JPH0834379A - ツインフレーム型自動二輪車用燃料タンク - Google Patents
ツインフレーム型自動二輪車用燃料タンクInfo
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- JPH0834379A JPH0834379A JP16982194A JP16982194A JPH0834379A JP H0834379 A JPH0834379 A JP H0834379A JP 16982194 A JP16982194 A JP 16982194A JP 16982194 A JP16982194 A JP 16982194A JP H0834379 A JPH0834379 A JP H0834379A
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- Japan
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- fuel tank
- motorcycle
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、従来の問題点を解決し、トライアル
用の自動二輪車のような車幅の狭い自動二輪車を含むあ
らゆる種類のツインフレーム型の自動二輪車に搭載で
き、製造も簡単で従来の燃料タンクよりも部品点数を減
らすことのできるツインフレーム型自動二輪車用の燃料
タンクを提供することを目的としている。 【構成】本発明のツインフレーム型自動二輪車用燃料タ
ンクは、ヘッドパイプ(2) から車体後方に延びる一対の
メインフレーム(7) を備えた自動二輪車(1) に搭載され
る燃料タンク(20)であって、少なくとも部分的に前記一
対のメインフレーム(7)の間にはまりこみ、上下に2分
割し、かつその合わせ面(21a,22a) が前記メインフレー
ム(7) の上端近傍に位置するように構成されている。
用の自動二輪車のような車幅の狭い自動二輪車を含むあ
らゆる種類のツインフレーム型の自動二輪車に搭載で
き、製造も簡単で従来の燃料タンクよりも部品点数を減
らすことのできるツインフレーム型自動二輪車用の燃料
タンクを提供することを目的としている。 【構成】本発明のツインフレーム型自動二輪車用燃料タ
ンクは、ヘッドパイプ(2) から車体後方に延びる一対の
メインフレーム(7) を備えた自動二輪車(1) に搭載され
る燃料タンク(20)であって、少なくとも部分的に前記一
対のメインフレーム(7)の間にはまりこみ、上下に2分
割し、かつその合わせ面(21a,22a) が前記メインフレー
ム(7) の上端近傍に位置するように構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一対のメインフレーム
を備えたツインフレーム型自動二輪車に搭載される燃料
タンクに関する。
を備えたツインフレーム型自動二輪車に搭載される燃料
タンクに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動二輪車に搭載する板金製
の燃料タンクは図9(a),(b)に示すように下側部品91
と一対の横側部品92,93とに分かれた3分割式のも
の多く、隣接する部品のフランジを合わせて側方から適
当なローラで内側に向かって押圧しながら(図9(a) に
おける矢印a参照)合わせ面を溶接して一体の液密な燃
料タンクにされる。尚、各々90は車両のメインフレー
ムを示しており、図面から明らかなように図9(a) はシ
ングルメインフレーム型の自動二輪車であり、図9(b)
はツインフレーム型の自動二輪車である。
の燃料タンクは図9(a),(b)に示すように下側部品91
と一対の横側部品92,93とに分かれた3分割式のも
の多く、隣接する部品のフランジを合わせて側方から適
当なローラで内側に向かって押圧しながら(図9(a) に
おける矢印a参照)合わせ面を溶接して一体の液密な燃
料タンクにされる。尚、各々90は車両のメインフレー
ムを示しており、図面から明らかなように図9(a) はシ
ングルメインフレーム型の自動二輪車であり、図9(b)
はツインフレーム型の自動二輪車である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の燃
料タンクは、図9(a) に示すシングルメインフレーム型
の自動二輪車に搭載する燃料タンクの場合にはフランジ
91,93が外方に向かって突出し、隣接する部品を合
わせて上記したようにフランジ91,93を側方からロ
ーラで押圧する際に、フランジ91,93の側方に邪魔
になるものが何もないので問題なく作業できるのである
が、図9(b) に示すツインフレーム型の自動二輪車に搭
載する燃料タンクの場合には図面に示すように、下側部
品91のフランジ91aの側方に部品91本体の側部が
位置し、その幅wが狭いためフランジ91側からの押圧
作業が行いずらいという製造上の問題がある。競技走行
時等の走行性や取り扱い性を向上させるために車体の幅
を狭くしたトライアル用の自動二輪車で、かつメインフ
レームがツインフレーム形式のものに搭載する燃料タン
クの場合には燃料タンク自体の幅を狭くしなければなら
ないので、上記した下側部品91のフランジ91aと下
側部品の側部91bとの間の幅wがさらに狭くなり上記
溶接時の押圧作業はさらに困難になる。本発明は上記し
た従来の問題点を解決し、トライアル用の自動二輪車の
ような車幅の狭い自動二輪車を含むあらゆる種類のツイ
ンフレーム型の自動二輪車に搭載でき、製造も簡単で従
来の燃料タンクよりも部品点数を減らすことのできるツ
インフレーム型自動二輪車用の燃料タンクを提供するこ
とを目的としている。
料タンクは、図9(a) に示すシングルメインフレーム型
の自動二輪車に搭載する燃料タンクの場合にはフランジ
91,93が外方に向かって突出し、隣接する部品を合
わせて上記したようにフランジ91,93を側方からロ
ーラで押圧する際に、フランジ91,93の側方に邪魔
になるものが何もないので問題なく作業できるのである
が、図9(b) に示すツインフレーム型の自動二輪車に搭
載する燃料タンクの場合には図面に示すように、下側部
品91のフランジ91aの側方に部品91本体の側部が
位置し、その幅wが狭いためフランジ91側からの押圧
作業が行いずらいという製造上の問題がある。競技走行
時等の走行性や取り扱い性を向上させるために車体の幅
を狭くしたトライアル用の自動二輪車で、かつメインフ
レームがツインフレーム形式のものに搭載する燃料タン
クの場合には燃料タンク自体の幅を狭くしなければなら
ないので、上記した下側部品91のフランジ91aと下
側部品の側部91bとの間の幅wがさらに狭くなり上記
溶接時の押圧作業はさらに困難になる。本発明は上記し
た従来の問題点を解決し、トライアル用の自動二輪車の
ような車幅の狭い自動二輪車を含むあらゆる種類のツイ
ンフレーム型の自動二輪車に搭載でき、製造も簡単で従
来の燃料タンクよりも部品点数を減らすことのできるツ
インフレーム型自動二輪車用の燃料タンクを提供するこ
とを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために本発明のツインフレーム型自動二輪車用燃料タン
クは、ヘッドパイプから車体後方に延びる一対のメイン
フレームを備えた自動二輪車に搭載され、少なくとも部
分的に前記一対のメインフレームの間にはまりこみ、上
下に2分割し、かつその合わせ面が前記メインフレーム
の上端近傍に位置するように構成されていることを特徴
とするものである。また、本発明の別の特徴によれば、
ヘッドパイプから車体後方に延びる一対のメインフレー
ムを備えた自動二輪車に搭載される燃料タンクであっ
て、少なくとも部分的に前記一対のメインフレームの間
にはまりこみ、上下に2分割し、かつその合わせ面が前
記一対のメインフレームの間に位置するように構成され
ていることを特徴とするツインフレーム型自動二輪車用
燃料タンクが提供される。
ために本発明のツインフレーム型自動二輪車用燃料タン
クは、ヘッドパイプから車体後方に延びる一対のメイン
フレームを備えた自動二輪車に搭載され、少なくとも部
分的に前記一対のメインフレームの間にはまりこみ、上
下に2分割し、かつその合わせ面が前記メインフレーム
の上端近傍に位置するように構成されていることを特徴
とするものである。また、本発明の別の特徴によれば、
ヘッドパイプから車体後方に延びる一対のメインフレー
ムを備えた自動二輪車に搭載される燃料タンクであっ
て、少なくとも部分的に前記一対のメインフレームの間
にはまりこみ、上下に2分割し、かつその合わせ面が前
記一対のメインフレームの間に位置するように構成され
ていることを特徴とするツインフレーム型自動二輪車用
燃料タンクが提供される。
【0005】
【作用】上記したように構成された本発明のツインフレ
ーム型自動二輪車用燃料タンクによれば、上下に2分割
する上側部品と下側部品とを合わせて液密に溶接して組
み立てられ、ヘッドパイプから車体後方に延びる一対の
メインフレームを備えた自動二輪車に搭載すると、その
本体が少なくとも部分的に前記一対のメインフレームの
間にはまりこみ、上下の部品の合わせ面が両側のメイン
フレームの上端近傍に位置するようになる。また、本発
明の別の特徴によるツインフレーム型自動二輪車用燃料
タンクによれば、組み立てられた後、自動二輪車に搭載
すると、その本体が少なくとも部分的に一対のメインフ
レームの間にはまりこみ、上下の部品の合わせ面が両側
のメインフレームの間に位置するようになる。
ーム型自動二輪車用燃料タンクによれば、上下に2分割
する上側部品と下側部品とを合わせて液密に溶接して組
み立てられ、ヘッドパイプから車体後方に延びる一対の
メインフレームを備えた自動二輪車に搭載すると、その
本体が少なくとも部分的に前記一対のメインフレームの
間にはまりこみ、上下の部品の合わせ面が両側のメイン
フレームの上端近傍に位置するようになる。また、本発
明の別の特徴によるツインフレーム型自動二輪車用燃料
タンクによれば、組み立てられた後、自動二輪車に搭載
すると、その本体が少なくとも部分的に一対のメインフ
レームの間にはまりこみ、上下の部品の合わせ面が両側
のメインフレームの間に位置するようになる。
【0006】
【実施例】以下、上記した本発明のツインフレーム型自
動二輪車用燃料タンク(以下、単に燃料タンクと称す
る。)の一実施例について説明する。図1は本発明に係
る燃料タンクを搭載した自動二輪車1の側面図を示して
いる。この自動二輪車1は主に山岳等の凸凹した所を走
行するように構成されたいわゆるトライアル用の自動二
輪車であり、走行時の車体の取り扱い等を考慮して、通
常の道路を走行するための自動二輪車に比べて車幅が狭
く設計されている。図中2はヘッドパイプを示してお
り、このヘッドパイプ2はステアリング軸3を回転自在
に軸支している。ステアリング軸3はその上方にハンド
ル4が、下方に左右一対のフロントフォーク5が各々取
り付けられており、一対のフロントフォーク5はその間
に前輪6を軸支している。前記ヘッドパイプ2には左右
一対のメインフレーム7の先端が固定されている。この
一対のメインフレーム7は車体後方に向かってのびてお
り、各々前方下端に取り付けられたブラケット(符号な
し)で下方に向かってのびるダウンチューブ8の上端を
支持している。前記した一対のメインフレーム7とダウ
ンチューブ8とで囲まれた空間にはエンジン9が懸架さ
れており、メインフレーム7の後端には左右一対のリア
アーム10が揺動自在に支持されている。前記一対のリ
アアーム10はその後側で後輪11を回転可能に軸支し
ており、その中間部部の適当な位置には取り外し可能な
サイドスタンド12が取り付けられている。このサイド
スタンド12は図2(a) に示すようにコ字状ブラケット
13の背板13aに固設されれた上端から下方外側に向
かって傾斜する支持板14に、スタンドバー15の上端
に設けられた二股状取付ブラケット16をはめ込み、ピ
ン17で起伏自在にスタンドバー15を枢着して構成さ
れている。以上のように構成されたスタンド12はその
コ字状ブラケット13をリアアーム10にはめ込んだ
後、コ字状ブラケット13の上板13bからリアアーム
10を通してコ字状ブラケット13の底板13cまで突
き抜けるようにボルト18を貫通させてリアアームに固
定する。従って、このスタンド12は、ボルト18を取
り付け、取り外しすることによって、簡単にリアアーム
10に装着、離脱することができるので、例えば、自動
二輪車をレース走行と一般走行との両方に使用する場合
等の種々の使用状態に応じたスタンド12の装着、離脱
が容易になる。尚、図2(b) はコ字状ブラケット13を
リアアーム10に装着した時の状態を示す概略側面図で
あるが、ここではコ字状ブラケット13に設けられた支
持板14及び支持板14に取り付けられるスタンドバー
15は省略してある。
動二輪車用燃料タンク(以下、単に燃料タンクと称す
る。)の一実施例について説明する。図1は本発明に係
る燃料タンクを搭載した自動二輪車1の側面図を示して
いる。この自動二輪車1は主に山岳等の凸凹した所を走
行するように構成されたいわゆるトライアル用の自動二
輪車であり、走行時の車体の取り扱い等を考慮して、通
常の道路を走行するための自動二輪車に比べて車幅が狭
く設計されている。図中2はヘッドパイプを示してお
り、このヘッドパイプ2はステアリング軸3を回転自在
に軸支している。ステアリング軸3はその上方にハンド
ル4が、下方に左右一対のフロントフォーク5が各々取
り付けられており、一対のフロントフォーク5はその間
に前輪6を軸支している。前記ヘッドパイプ2には左右
一対のメインフレーム7の先端が固定されている。この
一対のメインフレーム7は車体後方に向かってのびてお
り、各々前方下端に取り付けられたブラケット(符号な
し)で下方に向かってのびるダウンチューブ8の上端を
支持している。前記した一対のメインフレーム7とダウ
ンチューブ8とで囲まれた空間にはエンジン9が懸架さ
れており、メインフレーム7の後端には左右一対のリア
アーム10が揺動自在に支持されている。前記一対のリ
アアーム10はその後側で後輪11を回転可能に軸支し
ており、その中間部部の適当な位置には取り外し可能な
サイドスタンド12が取り付けられている。このサイド
スタンド12は図2(a) に示すようにコ字状ブラケット
13の背板13aに固設されれた上端から下方外側に向
かって傾斜する支持板14に、スタンドバー15の上端
に設けられた二股状取付ブラケット16をはめ込み、ピ
ン17で起伏自在にスタンドバー15を枢着して構成さ
れている。以上のように構成されたスタンド12はその
コ字状ブラケット13をリアアーム10にはめ込んだ
後、コ字状ブラケット13の上板13bからリアアーム
10を通してコ字状ブラケット13の底板13cまで突
き抜けるようにボルト18を貫通させてリアアームに固
定する。従って、このスタンド12は、ボルト18を取
り付け、取り外しすることによって、簡単にリアアーム
10に装着、離脱することができるので、例えば、自動
二輪車をレース走行と一般走行との両方に使用する場合
等の種々の使用状態に応じたスタンド12の装着、離脱
が容易になる。尚、図2(b) はコ字状ブラケット13を
リアアーム10に装着した時の状態を示す概略側面図で
あるが、ここではコ字状ブラケット13に設けられた支
持板14及び支持板14に取り付けられるスタンドバー
15は省略してある。
【0007】前記一対のメインフレーム7はその間に燃
料タンク20を搭載し、燃料タンク20の後方には燃料
タンク20に前方が若干被るようにシート19が搭載さ
れている。図3(a)はこの燃料タンク20の概略上面図
を示しており、図3(b)は図3(a)におけるA−A断面図
を、図3(c)は図3(a)におけるB−B断面図を各々示し
ている。図面に示すように、この燃料タンク20は上側
部品21と下側部品22とを液密に溶接固定した上下2
分割式のものである。前記した上側部品21と下側部品
22とは、その縁部に外方に向かって突出するフランジ
21a,22aを各々備えており、そのフランジ21
a,22aの前方と後方には各々メインフレーム7への
取付ブラケット部23,24が形成されている。フラン
ジ21a,22aは全周に亘って同一平面上にあるの
で、ローラーによるシーム溶接の作業性が向上する。ま
た、この燃料タンク20は組み立てられた後、フランジ
21a,22aの左右の側部に取付ブラケット部23,
24を外すようにしてモール25が装着され車体に搭載
した時にメインフレーム7との金属接触を避けて車体の
振動が燃料タンク20に直接伝わらないように、かつラ
イダーが乗車した際にライダーの足Xに燃料タンク20
のフランジ21a,22aが直接干渉しないようにされ
る。また、モール25はその両端に突起部25aを備え
ており、フランジ21a,22aに装着する際に、その
突起部25aをフランジ21a,22aの対応する位置
に設けられた孔25a’に嵌合させて抜けを防止してい
る(図4(a),(b)参照)。 図5は燃料タンク20の搭
載状態を示す図1に示した自動二輪車1の部分拡大図、
図6は図5におけるC−C断面図を各々示している。図
5及び図6に示すように、この燃料タンク20は、搭載
時にその下側部品22が一対のメインフレーム7の間に
若干の隙間をもってはまりこめるように、かつ、上側部
品21と下側部品22との合面であるフランジ21a,
22aがメインフレーム7の上端近傍に位置するような
形状に形成されている。図7(a) は燃料タンク20の取
付部分の詳細を示す図5の部分拡大図、図7(b)は図7
(a) の概略上面図を各々示している。図中26は左右一
対のメインフレーム7の間に架設されたクロス部材を示
しており、このクロス部材26には板状支持部材27が
ボルト(符号なし)で固定されている。板状支持部材2
7はその上端が冷却水管28を固定できるように車体前
方に向かってL字に折れ曲がっており、上端から若干下
方に下がった部分には車体後方に向かって延びる燃料タ
ンク支持板29が固定されている。燃料タンク20はそ
のフランジ21a,22aの前方に形成された取付ブラ
ケット23を、ボルト・ナット等の適当な固定部材で前
記燃料タンク支持板29の上に固定することによってメ
インフレーム7に固定される。尚、図示していないが、
燃料タンク20の後方の取付ブラケット24も前方の取
付ブラケット23と同様にメインフレーム7間に架設さ
れた適当なクロス部材(図示せず)に固定される。ま
た、前記冷却水管28には、断面コ字状のブラケット3
0が固定されている。このコ字状ブラケット30は冷却
水管28に向かって開口するようにとりつけられてお
り、その上片に冷却水管28のキャップ31の上部全体
を覆うように板状のカバー32が取り付けられており、
走行時に冷却水管28のキャップ31がライダーの股間
に直接干渉するのを避け、かつ、冷却水管28のキャッ
プ31をこのカバー32を外さなければ取り外しができ
ないようにすることによってイタズラの防止をしてい
る。
料タンク20を搭載し、燃料タンク20の後方には燃料
タンク20に前方が若干被るようにシート19が搭載さ
れている。図3(a)はこの燃料タンク20の概略上面図
を示しており、図3(b)は図3(a)におけるA−A断面図
を、図3(c)は図3(a)におけるB−B断面図を各々示し
ている。図面に示すように、この燃料タンク20は上側
部品21と下側部品22とを液密に溶接固定した上下2
分割式のものである。前記した上側部品21と下側部品
22とは、その縁部に外方に向かって突出するフランジ
21a,22aを各々備えており、そのフランジ21
a,22aの前方と後方には各々メインフレーム7への
取付ブラケット部23,24が形成されている。フラン
ジ21a,22aは全周に亘って同一平面上にあるの
で、ローラーによるシーム溶接の作業性が向上する。ま
た、この燃料タンク20は組み立てられた後、フランジ
21a,22aの左右の側部に取付ブラケット部23,
24を外すようにしてモール25が装着され車体に搭載
した時にメインフレーム7との金属接触を避けて車体の
振動が燃料タンク20に直接伝わらないように、かつラ
イダーが乗車した際にライダーの足Xに燃料タンク20
のフランジ21a,22aが直接干渉しないようにされ
る。また、モール25はその両端に突起部25aを備え
ており、フランジ21a,22aに装着する際に、その
突起部25aをフランジ21a,22aの対応する位置
に設けられた孔25a’に嵌合させて抜けを防止してい
る(図4(a),(b)参照)。 図5は燃料タンク20の搭
載状態を示す図1に示した自動二輪車1の部分拡大図、
図6は図5におけるC−C断面図を各々示している。図
5及び図6に示すように、この燃料タンク20は、搭載
時にその下側部品22が一対のメインフレーム7の間に
若干の隙間をもってはまりこめるように、かつ、上側部
品21と下側部品22との合面であるフランジ21a,
22aがメインフレーム7の上端近傍に位置するような
形状に形成されている。図7(a) は燃料タンク20の取
付部分の詳細を示す図5の部分拡大図、図7(b)は図7
(a) の概略上面図を各々示している。図中26は左右一
対のメインフレーム7の間に架設されたクロス部材を示
しており、このクロス部材26には板状支持部材27が
ボルト(符号なし)で固定されている。板状支持部材2
7はその上端が冷却水管28を固定できるように車体前
方に向かってL字に折れ曲がっており、上端から若干下
方に下がった部分には車体後方に向かって延びる燃料タ
ンク支持板29が固定されている。燃料タンク20はそ
のフランジ21a,22aの前方に形成された取付ブラ
ケット23を、ボルト・ナット等の適当な固定部材で前
記燃料タンク支持板29の上に固定することによってメ
インフレーム7に固定される。尚、図示していないが、
燃料タンク20の後方の取付ブラケット24も前方の取
付ブラケット23と同様にメインフレーム7間に架設さ
れた適当なクロス部材(図示せず)に固定される。ま
た、前記冷却水管28には、断面コ字状のブラケット3
0が固定されている。このコ字状ブラケット30は冷却
水管28に向かって開口するようにとりつけられてお
り、その上片に冷却水管28のキャップ31の上部全体
を覆うように板状のカバー32が取り付けられており、
走行時に冷却水管28のキャップ31がライダーの股間
に直接干渉するのを避け、かつ、冷却水管28のキャッ
プ31をこのカバー32を外さなければ取り外しができ
ないようにすることによってイタズラの防止をしてい
る。
【0008】以上説明したように構成された本発明の燃
料タンク20は上下の2分割式にして上側部品21と下
側部品22との合わせ面となるフランジ21a,22a
を各部品21,22の縁部に外方に向かって突出するよ
うに形成しているので、溶接時にフランジ21a,22
aを上下方向から押圧しやすく、また、従来の3分割式
の燃料タンクに比べて部品点数が少ない上に、フランジ
21a,22aを燃料タンク全周に亘って同一平面上に
位置するように構成しているので溶接等の組立作業が向
上し、簡単で製造コストが安くなるという効果を奏す
る。また、本実施例の燃料タンク20によれば、搭載時
に上側部品21と下側部品22との合わせ面であるフラ
ンジ21a,22aがメインフレーム7の上端近傍に位
置するように構成することによって、下側部品22を搭
載時にメインフレーム7の間に若干の隙間をもってはま
りこめるような幅に設計することができるように構成さ
れているので、タンク容量を十分に確保することができ
るという効果を奏する。以上の実施例ではモール25を
設けたものについて説明したが、モール25は必須のも
のではなく、設けなくてもライダーの足Xとの干渉を防
止することが可能である(図6参照)。
料タンク20は上下の2分割式にして上側部品21と下
側部品22との合わせ面となるフランジ21a,22a
を各部品21,22の縁部に外方に向かって突出するよ
うに形成しているので、溶接時にフランジ21a,22
aを上下方向から押圧しやすく、また、従来の3分割式
の燃料タンクに比べて部品点数が少ない上に、フランジ
21a,22aを燃料タンク全周に亘って同一平面上に
位置するように構成しているので溶接等の組立作業が向
上し、簡単で製造コストが安くなるという効果を奏す
る。また、本実施例の燃料タンク20によれば、搭載時
に上側部品21と下側部品22との合わせ面であるフラ
ンジ21a,22aがメインフレーム7の上端近傍に位
置するように構成することによって、下側部品22を搭
載時にメインフレーム7の間に若干の隙間をもってはま
りこめるような幅に設計することができるように構成さ
れているので、タンク容量を十分に確保することができ
るという効果を奏する。以上の実施例ではモール25を
設けたものについて説明したが、モール25は必須のも
のではなく、設けなくてもライダーの足Xとの干渉を防
止することが可能である(図6参照)。
【0009】図8は、本発明に係る燃料タンクの第2の
実施例を示しており、この実施例によれば、燃料タンク
20’は上下の部品21’と22’とを合わせた時のフ
ランジ21a’22a’の位置及び燃料タンク20’自
体の幅以外は第1の実施例の燃料タンク20と同じ構成
をしている。この燃料タンク20’は第1実施例の燃料
タンク20に比べて下側部品22’が若干浅く形成され
ており、組み立ててメインフレーム7’に搭載した時に
フランジ21a’22a’がメインフレーム7の内側に
隠れるように構成されている。従って燃料タンク20自
体の幅も第1実施例の燃料タンク20に比べて若干狭く
構成されており、タンク容量は第1実施例の燃料タンク
20よりも少なくなるが、フランジ21a’22a’を
メインフレーム7’の内側に隠すことによって、第1実
施例におけるモール25’のような保護部材を装着する
必要がなく、搭載時の外観もすっきりするという効果を
奏する。
実施例を示しており、この実施例によれば、燃料タンク
20’は上下の部品21’と22’とを合わせた時のフ
ランジ21a’22a’の位置及び燃料タンク20’自
体の幅以外は第1の実施例の燃料タンク20と同じ構成
をしている。この燃料タンク20’は第1実施例の燃料
タンク20に比べて下側部品22’が若干浅く形成され
ており、組み立ててメインフレーム7’に搭載した時に
フランジ21a’22a’がメインフレーム7の内側に
隠れるように構成されている。従って燃料タンク20自
体の幅も第1実施例の燃料タンク20に比べて若干狭く
構成されており、タンク容量は第1実施例の燃料タンク
20よりも少なくなるが、フランジ21a’22a’を
メインフレーム7’の内側に隠すことによって、第1実
施例におけるモール25’のような保護部材を装着する
必要がなく、搭載時の外観もすっきりするという効果を
奏する。
【0010】
【発明の効果】以上説明した本発明のツインフレーム型
自動二輪車用燃料タンクによれば、本体が上下に2分割
するように構成されているので、従来の3分割式の燃料
タンクに比べて部品点数が少なく、また溶接部分も少な
くなり、溶接作業性も向上するので製造が簡単になり、
製造コストが下がるという効果を奏する。また、本発明
のツインフレーム型自動二輪車用燃料タンクによれば、
車両に搭載した時に、その本体が少なくとも部分的に前
記一対のメインフレームの間にはまりこみ、上下の部品
の合わせ面が両側のメインフレームの上端近傍に位置す
るように構成されているので、燃料タンク自体の幅を合
わせ面の接合部分に制限されることなく、搭載する車両
の一対のメインフレーム間の幅とほぼ同一の幅に形成す
ることができタンク容量を十分に確保することができる
という効果を奏する。また、本発明の別の特徴によるツ
インフレーム型自動二輪車用燃料タンクによれば、組み
立てられた後、自動二輪車に搭載すると、その本体が少
なくとも部分的に一対のメインフレームの間にはまりこ
み、上下の部品の合わせ面が両側のメインフレームの間
に位置するようになるように構成されているので、合わ
せ面に特別な保護部材等を設ける必要がなくなり、搭載
時の外観もすっきりするという効果を奏する。
自動二輪車用燃料タンクによれば、本体が上下に2分割
するように構成されているので、従来の3分割式の燃料
タンクに比べて部品点数が少なく、また溶接部分も少な
くなり、溶接作業性も向上するので製造が簡単になり、
製造コストが下がるという効果を奏する。また、本発明
のツインフレーム型自動二輪車用燃料タンクによれば、
車両に搭載した時に、その本体が少なくとも部分的に前
記一対のメインフレームの間にはまりこみ、上下の部品
の合わせ面が両側のメインフレームの上端近傍に位置す
るように構成されているので、燃料タンク自体の幅を合
わせ面の接合部分に制限されることなく、搭載する車両
の一対のメインフレーム間の幅とほぼ同一の幅に形成す
ることができタンク容量を十分に確保することができる
という効果を奏する。また、本発明の別の特徴によるツ
インフレーム型自動二輪車用燃料タンクによれば、組み
立てられた後、自動二輪車に搭載すると、その本体が少
なくとも部分的に一対のメインフレームの間にはまりこ
み、上下の部品の合わせ面が両側のメインフレームの間
に位置するようになるように構成されているので、合わ
せ面に特別な保護部材等を設ける必要がなくなり、搭載
時の外観もすっきりするという効果を奏する。
【図1】 本発明に係る燃料タンクを搭載した自動二輪
車の側面図である。
車の側面図である。
【図2】 (a) はサイドスタンドの概略組立図、(b) は
コ字状ブラケットをリアアームに装着した時の状態を示
す概略正面図である。
コ字状ブラケットをリアアームに装着した時の状態を示
す概略正面図である。
【図3】 (a) は燃料タンクの概略上面図、(b)は図3
(a)におけるA−A断面図、(c) は図3(a) におけるB
−B断面図である。
(a)におけるA−A断面図、(c) は図3(a) におけるB
−B断面図である。
【図4】 (a) は燃料タンクにモールを取り付ける前の
状態を示す図、(b)は燃料タンクにモールを取り付けた
状態を示す図である。
状態を示す図、(b)は燃料タンクにモールを取り付けた
状態を示す図である。
【図5】 燃料タンクの搭載状態を示す図1に示した自
動二輪車の部分拡大図
動二輪車の部分拡大図
【図6】 図5におけるD−D断面図
【図7】 (a) は燃料タンク20の取付部分の詳細を示
す図5の部分拡大図、(b) は図7(a) の概略上面図であ
る。
す図5の部分拡大図、(b) は図7(a) の概略上面図であ
る。
【図8】 本発明に係る燃料タンクの第2の実施例を示
す図6に対応する図である。
す図6に対応する図である。
【図9】 (a),(b) 各々従来の燃料タンクを示す概略断
面図である。
面図である。
1 自動二輪車 2 ヘッドパイプ 3 ステアリング軸 4 ハンドル 5 フロントフォーク 6 前輪 7 メインフレーム 8 ダウンチューブ 9 エンジン 10 リアアーム 11 後輪 12 サイドスタンド 13 コ字状ブラケット 13a 背板 13b 上板 13c 底板 14 支持板 15 スタンドバー 16 二股状取付ブラケット 17 ピン 18 ボルト 19 シート 20 燃料タンク 21 上側部品 21a フランジ 22 下側部品 22a フランジ 23 前方取付部 24 後方取付部 25 モール 26 クロス部材 27 板状支持部材 28 冷却水管 29 燃料タンク支持板 30 コ字状ブラケット 31 冷却水管のキャップ 32 カバー
Claims (2)
- 【請求項1】 ヘッドパイプから車体後方に延びる一対
のメインフレームを備えた自動二輪車に搭載される燃料
タンクであって、少なくとも部分的に前記一対のメイン
フレームの間にはまりこみ、上下に2分割し、かつその
合わせ面が前記メインフレームの上端近傍に位置するよ
うに構成されていることを特徴とするツインフレーム型
自動二輪車用燃料タンク。 - 【請求項2】 ヘッドパイプから車体後方に延びる一対
のメインフレームを備えた自動二輪車に搭載される燃料
タンクであって、少なくとも部分的に前記一対のメイン
フレームの間にはまりこみ、上下に2分割し、かつその
合わせ面が前記一対のメインフレームの間に位置するよ
うに構成されていることを特徴とするツインフレーム型
自動二輪車用燃料タンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16982194A JP3462907B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | ツインフレーム型自動二輪車用燃料タンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16982194A JP3462907B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | ツインフレーム型自動二輪車用燃料タンク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0834379A true JPH0834379A (ja) | 1996-02-06 |
| JP3462907B2 JP3462907B2 (ja) | 2003-11-05 |
Family
ID=15893530
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16982194A Expired - Fee Related JP3462907B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | ツインフレーム型自動二輪車用燃料タンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3462907B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7252170B2 (en) | 2003-10-10 | 2007-08-07 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Structure for disposing fuel tank for straddle-type vehicle |
| JP2015067232A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両の燃料タンク |
| EP3072793A1 (en) | 2015-03-26 | 2016-09-28 | Honda Motor Co., Ltd. | Fuel tank for straddle type vehicle |
| JP2019055694A (ja) * | 2017-09-21 | 2019-04-11 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両 |
-
1994
- 1994-07-21 JP JP16982194A patent/JP3462907B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7252170B2 (en) | 2003-10-10 | 2007-08-07 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Structure for disposing fuel tank for straddle-type vehicle |
| JP2015067232A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両の燃料タンク |
| EP3072793A1 (en) | 2015-03-26 | 2016-09-28 | Honda Motor Co., Ltd. | Fuel tank for straddle type vehicle |
| JP2016182867A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両の燃料タンク |
| US10124850B2 (en) | 2015-03-26 | 2018-11-13 | Honda Motor Co., Ltd. | Fuel tank for straddle type vehicle |
| JP2019055694A (ja) * | 2017-09-21 | 2019-04-11 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3462907B2 (ja) | 2003-11-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |