JPH08335275A - 図表セル識別符号付与装置 - Google Patents
図表セル識別符号付与装置Info
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- JPH08335275A JPH08335275A JP7164685A JP16468595A JPH08335275A JP H08335275 A JPH08335275 A JP H08335275A JP 7164685 A JP7164685 A JP 7164685A JP 16468595 A JP16468595 A JP 16468595A JP H08335275 A JPH08335275 A JP H08335275A
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 116
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 84
- 238000010586 diagram Methods 0.000 claims description 12
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims description 6
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 5
- FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N benzyl N-[2-hydroxy-4-(3-oxomorpholin-4-yl)phenyl]carbamate Chemical compound OC1=C(NC(=O)OCC2=CC=CC=C2)C=CC(=C1)N1CCOCC1=O FFBHFFJDDLITSX-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012797 qualification Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 図表のセル識別符号を自動的に付与する。
【構成】 行位置割付処理部1は、各セルのうち底辺が
最も上であるセルを探索し、最も上にある横罫線を選択
し、その横罫線のy座標を基準座標とする。その後、こ
の基準座標とすべてのセルの基準点のy座標とを比較
し、基準座標より上にあるセルを選択する。そして、選
択されたセルに行位置として“1”を付与する。次に、
上から2番目以降の横罫線については、すでに行位置を
付与したセルを除いた残りのセルの基準点のy座標と比
較し、基準座標より上にあるセルを選択する。そして、
選択されたセルに行位置として“2”以降を付与する。
また、列位置割付処理部2は、縦罫線について全く同様
にx座標を基準座標とし、左から順次セルを選択して列
番号を付与する。この結果、セル識別符号割付処理部3
により行列番号によって特定されるセルIDを付与する
ことができる。
最も上であるセルを探索し、最も上にある横罫線を選択
し、その横罫線のy座標を基準座標とする。その後、こ
の基準座標とすべてのセルの基準点のy座標とを比較
し、基準座標より上にあるセルを選択する。そして、選
択されたセルに行位置として“1”を付与する。次に、
上から2番目以降の横罫線については、すでに行位置を
付与したセルを除いた残りのセルの基準点のy座標と比
較し、基準座標より上にあるセルを選択する。そして、
選択されたセルに行位置として“2”以降を付与する。
また、列位置割付処理部2は、縦罫線について全く同様
にx座標を基準座標とし、左から順次セルを選択して列
番号を付与する。この結果、セル識別符号割付処理部3
により行列番号によって特定されるセルIDを付与する
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、図表の画像より図表を
構成する各セルを自動的に抽出する図表認職処理を有す
る装置において、抽出されたままの各セルにセルIDを
自動的に割り付ける図表セル識別符号付与装置に関する
ものである。
構成する各セルを自動的に抽出する図表認職処理を有す
る装置において、抽出されたままの各セルにセルIDを
自動的に割り付ける図表セル識別符号付与装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、文書を光学的に読み取って電
気信号に変換した文書画像から文字部分を抽出し、文字
コードに変換する文字認識技術が開発されている。この
種の技術では、さらに図表を含む文書を処理する場合
は、図表部分については図表中の各セルを切り出し、そ
れらのセルから文字部分を抽出して文字認識処理が行わ
れる。このような図表中のセルを抽出する手法として
は、図又は表などの罫線を抽出し、その罫線の交点を頂
点とする矩形を順次探索する手法などが存在する(例え
ば、「表の構造理解のための罫線抽出と領域分け」田端
康人、三重大学工学部など)。
気信号に変換した文書画像から文字部分を抽出し、文字
コードに変換する文字認識技術が開発されている。この
種の技術では、さらに図表を含む文書を処理する場合
は、図表部分については図表中の各セルを切り出し、そ
れらのセルから文字部分を抽出して文字認識処理が行わ
れる。このような図表中のセルを抽出する手法として
は、図又は表などの罫線を抽出し、その罫線の交点を頂
点とする矩形を順次探索する手法などが存在する(例え
ば、「表の構造理解のための罫線抽出と領域分け」田端
康人、三重大学工学部など)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術には、次のような課題があった。即ち、上
述した従来の技術では、各セルは探索された順序に出力
され、それらの各セルが何行何列目であるかは示されな
かった。例えば、図3のような表の場合、図4に示すs
1からs7のセルが順に出力されるだけであった。とこ
ろが、文字認識処理を行った結果得られる文字コードを
表計算アプリケーションなどに出力して使用したい場合
がある。この場合、各文字コード列を出力するべきセル
ID(識別符号)が不明であるため、表計算アプリケー
ションにおいて、オペレータが各文字コードを出力すべ
き位置を各セルごとに指定する必要があった。従って、
この種の文字認識を伴うシステムの操作性が悪くなって
いた。
た従来の技術には、次のような課題があった。即ち、上
述した従来の技術では、各セルは探索された順序に出力
され、それらの各セルが何行何列目であるかは示されな
かった。例えば、図3のような表の場合、図4に示すs
1からs7のセルが順に出力されるだけであった。とこ
ろが、文字認識処理を行った結果得られる文字コードを
表計算アプリケーションなどに出力して使用したい場合
がある。この場合、各文字コード列を出力するべきセル
ID(識別符号)が不明であるため、表計算アプリケー
ションにおいて、オペレータが各文字コードを出力すべ
き位置を各セルごとに指定する必要があった。従って、
この種の文字認識を伴うシステムの操作性が悪くなって
いた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の図表セル識別符
号付与装置は、上述した課題を解決するため、以下の点
を特徴とするものである。 (1)図表の画像データから当該図表内の各セル及び罫
線のデータをともに抽出する処理を行う装置において、
以下の点を特徴とする。 1.抽出され、行位置が設定されていないセルのなかか
ら、図表内における各セルの所定の基準点の座標同士を
比較することにより、基準セルを選択し、当該基準セル
の所定の基準点の座標を基準座標とし、当該基準座標と
の画像上での位置関係が所定の条件を満たすセルを基準
セルと同じ行のセルとして行位置を設定し、これら一連
の処理をすべてのセルの行位置が設定されるまで行う行
位置割付処理部を備える。
号付与装置は、上述した課題を解決するため、以下の点
を特徴とするものである。 (1)図表の画像データから当該図表内の各セル及び罫
線のデータをともに抽出する処理を行う装置において、
以下の点を特徴とする。 1.抽出され、行位置が設定されていないセルのなかか
ら、図表内における各セルの所定の基準点の座標同士を
比較することにより、基準セルを選択し、当該基準セル
の所定の基準点の座標を基準座標とし、当該基準座標と
の画像上での位置関係が所定の条件を満たすセルを基準
セルと同じ行のセルとして行位置を設定し、これら一連
の処理をすべてのセルの行位置が設定されるまで行う行
位置割付処理部を備える。
【0005】2.抽出され、列位置が決定されていないセ
ルのなかから、図表内における各セルの所定の基準点の
座標同士を比較することにより、基準セルを選択し、当
該基準セルの所定の基準点の座標を基準座標とし、当該
基準座標との画像上での位置関係が所定の条件を満たす
セルを基準セルと同じ列のセルとして列位置を設定し、
これら一連の処理をすべてのセルの列位置が設定される
まで行う列位置割付処理部を備える。 3.行位置割付処理部と列位置割付処理部において設定さ
れたセルの位置をもとに出力に要求される形式のセル識
別符号を各セルに割付けるセル識別符号割付処理部を備
える。
ルのなかから、図表内における各セルの所定の基準点の
座標同士を比較することにより、基準セルを選択し、当
該基準セルの所定の基準点の座標を基準座標とし、当該
基準座標との画像上での位置関係が所定の条件を満たす
セルを基準セルと同じ列のセルとして列位置を設定し、
これら一連の処理をすべてのセルの列位置が設定される
まで行う列位置割付処理部を備える。 3.行位置割付処理部と列位置割付処理部において設定さ
れたセルの位置をもとに出力に要求される形式のセル識
別符号を各セルに割付けるセル識別符号割付処理部を備
える。
【0006】(2)(1)又は(2)において、以下の
点を特徴とする。 1.行位置割付処理部は、抽出され、行位置が設定されて
いないセルのなかから最も底辺座標が上となるセルを基
準セルとして選択し、当該基準セルの中心点より下にあ
る横罫線のうち最も座標が上になる罫線の座標を基準座
標とし、行位置が設定されていないセルのうち当該基準
座標より中心点が上になるセルを基準セルと同じ行のセ
ルとして行位置を設定し、これら一連の処理をすべての
セルの行位置が設定されるまで行う。
点を特徴とする。 1.行位置割付処理部は、抽出され、行位置が設定されて
いないセルのなかから最も底辺座標が上となるセルを基
準セルとして選択し、当該基準セルの中心点より下にあ
る横罫線のうち最も座標が上になる罫線の座標を基準座
標とし、行位置が設定されていないセルのうち当該基準
座標より中心点が上になるセルを基準セルと同じ行のセ
ルとして行位置を設定し、これら一連の処理をすべての
セルの行位置が設定されるまで行う。
【0007】2.列位置割付処理部は、抽出され、列位置
が設定されていないセルのなかから最も右辺座標が左と
なるセルを基準セルとして選択し、当該基準セルの中心
点より右にある縦罫線のうち最も座標が左になる罫線の
座標を基準座標とし、列位置が設定されていないセルの
うち当該基準座標より中心点が左になるセルを基準セル
と同じ列のセルとして列位置を設定し、これら一連の処
理をすべてのセルの列位置が設定されるまで行う。
が設定されていないセルのなかから最も右辺座標が左と
なるセルを基準セルとして選択し、当該基準セルの中心
点より右にある縦罫線のうち最も座標が左になる罫線の
座標を基準座標とし、列位置が設定されていないセルの
うち当該基準座標より中心点が左になるセルを基準セル
と同じ列のセルとして列位置を設定し、これら一連の処
理をすべてのセルの列位置が設定されるまで行う。
【0008】(3)図表の画像データから少なくとも当
該図表内の各セルのデータを抽出する処理を行う装置に
おいて、以下の点を特徴とする。 1.抽出され、行位置が設定されていないセルのなかから
最も底辺座標が上となるセルを基準セルとして選択し、
当該基準セルの底辺の座標を基準座標とし、行位置が設
定されていないセルのうち当該基準座標より中心点が上
になるセルを基準セルと同じ行のセルとして行位置を設
定し、これら一連の処理をすべてのセルの行位置が設定
されるまで行う行位置割付処理部を備える。
該図表内の各セルのデータを抽出する処理を行う装置に
おいて、以下の点を特徴とする。 1.抽出され、行位置が設定されていないセルのなかから
最も底辺座標が上となるセルを基準セルとして選択し、
当該基準セルの底辺の座標を基準座標とし、行位置が設
定されていないセルのうち当該基準座標より中心点が上
になるセルを基準セルと同じ行のセルとして行位置を設
定し、これら一連の処理をすべてのセルの行位置が設定
されるまで行う行位置割付処理部を備える。
【0009】2.抽出され、列位置が設定されていないセ
ルのなかから最も右辺座標が左となるセルを基準セルと
して選択し、当該基準セルの右辺の座標を基準座標と
し、列位置が設定されていないセルのうち当該基準座標
より中心点が左になるセルを基準セルと同じ列のセルと
して列位置を設定し、これら一連の処理をすべてのセル
の列位置が設定されるまで行う列位置割付処理部を備え
る。 3.行位置割付処理部と列位置割付処理部において設定さ
れたセルの位置をもとに出力に要求される形式のセル識
別符号を各セルに割付けるセル識別符号割付処理部を備
える。
ルのなかから最も右辺座標が左となるセルを基準セルと
して選択し、当該基準セルの右辺の座標を基準座標と
し、列位置が設定されていないセルのうち当該基準座標
より中心点が左になるセルを基準セルと同じ列のセルと
して列位置を設定し、これら一連の処理をすべてのセル
の列位置が設定されるまで行う列位置割付処理部を備え
る。 3.行位置割付処理部と列位置割付処理部において設定さ
れたセルの位置をもとに出力に要求される形式のセル識
別符号を各セルに割付けるセル識別符号割付処理部を備
える。
【0010】
(1)セル識別符号(ID)の付与は、以下のようにし
て行われる。まず、各セルのうち画像内で底辺が最も上
に位置するセルを座標値により探索する。そして、探索
されたセルを基準セルとする。一方、表解析処理部によ
り抽出された各セルの所定の基準点を決定する。この基
準点は、セルの各頂点のいずれか等でもよい。次に、基
準セルの基準点と横罫線のy座標を比較し、基準セルの
基準点より下となる横罫線のうち最も上にある横罫線を
選択する。そして、その横罫線のy座標を基準座標とす
る。その後、この基準座標とすべてのセルの基準点のy
座標とを比較し、基準座標より上にあるセルを選択す
る。そして、選択されたセルに行位置として“1”を付
与する。
て行われる。まず、各セルのうち画像内で底辺が最も上
に位置するセルを座標値により探索する。そして、探索
されたセルを基準セルとする。一方、表解析処理部によ
り抽出された各セルの所定の基準点を決定する。この基
準点は、セルの各頂点のいずれか等でもよい。次に、基
準セルの基準点と横罫線のy座標を比較し、基準セルの
基準点より下となる横罫線のうち最も上にある横罫線を
選択する。そして、その横罫線のy座標を基準座標とす
る。その後、この基準座標とすべてのセルの基準点のy
座標とを比較し、基準座標より上にあるセルを選択す
る。そして、選択されたセルに行位置として“1”を付
与する。
【0011】次に既に行位置を付与したセルを除いた残
りのセルのうち画像内で底辺が最も上に位置するセルを
探索し、2行目の基準セルとする。そして、その基準セ
ルより下となる横罫線のうち最も上にある罫線を選択す
る。そして、その横罫線のy座標を基準座標とする。そ
の後、この基準座標と、すでに行位置を付与したセルを
除いた残りのセルの基準点のy座標とを比較し、基準座
標より上にあるセルを選択する。そして、選択されたセ
ルに行位置として“2”を付与する。同様に、3行目以
降についても、すでに行位置を付与したセルを除いた残
りのセルから選択されたセルに行位置として“3”以降
を付与する。また、縦罫線についても、全く同様にx座
標を基準座標とし、左から順次セルを選択して列番号を
付与する。この結果、各セルが何行何列にあるかが検出
され、セル識別符号を自動的に付与することができる。
りのセルのうち画像内で底辺が最も上に位置するセルを
探索し、2行目の基準セルとする。そして、その基準セ
ルより下となる横罫線のうち最も上にある罫線を選択す
る。そして、その横罫線のy座標を基準座標とする。そ
の後、この基準座標と、すでに行位置を付与したセルを
除いた残りのセルの基準点のy座標とを比較し、基準座
標より上にあるセルを選択する。そして、選択されたセ
ルに行位置として“2”を付与する。同様に、3行目以
降についても、すでに行位置を付与したセルを除いた残
りのセルから選択されたセルに行位置として“3”以降
を付与する。また、縦罫線についても、全く同様にx座
標を基準座標とし、左から順次セルを選択して列番号を
付与する。この結果、各セルが何行何列にあるかが検出
され、セル識別符号を自動的に付与することができる。
【0012】(2)(1)において、各セルの基準点を
中心点とした結果、上述した基準点が上下及び左右の罫
線の中間点に位置するようにされる。これにより、イメ
ージリーダ等により図表が多少斜めに読み取られた場合
でも、基準点と罫線の位置関係が狂わず、それらの座標
値の大小関係に影響しないようになる。従って、セル識
別符号の付与が容易かつ確実となる。 (3)(1)又は(2)と異なり、罫線の座標を基準座
標とせず、上述のようにして順次選択したセルの底辺及
び右辺の座標を基準座標とする。この結果、図表に罫線
が引かれていない場合でも、上述したセル識別符号の付
与を行うことができる。尚、各セルの基準点は、(1)
で例示した頂点又は(2)で特定した中心点のいずれで
もよい。
中心点とした結果、上述した基準点が上下及び左右の罫
線の中間点に位置するようにされる。これにより、イメ
ージリーダ等により図表が多少斜めに読み取られた場合
でも、基準点と罫線の位置関係が狂わず、それらの座標
値の大小関係に影響しないようになる。従って、セル識
別符号の付与が容易かつ確実となる。 (3)(1)又は(2)と異なり、罫線の座標を基準座
標とせず、上述のようにして順次選択したセルの底辺及
び右辺の座標を基準座標とする。この結果、図表に罫線
が引かれていない場合でも、上述したセル識別符号の付
与を行うことができる。尚、各セルの基準点は、(1)
で例示した頂点又は(2)で特定した中心点のいずれで
もよい。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。 (第1の実施例)図1は、本発明の図表セル識別符号付
与装置の第1の実施例のブロック図である。図示の装置
は、表解析処理部10、行位置割付処理部1、列位置割
付処理部2、セル識別符号割付処理部3から成る。表解
析処理部10は、従来と同様の手法を用いて表の罫線及
びセルを抽出する。罫線の抽出方法には、例えば、黒画
素の連続数が所定数以上のものを抽出する方法がある。
また、セルの抽出方法には、例えば、罫線の交点間の領
域を抽出する方法がある。表解析処理部10から出力さ
れる各セルには表の何行何列目のセルであるかの情報は
付加されていない。
に説明する。 (第1の実施例)図1は、本発明の図表セル識別符号付
与装置の第1の実施例のブロック図である。図示の装置
は、表解析処理部10、行位置割付処理部1、列位置割
付処理部2、セル識別符号割付処理部3から成る。表解
析処理部10は、従来と同様の手法を用いて表の罫線及
びセルを抽出する。罫線の抽出方法には、例えば、黒画
素の連続数が所定数以上のものを抽出する方法がある。
また、セルの抽出方法には、例えば、罫線の交点間の領
域を抽出する方法がある。表解析処理部10から出力さ
れる各セルには表の何行何列目のセルであるかの情報は
付加されていない。
【0014】行位置割付処理部1は、表解析処理部10
が出力する罫線及びセルの画像上での座標を利用し、各
セルが何行何列目のものであるかのセルIDのうち、何
行めであるかを示す行位置の情報を各セルに付与する。
行位置割付処理部1の詳細な処理内容を図2に示す。図
2において、処理201で、まず現在付けようとしてい
る位置番号を示す変数iに“1”を代入して初期化す
る。処理202では、未だ行位置が付与されていないセ
ルの中から行位置=iとするセルを選択するための基準
となるセルを探索する。具体的には、すべてのセルのう
ち、底辺のy座標が最も上になるセルを基準セルとす
る。処理203では、処理202で得られた基準セルと
罫線の座標から、行位置=iとなるセルを判断するため
の基準となる座標を決定する。具体的には、基準セルの
予め定められた位置(例えば中心点)の座標よりy座標
が下となる罫線のなかで、最もy座標が上の横罫線の座
標を基準座標とする。
が出力する罫線及びセルの画像上での座標を利用し、各
セルが何行何列目のものであるかのセルIDのうち、何
行めであるかを示す行位置の情報を各セルに付与する。
行位置割付処理部1の詳細な処理内容を図2に示す。図
2において、処理201で、まず現在付けようとしてい
る位置番号を示す変数iに“1”を代入して初期化す
る。処理202では、未だ行位置が付与されていないセ
ルの中から行位置=iとするセルを選択するための基準
となるセルを探索する。具体的には、すべてのセルのう
ち、底辺のy座標が最も上になるセルを基準セルとす
る。処理203では、処理202で得られた基準セルと
罫線の座標から、行位置=iとなるセルを判断するため
の基準となる座標を決定する。具体的には、基準セルの
予め定められた位置(例えば中心点)の座標よりy座標
が下となる罫線のなかで、最もy座標が上の横罫線の座
標を基準座標とする。
【0015】ループ204では、すべてのセルについて
処理205、206及び207を実行する。処理205
では、行位置の情報が付与されていないセルについては
処理206を引き続き行い、行位置が付与されているセ
ルについては処理206及び207を行わないような判
定、制御を行う。処理206では、処理203で得られ
た基準座標より、セルの予め定められた位置(例えば中
心)の座標が上になるセルについては処理207を行
い、それ以外のセルについては処理207を行わないよ
うな判定、制御を行う。処理207では、処理205、
206の判定を通過し、処理207を行うような条件を
満たすセルに、その時点での変数iの内容を行位置とし
て付与する。
処理205、206及び207を実行する。処理205
では、行位置の情報が付与されていないセルについては
処理206を引き続き行い、行位置が付与されているセ
ルについては処理206及び207を行わないような判
定、制御を行う。処理206では、処理203で得られ
た基準座標より、セルの予め定められた位置(例えば中
心)の座標が上になるセルについては処理207を行
い、それ以外のセルについては処理207を行わないよ
うな判定、制御を行う。処理207では、処理205、
206の判定を通過し、処理207を行うような条件を
満たすセルに、その時点での変数iの内容を行位置とし
て付与する。
【0016】処理208では、未だ行位置の付与されて
いないセルが残っているか否かを判定し、残っている場
合には処理209を行う。処理209では、変数iの内
容に“1”を加算し、再度処理202から処理を実行す
る。以上の処理をすべてのセルに行位置が付与されるま
で行う。これにより、各セルの行位置が決定される。そ
の後、処理208の判定を抜け、処理210で、次の列
位置割付処理部2に対し、行位置の付与されたセルの情
報を出力し、行位置割付処理部1の処理を終了する。列
位置割付処理部2は、表解析処理部10が出力する罫線
及びセルの画像上での座標を利用し、各セルが何行何列
目のものであるかのセルIDのうち、何列めであるかを
示す列位置の情報を各セルに付与する。列位置割付処理
部2の詳細な処理内容は、行位置割付処理部1と基本的
には同じであり、異なる点は、y座標がx座標に、上下
が左右に、行が列になるということだけである。
いないセルが残っているか否かを判定し、残っている場
合には処理209を行う。処理209では、変数iの内
容に“1”を加算し、再度処理202から処理を実行す
る。以上の処理をすべてのセルに行位置が付与されるま
で行う。これにより、各セルの行位置が決定される。そ
の後、処理208の判定を抜け、処理210で、次の列
位置割付処理部2に対し、行位置の付与されたセルの情
報を出力し、行位置割付処理部1の処理を終了する。列
位置割付処理部2は、表解析処理部10が出力する罫線
及びセルの画像上での座標を利用し、各セルが何行何列
目のものであるかのセルIDのうち、何列めであるかを
示す列位置の情報を各セルに付与する。列位置割付処理
部2の詳細な処理内容は、行位置割付処理部1と基本的
には同じであり、異なる点は、y座標がx座標に、上下
が左右に、行が列になるということだけである。
【0017】セル識別符号割付処理部3は、行位置割付
処理部1及び列位置割付処理部2が各セルに付与した行
位置及び列位置から、そのセルに付与すべきセルIDを
決定する。この処理は、単に付与された行位置、列位置
をそのまま出力するだけでもよいが、出力先のアプリケ
ーションが特定のフォーマットのセルIDを要求する場
合にはそれに合わせたセルIDを作製する必要がある。
処理部1及び列位置割付処理部2が各セルに付与した行
位置及び列位置から、そのセルに付与すべきセルIDを
決定する。この処理は、単に付与された行位置、列位置
をそのまま出力するだけでもよいが、出力先のアプリケ
ーションが特定のフォーマットのセルIDを要求する場
合にはそれに合わせたセルIDを作製する必要がある。
【0018】(動作)次に、上述した装置の動作を説明
する。以下に図3に示した表にセルIDを割り付ける例
を示し、具体的な処理手順を説明する。表解析処理部1
0は、前述した従来と同様の方法で表の罫線及びセルを
抽出し、罫線h1〜h4、vI〜v4及びセルs1〜s
7を抽出する。その結果を図4に示す。説明の都合上、
セルの中のデータ要素は省略し、抽出された罫線のみ表
示している。
する。以下に図3に示した表にセルIDを割り付ける例
を示し、具体的な処理手順を説明する。表解析処理部1
0は、前述した従来と同様の方法で表の罫線及びセルを
抽出し、罫線h1〜h4、vI〜v4及びセルs1〜s
7を抽出する。その結果を図4に示す。説明の都合上、
セルの中のデータ要素は省略し、抽出された罫線のみ表
示している。
【0019】行位置割付処理部1では、まず処理201
で変数iに“1”を代入する。次に、処理202で未だ
行位置が付与されていないセル、すなわちすべてのセル
の中からセルの底辺が最も上となるセルを探索し、s1
を得る。s1とs2はy座標位置は同じであるので、こ
の場合、いずれを選択してもかまわない。処理203で
s1の中心点o1より下にあり、且つ最も上にある横罫
線を探索し、h2を得る。そして、その座標を基準座標
とする。ここで、比較に用いるの基準点をセルの下端で
はなく、中心点にしたのは、表の傾きなどによりセルが
罫線からはみだして抽出される場合を考慮したためであ
る。これにより、本発明の装置は図表の画像が傾いてい
る場合にも問題なく使用できるものとなる。
で変数iに“1”を代入する。次に、処理202で未だ
行位置が付与されていないセル、すなわちすべてのセル
の中からセルの底辺が最も上となるセルを探索し、s1
を得る。s1とs2はy座標位置は同じであるので、こ
の場合、いずれを選択してもかまわない。処理203で
s1の中心点o1より下にあり、且つ最も上にある横罫
線を探索し、h2を得る。そして、その座標を基準座標
とする。ここで、比較に用いるの基準点をセルの下端で
はなく、中心点にしたのは、表の傾きなどによりセルが
罫線からはみだして抽出される場合を考慮したためであ
る。これにより、本発明の装置は図表の画像が傾いてい
る場合にも問題なく使用できるものとなる。
【0020】例えば、図7の例では、表が傾斜している
ために、罫線の交点の外接矩形をセルとして抽出するよ
うなセル抽出手法を用いる場合は、図示のs1′のよう
に罫線からはみ出したような矩形としてセルが抽出され
る。この場合、セルの底辺は横罫線h2よりも下となっ
てしまうため、処理203での比較処理にセルの底辺を
用いた場合は正常な処理を行うことができない。ところ
が、セルの中心点o1′は横罫線h2′よりも上となる
ために処理203でセルの中心点を用いることにより正
常な処理を行うことができる。
ために、罫線の交点の外接矩形をセルとして抽出するよ
うなセル抽出手法を用いる場合は、図示のs1′のよう
に罫線からはみ出したような矩形としてセルが抽出され
る。この場合、セルの底辺は横罫線h2よりも下となっ
てしまうため、処理203での比較処理にセルの底辺を
用いた場合は正常な処理を行うことができない。ところ
が、セルの中心点o1′は横罫線h2′よりも上となる
ために処理203でセルの中心点を用いることにより正
常な処理を行うことができる。
【0021】ループ204では、処理205において、
いまのところまだいずれのセルにも行位置が付与されて
いないので、すべてのセルについて処理206が行われ
る。処理206において、基準座標、すなわちh2より
も上となるセルの中心点はo1及びo2であるため、セ
ルs1及びs2についてのみ処理207が行われる。こ
こで、比較に用いる基準点をセルの底辺ではなく中心点
にしたのは、前述したように、表の傾きなどによりセル
が罫線からはみだして抽出される場合を考慮したもので
ある。処理207では、セルs1及びs2に変数iの
値、すなわち“1”を行位置として付与する。処理20
8において、未だセルs3〜s7について行位置が付与
されていないため、処理209で変数iを“1”から
“2”に変更する。この後、処理202では、s3〜s
7のうち最も下端の座標が上となるセルs4を検出す
る。
いまのところまだいずれのセルにも行位置が付与されて
いないので、すべてのセルについて処理206が行われ
る。処理206において、基準座標、すなわちh2より
も上となるセルの中心点はo1及びo2であるため、セ
ルs1及びs2についてのみ処理207が行われる。こ
こで、比較に用いる基準点をセルの底辺ではなく中心点
にしたのは、前述したように、表の傾きなどによりセル
が罫線からはみだして抽出される場合を考慮したもので
ある。処理207では、セルs1及びs2に変数iの
値、すなわち“1”を行位置として付与する。処理20
8において、未だセルs3〜s7について行位置が付与
されていないため、処理209で変数iを“1”から
“2”に変更する。この後、処理202では、s3〜s
7のうち最も下端の座標が上となるセルs4を検出す
る。
【0022】続く処理203では、セルs4の中心点o
4より下の横罫線のうち最も上に位置する横罫線h3の
座標を基準座標とする。ループ204内の処理205で
は、すでにs1、s2には行位置が付与されているの
で、s3〜s7までについてのみ処理206を行う。処
理206では、基準座標、すなわちh3の座標より上と
なる中心点o4及びo5を検出し、セルs4及びs5に
ついてのみ処理207を行う。処理207では、セルs
4及びs5に行位置を示す変数iの値として“2”を付
与する。処理208では、セルs3、s6及びs7に未
だ行位置が付与されていないため、処理209を実行す
る。処理209では、変数iを“2”から“3”に変更
する。この後、処理202では、セルs3、s6及びs
7のうち最も下端の座標が上となるs3を得る。
4より下の横罫線のうち最も上に位置する横罫線h3の
座標を基準座標とする。ループ204内の処理205で
は、すでにs1、s2には行位置が付与されているの
で、s3〜s7までについてのみ処理206を行う。処
理206では、基準座標、すなわちh3の座標より上と
なる中心点o4及びo5を検出し、セルs4及びs5に
ついてのみ処理207を行う。処理207では、セルs
4及びs5に行位置を示す変数iの値として“2”を付
与する。処理208では、セルs3、s6及びs7に未
だ行位置が付与されていないため、処理209を実行す
る。処理209では、変数iを“2”から“3”に変更
する。この後、処理202では、セルs3、s6及びs
7のうち最も下端の座標が上となるs3を得る。
【0023】続く処理203では、セルs3の中心点o
3より下である横罫線のうち、最も上となるh4を得
て、その座標を基準座標とする。ループ204では、処
理205によりセルs3、s6及びs7についてのみ処
理206が行われる。処理206では、基準座標、すな
わちh4より上にある中心点o3、o6及びo7を検出
し、セルs3、s6及びs7について処理207を行
う。処理207では、セルs3、s6及びs7に行位置
を示す変数iの値として“3”を付与する。処理208
では、以上ですべてのセルに行位置が付与されたので処
理210が実行され、行位置割付処理部1の処理が終了
する。列位置割付処理部2についても、行が列に、上下
が左右に、横が縦になるだけで、同様な内容の処理を行
う。
3より下である横罫線のうち、最も上となるh4を得
て、その座標を基準座標とする。ループ204では、処
理205によりセルs3、s6及びs7についてのみ処
理206が行われる。処理206では、基準座標、すな
わちh4より上にある中心点o3、o6及びo7を検出
し、セルs3、s6及びs7について処理207を行
う。処理207では、セルs3、s6及びs7に行位置
を示す変数iの値として“3”を付与する。処理208
では、以上ですべてのセルに行位置が付与されたので処
理210が実行され、行位置割付処理部1の処理が終了
する。列位置割付処理部2についても、行が列に、上下
が左右に、横が縦になるだけで、同様な内容の処理を行
う。
【0024】セル識別符号割付処理部3では、たとえば
出力先のアプリケーションが行を“1、2、3”と整数
で表記し、列を“A、B、C”とアルファベットで表記
して、セルIDとして1行2列目であれば“B1”とい
う表記を要求するのであれば、そのような変換を行い、
セルIDとして各セルにその情報を付与する。図3の表
に対する表解析結果(図4)に対して上記の処理の過程
で得られた行位置、列位置及び最終結果としてセルに付
与されたセルIDを図5に示す。また、図6に、表計算
アプリケーションにおいて、図3の例の表の各セルを文
字認識した結果を以上説明した処理で得られたセルID
の位置に貼り付けた例を示す。このようにして、入力さ
れた表に近い形態でのアプリケーションヘの貼り付けな
どをオペレータの手を煩わせることなく、自動的に行う
ことができる。
出力先のアプリケーションが行を“1、2、3”と整数
で表記し、列を“A、B、C”とアルファベットで表記
して、セルIDとして1行2列目であれば“B1”とい
う表記を要求するのであれば、そのような変換を行い、
セルIDとして各セルにその情報を付与する。図3の表
に対する表解析結果(図4)に対して上記の処理の過程
で得られた行位置、列位置及び最終結果としてセルに付
与されたセルIDを図5に示す。また、図6に、表計算
アプリケーションにおいて、図3の例の表の各セルを文
字認識した結果を以上説明した処理で得られたセルID
の位置に貼り付けた例を示す。このようにして、入力さ
れた表に近い形態でのアプリケーションヘの貼り付けな
どをオペレータの手を煩わせることなく、自動的に行う
ことができる。
【0025】尚、本実施例は入力された表の形態に近い
ように表計算アプリケーションソフトに出力するような
場合について述ベたが、特定のセルIDを持つセルの情
報のみを収集する場合などにも適用できる。また、表解
析処理については各セルを罫線までいっぱいにとるよう
にしているが、各セル内の要素の外接矩形などのセル内
の要素を包含し、罫線からはみださないようにセルを抽
出する手法であれば他の方法でもかまわない。以上のよ
うに、本発明の第1の実施例によれば、表解析処理部1
0で出力される表の各セルを罫線の座標を利用すること
により正確なセルIDを自動的に割り付けられる。これ
により、表のセル内の文字を認識処理した結果を表計算
アプリケーションなどに出力する場合に認識結果をはり
付けるベき場所を自動的に決定することが可能となり、
この種の装置を備えた各種のシステムの操作性が向上さ
れる。
ように表計算アプリケーションソフトに出力するような
場合について述ベたが、特定のセルIDを持つセルの情
報のみを収集する場合などにも適用できる。また、表解
析処理については各セルを罫線までいっぱいにとるよう
にしているが、各セル内の要素の外接矩形などのセル内
の要素を包含し、罫線からはみださないようにセルを抽
出する手法であれば他の方法でもかまわない。以上のよ
うに、本発明の第1の実施例によれば、表解析処理部1
0で出力される表の各セルを罫線の座標を利用すること
により正確なセルIDを自動的に割り付けられる。これ
により、表のセル内の文字を認識処理した結果を表計算
アプリケーションなどに出力する場合に認識結果をはり
付けるベき場所を自動的に決定することが可能となり、
この種の装置を備えた各種のシステムの操作性が向上さ
れる。
【0026】(第2の実施例)第2の実施例の構成例
は、第1の実施例とほぼ同じであり、図2における処理
203のみが異なる。処理203では、処理202で得
られた基準セルから、行位置=iとなるセルを判断する
ための基準とする座標を決定する。具体的には、基準セ
ルの予め定められた位置(例えば、基準セルの底辺)の
座標を基準座標とする。この変更により、罫線が無い場
合についても前述した第1の実施例と同様の処理を行う
ことができる。
は、第1の実施例とほぼ同じであり、図2における処理
203のみが異なる。処理203では、処理202で得
られた基準セルから、行位置=iとなるセルを判断する
ための基準とする座標を決定する。具体的には、基準セ
ルの予め定められた位置(例えば、基準セルの底辺)の
座標を基準座標とする。この変更により、罫線が無い場
合についても前述した第1の実施例と同様の処理を行う
ことができる。
【0027】(動作)以下に図3に示した表にセルID
位置を割り付ける例を示し、具体的な処理を説明する。
表解析処理部10は従来と同様の方法で表中の各セルを
抽出し、セルs1〜s7を得る。その結果が図4であ
る。説明の都合上、各セルの中のデータ要素は省略し、
罫線のみ表示している。第2の実施例では、第1の実施
例と異なり、このように罫線を抽出あるいは出力せず、
セル情報のみを出力するような表解析処理を用いた場合
でも処理を行うことができる。行位置割付処理部1で
は、まず処理201で変数iに“1”を代入する。次
に、処理202で未だ行位置が付与されていないセル、
すなわちすべてのセルの中からセルの下端が最も上とな
るセルを探索し、s1を得る。s1とs2は同じ位置で
あるが、このような場合は、s1とs2のいずれでもか
まわない。
位置を割り付ける例を示し、具体的な処理を説明する。
表解析処理部10は従来と同様の方法で表中の各セルを
抽出し、セルs1〜s7を得る。その結果が図4であ
る。説明の都合上、各セルの中のデータ要素は省略し、
罫線のみ表示している。第2の実施例では、第1の実施
例と異なり、このように罫線を抽出あるいは出力せず、
セル情報のみを出力するような表解析処理を用いた場合
でも処理を行うことができる。行位置割付処理部1で
は、まず処理201で変数iに“1”を代入する。次
に、処理202で未だ行位置が付与されていないセル、
すなわちすべてのセルの中からセルの下端が最も上とな
るセルを探索し、s1を得る。s1とs2は同じ位置で
あるが、このような場合は、s1とs2のいずれでもか
まわない。
【0028】処理203で、s1の底辺を基準座標とす
る。そして、ループ204内の処理205において、い
まのところまだいずれのセルにも行位置が付与されてい
ないので、すべてのセルについて処理206が行われ
る。処理206において、基準座標、すなわちs1の底
辺よりも上となるセルの中心点はo1及びo2であるた
め、セルs1及びs2についてのみ処理207が行われ
る。処理207では、セルs1及びs2に変数iの値、
すなわち“1”を行位置として付与する。処理208に
おいて、未だセルs3〜s7について行位置が付与され
ていないため、処理209で変数iを“1”から“2”
に変更する。
る。そして、ループ204内の処理205において、い
まのところまだいずれのセルにも行位置が付与されてい
ないので、すべてのセルについて処理206が行われ
る。処理206において、基準座標、すなわちs1の底
辺よりも上となるセルの中心点はo1及びo2であるた
め、セルs1及びs2についてのみ処理207が行われ
る。処理207では、セルs1及びs2に変数iの値、
すなわち“1”を行位置として付与する。処理208に
おいて、未だセルs3〜s7について行位置が付与され
ていないため、処理209で変数iを“1”から“2”
に変更する。
【0029】処理202では、s3〜s7のうち最も下
端の座標が上となるセルs4を検出する。処理203で
は、セルs4の底辺を基準座標とする。ループ204で
は、処理205によりs3、s7までについてのみ処理
206を行う。処理206では、基準座標、すなわちセ
ルs4の底辺の座標より上となる中心点o4及びo5を
検出し、セルs4及びs5についてのみ処理207を行
う。処理207では、セルs4及びs5に行位置を示す
変数iとして値“2”を付与する。処理208では、セ
ルs3、s6及びs7に未だ行位置が付与されていない
ため、処理209を実行する。処理209では、変数i
を“2”から“3”に変更する。処理202では、セル
s3、s6及びs7のうち、最も下端の座標が上となる
セルs3を得る。処理203では、セルs3の底辺の座
標を基準座標とする。
端の座標が上となるセルs4を検出する。処理203で
は、セルs4の底辺を基準座標とする。ループ204で
は、処理205によりs3、s7までについてのみ処理
206を行う。処理206では、基準座標、すなわちセ
ルs4の底辺の座標より上となる中心点o4及びo5を
検出し、セルs4及びs5についてのみ処理207を行
う。処理207では、セルs4及びs5に行位置を示す
変数iとして値“2”を付与する。処理208では、セ
ルs3、s6及びs7に未だ行位置が付与されていない
ため、処理209を実行する。処理209では、変数i
を“2”から“3”に変更する。処理202では、セル
s3、s6及びs7のうち、最も下端の座標が上となる
セルs3を得る。処理203では、セルs3の底辺の座
標を基準座標とする。
【0030】ループ204では、処理205によりセル
s3、s6及びs7についてのみ処理206が行われ
る。処理206では、基準座標、すなわちセルs3の底
辺より上にある中心点o3、o6及びo7を検出し、セ
ルs3、s6及びs7について処理207を行う。処理
207では、セルs3、s6及びs7に行位置を示す変
数iの値として“3”を付与する。処理208では、以
上ですべてのセルに行位置か付与されたので処理210
が実行され、行位置割付処理部1の処理が終了する。列
位置割付処理部2においても、行が列に、上下が左右
に、横が縦になるだけで、他の内容については同様の処
理が行われる。
s3、s6及びs7についてのみ処理206が行われ
る。処理206では、基準座標、すなわちセルs3の底
辺より上にある中心点o3、o6及びo7を検出し、セ
ルs3、s6及びs7について処理207を行う。処理
207では、セルs3、s6及びs7に行位置を示す変
数iの値として“3”を付与する。処理208では、以
上ですべてのセルに行位置か付与されたので処理210
が実行され、行位置割付処理部1の処理が終了する。列
位置割付処理部2においても、行が列に、上下が左右
に、横が縦になるだけで、他の内容については同様の処
理が行われる。
【0031】セル識別符号割付処理部3では、例えば、
出力先のアプリケーションが行を“1、2、3”と整数
で表記し、列を“A、B、C”とアルファベットで表記
して、セルIDとして1行2列目であれば“B1”とい
う表記を要求するのであれば、そのような変換を行い、
セルIDとして各セルにそのような情報を付与する。上
記の処理の結果、前述した第1の実施例と全く同じ結果
を得ることができる。以上のように、第2の実施例によ
れば、罫線を使用しないでセル識別符号を付与すること
ができるため、表解析処理がセルのみを出力して罫線を
抽出しない場合や、罫線の無い図表に対してもセルID
を割り付ける処理をおこなうことが可能となる。
出力先のアプリケーションが行を“1、2、3”と整数
で表記し、列を“A、B、C”とアルファベットで表記
して、セルIDとして1行2列目であれば“B1”とい
う表記を要求するのであれば、そのような変換を行い、
セルIDとして各セルにそのような情報を付与する。上
記の処理の結果、前述した第1の実施例と全く同じ結果
を得ることができる。以上のように、第2の実施例によ
れば、罫線を使用しないでセル識別符号を付与すること
ができるため、表解析処理がセルのみを出力して罫線を
抽出しない場合や、罫線の無い図表に対してもセルID
を割り付ける処理をおこなうことが可能となる。
【0032】尚、本発明は上述した実施例に限定される
ものではなく、種々の変形が可能であることはもちろん
である。例えば、上述した実施例では、セルの中心点を
罫線の座標と比較するようにしたが、本発明はこれに限
らず、セルの輪郭が罫線よりも内側にあるような場合
は、セルの頂点のいずれかを罫線の座標と比較するよう
にしてもよい。
ものではなく、種々の変形が可能であることはもちろん
である。例えば、上述した実施例では、セルの中心点を
罫線の座標と比較するようにしたが、本発明はこれに限
らず、セルの輪郭が罫線よりも内側にあるような場合
は、セルの頂点のいずれかを罫線の座標と比較するよう
にしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の図表セル
識別符号付与装置によれば、セルの基準となる座標と罫
線の座標とを比較してセルの識別符号を特定するように
したので、図表中のセルを切り出す処理を行う装置にお
いて、切り出されたセルを出力する方法を決定するとき
にセルの行位置及び列位置に相当するセルIDを必要と
する場合に、切り出された図表の各セルにセルの位置を
示すセルIDをオペレータの操作無しに自動的に付与す
ることができる。
識別符号付与装置によれば、セルの基準となる座標と罫
線の座標とを比較してセルの識別符号を特定するように
したので、図表中のセルを切り出す処理を行う装置にお
いて、切り出されたセルを出力する方法を決定するとき
にセルの行位置及び列位置に相当するセルIDを必要と
する場合に、切り出された図表の各セルにセルの位置を
示すセルIDをオペレータの操作無しに自動的に付与す
ることができる。
【図1】本発明の図表セル識別符号付与装置の一実施例
のブロック図である。
のブロック図である。
【図2】行位置割付処理例を説明するフローチャートで
ある。
ある。
【図3】表画像例の説明図である。
【図4】表解析結果例の説明図である。
【図5】セルID割付処理結果例の説明図である。
【図6】表セルはり付け例の説明図である。
【図7】傾斜した表の状態例の説明図である。
1 行位置割付処理部 2 列位値割付処理部 3 セル識別符号割付処理部
Claims (3)
- 【請求項1】 図表の画像データから当該図表内の各セ
ル及び罫線のデータの抽出処理を行う装置において、 抽出され、行位置が設定されていないセルのなかから、
前記図表内における各セルの所定の基準点の座標同士を
比較することにより、基準セルを選択し、当該基準セル
の所定の基準点の座標を基準座標とし、当該基準座標と
の画像上での位置関係が所定の条件を満たすセルを前記
基準セルと同じ行のセルとして行位置を設定し、これら
一連の処理をすべてのセルの行位置が設定されるまで行
う行位置割付処理部と、 抽出され、列位置が決定されていないセルのなかから、
前記図表内における各セルの所定の基準点の座標同士を
比較することにより、基準セルを選択し、当該基準セル
の所定の基準点の座標を基準座標とし、当該基準座標と
の画像上での位置関係が所定の条件を満たすセルを前記
基準セルと同じ列のセルとして列位置を設定し、これら
一連の処理をすべてのセルの列位置が設定されるまで行
う列位置割付処理部と、 前記行位置割付処理部と列位置割付処理部において設定
されたセルの位置をもとに出力に要求される形式のセル
識別符号を各セルに割付けるセル識別符号割付処理部と
を備えたことを特徴とする図表セル識別符号付与装置。 - 【請求項2】 請求項1の装置において、 行位置割付処理部は、抽出され、行位置が設定されてい
ないセルのなかから最も底辺座標が上となるセルを基準
セルとして選択し、当該基準セルの中心点より下にある
横罫線のうち最も座標が上になる罫線の座標を基準座標
とし、行位置が設定されていないセルのうち当該基準座
標より中心点が上になるセルを前記基準セルと同じ行の
セルとして行位置を設定し、これら一連の処理をすべて
のセルの行位置が設定されるまで行い、 列位置割付処理部は、抽出され、列位置が設定されてい
ないセルのなかから最も右辺座標が左となるセルを基準
セルとして選択し、当該基準セルの中心点より右にある
縦罫線のうち最も座標が左になる罫線の座標を基準座標
とし、列位置が設定されていないセルのうち当該基準座
標より中心点が左になるセルを前記基準セルと同じ列の
セルとして列位置を設定し、これら一連の処理をすべて
のセルの列位置が設定されるまで行うことを特徴とする
図表セル識別符号付与装置。 - 【請求項3】 図表の画像データから当該図表内の各セ
ルのデータの抽出処理を行う装置において、 抽出され、行位置が設定されていないセルのなかから最
も底辺座標が上となるセルを基準セルとして選択し、当
該基準セルの底辺の座標を基準座標とし、行位置が設定
されていないセルのうち当該基準座標より中心点が上に
なるセルを前記基準セルと同じ行のセルとして行位置を
設定し、これら一連の処理をすべてのセルの行位置が設
定されるまで行う行位置割付処理部と、 抽出され、列位置が設定されていないセルのなかから最
も右辺座標が左となるセルを基準セルとして選択し、当
該基準セルの右辺の座標を基準座標とし、列位置が設定
されていないセルのうち当該基準座標より中心点が左に
なるセルを前記基準セルと同じ列のセルとして列位置を
設定し、これら一連の処理をすべてのセルの列位置が設
定されるまで行う列位置割付処理部と、 前記行位置割付処理部と列位置割付処理部において設定
されたセルの位置をもとに出力に要求される形式のセル
識別符号を各セルに割付けるセル識別符号割付処理部と
を備えたことを特徴とする図表セル識別符号付与装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7164685A JPH08335275A (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 図表セル識別符号付与装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7164685A JPH08335275A (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 図表セル識別符号付与装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08335275A true JPH08335275A (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=15797916
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7164685A Pending JPH08335275A (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 図表セル識別符号付与装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08335275A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008262368A (ja) * | 2007-04-11 | 2008-10-30 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置及びプログラム |
-
1995
- 1995-06-07 JP JP7164685A patent/JPH08335275A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008262368A (ja) * | 2007-04-11 | 2008-10-30 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置及びプログラム |
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