JPH08332196A - ひざ装着用整体具 - Google Patents

ひざ装着用整体具

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JPH08332196A
JPH08332196A JP16691595A JP16691595A JPH08332196A JP H08332196 A JPH08332196 A JP H08332196A JP 16691595 A JP16691595 A JP 16691595A JP 16691595 A JP16691595 A JP 16691595A JP H08332196 A JPH08332196 A JP H08332196A
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calf
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Terukazu Uchida
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ひざに装着して姿勢を矯正するとともに、頸
部や腰、ひざの痛みなどを軽減する。 【構成】 大腿部に装着される緊締部1と、ふくらはぎ
部に装着される緊締部2と、両緊締部を斜めにつなぐ連
結部3からなるひざ装着用整体具。ひざを伸ばしたと
き、伸縮性を持つ連結部3が張り、その弾性力によりひ
ざ関節にねじれ作用が与えられる。ひざ関節の変形(ね
じれ)の向きと逆方向に上記ねじれ作用が働くように装
着することで、ひざ関節の変形が矯正され、引いては姿
勢が矯正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ひざに装着して姿勢を
矯正するとともに、頸部や腰、ひざの痛みなどを軽減す
るひざ装着用整体具に関する。
【0002】
【従来の技術】スポーツ障害等でひざ関節を損傷した
り、ひざ関節に連動する筋肉群の炎症や痛みがあると、
その痛みをかばうため体重心の落下位置が中心からず
れ、これが長期化した場合、ひざ関節が変形し、ひいて
は体全体の姿勢が不良となってくる。また、姿勢が不良
となると運動器疾患等の病気が現れ、逆にこれらの病気
による姿勢不良が生じ、ますます正しい姿勢を維持する
のが困難となる。
【0003】身体に装着して損傷部位を保護し、あるい
は損傷を防止する器具としては、いわゆるサポーターが
知られている。しかし、例えばひざ関節等の損傷部位を
保護するサポーターは、関節全体を包み込み緊締するこ
とからその部分に血行障害を起こし易く、また、緊締す
る必要のない部位まで同時に緊締するため機能的負担が
増し、長時間の装着が苦痛であり、さらに、夏になると
汗により使用しずらくなるという問題がある。そして、
これは姿勢不良を直接防止又は矯正する作用は持ってい
ない。
【0004】姿勢を矯正する器具としては、例えば背骨
を中心にタスキ掛けに巻いて矯正する背骨矯正ベルト、
背骨や骨盤に装着するいわゆるコルセット等が知られて
いる。しかし、背骨矯正ベルトは、長時間装着すると胸
部の張り過ぎにより呼吸補助筋を痛め、身体的苦痛を伴
うという問題があり、またコルセットは、いうまでもな
く長時間の装着には一層の苦痛が伴う。そして、これら
はそれぞれ背骨のみ、骨盤のみを固定し矯正するもの
で、全体姿勢を矯正する機能を持っていない。さらに、
その他の身体に装着する器具としては、骨盤の周りに巻
くベルトも知られている。これは骨盤に掛かる体重負荷
を少しでも軽減するため骨盤を締めるものであるが、こ
れは姿勢不良を矯正する作用を持っていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
サポーター等の問題点に鑑みてなされたもので、装着が
容易で、長時間装着しても苦痛がなく、姿勢矯正作用の
大きい整体具を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】先に述べたように、スポ
ーツ障害等でひざ関節を損傷したり、ひざ関節に連動す
る筋肉群の炎症や痛みがあると、ひざ関節の変形や姿勢
不良を引き起こす。また、本発明者らの研究によれば、
腰痛等に基づく姿勢不良があると、これがひざ関節の変
形の原因となる。そのほか、ひざ関節の変形は、日常生
活における立居振舞いの中からでも引き起こされる。例
えば個人個人のくせによって左右の足に掛かる負担は通
常どちらかに片寄っており(一種の姿勢不良)、体重心
の掛かる方の筋肉が酷使されるが、その場合片寄った体
重心がひざ関節に連動する筋肉群に作用し、長い間にひ
ざ関節の変形を引き起こす。そして、このようなひざ関
節の変形は、多くの場合、ひざ関節のねじれ(ひざ関節
をはさんで大腿部と下腿部がねじれる)や、膝蓋骨の位
置のずれとなって現れる。
【0007】本発明者らは、ひざ関節の変形と姿勢不良
の因果関係を詳細に検討した結果、ひざ関節の変形、具
体的にはひざ関節のねじれを矯正することで、姿勢不良
を矯正できるのではないかと考え、本発明に到達したも
のである。
【0008】すなわち、本発明はひざ装着用整体具に関
わり、大腿部に装着される緊締部と、ふくらはぎ部に装
着される緊締部と、両緊締部に作用しひざ関節にねじれ
作用を与える連結部からなることを特徴とするひざ装着
用整体具である。上記ひざ装着用整体具は、より具体的
には、大腿部に装着される緊締部と、ふくらはぎ部に装
着される緊締部と、装着時両緊締部を斜めにつなぐ連結
部を備えることを特徴とする。この整体具において、必
須ではないが連結部は伸縮性を持つことが望ましい。ま
た、両緊締部も伸縮性を持つことが望ましく、その形状
は例えはバンド状とすることができる。上記ひざ装着用
整体具の装着時、両緊締部を大腿部及びふくらはぎ部に
固定し、ひざを伸ばしたとき又は曲げたときに連結部が
張るようにしておくと、そのときひざ関節をはさんで大
腿部とふくらはぎ部にねじれ作用が与えられ、その結果
ひざ関節にねじれ作用が与えられる。また、上記ひざ装
着用整体具は、異なる伸縮性を持った2本のベルト状部
材からなり、これをひざの部分でクロスさせ、互いの両
端を大腿部とふくらはぎ部において連結するよう構成す
ることもできる。2本のベルト状部材は一方を他方より
弾性率の高い材質とするか、一方を伸縮性を持つ材質と
し他方を伸縮性を持たない材質とするなど、2本のベル
ト状部材に異なる伸縮性をもたせる具体的手段は自在に
選択できる。2本のベルト状部材は、クロスした箇所よ
り上方の部分が大腿部に巻かれて両端部が連結され、ク
ロスした箇所より下方の部分がふくらはぎ部に巻かれて
両端部が連結される。2本のベルト状部材の伸縮作用の
違いによってひざ関節をはさんで大腿部とふくらはぎ部
にねじれ作用が与えられる。
【0009】
【実施例】図1及び図2に示すひざ装着用整体具は本発
明の好適な実施例であり、大腿部に装着される緊締部1
と、ふくらはぎ部に装着される緊締部2と、両緊締部を
斜めにつなぐ連結部3からなる。緊締部1はバンド部4
とパット部5からなり、バンド部4の基端はパット部5
の表側に縫いつけられる。バンド部4の表側には装着用
の一対の平面ファスナー6a、6bが取り付けられ、パ
ット部5の表側にはバンド部4を差し通すリング7が取
り付けられる。また、緊締部2も同じくバンド部8とパ
ット部9からなり、バンド部8の基端はパット部9の表
側に縫いつけられ、さらに、バンド部4には一対の平面
ファスナー6a、6bが取り付けられ、パット部5には
リング7が取り付けられる。
【0010】連結部3の両端はそれぞれパット部5とパ
ット部9に縫いつけられている。なお、この実施例にお
いて、バンド部4、連結部3、バンド部8はもともと一
本の連続したバンド状部材であり、それが図1のように
2箇所で折り曲げられ、かつ両パット部5、9に縫いつ
けられ、それぞれバンド部4、連結部3、及びバンド部
8を構成している。なお、いうまでもなく3本の別々の
バンド状部材をそれぞれ両パット部5、9に縫いつけた
ものでもよい。バンド状部材は伸縮性を有する材質から
なり、装着時バンド部4及びバンド部8がそれぞれ大腿
部及びふくらはぎ部を弾性的に締め付け、緊締部1、2
が位置ずれを起こさないようになっている。また、パッ
ト部5、9の裏側には位置ずれ防止のための滑り止め
(図2にドットで示す微小突起)が形成されている。
【0011】この整体具はひざ関節の変形(ねじれ)を
解消する方向にねじれ作用が働くように装着する。左右
いずれのひざ関節がどちらの向きに変形しているかは、
専門家に判定してもらうのがよいが、例えば次のような
簡略判定法に従って装着してもよい。すなわち、椅子
に座り両足のひざを伸ばして前に投げ出し、左右いず
れかの膝蓋骨が外側(又は内側)に向き、他方が真上に
向いていれば、外側(又は内側)に向いた方が変形して
いるので、こちらに対し、膝骸骨を真上に向けるような
ねじれ作用が働くように装着する。つまり、ひざ関節に
対し大腿部が内側(又は外側)に、ふくらはぎ部が外側
(又は内側)になるようなねじれ作用を与える。また、
左右いずれかの膝骸骨が他方より下がっているとすれ
ばそちらに装着する。しかし、本発明の整体具は、装着
の向きが正しければ、後述するように装着してすぐに一
定の効果が現れるので、とりあえずいずれかの向きに装
着してみることで正しい向きを判定してもよい。また、
両方のひざ関節が変形しているときは両方に装着すると
よい。
【0012】図3及び図4を参照して装着の手順の例を
説明する。ここでは、左足のひざ関節が変形し、膝蓋骨
が外側に向いていたとする。まず、図3(a)に示すよ
うに、バンド部4を大腿部に巻き付け、その端をリング
7に通して締め付け、その状態でファスナー6a、6b
により固定する。次に図3(b)に示すように、足を曲
げた状態でバンド部8をふくらはぎ部に巻き付け、同じ
ようにして固定する。図4は装着状態を示すもので、
(a)は前方からみた図、(b)は後方からみた図であ
る。前方からみた図(a)において、矢印の通り、大腿
部が内側に、ふくらはぎ部が外側になるようなねじれ作
用が働いている。ねじれ作用の向きについては図2にも
示している。
【0013】なお、足を曲げて装着するときは連結部3
は緩んだ状態でもよいが、少なくとも図4のようにひざ
を伸ばしたとき連結部3が張るようにしておき、両緊締
部1、2間に引っ張り合う力が働くようにする必要があ
る。整体具をこのように装着することにより、例えば足
を投げ出しているとき、あるいは歩行中に、大腿部とふ
くらはぎ部にねじれ作用が与えられ、ひざ関節が矯正さ
れるに伴い体全体の姿勢も矯正され、痛みも軽減され
る。
【0014】なお、上記実施例では、バンド部4、バン
ド部8、連結部3は伸縮作用を持つ材質を使用した。バ
ンド部4、8の伸縮作用は緊締部1、2の位置ずれを有
効に防止し、連結部3の伸縮作用は大腿部及びふくらは
ぎ部に弾性力に基づくねじれ作用を与えるが、必ずしも
伸縮作用を持たなくても、大腿部及びふくらはぎ部への
固定は可能であり、また、ひざを伸ばしたとき連結部が
張るようにしておく限りひざ関節にねじり作用を与える
ことは可能である。さらに、上記実施例では、連結部3
がひざの裏側にくるように装着したが、連結部3がひざ
の表側にくるように装着することもでき、この場合、ひ
ざを曲げたとき連結部が張り、ひざ関節にねじり作用が
与えられる。そのほか、連結部を2本以上のバンド状部
材で構成するなどの改変は自在になし得るものである。
【0015】本発明の上記整体具を装着すると、次のよ
うな反応がその場で現れる。起立位で両肩の高さを比
較すると、下降していた方の肩が上がり、左右差が少な
くなるか解消する、首を左右に回すとき、回しにくか
った側が回しやすくなる、起立位で上体を前屈する
と、装着前より前屈が柔軟にできるようになる。そし
て、この整体具を続けて装着することにより、正しい
姿勢が楽に維持できるようになり、変形していた膝の
負担が軽減されてひざ関節の変形が矯正される、装着
した側の膝が伸びて骨盤が水平になり、背骨の歪みが軽
減される、姿勢不良に基づく首の痛み、腰の痛みが軽
減される等の効果が現れ、さらに、O脚、X脚の矯正
も期待できる。
【0016】図5に示す整体具は、本発明の他の実施例
であり、通常のひざ用サポーターの形をしているが、ひ
ざ関節の上側の大腿部と下側のふくらはぎ部に相当する
位置に緊締部11、12を備え、両緊締部11、12を
つないで斜めの連結部13が形成されている。この緊締
部11、12は、例えば、他の部分より弾力の強い伸縮
性材質でできており、連結部13は同じように弾力の強
い伸縮性材質か、伸縮性のない材質でできている。図6
に示す整体具は、本発明のさらに他の実施例であり、本
質的に図5に示すものと同様であるが、緊締部21、2
2、連結部23のほか、平面ファスナー部24(もう一
方は図示せず)を備え、ひざ関節の回りに巻き付けて使
用する。
【0017】図7及び図8に示す整体具は、本発明のさ
らに別の実施例であり、ベルト状の緊締部31、連結部
33、緊締部32が各々の端部で縫いつけられ連結され
た簡易構造の整体具であり、装着の方法は図1及び図2
に示す実施例とほぼ同じである。なお、34は固定用の
平面ファスナーである。
【0018】図9及び図10に示す実施例は、本発明の
さらに別の実施例であり、異なる伸縮性を持った2本の
ベルト状部材41(41a、41b)、42(42a、
42b)からなり、必須ではないがクロスした部分で互
いに縫いつけられている。43は固定のための平面ファ
スナーである。装着の方法は図10に示すように、クロ
スした部分が例えばひざの裏側(図10(b)参照)に
くるようにし、上方部分41a、42bを大腿部を巻く
ように表に回し、適当に引っ張り作用を与えながら端部
を連結し、下方部分41b、42bをふくらはぎ部を巻
くように表に回して同じく適当に引っ張り作用を与えな
がら端部を連結する(図10(a)参照)。ここで、仮
にベルト状部材42の方が弾性率が高い材質であるとす
ると、大腿部とふくらはぎ部に対し図4に矢印で示した
と同じ方向にねじれ作用が与えられる。
【0019】
【発明の効果】本発明の矯正具によれば、ひざ関節の変
形を矯正するとともに姿勢を矯正し、姿勢不良に基づく
ひざ関節の痛み、首や背中、腰の痛み等を軽減すること
ができる。また、装着が容易で長時間装着しても苦痛が
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に関わる整体具を展開した平面
図である。
【図2】同じく装着状態(但し、被装着部は図示せず)
の斜視図である。
【図3】同じく装着の手順を示す図である。
【図4】同じく装着状態を示す図である。
【図5】他の実施例に関わる整体具の斜視図である。
【図6】さらに他の実施例に関わる整体具の展開した平
面図である。
【図7】さらに他の実施例に関わる整体具の展開した平
面図である。
【図8】その装着状態を示す斜視図である。
【図9】さらに他の実施例に関わる整体具の展開した平
面図である。
【図10】その装着状態を示す図である。
【符号の説明】
1、2 緊締部 3 連結部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大腿部に装着される緊締部と、ふくらは
    ぎ部に装着される緊締部と、両緊締部に作用しひざ関節
    にねじれ作用を与える連結部からなることを特徴とする
    ひざ装着用整体具。
  2. 【請求項2】 大腿部に装着される緊締部と、ふくらは
    ぎ部に装着される緊締部と、装着時両緊締部を斜めにつ
    なぐ連結部を備えることを特徴とする請求項1に記載さ
    れたひざ装着用整体具。
  3. 【請求項3】 連結部が伸縮性を持つことを特徴とする
    請求項2に記載されたひざ装着用整体具。
  4. 【請求項4】 両緊締部が伸縮性を持つバンドであるこ
    とを特徴とする請求項2又は3に記載されたひざ装着用
    整体具。
  5. 【請求項5】 異なる伸縮性を持った2本のベルト状部
    材からなり、ひざの部分でクロスさせ、互いの両端を大
    腿部とふくらはぎ部において連結するよう構成したこと
    を特徴とする請求項1に記載されたひざ装着用整体具。
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