JPH08340191A - 電磁波吸収体 - Google Patents
電磁波吸収体Info
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- JPH08340191A JPH08340191A JP7143496A JP14349695A JPH08340191A JP H08340191 A JPH08340191 A JP H08340191A JP 7143496 A JP7143496 A JP 7143496A JP 14349695 A JP14349695 A JP 14349695A JP H08340191 A JPH08340191 A JP H08340191A
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- electromagnetic wave
- resonator
- wave absorber
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 19GHzおよび60GHzに代表される準
ミリ波帯域およびミリ波帯域において、幅広い斜め入射
角に対応できる軽量かつ薄型の共振型電磁波吸収体の提
供。 【構成】 ミリ波帯あるいは準ミリ波帯において共鳴す
る共振器を結合剤中に有する電磁波吸収層を含む電磁波
吸収体。
ミリ波帯域およびミリ波帯域において、幅広い斜め入射
角に対応できる軽量かつ薄型の共振型電磁波吸収体の提
供。 【構成】 ミリ波帯あるいは準ミリ波帯において共鳴す
る共振器を結合剤中に有する電磁波吸収層を含む電磁波
吸収体。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁波吸収体に関し、
特にミリ波および準ミリ波帯域において電磁波を効率的
に吸収し、かつ、斜めからの入射電磁波に対しても良好
な吸収を示す共振型電磁波吸収体に関する。
特にミリ波および準ミリ波帯域において電磁波を効率的
に吸収し、かつ、斜めからの入射電磁波に対しても良好
な吸収を示す共振型電磁波吸収体に関する。
【0002】
【従来の技術】高度情報化が進むに従い、有線による情
報の伝達から無線による情報の伝達へと着実に情報通信
技術は移行してきている。大量の情報を高速に伝えるこ
とのできるマルチメディアが発達しつつあり、通信シス
テムに利用される周波数帯域は高周波数側へと拡大して
きた。
報の伝達から無線による情報の伝達へと着実に情報通信
技術は移行してきている。大量の情報を高速に伝えるこ
とのできるマルチメディアが発達しつつあり、通信シス
テムに利用される周波数帯域は高周波数側へと拡大して
きた。
【0003】現在、通信システムに利用されつつある周
波数帯域として、1.9GHz帯および2.45GHz帯の
準マイクロ波帯域、および19GHz帯の準ミリ波帯域
がある。準マイクロ波帯域は、パーソナル・ハンディ・
ホン・システム(PHS)と中速無線LANの構内無線
機器に、そして準ミリ波帯域は高速無線LANの構内無
線機器にあてられている。
波数帯域として、1.9GHz帯および2.45GHz帯の
準マイクロ波帯域、および19GHz帯の準ミリ波帯域
がある。準マイクロ波帯域は、パーソナル・ハンディ・
ホン・システム(PHS)と中速無線LANの構内無線
機器に、そして準ミリ波帯域は高速無線LANの構内無
線機器にあてられている。
【0004】また近い将来、60GHz帯のミリ波帯域
が超高速無線LANとして用いられることにより、情報
通信技術の大きな飛躍が期待されている。
が超高速無線LANとして用いられることにより、情報
通信技術の大きな飛躍が期待されている。
【0005】これらの周波数帯域での需要が拡大するに
従い、電磁波の相互干渉、遅延分散にともなう混信、誤
動作や盗聴などの問題発生が懸念される。
従い、電磁波の相互干渉、遅延分散にともなう混信、誤
動作や盗聴などの問題発生が懸念される。
【0006】電磁波吸収体としては、一般にフェライト
焼結体タイルがよく知られているが、単位面積当たりの
重量が膨大なものであり、また1GHz以上の周波数で
は反射量が大きくなり、吸収能はほとんど示さなかっ
た。
焼結体タイルがよく知られているが、単位面積当たりの
重量が膨大なものであり、また1GHz以上の周波数で
は反射量が大きくなり、吸収能はほとんど示さなかっ
た。
【0007】導体板上に一定の距離を隔てて抵抗膜を置
いたものや、フェライトと樹脂との複合体を積層したも
のも知られているが、この電磁波吸収体は基本概念とし
て層の厚さを電磁波の波長の4分の1に整合させる方法
をとっており、斜めからの入射波に対して良好な吸収特
性が得られない欠点、吸収する帯域が狭い欠点および単
位面積当たりの重量が大きい欠点を持っていた。
いたものや、フェライトと樹脂との複合体を積層したも
のも知られているが、この電磁波吸収体は基本概念とし
て層の厚さを電磁波の波長の4分の1に整合させる方法
をとっており、斜めからの入射波に対して良好な吸収特
性が得られない欠点、吸収する帯域が狭い欠点および単
位面積当たりの重量が大きい欠点を持っていた。
【0008】カーボンブラックなどの粉体を発泡ポリウ
レタン中に分散したピラミッド形状のものを多数敷き詰
めた電磁波吸収体も知られているが、吸収体の厚みが非
常に大きくなり、その形状から取り扱いが不便であり電
波暗室などの特殊な環境以外では、用いることは困難で
あった。
レタン中に分散したピラミッド形状のものを多数敷き詰
めた電磁波吸収体も知られているが、吸収体の厚みが非
常に大きくなり、その形状から取り扱いが不便であり電
波暗室などの特殊な環境以外では、用いることは困難で
あった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、19GHz
帯および60GHz帯に代表される準ミリ波帯域および
ミリ波帯域において、幅広い斜め入射角に対応できる軽
量かつ薄型の共振型電磁波吸収体を提供する。
帯および60GHz帯に代表される準ミリ波帯域および
ミリ波帯域において、幅広い斜め入射角に対応できる軽
量かつ薄型の共振型電磁波吸収体を提供する。
【0010】
【技術の概要】ミリ波および準ミリ波帯域において共鳴
する共振器を、金属磁性体や金属酸化物磁性体で、ある
いは金属磁性体や金属酸化物磁性体の粒子を誘電損失を
有する結合剤中に分散した材料で作製し、その共振器を
吸収体として用いることにより、高効率な電磁波吸収体
を得ることができた。特に金属酸化物磁性体を結合剤中
に分散した共振器は広い周波数帯域において高吸収特性
を示した。また、この吸収体は粒状(球形や矩形)の共
振器の散乱効果を利用していること、および、共振器の
共振作用を利用していることから、斜めからの入射電磁
波に対しても良好な吸収能を示す特徴を持つ。
する共振器を、金属磁性体や金属酸化物磁性体で、ある
いは金属磁性体や金属酸化物磁性体の粒子を誘電損失を
有する結合剤中に分散した材料で作製し、その共振器を
吸収体として用いることにより、高効率な電磁波吸収体
を得ることができた。特に金属酸化物磁性体を結合剤中
に分散した共振器は広い周波数帯域において高吸収特性
を示した。また、この吸収体は粒状(球形や矩形)の共
振器の散乱効果を利用していること、および、共振器の
共振作用を利用していることから、斜めからの入射電磁
波に対しても良好な吸収能を示す特徴を持つ。
【0011】
1.ミリ波帯あるいは準ミリ波帯において共鳴する共振
器を結合剤中に含有した電磁波吸収層を有する電磁波吸
収体である。上記の電磁波吸収層の厚さは特に限定しな
い。通常、電磁波吸収層の厚さは含有する共振器の大き
さ以上である。電磁波吸収層を積層あるいは電磁波吸収
層に凹凸を持たせることによって吸収帯域の広帯域化あ
るいは吸収能力の向上が期待できる。電磁波吸収層を含
む吸収体全体の厚さは、取り扱い易さ、施工時の収まり
具合などの観点から、50mm以下が好ましい。また、所
望の電磁波吸収能を発現し、かつ膜強度を保つため0.
5mm以上が好ましい。
器を結合剤中に含有した電磁波吸収層を有する電磁波吸
収体である。上記の電磁波吸収層の厚さは特に限定しな
い。通常、電磁波吸収層の厚さは含有する共振器の大き
さ以上である。電磁波吸収層を積層あるいは電磁波吸収
層に凹凸を持たせることによって吸収帯域の広帯域化あ
るいは吸収能力の向上が期待できる。電磁波吸収層を含
む吸収体全体の厚さは、取り扱い易さ、施工時の収まり
具合などの観点から、50mm以下が好ましい。また、所
望の電磁波吸収能を発現し、かつ膜強度を保つため0.
5mm以上が好ましい。
【0012】2.電磁波吸収層内において、結合剤中に
含まれる共振器(1に記載)の体積割合は、2体積%〜
74体積%である。10体積%〜60体積%が特に好ま
しい。2体積%未満では十分な吸収特性を得られない欠
点を有し、74体積%を越えると吸収層の剛性、重量お
よび耐久性などが劣る欠点を有する。
含まれる共振器(1に記載)の体積割合は、2体積%〜
74体積%である。10体積%〜60体積%が特に好ま
しい。2体積%未満では十分な吸収特性を得られない欠
点を有し、74体積%を越えると吸収層の剛性、重量お
よび耐久性などが劣る欠点を有する。
【0013】3.1に記載した共振器の形状は回転楕円
体形(球体型を含む)、回転楕円体形の一部、円板形あ
るいは矩形を基本とする形状が望ましい。好ましくは、
球体が良い。
体形(球体型を含む)、回転楕円体形の一部、円板形あ
るいは矩形を基本とする形状が望ましい。好ましくは、
球体が良い。
【0014】4.1に記載した共振器の寸法は、その共
振器の共鳴する振動モードが、対象とする周波数に合致
するように設計されていることが望ましい。
振器の共鳴する振動モードが、対象とする周波数に合致
するように設計されていることが望ましい。
【0015】1に記載した共振器の形状が回転楕円体形
(球体形を含む)の場合 その短軸直径、長軸直径は0.3mm〜20mmである。準
ミリ波帯域およびミリ波帯域の電磁波吸収層には、1mm
から10mmが好ましい。0.3mm未満では準ミリ波帯域
において共振器として働かない欠点を持つ。また、20
mmを越えるとミリ波帯域において共振器として働かず、
また、吸収体が厚くなる欠点を持つ。
(球体形を含む)の場合 その短軸直径、長軸直径は0.3mm〜20mmである。準
ミリ波帯域およびミリ波帯域の電磁波吸収層には、1mm
から10mmが好ましい。0.3mm未満では準ミリ波帯域
において共振器として働かない欠点を持つ。また、20
mmを越えるとミリ波帯域において共振器として働かず、
また、吸収体が厚くなる欠点を持つ。
【0016】1に記載した共振器の形状が矩形の場合 その矩形を構成する一辺の長さが0.3mm〜20mmであ
る。準ミリ波帯域およびミリ波帯域の電磁波吸収層に
は、1mmから10mmが好ましい。0.3mm未満では準ミ
リ波帯域において共振器として働かない欠点を持つ。ま
た、20mmを越えるとミリ波帯域において共振器として
働かず、また、吸収体が厚くなる欠点を持つ。
る。準ミリ波帯域およびミリ波帯域の電磁波吸収層に
は、1mmから10mmが好ましい。0.3mm未満では準ミ
リ波帯域において共振器として働かない欠点を持つ。ま
た、20mmを越えるとミリ波帯域において共振器として
働かず、また、吸収体が厚くなる欠点を持つ。
【0017】1に記載した共振器の形状が円板形あるい
は円柱形の場合 その円板形の直径が0.3mm〜20mmである。準ミリ波
帯域およびミリ波帯域の電磁波吸収層には、1mmから1
0mmが好ましい。0.3mm未満では準ミリ波帯域におい
て共振器として働かない欠点を持つ。20mmを越えると
ミリ波帯域において共振器として働かない欠点を持つ。
また、円板形の厚さは0.1mm〜10mmであり、好まし
くは0.3mm〜10mmが良い。0.1mm未満では準ミリ波
帯域において共振器として働かない欠点を持ち、10mm
を越えるとミリ波帯域において共振器として働かず、吸
収体が厚くなる欠点を持つ。
は円柱形の場合 その円板形の直径が0.3mm〜20mmである。準ミリ波
帯域およびミリ波帯域の電磁波吸収層には、1mmから1
0mmが好ましい。0.3mm未満では準ミリ波帯域におい
て共振器として働かない欠点を持つ。20mmを越えると
ミリ波帯域において共振器として働かない欠点を持つ。
また、円板形の厚さは0.1mm〜10mmであり、好まし
くは0.3mm〜10mmが良い。0.1mm未満では準ミリ波
帯域において共振器として働かない欠点を持ち、10mm
を越えるとミリ波帯域において共振器として働かず、吸
収体が厚くなる欠点を持つ。
【0018】5.1に記載した共振器の材質は アルカリ土類元素を含む酸化物誘電体あるいはカーボ
ンを含む誘電体。 純金属、合金あるいは金属酸化物などから成る磁性
体。 純金属、合金あるいは金属酸化物などの粉体を結合剤
中に分散したものから成る複合磁性体。
ンを含む誘電体。 純金属、合金あるいは金属酸化物などから成る磁性
体。 純金属、合金あるいは金属酸化物などの粉体を結合剤
中に分散したものから成る複合磁性体。
【0019】6.5のに記載したアルカリ土類元素を
含む酸化物誘電体とは、たとえば、Be、Mg、Ca、S
r、あるいはBaなどを含むペロブスカイト型酸化物など
をさす。
含む酸化物誘電体とは、たとえば、Be、Mg、Ca、S
r、あるいはBaなどを含むペロブスカイト型酸化物など
をさす。
【0020】7.5のおよびに記載した純金属とは
アルミニウム、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、お
よび、その他のほぼ純粋な金属などをさす。
アルミニウム、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、お
よび、その他のほぼ純粋な金属などをさす。
【0021】8.5のおよびに記載した合金とはケ
イ素鋼、センダスト、パーマロイ、アルニコなどに代表
される2種以上の元素を含む金属などをさす。
イ素鋼、センダスト、パーマロイ、アルニコなどに代表
される2種以上の元素を含む金属などをさす。
【0022】9.5のおよびに記載した金属酸化物
とは1種あるいは2種以上の金属元素を含む酸化物であ
る。たとえば、Mn、Zn、Ni、Mg、Cuなどの元素を
含む鉄酸化物、Al、Mg、Si、Yなどの元素を含むガ
ーネット型金属酸化物などをさす。
とは1種あるいは2種以上の金属元素を含む酸化物であ
る。たとえば、Mn、Zn、Ni、Mg、Cuなどの元素を
含む鉄酸化物、Al、Mg、Si、Yなどの元素を含むガ
ーネット型金属酸化物などをさす。
【0023】10.5のに記載した純金属、合金および
金属酸化物などの粉体は、平均粒径が0.2〜100μ
m、好ましくは0.5〜40μmである。0.2μm未満で
は準ミリ波帯域における吸収効率の低下および超微粉体
の作成が困難である欠点を有し、100μmを越えると
ミリ波帯域における吸収効率の低下および結合剤中への
分散が困難になる欠点を有する。
金属酸化物などの粉体は、平均粒径が0.2〜100μ
m、好ましくは0.5〜40μmである。0.2μm未満で
は準ミリ波帯域における吸収効率の低下および超微粉体
の作成が困難である欠点を有し、100μmを越えると
ミリ波帯域における吸収効率の低下および結合剤中への
分散が困難になる欠点を有する。
【0024】11.1および5のに記載した結合剤と
は、熱可塑性および熱硬化性の有機高分子材料、セメン
ト系、ケイ酸カルシウム系およびセッコウ系のような無
機窯業材料を用いうる。
は、熱可塑性および熱硬化性の有機高分子材料、セメン
ト系、ケイ酸カルシウム系およびセッコウ系のような無
機窯業材料を用いうる。
【0025】本発明に好適に用いうる結合剤はエポキシ
樹脂、ポリ塩化ビニル、エチレン酢酸ビニル共重合体、
ポリアクリル樹脂、フッ素含有重合体、ポリアミド、ポ
リエステル、シリコーン樹脂、ポリウレタン樹脂、合成
ゴム、フォスファジェン樹脂、発泡ポリスチロールのよ
うな有機高分子材料である。無機窯業材料の具体例には
硫酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、水ガラス、ポルト
ランドセメント、アルミナセメント、アルキルシリケー
ト、酸化カルシウム、粘土などが挙げられる。
樹脂、ポリ塩化ビニル、エチレン酢酸ビニル共重合体、
ポリアクリル樹脂、フッ素含有重合体、ポリアミド、ポ
リエステル、シリコーン樹脂、ポリウレタン樹脂、合成
ゴム、フォスファジェン樹脂、発泡ポリスチロールのよ
うな有機高分子材料である。無機窯業材料の具体例には
硫酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、水ガラス、ポルト
ランドセメント、アルミナセメント、アルキルシリケー
ト、酸化カルシウム、粘土などが挙げられる。
【0026】12.5のに記載した複合磁性体におい
て、結合剤中への純金属、合金および金属酸化物などの
粉体の配合量は、50〜94重量%、好ましくは76〜
92重量%である。50重量%未満では吸収能が不足す
る欠点を有し、94重量%を越えると電磁波吸収能は良
好になるが、剛性、重量および耐久性などが劣る欠点を
有する。
て、結合剤中への純金属、合金および金属酸化物などの
粉体の配合量は、50〜94重量%、好ましくは76〜
92重量%である。50重量%未満では吸収能が不足す
る欠点を有し、94重量%を越えると電磁波吸収能は良
好になるが、剛性、重量および耐久性などが劣る欠点を
有する。
【0027】13.共振器を含有する電磁波吸収層を導電
性材料の上に配置した電磁波吸収体。本発明において、
導電性材料は電磁波吸収体裏面への電磁波の漏洩を防止
すると共に、電磁波の吸収能力を高める働きをする。た
だし、本発明に導電性材料が必ず必要なわけではない。
性材料の上に配置した電磁波吸収体。本発明において、
導電性材料は電磁波吸収体裏面への電磁波の漏洩を防止
すると共に、電磁波の吸収能力を高める働きをする。た
だし、本発明に導電性材料が必ず必要なわけではない。
【0028】導電性材料は支持体としての役割を兼ね得
る。具体的には銅、アルミニウム、鋼、鉄、ニッケル、
ステンレス、シンチュウのような金属の板、金網、金属
布などが挙げられる。このような金属材料はプレコート
鋼板のような、層間密着性を向上させるための表面処理
またはプライマー処理を施したものでも良い。
る。具体的には銅、アルミニウム、鋼、鉄、ニッケル、
ステンレス、シンチュウのような金属の板、金網、金属
布などが挙げられる。このような金属材料はプレコート
鋼板のような、層間密着性を向上させるための表面処理
またはプライマー処理を施したものでも良い。
【0029】また、上記に例示した金属と結合剤とを含
む導電性塗膜および上記金属の液相または気相メッキ層
なども導電性材料として用い得る。たとえば、プラスチ
ック材料のような非導電性材料上に上記金属の導電性塗
膜を設けるか、銅やNiの無電解メッキ層、またはアル
ミニウムなどの蒸着層を形成した金属化材料も本発明に
用い得る。
む導電性塗膜および上記金属の液相または気相メッキ層
なども導電性材料として用い得る。たとえば、プラスチ
ック材料のような非導電性材料上に上記金属の導電性塗
膜を設けるか、銅やNiの無電解メッキ層、またはアル
ミニウムなどの蒸着層を形成した金属化材料も本発明に
用い得る。
【0030】
【作用】電磁波吸収体中に球形、矩形あるいはその他の
形状の共振器を形成することにより、対象とする周波数
帯域において、共振させ、共振器の結合剤として用いた
材料の複素比誘電率の損失項、及び共振器自身の損失を
助長すると共に、共振器からの散乱効果を用いて、電磁
波エネルギーを効率よく吸収する。
形状の共振器を形成することにより、対象とする周波数
帯域において、共振させ、共振器の結合剤として用いた
材料の複素比誘電率の損失項、及び共振器自身の損失を
助長すると共に、共振器からの散乱効果を用いて、電磁
波エネルギーを効率よく吸収する。
【0031】共振器を導電材料上に配置するとイメージ
効果により共振をさらに高めるとともに、導電材料はシ
ールドの役目も果たす。
効果により共振をさらに高めるとともに、導電材料はシ
ールドの役目も果たす。
【0032】共振器は導電材料上に完全な密状態で並べ
る必要は無い。吸収層は共振器を点在させるだけで大き
な吸収能を広帯域で発現し得る。そのため従来の電磁波
吸収体に比べ、軽量化が図れる。
る必要は無い。吸収層は共振器を点在させるだけで大き
な吸収能を広帯域で発現し得る。そのため従来の電磁波
吸収体に比べ、軽量化が図れる。
【0033】共振器の共振モードは多数存在することか
ら、ある大きさを持つ共振器は複数の周波数において共
振し、特に磁性粒子を誘電損失の有する結合剤中に分散
したもので形成した共振器は広帯域の電磁波吸収体とな
り得る。
ら、ある大きさを持つ共振器は複数の周波数において共
振し、特に磁性粒子を誘電損失の有する結合剤中に分散
したもので形成した共振器は広帯域の電磁波吸収体とな
り得る。
【0034】共振器の形状が、高い対称性を持つ場合
(球対称性など)は、共振点が少なくなり、逆に、比較
的に低い対称性を持つ場合(各辺の長さが異なる矩形や
軸比が異なる回転楕円体など)は、共振点が多く現れ
る。一例として球形共振器の球の半径と各モードにおけ
る共振周波数との関係を表1に示す。
(球対称性など)は、共振点が少なくなり、逆に、比較
的に低い対称性を持つ場合(各辺の長さが異なる矩形や
軸比が異なる回転楕円体など)は、共振点が多く現れ
る。一例として球形共振器の球の半径と各モードにおけ
る共振周波数との関係を表1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】従来の電磁波吸収は、整合厚さを制御する
ことにより、吸収能を発現させているため、斜めからの
入射電磁波に対しては、見かけ上、整合厚さが変化して
しまい、十分な吸収能を発揮しなかった。
ことにより、吸収能を発現させているため、斜めからの
入射電磁波に対しては、見かけ上、整合厚さが変化して
しまい、十分な吸収能を発揮しなかった。
【0037】本発明では、共振器固有の共振モードを利
用しているため、吸収能は入射角に依存しない。
用しているため、吸収能は入射角に依存しない。
【0038】特に共振器の形状が球形である場合、その
幾何学的な理由から、斜めからの入射電磁波に対して、
良好な吸収能を示す。
幾何学的な理由から、斜めからの入射電磁波に対して、
良好な吸収能を示す。
【0039】球形共振器の共振周波数が異なるもの(大
きさが異なるもの、材質が異なるもの)を混在させた場
合、それらを含む電磁波吸収体の吸収能の発現は非常に
広範囲な周波数帯域に設定することが可能となり得る。
きさが異なるもの、材質が異なるもの)を混在させた場
合、それらを含む電磁波吸収体の吸収能の発現は非常に
広範囲な周波数帯域に設定することが可能となり得る。
【0040】共振器が磁性材料の粉体を結合剤中に分散
したものから成る場合、特に電磁波吸収能が大きく、か
つ、吸収帯域が非常に広い電磁波吸収体を構成すること
ができる。共振器中の磁性材料粉体の平均粒子径を変化
させることによって、吸収帯域の制御が可能である。ま
た、共振器中の磁性材料粉体の含有量を変化させること
によっても、吸収帯域の制御が可能である。
したものから成る場合、特に電磁波吸収能が大きく、か
つ、吸収帯域が非常に広い電磁波吸収体を構成すること
ができる。共振器中の磁性材料粉体の平均粒子径を変化
させることによって、吸収帯域の制御が可能である。ま
た、共振器中の磁性材料粉体の含有量を変化させること
によっても、吸収帯域の制御が可能である。
【0041】
測定法 電磁波の正面入射時の特性はネットワークアナライザ
(ヒューレット・パッカード(株)社製、HP8510
B)を用いて、同波管内にてS11パラメータを測定し
た。測定周波数範囲1〜40GHzにおいてホーンアン
テナを用いて測定を行った。
(ヒューレット・パッカード(株)社製、HP8510
B)を用いて、同波管内にてS11パラメータを測定し
た。測定周波数範囲1〜40GHzにおいてホーンアン
テナを用いて測定を行った。
【0042】60GHzにおいては、送信部にクライス
トロン(100mW出力)を用い、アイソレータおよび
アッテネータを通過させた後、ホーンアンテナを用いて
被測定物にあてた。被測定物からの反射波を方向性結合
器により進行波と分離し、その反射波を上述のネットワ
ークアナライザに導波管ミキサ(ソニー・テクトロニク
ス(株)社製、WM780U)を通じて、入力し信号強度
を測定した。
トロン(100mW出力)を用い、アイソレータおよび
アッテネータを通過させた後、ホーンアンテナを用いて
被測定物にあてた。被測定物からの反射波を方向性結合
器により進行波と分離し、その反射波を上述のネットワ
ークアナライザに導波管ミキサ(ソニー・テクトロニク
ス(株)社製、WM780U)を通じて、入力し信号強度
を測定した。
【0043】測定法 電磁波の45度斜入射時の特性は近傍電磁界アンテナ測
定装置(アイコム(株)社製、「NFAMS」)を用いて
19GHzにて測定した。測定試料の形状は縦200m
m、横200mmの正方形板とした。吸収能はTE入射時
およびTM入射時の値の平均値で表した。
定装置(アイコム(株)社製、「NFAMS」)を用いて
19GHzにて測定した。測定試料の形状は縦200m
m、横200mmの正方形板とした。吸収能はTE入射時
およびTM入射時の値の平均値で表した。
【0044】60GHzの45度斜入射特性は、測定法
のシステムを利用し、被測定物への入射角を45度に
設定して行った。
のシステムを利用し、被測定物への入射角を45度に
設定して行った。
【0045】A.結合剤であるエチレン酢酸ビニル共重
合体(三井・デュポンケミカル(株)社製、P−190
7)に、モル比32:14:54でMnOとZnOとFe2
O3とを含む平均粒径15μmのフェライト粒子を90重
量%となる配合で混練した。
合体(三井・デュポンケミカル(株)社製、P−190
7)に、モル比32:14:54でMnOとZnOとFe2
O3とを含む平均粒径15μmのフェライト粒子を90重
量%となる配合で混練した。
【0046】この混練体を直径1mm,1.5mm,2mm,
3mm,5mmの球体、長軸直径5mmで短軸直径3mmの回転
楕円体、一辺4mmの立方体、直径1.5mmで高さ1.5mm
円柱体の形状の共振器に、成型用型枠を用いて、80℃
で熱圧プレス加工した。
3mm,5mmの球体、長軸直径5mmで短軸直径3mmの回転
楕円体、一辺4mmの立方体、直径1.5mmで高さ1.5mm
円柱体の形状の共振器に、成型用型枠を用いて、80℃
で熱圧プレス加工した。
【0047】さらに、作成した上述の共振器を、厚さ約
50μm、大きさ200mm×200mmのアルミ箔上に表
面積の6%を覆うようにほぼ均一に点在させておき、そ
の上にエポキシ樹脂を流し込み、各共振器がエポキシ樹
脂(struers社製、EPOFIX)で覆われるようにして、電
磁波吸収体を得た。
50μm、大きさ200mm×200mmのアルミ箔上に表
面積の6%を覆うようにほぼ均一に点在させておき、そ
の上にエポキシ樹脂を流し込み、各共振器がエポキシ樹
脂(struers社製、EPOFIX)で覆われるようにして、電
磁波吸収体を得た。
【0048】各種形状および各種寸法の共振器を含む電
磁波吸収体を測定法により19、40、60GHzに
おける正面入射電磁波の吸収量を測定した。結果を表2
に示す。
磁波吸収体を測定法により19、40、60GHzに
おける正面入射電磁波の吸収量を測定した。結果を表2
に示す。
【0049】また、比較のため、先述のモル比32:1
4:54でMnOとZnOとFe2O3とを含む平均粒径1
5μmのフェライト粒子と、エチレン酢酸ビニル共重合
体(三井・デュポンケミカル(株)社製、P−1907)
との混練体(90体積%のフェライトを含有)を熱圧プ
レスにより、厚さ3mm、大きさ200mm×200mmのシ
ートに加工し、その片面にアルミ箔を貼り付けた整合型
吸収体を作成し、測定法により19、40、60GH
zにおける正面入射電磁波の吸収量を測定した。結果を
比較例1として表2に示した。
4:54でMnOとZnOとFe2O3とを含む平均粒径1
5μmのフェライト粒子と、エチレン酢酸ビニル共重合
体(三井・デュポンケミカル(株)社製、P−1907)
との混練体(90体積%のフェライトを含有)を熱圧プ
レスにより、厚さ3mm、大きさ200mm×200mmのシ
ートに加工し、その片面にアルミ箔を貼り付けた整合型
吸収体を作成し、測定法により19、40、60GH
zにおける正面入射電磁波の吸収量を測定した。結果を
比較例1として表2に示した。
【0050】
【表2】
【0051】B.結合剤であるエチレン酢酸ビニル共重
合体(住友化学(株)社製、SUMITATERB-11)に、モル比
32:14:54でMnOとZnOとFe2O3とを含む平
均粒径15μmのフェライト粉体を90重量%となる量
で混練した。この混練体を約90度に温めておき、直径
1.5mmの繊維状に押し出し成形し、その繊維を長さ1.
5mmに切断し、円柱状の共振器を多数作成した。
合体(住友化学(株)社製、SUMITATERB-11)に、モル比
32:14:54でMnOとZnOとFe2O3とを含む平
均粒径15μmのフェライト粉体を90重量%となる量
で混練した。この混練体を約90度に温めておき、直径
1.5mmの繊維状に押し出し成形し、その繊維を長さ1.
5mmに切断し、円柱状の共振器を多数作成した。
【0052】さらに、作成した上述の共振器を、厚さ約
50μm、大きさ200mm×200mmのアルミ箔上に両
面接着テープ(日東電工(株)社製)を用いて、表面の5
%、10%、30%をそれぞれ覆うようにほぼ均一に点
在させ、3種類の共振器量の異なる電磁波吸収体を得
た。
50μm、大きさ200mm×200mmのアルミ箔上に両
面接着テープ(日東電工(株)社製)を用いて、表面の5
%、10%、30%をそれぞれ覆うようにほぼ均一に点
在させ、3種類の共振器量の異なる電磁波吸収体を得
た。
【0053】電磁波吸収体の斜入射電磁波に対する吸収
量を測定法によって測定した。測定周波数は19GH
zおよび60GHzであり、入射角度は45度、電磁波吸
収層に含まれている共振器の形状は球形(直径5mm)と
した。結果を表3に示す。
量を測定法によって測定した。測定周波数は19GH
zおよび60GHzであり、入射角度は45度、電磁波吸
収層に含まれている共振器の形状は球形(直径5mm)と
した。結果を表3に示す。
【0054】また、比較のため、先述のモル比32:1
4:54でMnOとZnOとFe2O3とを含む平均粒径1
5μmのフェライト粒子と、エチレン酢酸ビニル共重合
体(三井・デュポンケミカル(株)社製、P−1907)
との混練体(90体積%のフェライトを含有)を熱圧プ
レスにより、厚さ3mm、大きさ200mm×200mmのシ
ートに加工し、その片面にアルミ箔を貼り付けた整合型
吸収体を作成し、19GHzおよび60GHzにおいて入
射角45度の時の電磁波吸収量を比較例2として表3に
示した。
4:54でMnOとZnOとFe2O3とを含む平均粒径1
5μmのフェライト粒子と、エチレン酢酸ビニル共重合
体(三井・デュポンケミカル(株)社製、P−1907)
との混練体(90体積%のフェライトを含有)を熱圧プ
レスにより、厚さ3mm、大きさ200mm×200mmのシ
ートに加工し、その片面にアルミ箔を貼り付けた整合型
吸収体を作成し、19GHzおよび60GHzにおいて入
射角45度の時の電磁波吸収量を比較例2として表3に
示した。
【0055】
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森本 眞人 大阪府寝屋川市池田中町19番17号 日本ペ イント株式会社内 (72)発明者 飯田 正一 大阪府寝屋川市池田中町19番17号 日本ペ イント株式会社内
Claims (13)
- 【請求項1】 ミリ波帯あるいは準ミリ波帯において共
鳴する共振器を結合剤中に有する電磁波吸収層を含む電
磁波吸収体。 - 【請求項2】 請求項1記載の電磁波吸収層を導電性材
料上に配した電磁波吸収体。 - 【請求項3】 共振器の形状が球形を含む回転楕円体形
であって、その短軸直径および長軸直径が0.3mmから
20mmである請求項1あるいは2記載の電磁波吸収体。 - 【請求項4】 共振器の形状が矩形であり、その形を構
成する辺の長さが0.3mmから20mmである請求項1あ
るいは2記載の電磁波吸収体。 - 【請求項5】 共振器の形状が円板形あるいは円柱形で
あり、その直径が0.3mmから20mmであり、厚さが0.
1mmから20mmである請求項1あるいは2記載の電磁波
吸収体。 - 【請求項6】 共振器が磁性材料あるいは誘電材料から
成る請求項1記載の電磁波吸収体。 - 【請求項7】 共振器が金属磁性体あるいは金属酸化物
磁性体である請求項1記載の電磁波吸収体。 - 【請求項8】 共振器が金属磁性体粒子あるいは金属酸
化物磁性体粒子を結合剤中に分散したものである請求項
1記載の電磁波吸収体。 - 【請求項9】 共振器がフェライト焼結体である請求項
1記載の電磁波吸収体。 - 【請求項10】 共振器がフェライト粒子を結合剤中に
含む請求項1記載の電磁波吸収体。 - 【請求項11】 共振器が鉄粒子を結合剤中に含む請求
項1記載の電磁波吸収体。 - 【請求項12】 積層構造を有する請求項1記載の電磁
波吸収体。 - 【請求項13】 電磁波吸収体の表面が凹凸形状を有
し、凹凸の高さが50mm以下である請求項1記載の電磁
波吸収体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7143496A JPH08340191A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 電磁波吸収体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7143496A JPH08340191A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 電磁波吸収体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08340191A true JPH08340191A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=15340070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7143496A Pending JPH08340191A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 電磁波吸収体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08340191A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2020230448A1 (ja) * | 2019-05-14 | 2020-11-19 | ||
| US12142834B2 (en) | 2019-05-14 | 2024-11-12 | Fujifilm Corporation | Radio wave absorber |
| US12160984B2 (en) | 2019-05-14 | 2024-12-03 | Fujifilm Corporation | Radio wave absorber |
| US12260977B2 (en) | 2018-08-28 | 2025-03-25 | Fujifilm Corporation | Powder of magnetoplumbite-type hexagonal ferrite, method for producing the same, and radio wave absorber |
| US12272875B2 (en) | 2019-05-14 | 2025-04-08 | Fujifilm Corporation | Radio wave absorber |
| US12426224B2 (en) | 2019-08-09 | 2025-09-23 | Fujifilm Corporation | Radio wave absorbing composition and radio wave absorber |
-
1995
- 1995-06-09 JP JP7143496A patent/JPH08340191A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US12260977B2 (en) | 2018-08-28 | 2025-03-25 | Fujifilm Corporation | Powder of magnetoplumbite-type hexagonal ferrite, method for producing the same, and radio wave absorber |
| JPWO2020230448A1 (ja) * | 2019-05-14 | 2020-11-19 | ||
| JP2023145469A (ja) * | 2019-05-14 | 2023-10-11 | 富士フイルム株式会社 | 電波吸収体及びコンパウンド |
| US12142834B2 (en) | 2019-05-14 | 2024-11-12 | Fujifilm Corporation | Radio wave absorber |
| US12160984B2 (en) | 2019-05-14 | 2024-12-03 | Fujifilm Corporation | Radio wave absorber |
| US12274042B2 (en) | 2019-05-14 | 2025-04-08 | Fujifilm Corporation | Radio wave absorber and compound |
| US12272875B2 (en) | 2019-05-14 | 2025-04-08 | Fujifilm Corporation | Radio wave absorber |
| US12426224B2 (en) | 2019-08-09 | 2025-09-23 | Fujifilm Corporation | Radio wave absorbing composition and radio wave absorber |
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