JPH083328Y2 - 厨 子 - Google Patents

厨 子

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JPH083328Y2
JPH083328Y2 JP1989150742U JP15074289U JPH083328Y2 JP H083328 Y2 JPH083328 Y2 JP H083328Y2 JP 1989150742 U JP1989150742 U JP 1989150742U JP 15074289 U JP15074289 U JP 15074289U JP H083328 Y2 JPH083328 Y2 JP H083328Y2
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opening
kitchen
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gear
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宗平 梅沢
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柴▲崎▼ 勝男
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は仏像,経典,位牌等の収納に有用な厨子に関
するものである。
(従来の技術) 従来、この種の厨子は、祭壇を内部に備え、且つ前面
を開口した厨子本体と、該厨子本体の開口部に開閉自在
に設けられた扉とから主に構成されている(例えば、実
公昭62-22230号公報参照)。この厨子内には仏像,経
典,位牌等が適宜収納され、必要に応じて開帳すること
で奉納や祈祷等を行なっている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前述の厨子では奉納者等が自らの手で
直接扉を開閉する必要があることから、扉の開閉操作が
面倒で煩しいという問題点があった。また、単なる扉の
開閉では奉納等に際して雰囲気を効果的に醸し出すこと
ができず、奉納者等の感情の高揚をあまり期待できない
という問題点があった。
本考案は前記問題点に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、扉の開閉を容易に行なうことができ
ると共に、扉開閉時において荘厳な雰囲気を醸し出し、
奉納者等の感情の高揚を図って奉納等を効果的に行なう
ことができる厨子を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、本考案になる厨子は、内部
に祭壇を備え、且つ前面を開口した厨子本体と、回転駆
動源の動作に応じて互いに逆方向に移動する第1駆動部
と第2駆動部とを有する駆動機構と、前記第1駆動部と
連動して前記厨子本体の開口部を開閉する内扉と、前記
第2駆動部と連動して内扉外側位置において前記厨子本
体の開口部を開閉する外扉とを備え、両扉が重なり合っ
たときに前記内扉の表面を外部から目視可能な多数の可
視部を前記外扉にその移動方向に沿って設けると共に、
扉開閉時に前記外扉の可視部との位置関係に応じて外部
からの見た目が変化する絵柄を前記内扉の表面に設け
た、ことを特徴としている。
(作用) 本考案による厨子では、回転駆動源を作動させると、
該回転駆動源に動作に動作に応じて第1駆動部と第2駆
動部とが互いに逆方向に移動し、これらに連動して内扉
と外扉も互いに逆方向に移動して厨子本体の開口部が開
閉される。また、この扉開閉時には、外扉の可視部との
位置関係に応じて内扉の表面に設けた絵柄の外部からの
見た目が変化する。
(実施例) 第1図乃至第8図は本考案の一実施例を示すもので、
第1図は扉閉塞状態の厨子の正面図、第2図は第1図の
II-II線断面図、第3図は第2図のIII-III線断面図、第
4図は第3図のIV-IV線断面図、第5図は内扉と外扉の
斜視図、第6図は厨子の扉開閉に係わる電気回路図、第
7図は厨子の照明に係わる電気回路図、第8図は扉開放
状態の厨子の正面図である。
第1図乃至第5図において、1は厨子本体であり、該
厨子本体1は円筒形状の胴部2と、該胴部2の上部に固
着された天蓋3と、該胴部2の下部に固着された基台4
とから構成されている。
胴部2は縦長の開口部2aをその周面の一部(前面側)
に有しており、また仏像,経典,位牌等が載置可能な祭
壇2bを内部に備えている。
基台4は円板形状の底板5と、該底板5の下面に固着
された円筒形状の第1基板6と、該第1基板6の下面に
固着された第2基板7とからなり、後述する扉開閉用の
駆動機構を内蔵している。第1基板6の上面には周方向
に沿って所定幅の環状溝6aが形成されており、また該環
状溝6aの中心部には90°間隔で断面円形の縦長の孔6bが
計4個形成されている。
扉開閉用の駆動機構は、正逆回動可能なモータ8aと、
回動歯車8bと、計3個の案内歯車8cと、外側に歯溝を備
えた環状の第1駆動歯車8dと、内側に歯溝を備え、且つ
第1駆動歯車8dよりも大径の環状の第2駆動歯車8eとか
ら構成されている。回動歯車8bと案内歯車8cは、環状溝
6aの孔6bに夫々回動自在に収納されており、回動歯車8b
は第2基板7内に配置されたモータ8aの回転軸に連結さ
れている。また、第1駆動歯車8dと第2駆動歯車8eは、
環状溝6a内の内側寄りと外側寄りとに夫々収納配置さ
れ、収容状態で駆動歯車8b及び案内歯車8cに歯合してい
る。つまり、第1駆動歯車8dと第2駆動歯車8eは回動歯
車8bの回転に伴なって互いに逆方向に回動できるように
なっている。また、第1駆動歯車8dの上面には該第1駆
動歯車8dよりもやや幅広の第1駆動輪9aが、また前記第
2駆動歯車8eの上面には該第2駆動歯車8eよりもやや幅
広の第2駆動輪9bが夫々固着されており、各駆動歯車8
d,8eと一体で回動できるようになっている。
底板5は、環状溝6aに収納された回動歯車8bと、案内
歯車8cと、第1駆動輪9aを付設した第1駆動歯車8dと、
第2駆動輪9bを付設した第2駆動歯車8eの夫々の回動を
妨げぬようにして第1基板6の上面に固着されている。
また、この底板5の外周部分には、開口部2aの右縁から
左方向に向って約180°の角度範囲で、且つ第1駆動輪9
cの回動半径と一致して内扉用の第1案内溝5aが、また
該第1案内溝5aの外側において開口部2aの左縁から右方
向に向って約180°の角度範囲で、且つ第2駆動輪9bの
回動半径と一致して外扉用の第2案内溝5bが夫々形成さ
れており、第1案内溝5aを通じて第1駆動輪9aが、また
第2案内溝5bを通じて第2駆動輪9bが夫々顕出してい
る。
10は第1案内溝5aと同一の曲率半径を有する断面円弧
状の内扉、11は第2案内溝5bと同一の曲率半径を有し、
且つ内扉10の前側に配置された断面円弧状の外扉であ
る。
内扉10は第1案内溝5aを通じて第1駆動輪9a上に載置
されており、該第1駆動輪9aの回動に伴なって第1案内
溝5aに沿って厨子本体1の周方向に移動できるようにな
っている。この内扉10の前面には後述する外扉11の可視
部11bと等しい間隔をおいて縦縞10aが設けられている。
外扉11は第2案内溝5bを通じて第2駆動輪9b上に載置
されており、該第2駆動輪9bの回動に伴なって第2案内
溝5aに沿って厨子本体1の周方向に移動できるようにな
っている。この外扉11は断面3角形の多数の格子11aを
所定間隔をおき、且つ垂直に配置して縦格子状に構成さ
れている。つまり、この外扉11は、格子11a間の間隙に
よって、内扉10の表面を視認可能な可視部11bをその移
動方向に沿って多数有している。
12は第1駆動歯車8dの背面側に突設されたストッパで
あり、該ストッパ12は扉閉塞状態において開口部2aの右
縁に当接している。
13aは前記開口部2aの左内側に設けられた扉開放完了
検知用の第1リミットスイッチ、13bは開口部2aの右内
側に設けられた扉閉塞完了検知用の第2リミットスイッ
チであり、何れもストッパ12によってその作動ボタンを
押圧される。
14は第2リミットスイッチ13bと同位置に設けられた
照明用の第3リミットスイッチであり、第1,第2リミッ
トスイッチ13a,13bと同様にストッパ12によってその作
動ボタンを押圧される。
15は第2基板7の上面に設けられた扉開閉用のメイン
スイッチであり、該メインスイッチ15は6接点を有する
2位置切替えの押しボタンスイッチからなる。
次に、第6図を参照して扉開閉に係わる電気回路につ
いて説明する。
図において、8aは駆動機構8のモータ、12はストッ
パ、13aは扉開放完了検知用の第1リミットスイッチ、1
3bは扉閉塞完了検知用の第2リミットスイッチ、15はメ
インスイッチ、16は直流電源である。
メインスイッチ15は図面中央に設けられた2つの接点
と、該接点の上下に設けられた接点とを選択的に接続で
きるようになっている。
モータ8aのマイナス端子はメインスイッチ15の図面中
央左側の接点に、また該モータ8aのプラス端子はメイン
スイッチ15の図面中央右側の端子に夫々接続されてい
る。
また、メインスイッチ15の図面最下位左側の接点は第
1リミットスイッチ13aのNC(ノーマルクローズド)接
点に、また該メインスイッチ15の図面最下位右側の接点
は直流電源16のプラス端子に夫々接続されている。ま
た、この第1リミットスイッチ13aの出力端子は直流電
源16のマイナス端子に接続されている。
更に、メインスイッチ15の図面最上位左側の接点は第
2リミットスイッチ13bのNC接点に、該メインスイッチ1
5の図面最上位右側の接点は直流電源16のマイナス端子
に夫々接続されている。また、この第2リミットスイッ
チ13bの出力端子は直流電源16のプラス端子に接続され
ている。
即ち、メインスイッチ15が図の実線位置にある時には
モータ8aと第1リミットスイッチ13aと直流電源16とで
閉回路が形成され、モータ8aには正方向に電流が流れ該
モータ8aは正回転する。このモータ8aの正回転はストッ
パ12によって第1リミットスイッチ13aの作動ボタンが
押圧されてNC接点が開いた段階で停止する。また、メイ
ンスイッチ16が図の破線位置にある時にはモータ8aと第
2リミットスイッチ13bと直流電源16とで閉回路が形成
され、モータ8aには逆方向に電流が流れ該モータ8aは逆
回転する。このモータ8aの逆回転はストッパ12によって
第2リミットスイッチ13bの作動ボタンが押圧されてNC
接点が開いた段階で停止する。
次に、第7図を参照して照明に係わる電気回路につい
て説明する。
図において、12はストッパ、14は第3リミットスイッ
チ、16は直流電源、17は厨子本体1の胴部2内に配置さ
れた照明用の電球である。
第3リミットスイッチ14の出力端子は直流電源16のマ
イナス端子に、またNC端子は電球17を介在して直流電源
16のプラス端子に夫々接続されている。
即ち、電球17には第3リミットスイッチ14の作動ボタ
ンの押圧が解除されている状態、つまり扉が開いている
状態では通電が継続して行なわれるようになっている。
以下に、本実施例の扉開閉動作について説明する。
扉を開放する際には、内扉10及び外扉11が共に開口部
2aを覆っている第1図の状態でメインスイッチ15を第6
図の実線位置に切替える。これにより、モータ8aが正回
転し、回動歯車8bが同方向に回動して、第4図において
第1駆動歯車8d及び第1駆動輪9aが時計回り方向に、ま
た第2駆動歯車8e及び第2駆動輪9bが反時計回り方向に
夫々回動する。そして、この第1駆動輪9aと第2駆動輪
9bの回動と夫々連動して内扉10と外扉11が離れる方向に
移動する。この移動開始と同時に第3リミットスイッチ
14の作動ボタンの押圧が解除され、電球17に通電が行な
われて胴部2内が照明される。
この扉開放時には内扉10と外扉11の移動に応じて、該
外扉11の可視部11bを通じて目視される内扉10の縦縞10a
が連続的に変化、即ち縞部分とそれ以外の部分が交互に
見え隠れする。
両扉の開放が完了した段階で第1リミットスイッチ13
aの作動ボタンがストッパ12によって押圧され、モータ8
aの回転が停止して両扉の移動が停止する(第8図参
照)。
扉を閉塞する際には、内扉10及び外扉11が共に開放し
ている第8図の状態でメインスイッチ15を第6図の破線
位置に切替える。これにより、モータ8aが逆回転し、回
動歯車8bが同方向に回動して、前記とは逆に第4図にお
いて第1駆動歯車8d及び第1駆動輪9aが反時計回り方向
に、また第2駆動歯車8e及び第2駆動輪9bが時計回り方
向に夫々回動する。そして、この第1駆動輪9aと第2駆
動輪9bの回動と夫々連動して内扉10と外扉11が近づく方
向に移動する。
この扉閉塞時も扉開放時と同様に内扉10と外扉11の移
動に応じて、該外扉11の可視部11bを通じて目視される
内扉10の縦縞10aが連続的に変化する。
両扉の閉塞が完了した段階で第2リミットスイッチ13
bの作動ボタンがストッパ12によって押圧され、モータ8
aの回転が停止して両扉の移動が停止する(第1図参
照)。また、これと同時に第3リミットスイッチ14の作
動ボタンがストッパ12によって押圧され、電球17への通
電が遮断されて照明が消える。
このように本実施例によれば、モータ8aを正逆回転さ
せ第1駆動輪9aと第2駆動輪9bを互いに逆方向に回動さ
せることによって、この回動と連動して内扉10と外扉11
を離反または接近させて厨子本体1の開口部2aを開放ま
たは閉塞することができるので、奉納者等が自らの手で
直接扉を開閉する必要がなく、扉の開閉を容易に行なう
ことができる。
また、この扉開閉時には内扉10と外扉11の移動に応じ
て、該外扉11の可視部11bを通じて目視される内扉10の
縦縞10aを連続的に変化させることはできるので、該扉
開閉時において荘厳な雰囲気を醸し出すことができ、奉
納者等の感情の高揚を図り奉納等を効果的に行なうこと
ができる。
尚、本実施例では内扉10に絵柄として縦縞10aを設
け、縞部分とそれ以外の部分が交互に目視できるように
したものを示したが、該絵柄は縦縞に限らず文字、記
号、絵、模様等であってもよく、また第9図に示すよう
に2種類の絵柄が、またはそれ以上の絵柄が交互に目視
できるものでってもよい。更に、複数の絵柄を設ける場
合には各絵柄の色を異ならせるようにすると、扉開閉時
に華やかさを付与することでより一層の効果を期待でき
る。更にまた、絵柄の設けられた内扉10は木材等の非透
光性材料で形成する他、ガラス等の透光性材料で形成す
るようにしてもよく、内扉が透光性を有する場合にはそ
の絵柄を厨子本体1の内部に配置した電球17の光を利用
して鮮明に照明することが可能となる。
また、本実施例では外扉11に移動方向と直交する縦縞
状の可視部11bを設けたものを示したが、該可視部は外
扉の移動方向に沿って所定間隔毎に形成されていれば必
ずしも直交させる必要はなく、また内扉の絵柄もこの可
視部との位置関係に対応して変化するものであれば種々
採用できる。
更に、電源16に該電源オン・オフ用のスイッチを別途
配設し、不使用時或いは各扉を手動で操作する時におい
て該スイッチを遮断するようにしてもよい。
更にまた、本実施例では扉開閉用の駆動機構を基台4
に内蔵させたものを示したが、該駆動機構は天蓋3に内
蔵するようにしてもよく、この場合には各扉を第1,第2
駆動輪に夫々垂設するとよい。また、駆動機構のモータ
8aを周知の他の回転駆動源で代用したり、或いは第1駆
動歯車8dと第1駆動輪9aで構成された第1駆動部と、第
2駆動歯車8eと第2駆動輪9bで構成された第2駆動部を
夫々直線状に形成し、各扉を直線移動させるようにして
も同様の効果を発揮することができる。
第10図乃至第14図は本考案の他の実施例を示すもの
で、第10図は扉開放状態の厨子の正面図、第11図は第10
図のXI-XI線断面図、第12図は第10図のXII-XII線断面
図、第13図は第12図のXIII-XIII線断面図、第14図は扉
閉塞状態の厨子の正面図である。
図において、21は厨子本体であり、該厨子本体21は上
下端を閉塞された円筒形状の胴部22と、該胴部22の下部
に固着された基台23とから構成されている。
胴部22は縦長の開口部22aをその周面の一部(前面
側)に有しており、また仏像,経典,位牌等が載置可能
な祭壇22bを内部に備えている。また、胴部22の上壁中
心には支持杆24が上方に向けて立設されており、また上
壁の上面には該支持杆24と軸心を同じくして内扉用軸受
25が固着されている。この内扉用軸受25としては、ボー
ル25aを環状に並設したものが使用されている。更に、
胴部22の上壁の中心から外れた位置には、モータ26が配
置され、その回転軸には駆動歯車27が取付けられてい
る。更にまた、胴部22の上壁には厨子本体21内の照明す
る電球28が配置されている。更にまた、胴部22と基台23
との間には、後述する外扉の回動を案内する案内リング
29が取付けられている。一方、基台23には、扉開閉のた
めのメインスイッチ30が設けられている。
31は厨子本体21の胴部22よりも断面径が大きく、且つ
下端を開口した円筒形状の内扉であり、該内扉31は開口
部22aよりも若干大きな開口部31aをその周面の一部に有
しており、その表面に第5図または第9図に示すような
絵柄が設けられている。また、この内扉31の上壁の下面
中心には、中心孔を有する従動歯車32を固着されてお
り、該内扉31は従動歯車32の中心孔に支持杆24を回動自
在に嵌挿した状態で、その上壁下面を内扉用軸受25のボ
ール25a上に載置されると共に、従動歯車32を駆動歯車2
7に歯合している。更に、この内扉31の上壁の上面中心
には、中心孔を有する第1傘歯車33が従動歯車32と同軸
上に固着されている。
41は回動方向の変換を行なう歯車機構で、内扉31の第
1傘歯車33から上方に突出する支持杆24に固着されてい
る。この歯車機構41は、支持杆24に嵌挿される取付部42
と、該取付部42の周面に周方向に120°間隔で回動自在
に配置された伝達用傘歯車43とから構成されている。こ
の歯車機構41は、伝達用傘歯車43夫々に挿着されたネジ
43aによって支持杆24を締付ることによって該支持杆24
に取付けられており、取付状態で伝達用傘歯車43を第1
の傘歯車33に歯合している。また、この歯車機構41の取
付部42からは計3個の支持片44が放射状に突設されてお
り、該支持片44上に外扉用軸受45が支持杆24と同軸上に
固着されている。この外扉用軸受45としては、前記の内
扉用軸受25と同様に、ボール45aを環状に並設したもの
が使用されている。
本実施例では、上記のモータ26,駆動歯車27,従動歯車
32,第1傘歯車33,歯車機構41及び後述する第2傘歯車52
によって、扉開閉用の駆動機構が構成されている。
51は内扉31よりも断面径が大きく、且つ下端を開口し
た外扉であり、該外扉51は開口部31aよりも若干大きな
開口部51aをその周面の一部に有している。この外扉51
は上壁下面に歯車機構41を収容する凹部51bを有し、ま
たその中心に支持杆24の上端を受容する孔51cを有して
いる。また、この外扉51の凹部51bの中心には、中心孔
を有する第2傘歯車52が固着されており、該外扉51は第
2傘歯車52の中心孔に支持杆24を回動自在に嵌挿した状
態で、その上壁下面を外扉用軸受45のボール45a上に載
置されると共に、第2の傘歯車52を伝達用傘歯車43に歯
合している。更に、この外扉51は少なくとも周面部分を
透明プラスチック等の透光性材料から形成されており、
透視が不可能な帯状シート51eを該周面の周方向に所定
間隔毎に貼着されている。つまり、この外扉51は帯状シ
ート51e間に透明部分を残されており、該透明部分によ
って、内扉31の表面を視認可能な可視部51dをその周方
向に沿って多数有している。
尚、本実施例における扉開閉の電気回路及び照明の電
気回路は、第6図及び第7図に示したものを変わりな
い。
以下に、本実施例の扉開閉動作について説明するが、
扉開閉に係わる電気的な制御は先に述べた実施例と同じ
であるのでこの点の説明は省略する。
第14図の状態から扉を開放する場合には、メインスイ
ッチ30を扉開放位置に切替える。これにより、モータ26
が回転し、駆動歯車27によって従動歯車32が駆動されて
内扉31が回動する。また、この内扉31と同期して第1傘
歯車33が回動し、該回動が歯車機構41の伝達用傘歯車43
を介して第2傘歯車52に伝達され、外扉51が内扉31とは
逆方向に回動する。そして、厨子本体21の開口部22aと
両扉31,51の開口部31a,51aが一致したところで両扉31,5
1の回動が停止する。
この扉開放時には内扉31と外扉51の移動に応じて、該
外扉51の可視部51dを通じて目視される内扉31の絵柄が
連続的に変化する。
第10図の状態から扉を閉塞する場合には、インスイッ
チ30を扉閉塞位置に切替える。これにより、モータ26が
前記とは逆方向に回転し、駆動歯車27によって従動歯車
32が駆動されて内扉31が前記とは逆方向に回動する。ま
た、この内扉31と同期して第1傘歯車33が回動し、該回
動が歯車機構41の伝達用傘歯車43を介して第2傘歯車52
に伝達され、外扉51が内扉31とは逆方向に回動する。そ
して、厨子本体21の開口部22aが両扉31,51によって完全
に閉塞されたところで両扉31,51の回動が停止する。
この扉閉塞時も扉開放時と同様に内扉31と外扉51の移
動に応じて、該外扉51の可視部51dを通じて目視される
内扉10の絵柄が連続的に変化する。
このように、本実施例においても、第1傘歯車33と第
2傘歯車52を逆方向に回動させることによって、この回
動と連動して内扉31と外扉51を離反または接近させて厨
子本体21の開口部22aを開放または閉塞することができ
るので、先に述べた実施例と同様の効果を発揮すること
ができる。
尚、本実施例では従動歯車32をモータ26によって駆動
するようにしたものを示したが、第1,第2傘歯車33,52
または伝達用傘歯車43の1つを駆動するようにしても同
様の動きを得ることができる。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案による厨子によれば、回
転駆動源の動作に応じて内扉と外扉を互いに逆方向に移
動させて厨子本体の開口部を開閉できるので、奉納者等
が自らの手で直接扉を開閉する必要がなく、扉開閉に伴
う煩わしさを排除することができる。
また、扉開閉時には外扉の可視部との位置関係に応じ
て内扉の表面絵柄の外部からの見た目を変化させること
ができるので、該絵柄変化によって荘厳な雰囲気を扉開
閉時に醸し出すことができ、奉納者等の感情の高揚を図
り奉納等を効果的に行える利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図は扉閉塞状態の厨子の正面図、第2図は第1図のII
-II線断面図、第3図は第2図のIII-III線断面図、第4
図は第3図のIV-IV線断面図、第5図は内扉と外扉の斜
視図、第6図は厨子の扉開閉に係わる電気回路図、第7
図は厨子の照明に係わる電気回路図、第8図は扉開放状
態の厨子の正面図、第9図は絵柄の他の実施例を示す内
扉の正面図である。第10図乃至第14図は本考案の他の実
施例を示すもので、第10図は扉開放状態の厨子の正面
図、第11図は第10図のXI-XI線断面図、第12図は第10図
のXII-XII線断面図、第13図は第12図のXIII-XIII線断面
図、第14図は扉閉塞状態の厨子の正面図である。 図中、1……厨子本体、2a……開口部、2b……祭壇、8a
……モータ、8d……第1駆動歯車、8e……第2駆動歯
車、9a……第1駆動輪、9b……第2駆動輪、10……内
扉、10a……縦縞、11……外扉、11b……可視部、21……
厨子本体、22a……開口部、22b……祭壇、26……モー
タ、31……内扉、33……第1傘歯車、41……歯車機構、
51……外扉、51d……可視部、52……第2傘歯車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に祭壇を備え、且つ前面を開口した厨
    子本体と、 回転駆動源の動作に応じて互いに逆方向に移動する第1
    駆動部と第2駆動部とを有する駆動機構と、 前記第1駆動部と連動して前記厨子本体の開口部を開閉
    する内扉と、 前記第2駆動部と連動して内扉外側位置において前記厨
    子本体の開口部を開閉する外扉とを備え、 両扉が重なり合ったときに前記内扉の表面を外部から目
    視可能な多数の可視部を前記外扉にその移動方向に沿っ
    て設けると共に、 扉開閉時に前記外扉の可視部との位置関係に応じて外部
    からの見た目が変化する絵柄を前記内扉の表面に設け
    た、 ことを特徴とする厨子。
JP1989150742U 1989-03-30 1989-12-29 厨 子 Expired - Lifetime JPH083328Y2 (ja)

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