JPH0834361A - パワーステアリング装置 - Google Patents
パワーステアリング装置Info
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- JPH0834361A JPH0834361A JP6169532A JP16953294A JPH0834361A JP H0834361 A JPH0834361 A JP H0834361A JP 6169532 A JP6169532 A JP 6169532A JP 16953294 A JP16953294 A JP 16953294A JP H0834361 A JPH0834361 A JP H0834361A
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- steering
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Landscapes
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パワーシリンダへの作用圧を車速等に応じて
可変制御し、アシスト力を可変制御可能とした安価な車
速感応式のパワーステアリングを得る。 【構成】 ポンプP、タンクTをパワーシリンダ左、右
室CL,CRに選択的に接続するロータリ式コントロー
ルバルブCVを備える。その左、右分岐通路12,13
は舵取操作により開閉制御する左、右一対をなす第1、
第2の可変絞り1R,1L、2L,2Rを有する。これ
ら可変絞り間の各分岐通路からの左、右出力側通路1
4,15はシリンダ左、右室に接続される。両可変絞り
間の通路部分からパワーシリンダに至る出力側通路とは
別に、左、右分岐通路間を接続するバイパス通路18を
設ける。このバイパス通路に、舵取操作に伴って開閉制
御される左、右一対をなす第3の可変絞り3L,3R
と、車速等の操舵角以外の条件に応動して開閉される可
変絞り弁4を直列に設ける。
可変制御し、アシスト力を可変制御可能とした安価な車
速感応式のパワーステアリングを得る。 【構成】 ポンプP、タンクTをパワーシリンダ左、右
室CL,CRに選択的に接続するロータリ式コントロー
ルバルブCVを備える。その左、右分岐通路12,13
は舵取操作により開閉制御する左、右一対をなす第1、
第2の可変絞り1R,1L、2L,2Rを有する。これ
ら可変絞り間の各分岐通路からの左、右出力側通路1
4,15はシリンダ左、右室に接続される。両可変絞り
間の通路部分からパワーシリンダに至る出力側通路とは
別に、左、右分岐通路間を接続するバイパス通路18を
設ける。このバイパス通路に、舵取操作に伴って開閉制
御される左、右一対をなす第3の可変絞り3L,3R
と、車速等の操舵角以外の条件に応動して開閉される可
変絞り弁4を直列に設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車速、操舵速度等とい
った車輛の各種走行条件に応じてパワーアシスト力(操
舵補助力)を制御することにより、車輛の走行状態と舵
取操作時(操舵時)における負荷の大小に応じた適切な
操舵力制御を行なえるパワーステアリング装置に関す
る。
った車輛の各種走行条件に応じてパワーアシスト力(操
舵補助力)を制御することにより、車輛の走行状態と舵
取操作時(操舵時)における負荷の大小に応じた適切な
操舵力制御を行なえるパワーステアリング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】たとえば自動車のハンドル操作力(操舵
力)を軽減するためのパワーアシスト力を得るパワース
テアリング装置にあっては、車輌の走行速度(車速)に
応じた操舵力制御を行なうことが望まれている。すなわ
ち、車輌停車時や低速走行時には軽快な舵取操作を可能
とする一方、高速走行時にはハンドルに剛性感をもた
せ、直進時の安定性を確保し得るような操舵力制御を行
なうことが必要となっている。
力)を軽減するためのパワーアシスト力を得るパワース
テアリング装置にあっては、車輌の走行速度(車速)に
応じた操舵力制御を行なうことが望まれている。すなわ
ち、車輌停車時や低速走行時には軽快な舵取操作を可能
とする一方、高速走行時にはハンドルに剛性感をもた
せ、直進時の安定性を確保し得るような操舵力制御を行
なうことが必要となっている。
【0003】このため、従来から車速感応式のパワース
テアリング装置として、流量制御弁を用いた流量制御型
のものが知られている。すなわち、この種の装置は、自
動車のエンジンによって回転駆動されるポンプにおい
て、圧油流量を一定量に制限して給送する流量制御弁機
能に加えて、高速時には車速に応動する可変絞り弁によ
って供給流量を減少させることにより発生圧力を低下さ
せ、パワーシリンダでのパワーアシスト力を小さくし、
結果として重めの操舵力に制御するものであった。
テアリング装置として、流量制御弁を用いた流量制御型
のものが知られている。すなわち、この種の装置は、自
動車のエンジンによって回転駆動されるポンプにおい
て、圧油流量を一定量に制限して給送する流量制御弁機
能に加えて、高速時には車速に応動する可変絞り弁によ
って供給流量を減少させることにより発生圧力を低下さ
せ、パワーシリンダでのパワーアシスト力を小さくし、
結果として重めの操舵力に制御するものであった。
【0004】しかしながら、このような流量制御型の装
置では、ポンプからの給送流量を車速のみに応じて流量
調整を行なっていることから、操舵力の制御範囲が比較
的狭く、所要の操舵力制御を行なえるとは言えないもの
であった。さらに、このような流量制御型の装置では、
高速走行時において急操舵を行なった際の追従性が悪い
という問題も避けられないものであった。
置では、ポンプからの給送流量を車速のみに応じて流量
調整を行なっていることから、操舵力の制御範囲が比較
的狭く、所要の操舵力制御を行なえるとは言えないもの
であった。さらに、このような流量制御型の装置では、
高速走行時において急操舵を行なった際の追従性が悪い
という問題も避けられないものであった。
【0005】また、車速感応式のパワーステアリング装
置として、ステアリングの入、出力軸間を、反力油圧の
大きさに応じて選択的に拘束したり回動可能としたりす
る反力ピストンによる車速感応型の油圧反力装置を用い
たものも知られている。すなわち、車輌停車時や低速走
行時には、反力油圧を最小限とし軽快な舵取操作を可能
とするとともに、高速走行時には反力油圧を増大させて
ハンドルに剛性感をもたせ、直進時の安定性を確保し得
るような操舵力制御を行なうもので、たとえば特開昭6
1−105273号公報、特開昭61−132466号
公報等を始めとして種々の構造を有するものが提案され
ている。
置として、ステアリングの入、出力軸間を、反力油圧の
大きさに応じて選択的に拘束したり回動可能としたりす
る反力ピストンによる車速感応型の油圧反力装置を用い
たものも知られている。すなわち、車輌停車時や低速走
行時には、反力油圧を最小限とし軽快な舵取操作を可能
とするとともに、高速走行時には反力油圧を増大させて
ハンドルに剛性感をもたせ、直進時の安定性を確保し得
るような操舵力制御を行なうもので、たとえば特開昭6
1−105273号公報、特開昭61−132466号
公報等を始めとして種々の構造を有するものが提案され
ている。
【0006】しかし、このような油圧反力制御型の装置
においても、その作動のためには油圧反力を車速に応じ
て得るための反力圧制御弁や、入、出力軸間に反力ピス
トンとこれに対向する反力受部を設けることが必要で、
部品点数が多く、構造が複雑化し易く、コスト高となる
という不利な状況にあった。また、このような従来装置
では油圧反力装置部でのフリクションが作動性能面での
問題となる場合が多かった。
においても、その作動のためには油圧反力を車速に応じ
て得るための反力圧制御弁や、入、出力軸間に反力ピス
トンとこれに対向する反力受部を設けることが必要で、
部品点数が多く、構造が複雑化し易く、コスト高となる
という不利な状況にあった。また、このような従来装置
では油圧反力装置部でのフリクションが作動性能面での
問題となる場合が多かった。
【0007】そこで、この種の車速感応式のパワーステ
アリング装置として、低コストでしかも操舵力制御範囲
も実用上で確保できる新たなシステムが要望されてい
る。このような要請に応えるものとして、特開平2−1
75467号公報に示されるように、車速によって制御
される可変絞り弁に加えて、入、出力軸間の相対角度変
位が大きくなったときに開度が小となるように制御され
る可変絞りを付加し、これらの可変絞り弁と可変絞りと
によって、コントロールバルブに対するポンプからの供
給通路と前記コントロールバルブからのタンクへの戻り
通路とを接続するバイパス通路への分流量を制御するこ
とにより、操舵時におけるパワーシリンダへの供給流量
を確保できるようにしているものである。
アリング装置として、低コストでしかも操舵力制御範囲
も実用上で確保できる新たなシステムが要望されてい
る。このような要請に応えるものとして、特開平2−1
75467号公報に示されるように、車速によって制御
される可変絞り弁に加えて、入、出力軸間の相対角度変
位が大きくなったときに開度が小となるように制御され
る可変絞りを付加し、これらの可変絞り弁と可変絞りと
によって、コントロールバルブに対するポンプからの供
給通路と前記コントロールバルブからのタンクへの戻り
通路とを接続するバイパス通路への分流量を制御するこ
とにより、操舵時におけるパワーシリンダへの供給流量
を確保できるようにしているものである。
【0008】このような構成によれば、車速に応じて開
度が制御される可変絞り弁によって、タンク側への分流
量を制御し、さらに前記バイパス通路に設けた可変絞り
は、ハンドル操作量が大きくなったときに開度が小さく
なることにより、たとえば中高速走行時においてハンド
ル操作を行なったときには、前記可変絞り弁の開度の如
何にかかわらず、バイパス通路を介しての流れを制限
し、結果としてパワーシリンダへの供給流量を確保でき
るようにしている。
度が制御される可変絞り弁によって、タンク側への分流
量を制御し、さらに前記バイパス通路に設けた可変絞り
は、ハンドル操作量が大きくなったときに開度が小さく
なることにより、たとえば中高速走行時においてハンド
ル操作を行なったときには、前記可変絞り弁の開度の如
何にかかわらず、バイパス通路を介しての流れを制限
し、結果としてパワーシリンダへの供給流量を確保でき
るようにしている。
【0009】したがって、このような従来装置では、
中、高速走行時のように可変絞り弁の開度が大きいとき
でも、ハンドル操作に連動して可変絞りの開度を小さく
できることから、バイパス通路から排出される流量を減
らしてパワーシリンダへの供給流量を確保し、従来のよ
うな流量不足による応答性の低下という問題を解決し、
走行条件に応じた操舵力制御を最適なものとし得るもの
である。
中、高速走行時のように可変絞り弁の開度が大きいとき
でも、ハンドル操作に連動して可変絞りの開度を小さく
できることから、バイパス通路から排出される流量を減
らしてパワーシリンダへの供給流量を確保し、従来のよ
うな流量不足による応答性の低下という問題を解決し、
走行条件に応じた操舵力制御を最適なものとし得るもの
である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように改良された従来の車速感応型のパワーステアリ
ング装置によれば、コントロールバルブ上流側の供給通
路と下流側の戻り通路とをバイパスする通路に、車速に
応動する可変絞り弁と舵角に連動する可変絞りとを個別
に設けてなる構造であって、部品点数が多くなり、構造
も複雑で、コスト高を招いてしまうもので、このような
点をも一掃し得る何らかの対策を講じることが望まれて
いる。
たように改良された従来の車速感応型のパワーステアリ
ング装置によれば、コントロールバルブ上流側の供給通
路と下流側の戻り通路とをバイパスする通路に、車速に
応動する可変絞り弁と舵角に連動する可変絞りとを個別
に設けてなる構造であって、部品点数が多くなり、構造
も複雑で、コスト高を招いてしまうもので、このような
点をも一掃し得る何らかの対策を講じることが望まれて
いる。
【0011】特に、このような車速感応式のパワーステ
アリング装置にあっては、高速走行時における操舵時の
応答性、追従性を確保し、油圧反力機構部等のようなフ
リクションの影響も少なく、またコントロールバルブを
含むステアリング本体部の軸線方向長さも小さくでき、
しかも低コストで操舵力制御範囲も実用上で確保できる
等の要請に応えることも可能となるような何らかの配慮
を講じることが望まれている。
アリング装置にあっては、高速走行時における操舵時の
応答性、追従性を確保し、油圧反力機構部等のようなフ
リクションの影響も少なく、またコントロールバルブを
含むステアリング本体部の軸線方向長さも小さくでき、
しかも低コストで操舵力制御範囲も実用上で確保できる
等の要請に応えることも可能となるような何らかの配慮
を講じることが望まれている。
【0012】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、コントロールバルブを含めた装置全体の構
造を改良し、かつこれに車速等に応答する可変絞り弁を
組合わせることにより、パワーシリンダに作用する圧力
を、車速、さらには操舵時における操舵角の増大、操舵
速度等といった負荷変動によって所要の状態に可変制御
することが可能で、アシスト力を適切かつ確実に可変制
御することができ、操舵力制御範囲も実用上確保可能
で、コスト的にも安価である車速感応式として用いて好
適なパワーステアリング装置を得ることを目的としてい
る。
ものであり、コントロールバルブを含めた装置全体の構
造を改良し、かつこれに車速等に応答する可変絞り弁を
組合わせることにより、パワーシリンダに作用する圧力
を、車速、さらには操舵時における操舵角の増大、操舵
速度等といった負荷変動によって所要の状態に可変制御
することが可能で、アシスト力を適切かつ確実に可変制
御することができ、操舵力制御範囲も実用上確保可能
で、コスト的にも安価である車速感応式として用いて好
適なパワーステアリング装置を得ることを目的としてい
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
ために本発明に係るパワーステアリング装置は、舵取操
作に応じて開閉制御される左、右一対づつの第1、第2
の可変絞りを有する左、右分岐通路による流体圧ブリッ
ジ回路によって構成されポンプ、タンクとパワーシリン
ダ左、右室との間の通路を選択的に切換え制御するため
のコントロールバルブを備えており、このコントロール
バルブの左、右分岐通路上で第1、第2の可変絞り間か
ら、パワーシリンダ左、右室に至る左、右出力側通路と
は別に、左、右分岐通路間を接続するバイパス通路を設
け、かつこのバイパス通路に、舵取操作に伴って開閉制
御される左、右一対をなす第3の可変絞りと、操舵角以
外の条件(たとえば車速)に応じて開閉制御される可変
絞り弁とを直列に設けたものである。
ために本発明に係るパワーステアリング装置は、舵取操
作に応じて開閉制御される左、右一対づつの第1、第2
の可変絞りを有する左、右分岐通路による流体圧ブリッ
ジ回路によって構成されポンプ、タンクとパワーシリン
ダ左、右室との間の通路を選択的に切換え制御するため
のコントロールバルブを備えており、このコントロール
バルブの左、右分岐通路上で第1、第2の可変絞り間か
ら、パワーシリンダ左、右室に至る左、右出力側通路と
は別に、左、右分岐通路間を接続するバイパス通路を設
け、かつこのバイパス通路に、舵取操作に伴って開閉制
御される左、右一対をなす第3の可変絞りと、操舵角以
外の条件(たとえば車速)に応じて開閉制御される可変
絞り弁とを直列に設けたものである。
【0014】さらに、本発明に係るパワーステアリング
装置は、バイパス通路上で車速応動型等の可変絞り弁と
直列に設けられる左、右一対をなす第3の可変絞りのう
ち、舵取操作に伴って閉じ側に作動する片方の第3の可
変絞りが、舵取操作に伴って高圧状態となってパワーシ
リンダの一方室への流体圧供給側となる分岐通路側に配
置されるとともに、その下流側に舵取操作に伴って開き
側に作動する片方の第3の可変絞りが配置されるように
構成したものである。
装置は、バイパス通路上で車速応動型等の可変絞り弁と
直列に設けられる左、右一対をなす第3の可変絞りのう
ち、舵取操作に伴って閉じ側に作動する片方の第3の可
変絞りが、舵取操作に伴って高圧状態となってパワーシ
リンダの一方室への流体圧供給側となる分岐通路側に配
置されるとともに、その下流側に舵取操作に伴って開き
側に作動する片方の第3の可変絞りが配置されるように
構成したものである。
【0015】また、本発明に係るパワーステアリング装
置は、それぞれの摺接面にポンプからの流体圧の入りポ
ート、タンクへの戻りポート、パワーシリンダ左、右室
への左、右出力ポートに連通されることにより流体圧ブ
リッジ回路を構成する複数条の通路溝が周方向に所定間
隔をおいて形成され相対的に回転変位可能に組合わされ
るロータおよびスリーブによるロータリ式のコントロー
ルバルブを備え、このコントロールバルブを構成するロ
ータおよびスリーブのタンクへの戻りポートに連通する
通路溝間に、左、右出力ポートに至る流体圧が連通ポー
トを介して導入される左、右通路溝と、これら左、右通
路溝の周方向に隣接しロータおよびスリーブの相対的な
回転変位によって選択的に連通されるとともに舵角以外
の条件に応動して開閉制御される可変絞り弁が設けられ
てバイパス通路となる連絡通路に連通する連絡ポートが
開口される左、右接続溝とを設けたものである。
置は、それぞれの摺接面にポンプからの流体圧の入りポ
ート、タンクへの戻りポート、パワーシリンダ左、右室
への左、右出力ポートに連通されることにより流体圧ブ
リッジ回路を構成する複数条の通路溝が周方向に所定間
隔をおいて形成され相対的に回転変位可能に組合わされ
るロータおよびスリーブによるロータリ式のコントロー
ルバルブを備え、このコントロールバルブを構成するロ
ータおよびスリーブのタンクへの戻りポートに連通する
通路溝間に、左、右出力ポートに至る流体圧が連通ポー
トを介して導入される左、右通路溝と、これら左、右通
路溝の周方向に隣接しロータおよびスリーブの相対的な
回転変位によって選択的に連通されるとともに舵角以外
の条件に応動して開閉制御される可変絞り弁が設けられ
てバイパス通路となる連絡通路に連通する連絡ポートが
開口される左、右接続溝とを設けたものである。
【0016】さらに、本発明に係るパワーステアリング
装置は、ロータリ式コントロールバルブにおいて、入り
ポート側の通路溝、出力ポート側の左、右通路溝間に第
1の可変絞りを、出力ポート側の左、右通路溝とその
左、右の戻りポート側の通路溝との間に第2の可変絞り
を形成するとともに、左、右の連通ポートが開口される
左、右通路溝と連絡ポートが開口される左、右接続溝と
の間に第3の可変絞りを形成し、かつ左、右連絡ポート
間を接続する連絡通路途中に操舵角以外の条件に応じて
開閉制御される可変絞り弁を設けたものである。
装置は、ロータリ式コントロールバルブにおいて、入り
ポート側の通路溝、出力ポート側の左、右通路溝間に第
1の可変絞りを、出力ポート側の左、右通路溝とその
左、右の戻りポート側の通路溝との間に第2の可変絞り
を形成するとともに、左、右の連通ポートが開口される
左、右通路溝と連絡ポートが開口される左、右接続溝と
の間に第3の可変絞りを形成し、かつ左、右連絡ポート
間を接続する連絡通路途中に操舵角以外の条件に応じて
開閉制御される可変絞り弁を設けたものである。
【0017】
【作用】本発明によれば、非操舵時にはポンプからの流
体圧は、コントロールバルブを構成する流体圧ブリッジ
回路の左、右分岐通路を経てタンク側に還流する。さら
に、いずれかに操舵されたときには、流体圧ブリッジ回
路の第1、第2の可変絞りの左、右いずれか一方が閉じ
側に作動し、開度が小となるとともに他方が開き側に作
動し、左、右通路のいずれかがパワーシリンダ左、右室
の一方に接続されて流体圧が供給され、また他方室はタ
ンク側に接続されて還流側とされる。
体圧は、コントロールバルブを構成する流体圧ブリッジ
回路の左、右分岐通路を経てタンク側に還流する。さら
に、いずれかに操舵されたときには、流体圧ブリッジ回
路の第1、第2の可変絞りの左、右いずれか一方が閉じ
側に作動し、開度が小となるとともに他方が開き側に作
動し、左、右通路のいずれかがパワーシリンダ左、右室
の一方に接続されて流体圧が供給され、また他方室はタ
ンク側に接続されて還流側とされる。
【0018】また、低速走行時において操舵されたとき
には、両シリンダ室間を連通するバイパス通路上の車速
感応型等の可変絞り弁は閉側の状態となるために、パワ
ーシリンダにおける供給側シリンダ室と還流側シリンダ
室との連通開度は小さく、ポンプからの圧油は、コント
ロールバルブによる流体圧ブリッジ回路を経て供給側の
シリンダ室に略全量供給されることにより、パワーシリ
ンダが作動され、所要のアシスト力が得られる。
には、両シリンダ室間を連通するバイパス通路上の車速
感応型等の可変絞り弁は閉側の状態となるために、パワ
ーシリンダにおける供給側シリンダ室と還流側シリンダ
室との連通開度は小さく、ポンプからの圧油は、コント
ロールバルブによる流体圧ブリッジ回路を経て供給側の
シリンダ室に略全量供給されることにより、パワーシリ
ンダが作動され、所要のアシスト力が得られる。
【0019】さらに、高速走行時において操舵されたと
きには、両シリンダ室間を連通するバイパス通路上の車
速感応型可変絞り弁は開き側の状態に制御されるととも
に、これに直列する第3の可変絞りの操舵角による開閉
制御に伴って、パワーシリンダにおける供給側(高圧
側)シリンダ室と還流側(低圧側)シリンダ室とを連通
状態とし、ポンプからの圧油の一部をバイパスさせるこ
とができ、これによりコントロールバルブによる流体圧
ブリッジ回路を経て供給側シリンダ室に供給される圧油
の供給量を適正量に制御でき、パワーシリンダの作動圧
を低下させ、パワーシリンダによるアシスト力が低下
し、舵取操作に適度の手応え感を与えることができる。
きには、両シリンダ室間を連通するバイパス通路上の車
速感応型可変絞り弁は開き側の状態に制御されるととも
に、これに直列する第3の可変絞りの操舵角による開閉
制御に伴って、パワーシリンダにおける供給側(高圧
側)シリンダ室と還流側(低圧側)シリンダ室とを連通
状態とし、ポンプからの圧油の一部をバイパスさせるこ
とができ、これによりコントロールバルブによる流体圧
ブリッジ回路を経て供給側シリンダ室に供給される圧油
の供給量を適正量に制御でき、パワーシリンダの作動圧
を低下させ、パワーシリンダによるアシスト力が低下
し、舵取操作に適度の手応え感を与えることができる。
【0020】
【実施例】図1ないし図4は本発明に係るパワーステア
リング装置を車速感応式として用いた場合の一実施例を
示すものである。これらの図において、まず、全体を符
号10で示す車速感応式のパワーステアリング装置にお
ける油圧回路の概略を、図3を用いて説明すると、この
油圧回路は、油圧源である主ポンプPから供給通路11
を介して給送される圧油を、舵取りハンドルによる舵取
操作によって切換え制御されるコントロールバルブCV
を介して、装置アクチュエータであるパワーシリンダ
(図中P/Cで示す)の左、右室CL,CRに給送する
とともに、タンクTに還流させるように構成されてい
る。
リング装置を車速感応式として用いた場合の一実施例を
示すものである。これらの図において、まず、全体を符
号10で示す車速感応式のパワーステアリング装置にお
ける油圧回路の概略を、図3を用いて説明すると、この
油圧回路は、油圧源である主ポンプPから供給通路11
を介して給送される圧油を、舵取りハンドルによる舵取
操作によって切換え制御されるコントロールバルブCV
を介して、装置アクチュエータであるパワーシリンダ
(図中P/Cで示す)の左、右室CL,CRに給送する
とともに、タンクTに還流させるように構成されてい
る。
【0021】ここで、図中11はポンプPからコントロ
ールバルブCVの油圧ブリッジ回路に至る供給通路、1
2,13はこのコントロールバルブCVにおいてブリッ
ジ回路を構成する左、右分岐通路、14,15はパワー
シリンダP/Cの左、右室への左、右分岐通路12,1
3からの左、右出力側通路としての左、右シリンダ通
路、16はコントロールバルブCVのブリッジ回路から
タンクTに至る戻り通路である。
ールバルブCVの油圧ブリッジ回路に至る供給通路、1
2,13はこのコントロールバルブCVにおいてブリッ
ジ回路を構成する左、右分岐通路、14,15はパワー
シリンダP/Cの左、右室への左、右分岐通路12,1
3からの左、右出力側通路としての左、右シリンダ通
路、16はコントロールバルブCVのブリッジ回路から
タンクTに至る戻り通路である。
【0022】また、上述したコントロールバルブCVの
油圧ブリッジ回路を構成する左、右分岐通路12,13
には、周知の通り、舵取操作に応じて開閉制御される第
1の可変絞り1R,1Lおよび第2の可変絞り2L,2
Rが相対向して設けられている。そして、これら第1、
第2の可変絞り1R,2Lと1L,2R間の左、右分岐
通路12,13から前記左、右シリンダ通路14,15
が引き出され、パワーシリンダ左、右室CL,CRに油
圧を適宜供給または還流させるように構成されている。
油圧ブリッジ回路を構成する左、右分岐通路12,13
には、周知の通り、舵取操作に応じて開閉制御される第
1の可変絞り1R,1Lおよび第2の可変絞り2L,2
Rが相対向して設けられている。そして、これら第1、
第2の可変絞り1R,2Lと1L,2R間の左、右分岐
通路12,13から前記左、右シリンダ通路14,15
が引き出され、パワーシリンダ左、右室CL,CRに油
圧を適宜供給または還流させるように構成されている。
【0023】このようなパワーステアリング装置10
は、ポンプPからの圧油が、コントロールバルブCVに
おいて、ハンドルの操舵方向、操舵角度に応じてパワー
シリンダP/Cの左、右室CR,CLへの通路12,1
3が切換え制御されることにより、いずれか一方の室C
R,CLに通路14または15を介して給送されかつ他
方室がタンクTに同様に通路15または14を介して接
続されることにより、操舵力を補助するパワーアシスト
力が得られることは周知の通りで、ここでの詳細な説明
は省略する。
は、ポンプPからの圧油が、コントロールバルブCVに
おいて、ハンドルの操舵方向、操舵角度に応じてパワー
シリンダP/Cの左、右室CR,CLへの通路12,1
3が切換え制御されることにより、いずれか一方の室C
R,CLに通路14または15を介して給送されかつ他
方室がタンクTに同様に通路15または14を介して接
続されることにより、操舵力を補助するパワーアシスト
力が得られることは周知の通りで、ここでの詳細な説明
は省略する。
【0024】すなわち、パワーステアリング装置10
は、舵取操作に応じて切換え制御されポンプP、タンク
Tをパワーシリンダ左、右室CL,CRに選択的に接続
する油圧ブリッジ回路によるコントロールバルブCVを
備え、このコントロールバルブCVは、舵取操作に伴っ
てシリンダ左、右室CL,CRへの圧油の供給制御を行
なうように開閉制御される左、右一対づつの第1、第2
の可変絞り1R,1L、2L,2Rを有する左、右分岐
通路12,13と、これら左、右分岐通路12,13で
第1、第2の可変絞り1R,2L、1L,2R間からシ
リンダ左、右室CL,CRに至る左、右シリンダ通路1
4,15とによって構成されている。
は、舵取操作に応じて切換え制御されポンプP、タンク
Tをパワーシリンダ左、右室CL,CRに選択的に接続
する油圧ブリッジ回路によるコントロールバルブCVを
備え、このコントロールバルブCVは、舵取操作に伴っ
てシリンダ左、右室CL,CRへの圧油の供給制御を行
なうように開閉制御される左、右一対づつの第1、第2
の可変絞り1R,1L、2L,2Rを有する左、右分岐
通路12,13と、これら左、右分岐通路12,13で
第1、第2の可変絞り1R,2L、1L,2R間からシ
リンダ左、右室CL,CRに至る左、右シリンダ通路1
4,15とによって構成されている。
【0025】そして、本発明によれば、上述したパワー
ステアリング装置10において、コントロールバルブC
Vでの第1、第2の可変絞り1R,2L、1L,2R間
の通路部分からパワーシリンダP/Cに至る左、右シリ
ンダ通路14,15とは別に、左、右分岐通路12,1
3間を接続するバイパス通路18(18a,18b)を
設け、かつこのバイパス通路18に、舵取操作に伴って
開閉制御される左、右一対をなす第3の可変絞り3L,
3Rと、操舵角以外の条件、この実施例では車速に応動
して開閉制御される車速応動型の可変絞り弁4を直列に
設けたところに特徴を有している。
ステアリング装置10において、コントロールバルブC
Vでの第1、第2の可変絞り1R,2L、1L,2R間
の通路部分からパワーシリンダP/Cに至る左、右シリ
ンダ通路14,15とは別に、左、右分岐通路12,1
3間を接続するバイパス通路18(18a,18b)を
設け、かつこのバイパス通路18に、舵取操作に伴って
開閉制御される左、右一対をなす第3の可変絞り3L,
3Rと、操舵角以外の条件、この実施例では車速に応動
して開閉制御される車速応動型の可変絞り弁4を直列に
設けたところに特徴を有している。
【0026】ここで、この実施例では、バイパス通路1
8上で操舵角以外の条件である車速に応動して開閉制御
される可変絞り弁4は、左、右一対をなす第3の可変絞
り3L,3R間に介在して設けられている。
8上で操舵角以外の条件である車速に応動して開閉制御
される可変絞り弁4は、左、右一対をなす第3の可変絞
り3L,3R間に介在して設けられている。
【0027】さらに、本発明によれば、バイパス通路1
8上に直列に設けられる左、右一対をなす第3の可変絞
り3L,3Rのうち、舵取操作に伴って閉じ側に作動す
る片方の第3の可変絞り3Rが、舵取操作に伴って高圧
状態となってパワーシリンダの一方室CRへの流体圧供
給側となる分岐通路13側に配置されるとともに、その
下流側に舵取操作に伴って開き側に作動する片方の第3
の可変絞り3Lが配置されるように構成している。
8上に直列に設けられる左、右一対をなす第3の可変絞
り3L,3Rのうち、舵取操作に伴って閉じ側に作動す
る片方の第3の可変絞り3Rが、舵取操作に伴って高圧
状態となってパワーシリンダの一方室CRへの流体圧供
給側となる分岐通路13側に配置されるとともに、その
下流側に舵取操作に伴って開き側に作動する片方の第3
の可変絞り3Lが配置されるように構成している。
【0028】換言すれば、左、右一対をなす第3の可変
絞り3L,3Rは、バイパス通路18上で舵取操作に伴
って高圧状態となってパワーシリンダの一方室CRへの
流体圧供給側となる分岐通路13側から、舵取操作に伴
って閉じ側に作動する左、右いずれか一方の第3の可変
絞り3R、舵取操作に伴って開き側に作動する他方の第
3の可変絞り3Lの順で直列に配置している。
絞り3L,3Rは、バイパス通路18上で舵取操作に伴
って高圧状態となってパワーシリンダの一方室CRへの
流体圧供給側となる分岐通路13側から、舵取操作に伴
って閉じ側に作動する左、右いずれか一方の第3の可変
絞り3R、舵取操作に伴って開き側に作動する他方の第
3の可変絞り3Lの順で直列に配置している。
【0029】このような構成によれば、非操舵時にはポ
ンプPからの圧油は、コントロールバルブCVを構成す
る油圧ブリッジ回路の左、右いずれかの分岐通路12,
13を経てタンクT側に還流するとともに、いずれかに
操舵されたときには、油圧ブリッジ回路の第1、第2の
可変絞り1L,2L、1R,2Rの左、右いずれか一方
が閉じ側に作動し開度が小となるとともに他方が開き側
に作動し、左、右分岐通路12,13のいずれかがパワ
ーシリンダ左、右室CL,CRの一方に接続されて圧油
が供給され、また他方室はタンクT側に接続されて還流
側とされる。
ンプPからの圧油は、コントロールバルブCVを構成す
る油圧ブリッジ回路の左、右いずれかの分岐通路12,
13を経てタンクT側に還流するとともに、いずれかに
操舵されたときには、油圧ブリッジ回路の第1、第2の
可変絞り1L,2L、1R,2Rの左、右いずれか一方
が閉じ側に作動し開度が小となるとともに他方が開き側
に作動し、左、右分岐通路12,13のいずれかがパワ
ーシリンダ左、右室CL,CRの一方に接続されて圧油
が供給され、また他方室はタンクT側に接続されて還流
側とされる。
【0030】そして、低速走行時において操舵されたと
きには、両シリンダ室CL,CR間を連通するバイパス
通路18上での車速感応型の可変絞り弁4は、図4に示
す特性から明らかなように閉じ側の状態であるために、
パワーシリンダP/Cにおける供給側シリンダ室CRま
たはCLと戻り側シリンダ室CLまたはCRとの連通開
度が小さく、ポンプPからの圧油は、コントロールバル
ブCVによる流体圧ブリッジ回路を経て供給側のシリン
ダ室CRまたはCLに略全量供給されることにより、パ
ワーシリンダP/Cが作動され、所要のアシスト力が得
られる。
きには、両シリンダ室CL,CR間を連通するバイパス
通路18上での車速感応型の可変絞り弁4は、図4に示
す特性から明らかなように閉じ側の状態であるために、
パワーシリンダP/Cにおける供給側シリンダ室CRま
たはCLと戻り側シリンダ室CLまたはCRとの連通開
度が小さく、ポンプPからの圧油は、コントロールバル
ブCVによる流体圧ブリッジ回路を経て供給側のシリン
ダ室CRまたはCLに略全量供給されることにより、パ
ワーシリンダP/Cが作動され、所要のアシスト力が得
られる。
【0031】さらに、高速走行時における操舵時には、
両シリンダ室CL,CR間を連通するバイパス通路18
(18a,18b)上での車速感応型の可変絞り弁4は
開き側の状態に制御され、これに直列する第3の可変絞
り3L,3Rの舵角による開閉制御に伴って、パワーシ
リンダP/Cにおける供給側(高圧側)シリンダ室CR
またはCLと還流側(低圧側)シリンダ室CLまたはC
Rとを連通状態とし、ポンプPからの圧油の一部をバイ
パスさせることができ、これによりコントロールバルブ
CVによる流体圧ブリッジ回路を経て供給側シリンダ室
CRまたはCLに供給される供給量を適正量に制御で
き、パワーシリンダP/Cの作動圧を低下させ、パワー
シリンダP/Cによるアシスト力が低下し、舵取操作に
適度の手応え感を与えることができる。
両シリンダ室CL,CR間を連通するバイパス通路18
(18a,18b)上での車速感応型の可変絞り弁4は
開き側の状態に制御され、これに直列する第3の可変絞
り3L,3Rの舵角による開閉制御に伴って、パワーシ
リンダP/Cにおける供給側(高圧側)シリンダ室CR
またはCLと還流側(低圧側)シリンダ室CLまたはC
Rとを連通状態とし、ポンプPからの圧油の一部をバイ
パスさせることができ、これによりコントロールバルブ
CVによる流体圧ブリッジ回路を経て供給側シリンダ室
CRまたはCLに供給される供給量を適正量に制御で
き、パワーシリンダP/Cの作動圧を低下させ、パワー
シリンダP/Cによるアシスト力が低下し、舵取操作に
適度の手応え感を与えることができる。
【0032】ここで、上述した車速感応型可変絞り弁4
の車速に対する開口面積を、たとえば図4に示すように
制御することにより、バイパス通路18を介してのシリ
ンダ左、右両室CR,CLの連通を所要の状態に制御
し、その結果として操舵時におけるパワーシリンダP/
Cの供給側シリンダ室CRまたはCLへの圧油の供給量
を適正量に制御し、パワーアシスト力として車速に応動
した力を得られるものである。
の車速に対する開口面積を、たとえば図4に示すように
制御することにより、バイパス通路18を介してのシリ
ンダ左、右両室CR,CLの連通を所要の状態に制御
し、その結果として操舵時におけるパワーシリンダP/
Cの供給側シリンダ室CRまたはCLへの圧油の供給量
を適正量に制御し、パワーアシスト力として車速に応動
した力を得られるものである。
【0033】また、上述した構成では、従来一般的なパ
ワーステアリング装置10に対し、バイパス通路18
と、この通路18上で直列に車速応動型可変絞り弁4、
舵角応動型の第3の可変絞り3L,3Rを付加するだけ
で所要のアシスト力制御が行なえるため、低コストでし
かも高い信頼性を発揮させることが可能で、安価な車速
感応式パワーステアリングを得ることができる。さら
に、従来の油圧反力制御型パワーステアリングに用いて
いた油圧反力機構部が不要となり、そのフリクションに
よる悪影響がなく、しかも装置の入力軸方向でのスペー
スを小さくすることができる車速感応式のパワーステア
リング装置10を得ることが可能となる。
ワーステアリング装置10に対し、バイパス通路18
と、この通路18上で直列に車速応動型可変絞り弁4、
舵角応動型の第3の可変絞り3L,3Rを付加するだけ
で所要のアシスト力制御が行なえるため、低コストでし
かも高い信頼性を発揮させることが可能で、安価な車速
感応式パワーステアリングを得ることができる。さら
に、従来の油圧反力制御型パワーステアリングに用いて
いた油圧反力機構部が不要となり、そのフリクションに
よる悪影響がなく、しかも装置の入力軸方向でのスペー
スを小さくすることができる車速感応式のパワーステア
リング装置10を得ることが可能となる。
【0034】ここで、本発明を適用したロータリ式のコ
ントロールバルブCVの詳細を、図1、図2を用いて説
明すると、図中符号31は図示しない舵取ハンドル側に
連結された入力軸(スタブ軸)に一体的に設けられるロ
ータ、32はこのロータ31の外周に嵌装された状態で
図示しない操舵輪側の出力軸(ピニオン軸)に一体的に
設けられるスリーブで、これらは周知のトーションバー
等によって相対的に回転変位可能な状態で組合わせられ
てバルブハウジング(図示せず)内に内設されている。
ントロールバルブCVの詳細を、図1、図2を用いて説
明すると、図中符号31は図示しない舵取ハンドル側に
連結された入力軸(スタブ軸)に一体的に設けられるロ
ータ、32はこのロータ31の外周に嵌装された状態で
図示しない操舵輪側の出力軸(ピニオン軸)に一体的に
設けられるスリーブで、これらは周知のトーションバー
等によって相対的に回転変位可能な状態で組合わせられ
てバルブハウジング(図示せず)内に内設されている。
【0035】33はロータ31の外周部に周方向に所定
間隔をおいて形成された複数条(この例では二条)の通
路溝で、これらの通路溝33,33はロータ31の軸心
を中心とした対称位置に相対向して形成され、流体圧発
生源であるオイルポンプPに供給通路11を介して接続
される入りポート33a(Pを付す)が開口している。
また、34,35は前記通路溝33の周方向両側の所定
間隔をおいた位置に形成された複数条(この例では二条
づつの合計四条)通路溝で、これらの通路溝34,35
には、ロータ31に求心方向に向って形成されオイルタ
ンクTに至る戻り通路16にロータ31の内部空間を介
して接続される戻りポート34a,35a(Tを付す)
が開口している。
間隔をおいて形成された複数条(この例では二条)の通
路溝で、これらの通路溝33,33はロータ31の軸心
を中心とした対称位置に相対向して形成され、流体圧発
生源であるオイルポンプPに供給通路11を介して接続
される入りポート33a(Pを付す)が開口している。
また、34,35は前記通路溝33の周方向両側の所定
間隔をおいた位置に形成された複数条(この例では二条
づつの合計四条)通路溝で、これらの通路溝34,35
には、ロータ31に求心方向に向って形成されオイルタ
ンクTに至る戻り通路16にロータ31の内部空間を介
して接続される戻りポート34a,35a(Tを付す)
が開口している。
【0036】36,37はスリーブ32の内周部におい
て入りポート33aの両側で戻りポート34a,35a
との間に通路溝33、通路溝34または35に連通する
ように隣接して形成された複数条(この例では二条づつ
の合計四条)の通路溝であり、これらの通路溝36,3
7はパワーシリンダP/Cの左、右シリンダ室CL,C
Rに至る出力通路14,15に接続される左、右出力ポ
ート36a,37a(CL,CRを付す)が開口されて
いる。
て入りポート33aの両側で戻りポート34a,35a
との間に通路溝33、通路溝34または35に連通する
ように隣接して形成された複数条(この例では二条づつ
の合計四条)の通路溝であり、これらの通路溝36,3
7はパワーシリンダP/Cの左、右シリンダ室CL,C
Rに至る出力通路14,15に接続される左、右出力ポ
ート36a,37a(CL,CRを付す)が開口されて
いる。
【0037】そして、これら出力側の通路溝36,37
と前記入り側の通路溝33との間にロータ31、スリー
ブ32の相対的な回転変位に伴って開閉される前記第1
の可変絞り1R,1Lが形成され、また出力側通路溝3
6,37と前記戻り側の通路溝34,35との間には、
第2の可変絞り2L,2Rが形成されている。
と前記入り側の通路溝33との間にロータ31、スリー
ブ32の相対的な回転変位に伴って開閉される前記第1
の可変絞り1R,1Lが形成され、また出力側通路溝3
6,37と前記戻り側の通路溝34,35との間には、
第2の可変絞り2L,2Rが形成されている。
【0038】40,41はロータ31の外周部で前記通
路溝33、その両側の通路溝36,37、さらにその両
側の通路溝34,35による二対の流路切換え部間に戻
り側の通路溝34,35に周方向において隣接して形成
された左、右通路溝で、これら左、右通路溝40,41
は、前記左、右出力ポート36a,37aに至る油圧が
連通ポート40a,41aを介して導入されるように構
成されている。なお、これら左、右通路溝40,41
は、通路42,43を介して前記通路14,15と連通
状態とされている。
路溝33、その両側の通路溝36,37、さらにその両
側の通路溝34,35による二対の流路切換え部間に戻
り側の通路溝34,35に周方向において隣接して形成
された左、右通路溝で、これら左、右通路溝40,41
は、前記左、右出力ポート36a,37aに至る油圧が
連通ポート40a,41aを介して導入されるように構
成されている。なお、これら左、右通路溝40,41
は、通路42,43を介して前記通路14,15と連通
状態とされている。
【0039】また、44,45はこれら左、右通路溝4
0,41の周方向に隣接しロータ31およびスリーブ3
2の相対的な回転変位によって選択的に連通される左、
右接続溝で、これら左、右接続溝44,45には、車速
応動型可変絞り弁5が設けられてバイパス通路18とな
る連絡通路18a,18bに連通する連絡ポート44
a,45aが開口されている。
0,41の周方向に隣接しロータ31およびスリーブ3
2の相対的な回転変位によって選択的に連通される左、
右接続溝で、これら左、右接続溝44,45には、車速
応動型可変絞り弁5が設けられてバイパス通路18とな
る連絡通路18a,18bに連通する連絡ポート44
a,45aが開口されている。
【0040】ここで、左、右の連通ポート40a,41
aが開口される左、右通路溝40,41と連絡ポート4
4a,45aが開口される左、右接続溝44,45との
間に第3の可変絞り3L,3Rが形成され、かつ左、右
連絡ポート44a,45a間を接続する連絡通路18
a,18b(18)途中に、操舵角以外の条件、特に車
速に応動して開閉制御される車速応動型の可変絞り弁4
が設けられている。
aが開口される左、右通路溝40,41と連絡ポート4
4a,45aが開口される左、右接続溝44,45との
間に第3の可変絞り3L,3Rが形成され、かつ左、右
連絡ポート44a,45a間を接続する連絡通路18
a,18b(18)途中に、操舵角以外の条件、特に車
速に応動して開閉制御される車速応動型の可変絞り弁4
が設けられている。
【0041】なお、この実施例では、ロータ31、スリ
ーブ32の軸心を対称とした位置、つまり放射方向にバ
ランスした位置に同じ機能をもつ通路溝、接続溝、各ポ
ートが形成され、加工性やコスト面でも配慮がなされて
いる。
ーブ32の軸心を対称とした位置、つまり放射方向にバ
ランスした位置に同じ機能をもつ通路溝、接続溝、各ポ
ートが形成され、加工性やコスト面でも配慮がなされて
いる。
【0042】このようなバルブ構造において、舵取操作
に伴ってロータ31とスリーブ32とに相対的な回転変
位を生じると、第1、第2、第3の可変絞りが舵角に応
じてそれぞれ所定開度に開閉制御され、各溝の連通状態
が変化することにより、油圧回路の流路切換えが行われ
ることになる。
に伴ってロータ31とスリーブ32とに相対的な回転変
位を生じると、第1、第2、第3の可変絞りが舵角に応
じてそれぞれ所定開度に開閉制御され、各溝の連通状態
が変化することにより、油圧回路の流路切換えが行われ
ることになる。
【0043】ここで、操舵負荷に応動する可変絞りであ
る第1、第2、第3の可変絞りは、第1、第2の可変絞
り1L,1R、2R,2LがコントロールバルブCVと
しての機能が得られるような絞り開度特性をもって切換
え制御されるとともに、バイパス通路18側の第3の可
変絞り3R,3Lも、同様に開閉されて流路の切換えを
行なう。そして、このバイパス通路18の連絡通路18
a,18b上の車速応動型可変絞り弁4が、車速に応じ
て開閉されることにより、このバイパス通路18を介し
てのバイパス量が制御され、前記パワーシリンダP/C
の供給側への圧油供給量が制御され、アシスト力として
所要の力を得ることができる。
る第1、第2、第3の可変絞りは、第1、第2の可変絞
り1L,1R、2R,2LがコントロールバルブCVと
しての機能が得られるような絞り開度特性をもって切換
え制御されるとともに、バイパス通路18側の第3の可
変絞り3R,3Lも、同様に開閉されて流路の切換えを
行なう。そして、このバイパス通路18の連絡通路18
a,18b上の車速応動型可変絞り弁4が、車速に応じ
て開閉されることにより、このバイパス通路18を介し
てのバイパス量が制御され、前記パワーシリンダP/C
の供給側への圧油供給量が制御され、アシスト力として
所要の力を得ることができる。
【0044】そして、このような実施例構造では、コン
トロールバルブCVを構成するブリッジ回路と、バイパ
ス通路18や車速応動型の可変絞り弁4、操舵角応動型
の第3の可変絞り3L,3Rとが、ロータ31とスリー
ブ32とからなるロータリバルブ部分に一体的に組込ま
れており、従来のバルブに対しバイパス通路18と車速
応動型可変絞り弁4とを付加するだけで所要のアシスト
力制御が行なえるため、低コストでしかも高い信頼性を
発揮させることが可能で、安価な車速感応式パワーステ
アリング装置10を得ることができる。
トロールバルブCVを構成するブリッジ回路と、バイパ
ス通路18や車速応動型の可変絞り弁4、操舵角応動型
の第3の可変絞り3L,3Rとが、ロータ31とスリー
ブ32とからなるロータリバルブ部分に一体的に組込ま
れており、従来のバルブに対しバイパス通路18と車速
応動型可変絞り弁4とを付加するだけで所要のアシスト
力制御が行なえるため、低コストでしかも高い信頼性を
発揮させることが可能で、安価な車速感応式パワーステ
アリング装置10を得ることができる。
【0045】特に、このような構成によれば、バイパス
通路18を構成する可変絞り3L,3R等を、ロータリ
式のコントロールバルブCVに簡単な溝加工などで付設
することができるため、構造的にも動作的にも簡単で、
車速感応式としての機能を発揮させることができ、装置
の入力軸方向での寸法を小さくし、小型化を図れるとと
もに、コスト面でもメリットも大きい等の利点がある。
通路18を構成する可変絞り3L,3R等を、ロータリ
式のコントロールバルブCVに簡単な溝加工などで付設
することができるため、構造的にも動作的にも簡単で、
車速感応式としての機能を発揮させることができ、装置
の入力軸方向での寸法を小さくし、小型化を図れるとと
もに、コスト面でもメリットも大きい等の利点がある。
【0046】ここで、上述した第3の可変絞り3L,3
Rでの開閉特性、特に閉じ切り作動角の特性を、他の可
変絞りに比べて大きくなるように左、右通路溝40,4
1や左、右接続溝44,45の形成位置、形成幅等を適
宜設定することにより、圧油の戻り側の通路を所定開度
をもって確保できるようにし、舵角と車速に応じた操舵
力制御をより一層効果的に発揮させ得るようにしてい
る。
Rでの開閉特性、特に閉じ切り作動角の特性を、他の可
変絞りに比べて大きくなるように左、右通路溝40,4
1や左、右接続溝44,45の形成位置、形成幅等を適
宜設定することにより、圧油の戻り側の通路を所定開度
をもって確保できるようにし、舵角と車速に応じた操舵
力制御をより一層効果的に発揮させ得るようにしてい
る。
【0047】なお、本発明は上述した実施例構造には限
定されず、車速感応式のパワーステアリング装置10や
そのコントロールバルブCVの流体圧ブリッジ回路、バ
イパス通路18構造等といった各部の形状、構造等を適
宜変形、変更し得ることは言うまでもない。
定されず、車速感応式のパワーステアリング装置10や
そのコントロールバルブCVの流体圧ブリッジ回路、バ
イパス通路18構造等といった各部の形状、構造等を適
宜変形、変更し得ることは言うまでもない。
【0048】たとえば上述した実施例において、第1、
第2、第3の可変絞り1L,1R、2L,2R、3L,
3Rの操舵トルクに対する絞り開度特性や車速応動型の
可変絞り弁4における車速に対する絞り開度特性は、適
用機器の要求や各部の構成に基づく設定条件の変化に伴
って適宜の変形例が考えられる。
第2、第3の可変絞り1L,1R、2L,2R、3L,
3Rの操舵トルクに対する絞り開度特性や車速応動型の
可変絞り弁4における車速に対する絞り開度特性は、適
用機器の要求や各部の構成に基づく設定条件の変化に伴
って適宜の変形例が考えられる。
【0049】また、上述した実施例では、バイパス通路
18上に第3の可変絞り3L,3Rと直列して設けられ
る可変絞り弁4として、操舵角以外の条件である車速に
応じて開閉制御するものを用いた場合を示したが、本発
明はこれに限定されない。たとえば可変絞り弁4を開閉
制御するための操舵角以外の制御因子としては、操舵速
度、操舵角速度、横G等があり、必要に応じて適宜採用
すればよい。
18上に第3の可変絞り3L,3Rと直列して設けられ
る可変絞り弁4として、操舵角以外の条件である車速に
応じて開閉制御するものを用いた場合を示したが、本発
明はこれに限定されない。たとえば可変絞り弁4を開閉
制御するための操舵角以外の制御因子としては、操舵速
度、操舵角速度、横G等があり、必要に応じて適宜採用
すればよい。
【0050】さらに、上述した実施例では、パワーステ
アリング装置のコントロールバルブCVが組込まれる本
体部やパワーシリンダP/C等の詳細な図示や説明は省
略したが、従来から周知の構造を採用すればよい。
アリング装置のコントロールバルブCVが組込まれる本
体部やパワーシリンダP/C等の詳細な図示や説明は省
略したが、従来から周知の構造を採用すればよい。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るパワー
ステアリング装置によれば、左、右一対づつの第1、第
2の可変絞りを有する左、右分岐通路による流体圧ブリ
ッジ回路によって構成されポンプ、タンクとパワーシリ
ンダ左、右室との間の通路を選択的に切換え制御するた
めのコントロールバルブを備え、このコントロールバル
ブの左、右分岐通路上で第1、第2の可変絞り間から、
パワーシリンダ左、右室に至る左、右出力側通路とは別
に、左、右分岐通路間を接続するバイパス通路を設け、
かつこのバイパス通路に、舵取操作に伴って開閉制御さ
れる左、右一対をなす第3の可変絞りと、操舵角以外の
条件、たとえば車速に応じて開閉制御される可変絞り弁
とを直列に設けるようにしたので、簡単でかつ安価な構
成であるにもかかわらず、以下に列挙する種々優れた効
果を奏する。
ステアリング装置によれば、左、右一対づつの第1、第
2の可変絞りを有する左、右分岐通路による流体圧ブリ
ッジ回路によって構成されポンプ、タンクとパワーシリ
ンダ左、右室との間の通路を選択的に切換え制御するた
めのコントロールバルブを備え、このコントロールバル
ブの左、右分岐通路上で第1、第2の可変絞り間から、
パワーシリンダ左、右室に至る左、右出力側通路とは別
に、左、右分岐通路間を接続するバイパス通路を設け、
かつこのバイパス通路に、舵取操作に伴って開閉制御さ
れる左、右一対をなす第3の可変絞りと、操舵角以外の
条件、たとえば車速に応じて開閉制御される可変絞り弁
とを直列に設けるようにしたので、簡単でかつ安価な構
成であるにもかかわらず、以下に列挙する種々優れた効
果を奏する。
【0052】すなわち、本発明によれば、低速走行時に
はバイパス通路での車速応動型等の可変絞り弁を閉じ側
の状態とするとともに第3の可変絞りを操舵角によって
開閉制御することにより、ポンプからの圧油の略全量を
パワーシリンダの供給側シリンダ室に送り、所要のアシ
スト力を得て、操舵力制御を適切に行なえる。
はバイパス通路での車速応動型等の可変絞り弁を閉じ側
の状態とするとともに第3の可変絞りを操舵角によって
開閉制御することにより、ポンプからの圧油の略全量を
パワーシリンダの供給側シリンダ室に送り、所要のアシ
スト力を得て、操舵力制御を適切に行なえる。
【0053】また、高速走行中の操舵時においては、バ
イパス通路での車速応動型等の可変絞り弁を開き側の状
態とし、第3の可変絞りを操舵角に応じて所要の開度に
開閉制御することにより、パワーシリンダの供給側シリ
ンダ室へのポンプからの供給量をアシスト力を低下させ
るように制御し、舵取ハンドルを重くすることにより適
度な手応え感を操舵者に与えることができるとともに、
高速走行時の転舵追従性を確保することが可能となる。
イパス通路での車速応動型等の可変絞り弁を開き側の状
態とし、第3の可変絞りを操舵角に応じて所要の開度に
開閉制御することにより、パワーシリンダの供給側シリ
ンダ室へのポンプからの供給量をアシスト力を低下させ
るように制御し、舵取ハンドルを重くすることにより適
度な手応え感を操舵者に与えることができるとともに、
高速走行時の転舵追従性を確保することが可能となる。
【0054】また、本発明によれば、従来一般的なパワ
ーステアリング装置に対し、車速応動型等の可変絞り弁
や操舵角応動型である第3の可変絞りを有するバイパス
通路を付加するだけで所要のアシスト力制御が行なえる
ため、低コストでしかも高い信頼性を発揮させることが
可能で、安価な車速感応式パワーステアリングを得るこ
とができる。さらに、本発明によれば、従来の油圧反力
制御型パワーステアリングに用いていた油圧反力機構部
が不要となり、そのフリクションによる悪影響が少な
く、しかも装置の入力軸方向でのスペースを小さくする
ことができる車速感応式のパワーステアリングを得るこ
とが可能となる。
ーステアリング装置に対し、車速応動型等の可変絞り弁
や操舵角応動型である第3の可変絞りを有するバイパス
通路を付加するだけで所要のアシスト力制御が行なえる
ため、低コストでしかも高い信頼性を発揮させることが
可能で、安価な車速感応式パワーステアリングを得るこ
とができる。さらに、本発明によれば、従来の油圧反力
制御型パワーステアリングに用いていた油圧反力機構部
が不要となり、そのフリクションによる悪影響が少な
く、しかも装置の入力軸方向でのスペースを小さくする
ことができる車速感応式のパワーステアリングを得るこ
とが可能となる。
【0055】特に、本発明に係るパワーステアリング装
置によれば、バイパス通路上で車速応動型等の可変絞り
弁と直列に設けられる左、右一対をなす第3の可変絞り
のうち、舵取操作に伴って閉じ側に作動する片方の第3
の可変絞りが、舵取操作に伴って高圧状態となってパワ
ーシリンダの一方室への流体圧供給側となる分岐通路側
に配置されるとともに、その下流側に舵取操作に伴って
開き側に作動する片方の第3の可変絞りが配置されるよ
うに構成しており、上述した作用効果をより一層発揮さ
せることができる。
置によれば、バイパス通路上で車速応動型等の可変絞り
弁と直列に設けられる左、右一対をなす第3の可変絞り
のうち、舵取操作に伴って閉じ側に作動する片方の第3
の可変絞りが、舵取操作に伴って高圧状態となってパワ
ーシリンダの一方室への流体圧供給側となる分岐通路側
に配置されるとともに、その下流側に舵取操作に伴って
開き側に作動する片方の第3の可変絞りが配置されるよ
うに構成しており、上述した作用効果をより一層発揮さ
せることができる。
【0056】また、本発明に係るパワーステアリング装
置によれば、ポンプからの流体圧の入りポート、タンク
への戻りポート、パワーシリンダ左、右室への左、右出
力ポートに連通される複数条の通路溝が周方向に所定間
隔をおいて形成され回転変位可能なロータおよびスリー
ブによるロータリ式のコントロールバルブを備え、その
ロータおよびスリーブのタンクへの戻りポートに連通す
る通路溝間に、左、右出力ポートに至る流体圧が連通ポ
ートを介して導入される左、右通路溝と、これら左、右
通路溝の周方向に隣接しロータおよびスリーブの相対的
な回転変位によって選択的に連通されるとともに舵角以
外の条件に応動して開閉制御される可変絞り弁が設けら
れてバイパス通路となる連絡通路に連通する連絡ポート
が開口される左、右接続溝とを設けたので、簡単な構造
であるにもかかわらず、上述した作用効果をより一層発
揮することができる。
置によれば、ポンプからの流体圧の入りポート、タンク
への戻りポート、パワーシリンダ左、右室への左、右出
力ポートに連通される複数条の通路溝が周方向に所定間
隔をおいて形成され回転変位可能なロータおよびスリー
ブによるロータリ式のコントロールバルブを備え、その
ロータおよびスリーブのタンクへの戻りポートに連通す
る通路溝間に、左、右出力ポートに至る流体圧が連通ポ
ートを介して導入される左、右通路溝と、これら左、右
通路溝の周方向に隣接しロータおよびスリーブの相対的
な回転変位によって選択的に連通されるとともに舵角以
外の条件に応動して開閉制御される可変絞り弁が設けら
れてバイパス通路となる連絡通路に連通する連絡ポート
が開口される左、右接続溝とを設けたので、簡単な構造
であるにもかかわらず、上述した作用効果をより一層発
揮することができる。
【0057】特に、このような構成によれば、本発明を
特徴づけるバイパス通路等を、ロータリ式のコントロー
ルバルブに簡単な溝加工などで付設することができるた
め、構造的にも動作的にも簡単で、車速感応式等として
の機能を発揮させることができ、装置の入力軸方向での
寸法を小さくし、小型化を図れるとともに、コスト面で
もメリットも大きい等の利点を奏する。
特徴づけるバイパス通路等を、ロータリ式のコントロー
ルバルブに簡単な溝加工などで付設することができるた
め、構造的にも動作的にも簡単で、車速感応式等として
の機能を発揮させることができ、装置の入力軸方向での
寸法を小さくし、小型化を図れるとともに、コスト面で
もメリットも大きい等の利点を奏する。
【0058】さらに、本発明に係るパワーステアリング
装置によれば、ロータリ式コントロールバルブでの入り
ポート側の通路溝、出力ポート側の左、右通路溝間に第
1の可変絞りを、出力ポート側の左、右通路溝とその
左、右の戻りポート側の通路溝との間に第2の可変絞り
を形成するとともに、左、右の連通ポートが開口される
左、右通路溝と連絡ポートが開口される左、右接続溝と
の間に第3の可変絞りを形成し、かつ左、右連絡ポート
間を接続する連絡通路途中に操舵角以外の条件に応じて
開閉制御される可変絞り弁を設けることにより、より一
層の効果を発揮させることが可能である。
装置によれば、ロータリ式コントロールバルブでの入り
ポート側の通路溝、出力ポート側の左、右通路溝間に第
1の可変絞りを、出力ポート側の左、右通路溝とその
左、右の戻りポート側の通路溝との間に第2の可変絞り
を形成するとともに、左、右の連通ポートが開口される
左、右通路溝と連絡ポートが開口される左、右接続溝と
の間に第3の可変絞りを形成し、かつ左、右連絡ポート
間を接続する連絡通路途中に操舵角以外の条件に応じて
開閉制御される可変絞り弁を設けることにより、より一
層の効果を発揮させることが可能である。
【図1】 本発明に係るパワーステアリング装置を車速
感応式に適用した場合の一実施例を示し、本発明を適用
したロータリ式のコントロールバルブの要部構造を示す
概略断面図である。
感応式に適用した場合の一実施例を示し、本発明を適用
したロータリ式のコントロールバルブの要部構造を示す
概略断面図である。
【図2】 図1におけるロータリ式のコントロールバル
ブにおいて操舵した場合の概略断面図である。
ブにおいて操舵した場合の概略断面図である。
【図3】 本発明に係るパワーステアリング装置の要部
構成を説明するための概略構成図である。
構成を説明するための概略構成図である。
【図4】 本発明装置で用いる車速応動型の可変絞り弁
における車速に対する開口面積の変化を示す特性図であ
る。
における車速に対する開口面積の変化を示す特性図であ
る。
1L,1R…第1の可変絞り、2L,2R…第2の可変
絞り、3L,3R…第3の可変絞り、4…車速応動型の
可変絞り弁、10…車速感応式のパワーステアリング装
置、11…供給通路、12,13…流体圧ブリッジ回路
を構成する左、右分岐通路、14,15…左、右シリン
ダ通路(左、右出力側通路)、16…戻り通路、18…
バイパス通路、18a,18b…連絡通路、31…ロー
タ、32…スリーブ、33,34,35…通路溝、33
a…入りポート、34a,35a…戻りポート、36,
37…通路溝、36a,37a…出力ポート、40,4
1…左、右通路溝、40a,41a…連通ポート、4
2,43…連絡通路、44,45…左、右接続溝、44
a,45a…連絡ポート、P…ポンプ、T…タンク、C
V…ロータリ式のコントロールバルブ、P/C…パワー
シリンダ、CL,CR…シリンダ左、右室。
絞り、3L,3R…第3の可変絞り、4…車速応動型の
可変絞り弁、10…車速感応式のパワーステアリング装
置、11…供給通路、12,13…流体圧ブリッジ回路
を構成する左、右分岐通路、14,15…左、右シリン
ダ通路(左、右出力側通路)、16…戻り通路、18…
バイパス通路、18a,18b…連絡通路、31…ロー
タ、32…スリーブ、33,34,35…通路溝、33
a…入りポート、34a,35a…戻りポート、36,
37…通路溝、36a,37a…出力ポート、40,4
1…左、右通路溝、40a,41a…連通ポート、4
2,43…連絡通路、44,45…左、右接続溝、44
a,45a…連絡ポート、P…ポンプ、T…タンク、C
V…ロータリ式のコントロールバルブ、P/C…パワー
シリンダ、CL,CR…シリンダ左、右室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 哲也 埼玉県東松山市神明町2丁目11番6号 自 動車機器株式会社松山工場内
Claims (6)
- 【請求項1】 舵取操作に応じて開閉制御される可変絞
りによる流体圧ブリッジ回路によって構成されポンプ、
タンクとパワーシリンダ左、右室との間の通路を選択的
に切換え制御するためのコントロールバルブを備え、 このコントロールバルブは、左、右一対づつの第1、第
2の可変絞りを有する左、右分岐通路と、これら左、右
分岐通路で第1、第2の可変絞り間からシリンダ左、右
室に至る左、右出力側通路とによって構成されているパ
ワーステアリング装置において、 前記コントロールバルブの左、右分岐通路上で第1、第
2の可変絞り間から、前記パワーシリンダ左、右室に至
る左、右出力側通路とは別に、左、右分岐通路間を接続
するバイパス通路を設け、 かつこのバイパス通路に、舵取操作に伴って開閉制御さ
れる左、右一対をなす第3の可変絞りと、操舵角以外の
条件に応じて開閉制御される可変絞り弁を直列に設けた
ことを特徴とするパワーステアリング装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のパワーステアリング装置
において、 バイパス通路上で操舵角以外の条件に応じて開閉制御さ
れる可変絞り弁は、左、右一対をなす第3の可変絞りの
間に設けられていることを特徴とするパワーステアリン
グ装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のパワース
テアリング装置において、 バイパス通路上に直列に設けられる左、右一対をなす第
3の可変絞りのうち、舵取操作に伴って閉じ側に作動す
る片方の第3の可変絞りが、舵取操作に伴って高圧状態
となってパワーシリンダの一方室への流体圧供給側とな
る分岐通路側に配置されるとともに、 その下流側に舵取操作に伴って開き側に作動する片方の
第3の可変絞りが配置されることを特徴とするパワース
テアリング装置。 - 【請求項4】 請求項1、請求項2または請求項3記載
のパワーステアリング装置において、 バイパス通路上で操舵角以外の条件に応じて開閉制御さ
れる可変絞り弁は、車速応動型可変絞り弁であることを
特徴とするパワーステアリング装置。 - 【請求項5】 請求項1、請求項2、請求項3または請
求項4記載のパワーステアリング装置において、 それぞれの摺接面にポンプからの流体圧の入りポート、
タンクへの戻りポート、パワーシリンダ左、右室への
左、右出力ポートに連通されることにより流体圧ブリッ
ジ回路を構成する複数条の通路溝が周方向に所定間隔を
おいて形成され相対的に回転変位可能に組合わされるロ
ータおよびスリーブによるロータリ式のコントロールバ
ルブを備え、 このコントロールバルブを構成するロータおよびスリー
ブのタンクへの戻りポートに連通する通路溝間に、前記
左、右出力ポートに至る流体圧が連通ポートを介して導
入される左、右通路溝と、これら左、右通路溝の周方向
に隣接しロータおよびスリーブの相対的な回転変位によ
って選択的に連通されるとともに舵角以外の条件に応動
して開閉制御される可変絞り弁が設けられてバイパス通
路となる連絡通路に連通する連絡ポートが開口される
左、右接続溝とを設けたことを特徴とするパワーステア
リング装置。 - 【請求項6】 請求項5記載のパワーステアリング装置
において、 入りポート側の通路溝、出力ポート側の左、右通路溝間
に第1の可変絞りが、出力ポート側の左、右通路溝とそ
の左、右の戻りポート側の通路溝との間に第2の可変絞
りが形成されるとともに、 左、右の連通ポートが開口される左、右通路溝と連絡ポ
ートが開口される左、右接続溝との間に第3の可変絞り
が形成され、 かつ左、右連絡ポート間を接続する連絡通路途中に操舵
角以外の条件に応じて開閉制御される可変絞り弁が設け
られていることを特徴とするパワーステアリング装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6169532A JPH0834361A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | パワーステアリング装置 |
| US08/465,769 US5740879A (en) | 1994-06-27 | 1995-06-06 | Power steering apparatus |
| KR1019950017860A KR0174296B1 (ko) | 1994-06-27 | 1995-06-28 | 동력조타장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6169532A JPH0834361A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | パワーステアリング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0834361A true JPH0834361A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=15888247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6169532A Pending JPH0834361A (ja) | 1994-06-27 | 1994-07-21 | パワーステアリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0834361A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110435759A (zh) * | 2018-05-02 | 2019-11-12 | 郑州宇通客车股份有限公司 | 车辆、转向系统及转向阀 |
-
1994
- 1994-07-21 JP JP6169532A patent/JPH0834361A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110435759A (zh) * | 2018-05-02 | 2019-11-12 | 郑州宇通客车股份有限公司 | 车辆、转向系统及转向阀 |
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