JPH0833766A - パチンコ玉搬送装置 - Google Patents

パチンコ玉搬送装置

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JPH0833766A
JPH0833766A JP19484894A JP19484894A JPH0833766A JP H0833766 A JPH0833766 A JP H0833766A JP 19484894 A JP19484894 A JP 19484894A JP 19484894 A JP19484894 A JP 19484894A JP H0833766 A JPH0833766 A JP H0833766A
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JP
Japan
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compressed air
guide cylinder
pachinko ball
pachinko
pachinko balls
Prior art date
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Application number
JP19484894A
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English (en)
Inventor
Yoshio Kishinami
芳雄 岸浪
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AJINA GIKEN KK
Original Assignee
AJINA GIKEN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パチンコ玉案内筒に直接圧縮空気を導入して
案内筒の構成と工作を簡単にし、案内筒がパチンコ玉搬
送方向下流側で玉詰まりを生じてもパチンコ玉が逆流す
ることのない圧縮空気によるパチンコ玉搬送装置を得
る。 【構成】 圧縮空気発生機7、パチンコ玉を案内する案
内筒12、案内筒に設けられ、圧縮空気発生機7で発生
した圧縮空気を案内筒に導入する圧縮空気導入口13、
案内筒12に設けられ、案内筒内でのパチンコ玉5の移
動を規制する規制手段9とを有する。案内筒12は圧縮
空気導入口13を含む部分が密閉容器6に収納され、密
閉容器6に圧縮空気発生機から圧縮空気を導入する。規
制手段は摩擦力付与手段であってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ遊技場で用い
られるパチンコ玉搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技場には、各所にパチンコ玉
搬送装置が設けられている。例えば、パチンコ島にパチ
ンコ玉を供給する場合、パチンコ島相互間でパチンコ玉
を融通しあう場合、玉貸機にパチンコ玉を補給する場
合、景品玉計数機で回収されたパチンコ玉を循環経路に
投入する場合などにはパチンコ玉を搬送する必要があ
り、それぞれの場所にパチンコ玉搬送装置が設けられて
いる。従来一般のパチンコ玉搬送装置は、スクリューコ
ンベア、バケットコンベア、傾斜樋などを組み合わせた
ものであるが、このようなパチンコ玉搬送装置によれ
ば、機構部分が多くて信頼性、耐久性に不安があり、騒
音も大きいという難点があった。
【0003】そこで、空気圧を利用したパチンコ玉搬送
装置が提案されている。本出願人の出願にかかる実開昭
60−85530号公報記載のものや、実開昭61−1
54987号公報記載のものがその例である。上記実開
昭60−85530号公報記載のものは、圧縮空気を流
しているパチンコ玉案内筒に、搬送しようとするパチン
コ玉を動力式整列供給装置によって送り込み、圧縮空気
と共にパチンコ玉を搬送するようにしたものである。上
記実開昭61−154987号公報記載のものは、玉貸
機内でのパチンコ玉搬送装置に関するもので、圧縮空気
を流しているパチンコ玉案内筒に搬送しようとするパチ
ンコ玉を落下させ、圧縮空気と共にパチンコ玉を搬送す
るようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記各公報記載のもの
は何れも、圧縮空気が流れているパチンコ玉案内筒に、
搬送しようとするパチンコ玉を導入するための供給筒を
枝別れ状に取付ける必要があり、案内筒の構成及び工作
が複雑になる難点がある。仮りに、パチンコ玉案内筒に
直接圧縮空気を導入することができるとすれば、案内筒
を枝別れ状に構成する必要がないから、面倒な工作を施
す必要もなくなる。しかし、パチンコ玉案内筒に直接圧
縮空気を導入すると、パチンコ玉案内筒のパチンコ玉搬
送方向下流側で玉詰まりを生じたりした場合に、パチン
コ玉搬送方向上流側に大きな空気圧がかかってパチンコ
玉が逆流することがある。
【0005】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、パチンコ玉案内筒に直接圧縮空気を導入するよ
うにしてパチンコ玉案内筒の構成及び工作を簡単にする
と共に、パチンコ玉案内筒がパチンコ玉搬送方向下流側
で玉詰まりを生じたりした場合でもパチンコ玉が逆流す
ることのないようにした圧縮空気によるパチンコ玉搬送
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
圧縮空気発生機と、パチンコ玉を案内する案内筒と、案
内筒に設けられ、上記圧縮空気発生機で発生した圧縮空
気を案内筒に導入する圧縮空気導入口と、案内筒に設け
られ、案内筒内でのパチンコ玉の移動を規制する規制手
段とを有することを特徴とする。
【0007】案内筒は、請求項2記載の発明のように、
圧縮空気導入口を含む部分が密閉容器に収納され、この
密閉容器に圧縮空気発生機から圧縮空気が導入されるも
のであってもよい。規制手段は、請求項3記載の発明の
ように、外周の切欠きでパチンコ玉を規制し、回転駆動
によってパチンコ玉を通過させるスプロケットを有して
なるものであってもよい。上記スプロケットは、請求項
4記載の発明のように、案内筒の長手方向の複数箇所に
設けられ同期して回転駆動されるものであってもよい。
【0008】規制手段はまた、請求項5記載の発明のよ
うに、摩擦力付与手段であってもよい。上記摩擦力付与
手段は、請求項6記載の発明のように、ローラであって
もよく、このローラは、請求項7記載の発明のように、
弾力性を有していてもよい。上記摩擦力付与手段はま
た、請求項8記載の発明のように、パチンコ玉を案内筒
の内壁に押しつける押圧部材とこの押圧部材の移動を制
御するアクチュエータを有してなるものであってもよ
い。
【0009】
【作用】圧縮空気発生機で発生した圧縮空気は圧縮空気
導入口を通じて案内筒に導入される。規制手段を通過し
たパチンコ玉は圧縮空気の流れに乗って案内筒の中を所
定の位置まで搬送される。圧縮空気による圧力は上記圧
縮空気導入口よりもパチンコ玉搬送方向上流側にもかか
るが、案内筒には上記規制手段が設けられているため、
圧縮空気によるパチンコ玉の逆流が上記規制手段で阻止
される。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明にかかるパ
チンコ玉搬送装置の実施例について説明する。図1ない
し図3において、上部に設けられた第1のパチンコ玉貯
留タンク1には、貯留されたパチンコ玉5を整列して送
り出すための整列樋2が設けられている。上記第1のパ
チンコ玉貯留タンク1と下部に設けられた第2のパチン
コ玉貯留タンク8は、上記整列樋2、垂直方向の上部案
内筒3、これに続く垂直方向の案内筒12、これに続く
湾曲した搬送管14を介して連結されている。これら上
部案内筒3、案内筒12、搬送管14の内径は、パチン
コ玉5の外径よりも多少大きい程度である。
【0011】上記案内筒12には、その長手方向の複数
個の長孔からなる圧縮空気導入口13が2段に形成され
ている。案内筒12は密閉容器6内に設けられている。
もっとも、案内筒12全体が密閉容器6内に収納される
必要はなく、少なくとも上記圧縮空気導入口13を含む
部分が密閉容器6内に収納されていればよい。この密閉
容器6は、いわゆるブロワからなる圧縮空気発生機7に
連通し、圧縮空気発生機7で発生した圧縮空気が密閉容
器6、圧縮空気導入口13を経て案内筒12内に導入さ
れるようになっている。
【0012】図3に詳細に示すように、密閉容器6内に
はスプロケット9が回転可能に指示されている。スプロ
ケット9の外周の一部は案内筒12にその長手方向に形
成されたスリットから案内筒12内に侵入している。案
内筒12内に導入されたパチンコ玉5は、スプロケット
9の外周に一定間隔で形成された切欠きに1個ずつ入り
込むことにより案内筒12内での移動が規制され、スプ
ロケット9が回転することによってパチンコ玉5の通過
が許容される。スプロケット9は案内筒12内でのパチ
ンコ玉5の移動を規制する規制手段を構成しており、上
記圧縮空気導入口13よりもパチンコ玉搬送方向上流側
に設けられている。もっとも、スプロケット9は必ずし
も図示の実施例のように圧縮空気導入口13よりもパチ
ンコ玉搬送方向上流側に設けられている必要はなく、圧
縮空気導入口13と同じ位置に設けられていてもよい。
スプロケット9はベルト11を介してモータ10の出力
軸に連結され、モータ10の回転に伴って回転駆動され
るようになっている。図示の例ではスプロケット9、モ
ータ10が密閉容器6内に設けられているが、スプロケ
ット9、モータ10は必ずしも密閉容器6内に設ける必
要はない。上部案内筒3、案内筒12、さらには搬送管
14は通しの1本の筒で構成してもよい。
【0013】前記上部案内筒3には、この上部案内筒3
内のパチンコ玉5の有無を検知するセンサ4が取り付け
られている。上記搬送管14は例えばパチンコ島相互間
を連絡するもので、パチンコ遊技場の床内に埋設しても
よい。搬送管14が連結された第2の貯留タンク8内に
は、搬送管14の開口付近に風圧作動板15が軸16を
中心に水直面内で回転可能に取付けられている。風圧作
動板15は自重により又は回転付勢力により通常は図2
に示すように上記タンク8の内壁面と平行な態位をと
り、搬送管14の開口と対向している。風圧作動板15
は搬送管14の開口から圧縮空気が排出されると、その
空気圧で図1に示すように回転する。風圧作動板15に
隣接して風圧検知センサ17が取付けられており、風圧
作動板15が圧縮空気で回転したときこれを上記センサ
17が検出するようになっている。
【0014】次に、上記実施例の動作を説明する。第1
の貯留タンク1に貯留されたパチンコ玉5は整列樋2で
1列に整列されて上部案内筒5さらには案内筒12に導
入され、規制手段をなすスプロケット9の位置で停止し
ている。上部案内筒5の上端とスプロケット9の位置ま
でに落差Dがあり、この落差D間のパチンコ玉5の荷重
をスプロケット9が受け止めている。この状態からパチ
ンコ玉5を第2の貯留タンク8に搬送するには、次の手
順で行う。
【0015】まず、上部案内筒3内にパチンコ玉5が存
在していることをセンサ4の検出信号によって確認し、
パチンコ玉5が存在していれば圧縮空気発生機7を起動
し、適度の圧力の圧縮空気を密閉容器6に導入する。導
入された圧縮空気は案内筒12の圧縮空気導入口13及
びスプロケット9の一部が進入するスリットを経て案内
筒12の上部(パチンコ玉搬送方向上流側)と下部(パ
チンコ玉搬送方向下流側)に流れようとする。案内筒1
2の上部に流れようとする圧縮空気は、案内筒12内に
1列に連なっているパチンコ玉5の重みのため、また、
スプロケット9によるパチンコ玉5の規制力のため、空
気圧でパチンコ玉5を上方に押し上げることはできず、
案内筒12の内壁とパチンコ玉5との間の僅かな間隙か
ら僅かに空気が流れるだけである。
【0016】一方、案内筒12の下部に流れようとする
圧縮空気は、そのまま搬送管14内を通って第2の貯留
タンク8内に排気される。圧縮空気導入口13と同じ位
置にスプロケット9が設けられている場合も、圧縮空気
は案内筒12の下部に流れ貯留タンク8内に排気され
る。排気された空気圧で風圧作動板15が軸16を中心
に回転し、これを風圧検知センサ17が検出する。この
センサ17の検出信号によりモータ10が起動され、ベ
ルト11を介してスプロケット9が図3において反時計
方向に回転駆動され、案内筒12内のパチンコ玉5が順
次下方に移動させられると共にスプロケット9による規
制が解除されて開放される。開放されたパチンコ玉5は
案内筒12及び搬送管14内の圧縮空気の流れに乗って
案内筒12及び搬送管14内を搬送され、第2の貯留タ
ンク8に供給される。
【0017】第2の貯留タンク8に所定量のパチンコ玉
5が供給された場合などにパチンコ玉5の供給を停止す
るときは、まずモータ10を停止させてスプロケット9
を停止させ、次に、搬送管14内のパチンコ玉5のすべ
てが貯留タンク8に搬送されるのに必要な時間が経過し
た後に圧縮空気発生機7を停止させる。
【0018】なお、第2の貯留タンク8へのパチンコ玉
5の供給の途中で風圧検知センサ17が風圧を検知しな
くなった場合や、玉検知センサ4がパチンコ玉5を検知
しなくなった場合など、トラブルの発生が判明した場合
にも、上に述べたスプロケット9の停止、圧縮空気発生
機7の停止、の順序で搬送装置を停止させる。こうして
トラブル発生に基づいて停止した場合は、適宜の時間経
過後、前述の手順にしたがって起動する。起動を数回繰
り返してもパチンコ玉が搬送されない場合は、異常警報
を音声や視覚的な手段等によって発する。
【0019】以上説明した実施例によれば、パチンコ玉
5を案内する案内筒12に、圧縮空気発生機7で発生し
た圧縮空気を導入する圧縮空気導入口13を設け、案内
筒12に、案内筒12内でのパチンコ玉5の移動を規制
する規制手段としてのスプロケット9を設けたため、案
内筒12には圧縮空気導入口13を形成するための加工
及びスプロケット9を進入させるための加工を施す程度
でよく、従来のように案内筒を枝別れさせる必要はない
から、案内筒12の構成及び工作が簡単になる利点があ
る。また、案内筒12に設けたスプロケット9によって
案内筒12内でのパチンコ玉5の移動が規制されるた
め、上記のように案内筒12の構成及び工作が簡単であ
りながら、パチンコ玉が搬送方向上流側に逆流すること
がなく、パチンコ玉が正しく搬送されるという効果があ
る。
【0020】次に、本発明の各種変形実施例について説
明する。図1ないし図3に示す実施例では、上部案内筒
3と案内筒12とが垂直に設置されて、上部案内筒3の
上端から規制手段としてのスプロケット9の位置までに
大きな落差Dがあったが、図4に示す実施例のように、
上記落差Dがほとんどないものであっても差し支えな
い。図4に示す実施例は、上部案内筒3、案内筒12、
搬送管14の一部が水平に近い傾斜角度で寝ている点が
図1ないし図3に示す実施例と異なるだけであり、構成
部品は同じであるから、共通部分には共通の符号を付し
て構成の説明は省略する。
【0021】図4に示す実施例によれば、上部案内筒3
の上端からスプロケット9の位置までの落差が小さい
分、案内筒12内に1列に連なっているパチンコ玉5の
重みが圧縮空気による逆流防止に役立ちにくくなってい
るが、スプロケット9によって規制されるパチンコ玉5
が逆流防止に十分役立っている。そのほかの作用効果は
図1ないし図3の実施例と同じである。
【0022】図4に示す実施例のように、上部案内筒3
の上端からスプロケット9の位置までの落差が小さく
て、案内筒12内に1列に連なっているパチンコ玉5の
重みが圧縮空気による逆流防止に役立ちにくい場合は、
図5に示す実施例のように、規制部材としてのスプロケ
ットを複数個用いれば、より確実な圧縮空気による逆流
防止効果を得ることができる。図5に示す例では、スプ
ロケット9と、これよりもパチンコ玉搬送方向上流側に
ある程度の距離をおいて今一つの規制部材としてのスプ
ロケット19を設け、これら二つのスプロケット9,1
9をベルト20で連結し、スプロケット9,19を同期
して回転駆動するようにしたものである。このように2
個のスプロケット9,19を用いれば、パチンコ玉5を
スプロケット19でスプロケット9の位置まで押し込む
ことができるため、圧縮空気による逆流防止をより確実
に行うことができる。
【0023】規制手段は、スプロケットに代えて、摩擦
力付与手段を用いてもよい。図6、図7に示す実施例は
その一例を示すもので、摩擦力付与手段としてローラ2
1と押圧部材22を用いたものである。ローラ21の外
周の一部は案内筒12に形成されたスリットから案内筒
12内に進入している。上記押圧部材22は軸24を中
心に水直面内で回転可能に取付けられ、先端側の約半分
が上記ローラ21と対向する位置で案内筒12に形成さ
れたスリットに位置すると共に、ばね23によって上記
先端側の約半分が案内筒12内に進入する向きに付勢さ
れている。従って、押圧部材22の付勢力で案内筒12
内のパチンコ玉5がローラ21に押しつけられ、この押
圧力により生じる摩擦力で案内筒12内でのパチンコ玉
5の移動が規制される。上記ローラ21はベルト11を
介しモータ10で反時計方向に回転駆動され、案内筒1
2内のパチンコ玉5を順に下方に送り出すようになって
いる。そのほかの構成は図1ないし図3に示す実施例と
同じである。
【0024】図7は上記実施例の圧縮空気による搬送動
作を示す。圧縮空気発生機7で発生した圧縮空気は、矢
印で示すように密閉容器6、圧縮空気導入口13を経て
案内筒12内に導入される。圧縮空気導入口13よりも
パチンコ玉搬送方向上流側には、規制手段としてのロー
ラ21と押圧部材22によりパチンコ玉5が挾み込まれ
て摩擦力によりパチンコ玉5の移動が規制され、また、
この規制部分から上方にパチンコ玉5が列をなして溜っ
ているため、圧縮空気の大部分はパチンコ玉搬送方向下
流側に流れる。従って、ローラ21の回転によって規制
が解除されたパチンコ玉5は圧縮空気の流れに乗り、案
内筒12、搬送管14を通じて所定の位置に搬送され
る。このように、図6、図7に示す実施例も、図1ない
し図3に示す実施例とほぼ同様に動作して同様の効果を
奏する。
【0025】規制手段としての摩擦付与手段にローラを
用いる場合、ローラに弾力性をもたせてもよい。図8の
実施例はその例で、ローラ21は弾力性のあるゴム、ウ
レタン樹脂等でできていて、案内筒12内のパチンコ玉
5をローラ21が押圧するとローラ21が弾性変形して
パチンコ玉5の一部がローラ21に減り込むようになっ
ている。このようにパチンコ玉5の一部がローラ21に
減り込むことにより十分大きな摩擦力を得ることができ
るため、図6、図7の実施例と異なって、ローラ21と
の対向位置に押圧部材を設ける必要はなく、弾力性を有
するローラ21と案内筒12の内壁面との間でパチンコ
玉5を挾み込むことができる。ローラ21が回転駆動さ
れると、ローラ21と案内筒12の内壁面との間に挾み
込まれていたパチンコ玉5が開放され、圧縮空気に乗っ
て搬送される。この実施例の場合も、これまで説明して
きた実施例と同様の作用効果を奏する。
【0026】図9に示す実施例にように、規制手段とし
ての摩擦付与手段にローラ21を用いる場合、このロー
ラ21との対向位置に押さえローラ25を配置し、ロー
ラ21と押さえローラ25の間にパチンコ玉5を挾み込
んでパチンコ玉5の移動を規制するようにしてもよい。
ローラ21が駆動ローラになっているため、押さえロー
ラ25は案内筒12内でパチンコ玉5が移動することに
従動して回転するものであればよい。もっとも、押さえ
ローラ25も駆動ローラとしてもよい。ローラ21及び
/又は押さえローラ25は、ゴム、ウレタン等の弾性変
形する材料で作ってもよいし、ローラ21と押さえロー
ラ25との間でパチンコ玉5を挾み込むように、ばねそ
の他の弾性体でローラ21及び/又は押さえローラ25
を付勢してもよい。また、ローラ21及び/又は押さえ
ローラ25をスプロケット状のものにしてもよい。この
実施例の場合も、これまで説明してきた実施例と同様の
作用効果を奏する。
【0027】規制手段として摩擦付与手段を用いる場
合、摩擦付与手段は、図10に示す実施例のように、パ
チンコ玉5を案内筒12の内壁に押しつける押圧部材2
6と、この押圧部材26の移動を制御するソレノイド2
8で構成してもよい。押圧部材26は軸27を中心に回
転可能であり、先端側の約半分が案内筒12に形成され
たスリットに位置している。ソレノイド28と押圧部材
26の先端部との間にはプランジャ29が介在し、プラ
ンジャ29はばね30によりソレノイド28から突出す
る向きに付勢され、この付勢力によって押圧部材26が
回転付勢されている。この回転付勢力により押圧部材2
6の先端側の約半分が案内筒12内に進入し、案内筒1
2内でのパチンコ玉5の移動速度が押圧部材26及び案
内筒12の内周壁との間の摩擦力で減速され、移動が規
制されるようになっている。その他の構成はこれまで説
明してきた実施例と同じである。
【0028】図10に示す実施例においてパチンコ玉5
を案内筒12、搬送管14を通じて搬送する場合は、圧
縮空気発生機7が圧縮空気を発生している状態でソレノ
イド28に通電し、ソレノイド28の電磁力でプランジ
ャ29をばね30の付勢力に抗して吸引する。これによ
って押圧部材26の回転付勢力がなくなるため、上部案
内筒3及び案内筒12内に連なっているパチンコ玉5の
規制が解除され、パチンコ玉5が案内筒12内を落下
し、圧縮空気の流れに乗って搬送管14を通じ搬送され
る。この実施例の場合、押圧部材26とソレノイド28
が案内筒12内でのパチンコ玉の移動を規制し、これま
で説明してきた実施例と同様の効果を奏する。なお、ソ
レノイド28に代えて、モータその他適宜のアクチュエ
ータを用いても差し支えない。
【0029】次に、図11に示す実施例について説明す
る。この実施例は、搬送管14の案内筒12との連結部
の下方に垂直態位から水平態位に緩やかに移行する円弧
部14aを設け、圧縮空気発生機7で発生した圧縮空気
の導入管33を搬送管14の上記円弧部14aと水平部
との境界に、かつ、水平部と連続した直線上に位置する
ように連結したものである。そして、案内筒12には図
9に示す実施例の規制手段と同様に、駆動ローラ21と
押さえローラ25を有してなる規制手段を設けたもので
ある。
【0030】圧縮空気発生機7で発生した圧縮空気は導
入管33から搬送管14の水平部に流れ、搬送管14の
上記円弧部14a及びその上方の案内筒12内は上記圧
縮空気の流れによって負圧となる。従って、駆動ローラ
21と押さえローラ25による規制を解除されたパチン
コ玉は負圧により吸引されて搬送管14の水平部に移動
し、それ以後は圧縮空気の流れに乗って搬送される。
【0031】図11に示す実施例によれば、負圧によっ
てパチンコ玉5がスムーズに落下するという利点がある
反面、搬送管14の形状が複雑になる難点がある。しか
し、駆動ローラ21と押さえローラ25を有してなる規
制手段があるため、搬送管14に玉詰まり等を生じて圧
縮空気が案内筒12に流れ込んだとしても、案内筒12
及び上部案内筒3内のパチンコ玉5が逆流することはな
い。
【0032】以上、本発明にかかるパチンコ玉搬送装置
の各種実施例について説明したが、各構成部分はさらに
次のように変更して差し支えない。上部案内筒3、案内
筒12、搬送管14はそれぞれ複数列配置してもよい。
この場合、規制手段は各列ごとに複数配置してもよい
し、各列に共通の一つの規制手段を配置してもよい。ま
た、上部案内筒3、案内筒12、搬送管14をそれぞれ
複数列配置した場合、搬送先をそれぞれ玉貯留タンク
A、玉貯留タンクB、玉貯留タンクC……というように
分けてもよい。圧縮空気発生機は、ブロワ、送風機、コ
ンプレッサー、その他から適宜のものを選択して使用す
る。
【0033】図1ないし図3の実施例では、上部の玉貯
留タンクから下部の玉貯留タンクにパチンコ玉を搬送す
るようになっていたが、本発明は圧縮空気でパチンコ玉
を搬送するものであるから、下部の玉貯留タンクから上
部の玉貯留タンクに搬送することも容易である。また、
パチンコ玉の搬送元は玉貯留タンクに限られるものでは
なく、パチンコ玉輸送経路などから取り入れて搬送する
ようにしてもよい。
【0034】本発明にかかるパチンコ玉搬送装置の少な
くとも搬送管の部分は、パチンコ遊技場の天井部に設置
することもできるし、床内に設置することもできる。ま
た、本発明にかかるパチンコ玉搬送装置をパチンコ島相
互間に設置しておけば、パチンコ島相互間でパチンコ玉
を融通しあうことができ、各パチンコ島のパチンコ玉保
有量の均一化を図ることができる。規制手段は密閉容器
の外に設けても差し支えない。
【0035】圧縮空気でパチンコ玉を搬送するため、パ
チンコ玉搬送方向は、垂直でも、水平でも、斜めでも、
曲線でも差し支えなく、これらの組み合わせでもよい。
また、フレキシブルな案内筒乃至は搬送管を用いれば、
任意に搬送の向きを変えることができ、施工が容易にな
る。パチンコ遊技場の1階から2階また3階への搬送も
容易である。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、パチンコ
玉を案内する案内筒に、圧縮空気発生機で発生した圧縮
空気を導入する圧縮空気導入口を設け、案内筒に、案内
筒内でのパチンコ玉の移動を規制する規制手段を設けた
ため、案内筒には圧縮空気導入口を形成するための加工
及び規制手段を進入させるための加工を施す程度でよ
く、従来のように案内筒を枝別れさせる必要はないか
ら、案内筒の構成及び工作が簡単になる利点がある。ま
た、案内筒に設けた規制手段によって案内筒内でのパチ
ンコ玉の移動が規制されるため、上記のように案内筒の
構成及び工作が簡単でありながら、パチンコ玉が搬送方
向上流側に逆流することがなく、パチンコ玉が正しく搬
送されるという効果がある。
【0037】請求項2記載の発明によれば、案内筒の圧
縮空気導入口を含む部分を密閉容器に収納し、この密閉
容器に圧縮空気を導入するようにしたため、案内筒への
圧縮空気導入のための構造が、従来のように案内筒を枝
別れさせたものよりも単純化される利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるパチンコ玉搬送装置の実施例を
示す正面断面図。
【図2】同上実施例の別の作動態様を示す正面断面図。
【図3】同上実施例の要部を示す正面断面図。
【図4】本発明にかかるパチンコ玉搬送装置の別の実施
例を示す正面断面図。
【図5】本発明にかかるパチンコ玉搬送装置のさらに別
の実施例を示す正面断面図。
【図6】本発明にかかるパチンコ玉搬送装置のさらに別
の実施例を示す正面断面図。
【図7】同上実施例の動作態様を示す正面断面図。
【図8】本発明にかかるパチンコ玉搬送装置のさらに別
の実施例を示す正面断面図。
【図9】本発明にかかるパチンコ玉搬送装置のさらに別
の実施例を示す正面断面図。
【図10】本発明にかかるパチンコ玉搬送装置のさらに
別の実施例を示す正面断面図。
【図11】本発明にかかるパチンコ玉搬送装置のさらに
別の実施例を示す正面断面図。
【符号の説明】
6 密閉容器 7 圧縮空気発生機 9 規制手段としてのスプロケット 12 案内筒 13 圧縮空気導入口 19 規制手段としてのスプロケット 21 ローラ 25 ローラ 26 押圧部材 28 アクチュエータとしてのソレノイド

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮空気発生機と、 パチンコ玉を案内する案内筒と、 案内筒に設けられ、上記圧縮空気発生機で発生した圧縮
    空気を案内筒に導入する圧縮空気導入口と、 案内筒に設けられ、案内筒内でのパチンコ玉の移動を規
    制する規制手段とを有してなるパチンコ玉搬送装置。
  2. 【請求項2】 案内筒は、圧縮空気導入口を含む部分が
    密閉容器に収納され、この密閉容器に圧縮空気発生機か
    ら圧縮空気が導入される請求項1記載のパチンコ玉搬送
    装置。
  3. 【請求項3】 規制手段は、外周の切欠きでパチンコ玉
    を規制し、回転駆動によってパチンコ玉を通過させるス
    プロケットを有してなる請求項1記載のパチンコ玉搬送
    装置。
  4. 【請求項4】 スプロケットは、案内筒の長手方向の複
    数箇所に設けられ同期して回転駆動される請求項3記載
    のパチンコ玉搬送装置。
  5. 【請求項5】 規制手段は、摩擦力付与手段である請求
    項1記載のパチンコ玉搬送装置。
  6. 【請求項6】 摩擦力付与手段はローラである請求項5
    記載のパチンコ玉搬送装置。
  7. 【請求項7】 ローラは弾力性を有してなる請求項6記
    載のパチンコ玉搬送装置。
  8. 【請求項8】 摩擦力付与手段は、パチンコ玉を案内筒
    の内壁に押しつける押圧部材とこの押圧部材の移動を制
    御するアクチュエータを有してなる請求項5記載のパチ
    ンコ玉搬送装置。
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