JPH08340455A - 画像信号処理装置 - Google Patents

画像信号処理装置

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JPH08340455A
JPH08340455A JP7147690A JP14769095A JPH08340455A JP H08340455 A JPH08340455 A JP H08340455A JP 7147690 A JP7147690 A JP 7147690A JP 14769095 A JP14769095 A JP 14769095A JP H08340455 A JPH08340455 A JP H08340455A
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JP
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pixel
virtual
pixels
data
pixel data
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Application number
JP7147690A
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English (en)
Inventor
Kuniaki Saito
邦昭 斎藤
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】非格子状の画素配列の撮像素子を適用しながら
もコンピュータに取り込むに適合した格子状配列の画素
に相応する画像データを得ることができるようにする。 【構成】固体撮像素子の画素配列を格子状配列と仮定し
たものに相応する仮想画像空間の各仮想画素位置におけ
る当該一の色の画素出力に相応する各画素データを、当
該仮想画素の近傍に位置する上記非格子状の配列による
複数の実画素からの画素信号に基づいて生成する格子状
配列画素データ生成手段を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、適用された撮像素子に
より撮影された画像を扱う画像信号処理装置、特に、印
刷等を行なうことを予定して撮像画像をコンピュータ
(パーソナルコンピュータ)に入力するための機能を備
えた画像信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X−Yアドレス方式やCCD等の固体撮
像素子を適用した単板式のカラー撮像装置は従来より既
に普及している。一般にこの種の撮像装置に適用されて
いる固体撮像素子では、各々自己に該当するフィルター
色に対応した光電変換出力を得るようになされた光電変
換単位領域である各色の画素が水平方向に周期性を以て
現れるように整列してなる複数の水平画素列を成す如く
配列され、且つ、垂直方向に隣接して対をなす関係にあ
る水平画素列相互間では、同一のフィルター色に対応す
る画素の水平方向位置が、1画素の水平方向の幅を単位
ピッチとして2分の1ピッチずれた関係となるように配
列されることにより、上記対をなす関係にある水平画素
列中の3色の画素が相互に近接して位置して概略デルタ
状の位置関係を成すように構成されている。このような
構成になる固体撮像素子は、例えば、特開平1−274
579号公報等にも開示されている。
【0003】このような、3色の色フィルター(画素)
がデルタ状の位置関係を成すように構成されてなる方式
の撮像素子は、色フィルターが縦ストライプ状に配列さ
れた方式の撮像素子やモザイク状に配列された方式の撮
像素子に較べ、撮像の2次元ナイキスト限界に関し、等
方性に優れるという利点がある。また、R,G,Bの3
色の色フィルターをデルタ状の位置関係をなすように配
すれば、R,G,B各色について、それらの個数と配置
について均一性を確保できる。従って、この点では、上
記方式の固体撮像素子は、一般に画像の再現についての
等方性や色の再現性について厳格な特性が要求される画
像入力装置に好適なものであるということができる。
【0004】以下に、代表的な色フィルターの配列方式
毎の解像特性等について更に詳細に述べる。図20は単
板式カラー撮像素子のカラーフィルター配列方式の相違
による撮像のナイキスト限界特性(再現能力の限界特
性)の違いを示す図である。同図(a)は縦ストライプ
配列、同図(c)はモザイク配列、同図(e)は本願発
明に適用する素子もこれに属するデルタ(Δ)配列のも
のを夫々示す。即ち、図20(e)の例における撮像素
子は、各々自己に該当するフィルター色に対応した光電
変換出力を得るようになされた光電変換単位領域である
各色の画素が水平方向に周期性を以て現れるように整列
してなる複数の水平画素列を成す如く配列され且つ垂直
方向に隣接して対をなす関係にある水平画素列相互間で
は、同一のフィルター色に対応する画素の水平方向位置
が、1画素の水平方向の幅を単位ピッチとして2分の1
ピッチずれた関係となるように配列されることにより、
上記対をなす関係にある水平画素列中の3色の画素が相
互に近接して位置して概略デルタ状の位置関係を成すよ
うに構成される。
【0005】図20(a)の縦ストライプ配列では、垂
直方向にR,B,G各色のフィルターが帯状に延長され
て配され、水平方向にはこのR,B,G各色がこの順に
周期的に繰り返される形態をとるため、垂直方向には
R,B,Gの各該当する色に関してはナイキスト限界特
性(再現能力の限界特性)が良好であるが、水平方向に
は3画素目毎にしか該当色の現実の出力を得ることが出
来ないためナイキスト限界特性が劣る。このようなナイ
キスト限界特性を公知の逆格子の表記方法(テレビジョ
ン学会誌:Vol.46,No.5 (1992) pp.615 〜623 等参照)
により図20(b)に示してある。尚、各図において
“d”は隣接画素の中心間の距離であり、図20
(b),図20(d)及び図20(f)の各図におい
て、方形乃至多角形の閉じた線図は、各対応するカラー
フィルター配列方式毎の解像ナイキスト限界領域であ
る。この線図に、再現可能な空間周波数のμ,ν成分
(縦縞,横縞)に対するナイキスト周波数μN ,νN 及
び全方向に関してのナイキスト周波数の最大成分と最小
成分との比(fMAX /fMIN )が示してある。図20
(b),図20(d)及び図20(f)の各図相互の比
較により、容易に了解される通り、デルタ(Δ)配列の
ものが最も等方性に優れた特性を呈する。
【0006】一方、撮像素子により撮像した画像を印刷
に供する場合、一般に、一次的なR,B,Gの色信号を
二次的なイエロー,シアン,マゼンタ,及びブラックの
信号に変換して印刷用の版を作成することが行われる。
このような信号変換を行なうことを前提とするとき、一
次的なR,B,Gの色信号は各色についてS/Nやデー
タ量が等しいことが望ましく、また、解像の等方性に優
れることが望ましい。また、撮像の解像度が高いことが
要求されることは勿論である。以上の観点で見るとき、
図20(a)の縦ストライプ配列は解像度の等方性に不
足し、図20(c)のモザイク配列ではG成分に対して
R,Bの各成分が不足するほか等方性にも未だ不足する
が、図20(e)のデルタ(Δ)配列はこの趣旨に最も
適合する方式であると言える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、他方、
コンピュータ(パーソナルコンピュータ)への撮像画像
の取り込みや、印刷製版用のディジタルプリプレスにお
ける電子画像については、一般に、画像データが正方画
素(正方格子状の配列を有する画素)に相応するもので
あることを要する。このため、上述のような3色の画素
がデルタ状の位置関係を成すように構成されてなる方式
の撮像素子を、コンピュータに取り込むための電子画像
を得るための素子としてそのまま適用することはできな
い。特開平1−274579号公報には、同一のフィル
ター色に対応する画素の水平方向位置が、1画素の水平
方向の幅を単位ピッチとして2分の1ピッチずれた関係
となるように配列されて、3色の色フィルターがデルタ
状の位置関係をなすようなされた撮像素子について、イ
ンターレースのフィールド毎に画素出力を点順次化する
ためのスイッチングパルスの移相を180度シフトする
ことによって水平解像度の高い輝度信号を得る技術が開
示されるも、出力画像データをコンピュータに取り込む
に適合したものとするについての課題認識乃至はそのた
めの手段等については一切提案されていない。
【0008】本願発明は叙上に鑑みてなされたものであ
り、各々自己に該当するフィルター色に対応した光電変
換出力を得るようになされた光電変換単位領域である各
色の画素が水平方向に周期性を以て現れるように整列し
てなる複数の水平画素列を成す如く配列され、且つ、垂
直方向に隣接して対をなす関係にある水平画素列相互間
では、同一のフィルター色に対応する画素の水平方向位
置が、1画素の水平方向の幅を単位ピッチとして2分の
1ピッチずれた関係となるように配列されることによ
り、上記対をなす関係にある水平画素列中の3色の画素
が相互に近接して位置して概略デルタ状の位置関係を成
すように構成された撮像素子を適用しながらも、コンピ
ュータに取り込むに適合した正方画素に相応する画像デ
ータを得ることができるようにしたこの種の画像信号処
理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
すべく、本願発明の画像信号処理装置は、一つの広義の
表現によれば: 各々自己に該当するフィルター色に対
応した光電変換出力を得るようになされた光電変換単位
領域である各色の画素が2次元的且つ非格子状に配列さ
れてなる光電変換面からの画素信号が所定の態様で順次
読み出されるように構成された固体撮像素子を適用し、
この固体撮像素子の出力に基づいてカラー画像信号を得
るようになされた画像信号処理装置であって、同固体撮
像素子の画素配列を格子状配列と仮定したものに相応す
る仮想画像空間の各仮想画素位置における当該一の色の
画素出力に相応する各画素データを、当該仮想画素の近
傍に位置する上記非格子状の配列による複数の実画素か
らの画素信号に基づいて生成する格子状配列画素データ
生成手段を備えたことを特徴とするものであり…(1) また、一つの限定的表現によれば:各々自己に該当する
フィルター色に対応した光電変換出力を得るようになさ
れた光電変換単位領域である各色の画素が水平方向に周
期性を以て現れるように整列してなる複数の水平画素列
を成す如く配列され且つ垂直方向に隣接して対をなす関
係にある水平画素列相互間では、同一のフィルター色に
対応する画素の水平方向位置が、1画素の水平方向の幅
を単位ピッチとして2分の1ピッチずれた関係となるよ
うに配列されることにより、上記対をなす関係にある水
平画素列中の3色の画素が相互に近接して位置して概略
デルタ状の位置関係を成すように構成された固体撮像素
子を適用し、この固体撮像素子の出力に基づいてカラー
画像信号を得るようになされた画像信号処理装置であっ
て、同固体撮像素子の画素配列を格子状配列と仮定した
ものに相応する仮想画像空間の各仮想画素位置における
当該一の色の画素出力に相応する各画素データを、上記
対をなす関係にある水平画素列中の各該当する上記概略
デルタ状の位置関係にある3色の実画素からの画素信号
に基づいて生成する格子状配列画素データ生成手段を備
えたことを特徴とするものであり…(2) 更に、他の一つの限定的表現によれば:各々自己に該当
するフィルター色に対応した光電変換出力を得るように
なされた光電変換単位領域である各色の画素が水平方向
に周期性を以て現れるように整列してなる複数の水平画
素列を成す如く配列され且つ垂直方向に隣接して対をな
す関係にある水平画素列相互間では、同一のフィルター
色に対応する画素の水平方向位置が、1画素の水平方向
の幅を単位ピッチとして2分の1ピッチずれた関係とな
るように配列されることにより、上記対をなす関係にあ
る水平画素列中の3色の画素が相互に近接して位置して
概略デルタ状の位置関係を成すように構成された固体撮
像素子を適用し、この固体撮像素子の出力に基づいてカ
ラー画像信号を得るようになされた画像信号処理装置で
あって、同固体撮像素子の画素配列を格子状配列と仮定
したものに相応する仮想画像空間の各仮想画素について
それらの各中心位置が、上記固体撮像素子の各水平画素
列のうちの偶数番目または奇数番目のいずれか一方に該
当する各水平画素列に属する各実画素の四隅に相当する
位置にあるものと仮定したときの、これら各仮想画素の
出力に相応する各画素データを、上記対をなす関係にあ
る水平画素列中の各該当する実画素からの画素信号に直
接または間接に依拠して生成することにより、上記実画
素総数の略々3倍の数の仮想画素を表すデータを得るよ
うになされた格子状配列画素データ生成手段を備えたこ
とを特徴とするものであり…(6) また、他の限定的構成のものとして:各々自己に該当す
るフィルター色に対応した光電変換出力を得るようにな
された光電変換単位領域である各色の画素が水平方向に
周期性を以て現れるように整列してなる複数の水平画素
列を成す如く配列され、且つ、垂直方向に隣接して対を
なす関係にある水平画素列相互間では、同一のフィルタ
ー色に対応する画素の水平方向位置が、1画素の水平方
向の幅を単位ピッチとして2分の1ピッチずれた関係と
なるように配列されることにより、上記対をなす関係に
ある水平画素列中の3色の画素が相互に近接して位置し
て概略デルタ状の位置関係を成すように構成された固体
撮像素子を適用し、この固体撮像素子の出力に基づいて
カラー画像信号を得るようになされた画像信号処理装置
であって、同固体撮像素子の画素配列を格子状配列と仮
定したものに相応する仮想画像空間の各仮想画素位置に
おける当該一の色の光電変換出力に相応する各画素デー
タを、上下に隣接する3つの水平画素列中の同一色の最
近接関係にある3つの実画素からの画素信号に基づいて
生成する格子状配列画素データ生成手段を備えたことを
特徴とするものである…(18)
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本願発明の実施例につ
き詳述することにより、本願発明を明らかにする。図1
は、本発明の一実施例に適用される撮像素子(固体撮像
素子)の画素配列を示す図である。図示の通り、この素
子における色フィルターの配列は、例えば、各奇数行
(水平方向に延長した奇数番目の各画素列)10,1
2,…ではR→B→Gの順での画素配列が循環的に繰り
返される形態をとり、各偶数行11,〜,…では、上記
各奇数行とは水平方向に1/2画素ピッチずれた関係
で、R→B→Gの順での画素配列が循環的に繰り返され
る形態をとる。上記構成は、撮像素子の光電変換の単位
領域毎にそれらの開口部に対応して各該当する色のフィ
ルターをコーティングすることにより実現されている。
而して、完成された形態において、上記固体撮像素子
は、各々自己に該当するフィルター色に対応した光電変
換出力を得るようになされた光電変換単位領域である各
色の画素が水平方向に周期性を以て現れるように整列し
てなる複数の水平画素列を成す如く配列され且つ垂直方
向に隣接して対をなす関係にある水平画素列相互間で
は、同一のフィルター色に対応する画素の水平方向位置
が、1画素の水平方向の幅を単位ピッチとして2分の1
ピッチずれた関係となるように配列されることにより、
上記対をなす関係にある水平画素列中の3色の画素が相
互に近接して位置して概略デルタ状の位置関係を成す。
【0011】図1の固体撮像素子は、X−Yアドレス型
の撮像素子であり、各画素からの光電変換出力を当該画
素を特定して読み出すため各水平画素列毎に対応するよ
うにしてスイッチング素子群9a,9b,9cが設けら
れ、これらスイッチング素子群9a,9b,9cが水平シ
フトレジスタ13及び垂直シフトレジスタ14により選
択的に駆動されて順次画素毎に読み出しがなされる。こ
の読み出しによる撮像素子出力は奇数番目の各画素列及
び偶数番目の各画素列に対応して、出力ラインl1及び
l2から出力される。
【0012】次に、図2及び図3を用いて上記撮像素子
からの信号を読み出すタイミング及び読み出すための構
成について説明する。図2(a)は同撮像素子の画素配
列と、後に詳述する仮想画素の分布を示す図であり、図
2(b)は同撮像素子から図2(a)中の上記各仮想画
素を表わす信号(ディジタルデータの形式で出力され
る)を導出するタイミングを示す図、図3(a)は図2
(b)のタイミングで画素データを導出するための構成
である格子状配列画素データ生成手段についてその一例
を示す図、図3(b)は、図3(a)と同趣旨の手段を
アナログ回路を主体にして具現化した例を示す図であ
る。
【0013】図2(a)では、説明の便宜上、順次の水
平画素列(行)はL1,L2,L3,L4,L5,L6 の限りで略
式に表現してあるが、現実の素子ではこれより遙に多数
の画素列が存在する。当然ながら、水平方向の各色の画
素数についても図示の限りで略式に表現してある。図2
(a)中で黒点で示されたものは、同固体撮像素子の画
素配列を格子状配列と仮定したものに相応する仮想画像
空間の各仮想画素位置(当該仮想画素の中心位置)を表
わす指標である。本実施例では、これら各仮想画素に相
応する各画素データを、垂直方向に隣接して対をなす関
係にある水平画素列(例えば、L1 とL2 ;L3 とL4
;L5 とL6 )中の各該当する上記概略デルタ状の位
置関係にある3色の実画素Rn,Bn,Gn からの画素信号
に基づいて生成する図3の格子状配列画素データ生成手
段を備える。図2(a)に表されたこれら各仮想画素に
相応する各画素データ算出の基礎となる上記概略デルタ
状の位置関係にある3色の実画素Rn,Bn,Gn により占
められる仮想領域に注目すれば、この例では、各仮想領
域は相互に隣接した関係にあるものどうしで互いに重畳
することがない。図3(a)の格子状配列画素データ生
成手段の構成、及び、図2(a)中で黒点で示された各
仮想画素に相応する各画素データを図2(b)のタイミ
ングで読み出す動作について、図3(a)及び図2
(b)に基づいて説明する。撮像素子110の対をなす
関係にある水平画素列(例えば、L1,L2 )からの実画
素出力は夫々プリアンプ101a,101bにより増幅
された後、各対応して設けられたプロセスアンプ102
a,102bによって処理されて各色の画素に対応した
正規の画像信号が形成され、これらプロセスアンプ10
2a,102bの出力が夫々A/D変換器103a,1
03bでディジタル画素データに変換される。各A/D
変換器103a,103bの画素データは、図2(b)
の上段2行のデータ導出タイミングに示される通り、水
平走査に沿った順次の画素データの発現タイミングが双
方のライン(L1,L2 )間で同期した関係で出力され
る。而して、一方のA/D変換器103aの出力につい
ては別段の遅延がかけられることなくセレクタ105の
一方の入力に供給される。また、他方のA/D変換器1
03bの出力については、各実画素読み出しの周波数と
同じ周波数fのラッチパルス(図2(b)の、上から3
行目にその発現のタイミングが示される)によりラッチ
回路104でラッチされることにより遅延がかけられ図
2(b)中“ラッチ後L2 ”と表記された行に表された
ような形でセレクタ105の他方の入力に各供給され
る。セレクタ105では周波数2fの切換パルス(図2
(b)の、上から5行目にその発現のタイミングが示さ
れる)に基づいて双方の入力を交互に出力させるように
切り換えることにより周波数2f(即ち、各実画素読み
出し周波数の2倍の周波数)での点順次画素データ出力
を得る(図2(b)の、最下行にその発現のタイミング
が示される)。この点順次画素データが図2(a)中で
黒点で示された各仮想画素に相応する各画素データであ
る。図3(a)の格子状配列画素データ生成手段では、
更に、上述の様な点順次の画素データに対して、各画素
データ出力期間の夫々の中間時点で到来する周波数2f
のラッチパルスにより上記点順次の画素データをラッチ
することにより最終的な点順次の画素データ出力を得る
ように構成されている。これは、セレクタ105での信
号切換の過渡現象によりレベルの乱れが生じる虞れのあ
る期間を避けて安定した画素データ出力を得るためであ
る。
【0014】図3(b)は、図3(a)と同趣旨の格子
状配列画素データ生成手段をアナログ回路を主体にして
具現化した例を示す図である。同図の回路は、撮像素子
110の対をなす関係にある水平画素列からの実画素出
力(例えば、同期して出力されるL1,L2 )について、
L1 についてはそのまま、L2 については遅延回路11
1によって1/2画素相応期間遅延させて夫々アナログ
スイッチ112(切換スイッチ)の入力に供給するよう
になされ、このアナログスイッチ112では双方の入力
を周波数2f(即ち、各実画素読み出し周波数の2倍の
周波数)で切り換えて選択的に出力せしめる。このアナ
ログスイッチ112の出力信号は既に周波数2fの点順
次の画素信号になっているが、更にこの点順次の画素信
号は、プリアンプ113及び更にその後段のプロセスア
ンプ114により正規のレベルのアナログ点順次画素信
号に変換された後、A/D変換器115でディジタル画
素データに変換される。
【0015】図4,図5,図6及び図7は、本願発明の
他の実施例を説明するための図であり、図4は既述の図
2(a)と同様の表記法により、発明に適用される撮像
素子における所謂Δ配列の実画素と格子状配列の仮想画
素の位置関係を示す模式図、図5及び図6は図4中黒点
で示された仮想画素のデータを得る過程での動作のタイ
ミングを示す図、図7は装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0016】図4を参照して良く理解される通り、本例
では、固体撮像素子の画素配列を格子状配列と仮定した
ものに相応する仮想画像空間の各仮想画素についてそれ
らの各中心位置が、上記固体撮像素子の各水平画素列の
うちの偶数番目(L2,L4,L6 )または奇数番目(L1,
L3,L5 )のいずれか一方に該当する各水平画素列に属
する各実画素の四隅に相当する位置にあるものと仮定し
て各仮想画素を設定したものである。本例では、以下に
詳述する通り、これら各仮想画素の出力に相応する各画
素データ(各仮想水平画素列La,Lb,Lc,Ld,…の仮想
画素の出力に相応する各画素データ)を、対をなす関係
にある水平画素列(例えば、L1 とL2;L3 とL4 ;
L5 とL6 )中の各該当する実画素からの画素信号に直
接または間接に依拠して生成することにより、上記実画
素総数に相応する数の仮想画素を表すデータを得るよう
になされた格子状配列画素データ生成手段を備える。
【0017】図4の通り、仮想水平画素列La の各画素
データは対をなす関係にある水平画素列であるL1 とL
2 に属する各該当する実画素から算出され、例えば、仮
想水平画素列La の一番左側に位置する仮想画素につい
ては概略デルタ状の位置関係にある3色の実画素R1,B
1,G1 により占められる仮想領域のこれらR1,B1,G1
の実画素データに基づき算出され、同じ仮想水平画素列
La の左側ら2番目に位置する仮想画素については概略
デルタ状の位置関係にある3色の実画素B1,R2,G2 に
より占められる仮想領域のこれらB1,R2,G2 の実画素
データに基づき算出され、同様に、仮想水平画素列La
の左側ら3番目に位置する仮想画素については概略デル
タ状の位置関係にある3色の実画素G2,R3,B2 により
占められる仮想領域のこれらG2,R3,B2 の実画素デー
タに基づき算出され、以下、同様にして仮想水平画素列
La の各仮想画素データが夫々算出される。また、仮想
水平画素列Lb の左から2番目に位置する仮想画素につ
いては概略デルタ状の位置関係にある3色の実画素G1,
Ra,Ba により占められる仮想領域のこれらG1,Ra,B
a の実画素データに基づき算出され、同じ仮想水平画素
列Lb の左側ら3番目に位置する仮想画素については概
略デルタ状の位置関係にある3色の実画素R2,Ba,Gb
により占められる仮想領域のこれらR2,Ba,Gb の実画
素データに基づき算出され、同様に、仮想水平画素列L
b の左側ら4番目に位置する仮想画素については概略デ
ルタ状の位置関係にある3色の実画素B2,Gb,Rc によ
り占められる仮想領域のこれらB2,Gb,Rc の実画素デ
ータに基づき算出され、以下、同様にして仮想水平画素
列Lb の各仮想画素データが夫々算出される。このよう
な仮想画素データの算出は、図4で、仮想水平画素列L
b よりも下方に設定された順次の各仮想水平画素列Lc,
Ld,…についても、夫々同様にしてなされる。図4につ
き上述した各仮想画素データ算出の基礎となる各3色の
実画素R1,B1,G1 により占められる仮想領域(R1,B
1,G1 ;B1,R2,G2 ;G2,R3,B2 ;…;…)に注目
して仮想画素データの算出手段を表現すれば、当該固体
撮像素子の対をなす関係にある水平画素列(例えば、L
1 とL2 ;L3 とL4 ;L5 とL6)中の相互に隣接し
た位置関係にある各該当する3色の実画素(R1,B1,G
1 ;B1,R2,G2 ;G2,R3,B2 ;…;…)で占められ
る各仮想領域を、当該一の仮想領域を構成する3つの実
画素(例えば、R1,B1,G1 )のうちの一側方の実画素
(B1 )と該一の仮想領域の隣接領域を構成する3つの
実画素(B1,R2,G2)のうちの他側方の実画素(B1
)とが同一画素(B1 )となる関係で重畳するように
想定したときの、これら各仮想領域の略々中心に位置す
る仮想画素に相応するものとして、これら各該当する3
色の実画素からの画素信号に基づいて格子状配列の上記
各仮想画素データを生成するものであると言うことがで
きる。
【0018】図5は、仮想水平画素列La の各仮想画素
データを対をなす関係にある水平画素列であるL1 とL
2 に属する各該当する実画素から生成する処理における
タイミング図であり、図7は、この処理を行うための構
成を示すブロック図である。
【0019】図7の通り、固体撮像素子201から導出
される隣接水平2ライン(L1,L2)の実画素出力は各
対応して設けられたプリアンプ202a,202bによ
り増幅された後、各対応して設けられたプロセスアンプ
203a,203bによって処理されて各色の画素に対
応した正規の画像信号が形成され、これらプロセスアン
プ203a,203bの出力が夫々A/D変換器204
a,204bでディジタル画素データに変換される。各
A/D変換器204a,204bの画素データは、図5
の上段2行のデータ生成タイミングに示される通り、水
平走査に沿った順次の画素データの発現タイミングが双
方のライン(L1,L2 )間で同期した関係で出力され
る。而して、一方のA/D変換器204aの出力につい
ては2つの系統に分離され、一方の系統については別段
の遅延がかけられることなくセレクタ207の第1の入
力に供給され、他方の系統についてはカスケード接続さ
れた2段のラッチ回路205a,206aで、各実画素
読み出しの周波数と同じ周波数fのラッチパルスP1,P
2 (図5の、上から3行目及び5行目にその発現のタイ
ミングが示される通り、ラッチパルスP1,P2 は相互に
1/2画素相応分だけ位相がずれた関係にある)により
夫々1/2画素相当の遅延がかけられ図5中“2回ラッ
チによるL1 遅延”と表記された行に表されたような形
でセレクタ207の第2の入力に各供給される。また、
他方、A/D変換器204bの出力についてはカスケー
ド接続された2段のラッチ回路205b,206bで、
上述のラッチパルスP1,P2 により夫々1/2画素相当
の遅延がかけられ図5中“2回ラッチによるL2 遅延”
と表記された行に表されたような形でセレクタ207の
第3の入力に供給される。セレクタ207では上述のラ
ッチパルスP2 を切換パルスとして受け該切換パルスP
2 に基づいて上記第1,第2,第3の入力を順次切り換
えて出力させるようにして結果的に、出力側のBの系統
には常にBの画素データが、Rの系統には常にRの画素
データが、Gの系統には常にGの画素データがB,R,
G各系統同時化されて出力されるようになる(図5の下
方3行)。B,R,G各系統の出力データは、各対応し
て設けられたメモリ209,210,211に順次格納
される。図7中、破線図示のブロック212がこの実施
例における格子状画素データ生成手段の中枢的な機能ブ
ロックを成している。図4の仮想水平画素列La の各仮
想画素データを対をなす関係にある水平画素列であるL
1 とL2 に属する各該当する実画素から生成する処理は
上述のようにしてなされるが、仮想水平画素列Lb の各
仮想画素データを対をなす関係にある水平画素列である
L2 とL3 に属する各該当する実画素から生成する処理
も総じて略同様であるが、部分的に若干異なる。即ち、
対をなす関係にある水平画素列であるL2とL3 に属す
る各該当する実画素データが、水平走査に沿った順次の
画素データの発現タイミングについて双方のライン(L
2,L3 )間で同期した関係で出力されるところ、このラ
インL2 とL3 の対に関する場合は、L1 とL2 の対に
ついて上述したものとは異なり、一方のラインL2 につ
いてのみ1H遅延回路208により1水平走査期間(1
H)相応の遅延を与えた上、図7の通り、上述した機能
ブロック212に供給される。機能ブロック212で
は、図6に示された通り、この1H相応分遅延したライ
ンL2 を更に1画素相応分(1クロック)遅延させてな
る画素データ(セレクタに対する第1の入力),ライン
L3 の画素データ(セレクタに対する第2の入力),及
びこのラインL3 を更に1画素相応分(1クロック)遅
延させてなる画素データの3系統の画素データ(セレク
タに対する第3の入力)を生成し、これら3系統の画素
データを、L1 とL2 の対について上述したと同様セレ
クタで切換え、結果的に、出力側のBの系統には常にB
の画素データが、Rの系統には常にRの画素データが、
Gの系統には常にGの画素データが出力され、B,R,
G各系統同時化されて出力されるようになる(図6の下
方3行)。
【0020】図8,図9,図10及び図11は、本願発
明の更に他の実施例を説明するための図であり、図8は
既述の図2(a)と同様の表記法により、発明に適用さ
れる撮像素子における所謂Δ配列の実画素と黒点で示さ
れた格子状配列の仮想画素、並びに、これら黒点で示さ
れた第1の各仮想画素のデータに基づき生成する第2の
各仮想画素のデータに対応する画素位置(×)の位置関
係を示す模式図、図9及び図10は図8中「×」で示さ
れた仮想画素のデータを得る過程での動作のタイミング
を示す図、図11は装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0021】図8を既述の図2(a)と比較して理解さ
れる通り、図8中黒点で示された第1の各仮想画素は図
2(a)おけるのものと同じである。従って、図8中の
これら黒点で示された第1の各仮想画素のデータは図2
(b)の最下行にその発現のタイミングが示された点順
次画素データである。図11に装置の構成が示された本
実施例では、これら黒点で示された第1の各仮想画素の
データに基づいて、これらのデータに図9及び図10に
そのタイミングが示されるような画像データ処理を施す
ことにより、図8中「×」で示された仮想画素のデータ
を第2の各仮想画素のデータとして得る。以下にこの画
像データ処理につき説明する。図9の第1行に示された
ものは図2(b)の最下行にその発現のタイミングが示
された点順次画素データであって、図8中で実画素の水
平画素列(行)L1 とL2 の間に位置する第1の各仮想
画素でなる仮想画素列(行)LA に属するものである。
この第1行に示された点順次画素データ(第1の仮想画
素データ)に対し、これを1クロック(夫々の色データ
出力の毎回の継続時間)遅延せしめた点順次画素データ
(図9の第2行)、及び、2クロック遅延せしめた点順
次画素データ(図9の第3行)を夫々得る。次に、上記
した図9の第1行,第2行,及び,第3行の各点順次画
素データを図9の第4行に示されたような2クロック周
期のサンプリングパルスによりサンプリングして図9の
第5行,第6行,及び,第7行に示されたような2クロ
ック周期の各点順次画素データを得る。更に、これら第
5行,第6行,及び,第7行に示された2クロック周期
の各点順次画素データをセレクタ手段により順次切り換
えて出力することにより、図9の第8行,第9行,及
び,第10行に示されたように、Rの系統には常にRの
画素データが、Gの系統には常にGの画素データが、B
の系統には常にBの画素データが、出力され、B,R,
G各系統同時化されて2クロック周期の同時化出力を得
ることとなる。図9の第8行,第9行,及び,第10行
に示されたものが上記の第2の各仮想画素のデータであ
って、例えば、この同時化出力のR1,G1,B1 によって
第2の仮想画素P1 が、R2,G2,B1 によって第2の仮
想画素P2 が、R3,G2,B2 によって第2の仮想画素P
3 が、R3,G2,B3 によって第2の仮想画素P4 が、R
4,G4,B3 によって仮想画素P5 が、各表わされること
になる。これら第2の仮想画素P1 〜P5 が、図8中で
実画素の水平画素列(行)L1 とL2 の間に位置する一
の水平画素列(行)Laに属する各第2の仮想画素であ
る。
【0022】一方、図8中で実画素の水平画素列(行)
L3 とL4 の間に位置する他の一の水平画素列(行)L
bに属する各第2の仮想画素Pa,Pb,Pc,Pd,…のデー
タを生成するための画像データ処理が図10に示された
タイミングで行われる。
【0023】図10の通り、同図の第1行に表わされた
ように、上記仮想画素列(行)LAに属する点順次画素
データ(第1の仮想画素データ)を1水平走査期間(1
H)遅延せしめた画素データと、第2行に表わされたよ
うに、この第1行に示された点順次画素データを1クロ
ック遅延せしめた点順次画素データを得る。図10の第
3行に示されたものは、図8中で実画素の水平画素列
(行)L3 とL4 の間に位置する仮想画素列(行)LB
に属する第1の各仮想画素の点順次画素データである。
この仮想画素列(行)LB に属する第1の各仮想画素の
点順次画素データに対し、これを1クロック(夫々の色
データ出力の毎回の継続時間)遅延せしめた点順次画素
データ(図10の第4行)を更に1クロック、従って元
の仮想画素の点順次画素データを結果的に2クロック遅
延せしめた点順次画素データ(図10の第5行)を得
る。次に、上記した図10の第2行,第3行,及び,第
5行の各点順次画素データを図10の第6行に示された
ような2クロック周期のサンプリングパルスによりサン
プリングして図10の第2行,第3行,及び,第5行の
各点順次画素データのうち黒点を附したデータを時系列
的に抽出して図10の第7行,第8行,及び,第9行に
示されたような2クロック周期の各点順次画素データを
得る。更に、これら第7行,第8行,及び,第9行に示
された2クロック周期の各点順次画素データをセレクタ
手段により順次切り換えて出力することにより、図10
の第10行,第11行,及び,第12行に示されたよう
に、Rの系統には常にRの画素データが、Gの系統には
常にGの画素データが、Bの系統には常にBの画素デー
タが、出力され、B,R,G各系統同時化されて2クロ
ック周期の同時化出力を得ることとなる。図10の第1
0行,第11行,及び,第12行に示されたものが上記
の第2の各仮想画素のデータであって、例えば、この同
時化出力のRa,G1,Ba によって第2の仮想画素Pa
が、R2,Gb,Ba によって第2の仮想画素Pb が、Rc,
Gb,B2 によって第2の仮想画素Pc が、Rc,G3,Bc
によって第2の仮想画素Pd が、各表わされることにな
る。これら第2の仮想画素Pa 〜Pd, …が、図8中で
実画素の水平画素列(行)L2 とL3 の間に位置する一
の水平画素列(行)Lb に属する各第2の仮想画素であ
る。
【0024】上述したところより了解される通り、隣接
した位置関係にある第2の水平画素列(行)P1 〜P5
及びPa 〜Pd の各仮想画素データは、図9又は図10
について説明したような画像データ処理により生成さ
れ、従って、1画面内の各第2の仮想画素データは全て
これら隣接する第2の水平画素列(行)同様に図9又は
図10の画像データ処理により生成され得る。
【0025】図11は図9及び図10の画像データ処理
を行う機能部を有し結果的に図8中「×」で示された仮
想画素のデータを第2の各仮想画素のデータとして得る
ためのシステムの構成図である。図11において、撮像
のためのレンズ系301を透過した入射光は絞り302
により光量が調節されて固体撮像素子303の光電変換
面上に像を結ぶように構成されている。固体撮像素子3
03は、図1につき上述したような、各々自己に該当す
るフィルター色に対応した光電変換出力を得るようにな
された光電変換単位領域である各色の画素が水平方向に
周期性を以て現れるように整列してなる複数の水平画素
列を成す如く配列され且つ垂直方向に隣接して対をなす
関係にある水平画素列相互間では、同一のフィルター色
に対応する画素の水平方向位置が、1画素の水平方向の
幅を単位ピッチとして2分の1ピッチずれた関係となる
ように配列されることにより、上記対をなす関係にある
水平画素列中の3色の画素が相互に近接して位置して概
略デルタ状の位置関係を成すものであり、この撮像素子
の出力が第1の画像データ処理ブロック304に供給さ
れる。この第1の画像データ処理ブロック304は図2
(b)の最下行に示されたような点順次の仮想画素デー
タをアナログ態様で生成するものであり、固体撮像素子
303の上記概略デルタ状の位置関係にある各該当する
3色の実画素で占められる仮想領域を各仮想領域が互い
に重畳する部分を持たないようにそれら相互の位置関係
を想定したときの、それら各仮想領域の略々中心に位置
する仮想画素に相応するものとして、上記各該当する3
色の実画素からの画素信号に基づいて格子状配列の各仮
想画素データたる第1の仮想画素データを生成する第1
の格子状配列画素データ生成手段をなす。この第1の画
像データ処理ブロック304の出力は増幅処理部305
を通して規定の形態に変換された後A/D変換回路30
6により図2(b)の最下行に示されたような、従って
図9の第1行に示されたような、ディジタル態様の点順
次の仮想画素データに変換される。本実施例では、この
A/D変換回路306の出力に対して、ハイライトバラ
ンス回路307a,シャドーバランス回路307b,ル
ックアップテーブル(LUT)処理回路307cが上述
の順にカスケード接続されてなる階調変換部307に供
給されて所要の階調変換処理が施されるように構成され
ている。一方、上述のレンズ系301に対してフォーカ
シング調整を行うためのフォーカス制御ブロック、及
び、絞り302の開度調整を行うための絞り制御ブロッ
ク309が設けられている。これら、フォーカス制御ブ
ロック、絞り制御ブロック309、並びに、階調変換部
307のハイライトバランス回路307a,シャドーバ
ランス回路307b,ルックアップテーブル(LUT)
処理回路307cはマイクロコンピータ310により統
括的に制御されるように構成されている。階調変換部3
07の、ハイライトバランス回路307aでは被写体の
ハイライト部分(最も明るい部分)のR,G,Bのレベ
ル調整(白色に対するR,G,Bのレベルを均一にす
る)が行われ、シャドーバランス回路307bでは被写
体のシャドー部分(最も暗い部分)のR,G,Bのレベ
ル調整が行われる。尚、ハイライトバランス及びシャド
ーバランスの調整は、撮像した画像の階調データを濃度
ポイントのいずれの位置に対応付けるかという調整を行
う態様のものとすることもできる。ルックアップテーブ
ル(LUT)処理回路307cでは、撮像した画像の階
調データに対して2次元的な濃度カーブの変換処理が行
われるが、この変換としては、所要に応じて線型または
非線形の変換が適用される。ルックアップテーブル(L
UT)処理回路307cの出力データは正方画素変換回
路311に供給されて入力画素データに対するサンプリ
ング処理(画素の間引き処理)が施される。この正方画
素変換回路311による処理が施されたデータ又はこの
処理が施されないルックアップテーブル(LUT)処理
回路307cの出力データそのものを選択的に取り出す
ためのスイッチ手段312が設けられ、このスイッチ手
段312もマイクロコンピータ310の制御下で切り換
え選択動作を行うようになされている。スイッチ手段3
12の出力側には光磁気記録媒体等を適用する記録装置
313及び転送信号変換回路314が並列に接続されて
いる。スイッチ手段312が一方の側に切り換え選択さ
れているときには、これら記録装置313及び転送信号
変換回路314にルックアップテーブル(LUT)処理
回路307cの出力データそのものが供給され、他方の
側に切り換え選択されているときには、正方画素変換回
路311による処理が施されたデータが供給される。記
録装置313及び転送信号変換回路314からの出力デ
ータがパーソナルコンピュータ315に供給される。
【0026】本実施例ではこのパーソナルコンピュータ
315が図9及び図10の画像データ処理を行うように
構成され、従ってこのこのパーソナルコンピュータ31
5は、上記固体撮像素子の画素配列を格子状配列と仮定
したものに相応する仮想画像空間の各仮想画素の中心位
置を該固体撮像素子の各水平画素列のうちの偶数番目ま
たは奇数番目のいずれか一方に該当する各水平画素列に
属する各実画素の四隅に相当する位置に仮定することに
より、上記第1の仮想画素データよりも大容量のデータ
となるこれら仮想画素の出力に相応する各画素データた
る第2の仮想画素データを、上記第1の格子状配列画素
データ生成手段により生成された第1の仮想画素データ
に依拠して生成するようになされた第2の格子状配列画
素データ生成手段をなす。
【0027】パーソナルコンピュータ315は図9及び
図10の画像データ処理を行って得た図8中「×」で示
された各仮想画素のデータ(第2各仮想画素データ)を
生成し、更にこれら生成されたデータに基づいて、イエ
ロー,シアン,マゼンタ,並びに黒のデータを生成して
自己に接続されたプリンタ316に供給する。プリンタ
316ではこの供給されたデータに基づいて印刷動作を
実行する。尚、パーソナルコンピュータ315はマイク
ロコンピータ310に対してホストコンピュータ乃至ス
ーパーバイザーとして機能し得るようになされ、走査者
がパーソナルコンピュータ315に対して為した操作に
基づいてパーソナルコンピュータ315がマイクロコン
ピータ310に対し、撮影や信号処理の実行について指
令を行うことができるように両者が結ばれている。ま
た、以上の構成において、上述の正方画素変換回路31
1による入力画素データのサンプリング処理(画素の間
引き処理)は、図12に示されるように、図2(a)に
黒点で示されるような格子状正方配列の各仮想画素を実
画素の水平及び垂直方向の各幅を夫々単位寸法として、
水平及び垂直各方向に夫々6n(nは自然数)の距離だ
け離隔した各点をサンプリングする(図中、大きな黒点
として表示されている点がサンプリングされる点であ
る)、即ち、大きな黒点α,β,γ,δ,…の仮想画素
を残し他の小さな黒点の画素を切り捨てるような間引き
処理である。尚、このサンプリング(間引き処理)の間
隔を、上述したように実画素の水平及び垂直方向の各幅
を基準にして表現するに替えて、図2(a)に黒点で示
されるような格子状正方配列の各仮想画素位置を基準に
して表現すると、一つのサンプリング点の仮想画素(例
えば大きな黒点αの画素)から見て、水平方向には4画
素目毎に、垂直方向には3画素目毎に夫々仮想画素をサ
ンプリングするものであるということができる。正方画
素変換回路311により上述の処理が行われた結果とし
ての出力は、この処理が施される依然のものに比し画素
数の少ない、粗な画素データとなる。従って、スイッチ
手段312によりこの粗な画素データを導出すれば、パ
ーソナルコンピュータ315に転送するデータ量は少な
くなり、従って極めて短時間で比較的粗な画像データが
パーソナルコンピュータ315に転送され、一応の画像
確認を行うに適した程度の表示密度(画質)をもって同
パーソナルコンピュータ315による画像表示を行うこ
とが可能となる。記録装置313の記録媒体に画像デー
タを格納する場合も、この比較的粗な画像データについ
てこれを行うようにすれば、短時間で記録を完了するこ
とができる。上記比較的粗な画像データにより一応の画
像確認を行うに適した程度の画像データを得る手段が画
像表示用データ生成手段をなし、この手段により画像を
確認するための手段がプレビュー手段をなしている。こ
れらの手段を備えた装置は、上記画像表示用データ生成
手段による比較的低解像度の画像により記録対象画像の
状態を確認可能になされたプレビュー手段と、該プレビ
ュー手段により確認された当該画像を表わす上記格子状
配列画素データ生成手段の出力データを記録する記録手
段とを備えた画像信号処理装置として構成することがで
きる。
【0028】図11のシステムの特徴は、第1の画像デ
ータ処理ブロック(第1の格子状配列画素データ生成手
段)304により比較的少数の画素データを生成し、こ
の比較的少数の画素データについて、階調変換部307
による階調変換処理又はパーソナルコンピュータ315
へのデータ転送処理若しくは記録装置313に適用され
た記録媒体への画像データの書込み処理等を行うため、
極めて短時間でこれらの処理を行うことができる。而し
て、これらの処理が施された仮想画素データ(第1の仮
想画素データ)に基づいてこれよりも大容量の仮想画素
データ(第2の仮想画素データ:図8中「×」で示され
た各仮想画素のデータ)を生成するように構成されてい
るため、上記各種処理については比較的小容量のデータ
に対して高能率でこれを実行し得、次にこの処理による
情報が内包された各第1の仮想画素データに基づいて大
容量の第2の仮想画素データを生成することとなり、当
初から大容量の第2の仮想画素データを対象として上記
各種処理を行うに比し、総合的な処理効率の点で格段に
優れ、高速処理が実現される。
【0029】尚、図11のシステムでは第1の画像デー
タ処理ブロック(第1の格子状配列画素データ生成手
段)304により生成された比較的少数の仮想画素デー
タに対し、図9及び図10の画像データ処理を行い、図
8中「×」で示された各仮想画素のデータ(第2各仮想
画素データ)を生成するにつき、この生成のための第2
の格子状配列画素データ生成手段としてパーソナルコン
ピュータ315を適用したが、第2の格子状配列画素デ
ータ生成手段としてハードウエアを主体とした手段を適
用することも可能である。
【0030】図13は、上記第2の格子状配列画素デー
タ生成手段としての信号処理回路の例を示すブロック図
である。図13において、入力端子351に既述の図9
の第1行に示されたようなタイミングで点順次の画素デ
ータ(第1の仮想画素データ)が供給される。この供給
されたデータが図8につき既述の、図2(b)の最下行
にその発現のタイミングが示されたような点順次画素デ
ータであって、図8中で実画素の水平画素列(行)L1
とL2 の間に位置する第1の各仮想画素でなる仮想画素
列(行)LA に属するものである。このLA に属する点
順次画素データ(第1の仮想画素データ)に対し、これ
を1クロック(夫々の色データ出力の毎回の継続時間)
遅延せしめるための遅延回路352(この出力が、図9
の第2行の点順次画素データである)、及び、2クロッ
ク遅延せしめるための遅延回路353(この出力が、図
9の第3行の点順次画素データである)が夫々設けられ
ている。上記した入力端子351への入力たる点順次画
素データ(第1の仮想画素データ)、遅延回路352の
出力、及び、遅延回路353の出力に各対応して、サン
プリング動作を行うためのサンプリング・ホールド回路
361,362,363が夫々設けられ,これらサンプ
リング・ホールド回路は図9第4行のタイミングのサン
プルパルスに同期してサンプリング・ホールドが行われ
るように構成され、これらのサンプリング・ホールドが
行われた結果、図9の第5行,第6行,第7行に示され
たようなデータが得られる。サンプリング・ホールド回
路361,362,363の各出力は第1のセレクタ3
64に供給され、ここで各出力が切り換え選択されて、
同時化された仮想画素データ(図9の第8行,第9行,
及び,第10行に示された第2の各仮想画素のデータで
あって、この同時化出力のR1,G1,B1 によって第2の
仮想画素P1 が、R2,G2,B1 によって第2の仮想画素
P2 が、R3,G2,B2 によって第2の仮想画素P3 が、
R3,G2,B3 によって第2の仮想画素P4 が、R4,G4,
B3 によって仮想画素P5 が、各表わされることにな
る)が夫々得られる。また一方、端子351に供給され
る点順次画素データ(例えば、既述の仮想画素列LA に
属する点順次画素データ)に対し、これを1水平走査期
間(1H)遅延させるための遅延回路371及びこの遅
延回路371の出力データに対して更に1クロック遅延
せしめるための遅延回路372(この出力が、図9の第
2行の点順次画素データである)が夫々設けられてい
る。この遅延回路372の出力、上記した入力端子35
1への入力たる点順次画素データ、及び、既述の遅延回
路353の出力に各対応して、サンプリング動作を行う
ためのサンプリング・ホールド回路381,382,3
83が夫々設けられ,これらサンプリング・ホールド回
路は図10第6行のタイミングのサンプルパルスに同期
してサンプリング・ホールドが行われるように構成さ
れ、これらのサンプリング・ホールドが行われた結果、
図10の第7行,第8行,第9行に示されたようなデー
タが得られる。サンプリング・ホールド回路381,3
82,383の各出力は第2のセレクタ384に供給さ
れ、ここで各出力が切り換え選択されて、同時化された
仮想画素データ(図9の第10行,第11行,第12
行)が得られる。
【0031】図14,図15,図16,図17及び図1
8は、本願発明の他の実施例を説明するための図であ
り、図14は既述の図2(a)及び図4と同様の表記法
により、発明に適用される撮像素子における所謂Δ配列
の実画素と格子状配列の仮想画素の位置関係を示す模式
図、図15,図16及び図17は、図14中の黒点で示
された仮想画素のデータに基づいて同図14中の×点で
示された各仮想画素のデータを得る過程での動作のタイ
ミングを示す図、図18は図14中の×点で示された各
仮想画素のデータを得るための装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【0032】図14を参照して良く理解される通り、本
例では、固体撮像素子の画素配列を格子状配列と仮定し
たものに相応する仮想画像空間の各仮想画素についてそ
れらの各中心位置の並び方が、水平方向については、図
2(a)について上述した各黒点の仮想画素と同じ位
置、及び、これら各黒点(・)間に等間隔で夫々2点
(×で表記)存在する関係で各水平方向の列(行)が形
成され、一方、垂直方向には上記の形態の各水平方向の
列(行)が実画素の垂直方向寸法の1/2の間隔で平行
に整列した形態をなしている。上記各黒点の仮想画素
(・)及びそれらの間の仮想画素(×)は、表現を変え
て言えば、各実画素の四隅(四辺形の実画素領域の角
部)に自己の各中心が位置するようにしてこれら各仮想
画素が想定されているということになる。
【0033】上述の通り、図14中の黒点で示された各
仮想画素(・)は図2(a)おけるのものと同じであ
る。従って、図14中のこれら黒点で示された各仮想画
素のデータは図2(b)の最下行にその発現のタイミン
グが示された点順次画素データである。この図14にお
いても、図8につき既述の通り、図中上から第1番目及
び第2番目の実画素の水平画素列(行)間に位置する各
仮想画素でなる仮想画素列(行)をLA とする。また、
仮想画素列(行)LB についても、図8につき既述のも
のと同様に想定する。而して、特に、この図14中の水
平仮想画素列(行)については、上記仮想画素列(行)
をLA 及びLB 間にこれらLA 及びLB を含んで、これ
らに平行な順次の仮想画素列(行)を図中上からLイ,
Lロ,Lハ,Lニ,Lホと設定し、LB よりも下方の順
次の仮想画素列(行)についても同様に、Lヘ,Lト,
Lチ,Lリ,……と設定する。図示の通り、上記Lイは
LA上に設定され、LホはLB 上に設定されている。
【0034】図15には、上記図14中の仮想画素列
(行)Lイ上の各仮想画素P1,P2,P3,P4,P5,P6 を
表わすデータの生成処理のタイミングが示されている。
図15の第1行に示されたものは図2(b)の最下行に
その発現のタイミングが示された点順次画素データであ
って、図14中の仮想画素列(行)Lイ上における黒点
で示された各仮想画素(・)を表わすデータである。図
示の通り、これら黒点で示された各仮想画素のうちの一
部のものは(×)で示された仮想画素と同一のものとな
る関係にある。図15の第2行及び第3行に示されたよ
うに、本例では、この第1行に示された点順次画素デー
タに対し、これを1クロック(夫々の色データ出力の毎
回の継続時間)遅延せしめた点順次画素データ、及び、
2クロック遅延せしめた点順次画素データを夫々得る。
次に、上記した図14の第1行,第2行,及び,第3行
の各点順次画素データをセレクタ手段により順次切り換
えて出力することにより、図15の下段3行に示された
ように図14中の水平仮想画素列(行)Lイ上の各仮想
画素P1,P2,P3,P4,P5,…を表わすデータを得る。上
記水平仮想画素列(行)LB 上に設定された水平仮想画
素列(行)Lホについても、上述の仮想画素列(行)L
イと相似的関係にあり、上記同様にしてLホ上に整列し
た各仮想画素を表わすデータを得る。
【0035】図16には、上記図14中の仮想画素列
(行)LA 及びLB 間、従って、上記Lイ及びLホ間に
位置する水平仮想画素列(行)Lハ上の各仮想画素
(×,×,…)を表わすデータの生成処理のタイミング
が示されている。
【0036】図16の通り、同図の第1行に表わされた
ように、上記仮想画素列(行)LAに属する点順次画素
データを1水平走査期間(1H)遅延せしめた画素デー
タと、第2行に表わされたように、この第1行に示され
た点順次画素データを1クロック遅延せしめた点順次画
素データ、及びこの1クロック遅延せしめた点順次画素
データを更に1クロック遅延せしめた(即ち、第1行に
示された点順次画素データを2クロック遅延せしめた)
点順次画素データを夫々得る(図16:第1行〜第3
行)。また、上記仮想画素列(行)LB に属する点順次
画素データについてもLA について上述したと同様、1
クロック遅延せしめた点順次画素データ、及び2クロッ
ク遅延せしめた点順次画素データを夫々得る(図16:
第4行〜第6行)。次に、上記のようにして得た各点順
次画素データ(図16:第1行〜第6行)のうち第2
行,第4行,及び,第6行の各点順次画素データを図1
6の第7行に示されたような2クロック周期のサンプリ
ングパルス(これによるサンプリングの対応関係確認の
便宜上、対応するデータ列及びサンプリング区間に
「○」を附して示してある)によりサンプリングして図
16の第9行,第10行,及び,第11行の各点順次画
素データを得る。同様に、上記のようにして得た各点順
次画素データ(図16:第1行〜第6行)のうち第1
行,第3行,及び,第5行の各点順次画素データを図1
6の第8行に示されたような上記サンプリングパルス
(○)とは1/2周期位相のずれた関係るある2クロッ
ク周期のサンプリングパルス(これによるサンプリング
の対応関係確認の便宜上、対応するデータ列及びサンプ
リング区間に「△」を附して示してある)によりサンプ
リングして図16の第12行,第13行,及び,第14
行の各点順次画素データを得る。更に、これら第9行〜
第14行に示された2クロック周期の各点順次画素デー
タのうち、各2連のデータ列(第9行と第12行、即ち
○データ列の1行目と△データ列の1行目;第10行と
第13行、即ち○データ列の2行目と△データ列の2行
目;第11行と第14行、即ち○データ列の3行目と△
データ列の3行目)をセレクタ手段により順次切り換え
て出力することにより、図16の第15行,第16行,
及び,第17行に示されたような、3系統の点順次画素
データを得る。この3系統の点順次画素データについて
図10について既述のものと同様セレクタ手段により順
次切り換えて出力することにより、図16の第18行,
第19行,及び,第20行に示されたような、Rの系統
には常にRの画素データが、Gの系統には常にGの画素
データが、Bの系統には常にBの画素データが、出力さ
れ、B,R,G各系統同時化された、上記水平仮想画素
列(行)Lハ上の各仮想画素(×,×,…)を表わすデ
ータを得ることとなる。
【0037】次に、上記水平仮想画素列(行)LイとL
ハとの間の水平仮想画素列(行)Lロ上の各仮想画素
(×,×,…)を表わすデータは、既述のようにして得
られる水平仮想画素列(行)Lイ上の各仮想画素を表わ
すデータと水平仮想画素列(行)Lハ上の各仮想画素を
表わすデータとに基づき内挿補間処理(LロはLイ及び
Lハからの距離が等しい丁度中間の位置にあるため、結
果的に平均化処理になる)を行って、図17に表された
ようにB,R,G各系統同時化されたデータを得る。図
14に示されたように、水平仮想画素列(行)Lイ及び
Lハ並びにそれら間の水平仮想画素列(行)Lロの位置
関係と、水平仮想画素列(行)Lハ及びLホ並びにそれ
ら間の水平仮想画素列(行)Lニの位置関係との相似性
により、水平仮想画素列(行)Lニ上の各仮想画素を表
わすデータについても、水平仮想画素列(行)Lハ及び
Lホに基づき、水平仮想画素列(行)Lロに関して上述
したと同様の内挿補間処理(平均化処理)を行って求め
ることができる。
【0038】以上のようにして、仮想画素列(行)をL
A 及びLB 間設定した平行な順次の仮想画素列(行)L
イ,Lロ,Lハ,Lニ,Lホの各画素を表わすデータが
得られるが、LB よりも下方の順次の仮想画素列(行)
Lヘ,Lト,Lチ,Lリ,……を表わすデータについて
も、Lイ,Lロ,Lハ,Lニ,Lホとの配列の相似性に
注目して、上記同様にして得ることができる。
【0039】図18は、図14中の黒点で示された仮想
画素のデータに基づいて同図14中の×点で示された各
仮想画素のデータを図15,図16及び図17につき上
述した処理を行って得るためのシステムの構成の一例を
示すブロック図である。図18において、入力端子40
1に既述の図15の第1行に示されたようなタイミング
で点順次の画素データが供給される。この供給されたデ
ータが図15につき既述の、図2(b)の最下行にその
発現のタイミングが示されたような点順次画素データで
あって、図14中で第1行目及び第2行目の実画素の水
平画素列(行)の間に位置する仮想水平画素列(行)L
A に属するものである。ここでは説明の便宜上、仮想水
平画素列(行)LA に属する点順次画素データが入力端
子401に供給される時点よりも、1H(水平走査期
間)後の時点で仮想画素列(行)LB に属する点順次画
素データが入力端子401に供給されるタイミングにお
いて、順次の仮想画素列(行)Lロ,Lハ,Lニ,Lホ
の各画素を表わすデータを得る様子を示してある。この
LB (LA )に属する点順次画素データに対し、これを
1クロック(夫々の色データ出力の毎回の継続時間)遅
延せしめるための遅延回路402(この出力が、図15
の第2行の点順次画素データである)、及び、更に1ク
ロック遅延せしめるための遅延回路403(この出力
が、図15の第3行の点順次画素データである)が夫々
設けられている。上記した入力端子401への入力たる
点順次画素データ、遅延回路402の出力、及び、遅延
回路403の出力の3系統の出力に対する時系列的な選
択動作を行って、仮想画素列Lホ上の各×点を表わすデ
ータを得る(仮想水平画素列(行)LA に属する点順次
画素データが入力端子401に供給されるタイミングで
は、図15の下段3行に示されたように図14中の仮想
水平画素列(行)Lイ上の各仮想画素P1,P2,P3,P4,
P5,…を表わすデータを得る)ためのセレクタ404が
設けられている。セレクタ404の出力は遅延回路40
5及び遅延回路406をこの順に介して、該当する一の
水平走査期間では仮想画素列(行)Lホに属する画素出
力として(該当する他の一の水平走査期間では仮想画素
列(行)Lイに属する画素出力として)、出力される。
【0040】一方、上記入力端子401への入力たる点
順次画素データ、遅延回路402の出力、及び、遅延回
路403の出力の3系統の出力各対応して、サンプリン
グ動作を行うためのサンプリング・ホールド回路41
1,412,413が夫々設けられている。これらサン
プリング・ホールド回路は本図中○及び△を附したサン
プリングパルス(図16、第7行及び第8行の○及び△
を附したサンプリングパルスと同じもの)に同期してサ
ンプリング・ホールドを行なう。
【0041】上述の入力端子401に供給される信号
(従って、遅延回路402への入力)はまた、分岐され
て1H(1水平走査期間)遅延回路421にも供給され
るようになされている。1H遅延回路421の出力であ
る点順次画素データに対し、これを1クロック(夫々の
色データ出力の毎回の継続時間)遅延せしめるための遅
延回路422(この出力が、図16の第2行の点順次画
素データである)、及び、更に1クロック遅延せしめる
ための遅延回路423(この出力が、図16の第3行の
点順次画素データである)が夫々設けられている。上記
した1H遅延回路421の出力である点順次画素デー
タ、遅延回路422の出力、及び、遅延回路423の3
系統の出力に対する時系列的な選択動作を行って、図1
4の仮想画素列Lロ上の各×点を表わすデータを得る
(仮想水平画素列(行)LA に属する点順次画素データ
が入力端子401に供給されるタイミングでは、図15
の下段3行に示されたように図14中の仮想水平画素列
(行)Lイ上の各仮想画素P1,P2,P3,P4,P5,…を表
わすデータを得る)ためのセレクタ424が設けられて
いる。セレクタ424の出力は後述の遅延回路425に
入力される。
【0042】一方、上記1H遅延回路421の出力(即
ち、遅延回路422への入力)たる点順次画素データ、
遅延回路422の出力、及び、遅延回路423の出力の
3系統の出力各対応して、サンプリング動作を行うため
のサンプリング・ホールド回路431,432,433
が夫々設けられている。これらサンプリング・ホールド
回路は本図中○及び△を附したサンプリングパルス(図
16、第7行及び第8行の○及び△を附したサンプリン
グパルスと同じもの)に同期してサンプリング・ホール
ドを行なう。
【0043】上述のサンプリング・ホールド回路411
と431の両出力を切り換えるセレクタ441、サンプ
リング・ホールド回路412と432の両出力を切り換
えるセレクタ442、及び、サンプリング・ホールド回
路413と433の両出力を切り換えるセレクタ443
が設けられ、これら3つのセレクタ441,442,4
43での切換動作により図16の第9行〜第14行に示
された画素データから図16の第15行〜第17行に示
された3系統の点順次画素データを得る。上記3つのセ
レクタ441,442,443の出力であるこの3系統
の点順次画素データについて図13について既述のもの
と同様の時系列的な信号選択動作を為すセレクタ450
が設けられ、このセレクタ450の出力として、図16
の第18行,第19行,及び,第20行に示されたよう
な、Rの系統には常にRの画素データが、Gの系統には
常にGの画素データが、Bの系統には常にBの画素デー
タが、出力され、B,R,G各系統同時化された、上記
水平仮想画素列(行)Lハ上の各仮想画素(×,×,
…)に相応するデータを得ることとなる。
【0044】既述の遅延回路405の3系統の出力
(B,G,R)と上記セレクタ450の3系統の出力
(B,G,R)とを加算処理するためにこれら両3系統
の出力(B,G,R)に対応して加算器461,46
2,463が設けられ、更にこれら加算器461,46
2,463の出力が入力される除算器464が設けられ
ている。除算器464は、両3系統の入力の和の1/2
の除算処理(平均化処理)を行うが、この処理は、既述
の遅延回路405の出力として得た仮想水平画素列
(行)Lホ上の各仮想画素に相応するデータと既述のセ
レクタ450の出力として得た水平仮想画素列(行)L
ハ上の各仮想画素に相応するデータとに基づき内挿補間
処理(Lホ及びLハからの距離が等しい丁度中間の位置
にあるLニのデータを得るため、結果的に平均化処理に
なる)を行って、図17に表された後述する仮想水平画
素列(行)Lロ上の各仮想画素に相応するデータ生成の
タイミングに概略準じてB,R,G各系統同時化された
データを得るためのものである。
【0045】同様に、遅延回路425の3系統の出力
(B,G,R)と上記セレクタ450の3系統の出力
(B,G,R)とを加算処理するためにこれら両3系統
の出力(B,G,R)に対応して加算器471,47
2,473が設けられ、更にこれら加算器471,47
2,473の出力が入力される除算器474が設けられ
ている。除算器474は、両3系統の入力の和の1/2
の除算処理(平均化処理)を行うが、この処理は、既述
の遅延回路425の出力として得た仮想水平画素列
(行)Lイ上の各仮想画素に相応するデータと既述のセ
レクタ450の出力として得た水平仮想画素列(行)L
ハ上の各仮想画素に相応するデータとに基づき内挿補間
処理(Lイ及びLハからの距離が等しい丁度中間の位置
にあるLロのデータを得るため、結果的に平均化処理に
なる)を行って、図17に表されたようなタイミングの
B,R,G各系統同時化されたデータを得るためのもの
である。
【0046】上述のセレクタ450の出力側にはその出
力に所定の遅延を与えるための遅延回路452が接続さ
れている。以上の構成において、或る1水平走査期間に
相応する時間区間(入力端子401にLB が入力されて
いる時間区間)では、減算器474の出力として仮想水
平画素列(行)Lロ上の各仮想画素に相応するデータ
が、遅延回路452の出力として水平仮想画素列(行)
Lハ上の各仮想画素に相応するデータが、減算器464
の出力として仮想水平画素列(行)Lニ上の各仮想画素
に相応するデータが、遅延回路406の出力として水平
仮想画素列(行)Lホ上の各仮想画素に相応するデータ
が、夫々得られることとなる。また、該時間区間に続く
1水平走査期間に相応する時間区間(入力端子401に
LC が入力されている時間区間)では、この水平仮想画
素列(行)Lホ上の各仮想画素に相応するデータに替え
てLリ上の各仮想画素に相応するデータが得られる。同
様にして、水平仮想画素列(行)Lニに替えてLト,L
ロに替えてLヘ上の各仮想画素に相応するデータが得ら
れる。
【0047】尚、上述の遅延回路405,406,42
5,452は、各該当する信号選択処理、加算処理、減
算処理に相応する時間だけ信号(データ)の伝達を遅延
させて、各該当する処理に関して所要のタイミング合せ
を行うためのものである。
【0048】次に、図19に基づき説明する実施例は、
既述の実施例におけると同様の、各々自己に該当するフ
ィルター色に対応した光電変換出力を得るようになされ
た光電変換単位領域である各色の画素が水平方向に周期
性を以て現れるように整列してなる複数の水平画素列を
成す如く配列され、且つ、垂直方向に隣接して対をなす
関係にある水平画素列相互間では、同一のフィルター色
に対応する画素の水平方向位置が、1画素の水平方向の
幅を単位ピッチとして2分の1ピッチずれた関係となる
ように配列されることにより、上記対をなす関係にある
水平画素列中の3色の画素が相互に近接して位置して概
略デルタ状の位置関係を成すように構成された図1に示
された固体撮像素子を適用し、この固体撮像素子の出力
に基づいてカラー画像信号を得るようになされた画像信
号処理装置であって、同固体撮像素子の画素配列を格子
状配列と仮定したものに相応する仮想画像空間の各仮想
画素位置における当該一の色の光電変換出力に相応する
各画素データを、上下に隣接する3つの水平画素列中の
同一色の最近接関係にある3つ乃至4つの実画素からの
画素信号に基づいて生成する格子状配列画素データ生成
手段を備えたことを特徴とするものである。
【0049】上記の格子状配列画素データ生成手段はマ
イクロコンピュータの該当機能部を以て構成され得る
が、上述のように上下に隣接する3つの水平画素列中の
同一色の最近接関係にある3つ乃至4つの実画素からの
画素信号に基づいて上記固体撮像素子の画素配列を格子
状配列と仮定したものに相応する仮想画像空間の各仮想
画素位置における当該一の色の光電変換出力に相応する
各画素データを生成するプロセスについて図19を参照
しつつ説明する。
【0050】図示のように、固体撮像装置の実画素の各
水平画素列(行)を図2同様に、上方から順にL1,L2,
L3,L4,L5,L6 とする。今ここで水平画素列(行)L
2 とその上下のL1 ,L3 に注目すると、実画素R2 の
位置について、ここから見て最近接関係にある3つのG
系の実画素としては画素G1,G2 及びGb が該当するこ
とが判る。この関係に注目して、自己の位置(×)を実
画素R2 の位置と同じくするG系の仮想画素G(R2)に相
応するデータを、これら実画素G1,G2 及びGb との各
相関度に応じて算出するための演算が次に示すものであ
る。
【0051】
【数1】
【0052】上記同様に、自己の位置(×)を実画素B
2 の位置と同じくするG系の仮想画素G(B2)に相応する
データを、実画素G2,G2 及びGb との各相関度に応じ
て算出することができる。以下同様にして、水平画素列
(行)L2 上の各G系の仮想画素に相応するデータを求
めることができる。R系の仮想画素及びB系の仮想画素
についても同様である。
【0053】次に、水平画素列(行)L3 とその上下の
L2 ,L4 に注目すると、実画素Rc とBc の中間位置
(×)について、ここから見て最近接関係にある4つの
G系の実画素として画素G3,Gb,Gc 及びGb が該当す
る。この関係に注目して、実画素Rc とBc の中間位置
(×)のG系の仮想画素G(RcBc)に相応するデータを、
これら実画素G3,Gb,Gc 及びGd との各相関度に応じ
て算出するための演算が次に示すものである。
【0054】
【数2】
【0055】また、水平画素列(行)L3 上で、実画素
Gb とRc の中間位置(×)について、ここから見て最
近接関係にある3つのG系の実画素として画素G3,Gb,
及びGc が該当する。この関係に注目して、実画素Gb
とRc の中間位置(×)のG系の仮想画素G(GbRc)に相
応するデータを、これら実画素G3,Gb,及びGc との各
相関度に応じて算出するための演算が次に示すものであ
る。
【0056】
【数3】
【0057】更に、水平画素列(行)L3 上で、実画素
Bc とGd の中間位置(×)のG系の仮想画素G(BcGd)
に相応するデータを、同仮想画素と最近接関係にある3
つのG系の実画素G3,Gc,及びGd との各相関度に応じ
て同様に算出する。
【0058】上記水平画素列(行)L3 上で、各G系の
仮想画素を算出したと同様にしてR系の仮想画素及びB
系の仮想画素についてもそれらに相応する画素データを
求めることができる。 水平画素列(行)L2 及びL3
上の仮想画素に相応するデータを求めるための上記各演
算と同様の演算により、各順次の水平画素列(行)Ln
上の仮想画素に相応するデータを求めることができる。
上記のようにしてG系,B系及びR系の各仮想画素に相
応するデータを求めることができ、これら各データによ
って正方格子状配列の仮想画素が表される。
【0059】図19に基づき上述した実施例によれば、
格子状配列画素データ生成手段において算出の対象とな
る各仮想画素データについて夫々基礎となる実画素デー
タ毎にそれとの相関度が考慮されるため、算出されるデ
ータの精度が向上し、偽信号として再生画像に発生する
モアレ成分が抑制され得る。
【0060】図19に基づき上述した実施例は、マイク
ロコンピュータの該当機能部を以て構成され得る上記格
子状配列画素データ生成手段に、各該当する実画素デー
タを供給する間に、該実画素データに関して、階調変換
又は外部機器へのデータ転送若しくは記録媒体へのデー
タ書き込みのいずれかを含む処理を施す手段が介在され
てなる構成をとってもよい。
【0061】また、上記格子状配列画素データ生成手段
により生成された各画素データを上記仮想画像空間の水
平方向及び垂直方向に1つの実画素の一辺の長さを間隔
の単位として見て両方向に夫々6n(nは自然数)間隔
でサンプリングしてなるデータを画像表示用データとし
て出力するための画像表示用データ生成手段を備えてな
る構成をとってもよい。このような構成によれば、コン
ピュータへの取り込みやコンピュータの表示画面上への
表示、或いは印刷すべき画像の選択や確認を迅速に行な
うに好適な正方格子状で比較的粗な密度の画素配列に対
応した仮想画素データ(即ち、一つの画像を表すデータ
量が高品位画像に対応するそれよりも少ない仮想画素デ
ータ)を、簡単な処理によって得ることができる。
【0062】また、このように仮想画像空間の各仮想画
素を算出し、然る後これら仮想画素についてサンプリン
グを行なうことにより画像表示用データ生成するに替え
て、上記固体撮像素子としてX−Yアドレス型固体撮像
素子を適用し、この固体撮像素子の読み出し動作を制御
して上記サンプリングにより抽出する画像表示用データ
に相応する各仮想画素に準じた位置にある実画素のデー
タを直接的に摘出して画像表示用データとして割り当て
るための制御動作を行う制御手段(コンピュータ等によ
り構成する)を備えてなる構成をとってもよい。このよ
うな構成によれば、仮想画像空間の各仮想画素を算出
し、然る後これら仮想画素についてサンプリングを行な
うことにより画像表示用データ生成する既述の方式と比
較して、X−Yアドレス型固体撮像素子の特質を利用し
てその読み出し動作を制御することにより画素信号の読
み出しそのものでのサンプリングを行って画像表示用デ
ータに相応する各仮想画素に準じた位置にある実画素の
データを直接的に摘出し、この実画素のデータを画像表
示用データとして割り当てることで、極めて簡単な構成
により迅速な表示を得ることができる。更に、上記格子
状配列画素データ生成手段により生成された各画素デー
タを上記仮想画像空間の水平方向には仮想画素で4画素
毎に、垂直方向には仮想画素で3画素毎にサンプリング
してなるデータを画像表示用データとして出力するため
の画像表示用データ生成手段を備えてなる構成をとって
もよい。このような構成によれば、コンピュータへの取
り込みやコンピュータの表示画面上への表示、或いは印
刷すべき画像の選択や確認を迅速に行なうに好適な正方
格子状の画素配列に対応した仮想画素データを、簡単な
処理によって得ることができる。
【0063】また更に、上記画像表示用データ生成手段
による比較的低解像度の画像により記録対象画像の状態
を確認可能になされたプレビュー手段と、該プレビュー
手段により確認された当該画像を表わす上記格子状配列
画素データ生成手段の出力データを記録する記録手段と
を備えてなる構成をとってもよい。このような構成によ
れば、記録乃至印刷すべき画像の選択や確認をプレビュ
ー手段により迅速に行った上、これにより選択・確認さ
れた画像を高品位な状態で記録手段により記録すること
ができる。
【0064】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、通常はコンピ
ュータの表示画面には適合しない非格子状の画素配列を
以てなる固体撮像素子の出力映像信号に対応したカラー
画像をコンピュータの表示画面上に映出させることがで
きる。
【0065】請求項2の発明によれば、同項に定義のよ
うな特定のカラーフィルター配列を有してなる非格子状
画素配列の固体撮像素子の出力映像信号に対応したカラ
ー画像をコンピュータの表示画面上乃至はこれと同様の
表示画素配列を以てなるモニタ画面上に映出させること
ができる。
【0066】請求項3の発明によれば、X−Yアドレス
型固体撮像素子の特質を利用し、画素出力の読み出し駆
動時点で総画素数よりも少数の特定画素の出力をサンプ
リングするように読み出すことにより、簡易的な表示を
速やかに行なうために、或いは、当該画像を略式に認識
するための簡易的外部出力用画像データを短時間で伝送
するに適した画像データを極めて容易に得ることができ
る。
【0067】請求項4の発明によれば、対のものとして
扱う2本の水平実画素列(行)の画素出力を読み出して
仮想画素データを算出するについて、特別な遅延線や一
時記憶のための記憶素子を必要としない構成をとること
ができ、装置としての簡素化が図られる。
【0068】請求項5の発明によれば、この発明の装置
の出力データをそのまま一般的なコンピュータの表示画
面に適合するものとして扱うことができ、当該画像をコ
ンピュータの表示画面上に簡単に映出させることができ
る。
【0069】請求項6の発明によれば、実画素データに
基づく画像に劣らない品位で画像を再現(印刷等)する
ことができ、且つコンピュータの表示画面にも適合する
仮想画素データを得ることができる。
【0070】請求項7の発明によれば、請求項6に定義
のような仮想画素データを得るための一つの具体的構成
が提供される。請求項8の発明によれば、請求項6に定
義のような仮想画素データによる画像よりも高品位な画
像を構成するための仮想画素データを得ることができ
る。
【0071】請求項9の発明によれば、請求項8に定義
のような仮想画素データを得るための一つの具体的構成
が提供される。請求項10の発明によれば、請求項6に
定義のような仮想画素データによる画像よりも高品位な
画像を構成するための比較的密な仮想画素データを得る
ことができると共に、階調変換、又は、外部機器へのデ
ータ転送、若しくは、記録媒体へのデータ書き込みを簡
易的に速やかに行うに好適な比較的粗な仮想画素データ
を得ることができる。
【0072】請求項11の発明によれば、コンピュータ
への取り込みやコンピュータの表示画面上への表示、或
いは印刷すべき画像の選択や確認を迅速に行なうに好適
な正方格子状の画素配列に対応した仮想画素データを、
簡単な処理によって得ることができる。
【0073】請求項12の発明によれば、仮想画像空間
の各仮想画素を算出し、然る後これら仮想画素について
サンプリングを行なうことにより画像表示用データ生成
するに替えて、X−Yアドレス型固体撮像素子の特質を
利用し、その読み出し動作を制御して上記サンプリング
により抽出する画像表示用データに相応する各仮想画素
に準じた位置にある実画素のデータを直接的に摘出して
画像表示用データとして割り当て、極めて簡単な構成に
より迅速な表示を得ることができる。
【0074】請求項13の発明によれば、コンピュータ
への取り込みやコンピュータの表示画面上への表示、或
いは印刷すべき画像の選択や確認を迅速に行なうに好適
な正方格子状の画素配列に対応した仮想画素データを、
簡単な処理によって得ることができる。
【0075】請求項14の発明によれば、記録乃至印刷
すべき画像の選択や確認をプレビュー手段により迅速に
行った上、これにより選択・確認された画像を高品位な
状態で記録手段により記録することができる。
【0076】請求項15の発明によれば、印刷等を行な
うに好適な高品位な画像を構成するための極めて密な仮
想画素データを得ることができる。請求項16の発明に
よれば、印刷等を行なうに好適な高品位な画像を構成す
るための比較的密な仮想画素データを得ることができる
と共に、階調変換、又は、外部機器へのデータ転送、若
しくは、記録媒体へのデータ書き込みを簡易的に速やか
に行うに好適な比較的粗な仮想画素データを得ることが
できる。
【0077】請求項17の発明によれば、印刷等を行な
うに好適な高品位な画像を構成するための極めて密な仮
想画素データを得ることができる。請求項18の発明に
よれば、同項に定義のような特定のカラーフィルター配
列を有してなる非格子状画素配列の固体撮像素子の出力
映像信号に対応したカラー画像をコンピュータの表示画
面上或いはこれと同様な表示画素配列を以てなるモニタ
画面上に映出させることができる。
【0078】請求項19の発明によれば、仮想画像空間
の各仮想画素を算出し、然る後これら仮想画素について
サンプリングを行なうことにより画像表示用データ生成
するに替えて、X−Yアドレス型固体撮像素子の特質を
利用し、その読み出し動作を制御して上記サンプリング
により抽出する画像表示用データに相応する各仮想画素
に準じた位置にある実画素のデータを直接的に摘出して
画像表示用データとして割り当て、極めて簡単な構成に
より迅速な表示を得ることができる。
【0079】請求項20の発明によれば、1組のものと
して扱う上下に隣接する3本の水平実画素列(行)の画
素出力を読み出して仮想画素データを算出するについ
て、特別な遅延線や一時記憶のための記憶素子を必要と
しない構成をとることができ、装置としての簡素化が図
られる。
【0080】請求項21の発明によれば、この発明の装
置の出力データをそのまま一般的なコンピュータの表示
画面に適合するものとして扱うことができ、当該画像を
コンピュータの表示画面上に簡単に映出させることがで
きる。
【0081】請求項22の発明によれば、実画素データ
に基づくよりも高品位で画像を再現(印刷時等)するこ
とができ、且つコンピュータの表示画面にも適合する仮
想画素データを得ることができる。
【0082】請求項23の発明によれば、請求項18に
定義のような仮想画素データを得るための一つの具体的
構成が提供される。請求項24の発明によれば、請求項
18に定義のような仮想画素データによる画像よりも高
品位な画像を構成するための比較的密な仮想画素データ
を得ることができると共に、階調変換、又は、外部機器
へのデータ転送、若しくは、記録媒体へのデータ書き込
みを簡易的に速やかに行うに好適な比較的粗な仮想画素
データを得ることができる。
【0083】請求項25の発明によれば、コンピュータ
への取り込みやコンピュータの表示画面上への表示、或
いは印刷すべき画像の選択や確認を迅速に行なうに好適
な正方格子状の画素配列に対応した仮想画素データを、
簡単な処理によって得ることができる。
【0084】請求項26の発明によれば、仮想画像空間
の各仮想画素を算出し、然る後これら仮想画素について
サンプリングを行なうことにより画像表示用データ生成
するに替えて、X−Yアドレス型固体撮像素子の特質を
利用し、その読み出し動作を制御して上記サンプリング
により抽出する画像表示用データに相応する各仮想画素
に準じた位置にある実画素のデータを直接的に摘出して
画像表示用データとして割り当て、極めて簡単な構成に
より迅速な表示を得ることができる。
【0085】請求項27の発明によれば、コンピュータ
への取り込みやコンピュータの表示画面上への表示、或
いは印刷すべき画像の選択や確認を迅速に行なうに好適
な正方格子状の画素配列に対応した仮想画素データを、
簡単な処理によって得ることができる。
【0086】請求項28の発明によれば、記録乃至印刷
すべき画像の選択や確認をプレビュー手段により迅速に
行った上、これにより選択・確認された画像を高品位な
状態で記録手段により記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に適用される撮像素子(固体
撮像素子)の画素配列を示す図である。
【図2】撮像素子からの信号を読み出すタイミング及び
読み出すための構成について説明するための図である。
【図3】撮像素子からの信号を読み出すタイミング及び
読み出すための構成について説明するための図である。
【図4】本願発明の他の実施例に適用される撮像素子に
おける所謂Δ配列の実画素と格子状配列の仮想画素の位
置関係を示す模式図である。
【図5】図4中黒点で示された仮想画素のデータを得る
過程での動作のタイミングを示す図である。
【図6】図4中黒点で示された仮想画素のデータを得る
過程での動作のタイミングを示す図である。
【図7】図4に示された撮像素子を適用する実施例の装
置の構成を示すブロック図である。
【図8】本願発明の更に他の実施例に適用される撮像素
子における所謂Δ配列の実画素と仮想画素、並びに、各
仮想画素のデータに基づき生成する各仮想画素のデータ
に対応する画素位置の位置関係を示す模式図である。
【図9】図8中の仮想画素のデータを得る過程での動作
のタイミングを示す図である。
【図10】図8中の仮想画素のデータを得る過程での動
作のタイミングを示す図である。
【図11】図8に示された撮像素子を適用する実施例の
装置の構成を示すブロック図である。
【図12】本願発明の実施例において仮想画素に対して
行なうサンプリングの様子を示す模式図である。
【図13】本願発明の実施例装置の信号処理回路の例を
示すブロック図である。
【図14】本願発明の他の実施例に適用される撮像素子
における所謂Δ配列の実画素と格子状配列の仮想画素の
位置関係を示す模式図である。
【図15】図14中の仮想画素のデータを得る過程での
動作のタイミングを示す図である。
【図16】図14中の仮想画素のデータを得る過程での
動作のタイミングを示す図である。
【図17】図14中の仮想画素のデータを得る過程での
動作のタイミングを示す図である。
【図18】図14に示された撮像素子を適用する実施例
の装置の構成を示すブロック図である。
【図19】本願発明の更に他の実施例に適用される撮像
素子における実画素と格子状配列の仮想画素の位置関係
を示す模式図である。
【図20】単板式カラー撮像素子のカラーフィルター配
列方式の相違による撮像のナイキスト限界特性(再現能
力の限界特性)の違いを示す図である。
【符号の説明】
101a……………………………プリアンプ 101b……………………………プリアンプ 102a……………………………プロセスアンプ 102b……………………………プロセスアンプ 103a……………………………A/D変換器 103b……………………………A/D変換器 104………………………………ラッチ回路 105………………………………セレクタ 202a……………………………プリアンプ 202b……………………………プリアンプ 203a……………………………プロセスアンプ 203b……………………………プロセスアンプ 204a……………………………A/D変換器 204b……………………………A/D変換器 205a……………………………ラッチ回路 205b……………………………ラッチ回路 206a……………………………ラッチ回路 206b……………………………ラッチ回路 207………………………………セレクタ 212………………………………機能ブロック

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各々自己に該当するフィルター色に対応し
    た光電変換出力を得るようになされた光電変換単位領域
    である各色の画素が2次元的且つ非格子状に配列されて
    なる光電変換面からの画素信号が所定の態様で順次読み
    出されるように構成された固体撮像素子を適用し、この
    固体撮像素子の出力に基づいてカラー画像信号を得るよ
    うになされた画像信号処理装置であって、 同固体撮像素子の画素配列を格子状配列と仮定したもの
    に相応する仮想画像空間の各仮想画素位置における当該
    一の色の画素出力に相応する各画素データを、当該仮想
    画素の近傍に位置する上記非格子状の配列による複数の
    実画素からの画素信号に基づいて生成する格子状配列画
    素データ生成手段を備えたことを特徴とする画像信号処
    理装置。
  2. 【請求項2】各々自己に該当するフィルター色に対応し
    た光電変換出力を得るようになされた光電変換単位領域
    である各色の画素が水平方向に周期性を以て現れるよう
    に整列してなる複数の水平画素列を成す如く配列され且
    つ垂直方向に隣接して対をなす関係にある水平画素列相
    互間では、同一のフィルター色に対応する画素の水平方
    向位置が、1画素の水平方向の幅を単位ピッチとして2
    分の1ピッチずれた関係となるように配列されることに
    より、上記対をなす関係にある水平画素列中の3色の画
    素が相互に近接して位置して概略デルタ状の位置関係を
    成すように構成された固体撮像素子を適用し、この固体
    撮像素子の出力に基づいてカラー画像信号を得るように
    なされた画像信号処理装置であって、 同固体撮像素子の画素配列を格子状配列と仮定したもの
    に相応する仮想画像空間の各仮想画素位置における当該
    一の色の画素出力に相応する各画素データを、上記対を
    なす関係にある水平画素列中の各該当する上記概略デル
    タ状の位置関係にある3色の実画素からの画素信号に基
    づいて生成する格子状配列画素データ生成手段を備えた
    ことを特徴とする画像信号処理装置。
  3. 【請求項3】上記固体撮像素子としてX−Yアドレス型
    固体撮像素子を適用してなることを特徴とする請求項1
    または2に記載の画像信号処理装置。
  4. 【請求項4】上記固体撮像素子として水平シフトレジス
    タおよび垂直シフトレジスタによって垂直方向に隣接す
    る2画素を同時に選択可能なものを適用しこの選択によ
    る画素信号を水平ライン選択切換手段により所定のタイ
    ミングで交互に切り換えて外部に導出するように構成さ
    れた固体撮像素子を適用してなることを特徴とする請求
    項1,2または3に記載の画像信号処理装置。
  5. 【請求項5】上記仮想画像空間の各仮想画素の格子状配
    列を正方格子状配列としたことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の画像信号処理装置。
  6. 【請求項6】各々自己に該当するフィルター色に対応し
    た光電変換出力を得るようになされた光電変換単位領域
    である各色の画素が水平方向に周期性を以て現れるよう
    に整列してなる複数の水平画素列を成す如く配列され且
    つ垂直方向に隣接して対をなす関係にある水平画素列相
    互間では、同一のフィルター色に対応する画素の水平方
    向位置が、1画素の水平方向の幅を単位ピッチとして2
    分の1ピッチずれた関係となるように配列されることに
    より、上記対をなす関係にある水平画素列中の3色の画
    素が相互に近接して位置して概略デルタ状の位置関係を
    成すように構成された固体撮像素子を適用し、この固体
    撮像素子の出力に基づいてカラー画像信号を得るように
    なされた画像信号処理装置であって、 同固体撮像素子の画素配列を格子状配列と仮定したもの
    に相応する仮想画像空間の各仮想画素についてそれらの
    各中心位置が、上記固体撮像素子の各水平画素列のうち
    の偶数番目または奇数番目のいずれか一方に該当する各
    水平画素列に属する各実画素の四隅に相当する位置にあ
    るものと仮定したときの、これら各仮想画素の出力に相
    応する各画素データを、上記対をなす関係にある水平画
    素列中の各該当する実画素からの画素信号に直接または
    間接に依拠して生成することにより、上記実画素総数に
    相応する数の仮想画素を表すデータを得るようになされ
    た格子状配列画素データ生成手段を備えたことを特徴と
    する画像信号処理装置。
  7. 【請求項7】上記格子状配列画素データ生成手段は、上
    記固体撮像素子の対をなす関係にある水平画素列中の相
    互に隣接した位置関係にある各該当する3色の実画素で
    占められる各仮想領域を、当該一の仮想領域を構成する
    3つの実画素のうちの一側方の実画素と該一の仮想領域
    の隣接領域を構成する3つの実画素のうちの他側方の実
    画素とが同一画素となる関係で重畳するように想定した
    ときの、これら各仮想領域の略々中心に位置する仮想画
    素に相応するものとして、これら各該当する3色の実画
    素からの画素信号に基づいて格子状配列の上記各仮想画
    素データを生成するように構成されたものであることを
    特徴とする請求項6に記載の画像信号処理装置。
  8. 【請求項8】上記格子状配列画素データ生成手段は、上
    記固体撮像素子の対をなす関係にある水平画素列中の相
    互に隣接して概略デルタ状の位置関係にある各該当する
    3色の実画素で占められる仮想領域を各仮想領域が互い
    に重畳する部分を持たないようにそれら相互の位置関係
    を想定したときの、それら各仮想領域の略々中心に位置
    する仮想画素に相応するものとして、上記各該当する3
    色の実画素からの画素信号に基づいて格子状配列の各仮
    想画素データたる第1の仮想画素データを生成する第1
    の格子状配列画素データ生成手段と、上記固体撮像素子
    の画素配列を格子状配列と仮定したものに相応する仮想
    画像空間の各仮想画素の中心位置を該固体撮像素子の各
    水平画素列のうちの偶数番目または奇数番目のいずれか
    一方に該当する各水平画素列に属する各実画素の四隅に
    相当する位置に仮定することにより、上記第1の仮想画
    素データよりも大容量のデータとなるこれら仮想画素の
    出力に相応する各画素データたる第2の仮想画素データ
    を、上記第1の格子状配列画素データ生成手段により生
    成された第1の仮想画素データに依拠して生成するよう
    になされた第2の格子状配列画素データ生成手段とを備
    えたものであることを特徴とする請求項6に記載の画像
    信号処理装置。
  9. 【請求項9】上記第1の格子状配列画素データ生成手段
    は当該固体撮像素子の各実画素からの出力信号をこの出
    力信号の出力周波数の2倍の周波数でサンプリングして
    なるデータを点順次の画像出力として導出するように構
    成されてなるものであることを特徴とする請求項8に記
    載の画像信号処理装置。
  10. 【請求項10】上記第1の格子状配列画素データ生成手
    段により生成された第1の仮想画素データが上記第2の
    格子状配列画素データ生成手段に供給される間に、該第
    1の仮想画素データに関して、階調変換又は外部機器へ
    のデータ転送若しくは記録媒体へのデータ書き込みのい
    ずれかを含む処理を施す手段が介在されてなることを特
    徴とする請求項8に記載の画像信号処理装置。
  11. 【請求項11】上記格子状配列画素データ生成手段によ
    り生成された各画素データを上記仮想画像空間の水平方
    向及び垂直方向に1つの実画素の一辺の長さを間隔の単
    位として見て両方向に夫々6n(nは自然数)間隔でサ
    ンプリングしてなるデータを画像表示用データとして出
    力するための画像表示用データ生成手段を備えたことを
    特徴とする請求項2に記載の画像信号処理装置。
  12. 【請求項12】上記固体撮像素子としてX−Yアドレス
    型固体撮像素子を適用し、この固体撮像素子の読み出し
    動作を制御して上記サンプリングにより抽出する画像表
    示用データに相応する各仮想画素に準じた位置にある実
    画素のデータを直接的に摘出して画像表示用データとし
    て割り当てるための制御動作を行う制御手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項11に記載の画像信号処理装置。
  13. 【請求項13】上記格子状配列画素データ生成手段によ
    り生成された各画素データを上記仮想画像空間の水平方
    向には仮想画素で4画素毎に、垂直方向には仮想画素で
    3画素毎にサンプリングしてなるデータを画像表示用デ
    ータとして出力するための画像表示用データ生成手段を
    備えたことを特徴とする請求項2に記載の画像信号処理
    装置。
  14. 【請求項14】上記画像表示用データ生成手段による比
    較的低解像度の画像により記録対象画像の状態を確認可
    能になされたプレビュー手段と、該プレビュー手段によ
    り確認された当該画像を表わす上記格子状配列画素デー
    タ生成手段の出力データを記録する記録手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項11または13に記載の画像信
    号処理装置。
  15. 【請求項15】上記格子状配列画素データ生成手段は、
    上記固体撮像素子の対をなす関係にある水平画素列中の
    相互に隣接した位置関係にある各該当する3色の実画素
    で占められる仮想領域を各仮想領域が互いに重畳しない
    ようにそれら相互の位置関係を想定したときのそれら各
    仮想領域の略々中心に位置する仮想画素に相応するもの
    としてこれら各該当する3色の実画素からの画素信号に
    基づいて通常密度の格子状配列の各仮想画素データたる
    一次仮想画素データを生成する通常密度格子状配列画素
    データ生成手段と、上記一次仮想画素データに対応する
    通常密度の格子状配列に対しその12倍密度の高密度格
    子状画素配列をなす各仮想画素を表す各二次仮想画素デ
    ータを上記各一次仮想画素データに依拠して生成する高
    密度格子状配列画素データ生成手段と、を備えたもので
    あることを特徴とする請求項2に記載の画像信号処理装
    置。
  16. 【請求項16】上記普通密度格子状配列画素データ生成
    手段により生成された一次仮想画素データが上記高密度
    格子状配列画素データ生成手段に供給される間に、該一
    次仮想画素データに関して、階調変換又は外部機器への
    データ転送若しくは記録媒体へのデータ書き込みのいず
    れかを含む処理を施す手段が介在されてなることを特徴
    とする請求項14に記載の画像信号処理装置。
  17. 【請求項17】上記格子状配列画素データ生成手段は、
    上記固体撮像素子の対をなす関係にある水平画素列中の
    相互に隣接した位置関係にある各該当する3色の実画素
    で占められる仮想領域を各仮想領域が互いに重畳しない
    ようにそれら相互の位置関係を想定したときのそれら各
    仮想領域の略々中心であって当該3色の実画素の境界線
    の交点上に自己の中心が位置する仮想画素に相応するも
    のとしてこれら各該当する3色の実画素からの画素信号
    に基づいて格子状配列の各仮想画素データたる交点画素
    データを生成する交点画素データ生成手段と、これら各
    交点画素データの表わす各仮想画素を垂直方向に結ぶ線
    分の中点に自己の中心が位置する各仮想画素に相応する
    各仮想画素データたる補間画素データを上記各交点画素
    データに基づく補間処理により生成する補間画素データ
    生成手段と、を備えてなり、これら各交点画素データ及
    び補間画素データにより上記固体撮像素子の画素配列を
    格子状配列と仮定したものに相応する仮想画像空間の各
    仮想画素が表され得るように構成されたことを特徴とす
    る請求項2に記載の画像信号処理装置。
  18. 【請求項18】各々自己に該当するフィルター色に対応
    した光電変換出力を得るようになされた光電変換単位領
    域である各色の画素が水平方向に周期性を以て現れるよ
    うに整列してなる複数の水平画素列を成す如く配列さ
    れ、且つ、垂直方向に隣接して対をなす関係にある水平
    画素列相互間では、同一のフィルター色に対応する画素
    の水平方向位置が、1画素の水平方向の幅を単位ピッチ
    として2分の1ピッチずれた関係となるように配列され
    ることにより、上記対をなす関係にある水平画素列中の
    3色の画素が相互に近接して位置して概略デルタ状の位
    置関係を成すように構成された固体撮像素子を適用し、
    この固体撮像素子の出力に基づいてカラー画像信号を得
    るようになされた画像信号処理装置であって、 同固体撮像素子の画素配列を格子状配列と仮定したもの
    に相応する仮想画像空間の各仮想画素位置における当該
    一の色の光電変換出力に相応する各画素データを、上下
    に隣接する3つの水平画素列中の同一色の最近接関係に
    ある3つの実画素からの画素信号に基づいて生成する格
    子状配列画素データ生成手段を備えたことを特徴とする
    画像信号処理装置。
  19. 【請求項19】上記固体撮像素子としてX−Yアドレス
    型固体撮像素子を適用してなることを特徴とする請求項
    18に記載の画像信号処理装置。
  20. 【請求項20】上記固体撮像素子として水平シフトレジ
    スタおよび垂直シフトレジスタによって垂直方向に隣接
    する2画素を同時に選択可能なものを適用しこの選択に
    よる画素信号を水平ライン選択切換手段により所定のタ
    イミングで交互に切り換えて外部に導出するように構成
    された固体撮像素子を適用してなることを特徴とする請
    求項18に記載の画像信号処理装置。
  21. 【請求項21】上記仮想画像空間の各仮想画素の格子状
    配列を正方格子状配列としたことを特徴とする請求項1
    8に記載の画像信号処理装置。
  22. 【請求項22】上記格子状配列画素データ生成手段は、
    上記固体撮像素子の上下に隣接する各3行の実画素の水
    平画素列でなる各1組の水平画素列のうち中間に位置す
    る水平画素列についてその列に属する同一色の実画素間
    に夫々隣接して位置する2つの他色の実画素位置に対応
    して上記同一色の2つの仮想画素が存在するものと想定
    し、これら2つの仮想画素を表わすデータを、上記各1
    組の水平画素列毎に、該各2つの仮想画素に対し夫々最
    も近接して位置する上記同一色の3つの実画素データに
    基づいて当該仮想画素に対する実画素の各相関度に応じ
    た演算により夫々算出し、且つ、これら夫々算出された
    各仮想画素と共に格子状の配列を構成すべき各位置に該
    当する各仮想画素を表わすデータを、これらの仮想画素
    に対し夫々最も近接して位置する上記同一色の3つの実
    画素データに基づいて当該仮想画素に対する実画素の各
    相関度に応じた演算により夫々算出することにより、上
    記実画素総数よりも多くの仮想画素を表すデータを得る
    ようになされたものであることを特徴とする請求項18
    に記載の画像信号処理装置。
  23. 【請求項23】上記格子状配列画素データ生成手段は当
    該固体撮像素子の各実画素からの出力信号をこの出力信
    号の出力周波数の2倍の周波数でサンプリングしてなる
    データを点順次の画像出力として導出する手段を備えて
    なるものであることを特徴とする請求項18に記載の画
    像信号処理装置。
  24. 【請求項24】上記固体撮像素子からの実画素データが
    上記格子状配列画素データ生成手段に供給される間に、
    該実画素データに関して、階調変換又は外部機器へのデ
    ータ転送若しくは記録媒体へのデータ書き込みのいずれ
    かを含む処理を施す手段が介在されてなることを特徴と
    する請求項18に記載の画像信号処理装置。
  25. 【請求項25】上記格子状配列画素データ生成手段によ
    り生成された各画素データを上記仮想画像空間の水平方
    向及び垂直方向に1つの実画素の一辺の長さを間隔の単
    位として見て両方向に夫々6n(nは自然数)間隔でサ
    ンプリングしてなるデータを画像表示用データとして出
    力するための画像表示用データ生成手段を備えたことを
    特徴とする請求項18に記載の画像信号処理装置。
  26. 【請求項26】上記固体撮像素子としてX−Yアドレス
    型固体撮像素子を適用し、この固体撮像素子の読み出し
    動作を制御して上記サンプリングにより抽出する画像表
    示用データに相応する各仮想画素に準じた位置にある実
    画素のデータを直接的に摘出して画像表示用データとし
    て割り当てるための制御動作を行う制御手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項18に記載の画像信号処理装置。
  27. 【請求項27】上記格子状配列画素データ生成手段によ
    り生成された各画素データを上記仮想画像空間の水平方
    向には仮想画素で4画素毎に、垂直方向には仮想画素で
    3画素毎にサンプリングしてなるデータを画像表示用デ
    ータとして出力するための画像表示用データ生成手段を
    備えたことを特徴とする請求項18に記載の画像信号処
    理装置。
  28. 【請求項28】上記画像表示用データ生成手段による比
    較的低解像度の画像により記録対象画像の状態を確認可
    能になされたプレビュー手段と、該プレビュー手段によ
    り確認された当該画像を表わす上記格子状配列画素デー
    タ生成手段の出力データを記録する記録手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項25または27に記載の画像信
    号処理装置。
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