JPH08337976A - パイル原反の連続染色法 - Google Patents
パイル原反の連続染色法Info
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- JPH08337976A JPH08337976A JP7142827A JP14282795A JPH08337976A JP H08337976 A JPH08337976 A JP H08337976A JP 7142827 A JP7142827 A JP 7142827A JP 14282795 A JP14282795 A JP 14282795A JP H08337976 A JPH08337976 A JP H08337976A
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- Japan
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- dyeing
- dyeing method
- fabric
- continuous dyeing
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- D06P—DYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
- D06P3/00—Special processes of dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the material treated
- D06P3/82—Textiles which contain different kinds of fibres
- D06P3/854—Textiles which contain different kinds of fibres containing modified or unmodified fibres, i.e. containing the same type of fibres having different characteristics, e.g. twisted and not-twisted fibres
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 相対飽和値が異なる、また、染液に対する異
なる親和性を持つ2種以上のカチオン可染タイプの繊維
の原綿が混綿されたパイル原反を、色割れを起こすこと
なく連続染色可能な染色法を提供すること。 【構成】 相対飽和値の差が0.5以上ある2種以上の
カチオン可染アクリル繊維の原綿が混綿された紡績糸か
らなるパイル原反を、下記一般式(1) 【化1】 で表されるジアルキルスルホコハク酸エステル塩、又は
下記一般式(2) 【化2】 で表されるパーフルオロアルキルカルボン酸塩を0.2
〜5.0g/l含む染色液を用いて染色することを特徴
とするパイル原反の連続染色法。
なる親和性を持つ2種以上のカチオン可染タイプの繊維
の原綿が混綿されたパイル原反を、色割れを起こすこと
なく連続染色可能な染色法を提供すること。 【構成】 相対飽和値の差が0.5以上ある2種以上の
カチオン可染アクリル繊維の原綿が混綿された紡績糸か
らなるパイル原反を、下記一般式(1) 【化1】 で表されるジアルキルスルホコハク酸エステル塩、又は
下記一般式(2) 【化2】 で表されるパーフルオロアルキルカルボン酸塩を0.2
〜5.0g/l含む染色液を用いて染色することを特徴
とするパイル原反の連続染色法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、相対飽和値に0.5以
上の差がある、アクリル繊維等のカチオン可染タイプの
繊維の原綿が2種以上混綿された紡績糸からなるパイル
原反を、均一に色割れなく、連続染色する方法に関す
る。
上の差がある、アクリル繊維等のカチオン可染タイプの
繊維の原綿が2種以上混綿された紡績糸からなるパイル
原反を、均一に色割れなく、連続染色する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】天然毛皮は、いわゆるガードヘアーと呼
ばれる剛毛と、ダウンヘアーと呼ばれる綿毛からなり、
風合い、外観、機能性ともに優れた特徴を有し、主にオ
ーバーコートに用いられている。例えば、ビーバーは、
ガードヘアーとダウンヘアーから構成されており、従来
より実際の使用ではガードヘアーを刈り取り使用されて
いる。またミンクを例にとれば、約70%から80%を
占める細くて短いダウンヘアーと、約20%から30%
を占める比較的太くて長いガードヘアーとから構成さ
れ、ダウンヘアーはガードヘアーを支えて立毛状とし、
さらにブルーミング性も助けている。また、これらのダ
ウンヘアーとガードヘアーとの二層構造は、色相効果、
およびソフト感を与えている。
ばれる剛毛と、ダウンヘアーと呼ばれる綿毛からなり、
風合い、外観、機能性ともに優れた特徴を有し、主にオ
ーバーコートに用いられている。例えば、ビーバーは、
ガードヘアーとダウンヘアーから構成されており、従来
より実際の使用ではガードヘアーを刈り取り使用されて
いる。またミンクを例にとれば、約70%から80%を
占める細くて短いダウンヘアーと、約20%から30%
を占める比較的太くて長いガードヘアーとから構成さ
れ、ダウンヘアーはガードヘアーを支えて立毛状とし、
さらにブルーミング性も助けている。また、これらのダ
ウンヘアーとガードヘアーとの二層構造は、色相効果、
およびソフト感を与えている。
【0003】従来より、パイル製品を上記のような天然
毛皮の特性に近づけるため、パイルの素材、紡績糸、お
よびパイルの編織技術について、種々の研究がなされて
きた。特に、パイル用紡績糸は、パイル製品の外観、触
感の特性と機能性が要求されるため、素材種、繊度、素
材の断面形状、収縮率、混合比とが重要な要因となる。
このため、パイル用紡績糸は2種以上の素材を混綿する
必要があり、紡績糸の中に異なった相対飽和値(S
F 値)の素材が存在することとなる。
毛皮の特性に近づけるため、パイルの素材、紡績糸、お
よびパイルの編織技術について、種々の研究がなされて
きた。特に、パイル用紡績糸は、パイル製品の外観、触
感の特性と機能性が要求されるため、素材種、繊度、素
材の断面形状、収縮率、混合比とが重要な要因となる。
このため、パイル用紡績糸は2種以上の素材を混綿する
必要があり、紡績糸の中に異なった相対飽和値(S
F 値)の素材が存在することとなる。
【0004】つまり、パイル用紡績糸は、天然毛皮を参
考にして、一般にガードヘアー成分とダウンヘアー成分
からなっている。パイル素材としてはアクリル繊維を中
心に合成繊維が使われる例が多い。このアクリル繊維は
製造条件が多く、このため市販のアクリル繊維の相対飽
和値は幅広く分布している。更に、繊維表面にある繊維
油剤の種類は多岐にわたるため、染色加工剤に対する親
和性が大きく異なっている。特に、パイル表品の高級化
を狙い、獣毛様の風合いを得るために、油剤による繊維
表面の改質が行われている。これらの油剤として、オル
ガノシロキサンおよびその誘導体、ポリアミンポリアミ
ド誘導体等が知られている。このように、アクリル繊維
の樹脂組成、製造法、繊維油剤の親和性の違いにより、
アクリル繊維の相対飽和値は種々様々な値が存在してい
る。
考にして、一般にガードヘアー成分とダウンヘアー成分
からなっている。パイル素材としてはアクリル繊維を中
心に合成繊維が使われる例が多い。このアクリル繊維は
製造条件が多く、このため市販のアクリル繊維の相対飽
和値は幅広く分布している。更に、繊維表面にある繊維
油剤の種類は多岐にわたるため、染色加工剤に対する親
和性が大きく異なっている。特に、パイル表品の高級化
を狙い、獣毛様の風合いを得るために、油剤による繊維
表面の改質が行われている。これらの油剤として、オル
ガノシロキサンおよびその誘導体、ポリアミンポリアミ
ド誘導体等が知られている。このように、アクリル繊維
の樹脂組成、製造法、繊維油剤の親和性の違いにより、
アクリル繊維の相対飽和値は種々様々な値が存在してい
る。
【0005】ここでいう、繊維の相対飽和値は、アクリ
ル繊維等のカチオン可染タイプの繊維における染料の吸
収性を比較する尺度で、100グラムの繊維に染着する
分子量400のカチオン染料のグラム数を表している。
この時の染色条件は100℃、60分である。
ル繊維等のカチオン可染タイプの繊維における染料の吸
収性を比較する尺度で、100グラムの繊維に染着する
分子量400のカチオン染料のグラム数を表している。
この時の染色条件は100℃、60分である。
【0006】ところで、このようなパイル用紡績糸を用
いて、パイル編織物を得る場合、商品性からみると、ガ
ードヘアー部が淡色に染色されダウンヘアーが濃色に染
色された場合に色の深みが得られ、よりリアル調の表現
が可能となる。しかしながら、ビーバー調をはじめとし
て、プレーンな商品は、均一な色相が必要となる。
いて、パイル編織物を得る場合、商品性からみると、ガ
ードヘアー部が淡色に染色されダウンヘアーが濃色に染
色された場合に色の深みが得られ、よりリアル調の表現
が可能となる。しかしながら、ビーバー調をはじめとし
て、プレーンな商品は、均一な色相が必要となる。
【0007】しかしながら、前記のように相対飽和値が
異なる原綿を同時に染色する場合、濃淡による色割れ、
および色相差による色割れが起こり易いことが知られて
いる。これらを解消するために、三原色の染色速度を相
対飽和値の低い繊維に対して、均一になるように染料選
択している例がある。一般に、相対飽和値差が0.5前
後で色相差による色割れが起こり易いが、三原色の染料
選択により、ほぼ均一に染色されることが知られてい
る。また、アクリル繊維では、色相差による色割れが起
こった場合、ボウ硝を利用して、染料のマイグレーショ
ン効果により、均一な染色を目指し、いわぬる染め直し
を行っている。しかしながら、これだけの方法だけでは
連続染色に対して十分でない。
異なる原綿を同時に染色する場合、濃淡による色割れ、
および色相差による色割れが起こり易いことが知られて
いる。これらを解消するために、三原色の染色速度を相
対飽和値の低い繊維に対して、均一になるように染料選
択している例がある。一般に、相対飽和値差が0.5前
後で色相差による色割れが起こり易いが、三原色の染料
選択により、ほぼ均一に染色されることが知られてい
る。また、アクリル繊維では、色相差による色割れが起
こった場合、ボウ硝を利用して、染料のマイグレーショ
ン効果により、均一な染色を目指し、いわぬる染め直し
を行っている。しかしながら、これだけの方法だけでは
連続染色に対して十分でない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、相対飽和値が異なる、また、染液に対する異なる親
和性を持つ2種以上のカチオン可染タイプの繊維の原綿
が混綿されたパイル原反を、実質的に均一で色割れを起
こすことなく連続染色可能な染色法を提供せんとするも
のである。
は、相対飽和値が異なる、また、染液に対する異なる親
和性を持つ2種以上のカチオン可染タイプの繊維の原綿
が混綿されたパイル原反を、実質的に均一で色割れを起
こすことなく連続染色可能な染色法を提供せんとするも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、アクリル
繊維等のカチオン可染タイプの繊維と染液との親和性を
増加させるため、界面活性剤の効果について広範囲につ
いて調査を行った結果、スルホコハク酸、フッ素系カル
ボン酸等の塩の効果が著しいことを見いだした。特に、
ジアルキルスルホコハク酸エステル塩、フッ素系カルボ
ン酸塩の効果が優れており、次の一般式(1)、(2)
で表すことができる。
繊維等のカチオン可染タイプの繊維と染液との親和性を
増加させるため、界面活性剤の効果について広範囲につ
いて調査を行った結果、スルホコハク酸、フッ素系カル
ボン酸等の塩の効果が著しいことを見いだした。特に、
ジアルキルスルホコハク酸エステル塩、フッ素系カルボ
ン酸塩の効果が優れており、次の一般式(1)、(2)
で表すことができる。
【0010】
【化3】
【0011】
【化4】
【0012】本発明の連続染色法は、上記の選択された
界面活性剤を染液中に0.2〜5g/l加えることによ
り達成される。即ち、本発明は、相対飽和値の差が0.
5以上ある2種以上のカチオン可染繊維の原綿が混綿さ
れた紡績糸からなるパイル原反を、ジアルキルスルホコ
ハク酸エステル塩またはパーフルオロアルキルカルボン
酸塩を0.2〜5.0g/l含む染色液を用いて染色す
ることを特徴とするパイル原反の連続染色法である。
界面活性剤を染液中に0.2〜5g/l加えることによ
り達成される。即ち、本発明は、相対飽和値の差が0.
5以上ある2種以上のカチオン可染繊維の原綿が混綿さ
れた紡績糸からなるパイル原反を、ジアルキルスルホコ
ハク酸エステル塩またはパーフルオロアルキルカルボン
酸塩を0.2〜5.0g/l含む染色液を用いて染色す
ることを特徴とするパイル原反の連続染色法である。
【0013】本発明の連続染色法が適用されるカチオン
可染タイプの繊維としては、前記のアクリル繊維が代表
的なものであるが、これ以外に、例えば、ポリエチレン
テレフタレート(PET)等のカチオン可染タイプのポ
リエステル繊維等にも適用することができる。
可染タイプの繊維としては、前記のアクリル繊維が代表
的なものであるが、これ以外に、例えば、ポリエチレン
テレフタレート(PET)等のカチオン可染タイプのポ
リエステル繊維等にも適用することができる。
【0014】尚、上記界面活性剤を除く染液の処方、お
よび手法は従来公知のものでよい。つまり、本発明で
は、パイル用原反は、カチオン染料、分散剤、均染剤、
酸、固着剤等に加えて上記のような界面活性剤を含む染
液に、常法どおりに浸漬され、続いて、絞りを行い、水
蒸気による染料固着が行われる。
よび手法は従来公知のものでよい。つまり、本発明で
は、パイル用原反は、カチオン染料、分散剤、均染剤、
酸、固着剤等に加えて上記のような界面活性剤を含む染
液に、常法どおりに浸漬され、続いて、絞りを行い、水
蒸気による染料固着が行われる。
【0015】本発明に係る連続染色法が適用される代表
的な繊維であるアクリル繊維は、アクリロニトリル(A
N)30重量部以上からなる共重合体で、ANと1種ま
たは2種以上の重合可能な塩化ビニル、塩化ビニリデン
等のモノオレフィン系単量体との共重合によって得られ
る。
的な繊維であるアクリル繊維は、アクリロニトリル(A
N)30重量部以上からなる共重合体で、ANと1種ま
たは2種以上の重合可能な塩化ビニル、塩化ビニリデン
等のモノオレフィン系単量体との共重合によって得られ
る。
【0016】また、パイル製品の商品性を高めるため
に、パイル用紡績糸のガードヘアー成分の繊度は3〜3
0dが好ましく、さらには5〜20dが好適である。ガ
ードヘアー繊維の断面形状は、円形、中空円形、腎臓
形、繭形、偏平形、楕円形、3葉形、4葉形、5葉形、
等の形状から選択すればよいが、ガードヘアーとして視
覚に訴えるためには、偏平形、楕円形のものが好まし
い。
に、パイル用紡績糸のガードヘアー成分の繊度は3〜3
0dが好ましく、さらには5〜20dが好適である。ガ
ードヘアー繊維の断面形状は、円形、中空円形、腎臓
形、繭形、偏平形、楕円形、3葉形、4葉形、5葉形、
等の形状から選択すればよいが、ガードヘアーとして視
覚に訴えるためには、偏平形、楕円形のものが好まし
い。
【0017】また、ダウンヘアー成分の繊度は1〜10
dが好ましく、さらには2〜7dが好適である。ダウン
ヘアー繊維の断面形状としては、特に制限がなく、円
形、中空円形、腎臓形、繭形、偏平形、楕円形、3葉
形、4葉形、5葉形、等の形状から選択すればよい。さ
らに、この繊維の収縮率は40%以下が好ましく、20
%以上が好ましい。ここでいう収縮率とは、湿熱処理し
た収縮済繊維長さを、収縮前の繊維長と比較して収縮前
繊維長に対する収縮変位長の割合を百分率(%)で示し
たものである。
dが好ましく、さらには2〜7dが好適である。ダウン
ヘアー繊維の断面形状としては、特に制限がなく、円
形、中空円形、腎臓形、繭形、偏平形、楕円形、3葉
形、4葉形、5葉形、等の形状から選択すればよい。さ
らに、この繊維の収縮率は40%以下が好ましく、20
%以上が好ましい。ここでいう収縮率とは、湿熱処理し
た収縮済繊維長さを、収縮前の繊維長と比較して収縮前
繊維長に対する収縮変位長の割合を百分率(%)で示し
たものである。
【0018】尚、パイル用紡績糸は、一般的な長繊維紡
績法により得ることができる。パイル製品は、主に基布
とパイルで構成されており、その製造法としては、織り
パイル法、メリヤスボアー法、ラッセル法等が知られて
いる。
績法により得ることができる。パイル製品は、主に基布
とパイルで構成されており、その製造法としては、織り
パイル法、メリヤスボアー法、ラッセル法等が知られて
いる。
【0019】
【実施例】以下に、本発明の実施例を示すが、実施例の
記載に先立って、染色性の評価方法について詳述してお
く。
記載に先立って、染色性の評価方法について詳述してお
く。
【0020】(染色性の評価方法)パイル用原反の実質
的に均一な染色性を評価するために、変退色用グレース
ケール(JIS L0804)を用いて染色前のパイル
原反と比較を行い、4級以上を均一と評価した。
的に均一な染色性を評価するために、変退色用グレース
ケール(JIS L0804)を用いて染色前のパイル
原反と比較を行い、4級以上を均一と評価した。
【0021】<実施例1〜3>繊度12dでアクリロニ
トリル90重量%、酢酸ビニル9重量%、メタリルスル
ホン酸ソーダ1重量%からなる重合体よりなるアクリル
繊維(SF 値1.0)50重量%と、繊度4dで前記と
同じ重合体よりなるアクリル繊維(SF 値2.2、収縮
率30%)50重量%からなるパイル用紡績糸を用い
て、メリヤスボアーの原反を得た。得られた原反を下記
の表1に示す染料を用いて、6秒間の浸漬を行い、続い
て約90%の絞り率で絞った後、20秒の水蒸気処理、
水洗、乾燥を行った。ブラッシング、ポリシング、シャ
ーリング加工を組み合わせ仕上げ加工を行い、パイル長
14mm、目付600g/m2 のパイル原反が得られ
た。
トリル90重量%、酢酸ビニル9重量%、メタリルスル
ホン酸ソーダ1重量%からなる重合体よりなるアクリル
繊維(SF 値1.0)50重量%と、繊度4dで前記と
同じ重合体よりなるアクリル繊維(SF 値2.2、収縮
率30%)50重量%からなるパイル用紡績糸を用い
て、メリヤスボアーの原反を得た。得られた原反を下記
の表1に示す染料を用いて、6秒間の浸漬を行い、続い
て約90%の絞り率で絞った後、20秒の水蒸気処理、
水洗、乾燥を行った。ブラッシング、ポリシング、シャ
ーリング加工を組み合わせ仕上げ加工を行い、パイル長
14mm、目付600g/m2 のパイル原反が得られ
た。
【0022】<実施例4>繊度11dで実施例1と同じ
重合体よりなるアクリル繊維(SF 値1.7)50重量
%と、3dで前記と同じ重合体からなるアクリル繊維
(SF 値2.3、収縮率28%)50重量%からなる2
/28(メートル番手28番双糸)パイル用紡績糸を用
いて織りパイルの原反を得た。実施例1と同様に連続染
色、仕上げ加工を行い、パイル長20mm、目付700
g/m2 の原反が得られた。
重合体よりなるアクリル繊維(SF 値1.7)50重量
%と、3dで前記と同じ重合体からなるアクリル繊維
(SF 値2.3、収縮率28%)50重量%からなる2
/28(メートル番手28番双糸)パイル用紡績糸を用
いて織りパイルの原反を得た。実施例1と同様に連続染
色、仕上げ加工を行い、パイル長20mm、目付700
g/m2 の原反が得られた。
【0023】<比較例1>実施例1と同様に、12dの
アクリル繊維(SF 値1.0)50重量%と、4dのア
クリル繊維(SF 値2.2、収縮率30%)50重量%
からなるパイル用紡績糸を用いて得たメリヤスボアーの
原反を、表1に示した染料処方において界面活性剤を含
まない染料を用いた以外は実施例1と同様にして連続染
色、仕上げ加工を行い、パイル長14mm、目付600
g/m2 のパイル原反を得た。
アクリル繊維(SF 値1.0)50重量%と、4dのア
クリル繊維(SF 値2.2、収縮率30%)50重量%
からなるパイル用紡績糸を用いて得たメリヤスボアーの
原反を、表1に示した染料処方において界面活性剤を含
まない染料を用いた以外は実施例1と同様にして連続染
色、仕上げ加工を行い、パイル長14mm、目付600
g/m2 のパイル原反を得た。
【0024】
【表1】
【0025】表1中の界面活性剤の種類および濃度は下
記表2に示すとおりである。上記の実施例1〜4、及び
比較例1で得られたパイル原反の染色性を評価し、結果
を表2に示した。
記表2に示すとおりである。上記の実施例1〜4、及び
比較例1で得られたパイル原反の染色性を評価し、結果
を表2に示した。
【0026】
【表2】
【0027】表2の結果から明らかなように、特定の界
面活性剤を添加した本発明に係る連続染色処方は、実質
的に均一な色割れのないパイル製品を得ることができ、
界面活性剤を使用しない処方の比較例に較べて顕著な相
違が認められた。
面活性剤を添加した本発明に係る連続染色処方は、実質
的に均一な色割れのないパイル製品を得ることができ、
界面活性剤を使用しない処方の比較例に較べて顕著な相
違が認められた。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る連続染色法
によれば、相対飽和値の差が0.5以上あり、また、染
料に対する親和性が異なる2種以上のカチオン可染タイ
プの繊維が混綿されたパイル原反であっても、均一で色
割れのないパイル製品を得ることができる。
によれば、相対飽和値の差が0.5以上あり、また、染
料に対する親和性が異なる2種以上のカチオン可染タイ
プの繊維が混綿されたパイル原反であっても、均一で色
割れのないパイル製品を得ることができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 相対飽和値の差が0.5以上ある2種以
上のカチオン可染繊維の原綿が混綿された紡績糸からな
るパイル原反を、ジアルキルスルホコハク酸エステル塩
またはパーフルオロアルキルカルボン酸塩を0.2〜
5.0g/l含む染色液を用いて染色することを特徴と
するパイル原反の連続染色法。 - 【請求項2】 前記カチオン可染繊維がアクリル繊維で
ある請求項1記載のパイル原反の連続染色法。 - 【請求項3】 下記一般式(1)で表されるジアルキル
スルホコハク酸エステル塩を含む染色液を用いてなる請
求項1記載のパイル原反の連続染色法。 【化1】 - 【請求項4】 下記一般式(2)で表されるパーフルオ
ロアルキルカルボン酸塩を含む染色液を用いてなる請求
項1記載のパイル原反の連続染色法。 【化2】 - 【請求項5】 パイル原反が、細くて短いダウンヘアー
成分と、比較的太くて長いガードヘアー成分とからなる
請求項1〜請求項4のいずれかに記載のパイル原反の連
続染色法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7142827A JPH08337976A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | パイル原反の連続染色法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7142827A JPH08337976A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | パイル原反の連続染色法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08337976A true JPH08337976A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=15324548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7142827A Pending JPH08337976A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | パイル原反の連続染色法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08337976A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1698721A4 (en) * | 2003-12-26 | 2007-11-21 | Kaneka Corp | WOVEN FABRIC OF THE CARPET AND METHOD FOR PRODUCING THE SAME |
| US7692035B2 (en) | 2008-07-01 | 2010-04-06 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Fluorinated esters |
| US8173848B2 (en) | 2008-07-01 | 2012-05-08 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Fluorinated alcohols |
| US8263800B2 (en) | 2008-07-01 | 2012-09-11 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Partially fluorinated sulfonated surfactants |
-
1995
- 1995-06-09 JP JP7142827A patent/JPH08337976A/ja active Pending
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