JPH08337237A - 液体用紙容器 - Google Patents
液体用紙容器Info
- Publication number
- JPH08337237A JPH08337237A JP7145780A JP14578095A JPH08337237A JP H08337237 A JPH08337237 A JP H08337237A JP 7145780 A JP7145780 A JP 7145780A JP 14578095 A JP14578095 A JP 14578095A JP H08337237 A JPH08337237 A JP H08337237A
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- JP
- Japan
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- layer
- paper container
- polyethylene
- liquid paper
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Abstract
(57)【要約】
【目的】容器成形性の優れた、成型時にピンホールの発
生がないバリヤー基材を、バリヤー層に用いた液体用紙
容器を提供すること。 【構成】板紙を基材とし、金属箔、無機化合物蒸着薄膜
を形成したフィルム、またはバリヤー性プラスチックフ
ィルムをバリヤー層とする積層材料を用いて周壁を形成
した液体用紙容器において、前記積層材料の最内面樹脂
層に、メタセロン触媒を用いて製造したポリエチレン樹
脂層を用いたことを特徴とする。
生がないバリヤー基材を、バリヤー層に用いた液体用紙
容器を提供すること。 【構成】板紙を基材とし、金属箔、無機化合物蒸着薄膜
を形成したフィルム、またはバリヤー性プラスチックフ
ィルムをバリヤー層とする積層材料を用いて周壁を形成
した液体用紙容器において、前記積層材料の最内面樹脂
層に、メタセロン触媒を用いて製造したポリエチレン樹
脂層を用いたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板紙を基材とし、金属
箔、無機化合物蒸着薄膜を形成したフィルム、バリヤー
性プラスチックフィルムをバリヤー層とする積層材料を
用いて周壁を形成した液体用紙容器に関し、特には、成
形性、充填性等の機械適性に優れた最内層を有する液体
用紙容器に関する。
箔、無機化合物蒸着薄膜を形成したフィルム、バリヤー
性プラスチックフィルムをバリヤー層とする積層材料を
用いて周壁を形成した液体用紙容器に関し、特には、成
形性、充填性等の機械適性に優れた最内層を有する液体
用紙容器に関する。
【0002】
【従来の技術】板紙を基材としアルミニウム箔、無機化
合物蒸着薄膜を形成したフィルム、またはバリヤー性プ
ラスチックフィルムをバリヤー層とする積層材料を用い
て周壁を形成した液体用紙容器としては、頂部が切り妻
屋根型をした角筒状容器(図2)、円筒状容器(図
3)、テーパーを有する紙カップ状容器(図4)、ある
いは頂部がフラットなレンガ状容器等様々な形態の液体
用紙容器が流通している。そしてこの積層材料の構成
は、例えば、バリヤー層が無機化合物蒸着薄膜を形成し
たフィルムの場合、〔容器外側〕ポリエチレン層/板紙
層/ポリエチレン層/ポリエチレン層/ポリエチレンテ
レフタレート層/酸化ケイ素蒸着薄膜層/ポリエチレン
層〔容器内側〕からなる構成が使用されており、最内層
のポリエチレン層に使われるポリエチレン樹脂は、エチ
レンガスを1000気圧以上の高圧下で重合反応を行わ
せて得られる高圧法ポリエチレン、または低密度ポリエ
チレンと呼ばれる樹脂が一般的であった。
合物蒸着薄膜を形成したフィルム、またはバリヤー性プ
ラスチックフィルムをバリヤー層とする積層材料を用い
て周壁を形成した液体用紙容器としては、頂部が切り妻
屋根型をした角筒状容器(図2)、円筒状容器(図
3)、テーパーを有する紙カップ状容器(図4)、ある
いは頂部がフラットなレンガ状容器等様々な形態の液体
用紙容器が流通している。そしてこの積層材料の構成
は、例えば、バリヤー層が無機化合物蒸着薄膜を形成し
たフィルムの場合、〔容器外側〕ポリエチレン層/板紙
層/ポリエチレン層/ポリエチレン層/ポリエチレンテ
レフタレート層/酸化ケイ素蒸着薄膜層/ポリエチレン
層〔容器内側〕からなる構成が使用されており、最内層
のポリエチレン層に使われるポリエチレン樹脂は、エチ
レンガスを1000気圧以上の高圧下で重合反応を行わ
せて得られる高圧法ポリエチレン、または低密度ポリエ
チレンと呼ばれる樹脂が一般的であった。
【0003】しかしながら、この構成の液体用紙容器
は、最内層の低密度ポリエチレン層を加熱して溶かし、
容器に成形する際に、バリヤー層を有する積層材料を成
形する場合、ポリエチレン層を溶かすために熱エネルギ
ーを与えるとポリエチレン層にピンホールが発生するこ
とがある。特に、バリヤー層にアルミニウム箔が用いら
れていない場合、熱伝導性が悪く、そのため、ポリエチ
レン層を溶かすに十分な熱エネルギーを与えると、しば
しばポリエチレン層にピンホールが発生し、逆に熱を絞
るとピンホールは発生しないものの十分なシール(成
形)ができず、ピンホールの発生がなく、かつ、シール
不良のない条件を充填成形機の側から設定条件を決める
ことは非常に難しく、仮に設定条件が決められたとして
も適性条件の許容範囲は非常に狭いものであった。一
方、シール適性だけを考慮するならば、最内層のポリエ
チレン層の代わりにアイオノマー樹脂や、エチレン・酢
酸ビニル共重合体樹脂等の検討がされてきたが、独特の
樹脂臭が内容物に与える影響が大きく、内容物が飮食物
や香気成分を大切にするものの場合には、官能面からも
その使用は困難であった。
は、最内層の低密度ポリエチレン層を加熱して溶かし、
容器に成形する際に、バリヤー層を有する積層材料を成
形する場合、ポリエチレン層を溶かすために熱エネルギ
ーを与えるとポリエチレン層にピンホールが発生するこ
とがある。特に、バリヤー層にアルミニウム箔が用いら
れていない場合、熱伝導性が悪く、そのため、ポリエチ
レン層を溶かすに十分な熱エネルギーを与えると、しば
しばポリエチレン層にピンホールが発生し、逆に熱を絞
るとピンホールは発生しないものの十分なシール(成
形)ができず、ピンホールの発生がなく、かつ、シール
不良のない条件を充填成形機の側から設定条件を決める
ことは非常に難しく、仮に設定条件が決められたとして
も適性条件の許容範囲は非常に狭いものであった。一
方、シール適性だけを考慮するならば、最内層のポリエ
チレン層の代わりにアイオノマー樹脂や、エチレン・酢
酸ビニル共重合体樹脂等の検討がされてきたが、独特の
樹脂臭が内容物に与える影響が大きく、内容物が飮食物
や香気成分を大切にするものの場合には、官能面からも
その使用は困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、板紙を基材
とし金属箔、無機化合物蒸着薄膜を形成したフィルム、
またはバリヤー性プラスチックフィルムをバリヤー層と
し、かつ、最内層樹脂が高圧法ポリエチレン樹脂とする
積層材料を用いて周壁を形成する液体用紙容器に関する
上記のような問題点を除去するためになされたもので、
容器の成形性の優れた、成形時にピンホールの発生がな
いバリヤー層を用いた液体用紙容器を提供することを目
的とする。
とし金属箔、無機化合物蒸着薄膜を形成したフィルム、
またはバリヤー性プラスチックフィルムをバリヤー層と
し、かつ、最内層樹脂が高圧法ポリエチレン樹脂とする
積層材料を用いて周壁を形成する液体用紙容器に関する
上記のような問題点を除去するためになされたもので、
容器の成形性の優れた、成形時にピンホールの発生がな
いバリヤー層を用いた液体用紙容器を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、板紙を基材とし、金属箔、無機化合物蒸着
薄膜を形成したフィルム、またはバリヤー性プラスチッ
クフィルムをバリヤー層とする積層材料を用いて周壁を
形成した液体用紙容器において、前記積層材料の最内層
樹脂層に、メタロセン触媒を用いて製造したポリエチレ
ン樹脂層を用いたことを特徴とする液体用紙容器を提供
するものである。
するために、板紙を基材とし、金属箔、無機化合物蒸着
薄膜を形成したフィルム、またはバリヤー性プラスチッ
クフィルムをバリヤー層とする積層材料を用いて周壁を
形成した液体用紙容器において、前記積層材料の最内層
樹脂層に、メタロセン触媒を用いて製造したポリエチレ
ン樹脂層を用いたことを特徴とする液体用紙容器を提供
するものである。
【0006】メタロセン触媒は、二塩化ジルコノセンと
メチルアルモキサンを組み合わせたカミンスキー触媒と
呼ばれるもので、エチレンに対して高い重合活性を示
し、さらに活性点が均一であるという特徴を持つ。この
メタロセン触媒を用いてエチレンを重合させて得たポリ
エチレン樹脂は、従来の高圧法により作製したポリエチ
レン樹脂と較べて、低温シール性を有する、ヒートシー
ル開始温度が低い、適性シール温度幅が広い、透明性を
有する、強靱で機械的特性に優れる等の特徴がある。
メチルアルモキサンを組み合わせたカミンスキー触媒と
呼ばれるもので、エチレンに対して高い重合活性を示
し、さらに活性点が均一であるという特徴を持つ。この
メタロセン触媒を用いてエチレンを重合させて得たポリ
エチレン樹脂は、従来の高圧法により作製したポリエチ
レン樹脂と較べて、低温シール性を有する、ヒートシー
ル開始温度が低い、適性シール温度幅が広い、透明性を
有する、強靱で機械的特性に優れる等の特徴がある。
【0007】また、金属箔はアルミニウム箔が代表的
で、蒸着薄膜を形成する無機化合物は、酸化ケイ素、酸
化アルミニウム、酸化マグネシウムの単独、またはこれ
らの混合物からなる。さらに、バリヤー性プラスチック
は、ポリ塩化ビニリデン、エチレン−ビニルアルコール
から成るフィルム、またはこれらの樹脂をコートしたフ
ィルムである。
で、蒸着薄膜を形成する無機化合物は、酸化ケイ素、酸
化アルミニウム、酸化マグネシウムの単独、またはこれ
らの混合物からなる。さらに、バリヤー性プラスチック
は、ポリ塩化ビニリデン、エチレン−ビニルアルコール
から成るフィルム、またはこれらの樹脂をコートしたフ
ィルムである。
【0008】
【作用】上記のように本発明によれば、メタロセン触媒
を使用して製造したポリエチレン樹脂を積層材料の最内
層樹脂層に用いたので、従来より低い温度で、かつ、広
い温度範囲でシール(成形)が可能となる。また、トッ
プ部及びボトム部の成形シール時に、ホットエアー等の
熱量を過度にかけなくとも成形が可能なので、過加熱に
よるトップ部及びボトム部のピンホール等を発生させる
ことがない。
を使用して製造したポリエチレン樹脂を積層材料の最内
層樹脂層に用いたので、従来より低い温度で、かつ、広
い温度範囲でシール(成形)が可能となる。また、トッ
プ部及びボトム部の成形シール時に、ホットエアー等の
熱量を過度にかけなくとも成形が可能なので、過加熱に
よるトップ部及びボトム部のピンホール等を発生させる
ことがない。
【0009】
【実施例】以下実施例により本発明を詳細に説明する。
先ず、メタロセン触媒を用いて製造したポリエチレン樹
脂を、例えば、インフレーション法等の方法でフィルム
化し、60μm厚のポリエチレンフィルムを作製した。
次いで、液体用紙容器作製のための積層材料を作製し
た。すなわち、基材層となる坪量が320g/m2 の板
紙の表裏に、20μm厚と25μm厚のポリエチレン層
を押し出しラミネーション法により積層した。これとは
別に、400Å厚の酸化ケイ素蒸着薄膜を施した12μ
m厚のポリエチレンテレフタレートフィルムのポリエチ
レンテレフタレート面に、上述の60μm厚のメタロセ
ン触媒を用いて製造したポリエチレンフィルムをドライ
ラミネーション法によりウレタン系接着剤を用いて積層
した。上述のポリエチレン層/板紙層/ポリエチレン層
構成の積層材料の25μm厚のポリエチレン層と、酸化
ケイ素蒸着薄膜層/ポリエチレンテレフタレート層/メ
タロセン触媒を用いて製造したポリエチレン層構成の積
層材料の酸化ケイ素蒸着薄膜層面とを、押し出しラミネ
ーション法により30μm厚のポリエチレンで貼り合わ
せて、図1に示す本実施例の〔容器外側〕20μm厚ポ
リエチレン層(11)/320g/m2 板紙層(12)
/25μm厚ポリエチレン層(13)/30μm厚ポリ
エチレン層(14)/400Å厚酸化ケイ素蒸着薄膜層
(15)/12μm厚ポリエチレンテレフタレート層
(16)/60μm厚メタロセン触媒を用いて製造した
ポリエチレン層(17)〔容器内側〕構成の液体用紙容
器の積層材料(10)を作製した。
先ず、メタロセン触媒を用いて製造したポリエチレン樹
脂を、例えば、インフレーション法等の方法でフィルム
化し、60μm厚のポリエチレンフィルムを作製した。
次いで、液体用紙容器作製のための積層材料を作製し
た。すなわち、基材層となる坪量が320g/m2 の板
紙の表裏に、20μm厚と25μm厚のポリエチレン層
を押し出しラミネーション法により積層した。これとは
別に、400Å厚の酸化ケイ素蒸着薄膜を施した12μ
m厚のポリエチレンテレフタレートフィルムのポリエチ
レンテレフタレート面に、上述の60μm厚のメタロセ
ン触媒を用いて製造したポリエチレンフィルムをドライ
ラミネーション法によりウレタン系接着剤を用いて積層
した。上述のポリエチレン層/板紙層/ポリエチレン層
構成の積層材料の25μm厚のポリエチレン層と、酸化
ケイ素蒸着薄膜層/ポリエチレンテレフタレート層/メ
タロセン触媒を用いて製造したポリエチレン層構成の積
層材料の酸化ケイ素蒸着薄膜層面とを、押し出しラミネ
ーション法により30μm厚のポリエチレンで貼り合わ
せて、図1に示す本実施例の〔容器外側〕20μm厚ポ
リエチレン層(11)/320g/m2 板紙層(12)
/25μm厚ポリエチレン層(13)/30μm厚ポリ
エチレン層(14)/400Å厚酸化ケイ素蒸着薄膜層
(15)/12μm厚ポリエチレンテレフタレート層
(16)/60μm厚メタロセン触媒を用いて製造した
ポリエチレン層(17)〔容器内側〕構成の液体用紙容
器の積層材料(10)を作製した。
【0010】次に、作製した積層材料(10)を用い
て、図2に示す切り妻屋根型頂部を有する角筒型液体用
紙容器(20)を作製した。すなわち、作製した積層材
料(10)を通常の打抜機で打抜き、液体用紙容器のブ
ランク板を作製し、このブランク板をサック貼り機でサ
イドシールしてスリーブを作製した。
て、図2に示す切り妻屋根型頂部を有する角筒型液体用
紙容器(20)を作製した。すなわち、作製した積層材
料(10)を通常の打抜機で打抜き、液体用紙容器のブ
ランク板を作製し、このブランク板をサック貼り機でサ
イドシールしてスリーブを作製した。
【0011】このスリーブをホットエアー方式の熱源を
採用している充填成形機に装填し、外径が70mm×7
0mm、高さが140mmの500ミリリトッル容量の
液体用紙容器を作製した。その際、トップ成形部(2
1)とボトム成形部(22)のヒーター温度を270〜
340°Cまで10°Cおきに変化させて、容器成形可
能な温度条件を求めた。その評価結果を表1に示す。
採用している充填成形機に装填し、外径が70mm×7
0mm、高さが140mmの500ミリリトッル容量の
液体用紙容器を作製した。その際、トップ成形部(2
1)とボトム成形部(22)のヒーター温度を270〜
340°Cまで10°Cおきに変化させて、容器成形可
能な温度条件を求めた。その評価結果を表1に示す。
【0012】〈比較例1〉これとは別個に、本実施例の
液体用紙容器と比較評価するため、図5に示す従来構成
の〔容器外側〕20μm厚ポリエチレン層(51)/3
20g/m2 板紙層(52)/25μm厚ポリエチレン
層(53)/30μm厚ポリエチレン層(54)/40
0Å厚酸化ケイ素蒸着薄膜層(55)/12μm厚ポリ
エチレンテレフタレート層(56)/60μm厚ポリエ
チレン層(57)〔容器内側〕構成の液体用紙容器の積
層材料(50)を実施例と同様の方法で作製した。な
お、最内層のポリエチレン層には、高圧法で作製した低
密度ポリエチレン樹脂である三井石油化学工業株式会社
製のインフレーショングレードであるミラソン401P
を使用した。
液体用紙容器と比較評価するため、図5に示す従来構成
の〔容器外側〕20μm厚ポリエチレン層(51)/3
20g/m2 板紙層(52)/25μm厚ポリエチレン
層(53)/30μm厚ポリエチレン層(54)/40
0Å厚酸化ケイ素蒸着薄膜層(55)/12μm厚ポリ
エチレンテレフタレート層(56)/60μm厚ポリエ
チレン層(57)〔容器内側〕構成の液体用紙容器の積
層材料(50)を実施例と同様の方法で作製した。な
お、最内層のポリエチレン層には、高圧法で作製した低
密度ポリエチレン樹脂である三井石油化学工業株式会社
製のインフレーショングレードであるミラソン401P
を使用した。
【0013】この積層材料(50)から実施例と同様の
方法でスリーブを作製し、実施例と同様にこのスリーブ
をホットエアー方式の熱源を採用している充填成形機に
装填し、外径が70mm×70mm、高さが140mm
の500ミリリトッル容量の液体用紙容器を作製した。
その際、トップ成形部とボトム成形部のヒーター温度を
270〜340°Cまで10°Cおきに変化させて、容
器成形可能な温度条件を求めた。その評価結果を表1に
示す。
方法でスリーブを作製し、実施例と同様にこのスリーブ
をホットエアー方式の熱源を採用している充填成形機に
装填し、外径が70mm×70mm、高さが140mm
の500ミリリトッル容量の液体用紙容器を作製した。
その際、トップ成形部とボトム成形部のヒーター温度を
270〜340°Cまで10°Cおきに変化させて、容
器成形可能な温度条件を求めた。その評価結果を表1に
示す。
【0014】
【表1】
【0015】表1の結果から、最内層にメタロセン触媒
を用いて製造したポリエチレンを用いた積層材料を使用
した液体用紙容器(実施例)は、高圧法により製造した
ポリエチレンを最内層に用いた液体用紙容器(比較例
1)と比較して、トップ成形部、ボトム成形部とも成形
可能温度が低くなり、しかも適性シール温度範囲が拡が
ることが判明した。
を用いて製造したポリエチレンを用いた積層材料を使用
した液体用紙容器(実施例)は、高圧法により製造した
ポリエチレンを最内層に用いた液体用紙容器(比較例
1)と比較して、トップ成形部、ボトム成形部とも成形
可能温度が低くなり、しかも適性シール温度範囲が拡が
ることが判明した。
【0016】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、従来より
低い温度で成形シールが可能になり、しかもシール適性
温度範囲が拡がったので、紙容器成形充填機の成形シー
ルの条件出しが容易になり、成形充填機の生産性が向上
する。また、アルミニウム箔をバリヤー層として用いた
積層材料においても、シール適性温度範囲は拡がり、成
形充填機の生産性が向上する。さらに、メタロセン触媒
を使って製造したポリエチレンは、分子量分布がそろっ
ているので、飲料や香気成分を大切にする内容物を充填
した際の樹脂臭の影響も少なくなる。
低い温度で成形シールが可能になり、しかもシール適性
温度範囲が拡がったので、紙容器成形充填機の成形シー
ルの条件出しが容易になり、成形充填機の生産性が向上
する。また、アルミニウム箔をバリヤー層として用いた
積層材料においても、シール適性温度範囲は拡がり、成
形充填機の生産性が向上する。さらに、メタロセン触媒
を使って製造したポリエチレンは、分子量分布がそろっ
ているので、飲料や香気成分を大切にする内容物を充填
した際の樹脂臭の影響も少なくなる。
【図1】本発明の液体用紙容器の積層材料の一構成例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】同積層材料を用いて組み立てた液体用紙容器の
一実施例を示す斜視図である。
一実施例を示す斜視図である。
【図3】別の液体用紙容器の実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図4】さらに別の液体用紙容器の実施例を示す斜視図
である。
である。
【図5】従来の液体用紙容器の積層材料の一構成例を示
す断面図である。
す断面図である。
10‥‥積層材料 11‥‥ポリエチレン層 12‥‥板紙層 13‥‥ポリエチレン層 14‥‥ポリエチレン層 15‥‥酸化ケイ素蒸着薄膜層 16‥‥ポリエチレンテレフタレート層 17‥‥メタロセン触媒を用いて製造したポリエチレン
層 20‥‥液体用紙容器 21‥‥トップ成形部 22‥‥ボトム成形部 50‥‥積層材料 51‥‥ポリエチレン層 52‥‥板紙層 53‥‥ポリエチレン層 54‥‥ポリエチレン層 55‥‥酸化ケイ素蒸着薄膜層 56‥‥ポリエチレンテレフタレート層 57‥‥ポリエチレン層
層 20‥‥液体用紙容器 21‥‥トップ成形部 22‥‥ボトム成形部 50‥‥積層材料 51‥‥ポリエチレン層 52‥‥板紙層 53‥‥ポリエチレン層 54‥‥ポリエチレン層 55‥‥酸化ケイ素蒸着薄膜層 56‥‥ポリエチレンテレフタレート層 57‥‥ポリエチレン層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年11月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 秀樹 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】板紙を基材とし、金属箔、無機化合物蒸着
薄膜を形成したフィルム、またはバリヤー性プラスチッ
クフィルムをバリヤー層とする積層材料を用いて周壁を
形成した液体用紙容器において、 前記積層材料の最内層樹脂層に、メタロセン触媒を用い
て製造したポリエチレン樹脂層を用いたことを特徴とす
る液体用紙容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7145780A JPH08337237A (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | 液体用紙容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7145780A JPH08337237A (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | 液体用紙容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08337237A true JPH08337237A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=15393004
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7145780A Pending JPH08337237A (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | 液体用紙容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08337237A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990018332A (ko) * | 1997-08-27 | 1999-03-15 | 성재갑 | 폴리올레핀으로 제조된 포장 필름재료 |
| JP2000289164A (ja) * | 1999-04-07 | 2000-10-17 | Dainippon Printing Co Ltd | 紙容器 |
| WO2001007327A1 (en) * | 1999-07-23 | 2001-02-01 | Yupo Corporation | Labelled resin bottle |
| US6858106B1 (en) | 2000-05-26 | 2005-02-22 | Tetra Laval Holdings & Finance S.A. | Process for producing packaging laminate |
| EP2394815A1 (en) * | 2010-06-08 | 2011-12-14 | Farbotex S.p.A. | Paperboard container for packaging liquids and process for the manufacture thereof |
-
1995
- 1995-06-13 JP JP7145780A patent/JPH08337237A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990018332A (ko) * | 1997-08-27 | 1999-03-15 | 성재갑 | 폴리올레핀으로 제조된 포장 필름재료 |
| JP2000289164A (ja) * | 1999-04-07 | 2000-10-17 | Dainippon Printing Co Ltd | 紙容器 |
| WO2001007327A1 (en) * | 1999-07-23 | 2001-02-01 | Yupo Corporation | Labelled resin bottle |
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