JPH08332652A - 射出成形装置および射出成形品の製造方法 - Google Patents
射出成形装置および射出成形品の製造方法Info
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- JPH08332652A JPH08332652A JP13941495A JP13941495A JPH08332652A JP H08332652 A JPH08332652 A JP H08332652A JP 13941495 A JP13941495 A JP 13941495A JP 13941495 A JP13941495 A JP 13941495A JP H08332652 A JPH08332652 A JP H08332652A
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- injection molding
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/27—Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
- B29C45/2737—Heating or cooling means therefor
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】成形停止時におけるホットランナノズル内の残
留樹脂の冷却速度向上を図り、その残留樹脂の熱劣化を
防止することができる射出成形装置および射出成形品の
製造方法を提供する。 【構成】本発明の射出成形装置は、移動側金型に、外部
と上記空気断熱層を連通させる、冷却媒体を注入するた
めの注入孔および冷却媒体を排出するための排出孔を形
成した構成とし、あるいは、冷却媒体を流動させるため
の冷却媒体流路をホットランナ内に設けた構成とする。
また、本発明の射出成形品の製造方法は、上記の本発明
装置を用い、溶融樹脂の射出を停止させた後、注入孔お
よび排出孔が設けられた空気断熱層内あるいはホットラ
ンナ内に設けられた冷却媒体流路内に、圧縮空気からな
る冷却媒体あるいは常温からホットランナ設定温度内で
相転移を起こす冷却媒体を送り込む。
留樹脂の冷却速度向上を図り、その残留樹脂の熱劣化を
防止することができる射出成形装置および射出成形品の
製造方法を提供する。 【構成】本発明の射出成形装置は、移動側金型に、外部
と上記空気断熱層を連通させる、冷却媒体を注入するた
めの注入孔および冷却媒体を排出するための排出孔を形
成した構成とし、あるいは、冷却媒体を流動させるため
の冷却媒体流路をホットランナ内に設けた構成とする。
また、本発明の射出成形品の製造方法は、上記の本発明
装置を用い、溶融樹脂の射出を停止させた後、注入孔お
よび排出孔が設けられた空気断熱層内あるいはホットラ
ンナ内に設けられた冷却媒体流路内に、圧縮空気からな
る冷却媒体あるいは常温からホットランナ設定温度内で
相転移を起こす冷却媒体を送り込む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形装置および射
出成形品の製造方法に関し、更に詳しくは、ホットラン
ナ金型を用いた装置およびその装置によって射出成形す
る方法に関する。
出成形品の製造方法に関し、更に詳しくは、ホットラン
ナ金型を用いた装置およびその装置によって射出成形す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形に用いられるホットランナ金型
装置は、成形効率を高めるためにスプルー、ランナ、ゲ
ート周辺に加熱装置を備え、スプルーからゲートに至る
非製品部の樹脂を常時溶融状態に保つものである。
装置は、成形効率を高めるためにスプルー、ランナ、ゲ
ート周辺に加熱装置を備え、スプルーからゲートに至る
非製品部の樹脂を常時溶融状態に保つものである。
【0003】ここで、文献プラスチックスエージ「ホッ
トランナシステムの最新の展開」(1993年2月号P
150〜158)に示されている従来のホットランナ金
型構造を図3に示す。このホットランナ金型は、外部加
熱型のものである。この外部加熱型のホットランナは、
温度の均一性を保ち、また、ホットランナノズル7内の
樹脂の固化を防ぐことを目的に、以下の構成を有したも
のとなっている。
トランナシステムの最新の展開」(1993年2月号P
150〜158)に示されている従来のホットランナ金
型構造を図3に示す。このホットランナ金型は、外部加
熱型のものである。この外部加熱型のホットランナは、
温度の均一性を保ち、また、ホットランナノズル7内の
樹脂の固化を防ぐことを目的に、以下の構成を有したも
のとなっている。
【0004】ホットランナから金型Mへの熱移動を低減
するため、ホットランナのスプル1、マニホールド4、
ゲートチップ5と金型Ma1, Ma2, Ma3の間に空気断熱
層3が設けられた構造となっている。しかし、ホットラ
ンナの位置決めが必要であるため、位置決めピン2a,
2b,2cが設けられており、これらの位置決めピン2
a,2b,2cを介して金型Ma1, Ma2, Ma3と連結さ
れた構造となっており、こうした構造ではゲートチップ
15の先端部で金型16と直接接触する部位18が、わ
ずかにホットランナの熱を排出するようになっている。
するため、ホットランナのスプル1、マニホールド4、
ゲートチップ5と金型Ma1, Ma2, Ma3の間に空気断熱
層3が設けられた構造となっている。しかし、ホットラ
ンナの位置決めが必要であるため、位置決めピン2a,
2b,2cが設けられており、これらの位置決めピン2
a,2b,2cを介して金型Ma1, Ma2, Ma3と連結さ
れた構造となっており、こうした構造ではゲートチップ
15の先端部で金型16と直接接触する部位18が、わ
ずかにホットランナの熱を排出するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のホッ
トランナ金型はホットランナ金型自体の熱を排出する機
能を、位置決めピン12とゲートチップ15と金型16
の接触部18にしか備えていないため、成形を停止した
場合の温度低下速度が非常に遅い。このため、成形停止
時にホットランナノズル内に残留している樹脂17は、
非常に大きな熱負荷を受けることになる。このため、次
に成形を開始する際に最初のショットの製品の物性が大
幅に低下したり、更に熱劣化性樹脂の場合は、ヤケ不良
が発生し、さらに、ホットランナノズル内に劣化樹脂が
残留することもあり、毎ショット少しずつ排出されるた
め、分解掃除が必要となるなどの問題があった。
トランナ金型はホットランナ金型自体の熱を排出する機
能を、位置決めピン12とゲートチップ15と金型16
の接触部18にしか備えていないため、成形を停止した
場合の温度低下速度が非常に遅い。このため、成形停止
時にホットランナノズル内に残留している樹脂17は、
非常に大きな熱負荷を受けることになる。このため、次
に成形を開始する際に最初のショットの製品の物性が大
幅に低下したり、更に熱劣化性樹脂の場合は、ヤケ不良
が発生し、さらに、ホットランナノズル内に劣化樹脂が
残留することもあり、毎ショット少しずつ排出されるた
め、分解掃除が必要となるなどの問題があった。
【0006】本発明はこうした問題点を解決するために
なされたもので、成形停止時におけるホットランナノズ
ル内の残留樹脂の冷却速度向上を図り、その残留樹脂の
熱劣化を防止することができる射出成形装置および射出
成形品の製造方法を提供することを目的とする。
なされたもので、成形停止時におけるホットランナノズ
ル内の残留樹脂の冷却速度向上を図り、その残留樹脂の
熱劣化を防止することができる射出成形装置および射出
成形品の製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の射出成形装置は、キャビティを有する固定
側金型と、そのキャビティに当接するゲート部およびそ
のゲート部に連通するホットランナノズルを有するホッ
トランナが収容された移動側金型とからなり、そのホッ
トランナ外側周囲と移動側金型との間には空気断熱層が
形成されている射出成形金型と、この射出成形金型を装
着してその内部に溶融樹脂を射出する射出成形機とを備
えた射出成形装置において、上記移動側金型に、外部と
上記空気断熱層を連通させる、冷却媒体を注入するため
の注入孔および冷却媒体を排出するための排出孔が形成
されていることによって特徴付けられている。
め、本発明の射出成形装置は、キャビティを有する固定
側金型と、そのキャビティに当接するゲート部およびそ
のゲート部に連通するホットランナノズルを有するホッ
トランナが収容された移動側金型とからなり、そのホッ
トランナ外側周囲と移動側金型との間には空気断熱層が
形成されている射出成形金型と、この射出成形金型を装
着してその内部に溶融樹脂を射出する射出成形機とを備
えた射出成形装置において、上記移動側金型に、外部と
上記空気断熱層を連通させる、冷却媒体を注入するため
の注入孔および冷却媒体を排出するための排出孔が形成
されていることによって特徴付けられている。
【0008】また、本発明の射出成形装置は、キャビテ
ィを有する固定側金型と、そのキャビティに当接するゲ
ート部およびそのゲート部に連通するホットランナノズ
ルを有するホットランナが収容された移動側金型とから
なり、そのホットランナ外側周囲と移動側金型との間に
は空気断熱層が形成されている射出成形金型と、この射
出成形金型を装着してその内部に溶融樹脂を射出する射
出成形機とを備えた射出成形装置において、冷却媒体を
流動させるための冷却媒体流路が、ホットランナ内に設
けられていてもよい。
ィを有する固定側金型と、そのキャビティに当接するゲ
ート部およびそのゲート部に連通するホットランナノズ
ルを有するホットランナが収容された移動側金型とから
なり、そのホットランナ外側周囲と移動側金型との間に
は空気断熱層が形成されている射出成形金型と、この射
出成形金型を装着してその内部に溶融樹脂を射出する射
出成形機とを備えた射出成形装置において、冷却媒体を
流動させるための冷却媒体流路が、ホットランナ内に設
けられていてもよい。
【0009】また、本発明の射出成形品の製造方法は、
上記の本発明装置を用い、まず、溶融樹脂をキャビティ
内に充満した後、移動型金型と固定側金型を閉型するこ
とにより、その溶融樹脂を射出し、その後、その溶融樹
脂の射出を停止させた後、注入口および排出口が設けら
れた空気断熱層内あるいはホットランナ内に設けられた
流路内に、圧縮空気からなる冷却媒体あるいは常温から
ホットランナ設定温度内で相転移を起こす冷却媒体を送
り込むことによって特徴付けられてい。
上記の本発明装置を用い、まず、溶融樹脂をキャビティ
内に充満した後、移動型金型と固定側金型を閉型するこ
とにより、その溶融樹脂を射出し、その後、その溶融樹
脂の射出を停止させた後、注入口および排出口が設けら
れた空気断熱層内あるいはホットランナ内に設けられた
流路内に、圧縮空気からなる冷却媒体あるいは常温から
ホットランナ設定温度内で相転移を起こす冷却媒体を送
り込むことによって特徴付けられてい。
【0010】この常温からホットランナ設定温度内で相
転移を起こす冷却媒体としては、例えば、フロンガス、
水等が好ましい。
転移を起こす冷却媒体としては、例えば、フロンガス、
水等が好ましい。
【0011】
【作用】移動側金型に、外部と空気断熱層を連通させ
る、注入孔および排出孔が形成されている場合、空気断
熱層内は冷却媒体の流路となる。そして、注入孔から冷
却媒体が送り込まれると、この冷却媒体は空気断熱層内
を流動し、排出孔から排出される。この冷却媒体の流動
によって、ホットランナノズルの外側周囲のホットラン
ナが冷却され、さらにホットランナノズル内に残留して
いる樹脂も冷却される。また、この場合の残留樹脂の冷
却速度は大きく、したがって樹脂が受ける熱負荷量が低
減され、残留樹脂は熱劣化に到らない。
る、注入孔および排出孔が形成されている場合、空気断
熱層内は冷却媒体の流路となる。そして、注入孔から冷
却媒体が送り込まれると、この冷却媒体は空気断熱層内
を流動し、排出孔から排出される。この冷却媒体の流動
によって、ホットランナノズルの外側周囲のホットラン
ナが冷却され、さらにホットランナノズル内に残留して
いる樹脂も冷却される。また、この場合の残留樹脂の冷
却速度は大きく、したがって樹脂が受ける熱負荷量が低
減され、残留樹脂は熱劣化に到らない。
【0012】また、ホットランナ内に冷却媒体流路が設
けられている場合、この流路に冷却媒体が送り込まれる
と、この冷却媒体は流路内を流動し、この流動によっ
て、流路近傍のホットランナ部分から、徐々にその冷却
範囲を広げながらホットランナ全体にわたって冷却され
る。これにより、ホットランナノズル内に残留している
樹脂も冷却される。また、この場合も残留樹脂の冷却速
度は大きく、したがって樹脂が受ける熱負荷量が低減さ
れ、残留樹脂は熱劣化に到らない。
けられている場合、この流路に冷却媒体が送り込まれる
と、この冷却媒体は流路内を流動し、この流動によっ
て、流路近傍のホットランナ部分から、徐々にその冷却
範囲を広げながらホットランナ全体にわたって冷却され
る。これにより、ホットランナノズル内に残留している
樹脂も冷却される。また、この場合も残留樹脂の冷却速
度は大きく、したがって樹脂が受ける熱負荷量が低減さ
れ、残留樹脂は熱劣化に到らない。
【0013】圧縮空気からなる冷却媒体あるいは常温か
らホットランナ設定温度内で相転移を起こす冷却媒体を
流路内で流動させると、その強制対流によってその近傍
のホットランナは冷却媒体によって熱を奪われ冷却され
る。これにより、ホットランナノズル内に残留している
樹脂も次第に冷却される。
らホットランナ設定温度内で相転移を起こす冷却媒体を
流路内で流動させると、その強制対流によってその近傍
のホットランナは冷却媒体によって熱を奪われ冷却され
る。これにより、ホットランナノズル内に残留している
樹脂も次第に冷却される。
【0014】また、常温からホットランナ設定温度内で
相転移を起こす冷却媒体を用いた場合は、潜熱によって
ホットランナは急速に冷却される。これにより、ホット
ランナノズル内に残留している樹脂の熱負荷量は大幅に
低減される。
相転移を起こす冷却媒体を用いた場合は、潜熱によって
ホットランナは急速に冷却される。これにより、ホット
ランナノズル内に残留している樹脂の熱負荷量は大幅に
低減される。
【0015】以上により、溶融樹脂の射出を停止させた
後、残留している樹脂は効率よく冷却され、熱劣化に到
ることはなく、引き続き次の成形動作によって形成され
る成形品においても同様に物性の低下やヤケ等の劣化に
到らない。
後、残留している樹脂は効率よく冷却され、熱劣化に到
ることはなく、引き続き次の成形動作によって形成され
る成形品においても同様に物性の低下やヤケ等の劣化に
到らない。
【0016】
【実施例】本発明の実施例を、以下図面に基づいて説明
する。図1は本発明実施例の構成を示す図である。ここ
で、先に説明した従来例の構成を示す図3と共通する構
成については、同一の符号を付す。
する。図1は本発明実施例の構成を示す図である。ここ
で、先に説明した従来例の構成を示す図3と共通する構
成については、同一の符号を付す。
【0017】本実施例の装置は、このホットランナHを
有した移動側金型Ma1, Ma2, Ma3と、キャビティ9
a,9bを有する固定側金型Mb とを備えた射出成形金
型Mと、この射出成形金型Mを装着してその内部に溶融
樹脂を射出する射出成形機Nとを備えた構成となってい
る。
有した移動側金型Ma1, Ma2, Ma3と、キャビティ9
a,9bを有する固定側金型Mb とを備えた射出成形金
型Mと、この射出成形金型Mを装着してその内部に溶融
樹脂を射出する射出成形機Nとを備えた構成となってい
る。
【0018】まず、ホットランナHは、射出成形機ノズ
ルN1 と接触するスプル1、マニホールド4、ゲートチ
ップ5からなり、またその内部にキャビティ9a,9b
に当接するゲート部6a,6bおよびそのゲート部6
a,6bに連通するホットランナノズル7が形成されて
おり、このホットランナノズル7は溶融樹脂の流路とな
っている。このホットランナHの外側周囲は空気断熱層
3が形成されており、この空気断熱層3を介して移動側
金型Ma1, Ma2, Ma3が配設されている。さらに、移動
側金型Ma2に、外部と空気断熱層3を連通させる、冷却
媒体を注入するための注入孔11および冷却媒体を排出
するための排出孔12が形成されている。また、マニホ
ールド4、ゲートチップ5部分のホットランナノズル7
の周囲には、溶融樹脂を一定の温度に加熱するためのヒ
ータ10a,10bが配設されている。
ルN1 と接触するスプル1、マニホールド4、ゲートチ
ップ5からなり、またその内部にキャビティ9a,9b
に当接するゲート部6a,6bおよびそのゲート部6
a,6bに連通するホットランナノズル7が形成されて
おり、このホットランナノズル7は溶融樹脂の流路とな
っている。このホットランナHの外側周囲は空気断熱層
3が形成されており、この空気断熱層3を介して移動側
金型Ma1, Ma2, Ma3が配設されている。さらに、移動
側金型Ma2に、外部と空気断熱層3を連通させる、冷却
媒体を注入するための注入孔11および冷却媒体を排出
するための排出孔12が形成されている。また、マニホ
ールド4、ゲートチップ5部分のホットランナノズル7
の周囲には、溶融樹脂を一定の温度に加熱するためのヒ
ータ10a,10bが配設されている。
【0019】以上の構成をなす本実施例の装置の作用を
以下に説明する。空気断熱層3内は冷却媒体の流路とな
る。したがって、冷却媒体注入孔11から冷却媒体が送
り込まれると、この冷却媒体は空気断熱層3内を流動
し、冷却媒体排出孔12から排出される。この冷却媒体
の流動によって、ホットランナノズル7の外側周囲のホ
ットランナHが冷却され、さらにホットランナノズル7
内に残留している樹脂も冷却される。また、この時の残
留樹脂の冷却速度は大きく、樹脂が受ける熱負荷量が低
減され、残留樹脂は熱劣化に到らない。
以下に説明する。空気断熱層3内は冷却媒体の流路とな
る。したがって、冷却媒体注入孔11から冷却媒体が送
り込まれると、この冷却媒体は空気断熱層3内を流動
し、冷却媒体排出孔12から排出される。この冷却媒体
の流動によって、ホットランナノズル7の外側周囲のホ
ットランナHが冷却され、さらにホットランナノズル7
内に残留している樹脂も冷却される。また、この時の残
留樹脂の冷却速度は大きく、樹脂が受ける熱負荷量が低
減され、残留樹脂は熱劣化に到らない。
【0020】図2は本発明の他の実施例の構成を示す図
である。先の実施例において、冷却媒体注入孔11およ
び冷却媒体排出孔12を設けて、空気断熱層3を冷却媒
体の流路としたが、この実施例は、ホットランナH内に
冷却媒体を流動させるための冷却媒体流路13a,13
bを設けた点に特徴がある。この冷却媒体流路13a,
13bはマニホールド4内に設けられ、ヒータ10aを
この冷却媒体流路13a,13b内に設置した状態とな
っている。また、この冷却媒体流路13a,13bはそ
れぞれ冷却媒体の注入孔および排出孔(図示せず)が設
けられており、冷却媒体流路13a,13bはそれぞれ
外部と連通している。
である。先の実施例において、冷却媒体注入孔11およ
び冷却媒体排出孔12を設けて、空気断熱層3を冷却媒
体の流路としたが、この実施例は、ホットランナH内に
冷却媒体を流動させるための冷却媒体流路13a,13
bを設けた点に特徴がある。この冷却媒体流路13a,
13bはマニホールド4内に設けられ、ヒータ10aを
この冷却媒体流路13a,13b内に設置した状態とな
っている。また、この冷却媒体流路13a,13bはそ
れぞれ冷却媒体の注入孔および排出孔(図示せず)が設
けられており、冷却媒体流路13a,13bはそれぞれ
外部と連通している。
【0021】以上の構成の本発明の他の実施例装置の作
用を以下に説明する。冷却媒体流路13a,13bに冷
却媒体が送り込まれると、この冷却媒体はこの冷却媒体
流路13a,13b内を流動し、この流動によって、流
路近傍のマニホールド4部分から、徐々にその冷却範囲
を広げながらホットランナH全体にわたって冷却され
る。これにより、ホットランナノズル7内に残留してい
る樹脂も冷却される。また、この場合も残留樹脂の冷却
速度は大きく、樹脂が受ける熱負荷量が低減され、残留
樹脂は熱劣化に到らない。
用を以下に説明する。冷却媒体流路13a,13bに冷
却媒体が送り込まれると、この冷却媒体はこの冷却媒体
流路13a,13b内を流動し、この流動によって、流
路近傍のマニホールド4部分から、徐々にその冷却範囲
を広げながらホットランナH全体にわたって冷却され
る。これにより、ホットランナノズル7内に残留してい
る樹脂も冷却される。また、この場合も残留樹脂の冷却
速度は大きく、樹脂が受ける熱負荷量が低減され、残留
樹脂は熱劣化に到らない。
【0022】なお、この他の実施例装置において、冷却
媒体流路13a,13bはそれぞれ独立した流路を形成
するものとしたが、ホットランナH内に形成されたもの
であればよく、これらの流路13a,13bが連結して
一つの冷却媒体流路を形成したものであってもよい。
媒体流路13a,13bはそれぞれ独立した流路を形成
するものとしたが、ホットランナH内に形成されたもの
であればよく、これらの流路13a,13bが連結して
一つの冷却媒体流路を形成したものであってもよい。
【0023】本発明の方法は、以上の本発明実施例装置
を用い、まず、溶融樹脂をキャビティ9a,9b内に充
満させた後、移動型金型Ma1, Ma2, Ma3と固定側金型
Mbを閉型することにより、その溶融樹脂を射出し、そ
の後、その溶融樹脂の射出を停止させた後、冷却媒体注
入孔11および冷却媒体排出孔12が設けられた空気断
熱層3内あるいはホットランナ内に設けられた冷却媒体
流路13a,13b内に、圧縮空気からなる冷却媒体あ
るいは常温からホットランナ設定温度内で相転移を起こ
す冷却媒体を送り込むことにより、ホットランナノズル
7内の残留樹脂を冷却する。
を用い、まず、溶融樹脂をキャビティ9a,9b内に充
満させた後、移動型金型Ma1, Ma2, Ma3と固定側金型
Mbを閉型することにより、その溶融樹脂を射出し、そ
の後、その溶融樹脂の射出を停止させた後、冷却媒体注
入孔11および冷却媒体排出孔12が設けられた空気断
熱層3内あるいはホットランナ内に設けられた冷却媒体
流路13a,13b内に、圧縮空気からなる冷却媒体あ
るいは常温からホットランナ設定温度内で相転移を起こ
す冷却媒体を送り込むことにより、ホットランナノズル
7内の残留樹脂を冷却する。
【0024】この本発明実施例の方法においては、冷却
媒体をこれら冷却媒体の流路内で流動させることによ
り、急速にその流路近傍のホットランナHを冷却し、こ
れにより、ホットランナノズル内に残留している樹脂の
熱負荷量は大幅に低減される。
媒体をこれら冷却媒体の流路内で流動させることによ
り、急速にその流路近傍のホットランナHを冷却し、こ
れにより、ホットランナノズル内に残留している樹脂の
熱負荷量は大幅に低減される。
【0025】ここで、本発明実施例の装置を用い、本発
明実施例の方法によって成形を行った場合を、具体例と
してあげ、その成形品に対するテスト結果を以下に示
す。この具体例では、熱劣化を起こしやすい汎用塩化ビ
ニル樹脂を用いて、以下のテスト方法によってテストを
行った。
明実施例の方法によって成形を行った場合を、具体例と
してあげ、その成形品に対するテスト結果を以下に示
す。この具体例では、熱劣化を起こしやすい汎用塩化ビ
ニル樹脂を用いて、以下のテスト方法によってテストを
行った。
【0026】まず、ヒータ10a,10bの温度設定を
185℃とし、約1時間かけて成形を行った。その後、
ヒータ10a,10bの電源を切り、成形を停止させる
と同時に、冷却媒体として圧力4〜5Kg/cm2, 温度15
〜20℃の圧縮空気を冷却媒体流路に、少なくともホッ
トランナ全体すなわち、スプル1、マニホールド4およ
びゲートチップ5の温度が120℃以下になるまで注入
を続けた。さらに、このホットランナ全体の温度が室温
まで低下した後に、ヒータ10a,10bの電源を入
れ、ホットランナ全体の温度が再び185℃となった時
点で、成形を再スタートさせた。
185℃とし、約1時間かけて成形を行った。その後、
ヒータ10a,10bの電源を切り、成形を停止させる
と同時に、冷却媒体として圧力4〜5Kg/cm2, 温度15
〜20℃の圧縮空気を冷却媒体流路に、少なくともホッ
トランナ全体すなわち、スプル1、マニホールド4およ
びゲートチップ5の温度が120℃以下になるまで注入
を続けた。さらに、このホットランナ全体の温度が室温
まで低下した後に、ヒータ10a,10bの電源を入
れ、ホットランナ全体の温度が再び185℃となった時
点で、成形を再スタートさせた。
【0027】こうした過程において、観察された結果を
表1に示す。
表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】この表1に示すように、従来型の装置にお
いては、成形再スタート時に激しい熱劣化が発生し、そ
の後の成形においてもこうした熱劣化を完全に除去する
ことはできず、微量のヤケがゲート周りに現れ、良品を
成形することができなかった。しかも、こうした劣化樹
脂がホットランナノズル内に残留したため、分解掃除を
して、これらを除去する必要があった。
いては、成形再スタート時に激しい熱劣化が発生し、そ
の後の成形においてもこうした熱劣化を完全に除去する
ことはできず、微量のヤケがゲート周りに現れ、良品を
成形することができなかった。しかも、こうした劣化樹
脂がホットランナノズル内に残留したため、分解掃除を
して、これらを除去する必要があった。
【0030】これに対し、本発明実施例の装置において
は、成形再スタート時から、またその後の成形において
も熱劣化のない良品を得ることができた。
は、成形再スタート時から、またその後の成形において
も熱劣化のない良品を得ることができた。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の射出成形装
置によれば、移動側金型に、外部と空気断熱層を連通さ
せる、注入孔および排出孔が形成した構成とし、あるい
は、ホットランナ内に冷却媒体を流動させるための冷却
媒体流路を設けた構成としたので、従来、冷却のための
構成が位置決めピンやゲートチップと金型の接触部だけ
であったのに比べ、成形停止時の冷却効率を大幅に向上
させることができる。したがって、成形停止時にホット
ランナ内に残留している樹脂が受ける熱負荷量は大幅に
低減され、残留樹脂の熱劣化を防止することができる。
その結果、成形再スタート時から、またその後の成形に
おいても熱劣化のない良品を得ることができる。
置によれば、移動側金型に、外部と空気断熱層を連通さ
せる、注入孔および排出孔が形成した構成とし、あるい
は、ホットランナ内に冷却媒体を流動させるための冷却
媒体流路を設けた構成としたので、従来、冷却のための
構成が位置決めピンやゲートチップと金型の接触部だけ
であったのに比べ、成形停止時の冷却効率を大幅に向上
させることができる。したがって、成形停止時にホット
ランナ内に残留している樹脂が受ける熱負荷量は大幅に
低減され、残留樹脂の熱劣化を防止することができる。
その結果、成形再スタート時から、またその後の成形に
おいても熱劣化のない良品を得ることができる。
【0032】また、本発明の射出成形品の製造方法によ
れば、上記した本発明装置を用い、、溶融樹脂の射出を
停止させた後、注入孔および排出孔が設けられた空気断
熱層内あるいはホットランナ内に設けられた流路内に、
圧縮空気からなる冷却媒体あるいは常温からホットラン
ナ設定温度内で相転移を起こす冷却媒体を送り込むよう
に構成したので、成形停止時の冷却効率を大幅に向上す
ることができる。
れば、上記した本発明装置を用い、、溶融樹脂の射出を
停止させた後、注入孔および排出孔が設けられた空気断
熱層内あるいはホットランナ内に設けられた流路内に、
圧縮空気からなる冷却媒体あるいは常温からホットラン
ナ設定温度内で相転移を起こす冷却媒体を送り込むよう
に構成したので、成形停止時の冷却効率を大幅に向上す
ることができる。
【図1】本発明実施例の構成を示す図
【図2】本発明の他の実施例の構成を示す図
【図3】従来例の構成を示す図
3・・・・空気断熱層 6・・・・ゲート部 7・・・・ホットランナノズル 9a,9b・・・・キャビティ 11・・・・冷却媒体注入孔 12・・・・冷却媒体排出孔 13a,13b・・・・冷却媒体流路 H・・・・ホットランナ M・・・・射出成形金型 Ma1, Ma2, Ma3・・・・移動側金型 Mb ・・・・固定側金型 N・・・・射出成形機
Claims (3)
- 【請求項1】 キャビティを有する固定側金型と、その
キャビティに当接するゲート部およびそのゲート部に連
通するホットランナノズルを有するホットランナが収容
された移動側金型とからなり、そのホットランナ外側周
囲と移動側金型との間には空気断熱層が形成されている
射出成形金型と、この射出成形金型を装着してその内部
に溶融樹脂を射出する射出成形機とを備えた射出成形装
置において、上記移動側金型に、外部と上記空気断熱層
を連通させる、冷却媒体を注入するための注入孔および
冷却媒体を排出するための排出孔が形成されていること
を特徴とする射出成形装置。 - 【請求項2】 キャビティを有する固定側金型と、その
キャビティに当接するゲート部およびそのゲート部に連
通するホットランナノズルを有するホットランナが収容
された移動側金型とからなり、そのホットランナ外側周
囲と移動側金型との間には空気断熱層が形成されている
射出成形金型と、この射出成形金型を装着してその内部
に溶融樹脂を射出する射出成形機とを備えた射出成形装
置において、冷却媒体を流動させるための冷却媒体流路
が、ホットランナ内に設けられていることを特徴とする
射出成形装置。 - 【請求項3】 請求項1あるいは請求項2に記載の射出
成形装置を用い、まず、溶融樹脂を上記キャビティ内に
充満させた後、上記移動型金型と固定側金型を閉型する
ことにより、その溶融樹脂を射出し射出成形品を製造す
る方法であって、溶融樹脂の射出を停止させた後、上記
注入孔および排出孔が設けられた空気断熱層内あるいは
上記冷却媒体流路内に、圧縮空気からなる冷却媒体ある
いは常温からホットランナ設定温度内で相転移を起こす
冷却媒体を送り込むことを特徴とする射出成形品の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13941495A JPH08332652A (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | 射出成形装置および射出成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13941495A JPH08332652A (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | 射出成形装置および射出成形品の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08332652A true JPH08332652A (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=15244682
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13941495A Pending JPH08332652A (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | 射出成形装置および射出成形品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08332652A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102773973A (zh) * | 2011-05-13 | 2012-11-14 | 哈希斯热流道科技(苏州)有限公司 | 热流道注塑模具装置的残留树脂排出装置 |
-
1995
- 1995-06-06 JP JP13941495A patent/JPH08332652A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102773973A (zh) * | 2011-05-13 | 2012-11-14 | 哈希斯热流道科技(苏州)有限公司 | 热流道注塑模具装置的残留树脂排出装置 |
| CN102773973B (zh) * | 2011-05-13 | 2015-08-19 | 哈希斯热流道科技(苏州)有限公司 | 热流道注塑模具装置的残留树脂排出装置 |
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