JPH0833406B2 - 情報信号形成供給装置 - Google Patents

情報信号形成供給装置

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JPH0833406B2
JPH0833406B2 JP60135083A JP13508385A JPH0833406B2 JP H0833406 B2 JPH0833406 B2 JP H0833406B2 JP 60135083 A JP60135083 A JP 60135083A JP 13508385 A JP13508385 A JP 13508385A JP H0833406 B2 JPH0833406 B2 JP H0833406B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両における車速に応じた回転状態におか
れる回転体に基づいて車速に対応する情報信号を得、そ
れを車両に設けられた制御ユニットに供給する情報信号
形成供給装置に関する。
(従来の技術) 車両においては、車速等の計測のため、変速機の出力
軸等の回転状態を検出する各種の回転検出装置が実用に
供されている。斯かる回転検出装置の一般的なものは、
回転状態が検出されるべき回転体に伴ってもしくはそれ
に連動して回転する回転円板が備えられ、その回転円板
が円周方向に沿って多数の光反射部,光透過部、あるい
は、着磁部等の被検出部が環状に配列形成されたものと
なされるとともに、被検出部を光学的あるいは磁気的に
検出して被検出部の配列に応じた検出信号を発生する検
出器が回転円板に対して設置されて構成され、回転状態
が検出されるべき回転体の回転時に、検出器から得られ
る検出信号の周波数あるいは位相等が回転体の回転状態
に応じたものとなるようにされる。
このような回転円板を備えた回転検出装置において
は、回転円板に環状に配列形成される被検出部の細密度
によって検出精度が左右されることになるが、例えば、
各被検出部が光反射部あるいは透孔等の光透過部とされ
る場合、回転円板に多数の光反射部あるいは光透過部を
形成するに際しての加工上の限界があってその細密度を
充分に高めることが困難となる。また、各光反射部ある
いは光透過部が細密度を高めるべく狭小なものとされる
と、検出器から得られる検出信号のS/N比が低下してし
まうという不都合が生じることになる。
このため、回転円板に配列形成される光反射部あるい
は光透過部の細密度を所定範囲内にとどめたもとで検出
精度の向上を図るためのいくつかの方策が提案されてお
り、例えば、実開昭55-172856号公報にも記載されてい
る如く、回転円板に、光反射部あるいは光透過部の環状
配列を回転円板の径方向に2重に設け、それら内側及び
外側の光反射部あるいは光透過部の環状配列の夫々に対
応する2個の光学的検出器を配して、各光学的検出器か
ら得られる検出信号を合成し、その結果、検出精度が実
質的に高められることになる検出出力を得るようになす
ことが知られている。
しかしながら、上述の如くに、回転円板を備えた回転
検出装置が、回転円板に内側及び外側の光反射部あるい
は光透過部の環状配列が2重に形成されるものとされる
場合には、回転円板の作成工程が複雑化して回転円板を
容易に得ることができなくなり、また、回転円板が大型
化する傾向となるという問題を伴い、その結果、装置の
製造コストが嵩むとともに装置全体が大型化することに
なってしまう。
そのため、複数の被検出部が回転中心を包囲して環状
に配列形成され、回転状態が検出されるべき回転体に伴
ってもしくはそれに連動して回転する回転円板と、この
回転円板に近接して配されて被検出部の配列に応じた検
出パルス列信号を発生する複数の検出器とを備えるもの
とされ、複数の検出器がそれらの夫々から得られる検出
パルス列信号が所定の相互位相差を有するものとなるよ
うに配置されて、各検出パルス列信号が合成されること
により、検出精度の向上が図られることになる回転検出
出力信号が、回転円板が大型化されず、かつ、容易に作
成できるものとされたもとで得られるようにされた回転
検出信号発生装置が考えられている。
そして、斯かる回転円板と所定の相互位相差を有する
複数の検出パルス列信号が得られる複数の検出器とを備
えた回転検出信号発生装置からの各検出パルス列信号
が、それらを共通に必要とする、例えば、メータ制御ユ
ニット,アンチロックブレーキ制御ユニット,オートク
ルーズ制御ユニット等の複数の制御ユニットに供給さ
れ、各制御ユニットは、複数の検出パルス列信号に基づ
いて、回転状態が検出されるべき回転体の回転速度をあ
らわす回転検出出力信号、さらには、回転状態が検出さ
れるべき回転体の回転方向をあらわす信号を得て、夫々
に要求されている制御を行う。
(発明が解決しようとする問題点) 上述の如くに、複数の制御ユニットの夫々に所定の検
出出力信号が供給され、各制御ユニットにおいて、供給
された検出出力信号に基づく必要に応じた信号が形成さ
れる制御システムのもとにおいては、複数の制御ユニッ
トの夫々が、検出出力信号に基づいて、必要に応じた信
号、例えば、車速に対応する信号を形成するための信号
処理部を内蔵するものとされる。即ち、検出出力信号を
共通に用いて夫々の制御動作を行うようにされた複数の
制御ユニットが、共通に供給される検出出力信号から同
一の信号を得るための信号処理部を個々に備えるものと
なり、信号処理部の重複設置がなされていることにな
る。斯かる信号処理部の重複設置は、真に必要とされる
数以上の数の信号処理部が設置されて、夫々が非効率的
な使用状態におかれるという不合理のみならず、各信号
処理部への信号供給のための配線が複雑化し、かつ、配
線量の増大をまねくという不都合を生じることになる。
斯かる点に鑑み、本発明は、車両における車速に応じ
た回転状態におかれる回転体の回転状態についての検出
出力信号を発生する検出部を含み、その検出部からの検
出出力信号に基づいて、車両に設置される制御ユニット
において必要とされる車速に対応する情報信号を形成す
るための信号処理部、及び、信号処理部により形成され
た情報信号を制御ユニットに供給する信号供給部が、効
率に優れた使用状態におかれることになるとともに、制
御ユニットに対する信号供給のための配線の簡略化が図
られるようにされた情報信号形成供給装置を提供するこ
とを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成すべく、本発明に係る情報信号形成
供給装置は、車両の状態についての表示を行うべく設置
される電子メータ装置における電子メータ制御回路部
と、車両における車速に応じた回転状態におかれる回転
体の回転状態を検出して検出出力信号を発生する検出部
とを備えて成り、電子メータ装置における電子メータ制
御回路部が、検出部から得られる検出出力信号に所定の
信号処理を施して車両の車速に対応する情報信号を形成
する信号処理部、及び、信号処理部から得られる情報信
号を車両に設置された制御ユニットに供給する信号供給
部を含むものとされて構成される。
(作用) 上述の如くに構成された本発明に係る情報信号形成供
給装置にあっては、検出部からの検出出力信号が電子メ
ータ制御回路部に含まれた信号処理部に供給され、信号
処理部において、検出部からの検出出力信号に基づいて
車速に対応する情報信号が形成される。そして、電子メ
ータ制御回路部に含まれた信号供給部により、信号処理
部からの車速に対応する情報信号が制御ユニットに供給
される。
その結果、検出部からの検出出力信号に基づいて、制
御ユニットにおいて必要とされる車速に対応する情報信
号を形成する信号処理部、及び、その情報信号を制御ユ
ニットに供給する信号供給部が、車両の状態についての
表示を行うべく設置される電子メータ装置における電子
メータ制御回路部の内部回路が利用されて、別個の付加
回路部として設置されることなく構成されるものとな
り、そのため、その重複設置が回避されて効率良く使用
されるものとされる。また、その結果、各部の配線が簡
略化されることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照して述べ
る。
第1図は、本発明に係る情報信号形成供給装置の一例
をそれが適用された車両の電子メータ装置とともに示
す。この例は、車両における車速に応じた回転状態にお
かれる回転体である、例えば、変速機の出力軸の回転状
態を検出する回転検出装置を形成するものとされ、円板
内蔵部10と、車両の電子メータ装置における電子メータ
制御回路部100が有するCPU(中央制御ユニット)104に
組み込まれたものとされた論理回路ブロック28とを備え
るものとされている。
円板内蔵部10は、回転円板14と、それに関連して配さ
れて回転円板14に設けられた被検出部を検出し、検出パ
ルス列信号を発生する3個の検出器20A,20B及び20Cとを
有するものとされており、具体的には、例えば、第2図
に示される如くに構成される。
第2図に示される円板内蔵部10の一例は、一点鎖線で
表されるケース11を備えており、このケース11内には、
例えば、変速機の出力軸の回転を伝達するケーブル12が
連結されたシャフト13と、このシャフト13に固着された
回転円板14とが配置されている。この回転円板14には、
多数の略矩形とされた同一寸法の透孔16が、各透孔16の
幅に等しい間隔を置き、回転円板14の回転中心を包囲し
て環状に配列形成されている。これら透孔16の夫々が被
検出部としての光透過部とされ、また、隣合う2個の透
孔16の間が光遮断部18とされている。
回転円板14の回転中心の周囲には、3個の光電型とさ
れた検出器20A,20B及び20Cが回転円板14に近接し、か
つ、等間隔で、即ち、回転円板14の回転中心に関して12
0°ずつの角度割りをもって配置されており、これら検
出器20A,20B及び20Cはケース11の内面に固定されてい
る。
検出器20A,20B及び20Cの夫々は同一構成のものとされ
ており、例えば、第3図に検出器20Aが例示される如
く、全体としてコ字状に形成され、その上辺部21aと下
辺部21bとで回転円板14を挾むものとされる。回転円板1
4の上方に位置するものとなる上辺部21aの内部には、発
光ダイオード等の発光素子22が設けられ、また、回転円
板14の下方に位置するものとなる下辺部21bの内部に
は、フォトトランジスタ等の受光素子24が設けられてお
り、これら発光素子22と受光素子24とは、回転円板14に
設けられた透孔16の環状配列部を介して互いに対向して
いる。従って、発光素子22と受光素子24との間に光遮断
部18が位置する状態では、発光素子22からの光が光遮断
部18によって遮断されて受光素子24に到達せず、発光素
子22と受光素子24との間に透孔16が位置する状態で、発
光素子22からの光が透孔16を通じて受光素子24に到達す
ることになる。
受光素子24は発光素子22からの光の到達に応じて信号
を発生し、それによって、回転円板14の回動時には、受
光素子24は各透孔16に対応する検出パルスを発生し、従
って、受光素子24からは、透孔16の配列に応じた検出パ
ルス列信号が、被検出部に関しての検出出力信号として
得られる。
この場合、回転円板14に設けられた透孔16の環状配列
は、回転円板14の回転中心に関して120°ずつの角度割
りをもって配置された検出器20A,20B及び20Cの夫々が、
回転円板14の回動時に、それらのうちの隣合う2個、即
ち、検出器20A及び20B,検出器20B及び20C、もしくは、
検出器20C及び20Aの夫々の受光素子24から得られる2つ
の検出パルス列信号が実質的に2π/3の相互位相差を有
するものとなる位置に配置されたことになるように、か
つ、これら2つの検出パルス列信号の一方を形成する各
検出パルスと他方を形成する各検出パルスとが相互にオ
ーバーラップする部分を有するものとなるように設定さ
れている。
そして、検出器20A,20B及び20Cの夫々には車体に配設
されたワイヤハーネス中の3本のワイヤWが連結されて
おり、これらのワイヤWを通じてバッテリから検出器20
A,20B及び20Cの夫々における発光素子22への電力供給が
なされ、また、バッテリから検出器20A,20B及び20Cの夫
々における受光素子24への電力供給及びその受光素子24
からの検出パルス列信号の導出がなされる。このように
して各検出パルス列信号を発生する検出器20A,20B及び2
0Cにより、検出部が形成されているのである。
上述の如くにしてケース11内に回転円板14が収容さ
れ、また、ケース11の内面に3個の検出器20A,20B及び2
0Cが固定されて形成される円板内蔵部10において、検出
部を形成する検出器20A,20B及び20Cの夫々は、電子メー
タ制御回路部100に接続されている。
電子メータ制御回路部100は、マイクロコンピュータ
が用いられて構成されており、例えば、エンジン回転数
センサ106からの検出信号Sn,フューエルゲージ108から
の検出信号Sf及び水温センサ110からの検出信号Ss等の
検出信号、あるいは、図示されていないが各種のスイッ
チ類からの信号が供給されるものとなされている。
そして、例えば、検出信号Snがインターフェース部11
1を介して、また、検出信号Sf及びSsがA/D変換器113を
介してCPU104に供給される。CPU104においては、供給さ
れる各入力信号に基づいて、例えば、エンジンの回転数
をあらわすエンジン回転数信号CN,燃料残量をあらわす
フューエル信号CF及びエンジン冷却水温をあらわす水温
信号CSが形成される。そして、CPU104から得られるエン
ジン回転数信号CN,フューエル信号CF及び水温信号CS
駆動部115に供給され、駆動部115からエンジン回転数信
号CN,フューエル信号CF及び水温信号CSに基づく表示用
信号CN′,CF′及びCS′が得られてそれらが表示部120
に供給される。表示部120は、例えば、発光ダイオード
が用いられてデジタル表示を行うものとされ、供給され
る表示用信号CN′,CF′及びCS′に応じて、エンジン回
転数,燃料残量及びエンジン冷却水温を表示する。
また、CPU104には、上述の円板内蔵部10に配された3
個の検出器20A,20B及び20Cから夫々得られる検出パルス
列信号Pa,Pb及びPcも供給され、CPU104内に組み込まれ
た信号処理部を構成する論理回路ブロック28において、
検出パルス列信号Pa,Pb及びPcに基づき、変速機の出力
軸の回転速度、従って、車速に対応する情報信号である
信号PnもしくはCx′,検出パルス列信号Pa,Pb及びPcの
夫々の異常をあらわす情報信号である異常検出信号Pe、
及び、車両の前進,後退及び停止状態を判別する情報信
号である信号Ma及びMbが形成される。そして、論理回路
ブロック28から得られる信号PnもしくはCx′は駆動部11
5に供給され、駆動部115から信号PnもしくはCx′に基づ
く表示用信号CP′も得られてそれが表示部120に供給さ
れ、表示部120において表示用信号CP′に応じての車速
の表示がなされる。
さらに、論理回路ブロック28から得られる信号Pnもし
くはCx′は、同じく論理回路ブロック28から得られる他
の信号、即ち、異常検出信号Pe、及び、信号Ma及びMbと
共に、電子メータ制御回路部100の出力端子から送出さ
れ、信号PnもしくはCx′はアンチロックブレーキ制御ユ
ニット等に、また、異常検出信号Peは警告ランプの点滅
制御を行うランプ制御ユニット等に、さらに、信号Ma及
びMbは、電動ブレーキ(パーキングブレーキ)制御ユニ
ットや4WS(4輪操舵)制御ユニット等に供給される。
このようにして、エンジン回転数,燃料残量,エンジ
ンの冷却水温,車速等の表示を行うべく設置される電子
メータ制御回路部100が有するCPU104内に形成され、検
出パルス列信号Pa,Pb及びPcに基づいて、車速に応じた
信号PnもしくはCx′,検出パルス列信号Pa,Pb及びPcの
夫々の異常をあらわす異常検出信号Pe,車両の前進,後
退及び停止状態を判別する信号Ma及びMbを形成する論理
回路ブロック28は、例えば、第4図に示される如くの構
成を有するものとされる。
第4図に示される論理回路ブロック28の具体構成例に
は、検出器20A,20B及び20Cから得られる検出パルス列信
号Pa,Pb及びPcが夫々供給される、検出出力形成部及び
出力選択部を含む出力送出部30,異常検出部40、異常対
策信号形成部50、及び、前後進判別部80が含まれてい
る。そして、出力送出部30には、異常検出部40からの異
常検出信号Pe及び異常対策信号形成部50からの異常対策
信号Cxも供給され、また、異常検出部40からの信号Pr及
びPdが異常対策信号形成部50に供給される。
出力送出部30には、第5図に示される如く、検出器20
Aからの検出パルス列信号Paと検出器20Bからの検出パル
ス列信号Pbとが供給される第1のアンドゲート回路31,
検出器20Bからの検出パルス列信号Pbと検出器20Cからの
検出パルス列信号Pcとが供給される第2のアンドゲート
回路32,検出器20Cからの検出パルス列信号Pcと検出器20
Aからの検出パルス列信号Paとが供給される第3のアン
ドゲート回路33、及び、各アンドゲート回路31,32及び3
3から得られる信号P1,P2及びP3が供給されるオアゲート
回路34から成り、オアゲート回路34から得られる信号Pn
が回転検出出力とされる検出出力形成部30Aが形成され
ている。また、さらに、異常対策信号形成部50からの異
常対策信号Cxが供給される、入力信号周波数を3逓倍す
る周波数逓倍回路36と、検出出力形成部30Aのオアゲー
ト回路34から得られる信号Pnが供給される固定接点35a,
異常対策信号Cxが周波数逓倍回路36でその周波数が3逓
倍されて得られる信号Cx′が供給される固定接点35b、
及び、異常検出部40から得られる異常検出信号Peによっ
て制御され、固定接点35a及び35bの一方に選択的に接続
される可動接点35cを有するスイッチ回路35とから成る
出力選択部30Bが形成されている。
異常検出部40は、第6図に示される如く、検出器20A,
20B及び20Cからの検出パルス列信号Pa,Pb及びPcの夫々
が供給されるオアゲート回路41及びアンドゲート回路42
と、オアゲート回路41から得られる信号Prが直接供給さ
れるとともに、アンドゲート回路42から得られる信号Pd
がインバータ43を介して供給されるアンドゲート回路44
とで成り、アンドゲート回路44の出力信号が異常検出信
号Peとされる。
異常対策信号形成部50においては、第6図に示される
如く、検出パルス列信号Pa,Pb及びPcが夫々セット端子
Sに供給されるとともに、異常検出部40のオアゲート回
路41から得られる信号Prがインバータ57によりレベル反
転されて得られる信号Pr′が各リセット端子Rに供給さ
れるRSフリップ・フロップ51,52及び53と、これらRSフ
リップ・フロップ51,52及び53の夫々の出力端子Qに得
られる信号S1,S2及びS3が遅延回路51a,52a及び53aによ
り微小時間だけ遅延されて得られる信号S1′,S2′及び
S3′が夫々データ端子Dに供給されるとともに、信号Pr
が各クロック端子Cに供給されるD−フリップ・フロッ
プ54,55及び56と、検出パルス列信号Pa,Pb及びPcが夫々
インバータ67,68及び69によりレベル反転されて得られ
る信号Pa′,Pb′及びPc′が夫々セット端子Sに供給さ
れるとともに、異常検出部40のアンドゲート回路42から
得られる信号Pdが各リセット端子Rに供給されるRSフリ
ップ・フロップ61,62及び63と、これらRSフリップ・フ
ロップ61,62及び63の夫々の出力端子Qに得られる信号S
7,S8及びS9が遅延回路61a,62b及び63cにより微小時間だ
け遅延されて得られる信号S7′,S8′及びS9′が夫々デ
ータ端子Dに供給されるとともに、信号Pdが各クロック
端子Cに供給されるD−フリップ・フロップ64,65及び6
6とが配され、D−フリップ・フロップ54及び64の夫々
から得られる信号S4及びS10がオアゲート回路58に、D
−フリップ・フロップ55及び65の夫々から得られる信号
S5及びS11がオアゲート回路59に、また、D−フリップ
・フロップ56及び66の夫々から得られる信号S6及びS12
がオアゲート回路60に、夫々供給される。
さらに、オアゲート回路58からの信号S4もしくはS10
が直接アンドゲート回路71に供給されるとともにインバ
ータ77によりレベル反転されてアンドゲート回路72に供
給され、オアゲート回路59からの信号S5もしくはS11
直接アンドゲート回路72に供給されるとともにインバー
タ78によりレベル反転されてアンドゲート回路73に供給
され、また、オアゲート回路60からの信号S6もしくはS
12が直接アンドゲート回路73に供給されるとともにイン
バータ79によりレベル反転されてアンドゲート回路71に
供給される。また、アンドゲート回路71,72及び73に
は、検出パルス列信号Pa,Pb及びPcが夫々供給される。
そして、アンドゲート回路71,72及び73の夫々から得
られる信号C1,C2及びC3がオアゲート回路76に供給さ
れ、オアゲート回路76の出力信号が異常対策信号Cxとさ
れる。
上述の如くに構成された円板内蔵部10と論理回路ブロ
ック28との組み合せのもとにおいては、車両の走行時に
回転円板14が車速に応じて回転せしめられることにな
り、検出器20A,20B及び20Cのいずれもが正常に動作して
いる状態においては、検出器20A,20B及び20Cから夫々、
第7図A,B及びCにおける時点t1以前の期間T0、及び、
第8図A,B及びCにおける時点t4以前の期間T4において
示される如く、順次に2π/3、即ち、120°ずつの位相
差を有するものとされた検出パルス列信号Pa,Pb及びPc
が得られる。これらの検出パルス列信号Pa,Pb及びPc
は、それらのうちの120°の相互位相差を有する2つ、
即ち、検出パルス列信号Pa及びPb,Pb及びPc、もしく
は、Pc及びPaのうちの一方を形成する各検出パルスと他
方を形成する各検出パルスとが、相互にオーバーラップ
する部分、即ち、同時に高レベルをとる部分を有するも
のとされている。
斯かる検出パルス列信号Pa,Pb及びPcは、夫々、上述
の如くの態様で、出力送出部30の検出出力形成部30Aに
おける第1,第2及び第3のアンドゲート回路31,32及び3
3に供給される。そして、第1のアンドゲート回路31か
らは検出パルス列信号Paを形成する各検出パルスと検出
パルス列信号Pbを形成する各検出パルスとのオーバーラ
ップ部分に対応するパルスの列により形成される信号P1
が得られ、第2のアンドゲート回路32からは検出パルス
列信号Pbを形成する各検出パルスと検出パルス列信号Pc
を形成する各検出パルスとのオーバーラップ部分に対応
するパルスの列により形成される信号P2が得られ、さら
に、第3のアンドゲート回路33からは検出パルス列信号
Pcを形成する各検出パルスと検出パルス列信号Paを形す
る各検出パルスとのオーバーラップ部分に対応するパル
スの列により形成される信号P3が得られる。これら信号
P1,P2及びP3はオアゲート回路34に供給され、オアゲー
ト回路34からは、信号P1,P2及びP3が合成されて得られ
る、第7図Dにおける期間T0、及び、第8図Dにおける
期間T4において示される如くのパルス列信号とされた信
号Pnが得られる。この信号Pnを形成するパルス列信号
は、検出パルス列信号Pa,Pb及びPcの夫々の周波数の3
倍の周波数を有するものとなり、これが回転検出出力と
される。
従って、この回転検出出力により、回転円板14に設け
られた透孔16の環状配列に応じて得られる検出パルス列
信号Pa,PbもしくはPcを直接に回転検出出力とする場合
に比して、著しく高められた検出精度のもとでの回転検
出がなされることになる。
上述の如くに、検出出力形成部30Aから、検出パルス
列信号Pa,Pb及びPcの夫々が正常に得られ、その周波数
の3倍の周波数を有する信号Pnが得られることになる状
態においては、論理回路ブロック28の異常検出部40にお
けるオアゲート回路41及びアンドゲート回路42にも、上
述の第7図A,B及びCにおける期間T0、及び、第8図A,B
及びCにおける期間T4において示される検出パルス列信
号Pa,Pb及びPcが供給される。その結果、オアゲート回
路41及びアンドゲート回路42からは、夫々、第7図E及
びFにおける期間T0、及び、第8図E及びFにおける期
間T4において示される如くの、高レベルhをとる信号Pr
及び低レベルlをとる信号Pdが得られる。そして、高レ
ベルhをとる信号Prがそのまま、また、低レベルlをと
る信号Pdがインバータ43で高レベルhをとる信号に変換
されてアンドゲート回路44に供給され、アンドゲート回
路44からは、第7図Gにおける期間T0、及び、第8図G
における期間T4において示される如くの、高レベルhを
とる異常検出信号Peが得られる。
このようにして、検出器20A,20B及び20Cからの検出パ
ルス列信号Pa,Pb及びPcのいずれもが適正に得られてい
る状態においては、異常検出部40におけるオアゲート回
路41及びアンドゲート回路42から得られる信号Pr及びPd
が、夫々、高レベルh及び低レベルlをとるものとな
り、その結果、異常検出信号Peが高レベルhをとるもの
となる。
そして、この高レベルをとる異常検出信号Peが出力送
出部30の出力選択部30Bにおけるスイッチ回路35の制御
端に供給されるとともに、電子メータ制御回路部100の
出力端子から警告ランプの点滅制御を行うランプ制御ユ
ニットに供給され、ランプ制御ユニットは、異常検出信
号Peが高レベルをとるときには、警告ランプを消灯状態
に保持する。
上述の如くに、検出パルス列信号Pa,Pb及びPcの夫々
が正常に得られる状態では、異常対策信号形成部50にお
いて、RSフリップ・フロップ51,52及び53の夫々のセッ
ト端子Sに第7図A,B及びCにおける期間T0、及び、第
8図A,B及びCにおける期間T4において示される検出パ
ルス列信号Pa,Pb及びPcが夫々供給されるとともに、RS
フリップ・フロップ61,62及び63の夫々のセット端子S
に上述の検出パルス列信号Pa,Pb及びPcに基づいてイン
バータ67,68及び69から得られる信号Pa′,Pb′及びPc′
が供給される。
このとき、RSフリップ・フロップ51,52及び53の夫々
のリセット端子Rには、異常検出部40からの高レベルを
とる信号Prがインバータ57により低レベルに反転されて
供給されて、RSフリップ・フロップ51,52及び53の夫々
の出力端子Qからは継続的に高レベルhをとる信号S1,S
2及びS3が得られ、これら信号S1,S2及びS3が夫々遅延回
路51a,52a及び53aを通じて、第7図H,I及びJにおける
期間T0において示される如くの、継続的に高レベルをと
る信号S1′,S2′及びS3′としてD−フリップ・フロッ
プ54,55及び56の夫々のデータ端子Dに供給される。D
−フリップ・フロップ54,55及び56の夫々のクロック端
子Cには、高レベルhをとる信号Prがレベル反転により
継続的に低レベルlをとるものとして供給され、D−フ
リップ・フロップ54,55及び56の夫々の出力端子Qに、
第7図K,L及びMにおける期間T0において示される如く
の、低レベルlをとる信号S4,S5及びS6が得られて、こ
れらが夫々オアゲート回路58,59及び60の一方の入力端
子に供給される。
また、このとき、信号Pa′,Pb′及びPc′が夫々セッ
ト端子Sに供給されるRSフリップ・フロップ61,62及び6
3の夫々のリセット端子Rには、異常検出部40から得ら
れる、第7図Fにおける期間T0及び第8図Fにおける期
間T4において示される如くの、継続的に低レベルlをと
る信号Pdが供給されて、RSフリップ・フロップ61,62及
び63の夫々の出力端子Qには継続的に高レベルhをとる
信号S7,S8及びS9が得られ、これら信号S7,S8及びS9が夫
々遅延回路61a,62a及び63aを通じて、第8図H,I及びJ
における期間T4において示される如くの、継続的に高レ
ベルをとる信号S7′,S8′及びS9′としてD−フリップ
・フロップ64,65及び66の夫々のデータ端子Dに供給さ
れる。D−フリップ・フロップ64,65及び66の夫々のク
ロック端子Cには、低レベルlをとる信号Pdが継続的に
供給され、D−フリップ・フロップ64,65及び66の夫々
の出力端子Qに、第8図K,L及びMにおける期間T4にお
いて示される如くの、低レベルlをとる信号S10,S11
びS12が得られて、これらが夫々オアゲート回路58,59及
び60の他方の入力端子に供給される。
このため、オアゲート回路58,59及び60の夫々の出力
信号はいずれも低レベルlをとるものとなり、そのた
め、アンドゲート回路71,72及び73の夫々から、第7図
N,O及びPにおける期間T0、及び、第8図N,O及びPにお
ける期間T4において示される如くの、低レベルlをとる
信号C1,C2及びC3が得られ、オアゲート回路76から得ら
れる異常対策信号Cxは継続的に低レベルをとるものとな
る。
この低レベルをとる異常対策信号Cxは、出力送出部30
の出力選択部30Bにおける周波数逓倍回路36に供給され
る。
そして、この場合、出力送出部30のスイッチ回路35の
制御端には、異常検出部40から得られる高レベルをとる
異常検出信号Peが供給されるので、スイッチ回路35の可
動接点35cが固定接点35aに接続され、スイッチ回路35の
可動接点35cから、検出出力形成部30Aから得られる、検
出パルス列信号Pa,Pb及びPcの夫々の3倍の周波数を有
する信号Pnが、回転検出出力として送出される。
この出力送出部30から送出される信号Pnは、電子メー
タ制御回路部100の駆動部115に供給されて表示部120に
おける車速表示に供されるとともに、電子メータ制御回
路部100の出力端子から複数の制御ユニットに分配供給
される。これにより、円板内蔵部10に配された検出器20
A,20B及び20Cから夫々適切な検出パルス列信号Pa,Pb及
びPcが得られるときには、各制御ユニットが変速機の出
力軸の回転速度、従って、車速に応じた精度の高い制御
を行うものとされることになる。
これに対して、例えば、検出器20A自体あるいはその
出力側での断線等の事故により検出パルス列信号Paが適
正に得られなくなった状態においては、各部の信号は第
7図A〜Pにおける、上述の期間T0に続く、時点t1から
t2までの期間T1において示される如くとなる。即ち、検
出器20B及び20Cからの検出パルス列信号Pb及びPcは、第
7図B及びCにおける期間T1において示される如く正常
に得られるが、検出器20Aからの検出パルス列信号Pa
は、第7図Aにおける期間T1において示される如く、継
続的に低レベルをとるものになってしまう。それによ
り、出力送出部30の検出出力形成部30Aにおいて、アン
ドゲート回路31及び33から得られる信号P1及びP3は継続
的に低レベルをとり、アンドゲート回路32から得られる
信号P2のみが検出パルス列信号Pcに同期したパルス列信
号となる。その結果、オアゲート回路34からの出力信号
Pnは、第7図Dにおける期間T1において示される如く、
アンドゲート回路32の出力信号P2と同一のものとなって
しまう。
そして、このとき、異常検出部40におけるオアゲート
回路41からの信号Prは、第7図Eにおける期間T1におい
て示される如く、検出パルス列信号Pcにおける立下り部
に同期して低レベル部を有するものとなり、また、アン
ドゲート回路42からの信号Pdは、第7図Fにおける期間
T1において示される如く、低レベルlをとるものとな
る。その結果、アンドゲート回路44から得られる異常検
出信号Peは、第7図Gにおける期間T1において示される
如く、オアゲート回路41からの信号Prと同一の、検出パ
ルス列信号Pcにおける立下り部に同期して低レベル部を
有するものとなる。
この周期的に低レベルをとる異常検出信号Peが出力送
出部30の出力選択部30Bにおけるスイッチ回路35の制御
端に供給されるとともに、警告ランプの点滅制御を行う
ランプ制御ユニットに供給される。ランプ制御ユニット
は、異常検出信号Peが周期的に低レベルをとるときに
は、警告ランプを点灯状態とし、検出パルス列信号Pa,P
b及びPcのいずれかが異常となったことを警告する。
上述の如くに、検出パルス列信号Paが異常になって継
続的に低レベルをとるものとなる状態では、異常対策信
号形成部50において、RSフリップ・フロップ51,52及び5
3の夫々のセット端子Sに第7図A,B及びCにおける期間
T1において示される如くの、低レベルをとる検出パルス
列信号Pa及び正常な検出パルス列信号Pb及びPcが夫々供
給されるとともに、RSフリップ・フロップ61,62及び63
の夫々のセット端子Sに上述の検出パルス列信号Pa,Pb
及びPcがインバータ67,68及び69によりレベル反転して
得られる信号Pa′,Pb′及びPc′が供給される。
このとき、RSフリップ・フロップ51,52及び53の夫々
のリセット端子Rには、異常検出部40からの第7図Eに
おける期間T1において示される如くの信号Prがレベル反
転されて得られる、検出パルス列信号Pcにおける立下り
部に同期して高レベル部を有する信号Pr′が供給され
る。そして、RSフリップ・フロップ51,52及び53の夫々
の出力端子Qから得られる信号S1,S2及びS3が夫々遅延
回路51a,52a及び53aを通じて得られる、第7図H,I及び
Jにおける期間T1において示される如くの信号S1′,
S2′及びS3′が、D−フリップ・フロップ54,55及び56
の夫々のデータ端子Dに供給される。D−フリップ・フ
ロップ54,55及び56の夫々のクロック端子Cには、第7
図Eにおける期間T1において示される如くの信号Prがレ
ベル反転されて供給され、D−フリップ・フロップ54,5
5及び56の夫々の出力端子Qに、第7図K,L及びMにおけ
る期間T1において示される如くの、信号S4,S5及びS6
得られて、これらが夫々オアゲート回路58,59及び60の
一方の入力端子に供給される。
また、このとき、信号Pa′,Pb′及びPc′が夫々セッ
ト端子Sに供給されるRSフリップ・フロップ61,62及び6
3の夫々のリセット端子Rには、異常検出部40から得ら
れる、第7図Fにおける期間T1において示される如く
の、継続的に低レベルlをとる信号Pdが供給されて、RS
フリップ・フロップ61,62及び63の夫々の出力端子Qに
は継続的に高レベルhをとる信号S7,S8及びS9が得ら
れ、また、D−フリップ・フロップ64,65及び66の夫々
のクロック端子Cにも、低レベルlをとる信号Pdが供給
されて、D−フリップ・フロップ64,65及び66の夫々の
出力端子Qに、継続的に低レベルlをとる信号S10,S11
及びS12が得られ、これらが夫々オアゲート回路58,59及
び60の他方の入力端子に供給される。
このため、オアゲート回路58,59及び60からは、第7
図K,L及びMにおける期間T1において示される如くの信
号S4,S5及びS6がそのまま得られる。そして、アンドゲ
ート回路71には、第7図Kにおける期間T1において示さ
れる如くの信号S4と、第7図Mにおける期間T1において
示される如くの信号S6がインバータ79でレベル反転され
て得られる信号と、継続的に低レベルをとる検出パルス
列信号Paとが供給され、アンドゲート回路71から得られ
る信号C1は、第7図Nにおける期間T1において示される
如く低レベルlをとるものとなる。また、アンドゲート
回路72には、第7図Lにおける期間T1において示される
如くの信号S5と、第7図Kにおける期間T1において示さ
れる如くの信号S4がインバータ77でレベル反転されて得
られる信号と、正常な検出パルス列信号Pdとが供給さ
れ、アンドゲート回路72からは、信号C2として、第7図
Oにおける期間T1において示される如く、正常な検出パ
ルス列信号Pbが得られる。さらに、アンドゲート回路73
には、第7図Mにおける期間T1において示される如くの
信号S6と、第7図Lにおける期間T1において示される如
くの信号S5がインバータ78でレベル反転されて得られる
信号と、正常な検出パルス列信号Pcとが供給され、アン
ドゲート回路73から得られる信号C3は、第7図Pにおけ
る期間T1において示される如く低レベルlをとるものと
なる。
従って、このとき、オアゲート回路76からは、異常対
策信号Cxとして、アンドゲート回路72から得られる信号
C2,即ち、正常な検出パルス列信号Pbが得られる。この
異常対策信号Cxとしての検出パルス列信号Pbは、出力送
出部30の出力選択部30Bにおける周波数逓倍回路36に供
給され、周波数が3逓倍された信号Cx′としてスイッチ
回路35の固定接点35bに供給される。
そして、この場合、出力送出部30のスイッチ回路35の
制御端には、異常検出部40から得られる周期的に低レベ
ルをとる異常検出信号Peが供給され、スイッチ回路35は
斯かる周期的に低レベルをとる異常検出信号Peが供給さ
れるときには、その可動接点35cが固定接点35bに接続さ
れるようになされている。これにより、スイッチ回路35
の可動接点35cから、周波数逓倍回路36からの、検出パ
ルス列信号Pbの周波数が3逓倍されて得られる信号Cx′
が、検出出力形成部30Aからの信号Pnに代わる検出出力
として送出される。
この出力送出部30から送出される信号Cx′は、信号Pn
に代えて電子メータ制御回路部100の駆動部115及び各制
御ユニットに供給される。これにより、円板内蔵部10に
配された検出器20Aからの検出パルス列信号Paが、異常
となって継続的に低レベルをとるものとなる場合には、
正常な検出パルス列信号Pbの周波数が3逓倍されて得ら
れる信号Cx′が、各制御ユニットに対する応急回転検出
出力とされる状態が自動的にとられることになる。
また、検出器20Bもしくは20C自体あるいはその出力側
での断線等の事故により検出パルス列信号PbもしくはPc
が適正に得られなくなった状態においては、各部の信号
は第7図A〜Pにおける、上述の期間T1に続く時点t2
らt3までの期間T2、もしくは、期間T2に続く時点t3以降
の期間T3において示される如くとなり、検出器20A及び2
0Cからの検出パルス列信号Pa及びPcは、第7図A及びC
における期間T2において示される如く適正に得られる
が、検出器20Bからの検出パルス列信号Pbが、第7図B
における期間T2において示される如く継続的に低レベル
をとるものになる、もしくは、検出器20A及び20Bからの
検出パルス列信号Pa及びPbは、第7図A及びBにおける
期間T3において示される如く適正に得られるが、検出器
20Cからの検出パルス列信号Pcが、第7図Cにおける期
間T3において示される如く継続的に低レベルをとるもの
になることになって、上述の検出器20A自体あるいはそ
の出力側で断線等が生じて検出パルス列信号Paが適正に
得られなくなった状態と同様となる。
即ち、検出出力形成部30Aのオアゲート回路34の信号P
nは、第7図Dにおける期間T2に示される如く、アンド
ゲート回路33から得られる信号P3と同一のもの、もしく
は、第7図Dにおける期間T3に示される如く、アンドゲ
ート回路31から得られる信号P1と同一のものとなること
になり、このとき、異常検出部40から得られる異常検出
信号Peは、第7図Gにおける期間T2もしくはT3において
示される如く、オアゲート回路41から得られる信号Prと
同一の、周期的に低レベルをとるものとなる。この周期
的に低レベルをとる異常検出信号Peも、出力送出部30の
出力選択部30Bにおけるスイッチ回路35の制御端に供給
されるとともに、警告ランプの点滅制御を行うランプ制
御ユニットに供給され、ランプ制御ユニットは警告ラン
プを点灯状態とする。
さらに、検出パルス列信号Paが継続的に低レベルをと
るものとなった場合と同様の動作のもとに、異常対策信
号形成部50のオアゲート回路58,59及び60からは、第7
図K,L及びMにおける期間T2もしくはT3において示され
る如くの信号S4,S5及びS6がそのまま得られ、それによ
り、オアゲート回路76からは、異常対策信号Cxとして、
アンドゲート回路73から得られる信号C3、即ち、正常な
検出パルス列信号Pc、もしくは、アンドゲート回路71か
ら得られる信号C1、即ち、正常な検出パルス列信号Paが
得られる。この異常対策信号Cxとしての検出パルス列信
号PcもしくはPaは、出力送出部30の出力選択部30Bにお
ける周波数逓倍回路36に供給され、周波数が3逓倍され
た信号Cx′としてスイッチ回路35の固定接点35bに供給
される。
そして、斯かる場合にも、出力送出部30のスイッチ回
路35の制御端には、異常検出部40から得られる周期的に
低レベルをとる異常検出信号Peが供給されるので、スイ
ッチ回路35の可動接点35cが固定接点35bに接続され、可
動接点35cから、周波数逓倍回路36からの、検出パルス
列信号PcもしくはPaの周波数が3逓倍されて得られる信
号Cx′が、検出出力形成部30Aからの信号Pnに代わる検
出出力として送出され、電子メータ制御回路部100の駆
動部115及び各制御ユニットに対する応急回転検出出力
とされる。
一方、例えば、検出器20Aに短絡事故が生じて検出パ
ルス列信号Paが適正に得られなくなった状態において
は、各部の信号は第8図A〜Pにおける、上述の期間T4
に続く、時点t4からt5までの期間T5において示される如
くとなる。即ち、検出器20B及び20Cからの検出パルス列
信号Pb及びPcは、第8図B及びCにおける期間T5におい
て示される如く正常に得られるが、検出器20Aからの検
出パルス列信号Paは、第8図Aにおける期間T5において
示される如く、継続的に高レベルをとるものになってし
まう。それにより、出力送出部30の検出出力形成部30A
において、アンドゲート回路31及び33から得られる信号
P1及びP3は継続的に高レベルをとり、アンドゲート回路
32から得られる信号P2のみが検出パルス列信号Pcに同期
したパルス列信号となる。その結果、オアゲート回路34
からの信号Pnは、第8図Dにおける期間T5において示さ
れる如く、検出パルス列信号Pcにおける立下り部に同期
して低レベル部を有するものとなってしまう。
そして、このとき、異常検出部40におけるオアゲート
回路41からの信号Prは、第8図Eにおける期間T5におい
て示される如く、高レベルをとるものとなり、また、ア
ンドゲート回路42からの信号Pdは、第8図Fにおける期
間T5において示される如く、検出パルス列信号Pcにおけ
る立上り部に同期して高レベル部を有するものとなる。
その結果、アンドゲート回路44から得られる異常検出信
号Peは、第8図Gにおける期間T5において示される如
く、オアゲート回路42からの信号Pdがレベル反転された
ものに相当する、検出パルス列信号Pcにおける立上り部
に同期して低レベル部を有するものとなる。
この周期的に低レベルをとる異常検出信号Peも、出力
送出部30の出力選択部30Bにおけるスイッチ回路35の制
御端に供給されるとともに、警告ランプの点滅制御を行
うランプ制御ユニットに供給され、ランプ制御ユニット
は警告ランプを点灯させる。
このように、検出パルス列信号Paが継続的に高レベル
をとるものとなる状態では、異常対策信号形成部50にお
いて、RSフリップ・フロップ51,52及び53の夫々のセッ
ト端子Sに、高レベルをとる検出パルス列信号Pa及び正
常な検出パルス列信号Pb及びPcが夫々供給されるととも
に、RSフリップ・フロップ61,62及び63の夫々のセット
端子Sに、上述の検出パルス列信号Pa,Pb及びPcがイン
バータ67,68及び69によりレベル反転して得られる信号P
a′,Pb′及びPc′が供給される。
このとき、RSフリップ・フロップ51,52及び53の夫々
のリセット端子Rには、異常検出部40からの第8図Eに
おける期間T5において示される如くの信号Prがレベル反
転されて得られる、低レベルをとる信号Pr′が供給され
て、RSフリップ・フロップ51,52及び53の夫々の出力端
子Qには継続的に高レベルをとる信号S1,S2及びS3が得
られ、また、D−フリップ・フロップ54,55及び56の夫
々のクロック端子Cにも、低レベルをとる信号Pr′が供
給されて、D−フリップ・フロップ54,55及び56の夫々
の出力端子Qに、継続的に低レベルをとる信号S4,S5
びS6が得られ、これらが夫々オアゲート回路58,59及び6
0の一方の入力端子に供給される。
また、このとき、信号Pa′,Pb′及びPc′が夫々セッ
ト端子Sに供給されるRSフリップ・フロップ61,62及び6
3の夫々のリセット端子Rには、異常検出部40から得ら
れる、第8図Fにおける期間T5において示される如く
の、検出パルス列信号Pcにおける立上り部に同期して高
レベル部を有する信号Pdが供給される。そして、RSフリ
ップ・フロップ61,62及び63の夫々の出力端子Qに得ら
れる信号S7,S8及びS9が夫々遅延回路61a,62a及び63aを
通じて得られる、第8図H,I及びJにおける期間T5にお
いて示される如くの信号S7′,S8′及びS9′が、D−フ
リップ・フロップ64,65及び66の夫々のデータ端子Dに
供給される。D−フリップ・フロップ64,65及び66の夫
々のクロック端子Cには、検出パルス列信号Pcにおける
立上り部に同期して高レベル部を有する信号Pdが供給さ
れて、D−フリップ・フロップ64,65及び66の夫々の出
力端子Qには、第8図K,L及びMにおける期間T5におい
て示される如くの信号S10,S11及びS12が得られ、これら
が夫々オアゲート回路58,59及び60の他方の入力端子に
供給される。
このため、オアゲート回路58,59及び60からは、第8
図K,L及びMにおける期間T5において示される如くの信
号S10,S11及びS12がそのまま得られる。そして、アンド
ゲート回路71には、第8図Kにおける期間T5において示
される如くの信号S10と、第8図Mにおける期間T5にお
いて示される如くの信号S12がインバータ79でレベル反
転されて得られる信号と、継続的に高レベルをとる検出
パルス列信号Paとが供給され、アンドゲート回路71から
得られる信号C1は、第8図Nにおける期間T5において示
される如くの低レベルlをとるものとなる。また、アン
ドゲート回路72には、第8図Lにおける期間T5において
示される如くの信号S11と、第8図Kにおける期間T5
おいて示される如くの信号S10がインバータ77でレベル
反転されて得られる信号と、正常な検出パルス列信号Pb
とが供給され、アンドゲート回路72からは、信号C2とし
て、第8図Oにおける期間T5において示される如く、正
常な検出パルス列信号Pbが得られる。さらに、アンドゲ
ート回路73には、第8図Mにおける期間T5において示さ
れる如くの信号S12と、第8図Lにおける期間T5におい
て示される如くの信号S11がインバータ78でレベル反転
されて得られる信号と、正常な検出パルス列信号Pcとが
供給され、アンドゲート回路73から得られる信号C3は、
第8図Pにおける期間T5において示される如く低レベル
lをとるものとなる。
従って、このとき、オアゲート回路76からは、異常対
策信号Cxとして、アンドゲート回路72から得られる信号
C2,即ち、正常な検出パルス列信号Pbが得られ、出力送
出部30の出力選択部30Bにおける周波数逓倍回路36に供
給されて、周波数が3逓倍された信号Cx′としてスイッ
チ回路35の固定接点35bに供給される。
そして、この場合、出力送出部30のスイッチ回路35の
制御端には、異常検出部40から得られる周期的に低レベ
ルをとる異常検出信号Peが供給されているので、スイッ
チ回路35の可動接点35cは固定接点35bに接続される。そ
れにより、スイッチ回路35の可動接点35cから、周波数
逓倍回路36からの、検出パルス列信号Pbの周波数が3逓
倍されて得られる信号Cx′が、検出出力形成部30Aの信
号Pnに代わる検出出力として送出される。
従って、円板内蔵部10に配された検出器20Aからの検
出パルス列信号Paが、異常となって継続的に高レベルを
とるものとなる場合にも、正常な検出パルス列信号Pbの
周波数が3逓倍されて得られる信号Cx′が、各制御ユニ
ットに対する応急回転検出出力とされる状態が自動的に
とられることになる。
また、検出器20Bもしくは20Cに短絡事故が生じて検出
パルス列信号PbもしくはPcが適正に得られなくなった状
態においては、各部の信号は第8図A〜Pにおける、上
述の期間T5に続く時点t5からt6までの期間T6、もしく
は、期間T6に続く時点t6以降の期間T7において示される
如くとなり、検出器20A及び20Cからの検出パルス列信号
Pa及びPcは、第8図A及びCにおける期間T6において示
される如く適正に得られるが、検出器20Bからの検出パ
ルス列信号Pbが、第8図Bにおける期間T6において示さ
れる如く継続的に高レベルをとるものになる、もしく
は、検出器20A及び20Bからの検出パルス列信号Pa及びPb
は、第8図A及びBにおける期間T7において示される如
く適正に得られるが、検出器20Cからの検出パルス列信
号Pcが、第8図Cにおける期間T7において示される如く
継続的に高レベルをとるものになることになって、上述
の検出器20Aに短絡事故が生じて検出パルス列信号Paが
適正に得られなくなった状態と同様となる。
即ち、検出出力形成部30Aのオアゲート回路34の信号P
nは、第8図Dにおける期間T6に示される如く、検出パ
ルス列信号Paにおける立下り部に同期して低レベル部を
有するもの、もしくは、第8図Dにおける期間T7に示さ
れる如く、検出パルス列信号Pbにおける立下り部に同期
して低レベル部を有するものとなることになり、このと
き、異常検出部40から得られる異常検出信号Peは、第8
図Gにおける期間T6もしくはT7において示される如く、
オアゲート回路42から得られる信号Pdがレベル反転され
たものに相当する、周期的に低レベルをとるものとな
る。この周期的に低レベルをとる異常検出信号Peも、出
力送出部30の出力選択部30Bにおけるスイッチ回路35の
制御端に供給されるとともに、警告ランプの点滅制御を
行うランプ制御ユニットに供給され、ランプ制御ユニッ
トは警告ランプを点灯状態とする。
さらに、検出パルス列信号Paが継続的に高レベルをと
るものとなった場合と同様の動作のもとに、異常対策信
号形成部50のオアゲート回路58,59及び60からは、第8
図K,L及びMにおける期間T6もしくはT7において示され
る如くの信号S10,S11及びS12がそのまま得られ、それに
より、オアゲート回路76からは、異常対策信号Cxとし
て、アンドゲート回路73から得られる信号C3、即ち、正
常な検出パルス列信号Pc、もしくは、アンドゲート回路
71から得られる信号C1、即ち、正常な検出パルス列信号
Paが得られる。この異常対策信号Cxとしての検出パルス
列信号PcもしくはPaは、出力送出部30の出力選択部30B
における周波数逓倍回路36に供給され、周波数が3逓倍
された信号Cx′としてスイッチ回路35の固定接点35bに
供給される。
そして、この場合にも、出力送出部30のスイッチ回路
35の制御端には、異常検出部40から得られる周期的に低
レベルをとる異常検出信号Peが供給されるので、スイッ
チ回路35の可動接点35cが固定接点35bに接続され、可動
接点35cから、周波数逓倍回路36からの、検出パルス列
信号PcもしくはPaの周波数が3逓倍されて得られる信号
Cx′が、検出出力形成部30Aからの信号Pnに代わる検出
出力として送出され、各制御ユニットに対する応急回転
検出出力とされる。
上述の如くにして、論理回路ブロック28に設けられた
出力送出部30,異常検出部40及び異常対策信号形成部50
により、検出精度の向上を図ることができる回転検出出
力が得られ、しかも、検出パルス列信号Pa,Pb及びPcの
うちのいずれかが異常なものとなった場合には、異常を
来していない他の検出パルス列信号が有効に利用されて
の適切な対策が自動的にとられるのであるが、これに加
えて、論理回路ブロック28に設けられた前後進判別部80
により車両の前進,後退及び停止状態の判別信号が得ら
れる。
即ち、前後進判別部80は、第9図に示される如く、6
個のD−フリップ・フロップ81,82,83,84,85及び86と6
個のアンドゲート回路91,92,93,94,95及び96と2個のオ
アゲート回路97及び98とを有している。そして、検出パ
ルス列信号Paが、D−フリップ・フロップ81及び82のデ
ータ端子DとD−フリップ・フロップ85のクロック端子
Cとに直接、また、D−フリップ・フロップ86のクロッ
ク端子Cにレベル反転されて供給され、検出パルス列信
号Pbが、D−フリップ・フロップ83及び84のデータ端子
DとD−フリップ・フロップ81のクロック端子Cとに直
接、また、D−フリップ・フロップ82のクロック端子C
にレベル反転されて供給され、さらに、検出パルス列信
号Pcが、D−フリップ・フロップ85及び86のデータ端子
DとD−フリップ・フロップ83のクロック端子Cとに直
接、また、D−フリップ・フロップ84のクロック端子C
にレベル反転されて供給される。
D−フリップ・フロップ81,83及び85の夫々の出力端
子Qに得られる信号Fa,Fb及びFcがアンドゲート回路91,
93及び95の夫々の一方の入力端子に、また、D−フリッ
プ・フロップ82,84及び86の夫々の出力端子Qに得られ
る信号Ra,Rb及びRcがアンドゲート回路92,94及び96の夫
々の一方の入力端子に供給されるとともに、D−フリッ
プ・フロップ81,83及び85の夫々の反転出力端子に得
られる信号Fa′,Fb′及びFc′がアンドゲート回路92,94
及び96の夫々の他方の入力端子に、また、D−フリップ
・フロップ82,84及び86の夫々の反転出力端子に得ら
れる信号Ra′,Rb′及びRc′がアンドゲート回路91,93及
び95の夫々の他方の入力端子に供給され、アンドゲート
回路91,93及び95から夫々得られる出力信号F1,F2及びF3
がオアゲート回路97に、また、アンドゲート回路92,94
及び96から夫々得られる出力信号R1,R2及びR3がオアゲ
ート回路98に供給される。
斯かる構成をとる前後進判別部80に、車両の前進時に
おいては、前述の第7図A,B及びCにおける期間T0、及
び、第8図A,B及びCにおける期間T4において示される
如くの、順次に2π/3ずつの位相差を有するものとされ
た検出パルス列信号Pa,Pb及びPcが供給される。
このとき、D−フリップ・フロップ81,83及び85の夫
々の出力端子Qから得られる信号Fa,Fb及びFc、及び、
D−フリップ・フロップ82,84及び86の夫々の反転出力
端子から得られる信号Ra′,Rb′及びRc′が高レベル
をとるものとなって、アンドゲート回路91,93及び95か
ら夫々高レベルをとる信号F1,F2及びF3が得られる。一
方、D−フリップ・フロップ81,83及び85の夫々の反転
出力端子から得られるFa′,Fb′及びFc′、及び、D
−フリップ・フロップ82,84及び86の夫々の出力端子Q
から得られるRa,Rb及びRcは低レベルをとるものとな
り、アンドゲート回路92,94及び96から夫々低レベルを
とるR1,R2及びR3が得られる。これにより、オアゲート
回路97から継続的に高レベルをとる信号Maが得られると
ともに、オアゲート回路98から継続的に低レベルをとる
信号Mbが得られる。
これに対して、車両の後退時においては、回転円板14
が前進時とは逆方向に回転し、検出パルス列信号Pa,Pb
及びPcが前進時とは逆の相互位相進遅関係を有するもの
となる。従って、前後進判別部80には、Pc→Pb→Paの順
序で順次に2π/3ずつの位相遅れを有する検出パルス列
信号Pa,Pb及びPcが供給される。
このため、D−フリップ・フロップ81,83及び85の夫
々の出力端子Qから得られる信号Fa,Fb及びFc、及び、
D−フリップ・フロップ82,84及び86の夫々の反転出力
端子から得られる信号Ra′,Rb′及びRc′が低レベル
をとるものとなって、アンドゲート回路91,93及び95か
ら夫々低レベルをとる信号F1,F2及びF3が得られ、ま
た、D−フリップ・フロップ81,83及び85の夫々の反転
出力端子から得られる信号Fa′,Fb′及びFc′、及
び、D−フリップ・フロップ82,84及び86の夫々の出力
端子Qから得られる信号Ra,Rb及びRcが高レベルをとる
ものとなって、アンドゲート回路92,94及び96から夫々
高レベルをとる信号R1,R2及びR3が得られる。これによ
り、オアゲート回路97から継続的に低レベルをとる信号
Maが得られるとともに、オアゲート回路98から継続的に
高レベルをとる信号Mbが得られる。
さらに、車両の停止時においては、検出パルス列信号
Pa,Pb及びPcの全てが継続的に低レベルをとる状態、あ
るいは、そのうちの1つもしくは2つが継続的に高レベ
ルをとり、他のものが継続的に低レベルをとる状態とな
るので、オアゲート回路97及び98から夫々得られる信号
Ma及びMbが共に継続的に低レベルをとるものとなる。
このように、車両の前進時と後退時とにおいて高レベ
ルと低レベルとのレベル関係を逆にし、また、車両の停
止時において共に低レベルをとるものとなる信号Ma及び
Mbが、前後進判別信号として、電子メータ制御回路部10
0の出力端子から各制御ユニット、例えば、電動ブレー
キ(パーキングブレーキ)制御ユニット供給される。こ
れにより、電動ブレーキ制御ユニットにおいては、供給
された信号Ma及びMbのレベルに応じて、車両の前進,後
退及び停止状態に対応した動作制御が行われる。
上述の如くにして、車両の前後進判別信号としての信
号Ma及びMbを送出するようにされた前後進判別部80にお
いては、上述の如く検出パルス列信号Pa,Pb及びPcのい
ずれもが適性に得られる正常時だけでなく、検出パルス
列信号Pa,Pb及びPcのうちのいずれかが適性に得られな
くなる異常時においても、車両の前進,後退及び停止状
態の判別がなされる。
例えば、車両の前進もしくは後退時に検出パルス列信
号Paが継続的に高レベルもしくは低レベルをとるものと
なると、アンドゲート回路91及び92から得られる信号F1
及びR1は、ともに低レベルをとるものとなるが、他のア
ンドゲート回路93〜96から夫々得られる信号F2,R2,F3
びR3は、正常時と同一のレベルをとるものとなるので、
オアゲート回路97及び98から夫々得られる信号Ma及びMb
が夫々正常時と同一のレベルをとるものとなる。
また、車両の前進もしくは後退時に検出パルス列信号
PbあるいはPcが継続的に高レベルもしくは低レベルをと
るものとなる場合にも、検出パルス列信号Paが継続的に
高レベルもしくは低レベルをとるものとなる場合と同様
にして、オアゲート回路97及び98から得られる信号Ma及
びMbが夫々正常時と同一のレベルをとるものとなる。
従って、前後進判別部80からは、検出パルス列信号P
a,Pb及びPcのいずれに異常を来しても、正常時と同様
に、車両の前進時には高レベルをとり、後退時及び停止
時には低レベルをとる信号Maと、車両の前進時及び停止
時には低レベルをとり、後退時には高レベルをとる信号
Mbとが得られ、これにより、車両の前進,後退及び停止
状態の判別がなされる。
なお、上述の例においては、回転円板14に被検出部と
しての透孔16が配列形成され、被検出部の配列に応じた
検出パルス列信号を得る検出部には光電型の検出器20A,
20B及び20Cが用いられているが、本発明に係る情報信号
形成供給装置に用いられる検出部は、斯かる回転円板14
に透孔として設けられた被検出部と光電型の検出器との
組合せを有するものに限られることなく、回転円板14に
透孔に代えて光反射部を形成し、この光反射部とこれに
光を照射するとともに反射された光を受ける光電型の検
出器との組合わせを有するものとされてもよく、さら
に、回転円板14に、例えば着磁部等による、他の種々の
被検出部が配列形成され、検出部が、例えば電磁型の検
出器等の、光電型の検出器以外の種々の検出器を備える
ものとされてもよい。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る情報信号
形成供給装置によれば、検出部から得られる、車速に応
じた回転状態におかれる回転体の回転状態についての検
出出力信号に基づいて、車両に設置された、例えば、複
数個とされる制御ユニットにおいて必要とされる車速に
対応する情報信号を形成する信号処理部、及び、その車
速に対応する情報信号を制御ユニットに供給する信号供
給部が、車両の状態についての表示を行うべく設置され
る電子メータ装置における電子メータ制御回路部の内部
回路が利用されて、別個の付加回路部として設置される
ことなく、構成されることになり、それゆえ、信号処理
部及び信号供給部を、それらの重複設置が回避されて効
率良く使用されるものとなすことができ、さらに、信号
処理部及び信号供給部に関連する各部の配線の簡略化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る情報信号形成供給装置の一例をそ
れが適用された電子メータ装置と共に示す概略構成図、
第2図は第1図に示される例に用いられる円板内蔵部の
具体構成例を示す斜視図、第3図は第2図に示される例
に用いられる光電型の検出器の説明に供される側面図、
第4図は第1図に示される例に用いられる論理回路ブロ
ックの一例を示すブロック図、第5図は第4図に示され
る論理回路ブロックにおける出力送出部の具体構成例を
示すブロック図、第6図は第4図に示される論理回路ブ
ロックにおける異常検出部及び異常対策信号形成部の具
体構成例を示すブロック図、第7図A〜P及び第8図A
〜Pは第4図に示される論理回路ブロックの動作説明に
供される波形図、第9図は第4図に示される論理回路ブ
ロックにおける前後進判別部の具体構成例を示すブロッ
ク図である。 図中、10は円板内蔵部、14は回転円板、16は透孔、20A,
20B及び20Cは検出器、28は論理回路ブロック、30は出力
送出部、40は異常検出部、50は異常対策信号形成部、80
は前後進判別部、100は電子メータ制御回路部、104はCP
Uである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の状態についての表示を行うべく設置
    される電子メータ装置における電子メータ制御回路部
    と、上記車両における車速に応じた回転状態におかれる
    回転体の上記回転状態を検出して検出出力信号を発生す
    る検出部とを備え、 上記電子メータ装置における電子メータ制御回路部が、
    上記検出部から得られる検出出力信号に所定の信号処理
    を施して上記車両の車速に対応する情報信号を形成する
    信号処理部、及び、該信号処理部から得られる情報信号
    を上記車両に設置された制御ユニットに供給する信号供
    給部を含むものとされて構成されることを特徴とする情
    報信号形成供給装置。
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JPS5824801U (ja) * 1981-08-06 1983-02-17 三菱電機株式会社 自動車制御装置
JPS5852565A (ja) * 1981-09-24 1983-03-28 Yamaha Motor Co Ltd 車輛用電気式回転速度計

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