JPH08339587A - 光磁気記録方法 - Google Patents
光磁気記録方法Info
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- JPH08339587A JPH08339587A JP11849496A JP11849496A JPH08339587A JP H08339587 A JPH08339587 A JP H08339587A JP 11849496 A JP11849496 A JP 11849496A JP 11849496 A JP11849496 A JP 11849496A JP H08339587 A JPH08339587 A JP H08339587A
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- optical recording
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光磁気記録媒体の光磁界変調記録において、
高密度記録を実現するために記録磁区の幅を精密に制御
することの可能な光磁気記録方法を提供する。 【解決手段】 記録パワーまたは記録パルス幅を増減さ
せながら、記録クロックを間引きした周期(光磁界変調
方式)とすべての記録クロックの周期(光変調方式)の
レーザパルスを用いてテスト信号を入力して、孤立磁区
64と連続磁区65を形成させる。これらの磁区からの
再生信号レベルの平均値の差Δ1 を求め、基準値Δ0 に
近いΔ1 に対応する記録パワー或いは及び記録パルス幅
を選択し、その記録パワー或いは及び記録パルス幅によ
り実際の記録を行う。記録媒体上の記録温度すなわち記
録磁区幅を一定に制御することができる。
高密度記録を実現するために記録磁区の幅を精密に制御
することの可能な光磁気記録方法を提供する。 【解決手段】 記録パワーまたは記録パルス幅を増減さ
せながら、記録クロックを間引きした周期(光磁界変調
方式)とすべての記録クロックの周期(光変調方式)の
レーザパルスを用いてテスト信号を入力して、孤立磁区
64と連続磁区65を形成させる。これらの磁区からの
再生信号レベルの平均値の差Δ1 を求め、基準値Δ0 に
近いΔ1 に対応する記録パワー或いは及び記録パルス幅
を選択し、その記録パワー或いは及び記録パルス幅によ
り実際の記録を行う。記録媒体上の記録温度すなわち記
録磁区幅を一定に制御することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気記録媒体の
記録再生方法に関し、より詳細にはオーバーライト可能
な光磁界変調記録方法を用いた光磁気記録方法及び光磁
気記録再生方法に関する。
記録再生方法に関し、より詳細にはオーバーライト可能
な光磁界変調記録方法を用いた光磁気記録方法及び光磁
気記録再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報化技術の発達及び情報量の増
大に伴って、大容量の情報を記録できる光メモリが使用
されている。光メモリのうち、記録した情報を書換え可
能な光磁気記録媒体の開発が盛んに行われている。かか
る光磁気記録媒体に情報を記録する方式として光変調方
式と磁界変調方式が知られている。
大に伴って、大容量の情報を記録できる光メモリが使用
されている。光メモリのうち、記録した情報を書換え可
能な光磁気記録媒体の開発が盛んに行われている。かか
る光磁気記録媒体に情報を記録する方式として光変調方
式と磁界変調方式が知られている。
【0003】光変調方式では、基板上に形成されてた光
磁気膜に、光磁気膜の保磁力よりも弱い直流磁界を与え
ながら、記録するデータに応じて変調されたレーザビー
ムを照射することによってデータの記録が実行される
(例えば、特開昭52−23318号参照)。この方式
では、常に一定方向の磁界を与えながら記録するため、
データが記録してある所に再記録するには、既記録部分
を消去した後に新たに記録する必要がある。すなわち、
この方式では直接データを重ね書きすることはできなか
った。
磁気膜に、光磁気膜の保磁力よりも弱い直流磁界を与え
ながら、記録するデータに応じて変調されたレーザビー
ムを照射することによってデータの記録が実行される
(例えば、特開昭52−23318号参照)。この方式
では、常に一定方向の磁界を与えながら記録するため、
データが記録してある所に再記録するには、既記録部分
を消去した後に新たに記録する必要がある。すなわち、
この方式では直接データを重ね書きすることはできなか
った。
【0004】一方、磁界変調方式では、光磁気膜に、直
流レーザ光を照射しながら、コード化データに応じてパ
ルス化された変調磁界を印加することによってデータが
記録される(例えば、特開昭51−107121号参
照)。この方法では、ビットデータの”0””1”に応
じて記録媒体の磁化の方向を直接反転してデータを記録
することができるので、以前に記録したデータが存在す
る状態で直接データを書き込むオーバーライトが可能と
なる。しかしながら、直流的にレーザ光を照射させるた
め、線速度が増加するにつれて記録マークがレーザ光照
射方向に長い三日月型になり、信号処理の点で不利であ
る。さらに、磁界切替え時に外部磁界が印加されない領
域では磁区が不確定になり、高密度化する際にS/N比
の点で問題がある。
流レーザ光を照射しながら、コード化データに応じてパ
ルス化された変調磁界を印加することによってデータが
記録される(例えば、特開昭51−107121号参
照)。この方法では、ビットデータの”0””1”に応
じて記録媒体の磁化の方向を直接反転してデータを記録
することができるので、以前に記録したデータが存在す
る状態で直接データを書き込むオーバーライトが可能と
なる。しかしながら、直流的にレーザ光を照射させるた
め、線速度が増加するにつれて記録マークがレーザ光照
射方向に長い三日月型になり、信号処理の点で不利であ
る。さらに、磁界切替え時に外部磁界が印加されない領
域では磁区が不確定になり、高密度化する際にS/N比
の点で問題がある。
【0005】磁界変調方式を改良した技術として、特開
平1−292603号は、光磁気記録媒体を記録データ
に同期した一定周波数のパルスレーザ光で加熱しなが
ら、記録データに対応した極性を有する磁界を与えるこ
とによってコードデータを直接重ね書きする記録方式を
開示している(以下、光磁界変調方式という)。この技
術によると、上記磁気変調方式の欠点を解消して、安定
な記録マークが得られることが示されている。
平1−292603号は、光磁気記録媒体を記録データ
に同期した一定周波数のパルスレーザ光で加熱しなが
ら、記録データに対応した極性を有する磁界を与えるこ
とによってコードデータを直接重ね書きする記録方式を
開示している(以下、光磁界変調方式という)。この技
術によると、上記磁気変調方式の欠点を解消して、安定
な記録マークが得られることが示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光磁気記録
の高密度化に伴い、トラックピッチやビットピッチを小
さくすることが要求されている。これを達成するには、
記録磁区の幅および長さを正確に制御しなければならな
い。例えば、特開平3−22223号では、記録ビット
書き込みの際に発生する熱影響等による記録ビット形状
の変形を防止するために、マークエッジ記録方式で記録
される記録ビットの書込信号をパルス化して、書込信号
の長さに対応する一連のパルス列としてレーザ光照射し
ている。
の高密度化に伴い、トラックピッチやビットピッチを小
さくすることが要求されている。これを達成するには、
記録磁区の幅および長さを正確に制御しなければならな
い。例えば、特開平3−22223号では、記録ビット
書き込みの際に発生する熱影響等による記録ビット形状
の変形を防止するために、マークエッジ記録方式で記録
される記録ビットの書込信号をパルス化して、書込信号
の長さに対応する一連のパルス列としてレーザ光照射し
ている。
【0007】前記光磁気記録はヒートモード記録である
ため、同一記録条件で記録を行っても記録装置温度や媒
体温度の影響によって記録磁区の大きさが変化してしま
う。このため、記録装置温度や媒体温度の影響を記録条
件にフィードバックしなければならない。また、光ヘッ
ドの収差やデフォーカスに伴う光スポット形状の違い、
レーザ光源の特性の違いなどによる記録装置のばらつ
き、あるいは記録媒体のロット間ばらつき等も記録条件
に大きく影響するので記録条件にフィードバックしなけ
ればならない。従って、上記のような種々の要因による
記録条件の違いにかかわらず、一定の大きさの磁区が得
られるような制御技術を開発しなければ、記録ピッチを
短くして高密度化を達成するのは難しい。
ため、同一記録条件で記録を行っても記録装置温度や媒
体温度の影響によって記録磁区の大きさが変化してしま
う。このため、記録装置温度や媒体温度の影響を記録条
件にフィードバックしなければならない。また、光ヘッ
ドの収差やデフォーカスに伴う光スポット形状の違い、
レーザ光源の特性の違いなどによる記録装置のばらつ
き、あるいは記録媒体のロット間ばらつき等も記録条件
に大きく影響するので記録条件にフィードバックしなけ
ればならない。従って、上記のような種々の要因による
記録条件の違いにかかわらず、一定の大きさの磁区が得
られるような制御技術を開発しなければ、記録ピッチを
短くして高密度化を達成するのは難しい。
【0008】特に、光磁界変調記録は、オーバーライト
可能で且つ高密度化に好適な記録方式であるが、以下の
ような理由から、装置温度や媒体温度に応じてレーザ光
パワー等の記録条件を制御することが困難であった。光
磁界変調方式においては、図10に示すようにレーザ光
照射間隔が磁区の長さよりも短くなるため、記録された
磁区と磁区とが重なり合う。このため、レーザ光照射パ
ワーを変化させても、再生信号からは磁区の幅の変化に
応じた信号変化分しか検出できず、磁区の長さの変化に
応じた信号の変化分は得られない。このため、この磁区
幅に対応する信号レベル(または信号振幅)の変化は、
図7及び図8に示すように、記録パワーの変化に対して
極めて小さく、一方で、再生信号は他の要因で変動する
傾向があった。従って、光磁界変調記録方式において
は、磁区列の再生信号レベルまたは信号振幅から最適な
磁区幅を得るように記録パワーを制御することは困難で
あった。
可能で且つ高密度化に好適な記録方式であるが、以下の
ような理由から、装置温度や媒体温度に応じてレーザ光
パワー等の記録条件を制御することが困難であった。光
磁界変調方式においては、図10に示すようにレーザ光
照射間隔が磁区の長さよりも短くなるため、記録された
磁区と磁区とが重なり合う。このため、レーザ光照射パ
ワーを変化させても、再生信号からは磁区の幅の変化に
応じた信号変化分しか検出できず、磁区の長さの変化に
応じた信号の変化分は得られない。このため、この磁区
幅に対応する信号レベル(または信号振幅)の変化は、
図7及び図8に示すように、記録パワーの変化に対して
極めて小さく、一方で、再生信号は他の要因で変動する
傾向があった。従って、光磁界変調記録方式において
は、磁区列の再生信号レベルまたは信号振幅から最適な
磁区幅を得るように記録パワーを制御することは困難で
あった。
【0009】本発明の目的は、上記従来技術の欠点を解
消し、光磁界変調記録方式にて記録される磁区の大きさ
を正確に制御することにより、安定に且つ信頼性の高い
記録を行うことのできる光磁気記録方法及び光磁気記録
再生方法を提供することである。また、本発明の目的
は、光磁界変調記録方式にて記録される磁区の大きさを
正確に制御することにより、高密度記録が可能な光磁気
記録方法及び光磁気記録再生方法を提供することであ
る。
消し、光磁界変調記録方式にて記録される磁区の大きさ
を正確に制御することにより、安定に且つ信頼性の高い
記録を行うことのできる光磁気記録方法及び光磁気記録
再生方法を提供することである。また、本発明の目的
は、光磁界変調記録方式にて記録される磁区の大きさを
正確に制御することにより、高密度記録が可能な光磁気
記録方法及び光磁気記録再生方法を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様に従
えば、光磁気記録媒体をデータに同期したレーザ光パル
スで非連続的に加熱しながら、データに応じた極性の磁
界を印加することによってデータを記録磁区として記録
する光磁気記録方法において、レーザ光パワー及びレー
ザ光パルス幅の少なくとも一方を変更しつつ、光変調記
録方式及び光磁界変調方式で順次テスト用データを記録
し、光変調記録方式で記録された記録磁区からの再生信
号レベルの平均値と光磁界変調方式で記録された記録磁
区からの再生信号レベルの平均値と比較することによっ
て、最適な記録用レーザ光パワー及びレーザ光パルス幅
の少なく一方を求めることを特徴とする光磁気記録方法
が提供される。
えば、光磁気記録媒体をデータに同期したレーザ光パル
スで非連続的に加熱しながら、データに応じた極性の磁
界を印加することによってデータを記録磁区として記録
する光磁気記録方法において、レーザ光パワー及びレー
ザ光パルス幅の少なくとも一方を変更しつつ、光変調記
録方式及び光磁界変調方式で順次テスト用データを記録
し、光変調記録方式で記録された記録磁区からの再生信
号レベルの平均値と光磁界変調方式で記録された記録磁
区からの再生信号レベルの平均値と比較することによっ
て、最適な記録用レーザ光パワー及びレーザ光パルス幅
の少なく一方を求めることを特徴とする光磁気記録方法
が提供される。
【0011】本発明の第2の態様に従えば、光磁気記録
媒体をデータに同期したレーザ光パルスで非連続的に加
熱しながら、データに応じた極性の磁界を印加すること
によってデータを記録磁区として記録する光磁気記録方
法において、レーザ光パワー及びレーザ光パルス幅の少
なくとも一方を変更しつつ、テスト用データに応じた極
性の磁界を印加しながら、記録される磁区同士が重なり
合わないような周期T1 のレーザ光パルスと記録される
磁区同士が重なり合う周期T2 のレーザ光パルスをそれ
ぞれ照射することにより、上記テスト用データを記録す
る工程と、上記種々のレーザ光パワー及びレーザ光パル
ス幅の下で周期T1 と周期T2 で記録されたテスト用デ
ータを再生する工程と、上記再生された周期T2 で記録
されたテスト用データの再生信号の信号レベルの平均値
に対する周期T1 で記録されたテスト用データの再生信
号の信号レベルの平均値差Δ1 をそれぞれ求める工程
と、求められたΔ1 のうち予め設定した基準値Δ0 に最
も近いΔ1 に対応するレーザ光パワー及びレーザ光パル
ス幅を求める工程と、上記求められたレーザ光パワー及
びレーザ光パルス幅により光磁気記録を実行する工程と
を含む上記光磁気記録方法が提供される。
媒体をデータに同期したレーザ光パルスで非連続的に加
熱しながら、データに応じた極性の磁界を印加すること
によってデータを記録磁区として記録する光磁気記録方
法において、レーザ光パワー及びレーザ光パルス幅の少
なくとも一方を変更しつつ、テスト用データに応じた極
性の磁界を印加しながら、記録される磁区同士が重なり
合わないような周期T1 のレーザ光パルスと記録される
磁区同士が重なり合う周期T2 のレーザ光パルスをそれ
ぞれ照射することにより、上記テスト用データを記録す
る工程と、上記種々のレーザ光パワー及びレーザ光パル
ス幅の下で周期T1 と周期T2 で記録されたテスト用デ
ータを再生する工程と、上記再生された周期T2 で記録
されたテスト用データの再生信号の信号レベルの平均値
に対する周期T1 で記録されたテスト用データの再生信
号の信号レベルの平均値差Δ1 をそれぞれ求める工程
と、求められたΔ1 のうち予め設定した基準値Δ0 に最
も近いΔ1 に対応するレーザ光パワー及びレーザ光パル
ス幅を求める工程と、上記求められたレーザ光パワー及
びレーザ光パルス幅により光磁気記録を実行する工程と
を含む上記光磁気記録方法が提供される。
【0012】上記記録方法において、磁区の中心に相当
する信号レベルのピークだけでなく、磁区間のギャップ
に相当する信号レベルのボトムがレーザパワーに応じて
ピークと同様に変化するため、磁区同士が光学的に干渉
しない場合よりも信号レベルの平均値の変化量が大きい
という理由から、周期T1 により記録される磁区同士の
中心間隔が記録光のスポット径以下であることが好まし
い。また、予め設定した基準値Δ0 がΔ0 =0の場合、
光磁気記録媒体のカー回転角等のばらつきによる信号振
幅変化が回路のDCオフセット等の影響を受けにくいと
いう理由から、Δ0 =0であることが好ましい。
する信号レベルのピークだけでなく、磁区間のギャップ
に相当する信号レベルのボトムがレーザパワーに応じて
ピークと同様に変化するため、磁区同士が光学的に干渉
しない場合よりも信号レベルの平均値の変化量が大きい
という理由から、周期T1 により記録される磁区同士の
中心間隔が記録光のスポット径以下であることが好まし
い。また、予め設定した基準値Δ0 がΔ0 =0の場合、
光磁気記録媒体のカー回転角等のばらつきによる信号振
幅変化が回路のDCオフセット等の影響を受けにくいと
いう理由から、Δ0 =0であることが好ましい。
【0013】上記記録方法において、レーザ光パルス幅
を一定にし且つレーザ光パワーを変更しつつ、2種以上
のパルス周期でレーザ光を照射することにより2種類以
上のテスト用データの記録を実行することが好ましい。
を一定にし且つレーザ光パワーを変更しつつ、2種以上
のパルス周期でレーザ光を照射することにより2種類以
上のテスト用データの記録を実行することが好ましい。
【0014】上記記録方法において、データに同期した
記録クロックを間引くことにより上記T1 の周期のレー
ザパルスを生成することが好ましい。
記録クロックを間引くことにより上記T1 の周期のレー
ザパルスを生成することが好ましい。
【0015】また、上記記録方法において、テスト用デ
ータの再生信号の信号レベル平均値の差Δ1 を求めるま
での工程を終了した直後に、上記テスト用データの消去
を行うことが好ましい。テスト信号の書き込みは記録用
最適パワーを求めるために記録毎に行うことが望まし
く、一旦書き込んだテストデータは実際のデータ記録後
に不要となるため消去しておくのがよい。この際、テス
ト用データの消去を確実に行うために、書き込み時と同
一条件(環境温度等)で消去を実行するのが好ましい。
ータの再生信号の信号レベル平均値の差Δ1 を求めるま
での工程を終了した直後に、上記テスト用データの消去
を行うことが好ましい。テスト信号の書き込みは記録用
最適パワーを求めるために記録毎に行うことが望まし
く、一旦書き込んだテストデータは実際のデータ記録後
に不要となるため消去しておくのがよい。この際、テス
ト用データの消去を確実に行うために、書き込み時と同
一条件(環境温度等)で消去を実行するのが好ましい。
【0016】上記記録方法において、上記テスト用デー
タの再生信号の信号レベルの平均値の差Δ1 を求めるま
での工程を、上記光磁気記録媒体が装着された記録再生
装置の動作開始時点で実行することが好ましい。上記テ
スト用データの再生信号の信号レベルの平均値の差Δ1
を求めるまでの工程を、上記光磁気記録媒体を記録再生
装置に装着した時点で実行することもできる。さらに、
上記テスト用データの再生信号の信号レベルの平均値の
差Δ1 を求めるまでの工程を、上記光磁気記録媒体を記
録再生装置に装着した時点から1分〜10分の間隔で実
行してもよい。
タの再生信号の信号レベルの平均値の差Δ1 を求めるま
での工程を、上記光磁気記録媒体が装着された記録再生
装置の動作開始時点で実行することが好ましい。上記テ
スト用データの再生信号の信号レベルの平均値の差Δ1
を求めるまでの工程を、上記光磁気記録媒体を記録再生
装置に装着した時点で実行することもできる。さらに、
上記テスト用データの再生信号の信号レベルの平均値の
差Δ1 を求めるまでの工程を、上記光磁気記録媒体を記
録再生装置に装着した時点から1分〜10分の間隔で実
行してもよい。
【0017】上記光磁気記録方法で用いられる光磁気記
録媒体が光磁気ディスクであり、上記テスト用データ
を、光磁気ディスク最内周、最外周のユーザエリア外の
領域及びZCAVフォーマットの光磁気ディスクのユー
ザの使用しないゾーン境界部近傍のいずれかの領域に記
録することが好ましい。
録媒体が光磁気ディスクであり、上記テスト用データ
を、光磁気ディスク最内周、最外周のユーザエリア外の
領域及びZCAVフォーマットの光磁気ディスクのユー
ザの使用しないゾーン境界部近傍のいずれかの領域に記
録することが好ましい。
【0018】本発明の第3の態様に従えば、上記光磁気
記録方法により記録された記録磁区を磁気光学効果を利
用して再生することを含む光磁気記録再生方法が提供さ
れる。
記録方法により記録された記録磁区を磁気光学効果を利
用して再生することを含む光磁気記録再生方法が提供さ
れる。
【0019】以下の本発明の記録再生方法の原理を図1
を用いて説明する。本発明によれば、光磁界変調方式で
光磁気記録媒体を記録する前に予め、図1に示すように
記録レーザパルスを調整して2種類以上の周期でレーザ
光を照射して2種類以上のテスト信号を記録する。かか
るテスト信号のうち一種は、いわゆる光変調方式であ
り、図1の左側に示した孤立した幾つかの磁区64とし
て記録され、もう一方のテスト信号は通常の光磁界変調
方式で記録されるような重なりあった磁区列65であ
る。図2に種々の記録パワーで記録された図1の磁区6
4及び65からの再生信号を示す(図2の横軸は図1の
磁区パターンに対応している)。重なりあった磁区列6
5からの再生信号の信号レベルは、レーザパワーにより
変動するものの、その変化分Δ2 (Δ2 をレーザパワー
pの関数としてΔ2 (p) で表すことができる)は極めて
小さい。一方、重なり合った磁区65からの信号レベル
の平均値に対する、光変調記録の孤立した幾つかの磁区
64からの信号レベルの平均値の差Δ1 は、レーザパワ
ーで変動し(Δ1 をレーザパワーpの関数としてΔ
1 (p) で表すことができる)、レーザパワーによる変化
分は重なりあった磁区からの信号レベルの変化分Δ2 よ
りも大きい(図3参照)。連続磁区65からの再生信号
は磁区が互いに重なっているために、レーザパワーが低
くても各磁区からの再生信号の波形も重なっており、レ
ーザパワーを変化させても各信号の振幅は殆ど変化しな
い。一方、孤立磁区64の方は、レーザパワーにより、
隣会う磁区からの信号波形の重なりの度合いが変化する
ために、図2に示した水平破線で示した信号レベルの平
均値は大きく変動することとなる。ここで、Δ1 はレー
ザパワーにより変動する磁区の長さに相当するパラメー
タと考えることができ、レーザパワーに対する依存性が
高い。それゆえ、磁区の幅(孤立磁区は等方向的に広が
るので長さは幅とみなすこともできる)を制御するに
は、種々のレーザパワーでΔ 1 (p) を求めておき、目標
とする磁区幅に相当するΔ1 の基準値Δ0 を定め、その
Δ0 に最も近いΔ1 (p) を選択し、そのレーザパワーで
記録を行えばよい。基準値Δ0 に最も近いΔ1 に対応す
るレーザパワーで記録することにより、記録装置や媒体
の温度、記録感度ばらつき等にかかわらず記録される磁
区の幅が一定になる。これにより、常に安定した光磁気
再生信号が得られるため、光磁気記録装置の信頼性を向
上させることができる。さらに、磁区幅を安定に制御で
きるため、トラックピッチを狭くしてより高密度な記録
が可能な光磁気記録装置と光磁気記録媒体を提供するこ
とができる。
を用いて説明する。本発明によれば、光磁界変調方式で
光磁気記録媒体を記録する前に予め、図1に示すように
記録レーザパルスを調整して2種類以上の周期でレーザ
光を照射して2種類以上のテスト信号を記録する。かか
るテスト信号のうち一種は、いわゆる光変調方式であ
り、図1の左側に示した孤立した幾つかの磁区64とし
て記録され、もう一方のテスト信号は通常の光磁界変調
方式で記録されるような重なりあった磁区列65であ
る。図2に種々の記録パワーで記録された図1の磁区6
4及び65からの再生信号を示す(図2の横軸は図1の
磁区パターンに対応している)。重なりあった磁区列6
5からの再生信号の信号レベルは、レーザパワーにより
変動するものの、その変化分Δ2 (Δ2 をレーザパワー
pの関数としてΔ2 (p) で表すことができる)は極めて
小さい。一方、重なり合った磁区65からの信号レベル
の平均値に対する、光変調記録の孤立した幾つかの磁区
64からの信号レベルの平均値の差Δ1 は、レーザパワ
ーで変動し(Δ1 をレーザパワーpの関数としてΔ
1 (p) で表すことができる)、レーザパワーによる変化
分は重なりあった磁区からの信号レベルの変化分Δ2 よ
りも大きい(図3参照)。連続磁区65からの再生信号
は磁区が互いに重なっているために、レーザパワーが低
くても各磁区からの再生信号の波形も重なっており、レ
ーザパワーを変化させても各信号の振幅は殆ど変化しな
い。一方、孤立磁区64の方は、レーザパワーにより、
隣会う磁区からの信号波形の重なりの度合いが変化する
ために、図2に示した水平破線で示した信号レベルの平
均値は大きく変動することとなる。ここで、Δ1 はレー
ザパワーにより変動する磁区の長さに相当するパラメー
タと考えることができ、レーザパワーに対する依存性が
高い。それゆえ、磁区の幅(孤立磁区は等方向的に広が
るので長さは幅とみなすこともできる)を制御するに
は、種々のレーザパワーでΔ 1 (p) を求めておき、目標
とする磁区幅に相当するΔ1 の基準値Δ0 を定め、その
Δ0 に最も近いΔ1 (p) を選択し、そのレーザパワーで
記録を行えばよい。基準値Δ0 に最も近いΔ1 に対応す
るレーザパワーで記録することにより、記録装置や媒体
の温度、記録感度ばらつき等にかかわらず記録される磁
区の幅が一定になる。これにより、常に安定した光磁気
再生信号が得られるため、光磁気記録装置の信頼性を向
上させることができる。さらに、磁区幅を安定に制御で
きるため、トラックピッチを狭くしてより高密度な記録
が可能な光磁気記録装置と光磁気記録媒体を提供するこ
とができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態及び実
施例を図面を参照して説明するが、本発明はそれらに限
定されるものではない。
施例を図面を参照して説明するが、本発明はそれらに限
定されるものではない。
【0021】図11に、本発明の記録再生方法により光
磁気ディスクを記録再生する際に用いる記録再生装置の
概要を示す。この装置は、光磁気ディスク1にコードデ
ータと同期した一定周期でパルス化された光を照射する
ためのレーザ制御系と、光磁気ディスク1に印加する磁
界を制御する磁界制御系と、光磁気ディスク1からの信
号を検出する信号検出系とから主に構成されている。レ
ーザ制御系において、レーザ22はレーザ駆動回路32
に接続されており、レーザ駆動回路32は、PLL回路
39から後述するクロック信号を受けてレーザ22を制
御する。磁界制御系において、磁界を印加する磁気コイ
ル29は磁気コイル駆動回路34と接続されており、磁
気コイル駆動回路34はデータが入力される符号器30
から位相調整回路31を通じて入力データを受けて磁気
コイル29を制御する。信号検出系において、レーザ2
2と光磁気ディスク21との間には第1の偏光プリズム
25が配置され、その側方には第2の偏光プリズム25
1及び検出器28及び281が配置されている。検出器
28及び281は、それぞれ、I/V変換器311及び
312を介して、共に、減算器302及び加算器301
に接続される。加算器301は及びクロック抽出回路3
7を介してPLL回路39に接続されている。減算器3
02は再生信号検出回路33を介して複号器38に接続
されている。
磁気ディスクを記録再生する際に用いる記録再生装置の
概要を示す。この装置は、光磁気ディスク1にコードデ
ータと同期した一定周期でパルス化された光を照射する
ためのレーザ制御系と、光磁気ディスク1に印加する磁
界を制御する磁界制御系と、光磁気ディスク1からの信
号を検出する信号検出系とから主に構成されている。レ
ーザ制御系において、レーザ22はレーザ駆動回路32
に接続されており、レーザ駆動回路32は、PLL回路
39から後述するクロック信号を受けてレーザ22を制
御する。磁界制御系において、磁界を印加する磁気コイ
ル29は磁気コイル駆動回路34と接続されており、磁
気コイル駆動回路34はデータが入力される符号器30
から位相調整回路31を通じて入力データを受けて磁気
コイル29を制御する。信号検出系において、レーザ2
2と光磁気ディスク21との間には第1の偏光プリズム
25が配置され、その側方には第2の偏光プリズム25
1及び検出器28及び281が配置されている。検出器
28及び281は、それぞれ、I/V変換器311及び
312を介して、共に、減算器302及び加算器301
に接続される。加算器301は及びクロック抽出回路3
7を介してPLL回路39に接続されている。減算器3
02は再生信号検出回路33を介して複号器38に接続
されている。
【0022】上記装置構成において、レーザ22から出
射した光はコリメータレンズ23によって平行光にさ
れ、偏光プリズム25を通って対物レンズ24によって
ディスク1上に集光される。ディスク21からの反射光
は偏光プリズム25によって偏光プリズム251の方向
に向けられ、1/2波長板26を透過した後、偏光プリ
ズム251で二方向に分割される。分割された光はそれ
ぞれ検出レンズ27で集光されて光検出器28及び28
1に導かれる。ここで、ディスク21上にはトラッキン
グエラー信号及びクロック信号生成用のピットが予め形
成されている。クロック信号生成用ピットからの反射光
を示す信号が検出器28及び281で検出された後、ク
ロック抽出回路37において抽出される。次いでクロッ
ク抽出回路37に接続されたPLL回路39においてデ
ータチャネルクロックが発生される。
射した光はコリメータレンズ23によって平行光にさ
れ、偏光プリズム25を通って対物レンズ24によって
ディスク1上に集光される。ディスク21からの反射光
は偏光プリズム25によって偏光プリズム251の方向
に向けられ、1/2波長板26を透過した後、偏光プリ
ズム251で二方向に分割される。分割された光はそれ
ぞれ検出レンズ27で集光されて光検出器28及び28
1に導かれる。ここで、ディスク21上にはトラッキン
グエラー信号及びクロック信号生成用のピットが予め形
成されている。クロック信号生成用ピットからの反射光
を示す信号が検出器28及び281で検出された後、ク
ロック抽出回路37において抽出される。次いでクロッ
ク抽出回路37に接続されたPLL回路39においてデ
ータチャネルクロックが発生される。
【0023】データ記録の際に、レーザ22はレーザ駆
動回路32によってデータチャネルクロックに同期する
ように一定周波数で光変調され、幅の狭い連続したパル
ス光を放射し、回転するディスク21のデータ記録エリ
アを等間隔に局部的に加熱する。また、データチャネル
クロックは、磁界制御系の符号器30を制御して、基準
クロック周期の整数倍のデータ信号を発生させる。デー
タ信号は位相調整回路31を経て磁気コイル駆動装置3
4に送られる。磁気コイル駆動装置34は、磁界コイル
29を制御してデータ信号に対応した極性の磁界をデー
タ記録エリアの加熱部分に印加する。
動回路32によってデータチャネルクロックに同期する
ように一定周波数で光変調され、幅の狭い連続したパル
ス光を放射し、回転するディスク21のデータ記録エリ
アを等間隔に局部的に加熱する。また、データチャネル
クロックは、磁界制御系の符号器30を制御して、基準
クロック周期の整数倍のデータ信号を発生させる。デー
タ信号は位相調整回路31を経て磁気コイル駆動装置3
4に送られる。磁気コイル駆動装置34は、磁界コイル
29を制御してデータ信号に対応した極性の磁界をデー
タ記録エリアの加熱部分に印加する。
【0024】光磁気ディスク1は、従来の2値記録媒体
のみならず、本出願人の特願平6−96690号に示し
たような多値記録媒体に適用可能である。かかる光磁気
多値記録媒体の構造の一例を図14に示し、図15
(a)に、図14の構造を持つ媒体の第1及び第2記録
膜の採り得る4種の記録状態を希土類元素と遷移元素の
副格子磁気モーメントの配向状態として示した。図15
(b)には、印加外部磁界に対する上記4種の記録状態
に対応する信号出力を示す。この記録媒体を用い、外部
磁界を調整することにより4値の記録信号を記録するこ
とができる。この実施例では、この4値のうち任意の2
つのレベルを与える外部磁界を用いる。ただし最大の信
号レベルである状態”3”と最小の信号の信号レベルで
ある状態”0”を与える磁界H1 とH2 を用いるのがS
/N比の点で望ましい。
のみならず、本出願人の特願平6−96690号に示し
たような多値記録媒体に適用可能である。かかる光磁気
多値記録媒体の構造の一例を図14に示し、図15
(a)に、図14の構造を持つ媒体の第1及び第2記録
膜の採り得る4種の記録状態を希土類元素と遷移元素の
副格子磁気モーメントの配向状態として示した。図15
(b)には、印加外部磁界に対する上記4種の記録状態
に対応する信号出力を示す。この記録媒体を用い、外部
磁界を調整することにより4値の記録信号を記録するこ
とができる。この実施例では、この4値のうち任意の2
つのレベルを与える外部磁界を用いる。ただし最大の信
号レベルである状態”3”と最小の信号の信号レベルで
ある状態”0”を与える磁界H1 とH2 を用いるのがS
/N比の点で望ましい。
【0025】本発明の光磁気記録再生方法では、図11
に示した記録再生装置を用いて実際に記録を行う前に、
駆動装置温度や環境温度に関わらず記録磁区幅を一定に
制御するための以下の実施例1及び2に説明する二種類
以上のテスト信号を記録する。次いで、それらの再生信
号を後述する操作にて記録レーザパワーまたは記録レー
ザパルス幅を調整する。 〔実施例1〕
に示した記録再生装置を用いて実際に記録を行う前に、
駆動装置温度や環境温度に関わらず記録磁区幅を一定に
制御するための以下の実施例1及び2に説明する二種類
以上のテスト信号を記録する。次いで、それらの再生信
号を後述する操作にて記録レーザパワーまたは記録レー
ザパルス幅を調整する。 〔実施例1〕
【0026】まず、図11の記録再生装置において、光
磁気ディスク1を駆動し、レーザ22を含む光学ヘッド
を所望のアドレスがあるトラックに、磁気コイル29を
含む磁気ヘッドを上記トラックの近傍に、それぞれ、位
置付ける。次いで、図1に示したテスト信号用の記録外
部磁界及び記録レーザパルスに従って、ディスク1に外
部磁界を印加しつつ、レーザビームを照射してテスト信
号を記録する。
磁気ディスク1を駆動し、レーザ22を含む光学ヘッド
を所望のアドレスがあるトラックに、磁気コイル29を
含む磁気ヘッドを上記トラックの近傍に、それぞれ、位
置付ける。次いで、図1に示したテスト信号用の記録外
部磁界及び記録レーザパルスに従って、ディスク1に外
部磁界を印加しつつ、レーザビームを照射してテスト信
号を記録する。
【0027】光磁界変調記録方式において実際に記録信
号を記録する際は、図10に示すようにすべての記録ク
ロックでレーザを発光させて互いに重なりあった磁区列
を形成させる。しかしながら、本発明の光磁気記録方法
おけるテスト信号を記録する際、図1の記録レーザパル
スの左側に示すように、レーザ発光の周期を記録クロッ
クが間引きされるように調整し、テスト信号用記録トラ
ック領域に孤立した短い磁区64(以下、孤立磁区とい
う)をいくつか形成する。この実施例では、短い磁区の
間隔は、隣会う磁区の中心間距離がテスト用信号を再生
する際に用いる再生光のスポット径にできるだけ近くな
るように調整した。また、テスト記録領域には孤立磁区
に加えて、図10に示した記録磁区と同様の、記録クロ
ックでレーザを発光させて得られた互いに重なりあった
磁区列65(以下、連続磁区という)を形成した。
号を記録する際は、図10に示すようにすべての記録ク
ロックでレーザを発光させて互いに重なりあった磁区列
を形成させる。しかしながら、本発明の光磁気記録方法
おけるテスト信号を記録する際、図1の記録レーザパル
スの左側に示すように、レーザ発光の周期を記録クロッ
クが間引きされるように調整し、テスト信号用記録トラ
ック領域に孤立した短い磁区64(以下、孤立磁区とい
う)をいくつか形成する。この実施例では、短い磁区の
間隔は、隣会う磁区の中心間距離がテスト用信号を再生
する際に用いる再生光のスポット径にできるだけ近くな
るように調整した。また、テスト記録領域には孤立磁区
に加えて、図10に示した記録磁区と同様の、記録クロ
ックでレーザを発光させて得られた互いに重なりあった
磁区列65(以下、連続磁区という)を形成した。
【0028】かかる孤立磁区64及び連続磁区65を、
上記領域とは別のいくつかのテスト信号用記録トラック
の領域で、記録パワーを変化させてテスト記録を行っ
た。種々の記録パワーで記録された孤立磁区64及び連
続磁区65からの再生信号を図2に示す。図2において
最適パワーとは、後述するΔ1 がΔ1 =0になるパワー
とし、それより大きいレーザパワー及び小さいレーザパ
ワーをそれぞれをオーバパワー及びアンダーパワーとし
た。連続磁区65からの再生信号は磁区が互いに重なっ
ているために、レーザパワーが低くても各磁区からの再
生信号の波形も重なっており、レーザパワーを変化させ
ても各信号の振幅は殆ど変化しない。一方、孤立磁区6
4の方は、レーザパワーにより、隣会う磁区からの信号
波形の重なりの度合いが変化するために、図2中、水平
破線で示した信号レベルの平均値は大きく変動する。こ
こで、孤立磁区64の再生信号レベルの平均値と連続磁
区65のからの再生信号レべルの平均値の差Δ1 は、記
録パワーの変化に伴って大きく変化している。このΔ1
のレーザパワーに対する変化量は、図3に示すように連
続磁区65の信号、すなわち、すべての記録クロックで
記録を行った場合の信号レベルの変化量Δ2 よりも大き
いことがわかる。従って、通常の光磁界変調記録方式に
て記録された磁区(連続磁区)から得られる再生信号レ
ベルに基づいてレーザパワー等を調整して磁区幅を制御
するよりも、上記Δ1 に基づいてレーザパワー等を調整
することによって磁区幅を制御する方がより高精度な制
御が可能である。上記のようにして得られた各レーザパ
ワーでのΔ1 (p) を、レーザパワーと対応させて制御系
(図示しない)に記憶させておく。
上記領域とは別のいくつかのテスト信号用記録トラック
の領域で、記録パワーを変化させてテスト記録を行っ
た。種々の記録パワーで記録された孤立磁区64及び連
続磁区65からの再生信号を図2に示す。図2において
最適パワーとは、後述するΔ1 がΔ1 =0になるパワー
とし、それより大きいレーザパワー及び小さいレーザパ
ワーをそれぞれをオーバパワー及びアンダーパワーとし
た。連続磁区65からの再生信号は磁区が互いに重なっ
ているために、レーザパワーが低くても各磁区からの再
生信号の波形も重なっており、レーザパワーを変化させ
ても各信号の振幅は殆ど変化しない。一方、孤立磁区6
4の方は、レーザパワーにより、隣会う磁区からの信号
波形の重なりの度合いが変化するために、図2中、水平
破線で示した信号レベルの平均値は大きく変動する。こ
こで、孤立磁区64の再生信号レベルの平均値と連続磁
区65のからの再生信号レべルの平均値の差Δ1 は、記
録パワーの変化に伴って大きく変化している。このΔ1
のレーザパワーに対する変化量は、図3に示すように連
続磁区65の信号、すなわち、すべての記録クロックで
記録を行った場合の信号レベルの変化量Δ2 よりも大き
いことがわかる。従って、通常の光磁界変調記録方式に
て記録された磁区(連続磁区)から得られる再生信号レ
ベルに基づいてレーザパワー等を調整して磁区幅を制御
するよりも、上記Δ1 に基づいてレーザパワー等を調整
することによって磁区幅を制御する方がより高精度な制
御が可能である。上記のようにして得られた各レーザパ
ワーでのΔ1 (p) を、レーザパワーと対応させて制御系
(図示しない)に記憶させておく。
【0029】次に、上記Δ1 (p) を検出するための検出
系の一例を図9のブロック図で示す。種々のレーザパワ
ーの下で記録された上記孤立磁区64及び連続磁区65
から再生されたテスト記録信号を、信号周波数より低い
カットオフ周波数を持ったローパスフィルタに通し、サ
ンプルホールドパルスによりピーク値及びボトム値を
得、その差を減算器から求めることにより孤立磁区64
及び連続磁区65の信号レベルの平均値の差を得る。各
レーザパワーでのピーク値及びボトム値の差(振幅Δ1
(p) )をA/D変換した後、それらのΔ1(p)値と基準値
(基準信号振幅)Δ0 とを比較して、基準値Δ0 に最も
近い値のΔ1(p)を検索し、それに対応するレザーパワー
pを得る。ここで、基準値Δ0 は目標とする磁区幅に対
応する理想的なΔ1 値であり、トラック間のクロクトー
クの許容値やトラックピッチ等を考慮して予め設計段階
で決定される一定値である。この基準値Δ0 は、ディス
ク上のユーザエリア外で且つテスト領域外の位置にあら
かじめ記録しておいた信号から求めた。或いはあらかじ
めディスク上に記録しておいた基準値に関するデータを
読みとって駆動装置で生成してもよく、または駆動装置
のメモリ上にあらかじめ記録しておいた基準値に関する
データを用いてもよい。また、基準値Δ0 =0になる信
号記録周期をT1 及びT2 を選択してもよい。
系の一例を図9のブロック図で示す。種々のレーザパワ
ーの下で記録された上記孤立磁区64及び連続磁区65
から再生されたテスト記録信号を、信号周波数より低い
カットオフ周波数を持ったローパスフィルタに通し、サ
ンプルホールドパルスによりピーク値及びボトム値を
得、その差を減算器から求めることにより孤立磁区64
及び連続磁区65の信号レベルの平均値の差を得る。各
レーザパワーでのピーク値及びボトム値の差(振幅Δ1
(p) )をA/D変換した後、それらのΔ1(p)値と基準値
(基準信号振幅)Δ0 とを比較して、基準値Δ0 に最も
近い値のΔ1(p)を検索し、それに対応するレザーパワー
pを得る。ここで、基準値Δ0 は目標とする磁区幅に対
応する理想的なΔ1 値であり、トラック間のクロクトー
クの許容値やトラックピッチ等を考慮して予め設計段階
で決定される一定値である。この基準値Δ0 は、ディス
ク上のユーザエリア外で且つテスト領域外の位置にあら
かじめ記録しておいた信号から求めた。或いはあらかじ
めディスク上に記録しておいた基準値に関するデータを
読みとって駆動装置で生成してもよく、または駆動装置
のメモリ上にあらかじめ記録しておいた基準値に関する
データを用いてもよい。また、基準値Δ0 =0になる信
号記録周期をT1 及びT2 を選択してもよい。
【0030】上記得られたレーザ光パワーpが記録時に
上記基準値Δ0 に対応する所定の磁区幅を得るためのレ
ーザパワーとなる。かかるパワーのレーザ光を照射する
ために、図9の回路からの出力で制御系を介してレーザ
駆動回路32を操作する。こうして調整されたレーザパ
ワーで図10に示したような磁界変調方式にてデータを
記録することにより、予め設定された幅の記録磁区を得
ることができる。
上記基準値Δ0 に対応する所定の磁区幅を得るためのレ
ーザパワーとなる。かかるパワーのレーザ光を照射する
ために、図9の回路からの出力で制御系を介してレーザ
駆動回路32を操作する。こうして調整されたレーザパ
ワーで図10に示したような磁界変調方式にてデータを
記録することにより、予め設定された幅の記録磁区を得
ることができる。
【0031】前記テスト信号用記録トラックとしては、
図12に示したようにディスク最内周或いはおよび最外
周のユーザエリア42外の一部41、または、図13に
示したようにZCAVフォーマットであればユーザの使
用しないゾーン境界部近傍の非ユーザトラックの一部4
1であってもよい。
図12に示したようにディスク最内周或いはおよび最外
周のユーザエリア42外の一部41、または、図13に
示したようにZCAVフォーマットであればユーザの使
用しないゾーン境界部近傍の非ユーザトラックの一部4
1であってもよい。
【0032】上記テスト信号は、データの記録操作前で
あれば、光磁気ディスク駆動装置の動作開始時点、ディ
スクを装置に装着した時点、或いは一定時間間隔で上記
領域に記録することができる。
あれば、光磁気ディスク駆動装置の動作開始時点、ディ
スクを装置に装着した時点、或いは一定時間間隔で上記
領域に記録することができる。
【0033】〔実施例2〕この例では図4に示したよう
なテスト信号用の記録外部磁界及び記録レーザパルスに
従って、磁気ヘッドより外部磁界を印加しつつ、光学ヘ
ッドよりレーザビームを照射して信号を記録する。実施
例1と同様に、記録レーザパルスに示したように記録ク
ロックを間引きして得られるパルス周期にてレーザ光を
照射させて、孤立磁区64をいくつか形成させるととも
に、記録クロック周期にてレーザ光を照射させて図4の
左側に示したような連続磁区65を形成した。連続磁区
65は、いくつかを同じ極性の磁界で記録した。実施例
1と同様に、孤立磁区64及び連続磁区65からなるテ
スト信号を種々のレーザパワーで記録した。図5に、オ
ーバパワー、最適パワー及びアンダーパワーで記録した
テスト信号からの再生信号を示す。なお、最適パワーを
実施例1と同様にしてΔ1 がΔ1 =0となるようにし
た。図5からわかるように、記録パワーを変化させる
と、記録クロックを間引きして記録した場合(孤立磁区
64)と、すべての記録クロックで記録を行った場合
(連続磁区65)とでは、信号レベルの平均値の差(Δ
1 )が変化する。この変化は、図6に示すようにすべて
の記録クロックで記録を行った場合の信号振幅変化量
(Δ2 )よりも大きい。従って、実施例1の場合と同様
に、Δ1 によりレーザパワーを制御して、記録媒体上の
記録温度、すなわち記録磁区幅を一定に制御するのが容
易であることがわかる。
なテスト信号用の記録外部磁界及び記録レーザパルスに
従って、磁気ヘッドより外部磁界を印加しつつ、光学ヘ
ッドよりレーザビームを照射して信号を記録する。実施
例1と同様に、記録レーザパルスに示したように記録ク
ロックを間引きして得られるパルス周期にてレーザ光を
照射させて、孤立磁区64をいくつか形成させるととも
に、記録クロック周期にてレーザ光を照射させて図4の
左側に示したような連続磁区65を形成した。連続磁区
65は、いくつかを同じ極性の磁界で記録した。実施例
1と同様に、孤立磁区64及び連続磁区65からなるテ
スト信号を種々のレーザパワーで記録した。図5に、オ
ーバパワー、最適パワー及びアンダーパワーで記録した
テスト信号からの再生信号を示す。なお、最適パワーを
実施例1と同様にしてΔ1 がΔ1 =0となるようにし
た。図5からわかるように、記録パワーを変化させる
と、記録クロックを間引きして記録した場合(孤立磁区
64)と、すべての記録クロックで記録を行った場合
(連続磁区65)とでは、信号レベルの平均値の差(Δ
1 )が変化する。この変化は、図6に示すようにすべて
の記録クロックで記録を行った場合の信号振幅変化量
(Δ2 )よりも大きい。従って、実施例1の場合と同様
に、Δ1 によりレーザパワーを制御して、記録媒体上の
記録温度、すなわち記録磁区幅を一定に制御するのが容
易であることがわかる。
【0034】実施例1と同様にして、種々のレーザパワ
ーで得られたΔ1 を図9に示した検出系によって求め、
基準値Δ0 と比較して、基準値Δ0 と最も近いΔ1 に対
応するレーザパワーを求めた。このパワーを記録用レー
ザパワーとして、図11に示した装置を用いて光磁界変
調方式にて実際の記録操作を実行した。
ーで得られたΔ1 を図9に示した検出系によって求め、
基準値Δ0 と比較して、基準値Δ0 と最も近いΔ1 に対
応するレーザパワーを求めた。このパワーを記録用レー
ザパワーとして、図11に示した装置を用いて光磁界変
調方式にて実際の記録操作を実行した。
【0035】前記テスト信号用記録トラックとしては、
図12に示したようにディスク最内周或いはおよび最外
周のユーザエリア42外の一部41、または、図13に
示したようにZCAVフォーマットであればユーザの使
用しないゾーン境界部近傍の非ユーザトラックの一部4
1であってもよい。
図12に示したようにディスク最内周或いはおよび最外
周のユーザエリア42外の一部41、または、図13に
示したようにZCAVフォーマットであればユーザの使
用しないゾーン境界部近傍の非ユーザトラックの一部4
1であってもよい。
【0036】実施例1と同様に、上記テスト信号は、デ
ータの記録操作前であれば、光磁気ディスク駆動装置の
動作開始時点、ディスクを装置に装着した時点、或いは
一定時間間隔で上記領域に記録することができる。
ータの記録操作前であれば、光磁気ディスク駆動装置の
動作開始時点、ディスクを装置に装着した時点、或いは
一定時間間隔で上記領域に記録することができる。
【0037】上記実施例1及び2では、テスト信号を種
々のレーザパワーの下で記録したが、種々のレーザパル
ス幅で記録して行ってもよい。また、レーザパワー及び
パルス幅の両方を変化させてテスト信号を記録してもよ
い。
々のレーザパワーの下で記録したが、種々のレーザパル
ス幅で記録して行ってもよい。また、レーザパワー及び
パルス幅の両方を変化させてテスト信号を記録してもよ
い。
【0038】〔最適レーザ光パワーの選択操作〕上記の
ような本発明の光磁気記録方法に従い実際にテスト信号
を光磁気記録媒体に記録してそれを再生することにより
最適記録パワーを設定するシークエンスの具体例を図1
6のフローチャートに示す。テスト信号として、実施例
1及び2で使用したような非連続パターンの記録信号及
び連続パターン(図1,図4)の記録信号を用いた。
ような本発明の光磁気記録方法に従い実際にテスト信号
を光磁気記録媒体に記録してそれを再生することにより
最適記録パワーを設定するシークエンスの具体例を図1
6のフローチャートに示す。テスト信号として、実施例
1及び2で使用したような非連続パターンの記録信号及
び連続パターン(図1,図4)の記録信号を用いた。
【0039】図16に示したシークエンスの開始時点
は、前記のように光磁気ディスク駆動装置の動作開始時
点、ディスクを装置に装着した時点、或いはデータ記録
前の一定時間間隔をおいた時点である。最初に、光磁気
記録媒体のテスト信号記録用のトラックにアクセスする
(ステップ161、163)。テスト信号記録のための
レーザパワーの最小値Ptmin を記録再生装置が出力可
能な記録用レーザパワーの最小値Pmin に設定する(P
tmin =Pmin :ステップ165)。なお、この記録再
生装置は、最小値Pmin 〜最大値Pmax までの記録レー
ザ光パワーを発生することが可能である。
は、前記のように光磁気ディスク駆動装置の動作開始時
点、ディスクを装置に装着した時点、或いはデータ記録
前の一定時間間隔をおいた時点である。最初に、光磁気
記録媒体のテスト信号記録用のトラックにアクセスする
(ステップ161、163)。テスト信号記録のための
レーザパワーの最小値Ptmin を記録再生装置が出力可
能な記録用レーザパワーの最小値Pmin に設定する(P
tmin =Pmin :ステップ165)。なお、この記録再
生装置は、最小値Pmin 〜最大値Pmax までの記録レー
ザ光パワーを発生することが可能である。
【0040】テスト信号記録用パワーPtを最小値Pt
min からn段階回に分けて徐々に増しながらn個のセク
タに順に記録する。従って、n個目のセクタにはテスト
信号記録用パワーPtの最大値Ptmax でテスト信号が
記録されている(ステップ167)。
min からn段階回に分けて徐々に増しながらn個のセク
タに順に記録する。従って、n個目のセクタにはテスト
信号記録用パワーPtの最大値Ptmax でテスト信号が
記録されている(ステップ167)。
【0041】次いで、テスト信号を記録して得られた非
連続パターンの磁区列と連続パターンの磁区列からテス
ト信号を再生してそれらの平均レベルの差Δ1 を上記n
個のセクタからそれぞれ求める(ステップ169)。
連続パターンの磁区列と連続パターンの磁区列からテス
ト信号を再生してそれらの平均レベルの差Δ1 を上記n
個のセクタからそれぞれ求める(ステップ169)。
【0042】テスト信号記録用の最小レーザパワーPt
min で記録されたテスト信号からのΔ1 が0<Δ1 であ
るか、すなわち、テスト信号記録用に選択したレーザパ
ワーがオーバパワーかどうかを判断する(ステップ17
1)。オーバパワーである場合には、テスト信号記録用
のレーザパワーが適切でないために、記録したテスト信
号を消去する(ステップ193)。そして、最適記録パ
ワー設定用のプログラムを終了する(ステップ18
7)。この終了は異常終了であるため、記録再生装置か
ら光磁気記録媒体をイジェクトさせたりアラームを発生
させるように記録再生装置のシステムコントローラを設
定しておくことができる。
min で記録されたテスト信号からのΔ1 が0<Δ1 であ
るか、すなわち、テスト信号記録用に選択したレーザパ
ワーがオーバパワーかどうかを判断する(ステップ17
1)。オーバパワーである場合には、テスト信号記録用
のレーザパワーが適切でないために、記録したテスト信
号を消去する(ステップ193)。そして、最適記録パ
ワー設定用のプログラムを終了する(ステップ18
7)。この終了は異常終了であるため、記録再生装置か
ら光磁気記録媒体をイジェクトさせたりアラームを発生
させるように記録再生装置のシステムコントローラを設
定しておくことができる。
【0043】テスト信号記録用の最小レーザパワーPt
min がオーバパワーでない場合、Ptmin 〜Ptmax の
レーザパワー範囲で記録したテスト信号記録パターンか
らの再生信号(n個のセクタからの再生信号)のなか
に、0≦Δ1 を満たすΔ1 があるかどうかを判定する
(ステップ173)。すなわち、ここでは、Δ1 ≒0の
場合の記録レーザパワーを最適記録用レーザパワーとみ
なしており、記録したテスト信号からの再生信号中に、
0≦Δ1 を満たすΔ1 が存在すれば、いずれかの記録磁
区が最適パワーで記録されていたことになる。0≦Δ1
を満たすΔ1 が存在すれば、0≦Δ1 を満たすΔ1 のう
ち最小パワーで記録したΔ1 の記録パワーPtを最適記
録パワーとすることができる(ステップ175)。こう
して選定された最適記録パワーの値を記録パワー設定用
のメモリに格納する(ステップ177)。次いで、テス
ト信号記録パターンを消去した後、正常終了する(ステ
ップ181)。
min がオーバパワーでない場合、Ptmin 〜Ptmax の
レーザパワー範囲で記録したテスト信号記録パターンか
らの再生信号(n個のセクタからの再生信号)のなか
に、0≦Δ1 を満たすΔ1 があるかどうかを判定する
(ステップ173)。すなわち、ここでは、Δ1 ≒0の
場合の記録レーザパワーを最適記録用レーザパワーとみ
なしており、記録したテスト信号からの再生信号中に、
0≦Δ1 を満たすΔ1 が存在すれば、いずれかの記録磁
区が最適パワーで記録されていたことになる。0≦Δ1
を満たすΔ1 が存在すれば、0≦Δ1 を満たすΔ1 のう
ち最小パワーで記録したΔ1 の記録パワーPtを最適記
録パワーとすることができる(ステップ175)。こう
して選定された最適記録パワーの値を記録パワー設定用
のメモリに格納する(ステップ177)。次いで、テス
ト信号記録パターンを消去した後、正常終了する(ステ
ップ181)。
【0044】ステップ173にて、Ptmin 〜Ptmax
のレーザパワー範囲で記録したテスト信号記録パターン
からの再生信号(n個のセクタからの再生信号)のなか
に、0≦Δ1 を満たすΔ1 がない場合には、別のレーザ
パワーの範囲において記録用の最適レーザパワーを探す
必要がある。この場合、Ptmax が記録再生装置の記録
用の最大レーザパワーPmax を超えていないかどうか確
認する(ステップ183)。もし、Pmax ≦Ptmax で
あれば、記録したテストパターンを消去して、異常終了
させる(ステップ185,187)。Ptmax <Pmax
の場合には記録したテストパターンを消去して、新たな
Ptmin を前回のPtmax の値に設定して(ステップ1
89,191)、ステップ167以降の工程を繰り返
す。
のレーザパワー範囲で記録したテスト信号記録パターン
からの再生信号(n個のセクタからの再生信号)のなか
に、0≦Δ1 を満たすΔ1 がない場合には、別のレーザ
パワーの範囲において記録用の最適レーザパワーを探す
必要がある。この場合、Ptmax が記録再生装置の記録
用の最大レーザパワーPmax を超えていないかどうか確
認する(ステップ183)。もし、Pmax ≦Ptmax で
あれば、記録したテストパターンを消去して、異常終了
させる(ステップ185,187)。Ptmax <Pmax
の場合には記録したテストパターンを消去して、新たな
Ptmin を前回のPtmax の値に設定して(ステップ1
89,191)、ステップ167以降の工程を繰り返
す。
【0045】上記のような工程で最適な記録用レーザパ
ワーを見出すことができる。なお、ステップ191で
は、新たなPtmin を前回のPtmax より低いパワーに
設定してもよい。
ワーを見出すことができる。なお、ステップ191で
は、新たなPtmin を前回のPtmax より低いパワーに
設定してもよい。
【0046】上記のシークエンスは記録再生装置のシス
テムコントローラのメモリ中に組み込まれており、これ
に従って、前述のような所定の時点で、レーザ光源、外
部磁界印加装置などを制御することができる。図16に
示した最適パワー選定のためのシークエンスは一例にす
ぎず、他のシークエンスで本発明の方法を実行できるこ
とはいうまでもない。
テムコントローラのメモリ中に組み込まれており、これ
に従って、前述のような所定の時点で、レーザ光源、外
部磁界印加装置などを制御することができる。図16に
示した最適パワー選定のためのシークエンスは一例にす
ぎず、他のシークエンスで本発明の方法を実行できるこ
とはいうまでもない。
【0047】
【発明の効果】本発明の光磁気記録方法及び光磁気記録
再生方法は、テスト信号を記録再生して所定のパラメー
タΔ1 を用いて記録時のレーザパワーやパルス幅を設定
することにより、記録装置や媒体の温度、記録感度ばら
つきやにかかわらず記録される磁区の幅が一定になるよ
うに記録することができる。これにより、常に安定した
光磁気再生信号が得られるため、光磁気記録装置の信頼
性を向上させることができる。さらに、本発明の光磁気
記録方法及び光磁気再生方法は、磁区幅を安定に制御で
きるため、トラックピッチを狭くしてより高密度な記録
を可能である。本発明の記録方法により一層高密度な光
磁気記録媒体をもたらすことができる。
再生方法は、テスト信号を記録再生して所定のパラメー
タΔ1 を用いて記録時のレーザパワーやパルス幅を設定
することにより、記録装置や媒体の温度、記録感度ばら
つきやにかかわらず記録される磁区の幅が一定になるよ
うに記録することができる。これにより、常に安定した
光磁気再生信号が得られるため、光磁気記録装置の信頼
性を向上させることができる。さらに、本発明の光磁気
記録方法及び光磁気再生方法は、磁区幅を安定に制御で
きるため、トラックピッチを狭くしてより高密度な記録
を可能である。本発明の記録方法により一層高密度な光
磁気記録媒体をもたらすことができる。
【図1】実施例1の光磁界記録方法の記録レーザパル
ス、記録外部磁界、記録磁区及びそれから再生された信
号の関係を示す概念図である。
ス、記録外部磁界、記録磁区及びそれから再生された信
号の関係を示す概念図である。
【図2】実施例1の光磁界記録方法で記録された記録磁
区からの再生信号と記録レーザパワーの関係を示す図で
ある。
区からの再生信号と記録レーザパワーの関係を示す図で
ある。
【図3】実施例1の光磁界記録方法で記録された記録磁
区からの再生信号におけるΔ1及びΔ2 とレーザ記録パ
ワーとの関係を示すグラフである。
区からの再生信号におけるΔ1及びΔ2 とレーザ記録パ
ワーとの関係を示すグラフである。
【図4】実施例2の光磁界記録方法の記録レーザパル
ス、記録外部磁界、記録磁区及びそれから再生された信
号の関係を示す概念図である。
ス、記録外部磁界、記録磁区及びそれから再生された信
号の関係を示す概念図である。
【図5】実施例2の光磁界記録方法で記録された記録磁
区からの再生信号と記録レーザパワーの関係を示す図で
ある。
区からの再生信号と記録レーザパワーの関係を示す図で
ある。
【図6】実施例1の光磁界記録方式で記録された記録磁
区からの再生信号におけるΔ1及びΔ2 とレーザ記録パ
ワーとの関係を示すグラフである。
区からの再生信号におけるΔ1及びΔ2 とレーザ記録パ
ワーとの関係を示すグラフである。
【図7】光磁気記録媒体における記録パワーと信号振幅
の関係の一例を示すグラフである。
の関係の一例を示すグラフである。
【図8】光磁気記録媒体における記録パワーと記録磁区
幅の関係の一例を示すグラフである。
幅の関係の一例を示すグラフである。
【図9】実施例においてΔ1 を求めるための検出系のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図10】通常の光磁界変調記録方法の記録レーザパル
ス、記録外部磁界、記録磁区及びそれから再生された信
号の関係を示す概念図である。
ス、記録外部磁界、記録磁区及びそれから再生された信
号の関係を示す概念図である。
【図11】実施例で用いた光磁界変調記録再生装置の構
成図である。
成図である。
【図12】本発明の光磁気記録方式によりテスト信号が
記録されるテスト記録領域を示す光磁気ディスクの平面
図である。
記録されるテスト記録領域を示す光磁気ディスクの平面
図である。
【図13】本発明の光磁気記録方法によりテスト信号が
記録されるテスト記録領域を示す光磁気ディスクの平面
図である。
記録されるテスト記録領域を示す光磁気ディスクの平面
図である。
【図14】実施例で記録された光磁気多値記録媒体の構
造を示す図である。
造を示す図である。
【図15】実施例で記録された光磁気多値記録媒体の記
録原理を示す図である。
録原理を示す図である。
【図16】光磁気多値記録媒体にテスト信号を記録する
操作の一例を示すフローチャートである。
操作の一例を示すフローチャートである。
1 光磁気ディスク 22 レーザ 25 偏光プリズム 28 光検出器 29 磁気コイル 31 位相調整回路 37 埋め込みクロック抽出回路 38 復号器 39 PLL回路 41 テスト領域 42 ユーザ領域 61 トラッキングピット 62 埋め込みロックピット 64 孤立磁区 65 連続磁区
フロントページの続き (72)発明者 太田 憲雄 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内
Claims (12)
- 【請求項1】 光磁気記録媒体をデータに同期したレー
ザ光パルスで非連続的に加熱しながら、データに応じた
極性の磁界を印加することによってデータを記録磁区と
して記録する光磁気記録方法において、 レーザ光パワー及びレーザ光パルス幅の少なくとも一方
を変更しつつ、光変調記録方式及び光磁界変調方式で順
次テスト用データを記録し、光変調記録方式で記録され
た記録磁区からの再生信号レベルの平均値と光磁界変調
方式で記録された記録磁区からの再生信号レベルの平均
値とを比較することによって、最適な記録用レーザ光パ
ワー及びレーザ光パルス幅の少なく一方を求めることを
特徴とする光磁気記録方法。 - 【請求項2】 光磁気記録媒体をデータに同期したレー
ザ光パルスで非連続的に加熱しながら、データに応じた
極性の磁界を印加することによってデータを記録磁区と
して記録する光磁気記録方法において、 レーザ光パワー及びレーザ光パルス幅の少なくとも一方
を変更しつつ、テスト用データに応じた極性の磁界を印
加しながら、記録される磁区同士が重なり合わないよう
な周期T1 のレーザ光パルスと記録される磁区同士が重
なり合う周期T2 のレーザ光パルスをそれぞれ照射する
ことにより、上記テスト用データを記録する工程と、 上記種々のレーザ光パワー及びレーザ光パルス幅の下で
周期T1 と周期T2 で記録されたテスト用データを再生
する工程と、 上記再生された周期T2 で記録されたテスト用データの
再生信号の信号レベルの平均値に対する周期T1 で記録
されたテスト用データの再生信号の信号レベルの平均値
差Δ1 をそれぞれ求める工程と、 求められたΔ1 のうち予め設定した基準値Δ0 に最も近
いΔ1 に対応するレーザ光パワー及びレーザ光パルス幅
を求める工程と、 上記求められたレーザ光パワー及びレーザ光パルス幅に
より光磁気記録を実行する工程とを含む上記光磁気記録
方法。 - 【請求項3】 上記周期T1 により記録される磁区同士
の中心間隔が記録光のスポット径以下であることを特徴
とする請求項2記載の光磁気記録方法。 - 【請求項4】 基準値Δ0 がΔ0 =0であることを特徴
とする請求項2または3記載の光磁気記録方法。 - 【請求項5】 レーザ光パルス幅を一定にし且つレーザ
光パワーを変更しつつ、2種以上のパルス周期でレーザ
光を照射し且つテスト用データに応じた極性の磁界を印
加することにより2種類以上のテスト用データの記録を
実行することを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項
に記載の光磁気記録方法。 - 【請求項6】 データに同期した記録クロックを間引く
ことにより上記T1の周期のレーザパルスを生成するこ
とを特徴とした請求項2〜5のいずれか一項に記載の光
磁気記録方法。 - 【請求項7】 上記テスト用データの再生信号の信号レ
ベルの平均値の差Δ1 を求めるまでの工程を終了した直
後に、上記テスト用データの消去を行うことを特徴とす
る請求項2〜6のいずれか一項に記載の光磁気記録方
法。 - 【請求項8】 上記テスト用データの再生信号の信号レ
ベルの平均値の差Δ1 を求めるまでの工程を、上記光磁
気記録媒体が装着された記録再生装置の動作開始時点で
実行することを特徴とする請求項2〜7のいずれか一項
に記載の光磁気記録方法。 - 【請求項9】 上記テスト用データの再生信号の信号レ
ベルの平均値の差Δ1 を求めるまでの工程を、上記光磁
気記録媒体を記録再生装置に装着した時点で実行するこ
とを特徴とする請求項2〜7のいずれか一項に記載の光
磁気記録方法。 - 【請求項10】 上記テスト用データの再生信号の信号
レベルの平均値の差Δ1 を求めるまでの工程を、上記光
磁気記録媒体を記録再生装置に装着した時点から1分〜
10分の間隔で実行することを特徴とする請求項2〜7
のいずれか一項に記載の光磁気記録方法。 - 【請求項11】 光磁気記録媒体が光磁気ディスクであ
り、上記テスト用データを、光磁気ディスク最内周、最
外周のユーザエリア外の領域及びZCAVフォーマット
の光磁気ディスクのユーザの使用しないゾーン境界部近
傍のいずれかの領域に記録する請求項1〜9のいずれか
一項の光磁気記録方法。 - 【請求項12】 請求項1〜10のいずれかの光磁気記
録方法により記録された記録磁区を磁気光学効果を利用
して再生することを含む光磁気記録再生方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11849496A JP2937862B2 (ja) | 1995-04-14 | 1996-04-15 | 光磁気記録方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7-113592 | 1995-04-14 | ||
| JP11359295 | 1995-04-14 | ||
| JP11849496A JP2937862B2 (ja) | 1995-04-14 | 1996-04-15 | 光磁気記録方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08339587A true JPH08339587A (ja) | 1996-12-24 |
| JP2937862B2 JP2937862B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=26452541
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11849496A Expired - Fee Related JP2937862B2 (ja) | 1995-04-14 | 1996-04-15 | 光磁気記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2937862B2 (ja) |
-
1996
- 1996-04-15 JP JP11849496A patent/JP2937862B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2937862B2 (ja) | 1999-08-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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