JPH08339924A - リアクタ - Google Patents
リアクタInfo
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- JPH08339924A JPH08339924A JP7143262A JP14326295A JPH08339924A JP H08339924 A JPH08339924 A JP H08339924A JP 7143262 A JP7143262 A JP 7143262A JP 14326295 A JP14326295 A JP 14326295A JP H08339924 A JPH08339924 A JP H08339924A
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- JP
- Japan
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- iron core
- winding
- coil
- cushioning material
- reactor
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- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リアクタのコイルと鉄心間の緩衝材の巻き膨
れを抑え、巻線作業性を向上させることを目的とする。 【構成】 鉄心1のコーナ部9にコの字状の緩衝材6を
配し、その上から直接コイル2を巻回することにより、
緩衝材6は巻線傷の保護において必要最小限の箇所のみ
を覆うこととなり、緩衝材6による巻き膨れを抑えるこ
とができる。
れを抑え、巻線作業性を向上させることを目的とする。 【構成】 鉄心1のコーナ部9にコの字状の緩衝材6を
配し、その上から直接コイル2を巻回することにより、
緩衝材6は巻線傷の保護において必要最小限の箇所のみ
を覆うこととなり、緩衝材6による巻き膨れを抑えるこ
とができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気・電子機器に使用さ
れるリアクタに関するものである。
れるリアクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8に従来例のリアクタの基本構成を示
す。1および4は鉄心、2はコイル、3は絶縁紙を兼ね
たコアギャップスペーサ、5は固定のための金具を示
す。なお金具5は鉄心4に溶接などの手段で固定され
る。このリアクタ構造に於いて、鉄心1は金具5や取付
けのためにアースされる鉄心4とは完全に分離,絶縁さ
れている。従ってコイル2の鉄心1に対する絶縁は基本
的に必要でない構成となっている。このため、コイル2
は鉄心1に直接、直か巻きすることが可能となる。しか
しその場合、実際には矩形断面を有する鉄心1のコーナ
部で、巻き付け時のテンションにより、直か巻きされた
コイル2のエナメル電線が傷つき易く、コイル内のター
ン間短絡になりかねない。これを防止するため図9に示
すようにあらかじめ巻線したコイル2を後から鉄心1に
組込むとか、また図10に示すように鉄心1の矩形断面
の外周の全周に適当な緩衝材6を巻いて、その上からコ
イル2を巻く方法が採られていた。
す。1および4は鉄心、2はコイル、3は絶縁紙を兼ね
たコアギャップスペーサ、5は固定のための金具を示
す。なお金具5は鉄心4に溶接などの手段で固定され
る。このリアクタ構造に於いて、鉄心1は金具5や取付
けのためにアースされる鉄心4とは完全に分離,絶縁さ
れている。従ってコイル2の鉄心1に対する絶縁は基本
的に必要でない構成となっている。このため、コイル2
は鉄心1に直接、直か巻きすることが可能となる。しか
しその場合、実際には矩形断面を有する鉄心1のコーナ
部で、巻き付け時のテンションにより、直か巻きされた
コイル2のエナメル電線が傷つき易く、コイル内のター
ン間短絡になりかねない。これを防止するため図9に示
すようにあらかじめ巻線したコイル2を後から鉄心1に
組込むとか、また図10に示すように鉄心1の矩形断面
の外周の全周に適当な緩衝材6を巻いて、その上からコ
イル2を巻く方法が採られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9の
場合の従来例では、鉄心1とコイル2の組込み作業性の
面より、どうしてもコイル2の内径寸法を鉄心1の矩形
断面寸法より大きくせざるを得ない。そのためコイル2
を形成するための電線の使用量が増えてしまい、コスト
上極めて不利であった。
場合の従来例では、鉄心1とコイル2の組込み作業性の
面より、どうしてもコイル2の内径寸法を鉄心1の矩形
断面寸法より大きくせざるを得ない。そのためコイル2
を形成するための電線の使用量が増えてしまい、コスト
上極めて不利であった。
【0004】また、図10の場合、緩衝材6を鉄心1の
外周に全周に亘って巻き付ける必要があり、その緩衝材
6の材料費や巻き付け作業の増大を招き、量産コスト上
不利となっていた。また実際には、緩衝材6はかなりの
大きさの巻線テンションを持った巻線によって鉄心1の
コーナ部に押しつけられることになるため、これに耐え
るために、かなりの機械的強度を有する材質の緩衝材6
が必要となる。機械的強度の強い、即ち一般的には固い
材質のものは巻き付けにくかったり、コーナ部でクラッ
クが入り易くなるため、実際上、固くて薄いものを何重
か巻き付けることになり、結果その巻き付け作業性が著
しく低下して量産コスト上極めて不利となるものであっ
た。
外周に全周に亘って巻き付ける必要があり、その緩衝材
6の材料費や巻き付け作業の増大を招き、量産コスト上
不利となっていた。また実際には、緩衝材6はかなりの
大きさの巻線テンションを持った巻線によって鉄心1の
コーナ部に押しつけられることになるため、これに耐え
るために、かなりの機械的強度を有する材質の緩衝材6
が必要となる。機械的強度の強い、即ち一般的には固い
材質のものは巻き付けにくかったり、コーナ部でクラッ
クが入り易くなるため、実際上、固くて薄いものを何重
か巻き付けることになり、結果その巻き付け作業性が著
しく低下して量産コスト上極めて不利となるものであっ
た。
【0005】また、直角のコーナを有する鉄心1に緩衝
材6を巻き付ける場合、図11のように緩衝材6が太鼓
状に膨れ易く、緩衝材6の厚さ,強度,巻き付け回数が
増すにつれてその度合が大きくなる。一方、コイル2を
鉄心1に巻線する際、緩衝材6が巻かれた鉄心1を図1
2および図13の如く、巻線治具(側板)7の堀り込み
部8にはめこんで鉄心1を固定する。そのため、この堀
り込み部8の寸法は図11での膨れを含めた寸法Wおよ
びLより少なくとも大きい寸法W’,L’にしなければ
ならない。ところが巻線時には強い巻線テンションによ
って、この緩衝材6の巻き膨れの寸法分だけ側板7の堀
り込み部8内で鉄心1ががたつくことになり、スムース
な巻線ができなくなる。極端な場合は巻線不可能にな
る。
材6を巻き付ける場合、図11のように緩衝材6が太鼓
状に膨れ易く、緩衝材6の厚さ,強度,巻き付け回数が
増すにつれてその度合が大きくなる。一方、コイル2を
鉄心1に巻線する際、緩衝材6が巻かれた鉄心1を図1
2および図13の如く、巻線治具(側板)7の堀り込み
部8にはめこんで鉄心1を固定する。そのため、この堀
り込み部8の寸法は図11での膨れを含めた寸法Wおよ
びLより少なくとも大きい寸法W’,L’にしなければ
ならない。ところが巻線時には強い巻線テンションによ
って、この緩衝材6の巻き膨れの寸法分だけ側板7の堀
り込み部8内で鉄心1ががたつくことになり、スムース
な巻線ができなくなる。極端な場合は巻線不可能にな
る。
【0006】さらにまた、巻線できたとしても、コイル
2も緩衝材6の膨れに応じて太鼓状に膨れることとな
り、巻線の占積率低下,使用電線量の増加によるコスト
上昇などの問題を招くことになる。このため、緩衝材6
の巻き膨れを極力、最小限に抑える必要があった。
2も緩衝材6の膨れに応じて太鼓状に膨れることとな
り、巻線の占積率低下,使用電線量の増加によるコスト
上昇などの問題を招くことになる。このため、緩衝材6
の巻き膨れを極力、最小限に抑える必要があった。
【0007】本発明はこのような従来の問題点を解決す
るものであり、緩衝材ならびに生産性の優れたリアクタ
を提供することを目的とするものである。
るものであり、緩衝材ならびに生産性の優れたリアクタ
を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のリアクタは、夫々コイルに貫通して挿入され
た、電磁鋼板を積層してなる第1の鉄心2個を並列せし
め、これらを別の電磁鋼板を積層してなる第2の鉄心2
個とをコアギャップスペーサを介して突き合わせてロの
字状の磁路を形成し、矩形断面を有する前記第1の鉄心
のコーナ部にコの字状の緩衝材を介して直接コイルを巻
回したものである。
に本発明のリアクタは、夫々コイルに貫通して挿入され
た、電磁鋼板を積層してなる第1の鉄心2個を並列せし
め、これらを別の電磁鋼板を積層してなる第2の鉄心2
個とをコアギャップスペーサを介して突き合わせてロの
字状の磁路を形成し、矩形断面を有する前記第1の鉄心
のコーナ部にコの字状の緩衝材を介して直接コイルを巻
回したものである。
【0009】また、夫々コイルに貫通して挿入された、
電磁鋼板を積層してなる第1の鉄心2個を並列せしめ、
これらと別の電磁鋼板を積層してなる第2の鉄心2個と
をコアギャップスペーサを介して突き合わせてロの字状
の磁路を形成し、矩形断面を有する前記第1の鉄心のコ
ーナ部にR加工を施し、何ら緩衝材なしにこれに直接コ
イルを巻回したものである。
電磁鋼板を積層してなる第1の鉄心2個を並列せしめ、
これらと別の電磁鋼板を積層してなる第2の鉄心2個と
をコアギャップスペーサを介して突き合わせてロの字状
の磁路を形成し、矩形断面を有する前記第1の鉄心のコ
ーナ部にR加工を施し、何ら緩衝材なしにこれに直接コ
イルを巻回したものである。
【0010】
【作用】上記構成にすることにより、コーナ部以外の直
線部分ではコイルが鉄心に押しつけられて曲げられたり
することがないので巻回によるコイル傷は生じないた
め、直線部分には緩衝材はなくてもよい。これにより緩
衝材の材料使用量およびその巻き付け工数を大幅に低減
させることができる。そしてもっと重要なことは、緩衝
材を鉄心の外周の全周に巻き付ける必要がないので、緩
衝材の巻き膨れ、ひいては巻線の膨れを抑止することが
できることである。
線部分ではコイルが鉄心に押しつけられて曲げられたり
することがないので巻回によるコイル傷は生じないた
め、直線部分には緩衝材はなくてもよい。これにより緩
衝材の材料使用量およびその巻き付け工数を大幅に低減
させることができる。そしてもっと重要なことは、緩衝
材を鉄心の外周の全周に巻き付ける必要がないので、緩
衝材の巻き膨れ、ひいては巻線の膨れを抑止することが
できることである。
【0011】また、コイル巻回時に巻線に傷を付ける原
因である鉄心の直角のコーナがなくなり、何ら緩衝材を
用いることなく、巻回時のコイル傷を防止する構造を得
ることができる。
因である鉄心の直角のコーナがなくなり、何ら緩衝材を
用いることなく、巻回時のコイル傷を防止する構造を得
ることができる。
【0012】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例であるリアク
タについて図1を参照して説明する。なお、本実施例の
リアクタは、基本的には図8に示した従来のリアクタと
同じ構成であるので、基本構成図は省略し、同一構成部
分には同一番号を付して詳細な説明を省略する。図1に
おいて、矩柵型の電磁鋼板を積層して溶接,突き出し圧
接,接着などの手段でブロック化され、矩形断面をなす
鉄心1の外周にコの字状の緩衝材6を貼付けなどで取付
け、その上からコイル2を直接巻回する。
タについて図1を参照して説明する。なお、本実施例の
リアクタは、基本的には図8に示した従来のリアクタと
同じ構成であるので、基本構成図は省略し、同一構成部
分には同一番号を付して詳細な説明を省略する。図1に
おいて、矩柵型の電磁鋼板を積層して溶接,突き出し圧
接,接着などの手段でブロック化され、矩形断面をなす
鉄心1の外周にコの字状の緩衝材6を貼付けなどで取付
け、その上からコイル2を直接巻回する。
【0013】鉄心1の外周のうち直線部分では、巻回時
コイル2の巻線は精々鉄心1の平坦部に触れる程度であ
り、コイル2の巻回による傷は生じず、その部分の緩衝
材は不要である。従って巻線テンションによって巻線
時、コイル2に傷を与える可能性が高いコーナ部9のみ
を覆えば、コイル2の巻回によって発生する巻線の傷を
有効に防止することができるのである。
コイル2の巻線は精々鉄心1の平坦部に触れる程度であ
り、コイル2の巻回による傷は生じず、その部分の緩衝
材は不要である。従って巻線テンションによって巻線
時、コイル2に傷を与える可能性が高いコーナ部9のみ
を覆えば、コイル2の巻回によって発生する巻線の傷を
有効に防止することができるのである。
【0014】なお、緩衝材6の材質としては、矩形断面
を有する鉄心1に巻き付ける際、特に直角のコーナ部9
に沿って容易に巻き付けられる柔らかさ、巻き付けた
後、直角のコーナ部9に巻いた箇所でクラックや破れが
生じない粘り、そしてさらに、巻線時に巻線によって鉄
心1の直角のコーナ部9に押しつけられても破れない強
度を有したものが求められる。材料費の経済性,巻き付
け作業性を考慮すると、鉄心1への巻き付け方向と緩衝
材6の繊維の長さとが一致した繊維質の材料がこれに適
し、本実施例では高密度タイプのクラフト紙を用いた。
巻線の線径によって巻線テンションを変えることになる
ため、緩衝材6にかかる力もそれに応じて変わってく
る。緩衝材6の厚さや幾重巻きにするかもそれらの実際
にかかる力や巻き付け作業性などの実用に応じて選択す
ればよい。
を有する鉄心1に巻き付ける際、特に直角のコーナ部9
に沿って容易に巻き付けられる柔らかさ、巻き付けた
後、直角のコーナ部9に巻いた箇所でクラックや破れが
生じない粘り、そしてさらに、巻線時に巻線によって鉄
心1の直角のコーナ部9に押しつけられても破れない強
度を有したものが求められる。材料費の経済性,巻き付
け作業性を考慮すると、鉄心1への巻き付け方向と緩衝
材6の繊維の長さとが一致した繊維質の材料がこれに適
し、本実施例では高密度タイプのクラフト紙を用いた。
巻線の線径によって巻線テンションを変えることになる
ため、緩衝材6にかかる力もそれに応じて変わってく
る。緩衝材6の厚さや幾重巻きにするかもそれらの実際
にかかる力や巻き付け作業性などの実用に応じて選択す
ればよい。
【0015】このような構成にすることにより緩衝材6
の使用量を実用上必要最小限に減らすことができ、同時
にその貼付け作業もそれに応じて低減される。さらにま
た緩衝材6の巻き膨れが抑止されることにより、巻線作
業性の改善,電線使用量の低減をも計れるものである。
の使用量を実用上必要最小限に減らすことができ、同時
にその貼付け作業もそれに応じて低減される。さらにま
た緩衝材6の巻き膨れが抑止されることにより、巻線作
業性の改善,電線使用量の低減をも計れるものである。
【0016】また、緩衝材6として、ロール方向に対し
直角の方向の引張破断強度に比べてロール方向の引張破
断強度が3倍以上の繊維質材料を使用したり、緩衝材6
として、0.05mm以上の厚さを有する材料を2枚以
上重ねて使用したり、コイル2を構成する電線として直
径0.5から3mmの範囲のマグネットワイヤを使用す
ることも有用である。
直角の方向の引張破断強度に比べてロール方向の引張破
断強度が3倍以上の繊維質材料を使用したり、緩衝材6
として、0.05mm以上の厚さを有する材料を2枚以
上重ねて使用したり、コイル2を構成する電線として直
径0.5から3mmの範囲のマグネットワイヤを使用す
ることも有用である。
【0017】(実施例2)さらに、第2の実施例を図2
に示す。鉄心1の4箇所のコーナ部9に夫々4個のL字
状の緩衝材6を取付ける構成も緩衝材の使用量をさらに
ミニマム化する方策として有用である。鉄心1への貼付
け作業性との兼ね合いで選択すればよい。
に示す。鉄心1の4箇所のコーナ部9に夫々4個のL字
状の緩衝材6を取付ける構成も緩衝材の使用量をさらに
ミニマム化する方策として有用である。鉄心1への貼付
け作業性との兼ね合いで選択すればよい。
【0018】(実施例3)また、第3の実施例を図3に
て説明する。鉄心1のコーナ部9に図示の如く、研削や
或いは溶接トーチで溶融するなどの手段でR加工を施す
ことにより、緩衝材6を使う必要がないようにした構成
である。ここでRの大きさは、実際に使用する電線の線
径、エナメル皮膜の種類,物性,巻線時に採用する巻線
テンションの大きさなどによって決められる。このよう
な構成にすることにより、コイル2を鉄心1に巻線する
時、巻き付けはコーナ部9のRに沿って巻かれるため緩
衝材6はなくともコーナ部9における巻き付け傷は基本
的に発生しない。ただし、実際にはR加工の精度や研削
表面の出来具合、さらには研削の削りくずや異物のR部
への表面付着などによって巻線傷が生ずる可能性がある
ため、これをも防ぐために、数十μm程度の厚さのポリ
エステルテープなどを万一の保護用としてコーナ部9に
貼ってもよい。
て説明する。鉄心1のコーナ部9に図示の如く、研削や
或いは溶接トーチで溶融するなどの手段でR加工を施す
ことにより、緩衝材6を使う必要がないようにした構成
である。ここでRの大きさは、実際に使用する電線の線
径、エナメル皮膜の種類,物性,巻線時に採用する巻線
テンションの大きさなどによって決められる。このよう
な構成にすることにより、コイル2を鉄心1に巻線する
時、巻き付けはコーナ部9のRに沿って巻かれるため緩
衝材6はなくともコーナ部9における巻き付け傷は基本
的に発生しない。ただし、実際にはR加工の精度や研削
表面の出来具合、さらには研削の削りくずや異物のR部
への表面付着などによって巻線傷が生ずる可能性がある
ため、これをも防ぐために、数十μm程度の厚さのポリ
エステルテープなどを万一の保護用としてコーナ部9に
貼ってもよい。
【0019】(実施例4)さらに、第4の実施例を図4
にて説明する。完全なRではないが、図4のように鉄心
1のコーナ部9で、少しづつ長さを変えた電極鋼板を積
層して、コーナRを階段形状で近似する構成も有用であ
る。
にて説明する。完全なRではないが、図4のように鉄心
1のコーナ部9で、少しづつ長さを変えた電極鋼板を積
層して、コーナRを階段形状で近似する構成も有用であ
る。
【0020】(実施例5)さらにまた、第5の実施例と
して図5に示すように積層鉄心の両端に、電磁鋼板もし
くは鉄板の端をカールしたものを使うことによって、鉄
心1のコーナ部9にRを設けることも有用である。
して図5に示すように積層鉄心の両端に、電磁鋼板もし
くは鉄板の端をカールしたものを使うことによって、鉄
心1のコーナ部9にRを設けることも有用である。
【0021】(実施例6)次に、本発明の第6の実施例
であるリアクタについて図6および図7を用いて説明す
る。
であるリアクタについて図6および図7を用いて説明す
る。
【0022】図6において鉄心1の側端部に、端面にR
を有する、いわゆる、かまぼこ形状の部材10を夫々設
置し、その上からコイル2を直接巻回している。部材1
0の材質としては、一般的には絶縁性を有するプラスチ
ック類が用いられるが、磁気特性の多少の低下を犠牲に
すれば鉄板,アルミニュウム,ステンレスなどの金属性
材料の使用も可能である。
を有する、いわゆる、かまぼこ形状の部材10を夫々設
置し、その上からコイル2を直接巻回している。部材1
0の材質としては、一般的には絶縁性を有するプラスチ
ック類が用いられるが、磁気特性の多少の低下を犠牲に
すれば鉄板,アルミニュウム,ステンレスなどの金属性
材料の使用も可能である。
【0023】また、図7に示す如く、図3の場合と異な
る対辺についても、同様の構成を適用することが可能で
ある。この場合、部材10の材質としては磁気特性面か
ら鉄板などの磁性材料を用いた方が有利であるが、部材
の加工面からプラスチックなどの非磁性の材料を用いる
のも有用である。
る対辺についても、同様の構成を適用することが可能で
ある。この場合、部材10の材質としては磁気特性面か
ら鉄板などの磁性材料を用いた方が有利であるが、部材
の加工面からプラスチックなどの非磁性の材料を用いる
のも有用である。
【0024】また、鉄心1を構成する最も外側の電磁鋼
板自身の両端部にR加工を施したものを使っても図4の
場合と同様の構成を得ることができる。
板自身の両端部にR加工を施したものを使っても図4の
場合と同様の構成を得ることができる。
【0025】
【発明の効果】上記実施例の説明から明らかなように本
発明のリアクタは、コの字状の緩衝材を使って実際に必
要な箇所、即ち鉄心の直角のコーナ部だけを有効に覆う
ことによって鉄心に直接巻回するコイルの傷を防止する
構成を得るものであり、緩衝材の使用量を大幅に低減す
ることができる。
発明のリアクタは、コの字状の緩衝材を使って実際に必
要な箇所、即ち鉄心の直角のコーナ部だけを有効に覆う
ことによって鉄心に直接巻回するコイルの傷を防止する
構成を得るものであり、緩衝材の使用量を大幅に低減す
ることができる。
【0026】また、緩衝材の鉄心への貼付け作業性も、
従来のように全周に巻き付ける場合に比べて大幅に改善
される。さらにまた緩衝材の巻き膨れを防止でき、巻線
性の向上,使用電線量の低減などの効果が得られるもの
である。
従来のように全周に巻き付ける場合に比べて大幅に改善
される。さらにまた緩衝材の巻き膨れを防止でき、巻線
性の向上,使用電線量の低減などの効果が得られるもの
である。
【0027】また、鉄心の直角のコーナ部に直接加工し
てRを設けることによって、緩衝材を全く使用しなくて
も、鉄心にコイルを直接巻回した時の巻線傷が生じない
リアクタ構成を得ることができ、リアクタの使用材料の
コストを低減できる。さらに緩衝材の鉄心への貼付け作
業もなくなるので、リアクタ製作工数も低減できる。
てRを設けることによって、緩衝材を全く使用しなくて
も、鉄心にコイルを直接巻回した時の巻線傷が生じない
リアクタ構成を得ることができ、リアクタの使用材料の
コストを低減できる。さらに緩衝材の鉄心への貼付け作
業もなくなるので、リアクタ製作工数も低減できる。
【図1】(イ)は本発明の第1の実施例のリアクタの第
1の構成図 (ロ)は同リアクタの第2の構成図
1の構成図 (ロ)は同リアクタの第2の構成図
【図2】本発明の第2の実施例のリアクタの構成図
【図3】本発明の第3の実施例のリアクタの構成図
【図4】本発明の第4の実施例のリアクタの構成図
【図5】本発明の第5の実施例のリアクタの構成図
【図6】本発明の第6の実施例のリアクタの第1の構成
図
図
【図7】同リアクタの第2の構成図
【図8】従来のリアクタの断面図
【図9】従来のリアクタのコイルと鉄心の組立説明図
【図10】従来のリアクタの鉄心直か巻き用緩衝材の巻
き付け説明図
き付け説明図
【図11】同リアクタの緩衝材の巻き付け膨れに関する
説明図
説明図
【図12】同リアクタの巻線治具(側板)の説明図
【図13】同リアクタの巻線方法の説明図
1,4 鉄心 2 コイル 3 コアギャップスペーサ 5 固定金具 6 コイルと鉄心の間の緩衝材 7 巻線治具(側板) 8 同上に鉄心をはめ込むための堀り込み部 9 鉄心のコーナ部 10 かまぼこ形状の部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 豊田 正平 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 尾藤 俊章 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 夫々コイルに貫通して挿入された、電磁
鋼板を積層してなる第1の鉄心2個を並列せしめ、これ
らと別の電磁鋼板を積層してなる第2の鉄心2個とをコ
アギャップスペーサを介して突き合わせてロの字状の磁
路を形成し、矩形断面を有する前記第1の鉄心のコーナ
部にコの字状の緩衝材を介して直接コイルを巻回したこ
とを特徴とするリアクタ。 - 【請求項2】 夫々コイルに貫通して挿入された、電磁
鋼板を積層してなる第1の鉄心2個を並列せしめ、これ
らと別の電磁鋼板を積層してなる第2の鉄心2個とをコ
アギャップスペーサを介して突き合わせてロの字状の磁
路を形成し、矩形断面を有する前記第1の鉄心のコーナ
部にR加工を施し、これに直接コイルを巻回したことを
特徴とするリアクタ。 - 【請求項3】 夫々コイルに貫通して挿入された、電磁
鋼板を積層してなる第1の鉄心2個を並列せしめ、これ
らと別の電磁鋼板を積層してなる第2の鉄心2個とをコ
アギャップスペーサを介して突き合わせてロの字状の磁
路を形成し、矩形断面を有する前記第1の鉄心の少なく
とも一対の対辺の両側端部に、端面にRを有する部材を
取付けて直接コイルを巻回したことを特徴とするリアク
タ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7143262A JPH08339924A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | リアクタ |
| KR1019970700803A KR970705157A (ko) | 1995-06-09 | 1996-06-06 | 리액터 및 그 제조방법(reactor and method of making the same) |
| PCT/JP1996/001530 WO1996042096A1 (fr) | 1995-06-09 | 1996-06-06 | Reacteur et procede de production correspondant |
| CN96190856A CN1076509C (zh) | 1995-06-09 | 1996-06-06 | 电抗线圈及其制造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP7143262A JPH08339924A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | リアクタ |
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| JPH08339924A true JPH08339924A (ja) | 1996-12-24 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7143262A Pending JPH08339924A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | リアクタ |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08339924A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009296015A (ja) * | 2009-09-18 | 2009-12-17 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 車載用電力変換装置 |
| CN102594052A (zh) * | 2011-01-07 | 2012-07-18 | 山东中际电工装备股份有限公司 | 满圆式涨块扩涨机构 |
| JPWO2018079402A1 (ja) * | 2016-10-31 | 2019-03-14 | 株式会社村田製作所 | インダクタ |
| CN112627379A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-04-09 | 华南理工大学 | 一种用于装配式钢结构外挂墙板的耗能减震上节点 |
-
1995
- 1995-06-09 JP JP7143262A patent/JPH08339924A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009296015A (ja) * | 2009-09-18 | 2009-12-17 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 車載用電力変換装置 |
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