JPH08338657A - 複数機器の制御システム - Google Patents

複数機器の制御システム

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JPH08338657A
JPH08338657A JP33619295A JP33619295A JPH08338657A JP H08338657 A JPH08338657 A JP H08338657A JP 33619295 A JP33619295 A JP 33619295A JP 33619295 A JP33619295 A JP 33619295A JP H08338657 A JPH08338657 A JP H08338657A
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良二 林
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哲也 川上
Kazuma Shin
数馬 進
Yoshiki Shigenaga
佳己 重永
Takao Yoshida
孝雄 吉田
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  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴槽に対する給湯機と浴湯の保温機能を有す
る浴湯循環浄化装置(JB)とを浴室内の1つのシステ
ムコントローラで統合的に制御する場合、システムコン
トローラの操作性が良く、操作パネルの見栄えが良く、
更には給湯機とJBとを効率的に運転することが可能な
複数機器の制御システムを提供する。 【解決手段】 システムコントローラ7は、給湯機5を
自動運転するための入浴スイッチと、JB1を連続保温
運転するための連続保温スイッチとを有する。システム
コントローラ7は、入浴スイッチがオン状態である間
は、連続保温スイッチがオンされても、給湯機5の自動
運転を継続させ、JB1に連続保温運転を行わせない。
給湯機5の自動運転時間が連続6時間に達すると、又は
入浴スイッチがユーザによりオフされると、システムコ
ントローラ7は、連続保温スイッチがオンであれば、J
B1に連続保温運転を行わせ、かつ給湯機5の自動運転
を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数機器の制御シ
ステムの改良に関するものである。本明細書では、浴室
関連機器の制御システム、特に浴湯の加熱/保温機能を
有する給湯機と、浴湯の保温機能を有する浴湯循環浄化
装置(以下、JBという)とを備えた構成の制御システ
ムを例にとり説明する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記システムでは、熱源としての
給湯機とJBとは、夫々のコントローラにより独立に制
御されていた。即ち、給湯機は、図1に示すように、保
温(追焚き、自動)スイッチオンで(S101)保温モ
ードに設定され、この保温モードを6時間維持するため
にタイマがセットされる(S102)。そして、この保
温モードが解除されるまでの間は、風呂設定温度Tfs
1に基づく制御が継続される(S103〜105)。一
方、JBは、図2に示すように、運転スイッチ及び保温
スイッチオンで(S111、112)、風呂設定温度T
fs2に基づく制御が、運転スイッチのみオンのとき
は、湯温30℃での制御が夫々継続され(S113、1
14)、運転スイッチオフで停止となる(S115)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に給湯機とJBとが夫々独立に制御されるようになって
いると、各機器に対して個別に風呂設定温度Tfs1、
Tfs2を設定しなければならないから、操作が煩雑で
ある。例えば、当初、給湯機側の風呂設定温度Tfs1
と、JB側の風呂設定温度Tfs2とを共に45℃に設
定した後、各機器の風呂設定温度を共に40℃に変更し
ようとする場合には、当初設定時と同様に各々の機器毎
に風呂設定温度を40℃に設定し直さなければならず、
ユーザにとって非常に煩わしい。
【0004】そのうえ、上記各機器に浴室内より駆動指
令を出力する操作盤(リモートコントローラ)について
も、各機器毎に個別に浴室内に設けられていたので、見
栄えが悪いという問題点もあった。
【0005】そこで、上記操作盤を1個に統一するとと
もに、各機器に対する設定スイッチ等についても統一的
にまとめた構成の制御システムを、発明者等は現在開発
中である。
【0006】しかしながら、このシステムを実現するに
当たっては、次の問題を解決する必要がある。即ち、給
湯機が具備する機能とJBが具備する機能との間に、例
えば浴湯保温機能等の重複した機能が存在するために、
風呂設定温度Tfsを設定すると各機器は勝手に作動
し、熱効率の悪い方の機器や、ランニングコストの高い
方の機器ばかりが作動することもあるため、適切な熱源
管理を行うことができない。
【0007】従って本発明の第1の目的は、重複した機
能を持つ複数の機器を1つの操作盤で制御する場合、操
作盤の操作性が良く、操作盤の見栄えも良く、更には各
機器を効率的に運転することが可能な複数機器の制御シ
ステムを提供することにある。
【0008】また、本発明の第2の目的は、重複した構
成要素を持つ複数機器において、重複した構成要素のう
ち、1つの構成要素が故障した場合においても、他の重
複した構成要素を利用することにより、全ての複数機器
を動作状態に維持することができる複数機器の制御シス
テムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面は、
入力された駆動指令が複数機器の共通する機能に係るも
のであるとき、複数の機器中から一部の機器だけを選択
して、この選択した機器の共通する機能を作動させるこ
ととしたものである。これにより、全機器が重複して作
動することがないので、効率的な運転ができる。好まし
くは、予め各機器に優先順位を定めておき、その優先順
位に従って運転されるべき機器が選択される。ここで、
効率の良い機器程高い優先順位を与えておけば、一層効
率的な運転が可能である。また、上記構成では、それら
複数機器を統合的に制御する操作盤において、重複した
機能に関する設定スイッチ等を機器毎に設けずにより少
ない個数にまとめることが容易になる。それにより、操
作盤の操作性が良く、見栄えも良くなる。更に、或る機
器の或る機能が故障したとき、それと共通の機能を有す
る別の機器を駆動することで、故障した機器の機能を代
替させるようにすることもできる。それにより、全ての
機能をできる限り有効に発揮させることができる。
【0010】また、本発明の第2の側面には、ある機器
の特定機能の駆動が指令されたとき、その機能と共通の
機能が別の機器により実行されているかどうかを調べ、
その実行状況に応じて、駆動が指令された機器による特
定機能の実行を制御することとしたものである。これに
より、共通機能をもつ複数の機器を、状況に応じて選択
的に又は適当に組合せて運転することができるので、効
率的な運転ができる。ここでも、予め優先順位を定めて
おいて、その優先順位に応じて運転制御を行うことがで
きる。例えば、ある機器の特定機能の駆動が指令された
とき、これより優先順位の高い他の機器の共通機能が実
行中であるならば、その優先順位の高い機器の運転はそ
のまま継続させておき、指令された機器の運転は見合せ
たり、或は、上記指令時に、優先順位のより高い機器の
共通機能が停止中であるならば、その優先順位の高い機
器の運転を開始させると共に、指令された機器の運転を
待機状態とするなどの制御方法が採用できる。
【0011】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図面によ
り詳細に説明する。
【0012】図3は、本発明の第1の実施形態に係る複
数機器の制御システムの全体構成を示す。
【0013】上記システムは、浴槽3、これを加熱する
ために電気ヒータを熱源とするJB1、ガス燃焼器を熱
源とする給湯機5、及びJB1及び給湯機5を統合的に
制御するリモートコントローラ(以下、システムコント
ローラ7という)を備える。
【0014】JB1は、浴槽3に連通する湯水循環用配
管9、この湯水循環用配管9に取付けられた湯水圧送ポ
ンプ11、湯水循環用配管9内の湯水を加熱するための
電気ヒータ13、湯水循環用配管9内の湯水の温度を検
出する水温センサ15を備える。JB1は、上記各部に
加えて、水温センサ15からの水温検出信号を読込んで
湯水圧送ポンプ11や電気ヒータ13の駆動を制御する
JBコントローラ17も備える。JBコントローラ17
は、与えられた各種データに演算処理を施す演算処理
部、各種データ等を記憶する記憶部、システムコントロ
ーラ7との間で有線伝送によりデータや指令の授受を行
う入出力インターフェース部等(いずれも図示しない)
を備えている。
【0015】一方、給湯機5もJB1と同様に、湯水循
環用配管19を始め、湯水圧送ポンプ21、ガス燃焼器
23、水温センサ25及び給湯機コントローラ27を備
える。給湯機コントローラ27もJBコントローラ17
と同様に、演算処理部、記憶部、入出力インターフェー
ス部(いずれも図示しない)を備えている。
【0016】システムコントローラ7は浴室内に設置さ
れ、JB1及び給湯機5を統合的に制御するのに必要な
操作パネル29及び表示部31を備えている(図4参
照)。このシステムコントローラ7も、演算処理部、記
憶部、入出力インターフェース部等(いずれも図示しな
い)を内蔵する。
【0017】図4に示すように、システムコントローラ
7の操作パネル29には、各々LEDを内蔵した電源入
/切スイッチ33、浄化スイッチ35、連続保温スイッ
チ37、給湯機入/切スイッチ39、給湯温度スイッチ
41、入浴スイッチ43、ブロースイッチ45、呼出し
スイッチ47等が図示のように配設されている。
【0018】電源入/切スイッチ33は、システムコン
トローラ7の電源を入れたり切ったりするためのスイッ
チである。
【0019】浄化スイッチ35は、JB1を省エネルギ
ー運転するときにオンされるスイッチである。
【0020】連続保温スイッチ37は、JB1を保温運
転するときにオンされるスイッチである。なお、このス
イッチ37がオフされると、自動的にJB1は省エネル
ギー運転に切替わるようになっている。
【0021】給湯機入/切スイッチ39は、給湯機5を
運転したり停止したりするためのスイッチである。
【0022】給湯温度スイッチ41は、給湯機5の運転
時に、システムコントローラ7による給湯温度設定(水
栓へ供給される湯温設定)を、他のリモコン(台所リモ
コン等)によるそれに対して優先させるためのスイッチ
である。
【0023】入浴スイッチ43は、給湯機5の運転時
に、給湯機5を自動運転するときにオンされるスイッチ
である。なお、給湯機5の自動運転とは、一定時間(例
えば、6時間)の間、浴槽湯温を設定値に維持するよう
随時追炊を行うものである。
【0024】ブロースイッチ45は、オプション設備で
ある気泡発生機が設けられていた場合、これを駆動する
ためのスイッチである。
【0025】呼出しスイッチ47は、このシステムコン
トローラ7をインターホンとして利用するためのスイッ
チである。
【0026】表示部31には、風呂設定温度値Tfs
や、浴湯温度検出値Tfや、上記各種スイッチが操作さ
れたことにより選択された機能(例えば、JB保温運転
等)等が、演算処理部の制御の下で表示出力される。
【0027】次に、このシステムコントローラ7による
給湯機5とJB1とに対する制御動作の一例を、図5の
フローチャートを参照しながら説明する。この例は、給
湯機5とJB1とが重複して有している浴槽保温機能の
制御に関するもので、原則として給湯機5をJB1に優
先して運転するようになっている。
【0028】システムコントローラ7は、まず、給湯機
入/切スイッチ39のオン/オフを確認し(S12
1)、オンであれば入浴スイッチ43のオン/オフを確
認する(S122)。そして、入浴スイッチ43のオン
を確認すると、入浴スイッチ43のLEDを点灯させ、
給湯機コントローラ27に給湯機自動運転指令を送信す
る(S123)。これにより給湯機5が自動運転状態に
なる。
【0029】次に、入浴スイッチ43のオン状態が連続
している時間が、6時間に達したか否かをチェックし
(S124)、まだ6時間に達していないときには、給
湯機5の自動運転を継続するよう給湯機コントローラ2
7に指令し(S125)、かつJBコントローラ17に
対し電気ヒータ13をオフするよう指令する(S12
6)。これにより、給湯機5の自動運転によって浴槽の
保温が行われ、一方、JB1による保温運転は行われな
い。
【0030】この後、システムコントローラ7は、連続
保温スイッチ37のオン/オフをチェックし(S12
7)、オンであればこのスイッチ37のLEDを点灯し
(S128)、オフであれば消灯にする(S129)。
そして、この後、ステップS121に戻る。
【0031】このようにして、入浴スイッチ43がオン
状態にある間は、ステップS121からステップS12
8又はステップS129を経て再びステップS121に
戻る動作が繰り返される。これにより、連続保温スイッ
チ37のオン/オフに関係なく、給湯機5の自動運転が
行われ、JB1による保温運転は行われない。そして、
入浴スイッチ43がオフされると(S122)、システ
ムコントローラ7は、入浴スイッチ43のLEDを消灯
した後(S130)、連続保温スイッチ37のオン/オ
フを確認するための処理動作に移行する(S132)。
また、給湯機5の自動運転が連続6時間行われた後も
(S124)、システムコントローラ7は、入浴スイッ
チ43をオフした後(S131)、ステップS132に
移行する。
【0032】なお、ステップS121で給湯機入/切ス
イッチ39がオフのときには、直ちにステップS132
の処理動作に移行することとなる。
【0033】さて、ステップS132に移行すると、連
続保温スイッチ37がオンであれば、システムコントロ
ーラ7は、JBコントローラ17に対し電気ヒータ13
を駆動して保温運転を開始するよう指示し(S13
3)、かつ、給湯機5の運転を停止すべく給湯機コント
ローラ27に給湯機運転停止指令を出力し(S13
4)、その後前述したステップS127に移行する。一
方、ステップS132で連続保温スイッチ37のオフが
確認されると、システムコントローラ7は、JBコント
ローラ17に対し、電気ヒータ13のオフを指令し(S
135)、かつ給湯機コントローラ27に対し給湯機運
転停止指令を出力し(S136)、その後前述したステ
ップS127に移行する。
【0034】このようにして、給湯機5が自動運転して
いない時のみ、連続保温スイッチ37がオンされるとJ
B1による保温運転が行われる。
【0035】以上のようにして、給湯機5の自動運転を
JB1の保温運転より優先させることとしたので、給湯
機5の高効率なガス熱源を最大限活かした保温モードが
実現可能であり、適切な熱源管理を行うことができる。
また、給湯機5とJB1とが重複して運転されることが
ないので、各機器の寿命が延びる。更には、給湯機5と
JB1の一方が故障しても他方でカバーすることができ
る。また、システムコントローラ7の操作パネル29上
では、例えば温度設定スイッチが機器毎に設けられない
ため、スイッチ類の数が減り、従って操作パネル29の
見栄えが良く、ユーザにとって分り易く操作の手間も少
なくて済む。
【0036】なお、上記実施形態では図5に示したよう
に、給湯機5とJB1のいずれを選択的に運転するのか
の判断をシステムコントローラ7が行っているが、これ
をJB1内で行うようにしてもよい。即ち、図5のフロ
ーにおいて、ステップS121、S122、S124、
S127で行ったチェック結果をシステムコントローラ
7からJBコントローラ17に送り、JBコントローラ
17においてステップS132、S133、S135の
処理を行うようにしてもよい。
【0037】しかし、上記実施形態のようにシステムコ
ントローラ7においてシステム全体の運転を一元的に管
理した方が、各機器のプログラムを依存することなく、
システムコントローラ7のプログラムで選択的運転のや
り方が決められるので、オプション設備を設置するか否
かといったシステム構成のバリエーションや、個々の機
器を新機種に入れ替える場合などへの対応が容易であ
る。
【0038】次に、本発明の第1の実施形態の変形例に
係る複数機器の制御システムの制御動作を、図6のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0039】このフローチャートは、給湯機5をJB1
に優先させて運転する上記制御において、ユーザのスイ
ッチ操作によって低優先順位のJB1の方を高優先順位
の給湯機5より先に起動したときに、給湯機5を自動的
に起動するようにした点で図5のフローチャートと相違
する。
【0040】即ち、図6において、給湯機入/切スイッ
チ39のオン及び入浴スイッチ43のオフを確認して
(S121、122)入浴スイッチ43のLEDを消灯
すると(S130)、システムコントローラ7は、連続
保温スイッチ37がオフからオンに切り換ったか否かを
確認する(S137)。この確認の結果、スイッチ37
がオフからオンに切り換ったことを確認すれば、スイッ
チ43をオンにし(S140)、ステップS127に移
行する。
【0041】その後、ステップS122に戻って、ステ
ップS125で給湯機自動運転が実行される。一方、電
気ヒータ13による保温運転は、給湯機自動運転が終了
する(ステップS124でYes)まで、待機状態とな
る。
【0042】なお、上記制御において、ステップS12
1で給湯機入/切スイッチ39のオフを確認したとき、
及びステップS124で給湯機5の自動運転が連続6時
間行われたと判断したときは、ステップS132に移行
し図5で説明したのと同様な制御が行われる。
【0043】上記制御を行うことにより、ユーザが入浴
スイッチ43を操作すべきところを連続保温スイッチ3
7を操作したためにあまり熱効率の良くないJB1が先
に運転されることを防止し、高効率なガス熱源を有する
給湯機5をも自動的に運転させ、その運転終了後にJB
1の運転を開始させることができるので、JB1を単独
運転したときよりも良好なエネルギー効率で浴湯の保温
を行うことができる。
【0044】ところで、JBと給湯機とが共通の制御対
象である湯水を独立して制御するような従来のシステム
においては、一方の構成要素の一部に故障や異常が発生
するとその機器は修理されるまで使用不能となり、その
結果、ユーザの生活に支障をきたすことがある。そのた
め、信頼性の劣る構成要素を複数設けて所謂冗長構成に
することが考えられるが、信頼性は通常ある程度以上は
確保されているものであり、僅かに発生する不具合のた
めに大量生産されるもの全てに複数の同一構成要素を設
けるとコストアップにならざるを得ない。そこで、ユー
ザにとって使い勝手の良い制御システムを低コストで実
現するための手段として具体化されたのが、図7以下の
各図に示す各々の実施形態である。以下に、これらの各
実施形態について詳細に説明する。
【0045】図7は、本発明の第2の実施形態に係る複
数機器の制御システムを示す全体構成図である。
【0046】上記システムは、図示のように、浴槽5
3、これを加熱するために電気ヒータを熱源とするJB
51、ガス燃焼器を熱源とする給湯機52、浴槽53内
の湯水に気泡を発生させるための気泡発生機54、及び
JB51、給湯機52及び気泡発生機54を統合的に制
御するためのシステムコントローラ55を備える。
【0047】浴槽53には、浴槽53から湯水を吸引し
てJB51、給湯機52、及び気泡発生機54に供給す
るための湯水循環用配管56と、JB51、給湯機5
2、及び気泡発生機54内の湯水を、浴槽53内に戻す
ための湯水循環用配管57、58の合計3本の配管が接
続されている。
【0048】JB51は、逆止弁59を介して配管5
6、57に連通する湯水循環用配管60、この湯水循環
用配管60に取付けられた湯水圧送ポンプ61、湯水循
環用配管60内の湯水を加熱するための電気ヒータ6
2、湯水循環用配管60内の湯水の温度を検出するため
の水温センサ64を備える。JB51は、湯水を洗浄す
るための洗浄装置(図示しない)、湯水循環用配管60
に気泡を発生させるのに必要なエアーを導入するための
開閉弁65をも備える。JB51は、更に、上記各部に
加えて、水温センサ64からの水温検出信号を読込んで
湯水圧送用ポンプ61や電気ヒータ62の駆動を制御す
ることにより、湯水を循環させて洗浄すると共に24時
間保温する制御を行うJBコントローラ66をも備え
る。
【0049】JBコントローラ66は、与えられた各種
データに演算処理を施す演算処理部、各種データ等を記
憶する記憶部、システムコントローラ55との間で有線
伝送によりデータや指令の授受を行う入出力インターフ
ェース部等(いずれも図示しない)を備える。
【0050】給湯機52は、逆止弁67、68、69を
介して湯水循環用配管56、58に連通する湯水循環用
配管72、湯水圧送ポンプ73、ガス燃焼器74、水温
センサ75、給湯機コントローラ76を備える。
【0051】給湯機コントローラ76もJBコントロー
ラ66と同様に、演算処理部、記憶部、及びシステムコ
ントローラ55に接続された入出力インターフェース部
(いずれも図示しない)等を備える。
【0052】気泡発生機54は、逆止弁67を介して湯
水循環用配管56に、逆止弁70を介して湯水循環用配
管57に、逆止弁71を介して湯水循環用配管58に、
更に逆止弁69を介して湯水循環用配管72に夫々接続
された略ヨ字状の湯水循環用配管77、この湯水循環用
配管77の配管56と接続している部位に取付けられた
気泡発生ポンプ78及び気泡発生機コントローラ79を
備える。
【0053】気泡発生機コントローラ79もJBコント
ローラ66や給湯機コントローラ76と同様に、演算処
理部、記憶部、及びシステムコントローラ55に接続さ
れた入出力インターフェース部(いずれも図示しない)
等を備える。
【0054】システムコントローラ55は、浴室内に設
置され、JB51、給湯機52及び気泡発生機54を統
合的に制御するのに必要な操作パネル80及び表示部8
1を備えている。このシステムコントローラ55も、演
算処理部、記憶部、入出力インターフェース部等(いず
れも図示しない)を内蔵する。
【0055】湯水循環用配管77と、各々の湯水循環用
配管56、57、58、72とが上記のように接続され
ているために、気泡発生ポンプ78が駆動すると配管5
6からの湯水が、逆止弁67を介して該ポンプ78に流
入する。そして、該ポンプ78から吐出された湯水は、
逆止弁70を介して配管57に流入するとともに、逆止
弁71を介して配管58に、また、逆止弁69を介して
給湯機52の湯水循環用配管72に流入することとな
る。
【0056】従って、JB51、給湯機52、気泡発生
機54のうち、いずれか1つの機器が故障しても、故障
していない他の機器は、独自に各々の機能を働かせて湯
水を循環させることができる。
【0057】即ち、例えば給湯機52のポンプ73のみ
が故障しているときには、ポンプ61の駆動により、配
管56からの湯水が逆止弁59を介してJB51側の配
管60に流れ込んで電気ヒータ62により加熱され、配
管57を介して浴槽53内に戻るので浴湯保温機能が果
たせる。のみならず、ポンプ78の駆動により、配管5
6から逆止弁67を介して気泡発生機54の配管77に
流入した湯水に気泡を発生させて、これを、配管57、
58を介して浴槽53内に送り込むこともできる。
【0058】また、JB51のポンプ61のみが故障し
ているときには、ポンプ73の駆動により、配管56か
らの浴湯が逆止弁67〜69を介して給湯機52側の配
管72に流れ込んでガス燃焼器74により加熱され、配
管58を介して浴槽53内に戻るので浴湯保温機能が果
たせる。のみならず、ポンプ78の駆動により、配管5
6から逆止弁67を介して気泡発生機54の配管77に
流入した湯水に気泡を発生させて、これを、配管57、
58を介して浴槽53内に送り込むこともできる。
【0059】更に、気泡発生機54のポンプ78が故障
しているときには、JB51の開閉弁65を開/閉動作
させることにより、浴槽53内に気泡を発生させること
ができる。
【0060】図8は、システムコントローラ、JB、給
湯機、及び気泡発生機の機能構成を示す。
【0061】システムコントローラ55は、図8に示す
ように、表示部91、操作部92、表示部91及び操作
部92に対する入出力管理部93、システムコントロー
ラ55の各部を管理するためのシステム管理部94を備
える。システムコントローラ55は、後述するような各
機器の動作状態保存部(以下、動作状態保存部という)
95、各機器の故障状態保存部(以下、故障状態保存部
という)96、各機器の各種設定値記憶部(以下、各種
設定値記憶部という)97、各機器の動作・停止指示部
98(以下、動作・停止指示部という)、各機器のセン
サデータ保存部99(以下、センサデータ保存部とい
う)、各機器のセンサデータ送出部(以下、センサデー
タ送出部という)100をも備える。システムコントロ
ーラ55は、更に、JBコントローラ66、給湯機コン
トローラ76及び気泡発生機コントローラ79との間で
有線伝送によりデータや指令の授受を行うための通信イ
ンターフェース(I/F)101をも備える。
【0062】一方、JB51、給湯機52、及び気泡発
生機54は、夫々水温センサ64、75等のセンサ群1
11、ポンプ61、73、78を駆動するためのアクチ
ュエータ112、センサ群111からの出力に基づき、
アクチュエータ112を制御する制御部113、通信イ
ンターフェース101との間で有線伝送によりデータや
指令の授受を行うための通信インターフェース114を
備える。
【0063】図9は、操作部80及び表示部81の詳細
構成を示す。
【0064】図8で示した表示部91及び操作部92
は、図9に示すような操作パネル80で構成される。こ
の操作パネル80には、各々LEDを内蔵した電源入/
切スイッチ121、浄化スイッチ122、連続保温スイ
ッチ123、給湯機入/切スイッチ124、給湯温度ス
イッチ125、入浴(追焚)スイッチ126、ブロース
イッチ127、呼出しスイッチ128等が図示のように
配設されている。
【0065】電源入/切スイッチ121は、システムコ
ントローラ55の電源を投入したり切ったりするための
スイッチであり、浄化スイッチ122は、JB51を省
エネルギー運転するときにオンするためのスイッチであ
る。連続保温スイッチ123は、JB51を保温運転す
るときにオンするためのスイッチである。なお、連続保
温スイッチ123がオフされると、JB51は、自動的
に省エネルギー運転に切替わるようになっている。
【0066】給湯機入/切スイッチ124は、給湯機5
2を運転/停止するためのスイッチであり、給湯温度ス
イッチ125は、給湯機52の運転時にシステムコント
ローラ55による給湯温度設定(水栓へ供給される湯温
設定)を、他のリモコン(台所リモコン等)による給湯
温度設定に対して優先させるためのスイッチである。
【0067】入浴(追焚)スイッチ126は、給湯機5
2の運転時に給湯機52を自動運転するときにオンする
ためのスイッチである。なお、給湯機52の自動運転と
は、一定時間(例えば、6時間)、浴槽湯温を設定値に
維持するよう随時追炊を行う運転のことである。ブロー
スイッチ127は、気泡発生機54を駆動するためのス
イッチである。呼出しスイッチ128は、このシステム
コントローラ55をインターホンとして利用するための
スイッチである。
【0068】表示器81には、風呂設定温度値Tfs
や、浴湯温度検出値Tfや、上記各種スイッチが操作さ
れたことにより選択された機能(例えば、JB保温運転
等)等が、システムコントローラ55の前述した演算処
理部の制御下で、表示出力される。なお、この表示器8
1と上記スイッチの各々に設けられているLEDが図8
に示す表示部41を構成している。
【0069】ここで、再び図8に戻って、動作状態保存
部95は、各機器51、52、54のコントローラ6
6、76、79から夫々送出されてくる動作モードを示
すコードを記憶する。
【0070】故障状態保存部96は、各機器(51、5
2、54)側の通信インターフェース114から有線伝
送されてくる故障モードや異常を示すコードを記憶す
る。
【0071】各種設定値記憶部97には、システム管理
部94の判断結果に応じた各種設定値が記憶される。
【0072】動作・停止指示部98は、システム管理部
94の判断結果に基づいて、各機器(51、52、5
4)側の制御部113に対し、動作指示や停止指示を通
知する。
【0073】センサデータ保存部99とセンサデータ送
出部100は、或る機器(51、52、54)のセンサ
データを、別の機器(51、52、54)で使用可能な
ようにデータそのものを橋渡しするためのものである。
保存部99と送出部100は、機器(51、52、5
4)によってデータ表現が異なるものについては、シス
テム管理部94に出力し、システム管理部94からデー
タ加工後のデータが出力されると、これを各機器(5
1、52、54)側の通信インターフェース114に送
出する。これにより、例えば、JB51の温度センサ6
4が故障したときに、給湯機52の温度センサ71のデ
ータを加工し、JBコントローラ66へ供給することが
できるので、温度センサ71による保温運転の代替が可
能になる。
【0074】なお、このセンサデータの授受を行うに際
しては、各機器(51、52、54)側においてセンサ
データのやり取りが可能な通信プロトコルを持つことが
必要になる。
【0075】システム管理部94は、動作状態保存部9
5に記憶されている情報に基づき、システム全体が現在
どのような動作状態にあるかを把握する。システム管理
部94は、また、故障状態保存部96に記憶されている
情報に基づいて各機器(51、52、54)の動作可能
/不可能状態を判断して他の機能で代替可能か否か、又
は設定値を変更する必要がないか否かを判断する。
【0076】上述した実施例によれば、保温機能、気泡
発生機能のような共通の機能を有するJB51、給湯機
52、気泡発生機54の少なくとも1つが故障した場合
に、他の機器の共通の機能を利用することができる。
【0077】また、上記各機器(51、52、54)の
個々の動作シーケンスとは別に、システムコントローラ
55において各機器を統合的に制御するに際しての動作
シーケンスを、各機器(51、52、54)が夫々故障
した場合を予め想定して複数設定しておき、故障した機
器に応じて上記複数の動作シーケンス中から適切な動作
シーケンスを選定し、これに基づいて故障していない機
器の制御を行うことができる。
【0078】次に、本発明の第3の実施形態に係る複数
機器の制御システムの制御動作を、図10のフローチャ
ートを参照して説明する。このフローチャートは、給湯
機52により追焚する場合の制御動作を示したものであ
る。
【0079】図10において、入浴(追焚)スイッチ1
26がオンになると、先ず、気泡発生機54が使用可能
か否かを判断し(ステップS171)、使用可能な場合
には気泡発生機54の気泡発生機能を動作させ(ステッ
プS172)、ステップS178に進む。他方、ステッ
プS171において、気泡発生機54が使用可能でない
場合には、JB51の気泡発生機能が使用可能か否かを
判断し(ステップS173)、使用可能な場合にはJB
51の気泡発生機能を動作させ(ステップS174)、
ステップS178に進む。
【0080】また、ステップS173において、JB5
1の気泡発生機能が使用可能でない場合には、JB51
の24時間風呂循環機能が使用可能か否かを判断し(ス
テップS175)、使用可能な場合には上記機能を動作
させ(ステップS176)、ステップS178に進む。
【0081】更に、ステップS175において、JB5
1の24時間風呂循環機能が使用不能である場合には、
追焚温度を下げることにより浴槽53内の出口に戻る湯
水の温度を低めにし(ステップS177)、ステップS
178に進む。ステップS178では、風呂戻り温度が
風呂設定温度に達したか否かを判断することにより、追
焚終了か否かを判断し、追焚終了でないと判断した場合
にはステップS171に戻り、他方、追焚終了と判断し
た場合には、この処理を停止する。
【0082】上記のような制御を実行すれば、気泡発生
機54又はJB51の気泡発生機能、或いはJB51の
循環機能が使用可能な場合には、これらを動作させるこ
とにより、一方、上記各機能がいずれも使用不能な場合
には、追焚温度を下げることにより、通常の追焚運転と
は異なって浴槽53内に戻る湯水をマイルドにすること
ができる。よって、通常の追焚運転のような、浴槽53
内に戻る湯水の温度が追焚設定温度より著しく高くなる
ようなことがなくなるために、入浴中のユーザに不快感
を与えるような問題は生じない。
【0083】次に、本発明の第4の実施形態に係る複数
機器の制御システムの制御動作を、図11のフローチャ
ートを参照して説明する。
【0084】ここで、JB51、給湯機52及び気泡発
生機54の各機器は、共通の制御対象である湯水を循環
させて夫々の制御を行っているが、気泡発生機54は気
泡を湯水に発生させる機能を有するのみであり、湯水の
温度に関しては何ら制御を行っていない。そのため、気
泡発生機54を単独運転させると湯水の温度が低下して
入浴中のユーザに不快感を与える。そこで、この第5の
実施形態では、気泡発生機54の運転時にJB51、給
湯機52の保温機能を合わせて動作させ、湯水の温度低
下を防止することとしたものである。
【0085】図11において、ブロースイッチ127が
オンになると、先ず、給湯機52の熱源である湯水圧送
ポンプ73、ガス燃焼器74、温度センサ75等が正常
か否かを判断し(ステップS181)、正常な場合には
給湯機52を自動モード又は追焚モードに設定し(ステ
ップS182)、ステップS185に進む。
【0086】また、ステップS181において、給湯機
52の熱源が正常でない場合には、JB51の24時間
風呂循環機能の熱源である湯水圧送ポンプ61、電気ヒ
ータ62と、水温センサ64等が正常か否かを判断する
(ステップS183)。そして、正常な場合にはJB5
1を24時間保温モードに設定し(ステップS18
4)、ステップS185に進む。
【0087】ここで、ステップS182における自動モ
ード又は追焚モードと、ステップS184における24
時間保温モードでは、夫々水温センサ75、64により
検出された現在の温度+x°Cのように水温をやや温め
るような温度に加熱することにより湯水を快適温度に制
御することができる。続くステップS185では気泡発
生機54を駆動して気泡を発生させ、ブロースイッチ1
27がオフになるまで上記処理を継続する。そして、ス
テップS186において、ブロースイッチ127がオフ
になると、気泡発生機54と給湯機52又はJB51の
保温機能を共にオフにし、また、設定温度を元の値に戻
す(ステップS187)。
【0088】上記のような制御を実行すれば、気泡発生
機54の運転時にJB51、給湯機52の保温機能を合
わせて動作させることとしたので、湯水を入浴中のユー
ザにとって快適な温度に制御することができ、気泡発生
機54を単独運転させたときのような湯水の温度が低下
して入浴中のユーザに不快感を与える不具合を防止でき
る。
【0089】次に、本発明の第5の実施形態に係る複数
機器の制御システムの制御動作を、図12のフローチャ
ートを参照して説明する。
【0090】このフローチャートは、ユーザが図9のブ
ロースイッチ127を操作したとき、気泡発生機54の
設置の有無の判断をJB51のそれに優先して行い、そ
の結果、JB51の方が設置されていると判明した場合
でも、新たなスイッチ操作を要せずにJB51を運転す
ることにより気泡発生を実現可能にした点を特徴とす
る。
【0091】図12において、ブロースイッチ127が
オンになると(S191)、システムコントローラ55
は、気泡発生機コントローラ79との間で交信を行う。
この交信の結果、気泡発生機コントローラ79からの応
答を受信すると気泡発生機54が設置されていると判断
して(S192)、気泡発生機コントローラ79に対
し、気泡発生機54の運転指令を出力する(S19
7)。この運転指令により気泡発生機54は、圧力源と
して動作して浴湯内に気泡を発生させる。
【0092】一方、気泡発生機コントローラ79との交
信の結果、応答がなかったときには、気泡発生機54は
設置されていないものと判断し(S192)、次にJB
コントローラ66との間で交信を行う。この交信の結
果、JBコントローラ66からの応答を受信すると、シ
ステムコントローラ55はJB51が設置されていると
判断して(S193)、JB51が持つ本来の機能であ
る浴湯浄化を実行させるために、JBコントローラ66
に対し浴湯浄化の運転開始指令(第1の動作指令)を出
力する(S194)。この指令出力に基づき、JB51
の浴湯浄化運転開始をJBコントローラ66からの通知
により確認すると(S195)、JB51が浄化機能や
保温機能と併せ持つ圧力源としての機能を駆動して気泡
発生を行わせるため、JBコントローラ66に対しブロ
ー運転開始指令(第2の動作指令)を出力する(S19
6)。これにより、JB51は浴湯浄化運転と共にブロ
ー運転を行うこととなる。なお、ステップS193での
交信の結果、応答がなかったときは、JB51も設置さ
れていないと判断することとなる。
【0093】上記のような制御を実行すれば、ユーザが
気泡発生機54及びJB51の設置の有無を確認するこ
となくブロースイッチ127を操作した場合でも、JB
51が設置されていれば、それが自動的に運転されるこ
ととなる。そのため、ユーザが気泡発生機54の未設置
を確認した後に、改めてJB51を運転するのに必要な
スイッチ操作をし直すというような手間を掛けなくて
も、ユーザの所望する気泡発生を実現できる。
【0094】次に、本発明の第6の実施形態に係る複数
機器の制御システムを、図13〜図15を参照して説明
する。
【0095】この第6の実施形態では、浴槽53内の湯
水の水位が低下した場合に足し湯を行うために、図13
に示すように給湯機52と気泡発生機54の各湯水循環
用配管72、77に夫々圧力センサ82、83が設けら
れ、給湯機52側の圧力センサ82の検出圧力が補給開
始圧力まで低下すると湯水の補給を開始し、補給停止圧
力まで上昇すると湯水の補給を停止して自動的に水位を
回復させるように構成されている。
【0096】図14は、浴槽53内の浴湯の水位が低下
して圧力センサ82、83のいずれかの検出圧力が補給
開始圧力まで低下した場合の処理動作を示している。
【0097】先ず、ステップS201において、給湯機
52の圧力センサ82が、正常か否かを判別し、正常な
場合には給湯機52に対して自動水位回復処理を実行さ
せる(ステップS202)。
【0098】他方、ステップS201において、圧力セ
ンサ82が正常でない場合には、気泡発生機54の圧力
センサ83が正常か否かを判別し(ステップS20
3)、正常な場合にはステップS204に進み、他方、
正常でない場合には、以下の処理は行わない。そして、
ステップS204では圧力センサ83の検出圧力が、設
定水位に対応した圧力Ps未満か否かを判別し、Ps未
満である場合には、給湯機52に対して一定量の足し湯
を実行させて(ステップS205)ステップS201に
戻る。他方、Ps未満でない場合には、以下の処理は行
わない。
【0099】図15は、気泡発生機54が自動水位回復
機能を有する第7の実施形態の変形例を示す。
【0100】即ち、ステップS201において、圧力セ
ンサ82が正常か否かを判別し、正常な場合には、給湯
機52に対して自動水位回復処理を実行させる(ステッ
プS206)。他方、ステップS201において、圧力
センサ82が正常でない場合には、圧力センサ83が正
常か否かを判別し(ステップS203)、正常な場合に
は、気泡発生機54の圧力センサデータを給湯機52へ
供給し、自動水位回復処理を実行させる(ステップS2
06)。
【0101】次に、本発明の第7の実施形態に係る複数
機器の制御システムを、図16及び図17を参照して説
明する。
【0102】ここで、一般的には浴槽53の設置場所に
対して、給湯機52は、例えば屋外のように離れた位置
に設置され、気泡発生機54は、例えば浴室内のように
近い位置に設置される。従って、給湯機52により追焚
を行う場合には、図16に示すように給湯機52に設け
られた水温センサ(サーミスタ)75により湯水の温度
を測定して追焚を行っても正確な風呂温度は得にくく、
気泡発生機54側が有するサーミスタ84を用いて測定
した方がより正確である。
【0103】図17において、追焚スイッチ76がオン
になると、先ず、気泡発生機54を運転して湯水を気泡
発生機54の湯水循環用配管77側に循環させる(ステ
ップS211)。次いで、気泡発生機54側のサーミス
タ84が有効か否かを判断し(ステップS212)、有
効でない場合には給湯機52を通常の追焚モード、即
ち、給湯機52側のサーミスタ75を用いた追焚モード
に設定して追焚を行い(ステップS213)、ステップ
S218に進む。
【0104】他方、ステップS212において、サーミ
スタ84が有効な場合には、給湯機52を外付けサーミ
スタ追焚モード、即ち、サーミスタ84を用いた追焚モ
ードに設定する(ステップS214)。そして、サーミ
スタ84の検出温度を受信して(ステップS215)、
その検出温度が追焚設定温度に到達した否かを判別する
ことにより、ステップS214〜S216において、サ
ーミスタ84の検出温度を監視しながら給湯機52によ
り追焚する。そして、ステップS216において、追焚
設定温度に到達すると給湯機52の外付けサーミスタ追
焚モードを停止し(ステップS217)、次いで気泡発
生機54の運転を終了する(ステップS218)。
【0105】図18は、本発明の第2〜第7の実施形態
に係る制御システムにより制御される複数機器が備える
諸機能及びそれらの特徴を示す。
【0106】図18に示すように、給湯機52、JB5
1、気泡発生機54(ブロー)は共通の機能を有する
が、共通の機能であっても、そのパワーに差(図の◎
「強い」、○「やや強い」)があるのが一般的である。
【0107】図18において、給湯機52、JB51、
ブロー(気泡発生機)54の各機器が夫々どのような機
能を備えているかを見ていくと、給湯機52は、給湯源
としての機能と、保温源としての機能の2つの機能を有
し、JB51は、浄化源としての機能と、保温源として
の機能と、圧力源(気泡発生)としての機能を有し、更
に、気泡発生機54は、浄化源としての機能と、圧力源
(気泡発生)としての機能を有することが明らかであ
る。
【0108】一方、図18に示される各種機能がどの機
器に備わっているかを見ていくと、浄化機能について
は、JB51が「◎」、気泡発生機54が「○」であ
り、保温機能については、給湯機52が「◎」、JB5
1が「○」であり、気泡発生機能については気泡発生機
54が「◎」、JB51が「○」であることが分かる。
【0109】そこで、機器51、52、54の各種機能
を利用して、また、その強さを利用して使用優先度を決
定することにより、図18に示すような各種の制御を行
うことができる。
【0110】先ず、「あったかブロー」機能について
は、図11に示した本発明の第4の実施形態で説明した
ように、ブロー運転時、自動的に保温機能を働かせ、長
時間の循環による湯水の温度低下を防ぐための機能であ
る。
【0111】「洗濯注水の浄化」機能では、JB51、
気泡発生機54の浄化源としての機能と圧力源としての
機能を利用して湯水を浄化して洗濯注水を行うことによ
り、清潔、衛生的な洗濯用水として用いることができ
る。
【0112】「お風呂シャワー」機能では、JB51、
気泡発生機54の圧力源としての機能を利用して、ユー
ザが浴槽53内でシャワーを浴びることにより、衛生的
な湯水を循環させ繰り返しシャワーとして使用できる。
また、節水を実現することができる。
【0113】「お掃除シャワー」機能では、JB51、
気泡発生機54の圧力源としての機能のみを利用して湯
水をシャワー又は蛇口に送って掃除用水として用いるこ
とにより、節水を実現することができる。また、洗浄排
水に使用した分だけの、上水を浴槽53に注水すること
で、水資源を合理的に活用することができる。
【0114】「きれいシャワー」機能では、JB51、
気泡発生機54の圧力源としての機能と、浄化源として
の機能、更には、給湯機52の給湯源としての機能を利
用してユーザが浴槽53内でシャワーを浴びる場合に、
清潔、衛生的な湯水を循環させ、また、節水を実現する
ことができる。
【0115】「強力バリエーション」機能では、気泡発
生機54の圧力源としての機能と、給湯機52の給湯源
としての機能を利用して、強力な吐水のシャワーを得る
ことができる。従って、低水圧の水道でも十分な勢いの
シャワーを楽しむことができる。また、シャワーの圧力
をユーザの好みに合わせて調節することができる。
【0116】更に、「温水による室暖、床暖」機能で
は、給湯機52、JB51の保温源としての機能と、J
B51、気泡発生機54の圧力源としての機能を利用し
て、新たに循環用ポンプを追加することなしに、室暖
房、床暖房を実現することができる。また、蒸気暖房を
行うこともできる。
【0117】以上説明した内容は、あくまで本発明の各
実施形態に係るものであって、本発明が上記内容にのみ
限定されるものであることを意味しないのは勿論であ
る。
【0118】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
重複機能を有した複数機器の制御システムにおいて、各
機器を効率的に運転することが可能である。また、複数
機器を一つの操作盤で統合的に制御するようにした場
合、操作盤のスイッチ数を減らして、操作性を向上しか
つ見栄えを良くすることが容易である。
【0119】また、本発明によれば、重複した構成要素
を持つ複数機器において、重複した構成要素のうち、1
つの構成要素が故障した場合においても、他の重複した
構成要素を利用することにより、全ての複数機器を動作
状態に維持することができる複数機器の制御システムを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の給湯機制御システムの制御動作を示すフ
ローチャート。
【図2】従来のJB制御システムの制御動作を示すフロ
ーチャート。
【図3】本発明の第1の実施形態の制御システムの全体
構成図。
【図4】同実施形態のシステムコントローラを正面から
見た図。
【図5】同実施形態のシステムコントローラの制御動作
を示すフローチャート。
【図6】同実施形態の変形例の制御システムの制御動作
を示すフローチャート。
【図7】第2の実施形態の制御システムの全体構成図。
【図8】図7のシステムコントローラ、JB、給湯機、
気泡発生機の構成図。
【図9】図8の操作部及び表示部の説明図。
【図10】第3の実施形態のシステムコントローラの制
御動作を示すフローチャート。
【図11】第4の実施形態のシステムコントローラの制
御動作を示すフローチャート。
【図12】第5の実施形態のシステムコントローラの制
御動作を示すフローチャート。
【図13】第6の実施形態の制御システムの全体構成
図。
【図14】同実施形態のシステムコントローラの制御動
作を示すフローチャート。
【図15】同実施形態の変形例のシステムコントローラ
の制御動作を示すフローチャート。
【図16】第7の実施形態の制御システムの全体構成
図。
【図17】同実施形態のシステムコントローラの制御動
作を示すフローチャート。
【図18】本発明の制御対象の複数機器が備える諸機能
及びそれらの特徴を示す説明図。
【符号の説明】
1、51 JB(自動洗浄循環温水機) 3、53 浴槽 5、52 給湯機 7、55 システムコントローラ 9、19 湯水循環用配管 11、21、61、73 湯水圧送ポンプ 13、62 電気ヒータ 15、25、64、75、84 水温センサ 17、66 JBコントローラ 23、74 ガス燃焼器 27、76 給湯機コントローラ 29、80 操作パネル 33、121 電源入/切スイッチ 37、123 連続保温スイッチ 39、124 給湯機入/切スイッチ 41、125 給湯温度スイッチ 43、126 入浴スイッチ 54 気泡発生機 78 気泡発生ポンプ 79 気泡発生機コントローラ 82、83 圧力センサ 94 システム管理部 95 各機器動作状態保存部 96 各機器故障状態保存部 97 各機器各種設定値記憶部 98 各機器動作・停止指示部 99 各機器センサデータ保存部 100 各機器センサデータ送出部 101 通信インターフェース(I/F)
フロントページの続き (72)発明者 進 数馬 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 重永 佳己 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 吉田 孝雄 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに異なる機能及び互いに共通する機
    能を1つ以上有した複数機器の制御システムにおいて、 入力された駆動指令が、前記共通する機能に係るものか
    否かを識別する識別手段と、 前記識別手段により前記駆動指令が前記共通する機能に
    係るものであると識別されたときに、前記複数の機器中
    から一部の機器だけ選択して、この選択した機器の前記
    共通する機能を作動させる選択手段と、 を備えることを特徴とする複数機器の制御システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の複数機器の制御システム
    において、 前記各機能の故障又は異常の有無を判定する判定手段を
    更に備え、 前記選択手段は、前記判定手段により、前記各機能のい
    ずれかに故障又は異常有りと判定されたときに、故障又
    は異常なしと判定された、該機能と同一機能を有する別
    の機器に該機能を代替させることを特徴とする複数機器
    の制御システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の複数機器の制御システム
    において、 前記各機器に対し前記共通する機能につき優先順位が予
    め定められており、 前記選択手段は、前記複数の機器中から前記一部の機器
    を選択するとき、前記優先順位の高い機器を優先的に選
    択することを特徴とする複数機器の制御システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の複数機器の制御システム
    において、 前記選択手段が、前記駆動指令が特定の機器の前記共通
    の機能に係るものであるとき、前記特定の機器より優先
    順位の高い機器の前記共通の機能が作動中なら、前記優
    先順位の高い機器の前記共通機能の作動を継続させると
    共に、前記特定の機器の前記共通の機能を停止させるこ
    とを特徴とする複数の機器の制御システム。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の複数機器の制御システム
    において、 前記選択手段が、前記駆動指令が特定の機器の前記共通
    の機能に係るものであるとき、前記特定の機器より優先
    順位の低い機器の前記共通の機能が作動中なら、前記優
    先順位の低い機器の前記共通機能を停止させると共に、
    前記特定の機器の前記共通の機能を作動させることを特
    徴とする複数の機器の制御システム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5記載の複数機器の
    制御システムにおいて、 前記識別手段と前記選択手段とが、共に1個の操作盤内
    に設けられていることを特徴とする複数機器の制御シス
    テム。
  7. 【請求項7】 互いに異なる機能及び互いに共通する機
    能を1つ以上有した複数機器の制御システムにおいて、 特定機能を有する第1の機器と、 前記特定機能と共通する共通機能を有する第2の機器
    と、 前記第1の機器に、その特定機能を実行させるべく指令
    する指令手段と、 前記第2の機器による前記共通機能の実行状況を判断す
    る判断手段と、 前記判断された前記第2の機器による前記共通機能の実
    行状況に応じて、前記指令手段の指令に優先して、前記
    第1の機器による前記特定機能の実行を制御する制御手
    段と、 を備えることを特徴とする複数機器の制御システム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の複数機器の制御システム
    において、 前記各機能の故障、異常又は接続の有無を判定する判定
    手段と、 前記判定手段により、前記各機能のいずれかに故障又は
    異常有りと判定されたときに、故障、異常又は接続なし
    と判定された、該機能と同一機能を有する別の機器に該
    機能を代替させる選択手段と、 を更に備えることを特徴とする複数機器の制御システ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の複数機器の制御システム
    において、 前記各機器に対し前記共通する機能につき優先順位が予
    め定められており、 前記制御手段は、前記第1、第2の機器中、優先順位の
    高い方の機器を優先的に制御することを特徴とする複数
    機器の制御システム。
  10. 【請求項10】 請求項7記載の複数機器の制御システ
    ムにおいて、 前記第1の機器より前記第2の機器の方が優先順位が高
    く設定されている場合に、 前記制御手段が、前記指令手段が前記第1の機器に対し
    て指令を発したとき、前記第2の機器の前記共通機能が
    作動中なら、該機器の前記共通機能の作動を継続させる
    と共に、前記第1の機器の前記共通機能を停止させるこ
    とを特徴とする複数の機器の制御システム。
  11. 【請求項11】 請求項7記載の複数機器の制御システ
    ムにおいて、 前記第2の機器は、作動開始から所定時間後に停止する
    ものであるとともに、前記第1の機器より前記第2の機
    器の方が優先順位が高く設定されている場合に、 前記制御手段が、前記指令手段が前記第1の機器に対し
    て指令を発したとき、前記第2の機器の前記共通機能が
    停止中なら、該機器の前記共通機能を作動させると共
    に、前記第1の機器の前記共通機能を前記第2の機器の
    停止後、作動開始する待機状態とすることを特徴とする
    複数機器の制御システム。
  12. 【請求項12】 請求項7乃至請求項11記載の複数機
    器の制御システムにおいて、 前記識別手段と前記選択手段とが、共に1個の操作盤内
    に設けられていることを特徴とする複数機器の制御シス
    テム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11141974A (ja) * 1997-11-14 1999-05-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 風呂給湯器
JP2016109331A (ja) * 2014-12-03 2016-06-20 株式会社デンソー 給湯装置

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