JPH08340112A - 再充電可能な電池素子の保護装置およびこの装置を備えるmosfetトランジスタ - Google Patents

再充電可能な電池素子の保護装置およびこの装置を備えるmosfetトランジスタ

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JPH08340112A
JPH08340112A JP8036875A JP3687596A JPH08340112A JP H08340112 A JPH08340112 A JP H08340112A JP 8036875 A JP8036875 A JP 8036875A JP 3687596 A JP3687596 A JP 3687596A JP H08340112 A JPH08340112 A JP H08340112A
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voltage
charge
transistor
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JP8036875A
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Joseph D Farley
ディー.ファーリィー ジョセフ
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Texas Instruments Inc
Original Assignee
Texas Instruments Inc
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    • HELECTRICITY
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  • Protection Of Static Devices (AREA)
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチング素子の特性として、一方向で低
い導通抵抗とオフ状態インピーダンスを有しかつ他方向
で無限に近いオーム値と定められたオフ状態インピーダ
ンスを与えるようにする。 【解決手段】 MOSFET形の電界効果トランジスタ
において、基体(11)上に、第1の形の、第1の導電
率レベルを有するエピタキシャル層(12)を形成し、
そのエピタキシャル層に、第2の形の、第2の伝導率レ
ベルを有するゲート領域(14)と、第1の形の、第3
の導電率レベルを有するドレイン領域(18)とを形成
し、上記ゲート領域(14)に、第1の形の、上記ドレ
イン領域(18)の導電率レベルと同じ導電率レベルを
有するソース領域(16)を形成し、上記ドレイン領
域、上記エピタキシャル層およびゲートバッキング領域
の路によってダイオード(Dn)が形成され、このダイ
オードは上記トランジスタがオンの時にソース・ドレイ
ン方向に定められるインピーダンスを有するようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、再充電可能な電池
素子のための充電監視および保護装置に関する。より詳
細には、本発明は、特に再充電可能なリチウム電池のた
めの、過充電、過放電、過度の温度上昇、回路のショー
ト、低抵抗での大電流に対する保護を与える自動的充電
監視装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】特に、本発明において
は、以下の事項を課題として想定している。 (1) 再充電可能なリチウム電池素子が過充電で損傷
されないようにする。 (2) 再充電可能なリチウム電池素子が過放電のため
に損傷されないようにする。 (3) 幾つかのリチウム電池素子からなるセットを完
全充電する過程で充電バランスをとるようにする。 (4) 幾つかのリチウム電池素子からなるセットの完
全放電での電圧で充電バランスをとるようにする。 (5) 低動作抵抗と直列にスイッチを設けるようにす
る。 (6) 電流測定素子としても使用できる半導体スイッ
チを設けるようにする。 (7) 電池セルおよび電子回路に対する過電流および
過度の温度上昇についての機械的および電子的な安全性
を与えるようにする。 (8) 電池モジュールの過電圧に対する安全性を与え
るようにする。 (9) 1つあるいはそれ以上の電池素子が破壊するよ
うな場合に電池電流を監視するようにする。 (10) 訂正し電流のみを必要とする単一のチップに
電子回路を集積化する。 (11) 小形、軽重量および低組立コストのモジュー
ルの形態で保護装置を製造するようにする。 (12) 電子的および機械的組立体を単一のコンパク
トなユニットに統合する。 (13) リチウム電池モジュールを充電するため、N
iCdおよびNiMH電池素子の充電に通常使用される
充電器を使用できるようにする。
【0003】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の目的
は、MOSFET形の電界効果トランジスタにおいて、
基体上に、第1の形の、第1の導電率レベルを有するエ
ピタキシャル層を形成し、そのエピタキシャル層に、第
2の形の、第2の伝導率レベルを有するゲート領域と、
第1の形の、第3の導電率レベルを有するドレイン領域
とを形成し、上記ゲート領域に、第1の形の、上記ドレ
イン領域の導電率レベルと同じ導電率レベルを有するソ
ース領域を形成し、上記ドレイン領域、上記エピタキシ
ャル層およびゲートバッキング領域の路によってダイオ
ードが形成され、このダイオードは上記トランジスタが
オンの時にソース・ドレイン方向に定められるインピー
ダンスを有することを特徴とするMOSFET形の電界
効果トランジスタを提供することにある。
【0004】本発明の別の目的は、再充電可能な電池素
子を保護する保護装置において、上記電池素子のそれぞ
れと並列に接続され、互いに直列に接続した対応するシ
ャーントレギュレータが設けられ、それらの制御電極は
基準電圧源によって供給される基準電圧と共に上記電池
素子の下方および上方スレッショルド電圧のそれぞれの
比較器に与えられることができる上記電池素子の電圧を
表す抵抗の回路網に接続され、一方向で低い導通抵抗と
オフ状態インピーダンスを有しかつ他方向で無限に近い
オーム値と定められたオフ状態インピーダンスとを有す
るスイッチングエレメントが設けられ、このスイッチン
グエレメントは電池素子の直列の組の最も負の端子と保
護装置の負端子との間に接続され、上記電池素子の充電
および放電の状態を調整する目的で上記スイッチングエ
レメントの状態を変えるように上記比較器からの出力信
号で上記スイッチングエレメントを制御する制御手段を
設けたことを特徴とする保護装置を提供することにあ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、添付図面を参照して単
に例示的に記載されるに過ぎない以下の説明を読めばよ
り良く理解できるであろう。
【0006】図1に示される再充電可能な電池素子のた
めの保護装置は、機械的保護ユニット2と、電子回路ユ
ニット4、6、8および10とから構成される。これは
直列に接続した電池素子I,IIのための保護を与える
ように設計されている。この保護装置および電池素子は
一緒になって、保護される電池モジュールを形成し、そ
の端子Vbat +およびVbat −には充電器または適用装
置、あるいは充電器/適用装置の組み合わせ装置が接続
できる。明瞭化の目的で、ヒステリシス回路、フィルタ
回路および電池素子出力レベルがある低電圧レベルにな
った時に静電流を減少する回路は示されていない。機械
的保護ユニットは、Vbat +端子と直列に接続された電
池素子の内の最も正の電極、すなわち電池素子Iの正電
極との間に接続されたバイメタルのストリップスイッチ
2である。
【0007】直列に接続された電池素子の内の最も負の
電極、すなわち電池素子IIの負電極は、特別な構造を
有するMOSFET電力スイッチングトランジスタ4を
介して電池モジュールの負端子Vbat −に接続される。
バイメタルのストリップスイッチ2は、例えば、テキサ
スインスツルメンツによって製造されているZmm小形
バイメタル・ストリップシリーズから選ばれた保護装置
である。バイメタルのストリップスイッチ2の代わり
に、特別な構造でポリマーあるいはセラミックから作ら
れた正の温度係数のサーミスタが使用できる。FETト
ランジスタ4は、実際は、電力スイッチングMOSFE
Tトランジスタであり、これについては図2を参照して
後述する。各電池素子I、IIは、それに関連した対応
する電子回路6および8を有している。これら回路6お
よび8の回路要素については、同一の参照記号にそれぞ
れ1および2の添え数字加えて以下説明する。抵抗R1
1とシャントレギュレータS11との直列回路は電池素
子Iの両端子に接続されている。
【0008】シャントレギュレータS11の制御電極は
2つの抵抗R13およびR14の接続点に接続され、こ
れら抵抗は電池素子Iと並列の直列抵抗回路を形成する
ように抵抗R12と直列に接続されている。電池素子I
と関連する回路6は、更に、電池素子Iの両端子に同様
並列に接続した比較器組立体C1を含んでいる。この比
較器組立体C1は2つの電圧比較器C11、C12を含
み、これらそれぞれは2つの入力と温度安定化基準電圧
源Vref を有する。比較器C11の正入力は抵抗R1
2、R13の接続点に接続され、比較器C12の負入力
は抵抗R13およびR14の接続点に接続されている。
【0009】比較器C11の負入力および比較器C13
の正入力は共に基準電圧源Vref に接続されている。比
較器C11の出力はFETトランジスタN12のゲート
に接続され、比較器C12の出力はFETトランジスタ
N11のゲートに接続されている。これらFETトラン
ジスタN11およびN12のソースおよびドレインは電
池素子Iの正の端子に接続されている抵抗R15と直列
に接続される。電池素子Iに関連した回路8は添え字1
を割り当てた回路6のものと同じ回路要素を含んでい
る。回路8の比較器C21、C22と関連するトランジ
スタN22,N21のソース・ドレイン路は抵抗R16
と直列に接続され、これらの直列回路は2つの電池素子
I、IIの組と並列に接続されている。
【0010】トランジスタN12およびN11と直列の
抵抗R15はFETトランジスタM11のゲートに接続
され、トランジスタN22およびN21と直列の抵抗R
16はFETトランジスタM12のゲートに接続され
る。MOSFETトランジスタ4のソース・ドレイン路
は電池素子IIの負の端子と電池モジュールのVbat −
端子との間に接続されている。抵抗R18はMOSFE
Tトランジスタ4のソースおよびゲート間に接続され、
これを通常オフに保持する。シャント電圧レギュレータ
S11およびS21はそれらの電圧調整機能に影響せず
にこれらレギュレータの加熱を制限するために直列の抵
抗R11およびR21を使用しており、これら抵抗は、
また、低電圧充電バランス時、および電池素子電圧の異
常設定でのある動作時に電流制限を行う。
【0011】比較器ユニットC1、C2は、抵抗R1
5、R16およびトランジスタN11N12、N21、
N22と共に、電池素子電圧ウインドウを作り、このウ
インドウ内でMOSFET電力トランジスタ4はオンに
され、その波形がAで示されている。比較器ユニットC
1、C2は、抵抗R12、R13、R14、R22、R
23、R24およびシャントレギュレータS11、S2
1と共に、電池素子電流のシャント動作が生じる最大お
よび最小電圧を調整する。MOSFETトランジスタ4
は図1ではドレイン・ソース領域、ゲート電極および抵
抗Rnと直列のダイオードDnで表され、この直列イン
ピーダンスはMOSFETトランジスタ4のドレインお
よびソース間に接続されたものとして表される。バイメ
タルのストリップスイッチ2とMOSFETトランジス
タ4との間には、電子保護回路10が接続されており、
これもまた保護装置の集積化された回路の一部を形成す
る。
【0012】抵抗Rbはバイメタルのユニット内でそれ
に良好な熱接触した状態で配置されている。保護回路1
0は電力装置の動作障害の検出時、あるいは集積回路全
体の過熱状態の検出時に抵抗Rbを流れる電流を切り換
える。抵抗Rbを流れる電流の効果はバイメタルのスト
リップスイッチを加熱してそれをオープンの状態にする
ことにある。それは、保持電流がバイメタルのストリッ
プスイッチの正の温度係数の抵抗を流れた後でもオンに
留まるように設計されてもよく、その場合スイッチが閉
じるのは充電電流がカットオフした時だけである。テキ
サスインスツルメント社から入手できるZmm保護装置
はこのような態様で動作する。抵抗Rbの代わりに、正
の温度係数のサーミスタ(PTCサーミスタ)も同様に
使用することができ、これはバイメタルのストリップス
イッチを開にすることができあるいはPTCサーミスタ
を動作させることができるポリマーあるいはセラミック
から作られる。
【0013】MOSFETトランジスタ4の構造は図2
に示されており、これは基体11を含み、その基体上に
はn−ドープしたエピタキシャル層12が成長されて形
成される。エピタキシャル層12内には、p領域14が
ゲート用に拡散され、そのp領域内にn+ソース領域1
6が同様拡散されて形成される。同じn+ドーパントが
ドレイン電極18を形成するようにエピタキシャル層1
2内に同時に拡散される。トランジスタ4の抵抗Rn
は、ゲートバッキングのpドーパントおよびエピタキシ
ャルn−ドーパントによって定められるか、あるいはゲ
ートバッキングのpドーパントにより必然的に定められ
る抵抗値を用いるようにソース16とゲートバッキング
14との間に適切な接続を行うことによって定められる
か、あるいはソースとp領域の外側に存在するであろう
ゲートバッキングとの間に適切な抵抗を接続することに
よって定められる。これら全ての場合でも、MOSFE
Tトランジスタ4の構成において、それがオン・オフす
る時の過渡電圧によって装置がオフになってしまうこと
を回避するための配慮を行うことが適切である。
【0014】n+ドレイン領域18はゲート領域14の
そばに拡散される。ダイオードDnはそのアノードとし
てゲートp領域14と、そのカソードとしてエピタキシ
ャル層12のn−領域とを含んでいる。記載されるFE
Tトランジスタ4はnMOSFETであり、それを注意
深く構造化しかつチャンネルの幅/長さ(W/L)比を
最大にすることによって、極めて低い導通抵抗を有する
MOSFETトランジスタを得ることができる。更に、
エピタキシャル層12の下に重くドープした埋設層を作
ることも可能である。この埋設層がn形でドープされる
場合には、この層は導電性を増大させ、基体がn形の時
にスプリアス垂直トランジスタ作用を制限する。最小の
装置サイズでの大きなW/L比は、更に、極めて小さな
ゲート長を与える、自動アライメント機能を持った二重
拡散技術を用いても得られる。
【0015】FETトランジスタ4は、そのソースSと
ゲートGとの間に接続した抵抗R18(図1)により通
常オフに保持されている。比較器C1およびC2の出力
はFETトランジスタ4をスイッチして、電池素子の全
ての電圧が安全動作モードで充電および放電状態にある
時に、このFETトランジスタ4により電池電流が流れ
るようにする。このFETトランジスタ4は、特に、モ
ジュール形の電池保護装置への適用のために構成された
新規な形式のFETトランジスタである。このFETト
ランジスタの特性およびその新たなブロッキング特性
は、
【0016】
【数1】
【0017】のような関係によって定められる。ここ
で、Vtoはソースが直接ゲートバッキングに接続した
時のトランジスタ4のスレッショルド電圧であり、項p
hi(metal−Si)は金属−シリコン仕事関数で
あり、項2Phi(f)は強い転移をセットアップする
時の表面電位に関連し、項Qcx/Coxgは一定の酸
化物電荷であり、項Qb/Coxgは消耗されるべきゲ
ートの下での全体的な電荷であり、項Qimplant
/Coxgはセットアップ電荷Vtの注入である。ソー
スS(16)は、ゲートバッキングの全体的な効果から
生じるようなVtの変調を回避するために通常ゲートバ
ッキングに電気的に接続されている。電圧Vsbがソー
スおよびゲートバッキング間に存在するときには、その
結果のVtの変更は
【0018】
【数2】
【0019】として定められうる。ここで、Gamma
は体効果パラメータと呼ばれ、Esi、q、Nsub,
Vsbは、それぞれ、シリコンの誘電率、電子での電荷
の値、ゲート領域のドーピングのレベル、ソース・ゲー
トバッキング電圧を表す。新たなスイッチは、逆方向オ
フ状態インピーダンスZoffsdを定めるためダイオ
ードDnおよび抵抗Rnを用いる間ではVtの導通電圧
スレッショルドを保持する。順方向オフ状態インピーダ
ンスZoffdsは、通常ターンオフ状態すなわち無限
のオーム値への閉成状態にあるFETトランジスタのも
のを同様に保持する。従って、これらインピーダンスは
【0020】
【数3】
【0021】のようになる。電池素子がそれらの通常の
動作電圧ウインドウにある時には、FETトランジスタ
4は、
【0022】
【数4】
【0023】で示すように、そのトライオード領域で動
作するようにスイッチされる。ここで、K’およびW/
Lは、それぞれ、移動度の定数およびFETのチャンネ
ルに対する幅対長さ比を表す。これは、この領域での低
いドレイン・ソース電圧Vdsに対してMOSFETが
一定のゲート・ソース電圧のための抵抗特性を有してい
ることを示す。最も低い導通抵抗Ronを得るために
は、所定の電圧Vgsに対して最も低い電圧Vtが必要
である。
【0024】更に、次の点を配慮する必要がある。 (1) MOSFET4が導通している時にソース16
をゲートバッキングに接続することによって、最小Vt
電圧を与えるVtoを使用すること。 (2) ダイオードDnと直列に抵抗Rn(その抵抗値
は本発明の保護装置への適用に対しては10から500
オームであり、あるいはシステムの要求に依存する)を
得るようにゲートバッキング接触部を適所に配置するこ
と。 (3) MOSFETがオンの時に、電池電流の測定を
必要とするシステムにおいて電位障壁から引かれる電圧
によりMOSFETが電流検出抵抗としても使用される
ことができるようにゲートで一定の電圧を使用するこ
と。この抵抗の絶対値および特性パラメータは電池モジ
ュールの不揮発性メモリに記憶されることができる。
【0025】抵抗Rnを定めるための他の手段は、ゲー
トバッキングが別個の端子として導出されるような4端
子MOSFETを使用して達成される(この場合、条件
Vtoを保持しかつスイッチング転移の過程でオフにな
ることを回避するようにソース16とゲートバッキング
との間に集積回路チップ上の並列抵抗を接続する)。こ
れにより、MOSFETの外側に、装置の逆インピーダ
ンスを定める、ダイオードおよび直列の抵抗を配置する
ことが可能となる。従って、MOSFETトランジスタ
4は、本実施例において、極めて低い導通抵抗と通常の
オフ方向の無限に近いオフインピーダンスを有し、かつ
逆オフ方向ではダイオードDnと抵抗Rnとによって決
定される値を有するn極性の新規なMOSFET電力ト
ランジスタである。それは本発明により保護装置のため
に構成される。抵抗Rnの値は、動作の過程で充電器で
達成される最大電圧および充電バランスのために選ばれ
た電流のレベルによって決定される。
【0026】図3の論理回路は電池素子の電圧の関数と
して低電圧分路および高電圧分路を選択するようになっ
ている。図3に示された電圧バランス制御論理回路は、
比較器C11、C21にそれぞれ接続した入力を含んで
いる1組の論理素子20に接続された抵抗R17を含
む。2つのFETトランジスタ24、26は、シャーン
トレギュレータS11の入力電極を、最小および最大電
池素子電圧でいつ分路がなされなければならないかを定
めるVth11あるいはVth12に接続するために使
用される。それらは電池素子Iに割り当てられ、電池素
子Iのための最小および最大安全動作スレッショルドを
定める点Vth11およびVth12間に直列に接続さ
れたソース・ドレイン路を有している。FETトランジ
スタ24、26のドレインはシャーントレギュレータS
11の制御電極に接続される。これらトランジスタのゲ
ートは、共に、抵抗R17と1組の論理素子20との間
に接続される。
【0027】2つのFETトランジスタ28、30は、
シャーントレギュレータS21の入力電極を、最小およ
び最大電池素子電圧でいつ分路が電池素子IIに対して
なされなければならないかを定めるVth21あるいは
Vth22に接続するために使用される。それらは電池
素子IIに割り当てられ、電池素子IIのための最小お
よび最大安全動作スレッショルドを定める点Vth21
およびVth22間に直列に接続されたソース・ドレイ
ン路を有している。FETトランジスタ28、30のド
レインはシャーントレギュレータS21の制御電極に接
続される。これらFETトランジスタ28、30のゲー
トは、電池素子Iの正の端子に接続した抵抗R18と1
組の論理素子20との間に接続される。
【0028】図4は、バイメタルのストリップ素子2と
図1および3を参照して記載した回路4、6、8および
電子的保護回路10からなる集積回路34が近接して載
置されている回路基板を示す。電池素子IおよびIIの
横断面が点線で表されている。これら電池素子は印刷回
路基板32の寸法内に含まれる。本発明による保護装置
の電子回路は、本願出願人によって開発されかつTI−
PRISMと呼ばれるリニアMOSパワー技術およびL
in−Bi−CMOS技術を用いて単一の集積回路チッ
プの形態で作られる。回路34とバイメタルのストリッ
プ2は単一のプラスティックに収納されてもよい。図1
に示された保護システムは2つの電池素子によって形成
される電池モジュールのために意図されているが、集積
回路の技術が所要の最大電圧に耐えることができる限り
より多くの数の電池素子に容易に拡大できる。このよう
な保護システムは単一の再充電可能な電池素子に適用で
きることも理解されたい。
【0029】この保護システムの動作を種々の動作区分
を考慮して次に記載する。1つの例として、2.5ボル
トおよび4.2ボルトの動作電圧を有するリチウム・イ
オン電池素子が当該保護システムの動作原理を説明する
ために使用される。ヒステリシス回路、過渡電圧のフィ
ルタ、遅延回路および静電流減少回路は説明の明瞭化の
ため省略されている。 動作区分1:Vcellが2.5Vに等しいかあるいは
それ以下であるような過放電を行った電池素子の場合。 (a) 1.5ボルトよりも小さいときには、その電池
素子の電流は電子回路によって0にスイッチされる。 (b) 各電池素子I、IIの電圧が2.5ボルトより
も小さければ、シャーントレギュレータS1、S2はオ
フにされる。従って、MOSFETトランジスタ4ある
いは放電電流に対してオフ方向にあるダイオードDnを
通って電流は流れない。 (c) 電池素子I、IIの内の一方の電圧が2.5ボ
ルトよりも小さい時には、他方の電池素子(その電圧は
2.5ボルトよりも高い)のシャーントレギュレータは
それらを2.5ボルトに切り換えるように設定される。
これは電池素子全てを2.5ボルトでバランスする。 (d) 充電器が電池モジュールのVbat +、Vbat −
に接続される場合には、MOSFETトランジスタ4は
オフに留まるが、抵抗Rnによって制限される電流はダ
イオードDnおよび抵抗Rnによって電池素子を通って
流れる。 (e) 次いで、全ての電池素子が2.5ボルトに達し
たら、シャーントレギュレータS11、S21はリセッ
トされて4.2ボルトでの電流に切り換える。
【0030】動作区分2:電池素子の電圧が4.2Vよ
りも小で2.5Vよりも大であるような通常の動作範囲
内にある電池素子の場合。 (a) 全ての電池素子の電圧が2.5ボルトよりも大
きい場合、シャーントレギュレータの全てはそれぞれの
電池素子当たり4.2ボルト以上での電流に切り換える
ように設定される。 (b) 全ての電池素子I、IIがこの電圧範囲にある
場合には、MOSFETトランジスタ4はオンにされ、
充放電電流に対して直列に極めて低い抵抗値を有するよ
うになる。 (c) 単一の電池素子からなる電池モジュールに対し
ては、あるいはMOSFETトランジスタ4をスイッチ
するための電圧が充分に高くなく、このトランジスタが
所要の低導通抵抗値Ronに達しない時には、それが極
めて低い導通抵抗値を呈するために必要な高いゲート・
ソース電圧まで電位障壁基準電圧をチャージポンプが増
幅することができる。一定のゲート・ソース電圧は、ま
た、MOSFETトランジスタに対して、それが電流検
出抵抗として使用されることができるようにする抵抗特
性を与える。
【0031】動作区分3:電池素子の電圧が4.2Vを
越える過充電の場合。 (a) シャーント電圧レギュレータS11、S21
は、電圧素子Iの電圧あるいは電池素子IIの電圧が
4.2ボルトに達すると、それぞれオンになる。 (b) 比較器C11あるいはC12の出力は最早MO
SFETトランジスタ4をオンに保持せず、この結果そ
れは通常のオフ状態をとる。4.2V以上の電池素子が
あればそれはMOSFETをオフにするようにそれをス
イッチする。 (c) 充電器(図示せず)が電池モジュールに接続し
ている時には、そのためにその電流は抵抗Rnとダイオ
ードDnに制限され、これは電池素子が4.2Vに達し
た場合のみである。4.2V以下の電池素子が減少した
電流で充電され続ける時には充電バランス動作が行わ
れ、最後には全ての電池素子が4.2V間で充電され、
全てのシャーントレギュレータは減少した充電電流をダ
イオードDnおよび抵抗Rnを介して充電器に戻すよう
に導通させる。 (d) 充電器を取り外す時には、電池素子はそれらの
動作電圧範囲(2.5V−4.2V)になり、MOSF
ETトランジスタ4はオンに保持されて、充電および放
電電流が低抵抗トライオード領域において流れる。
【0032】動作区分4:障害状態。 (a) ある障害のためにMOSFETトランジスタ4
がショート回路になり、また電池モジュールの端子をシ
ョート回路にする障害状態といったようなその可能性が
少ない事象においては、バイメタルのストリップ素子2
が開き、障害状態が電池モジュールから取り除かれるま
でこの状態に留まる。 (b) 異常に大きな電流が電池素子を通って流れ、M
OSFETトランジスタ4がその安全動作範囲外になる
かあるいは集積回路が異常に高温になる場合には、電子
保護回路は低い電圧をバイメタルのストリップ素子に付
与して、それを介して誘起した電流がバイメタルのスト
リップスイッチを開にするのに充分そのストップスイッ
チを加熱させる。 (c) 保護回路は、それが所定値よりも大きな電池モ
ジュール電圧Vbat +、Vbat −を検出すると、バイメ
タルのストリップスイッチを開く。 (d) 全ての電子制御手段(MOSFETトランジス
タ4、充電器、電子保護回路)が急速充電の過程で事故
を受け、かつ電池素子IおよびIIが高温になる場合に
は、バイメタルのストリップ素子は予備の機械的安全保
護装置として働き、電池モジュールに流れる電流を停止
する。 (e) 1つの電池素子(電池素子IまたはII)が事
故に遭う場合には、事故に遭った電池素子は2.5Vよ
りも低い電圧を呈し、この結果MOSFETトランジス
タ4をオフにするようにそれをスイッチし、このように
して電池モジュールの大きな電流の流れを中断する。こ
のため、他の電池素子はシャーントレギュレータによっ
てゆっくりと放電され、この場合に抵抗R12、R22
は放電電流の大きさを制限する。
【0033】図5に示される回路は図1の回路を形成す
る第一の部分を含んでおり、その回路要素は同じ参照番
号が付されており、従って再度記載しない。第二の部分
はEEPROM40のような不揮発性メモリを有し、そ
の正の電源供給端子は電池素子IおよびIIと熱交換関
係にある温度センサ42に接続される。メモリ40の出
力は電池モジュールの端子44と、表示、電圧および温
度測定のための大きな時定数を有する回路および発光ダ
イオードからなる表示モジュール46とに接続されてい
る。EEPROMメモリ40および温度センサのための
電源電圧は共通の端子Vccからとることができる。表
示モジュール46は充電状態表示スイッチ48を介して
Vbat +端子に接続される。不揮発性メモリ40には、
充電状態に対応する時間に電池素子I、IIに対する電
池充電状態パラメータを記憶することが可能である。表
示モジュールは電池素子の電圧および温度を測定しかつ
メモリ40に含まれている充電状態データを読み出すた
めのある電子的手段を含んでいる。それは低い分解能
で、たとえば4レベルLED組立体を用いて表示される
べき電池素子の充電レベルを決定する。従って、充電状
態の正確な測定はモジュール上のこのような表示ユニッ
トに対しては不要である。表示スイッチ48が押される
時、メモリのルックアップテーブルに基づいた充電状態
は、温度補正された電圧の一覧表をもってすれば、表示
のためには充分である。
【0034】図6に示されるフローチャートは、充電測
定回路を構成する応用回路50とインターフェイスす
る、充電状態指示器を備えた保護される電池モジュール
を示している。充電測定応用回路は、充電測定アルゴリ
ズム、充電状態の正確な測定を行うための回路要素、応
用回路および電池モジュール54間の実時間クロックお
よびデータバス52を含んでいる。電池モジュールは電
池素子55、保護装置56および例えばEEPROMメ
モリ57のような不揮発性メモリを含んでいる。メモリ
57は、(1)実時間基準、(2)温度、電圧、対応す
る電流、(3)対応する充電状態、(4)充電、放電定
数および他の充電決定パラメータを保持する。EEPR
OMメモリ57は充電状態表示装置に接続された表示イ
ンターフェイス回路58に接続されている。このインタ
ーフェイス回路および表示ユニットはこのモジュールの
充電状態表示オプションが必要な場合のみ使用される。
【0035】応用回路による充電測定のためのシステム
は図7に示され、これは低コストの電池モジュール60
および図5の電池モジュールに適用可能である。低コス
トの電池モジュール60は電池素子IおよびIIと、温
度センサ42が接続されるEEPROMメモリ40と、
機械的保護バイメタルストリップスイッチ2とを含んで
いる。電池モジュール60は一組の電池素子の充電状態
データを保持するために使用されうる。これらはNiC
d,NiMH等の電池素子の組にすることができる。以
下の記載は図5および図7に示された電池モジュールシ
ステムの両者に適用する。EEPROMメモリ40は、
電池モジュールが適用回路に接続されると、マイクロプ
ロセッサ62によって信号が供給される。この結果、そ
れは、適用回路に接続されていない時でも、電池素子I
およびIIから電流を引き出さない。充電状態データお
よび他のデータは、データバスインターフェイス80を
介して充電管理マイクロプロセッサ62によって主プロ
セッサ(図示せず)に渡されることができる。この時、
主プロセッサは適用回路のためのエネルギー管理機能を
行うことができる。
【0036】保護される電池モジュール60は5つの端
子63−67によってマイクロプロセッサ62に接続さ
れる。端子63はバイメタルのストリップスイッチ2を
介して電池素子の正側に接続し、充電器の適用部分のた
めの正のエネルギー端子となる。端子64は電池素子I
およびIIのための温度検出端子であり、不揮発性メモ
リ40のための電源を共有させることができる。端子6
5および66は不揮発性メモリ40と適用装置との間で
インターフェイスバス、例えば12Cを形成するクロッ
クおよびデータ端子である。端子67は電池モジュール
の負の端子と適用回路のマイクロプロセッサ62に関連
した電流検出抵抗68とを接続するための端子である。
マイクロプロセッサ62のアナログ入力70は、電池電
圧Veに関連した電圧Vp、電池素子の温度Tpに関連
した電圧および電池素子の電流Ipのための入力であ
る。
【0037】高分解能アナログ・デジタル変換器72に
送られるように回路70および71では多重化が行われ
ている。アナログ・デジタル変換器の複合化された電位
障壁安定化電圧基準76は演算増幅器73の非反転入力
に接続されている。その出力はFETトランジスタ74
のゲートに接続される。増幅器73の反転入力はFET
トランジスタ74のソースおよび抵抗75に接続され
る。抵抗75の他端はより高い複合化の電位障壁電圧に
結合される。回路要素73、74および75は電流源を
形成する。FETトランジスタ74は一定の電流を与
え、この一定電流はこれと抵抗値87の積によって、そ
れが抵抗88と接続される時にはその一定電流と抵抗8
8の値の積によって決定される電圧シフトを与えるよう
に使用される。得られる電圧シフトのため、充電および
放電電流は電流検出抵抗68の両端子で測定される電圧
から制御されることができる。電流源およびアナログ・
デジタル変換器はシステムの高精度の測定を与える同じ
電位障壁電圧基準を使用する。
【0038】電池モジュール60の端子64は充電測定
マイクロプロセッサ62の万能入力・出力I/O端子7
7の1つに接続されてもよい。同様に2つの他の入力・
出力端子77は、例えばプロトコル12Cによるクロッ
ク並びにCLKおよびDATA情報の動作のため、電池
モジュールの不揮発性メモリの端子65および66に接
続される。マイクロプロセッサ62は、また、局部発振
器79と、適用回路の主コンピュータ(図示せず)と通
信を行うための通信バスと、ROMメモリ82、RAM
メモリ83、中央処理ユニットおよびタイミング手段8
5、リセット手段86並びに実時間ウオッチドッグ中断
装置89のようなマイクロプロセッサの動作にとって必
要な他のユニットとを有している。
【0039】上述したマイクロプロセッサ形の充電測定
構成のために、電池素子IおよびIIの管理は適用回路
の充電管理処理器によって制御されることができ、充電
状態および他の電池データはそれらを表示して適用回路
の周辺装置のエネルギーを管理する目的で主コンピュー
タに送られることができる。本発明による電池モジュー
ルおよびその充電状態の監視の解決法と、この技術分野
で従来提案された解決法との間の相違は次の通りであ
る。 (a) nMOSFET回路要素4のような単一の電力
スイッチの使用。これにより、2つのFETを用いる従
来の解決法に比較し半分の導通抵抗を与えることができ
る。 (b) 電池モジュールからの電流が5アンペアにまで
達してしまうようなポータブルコンピュータ、ポータブ
ルGMSのような大電流の適用装置でのエネルギー損失
および大きな温度上昇の影響は大きく減少される。10
0Mオームで(例えば、50mオームの冷状態抵抗のP
TCR保護エレメントとそれぞれ25mオームの2つの
電力MOSFETとを用いる現在のシステムにおい
て)、2.5ワットが消散されるが、本発明の保護シス
テムはそれを少なくとも半分だけ減少することを意図す
る(例えば、RバイメタルストリップとRMOSFET
とを用いて50ミリオーム以下)。MOSFETは、充
電状態指示を必要とするシステムにおいてそれが検出抵
抗器として使用される時には一定のゲート・ソース電圧
に設計されることができる。これは、更に、電池からの
エネルギーの損失を少なくし、システムからの熱消散を
向上させる。
【0040】(c) システムが正の温度係数を用いる
ポリマーあるいはセラミックから作られた保護システム
と共に一般的に使用される際には、ショート回路保護ヒ
ューズは不要である。これは、更にエネルギー損失を減
少させ、回路要素の数と電池モジュールの全体コストを
低下させる。 (d) バイメタルストリップは再使用可能なヒューズ
の作用を呈する。 (e) 新規なMOSFETは、極めて低い導通抵抗
と、順方向では無限値に近いオフ抵抗および逆方向で定
められるオフインピーダンスとを有している。 (f) 高および低電圧レベルで充電をバランスするた
めおよび過充電を回避するためシャーントレギュレータ
S11、S21が使用される。 (g) バイメタルストリップ2は正の温度係数を有す
る保護装置よりも導通抵抗が低く、時間経過による抵抗
値のドリフトも改善される。 (h) 提案されたバイメタルストリップエレメントは
抵抗Rbを有し、それを通って主電池電流の通路を開く
ように加熱電流が付与されることができる。 (i) 電子保護回路は集積回路の動作のための安全パ
ラメータ(温度、過電流および電池電圧)を検出し、こ
のような状況が検出されたら、電池電流を中断するよう
に電流が抵抗Rbに流れるようにされる。
【0041】(j) この保護システムは機械的および
電子的要素からなる単一の保護ユニットに向かって発展
させることができる。充電状態メモリおよび図7に示さ
れたような充電状態を表示する選択自由の装置に関する
限り、それはまた任意の化学的特性のエレメントを備え
た低コストの電池モジュール60に適用可能である。 (k) 不揮発性メモリが電池モジュールに組み込ま
れ、電池パラメータ、充電状態データ並びに対応する時
間測定値、データ、電圧、電流および温度データを保持
するために使用される。 (l) 発光ダイオード表示モジュールは、不揮発性メ
モリからデータおよび充電状態テーブルをよみ、図5の
スイッチ48を押すことで要求されるとLED3または
4レベルユニットにより温度補正された電圧の読みが表
示されるようにする対応する電子回路を含んでいる。正
確な充電測定は、電池モジュールが適用装置に接続され
規則的に不揮発性メモリに書き込まれる度に適用装置に
よって行われる。
【0042】(j) 電源電圧および電池モジュールの
不揮発性メモリは温度センサで共用可能である。これは
電池素子からの電流の消費を回避し、不揮発性メモリと
適用装置の充電測定マイクロプロセッサ62との間に正
確な電圧でのインターフェースレベルを与える。温度測
定時に、不揮発性メモリはその電源カットオフ状態に置
かれる。例えば、数マイクロアンペアの程度といった、
それが消費する電流は温度測定の正確さに影響を与えな
い程十分に小さい。 (n) 電池モジュール60はその回路の複雑さの程度
が低いため極めて廉価になる。充電測定機能は適用装置
によって行われる。
【0043】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。 (1) MOSFET形の電界効果トランジスタにおい
て、基体11上に、第1の形の、第1の導電率レベルを
有するエピタキシャル層12を形成し、そのエピタキシ
ャル層に、第2の形の、第2の伝導率レベルを有するゲ
ート領域14と、第1の形の、第3の導電率レベルを有
するドレイン領域18とを形成し、上記ゲート領域14
に、第1の形の、上記ドレイン領域18の導電率レベル
と同じ導電率レベルを有するソース領域16を形成し、
上記ドレイン領域、上記エピタキシャル層およびゲート
バッキング領域の路によってダイオードDnが形成さ
れ、このダイオードは上記トランジスタがオンの時にソ
ース・ドレイン方向に定められるインピーダンスを有す
ることを特徴とするMOSFET形の電界効果トランジ
スタ。 (2) 第1項記載の電界効果トランジスタにおいて、
更に、上記ソース領域16とゲートバッキング領域14
との間に抵抗Rnを含んだことを特徴とする電界効果ト
ランジスタ。 (3) 第2項記載の電界効果トランジスタにおいて、
上記抵抗Rnは上記ゲートバッキング領域14および上
記エピタキシャル領域12に形成され、あるいは上記ソ
ースおよびゲートバッキング間に接続した外部の抵抗に
よって形成されることを特徴とする電界効果トランジス
タ。 (4) 第2項および第3項記載の電界効果トランジス
タにおいて、上記電界効果トランジスタは、そのトライ
オードモード動作領域で低導通抵抗特性を有し、上記ド
レインから上記ソースに向かう電流の流れ方向に無限に
近いオーム値のオフ抵抗を有し、かつ更に逆ソース・ド
レインオフ方向に上記ダイオードDnと上記抵抗Rnと
によって決定されるインピーダンスを有することを特徴
とする電界効果トランジスタ。 (5) 第1項から第4項までの任意の項に記載の電界
効果トランジスタにおいて、上記エピタキシャル層12
の領域はエピタキシャル成長によって得られるn−形で
あり、上記ゲート領域14はp形領域であり、上記ソー
ス領域 16はn+形領域であり、上記ドメイン領域1
8はn+形領域であることを特徴とする電界効果トラン
ジスタ。 (6) 第1項から第5項までの任意の項に記載の電界
効果トランジスタにおいて、上記電界効果トランジスタ
は、一方向において極めて低い導通抵抗とオフ状態イン
ピーダンスを有するスイッチングエレメントを構成し、
そのスイッチングエレメントは逆方向において無限に近
いオーム値と定められたオフ状態インピーダンスとを有
することを特徴とする電界効果トランジスタ。
【0044】(7) 再充電可能な電池素子を保護する
保護装置において、上記電池素子I、IIのそれぞれと並
列に接続され、互いに直列に接続した対応するシャーン
トレギュレータS11、R11、S21、R21が設け
られ、それらの制御電極は基準電圧源Vref によって供
給される基準電圧と共に上記電池素子の下方および上方
スレッショルド電圧Vth11、Vth12、Vth2
1、Vth22のそれぞれの比較器C11、C12、C
21、C22に与えられることができる上記電池素子の
電圧を表す抵抗の回路網に接続され、一方向で低い導通
抵抗とオフ状態インピーダンスを有しかつ他方向で無限
に近いオーム値と定められたオフ状態インピーダンスと
を有する第6項記載のスイッチングエレメント4が設け
られ、このスイッチングエレメントは電池素子の直列の
組の最も負の端子と保護装置の負端子Vbat −との間に
接続され、上記電池素子I、IIの充電および放電の状態
を調整する目的で上記スイッチングエレメント4の状態
を変えるように上記比較器C11、C12、C21、C
22からの出力信号で上記スイッチングエレメント4を
制御する制御手段を設けたことを特徴とする保護装置。 (8) 第7項記載の保護装置において、上記MOSF
ETトランジスタ4が充電状態を測定するシステムにお
いて電流検出素子として使用できるようにする抵抗特性
をこのトランジスタに与える一定ゲート・ソース電圧制
御手段を更に含んだことを特徴とする保護装置。 (9) 第7項記載の保護装置において、この保護装置
の正端子Vbat +と上記電池素子I、IIの組の正の端子
との間に接続した熱保護素子2を更に含んだことを特徴
とする保護装置。
【0045】(10) 第9項記載の保護装置におい
て、上記熱保護装置はバイメタルのストリップであるこ
とを特徴とする保護装置。 (11) 第9項記載の保護装置において、上記熱保護
装置は、ポリマーあるいはセラミックから作られた、正
の温度係数を有するサーミスタ装置であることを特徴と
する保護装置。 (12) 第7項から第11項までの1項記載の保護装
置において、上記シャーントレギュレータS11、S2
1の制御電極を制御するために論理的にドライブされる
上記比較器C11、C12、C21、C22からの出力
信号を用いて低および高電圧充電バランスを行う選択論
理回路20、22、24、26、28、30を更に含ん
だことを特徴とする保護装置。 (13) 第7項から第11項までの1項記載の保護装
置において、この保護装置の電源端子Vbat +、Vbat
−に接続された電子保護回路10を更に含んだことを特
徴とする保護装置。 (14) 第7項から第13項までの1項記載の保護装
置において、上記電池素子I、IIの充電状態に対応する
時間および日付データ、並びに上記電池素子の技術およ
び充電/放電特性に関連する上記電池素子の他の特性を
記憶するための不揮発性メモリ40を更に含んでおり、
このメモリ40は温度センサ42に接続されており、上
記メモリ40および温度センサ42には上記保護装置の
外部の共通な電源Vccによって電圧が供給されること
を特徴とする保護装置。
【0046】(15) 第13項記載の保護装置におい
て、充電状態スイッチ48の制御の下で上記メモリ40
に含まれるデータに従って充電の状態を表示する装置4
6を更に設けたことを特徴とする保護装置。 (16) 第15項記載の保護装置において、電圧およ
び温度測定回路と、酸化減少電位を設定するための時間
に時間的に匹敵するゼロにリセットさせられうる大きな
時定数を有する時定数回路とを更に含んでおり、上記時
定数回路は、適用装置によって上記メモリ40に書き込
まれた充電の後者の状態、あるいは酸化減少期間の再循
環の後に電池組立体の充電切替スイッチが作動される時
に読まれる電圧および温度に対応する充電の状態を表示
できることを特徴とする保護装置。 (17) 第1項から第16項までの1項記載の保護装
置において、NiCdあるいはNiMH電池素子のため
の共通の充電器で電池モジュールを充電可能にする自動
充電制御手段を更に含んだことを特徴とする保護装置。 (18) 電池モジュール60において、与えられた化
学的特性の1組の電池素子I、IIと、温度検出器42
と、過度の高温度に対して保護する装置と、上記組の電
池素子I、IIの充電の状態を指示するために必要なデー
タを記憶するために使用される不揮発性メモリ40と、
この不揮発性メモリ40と接続したマイクロプロセッサ
を有し、上記電池モジュールに接続するように意図され
た適応装置の一部を形成する電池管理システム62とを
有することを特徴とする電池モジュール。
【0047】(19) 開示された装置は、電池素子
I、IIのそれぞれと並列に接続され、かつ互いに直列に
接続した対応するシャーントレギュレータS11、R1
1、を設けており、それらの制御電極は、基準電圧源V
ref によって供給される基準電圧と共に上記電池素子の
下方および上方スレッショルド電圧Vth11、Vth
12、Vth21、Vth22のそれぞれの比較器C1
1、C12、C21、C22に与えられることができる
上記電池素子の電圧を表す抵抗の回路網に接続され、ま
た、電池素子の直列の組の最も負の端子と保護装置の負
端子Vbat −との間に接続され、低い導通抵抗と定めら
れたオフ状態インピーダンスとを有するスイッチングM
OSFETトランジスタ4と、上記電池素子I、IIの充
電および放電の状態を調整する目的で上記スイッチング
エレメント4の状態を変えるように上記比較器C11、
C12、C21、C22からの出力信号で上記スイッチ
ングエレメント4を制御する制御手段とを設けている。
それはNiCdおよびNiMH電池素子のための共通の
充電器の使用を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電池素子のための保護装置の回路
図であり、Aの部分は、1つの素子の波形および図1の
装置の対応する比較器からの出力信号の波形を表す図で
ある。
【図2】図1の保護装置を構成する上で使用される新規
なnMOSFET電界効果トランジスタの構造の断面の
模式図である。
【図3】高または低充電レベルのバランスを選択するた
めに使用される論理の詳細な構成の電気回路図である。
【図4】保護されるべき電池素子を有する保護装置の1
つの例示的な組立体の概略平面図である。
【図5】充電状態指示器を備えている、本発明による電
池素子用保護装置の他の実施例の電気回路図である。
【図6】本発明による保護装置を備えた電池管理フロー
チャートである。
【図7】種々の化学的特性の電池素子に対して適用可能
な充電状態メモリを有する廉価な電池モジュール(過大
電圧、過小電圧に対する保護は必須ではない)の回路図
であり、この回路図はまた適用装置による管理の機能の
インターフェイスをもしめす。
【符号の説明】
4 MOSFETトランジスタ 11 基体 12 エピタキシャル層 14 ゲート領域 16 ソース領域 18 ドレイン領域 Dn ダイオード Rn 抵抗

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MOSFET形の電解効果トランジスタ
    において、基体(11)上に、第1の形の、第1の導電
    率レベルを有するエピタキシャル層(12)を形成し、
    そのエピタキシャル層に、第2の形の、第2の伝導率レ
    ベルを有するゲート領域(14)と、第1の形の、第3
    の導電率レベルを有するドレイン領域(18)とを形成
    し、上記ゲート領域(14)に、第1の形の、上記ドレ
    イン領域(18)の導電率レベルと同じ導電率レベルを
    有するソース領域(16)を形成し、上記ドレイン領
    域、上記エピタキシャル層およびゲートバッキング領域
    の路によってダイオード(Dn)が形成され、このダイ
    オードは上記トランジスタがオンの時にソース・ドレイ
    ン方向に定められるインピーダンスを有することを特徴
    とするMOSFET形の電解効果トランジスタ。
JP8036875A 1995-02-23 1996-02-23 再充電可能な電池素子の保護装置およびこの装置を備えるmosfetトランジスタ Pending JPH08340112A (ja)

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FR9504409 1995-04-12

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