JPH08333386A - ステロイド誘導体 - Google Patents
ステロイド誘導体Info
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- JPH08333386A JPH08333386A JP7144694A JP14469495A JPH08333386A JP H08333386 A JPH08333386 A JP H08333386A JP 7144694 A JP7144694 A JP 7144694A JP 14469495 A JP14469495 A JP 14469495A JP H08333386 A JPH08333386 A JP H08333386A
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- JP
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- compound
- group
- acid
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 有機合成化学的手法により効率良く且つ立体
選択的に合成できる抗腫瘍作用を有する新規ステロイド
化合物を提供すること。 【構成】 式 【化6】 (式中、Rは炭素原子数1〜4のアルキル基を示す。X
及びYはそれぞれ水酸基又は容易に加水分解されて水酸
基になる基を示す。)で表わされるステロイド誘導体及
びその医薬上許容される塩。
選択的に合成できる抗腫瘍作用を有する新規ステロイド
化合物を提供すること。 【構成】 式 【化6】 (式中、Rは炭素原子数1〜4のアルキル基を示す。X
及びYはそれぞれ水酸基又は容易に加水分解されて水酸
基になる基を示す。)で表わされるステロイド誘導体及
びその医薬上許容される塩。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗腫瘍作用を有する新
規なステロイド誘導体に関する。
規なステロイド誘導体に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明化合物と類似の構造を有する物質
として、特開平5−4998号公報に記載のXestospong
ia属海綿から単離された化合物(以下、化合物Aと称す
る)が知られている。化合物Aは、優れた抗腫瘍作用を
有しており新規抗癌剤として期待される。しかしなが
ら、海洋天然物由来であることから資源確保に問題があ
り大量安定供給は困難であった。また、化合物Aの17
位側鎖中には5個の不斉炭素が存在しているため、その
効率的な立体選択的合成は至難であった。
として、特開平5−4998号公報に記載のXestospong
ia属海綿から単離された化合物(以下、化合物Aと称す
る)が知られている。化合物Aは、優れた抗腫瘍作用を
有しており新規抗癌剤として期待される。しかしなが
ら、海洋天然物由来であることから資源確保に問題があ
り大量安定供給は困難であった。また、化合物Aの17
位側鎖中には5個の不斉炭素が存在しているため、その
効率的な立体選択的合成は至難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、有機合成化
学的手法により効率良く且つ立体選択的に合成できる抗
腫瘍作用を有する新規ステロイド化合物を提供すること
を目的とする。
学的手法により効率良く且つ立体選択的に合成できる抗
腫瘍作用を有する新規ステロイド化合物を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは化合物Aの
17位側鎖の簡素化を鋭意研究した結果、17位側鎖の
不斉炭素を2個に減らした本発明の新規ステロイド誘導
体を合成し、これらが化合物Aと同等の抗腫瘍効果を示
すことを見いだし、本発明を完成した。
17位側鎖の簡素化を鋭意研究した結果、17位側鎖の
不斉炭素を2個に減らした本発明の新規ステロイド誘導
体を合成し、これらが化合物Aと同等の抗腫瘍効果を示
すことを見いだし、本発明を完成した。
【0005】以下、本発明を説明する。本発明は、式
(I)
(I)
【0006】
【化2】
【0007】(式中、Rは炭素原子数1〜4のアルキル
基を示す。X及びYはそれぞれ水酸基又は容易に加水分
解されて水酸基になる基を示す。)で表わされるステロ
イド誘導体及びその医薬上許容される塩である。
基を示す。X及びYはそれぞれ水酸基又は容易に加水分
解されて水酸基になる基を示す。)で表わされるステロ
イド誘導体及びその医薬上許容される塩である。
【0008】本発明において、アルキル基とは直鎖状又
は分枝鎖状のアルキル基を意味し、例えばメチル基、エ
チル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソ
ブチル基などを挙げることができる。このうち好ましく
はイソブチル基である。
は分枝鎖状のアルキル基を意味し、例えばメチル基、エ
チル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソ
ブチル基などを挙げることができる。このうち好ましく
はイソブチル基である。
【0009】容易に加水分解されて水酸基になる基と
は、酸又はアルカリによる常用の加水分解反応により容
易に加水分解されて水酸基になる基を意味し、例えばア
ルカノイルオキシ基、置換アルカノイルオキシ基、スル
ホオキシ基、ホスホノオキシ基などが挙げられる。アル
カノイルオキシ基としては、例えばアセトキシ基、プロ
ピオニルオキシ基、ブチリルオキシ基、イソブチリルオ
キシ基などが挙げられる。このうち好ましくはアセトキ
シ基である。置換アルカノイルオキシ基としては、例え
ばN,N−ジメチルグリシルオキシ基、N,N−ジエチル
グリシルオキシ基、3−(N,N−ジメチルアミノ)プ
ロピオニルオキシ基、3−(N,N−ジエチルアミノ)
プロピオニルオキシ基、4−(N,N−ジメチルアミ
ノ)ブチリルオキシ基、スクシニルオキシ基、グルタリ
ルオキシ基、3−スルホプロピオニルオキシ基などが挙
げられる。このうち好ましくはN,N−ジメチルグリシ
ルオキシ基、N,N−ジエチルグリシルオキシ基、スク
シニルオキシ基である。
は、酸又はアルカリによる常用の加水分解反応により容
易に加水分解されて水酸基になる基を意味し、例えばア
ルカノイルオキシ基、置換アルカノイルオキシ基、スル
ホオキシ基、ホスホノオキシ基などが挙げられる。アル
カノイルオキシ基としては、例えばアセトキシ基、プロ
ピオニルオキシ基、ブチリルオキシ基、イソブチリルオ
キシ基などが挙げられる。このうち好ましくはアセトキ
シ基である。置換アルカノイルオキシ基としては、例え
ばN,N−ジメチルグリシルオキシ基、N,N−ジエチル
グリシルオキシ基、3−(N,N−ジメチルアミノ)プ
ロピオニルオキシ基、3−(N,N−ジエチルアミノ)
プロピオニルオキシ基、4−(N,N−ジメチルアミ
ノ)ブチリルオキシ基、スクシニルオキシ基、グルタリ
ルオキシ基、3−スルホプロピオニルオキシ基などが挙
げられる。このうち好ましくはN,N−ジメチルグリシ
ルオキシ基、N,N−ジエチルグリシルオキシ基、スク
シニルオキシ基である。
【0010】本発明における医薬上許容される塩とは、
例えば塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硫酸、硝酸、
りん酸などの無機酸との塩、ギ酸、酢酸、プロピオン
酸、乳酸、酒石酸、フマル酸、マレイン酸、クエン酸、
ラクトビオン酸、カンファースルホン酸、イセチオン
酸、コハク酸、アスコルビン酸、リンゴ酸、サリチル
酸、トリフルオロ酢酸、メタンスルホン酸、パラトルエ
ンスルホン酸などの有機酸との塩、またはナトリウムな
どのアルカリ金属との塩、マグネシウム、カルシウムな
どのアルカリ土類金属との塩、アンモニウム塩、トリエ
チルアミンなどのアルキルアミン類との塩などを挙げる
ことができる。
例えば塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硫酸、硝酸、
りん酸などの無機酸との塩、ギ酸、酢酸、プロピオン
酸、乳酸、酒石酸、フマル酸、マレイン酸、クエン酸、
ラクトビオン酸、カンファースルホン酸、イセチオン
酸、コハク酸、アスコルビン酸、リンゴ酸、サリチル
酸、トリフルオロ酢酸、メタンスルホン酸、パラトルエ
ンスルホン酸などの有機酸との塩、またはナトリウムな
どのアルカリ金属との塩、マグネシウム、カルシウムな
どのアルカリ土類金属との塩、アンモニウム塩、トリエ
チルアミンなどのアルキルアミン類との塩などを挙げる
ことができる。
【0011】本発明の式(I)で示される化合物は、文
献(Chem.Ber.,第100巻,第464頁,19
67年)記載のステロイド誘導体3β,12β−ジヒド
ロキシ−5α−プレグナン−20−オン(1)を出発原
料として用い、下記の図1、図2及び図3に示す製法に
従って合成することができる。以下に本発明化合物の製
造法を順に概説する。
献(Chem.Ber.,第100巻,第464頁,19
67年)記載のステロイド誘導体3β,12β−ジヒド
ロキシ−5α−プレグナン−20−オン(1)を出発原
料として用い、下記の図1、図2及び図3に示す製法に
従って合成することができる。以下に本発明化合物の製
造法を順に概説する。
【0012】まず、図1及び図2に示す合成法で得られ
る本発明化合物の製法を概説する。
る本発明化合物の製法を概説する。
【0013】
【化3】
【0014】
【化4】
【0015】化合物(1)にジイソプロピルエチルアミ
ンなどの塩基存在下、メトキシメチルクロリドを反応さ
せて3位及び12位の水酸基を保護した誘導体(2)に
導き、次いで化合物(2)にグリニヤ試薬を作用させて
20位アルコール体(3):低極性異性体及び(4):
高極性異性体を得る。引続き、化合物(3)と化合物
(4)の混合物をイソプロパノールなどの低級アルコー
ル中、濃塩酸などの酸を作用させて20,22−(E)
−オレフィン体(5)を主生成物として得る。更に化合
物(5)を4−ニトロ安息香酸などの芳香族カルボン酸
を用いた光延反応により3位α−エステル体(6)に導
き、次いで炭酸カリウムなどの塩基を用いて加水分解
し、3位α−ヒドロキシ体(7)を得る。引続き、化合
物(7)にバナジウム触媒の存在下、及び炭酸水素ナト
リウムなどの塩基の存在下または非存在下、tert−
ブチルハイドロパーオキシドを作用させて、20,22
−β−エポキシ体(8)、20,22−α−エポキシ体
(9)及び12位と22位での閉環体(10)を約1
4:1:3〜20:1:1の生成比で得る。次いで、化
合物(8)にピリジンなどの有機塩基の存在下、無水酢
酸を反応させて3α,12β−ジアセトキシ−20,22
−β−エポキシ体(11)に導き、更に有機溶媒中で塩
化水素などの酸を作用させて3α,12β−ジアセトキ
シアリルアルコール体(12)及び3α,22α−ジア
セトキシ体(13)の混合物とした後、炭酸カリウムな
どの塩基を用いてアセテートを加水分解してアリルアル
コール体(14)及び副生成物として3α−アセトキシ
体(15)を得る。更にアリルアルコール体(14)に
炭酸水素ナトリウムなどの塩基の存在下又は非存在下、
メタクロロ過安息香酸を反応させて本発明の化合物であ
るエポキシアルコール体(16)及び20位エピ体(1
7)を得ることができる。同様に化合物(15)に対し
てエポキシ化を行うことにより、本発明の式(I)で示
される化合物のうちXがアセトキシ基でYが水酸基であ
る3α−アセトキシエポキシアルコール体(18)を得
ることができる。
ンなどの塩基存在下、メトキシメチルクロリドを反応さ
せて3位及び12位の水酸基を保護した誘導体(2)に
導き、次いで化合物(2)にグリニヤ試薬を作用させて
20位アルコール体(3):低極性異性体及び(4):
高極性異性体を得る。引続き、化合物(3)と化合物
(4)の混合物をイソプロパノールなどの低級アルコー
ル中、濃塩酸などの酸を作用させて20,22−(E)
−オレフィン体(5)を主生成物として得る。更に化合
物(5)を4−ニトロ安息香酸などの芳香族カルボン酸
を用いた光延反応により3位α−エステル体(6)に導
き、次いで炭酸カリウムなどの塩基を用いて加水分解
し、3位α−ヒドロキシ体(7)を得る。引続き、化合
物(7)にバナジウム触媒の存在下、及び炭酸水素ナト
リウムなどの塩基の存在下または非存在下、tert−
ブチルハイドロパーオキシドを作用させて、20,22
−β−エポキシ体(8)、20,22−α−エポキシ体
(9)及び12位と22位での閉環体(10)を約1
4:1:3〜20:1:1の生成比で得る。次いで、化
合物(8)にピリジンなどの有機塩基の存在下、無水酢
酸を反応させて3α,12β−ジアセトキシ−20,22
−β−エポキシ体(11)に導き、更に有機溶媒中で塩
化水素などの酸を作用させて3α,12β−ジアセトキ
シアリルアルコール体(12)及び3α,22α−ジア
セトキシ体(13)の混合物とした後、炭酸カリウムな
どの塩基を用いてアセテートを加水分解してアリルアル
コール体(14)及び副生成物として3α−アセトキシ
体(15)を得る。更にアリルアルコール体(14)に
炭酸水素ナトリウムなどの塩基の存在下又は非存在下、
メタクロロ過安息香酸を反応させて本発明の化合物であ
るエポキシアルコール体(16)及び20位エピ体(1
7)を得ることができる。同様に化合物(15)に対し
てエポキシ化を行うことにより、本発明の式(I)で示
される化合物のうちXがアセトキシ基でYが水酸基であ
る3α−アセトキシエポキシアルコール体(18)を得
ることができる。
【0016】なお、アリルアルコール体(14)は別
法、即ち化合物(8)にアルミニウムtert−ブトキ
シド、リチウムジイソプロピルアミドまたはブロモマグ
ネシウムジイソプロピルアミドなどの塩基を反応させる
方法でも得ることができる。
法、即ち化合物(8)にアルミニウムtert−ブトキ
シド、リチウムジイソプロピルアミドまたはブロモマグ
ネシウムジイソプロピルアミドなどの塩基を反応させる
方法でも得ることができる。
【0017】次に、本発明の式(I)で示される化合物
のうち、X及びYがそれぞれ容易に加水分解されて水酸
基になる基である本発明化合物の製法を概説する。これ
らの化合物は図2に示した化合物(16)を原料にして
製造することができる。
のうち、X及びYがそれぞれ容易に加水分解されて水酸
基になる基である本発明化合物の製法を概説する。これ
らの化合物は図2に示した化合物(16)を原料にして
製造することができる。
【0018】まず容易に加水分解されて水酸基になる基
がアルカノイルオキシ基である化合物は、対応するアル
カン酸、アルカン酸の酸ハロゲン化物、又はアルカン酸
の酸無水物を化合物(16)に対して一般的に用いられ
ているエステル化の条件にて反応させることにより得る
ことができる。容易に加水分解されて水酸基になる基が
置換アルカノイルオキシ基である化合物は、対応する置
換アルカン酸、置換アルカン酸の酸ハロゲン化物、また
は置換アルカン酸の酸無水物を化合物(16)に対して
一般的に用いられているエステル化の条件にて反応させ
ることにより得ることができる。置換アルカノイルオキ
シ基が3−スルホプロピオニルオキシ基である化合物
は、化合物(16)に対してアクリル酸または塩化アク
リロイルを一般的に用いられているエステル化の条件に
て反応させアクリル酸エステルとし、引き続きこれにピ
ロ亜硫酸ナトリウムを反応させることにより得ることが
できる。
がアルカノイルオキシ基である化合物は、対応するアル
カン酸、アルカン酸の酸ハロゲン化物、又はアルカン酸
の酸無水物を化合物(16)に対して一般的に用いられ
ているエステル化の条件にて反応させることにより得る
ことができる。容易に加水分解されて水酸基になる基が
置換アルカノイルオキシ基である化合物は、対応する置
換アルカン酸、置換アルカン酸の酸ハロゲン化物、また
は置換アルカン酸の酸無水物を化合物(16)に対して
一般的に用いられているエステル化の条件にて反応させ
ることにより得ることができる。置換アルカノイルオキ
シ基が3−スルホプロピオニルオキシ基である化合物
は、化合物(16)に対してアクリル酸または塩化アク
リロイルを一般的に用いられているエステル化の条件に
て反応させアクリル酸エステルとし、引き続きこれにピ
ロ亜硫酸ナトリウムを反応させることにより得ることが
できる。
【0019】容易に加水分解されて水酸基になる基がス
ルホオキシ基である化合物(硫酸モノエステル)は、化
合物(16)に対して三酸化イオウ・ピリジン錯体を反
応させることにより得ることができる。
ルホオキシ基である化合物(硫酸モノエステル)は、化
合物(16)に対して三酸化イオウ・ピリジン錯体を反
応させることにより得ることができる。
【0020】容易に加水分解されて水酸基になる基がホ
スホノオキシ基である化合物(りん酸モノエステル)
は、化合物(16)に対して一般的に用いられているり
ん酸エステル化の条件にて反応を行い、保護されたりん
酸トリエステルを得、引き続き脱保護することにより得
ることができる。または、一般的に用いられている亜り
ん酸エステル化の条件にて反応を行い、保護された亜り
ん酸トリエステルとし、引き続きこれを常法により酸化
して保護されたりん酸トリエステルに変換後、脱保護す
ることによっても得ることができる。
スホノオキシ基である化合物(りん酸モノエステル)
は、化合物(16)に対して一般的に用いられているり
ん酸エステル化の条件にて反応を行い、保護されたりん
酸トリエステルを得、引き続き脱保護することにより得
ることができる。または、一般的に用いられている亜り
ん酸エステル化の条件にて反応を行い、保護された亜り
ん酸トリエステルとし、引き続きこれを常法により酸化
して保護されたりん酸トリエステルに変換後、脱保護す
ることによっても得ることができる。
【0021】本発明の式(I)で示される化合物のう
ち、Xが水酸基又はN,N−ジメチルグリシルオキシ基
であり、YがN,N−ジメチルグリシルオキシ基である
場合の製造工程を図3に示す。
ち、Xが水酸基又はN,N−ジメチルグリシルオキシ基
であり、YがN,N−ジメチルグリシルオキシ基である
場合の製造工程を図3に示す。
【0022】
【化5】
【0023】本発明化合物のうち塩形成が可能な化合物
については、一般的に用いられている処理により対応す
る塩を得ることができる。
については、一般的に用いられている処理により対応す
る塩を得ることができる。
【0024】本発明のステロイド化合物又はその医薬上
許容される塩を医薬品として用いる場合、これを医薬組
成物に通常使用される担体(例えばタルク、アラビアゴ
ム、ラクトース、ステアリン酸マグネシウム、トウモロ
コシデンプン等)と混合し、経口または非経口投与の製
剤とする。その投与剤形としては錠剤、顆粒剤、散剤、
カプセル剤、シロップ剤、懸濁剤、注射剤が挙げられ
る。その投与量は、成人を治療する場合で1〜500m
gであり、これを1日2〜3回に分けて投与する。この
投与量は、患者の年齢、体重および症状によって適宜増
減することができる。
許容される塩を医薬品として用いる場合、これを医薬組
成物に通常使用される担体(例えばタルク、アラビアゴ
ム、ラクトース、ステアリン酸マグネシウム、トウモロ
コシデンプン等)と混合し、経口または非経口投与の製
剤とする。その投与剤形としては錠剤、顆粒剤、散剤、
カプセル剤、シロップ剤、懸濁剤、注射剤が挙げられ
る。その投与量は、成人を治療する場合で1〜500m
gであり、これを1日2〜3回に分けて投与する。この
投与量は、患者の年齢、体重および症状によって適宜増
減することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明により、資源確保などに問題があ
る既知の海産物由来の化合物Aに代わり、17位側鎖構
造がより簡素化(不斉炭素の減少)された新規ステロイ
ド誘導体が立体選択的かつ効率のよい有機合成的手法に
より提供された。本発明の新規ステロイド誘導体は、化
合物Aに匹敵する腫瘍細胞に対する増殖阻害作用を有
し、有機合成的手法により容易に提供できることから、
抗腫瘍作用を有する医薬として有用である。
る既知の海産物由来の化合物Aに代わり、17位側鎖構
造がより簡素化(不斉炭素の減少)された新規ステロイ
ド誘導体が立体選択的かつ効率のよい有機合成的手法に
より提供された。本発明の新規ステロイド誘導体は、化
合物Aに匹敵する腫瘍細胞に対する増殖阻害作用を有
し、有機合成的手法により容易に提供できることから、
抗腫瘍作用を有する医薬として有用である。
【0026】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明する。なお、実施例に記載する化合物番号は図1〜
3に示した化合物番号に対応している。また、実施例に
記載する化合物は、式(I)に示す本発明化合物のうち
Rがイソブチルである化合物である。
説明する。なお、実施例に記載する化合物番号は図1〜
3に示した化合物番号に対応している。また、実施例に
記載する化合物は、式(I)に示す本発明化合物のうち
Rがイソブチルである化合物である。
【0027】実施例 1)化合物(2)の合成 化合物(1)7.0gを塩化メチレン70mlに溶解
し、メトキシメチルクロリド5.05g及びジイソプロ
ピルエチルアミン8.10gを加え、7時間還流した。
放冷後、反応液に氷水を加えて酢酸エチルにて抽出し、
抽出液を水、飽和食塩水にて順次洗浄し、無水硫酸マグ
ネシウムにて乾燥した。溶媒を留去して得られた粗生成
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[ヘキサン:
酢酸エチル=2:1(v/v)にて溶出]に付し、当該
化合物画分を得た。これをヘキサンより再結晶し、無色
プリズム晶(2)を6.7g(収率76%)得た。 mp:94〜95℃ Anal.Calcd for C25H42O5:C,71.05;
H,10.02 Found:C,71.25;H,10.10 IR(KBr)cm-1:1701,1150,10421 H−NMR(CDCl3)δ:0.74(3H,s),0.82(3H,s),
2.19(3H,s),2.68(1H,t,J=8Hz),3.34(3H,s),3.36(3H,s),
3.34〜3.43(1H,m),3.43〜3.58(1H,m),4.63〜4.74(4H,m) FABMS(+KI) m/z:461(MK+)。
し、メトキシメチルクロリド5.05g及びジイソプロ
ピルエチルアミン8.10gを加え、7時間還流した。
放冷後、反応液に氷水を加えて酢酸エチルにて抽出し、
抽出液を水、飽和食塩水にて順次洗浄し、無水硫酸マグ
ネシウムにて乾燥した。溶媒を留去して得られた粗生成
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[ヘキサン:
酢酸エチル=2:1(v/v)にて溶出]に付し、当該
化合物画分を得た。これをヘキサンより再結晶し、無色
プリズム晶(2)を6.7g(収率76%)得た。 mp:94〜95℃ Anal.Calcd for C25H42O5:C,71.05;
H,10.02 Found:C,71.25;H,10.10 IR(KBr)cm-1:1701,1150,10421 H−NMR(CDCl3)δ:0.74(3H,s),0.82(3H,s),
2.19(3H,s),2.68(1H,t,J=8Hz),3.34(3H,s),3.36(3H,s),
3.34〜3.43(1H,m),3.43〜3.58(1H,m),4.63〜4.74(4H,m) FABMS(+KI) m/z:461(MK+)。
【0028】2)化合物(3)及び化合物(4)の合成 アルゴン雰囲気下、マグネシウム2.01gに臭化イソ
アミル10.72gのジエチルエーテル100ml溶液
を室温にて滴下し、30分撹拌した。引続き、これを3
℃に冷却した後、化合物(2)10.0gのベンゼン1
00ml溶液を5℃以下にて滴下し、更に3℃にて3時
間撹拌した。反応液を塩化アンモニウム水溶液に注ぎ、
酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水にて洗浄
し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去して
無色油状物を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー[ヘキサン:酢酸エチル=3:1(v/v)に
て溶出]にて精製し、先に溶出する画分から無色油状物
(3)を9.45g(収率81%)及び後から溶出する
画分から無色油状物(4)を1.57g(収率13%)
得た。
アミル10.72gのジエチルエーテル100ml溶液
を室温にて滴下し、30分撹拌した。引続き、これを3
℃に冷却した後、化合物(2)10.0gのベンゼン1
00ml溶液を5℃以下にて滴下し、更に3℃にて3時
間撹拌した。反応液を塩化アンモニウム水溶液に注ぎ、
酢酸エチルにて抽出した。抽出液を飽和食塩水にて洗浄
し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を留去して
無色油状物を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー[ヘキサン:酢酸エチル=3:1(v/v)に
て溶出]にて精製し、先に溶出する画分から無色油状物
(3)を9.45g(収率81%)及び後から溶出する
画分から無色油状物(4)を1.57g(収率13%)
得た。
【0029】化合物(3) IR(neat)cm-1:3430,1152,10501 H−NMR(CDCl3)δ:0.83(3H,s),0.85(3H,s),
0.87(3H,d,J=5Hz),0.88(3H,d,J=5Hz),1.18(3H,s),3.31
〜3.59(2H,m),3.35(3H,s),3.41(3H,s),4.67(2H,s),4.70
(1H,d,J=6Hz),4.84(1H,d,J=6Hz),5.15(1H,br s) FABMS(+KI) m/z:533(MK+)。
0.87(3H,d,J=5Hz),0.88(3H,d,J=5Hz),1.18(3H,s),3.31
〜3.59(2H,m),3.35(3H,s),3.41(3H,s),4.67(2H,s),4.70
(1H,d,J=6Hz),4.84(1H,d,J=6Hz),5.15(1H,br s) FABMS(+KI) m/z:533(MK+)。
【0030】化合物(4) IR(neat)cm-1:3431,1152,10501 H−NMR(CDCl3)δ:0.82(3H,s),0.85(3H,s),
0.87(3H,d,J=6Hz),0.89(3H,d,J=6Hz),1.03(3H,s),3.33
〜3.43(1H,m),3.36(3H,s),3.40(3H,s),3.42〜3.58(1H,
m),4.67(2H,s),4.70(1H,d,J=6Hz),4.83(1H,d,J=6Hz) FABMS(+KI) m/z:533(MK+)。
0.87(3H,d,J=6Hz),0.89(3H,d,J=6Hz),1.03(3H,s),3.33
〜3.43(1H,m),3.36(3H,s),3.40(3H,s),3.42〜3.58(1H,
m),4.67(2H,s),4.70(1H,d,J=6Hz),4.83(1H,d,J=6Hz) FABMS(+KI) m/z:533(MK+)。
【0031】3)化合物(5)の合成 化合物(3)9.45gと化合物(4)1.57gの混合
物をイソプロパノール330mlに溶解し、濃塩酸1.
98mlを加えて9時間還流した。反応液を冷却後溶媒
を留去し、得られた残渣をクロロホルムに溶解して飽和
食塩水にて洗浄した。この溶液を無水硫酸マグネシウム
にて乾燥後、溶媒を留去して粗生成物を得た。これをシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー[クロロホルム:酢
酸エチル=10:1(v/v)にて溶出]に付し、当該
化合物画分を酢酸エチルにて再結晶し、無色微細針状晶
(5)を5.87g(収率68%)得た。
物をイソプロパノール330mlに溶解し、濃塩酸1.
98mlを加えて9時間還流した。反応液を冷却後溶媒
を留去し、得られた残渣をクロロホルムに溶解して飽和
食塩水にて洗浄した。この溶液を無水硫酸マグネシウム
にて乾燥後、溶媒を留去して粗生成物を得た。これをシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー[クロロホルム:酢
酸エチル=10:1(v/v)にて溶出]に付し、当該
化合物画分を酢酸エチルにて再結晶し、無色微細針状晶
(5)を5.87g(収率68%)得た。
【0032】mp:195〜198℃ Anal.Calcd for C26H44O2:C,80.35;
H,11.41 Found:C,80.64;H,11.59 IR(KBr)cm-1:3460,2949,2925,2867,14661 H−NMR(CDCl3)δ:0.73(3H,s),0.81(3H,s),
0.89(6H,d,J=5Hz),1.67(3H,s),1.90(2H,t,J=6Hz),2.29
(1H,t,J=8Hz),3.50〜3.68(2H,m),5.51(1H,t,J=6Hz) FABMS(+KI) m/z:427(MK+)。
H,11.41 Found:C,80.64;H,11.59 IR(KBr)cm-1:3460,2949,2925,2867,14661 H−NMR(CDCl3)δ:0.73(3H,s),0.81(3H,s),
0.89(6H,d,J=5Hz),1.67(3H,s),1.90(2H,t,J=6Hz),2.29
(1H,t,J=8Hz),3.50〜3.68(2H,m),5.51(1H,t,J=6Hz) FABMS(+KI) m/z:427(MK+)。
【0033】4)化合物(6)の合成[図1における
(6)のArが4−ニトロフェニルの場合] 化合物(5)2.50g、4−ニトロ安息香酸1.29g
及びトリフェニルホスフィン2.02gをテトラヒドロ
フラン25mlに溶解し、氷冷下にてジエチルアゾジカ
ルボキシレート1.32mlを滴下し、窒素雰囲気下、
室温にて2時間撹拌した。反応終了後、溶媒を減圧留去
して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー[ヘキサン:酢酸エチル=8:1(v/v)にて溶
出]に付し、淡黄色非晶質(6)を3.05g(収率8
8.2%)得た。
(6)のArが4−ニトロフェニルの場合] 化合物(5)2.50g、4−ニトロ安息香酸1.29g
及びトリフェニルホスフィン2.02gをテトラヒドロ
フラン25mlに溶解し、氷冷下にてジエチルアゾジカ
ルボキシレート1.32mlを滴下し、窒素雰囲気下、
室温にて2時間撹拌した。反応終了後、溶媒を減圧留去
して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー[ヘキサン:酢酸エチル=8:1(v/v)にて溶
出]に付し、淡黄色非晶質(6)を3.05g(収率8
8.2%)得た。
【0034】IR(KBr)cm-1:3558,2952,2869,1
723,1530,1347,12771 H−NMR(CDCl3)δ:0.75(3H,s),0.87(3H,s),
0.88(3H,d,J=6Hz),0.89(3H,d,J=6Hz),1.68(3H,s),2.30
(1H,t,J=9Hz),3.63(1H,dd,J=11 and 5Hz),5.32(1H,br
s),5.51(1H,t,J=7Hz),8.16〜8.36(4H,m) FABMS(+KI) m/z:576(MK+)。
723,1530,1347,12771 H−NMR(CDCl3)δ:0.75(3H,s),0.87(3H,s),
0.88(3H,d,J=6Hz),0.89(3H,d,J=6Hz),1.68(3H,s),2.30
(1H,t,J=9Hz),3.63(1H,dd,J=11 and 5Hz),5.32(1H,br
s),5.51(1H,t,J=7Hz),8.16〜8.36(4H,m) FABMS(+KI) m/z:576(MK+)。
【0035】5)化合物(7)の合成 化合物(6)0.109gをメタノール1.0ml及びテ
トラヒドロフラン0.5mlの混合溶媒に溶解し、無水
炭酸カリウム0.06gを加えて室温にて3時間撹拌し
た。反応終了後、反応液に水を加え、酢酸エチルにて抽
出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウムに
て乾燥した。溶媒を減圧留去して得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー[ヘキサン:酢酸エチル
=4:1(v/v)にて溶出]に付し、無色粉末(7)
を0.062g(収率78.8%)得た。
トラヒドロフラン0.5mlの混合溶媒に溶解し、無水
炭酸カリウム0.06gを加えて室温にて3時間撹拌し
た。反応終了後、反応液に水を加え、酢酸エチルにて抽
出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウムに
て乾燥した。溶媒を減圧留去して得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー[ヘキサン:酢酸エチル
=4:1(v/v)にて溶出]に付し、無色粉末(7)
を0.062g(収率78.8%)得た。
【0036】mp:158〜162℃ Anal.Calcd for C26H44O2:C,80.35;
H,11.41 Found:C,80.31;H,11.40 IR(KBr)cm-1:3556,3325,2953,2926,1466,144
7,13831 H−NMR(CDCl3)δ:0.74(3H,s),0.78(3H,s),
0.89(6H,d,J=6Hz),1.68(3H,s),1.91(2H,t,J=6Hz),2.30
(1H,t,J=10Hz),2.39(1H,br s),3.60(1H,dd,J=11and 5H
z),4.00〜4.08(1H,m),5.52(1H,t,J=6Hz) LSIMS(+KI) m/z:427(MK+)。
H,11.41 Found:C,80.31;H,11.40 IR(KBr)cm-1:3556,3325,2953,2926,1466,144
7,13831 H−NMR(CDCl3)δ:0.74(3H,s),0.78(3H,s),
0.89(6H,d,J=6Hz),1.68(3H,s),1.91(2H,t,J=6Hz),2.30
(1H,t,J=10Hz),2.39(1H,br s),3.60(1H,dd,J=11and 5H
z),4.00〜4.08(1H,m),5.52(1H,t,J=6Hz) LSIMS(+KI) m/z:427(MK+)。
【0037】6)化合物(8)、化合物(9)及び化合
物(10)の合成 a)炭酸水素ナトリウム非存在下の場合 化合物(7)0.1176gを塩化メチレン2.5mlに
溶解し、酸化バナジウムアセチルアセトネート0.00
8gを加え、窒素雰囲気下、氷水浴にて冷却した。この
溶液にtert−ブチルハイドロパーオキシド(3.8
6M塩化メチレン溶液)0.24mlを滴下し、氷冷下
にて1時間更に室温にて1.5時間撹拌した。反応液に
水を加え、酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄
後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧留
去して得られた残渣をシリカゲルフラッシュカラムクロ
マトグラフィー[ヘキサン:酢酸エチル=3:1(v/
v)にて溶出]に付し、先に溶出する画分から無色粉末
(10)を0.0168g(収率13.7%)、次に溶出
する画分から無色粉末(9)を0.0062g(収率5.
1%)、最後に溶出する画分から無色非晶質(8)を
0.0877g(収率71.7%)得た。
物(10)の合成 a)炭酸水素ナトリウム非存在下の場合 化合物(7)0.1176gを塩化メチレン2.5mlに
溶解し、酸化バナジウムアセチルアセトネート0.00
8gを加え、窒素雰囲気下、氷水浴にて冷却した。この
溶液にtert−ブチルハイドロパーオキシド(3.8
6M塩化メチレン溶液)0.24mlを滴下し、氷冷下
にて1時間更に室温にて1.5時間撹拌した。反応液に
水を加え、酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄
後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧留
去して得られた残渣をシリカゲルフラッシュカラムクロ
マトグラフィー[ヘキサン:酢酸エチル=3:1(v/
v)にて溶出]に付し、先に溶出する画分から無色粉末
(10)を0.0168g(収率13.7%)、次に溶出
する画分から無色粉末(9)を0.0062g(収率5.
1%)、最後に溶出する画分から無色非晶質(8)を
0.0877g(収率71.7%)得た。
【0038】b)炭酸水素ナトリウム存在下の場合 化合物(7)0.221gを塩化メチレン5.7mlに溶
解し、酸化バナジウムアセチルアセトネート0.015
g及び炭酸水素ナトリウム0.144gを加え、窒素雰
囲気下、氷水浴にて冷却した。この溶液にtert−ブ
チルハイドロパーオキシド(3.86M塩化メチレン溶
液)0.445mlを滴下し、氷冷下にて4時間撹拌し
た。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢
酸エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸
マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧留去して得られ
た残渣をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィ
ー[ヘキサン:酢酸エチル=3:1(v/v)にて溶
出]に付し、先に溶出する画分から化合物(10)及び
化合物(9)の混合物を0.018g(収率8.6%)、
後から溶出する画分から化合物(8)を0.176g
(収率84.2%)得た。
解し、酸化バナジウムアセチルアセトネート0.015
g及び炭酸水素ナトリウム0.144gを加え、窒素雰
囲気下、氷水浴にて冷却した。この溶液にtert−ブ
チルハイドロパーオキシド(3.86M塩化メチレン溶
液)0.445mlを滴下し、氷冷下にて4時間撹拌し
た。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢
酸エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸
マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧留去して得られ
た残渣をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィ
ー[ヘキサン:酢酸エチル=3:1(v/v)にて溶
出]に付し、先に溶出する画分から化合物(10)及び
化合物(9)の混合物を0.018g(収率8.6%)、
後から溶出する画分から化合物(8)を0.176g
(収率84.2%)得た。
【0039】化合物(8) Anal.Calcd for C26H44O3:C,77.18;
H,10.96 Found:C,77.36;H,10.99 IR(KBr)cm-1:3571,3339,2924,1468,1385,102
5,10071 H−NMR(CDCl3)δ:0.71(3H,s),0.76(3H,s),
0.96(3H,d,J=6Hz),0.97(3H,d,J=6Hz),1.27(3H,s),3.24
(1H,dd,J=11 and 5Hz),3.35(1H,t,J=6Hz),4.04(1H,br
s),4.50(1H,s,exchangeable) FABMS(+KI) m/z:443(MK+)。
H,10.96 Found:C,77.36;H,10.99 IR(KBr)cm-1:3571,3339,2924,1468,1385,102
5,10071 H−NMR(CDCl3)δ:0.71(3H,s),0.76(3H,s),
0.96(3H,d,J=6Hz),0.97(3H,d,J=6Hz),1.27(3H,s),3.24
(1H,dd,J=11 and 5Hz),3.35(1H,t,J=6Hz),4.04(1H,br
s),4.50(1H,s,exchangeable) FABMS(+KI) m/z:443(MK+)。
【0040】化合物(9) mp:158〜162℃ Anal.Calcd for C26H44O3:C,77.18;
H,10.96 Found:C,76.95;H,10.97 IR(KBr)cm-1:3436,2927,2872,1468,1386,102
9,10061 H−NMR(CDCl3)δ:0.79(3H,s),0.84(3H,s),
0.94(3H,d,J=6Hz),0.97(3H,d,J=6Hz),1.28(3H,s),2.76
(1H,t,J=5Hz),3.18(1H,dd,J=11 and 5Hz),4.00〜4.08(1
H,m),4.44(1H,s,exchangeable) FABMS(+KI) m/z:443(MK+)。
H,10.96 Found:C,76.95;H,10.97 IR(KBr)cm-1:3436,2927,2872,1468,1386,102
9,10061 H−NMR(CDCl3)δ:0.79(3H,s),0.84(3H,s),
0.94(3H,d,J=6Hz),0.97(3H,d,J=6Hz),1.28(3H,s),2.76
(1H,t,J=5Hz),3.18(1H,dd,J=11 and 5Hz),4.00〜4.08(1
H,m),4.44(1H,s,exchangeable) FABMS(+KI) m/z:443(MK+)。
【0041】化合物(10) mp:225〜227℃ Anal.Calcd for C26H44O3:C,77.18;
H,10.96 Found:C,77.15;H,10.99 IR(KBr)cm-1:3401,2950,2917,2869,1070,100
11 H−NMR(CDCl3)δ:0.61(3H,s),0.81(3H,s),
0.90(3H,d,J=6Hz),0.96(3H,d,J=6Hz),1.13(3H,s),2.94
(1H,dd,J=11 and 5Hz),3.09(1H,dd,J=10 and 3Hz),4.03
(1H,br s) FABMS(+KI) m/z:443(MK+)。
H,10.96 Found:C,77.15;H,10.99 IR(KBr)cm-1:3401,2950,2917,2869,1070,100
11 H−NMR(CDCl3)δ:0.61(3H,s),0.81(3H,s),
0.90(3H,d,J=6Hz),0.96(3H,d,J=6Hz),1.13(3H,s),2.94
(1H,dd,J=11 and 5Hz),3.09(1H,dd,J=10 and 3Hz),4.03
(1H,br s) FABMS(+KI) m/z:443(MK+)。
【0042】7)化合物(11)の合成 化合物(8)1.02gをピリジン10mlに溶解し、
4−ジメチルアミノピリジン0.154g及び無水酢酸
0.95mlを加え、室温にて5時間撹拌した。反応液
に酢酸エチルを加え、希塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液及び飽和食塩水にて順次洗浄後、無水硫酸マグネ
シウムにて乾燥した。溶媒を減圧留去して得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[ヘキサン:酢
酸エチル=10:1(v/v)にて溶出]に付し、無色
粉末(11)を1.132g(収率91.9%)得た。
4−ジメチルアミノピリジン0.154g及び無水酢酸
0.95mlを加え、室温にて5時間撹拌した。反応液
に酢酸エチルを加え、希塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液及び飽和食塩水にて順次洗浄後、無水硫酸マグネ
シウムにて乾燥した。溶媒を減圧留去して得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[ヘキサン:酢
酸エチル=10:1(v/v)にて溶出]に付し、無色
粉末(11)を1.132g(収率91.9%)得た。
【0043】mp:131〜134℃ Anal.Calcd for C30H48O5:C,73.73;
H,9.90 Found:C,73.93;H,10.06 IR(KBr)cm-1:2960,2933,2875,1736,12451 H−NMR(DMSO−d6)δ:0.76(3H,s),0.81(3
H,s),0.90(6H,d,J=6Hz),1.98(3H,s),2.00(3H,s),2.44(1
H,dd,J=8 and 3Hz),4.52(1H,dd,J=11 and 5Hz),4.87(1
H,br s) FABMS(+KI) m/z:527(MK+)。
H,9.90 Found:C,73.93;H,10.06 IR(KBr)cm-1:2960,2933,2875,1736,12451 H−NMR(DMSO−d6)δ:0.76(3H,s),0.81(3
H,s),0.90(6H,d,J=6Hz),1.98(3H,s),2.00(3H,s),2.44(1
H,dd,J=8 and 3Hz),4.52(1H,dd,J=11 and 5Hz),4.87(1
H,br s) FABMS(+KI) m/z:527(MK+)。
【0044】8)化合物(12)及び化合物(13)の
合成 化合物(11)1.092gに0.01規定塩化水素酢酸
エチル溶液40mlを加え、室温にて1時間撹拌した。
反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて酢酸エ
チルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグ
ネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧留去して得られた残
渣をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー
[ヘキサン:酢酸エチル=5:1(v/v)にて溶出]
に付し、先に溶出する画分から無色粉末(13)を0.
060g、次に溶出する画分から化合物(13)と化合
物(12)の混合物を0.911g、引き続き溶出する
画分から無色粉末(12)を0.017g得た(合計収
量:0.988g、収率90.5%)。
合成 化合物(11)1.092gに0.01規定塩化水素酢酸
エチル溶液40mlを加え、室温にて1時間撹拌した。
反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて酢酸エ
チルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグ
ネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧留去して得られた残
渣をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー
[ヘキサン:酢酸エチル=5:1(v/v)にて溶出]
に付し、先に溶出する画分から無色粉末(13)を0.
060g、次に溶出する画分から化合物(13)と化合
物(12)の混合物を0.911g、引き続き溶出する
画分から無色粉末(12)を0.017g得た(合計収
量:0.988g、収率90.5%)。
【0045】化合物(12) mp:171〜172℃ Anal.Calcd for C30H48O5:C,73.73;
H,9.90 Found:C,73.54;H,9.98 IR(KBr)cm-1:3548,2958,1733,1715,1261,123
61 H−NMR(CDCl3)δ:0.80(3H,s),0.91(3H,d,J
=7Hz),0.92(3H,d,J=7Hz),0.94(3H,s),1.93(3H,s),2.05
(3H,s),2.32(1H,t,J=9Hz),4.02(1H,dd,J=9 and5Hz),4.6
6(1H,dd,J=11 and 5Hz),4.98(1H,s),5.00(1H,br s),5.0
2(1H,s) FABMS(+KI) m/z:527(MK+)。
H,9.90 Found:C,73.54;H,9.98 IR(KBr)cm-1:3548,2958,1733,1715,1261,123
61 H−NMR(CDCl3)δ:0.80(3H,s),0.91(3H,d,J
=7Hz),0.92(3H,d,J=7Hz),0.94(3H,s),1.93(3H,s),2.05
(3H,s),2.32(1H,t,J=9Hz),4.02(1H,dd,J=9 and5Hz),4.6
6(1H,dd,J=11 and 5Hz),4.98(1H,s),5.00(1H,br s),5.0
2(1H,s) FABMS(+KI) m/z:527(MK+)。
【0046】化合物(13) mp:114〜116℃ IR(KBr)cm-1:3535,2952,2871,1736,1371,124
5,10211 H−NMR(CDCl3)δ:0.78(3H,s),0.81(3H,s),
0.91(3H,d,J=6Hz),0.93(3H,d,J=6Hz),2.04(3H,s),2.06
(3H,s),2.22(1H,t,J=9Hz),3.42〜3.55(1H,m),5.02(1H,b
r s),5.18(1H,s),5.27(1H,s),5.41(1H,t,J=6Hz) FABMS(+KI) m/z:527(MK+)。
5,10211 H−NMR(CDCl3)δ:0.78(3H,s),0.81(3H,s),
0.91(3H,d,J=6Hz),0.93(3H,d,J=6Hz),2.04(3H,s),2.06
(3H,s),2.22(1H,t,J=9Hz),3.42〜3.55(1H,m),5.02(1H,b
r s),5.18(1H,s),5.27(1H,s),5.41(1H,t,J=6Hz) FABMS(+KI) m/z:527(MK+)。
【0047】9)化合物(14)及び化合物(15)の
合成 化合物(12)及び化合物(13)の混合物0.934
gをメタノール23ml及びテトラヒドロフラン4ml
に溶解し、無水炭酸カリウム0.79gを加え、室温に
て7.5時間撹拌後、更に無水炭酸カリウム0.79gを
加え室温にて14時間撹拌した。反応溶媒を減圧留去
後、得られた残渣に水を加え、酢酸エチルにて抽出して
飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥
した。溶媒を減圧留去して得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー[ヘキサン:酢酸エチル=1:
1(v/v)にて溶出]に付し、先に溶出する画分から
無色粉末(15)を0.050g(収率5.9%)、後か
ら溶出する画分から無色粉末(14)を0.725g
(収率93.8%)得た。
合成 化合物(12)及び化合物(13)の混合物0.934
gをメタノール23ml及びテトラヒドロフラン4ml
に溶解し、無水炭酸カリウム0.79gを加え、室温に
て7.5時間撹拌後、更に無水炭酸カリウム0.79gを
加え室温にて14時間撹拌した。反応溶媒を減圧留去
後、得られた残渣に水を加え、酢酸エチルにて抽出して
飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥
した。溶媒を減圧留去して得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー[ヘキサン:酢酸エチル=1:
1(v/v)にて溶出]に付し、先に溶出する画分から
無色粉末(15)を0.050g(収率5.9%)、後か
ら溶出する画分から無色粉末(14)を0.725g
(収率93.8%)得た。
【0048】化合物(14) mp:110〜113℃ Anal.Calcd for C26H44O3:C,77.18;
H,10.96 Found:C,77.05;H,11.24 IR(KBr)cm-1:3339,2926,1639,1469,1023,100
3,9061 H−NMR(CDCl3)δ:0.74(3H,s),0.79(3H,s),
0.89(3H,d,J=6Hz),0.91(3H,d,J=6Hz),2.33(1H,t,J=9H
z),3.53(1H,dd,J=11 and 4Hz),4.05(1H,br s),4.24(1H,
t,J=6Hz),4.93(1H,s),5.08(1H,s) FABMS(+KI) m/z:443(MK+)。
H,10.96 Found:C,77.05;H,11.24 IR(KBr)cm-1:3339,2926,1639,1469,1023,100
3,9061 H−NMR(CDCl3)δ:0.74(3H,s),0.79(3H,s),
0.89(3H,d,J=6Hz),0.91(3H,d,J=6Hz),2.33(1H,t,J=9H
z),3.53(1H,dd,J=11 and 4Hz),4.05(1H,br s),4.24(1H,
t,J=6Hz),4.93(1H,s),5.08(1H,s) FABMS(+KI) m/z:443(MK+)。
【0049】化合物(15) mp:155〜158℃ IR(KBr)cm-1:3279,2956,2932,1733,1362,126
3,1249,10191 H−NMR(CDCl3)δ:0.74(3H,s),0.82(3H,s),
0.91(3H,d,J=6Hz),0.92(3H,d,J=6Hz),2.06(3H,s),2.34
(1H,t,J=10Hz),3.50(1H,dd,J=10 and 5Hz),4.26(1H,t,J
=7Hz),4.93(1H,s),5.02(1H,br s),5.10(1H,s) FABMS(+KI) m/z:485(MK+)。
3,1249,10191 H−NMR(CDCl3)δ:0.74(3H,s),0.82(3H,s),
0.91(3H,d,J=6Hz),0.92(3H,d,J=6Hz),2.06(3H,s),2.34
(1H,t,J=10Hz),3.50(1H,dd,J=10 and 5Hz),4.26(1H,t,J
=7Hz),4.93(1H,s),5.02(1H,br s),5.10(1H,s) FABMS(+KI) m/z:485(MK+)。
【0050】10)化合物(16)及び化合物(17)
の合成 化合物(14)0.691gを塩化メチレン10mlに
溶解し、メタクロロ過安息香酸0.520gを加え、室
温にて4.5時間撹拌した。反応液にチオ硫酸ナトリウ
ム水溶液を加え、酢酸エチルにて抽出して飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液及び飽和食塩水にて順次洗浄後、無水
硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧留去して得
られた残渣をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラ
フィー[ヘキサン:酢酸エチル=1:1(v/v)にて
溶出]に付し、先に溶出する画分から無色非晶質(1
7)を0.053g(収率4.9%)得た。後から溶出す
る画分を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色微細
針状晶(16)を0.530g(収率73.8%)得た。
の合成 化合物(14)0.691gを塩化メチレン10mlに
溶解し、メタクロロ過安息香酸0.520gを加え、室
温にて4.5時間撹拌した。反応液にチオ硫酸ナトリウ
ム水溶液を加え、酢酸エチルにて抽出して飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液及び飽和食塩水にて順次洗浄後、無水
硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧留去して得
られた残渣をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラ
フィー[ヘキサン:酢酸エチル=1:1(v/v)にて
溶出]に付し、先に溶出する画分から無色非晶質(1
7)を0.053g(収率4.9%)得た。後から溶出す
る画分を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、無色微細
針状晶(16)を0.530g(収率73.8%)得た。
【0051】化合物(16) mp:201〜203℃ Anal.Calcd for C26H44O4:C,74.24;
H,10.54 Found:C,74.48;H,10.72 IR(KBr)cm-1:3435,2922,2869,10051 H−NMR(CDCl3)δ:0.68(3H,s),0.76(3H,s),
0.90(3H,d,J=7Hz),0.95(3H,d,J=7Hz),2.18(1H,t,J=10H
z),2.44(1H,d,J=5Hz,exchangeable),2.85(1H,d,J=4Hz),
3.05(1H,d,J=4Hz),3.32〜3.48(2H,m),4.04(1H,br s),4.
25(1H,s,exchangeable) FABMS(+KI) m/z:459(MK+)。
H,10.54 Found:C,74.48;H,10.72 IR(KBr)cm-1:3435,2922,2869,10051 H−NMR(CDCl3)δ:0.68(3H,s),0.76(3H,s),
0.90(3H,d,J=7Hz),0.95(3H,d,J=7Hz),2.18(1H,t,J=10H
z),2.44(1H,d,J=5Hz,exchangeable),2.85(1H,d,J=4Hz),
3.05(1H,d,J=4Hz),3.32〜3.48(2H,m),4.04(1H,br s),4.
25(1H,s,exchangeable) FABMS(+KI) m/z:459(MK+)。
【0052】化合物(17) IR(KBr)cm-1:3306,2931,2871,1468,1446,102
9,10041 H−NMR(CDCl3)δ:0.78(3H,s),0.79(3H,s),
0.92(3H,d,J=6Hz),0.95(3H,d,J=6Hz),2.88(1H,d,J=5H
z),2.94(1H,d,J=5Hz),3.38(1H,dd,J=11 and 5Hz),3.38
(1H,br s,exchangeable),3.78(1H,dd,J=8 and 6Hz),4.0
4(1H,br s) FABMS(+KI) m/z:459(MK+)。
9,10041 H−NMR(CDCl3)δ:0.78(3H,s),0.79(3H,s),
0.92(3H,d,J=6Hz),0.95(3H,d,J=6Hz),2.88(1H,d,J=5H
z),2.94(1H,d,J=5Hz),3.38(1H,dd,J=11 and 5Hz),3.38
(1H,br s,exchangeable),3.78(1H,dd,J=8 and 6Hz),4.0
4(1H,br s) FABMS(+KI) m/z:459(MK+)。
【0053】11)化合物(18)の合成 化合物(15)0.040gを塩化メチレン1.0mlに
溶解し、メタクロロ過安息香酸0.027gを加え、室
温にて4.5時間撹拌した。反応液にチオ硫酸ナトリウ
ム水溶液を加え、酢酸エチルにて抽出して飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液及び飽和食塩水にて順次洗浄後、無水
硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧留去して得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[ヘ
キサン:酢酸エチル=3:1(v/v)にて溶出]に付
し、無色非晶質(18)を0.036g(収率87.0
%)得た。
溶解し、メタクロロ過安息香酸0.027gを加え、室
温にて4.5時間撹拌した。反応液にチオ硫酸ナトリウ
ム水溶液を加え、酢酸エチルにて抽出して飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液及び飽和食塩水にて順次洗浄後、無水
硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧留去して得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[ヘ
キサン:酢酸エチル=3:1(v/v)にて溶出]に付
し、無色非晶質(18)を0.036g(収率87.0
%)得た。
【0054】IR(KBr)cm-1:3430,2951,2870,1
736,1247,1236,10231 H−NMR(CDCl3)δ:0.68(3H,s),0.78(3H,s),
0.90(3H,d,J=6Hz),0.95(3H,d,J=6Hz),2.04(3H,s),2.14
(1H,t,J=9Hz),2.87(1H,d,J=4Hz),3.06(1H,d,J=4Hz),3.3
2〜3.48(2H,m),4.20(1H,br s,exchangeable),5.01(1H,
br s) FABMS(+KI) m/z:501(MK+)。
736,1247,1236,10231 H−NMR(CDCl3)δ:0.68(3H,s),0.78(3H,s),
0.90(3H,d,J=6Hz),0.95(3H,d,J=6Hz),2.04(3H,s),2.14
(1H,t,J=9Hz),2.87(1H,d,J=4Hz),3.06(1H,d,J=4Hz),3.3
2〜3.48(2H,m),4.20(1H,br s,exchangeable),5.01(1H,
br s) FABMS(+KI) m/z:501(MK+)。
【0055】12)化合物(19)及び化合物(20)
の合成 化合物(16)0.120gを塩化メチレン4.2mlに
溶解し、N,N−ジメチルグリシン0.050g、4−ジ
メチルアミノピリジン0.028g及び1−(3−ジメ
チルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸
塩0.125gを加え、室温にて18.5時間撹拌した。
反応液に酢酸エチルを加え、水及び飽和食塩水にて順次
洗浄後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減
圧留去して得られた残渣をシリカゲルフラッシュカラム
クロマトグラフィー[酢酸エチル:メタノール=30:
1(v/v)にて溶出]に付し、先に溶出する画分から
無色粉末(19)を0.066g(収率45.8%)、後
から溶出する画分から無色非晶質(20)を0.067
g(収率39.6%)得た。
の合成 化合物(16)0.120gを塩化メチレン4.2mlに
溶解し、N,N−ジメチルグリシン0.050g、4−ジ
メチルアミノピリジン0.028g及び1−(3−ジメ
チルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸
塩0.125gを加え、室温にて18.5時間撹拌した。
反応液に酢酸エチルを加え、水及び飽和食塩水にて順次
洗浄後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減
圧留去して得られた残渣をシリカゲルフラッシュカラム
クロマトグラフィー[酢酸エチル:メタノール=30:
1(v/v)にて溶出]に付し、先に溶出する画分から
無色粉末(19)を0.066g(収率45.8%)、後
から溶出する画分から無色非晶質(20)を0.067
g(収率39.6%)得た。
【0056】化合物(19) mp:71〜75℃ IR(KBr)cm-1:3432,2928,1748,1470,1198,116
41 H−NMR(CDCl3)δ:0.68(3H,s),0.78(3H,s),
0.93(3H,d,J=7Hz),0.95(3H,d,J=7Hz),2.38(6H,s),2.73
(1H,d,J=4Hz),3.10(1H,d,J=4Hz),3.21(2H,s),3.34(1H,d
d,J=11 and 5Hz),4.06(1H,br s),4.98(1H,dd,J=9 and 4
Hz) FABMS(+KI) m/z:544(MK+)。
41 H−NMR(CDCl3)δ:0.68(3H,s),0.78(3H,s),
0.93(3H,d,J=7Hz),0.95(3H,d,J=7Hz),2.38(6H,s),2.73
(1H,d,J=4Hz),3.10(1H,d,J=4Hz),3.21(2H,s),3.34(1H,d
d,J=11 and 5Hz),4.06(1H,br s),4.98(1H,dd,J=9 and 4
Hz) FABMS(+KI) m/z:544(MK+)。
【0057】化合物(20) IR(KBr)cm-1:3446,2952,2872,2772,1746,146
8,1202,1150,10661 H−NMR(CDCl3)δ:0.67(3H,s),0.78(3H,s),
0.89(3H,d,J=6Hz),0.94(3H,d,J=6Hz),2.36(6H,s),2.37
(6H,s),2.72(1H,d,J=4Hz),3.07(1H,d,J=4Hz),3.17(2H,
s),3.19(2H,s),3.33(1H,dd,J=11 and 5Hz),4.16(1H,br
s),4.96(1H,dd,J=10 and 4Hz),5.10(1H,br s) FABMS(+KI) m/z:629(MK+)。
8,1202,1150,10661 H−NMR(CDCl3)δ:0.67(3H,s),0.78(3H,s),
0.89(3H,d,J=6Hz),0.94(3H,d,J=6Hz),2.36(6H,s),2.37
(6H,s),2.72(1H,d,J=4Hz),3.07(1H,d,J=4Hz),3.17(2H,
s),3.19(2H,s),3.33(1H,dd,J=11 and 5Hz),4.16(1H,br
s),4.96(1H,dd,J=10 and 4Hz),5.10(1H,br s) FABMS(+KI) m/z:629(MK+)。
【0058】以下に試験例を挙げて本発明の有用性を示
す。 試験例 KB細胞に対する増殖阻害作用(In vitro) 1)試験方法 平底の96穴プレートの各穴にKB細胞1×103個/
0.1mlの細胞浮遊液(10%牛胎児血清添加MEM
培地に浮遊)を添加し24時間培養した。これに、ジメ
チルスルホキシドに溶解し、培地で希釈した被験化合物
液100μl(ジメチルスルホキシド最終濃度0.5
%)を添加し、さらに72時間培養した。培養後、4,
5−ジメチルチアゾール−2−イル−2,5−ジフェニ
ルテトラゾリウム ブロマイド試薬(発色試薬)を添加
し、さらに4時間培養した。
す。 試験例 KB細胞に対する増殖阻害作用(In vitro) 1)試験方法 平底の96穴プレートの各穴にKB細胞1×103個/
0.1mlの細胞浮遊液(10%牛胎児血清添加MEM
培地に浮遊)を添加し24時間培養した。これに、ジメ
チルスルホキシドに溶解し、培地で希釈した被験化合物
液100μl(ジメチルスルホキシド最終濃度0.5
%)を添加し、さらに72時間培養した。培養後、4,
5−ジメチルチアゾール−2−イル−2,5−ジフェニ
ルテトラゾリウム ブロマイド試薬(発色試薬)を添加
し、さらに4時間培養した。
【0059】コントロールとして培地100μl(ジメ
チルスルホキシド最終濃度0.5%)を添加し、同様に
培養した。培養終了後、培地を除き、細胞を150μl
のジメチルスルホキシドに溶解して吸光度を測定し、コ
ントロール群の吸光度に対する被験化合物群の吸光度の
比を求め、50%増殖阻害濃度(IC50)を計算した。
チルスルホキシド最終濃度0.5%)を添加し、同様に
培養した。培養終了後、培地を除き、細胞を150μl
のジメチルスルホキシドに溶解して吸光度を測定し、コ
ントロール群の吸光度に対する被験化合物群の吸光度の
比を求め、50%増殖阻害濃度(IC50)を計算した。
【0060】2)試験結果 被験化合物[実施例の10)に記載の化合物(16)及
び化合物A]のKB細胞に対するIC50を表1に示し
た。
び化合物A]のKB細胞に対するIC50を表1に示し
た。
【0061】
【表1】
Claims (1)
- 【請求項1】 式 【化1】 (式中、Rは炭素原子数1〜4のアルキル基を示す。X
及びYはそれぞれ水酸基又は容易に加水分解されて水酸
基になる基を示す。)で表わされるステロイド誘導体及
びその医薬上許容される塩。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7144694A JPH08333386A (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | ステロイド誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7144694A JPH08333386A (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | ステロイド誘導体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08333386A true JPH08333386A (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=15368104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7144694A Pending JPH08333386A (ja) | 1995-06-12 | 1995-06-12 | ステロイド誘導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08333386A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998040399A1 (en) * | 1997-03-12 | 1998-09-17 | Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. | Sterol compounds |
-
1995
- 1995-06-12 JP JP7144694A patent/JPH08333386A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998040399A1 (en) * | 1997-03-12 | 1998-09-17 | Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. | Sterol compounds |
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