JPH0833453B2 - 金属管の接触位置の検出方法 - Google Patents
金属管の接触位置の検出方法Info
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- JPH0833453B2 JPH0833453B2 JP62135392A JP13539287A JPH0833453B2 JP H0833453 B2 JPH0833453 B2 JP H0833453B2 JP 62135392 A JP62135392 A JP 62135392A JP 13539287 A JP13539287 A JP 13539287A JP H0833453 B2 JPH0833453 B2 JP H0833453B2
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、土壌または水などに埋設されている金属管
が他の金属管などのような長手金属物体と接触している
位置を検出するための方法に関し、もつと詳しくは、た
とえば電気防食している地中埋設金属管が他の金属管と
接触している位置を検出するために好適に実施すること
ができる金属管の接触位置の検出方法に関する。
が他の金属管などのような長手金属物体と接触している
位置を検出するための方法に関し、もつと詳しくは、た
とえば電気防食している地中埋設金属管が他の金属管と
接触している位置を検出するために好適に実施すること
ができる金属管の接触位置の検出方法に関する。
背景技術 典型的な先行技術の断面は、第5図に示されており、
その平面は第6図に示されている。金属管の外周に電気
絶縁性の塗覆層が施されて構成される、たとえば都市ガ
スを輸送する導管1は、水道水などを供給する管体2
と、上下に交差して土壌3内に埋設されている。導管1
が土圧、および地上を走行する自動車などの交通荷重な
どによつて、撓み、その導管1の被覆層が損傷し、導管
1と金属製の管体2とが接触して電気的に導通した状態
となる場合がある。このような場合には、導管1の防食
電流の大部分が管体2から導管1の金属管に流れること
になる。そのため導管1と管体2との接触位置近傍にお
ける塗覆層の欠陥部から流入する電流密度が小さくな
り、充分な防食効果を達成することができない。したが
つて導管1の金属管と管体2とが接触しているかどうか
を地上から検出することが必要になる。
その平面は第6図に示されている。金属管の外周に電気
絶縁性の塗覆層が施されて構成される、たとえば都市ガ
スを輸送する導管1は、水道水などを供給する管体2
と、上下に交差して土壌3内に埋設されている。導管1
が土圧、および地上を走行する自動車などの交通荷重な
どによつて、撓み、その導管1の被覆層が損傷し、導管
1と金属製の管体2とが接触して電気的に導通した状態
となる場合がある。このような場合には、導管1の防食
電流の大部分が管体2から導管1の金属管に流れること
になる。そのため導管1と管体2との接触位置近傍にお
ける塗覆層の欠陥部から流入する電流密度が小さくな
り、充分な防食効果を達成することができない。したが
つて導管1の金属管と管体2とが接触しているかどうか
を地上から検出することが必要になる。
このために、従来では交流電源4の一端部を導管1の
金属管に接続し、他端部を土壌3に設けた電極5に接続
し、地上では導管1の軸線の方向6に垂直な軸線7を有
するコイル8を導管1の直上で管軸に沿つて移動する。
導管1には、上述のように交流電源4が接続されるの
で、磁界が発生し、その磁束はコイル8を鎖交する。こ
れによつてコイル8に誘起電力が発生する。
金属管に接続し、他端部を土壌3に設けた電極5に接続
し、地上では導管1の軸線の方向6に垂直な軸線7を有
するコイル8を導管1の直上で管軸に沿つて移動する。
導管1には、上述のように交流電源4が接続されるの
で、磁界が発生し、その磁束はコイル8を鎖交する。こ
れによつてコイル8に誘起電力が発生する。
第7図には、コイル8の出力を示す。コイル8を矢符
9のように第6図の右方から管体2を経て第6図の左方
に移動するとき、コイル8の出力はラインl1で示すよう
に変化する。導管1の金属管と管体2との接触位置で
は、管軸6に沿う単位移動距離あたりのコイル8の出力
の変化率が大きく、コイル8の出力が低下する。またコ
イル8を第6図の左方から右方に矢符9の逆方向に移動
する際には、コイル8からはラインl2で示される出力が
得られ、この出力は導管1と管体2との接触位置付近で
単位移動距離あたりの出力の変化率が大きく、コイル8
の出力が低下する。したがつてラインl1,l2の交点10に
対応する地上位置は、導管1の金属管と管体2との接触
位置である。
9のように第6図の右方から管体2を経て第6図の左方
に移動するとき、コイル8の出力はラインl1で示すよう
に変化する。導管1の金属管と管体2との接触位置で
は、管軸6に沿う単位移動距離あたりのコイル8の出力
の変化率が大きく、コイル8の出力が低下する。またコ
イル8を第6図の左方から右方に矢符9の逆方向に移動
する際には、コイル8からはラインl2で示される出力が
得られ、この出力は導管1と管体2との接触位置付近で
単位移動距離あたりの出力の変化率が大きく、コイル8
の出力が低下する。したがつてラインl1,l2の交点10に
対応する地上位置は、導管1の金属管と管体2との接触
位置である。
発明が解決すべき問題点 このような先行技術では、コイル8を管軸6に沿つて
移動しつつ、ラインl1,l2をグラフ用紙などに描いてゆ
き、その交点10を検出しなければならない。そのため手
間がかかり、能率が悪い。
移動しつつ、ラインl1,l2をグラフ用紙などに描いてゆ
き、その交点10を検出しなければならない。そのため手
間がかかり、能率が悪い。
本発明の目的は、金属管と長手金属物体との接触位置
を、容易に検出して作業性を向上することができるよう
にした金属管の接触位置の検出方法を提供することであ
る。
を、容易に検出して作業性を向上することができるよう
にした金属管の接触位置の検出方法を提供することであ
る。
問題点を解決するための手段 本発明は、金属管とそれが埋設されている土壌または
水などとの間に交流電源を接続し、 金属管の直上から側方にずれた位置で、管軸にほぼ垂
直方向であつて、かつ管に接触する長手金属物体の延び
る方向にほぼ垂直方向の軸線を有するコイルを、金属管
に平行に移動し、 前記コイルの出力の移動方向に沿う変化率を検出する
ことを特徴とする金属管の接触位置の検出方法である。
水などとの間に交流電源を接続し、 金属管の直上から側方にずれた位置で、管軸にほぼ垂
直方向であつて、かつ管に接触する長手金属物体の延び
る方向にほぼ垂直方向の軸線を有するコイルを、金属管
に平行に移動し、 前記コイルの出力の移動方向に沿う変化率を検出する
ことを特徴とする金属管の接触位置の検出方法である。
好ましい実施態様では、前記コイルとともに、前記金
属管の管軸に平行な軸線を有するもう1つのコイルと、
これら2つの前記コイルにほぼ垂直なさらにもう1つの
コイルとを移動し、これらの各合計3つのコイルの出力
の移動方向に沿う変化率を検出することを特徴とする。
属管の管軸に平行な軸線を有するもう1つのコイルと、
これら2つの前記コイルにほぼ垂直なさらにもう1つの
コイルとを移動し、これらの各合計3つのコイルの出力
の移動方向に沿う変化率を検出することを特徴とする。
作 用 本発明に従えば、金属管は地面の土壌または河川の水
などに埋設されており、この金属管と土壌または水など
との間に交流電源を接続する。これによつて金属管によ
つて交流電源磁界が発生する。コイルは、金属管の直上
から左または右の側方にずれた位置に配置され、このコ
イルの軸線は管軸にほぼ垂直方向である。したがつて前
記金属管によつて発生される磁束が、このコイルを鎖交
する。
などに埋設されており、この金属管と土壌または水など
との間に交流電源を接続する。これによつて金属管によ
つて交流電源磁界が発生する。コイルは、金属管の直上
から左または右の側方にずれた位置に配置され、このコ
イルの軸線は管軸にほぼ垂直方向である。したがつて前
記金属管によつて発生される磁束が、このコイルを鎖交
する。
金属管には、長手金属物体、たとえば水道水を輸送す
るための金属製管体などが、接触する恐れがある。前記
コイルは、長手金属物体の延びる方向にほぼ垂直方向の
軸線を有する。したがつて長手金属物体に流れる電流に
よつて発生される磁束もまた、前記コイルを鎖交する。
るための金属製管体などが、接触する恐れがある。前記
コイルは、長手金属物体の延びる方向にほぼ垂直方向の
軸線を有する。したがつて長手金属物体に流れる電流に
よつて発生される磁束もまた、前記コイルを鎖交する。
したがつて前記コイルには、金属管および長手金属物
体に流れる電流によつて生じる各磁束が鎖交することに
なる。そのためこのコイルを、金属管に平行に移動する
ことによつて、金属管と長手金属物体との接触位置で、
その移動方向、すなわち金属管の管軸方向に沿う前記コ
イルの出力の変化率が大きい。この出力の変化率を検出
することによつて、金属管の接触位置の検出を容易に行
なうことができる。こうして作業性が簡略化される。
体に流れる電流によつて生じる各磁束が鎖交することに
なる。そのためこのコイルを、金属管に平行に移動する
ことによつて、金属管と長手金属物体との接触位置で、
その移動方向、すなわち金属管の管軸方向に沿う前記コ
イルの出力の変化率が大きい。この出力の変化率を検出
することによつて、金属管の接触位置の検出を容易に行
なうことができる。こうして作業性が簡略化される。
実施例 第1図は本発明の一実施例の全体の構成を示す断面図
であり、第2図はその簡略化した平面図である。都市ガ
スを輸送する導管11は、鋼鉄などの金属管12の外周に、
電気絶縁性材料から成る塗覆層13が形成されて構成され
る。この導管11は、地面の土壌14中に埋設される。水道
水を輸送するための鋳鉄などの金属製管体15は、長手金
属物体であつて、導管11にほぼ直交して土壌14内に埋設
される。
であり、第2図はその簡略化した平面図である。都市ガ
スを輸送する導管11は、鋼鉄などの金属管12の外周に、
電気絶縁性材料から成る塗覆層13が形成されて構成され
る。この導管11は、地面の土壌14中に埋設される。水道
水を輸送するための鋳鉄などの金属製管体15は、長手金
属物体であつて、導管11にほぼ直交して土壌14内に埋設
される。
導管11の電気防食のために直流電源16のプラス端子17
は、土壌14に埋設された防食電極18に導線19を介して接
続される。直流電源16のマイナス端子20は、導線21を介
して導管11の金属管12に接続される。こうして金属管12
には、防食電流が流れ、塗覆層13などの欠陥部において
電流が流れ込み、金属管12の防食が行なわれる。
は、土壌14に埋設された防食電極18に導線19を介して接
続される。直流電源16のマイナス端子20は、導線21を介
して導管11の金属管12に接続される。こうして金属管12
には、防食電流が流れ、塗覆層13などの欠陥部において
電流が流れ込み、金属管12の防食が行なわれる。
土圧および交通荷重などによつて導管11は、下方に撓
むなどして変位し、これによつて管体15に当接する。こ
れによつて塗覆層13が破損して、金属管12が露出し、こ
の金属管12と管体15とが接触して電気的に導通した状態
になる場合がある。このような金属管12と管体15との接
触位置を検出するために本発明に従えば、交流電源22の
一端子がライン23を介して金属管12に接続され、もう1
つの端子はライン24を介して土壌14に打ち込まれた電極
25に接続される。交流電源22は、たとえば商用交流電源
を全波整流して得られる120Hz程度の周波数を有してい
てもよい。
むなどして変位し、これによつて管体15に当接する。こ
れによつて塗覆層13が破損して、金属管12が露出し、こ
の金属管12と管体15とが接触して電気的に導通した状態
になる場合がある。このような金属管12と管体15との接
触位置を検出するために本発明に従えば、交流電源22の
一端子がライン23を介して金属管12に接続され、もう1
つの端子はライン24を介して土壌14に打ち込まれた電極
25に接続される。交流電源22は、たとえば商用交流電源
を全波整流して得られる120Hz程度の周波数を有してい
てもよい。
地上では、車輪26を有する台車27が導管11の管軸28の
直上から側方に距離l1だけずれた位置で、参照符29で示
す移動経路に沿つて管軸28に平行に矢符30で示されるよ
うに移動される。台車27には、コイルLzが取付けられて
おり、このコイルLzは管軸28にほぼ垂直方向の軸線であ
るz軸を有し、この軸線は、第1図の紙面に上下方向、
第2図の垂直方向であり、管体15の延びる方向にほぼ垂
直方向である。このコイルLzの軸線であるz軸は、この
実施例では鉛直であり、導管11の管軸28と管体15の管軸
とは水平であつて、かつ相互に直交する。管軸28は、x
軸に平行であり、管体15の軸線はy軸に平行である。台
車27にはコイルLzだけでなく、コイルLxおよびコイルLy
が設けられる。コイルLxは導管11の管軸28に平行な軸線
方向を有する。コイルLyはコイルLz,Lxの各軸線に垂直
なy軸上に軸線を有する。
直上から側方に距離l1だけずれた位置で、参照符29で示
す移動経路に沿つて管軸28に平行に矢符30で示されるよ
うに移動される。台車27には、コイルLzが取付けられて
おり、このコイルLzは管軸28にほぼ垂直方向の軸線であ
るz軸を有し、この軸線は、第1図の紙面に上下方向、
第2図の垂直方向であり、管体15の延びる方向にほぼ垂
直方向である。このコイルLzの軸線であるz軸は、この
実施例では鉛直であり、導管11の管軸28と管体15の管軸
とは水平であつて、かつ相互に直交する。管軸28は、x
軸に平行であり、管体15の軸線はy軸に平行である。台
車27にはコイルLzだけでなく、コイルLxおよびコイルLy
が設けられる。コイルLxは導管11の管軸28に平行な軸線
方向を有する。コイルLyはコイルLz,Lxの各軸線に垂直
なy軸上に軸線を有する。
第3図は、導管11の軸直角断面とそれに関連する構成
を示す断面図である。コイルLzは、管軸28の直上から前
述のように、距離l1だけ側方にずれた位置で第3図の紙
面に垂直方向に移動される。したがつて交流電源22によ
つて、金属管12のまわりに生じる磁束φ12は、このコイ
ルLzを鎖交する。したがつて台車27を矢符30の方向に第
2図の右方から左方に向かつて移動するとき、距離l1に
対向して磁束φ12が鎖交し、コイルLzに誘起電力が発生
する。このコイルLzの誘起電力は増幅回路31によつて増
幅され、表示手段32に表示される。表示手段32は陰極線
管であつてもよく、また記録用紙上に表示されるもので
あつてもよい。
を示す断面図である。コイルLzは、管軸28の直上から前
述のように、距離l1だけ側方にずれた位置で第3図の紙
面に垂直方向に移動される。したがつて交流電源22によ
つて、金属管12のまわりに生じる磁束φ12は、このコイ
ルLzを鎖交する。したがつて台車27を矢符30の方向に第
2図の右方から左方に向かつて移動するとき、距離l1に
対向して磁束φ12が鎖交し、コイルLzに誘起電力が発生
する。このコイルLzの誘起電力は増幅回路31によつて増
幅され、表示手段32に表示される。表示手段32は陰極線
管であつてもよく、また記録用紙上に表示されるもので
あつてもよい。
導管11の金属管12と管体15とが接触しているときに
は、この管体15にもまた交流電流が流れ、これによつて
磁束φ15が発生する。この磁束φ15は、コイルLzを鎖交
する。こうして台車27およびコイルLzが矢符30の方向に
移動するとき、金属管12と管体15との接触位置付近でコ
イルLzの出力が大きく変化し、移動方向30に沿う単位移
動距離あたりのコイルLzの出力の変化率が大きい。この
ようなコイルLzの出力の変化率を検出することによつ
て、金属管12と管体15との接触位置を検出することがで
きる。
は、この管体15にもまた交流電流が流れ、これによつて
磁束φ15が発生する。この磁束φ15は、コイルLzを鎖交
する。こうして台車27およびコイルLzが矢符30の方向に
移動するとき、金属管12と管体15との接触位置付近でコ
イルLzの出力が大きく変化し、移動方向30に沿う単位移
動距離あたりのコイルLzの出力の変化率が大きい。この
ようなコイルLzの出力の変化率を検出することによつ
て、金属管12と管体15との接触位置を検出することがで
きる。
コイルLxには、金属管12に接触している管体15に流れ
る交流電流によつて生じる磁束φ15aが鎖交し、これに
よつて誘起電力がコイルLxから導出される。したがつて
台車27とともにコイルLxが矢符30の方向に移動すると
き、金属管12と管体15との接触位置付近で、コイルLxの
誘起電力が大きく変化することになる。管体15によつて
生じる磁束φ15aは導管11の直上では、金属管12によつ
て遮断されて地上では検出されず、この導管11の左右両
側方において管体15による磁束φ15aが検出されること
になる。したがつてコイルLxを導管11の管軸28の直上付
近を移動させたとき、そのコイルLxの誘起電力は、零ま
たはごく小さく、その管軸28の直上から左または右の側
方にずれることによつて磁束φ15aに起因した大きな誘
起電力を得ることができる。
る交流電流によつて生じる磁束φ15aが鎖交し、これに
よつて誘起電力がコイルLxから導出される。したがつて
台車27とともにコイルLxが矢符30の方向に移動すると
き、金属管12と管体15との接触位置付近で、コイルLxの
誘起電力が大きく変化することになる。管体15によつて
生じる磁束φ15aは導管11の直上では、金属管12によつ
て遮断されて地上では検出されず、この導管11の左右両
側方において管体15による磁束φ15aが検出されること
になる。したがつてコイルLxを導管11の管軸28の直上付
近を移動させたとき、そのコイルLxの誘起電力は、零ま
たはごく小さく、その管軸28の直上から左または右の側
方にずれることによつて磁束φ15aに起因した大きな誘
起電力を得ることができる。
コイルLyには、導管11の金属管12によつて生じる磁束
φ12aが鎖交し、これによつてコイルLyから誘起電力が
得られる。
φ12aが鎖交し、これによつてコイルLyから誘起電力が
得られる。
コイルLzの軸線と管軸28とのずれた距離l1は、そのコ
イルLzと管軸28との鉛直方向の距離l2にほぼ等しいとき
に、コイルLzを鎖交する磁束φ12,φ15は大きな値とな
つて、誘導起電力が大きくなることが本件発明者の実験
によつて判つた。
イルLzと管軸28との鉛直方向の距離l2にほぼ等しいとき
に、コイルLzを鎖交する磁束φ12,φ15は大きな値とな
つて、誘導起電力が大きくなることが本件発明者の実験
によつて判つた。
第4図は、本件発明者の実験結果を示すコイルLz,Lx,
Lyの出力のレベルを規格化して示すグラフである。第4
図(1)は距離l1=1.5mのときであり、第4図(2)は
距離l1=1.0mのときである。この実験結果において、第
3図の距離l2は約1.5mである。ラインlz1,lz2はコイルL
zからの誘導起電力の出力レベルを示し、ラインlx1,lx2
はコイルLxの出力レベルを示し、またラインly1,ly2は
コイルLyの出力レベルを示す。
Lyの出力のレベルを規格化して示すグラフである。第4
図(1)は距離l1=1.5mのときであり、第4図(2)は
距離l1=1.0mのときである。この実験結果において、第
3図の距離l2は約1.5mである。ラインlz1,lz2はコイルL
zからの誘導起電力の出力レベルを示し、ラインlx1,lx2
はコイルLxの出力レベルを示し、またラインly1,ly2は
コイルLyの出力レベルを示す。
これらのグラフを参照すると、コイルLzの出力を示す
ラインlz1,lz2は、金属管12と管体15との接触位置付近
において、移動方向30に沿う出力の大きな変化率を有
し、したがつてその接触位置を明確に知ることができる
ことがわかる。しかもまた、この接触位置から離れた場
所においても、コイルLzの出力レベルは零でない値で存
在しており、またラインlx1,lx2で示されるようにコイ
ルLxの出力レベルに比べて大きい。そのため、台車27を
導管11の直上から大きく離れることなしに、導管11に沿
つて台車27を移動させることが可能である。
ラインlz1,lz2は、金属管12と管体15との接触位置付近
において、移動方向30に沿う出力の大きな変化率を有
し、したがつてその接触位置を明確に知ることができる
ことがわかる。しかもまた、この接触位置から離れた場
所においても、コイルLzの出力レベルは零でない値で存
在しており、またラインlx1,lx2で示されるようにコイ
ルLxの出力レベルに比べて大きい。そのため、台車27を
導管11の直上から大きく離れることなしに、導管11に沿
つて台車27を移動させることが可能である。
これに対してコイルLxの出力レベルを示すラインlx1,
lx2では、前記接触位置から離れた場所では零であるの
で、台車27、したがつてコイルLxが導管11の近傍を移動
しているかどうかを判断できないという問題がある。コ
イルLzの出力を検出することによつて、この問題が上述
のように解決される。
lx2では、前記接触位置から離れた場所では零であるの
で、台車27、したがつてコイルLxが導管11の近傍を移動
しているかどうかを判断できないという問題がある。コ
イルLzの出力を検出することによつて、この問題が上述
のように解決される。
コイルLyの前記接触位置付近での移動方向30に沿う出
力の変化率は、コイルLzの出力の変化率に比べて小さ
い。したがつて第7図に関連して述べたように移動方向
30およびその逆方向から台車を移動して、その交点10に
よって前記接触位置を判断する必要が生じる。コイルLz
では、接触位置における移動方向に沿う出力を変化率が
大きいので、このような問題が解決される。このように
して金属管12と管体15との接触位置を容易に検出するこ
とができ、作業性が向上される。
力の変化率は、コイルLzの出力の変化率に比べて小さ
い。したがつて第7図に関連して述べたように移動方向
30およびその逆方向から台車を移動して、その交点10に
よって前記接触位置を判断する必要が生じる。コイルLz
では、接触位置における移動方向に沿う出力を変化率が
大きいので、このような問題が解決される。このように
して金属管12と管体15との接触位置を容易に検出するこ
とができ、作業性が向上される。
第4図(3)では、第4図(2)において示されるラ
インlx2,ly2,lz2の各出力を、演算器によつて2乗して
得た値をラインlx3,ly3,lz3でそれぞれ示す。このよう
にして各コイルLzの出力を2乗してその移動方向30に沿
う変化率をライlz3で示すように検出することによつ
て、金属管12と管体15との接触位置をさらに一層明瞭に
知ることができるようになる。
インlx2,ly2,lz2の各出力を、演算器によつて2乗して
得た値をラインlx3,ly3,lz3でそれぞれ示す。このよう
にして各コイルLzの出力を2乗してその移動方向30に沿
う変化率をライlz3で示すように検出することによつ
て、金属管12と管体15との接触位置をさらに一層明瞭に
知ることができるようになる。
第4図(4)は、l1=0、すなわち管軸28の直上にコ
イルLx,Ly,Lzを配置した状態で移動したときにおける出
力レベルを示す。コイルLxの出力レベルはラインlx4で
示すように零であり、またコイルLzの出力はラインlz4
で示すように零に近い小さい値である。ラインly4はコ
イルlyの出力を示す。したがつて、コイルLzは管軸28か
ら零でない距離l1だけずらした位置で移動することが必
要であり、この距離l1は前述のように本件発明者の実験
によれば、第4図(1)のようにl1=l2のとき、金属管
12と管体15との接触位置を明瞭に検出することができる
ことが確認された。
イルLx,Ly,Lzを配置した状態で移動したときにおける出
力レベルを示す。コイルLxの出力レベルはラインlx4で
示すように零であり、またコイルLzの出力はラインlz4
で示すように零に近い小さい値である。ラインly4はコ
イルlyの出力を示す。したがつて、コイルLzは管軸28か
ら零でない距離l1だけずらした位置で移動することが必
要であり、この距離l1は前述のように本件発明者の実験
によれば、第4図(1)のようにl1=l2のとき、金属管
12と管体15との接触位置を明瞭に検出することができる
ことが確認された。
第4図(5)では、台車27、したがつてコイルLx,Ly,
Lzを管軸28の左右にそれぞれ0.2mだけサイン(sin)状
に蛇行させたときにおける、出力をラインlx5,ly5,lz5
でそれぞれ示す。管軸28の直上付近では、管軸28の直上
から左右にずれることによつて、コイルLx,Lzなどの出
力が変化し、金属管12と管体15との接触位置を明確に知
ることはできない。本発明では管軸28の直上から側方に
距離l1(≠0)だけずれた位置で台車27が移動されるの
で、前記接触位置を正確に検出することができる。
Lzを管軸28の左右にそれぞれ0.2mだけサイン(sin)状
に蛇行させたときにおける、出力をラインlx5,ly5,lz5
でそれぞれ示す。管軸28の直上付近では、管軸28の直上
から左右にずれることによつて、コイルLx,Lzなどの出
力が変化し、金属管12と管体15との接触位置を明確に知
ることはできない。本発明では管軸28の直上から側方に
距離l1(≠0)だけずれた位置で台車27が移動されるの
で、前記接触位置を正確に検出することができる。
本発明の他の実施例として金属管12には、塗覆層13が
形成されていなくてもよい。管体15の他に長手金属物体
と金属管12との接触位置を本発明に従つて検出すること
もまた可能であり、たとえば長手金属物体の例として
は、金属管が建物のコンクリート内に埋設されている状
態であるときにおける、鉄筋などであつてもよい。また
本発明によつて検出される金属管は、土壌に埋設される
だけでなく、水など液体中に浸漬されて埋設されていて
もよい。さらにまた金属管は、たとえば建物の隠蔽場所
で空中に配置され、その金属管の一部が土壌または水な
どに埋設されるようにしてある場合において、空中に架
設されている金属管の部分と長手金属管体との接触位置
を検出することも可能である。
形成されていなくてもよい。管体15の他に長手金属物体
と金属管12との接触位置を本発明に従つて検出すること
もまた可能であり、たとえば長手金属物体の例として
は、金属管が建物のコンクリート内に埋設されている状
態であるときにおける、鉄筋などであつてもよい。また
本発明によつて検出される金属管は、土壌に埋設される
だけでなく、水など液体中に浸漬されて埋設されていて
もよい。さらにまた金属管は、たとえば建物の隠蔽場所
で空中に配置され、その金属管の一部が土壌または水な
どに埋設されるようにしてある場合において、空中に架
設されている金属管の部分と長手金属管体との接触位置
を検出することも可能である。
効 果 以上のように本発明によれば、金属管の長手金属物体
との接触位置を容易に検出することができ、作業性が向
上される。
との接触位置を容易に検出することができ、作業性が向
上される。
第1図は本発明の一実施例の全体の構成を示す断面図、
第2図は第1図に示された実施例の簡略化した平面図、
第3図は導管11の軸直角断面とその付近の構造を示す断
面図、第4図は本件発明者の実験結果を示すグラフ、第
5図は先行技術の断面図、第6図は第5図に示された先
行技術の簡略化した平面図、第7図はコイル8の出力を
示すグラフである。 11……導管、12……金属管、13……塗覆層、14……土
壌、15……管体、16……直流電源、18……防食電極、22
……交流電源、25……電極、27……台車、28……管軸、
29……移動経路、30……移動方向、Lx,Ly,Lz……コイル
第2図は第1図に示された実施例の簡略化した平面図、
第3図は導管11の軸直角断面とその付近の構造を示す断
面図、第4図は本件発明者の実験結果を示すグラフ、第
5図は先行技術の断面図、第6図は第5図に示された先
行技術の簡略化した平面図、第7図はコイル8の出力を
示すグラフである。 11……導管、12……金属管、13……塗覆層、14……土
壌、15……管体、16……直流電源、18……防食電極、22
……交流電源、25……電極、27……台車、28……管軸、
29……移動経路、30……移動方向、Lx,Ly,Lz……コイル
Claims (2)
- 【請求項1】金属管とそれが埋設されている土壌または
水などとの間に交流電源を接続し、 金属管の直上から側方にずれた位置で、管軸にほぼ垂直
方向であつて、かつ管に接触する長手金属物体の延びる
方向にほぼ垂直方向の軸線を有するコイルを、金属管に
平行に移動し、 前記コイルの出力の移動方向に沿う変化率を検出するこ
とを特徴とする金属管の接触位置の検出方法。 - 【請求項2】前記コイルとともに、前記金属管の管軸に
平行な軸線を有するもう1つのコイルと、これら2つの
前記コイルにほぼ垂直なさらにもう1つのコイルとを移
動し、これらの各合計3つのコイルの出力の移動方向に
沿う変化率を検出することを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の金属管の接触位置の検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62135392A JPH0833453B2 (ja) | 1987-05-30 | 1987-05-30 | 金属管の接触位置の検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62135392A JPH0833453B2 (ja) | 1987-05-30 | 1987-05-30 | 金属管の接触位置の検出方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63300991A JPS63300991A (ja) | 1988-12-08 |
| JPH0833453B2 true JPH0833453B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=15150639
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62135392A Expired - Lifetime JPH0833453B2 (ja) | 1987-05-30 | 1987-05-30 | 金属管の接触位置の検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0833453B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1987003595A1 (en) | 1985-12-09 | 1987-06-18 | Chinoin Gyógyszer és Vegyészeti Termékek Gyára Rt. | Norfloxacin intermediate |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3734343B2 (ja) * | 1997-08-04 | 2006-01-11 | 東京瓦斯株式会社 | 隠蔽配管路の損傷箇所探査工法 |
-
1987
- 1987-05-30 JP JP62135392A patent/JPH0833453B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1987003595A1 (en) | 1985-12-09 | 1987-06-18 | Chinoin Gyógyszer és Vegyészeti Termékek Gyára Rt. | Norfloxacin intermediate |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63300991A (ja) | 1988-12-08 |
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