JPH0911927A - パワーステアリング装置 - Google Patents
パワーステアリング装置Info
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- JPH0911927A JPH0911927A JP16352595A JP16352595A JPH0911927A JP H0911927 A JPH0911927 A JP H0911927A JP 16352595 A JP16352595 A JP 16352595A JP 16352595 A JP16352595 A JP 16352595A JP H0911927 A JPH0911927 A JP H0911927A
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Landscapes
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パワーステアリングでの車速等による操舵ト
ルク−油圧特性の設定の自由度を増し特性のつながりも
よくし、流体音の抑制やコスト低減を図る。 【構成】 舵取操作に応動する第1、第2の可変絞り1
R,1L、2R,2Lを左右に有しポンプP、タンクT
とパワーシリンダP/Cの左、右室間の通路を切換える
流路切換弁CVとなる油圧ブリッジ回路12を備える。
この回路に並列する第2の油圧ブリッジ回路20をポン
プ側の供給通路11とタンク側の戻り通路15間に設け
る。この第2の油圧ブリッジ回路の第1、第2の流路2
3,24に、舵取操作に応動する第3、第4、第5の可
変絞り3R,3L、4R,4L、5R,5Lを設ける。
第1、第2の流路間で第4、第5の可変絞り間を固定絞
り6,7を介して接続するバイパス通路25を設ける。
第2の油圧ブリッジ回路と戻り通路間に、車速、操舵角
等に応動して開閉する可変絞り弁8を設ける。
ルク−油圧特性の設定の自由度を増し特性のつながりも
よくし、流体音の抑制やコスト低減を図る。 【構成】 舵取操作に応動する第1、第2の可変絞り1
R,1L、2R,2Lを左右に有しポンプP、タンクT
とパワーシリンダP/Cの左、右室間の通路を切換える
流路切換弁CVとなる油圧ブリッジ回路12を備える。
この回路に並列する第2の油圧ブリッジ回路20をポン
プ側の供給通路11とタンク側の戻り通路15間に設け
る。この第2の油圧ブリッジ回路の第1、第2の流路2
3,24に、舵取操作に応動する第3、第4、第5の可
変絞り3R,3L、4R,4L、5R,5Lを設ける。
第1、第2の流路間で第4、第5の可変絞り間を固定絞
り6,7を介して接続するバイパス通路25を設ける。
第2の油圧ブリッジ回路と戻り通路間に、車速、操舵角
等に応動して開閉する可変絞り弁8を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車速、操舵速度、操舵
角度、加減速度、横加速度等の車輌の各種走行条件に応
じて操舵補助力(以下、パワーアシスト力という)を制
御することにより、車輛の走行状態と舵取操作時(以
下、操舵時という)における負荷の大小に応じた適切な
操舵力制御を行なえるパワーステアリング装置に関す
る。
角度、加減速度、横加速度等の車輌の各種走行条件に応
じて操舵補助力(以下、パワーアシスト力という)を制
御することにより、車輛の走行状態と舵取操作時(以
下、操舵時という)における負荷の大小に応じた適切な
操舵力制御を行なえるパワーステアリング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車のハンドル操作力(操舵力)を軽
減するためのパワーアシスト力を得るパワーステアリン
グ装置では、車輌の走行速度(車速)に応じた操舵力制
御を行なうことが望まれる。すなわち、車輌停車時や低
速走行時には軽快な舵取操作が行なえ、また高速走行時
にはハンドルにある程度の剛性感をもたせ、直進時の安
定性を確保できるような操舵力制御を行なう必要があ
る。
減するためのパワーアシスト力を得るパワーステアリン
グ装置では、車輌の走行速度(車速)に応じた操舵力制
御を行なうことが望まれる。すなわち、車輌停車時や低
速走行時には軽快な舵取操作が行なえ、また高速走行時
にはハンドルにある程度の剛性感をもたせ、直進時の安
定性を確保できるような操舵力制御を行なう必要があ
る。
【0003】このため、従来から車速感応式のパワース
テアリング装置として、流量制御弁を用いた流量制御型
が知られている。すなわち、この装置は、自動車のエン
ジンで回転駆動されるポンプにおいて、圧油流量を一定
量に制限して給送する流量制御弁機能に加え、高速時に
は車速に応動する可変絞り弁によって供給流量を減少さ
せることにより発生圧力を低下させ、パワーシリンダで
のパワーアシスト力を小さくでき、結果として重めの操
舵力制御が可能となる。
テアリング装置として、流量制御弁を用いた流量制御型
が知られている。すなわち、この装置は、自動車のエン
ジンで回転駆動されるポンプにおいて、圧油流量を一定
量に制限して給送する流量制御弁機能に加え、高速時に
は車速に応動する可変絞り弁によって供給流量を減少さ
せることにより発生圧力を低下させ、パワーシリンダで
のパワーアシスト力を小さくでき、結果として重めの操
舵力制御が可能となる。
【0004】しかし、このような流量制御型の装置で
は、ポンプからの給送流量を車速のみに応じて流量制御
を行なっていることから操舵力の制御範囲が比較的狭
く、適切な操舵力制御を行なえるとは言えない。さら
に、このような流量制御型では、高速走行時において急
操舵を行なった際の追従性が悪いという問題もある。
は、ポンプからの給送流量を車速のみに応じて流量制御
を行なっていることから操舵力の制御範囲が比較的狭
く、適切な操舵力制御を行なえるとは言えない。さら
に、このような流量制御型では、高速走行時において急
操舵を行なった際の追従性が悪いという問題もある。
【0005】また、車速感応式のパワーステアリング装
置として、ステアリングの入、出力軸間を、反力油圧の
大きさに応じて拘束または回動可能とする反力ピストン
による油圧反力装置を用いたものも知られている。すな
わち、車輌停車時や低速走行時には反力油圧を最小限と
し軽快な舵取操作を可能とし、高速走行時には反力油圧
を増大させてハンドルに剛性感をもたせ、直進時の安定
性を確保できるような操舵力制御を行なえる。たとえば
特開昭61−105273号公報、特開昭61−132
466号公報、実開昭62−49494号公報を始め、
種々の構造のものが提案されている。
置として、ステアリングの入、出力軸間を、反力油圧の
大きさに応じて拘束または回動可能とする反力ピストン
による油圧反力装置を用いたものも知られている。すな
わち、車輌停車時や低速走行時には反力油圧を最小限と
し軽快な舵取操作を可能とし、高速走行時には反力油圧
を増大させてハンドルに剛性感をもたせ、直進時の安定
性を確保できるような操舵力制御を行なえる。たとえば
特開昭61−105273号公報、特開昭61−132
466号公報、実開昭62−49494号公報を始め、
種々の構造のものが提案されている。
【0006】しかし、このような油圧反力制御を行なう
には、油圧反力を車速に応じて得るための反力圧制御弁
や、ステアリングの入、出力軸間に反力ピストンとこれ
に対向する反力受部を設ける必要がある。したがって、
構成部品点数が多く、構造が複雑でコスト高となるとい
う不利があった。また、このような従来の装置では、油
圧反力機構部における摺動部でのフリクションが、操舵
性能に影響を与えるという問題もあった。
には、油圧反力を車速に応じて得るための反力圧制御弁
や、ステアリングの入、出力軸間に反力ピストンとこれ
に対向する反力受部を設ける必要がある。したがって、
構成部品点数が多く、構造が複雑でコスト高となるとい
う不利があった。また、このような従来の装置では、油
圧反力機構部における摺動部でのフリクションが、操舵
性能に影響を与えるという問題もあった。
【0007】このため、車速感応式のパワーステアリン
グ装置として、低コストでしかも操舵力制御範囲も実用
上で確保できる新たなシステムが要望され、たとえば特
開平2−175467号公報、特開平2−306878
号公報に示される構成のものが知られている。すなわ
ち、この従来の装置において、前者の場合は、車速によ
って制御される可変絞り弁に加えて、入、出力軸間の相
対角度変位が大きくなったときに開度が小となるように
制御する可変絞りを付加し、これらの可変絞り弁と可変
絞りとによって、流路切換弁に対するポンプからの供給
通路と流路切換弁からのタンクへの戻り通路とを接続す
るバイパス通路への分流量を制御することにより、操舵
時におけるパワーシリンダへの供給流量を確保できるよ
うにしている。
グ装置として、低コストでしかも操舵力制御範囲も実用
上で確保できる新たなシステムが要望され、たとえば特
開平2−175467号公報、特開平2−306878
号公報に示される構成のものが知られている。すなわ
ち、この従来の装置において、前者の場合は、車速によ
って制御される可変絞り弁に加えて、入、出力軸間の相
対角度変位が大きくなったときに開度が小となるように
制御する可変絞りを付加し、これらの可変絞り弁と可変
絞りとによって、流路切換弁に対するポンプからの供給
通路と流路切換弁からのタンクへの戻り通路とを接続す
るバイパス通路への分流量を制御することにより、操舵
時におけるパワーシリンダへの供給流量を確保できるよ
うにしている。
【0008】このような構成によれば、車速に応じて開
度が制御される可変絞り弁によってタンク側への分流量
が制御され、さらに前記バイパス通路に設けた可変絞り
は、ハンドル操作量が大きくなったときに開度が小さく
なることにより、たとえば中高速走行時においてハンド
ル操作を行なったときには、前記可変絞り弁の開度の如
何にかかわらず、バイパス通路を介しての流れを制限
し、結果としてパワーシリンダへの供給流量を確保でき
るようにしている。
度が制御される可変絞り弁によってタンク側への分流量
が制御され、さらに前記バイパス通路に設けた可変絞り
は、ハンドル操作量が大きくなったときに開度が小さく
なることにより、たとえば中高速走行時においてハンド
ル操作を行なったときには、前記可変絞り弁の開度の如
何にかかわらず、バイパス通路を介しての流れを制限
し、結果としてパワーシリンダへの供給流量を確保でき
るようにしている。
【0009】したがって、このような構造では、中、高
速走行時のように可変絞り弁の開度が大きいときでも、
ハンドル操作に連動して可変絞りの開度を小さくできる
ことから、バイパス通路から排出される流量を減らして
パワーシリンダへの供給流量を確保し、従来のような流
量不足による応答性の低下という問題を解決し、走行条
件に応じた操舵力制御をある程度適切に行なえる。
速走行時のように可変絞り弁の開度が大きいときでも、
ハンドル操作に連動して可変絞りの開度を小さくできる
ことから、バイパス通路から排出される流量を減らして
パワーシリンダへの供給流量を確保し、従来のような流
量不足による応答性の低下という問題を解決し、走行条
件に応じた操舵力制御をある程度適切に行なえる。
【0010】また、上述した従来の装置において、後者
の場合は、流路切換弁を構成する流体圧ブリッジ回路
(以下、油圧ブリッジ回路という)とこれに近似する油
圧ブリッジ回路を副回路として並列に設けるとともに、
この副回路からタンクへの戻り流路に車速に応じて開度
を制御する可変絞り弁を設けている。
の場合は、流路切換弁を構成する流体圧ブリッジ回路
(以下、油圧ブリッジ回路という)とこれに近似する油
圧ブリッジ回路を副回路として並列に設けるとともに、
この副回路からタンクへの戻り流路に車速に応じて開度
を制御する可変絞り弁を設けている。
【0011】そして、低速走行時には、前記可変絞り弁
を閉じるように制御することにより、低速走行時に流路
切換弁を介してパワーシリンダに流体圧(以下、油圧と
いう)を全量給送し、所要の大きさをもつパワーアシス
ト力を得られるようにしている。また、高速走行時に
は、前記可変絞り弁を開放することにより、第2の回路
側からタンクへの還流量を増やし、流路切換弁を構成す
る油圧ブリッジ回路を介してのパワーシリンダへの供給
量を減らし、これによりパワーアシスト力を小さくでき
るようにしている。
を閉じるように制御することにより、低速走行時に流路
切換弁を介してパワーシリンダに流体圧(以下、油圧と
いう)を全量給送し、所要の大きさをもつパワーアシス
ト力を得られるようにしている。また、高速走行時に
は、前記可変絞り弁を開放することにより、第2の回路
側からタンクへの還流量を増やし、流路切換弁を構成す
る油圧ブリッジ回路を介してのパワーシリンダへの供給
量を減らし、これによりパワーアシスト力を小さくでき
るようにしている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した油圧
反力制御式の装置では、ステアリングの入、出力軸間に
油圧反力機構を組込むことが必要であり、構造が複雑で
コスト高であった。また、このような問題を解決した油
圧制御回路と車速感応型の可変絞り弁とを組合わせてい
る構造の前者の装置にあっても、流路切換弁上流側の供
給通路と下流側の戻り通路とをバイパスする通路に、車
速に応動する可変絞り弁と舵角に連動する可変絞りとを
個別に設けた構造であって、部品点数が多くなり、構造
も複雑で、コスト高を招いてしまう。
反力制御式の装置では、ステアリングの入、出力軸間に
油圧反力機構を組込むことが必要であり、構造が複雑で
コスト高であった。また、このような問題を解決した油
圧制御回路と車速感応型の可変絞り弁とを組合わせてい
る構造の前者の装置にあっても、流路切換弁上流側の供
給通路と下流側の戻り通路とをバイパスする通路に、車
速に応動する可変絞り弁と舵角に連動する可変絞りとを
個別に設けた構造であって、部品点数が多くなり、構造
も複雑で、コスト高を招いてしまう。
【0013】さらに、油圧ブリッジ回路を並設するとと
もに車速感応型の可変絞り弁を設けている後者の装置に
あっても、たとえば高速走行時における操舵力特性、す
なわち操舵角、操舵トルクに対しての油圧特性として、
設定の自由度が小さい。また、車速に応じて可変絞り弁
を開閉制御したときの特性上でのつながりが悪く、さら
に装置内の各通路での油圧の圧力差が大きく、走行時や
操舵時において、大きな流体音が発生するという問題も
あり、このような点を一掃できるような何らかの対策を
講じることが望まれている。
もに車速感応型の可変絞り弁を設けている後者の装置に
あっても、たとえば高速走行時における操舵力特性、す
なわち操舵角、操舵トルクに対しての油圧特性として、
設定の自由度が小さい。また、車速に応じて可変絞り弁
を開閉制御したときの特性上でのつながりが悪く、さら
に装置内の各通路での油圧の圧力差が大きく、走行時や
操舵時において、大きな流体音が発生するという問題も
あり、このような点を一掃できるような何らかの対策を
講じることが望まれている。
【0014】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、流路切換弁を含めた装置全体の構造を改良
し、かつこれに車速、操舵角等を含めた車輌の各種走行
条件に応動する可変絞り弁を組合わせることにより、操
舵トルクに対する油圧特性の設定の自由度を大きくし、
その特性もなめらかでつながりをよくし、アシスト力制
御を所要の状態で行なえ、また装置内の各通路での大き
な圧力差を生じる部分もなくし、走行時や操舵時に流体
音の発生を抑制することができる安価な車速感応式のよ
うなパワーステアリング装置を得ることを目的としてい
る。
ものであり、流路切換弁を含めた装置全体の構造を改良
し、かつこれに車速、操舵角等を含めた車輌の各種走行
条件に応動する可変絞り弁を組合わせることにより、操
舵トルクに対する油圧特性の設定の自由度を大きくし、
その特性もなめらかでつながりをよくし、アシスト力制
御を所要の状態で行なえ、また装置内の各通路での大き
な圧力差を生じる部分もなくし、走行時や操舵時に流体
音の発生を抑制することができる安価な車速感応式のよ
うなパワーステアリング装置を得ることを目的としてい
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係るパワーステ
アリング装置は、舵取操作に応じて開閉制御される左、
右一対の第1、第2の可変絞りを有しポンプ、タンクと
パワーシリンダ左、右室との間の通路を選択的に切換え
接続する流路切換弁を構成する油圧ブリッジ回路と、こ
の回路に並列する第2の油圧ブリッジ回路をポンプから
の圧力流体の供給通路とタンクに至る戻り通路との間に
設け、この第2の油圧ブリッジ回路を構成する第1、第
2の流路に、舵取操作に応動する左、右一対の第3、第
4および第5の可変絞りを、たとえば舵取操作量に応じ
た絞り部面積が異なるような特性をもって設けるととも
に、第1、第2の流路のうち第4の可変絞りと第5の可
変絞りとの間を一個または二個の固定絞りを介して接続
するバイパス通路を設け、かつ第2の油圧ブリッジ回路
とタンクに戻る戻り通路との間に、車速を含めた車輌の
走行条件に応動して開閉制御される可変絞り弁を設けて
いる。
アリング装置は、舵取操作に応じて開閉制御される左、
右一対の第1、第2の可変絞りを有しポンプ、タンクと
パワーシリンダ左、右室との間の通路を選択的に切換え
接続する流路切換弁を構成する油圧ブリッジ回路と、こ
の回路に並列する第2の油圧ブリッジ回路をポンプから
の圧力流体の供給通路とタンクに至る戻り通路との間に
設け、この第2の油圧ブリッジ回路を構成する第1、第
2の流路に、舵取操作に応動する左、右一対の第3、第
4および第5の可変絞りを、たとえば舵取操作量に応じ
た絞り部面積が異なるような特性をもって設けるととも
に、第1、第2の流路のうち第4の可変絞りと第5の可
変絞りとの間を一個または二個の固定絞りを介して接続
するバイパス通路を設け、かつ第2の油圧ブリッジ回路
とタンクに戻る戻り通路との間に、車速を含めた車輌の
走行条件に応動して開閉制御される可変絞り弁を設けて
いる。
【0016】また、本発明に係るパワーステアリング装
置は、上述した第2の油圧ブリッジ回路を構成する第
1、第2の流路に設けた舵取操作量に応じた絞り部面積
が異なるような特性をもつ第3、第4および第5の可変
絞りを有する第1、第2の流路のうち、第3の可変絞り
と第4の可変絞りとの間を一個または二個の固定絞りを
介して接続するバイパス通路を設けている。
置は、上述した第2の油圧ブリッジ回路を構成する第
1、第2の流路に設けた舵取操作量に応じた絞り部面積
が異なるような特性をもつ第3、第4および第5の可変
絞りを有する第1、第2の流路のうち、第3の可変絞り
と第4の可変絞りとの間を一個または二個の固定絞りを
介して接続するバイパス通路を設けている。
【0017】ここで、上述した第2の油圧ブリッジ回路
を構成する第3、第4および第5の可変絞りを、舵取操
作に応じて開閉制御される第1、第2の可変絞りを形成
した流路切換弁を構成するロータとスリーブとによって
形成するとともに、この第2の油圧ブリッジ回路を構成
する第1、第2の流路間を接続するバイパス通路上の固
定絞りを、スリーブに設けた小径通路によって形成して
いる。
を構成する第3、第4および第5の可変絞りを、舵取操
作に応じて開閉制御される第1、第2の可変絞りを形成
した流路切換弁を構成するロータとスリーブとによって
形成するとともに、この第2の油圧ブリッジ回路を構成
する第1、第2の流路間を接続するバイパス通路上の固
定絞りを、スリーブに設けた小径通路によって形成して
いる。
【0018】
【作用】本発明によれば、非操舵時にはポンプからの油
圧は流路切換弁を構成する油圧ブリッジ回路の左、右通
路を経てタンク側に還流するとともに、第2の油圧ブリ
ッジ回路の左、右通路を経てタンク側へ還流する。この
とき、この第2の油圧ブリッジ回路とタンクとの間に設
けた可変絞り弁は、車輌の走行条件として車速に応動さ
せた場合には開閉制御するが、流路切換弁側の油圧ブリ
ッジ回路を介してポンプからタンクへの流路が確保で
き、パワーシリンダによるアシスト力は生じない。
圧は流路切換弁を構成する油圧ブリッジ回路の左、右通
路を経てタンク側に還流するとともに、第2の油圧ブリ
ッジ回路の左、右通路を経てタンク側へ還流する。この
とき、この第2の油圧ブリッジ回路とタンクとの間に設
けた可変絞り弁は、車輌の走行条件として車速に応動さ
せた場合には開閉制御するが、流路切換弁側の油圧ブリ
ッジ回路を介してポンプからタンクへの流路が確保で
き、パワーシリンダによるアシスト力は生じない。
【0019】また、低速走行時において操舵されたとき
には、車輌の走行条件に応動して開閉制御される可変絞
り弁は閉側の状態となるために、ポンプからの圧油は、
流路切換弁を構成する第1の油圧ブリッジ回路に略全量
供給され、第1、第2の可変絞りによって操舵方向に応
じてパワーシリンダが作動され、所要のアシスト力が得
られる。
には、車輌の走行条件に応動して開閉制御される可変絞
り弁は閉側の状態となるために、ポンプからの圧油は、
流路切換弁を構成する第1の油圧ブリッジ回路に略全量
供給され、第1、第2の可変絞りによって操舵方向に応
じてパワーシリンダが作動され、所要のアシスト力が得
られる。
【0020】さらに、高速走行時における操舵時には、
可変絞り弁は開側の状態となり、ポンプからの圧油の一
部を第2の油圧ブリッジ回路側へバイパスさせることが
でき、これにより流路切換弁での第1の油圧ブリッジ回
路を経て供給側のシリンダ室に供給される圧油の供給量
を適正量に制御できパワーシリンダの作動圧を低下さ
せ、パワーシリンダによるアシスト力を小さくし、舵取
操作に適度の手応え感を与えることができる。
可変絞り弁は開側の状態となり、ポンプからの圧油の一
部を第2の油圧ブリッジ回路側へバイパスさせることが
でき、これにより流路切換弁での第1の油圧ブリッジ回
路を経て供給側のシリンダ室に供給される圧油の供給量
を適正量に制御できパワーシリンダの作動圧を低下さ
せ、パワーシリンダによるアシスト力を小さくし、舵取
操作に適度の手応え感を与えることができる。
【0021】
【実施例】図1ないし図5は本発明に係る車速感応式パ
ワーステアリング装置の一実施例を示し、これらの図に
おいて、全体を符号10で示す車速、操舵角感応型のパ
ワーステアリング装置における油圧回路の概略を、図1
を用いて説明する。すなわち、この油圧回路は、油圧源
であるポンプPから供給通路11,21を介して給送さ
れる圧油を、舵取りハンドルによる舵取操作によって切
換え制御される油圧ブリッジ回路12による流路切換弁
CVを介して、装置アクチュエータであるパワーシリン
ダ(図中P/Cで示す)の左、右室CL,CRに給送す
るとともに、タンクTに還流させるように構成されてい
る。
ワーステアリング装置の一実施例を示し、これらの図に
おいて、全体を符号10で示す車速、操舵角感応型のパ
ワーステアリング装置における油圧回路の概略を、図1
を用いて説明する。すなわち、この油圧回路は、油圧源
であるポンプPから供給通路11,21を介して給送さ
れる圧油を、舵取りハンドルによる舵取操作によって切
換え制御される油圧ブリッジ回路12による流路切換弁
CVを介して、装置アクチュエータであるパワーシリン
ダ(図中P/Cで示す)の左、右室CL,CRに給送す
るとともに、タンクTに還流させるように構成されてい
る。
【0022】ここで、図中11はポンプPから流路切換
弁CVを構成する第1の油圧ブリッジ回路12に至る供
給通路、13,14はこの第1の油圧ブリッジ回路12
においてブリッジ回路を構成する左、右通路、13a,
14aはこれら左、右通路13,14からパワーシリン
ダP/Cの左、右室CL,CRへの左、右シリンダ通
路、15は流路切換弁CVにおける第1の油圧ブリッジ
回路12からタンクTに至る戻り通路である。
弁CVを構成する第1の油圧ブリッジ回路12に至る供
給通路、13,14はこの第1の油圧ブリッジ回路12
においてブリッジ回路を構成する左、右通路、13a,
14aはこれら左、右通路13,14からパワーシリン
ダP/Cの左、右室CL,CRへの左、右シリンダ通
路、15は流路切換弁CVにおける第1の油圧ブリッジ
回路12からタンクTに至る戻り通路である。
【0023】また、上述した流路切換弁CVにおける第
1の油圧ブリッジ回路12を構成する左、右通路13,
14には、広く知られているように、第1の可変絞り1
R,1Lおよび第2の可変絞り2R,2Lが相対向して
設けられている。そして、これら第1、第2の可変絞り
1R,2L;1L,2R間の左、右通路13,14から
前記左、右シリンダ通路13a,14aが接続され、パ
ワーシリンダ左、右室CL,CRに圧油を適宜供給また
は還流させるように構成されている。
1の油圧ブリッジ回路12を構成する左、右通路13,
14には、広く知られているように、第1の可変絞り1
R,1Lおよび第2の可変絞り2R,2Lが相対向して
設けられている。そして、これら第1、第2の可変絞り
1R,2L;1L,2R間の左、右通路13,14から
前記左、右シリンダ通路13a,14aが接続され、パ
ワーシリンダ左、右室CL,CRに圧油を適宜供給また
は還流させるように構成されている。
【0024】また、前記第1の油圧ブリッジ回路12に
並列するように、ポンプPからの供給通路11とタンク
Tへの戻り通路15との間に、第2の油圧ブリッジ回路
20を設けている。なお、図中21は第2の油圧ブリッ
ジ回路20にポンプPからの圧油を給送する供給側通
路、22は第2の油圧ブリッジ回路20とタンクT側の
戻り通路15とを接続する戻り側通路である。
並列するように、ポンプPからの供給通路11とタンク
Tへの戻り通路15との間に、第2の油圧ブリッジ回路
20を設けている。なお、図中21は第2の油圧ブリッ
ジ回路20にポンプPからの圧油を給送する供給側通
路、22は第2の油圧ブリッジ回路20とタンクT側の
戻り通路15とを接続する戻り側通路である。
【0025】そして、この第2の油圧ブリッジ回路20
を構成する左、右通路である第1、第2の流路23,2
4に、舵取操作に応じて開度を変える左、右一対をなす
第3、第4、第5の可変絞り3R,3L、4R,4L、
5R,5Lを設けている。ここで、これら第3、第4、
第5の可変絞り3R,3L、4R,4L、5R,5L
は、第1、第2の流路23,24に対し左、右が交互に
位置する状態で設けている。すなわち、第1の流路23
には、右側の第3の可変絞り3R、左側の第4の可変絞
り4L、右側の第5の可変絞り5Rが設けられ、第2の
流路24はこれとは逆の配置となっている。さらに、こ
の第2の油圧ブリッジ回路20の第1、第2の流路2
3,24において、第4、第5の可変絞り4R,4L、
5R,5L間をバイパス通路25で接続している。この
バイパス通路25には、所要の絞り量を有する固定絞り
6,7を設けている。
を構成する左、右通路である第1、第2の流路23,2
4に、舵取操作に応じて開度を変える左、右一対をなす
第3、第4、第5の可変絞り3R,3L、4R,4L、
5R,5Lを設けている。ここで、これら第3、第4、
第5の可変絞り3R,3L、4R,4L、5R,5L
は、第1、第2の流路23,24に対し左、右が交互に
位置する状態で設けている。すなわち、第1の流路23
には、右側の第3の可変絞り3R、左側の第4の可変絞
り4L、右側の第5の可変絞り5Rが設けられ、第2の
流路24はこれとは逆の配置となっている。さらに、こ
の第2の油圧ブリッジ回路20の第1、第2の流路2
3,24において、第4、第5の可変絞り4R,4L、
5R,5L間をバイパス通路25で接続している。この
バイパス通路25には、所要の絞り量を有する固定絞り
6,7を設けている。
【0026】また、上述した第2の油圧ブリッジ回路2
0をタンクT側に接続する戻り側通路22には、車輌の
各種走行条件、たとえば車速、操舵角に応じて図5に示
した特性をもって制御されるソレノイド式の可変絞り弁
8を設けている。なお、図2、図3中9は車速、操舵角
といった車輌の各種走行条件を入力し、前記可変絞り弁
8のソレノイド部を駆動制御するための制御回路であ
る。
0をタンクT側に接続する戻り側通路22には、車輌の
各種走行条件、たとえば車速、操舵角に応じて図5に示
した特性をもって制御されるソレノイド式の可変絞り弁
8を設けている。なお、図2、図3中9は車速、操舵角
といった車輌の各種走行条件を入力し、前記可変絞り弁
8のソレノイド部を駆動制御するための制御回路であ
る。
【0027】このような構成によれば、非操舵時にはポ
ンプPからの圧油は、図1において、流路切換弁CVを
構成する第1の油圧ブリッジ回路12の左、右通路1
3,14を経てタンクT側に還流するとともに、第2の
油圧ブリッジ回路20の左、右通路(第1、第2の流
路)23,24を経てタンクT側に還流する。このと
き、この第2の油圧ブリッジ回路20とタンクTとの間
に設けた可変絞り弁8は、たとえば車速のみに応動させ
た場合は開度を変えるように開閉制御されるが、流路切
換弁CV側のブリッジ回路12を介してポンプPからタ
ンクTへの流路が確保でき、パワーシリンダP/Cによ
るアシスト力は生じない。
ンプPからの圧油は、図1において、流路切換弁CVを
構成する第1の油圧ブリッジ回路12の左、右通路1
3,14を経てタンクT側に還流するとともに、第2の
油圧ブリッジ回路20の左、右通路(第1、第2の流
路)23,24を経てタンクT側に還流する。このと
き、この第2の油圧ブリッジ回路20とタンクTとの間
に設けた可変絞り弁8は、たとえば車速のみに応動させ
た場合は開度を変えるように開閉制御されるが、流路切
換弁CV側のブリッジ回路12を介してポンプPからタ
ンクTへの流路が確保でき、パワーシリンダP/Cによ
るアシスト力は生じない。
【0028】そして、低速走行時において操舵されたと
きには、図1において、第2の油圧ブリッジ回路20の
下流の可変絞り弁8は閉状態となり、ポンプPからの圧
油は、流路切換弁CVでの第1の油圧ブリッジ回路12
を経て供給側のシリンダ室CRまたはCLにほぼ全量供
給されてパワーシリンダP/Cが作動し、これにより所
要のパワーアシスト力が得られる。
きには、図1において、第2の油圧ブリッジ回路20の
下流の可変絞り弁8は閉状態となり、ポンプPからの圧
油は、流路切換弁CVでの第1の油圧ブリッジ回路12
を経て供給側のシリンダ室CRまたはCLにほぼ全量供
給されてパワーシリンダP/Cが作動し、これにより所
要のパワーアシスト力が得られる。
【0029】このとき、上述した可変絞り弁8を、車速
のみではなく、操舵角等の条件を含めて制御している場
合でも、第2の油圧ブリッジ回路20における第3、第
4、第5の可変絞りは、図4に示すように第1、第2の
可変絞りよりは閉じるタイミングが操舵角によって異な
るように設定される。
のみではなく、操舵角等の条件を含めて制御している場
合でも、第2の油圧ブリッジ回路20における第3、第
4、第5の可変絞りは、図4に示すように第1、第2の
可変絞りよりは閉じるタイミングが操舵角によって異な
るように設定される。
【0030】さらに、高速走行時における操舵時には、
図1において、第2の油圧ブリッジ回路20の下流にあ
る可変絞り弁8は開き側の状態となり、ポンプPからの
圧油の一部をタンクT側にバイパスさせることができ
る。したがって、流路切換弁CVでの第1の油圧ブリッ
ジ回路12を経て供給側のシリンダ室CRまたはCLに
供給される圧油の供給量を適正量に制御でき、パワーシ
リンダP/Cの作動圧を低下させ、パワーシリンダP/
Cによるアシスト力が低下し、舵取操作を重くすること
により、舵取操作に適度の手応え感を与えることができ
る。
図1において、第2の油圧ブリッジ回路20の下流にあ
る可変絞り弁8は開き側の状態となり、ポンプPからの
圧油の一部をタンクT側にバイパスさせることができ
る。したがって、流路切換弁CVでの第1の油圧ブリッ
ジ回路12を経て供給側のシリンダ室CRまたはCLに
供給される圧油の供給量を適正量に制御でき、パワーシ
リンダP/Cの作動圧を低下させ、パワーシリンダP/
Cによるアシスト力が低下し、舵取操作を重くすること
により、舵取操作に適度の手応え感を与えることができ
る。
【0031】ここで、上述した第2の油圧ブリッジ回路
20の第3、第4、第5の可変絞りは、図4に示すよう
に、第1、第2の可変絞りと開閉制御タイミングが異な
っている。そして、一部の油圧はこの第2の油圧ブリッ
ジ回路20、さらには開いている可変絞り弁を介してタ
ンクTに還流し、パワーシリンダP/Cによるアシスト
力を小さくし、舵取操作に適度の手応え感を与えること
ができる。この場合、可変絞り弁8は、車速等に応じて
図5に示す特性をもって開状態とされる。
20の第3、第4、第5の可変絞りは、図4に示すよう
に、第1、第2の可変絞りと開閉制御タイミングが異な
っている。そして、一部の油圧はこの第2の油圧ブリッ
ジ回路20、さらには開いている可変絞り弁を介してタ
ンクTに還流し、パワーシリンダP/Cによるアシスト
力を小さくし、舵取操作に適度の手応え感を与えること
ができる。この場合、可変絞り弁8は、車速等に応じて
図5に示す特性をもって開状態とされる。
【0032】この可変絞り弁8の車速に対する開口面積
をたとえば図5に示すように制御し、第2の油圧ブリッ
ジ回路20を介してのタンクT側への還流量を所要の状
態に制御することにより、操舵時におけるパワーシリン
ダP/Cの供給側シリンダ室CRまたはCLへの圧油の
供給量を適正量に制御し、パワーアシスト力として車速
に応動した力を得ることができる。
をたとえば図5に示すように制御し、第2の油圧ブリッ
ジ回路20を介してのタンクT側への還流量を所要の状
態に制御することにより、操舵時におけるパワーシリン
ダP/Cの供給側シリンダ室CRまたはCLへの圧油の
供給量を適正量に制御し、パワーアシスト力として車速
に応動した力を得ることができる。
【0033】さらに、上述した構成によれば、従来一般
的なパワーステアリング装置に対し、第2の油圧ブリッ
ジ回路20と可変絞り弁8を付加するだけで、たとえば
車速等の応動した所要のパワーアシスト力の制御が行な
え、低コストでしかも高い信頼性を発揮させることが可
能である等の利点がある。特に、油圧反力制御型のパワ
ーステアリング装置で用いていた油圧反力機構部が不要
となり、その機構部でのフリクションによる悪影響もな
くし、また装置の入力軸方向でのスペースも小さくする
ことができるという利点もある。
的なパワーステアリング装置に対し、第2の油圧ブリッ
ジ回路20と可変絞り弁8を付加するだけで、たとえば
車速等の応動した所要のパワーアシスト力の制御が行な
え、低コストでしかも高い信頼性を発揮させることが可
能である等の利点がある。特に、油圧反力制御型のパワ
ーステアリング装置で用いていた油圧反力機構部が不要
となり、その機構部でのフリクションによる悪影響もな
くし、また装置の入力軸方向でのスペースも小さくする
ことができるという利点もある。
【0034】ここで、本実施例では、第2の油圧ブリッ
ジ回路20を、図2および図3に示すように、パワース
テアリング装置本体部において、流路切換弁CVとして
組み込まれているロータリバルブにおけるロータ31と
スリーブ32とを利用して構成している。すなわち、流
路切換弁CVを構成する第1の油圧ブリッジ回路12と
して、ロータ31とスリーブ32との間に形成される第
1、第2の可変絞り1R,1L、2R,2Lに隣接し
て、第2の油圧ブリッジ回路20を構成する第3、第
4、第5の可変絞り3R,3L、4R,4L、5R,5
Lと固定絞り6,7を一体的に設けている。
ジ回路20を、図2および図3に示すように、パワース
テアリング装置本体部において、流路切換弁CVとして
組み込まれているロータリバルブにおけるロータ31と
スリーブ32とを利用して構成している。すなわち、流
路切換弁CVを構成する第1の油圧ブリッジ回路12と
して、ロータ31とスリーブ32との間に形成される第
1、第2の可変絞り1R,1L、2R,2Lに隣接し
て、第2の油圧ブリッジ回路20を構成する第3、第
4、第5の可変絞り3R,3L、4R,4L、5R,5
Lと固定絞り6,7を一体的に設けている。
【0035】このような本発明を適用したロータリバル
ブ式流路切換弁CVの詳細を、図2、図3を用いて説明
すると、図中符号31は図示しない舵取ハンドル側に連
結された入力軸(スタブ軸)に一体的に設けられるロー
タ、32はこのロータ31の外周に嵌装された状態で図
示しない操舵輪側の出力軸(ピニオン軸)に一体的に設
けられるスリーブで、これらはトーションバー(図示せ
ず)により相対的に回転変位可能な状態で組合わせら
れ、バルブハウジング(図示せず)内に内設されてい
る。
ブ式流路切換弁CVの詳細を、図2、図3を用いて説明
すると、図中符号31は図示しない舵取ハンドル側に連
結された入力軸(スタブ軸)に一体的に設けられるロー
タ、32はこのロータ31の外周に嵌装された状態で図
示しない操舵輪側の出力軸(ピニオン軸)に一体的に設
けられるスリーブで、これらはトーションバー(図示せ
ず)により相対的に回転変位可能な状態で組合わせら
れ、バルブハウジング(図示せず)内に内設されてい
る。
【0036】33はロータ31の外周部に周方向に所定
間隔をおいて形成された複数条(この例では二条で一組
となる四条)の通路溝で、これらの通路溝33,33、
33,33はロータ31の軸心を中心とした対称位置に
形成されている。そして、油圧発生源であるオイルポン
プPに供給通路11を介して接続される入りポート33
a(Pを付す)がそれぞれ開口している。また、34は
前記通路溝33,33の周方向の挟まれた位置に形成さ
れた複数条(この例では二条)の通路溝で、これらの通
路溝34,34には、ロータ31に軸心方向に向って形
成されオイルタンクTに至る戻り通路15にロータ31
の内部空間を介して接続される戻りポート34a(Tを
付す)が開口している。
間隔をおいて形成された複数条(この例では二条で一組
となる四条)の通路溝で、これらの通路溝33,33、
33,33はロータ31の軸心を中心とした対称位置に
形成されている。そして、油圧発生源であるオイルポン
プPに供給通路11を介して接続される入りポート33
a(Pを付す)がそれぞれ開口している。また、34は
前記通路溝33,33の周方向の挟まれた位置に形成さ
れた複数条(この例では二条)の通路溝で、これらの通
路溝34,34には、ロータ31に軸心方向に向って形
成されオイルタンクTに至る戻り通路15にロータ31
の内部空間を介して接続される戻りポート34a(Tを
付す)が開口している。
【0037】36,37はスリーブ32の内周部におい
て入りポート33a,33aと戻りポート34aとの間
に通路溝33,33または通路溝34に連通するように
隣接して形成された複数条(この例では二条づつの合計
四条)の通路溝であり、これらの通路溝36,37はパ
ワーシリンダP/Cの左、右シリンダ室CL,CRに至
る出力通路14,15に接続される左、右出力ポート3
6a,37a(CL,CRを付す)が開口している。
て入りポート33a,33aと戻りポート34aとの間
に通路溝33,33または通路溝34に連通するように
隣接して形成された複数条(この例では二条づつの合計
四条)の通路溝であり、これらの通路溝36,37はパ
ワーシリンダP/Cの左、右シリンダ室CL,CRに至
る出力通路14,15に接続される左、右出力ポート3
6a,37a(CL,CRを付す)が開口している。
【0038】すなわち、上述した通路溝33,33、通
路溝34、通路溝36,37、さらにパワーシリンダ出
力通路13a,14aによって、前述した第1の油圧ブ
リッジ回路12が形成されている。ここで、入り側の通
路溝33,33と出力側の通路溝36,37との間にロ
ータ31、スリーブ32の相対的な回転変位に伴って開
閉制御される前記第1の可変絞り1R,1Lが形成さ
れ、また出力側通路溝36,37と戻り側の通路溝34
との間には、第2の可変絞り2L,2Rが形成されてい
る。
路溝34、通路溝36,37、さらにパワーシリンダ出
力通路13a,14aによって、前述した第1の油圧ブ
リッジ回路12が形成されている。ここで、入り側の通
路溝33,33と出力側の通路溝36,37との間にロ
ータ31、スリーブ32の相対的な回転変位に伴って開
閉制御される前記第1の可変絞り1R,1Lが形成さ
れ、また出力側通路溝36,37と戻り側の通路溝34
との間には、第2の可変絞り2L,2Rが形成されてい
る。
【0039】39,40はロータ31の外周部で前記通
路溝33,33、その間の戻り側の通路溝34、その間
の通路溝36,37による二対の流路切換え部間に形成
された一対をなす第2の通路溝で、これら第2の通路溝
39,40は、前記入り側の通路溝33,33とランド
部41,42を介して形成されている。さらに、これら
の通路溝39,40の間にはランド部43が形成され、
かつこのランド部43に対向してスリーブ32には通路
溝44が形成され、この通路溝44には前記タンクT側
の戻り通路15に可変絞り弁8を介して接続する戻り通
路22側の戻りポート44aが開口している。
路溝33,33、その間の戻り側の通路溝34、その間
の通路溝36,37による二対の流路切換え部間に形成
された一対をなす第2の通路溝で、これら第2の通路溝
39,40は、前記入り側の通路溝33,33とランド
部41,42を介して形成されている。さらに、これら
の通路溝39,40の間にはランド部43が形成され、
かつこのランド部43に対向してスリーブ32には通路
溝44が形成され、この通路溝44には前記タンクT側
の戻り通路15に可変絞り弁8を介して接続する戻り通
路22側の戻りポート44aが開口している。
【0040】図2、図3中45,46は前記スリーブ3
2において前記第2の通路溝39,40に対向して開口
させた小径通路となる孔部で、前述した第2の油圧ブリ
ッジ回路20におけるバイパス通路25の固定絞り6,
7となる部分である。また、上述したランド部41,4
2、43のロータ31の回転方向両側には、スリーブ3
2との相対的な回動変位によって開閉制御される第3、
第4、第5の可変絞りが形成されている。すなわち、ラ
ンド部41には可変絞り3L,4Rが、ランド部42に
は可変絞り3R,4Lが形成されるとともに、ランド部
43には可変絞り5L,5Rが形成される。
2において前記第2の通路溝39,40に対向して開口
させた小径通路となる孔部で、前述した第2の油圧ブリ
ッジ回路20におけるバイパス通路25の固定絞り6,
7となる部分である。また、上述したランド部41,4
2、43のロータ31の回転方向両側には、スリーブ3
2との相対的な回動変位によって開閉制御される第3、
第4、第5の可変絞りが形成されている。すなわち、ラ
ンド部41には可変絞り3L,4Rが、ランド部42に
は可変絞り3R,4Lが形成されるとともに、ランド部
43には可変絞り5L,5Rが形成される。
【0041】そして、上述した第2の通路溝39,4
0、通路溝44、ランド部41,42、43、さらに小
径通路45,46等によって、第2の油圧ブリッジ回路
20が形成されている。ここで、この第2の油圧ブリッ
ジ回路20へのポンプPからの圧油の流れは、対をなす
通路溝33,33からランド部41または42を介して
行なわれる。
0、通路溝44、ランド部41,42、43、さらに小
径通路45,46等によって、第2の油圧ブリッジ回路
20が形成されている。ここで、この第2の油圧ブリッ
ジ回路20へのポンプPからの圧油の流れは、対をなす
通路溝33,33からランド部41または42を介して
行なわれる。
【0042】なお、この実施例では、ロータ31、スリ
ーブ32の軸心を対称とした位置すなわち放射方向にバ
ランスした位置に近似する位置に、同じ機能をもつ通路
溝、連絡溝、連通溝、各ポートを形成しており、動作上
での信頼性を向上させるとともに、穴加工、溝加工を容
易に行なえるようにし、加工性やコスト面での配慮をな
している。また、この実施例では、図4から明らかなよ
うに、各可変絞りがバルブの相対捩れ角すなわち操舵状
況に応じて、異なる開閉制御タイミングで開閉制御する
ように設定されている。
ーブ32の軸心を対称とした位置すなわち放射方向にバ
ランスした位置に近似する位置に、同じ機能をもつ通路
溝、連絡溝、連通溝、各ポートを形成しており、動作上
での信頼性を向上させるとともに、穴加工、溝加工を容
易に行なえるようにし、加工性やコスト面での配慮をな
している。また、この実施例では、図4から明らかなよ
うに、各可変絞りがバルブの相対捩れ角すなわち操舵状
況に応じて、異なる開閉制御タイミングで開閉制御する
ように設定されている。
【0043】このようなバルブ構造において、舵取操作
に伴ってロータ31とスリーブ32とに相対的な回転変
位が生じると、第1、第2、第3、第4、第5の可変絞
りが操舵角に応じてそれぞれ所定開度に開閉制御され、
各溝の連通状態が変化することにより、第1の回路12
による流路切換えが行なわれるとともに、第2の回路2
0による圧油の制御が行なわれることになる。
に伴ってロータ31とスリーブ32とに相対的な回転変
位が生じると、第1、第2、第3、第4、第5の可変絞
りが操舵角に応じてそれぞれ所定開度に開閉制御され、
各溝の連通状態が変化することにより、第1の回路12
による流路切換えが行なわれるとともに、第2の回路2
0による圧油の制御が行なわれることになる。
【0044】ここで、操舵負荷に応動する可変絞りであ
る第1、第2、第3、第4、第5の可変絞りは、第1、
第2の可変絞り1R,1L,2R,2Lが流路切換弁C
Vでの第1の油圧ブリッジ回路12としての機能が得ら
れるような絞り開度特性をもって切換え制御される。ま
た、第2の油圧ブリッジ回路20での第3、第4、第5
の可変絞り3R,3L、4R,4L、5R,5Lも、同
様に開閉制御されて流路の開閉制御を行なう。さらに、
これらの可変絞りの開閉制御に応じて切換えられる流路
によって油圧がバイパス通路25を通り、固定絞り6,
7により所要の圧力変化を得ることができる。
る第1、第2、第3、第4、第5の可変絞りは、第1、
第2の可変絞り1R,1L,2R,2Lが流路切換弁C
Vでの第1の油圧ブリッジ回路12としての機能が得ら
れるような絞り開度特性をもって切換え制御される。ま
た、第2の油圧ブリッジ回路20での第3、第4、第5
の可変絞り3R,3L、4R,4L、5R,5Lも、同
様に開閉制御されて流路の開閉制御を行なう。さらに、
これらの可変絞りの開閉制御に応じて切換えられる流路
によって油圧がバイパス通路25を通り、固定絞り6,
7により所要の圧力変化を得ることができる。
【0045】また、この第2の油圧ブリッジ回路20と
タンクT側の戻り通路22上に設けた車速や操舵角等の
車輌の各種走行条件に応動して開度を変える可変絞り弁
8が、車速、操舵角等に応じて開閉制御されることによ
り、ポンプPからの圧油の第2のブリッジ回路20を介
してのバイパス量が制御され、前記パワーシリンダP/
Cの供給側への圧油供給量が制御され、パワーアシスト
力として所要の力を得ることができる。
タンクT側の戻り通路22上に設けた車速や操舵角等の
車輌の各種走行条件に応動して開度を変える可変絞り弁
8が、車速、操舵角等に応じて開閉制御されることによ
り、ポンプPからの圧油の第2のブリッジ回路20を介
してのバイパス量が制御され、前記パワーシリンダP/
Cの供給側への圧油供給量が制御され、パワーアシスト
力として所要の力を得ることができる。
【0046】すなわち、このような実施例構造では、流
路切換弁CVを構成する第1の油圧ブリッジ回路12と
第2の油圧ブリッジ回路20とが、ロータ31とスリー
ブ32とからなるロータリバルブ部分に一体的に組込ま
れており、従来のバルブに対し第2の油圧ブリッジ回路
20と車速応動型等による可変絞り弁8を付加するだけ
で所要のアシスト力制御が行なえるため、低コストでし
かも高い信頼性を発揮させることが可能となる車速感応
式等によるパワーステアリング装置10を得ることがで
きる。
路切換弁CVを構成する第1の油圧ブリッジ回路12と
第2の油圧ブリッジ回路20とが、ロータ31とスリー
ブ32とからなるロータリバルブ部分に一体的に組込ま
れており、従来のバルブに対し第2の油圧ブリッジ回路
20と車速応動型等による可変絞り弁8を付加するだけ
で所要のアシスト力制御が行なえるため、低コストでし
かも高い信頼性を発揮させることが可能となる車速感応
式等によるパワーステアリング装置10を得ることがで
きる。
【0047】特に、上述した構造によれば、高速走行時
における操舵特性の設定の自由度が大きくとれ、しかも
その特性のつながりをなめらかにすることができる。す
なわち、本発明では、流路切換弁CVを構成する第1の
油圧ブリッジ回路12に並列して設けた第2の油圧ブリ
ッジ回路20を、第3、第4、第5の可変絞り3R,3
L、4R,4L、5R,5Lと固定絞り6,7とで構成
し、これに車速等に応動する可変絞り弁8を組合わせて
いるため、図6、図7(a)に示すような特性を得るこ
とができる。
における操舵特性の設定の自由度が大きくとれ、しかも
その特性のつながりをなめらかにすることができる。す
なわち、本発明では、流路切換弁CVを構成する第1の
油圧ブリッジ回路12に並列して設けた第2の油圧ブリ
ッジ回路20を、第3、第4、第5の可変絞り3R,3
L、4R,4L、5R,5Lと固定絞り6,7とで構成
し、これに車速等に応動する可変絞り弁8を組合わせて
いるため、図6、図7(a)に示すような特性を得るこ
とができる。
【0048】たとえば図6には固定絞り6,7の特性に
与える影響を示している。すなわち、この固定絞り6,
7による絞り量を任意の値に設定することにより、操舵
トルクを増したときの特性を図6に示すように変化させ
ることが可能であり、油圧の立ち上がり特性を任意に設
定することができ、必要とするパワーアシスト力に応じ
て適宜調整するとよい。したがって、このような構成で
は、特性の設定にあたっての自由度を増大させることが
できる。
与える影響を示している。すなわち、この固定絞り6,
7による絞り量を任意の値に設定することにより、操舵
トルクを増したときの特性を図6に示すように変化させ
ることが可能であり、油圧の立ち上がり特性を任意に設
定することができ、必要とするパワーアシスト力に応じ
て適宜調整するとよい。したがって、このような構成で
は、特性の設定にあたっての自由度を増大させることが
できる。
【0049】また、図7(a)は本発明による特性を、
同図(b)は流路切換弁CVを構成する第1の油圧ブリ
ッジ回路12と近似する油圧ブリッジ回路を単純に並設
した場合の特性を示す。すなわち、油圧ブリッジ回路を
並設するにあたって、二対の可変絞りを有するものを単
純に設けただけでは、第1の油圧ブリッジ回路12を構
成する第1、第2の可変絞りによる操舵トルクに対して
の油圧特性、第3の可変絞りによる特性、第4の可変絞
りによる特性との組み合わせによって全体の合成特性が
得られるため、図7(b)に示すように、特性上で不連
続な折れ点部分が生じ、操舵トルクを増大したときの滑
らかな特性変化を得られない。
同図(b)は流路切換弁CVを構成する第1の油圧ブリ
ッジ回路12と近似する油圧ブリッジ回路を単純に並設
した場合の特性を示す。すなわち、油圧ブリッジ回路を
並設するにあたって、二対の可変絞りを有するものを単
純に設けただけでは、第1の油圧ブリッジ回路12を構
成する第1、第2の可変絞りによる操舵トルクに対して
の油圧特性、第3の可変絞りによる特性、第4の可変絞
りによる特性との組み合わせによって全体の合成特性が
得られるため、図7(b)に示すように、特性上で不連
続な折れ点部分が生じ、操舵トルクを増大したときの滑
らかな特性変化を得られない。
【0050】これに対し、本発明によれば、第3、第
4、第5の可変絞り3R,3L、4R,4L、5R,5
Lを付設していることから、図7(a)に示すように、
上述したような不連続部分が生じないような特性を得る
ことができる。
4、第5の可変絞り3R,3L、4R,4L、5R,5
Lを付設していることから、図7(a)に示すように、
上述したような不連続部分が生じないような特性を得る
ことができる。
【0051】さらに、上述した実施例の構成によれば、
操舵時において、装置内の各通路部においての油圧の急
激な圧力差を緩和することができるため、流体音を低く
することができ、騒音問題を解消できる。これは、各流
体通路11,13,14,15、21,23,24,2
2中の可変絞りや固定絞りによる部分が従来例の場合よ
りも増えるため、圧力勾配が小さくなり、流体音を低く
抑えることができるためである。
操舵時において、装置内の各通路部においての油圧の急
激な圧力差を緩和することができるため、流体音を低く
することができ、騒音問題を解消できる。これは、各流
体通路11,13,14,15、21,23,24,2
2中の可変絞りや固定絞りによる部分が従来例の場合よ
りも増えるため、圧力勾配が小さくなり、流体音を低く
抑えることができるためである。
【0052】すなわち、図8は図1の油圧回路に対応し
て、右側に操舵したときの各通路部での圧力関係を示
す。なお、この図中P1 、P2 、P3 、P4 、P0 は各
通路での圧力であって、P1 >P2 >P3 >P4 >P0
の関係にある。ここで、P1 はポンプPからのポンプ
圧、P0 はタンクTのタンク圧である。
て、右側に操舵したときの各通路部での圧力関係を示
す。なお、この図中P1 、P2 、P3 、P4 、P0 は各
通路での圧力であって、P1 >P2 >P3 >P4 >P0
の関係にある。ここで、P1 はポンプPからのポンプ
圧、P0 はタンクTのタンク圧である。
【0053】たとえば図4においてロータとスリーブと
の相対捩れ角がθ1 であるとき、各可変絞りや固定絞り
による通路は図8の圧力関係となっている。すなわち、
可変絞り1R,2Rは閉じきっており、圧油の流れはな
く、流体音はない。また、可変絞り4Rは、図4の捩れ
角θ1 では閉じきっており、流体音はない。さらに、可
変絞り3Rの前、後での圧力差は(P1 −P2 )である
が、本発明によれば、可変絞りや固定絞りが従来よりも
多段な構造であるために、圧力差は小さく、流体音は静
かである。
の相対捩れ角がθ1 であるとき、各可変絞りや固定絞り
による通路は図8の圧力関係となっている。すなわち、
可変絞り1R,2Rは閉じきっており、圧油の流れはな
く、流体音はない。また、可変絞り4Rは、図4の捩れ
角θ1 では閉じきっており、流体音はない。さらに、可
変絞り3Rの前、後での圧力差は(P1 −P2 )である
が、本発明によれば、可変絞りや固定絞りが従来よりも
多段な構造であるために、圧力差は小さく、流体音は静
かである。
【0054】また、可変絞り5Rの部分では、ポンプ側
からの圧油が固定絞り6,7を設けたバイパス通路25
側にも分流されるため、この可変絞り5Rを有する通路
を通る流量が少なく、前、後の圧力差も小さいため、流
体音は静かである。したがって、このような構成では、
各可変絞りや固定絞りによる通路の開口面積の大小にか
かわらず、各通路での圧力差を小さくできるため、上述
した通り流体音が小さくなる。
からの圧油が固定絞り6,7を設けたバイパス通路25
側にも分流されるため、この可変絞り5Rを有する通路
を通る流量が少なく、前、後の圧力差も小さいため、流
体音は静かである。したがって、このような構成では、
各可変絞りや固定絞りによる通路の開口面積の大小にか
かわらず、各通路での圧力差を小さくできるため、上述
した通り流体音が小さくなる。
【0055】図9ないし図12は本発明に係るパワース
テアリング装置の別の実施例を示し、これらの図は前述
した図1〜図4に相当するものであって、これと同一ま
たは相当する部分には同一番号を付して詳細な説明は省
略する。
テアリング装置の別の実施例を示し、これらの図は前述
した図1〜図4に相当するものであって、これと同一ま
たは相当する部分には同一番号を付して詳細な説明は省
略する。
【0056】この実施例において相違する点は、第2の
油圧ブリッジ回路20での第1、第2の流路23,24
において、第3の可変絞り3R,3Lと第4の可変絞り
4R,4Lとの間にバイパス通路25を設け、このバイ
パス通路25に固定絞り6,7を設けた点である。そし
て、これに合わせて、図10、図11で示したロータリ
バルブを構成するロータ31、スリーブ32間の通路
溝、ランド部による可変絞りの位置を変更し、また図1
1で示す開閉制御タイミングを変更している。
油圧ブリッジ回路20での第1、第2の流路23,24
において、第3の可変絞り3R,3Lと第4の可変絞り
4R,4Lとの間にバイパス通路25を設け、このバイ
パス通路25に固定絞り6,7を設けた点である。そし
て、これに合わせて、図10、図11で示したロータリ
バルブを構成するロータ31、スリーブ32間の通路
溝、ランド部による可変絞りの位置を変更し、また図1
1で示す開閉制御タイミングを変更している。
【0057】しかし、このような本発明は、実質的には
前述した実施例と略同等の作用効果を得られるものであ
り、その具体的な説明等は省略する。
前述した実施例と略同等の作用効果を得られるものであ
り、その具体的な説明等は省略する。
【0058】なお、本発明は上述した実施例構造には限
定されず、パワーステアリング装置10やその流路切換
弁CVの第1の油圧ブリッジ回路12、第2の油圧ブリ
ッジ回路20、さらに車速等に応動する可変絞り弁8等
といった各部の形状、構造等を適宜変形、変更できるこ
とは勿論である。
定されず、パワーステアリング装置10やその流路切換
弁CVの第1の油圧ブリッジ回路12、第2の油圧ブリ
ッジ回路20、さらに車速等に応動する可変絞り弁8等
といった各部の形状、構造等を適宜変形、変更できるこ
とは勿論である。
【0059】たとえば上述した実施例において、第1、
第2の油圧ブリッジ回路12,20に設ける第1、第
2、第3、第4および第5の可変絞り1R,1L、2
R,2L、3R,3L、4R,4L、5R,5Lの操舵
トルクに対する絞り開度特性としては、各可変絞りを構
成する溝部とランド部との相対的な位置、チャンファ形
状等によって適宜の開閉制御タイミングを有する形状で
形成するとよい。また、車速等の車輌の各種走行条件に
応じて開閉制御される可変絞り弁8の絞り開度特性とし
ても、適用機器の要求や各部の構成に基づく設定条件の
変化に伴って適宜の変形例が考えられる。
第2の油圧ブリッジ回路12,20に設ける第1、第
2、第3、第4および第5の可変絞り1R,1L、2
R,2L、3R,3L、4R,4L、5R,5Lの操舵
トルクに対する絞り開度特性としては、各可変絞りを構
成する溝部とランド部との相対的な位置、チャンファ形
状等によって適宜の開閉制御タイミングを有する形状で
形成するとよい。また、車速等の車輌の各種走行条件に
応じて開閉制御される可変絞り弁8の絞り開度特性とし
ても、適用機器の要求や各部の構成に基づく設定条件の
変化に伴って適宜の変形例が考えられる。
【0060】さらに、上述した実施例では、第2の油圧
ブリッジ回路20側でのバイパス通路25上の固定絞り
6,7を二個設け、右切り時と左切り時とで対称する特
性を得られるようにしているが、その配設位置によって
は一個の固定絞りを設けることもできる。すなわち、こ
のような固定絞りを、第2の油圧ブリッジ回路20を構
成する第1、第2の流路23,24間を接続するバイパ
ス通路25であって、ロータリバルブの回転変位により
影響しない独立した通路部分に形成することは自由であ
る。
ブリッジ回路20側でのバイパス通路25上の固定絞り
6,7を二個設け、右切り時と左切り時とで対称する特
性を得られるようにしているが、その配設位置によって
は一個の固定絞りを設けることもできる。すなわち、こ
のような固定絞りを、第2の油圧ブリッジ回路20を構
成する第1、第2の流路23,24間を接続するバイパ
ス通路25であって、ロータリバルブの回転変位により
影響しない独立した通路部分に形成することは自由であ
る。
【0061】また、上述した実施例では、パワーステア
リング装置の流路切換弁CVが組込まれる本体部やパワ
ーシリンダP/C等の詳細は省略したが、従来から広く
知られている構造を採用すればよい。さらに、車速等の
車輌の各種走行条件に応動して開度を変えるように開閉
制御される可変絞り弁8としてソレノイドバルブを例示
したが、これに限定されないことも勿論である。
リング装置の流路切換弁CVが組込まれる本体部やパワ
ーシリンダP/C等の詳細は省略したが、従来から広く
知られている構造を採用すればよい。さらに、車速等の
車輌の各種走行条件に応動して開度を変えるように開閉
制御される可変絞り弁8としてソレノイドバルブを例示
したが、これに限定されないことも勿論である。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るパワー
ステアリング装置によれば、舵取操作に応動する第1、
第2の可変絞りを左、右に有しパワーシリンダ左、右室
への通路を切換える流路切換弁となる油圧ブリッジ回路
に並列するように第2の油圧ブリッジ回路をポンプ側の
供給通路、タンク側の戻り通路間に設け、この第2の油
圧ブリッジ回路を構成する第1、第2の流路に、舵取操
作に応動する左、右対をなす第3、第4および第5の可
変絞りを、たとえば舵取操作量に応じた絞り部面積が異
なるような特性をもって設けるとともに、第1、第2の
流路を第4、第5または第3、第4の可変絞り間で一個
または二個の固定絞りを有するバイパス通路により接続
し、かつこの第2の油圧ブリッジ回路とタンクへの戻り
通路との間に、車速を含めた車輌の走行条件に応動する
可変絞り弁を設けているので、簡単な構成であるにもか
かわらず、以下に述べる優れた効果を奏する。
ステアリング装置によれば、舵取操作に応動する第1、
第2の可変絞りを左、右に有しパワーシリンダ左、右室
への通路を切換える流路切換弁となる油圧ブリッジ回路
に並列するように第2の油圧ブリッジ回路をポンプ側の
供給通路、タンク側の戻り通路間に設け、この第2の油
圧ブリッジ回路を構成する第1、第2の流路に、舵取操
作に応動する左、右対をなす第3、第4および第5の可
変絞りを、たとえば舵取操作量に応じた絞り部面積が異
なるような特性をもって設けるとともに、第1、第2の
流路を第4、第5または第3、第4の可変絞り間で一個
または二個の固定絞りを有するバイパス通路により接続
し、かつこの第2の油圧ブリッジ回路とタンクへの戻り
通路との間に、車速を含めた車輌の走行条件に応動する
可変絞り弁を設けているので、簡単な構成であるにもか
かわらず、以下に述べる優れた効果を奏する。
【0063】すなわち、本発明によれば、たとえば油圧
反力式の動力舵取装置に対しては油圧反力機構部を設け
る必要がなく、その構成部品や複雑な構造を採用する必
要がなく、低コスト化を図ることができる。
反力式の動力舵取装置に対しては油圧反力機構部を設け
る必要がなく、その構成部品や複雑な構造を採用する必
要がなく、低コスト化を図ることができる。
【0064】また、本発明によれば、油圧回路上に車
速、操舵角等を始め、車輌の各種走行条件に応動して開
閉制御される可変絞り弁を設けている動力舵取装置にお
いて、操舵トルクに対する油圧特性、特に高速走行時の
特性の設定の自由度を大きくし、その特性のつながりを
なめらかにし、パワーアシスト力による制御を所要の状
態で行なえる。これは、第2の油圧ブリッジ回路とその
下流側に可変絞り弁を設けた従来例では可変絞りが二種
類であるのに対し、本発明では第3、第4、第5の可変
絞りと、第1、第2の流路間のバイパス通路に設けた固
定絞りとの四種類の組み合わせで設定でき、特性の設定
にあたっての自由度の拡大となめらかな特性のつながり
を実現できるためである。
速、操舵角等を始め、車輌の各種走行条件に応動して開
閉制御される可変絞り弁を設けている動力舵取装置にお
いて、操舵トルクに対する油圧特性、特に高速走行時の
特性の設定の自由度を大きくし、その特性のつながりを
なめらかにし、パワーアシスト力による制御を所要の状
態で行なえる。これは、第2の油圧ブリッジ回路とその
下流側に可変絞り弁を設けた従来例では可変絞りが二種
類であるのに対し、本発明では第3、第4、第5の可変
絞りと、第1、第2の流路間のバイパス通路に設けた固
定絞りとの四種類の組み合わせで設定でき、特性の設定
にあたっての自由度の拡大となめらかな特性のつながり
を実現できるためである。
【0065】さらに、本発明によれば、走行中の操舵時
において、装置内の各通路部において生じる油圧の急激
な圧力差を緩和することができるため、流体音を低くす
ることができ、騒音問題を解消できる。これは、流体通
路中の可変絞りや固定絞りによる部分が従来よりも増え
るため、圧力勾配が小さくなり、流体音を低く抑えるこ
とができるためである。
において、装置内の各通路部において生じる油圧の急激
な圧力差を緩和することができるため、流体音を低くす
ることができ、騒音問題を解消できる。これは、流体通
路中の可変絞りや固定絞りによる部分が従来よりも増え
るため、圧力勾配が小さくなり、流体音を低く抑えるこ
とができるためである。
【0066】ここで、本発明によれば、上述した第2の
油圧ブリッジ回路を構成する第3、第4および第5の可
変絞りを、舵取操作に応じて開閉制御される第1、第2
の可変絞りを形成した流路切換弁を構成するロータとス
リーブとによって形成するとともに、この第2の油圧ブ
リッジ回路を構成する第1、第2の流路間を接続するバ
イパス通路上の固定絞りを、スリーブに設けた小径通路
によって形成することにより、構造が簡単で、加工、組
立ても簡単であるという利点を奏する。
油圧ブリッジ回路を構成する第3、第4および第5の可
変絞りを、舵取操作に応じて開閉制御される第1、第2
の可変絞りを形成した流路切換弁を構成するロータとス
リーブとによって形成するとともに、この第2の油圧ブ
リッジ回路を構成する第1、第2の流路間を接続するバ
イパス通路上の固定絞りを、スリーブに設けた小径通路
によって形成することにより、構造が簡単で、加工、組
立ても簡単であるという利点を奏する。
【図1】 本発明に係るパワーステアリング装置の一実
施例を示し、油圧回路の概略を説明するための油圧回路
図である。
施例を示し、油圧回路の概略を説明するための油圧回路
図である。
【図2】 図1に示した油圧回路をロータリバルブ式流
路切換弁に適用した場合の概略構成を説明するための図
であって、切換弁が中立状態にあるときの構成図であ
る。
路切換弁に適用した場合の概略構成を説明するための図
であって、切換弁が中立状態にあるときの構成図であ
る。
【図3】 図2の状態から右側に操舵した状態を示す構
成図である。
成図である。
【図4】 図2に示したロータリバルブ式流路切換弁に
おける舵取操作に伴なうロータとスリーブの相対捩れ角
とこれに対する可変絞りの開口面積との関係を示す特性
図である。
おける舵取操作に伴なうロータとスリーブの相対捩れ角
とこれに対する可変絞りの開口面積との関係を示す特性
図である。
【図5】 車速に対する可変絞り弁の開口面積を示す特
性図である。
性図である。
【図6】 固定絞りの大きさを変えることで得られる油
圧との関係を説明するための特性図である。
圧との関係を説明するための特性図である。
【図7】 操舵トルクに対する油圧特性を示し、(a)
は本発明による特性図、(b)は従来の装置による特性
図である。
は本発明による特性図、(b)は従来の装置による特性
図である。
【図8】 図1に示した油圧回路において、右側に操舵
したときの各通路の圧力関係を説明するための油圧回路
図である。
したときの各通路の圧力関係を説明するための油圧回路
図である。
【図9】 本発明に係るパワーステアリング装置の別の
実施例を示し、油圧回路の概略を説明するための油圧回
路図である。
実施例を示し、油圧回路の概略を説明するための油圧回
路図である。
【図10】 図9に示した油圧回路をロータリバルブ式
流路切換弁に適用した場合の概略構成を説明するための
図であって、切換弁が中立状態にあるときの構成図であ
る。
流路切換弁に適用した場合の概略構成を説明するための
図であって、切換弁が中立状態にあるときの構成図であ
る。
【図11】 図10の状態から右側に操舵した状態を示
す構成図である。
す構成図である。
【図12】 図10に示したロータリバルブ式流路切換
弁における舵取操作に伴なうロータとスリーブの相対捩
れ角とこれに対する可変絞りの開口面積との関係を示す
特性図である。
弁における舵取操作に伴なうロータとスリーブの相対捩
れ角とこれに対する可変絞りの開口面積との関係を示す
特性図である。
1L,1R…第1の可変絞り、2L,2R…第2の可変
絞り、3L,3R…第3の可変絞り、4L,4R…第4
の可変絞り、5L,5R…第5の可変絞り、6,7…固
定絞り、8…車速応動型または車輌の各種走行条件に応
動する可変絞り弁、9…制御回路、10…パワーステア
リング装置、11…供給通路、12…第1の流体圧(油
圧)ブリッジ回路、13,14…左、右通路、15…戻
り通路、20…第2の流体圧(油圧)ブリッジ回路、2
1…供給側通路、22…戻り側通路、23,24…第
1、第2の流路(左、右通路)、25…バイパス通路、
31…ロータ、32…スリーブ、45,46…小径通
路、P…ポンプ、T…タンク、CV…ロータリバルブ式
流路切換弁、P/C…パワーシリンダ、CR,CL…シ
リンダ右、左室。
絞り、3L,3R…第3の可変絞り、4L,4R…第4
の可変絞り、5L,5R…第5の可変絞り、6,7…固
定絞り、8…車速応動型または車輌の各種走行条件に応
動する可変絞り弁、9…制御回路、10…パワーステア
リング装置、11…供給通路、12…第1の流体圧(油
圧)ブリッジ回路、13,14…左、右通路、15…戻
り通路、20…第2の流体圧(油圧)ブリッジ回路、2
1…供給側通路、22…戻り側通路、23,24…第
1、第2の流路(左、右通路)、25…バイパス通路、
31…ロータ、32…スリーブ、45,46…小径通
路、P…ポンプ、T…タンク、CV…ロータリバルブ式
流路切換弁、P/C…パワーシリンダ、CR,CL…シ
リンダ右、左室。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年7月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
Claims (5)
- 【請求項1】 舵取操作に応じて開閉制御される左、右
対をなす第1、第2の可変絞りを有する流体圧ブリッジ
回路によって構成されポンプ、タンクとパワーシリンダ
左、右室との間の通路を選択的に切換え接続するための
流路切換弁を備えたパワーステアリング装置において、 前記ポンプからの圧力流体の供給通路と前記タンクに至
る戻り通路との間に、前記流路切換弁を構成する流体圧
ブリッジ回路と並列する第2の流体圧ブリッジ回路を設
け、 この第2の流体圧ブリッジ回路を構成する第1、第2の
流路に、舵取操作に応じて開閉制御される左、右一対を
なす第3、第4および第5の可変絞りを設けるととも
に、前記第1の流路における第4の可変絞りと第5の可
変絞りとの間の流路と前記第2の流路における第4の可
変絞りと第5の可変絞りとの間の流路とを固定絞りを介
して接続するバイパス通路を設け、 かつ前記第2の流体圧ブリッジ回路と前記タンクに戻る
戻り通路との間に、車速を含めた車輌の走行条件に応動
して開閉制御される可変絞り弁を設けたことを特徴とす
るパワーステアリング装置。 - 【請求項2】 舵取操作に応じて開閉制御される左、右
対をなす第1、第2の可変絞りを有する流体圧ブリッジ
回路によって構成されポンプ、タンクとパワーシリンダ
左、右室との間の通路を選択的に切換え接続するための
流路切換弁を備えたパワーステアリング装置において、 前記ポンプからの圧力流体の供給通路と前記タンクに至
る戻り通路との間に、前記流路切換弁を構成する流体圧
ブリッジ回路と並列する第2の流体圧ブリッジ回路を設
け、 この第2の流体圧ブリッジ回路を構成する第1、第2の
流路に、舵取操作に応じて開閉制御される左、右一対を
なす第3、第4および第5の可変絞りを設けるととも
に、前記第1の流路における第3の可変絞りと第4の可
変絞りとの間の流路と前記第2の流路における第3の可
変絞りと第4の可変絞りとの間の流路とを固定絞りを介
して接続するバイパス通路を設け、 かつ前記第2の流体圧ブリッジ回路と前記タンクに戻る
戻り通路との間に、車速を含めた車輌の走行条件に応動
して開閉制御される可変絞り弁を設けたことを特徴とす
るパワーステアリング装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のパワース
テアリング装置において、 第2の流体圧ブリッジ回路を構成する第1、第2の流路
に設ける第3、第4および第5の可変絞りを、舵取操作
量に応じた絞り部面積が異なるような特性をもって形成
したことを特徴とするパワーステアリング装置。 - 【請求項4】 請求項1、請求項2または請求項3記載
のパワーステアリング装置において、 第2の流体圧ブリッジ回路を構成する第1、第2の流路
間を接続するバイパス通路には、一個または二個の固定
絞りを設けたことを特徴とするパワーステアリング装
置。 - 【請求項5】 請求項1、請求項2、請求項3または請
求項4記載のパワーステアリング装置において、 第2の流体圧ブリッジ回路を構成する第3、第4および
第5の可変絞りを、舵取操作に応じて開閉制御される第
1、第2の可変絞りを形成した流路切換弁を構成するロ
ータとスリーブとによって形成され、 かつ第2の流体圧ブリッジ回路を構成する第1、第2の
流路間を接続するバイパス通路上の固定絞りを、前記ス
リーブに設けた小径通路によって形成したことを特徴と
するパワーステアリング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16352595A JPH0911927A (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | パワーステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16352595A JPH0911927A (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | パワーステアリング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0911927A true JPH0911927A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=15775533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16352595A Pending JPH0911927A (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | パワーステアリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0911927A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108860306A (zh) * | 2017-05-08 | 2018-11-23 | 丹佛斯动力系统有限公司 | 液压转向单元 |
-
1995
- 1995-06-29 JP JP16352595A patent/JPH0911927A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108860306A (zh) * | 2017-05-08 | 2018-11-23 | 丹佛斯动力系统有限公司 | 液压转向单元 |
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