JPH08333781A - 給水管及びこれを使用した集合住宅の給水設備 - Google Patents

給水管及びこれを使用した集合住宅の給水設備

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JPH08333781A
JPH08333781A JP7161575A JP16157595A JPH08333781A JP H08333781 A JPH08333781 A JP H08333781A JP 7161575 A JP7161575 A JP 7161575A JP 16157595 A JP16157595 A JP 16157595A JP H08333781 A JPH08333781 A JP H08333781A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 集合住宅1の各スラブ9を貫通して延びる共
用竪管7を、ステンレス製給水管71,72をジョイン
ト73により連結して構成する。管本体71a,72a
の周側部から縮径した分岐管71b,72bを分岐し、
管本体71aと一体に形成してステンレス製給水管7
1,72をユニット化する。また、共用配管スペースの
給水メータ二次側以降の配管を合成樹脂管で構成する。 【効果】 ステンレス製給水管は異種金属製のジョイン
トとの自然電位差が小さく腐食を起こしにくい。かつ、
ジョイントとの接続部を予め形成してあるので、端部の
ねじ切り等が不要で施工に熟練を要しない。合成樹脂管
も耐食性に優れている。また、ユニット化等により現場
での施工が効率化され、かつ低コストである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給水管及び集合住宅の
給水設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、集合住宅の給水配管としては、上
下階に連通する共用配管スペースに、上下階に連接され
た共用給水竪管(以下「共用竪管」という)を配設し、
各階の共用配管スペース内で各専用住戸に必要な配管を
分岐し、この共用配管スペースから各専用住戸に配管す
るようにしている。そして、共用竪管には、一般にライ
ニング鋼管(鉄製の管材の内面を塩化ビニルでコーティ
ングしたもの)が用いられており、配管の分岐は、上下
のライニング鋼管の間の分岐部にチーズ(鉄製の鋳物か
らなるT字形配管継手で、その内面及び表面をエポキシ
系樹脂でコーティングしたもの)を設けてライニング鋼
管同士を接続している。
【0003】また、共用竪管は、下層階よりポンプ圧送
する場合、上層階に行くに従って管径を縮径するように
構成されるが、上下の管径の異なるライニング鋼管間の
縮径部には、径違いソケット(管径が異なる配管同士を
接続する鉄製鋳物の管継手で、その内面及び表面をエポ
キシ系樹脂でコーティングしたもの)を用いて連結して
いる。
【0004】一方、共用配管スペース内で分岐された配
管は、バルブ、減圧弁及び給水メータを経て専用住戸内
に配設される。この場合の配管材料は、ライニング鋼管
が一般的であり、曲管部にはエルボ(鉄製の鋳物からな
るL字形配管継手で、その内面及び表面をエポキシ系樹
脂でコーティングしたもの)が使用されている。そし
て、バルブ、減圧弁及び給水メータ等の機器は青銅製を
用いるのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の集合住宅の給水設備及びこれに使用される給水配管
には、次のような問題点があった。
【0006】第1に、共用竪管が鋼管であるために相当
の重量があり、配管作業に多大な人力を必要とする。
【0007】第2に、共用竪管間の分岐部にチーズを用
いているが、一般に鋼管端部をねじ切りしてチーズにね
じ込むので、作業に手間がかかる。また、接続部には、
防食のための硬質塩化ビニル等のコア材を設けるが、鋼
管の端部のねじ切精度を必要とするので施工者の熟練を
要する。
【0008】第3に、共用竪管の縮径には径違いソケッ
トを用いているが、チーズと同様に接合に手間がかか
る。
【0009】第4に、共用配管スペースで分岐される配
管は、建物の設計により共用配管スペースの大きさ、配
管経路等が異なる上に、共用配管スペース内には給水管
の他にガス管、電気配線、テレビ・電話・インタホン等
の情報機器配線等の多数の配管、配線があり、スペース
的に狭いために、スペース及び経路に合わせて鋼管を切
断し、鋼管端部をねじ切りし、かつ、曲管部にはエルボ
を設けて接続するという大変な手間と施工者の熟練を必
要とする。
【0010】第5に、共用配管スペース内でバルブ、減
圧弁及び給水メータ等が接続される部分は、青銅と鉄と
いう自然電位の異なる異種金属が水道水を介して接し、
いわゆるガルバニック腐食を生じるおそれがあるため、
施工時には十分な絶縁(ねじ込みの際、ゴムパッキンを
入れるが、施工の不良が腐食につながる)が必要とな
る。
【0011】そこで、これらの解決手段として、第1に
は、共用竪管に使用する鋼管に、チーズ又は径違いソケ
ットを予め工場で取り付け、それを現場に搬入すること
も考えられるが、チーズ又は径違いソケットの接合手間
が減少するものの共用竪管同士をねじ込み接合する手間
は変わらず、重量は逆に増えるために作業性の改善には
ならないという問題点がある。また、共用竪管の本管部
と分岐管部を一体成形し、本管の両端部に鍔を設けて、
鍔同士をボルト接合する鋼管もあるが、この場合、共用
竪管同士の接合は、ねじ込み接合に比べて若干手間が省
けるものの、重量的には問題の解決がなされておらず、
かつ、本管内部のみならず分岐管部及び鍔部にもコーテ
ィングする必要があり、そのため製造の手間がかかるの
でコスト高になるという問題点がある。さらに、鋼管に
代えて軽量の塩化ビニル管等の合成樹脂管を使用するこ
とも考えられるが、耐火性などの問題から共用竪管には
不向きである。さらにまた、本管の直管部分だけをステ
ンレス製にして、分岐管部及び縮径部には、銅合金など
からなるチーズ又は径違いソケットを用いることもある
が、この場合、接合作業の手間は改善されず、コストも
高いという問題点がある。
【0012】第2には、共用配管スペースでの分岐以降
の配管において、各住戸内の配管の一部には、サビ等の
腐食がないPB管(ポリブテン管)又は架橋ポリエチレ
ン管等の合成樹脂管も使用されているが、給水メータ等
が設置されている共用配管スペースと各専用住戸との間
の区画壁の配管貫通部には、火災の際の延焼防止のため
にPB管等の合成樹脂製配管は使用することができない
ことから、鋼管が使用されており、そのため特に複雑な
配管がなされる共用配管スペース内でも鋼管による多数
のジョイントを用いた配管がなされており、この面でも
上記と同様に、腐食性、作業性及びコスト等の問題点が
解決されていない。
【0013】第3には、ガルバニック腐食に対応するた
めには、バルブ、減圧弁及び給水メータ等の機器と同種
の砲金(青銅等の銅合金)などの金属により配管するこ
とが考えられるが、この種の金属は大変コスト高である
という問題点がある。
【0014】そこで、本発明の目的は、低コストで、腐
食の問題がなく、かつ配管作業の軽減を図る給水管及び
これを用いた集合住宅の給水設備を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の給水管の特徴は、建物の階高に相当する長
さを有するステンレス製の管であり、管本体の周側部よ
り分岐管部を分岐してあり、管本体の開口端部には、接
続部を設けたことにある。
【0016】また、上記の分岐管部は管本体より縮径さ
れており、上記の接続部には接続体に嵌合するリング状
の嵌合部を設けてあることが好ましい。
【0017】さらに、上記の管本体には縮径部を設けて
あるのが好ましい。
【0018】本発明の集合住宅の給水設備の第1の特徴
は、軸方向に連結された複数の管本体からなり、管本体
の周側部には縮径の分岐管部が分岐して設けてあり、管
本体の開口端部は接続体により接続可能であり、管本体
及び分岐管部の全体をステンレスで構成した共用竪管を
含むことにある。
【0019】第2の特徴は、共用配管スペース内の給水
メータ二次側から専用住戸に貫通し各給水栓接続までの
配管部分の少なくとも一部に合成樹脂製給水管を配置
し、この合成樹脂製給水管は、共用配管スペースと専用
住戸との区画壁を貫通して設けてあり、区画壁貫通部に
熱膨張耐火材からなる閉塞手段を設けたことにある。
【0020】第3の特徴は、共用竪管は、軸方向に連結
された複数の管本体からなり、管本体の周側部には縮径
の分岐管部が分岐して設けてあり、管本体の開口端部は
接続体により接続可能であり、管本体及び分岐管部の全
体をステンレスで構成してあり、共用配管スペース内の
給水メータ二次側から専用住戸に貫通し各給水栓接続ま
での配管部分の少なくとも一部に合成樹脂製給水管を配
置し、この合成樹脂製給水管は、共用配管スペースと専
用住戸との区画壁を貫通して設けてあり、区画壁貫通部
に熱膨張耐火材からなる閉塞手段を設けたことにある。
【0021】
【実施例】以下、図1ないし図11を参照して本発明の
実施例を説明する。
【0022】図1は、集合住宅の給水設備の全体構成を
概念的に示す。受水槽2からポンプ室3を経て集合住宅
1のピット(配管スペース)4まで地下の埋設管5が延
びている。埋設管5には鋼管を用いてもよいが、この例
ではステンレス管を用いている。埋設管5はピット内配
管6に接続されている。ピット内配管6には鋼管でもよ
いがステンレス管を用いている。ピット内配管6からは
複数の共用竪管7が立設されている。各共用竪管7から
各専用住戸8に給水される。なお、埋設管5及びピット
内配管6に、ライニング鋼管などの鋼管を用いてもよい
のは、配管系が一系統であり、作業性においてステンレ
ス管を用いた場合と大差がないためである。ただし、耐
腐食性を考慮するとステンレス管を用いるのが好まし
い。
【0023】図2は、共用竪管7の構成を示す。共用竪
管7は、集合住宅1の各スラブ9を貫通して延びてい
る。共用竪管7は、ユニット化されたステンレス製の給
水管71,72を、ジョイント73により軸方向に接続
して構成している。給水管71,72は、建物の階高H
に相当する長さを有し、作業性を考えて、スラブ面9a
よりも500mm程度の高さwにジョイント73を設ける
ように配設する。
【0024】図3は、給水管71を示すものであり、管
本体71aの周側部からは管本体より縮径した分岐管7
1bが管本体71aと一体に形成され、ユニット化され
ている。管本体71aの上下の開口端部近傍には、ジョ
イント73と嵌合するリング状の嵌合凹部71cが設け
てある。管本体71aの軸方向中間部には縮径部である
テーパ面71dにより縮径され、上部が細くなってい
る。図4は、給水管72を示すものである。給水管72
は管本体72aが、上記の給水管71と異なって上下に
同径に形成されている。給水管72の他の構成は、給水
管71と同じである。なお、図5に示すように、リング
状の嵌合凹部71c,72cに代えて、リング状の嵌合
凸部71e(72e)を設けてもよい。
【0025】給水管71,72は、その形状、寸法が規
格化されている。例えば、集合住宅の階高が7階建ての
場合、1階及び2階部分の階高が2860mm、3階以上
の上階の階高が2760mmの2種類の標準があるので、
給水管71,72の全長L1は、約3000mmに設定さ
れている。そして、現場への搬入に当たっては、上記の
2種類の標準(2860mm又は2760mm前後)に合わ
せて、その上端部を工場で適宜切断し、図示しないロー
ラで嵌合凹部71c,72cを形成して搬入すればよ
い。なお、嵌合凸部71e(72e)を設ける場合は、
給水管71,72を切断した後に適宜嵌合凸部71e
(72e)を溶接しておく。また、分岐管71b,72
b及び縮径部であるテーパ面71dは、共用配管スペー
ス11内での給水メータ12、湯沸器19などの設置位
置(高さ)との関係から(図10参照)、スラブ面9a
(図2参照)から1000mm前後の範囲内に納めるの
が好ましい。したがって、図3及び図4において、給水
管71,72の分岐管71b,72bの位置(高さ)L
2は約150mmに設定され、給水管71のテーパ面71
dの位置(高さ)L3は約500mmに設定されている。
【0026】このように、管の長さ、分岐位置、縮径位
置が規格化されているので、工場生産が容易となり、ま
た共用配管スペース11内の配管の規格化が可能とな
る。そして、給水管71,72は分岐管部71b,72
b及び接続部71c,72cを含めてユニット化されて
いるので、現場での施工が大幅に効率化される。
【0027】また、給水管71,72は、上記のように
ステンレス(SUS304)製であるので、軽量で、作
業性がよい。ステンレス(SUS304)は、その自然
電位の巾が広いので、従来の鋼管に比べて、異種金属製
のジョイント、例えば、青銅等との自然電位差が小さい
ため、ジョイントの腐食される度合いが小さい。したが
って、給水管71,72では、耐食性が向上する上に、
コア材、ゴムパッキン等での絶縁を不要とすることも可
能となり接合作業が容易となる。
【0028】図6は、給水管71(72)同士をジョイ
ント73で接続した状態を示すものである。給水管71
(72)のリング状嵌合凹部71c(72c)に、ジョ
イント73のリング状嵌合凸部73aが嵌合しており、
ジョイント73内に設けた凹部73b内にゴムパッキン
74が設けてあり、給水管71(72)の端部に弾発的
に密接している。ゴムパッキン74には空隙部74aが
形成してあると共に、給水管71(72)の端部同士は
所定の空隙hを開けて接続してあるので、給水管71
(72)同士は、ジョイント73のリング状嵌合凸部7
3aを支点として、径方向に揺動可能に連結されてい
る。したがって、多少の施工のずれ、又は地震等による
ゆれに対応可能である。なお、図7は、給水管71(7
2)にリング状嵌合凸部71e(72e)を設け、リン
グ状嵌合凹部75aを設けたジョイント75により接続
した他の実施例を示している。この例でもジョイント7
5には、凹部75b内にゴムパッキン74が設けてあ
り、給水管71(72)の端部に弾発的に密接してい
る。ゴムパキッキン74には空隙部74aが形成してあ
ると共に、給水管71(72)の端部同士は所定の空隙
hを開けて接続してあるので、給水管71(72)同士
は、ジョイント75のリング状嵌合凹部75aを支点と
して、径方向に揺動可能に連結されている。なお、この
実施例ではジョイント73,75は、鉄製の鋳物からな
るが、ゴムパッキンで絶縁されているので、特に材質は
限定されない。
【0029】図2に示すように、給水管71,72の分
岐管部71b,72bは、集合住宅1の各階毎に1つづ
つ配置されるように設けてある。なお、図8及び図9に
示すように、分岐管部71b,72bを2個所設けるよ
うにしてもよい。
【0030】また、給水管71は、上記のように管本体
71aの中間部にテーパ面71dを形成して上部を下部
よりも縮径して形成しているので、この給水管71の上
下に他の給水管を接続する場合に、上側は下側よりも径
の小さい給水管を接続できるようになっている。したが
って、従来のように径違いソケットを必要としない。図
2では、このようにして上方の階へ向かうに従って、漸
次、径の小さい給水管71,72を接続した例を示して
いる。なお、高架水槽による給水の場合には、逆に下方
の階へ向かうに従って、漸次、径の小さい給水管71,
72を接続するようにすればい。なお上記の場合、給水
管71及び72のそれぞれについて予め径のことなる管
を用意しておく。
【0031】給水管71,72の分岐管部71b,72
bは、集合住宅1各階の共用配管スペース内で、チーズ
10(図10図示)に接続される。
【0032】図10は、集合住宅1の各階に設置された
共用配管スペース(メータボックス)11内の配管を示
すものであり、1本の共用竪管から2戸の専用住戸に配
管する構成を示したものである。なお、図において給水
管以外の配置は省略されている。共用配管スペース11
内には共用竪管7が上下に貫通している。共用竪管7の
本体7a(71a,72a)から分岐した分岐管7b
(71b,72b)は、管継手であるチーズ10に接続
されている。チーズ10から給水メータ12までの給水
メータ一次側の配管13は、バルブ14と減圧弁15に
接続されている。この配管13はステンレス管を用いて
いる。給水メータ12から各専用住戸8内の給水栓接続
Sまでの給水メータ二次側には、給水メータ12からチ
ーズ16までを配管17で接続している。この配管17
は、この例ではステンレス管を用いている。チーズ1
0,16、図示しないエルボなどの配管継手には、ステ
ンレスとの電位差の小さい砲金(銅合金)を用いてい
る。
【0033】給水メータ二次側のチーズ16から専用住
戸8内に延びる配管18は分岐しており、配管18aは
湯沸器19に接続され、湯沸器19から延びる配管18
bは、専用住戸8と共用配管スペース11を区画する区
画壁20の貫通孔20aを貫通している。チーズ16か
ら延びる配管18cは、一般水道用の配管であり、区画
壁20の貫通孔20bを貫通している。配管18は、図
12に示すように、専用住戸8内の天井部に配管されて
おり、各給水栓接続Sに接続されている。すなわち、区
画壁20を貫通した給水管(給湯管)18b、給水管1
8c及びガス管Gは、柱などにそって設けてある配管ス
ペース20c内で、天井まで立ち上げられ、天井裏を配
管されて、ヘッダーDを介して各水廻りに配管されてい
る。
【0034】配管18には、鞘管式のPB管を用いてい
る。この鞘管は、塩化ビニル製の外管内にポリブテン製
の給水管を貫通させたものである。
【0035】貫通孔20a,20bと配管18b,18
cとの間には、熱膨張耐火材Nが充填されている。この
熱膨張耐火材Nは、含水珪酸ソーダ等からなり、火災等
の場合に熱膨張してPB管よりなる配管18b,18c
を押しつぶすと同時に、貫通孔20a,20bを閉塞す
る。すなわち、熱膨張耐火材Nは閉塞手段を構成してい
る。これにより、火災の時の延焼を有効に阻止すること
ができるので、従来のように、専用住戸と共用配管スペ
ース間の区画壁を貫通する配管に鋼管を使用する必要が
なく、PB管等の合成樹脂管を用いることができる。
【0036】図11は、他の実施例に係る1本の共用竪
管7から1戸の専用住戸8に配管する場合の共用配管ス
ペース11内の配管を示すものであり、その構成は、図
10に示す例の共用竪管7の分岐管から二股に分かれた
配管のうちの一方の配管の構成と基本的に同様であるの
で、図10に示す構成部材と同一の構成部材について
は、同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0037】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の給水管
は、管本体に枝管をなす分岐管と、ジョイントとの接続
部を予め形成してユニット化されたステンレス製の管で
あるので、低コストで、耐食性に優れ、施工の作業効率
性がよい。また、給水管の管本体に縮径部を設けている
ので、径違いソケットが不要であり、一層低コストで作
業性も向上する。
【0038】また、本発明の集合住宅の給水設備では、
共用竪管が管本体に枝管をなす分岐管とジョイントとの
接続部を予め形成してユニット化されたステンレス管を
複数連結して構成してあるので、低コストで、耐食性に
優れ、施工の作業効率性がよい。
【0039】さらに、共用配管スペース内の給水メータ
二次側以降の配管に合成樹脂製給水管を配置し、共用配
管スペースと専用住戸との区画壁貫通部に熱膨脹耐火材
からなる閉塞手段を設けてあるので、共用配管スペース
から専用住戸の配管に合成樹脂管を使用することが可能
となり、耐食性に優れ、施工の作業効率性がよく、しか
も低コストである。また、火災の際の延焼を有効に阻止
することができる。
【0040】さらにまた、共用竪管に上記のユニット化
されたステンレス管を配置し、共用配管スペース内の給
水メータ二次側以降の配管に合成樹脂製給水管を配置
し、共用配管スペースと専用住戸との区画壁貫通部に熱
膨脹耐火材からなる閉塞手段を設けて、給水設備をステ
ンレス管と合成樹脂管で構成しているので、更に、耐食
性に優れ、施工の作業効率性がよく、しかも低コストで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集合住宅の給水設備の全体構成を概念
的に示した正面図である。
【図2】本発明の集合住宅の給水設備に係る共用竪管を
示す拡大正面図である。
【図3】本発明の給水管を示す正面図である。
【図4】本発明の給水管を示す正面図である。
【図5】図3のA部における変形例を示す部分拡大図で
ある。
【図6】給水管接続部の一実施例を示す拡大断面図であ
る。
【図7】給水管接続部の他の実施例を示す拡大断面図で
ある。
【図8】図8(a)は給水管の他の実施例の正面図、図
8(b)は図8(a)の側面図、図8(c)は図8
(b)のA−A線断面図、図8(d)は図8(b)のB
−B線断面図である。
【図9】図9(a)は給水管の他の実施例の正面図、図
9(b)は図9(a)の側面図、図9(c)は図9
(b)のA−A線断面図、図9(d)は図9(b)のB
−B線断面図である。
【図10】本発明の集合住宅の給水設備の一実施例に係
る共用配管スペース内の配管を概念的に示す模式図であ
る。
【図11】本発明の集合住宅の給水設備の他の実施例に
係る共用配管スペース内の配管を概念的に示す模式図で
ある。
【図12】本発明の集合住宅の給水設備の一実施例に係
る共用配管スペースから専用住戸内の配管を示す平面図
である。
【符号の説明】
1 集合住宅 7 共用竪管 71,72 給水管 71a,72a 管本体 71b,72b 分岐管部 71c,72c 接続部(嵌合凹部) 71e,72e 接続部(嵌合凸部) 73,75 接続体(ジョイント) 8 専用住戸 11 共用配管スペース 12 給水メータ 17 給水メータ二次側配管(ステンレス
管) 18 給水メータ二次側配管(PB管) 20 区画壁 20a,20b 貫通孔 N 閉塞手段(熱膨張耐火材) S 給水栓接続

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の階高に相当する長さを有するステ
    ンレス製の管であり、 管本体の周側部より分岐管部を分岐してあり、 上記管本体の開口端部には、接続部を設けてあることを
    特徴とする給水管。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記分岐管部は上記管本体より縮径されており、 上記接続部は、接続体に嵌合するリング状の嵌合部を設
    けてあることを特徴とする給水管。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、 上記管本体に縮径部を設けたことを特徴とする給水管。
  4. 【請求項4】 軸方向に連結された複数の管本体からな
    り、 上記管本体の周側部には縮径の分岐管部が分岐して設け
    てあり、 上記管本体の開口端部は接続体により接続可能であり、 上記管本体及び上記分岐管部の全体をステンレスで構成
    した共用竪管を含むことを特徴とする集合住宅の給水設
    備。
  5. 【請求項5】 共用配管スペース内の給水メータ二次側
    から専用住戸に貫通し各給水栓接続までの配管部分の少
    なくとも一部に合成樹脂製給水管を配置し、 上記合成樹脂製給水管は、上記共用配管スペースと上記
    専用住戸との区画壁を貫通して設けてあり、 上記区画壁貫通部に熱膨張耐火材からなる閉塞手段を設
    けたことを特徴とする集合住宅の給水設備。
  6. 【請求項6】 共用竪管は、軸方向に連結された複数の
    管本体からなり、 上記管本体の周側部には縮径の分岐管部が分岐して設け
    てあり、 上記管本体の開口端部は接続体により接続可能であり、 上記管本体及び上記分岐管部の全体をステンレスで構成
    してあり、 共用配管スペース内の給水メータ二次側から専用住戸に
    貫通し各給水栓接続までの配管部分の少なくとも一部に
    合成樹脂製給水管を配置し、 上記合成樹脂製給水管は、上記共用配管スペースと上記
    専用住戸との区画壁を貫通して設けてあり、 上記区画壁貫通部に熱膨張耐火材からなる閉塞手段を設
    けたことを特徴とする集合住宅の給水設備。
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