く
することもない。又、苗植付装置を格納姿勢に切換える
際には必要とする十分な高さまで苗植付装置を上昇させ
て、後車輪、あるいは、走行機体の後端に苗植付装置を
接触させることなく格納姿勢に切換えることを可能に
し、しかも、このように第2上限高さで苗植付装置を格
納姿勢に切換えた場合にはストッパーを下降阻止姿勢に
切換えることで苗植付装置の下降を機械的に阻止し得る
ものとなる。特に、油圧シリンダでアクチュエータを構
成したものでは油圧系にリークを発生させることもな
い。
【0011】請求項2によると、苗植付装置を第2上限
高さまで上昇させた場合には、この高さまで苗植付装置
が上昇したことを検出手段が検出し、この第2上限高さ
で苗植付装置が格納姿勢に切換られた場合には、この切
換を姿勢検出手段が検出し、夫々の検出結果に基づいて
制御手段が操作手段を介してストッパーを下降阻止姿勢
に切換えるものとなる。
高さまで上昇させた場合には、この高さまで苗植付装置
が上昇したことを検出手段が検出し、この第2上限高さ
で苗植付装置が格納姿勢に切換られた場合には、この切
換を姿勢検出手段が検出し、夫々の検出結果に基づいて
制御手段が操作手段を介してストッパーを下降阻止姿勢
に切換えるものとなる。
【0012】請求項3によると、苗植付装置を第2上限
高さまで上昇させた場合には、苗植付装置の昇降系の作
動に連係した機械的な操作力によって切換部を介してス
トッパーが下降阻止姿勢に切換られるものとなる。
高さまで上昇させた場合には、苗植付装置の昇降系の作
動に連係した機械的な操作力によって切換部を介してス
トッパーが下降阻止姿勢に切換られるものとなる。
【0013】上記特徴(請求項4)によると、苗植付作
業時には操作具を上限に設定した際に苗植付装置が上昇
する第1上限高さが、苗植付装置を格納する際の上限と
しての第2上限高さより低く設定されるので、作業時に
苗植付装置を上限まで上昇させても不必要な高さまで苗
植付装置を上昇させずに済み、上昇下降に要する時間を
長くすることもない。又、苗植付装置を格納姿勢に切換
える際には必要とする十分な高さまで苗植付装置を上昇
させて、後車輪、あるいは、走行機体の後端に苗植付装
置を接触させることなく格納姿勢に切換えることを可能
にし、しかも、このように第2上限高さで苗植付装置を
格納姿勢に切換えた場合にのみロック機構によって苗植
付装置の下降とローリング作動とを阻止でき、路上走行
時、トラックでの運搬時に苗植付装置の重量がアクチュ
エータに作用することを回避してアクチュエータの傷み
を抑制すると同時に、苗植付装置が大きくローリングす
る現象を阻止して機体の重量バランスを崩すこともな
い。特に、油圧シリンダでアクチュエータを構成したも
のでは油圧系にリークを発生させることもない。
業時には操作具を上限に設定した際に苗植付装置が上昇
する第1上限高さが、苗植付装置を格納する際の上限と
しての第2上限高さより低く設定されるので、作業時に
苗植付装置を上限まで上昇させても不必要な高さまで苗
植付装置を上昇させずに済み、上昇下降に要する時間を
長くすることもない。又、苗植付装置を格納姿勢に切換
える際には必要とする十分な高さまで苗植付装置を上昇
させて、後車輪、あるいは、走行機体の後端に苗植付装
置を接触させることなく格納姿勢に切換えることを可能
にし、しかも、このように第2上限高さで苗植付装置を
格納姿勢に切換えた場合にのみロック機構によって苗植
付装置の下降とローリング作動とを阻止でき、路上走行
時、トラックでの運搬時に苗植付装置の重量がアクチュ
エータに作用することを回避してアクチュエータの傷み
を抑制すると同時に、苗植付装置が大きくローリングす
る現象を阻止して機体の重量バランスを崩すこともな
い。特に、油圧シリンダでアクチュエータを構成したも
のでは油圧系にリークを発生させることもない。
【0014】
【発明の効果】従って、作業時には作業能率を低下させ
ることがなく、苗植付装置を分割して格納姿勢へ切換え
る操作を無理なく行い、この格納姿勢では昇降用アクチ
ュエータに不具合を発生させることなく苗植付装置を上
昇位置に保持し得る田植機が合理的に構成されたのであ
る(請求項1)。又、苗植付装置を格納姿勢に切換えた
場合には自動的に苗植付装置の下降が阻止され、ストッ
パーを人為的に操作する手間を必要としない(請求項
2)。又、格納を行う高さまで苗植付装置を上昇させた
場合には、機械的に下降が阻止され、電気的な制御系を
備えない簡単な構成でありながら手間を掛けずにストッ
パーを操作できる(請求項3)。
ることがなく、苗植付装置を分割して格納姿勢へ切換え
る操作を無理なく行い、この格納姿勢では昇降用アクチ
ュエータに不具合を発生させることなく苗植付装置を上
昇位置に保持し得る田植機が合理的に構成されたのであ
る(請求項1)。又、苗植付装置を格納姿勢に切換えた
場合には自動的に苗植付装置の下降が阻止され、ストッ
パーを人為的に操作する手間を必要としない(請求項
2)。又、格納を行う高さまで苗植付装置を上昇させた
場合には、機械的に下降が阻止され、電気的な制御系を
備えない簡単な構成でありながら手間を掛けずにストッ
パーを操作できる(請求項3)。
【0015】又、作業時には作業能率を低下させること
がなく、苗植付装置を分割して格納姿勢へ切換える操作
を無理なく行い、この格納姿勢では昇降用アクチュエー
タに不具合を発生させることなく苗植付装置を上昇位置
に保持し、かつ、苗植付装置のローリング作動を抑制し
て機体の安定性を向上し得る田植機が合理的に構成され
たのである(請求項4)
がなく、苗植付装置を分割して格納姿勢へ切換える操作
を無理なく行い、この格納姿勢では昇降用アクチュエー
タに不具合を発生させることなく苗植付装置を上昇位置
に保持し、かつ、苗植付装置のローリング作動を抑制し
て機体の安定性を向上し得る田植機が合理的に構成され
たのである(請求項4)
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に示すように、ステアリング操作される駆動
型の前車輪1、及び、駆動型の後車輪2を備えた走行機
体3の前部にエンジン4を搭載すると共に、この走行機
体3の後部にエンジン4からの動力が伝えられる静油圧
式の無段変速装置5、及び、ミッションケース6を配置
し、又、走行機体3の中央部に運転座席7を配置し、走
行機体3の後端部に対しアクチュエータとしての油圧シ
リンダ8で駆動昇降するリンク機構9を介して苗植付装
置Aを連結して乗用型の田植機を構成する。
する。図1に示すように、ステアリング操作される駆動
型の前車輪1、及び、駆動型の後車輪2を備えた走行機
体3の前部にエンジン4を搭載すると共に、この走行機
体3の後部にエンジン4からの動力が伝えられる静油圧
式の無段変速装置5、及び、ミッションケース6を配置
し、又、走行機体3の中央部に運転座席7を配置し、走
行機体3の後端部に対しアクチュエータとしての油圧シ
リンダ8で駆動昇降するリンク機構9を介して苗植付装
置Aを連結して乗用型の田植機を構成する。
【0017】前記運転座席7の右側部に苗植付装置Aの
昇降制御と植付クラッチCの入り切り操作とを行う昇降
レバー10を備え、又、運転座席7の左側部には変速レ
バー11を備えている。尚、前記植付クラッチCは、前
記ミッションケース6に内蔵され、このミッションケー
ス6から苗植付装置Aに対して動力を伝える伝動軸12
が決まった回転位相にある場合にのみ切り操作を許容し
て苗植付装置Aの植付アーム(後述する)が圃場との接
触を回避した姿勢で動力を遮断するよう構成されてい
る。
昇降制御と植付クラッチCの入り切り操作とを行う昇降
レバー10を備え、又、運転座席7の左側部には変速レ
バー11を備えている。尚、前記植付クラッチCは、前
記ミッションケース6に内蔵され、このミッションケー
ス6から苗植付装置Aに対して動力を伝える伝動軸12
が決まった回転位相にある場合にのみ切り操作を許容し
て苗植付装置Aの植付アーム(後述する)が圃場との接
触を回避した姿勢で動力を遮断するよう構成されてい
る。
【0018】苗植付装置Aはマット状苗Wを載置する苗
載せ台13、前記伝動軸12からの動力が伝えられる左
右一対の伝動ケース14,14、この伝動ケース14か
らチェーンケース15を介して伝えられる動力で回転す
るロータリケース16、このロータリケース16に一対
ずつ備えられた植付アーム17、センタフロート18C
と一対のサイドフロート18S,18Sとで成るの整地
フロート18(図6、図7を参照)夫々を備えて8条植
用に構成されると共に、施肥装置Bを備え、作業時には
苗載せ台13に載置されたマット状苗Wの下端から苗を
植付アーム17が1株ずつ切出して圃場面に植え付ける
と同時に、植付けた苗の近傍の圃場面下に施肥装置Bで
肥料を供給するよう構成されている。
載せ台13、前記伝動軸12からの動力が伝えられる左
右一対の伝動ケース14,14、この伝動ケース14か
らチェーンケース15を介して伝えられる動力で回転す
るロータリケース16、このロータリケース16に一対
ずつ備えられた植付アーム17、センタフロート18C
と一対のサイドフロート18S,18Sとで成るの整地
フロート18(図6、図7を参照)夫々を備えて8条植
用に構成されると共に、施肥装置Bを備え、作業時には
苗載せ台13に載置されたマット状苗Wの下端から苗を
植付アーム17が1株ずつ切出して圃場面に植え付ける
と同時に、植付けた苗の近傍の圃場面下に施肥装置Bで
肥料を供給するよう構成されている。
【0019】図3及び図4に示すように、リンク機構9
は単一のトップリンク9Tと左右一対のロアーリンク9
L,9L夫々の後端を縦リンク9Vで連結して成り、こ
の縦リンク9Vに対して着脱自在に構成された中間フレ
ーム19(着脱の構造は詳述せず)の下端位置に対して
前後向き姿勢のローリング軸芯Y周りでローリング自在
に苗植付装置Aが連結支持されている。
は単一のトップリンク9Tと左右一対のロアーリンク9
L,9L夫々の後端を縦リンク9Vで連結して成り、こ
の縦リンク9Vに対して着脱自在に構成された中間フレ
ーム19(着脱の構造は詳述せず)の下端位置に対して
前後向き姿勢のローリング軸芯Y周りでローリング自在
に苗植付装置Aが連結支持されている。
【0020】この田植機では苗植付装置Aの左右方向で
の中央位置で4条ずつに2分割自在に構成してある。つ
まり、図2乃至図5に示すように、中間フレーム19に
対してローリング軸芯Y周りでローリング自在に連結す
る主フレーム20の両端位置に縦向き姿勢の第1軸芯X
1と同軸芯に第1軸21を回転不能に配置し、この第1
軸21に回動自在に支持された筒状部材22に円筒状の
フレーム部材23を固定し、このフレーム部材23の揺
動端に縦向き姿勢の第2軸芯X2と同軸芯で、かつ、こ
のフレーム部材23に対して回動自在となるよう筒軸2
4に内嵌状態に第2軸25を配置し、この第2軸25周
りで回動自在に左右のチャンネル状のブラケット26を
支持し、更に、このブラケット26に連結するプレート
27を介して前記伝動ケース14、支持フレーム28を
支持し、これにより苗植付装置Aの左右の分割物AL,
ARが縦向き姿勢の軸芯周りで姿勢変更自在に支持され
ている。又、この主フレーム20の左右両端位置には前
方に向けて突出する姿勢の規制部材29(規制機構の一
例)を左右一対備え、苗植付装置Aの上昇時には、該規
制部材29,29の前端を左右のロアーリンク9L,9
Lの下面に近接させてローリング作動を規制するように
なっている。
の中央位置で4条ずつに2分割自在に構成してある。つ
まり、図2乃至図5に示すように、中間フレーム19に
対してローリング軸芯Y周りでローリング自在に連結す
る主フレーム20の両端位置に縦向き姿勢の第1軸芯X
1と同軸芯に第1軸21を回転不能に配置し、この第1
軸21に回動自在に支持された筒状部材22に円筒状の
フレーム部材23を固定し、このフレーム部材23の揺
動端に縦向き姿勢の第2軸芯X2と同軸芯で、かつ、こ
のフレーム部材23に対して回動自在となるよう筒軸2
4に内嵌状態に第2軸25を配置し、この第2軸25周
りで回動自在に左右のチャンネル状のブラケット26を
支持し、更に、このブラケット26に連結するプレート
27を介して前記伝動ケース14、支持フレーム28を
支持し、これにより苗植付装置Aの左右の分割物AL,
ARが縦向き姿勢の軸芯周りで姿勢変更自在に支持され
ている。又、この主フレーム20の左右両端位置には前
方に向けて突出する姿勢の規制部材29(規制機構の一
例)を左右一対備え、苗植付装置Aの上昇時には、該規
制部材29,29の前端を左右のロアーリンク9L,9
Lの下面に近接させてローリング作動を規制するように
なっている。
【0021】図5に示すように、苗植付装置Aを作業姿
勢に設定した姿勢で、鉛直方向を基準に前記第1軸芯X
1、第2軸芯X2夫々の上端側を走行機体3の前方側に
向かう方向に傾斜させてあり、又、第2軸芯X2と同軸
芯で、かつ、ブラケット26と一体回転するよう苗載せ
台13を支持する支柱状フレーム30を連結固定してい
る。又、図3に示すように、前記支持フレーム28に対
して前記チェーンケース15の基端部を連結してあり、
チェーンケース15の上面に前記苗載せ台13を左右方
向の移動自在に支持する摺動レール31,31を配置し
てある。
勢に設定した姿勢で、鉛直方向を基準に前記第1軸芯X
1、第2軸芯X2夫々の上端側を走行機体3の前方側に
向かう方向に傾斜させてあり、又、第2軸芯X2と同軸
芯で、かつ、ブラケット26と一体回転するよう苗載せ
台13を支持する支柱状フレーム30を連結固定してい
る。又、図3に示すように、前記支持フレーム28に対
して前記チェーンケース15の基端部を連結してあり、
チェーンケース15の上面に前記苗載せ台13を左右方
向の移動自在に支持する摺動レール31,31を配置し
てある。
【0022】前記伝動軸12からの動力が伝えられるベ
ベルケース33を前記ローリング軸芯Yより右側に変位
した位置に配置してあり、このベベルケース33から左
右方向に分岐して取出した動力を伝動ケースに伝える伝
動系に対してクラッチを介装してある。このクラッチは
ベベルケース33の出力軸の側に配置され、かつ、軸方
向にスライド操作自在なシフト部材34と、伝動ケース
14の入力軸に支持された咬合部材35とで構成され、
シフト部材34に形成された咬合爪(図示せず)と咬合
部材35に形成された咬合爪(図示せず)とは特定の回
転位相でのみ咬合する。
ベルケース33を前記ローリング軸芯Yより右側に変位
した位置に配置してあり、このベベルケース33から左
右方向に分岐して取出した動力を伝動ケースに伝える伝
動系に対してクラッチを介装してある。このクラッチは
ベベルケース33の出力軸の側に配置され、かつ、軸方
向にスライド操作自在なシフト部材34と、伝動ケース
14の入力軸に支持された咬合部材35とで構成され、
シフト部材34に形成された咬合爪(図示せず)と咬合
部材35に形成された咬合爪(図示せず)とは特定の回
転位相でのみ咬合する。
【0023】又、左側の伝動ケース14の動力で回転駆
動される螺軸36の螺旋溝に係入するコマ(図示せず)
の移動力を左側の分割苗載せ台13Lの反苗載せ面側に
伝える移動部材37を備えて苗載せ台13の横送り機構
Dを構成してある。尚、支持フレーム28の外端部には
摺動レール31の外端部を保護するよう摺動レール31
の外端を周り込む形状の保護フレーム38が連結固定さ
れている。尚、苗載せ台13は左右の分割苗載せ台13
L,13R夫々が後記するように連結されることで、こ
の横送り機構Dからの動力で摺動レール31,31上を
一体的に横方向に往復移動する。
動される螺軸36の螺旋溝に係入するコマ(図示せず)
の移動力を左側の分割苗載せ台13Lの反苗載せ面側に
伝える移動部材37を備えて苗載せ台13の横送り機構
Dを構成してある。尚、支持フレーム28の外端部には
摺動レール31の外端部を保護するよう摺動レール31
の外端を周り込む形状の保護フレーム38が連結固定さ
れている。尚、苗載せ台13は左右の分割苗載せ台13
L,13R夫々が後記するように連結されることで、こ
の横送り機構Dからの動力で摺動レール31,31上を
一体的に横方向に往復移動する。
【0024】図2に示すように、前記ローリング軸芯Y
より上部位置の中間フレーム19に対してアクチュエー
タとしての電動型のローリングモータMで駆動されるネ
ジ軸39に螺合する移動体40を備え、この移動体40
と前記支柱状フレーム30との間に、延長ロッド41
と、ローリングバネ42とを介装してあり、又、中間フ
レーム19の上端に固設された左右一対の係合ロッド4
3,43と、苗載せ台の反苗載せ面側の左右位置に配置
されたブラケット44との間に延長ロッド45と、戻し
バネ46を介装してある。又、前記ローリングモータM
は、一方の支柱状フレーム30に備えたローリングセン
サSからの信号に基づいて走行機体3の側に設けた制御
装置(図示せず)が、該センサSが水平状態を検出する
方向に向けて駆動し、この駆動時にはローリングバネ4
2、戻しバネ46の緩衝機能によって円滑なローリング
作動が行われるようになっている。
より上部位置の中間フレーム19に対してアクチュエー
タとしての電動型のローリングモータMで駆動されるネ
ジ軸39に螺合する移動体40を備え、この移動体40
と前記支柱状フレーム30との間に、延長ロッド41
と、ローリングバネ42とを介装してあり、又、中間フ
レーム19の上端に固設された左右一対の係合ロッド4
3,43と、苗載せ台の反苗載せ面側の左右位置に配置
されたブラケット44との間に延長ロッド45と、戻し
バネ46を介装してある。又、前記ローリングモータM
は、一方の支柱状フレーム30に備えたローリングセン
サSからの信号に基づいて走行機体3の側に設けた制御
装置(図示せず)が、該センサSが水平状態を検出する
方向に向けて駆動し、この駆動時にはローリングバネ4
2、戻しバネ46の緩衝機能によって円滑なローリング
作動が行われるようになっている。
【0025】この田植機では、図2及び図5に示すよう
に、左右の分割物AL,ARを第1軸芯X1、第2軸芯
X2周りで連動して回動させるよう、左右夫々の第1軸
芯上に遊転支承したプレート48、48同士をロッド
(図示せず)を介して互いに逆方向に回動操作するよう
連動連係すると共に、夫々のプレート48、48をフレ
ーム部材23、23とロッド49、49を介して連結
し、又、このプレート48と一体回転する大径のスプロ
ケット50と、前記支柱状フレーム30と一体回転する
小径のスプロケット51とを無端チェーン52を介して
連動連係して連動操作系を構成している。この連動操作
系は一方のフレーム部材23を第1軸芯X1周りで内方
に回動操作した場合には、他方のフレーム部材23がそ
の第1軸芯X1周りで内方に回動すると同時に、第2軸
芯X2,X2周りでブラケット26,26に支持された
系がフレーム部材23,23の回動速度の2倍の速度で
逆方向に、即ち、その左右外端部が走行機体3の前方に
向かう側に回動するようになっている。
に、左右の分割物AL,ARを第1軸芯X1、第2軸芯
X2周りで連動して回動させるよう、左右夫々の第1軸
芯上に遊転支承したプレート48、48同士をロッド
(図示せず)を介して互いに逆方向に回動操作するよう
連動連係すると共に、夫々のプレート48、48をフレ
ーム部材23、23とロッド49、49を介して連結
し、又、このプレート48と一体回転する大径のスプロ
ケット50と、前記支柱状フレーム30と一体回転する
小径のスプロケット51とを無端チェーン52を介して
連動連係して連動操作系を構成している。この連動操作
系は一方のフレーム部材23を第1軸芯X1周りで内方
に回動操作した場合には、他方のフレーム部材23がそ
の第1軸芯X1周りで内方に回動すると同時に、第2軸
芯X2,X2周りでブラケット26,26に支持された
系がフレーム部材23,23の回動速度の2倍の速度で
逆方向に、即ち、その左右外端部が走行機体3の前方に
向かう側に回動するようになっている。
【0026】又、主フレーム20に対して支持フレーム
28を作業姿勢に保持するロック手段(図示せず)を備
えると共に、図2及び図6に示すように、左右の分割苗
載せ台同士を連結する第1連結機構R1、左右の摺動レ
ール31,31同士を連結する第2連結機構R2、図3
に示すように、分割面を挟んで対向する位置のチェーン
ケース15,15の後端の支持プレート53,53同士
の間に配置される杆状の第3連結機構R3夫々で分割物
AL,ARを作業姿勢に保持できるよう構成されてい
る。
28を作業姿勢に保持するロック手段(図示せず)を備
えると共に、図2及び図6に示すように、左右の分割苗
載せ台同士を連結する第1連結機構R1、左右の摺動レ
ール31,31同士を連結する第2連結機構R2、図3
に示すように、分割面を挟んで対向する位置のチェーン
ケース15,15の後端の支持プレート53,53同士
の間に配置される杆状の第3連結機構R3夫々で分割物
AL,ARを作業姿勢に保持できるよう構成されてい
る。
【0027】図14に示すように、前記昇降レバー10
は、ガイドプレート54の案内経路を介して苗植付装置
Aの昇降制御を行う「中立」位置、「下降」位置、「上
昇」位置夫々の操作位置、植付けクラッチCの制御を行
う「入」位置、「切」位置夫々の操作位置、及び、図1
に示す如く、運転座席7の前方に配置された切換えレバ
ー55の操作によって苗植付装置Aの自動的な昇降制御
と植付けクラッチCの制御を可能にする「自動」位置、
苗植付装置Aの折りたたみを可能にする「折りたたみ」
位置夫々に操作自在に構成され、このガイドプレート5
4には昇降レバー10が「折りたたみ」位置に設定され
たことを検出する切換スイッチ56を備えている。
は、ガイドプレート54の案内経路を介して苗植付装置
Aの昇降制御を行う「中立」位置、「下降」位置、「上
昇」位置夫々の操作位置、植付けクラッチCの制御を行
う「入」位置、「切」位置夫々の操作位置、及び、図1
に示す如く、運転座席7の前方に配置された切換えレバ
ー55の操作によって苗植付装置Aの自動的な昇降制御
と植付けクラッチCの制御を可能にする「自動」位置、
苗植付装置Aの折りたたみを可能にする「折りたたみ」
位置夫々に操作自在に構成され、このガイドプレート5
4には昇降レバー10が「折りたたみ」位置に設定され
たことを検出する切換スイッチ56を備えている。
【0028】図12に示すように、前記油圧シリンダ8
はシリンダ本体8Aを下部に配置し、上部にピストンロ
ッド8Bを配置した縦長姿勢に配置されると共に、シリ
ンダ本体8Aはミッションケース6の後面に取り付けた
ブラケット57に対して支軸58周りで揺動自在に支持
され、又、ピストンロッド8Bの外周にはサスペンショ
ンバネ8Cと、このサスペンションバネ8Cを覆うカバ
ー8Dとが配置され、この油圧シリンダ8からの操作力
は軸体59を介してトップリンク9Tに伝えられる。同
図及び図13に示すように前記リンク機構9のトップリ
ンク9T、ロアーリンク9L,9L夫々の基端部はトッ
プ軸60、ロアー軸61を介して左右一対のフレーム部
材62,62に支持され、トップリンク9Tの前端部を
トップ軸60から更に前方に延設して接当部9Sを形成
してあり、又、この接当部9Sの上面に接当してリンク
機構9の下降を阻止するストッパー63を備えており、
このストッパー63は、左右のフレーム部材62,62
を連結する補強フレーム64に対して支持片65、及
び、筒体66を介して横方向に出退自在に支持されたロ
ッド状の部材で成り、このストッパー63はラック、ピ
ニオン式に出退操作されるよう操作手段としての電動モ
ータ67、減速機構68と連係している。
はシリンダ本体8Aを下部に配置し、上部にピストンロ
ッド8Bを配置した縦長姿勢に配置されると共に、シリ
ンダ本体8Aはミッションケース6の後面に取り付けた
ブラケット57に対して支軸58周りで揺動自在に支持
され、又、ピストンロッド8Bの外周にはサスペンショ
ンバネ8Cと、このサスペンションバネ8Cを覆うカバ
ー8Dとが配置され、この油圧シリンダ8からの操作力
は軸体59を介してトップリンク9Tに伝えられる。同
図及び図13に示すように前記リンク機構9のトップリ
ンク9T、ロアーリンク9L,9L夫々の基端部はトッ
プ軸60、ロアー軸61を介して左右一対のフレーム部
材62,62に支持され、トップリンク9Tの前端部を
トップ軸60から更に前方に延設して接当部9Sを形成
してあり、又、この接当部9Sの上面に接当してリンク
機構9の下降を阻止するストッパー63を備えており、
このストッパー63は、左右のフレーム部材62,62
を連結する補強フレーム64に対して支持片65、及
び、筒体66を介して横方向に出退自在に支持されたロ
ッド状の部材で成り、このストッパー63はラック、ピ
ニオン式に出退操作されるよう操作手段としての電動モ
ータ67、減速機構68と連係している。
【0029】この田植機では、苗植付作業を行う際には
前記昇降レバー10を「上昇」位置に操作して上限まで
上昇させた場合、及び、昇降レバー10を「自動」位置
に設定した状態で切換レバー55の操作で上限まで上昇
させた場合の苗植付装置Aの高さを図10に示す如く、
圃場面からあまり離間しない第1上限高さL1に設定し
て作業能率をあまり低下させないように構成してあり、
又、苗植付装置Aを分割して折りたたみ姿勢(格納姿
勢)に切換える操作を行う場合には昇降レバー10を
「折りたたみ」位置に設定することで、苗植付装置Aを
前記第1上限高さより高く設定した第2上限高さL2ま
で上昇させて後車輪2との接触を回避した状態での折り
たたみを可能にするよう制御動作が設定されると共に、
苗植付装置Aを格納姿勢に切換えた場合には前記ストッ
パー63がリンク機構9の下降を阻止する位置まで自動
的に突出するよう制御動作が設定されている。
前記昇降レバー10を「上昇」位置に操作して上限まで
上昇させた場合、及び、昇降レバー10を「自動」位置
に設定した状態で切換レバー55の操作で上限まで上昇
させた場合の苗植付装置Aの高さを図10に示す如く、
圃場面からあまり離間しない第1上限高さL1に設定し
て作業能率をあまり低下させないように構成してあり、
又、苗植付装置Aを分割して折りたたみ姿勢(格納姿
勢)に切換える操作を行う場合には昇降レバー10を
「折りたたみ」位置に設定することで、苗植付装置Aを
前記第1上限高さより高く設定した第2上限高さL2ま
で上昇させて後車輪2との接触を回避した状態での折り
たたみを可能にするよう制御動作が設定されると共に、
苗植付装置Aを格納姿勢に切換えた場合には前記ストッ
パー63がリンク機構9の下降を阻止する位置まで自動
的に突出するよう制御動作が設定されている。
【0030】つまり、図1に示すように、前記運転座席
7の下方位置にマイクロプロセッサを備えた制御装置6
9が配置され、この制御装置69において苗植付装置A
の昇降を行う制御系の概要は図15に示す如く表され、
この制御系では制御装置69に対して前記昇降レバー1
0の操作量を計測するポテンショメータ型のレバーセン
サ70、前記切換スイッチ56、前記切換レバー55に
よって操作されるレバースイッチ71、リンク機構9の
揺動量から苗植付装置Aの高さを計測するようトップリ
ンク9Tの基端に設けたポテンショメータ型のリンクセ
ンサ72(高さ検出手段の一例)、図4に示す如く、苗
植付装置Aが折りたたみ姿勢に設定されたことを計測す
る折りたたみセンサ73(姿勢検出手段の一例)夫々か
らの信号が入力する系が形成されると共に、前記油圧シ
リンダ8に対する電磁バルブ74、前記植付クラッチC
を制御するクラッチモータ75、前記ストッパー63に
対する電動モータ67夫々に対する出力系が形成されて
いる。
7の下方位置にマイクロプロセッサを備えた制御装置6
9が配置され、この制御装置69において苗植付装置A
の昇降を行う制御系の概要は図15に示す如く表され、
この制御系では制御装置69に対して前記昇降レバー1
0の操作量を計測するポテンショメータ型のレバーセン
サ70、前記切換スイッチ56、前記切換レバー55に
よって操作されるレバースイッチ71、リンク機構9の
揺動量から苗植付装置Aの高さを計測するようトップリ
ンク9Tの基端に設けたポテンショメータ型のリンクセ
ンサ72(高さ検出手段の一例)、図4に示す如く、苗
植付装置Aが折りたたみ姿勢に設定されたことを計測す
る折りたたみセンサ73(姿勢検出手段の一例)夫々か
らの信号が入力する系が形成されると共に、前記油圧シ
リンダ8に対する電磁バルブ74、前記植付クラッチC
を制御するクラッチモータ75、前記ストッパー63に
対する電動モータ67夫々に対する出力系が形成されて
いる。
【0031】そして、この制御系では図16に示すフロ
ーチャートのように制御動作が設定され、制御が開始さ
れると、切換スイッチ56の信号を入力して昇降レバー
10が「折りたたみ」位置に操作されたかを判別し(#
101、#102ステップ)、「折りたたみ」位置に設
定された場合には、苗植付装置Aの上昇限界を第2上限
高さL2に設定し、かつ、電磁バルブ74を制御してリ
ンクセンサ72で第2上限高さL2を検出するまで苗植
付装置Aを上昇させる(#103、#104ステッ
プ)。この状態で折りたたみ操作(格納操作)が行われ
たかを、折りたたみセンサ73からの信号で判別し、折
りたたみ状態に達すると、電動モータ67を操作してス
トッパー63をロック姿勢(下降阻止姿勢)に操作する
(#105〜#107ステップ)。
ーチャートのように制御動作が設定され、制御が開始さ
れると、切換スイッチ56の信号を入力して昇降レバー
10が「折りたたみ」位置に操作されたかを判別し(#
101、#102ステップ)、「折りたたみ」位置に設
定された場合には、苗植付装置Aの上昇限界を第2上限
高さL2に設定し、かつ、電磁バルブ74を制御してリ
ンクセンサ72で第2上限高さL2を検出するまで苗植
付装置Aを上昇させる(#103、#104ステッ
プ)。この状態で折りたたみ操作(格納操作)が行われ
たかを、折りたたみセンサ73からの信号で判別し、折
りたたみ状態に達すると、電動モータ67を操作してス
トッパー63をロック姿勢(下降阻止姿勢)に操作する
(#105〜#107ステップ)。
【0032】又、切換スイッチ56からの信号で昇降レ
バー10が「折りたたみ」位置にないことが判別された
場合でも、苗植付装置Aが折りたたみ状態(格納状態)
にあることが判別されると、昇降レバー10が誤操作さ
れたと考えらえるので苗植付装置Aの昇降制御は行わず
(#108、#109ステップ)、昇降レバー10が
「折りたたみ」位置になく、苗植付装置10が折りたた
み状態(格納状態)にない場合には、ストッパー63が
ロック姿勢にある場合にのみロック状態を解除し、苗植
付装置Aの上昇限界を第2上限高さL2に設定した後、
昇降レバー10、切換レバー55の操作に従う昇降制御
を行うよう制御動作が設定されている(#110〜#1
13ステップ)。
バー10が「折りたたみ」位置にないことが判別された
場合でも、苗植付装置Aが折りたたみ状態(格納状態)
にあることが判別されると、昇降レバー10が誤操作さ
れたと考えらえるので苗植付装置Aの昇降制御は行わず
(#108、#109ステップ)、昇降レバー10が
「折りたたみ」位置になく、苗植付装置10が折りたた
み状態(格納状態)にない場合には、ストッパー63が
ロック姿勢にある場合にのみロック状態を解除し、苗植
付装置Aの上昇限界を第2上限高さL2に設定した後、
昇降レバー10、切換レバー55の操作に従う昇降制御
を行うよう制御動作が設定されている(#110〜#1
13ステップ)。
【0033】又、苗植付装置Aを折りたたむ際(格納す
る際)の具体的な操作は以下のように行われる。つま
り、苗植付装置Aを折りたたむ際には、前述のように昇
降レバー10を「折りたたみ」位置に操作して油圧シリ
ンダ8の伸長作動で苗植付装置Aを第2上限高さL2ま
で上昇させた後、図6に示す如く横送り機構Dの駆動力
で苗載せ台13を左側の端部位置に送って停止し、第1
連結機構R1、及び、第2連結機構R2を分離操作し、
クラッチ機構を切り操作し、その操作位置を保持し(保
持構造は詳述せず)、又、ロック手段のロック解除操作
で主フレーム20に対して支持フレーム28を自由回動
が可能な状態に切換え、第3連結機構R3を取外す。
る際)の具体的な操作は以下のように行われる。つま
り、苗植付装置Aを折りたたむ際には、前述のように昇
降レバー10を「折りたたみ」位置に操作して油圧シリ
ンダ8の伸長作動で苗植付装置Aを第2上限高さL2ま
で上昇させた後、図6に示す如く横送り機構Dの駆動力
で苗載せ台13を左側の端部位置に送って停止し、第1
連結機構R1、及び、第2連結機構R2を分離操作し、
クラッチ機構を切り操作し、その操作位置を保持し(保
持構造は詳述せず)、又、ロック手段のロック解除操作
で主フレーム20に対して支持フレーム28を自由回動
が可能な状態に切換え、第3連結機構R3を取外す。
【0034】次に、図7に示すように、右側の分割苗載
せ台13Rを人為的に右側の移動端まで移動させて該分
割苗載せ台13Rの摺動レール31上での移動をロック
手段(図示せず)で阻止する(この状態では左右の分割
苗載せ台13R,13L夫々の間隔は約30センチメー
トルに達する)。この後、人為操作でいずれか一方の分
割物を回動操作すると、連動操作系によって夫々のフレ
ーム部材23,23が連動作動する結果、第1軸芯X
1,X1周りでの回動でフレーム部材23,23の後端
側の走行機体3の内方に向けて揺動すると同時に、第2
軸芯X2,X2周りでブラケット26,26に支持され
た系がフレーム部材23,23の回動速度の2倍の速度
で逆方向に、即ち、その左右外端部が走行機体3の前方
に向かう側に回動するものとなる。
せ台13Rを人為的に右側の移動端まで移動させて該分
割苗載せ台13Rの摺動レール31上での移動をロック
手段(図示せず)で阻止する(この状態では左右の分割
苗載せ台13R,13L夫々の間隔は約30センチメー
トルに達する)。この後、人為操作でいずれか一方の分
割物を回動操作すると、連動操作系によって夫々のフレ
ーム部材23,23が連動作動する結果、第1軸芯X
1,X1周りでの回動でフレーム部材23,23の後端
側の走行機体3の内方に向けて揺動すると同時に、第2
軸芯X2,X2周りでブラケット26,26に支持され
た系がフレーム部材23,23の回動速度の2倍の速度
で逆方向に、即ち、その左右外端部が走行機体3の前方
に向かう側に回動するものとなる。
【0035】又、この折りたたみ姿勢への回動時には図
8に示す如く、左右の分割苗載せ台13L,13Rの内
端上部の角部13E,13Eが接近するものの、平面視
で分割苗載せ台13L,13Rが互いに離間する位置で
回動するので、夫々の角部13E,13Eの接触を回避
した回動が可能となっており、回動の終了によって図9
に示す如く、折りたたみ姿勢に達する。この折りたたみ
姿勢に達すると前述のように取り外した第3連結機構R
3を図4及び図11に示す如く、左側の分割物ALと右
側の分割物ARとの間に介装し、左右の規制部材29,
29と左右の保護フレーム38,38との間の第4連結
機構R4を連結操作することで左右の分割物AL,AR
の離間方向への回動が阻止され折りたたみ操作が完了す
る。このように折りたたみ操作が完了すると、折りたた
みセンサからの信号に基づいてストッパー63がロック
位置に操作され、リンク機構の下降が阻止されると共
に、この下降阻止状態では、図12に示す如く、規制部
材29,29とロアーリンク9L,9Lとの間に隙間F
が形成されるように相対距離を設定して、苗植付装置A
を格納姿勢に設定して路上を走行する場合、トラックに
積載して運搬する際に苗植付装置にローリング方向に外
力が作用した場合にも、ローリング系に備えたローリン
グバネ42、戻しバネ46の緩衝機能を活用し乍ら苗植
付装置Aを僅かにローリング作動させて、苗植付装置A
に過大な力が作用しないように構成されている。
8に示す如く、左右の分割苗載せ台13L,13Rの内
端上部の角部13E,13Eが接近するものの、平面視
で分割苗載せ台13L,13Rが互いに離間する位置で
回動するので、夫々の角部13E,13Eの接触を回避
した回動が可能となっており、回動の終了によって図9
に示す如く、折りたたみ姿勢に達する。この折りたたみ
姿勢に達すると前述のように取り外した第3連結機構R
3を図4及び図11に示す如く、左側の分割物ALと右
側の分割物ARとの間に介装し、左右の規制部材29,
29と左右の保護フレーム38,38との間の第4連結
機構R4を連結操作することで左右の分割物AL,AR
の離間方向への回動が阻止され折りたたみ操作が完了す
る。このように折りたたみ操作が完了すると、折りたた
みセンサからの信号に基づいてストッパー63がロック
位置に操作され、リンク機構の下降が阻止されると共
に、この下降阻止状態では、図12に示す如く、規制部
材29,29とロアーリンク9L,9Lとの間に隙間F
が形成されるように相対距離を設定して、苗植付装置A
を格納姿勢に設定して路上を走行する場合、トラックに
積載して運搬する際に苗植付装置にローリング方向に外
力が作用した場合にも、ローリング系に備えたローリン
グバネ42、戻しバネ46の緩衝機能を活用し乍ら苗植
付装置Aを僅かにローリング作動させて、苗植付装置A
に過大な力が作用しないように構成されている。
【0036】又、この折りたたみ姿勢では図9に示す如
く、左右夫々の分割苗載せ台13L,13Rが摺動レー
ル31,31上で走行機体3の側に近接する位置で、そ
の上端縁同士が近接状態で平行する姿勢に達するので苗
植付装置A全体の重量を走行機体3の側に寄せて田植機
全体の重量バランスを向上させると共に、苗植付装置A
の横方向への寸法を縮小するものとなり、更に、この折
りたたみ姿勢では傾斜姿勢の第1軸芯X1周りでフレー
ム部材23,23が回動することで図10に示す如く、
走行機体3を基準として左右の分割物AL,ARの後方
側が上方の持ち上げられる結果、平面視で苗植付装置A
の見かけ上の前後方向の寸法を縮小すると同時に、苗植
付装置Aの重心を走行機体側に寄せるものとなる。又、
第2軸芯X2周りでの分割物AL,ARの回動によって
分割苗載せ台13L,13Rが図11に示す如く、起立
姿勢に向かう姿勢(整地フロート18の前端が持ち上げ
られる姿勢)に切換えられる結果、苗植付装置Aの横方
向の寸法を更に縮小する。
く、左右夫々の分割苗載せ台13L,13Rが摺動レー
ル31,31上で走行機体3の側に近接する位置で、そ
の上端縁同士が近接状態で平行する姿勢に達するので苗
植付装置A全体の重量を走行機体3の側に寄せて田植機
全体の重量バランスを向上させると共に、苗植付装置A
の横方向への寸法を縮小するものとなり、更に、この折
りたたみ姿勢では傾斜姿勢の第1軸芯X1周りでフレー
ム部材23,23が回動することで図10に示す如く、
走行機体3を基準として左右の分割物AL,ARの後方
側が上方の持ち上げられる結果、平面視で苗植付装置A
の見かけ上の前後方向の寸法を縮小すると同時に、苗植
付装置Aの重心を走行機体側に寄せるものとなる。又、
第2軸芯X2周りでの分割物AL,ARの回動によって
分割苗載せ台13L,13Rが図11に示す如く、起立
姿勢に向かう姿勢(整地フロート18の前端が持ち上げ
られる姿勢)に切換えられる結果、苗植付装置Aの横方
向の寸法を更に縮小する。
【0037】更に、この折りたたみ姿勢の苗植付装置A
を作業姿勢に復元する際には、左右の第4連結機構R4
を分離操作し、第3連結機構R3を取外し、左右の分割
物AL,ARを復元方向に回動操作し、ロック手段のロ
ック操作で主フレーム20に対して支持フレーム28を
作業姿勢に保持し、クラッチ機構が適切な姿勢で咬合す
ることを確認した後、第2連結機構R2をロック操作
し、第3連結機構R3を取付け、右側の分割苗載せ台1
3Rを左側の分割苗載せ台13Lの側まで移動させるこ
とで苗植付装置Aを作業可能な状態に切換られるものと
なっている。このように作業姿勢に切換えた場合には、
昇降レバー10で苗植付装置Aの昇降制御を行う場合
に、苗植付装置Aの上昇限界を第1上限高さL1に設定
して能率の高い作業を可能にするもとなる。
を作業姿勢に復元する際には、左右の第4連結機構R4
を分離操作し、第3連結機構R3を取外し、左右の分割
物AL,ARを復元方向に回動操作し、ロック手段のロ
ック操作で主フレーム20に対して支持フレーム28を
作業姿勢に保持し、クラッチ機構が適切な姿勢で咬合す
ることを確認した後、第2連結機構R2をロック操作
し、第3連結機構R3を取付け、右側の分割苗載せ台1
3Rを左側の分割苗載せ台13Lの側まで移動させるこ
とで苗植付装置Aを作業可能な状態に切換られるものと
なっている。このように作業姿勢に切換えた場合には、
昇降レバー10で苗植付装置Aの昇降制御を行う場合
に、苗植付装置Aの上昇限界を第1上限高さL1に設定
して能率の高い作業を可能にするもとなる。
【0038】〔別実施例〕本発明は上記実施例以外に、
次のように実施することも可能である。尚、この別実施
例で、実施例と同じ機能を有するものには実施例と共通
の番号、符号を附している。
次のように実施することも可能である。尚、この別実施
例で、実施例と同じ機能を有するものには実施例と共通
の番号、符号を附している。
【0039】(a)苗植付装置Aが折りたたみ姿勢に達
したことを判別するセンサとして、図17に示す如く、
分割苗載せ台13L,13R同士の間に該分割苗載せ台
13L,13Rが分離される場合には分離される電気カ
プラー77,77を備え、この電気カプラー77,77
が分離された場合には、この分離を電気的に検出して苗
植付装置Aが折りたたみ姿勢に操作されたと判別するよ
う構成する。
したことを判別するセンサとして、図17に示す如く、
分割苗載せ台13L,13R同士の間に該分割苗載せ台
13L,13Rが分離される場合には分離される電気カ
プラー77,77を備え、この電気カプラー77,77
が分離された場合には、この分離を電気的に検出して苗
植付装置Aが折りたたみ姿勢に操作されたと判別するよ
う構成する。
【0040】(b)苗植付装置Aが第2上限高さL2ま
で上昇させた場合に、苗植付装置Aの下降を阻止するス
トッパー63を、図18に示す如く、油圧シリンダ8の
カバー8Dに対して軸78周りで下降阻止姿勢と非阻止
姿勢に切換自在な部材でストッパー63を構成すると共
に、苗植付装置Aが第1上限高さL1より低いレベルあ
る場合にはストッパー63の端部がシリンダ本体8Aに
接触した状態を維持して非阻止姿勢を保持し、苗植付装
置Aが第1上限高さL1を越えて第2上限高さL2に達
すると、ストッパー63に備えたバネ(図示せず)の付
勢力によって下降阻止姿勢に切換わり、シリンダ本体8
Aの上面との接当でリンク機構9の下降を阻止するよう
構成する。又、この構成ではストッパー63を非阻止姿
勢に切換える電磁ソレノイド79を備え、任意に苗植付
装置Aの下降も可能にするものとなっている。尚、この
別実施例ではストッパー63とシリンダ本体8Aとの接
触構造で機械的な操作力で切換部が構成されている。
で上昇させた場合に、苗植付装置Aの下降を阻止するス
トッパー63を、図18に示す如く、油圧シリンダ8の
カバー8Dに対して軸78周りで下降阻止姿勢と非阻止
姿勢に切換自在な部材でストッパー63を構成すると共
に、苗植付装置Aが第1上限高さL1より低いレベルあ
る場合にはストッパー63の端部がシリンダ本体8Aに
接触した状態を維持して非阻止姿勢を保持し、苗植付装
置Aが第1上限高さL1を越えて第2上限高さL2に達
すると、ストッパー63に備えたバネ(図示せず)の付
勢力によって下降阻止姿勢に切換わり、シリンダ本体8
Aの上面との接当でリンク機構9の下降を阻止するよう
構成する。又、この構成ではストッパー63を非阻止姿
勢に切換える電磁ソレノイド79を備え、任意に苗植付
装置Aの下降も可能にするものとなっている。尚、この
別実施例ではストッパー63とシリンダ本体8Aとの接
触構造で機械的な操作力で切換部が構成されている。
【0041】(c)苗植付装置Aを格納姿勢に切換た際
に、昇降レバー10を誤操作しても苗植付装置Aの下降
を阻止するため、図19に示す如く、油圧シリンダ8に
対する電磁バルブ74を下降側に操作するための電気系
にスイッチ80を介装すると共に、このスイッチ80を
前記折りたたみセンサ73の位置に配置して、苗植付装
置Aが折りたたみ姿勢にありスイッチ80が操作されて
いる場合には、電磁バルブ74を下降側に操作するため
の電気系を遮断状態に維持するよう構成する。
に、昇降レバー10を誤操作しても苗植付装置Aの下降
を阻止するため、図19に示す如く、油圧シリンダ8に
対する電磁バルブ74を下降側に操作するための電気系
にスイッチ80を介装すると共に、このスイッチ80を
前記折りたたみセンサ73の位置に配置して、苗植付装
置Aが折りたたみ姿勢にありスイッチ80が操作されて
いる場合には、電磁バルブ74を下降側に操作するため
の電気系を遮断状態に維持するよう構成する。
【0042】(d)前述と同様に、苗植付装置Aを格納
姿勢に切換た際に、昇降レバー10を誤操作しても苗植
付装置Aの下降を阻止するため、図20に示す如く、電
磁バルブ74から油圧シリンダ8に対する油路に対して
切換弁81を介装して、折りたたみセンサ(図示せず)
で苗植付装置Aが折りたたみ状態にあることを検出した
場合には油路を遮断状態に維持するよう構成する。
姿勢に切換た際に、昇降レバー10を誤操作しても苗植
付装置Aの下降を阻止するため、図20に示す如く、電
磁バルブ74から油圧シリンダ8に対する油路に対して
切換弁81を介装して、折りたたみセンサ(図示せず)
で苗植付装置Aが折りたたみ状態にあることを検出した
場合には油路を遮断状態に維持するよう構成する。
【0043】(e)苗植付装置Aを第2上限高さL2ま
で上昇させた場合に苗植付装置Aの下降を阻止するため
のストッパー63を、図21に示す如く、油圧シリンダ
8のシリンダ本体8Aの上面とトップリンク9Tとの間
に介装されるロッド状に構成すると共に、このストッパ
ー63をトップリンク9Tに装着すると同時に苗植付装
置Aの側の部材82に近接して苗植付装置Aのローリン
グ作動量を小さくする一対の規制片83をトップリンク
9Tに装着する部材84に対して一体形成してある。
で上昇させた場合に苗植付装置Aの下降を阻止するため
のストッパー63を、図21に示す如く、油圧シリンダ
8のシリンダ本体8Aの上面とトップリンク9Tとの間
に介装されるロッド状に構成すると共に、このストッパ
ー63をトップリンク9Tに装着すると同時に苗植付装
置Aの側の部材82に近接して苗植付装置Aのローリン
グ作動量を小さくする一対の規制片83をトップリンク
9Tに装着する部材84に対して一体形成してある。
【0044】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】田植機の全体側面図
【図2】苗植付装置のローリング系を示す正面図
【図3】作業姿勢の苗植付装置の伝動系の平面図
【図4】格納姿勢の苗植付装置の伝動系の平面図
【図5】第1軸芯、第2軸芯の姿勢を表す側面図
【図6】苗載せ台を摺動レールの端部に位置させた田植
機の平面図
機の平面図
【図7】苗載せ台を分割した田植機の平面図
【図8】苗植付装置を分割して回動させた田植機の平面
図
図
【図9】苗植付装置を格納姿勢に設定した田植機の平面
図
図
【図10】格納状態の苗植付装置を示す走行機体後部の
側面図
側面図
【図11】格納状態の苗植付装置の後面図
【図12】ストッパーが機能した状態でのリンク機構基
端部の側面図
端部の側面図
【図13】ストッパーの配置を示すリンク機構の平面図
【図14】昇降レバーの操作経路の平面図
【図15】制御系のブロック図
【図16】制御動作を示すフローチャート
【図17】別実施例(a)のカプラーの分離状態の後面
図
図
【図18】別実施例(b)のストッパーの側面図
【図19】別実施例(c)のブロック回路図
【図20】別実施例(d)のブロック回路図
【図21】別実施例(e)のストッパーの側面図
【図22】(イ),(ロ),(ハ),(ニ)は従来例に
おける、苗植付装置を分割して格納する状態を順次示す
田植機の平面図
おける、苗植付装置を分割して格納する状態を順次示す
田植機の平面図
3 走行機体 8 アクチュエータ 10,55 操作具 13 苗載せ台 29 規制機構 63 ストッパー 67 操作手段 72 高さ検出手段 73 姿勢検出手段 A 苗植付装置 AL,AR 分割物 L1 第1上限高さ L2 第2上限高さ W 苗 Y 軸芯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 政一 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 高尾 裕 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 久保下 竹男 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 南川 泰秀 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 山本 昌一 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 山本 進 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 安田 真 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内
Claims (4)
- 【請求項1】 苗載せ台(13)に載置された苗(W)
を植付機構で圃場に植付ける苗植付装置(A)を走行機
体(3)に対してアクチュエータ(8)の駆動で昇降自
在に連結した田植機であって、 前記苗植付装置(A)を左右方向の中間位置で分割し、
その分割物(AL),(AR)の縦向き姿勢の軸芯周り
での回動で、その横方向を走行機体(3)の前後方向に
向かわせる格納姿勢へ切換自在に構成すると共に、前記
アクチュエータ(8)の駆動による苗植付装置(A)の
上昇高さを、苗植付作業時に操作される操作具(1
0)、(55)の操作によって設定される上限としての
第1上限高さ(L1)と、苗植付装置(A)を格納姿勢
に切換える際に設定され、前記第1上限高さ(L1)よ
り高く設定された第2上限高さ(L2)とに設定自在に
構成し、苗植付装置(A)を第2上限高さ(L2)まで
上昇させた際にのみ、昇降系に作用して苗植付装置
(A)の下降を阻止する下降阻止姿勢に切換自在なスト
ッパー(63)を備えている田植機。 - 【請求項2】 前記苗植付装置(A)が第2上限高さ
(L2)まで上昇したことを検出する高さ検出手段(7
2)、苗植付装置(A)が格納姿勢に切換られことを検
出する姿勢検出手段(73)、前記ストッパー(63)
を下降阻止姿勢に切換える操作手段(67)夫々を備え
ると共に、苗植付装置(A)が第2上限高さ(L2)で
格納姿勢にあることを検出した際には操作手段(67)
によって前記ストッパー(63)を下降阻止姿勢に切換
える制御手段(69)を備えている請求項1記載の田植
機。 - 【請求項3】 前記ストッパー(63)が、前記苗植付
装置(A)を第2上限高さ(L2)まで上昇させた際に
苗植付装置(A)の昇降系の作動に連係した機械的な操
作力によって下降阻止姿勢に切換えられる切換部を備え
て構成されている請求項1記載の田植機。 - 【請求項4】 苗載せ台(13)に載置された苗(W)
を植付機構で圃場に植付ける苗植付装置(A)を走行機
体(3)に対してアクチュエータ(8)の駆動で昇降自
在、かつ、前後向き姿勢の軸芯(Y)周りでローリング
自在に連結した田植機であって、 前記苗植付装置(A)を左右方向の中間位置で分割し、
その分割物(AL),(AR)の縦向き姿勢の軸芯周り
での回動で、その横方向を走行機体(3)の前後方向に
向かわせる格納姿勢へ切換自在に構成すると共に、前記
アクチュエータ(8)の駆動による苗植付装置(A)の
上昇高さを、苗植付作業時に操作される操作具(1
0),(55)の操作によって設定される上限としての
第1上限高さ(L1)と、苗植付装置(A)を格納姿勢
に切換える際に設定され、前記第1上限高さ(L1)よ
り高く設定された第2上限高さ(L2)とに設定自在に
構成し、苗植付装置(A)を第2上限高さ(L2)まで
上昇させた際にのみ、昇降系に作用して苗植付装置
(A)の下降を阻止すると同時に苗植付装置のローリン
グ作動を制限する規制機構(29)を備えている田植
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14354195A JPH08331949A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 田植機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14354195A JPH08331949A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 田植機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08331949A true JPH08331949A (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=15341155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14354195A Pending JPH08331949A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 田植機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08331949A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016198043A (ja) * | 2015-04-10 | 2016-12-01 | 井関農機株式会社 | 作業車両 |
-
1995
- 1995-06-09 JP JP14354195A patent/JPH08331949A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016198043A (ja) * | 2015-04-10 | 2016-12-01 | 井関農機株式会社 | 作業車両 |
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