JPH08333708A - 人工芝生 - Google Patents

人工芝生

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JPH08333708A
JPH08333708A JP13960995A JP13960995A JPH08333708A JP H08333708 A JPH08333708 A JP H08333708A JP 13960995 A JP13960995 A JP 13960995A JP 13960995 A JP13960995 A JP 13960995A JP H08333708 A JPH08333708 A JP H08333708A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水はけが良くて葉片の起立性もよく、しかも
損傷しにくくて直射日光による退化も受けににく、長期
間の使用に十分耐えることができるようにする。 【構成】 基盤1に複数個の通水孔2が設けられると共
に、基盤1より下方突出した複数個の筒状の脚部3が互
いに間隔をおいて設けられ、芝生模造葉片7を脚部3か
ら上方突出させるように、芝生模造葉片7の下部が、脚
部3内に束状にして挿入固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてベランダ・屋
上・プールサイド等に敷設される人工芝生に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ベランダ等に使用されている人工
芝生としては、図23に示すように繊維基布31に葉片
32を織り込むと共に、繊維基布31の下面にゴム板3
3等を貼り付けてなる絨毯状のものや、図24及び図2
5に示すように基盤35と葉片36とを一体に構成した
プラスチック一体型のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記絨毯状の
人工芝生については、しなやかさはあるが基布31であ
ることや、しなやかな葉片32であるのでこれを全体的
に密集させていることもあり、保水され易く、水がかか
ると乾きが悪く、いつまでもじめじめと不快感があった
り、かび等が発生し不衛生でもあった。又、葉片32根
部が浅いこともあって起立性に欠ける(密集していない
とへたってしまう)不都合もあった。
【0004】また、後記のプラスチック一体型のものに
ついては、基盤35と葉片36とが同一樹脂で一体に成
形され、且つ、一本一本単独葉片36にて基盤35と葉
片36根部とが連続し、葉片36が腰のある構成ゆえ、
水はけは良いがしなやかさはなく感触・風合いが悪い。
又、基盤35と葉片36根部とが連続した構成となって
いることにより、外部荷重(歩いたり・座ったり・他)
等を受けた場合に根元に受ける荷重負担が多大であり、
ちぎられ易かったり、損傷し易かったりと早い時期に消
耗する不都合があった。又、プラスチック質のみの構成
ゆえに屋外で使用すると直射日光等の影響を受け退化が
早くなることや、温度変化による伸縮も度合いが大きく
て湾曲等を生じる不都合もあった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑み、水はけが良く
て葉片の起立性もよく人体にソフトで、しかも損傷しに
くくて直射日光による退化も受けにくく、長期間の使用
に十分耐えることができるようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
るための本発明の第1の技術的手段は、基盤1に複数個
の通水孔2が設けられると共に、基盤1より下方突出し
た複数個の筒状の脚部3が互いに間隔をおいて設けら
れ、芝生模造葉片7を脚部3から上方突出させるよう
に、芝生模造葉片7の下部が、脚部3内に束状にして挿
入固定されている点にある。
【0007】本発明の第2の技術的手段は、基盤1に複
数個の通水孔2が設けられると共に、基盤1より下方突
出した複数個の筒状の脚部3が、互いに間隔をおいて設
けられ、前記基盤1と脚部3との間に、該脚部3よりも
開口面積の広い挿入口11が設けられ、芝生模造葉片7
を脚部3から上方突出させるように、芝生模造葉片7の
下部が、前記挿入口11から脚部3内に束状にして挿入
固定されている点にある。
【0008】本発明の第3の技術的手段は、前記脚部3
が有底筒状に形成され、脚部3の底部に排水孔5が設け
られている点にある。
【0009】
【作用】基盤1より下方突出した脚部3によって、基盤
1とベランダ等の設置面4との間に間隔(高さ)が得ら
れ、雨水・散水による流水が下部にてすみやかに行え
る。また、芝生模造葉片7の下部(根部)を長く(深
く)形成できる。芝生模造葉片7の下部が、脚部3内に
束状にして挿入固定されることによって、筒状の脚部3
と該脚部3内に挿入された芝生模造葉片7の束とによっ
て、脚部3に適度な撓みを持たせることとなり、人体へ
の負担緩和となる。また、芝生模造葉片7の根部を長く
(深く)形成でき、このことにより芝生模造葉片7の起
立性が良くなる(復元力が増す)。また、芝生模造葉片
7を束状にできるので、しなやか芝生模造葉片7でも腰
を持たせることができる。脚部3内での芝生模造葉片7
の融通性(ずれ等)があるので外部からの衝撃負担が軽
減され、ちぎれ等の防止に役立つものとなる。
【0010】また、芝生模造葉片7と脚部3が別体であ
ることによって、しっかりとした基盤1としなやかな芝
生模造葉片7もしくは腰のある芝生模造葉片7、基盤1
と芝生模造葉片7との色違いや芝生模造葉片7同士の色
違い、基盤1ごとに混合した芝生模造葉片7、脚部3の
筒孔の大小による芝生模造葉片7のボリュームの変化等
のバリエーションが得られる。
【0011】さらに、基盤1を芝生模造葉片7で覆うこ
とができ、基盤1を日陰にでき、耐久性が向上する。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に従って説明す
る。図1及び図2において、1は平板状の基盤で、エチ
レン酢酸ビニル等の合成樹脂により構成されている。こ
の基盤1には多数の円形の通水孔2が設けられている。
また、基盤1には下方に没入した多数の脚部3が互いに
間隔をおいて設けられている。脚部3は有底円筒形状
で、基盤1から下方突出され、基盤1をベランダ等の設
置面4より上方に位置させている。脚部3の底部に排水
孔5が設けられている。
【0013】7は芝生模造葉片で、例えばナイロン系の
合成樹脂により構成され、芝生模造葉片7の下部が、脚
部3内に束状にして挿入固定され、この束ねられた芝生
模造葉片7は、脚部3から上方突出されている。上記実
施例の構成によれば、基盤1と芝生模造葉片7との組合
せにより、より優れた人工芝生を提供し得る。即ち、基
盤1と芝生模造葉片7とが別体に構成されているから、
基盤1にあっては特に腰の強さを持ちクッション性に優
れ、且つ、透水性・流水性に優れた構成とし得、芝生模
造葉片7にあっては芝生模造葉片7のバリエーションを
持たせることもでき、用途・目的に応じて芝生模造葉片
7の固さや色の変化などに対応できる。又、芝生模造葉
片7が束状で根部挿入による起立性・復元性に富んだ構
成であることによっても水の保水性をほとんどなくし、
毛管現象(芝生模造葉片7の束に絞られた根部付近に付
着)によって残る微小な水気だけが留め置かれ、芝生模
造葉片7に潤いやしなやかさを与えることができる。
又、基盤1上面を芝生模造葉片7が覆うことによって、
直射日光が遮られ、より基盤1の耐久性を向上させるこ
とができる。又、芝生模造葉片7が束状で根部挿入の構
成ゆえ、踏圧等による芝生模造葉片7への荷重負担も軽
減でき、長期に渡って快適な人工芝生を提供することが
できる。
【0014】まず、基盤1にあっては、基盤1上に多数
個の通水孔2を配し、基盤1から下方突出した脚部3を
設置することにより、上下通水・下部での左右流水が速
やかに行える。又、脚部3(芝生模造葉片7挿入部)が
点在することにより、それぞれの芝生模造葉片7の束が
分離した状態となることによっても保水性を軽減するこ
とができる。基盤1の下方は脚部3を除いて間隙となっ
ているので、図3及び図4に示すように上部のどの方向
からの荷重にも対応し適度な撓みを有し、脚部3内に芝
生模造葉片7の下部が束状に挿入されていることによ
り、芝生模造葉片7が脚部3の動きによる変形を補うた
め、柔軟性があり復元性に優れ・荷重にも十分に耐えら
れる。即ち、脚部3が中実の状態のものだと硬くて撓み
性がないし、又、脚部3が空洞状態のものであれば、変
形し易く折れ曲がったり、頻度の荷重回数に耐えられな
くなるが、脚部3内に芝生模造葉片7の下部が束状に挿
入されていることによって、脚部3自身に強さと弾力性
が生まれ、撓み性に優れかつ頻度の荷重回数に十分耐え
られるようになるのである。よって、適度な撓み性を持
つ基盤1の構成により、耐久性の向上はもちろんのこと
人体へのクッション(負担緩和)の役割となることで、
使用感にも優れるものとなる。
【0015】次に、芝生模造葉片7にあっては、脚部3
に束状に挿入することによって芝生模造葉片7の下部
(根部)を長く(深く)形成でき、このことが芝生模造
葉片7自身の起立性・復元性の効果をもたらし、持続し
た芝生模造葉片7の支持ができる。又、挿入された根部
にあっては芝生模造葉片7の集合束であるので外部荷重
に対して衝撃緩和となり、根部の耐久性を高める。又、
芝生模造葉片7が束状であることによって、束状に絞ら
れた部分(根部のすぐ上付近)において雨水・散水によ
り水がかかると毛管現象にて微小な水気を留めることも
でき、このことが芝生模造葉片7に潤いやしなやかさを
与えると共に、夏場にあっては、この水気が冷却の手助
けにもなるし、又、しなやかな芝生模造葉片7の束が基
盤1上を覆うことによっても基盤1は日陰となるので、
基盤1の退化や伸縮性を軽減する効果も得られる。
【0016】図5及び図6は他の実施例を示し、基盤1
と脚部3との間に、該脚部3よりも開口面積の広い筒状
の挿入口11が設けられ、芝生模造葉片7を脚部3から
上方突出させるように、芝生模造葉片7の下部が、前記
挿入口11から脚部3内に束状にして挿入固定されてい
る。その他の点は前記実施例の構成と同様である。上記
実施例の構成によれば、図1及び図2に示す前記実施例
の作用効果を有すると共に、基盤1と脚部3との間に、
該脚部3よりも開口面積の広い筒状の挿入口11が有る
ため、図7に示すように基盤1下方に挿入口11と芝生
模造葉片7との間に生じる間隙Aが、外部からの踏み足
等による荷重衝撃を緩和させる空間として機能する。
又、挿入口11の壁を利用して芝生模造葉片7の復元
性、即ち芝生模造葉片7が押されることにより復元させ
ることができる。又、踏圧面が芝生模造葉片7の根部か
ら離れた位置の基盤1上面にあることにより、束状によ
る芝生模造葉片7のかたまりを直接踏むことなく芝生模
造葉片7のソフトな部分のみの感触となるので使い心地
がよくなる。尚、ソフトな部分のみの荷重負担になるこ
ともあって芝生模造葉片7への負担が軽減され、より一
層耐久性がよくなる。
【0017】図8乃至図10は他の実施例を示し、基盤
1に多数の通水孔2が列状に設けられると共に、該基盤
1を設置面4より上方に位置させるように、基盤1より
下方突出した複数個の筒状の脚部3が互いに間隔をおい
て列状に設けられ、前記基盤1と脚部3との間に、該脚
部3よりも開口面積の広い挿入口11が設けられ、この
挿入口11は前記列状に配置された複数の脚部3にわた
っている。図10に示すように列状に配置された脚部3
間には、基盤1よりも下降した位置に挿入口11の底壁
11aがあり、この底壁11aから筒状の脚部3が下方
突出した状態になっている。なお、この場合、図8に示
すように底壁11aに、脚部3間に対応して通水孔13
を設けるようにしてもよい。その他の点は前記図3及び
図4の実施例と同様の構成であり、芝生模造葉片7の下
部が、前記挿入口11から脚部3内に束状にして挿入固
定されており、前記図3及び図4の実施例と同様の作用
効果を奏する。
【0018】図11は前記図5及び図6の実施例の変形
例であり、基盤1の通水孔2に格子片14を設けたもの
である。その他の点は前記図5及び図6の実施例と略同
様の構成である。なお、前記芝生模造葉片7の基盤1の
脚部3への取り付け方法は、次のようなものがある。
図12に示すように芝生模造葉片7を多数本束ねて並べ
ておき、これを金具17によって脚部3内に押さえ込
み、該金具17を脚部3内に内嵌させる。図13及び
図14に示すように多数本束ねた芝生模造葉片7を針金
18等で間隔をおいて絞り止め(かしめ止め)し、束ね
た芝生模造葉片7を点線部分で切断した後、絞り止めし
た部分を脚部3内に押し込んで前記針金18等を脚部3
内に内嵌させる。図15及び図16に示すように多数
本束ねた芝生模造葉片7を接着剤や熱融着等で間隔をお
いて固着し、点線部分で切断した後、接着剤や熱融着等
で固着した部分を脚部3内に押し込んで、脚部3内に注
入した接着剤19等で芝生模造葉片7の下部を脚部3内
に固着する。
【0019】また、前記芝生模造葉片7は、図17に示
すように丸棒状のものでも、また図18に示すようにフ
ラット状(板状)のものであってもよく、このように芝
生模造葉片7が丸棒状又はフラット状のものの場合は、
それぞれを束ねて締め付けても、各一本が長手方向に移
動しやすい。また、芝生模造葉片7は、図19に示すよ
うに縒り加工したものを使用するようにしてもよい。こ
の場合、図20に示すように複数本を束ねて、図21に
示すように金具20等で締め付けると、各一本が長手方
向に移動しにくくなるし、また図22に示すように芝生
模造葉片7の束をカットすると、カットした側が大きく
広がった状態になる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、水はけが良くて芝生模
造葉片7の起立性も良くなる。しかも、損傷しにくくて
直射日光による退化も受けにくくなる。従って、長期間
の使用に十分耐えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同作用説明用の断面図である。
【図4】同作用説明用の脚部の斜視図である。
【図5】他の実施例を示す平面図である。
【図6】同断面図である。
【図7】同作用説明用の断面図である。
【図8】他の実施例を示す平面図である。
【図9】同断面図である。
【図10】同斜視図である。
【図11】他の実施例を示す斜視図である。
【図12】芝生模造葉片の基盤への取り付け方法を示す
断面図である。
【図13】芝生模造葉片の基盤への取り付け方法を示す
正面図である。
【図14】芝生模造葉片の基盤への取り付け方法を示す
断面図である。
【図15】芝生模造葉片の基盤への取り付け方法を示す
正面図である。
【図16】芝生模造葉片の基盤への取り付け方法を示す
断面図である。
【図17】芝生模造葉片の例を示す斜視図である。
【図18】芝生模造葉片の例を示す斜視図である。
【図19】芝生模造葉片の例を示す斜視図である。
【図20】芝生模造葉片の例を示す斜視図である。
【図21】芝生模造葉片の例を示す斜視図である。
【図22】芝生模造葉片の例を示す斜視図である。
【図23】従来例を示す断面図である。
【図24】他の従来例を示すを示す正面図である。
【図25】同平面図である。
【符号の説明】
1 基盤 2 通水孔 3 脚部 5 排水孔 7 芝生模造葉片 11 挿入口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基盤(1)に複数個の通水孔(2)が設
    けられると共に、基盤(1)より下方突出した複数個の
    筒状の脚部(3)が互いに間隔をおいて設けられ、芝生
    模造葉片(7)を脚部(3)から上方突出させるよう
    に、芝生模造葉片(7)の下部が、脚部(3)内に束状
    にして挿入固定されていることを特徴とする人工芝生。
  2. 【請求項2】 基盤(1)に複数個の通水孔(2)が設
    けられると共に、基盤(1)より下方突出した複数個の
    筒状の脚部(3)が、互いに間隔をおいて設けられ、前
    記基盤(1)と脚部(3)との間に、該脚部(3)より
    も開口面積の広い挿入口(11)が設けられ、芝生模造
    葉片(7)を脚部(3)から上方突出させるように、芝
    生模造葉片(7)の下部が、前記挿入口(11)から脚
    部(3)内に束状にして挿入固定されていることを特徴
    とする人工芝生。
  3. 【請求項3】 前記脚部(3)が有底筒状に形成され、
    脚部(3)の底部に排水孔(5)が設けられていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の人工芝生。
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