JPH0938764A - 樹脂中子の除去方法および装置 - Google Patents

樹脂中子の除去方法および装置

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JPH0938764A
JPH0938764A JP19298195A JP19298195A JPH0938764A JP H0938764 A JPH0938764 A JP H0938764A JP 19298195 A JP19298195 A JP 19298195A JP 19298195 A JP19298195 A JP 19298195A JP H0938764 A JPH0938764 A JP H0938764A
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JP
Japan
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gas
resin
resin core
core
circulation passage
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JP19298195A
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English (en)
Inventor
Mikinari Nozaki
美紀也 野崎
Mitsuhiro Karaki
満尋 唐木
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Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂中子の溶融またはガス化のタイミングを
特定できるようにする樹脂中子の除去方法と装置の提
供。 【解決手段】 ガスをヒーター6で加熱して樹脂中子4
に供給し、樹脂を溶融またはガス化して鋳造品3から除
去する方法。ガス供給口7と、ヒーター6と、排出口8
と、送風手段13と、を有する樹脂中子の除去装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂製の中子(以
下、樹脂中子という)を利用して金属鋳造品を鋳造した
ときに、樹脂中子を鋳造品から除去する方法と装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】樹脂中子を用いて金属製(たとえば、ア
ルミニウム合金製)鋳造品を鋳造する方法はたとえば、
特願平6−91345号公報により、知られている。従
来の樹脂中子を用いた鋳造方法では、樹脂中子は鋳造品
の余熱(残熱)で溶融またはガス化する熱可塑性樹脂材
からなる中子本体部分をシリコン等の耐熱保護層で被覆
したものから構成されており、鋳造後、鋳造品余熱で中
子のうち中子本体部分を溶融またはガス化して中子を変
形させながら引き抜き除去する。この場合、中子本体部
分はシリコンの耐熱保護層で、被覆密閉されているの
で、中側の溶融部が鋳造品に付着することはない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の樹脂中
子を用いた鋳造法にはつぎの問題がある。鋳造品余熱を
利用するので、連続鋳造初期と連続鋳造後期とで金型温
度が変化した時に鋳造品余熱も変化し、樹脂中子の中子
本体部分の溶融またはガス化のタイミング、したがって
中子引き抜き除去のタイミングを特定することが難しく
なる。また、中子が外側層としてシリコンの耐熱保護層
を有するので、耐熱性保護層の厚さ、熱伝導特性により
中子本体部分の溶融またはガス化のタイミングが変化
し、中子引き抜き除去のタイミングを特定することが難
しくなる。本発明の目的は、樹脂中子の溶融またはガス
化のタイミングを特定することが容易な樹脂中子の除去
方法および装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明はつぎの通りである。 (1) 溶湯凝固後、樹脂中子に高温のガスを供給して
樹脂を溶融またはガス化し、溶融またはガス化した樹脂
を除去することにより樹脂中子を鋳造品から除去する、
工程からなる樹脂中子の除去方法。 (2) 樹脂中子を鋳造品から除去した後鋳型内に供給
するガスの温度を下げて鋳造品を冷却する工程をさらに
有する(1)記載の樹脂中子の除去方法。 (3) 樹脂の溶融またはガス化工程において、樹脂の
溶融またはガス化の進行につれてガス供給口を樹脂中子
に向って移動させる(1)記載の樹脂中子の除去方法。 (4) 供給するガスに非酸化性ガスを用いる(1)記
載の樹脂中子の除去方法。 (5) 樹脂中子にガスを供給するガス供給口と、樹脂
中子に触れたガスおよび溶融またはガス化した樹脂を排
出する排出口と、前記排出口からのガスを前記ガス供給
口に循環させる循環通路と、前記循環通路の途中に設け
られた送風手段と、前記循環通路の、前記ガス供給口と
前記送風手段との間の部分に設けられたヒーターと、か
らなる樹脂中子の除去装置。 (6) 前記循環通路の、前記排出口と前記送風手段と
の間の部分に、ガスと溶融樹脂との混合物から溶融樹脂
のみを取り出して前記循環通路外に排出するろ過機を設
けた(5)記載の樹脂中子の除去装置。 上記(1)〜(6)の何れの方法、装置においても、樹
脂中子には高温のガスが供給されて強制的に溶融または
ガス化されるので、鋳造品余熱に大きく影響されること
なく、樹脂の溶融またはガス化のタイミングが容易に特
定される。
【0005】
【発明の実施の形態】図1〜図3は本発明の一実施例に
係る樹脂中子の除去装置を示している。図1〜図3にお
いて、金型1、2(一方が固定型、他方が可動型)内に
は、熱可塑性樹脂からなる樹脂中子4が支持されてお
り、金型1、2と樹脂中子3との間に形成されるキャビ
ティに金型溶湯(たとえば、アルミニウム合金溶湯)が
供給され凝固されて金属製の鋳造品3が鋳造される。溶
湯凝固後、鋳造品3(または、鋳造品3と金型1、2)
から樹脂中子を除去する樹脂中子除去装置が、たとえば
巾木部5に、設けられている。
【0006】樹脂中子除去装置は、一端が樹脂中子4に
近接して設けられた(たとえば巾木部5に接続された)
除去装置本体(以下、単に本体という)9と、本体9に
形成され樹脂中子4に向って開口されて樹脂中子4にガ
スを供給するガス供給口7と、本体9に形成され樹脂中
子4に向って開口されて樹脂中子4に触れたガスおよび
溶融またはガス化した樹脂を排出する排出口8と、排出
口8からのガスをガス供給口7に循環させる循環通路1
5と、循環通路15の途中に設けられ排出口8からのガ
スをガス供給口7側へと送る送風手段(たとえば、ファ
ン)13と、送風手段13を回転駆動する送風手段駆動
手段(たとえば、モーター)12と、循環通路15のガ
ス供給口7と送風手段13との間に設けられたヒーター
(たとえば、電気ヒーター)6と、からなる。本体9は
静止部9aと可動部9bとからなり、ガス供給口7、ヒ
ーター6、送風手段13、送風手段駆動手段12は、本
体9の可動部9bに設けられる。
【0007】樹脂中子除去装置は、さらに、循環通路1
5の排出口8と送風手段13との間の部分に設けられガ
スと溶融樹脂との混合物から溶融樹脂のみを取り出して
循環通路15外に排出するろ過機14と、可動部9bを
静止部9aに対してスライドさせそれによってガス供給
口7を樹脂中子4に対して進退させるシリンダー(たと
えば、エアシリンダ)10と、を有する。樹脂中子除去
装置は、さらに、循環通路15に接続された溶融樹脂排
出通路または循環通路15自体にバルブ17を介してガ
ス供給管が接続されており、このガス供給管はガス源
(たとえば、ガスボンベ)16に接続されている。常時
はバルブ17は溶融樹脂排出側に連通されており、ガス
を補給するときにはガス源16側に切替えられる。ガス
は、望ましくは非酸化性ガスからなり、非酸化性ガスに
は炭酸ガスが用いられている。ただし、炭酸ガス以外の
非酸化性ガス、たとえば窒素ガス等、であってもよい。
また、樹脂中子4には、ガス供給口7に対向する部分に
凹部11を形成しておくことが望ましい。
【0008】つぎに、本発明の一実施例に係る樹脂中子
の除去方法(上記装置の作用でもある)を、図1〜図3
を参照して説明する。本発明実施例の樹脂中子の除去方
法は、金属溶湯(たとえば、アルミ合金溶湯)が凝固し
た後(図1の状態、ただし、樹脂中子4と鋳造品3は金
型1、2内にあっても金型1、2外にあってもよい)、
熱可塑性樹脂からなる樹脂中子4に高温のガスを供給し
て(図2参照)樹脂を溶融またはガス化する工程と、つ
いで溶融またはガス化した樹脂を排出、除去することに
より樹脂中子4を鋳造品3から除去する工程(図3参
照)と、からなる。さらに詳しくは、ガスを送風手段1
3で送り、ヒーター6で加熱して約250℃以上のガス
とし、この高温のガスをガス供給口7から樹脂中子4に
供給する。樹脂中子は、たとえばポリプロピレンや、プ
ロピレンとエチレンのコポリマからなり、これらの樹脂
の融点(約250℃)より高温のガスを供給することに
よって樹脂を強制的に溶融またはガス化させる。ガスの
樹脂との接触をよくするために樹脂中子4に凹部11を
設けておくことが望ましい。溶融またはガス化した樹脂
は排出口8より循環通路15に排出され、ろ過機14で
樹脂とガスとが分離され、樹脂は循環通路15外に排出
されて別の樹脂中子としてリサイクルされ、ガスはその
まま循環されて、再びヒーター6で加熱されて溶融また
はガス化中の樹脂中子4へと送られる。ガスを循環させ
るので、熱経済上、作業環境維持上、優れている。ま
た、樹脂は金型1、2の余熱(残熱)によっても加熱さ
れるが、主に、高温ガスによって強制加熱されるので、
金型1、2からの加熱の大小にかかわらず、溶融または
ガス化のタイミングが特定しやすい。また、ガスを用い
るので樹脂中子4が複雑な形状のものであっても容易に
除去できる。
【0009】鋳造品3を金型1、2から早く取り出して
鋳造サイクルを短縮するために、鋳造品3を早く冷却す
ることが望まれる。そのために、樹脂中子4を鋳造品3
から除去した後、速やかにヒーター6をオフにし、かつ
バルブ17を切替えてガス源16から加熱されていない
ガスを循環通路15に入れ、金型1、2内に供給するガ
スの温度を下げて鋳造品3を冷却する。これによって、
樹脂中子4の除去に高温ガスを使用するにかかわらず、
鋳造サイクルを長期化させない、あるいは短縮すること
が可能になる。
【0010】樹脂の溶融またはガス化工程においては、
樹脂中子4の溶融またはガス化の進行につれて、ガス供
給口7を巾木部5から樹脂中子4に向って移動させる。
これは、本体9のうち可動部9bをシリンダー10によ
って樹脂中子4側に移動させることによって行う。ガス
供給口7を樹脂中子4側に移動させることによって、樹
脂が溶融またはガス化しても樹脂とガス供給口7との距
離がほぼ一定に維持され、ガス供給口7から排出口8に
直接、すなわち樹脂中子4に接触しないまま、流れるガ
ス量が増えることがない。このため、常に効果的に樹脂
中子を強制加熱できる。
【0011】供給、循環されるガスには非酸化性ガス、
たとえば炭酸ガスが用いられる。これによって、樹脂中
子4の強制加熱、除去に高温のガスが用いられるにかか
わらず、鋳造品3の酸化、樹脂の酸化による劣化(劣化
は樹脂のリサイクルの効率を悪くする)が防止される。
【0012】
【発明の効果】請求項1の方法によれば、高温のガスを
供給して樹脂を溶融、ガス化させて除去するので、樹脂
中子を強制加熱でき、金型余熱の大小にかかわらず、樹
脂の溶融、ガス化のタイミングをほぼ特定でき、しかも
樹脂除去時間を短縮して鋳造サイクル時間を短縮でき
る。請求項2の方法によれば、請求項1の方法による効
果に加え、供給するガスの温度を下げて鋳造品を冷却す
る工程をもたせたので、樹脂中子の除去に高温のガスを
用いたにかかわらず、鋳造サイクル時間を短縮できる。
請求項3の方法によれば、請求項1の方法による効果に
加え、樹脂の溶融またはガス化の進行につれてガス供給
口を巾木部から樹脂中子に向って移動させるので、樹脂
中子に触れずにガス供給口から排出口へと流れるガスの
量を常に少なく保ち、効率のよい樹脂中子の除去を行う
ことができる。請求項4の方法によれば、請求項1の方
法による効果に加え、ガスに非酸化性ガスを用いるの
で、高温ガスによる除去にかかわらず鋳造品、樹脂の酸
化を抑制できる。請求項5の装置によれば、ガスの供給
口、排出口、ヒーター、送風手段、循環通路を設けたの
で、樹脂中子を強制加熱でき、金型余熱の大小にかかわ
らず、樹脂の溶融、ガス化のタイミングをほぼ特定で
き、しかも樹脂除去時間を短縮して鋳造サイクル時間を
短縮できる。請求項6の装置によれば、請求項5の装置
による効果に加え、ろ過機を設けたことにより樹脂とガ
スを分離でき、ガスを循環させて樹脂中子除去に再利用
でき、熱経済上有利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る樹脂中子の除去装置
(方法の実施に直接使用する装置でもある)の、樹脂中
子の溶融またはガス化前の、断面図である。
【図2】図1の装置の、樹脂中子の溶融またはガス化の
途中の、断面図である。
【図3】図1の装置の、樹脂中子の溶融またはガス化の
完了直前の、断面図である。
【符号の説明】
1、2 金型 3 鋳造品 4 樹脂中子 5 巾木部 6 ヒーター 7 ガス供給口 8 排出口 9 本体 9a 静止部 9b 可動部 10 シリンダー 11 凹部 12 送風手段駆動手段 13 送風手段 14 ろ過機 15 循環通路 16 ガス源 17 バルブ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶湯凝固後、樹脂中子に高温のガスを供
    給して樹脂を溶融またはガス化し、 溶融またはガス化した樹脂を除去することにより樹脂中
    子を鋳造品から除去する、工程からなる樹脂中子の除去
    方法。
  2. 【請求項2】 樹脂中子を鋳造品から除去した後鋳型内
    に供給するガスの温度を下げて鋳造品を冷却する工程を
    さらに有する請求項1記載の樹脂中子の除去方法。
  3. 【請求項3】 樹脂の溶融またはガス化工程において、
    樹脂の溶融またはガス化の進行につれてガス供給口を樹
    脂中子に向って移動させる請求項1記載の樹脂中子の除
    去方法。
  4. 【請求項4】 供給するガスに非酸化性ガスを用いる請
    求項1記載の樹脂中子の除去方法。
  5. 【請求項5】 樹脂中子にガスを供給するガス供給口
    と、 樹脂中子に触れたガスおよび溶融またはガス化した樹脂
    を排出する排出口と、 前記排出口からのガスを前記ガス供給口に循環させる循
    環通路と、 前記循環通路の途中に設けられた送風手段と、 前記循環通路の、前記ガス供給口と前記送風手段との間
    の部分に設けられたヒーターと、からなる樹脂中子の除
    去装置。
  6. 【請求項6】 前記循環通路の、前記排出口と前記送風
    手段との間の部分に、ガスと溶融樹脂との混合物から溶
    融樹脂のみを取り出して前記循環通路外に排出するろ過
    機を設けた請求項5記載の樹脂中子の除去装置。
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