JPH08308342A - 田植機 - Google Patents

田植機

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JPH08308342A
JPH08308342A JP12100595A JP12100595A JPH08308342A JP H08308342 A JPH08308342 A JP H08308342A JP 12100595 A JP12100595 A JP 12100595A JP 12100595 A JP12100595 A JP 12100595A JP H08308342 A JPH08308342 A JP H08308342A
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JP
Japan
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seedling planting
planting device
hydraulic cylinder
lock member
seedling
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JP12100595A
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English (en)
Inventor
Makoto Yasuda
安田  真
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 苗植付装置を上昇位置で格納姿勢に切換た状
態をロックする部材の装着を容易に行えるようにする。 【構成】 油圧シリンダ8で上限高さまで上昇させた苗
植付装置を、左右方向の中間位置で分割物に分割し、縦
向き軸芯周りでの回動で横方向を前後方向に向かわせる
格納姿勢へ切換え自在に構成し、又、油圧シリンダ8
を、シリンダ本体8A、ピストンロッド8B、ピストン
ロッド8Bの外周のサスペンションバネ8C、このバネ
8Cを覆うカバー8D夫々を備えて縦長姿勢に構成し、
油圧シリンダ8が伸長状態で、シリンダ本体8Aの上面
とピストンロッド8Bのバネ受け64との間への介装に
よって苗植付装置の下降を阻止するロック部材65の装
着を許容するための切欠き部8Eをカバー8Dの下端縁
に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、苗載せ台に載置された
苗を植付機構で圃場に植付ける苗植付装置を走行機体に
対し油圧シリンダの作動で昇降自在に連結してある田植
機に関し、詳しくは、苗植付装置の横方向への寸法を小
さくする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のように苗植付装置の横方向
への寸法を小さくするよう構成された田植機として、本
出願人が先に出願した特願平6‐214449号に示さ
れるものが提案され、この従来例では図18(イ),
(ロ),(ハ),(ニ)に示すように、苗植付装置Aを
左右の中央部で2つの分割物AL,ARに分割自在に構
成されると共に、この分割物AL,ARの縦軸芯周りで
の回動によって該分割物AL,ARの横方向の外端を走
行機体3の前方方向に向け、更に、分割物AL,AR夫
々の分割苗載せ台13L,13Rの上端縁同士が平行姿
勢で近接するまで夫々の分割物13L,13Rを互いに
接近させて、該苗植付装置の横方向の寸法を小さくする
格納姿勢に切換え自在に構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来例の田植機では苗
植付装置を格納姿勢に切換えると横方向への寸法が小さ
くなるので路上走行時に障害物との接触を回避でき、
又、トラックの荷台の横幅内に収めてトラックによる運
搬を容易にするという有効な面を有している。
【0004】しかし、従来例のように苗植付装置を格納
姿勢に切換え自在に構成した田植機は8条植等苗、植付
装置の横方向への寸法が大きく、苗植付装置の重量も重
く、更に、格納姿勢では苗植付装置の重心が走行機体の
後方に変位するので、例えば、苗植付装置を上昇させて
路上を走行させた場合、あるいは、トラックで運搬する
場合には作業姿勢の苗植付装置から作用する振動より大
きい振動が作用することによって油圧シリンダを圧縮す
る方向に強力な力が作用して油圧系を傷めることも考え
られる。これと同様に苗植付装置を格納姿勢に維持した
まま納屋などに田植機を長期間保管する場合には、油圧
シリンダを圧縮する方向への圧力に起因して油路系にリ
ークを生じて苗植付装置を下降させてしまうこともあ
る。
【0005】そこで、油圧シリンダ本体の端部ピストン
ロッド作動部材との間にロック部材を介装して、機械的
な接当によって油圧シリンダの圧縮方向への作動を阻止
することも考えられる。しかし、この種の油圧シリンダ
ではサスペンションバネをピストンロッドの外周部に配
置し、このバネの外周に対して更にカバーを備えたもの
が多く、このようにカバーを有したものではカバーによ
って部材の介装が阻害されることあり改善の余地があ
る。
【0006】又、従来例のように多条用の苗植付装置で
は走行機体に対して苗植付装置を前後向き軸芯周りでロ
ーリング自在に支持してあり、トラックで運搬する際に
も小さくローリングさせて苗植付装置の支軸部位等に過
大な力が作用する現象を回避したい面もある。更に、ロ
ック部材の介装によって油圧シリンダの収縮を阻止する
ものでは、取外し状態のロック部材の保管場所を確保す
ることも必要であり、この点にも改善の余地がある。
【0007】本発明の目的は、苗植付装置を上昇させて
格納姿勢に切換えた状態で走行時の振動が作用しても、
長期間保管する場合にも簡単な操作で苗植付装置の下降
を阻止して昇降用の油圧系を傷めることがなく、油圧系
にリークを発生させ難い田植機を合理的に構成する点に
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴(請求項
1)は冒頭に記したように、苗載せ台の苗を苗植付装置
を走行機体に対し油圧シリンダで昇降自在に連結してあ
る田植機において、前記苗植付装置を所定高さまで上昇
させた状態において、この苗植付装置を、左右方向の中
間位置で分割し、その分割物の縦向きの軸芯周りでの回
動で、その横方向を走行機体の前後方向に向かわせる格
納姿勢へ切換え自在に構成すると共に、前記油圧シリン
ダを、下部のシリンダ本体、上部のピストンロッド、こ
のピストンロッドの外周に配したサスペンションバネ、
このサスペンションバネを覆うカバー夫々を備えて縦長
姿勢に構成し、更に、油圧シリンダが伸長状態で、シリ
ンダ本体の上部とピストンロッドの作動部との間への介
装によって苗植付装置の下降を阻止するロック部材の装
着を許容するための切欠き部を前記カバーの下端縁に形
成してある点にあり、その作用、及び、効果は次の通り
である。
【0009】又、請求項2は上記特徴に加えて、苗植付
装置が、油圧シリンダで昇降するリンク機構にローリン
グ自在に連結され、苗植付装置を上限まで上昇させた際
にシリンダ本体の上部とピストンロッドの作動部との間
隔がロック部材の介装を許容する距離まで拡大し、か
つ、苗植付装置のローリング規制具がリンク機構に接当
して苗植付装置のローリング作動を阻止し、又、ロック
部材を介装した後、シリンダ本体の上部とピストンロッ
ドの作動部とで該ロック部材を挟み込む位置まで苗植付
装置を下降させた際に、ローリング規制具とリンク機構
との間に隙間を形成して苗植付装置の僅かなローリング
作動を許容するよう油圧シリンダ、リンク機構、ローリ
ング規制具夫々の相対関係を設定してある点にあり、
又、請求項3は上記特徴に加えて、油圧シリンダを構成
する部材の外面に係合部を形成すると共に、この係合部
との係脱自在な被係合部を前記ロック部材に形成してあ
る点に特徴があり、その作用、及び、効果は次の通りで
ある。
【0010】
【作用】上記特徴(請求項1)によると、苗植付装置を
上昇させて格納姿勢に切換える場合には、苗植付装置を
上限まで上昇させ、カバーの下端縁の切欠き部を介して
シリンダ本体の上部とピストンロッドの作動部との間に
対して、シリンダの軸芯と直交する方向からロック部材
を挿入でき、又、この挿入状態ではカバーの下端部がロ
ック部材の側部に近接してロック部材の横方向への移動
を阻止するので、振動が作用することがあってもロック
部材を脱落させず、しかも、本発明では、ピストンロッ
ドが上部に配置されるので、走行機体に搭乗した作業者
が後方を振り返った姿勢でロック機構を装着できる。つ
まり、本発明では、カバーの下端部のみを切欠くことに
よってカバーによるサスペンションバネの保護性能を損
なうことなく、ロック部材の装着を容易に確実に行って
油圧シリンダの収縮作動を機械的に阻止できるものとな
る。
【0011】請求項2によると、ロック部材を装着した
後には、苗植付装置の重量を利用して油圧シリンダを収
縮作動させることによりシリンダ本体の上部とピストン
ロッドの作動部との間にロック部材が挟み込まれて苗植
付装置の下降が阻止されると同時に、ローリング規制具
とリンク機構との間に隙間が形成されるので、苗植付装
置の僅かなローリング作動が許容され、例えば、苗植付
装置を上昇させた状態で格納姿勢に切換え、トラックに
積載して運搬する際に苗植付装置をローリングさせる方
向への外力が作用した場合にもローリング作動を行うこ
とによって、ローリング支持系に過大な力が作用する現
象を回避できるものとなる。
【0012】請求項3によると、ロック部材を使用しな
い場合にはシリンダを構成する部材の外面の係合部に対
してロック部材の被係合部を係合させることで、該ロッ
ク部材をシリンダ本体に取り付けた状態で保管できるの
で、保管のための空間を走行機体の側に確保せずに済む
ばかりでなく、ロック部材を装着する場合にも作業者が
ロック部材を移動させる距離が小さく迅速な装着操作を
可能にする。
【0013】
【発明の効果】従って、苗植付装置を上昇させて格納姿
勢に切換えた状態で走行時の振動が作用する場合でも、
長期間保管する場合でも簡単な操作で昇降用の油圧系を
傷めることがなく、又、油圧系にリークを発生させ難い
田植機が合理的に構成された(請求項1)。更に、ロッ
ク部材によるロック時には僅かなローリングを許して支
軸部位等の破損を発生させず(請求項2)、又、大掛か
りな改造を行うことなくロック部材の保管、着脱も容易
に行えるものとなった(請求項3)。特に請求項1で
は、カバーの下端を部分的に切欠いているので、装着さ
れたロック部材がカバー内面に接触して、その位置が安
定的に保持されるという効果も奏する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に示すように、ステアリング操作される駆動
型の前車輪1、及び、駆動型の後車輪2を備えた走行機
体3の前部にエンジン4を搭載すると共に、この走行機
体3の後部にエンジン4からの動力が伝えられる静油圧
式の無段変速装置5、及び、ミッションケース6を配置
し、又、走行機体3の中央部に運転座席7を配置し、走
行機体3の後端部に対し油圧シリンダ8で駆動昇降する
リンク機構9を介して苗植付装置Aを連結して乗用型の
田植機を構成する。
【0015】前記運転座席7の右側部に苗植付装置Aの
昇降制御と植付クラッチ(図示せず)の入り切り操作と
を行う昇降レバー10を備え、又、運転座席7の左側部
には変速レバー11を備えている。尚、前記植付クラッ
チは、前記ミッションケース6に内蔵され、このミッシ
ョンケース6から苗植付装置Aに対して動力を伝える伝
動軸12が決まった回転位相にある場合にのみ切り操作
を許容して苗植付装置Aの植付アーム(後述する)が圃
場との接触を回避した姿勢で動力を遮断するよう構成さ
れている。
【0016】苗植付装置Aはマット状苗Wを載置し、か
つ、その上端側が走行機体3の前方側に傾斜する姿勢の
苗載せ台13、前記伝動軸12からの動力が伝えられる
左右一対の伝動ケース14,14、この伝動ケース14
からチェーンケース15を介して伝えられる動力で回転
するロータリケース16、このロータリケース16に一
対ずつ備えられた植付アーム17、センタフロート18
Cと一対のサイドフロート18S,18Sとで成るの整
地フロート18(図12、図13を参照)夫々を備えて
8条植用に構成されると共に、施肥装置Bを備え、作業
時には苗載せ台13に載置されたマット状苗Wの下端か
ら苗を植付アーム17が1株ずつ切出して圃場面に植え
付けると同時に、植付けた苗の近傍の圃場面下に施肥装
置Bで肥料を供給するよう構成されている。
【0017】図2乃至図5及び図7に示すように、リン
ク機構9は単一のトップリンク9Tと左右一対のロアー
リンク9L,9L夫々の後端を縦リンク9Vで連結して
成り、この縦リンク9Vに対して着脱自在に構成された
中間フレーム19(着脱の構造は詳述せず)の下端位置
に対して前後向き姿勢のローリング軸芯Y周りでローリ
ング自在に苗植付装置Aが連結支持されている。
【0018】この田植機では苗植付装置Aの左右方向で
の中央位置で4条ずつに2分割自在に構成してある。つ
まり、図8乃至図11に示すように、中間フレーム19
に対してローリング軸芯Y周りでローリング自在に連結
する主フレーム20の両端位置に縦向き姿勢の第1軸芯
X1と同軸芯に第1軸21を回転不能に配置し、この第
1軸21に回動自在に支持された筒状部材22に円筒状
のフレーム部材23を固定し、このフレーム部材23の
揺動端に縦向き姿勢の第2軸芯X2と同軸芯で、かつ、
このフレーム部材23に対して回動自在となるよう筒軸
24に内嵌状態に第2軸25を配置し、この第2軸25
周りで回動自在に左右のチャンネル状のブラケット26
を支持し、更に、このブラケット26に連結するプレー
ト27を介して前記伝動ケース14、支持フレーム28
を支持し、これにより苗植付装置Aの左右の分割物A
L,ARが縦向き姿勢の軸芯周りで姿勢変更自在に支持
されている。又、この主フレーム20の左右両端位置に
は前方に向けて突出する姿勢のローリング規制具として
の規制部材29を左右一対備え、苗植付装置Aが上限ま
で上昇した場合には、該規制部材29,29の前端を左
右のロアーリンク9L,9Lの下面に接当させてローリ
ング作動を規制するようになっている。
【0019】図11に示すように、苗植付装置Aを作業
姿勢に設定した姿勢で、鉛直方向を基準に前記第1軸芯
X1、第2軸芯X2夫々の上端側を走行機体3の前方側
に向かう方向に傾斜させてあり、又、第2軸芯X2と同
軸芯で、かつ、ブラケット26と一体回転するよう苗載
せ台13を支持する支柱状フレーム30を連結固定して
いる。又、図8に示すように、前記支持フレーム28に
対して前記チェーンケース15の基端部を連結してあ
り、チェーンケース15の上面に前記苗載せ台13を左
右方向の移動自在に支持する摺動レール31,31を配
置してある。
【0020】前記伝動軸12からの動力が伝えられるベ
ベルケース33を前記ローリング軸芯Yより右側に変位
した位置に配置してあり、このベベルケース33から左
右方向に分岐して取出した動力を伝動ケースに伝える伝
動系に対してクラッチを介装してある。このクラッチは
ベベルケース33の出力軸の側に配置され、かつ、軸方
向にスライド操作自在なシフト部材34と、伝動ケース
14の入力軸に支持された咬合部材35とで構成され、
シフト部材34に形成された咬合爪(図示せず)と咬合
部材35に形成された咬合爪(図示せず)とは特定の回
転位相でのみ咬合する。
【0021】又、左側の伝動ケース14の動力で回転駆
動される螺軸36の螺旋溝に係入するコマ(図示せず)
の移動力を左側の分割苗載せ台13Lの反苗載せ面側に
伝える移動部材37を備えて苗載せ台13の横送り機構
を構成してある。尚、支持フレーム28の外端部には摺
動レール31の外端部を保護するよう摺動レール31の
外端を周り込む形状の保護フレーム38が連結固定され
ている。尚、苗載せ台13は左右の分割苗載せ台13
L,13R夫々が後記するように連結されることで、こ
の横送り機構からの動力で摺動レール31,31上を一
体的に横方向に往復移動する。
【0022】図10に示すように、前記ローリング軸芯
Yより上部位置の中間フレーム20に対して電動モータ
Mで駆動されるネジ軸39に螺合する移動体40を備
え、この移動体40と前記支柱状フレーム30との間
に、延長ロッド41と、ローリングバネ42とを介装し
てあり、又、中間フレーム30の状態に固設された左右
一対の係合ロッド43,43と、苗載せ台の反苗載せ面
側の左右位置に配置されたブラケット44との間に延長
ロッド45と、戻しバネ46を介装してある。又、前記
電動モータMは、一方の支柱状フレーム28に備えたロ
ーリングセンサ47からの信号に基づいて走行機体3の
側に設けた制御装置(図示せず)が、該センサ47が水
平状態を検出する方向に向けて駆動し、この駆動時には
ローリングバネ42、戻しバネ46の緩衝機能によって
円滑なローリング作動が行われるようになっている。
【0023】この田植機では、図10及び図11に示す
ように、左右の分割物AL,ARを第1軸芯X1、第2
軸芯X2周りで連動して回動させるよう、左右夫々の第
1軸芯上に遊転支承したプレート48,48同士をロッ
ド(図示せず)を介して互いに逆方向に回動操作するよ
う連動連係すると共に、夫々のプレート48,48とフ
レーム部材23,23とをロッド49,49を介して連
結し、又、このプレート48と一体回転する大径のスプ
ロケット50と、前記支柱状フレーム30と一体回転す
る小径のスプロケット51とを無端チェーン52を介し
て連動連係して連動操作系を構成している。この連動操
作系は一方のフレーム部材23を第1軸芯X1周りで内
方に回動操作した場合には、他方のフレーム部材23が
その第1軸芯X1周りで内方に回動すると同時に、第2
軸芯X2,X2周りでブラケット26,26に支持され
た系がフレーム部材23,23の回動速度の2倍の速度
で逆方向に、即ち、その左右外端部が走行機体3の前方
に向かう側に回動するようになっている。
【0024】又、主フレーム20に対して支持フレーム
28を作業姿勢に保持するロック手段(図示せず)を備
えると共に、図8、図10及び図12に示すように、左
右の分割苗載せ台同士を連結する第1連結機構R1、左
右の摺動レール31,31同士を連結する第2連結機構
R2、図8に示すように、分割面を挟んで対向する位置
のチェーンケース15,15の後端の支持プレート5
3,53同士の間に配置される杆状の第3連結機構R3
夫々で分割物AL,ARを作業姿勢に保持できるよう構
成されている。
【0025】図2乃至図5及び図7に示すように、リン
ク機構9を構成する角パイプ材で成るトップリンク9T
は走行機体3の左右方向での略中心位置に配置され、一
対のロアーリンク9L,9Lは走行機体3の左右方向の
中心を基準にして対称の位置に配置され、このトップリ
ンク9T、及び、ロアーリンク9L,9Lはミッション
ケース6から上方に延設した板状のフレーム体54に対
して上部支軸55、及び、下部支軸56周りに揺動自在
に支承され、トップリンク9Tの前端側には上方に張り
出す連結フレーム57を固設してあり、又、この連結フ
レーム57に連結する横向き姿勢のパイプフレーム58
とトップリンク9Tに横方向に貫通状態に連結するパイ
プフレーム58とに亘って補助フレーム59を固設し、
更に、連結フレーム57に連結する連結軸60と、補助
フレーム59に連結する連結軸60とを同軸芯上に配置
し、これらの軸60,60に対して保持部材61を揺動
自在に連結している。
【0026】前記油圧シリンダ8は伸縮方向が上下方向
に向かう縦長姿勢に設定してあり、該油圧シリンダ8の
シリンダ本体8Aをミッションケース6の後面に備えた
支持部材62に対して軸体63周りで揺動自在に支承
し、又、該油圧シリンダ8のピストンロッド8Bを、前
記保持部材61に対して上下方向にスライド移動自在に
支持すると共に、このピストンロッド8Bの中間に固設
したバネ受け64と保持部材61との間にサスペンショ
ンバネ8Cを介装し、このサスペンションバネ8Cを覆
う角パイプ状のカバー体8Dを保持部材61の下面に固
設してある。
【0027】又、この昇降系では苗植付装置Aを上限ま
で上昇させた場合に油圧シリンダ8の収縮作動を阻止す
るロック部材65をシリンダ本体8Aの上面とピストン
ロッド8Bの中間に固設したバネ受け64との間に介装
するように構成されると共に、この介装を容易に行わせ
るために、カバー8Dの後面側の下端に切欠き部8Eを
形成してある。又、図6に示すように、ロック部材65
は断面形状コ字状の部材65Aの下端に接当部材65B
を溶接固定すると共に、後面側に把手65Cを溶接固定
してある。更に、カバー8Dの後面側にはプレート66
を介して横方向に張り出す係合部としての係合ピン67
を横方向に突出する姿勢で備えると共に、この係合ピン
67に係合する被係合部としての凹部68をロック部材
65に形成してある。
【0028】苗植付装置Aを上限まで上昇させた際にシ
リンダ本体8Aの上面とバネ受け64との間隔が図3に
示す如く、ロック部材65の介装を許容する距離まで拡
大し、かつ、苗植付装置Aに備えたローリング規制具と
しての前記規制部材29がロアーリンク9L,9Lの下
面に接当して苗植付装置Aのローリング作動を阻止し、
又、ロック部材65を介装した後、シリンダ本体8Aの
上面とバネ受け64とで該ロック部材65を挟み込む位
置まで苗植付装置Aを下降させた際に、図4に示す如
く、規制部材29とロアーリンク9L,9Lの下面との
間に隙間Gを形成して、苗植付装置Aの僅かなローリン
グ作動を許容するよう油圧シリンダ8、リンク機構9、
規制部材29夫々の相対関係を設定している。尚、この
ようにローリング作動が許容された状態では前記ローリ
ングバネ42と、戻しバネ46との復元方向(水平姿勢
に復元する方向)への付勢力が常に作用するものとな
る。
【0029】そして、苗植付装置Aを格納する場合に
は、油圧シリンダ9の伸長作動でリンク機構9が最も上
昇する位置まで作動させ、カバー8Dの切欠き部8Eを
介して油圧シリンダ8にロック部材65を介装した後、
油圧シリンダ8から油を抜いてシリンダ本体8Aの上面
とバネ受け64との間にロック部材65を挟み込む位置
まで苗植付装置Aを下降させた後、図12に示す如く横
送り機構の駆動力で苗載せ台13を左側の端部位置に送
って停止し、第1連結機構R1、及び、第2連結機構R
2を分離操作し、クラッチ機構を切り操作し、その操作
位置を保持し(保持構造は詳述せず)、又、ロック手段
のロック解除操作で主フレーム20に対して支持フレー
ム28を自由回動が可能な状態に切換え、第3連結機構
R3を取外す。
【0030】次に、図13に示すように、右側の分割苗
載せ台13Rを人為的に右側の移動端まで移動させて該
分割苗載せ台13Rの摺動レール31上での移動をロッ
ク手段(図示せず)で阻止する(この状態では左右の分
割苗載せ台13R,13L夫々の間隔は約30センチメ
ートルに達する)。この後、人為操作でいずれか一方の
分割物を回動操作すると、連動操作系によって夫々のフ
レーム部材23,23が連動作動する結果、第1軸芯X
1,X1周りでの回動でフレーム部材23,23の後端
側の走行機体3の内方に向けて揺動すると同時に、第2
軸芯X2,X2周りでブラケット26,26に支持され
た系がフレーム部材23,23の回動速度の2倍の速度
で逆方向に、即ち、その左右外端部が走行機体3の前方
に向かう側に回動するものとなる。
【0031】又、この格納姿勢への回動時には図14に
示す如く、左右の分割苗載せ台13L,13Rの内端上
部の角部13E,13Eが接近するものの、平面視で分
割苗載せ台13L,13Rが互いに離間する位置で回動
するので、夫々の角部13E,13Eの接触を回避した
回動が可能となっており、回動の終了によって図15に
示す如く、格納姿勢に達する。この格納姿勢に達すると
前述のように取り外した第3連結機構R3を図9及び図
16に示す如く、左側の分割物ALと右側の分割物AR
との間に介装し、左右の規制部材29,29と左右の保
護フレーム38,38との間の第4連結機構R4を連結
操作することで左右の分割物AL,ARの離間方向への
回動が阻止され格納操作が完了する。
【0032】この格納姿勢では図15に示す如く、左右
夫々の分割苗載せ台13L,13Rが摺動レール31,
31上で走行機体3の側に近接する位置で、その上端縁
同士が近接状態で平行する姿勢に達するので苗植付装置
A全体の重量を走行機体3の側に寄せて田植機全体の重
量バランスを向上させると共に、苗植付装置Aの横方向
への寸法を縮小するものとなり、更に、この格納姿勢で
は傾斜姿勢の第1軸芯X1周りでフレーム部材23,2
3が回動することで図17に示す如く、走行機体3を基
準として左右の分割物AL,ARの後方側が上方の持ち
上げられる結果、平面視で苗植付装置Aの見かけ上の前
後方向の寸法を縮小すると同時に、苗植付装置Aの重心
を走行機体側に寄せるものとなる。又、第2軸芯X2周
りでの分割物AL,ARの回動によって分割苗載せ台1
3L,13Rが図16に示す如く、起立姿勢に向かう姿
勢(整地フロート18の前端が持ち上げられる姿勢)に
切換えられる結果、苗植付装置Aの横方向の寸法を更に
縮小する。
【0033】このように苗植付装置Aを上昇状態で格納
姿勢に切換えた場合には、図5に示す如く、カバー8D
の左右の下端部がロック部材65の左右側部に近接して
ロック部材65の横方向への移動を阻止するので、走行
機体3の移動時、トラックに積載した状態での移送時等
外部から振動が作用することがあってもロック部材65
を油圧シリンダ8から脱落させることが無く、これと同
時に振動に対してサスペンションバネ8Cが緩衝部材と
して機能するので苗植付装置Aに強い振動を伝えること
が無く、又、苗植付装置Aをローリングさせる方向に振
動力が作用しても、規制部材29,29とロアーリンク
9L,9Lにとの間に隙間Gが形成されるので夫々の間
で直接振動を伝えず、僅かなローリングを許容する状態
でローリングバネ42、戻しバネ46が緩衝部材として
機能して苗植付装置Aを振動させ難いものとなってい
る。
【0034】更に、この格納姿勢の苗植付装置Aを作業
姿勢に復元する際には、左右の第4連結機構R4を分離
操作し、第3連結機構R3を取外し、左右の分割物A
L,ARを復元方向の回動操作し、ロック手段のロック
操作で主フレーム20に対して支持フレーム28を作業
姿勢に保持し、クラッチ機構が適切な姿勢で咬合するこ
とを確認した後、第2連結機構R2をロック操作し、支
持プレート53に第3連結機構R3を取付け、右側の分
割苗載せ台13Rを左側の分割苗載せ台13Lの側まで
移動させ、更に、第1連結機構R1を連結操作し、油圧
シリンダ8の駆動で苗植付装置Aを上昇させてロック部
材65を取外し、図2に示す如く、ロック部材65の凹
部68をカバー8Dの係合ピン67に係合させて保持す
ることで該ロック部材65を最適な位置に保持した状態
で苗植付装置Aを作業可能な状態に設定できるものとな
っている。
【0035】〔別実施例〕本発明は上記実施例以外に、
苗植付装置の分割物の横方向を走行機体の前後方向に向
けるよう格納を行うものであれば、格納姿勢は前記実施
例と異なるものであって良く、ロック部材を係合保持す
る構造も実施例と異なるものであっても良い。
【0036】又、本発明は格納のための構造は前記実施
例と異なるものであって良く、更に、10条植以上の苗
植付装置に適用することも可能である。
【0037】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】田植機の全体側面図
【図2】下降姿勢のリンク機構、油圧シリンダの側面図
【図3】上限まで上昇させたリンク機構、油圧シリンダ
の側面図
【図4】上昇姿勢で油圧シリンダにロック部材を介装し
たリンク機構の側面図
【図5】ロック部材を介装した油圧シリンダの配置を示
す縦断後面図
【図6】ロック部材の斜視図
【図7】リンク機構、油圧シリンダの配置を示す平面図
【図8】作業姿勢の苗植付装置の伝動系の平面図
【図9】格納姿勢の苗植付装置の伝動系の平面図
【図10】ローリング駆動系の正面図
【図11】第1軸芯、第2軸芯の姿勢を表す側面図
【図12】苗載せ台を摺動レールの端部に位置させた田
植機の平面図
【図13】苗載せ台を分割した田植機の平面図
【図14】苗植付装置を分割して回動させた田植機の平
面図
【図15】苗植付装置を格納姿勢に設定した田植機の平
面図
【図16】格納状態の苗植付装置の後面図
【図17】格納状態の苗植付装置を示す走行機体後部の
側面図
【図18】(イ),(ロ),(ハ),(ニ)は従来例に
おける、苗植付装置を分割して格納する状態を順次示す
田植機の平面図
【符号の説明】
3 走行機体 8 油圧シリンダ 8A シリンダ本体 8B ピストンロッド 8C サスペンションバネ 8D カバー 9 リンク機構 13 苗載せ台 29 ローリング規制具 65 ロック部材 A 苗植付装置 AL,AR 分割物 G 隙間 W 苗 Y 軸芯

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苗載せ台(13)に載置された苗(W)
    を植付機構で圃場に植付ける苗植付装置(A)を走行機
    体(3)に対し油圧シリンダ(8)の作動で昇降自在に
    連結してある田植機であって、 前記苗植付装置(A)を所定高さまで上昇させた状態に
    おいて、この苗植付装置(A)を、左右方向の中間位置
    で分割し、その分割物(AL),(AR)の縦向きの軸
    芯周りでの回動で、その横方向を走行機体(3)の前後
    方向に向かわせる格納姿勢へ切換え自在に構成すると共
    に、前記油圧シリンダ(8)を、下部のシリンダ本体
    (8A)、上部のピストンロッド(8B)、このピスト
    ンロッド(8B)の外周に配したサスペンションバネ
    (8C)、このサスペンションバネ(8C)を覆うカバ
    ー(8D)夫々を備えて縦長姿勢に構成し、更に、油圧
    シリンダ(8)が伸長状態で、シリンダ本体(8A)の
    上部とピストンロッド(8B)の作動部との間への介装
    によって苗植付装置(A)の下降を阻止するロック部材
    (65)の装着を許容するための切欠き部(8E)を前
    記カバー(8D)の下端縁に形成してある田植機。
  2. 【請求項2】 前記苗植付装置(A)が、前記油圧シリ
    ンダ(8)の作動で昇降操作されるリンク機構(9)の
    後端に対して前後向き姿勢の軸芯(Y)周りでローリン
    グ自在に連結されると共に、苗植付装置(A)を上限ま
    で上昇させた際にシリンダ本体(8A)の上部とピスト
    ンロッド(8B)の作動部との間隔が前記ロック部材
    (65)の介装を許容する距離まで拡大し、かつ、苗植
    付装置(A)に備えたローリング規制具(29)が前記
    リンク機構(9)に接当して苗植付装置(A)のローリ
    ング作動を阻止し、又、ロック部材(65)を介装した
    後、シリンダ本体(8A)の上部とピストンロッド(8
    B)の作動部とで該ロック部材(65)を挟み込む位置
    まで苗植付装置(A)を下降させた際に、ローリング規
    制具(29)とリンク機構(9)との間に隙間(G)を
    形成して、苗植付装置(A)の僅かなローリング作動を
    許容するよう油圧シリンダ(8)、リンク機構(9)、
    ローリング規制具(29)夫々の相対関係を設定してい
    る請求項1記載の田植機。
  3. 【請求項3】 前記油圧シリンダ(8)を構成する部材
    の外面に係合部を形成すると共に、この係合部との係脱
    自在な被係合部を前記ロック部材(65)に形成してあ
    る請求項1又は2記載の田植機。
JP12100595A 1995-05-19 1995-05-19 田植機 Pending JPH08308342A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010136675A (ja) * 2008-12-11 2010-06-24 Kubota Corp 水田作業機

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