JPH08333559A - グリーンシート保護用粘着テープ - Google Patents

グリーンシート保護用粘着テープ

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JPH08333559A
JPH08333559A JP7140725A JP14072595A JPH08333559A JP H08333559 A JPH08333559 A JP H08333559A JP 7140725 A JP7140725 A JP 7140725A JP 14072595 A JP14072595 A JP 14072595A JP H08333559 A JPH08333559 A JP H08333559A
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JP
Japan
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green sheet
resin film
adhesive tape
protecting
film
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Pending
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JP7140725A
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English (en)
Inventor
Masujiro Shiraishi
益二郎 白石
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 打抜き加工精度及び寸法安定性にすぐれ、こ
れを表面に貼り付けたグリーンシートを重ねても互いに
接着せず、グリーンシート表面に糊残りせずに容易に剥
離することができ、更に安価なグリーンシート保護用粘
着テープを提供する。 【構成】 ポリエステル系樹脂フイルムの片面にアクリ
ル系粘着剤層が設けられてなる粘着テープにおいて、該
ポリエステル系樹脂フイルムの厚みが6〜12μmであ
り、且つ、該フイルムの他の面が粗面加工されてなるこ
とを特徴とするグリーンシート保護用粘着テープ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICパッケージ製造工
程に生成されるグリーンシートの成形加工時の保護用等
として用いられるグリーンシート保護用粘着テープに関
する。
【0002】
【従来の技術】ICパッケージに用いる回路基盤を製造
する工程は、アルミナ、バインダーなどの主原料と、ア
ルコール、トルエン、メチルエチルケトンなどの溶剤を
混合したものをフィルムや紙等の工程紙にキャストして
100℃以上の熱を加えて乾燥し、巻き取ってロール状
のグリーンシートを作製する。回路基盤はこのグリーン
シートに導電ペースト印刷により回路を形成した未焼成
シート物を裁断したものを積層し、スルーホールを形成
して1000℃程度の温度で焼成することにより得られ
る。
【0003】上記工程のなかで発生する塵、埃、油など
の不純物などがグリーンシートに付着するのを防止する
ために、グリーンシートの両面もしくは回路を印刷した
表面に、片面が粘着加工された保護シートが粘着層を介
して積層されている。この保護シートはグリーンシート
を積層する前に剥離される。上記保護シートの基材とし
ては打抜き加工精度のよい延伸ポリスチレンフィルムが
多く用いられている。
【0004】特開平4−266982号公報には、硬化
型シリコーン系離型剤層、ポリスチレン系フィルム、ア
クリル系以外の粘着剤層からなる粘着テープが記載され
ている。このものは発泡ポリスチレン製箱の封緘に用い
て、剥離せずにそのまゝ発泡ポリスチレン製箱を再生利
用できることを目的とし、巻重体となされた粘着テープ
が粘着剤層とポリスチレン系フィルムとの剥離性をよく
するものである。
【0005】これらポリスチレン系フイルムや、一般に
粘着テープ用基材のポリエステル等のフイルムは、通常
13〜25μmの厚みを有するものが用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記グリーンシートの
両面に保護シートを貼り付けたものを積み重ねておく
と、保護シートの背面同士で互いにブロッキッグが生じ
て剥離できなくなり、これを剥がそうとすると保護シー
トが破れたり、グリーンシートが変形したりするという
問題がある。又、印刷面だけに保護シートを積層したも
のを積み重ねておいても、保護シート表面とその上に重
ねられるグリーンシートの裏面とが接着し、グリーンシ
ートが互いに離れ難くなり、上記と同様の問題が発生す
る。
【0007】保護シートの粘着面とは反対面、即ち非粘
着面とグリーンシート、又は保護シートの非粘着面同士
がブロッキングを生ずる原因は明らかでないが、ブロッ
キングが頻繁に発生していることは事実であり、この解
決方法が望まれている。又、グリーンシートから剥離す
るときに、グリーンシート面に糊残りせず、容易に剥離
できるという易剥離性を同時に備えたものでなければな
らない。
【0008】上記公報に記載のポリスチレン系粘着テー
プをグリーンシートの保護用として用いると、上記保護
用粘着テープと、この上に重ねたグリーンシートとの接
着は避けられても、粘着剤層は易剥離性ではないので粘
着力が強く、回路基盤として積層する前にグリーンシー
トから剥がすことができず、剥離してもグリーンシート
の印刷面に糊残りしたり、印刷を剥がしたりするので使
用できない。
【0009】又、グリーンシートには製造時に用いた有
機溶剤が残存している場合が多く、このようなグリーン
シートにポリスチレンフィルムを基材とした保護用粘着
テープを貼り付けたものを積み重ねると、貼り合わせた
ポリスチレンフィルムの背面とグリーンシートとが接触
し、グリーンシートに含まれる有機溶剤によりポリスチ
レンフィルムが膨潤したり、溶解したりして剥離できな
くなるという問題がある。
【0010】グリーンシート等の精密部品では、熱によ
る寸法変化を生じない寸法安定性と、微細なパターンを
正確に打抜く必要があり、優れた打抜き加工性が要求さ
れる。
【0011】本発明は上記従来の問題点を解消し、打抜
き加工精度及び寸法安定性に優れ、これを表面に貼り付
けたグリーンシートを重ねても互いに接着せず、グリー
ンシート表面に糊残りせずに容易に剥離することがで
き、更に安価なグリーンシート保護用粘着テープを提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明グ
リーンシート保護用粘着テープは、ポリエステル系樹脂
フイルムの片面にアクリル系粘着剤層が設けられてなる
粘着テープにおいて、該ポリエステル系樹脂フイルムの
厚みが6〜12μmであり、且つ、該フイルムの他の面
が粗面加工されてなることを特徴とするものである。
【0013】請求項2記載の本発明グリーンシート保護
用粘着テープは、ポリプロピレン系樹脂フイルムの片面
に印刷層が設けられ、更に、該印刷層上に粘着剤層が設
けられてなる粘着テープにおいて、該ポリプロピレン系
樹脂フイルムの厚みが10〜40μmであり、且つ、該
フイルムの他の面が粗面加工されてなることを特徴とす
るものである。
【0014】請求項1記載の本発明のグリーンシート保
護用粘着テープに使用するポリエステル系樹脂フイルム
としては、ポリエチレンテレフタレートフイルムが代表
的なものとして挙げられる。
【0015】その厚みは6〜12μmであるものが使用
される。薄いほど微細な打抜き加工性に優れるが、6μ
mよりも薄いと剥離時に裂け易くなり、製造された製品
も扱い難く、しわが発生し易い。12μmを超えると打
抜き加工性が悪くなる。
【0016】請求項2記載の本発明のグリーンシート保
護用粘着テープに使用するポリプロピレン系樹脂フイル
ムの厚みは10〜40μmであるものが使用される。薄
いほど微細な打抜き加工性に優れるが、10μmよりも
薄いと剥離時に裂け易くなり、製造された製品も扱い難
く、しわが発生し易い。40μmを超えると打抜き加工
性が悪くなる。
【0017】上記ポリエステル系樹脂フイルム及びポリ
プロピレン系樹脂フイルムの片面に行う粗面加工は、サ
ンドブラスト法、ヘアライン加工法、エンボス加工法等
の機械的処理による方法、又、共押出しによる製膜時
に、予め粗面加工したフィルムを積層する方法が挙げら
れる。粗面化の程度はテープ基材の背面同士がブロッキ
ングしない程度であればよく、必要ならば粗面化した表
面に離型剤を塗布してもよい。
【0018】上記離型剤としては、硬化型シリコーン系
離型剤をヘキサン、ヘプタン等の溶剤に混合希釈したシ
リコーン溶液もしくは水系のシリコーン溶液とし、これ
をグラビアロールコーターなどを用いて塗布し、60〜
130℃の温度で乾燥して剥離層とされたものなどが好
適に使用できる。
【0019】請求項1記載の本発明において、上記ポリ
エステル系樹脂フイルムの粘着剤層が積層される面に
は、粘着剤層との接着性を高めるためにコロナ放電処理
を施したり、従来から用いられている下塗剤を塗布して
おくのが好ましい。又、請求項2記載の本発明におい
て、上記ポリプロピレン系樹脂フイルムの印刷層が設け
られる面には、該印刷層との接着性を高めるためにコロ
ナ放電処理を施したり、従来から用いられている下塗剤
を塗布しておくのが好ましい。上記コロナ放電処理は4
3〜53dyn/cm程度とするのが好ましく、より好
ましくは45〜53dyn/cmである。43dyn/
cm未満では剥離時に被着体へ糊残りし易くなる。
【0020】上記ポリプロピレン系樹脂フイルムに設け
られる印刷層は、主として、グリーンシートの種類判別
の目的を有するものであって、各種の着色乃至は文字、
図形もしくはこれらの組合せ等によって自他の識別を行
う。上記着色の程度は、グリーンシートの種類判別その
他、その目的に応じて適宜設定されるが、グリーンシー
トに貼付後、上記印刷層を透してグリーンシートの面が
確認できるように隠蔽力をコントロールすると、製品管
理上便利である。又、上記印刷層を構成する組成物を上
記ポリプロピレン系樹脂フイルムと粘着剤層のアンカー
増強のための下塗剤層と兼用することもできる。
【0021】上記ポリエステル系樹脂フイルムの片面も
しくは上記ポリプロピレン系樹脂フイルムの印刷層が設
けられる面に粘着剤層が積層される。粘着剤としてはゴ
ム系、アクリル系等一般に用いられているものが使用で
きるが、グリーンシートへの再剥離性、耐熱性等を考慮
するとアクリル系粘着剤が好ましい。アクリル系粘着剤
としては、例えば、ブチルアクリレート95重量部にア
クリル酸5重量部が共重合され、芳香族イソシアネート
により架橋されたものを用いることにより、被着体に糊
残りすることなく容易に剥離できる易剥離性が得られる
ので特に好ましい。
【0022】この場合には架橋剤の添加量はアクリル系
樹脂100重量部に対して2〜3重量部が好ましい。こ
れを固形分が10重量%となるようにトルエンで希釈し
た粘着剤溶液をポリエステル系樹脂フィルムに直接塗布
してもよいが、一旦剥離紙に塗布乾燥して形成した粘着
剤層をポリエステル系樹脂フィルムに転写する方法も採
用できる。
【0023】粘着剤のSP粘着力は50g/25mm未
満では被着体の搬送時に剥がれ易く、110g/25m
mを超えると剥離時に被着体に糊残りしたり、基材フィ
ルムが裂けたりして生産性を悪くするので、50〜11
0g/25mmとするのが好ましい。
【0024】転写するには、表面が剥離処理されてなる
剥離紙にアクリル系粘着剤を所定の厚みとなるように塗
布・乾燥し、これをポリエステル系樹脂フイルムに貼り
合わせた後、剥離紙を剥離することにより行われる。
【0025】
【作用】請求項1記載の本発明のグリーンシート保護用
粘着テープは、厚みが6〜12μmであり、片面が粗面
加工されたポリエステル系樹脂フイルムを用いるので、
これを片面もしくは両面に貼り付けたグリーンシートを
多数枚重ねておいても、ポリエステル系樹脂フィルムと
グリーンシート面、又はポリエステル系樹脂フィルムの
背面同士がブロッキングを生ずることがない。
【0026】請求項2記載の本発明のグリーンシート保
護用粘着テープは、厚みが10〜40μmであり、片面
が粗面加工されたポリプロピレン系樹脂フイルムを用い
るので、これを片面もしくは両面に貼り付けたグリーン
シートを多数枚重ねておいても、ポリプロピレン系樹脂
フィルムとグリーンシート面、又はポリプロピレン系樹
脂フィルムの背面同士がブロッキングを生ずることがな
い。
【0027】又、上記フィルムの他の面に設けられる粘
着剤層として、ブチルアクリレート95重量部にアクリ
ル酸5重量部が共重合され、芳香族イソシアネートによ
り架橋されてなるものを使用すると、更に易剥離性にす
ぐれ、グリーンシートから剥離しても糊残りせず、グリ
ーンシートが変形することもなく容易に剥離することが
できる。又、粘着テープの基材がポリエステル系樹脂フ
イルム乃至ポリプロピレン系樹脂フィルムであるから寸
法安定性に優れており、通常よりも厚みの薄いポリエス
テル系樹脂フイルムであるので、特に打抜き加工精度に
優れたものとなる。
【0028】又、請求項2記載の本発明のグリーンシー
ト保護用粘着テープは、ポリプロピレン系樹脂フィルム
と粘着剤層の間に、印刷層が設けられており、該印刷層
を粗面加工された上記ポリプロピレン系樹脂フィルムを
透して反射光を観察することになるので、鮮やかな色感
を与えグリーンシートの種類を判別し易い。
【0029】
【実施例】次に本発明グリーンシート保護用粘着テープ
の実施例を図面を参照して説明する。
【0030】(実施例1)図1は本発明のグリーンシー
ト保護用粘着テープの一部を拡大して示す一部切欠断面
図である。1は、ポリエチレンテレフタレートフイルム
(二村化学社製,商品名「FE3000」,厚み12μ
m)からなるポリエステル系樹脂フイルムであり、上記
ポリエステル系樹脂フイルム1の一面をサンドブラスト
による粗面加工を施した粗面2が形成されている。
【0031】11は、上記ポリエステル系樹脂フイルム
1の他の面に、表面のぬれ張力が42dyn/cmとな
るようにコロナ放電処理を施したコロナ放電処理面、3
は、該コロナ放電処理面11上に設けられた粘着剤層で
ある。
【0032】上記粘着剤層3は、アクリル系粘着剤から
なり、ブチルアクリレート95重量部とアクリル酸5重
量部との共重合体に架橋剤として芳香族イソシアネート
2重量部添加し、固形分が10重量%となるようにトル
エンで希釈したものを、上記コロナ放電処理面11に乾
燥後の厚みが10μmとなるように塗布し乾燥して形成
されている。離型紙4として、別途ポリエチレンテレフ
タレートフイルム(厚み50μm)の片面をシリコーン
離型処理し、該離型処理面を上記粘着剤層3に貼り合わ
せテグリーンシート保護用粘着テープを作製した。
【0033】(実施例2)図2に示す如く、実施例1の
ポリエステル系樹脂フイルムに替えて、ポリプロピレン
系樹脂フイルム1(二村化学社製,商品名「FOR−
M」,厚み20μm)を用い、該ポリプロピレン系樹脂
フイルムの一面を実施例1と同様にサンドブラストによ
る粗面加工を施し、粗面2が形成されている。
【0034】上記ポリプロピレン系樹脂フイルム1の他
の面に、実施例1と同様にコロナ放電処理を施し、該コ
ロナ放電処理面11上に赤色(大日本インキ化学社製、
商品名:SVL−SP)ベタ(7g/m2 )印刷層6が
形成され、更に、上記印刷層6上に実施例1と同様にし
て厚みが10μmの実施例1と同組成の粘着剤層3を形
成し、離型紙4を貼り合わせてグリーンシート保護用粘
着テープを作製した。
【0035】(実施例3)実施例2の粘着剤層3に使用
したアクリル系粘着剤に替えて、天然ゴム、脂環族系粘
着付与樹脂からなるゴム系粘着剤を用いたこと以外、実
施例2と同様にしてグリーンシート保護用粘着テープを
作製した。
【0036】(比較例1)ポリエステル系樹脂フイルム
に粗面加工しなかった以外は実施例と同様にしてグリー
ンシート保護用粘着テープを得た。
【0037】(比較例2)ポリエステル系樹脂フイルム
の代わりに、延伸ポリプロピレンフイルム(二村化学社
製,商品名「FOR−MP」,厚み40μm)の片面に
粗面加工を施したものを使用した以外は実施例と同様に
してグリーンシート保護用粘着テープを得た。
【0038】(比較例3)比較例2の延伸ポリプロピレ
ンフイルムの厚みを20μmとした以外は比較例2と同
様にしてグリーンシート保護用粘着テープを得た。
【0039】性能評価 (グリーンシートの準備)アルミナを主成分とする金属
粉体100重量部に、ポリビニルブチラール樹脂8重量
部、可塑剤としてフタル酸エステル系のものを6重量部
分散し、溶剤としてケトン系のものを50重量部配合し
た混合物を、ドクターブレードを用いてキャリアフィル
ムにキャスティングし、60〜150℃に昇温して乾燥
した。このようにして厚み0.5mmのグリーンシート
を得た。
【0040】(貼り合わせ条件)実施例と比較例1〜3
のグリーンシート保護用粘着テープとグリーンシートと
を100mm×100mmの大きさに裁断し、粘着テー
プの離型紙4を除去してグリーンシートに貼り合わせ
る。貼り合わせ条件は重さ2kgのローラーを300m
m/分の速度で1回往復させた。
【0041】(寸法安定性試験)実施例及び比較例で用
いたポリエステル系樹脂フイルム及びポリプロピレン系
樹脂フイルムの粘着剤を塗布しないものから、それぞれ
縦方向に10mmと100mmのもの、横方向に10m
mと100mmの試料を採集し、120℃のオーブン中
で30分放置した後の寸法変化量を測定し、次の式で寸
法変化率を算出した。
【0042】
【数1】
【0043】(ブロッキング試験)上記貼り合わせ条件
で粘着テープを貼り合わせたグリーンシートを、図3に
示すようにそれぞれ3枚ずつ積み重ねた積層物に100
g/cm2 の荷重をかけ、常温で24時間放置後のブロ
ッキング状態を観察した。図3において、1はポリエス
テル系樹脂フイルムもしくはポリプロピレン系樹脂フイ
ルム、11は粗面、3は粘着剤層、5はグリーンシー
ト、10はグリーンシート保護用粘着テープである。ブ
ロッキングの有無は次の状態により判定した。 ブロッキング無し:上記積層物の最上段のグリーンシー
トを手でつまんで持ち上げた際に下の2個のグリーンシ
ートがばらばらに離れて落下する状態。 ブロッキング有り:同様にして3枚のグリーンシートが
離れない状態。
【0044】(打抜き性試験)実施例及び比較例1〜3
の各グリーンシート保護用粘着テープを、JIS K6
301(加硫ゴム物性試験方法)の引張試験用試験片の
作製方法に準じて2号ダンベルに打抜いた(打抜き器は
上島製作所製の試料裁断器を使用)。打抜き後に離型紙
を除去し、拡大鏡にて切断面を観察した。以上の結果を
表1にまとめて示す。
【0045】
【表1】
【0046】
【発明の効果】本発明グリーンシート保護用粘着テープ
は、叙上の如く構成されているものであるので、これを
片面もしくは両面に貼り付けたグリーンシートを多数枚
重ねておいても、ポリエステル系樹脂フイルムもしくは
ポリプロピレン系樹脂フィルムとグリーンシート面、又
はポリエステル系樹脂フイルムもしくはポリプロピレン
系樹脂フィルムの背面同士がブロッキングを生ずること
がない。更に、粘着テープの基材が厚み6〜12μmと
いう極薄のポリエステル系樹脂フイルムもしくは10〜
40μmという薄いポリプロピレン系樹脂フィルムであ
るから、打抜き加工精度にすぐれ、且つ、寸法安定性も
具有したグリーンシート等の精密部品の保護用として最
適である。
【0047】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明グリーンシート保護用粘着テープの一実
施例を示す一部切欠断面図である。
【図2】本発明グリーンシート保護用粘着テープの他の
実施例を示す一部切欠断面図である。
【図3】グリーンシート保護用粘着テープのブロッキン
グ試験状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1:ポリエステル系樹脂フイルム 2:粗面 3:粘着剤層 4:離型紙 5:グリーンシート 6:印刷層 10:グリーンシート保護用粘着テープ 11:コロナ放電処理面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステル系樹脂フイルムの片面にア
    クリル系粘着剤層が設けられてなる粘着テープにおい
    て、該ポリエステル系樹脂フイルムの厚みが6〜12μ
    mであり、且つ、該フイルムの他の面が粗面加工されて
    なることを特徴とするグリーンシート保護用粘着テー
    プ。
  2. 【請求項2】 ポリプロピレン系樹脂フイルムの片面に
    印刷層が設けられ、更に、該印刷層上に粘着剤層が設け
    られてなる粘着テープにおいて、該ポリプロピレン系樹
    脂フイルムの厚みが10〜40μmであり、且つ、該フ
    イルムの他の面が粗面加工されてなることを特徴とする
    グリーンシート保護用粘着テープ。
JP7140725A 1995-04-04 1995-06-07 グリーンシート保護用粘着テープ Pending JPH08333559A (ja)

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JP7862095 1995-04-04
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