JPH0834081B2 - 回路遮断器の手動引き外し機構 - Google Patents
回路遮断器の手動引き外し機構Info
- Publication number
- JPH0834081B2 JPH0834081B2 JP1333934A JP33393489A JPH0834081B2 JP H0834081 B2 JPH0834081 B2 JP H0834081B2 JP 1333934 A JP1333934 A JP 1333934A JP 33393489 A JP33393489 A JP 33393489A JP H0834081 B2 JPH0834081 B2 JP H0834081B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit breaker
- sliding
- base
- outer shell
- breaker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Breakers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、回路遮断器の接点を外部から機械的に引
き外すことができる回路遮断器の手動引き外し機構に関
するものである。
き外すことができる回路遮断器の手動引き外し機構に関
するものである。
配線変えや配線器具の設置時において、遠隔表示機構
や警報器等の動作確認を行うために、回路遮断器には手
動引き外し機構が設けられている。回路遮断器は、この
回路遮断器が設けられている電路に過電流や短絡電流が
流れた時、その過電流等を遮断器内部のバイメタル装置
や電磁石装置に流し、このバイメタル装置の限時動作や
電磁石装置の瞬時動作を利用して回路を遮断するもので
ある。この回路遮断器が投入されている場合、回路遮断
器の接点はラツチ機構の係合により閉状態に保持されて
いる。この時、例えば、電路に過電流が流れた場合、前
記ラッチ機構の係合を外すことにより接点は開離され、
電路は遮断される。このラッチ機構の係合を外すため
に、回路遮断器はバイメタル装置の限時動作や電磁石装
置の瞬時動作が用いられている。
や警報器等の動作確認を行うために、回路遮断器には手
動引き外し機構が設けられている。回路遮断器は、この
回路遮断器が設けられている電路に過電流や短絡電流が
流れた時、その過電流等を遮断器内部のバイメタル装置
や電磁石装置に流し、このバイメタル装置の限時動作や
電磁石装置の瞬時動作を利用して回路を遮断するもので
ある。この回路遮断器が投入されている場合、回路遮断
器の接点はラツチ機構の係合により閉状態に保持されて
いる。この時、例えば、電路に過電流が流れた場合、前
記ラッチ機構の係合を外すことにより接点は開離され、
電路は遮断される。このラッチ機構の係合を外すため
に、回路遮断器はバイメタル装置の限時動作や電磁石装
置の瞬時動作が用いられている。
このような回路遮断器において、手動引き外し機構
は、前記バイメタル装置や電磁石装置に過電流が流れた
時の動作を、手動で外部から擬似的に行わせてラッチ機
構を外すものである。手動引き外し機構は、遮断器外殻
に引き外しボタンや復帰ばねで構成される可動部が設け
られている。この可動部の引き外しボタンを押圧するこ
とにより、前記ラッチ機構を機械的に外すものである。
回路遮断器の内部には極間短絡防止用の隔壁がそれぞれ
の極の間に設けられている。このため、従来の手動引き
外し機構は、回路遮断器内部の各極のうち何れか一つの
極が配設されている空間を利用して設けられており、そ
してこの手動引き外し機構の動作は他の極に伝えられて
電路を遮断するものである。
は、前記バイメタル装置や電磁石装置に過電流が流れた
時の動作を、手動で外部から擬似的に行わせてラッチ機
構を外すものである。手動引き外し機構は、遮断器外殻
に引き外しボタンや復帰ばねで構成される可動部が設け
られている。この可動部の引き外しボタンを押圧するこ
とにより、前記ラッチ機構を機械的に外すものである。
回路遮断器の内部には極間短絡防止用の隔壁がそれぞれ
の極の間に設けられている。このため、従来の手動引き
外し機構は、回路遮断器内部の各極のうち何れか一つの
極が配設されている空間を利用して設けられており、そ
してこの手動引き外し機構の動作は他の極に伝えられて
電路を遮断するものである。
以上のように、従来の回路遮断器の手動引き外し機構
は、電路の一つの極が配設されている内部空間と同じ空
間に設けられていた。そして、手動引き外しボタンや復
帰ばねで構成される可動部はその遮断器外殻のカバーに
取付けて前記内部空間に突設する構造としていたため、
手動引き外し機構が設けられている内部空間はさらに大
きいものを必要としていた。さらにこの遮断器外殻のカ
バーの厚みは前記引き外しボタンの摺動距離を考慮して
その部分は相当な厚みが必要であり、また、遮断器外殻
はこれらの可動部を保持するために、ある程度の強度も
必要であった。したがって、従来の引き外し機構を有す
る回路遮断器の形状は不可避的に大きくなり、そのため
その機構は主として遮断容量の大きな回路遮断器に用い
られていた。
は、電路の一つの極が配設されている内部空間と同じ空
間に設けられていた。そして、手動引き外しボタンや復
帰ばねで構成される可動部はその遮断器外殻のカバーに
取付けて前記内部空間に突設する構造としていたため、
手動引き外し機構が設けられている内部空間はさらに大
きいものを必要としていた。さらにこの遮断器外殻のカ
バーの厚みは前記引き外しボタンの摺動距離を考慮して
その部分は相当な厚みが必要であり、また、遮断器外殻
はこれらの可動部を保持するために、ある程度の強度も
必要であった。したがって、従来の引き外し機構を有す
る回路遮断器の形状は不可避的に大きくなり、そのため
その機構は主として遮断容量の大きな回路遮断器に用い
られていた。
この発明は上記のような問題を解消するためになされ
たもので、回路遮断器に手動引き外し機構を設けても、
回路遮断器の小形化が達成できる回路遮断器の手動引き
外し機構を得ることを目的とする。
たもので、回路遮断器に手動引き外し機構を設けても、
回路遮断器の小形化が達成できる回路遮断器の手動引き
外し機構を得ることを目的とする。
この発明に係る回路遮断器の手動引き外し機構は、 互に隣り合う電路の極と極との間の延長位置に内部に
通じる貫通孔を有するカバー及びベースからなる遮断器
外殻と、 前記貫通孔の内部を摺動する引き外しボタンと、この
摺動方向に対し前記引き外しボタンから略直角に電路の
極方向に突出した腕部と、前記摺動方向の前記遮断器外
殻の内部方向に突出した係合部とを有し、この係合部の
先端に突起を有する絶縁物の摺動部と、 前記摺動部を摺動案内する溝と、前記摺動部の突起と
係合する段部とを有し、電路の隣り合う両極間に配置さ
れて前記遮断器外殻のベースに固定され、この電極間の
電気的に絶縁する引き外しベースと、 前記遮断器外殻のベースに固定されて電路のそれぞれ
の極に設けられ、巻線を有する固定鉄心とともに過電流
時に磁気回路を構成する継鉄と、 前記継鉄に回動可能に係合し、前記引き外しボタンの
前記遮断器外殻内部の方向への押圧移動により前記摺動
部の腕部に当接されて回動し、前記継鉄の過電流時の励
磁動作と略同様な引き外し動作をする可動鉄片とを具備
する。
通じる貫通孔を有するカバー及びベースからなる遮断器
外殻と、 前記貫通孔の内部を摺動する引き外しボタンと、この
摺動方向に対し前記引き外しボタンから略直角に電路の
極方向に突出した腕部と、前記摺動方向の前記遮断器外
殻の内部方向に突出した係合部とを有し、この係合部の
先端に突起を有する絶縁物の摺動部と、 前記摺動部を摺動案内する溝と、前記摺動部の突起と
係合する段部とを有し、電路の隣り合う両極間に配置さ
れて前記遮断器外殻のベースに固定され、この電極間の
電気的に絶縁する引き外しベースと、 前記遮断器外殻のベースに固定されて電路のそれぞれ
の極に設けられ、巻線を有する固定鉄心とともに過電流
時に磁気回路を構成する継鉄と、 前記継鉄に回動可能に係合し、前記引き外しボタンの
前記遮断器外殻内部の方向への押圧移動により前記摺動
部の腕部に当接されて回動し、前記継鉄の過電流時の励
磁動作と略同様な引き外し動作をする可動鉄片とを具備
する。
回路遮断器の投入状態において、この発明における引
き外しボタンを押圧することにより、摺動部は引き外し
ベースの溝に沿って遮断器外殻の内部側へ移動する。こ
の時、摺動部の腕部が少なくとも一つの可動鉄片を押圧
し、この可動鉄片は継鉄との係合部分を中心に回動す
る。この可動鉄片の回動は電路に過電流が流れた時の継
鉄による吸引時の動作と同じであり、この回動と連動し
て各極の接点は遮断される。なお、前記引き外しベース
は隣り合う電路の極間に配置されており、それぞれの電
路の極空間を分離している。
き外しボタンを押圧することにより、摺動部は引き外し
ベースの溝に沿って遮断器外殻の内部側へ移動する。こ
の時、摺動部の腕部が少なくとも一つの可動鉄片を押圧
し、この可動鉄片は継鉄との係合部分を中心に回動す
る。この可動鉄片の回動は電路に過電流が流れた時の継
鉄による吸引時の動作と同じであり、この回動と連動し
て各極の接点は遮断される。なお、前記引き外しベース
は隣り合う電路の極間に配置されており、それぞれの電
路の極空間を分離している。
以下、この発明の回路遮断器の手動引き外し機構の一
実施例について図面を参照して説明する。第1図は本実
施例の回路遮断器の一部を破断した平面図、第2図は第
1図の回路遮断器の手動引き外し機構の要部を分解した
斜視図、第3図は第1図の手動引き外し機構の要部断面
図、第4図及び第5図は第1図の手動引き外し機構の要
部断面を示す動作説明図である。
実施例について図面を参照して説明する。第1図は本実
施例の回路遮断器の一部を破断した平面図、第2図は第
1図の回路遮断器の手動引き外し機構の要部を分解した
斜視図、第3図は第1図の手動引き外し機構の要部断面
図、第4図及び第5図は第1図の手動引き外し機構の要
部断面を示す動作説明図である。
第1図において、この回路遮断器の外部は遮断器外殻
1、電源側端子部2、負荷側端子部3及びハンドル部4
で構成されている。
1、電源側端子部2、負荷側端子部3及びハンドル部4
で構成されている。
前記ハンドル部4と負荷側端子部3の間の遮断器外殻
1には内部に通じる貫通孔1a(第3図参照)が形成され
ている。そして、この貫通孔1aにはその内側を摺動する
引き外しボタン5aが設けられている。この引き外しボタ
ン5aは、回路遮断器の接点を外部から手動で引き外すた
めのものであり、配線変えや配線器具の設置時に当該回
路遮断器の接点部の状態を示す遠隔表示機構や警報器等
の動作確認を行なうために使用するものである。
1には内部に通じる貫通孔1a(第3図参照)が形成され
ている。そして、この貫通孔1aにはその内側を摺動する
引き外しボタン5aが設けられている。この引き外しボタ
ン5aは、回路遮断器の接点を外部から手動で引き外すた
めのものであり、配線変えや配線器具の設置時に当該回
路遮断器の接点部の状態を示す遠隔表示機構や警報器等
の動作確認を行なうために使用するものである。
前記回路遮断器の内部には、前記ハンドル部4の動き
や遮断時の動作を各内部要素に伝える遮断機構部、電路
の離接を行なう接点部、過電流や短絡電流を検出するた
めの電磁石装置、及び消弧装置などが設けられている。
や遮断時の動作を各内部要素に伝える遮断機構部、電路
の離接を行なう接点部、過電流や短絡電流を検出するた
めの電磁石装置、及び消弧装置などが設けられている。
次に本発明の要部であるこの回路遮断器の手動引き外
し機構について説明する。前述の引き外しボタン5aを有
する摺動部5以下の手動引き外し機構の要部を第2図に
示す。
し機構について説明する。前述の引き外しボタン5aを有
する摺動部5以下の手動引き外し機構の要部を第2図に
示す。
第2図において、摺動部5には引き外しボタン5aの摺
動方向(図の上下方向)に対して略直角方向に突出し、
それぞれが反対向きの2つの腕部5b,5bが設けられてい
る。さらに、摺動部5には、摺動方向と同方向に突出し
た2つの係合部5d,5dが設けられている。この摺動部5
の第2図における下側には、前記係合部5d,5dの突端に
形成された突起5f,5fと係合する段部6a,6aをその両側に
有する引き外しベース6が配設されている。この引き外
しベース6は遮断器外殻1のベース側(盤取付側)に固
定されており、引き外しベース6の両側に配設された隣
り合う電路の極間を遮蔽する役割も果たしている。
動方向(図の上下方向)に対して略直角方向に突出し、
それぞれが反対向きの2つの腕部5b,5bが設けられてい
る。さらに、摺動部5には、摺動方向と同方向に突出し
た2つの係合部5d,5dが設けられている。この摺動部5
の第2図における下側には、前記係合部5d,5dの突端に
形成された突起5f,5fと係合する段部6a,6aをその両側に
有する引き外しベース6が配設されている。この引き外
しベース6は遮断器外殻1のベース側(盤取付側)に固
定されており、引き外しベース6の両側に配設された隣
り合う電路の極間を遮蔽する役割も果たしている。
この引き外しベース6と前記摺動部5の間には復帰ば
ね9が設けられており、復帰ばね9は摺動部5を常に上
方向に付勢している。摺動部5には前記2つの腕部に略
直角に2つの当接部5e,5eが設けられており、遮断器外
殻1のカバー1bの内面壁に当接して引き外しボタン5aの
突出は防止されている。引き外しベース6の両側面には
溝部6c,6cが形成されており、この溝部6c,6c内を前記摺
動部5の係合部5d,5dが上下に摺動する構造となってい
る。
ね9が設けられており、復帰ばね9は摺動部5を常に上
方向に付勢している。摺動部5には前記2つの腕部に略
直角に2つの当接部5e,5eが設けられており、遮断器外
殻1のカバー1bの内面壁に当接して引き外しボタン5aの
突出は防止されている。引き外しベース6の両側面には
溝部6c,6cが形成されており、この溝部6c,6c内を前記摺
動部5の係合部5d,5dが上下に摺動する構造となってい
る。
また、引き外しベース6の両側面には継鉄8,8が固定
されており、引き外しベース6の両側面に形成した谷部
6b,6bに各継鉄8,8の縁を嵌合させて固定している。第3
図に摺動部5と引き外しベース6と復帰ばね9の遮断器
外殻1内部に配設した状態を断面図で示す。第3図に示
すように、摺動部5と引き外しベース6と復帰ばね9
は、摺動部5の突起5f,5fを引き外しベース6の段部6a,
6aに係合することにより、一組に組立てることができ、
当該の装置の組立てを容易なものとしている。
されており、引き外しベース6の両側面に形成した谷部
6b,6bに各継鉄8,8の縁を嵌合させて固定している。第3
図に摺動部5と引き外しベース6と復帰ばね9の遮断器
外殻1内部に配設した状態を断面図で示す。第3図に示
すように、摺動部5と引き外しベース6と復帰ばね9
は、摺動部5の突起5f,5fを引き外しベース6の段部6a,
6aに係合することにより、一組に組立てることができ、
当該の装置の組立てを容易なものとしている。
第4図に示すように、継鉄8は遮断器外殻1のベース
1cに形成された溝1dに嵌入されており、継鉄8の屈曲し
た係止部8c,8cがこの溝1dの内面を押圧することによ
り、この継鉄8は固定されている。このようにして、前
記引き外しベース6は遮断器外殻1の内部に強固に固定
され配設されている。
1cに形成された溝1dに嵌入されており、継鉄8の屈曲し
た係止部8c,8cがこの溝1dの内面を押圧することによ
り、この継鉄8は固定されている。このようにして、前
記引き外しベース6は遮断器外殻1の内部に強固に固定
され配設されている。
また、第4図に示すように、継鉄8の下側端部は略直
角に折曲がっており、そこに形成された孔8aに電磁石装
置の固定鉄心部13が貫通されている。
角に折曲がっており、そこに形成された孔8aに電磁石装
置の固定鉄心部13が貫通されている。
前記固定鉄心部13には巻線部12がその外周に施されて
おり、短絡電流等が流れた時に電磁コイルとなって、固
定鉄心部13に磁力を与え、可動鉄片7を吸引する構造と
なっている。この可動鉄片7は継鉄8の上端部に係合し
ており、可動鉄片7の突起7e,7eと屈曲部7dは継鉄8と
遊動可能に係合している。すなわち、可動鉄片7の凹部
7a,7aは継鉄8の凹部8b,8bに遊動可能に係止されてい
る。また、可動鉄片7の一方の端部には固定鉄心部13に
吸着される吸着部7cが形成されており、他方の端部はレ
バー部7bが形成されている。
おり、短絡電流等が流れた時に電磁コイルとなって、固
定鉄心部13に磁力を与え、可動鉄片7を吸引する構造と
なっている。この可動鉄片7は継鉄8の上端部に係合し
ており、可動鉄片7の突起7e,7eと屈曲部7dは継鉄8と
遊動可能に係合している。すなわち、可動鉄片7の凹部
7a,7aは継鉄8の凹部8b,8bに遊動可能に係止されてい
る。また、可動鉄片7の一方の端部には固定鉄心部13に
吸着される吸着部7cが形成されており、他方の端部はレ
バー部7bが形成されている。
さらに、この可動鉄片7のレバー部7bと継鉄8の間に
は、引張りばね11が、取付けられており、この引張りば
ね11は可動鉄片7のレバー部7bを常に係合部分を中心に
して継鉄8の方向(第4図における反時計方向)に引張
っている。そして、このレバー部7bの近傍には、引き外
し棒10が配設されている。この引き外し棒10は、接点部
を引き外すラッチ機構と連動しており、引き外し棒10は
第4図に示す位置から左方向へ移動されると、接点部を
瞬時に引き外す構造となっている。
は、引張りばね11が、取付けられており、この引張りば
ね11は可動鉄片7のレバー部7bを常に係合部分を中心に
して継鉄8の方向(第4図における反時計方向)に引張
っている。そして、このレバー部7bの近傍には、引き外
し棒10が配設されている。この引き外し棒10は、接点部
を引き外すラッチ機構と連動しており、引き外し棒10は
第4図に示す位置から左方向へ移動されると、接点部を
瞬時に引き外す構造となっている。
上記のように構成された本発明の回路遮断器の手動引
き外し機構の動作について、次に説明する。
き外し機構の動作について、次に説明する。
第4図は前述の手動引き外し機構を遮断器外殻1内に
組み込んだ部分の断面図である。遮断器外殻1のカバー
1bに設けられた引き外しボタン5aを押すと(矢印A方
向)、摺動部5は引き外しベース6の溝部6cに沿って下
方向へ移動する。この摺動部5の移動にともない、摺動
部5の腕部5bの下面側に形成されその凸部5cは可動鉄片
7を押圧して可動鉄片7を矢印B方向に回動させる。こ
の時、可動鉄片7は引張りばね11の力に抗して回動され
ている。これにより、可動鉄片7の吸着部7cは固定鉄心
部13の上端部に吸着された状態と同じ状態となる。この
状態を第5図に示す。第5図に示すように、可動鉄片7
が回動されて吸着部7cが固定鉄心部13の上端部に当接す
るとき、可動鉄片7のレバー部7bは引き外し棒10を矢印
C方向に移動させる。この引き外し棒10は接点部を瞬時
に引き外すラッチ機構と連動しており、引き外し棒10が
矢印C方向へ移動するとラッチ機構の係合部が外され
て、接点部は瞬時に引き外され、電路は開離状態とな
る。
組み込んだ部分の断面図である。遮断器外殻1のカバー
1bに設けられた引き外しボタン5aを押すと(矢印A方
向)、摺動部5は引き外しベース6の溝部6cに沿って下
方向へ移動する。この摺動部5の移動にともない、摺動
部5の腕部5bの下面側に形成されその凸部5cは可動鉄片
7を押圧して可動鉄片7を矢印B方向に回動させる。こ
の時、可動鉄片7は引張りばね11の力に抗して回動され
ている。これにより、可動鉄片7の吸着部7cは固定鉄心
部13の上端部に吸着された状態と同じ状態となる。この
状態を第5図に示す。第5図に示すように、可動鉄片7
が回動されて吸着部7cが固定鉄心部13の上端部に当接す
るとき、可動鉄片7のレバー部7bは引き外し棒10を矢印
C方向に移動させる。この引き外し棒10は接点部を瞬時
に引き外すラッチ機構と連動しており、引き外し棒10が
矢印C方向へ移動するとラッチ機構の係合部が外され
て、接点部は瞬時に引き外され、電路は開離状態とな
る。
次に、引き外しボタン5aを開放すると、摺動部5は復
帰ばね9により遮断器外殻1の外側方向へ移動し、摺動
部5の当接部5eがカバー1bの裏面に当接して復帰する。
また、可動鉄片7も引張りばね11により、第4図に示す
位置に復帰する。そしてこの時、本実施例の回路遮断器
はハンドル部4の位置がONとOFFの中間位置となるよう
に構成されており、外部から接点部が開離状態であるこ
とを確認できる構造となっている。この回路遮断器を再
投入する場合、ハンドル部4をOFF位置に倒して回路遮
断器の内部機構を初期状態にリセットし、次にON位置へ
投入して、接点部を閉状態とする。
帰ばね9により遮断器外殻1の外側方向へ移動し、摺動
部5の当接部5eがカバー1bの裏面に当接して復帰する。
また、可動鉄片7も引張りばね11により、第4図に示す
位置に復帰する。そしてこの時、本実施例の回路遮断器
はハンドル部4の位置がONとOFFの中間位置となるよう
に構成されており、外部から接点部が開離状態であるこ
とを確認できる構造となっている。この回路遮断器を再
投入する場合、ハンドル部4をOFF位置に倒して回路遮
断器の内部機構を初期状態にリセットし、次にON位置へ
投入して、接点部を閉状態とする。
なお、上記実施例では2極の回路遮断器について説明
したが、3極又は4極の回路遮断器に設ける場合は、何
れか一つの隣合った極の間に本発明の引き外し機構を設
けて他の極と連動させれば、上記実施例と同様の効果を
奏する。
したが、3極又は4極の回路遮断器に設ける場合は、何
れか一つの隣合った極の間に本発明の引き外し機構を設
けて他の極と連動させれば、上記実施例と同様の効果を
奏する。
また、上記実施例では引き外しベース6を継鉄8に固
定したが、遮断器外殻1のベース1cに直接固定しても上
記実施例と同様の効果を奏する。
定したが、遮断器外殻1のベース1cに直接固定しても上
記実施例と同様の効果を奏する。
以上のように、この発明によれば手動引き外し機構に
より極間の遮蔽壁を兼用させる構成としたため、装置を
小形化することができ、さらに、手動引き外し機構の要
部だけを一体に容易に組み立てることができるため、小
形の部品にかかわらず製作が容易となるという効果があ
る。したがって、本発明の回路遮断器の手動引き外し機
構を遮断容量の小さな小形の装置に使用できる効果があ
る。
より極間の遮蔽壁を兼用させる構成としたため、装置を
小形化することができ、さらに、手動引き外し機構の要
部だけを一体に容易に組み立てることができるため、小
形の部品にかかわらず製作が容易となるという効果があ
る。したがって、本発明の回路遮断器の手動引き外し機
構を遮断容量の小さな小形の装置に使用できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示す回路遮断器の平面図、
第2図は第1図の回路遮断器の手動引き外し機構の分解
斜視図、第3図は第1図の回路遮断器の手動引き外し機
構の要部断面図、第4図及び第5図はそれぞれ手動引き
外し機構の動作説明図である。 図において、1は遮断器外殻、5は摺動部、5aは引き外
しボタン、5bは腕部、6は引き外しベース、7は可動鉄
片、8は継鉄である。 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。
第2図は第1図の回路遮断器の手動引き外し機構の分解
斜視図、第3図は第1図の回路遮断器の手動引き外し機
構の要部断面図、第4図及び第5図はそれぞれ手動引き
外し機構の動作説明図である。 図において、1は遮断器外殻、5は摺動部、5aは引き外
しボタン、5bは腕部、6は引き外しベース、7は可動鉄
片、8は継鉄である。 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】互に隣り合う電路の極と極との間の延長位
置に内部に通じる貫通孔を有するカバー及びベースから
なる遮断器外殻、 前記貫通孔の内部を摺動する引き外しボタンと、この摺
動方向に対し前記引き外しボタンから略直角に電路の極
方向に突出した腕部と、前記摺動方向の前記遮断器外殻
の内部方向に突出した係合部とを有し、この係合部の先
端に突起を有する絶縁物の摺動部、 前記摺動部を摺動案内する溝と、前記摺動部の突起と係
合する段部とを有し、電路の隣り合う両極間に配置され
て前記遮断器外殻のベースに固定され、この両極間の電
気的に絶縁する引き外しベース、 前記遮断器外殻のベースに固定されて電路のそれぞれの
極に設けられ、巻線を有する固定鉄心とともに過電流時
に磁気回路を構成する継鉄、 前記継鉄に回動可能に係合し、前記引き外しボタンの前
記遮断器外殻内部の方向への押圧移動により前記摺動部
の腕部に当接されて回動し、前記継鉄の過電流時の励磁
動作と略同様な引き外し動作をする可動鉄片、 を具備することを特徴とする回路遮断器の手動引き外し
機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1333934A JPH0834081B2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 回路遮断器の手動引き外し機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1333934A JPH0834081B2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 回路遮断器の手動引き外し機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03194826A JPH03194826A (ja) | 1991-08-26 |
| JPH0834081B2 true JPH0834081B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=18271607
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1333934A Expired - Lifetime JPH0834081B2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 回路遮断器の手動引き外し機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0834081B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3657672A (en) * | 1970-09-24 | 1972-04-18 | Westinghouse Electric Corp | Circuit breaker with manual trip structure |
| JPS541165U (ja) * | 1977-06-06 | 1979-01-06 | ||
| JPS6385853U (ja) * | 1986-11-25 | 1988-06-04 | ||
| JPS63225449A (ja) * | 1987-03-13 | 1988-09-20 | 泉精密工業株式会社 | 電流遮断装置 |
| JPH0731481Y2 (ja) * | 1987-05-19 | 1995-07-19 | 三菱電機株式会社 | 多極回路しや断器 |
-
1989
- 1989-12-22 JP JP1333934A patent/JPH0834081B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03194826A (ja) | 1991-08-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5552755A (en) | Circuit breaker with auxiliary switch actuated by cascaded actuating members | |
| JPH0158611B2 (ja) | ||
| JPS60167227A (ja) | 多極遮断器の操作機構 | |
| CA2292470C (en) | Multiple microswitch actuation mechanism | |
| JPH0119315Y2 (ja) | ||
| EP3373319A1 (en) | Circuit breaker with instant trip mechanism | |
| JPH01311527A (ja) | リモートコントロール式回路しゃ断器 | |
| US3548358A (en) | Electric circuit breaker with bimetallic strip protective means | |
| JPH02100230A (ja) | 遠隔操作式回路遮断器 | |
| US6879228B2 (en) | Circuit breaker including magnetic trip mechanism | |
| US5291165A (en) | Insulating barriers for circuit breaker bus bars and a ground fault circuit breaker incorporating same | |
| KR101301335B1 (ko) | 회로차단기 | |
| US6759931B1 (en) | Magnetic member, circuit breaker employing the same, and method of manufacturing the same | |
| US6917267B2 (en) | Non-conductive barrier for separating a circuit breaker trip spring and cradle | |
| US2844681A (en) | Automatic electric cut-outs | |
| JPH0834081B2 (ja) | 回路遮断器の手動引き外し機構 | |
| JP2505007B2 (ja) | リモコンブレ―カ | |
| JP3143292B2 (ja) | 漏電遮断器の手動引外し機構 | |
| CN201796826U (zh) | 模块化结构类型的电开关装置 | |
| JP3069501B2 (ja) | 回路遮断器 | |
| JP3335100B2 (ja) | 回路遮断器 | |
| JPH0127556Y2 (ja) | ||
| JPH0347422Y2 (ja) | ||
| US3418607A (en) | Circuit breaker with improved trip means | |
| JPH0125402Y2 (ja) |