JPH0834788A - ピロロベンゾカルバゾール誘導体及びその製造方法 - Google Patents
ピロロベンゾカルバゾール誘導体及びその製造方法Info
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- JPH0834788A JPH0834788A JP6174474A JP17447494A JPH0834788A JP H0834788 A JPH0834788 A JP H0834788A JP 6174474 A JP6174474 A JP 6174474A JP 17447494 A JP17447494 A JP 17447494A JP H0834788 A JPH0834788 A JP H0834788A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 癌細胞に対して選択性が高く、固形腫瘍に対
しても有効でしかも低毒性な抗腫瘍剤を提供する。 【構成】 下記式(1)または(2) 〔式中、Z1、Z2は水素原子、ハロゲン原子など、A
は Z3は水素原子、ハロゲン原子など、R1はα−アミノ
酸残基、下記式の基など、 X1、X2、X3は水素原子、OHなど、nは0〜2、
R2は水素原子、水酸基の保護基など、Yはハロゲン原
子、アレンスルホニルオキシ基などを示す〕で表わされ
るベンゾピロロカルバゾール誘導体、それらの光学活性
体、並びに薬理学上許容される塩。
しても有効でしかも低毒性な抗腫瘍剤を提供する。 【構成】 下記式(1)または(2) 〔式中、Z1、Z2は水素原子、ハロゲン原子など、A
は Z3は水素原子、ハロゲン原子など、R1はα−アミノ
酸残基、下記式の基など、 X1、X2、X3は水素原子、OHなど、nは0〜2、
R2は水素原子、水酸基の保護基など、Yはハロゲン原
子、アレンスルホニルオキシ基などを示す〕で表わされ
るベンゾピロロカルバゾール誘導体、それらの光学活性
体、並びに薬理学上許容される塩。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は抗菌、抗腫瘍活性を有す
る新規1,2−ジヒドロピロロ[2,3−c]ベンゾ
[h]カルバゾール誘導体及び1,2,12,12a−
テトラヒドロシクロプロパ[1’:3,4]ピロロ
[2,3−c]ベンゾ[h]カルバゾール−4(5H)
−オン誘導体、その光学活性体並びにそれらの薬理学上
許容される塩に関する。
る新規1,2−ジヒドロピロロ[2,3−c]ベンゾ
[h]カルバゾール誘導体及び1,2,12,12a−
テトラヒドロシクロプロパ[1’:3,4]ピロロ
[2,3−c]ベンゾ[h]カルバゾール−4(5H)
−オン誘導体、その光学活性体並びにそれらの薬理学上
許容される塩に関する。
【0002】
【従来技術】抗菌活性、抗腫瘍活性を有する抗生物質と
してCC−1065が「ジャーナルオブ アンチバイオ
ティックス(J.Antibiotics)」31巻,1211頁(1
978)、同34巻,1119頁(1981)、USP
4169888号に、また類似の構造を有するデュオカ
ルマイシンA及びその類縁体がWO87/06265
号,EP0318056号、「ジャーナル オブ アン
チバイオティックス」42巻,1229頁(1989
年)、特開平4−99774号に開示されている。
してCC−1065が「ジャーナルオブ アンチバイオ
ティックス(J.Antibiotics)」31巻,1211頁(1
978)、同34巻,1119頁(1981)、USP
4169888号に、また類似の構造を有するデュオカ
ルマイシンA及びその類縁体がWO87/06265
号,EP0318056号、「ジャーナル オブ アン
チバイオティックス」42巻,1229頁(1989
年)、特開平4−99774号に開示されている。
【0003】さらにCC−1065の誘導体が特開昭6
0−193989号、特表平2−502005号に、ま
たデュオカルマイシン類の誘導体が特開平3−7287
号、特開平3−128379号、EP0354583
号、EP0406749号に開示されている。これらは
いずれも天然物の基本骨格をそのまま利用しているか、
天然物からの化学修飾から誘導されたものである。
0−193989号、特表平2−502005号に、ま
たデュオカルマイシン類の誘導体が特開平3−7287
号、特開平3−128379号、EP0354583
号、EP0406749号に開示されている。これらは
いずれも天然物の基本骨格をそのまま利用しているか、
天然物からの化学修飾から誘導されたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】癌の治療法として外科
的切除法、X線による放射線療法、及び化学療法剤によ
る薬物療法等が臨床で用いられている。これらのうちで
化学療法剤による薬物療法は、体の各部位に広がった癌
や末期癌に対して唯一の治療法である。本来、患者の負
担が最も少ないと思われるこの薬物療法が実際は強い副
作用のため、患者に対してひどい苦痛を与えている。ま
た、化学療法剤のうちで細胞増殖の速い白血病に対して
は有効性を示すものの、増殖の遅い固形腫瘍に対して有
効性が低いものが多い。このような理由で化学療法剤に
よる癌治療は必ずしも第一選択的に行なわれてはいな
い。
的切除法、X線による放射線療法、及び化学療法剤によ
る薬物療法等が臨床で用いられている。これらのうちで
化学療法剤による薬物療法は、体の各部位に広がった癌
や末期癌に対して唯一の治療法である。本来、患者の負
担が最も少ないと思われるこの薬物療法が実際は強い副
作用のため、患者に対してひどい苦痛を与えている。ま
た、化学療法剤のうちで細胞増殖の速い白血病に対して
は有効性を示すものの、増殖の遅い固形腫瘍に対して有
効性が低いものが多い。このような理由で化学療法剤に
よる癌治療は必ずしも第一選択的に行なわれてはいな
い。
【0005】本発明者らはこのような化学療法剤の現状
を踏まえ、癌細胞に対して選択性が高く固形腫瘍に対し
ても有効でしかも低毒性な化合物の探索に取り組んだ。
を踏まえ、癌細胞に対して選択性が高く固形腫瘍に対し
ても有効でしかも低毒性な化合物の探索に取り組んだ。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは下記一般式
(1)または(2)
(1)または(2)
【0007】
【化86】
【0008】(式中、Z1、Z2は互いに独立して水素原
子、ハロゲン原子、C1〜C4の低級アルキル基、C1〜
C4の低級アルコキシ基、Aは
子、ハロゲン原子、C1〜C4の低級アルキル基、C1〜
C4の低級アルコキシ基、Aは
【0009】
【化87】
【0010】(Z3は水素原子、ハロゲン原子、C1〜C
4の低級アルキル基、C1〜C4の低級アルコキシ基)、
R1はα−アミノ酸残基または
4の低級アルキル基、C1〜C4の低級アルコキシ基)、
R1はα−アミノ酸残基または
【0011】
【化88】
【0012】(X1、X2、X3は互に独立して水素原
子、OH、OR3(R3は直鎖または分枝状の置換されて
いてもよいC1〜C6の低級アルキル基、置換されていて
もよいアリール基)、OCOR3(R3は前記と同じであ
り、、CHO、NO2、
子、OH、OR3(R3は直鎖または分枝状の置換されて
いてもよいC1〜C6の低級アルキル基、置換されていて
もよいアリール基)、OCOR3(R3は前記と同じであ
り、、CHO、NO2、
【0013】
【化89】
【0014】(R3は前記と同じであり、R4及びR5は
互に独立して水素原子、置換されていてもよい直鎖また
は分枝状のC1〜C6の低級アルキル基、置換されていて
もよいアリール基を示す)
互に独立して水素原子、置換されていてもよい直鎖また
は分枝状のC1〜C6の低級アルキル基、置換されていて
もよいアリール基を示す)
【0015】
【化90】
【0016】(X4、X5、X6は互に独立して水素原
子、OR3(R3は前記と同じ)または
子、OR3(R3は前記と同じ)または
【0017】
【化91】
【0018】(ここでR4、R5は前記と同じ))、
【0019】
【化92】
【0020】(R4、R5は前記と同じ)、
【0021】
【化93】
【0022】(R4、R5は前記と同じ)、nは0〜2を
示す)、
示す)、
【0023】
【化94】
【0024】(X1、X2及びX3は前記と同じであり、
X7はO,SまたはNHを示し、X8はCHまたはNを示
す)、
X7はO,SまたはNHを示し、X8はCHまたはNを示
す)、
【0025】
【化95】
【0026】(X1、X2、X3及びX8は前記と同じであ
り、X9及びX10は互に独立してCHまたはNを示
す)、
り、X9及びX10は互に独立してCHまたはNを示
す)、
【0027】
【化96】
【0028】(X1、X2及びX3は前記と同じであり、
X11及びX12は互に独立してCHまたはNを示す)、
X11及びX12は互に独立してCHまたはNを示す)、
【0029】
【化97】
【0030】(X1、X2、X7及びX8は前記と同じであ
り、R6は式a,b,cまたはdを示す)、
り、R6は式a,b,cまたはdを示す)、
【0031】
【化98】
【0032】(X1、X2、X4、X5、X6、X7及びX8
は前記と同じであり、X13はO,SまたはNHを示し、
X14はCHまたはNを示す)
は前記と同じであり、X13はO,SまたはNHを示し、
X14はCHまたはNを示す)
【0033】
【化99】
【0034】(Wは、−(CH2)m−、−(CH2)m−
Z4−(CH2)n−、または
Z4−(CH2)n−、または
【0035】
【化100】
【0036】を示す。ここでZ4はS,O,NHを示
し、m及びnは互に独立して0〜16である)を、R2
は水素原子、水酸基の保護基、または生体内で分解可能
な置換基を、Yはハロゲン原子、アレンスルホニルオキ
シ基、低級アルカンスルホニルオキシ基、ハロアルカン
スルホニルオキシ基またはアジド基を示す)で表わされ
るピロロベンゾカルバゾール誘導体、その光学活性体並
びにそれらの薬理学上許容される塩が優れた抗菌作用及
び抗腫瘍作用を有し、しかも癌細胞に対する選択性が高
く低毒性であることを見出した。
し、m及びnは互に独立して0〜16である)を、R2
は水素原子、水酸基の保護基、または生体内で分解可能
な置換基を、Yはハロゲン原子、アレンスルホニルオキ
シ基、低級アルカンスルホニルオキシ基、ハロアルカン
スルホニルオキシ基またはアジド基を示す)で表わされ
るピロロベンゾカルバゾール誘導体、その光学活性体並
びにそれらの薬理学上許容される塩が優れた抗菌作用及
び抗腫瘍作用を有し、しかも癌細胞に対する選択性が高
く低毒性であることを見出した。
【0037】ここで、α−アミノ酸残基としては、グリ
シン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セ
リン、スレオニン、システイン、メチオニン、アスパラ
ギン酸、グルタミン酸、アスパラギン、グルタミン、リ
ジン、アルギニン、フェニルアラニン、チロシン、ヒス
チジン、トリプトファン、プロリン、ヒドロキシプロリ
ン等の残基が挙げられる。
シン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セ
リン、スレオニン、システイン、メチオニン、アスパラ
ギン酸、グルタミン酸、アスパラギン、グルタミン、リ
ジン、アルギニン、フェニルアラニン、チロシン、ヒス
チジン、トリプトファン、プロリン、ヒドロキシプロリ
ン等の残基が挙げられる。
【0038】アミノ基の保護基とはメトキシカルボニル
基、エトキシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル
基、t−ブトキシカルボニル基等の炭素数2〜7の直鎖
状または分枝状低級アルコキシカルボニル基、2,2,
2−トリクロロエトキシカルボニルオキシ基、2,2,
2−トリクロロ−1,1−ジメチルエトキシカルボニル
基等のハロアルコキシカルボニル基、ベンジルオキシカ
ルボニル基、4−メトキシベンジルオキシカルボニル基
等の置換または無置換アラルキルオキシカルボニル基を
意味する。水酸基の保護基とはメチル基、エチル基等の
C1 〜C4 の低級アルキル基、ベンジル基、4−メトキ
シベンジル基、2,4−ジメトキシベンジル基、ベンツ
ヒドリル基、トリチル基等の置換または無置換のアラル
キル基等を意味する。また、生体内で分解可能な置換基
とは低級アルカノイル基、アリロイル基、低級アルコキ
シカルボニル基、置換又は無置換のアリールオキシカル
ボニル基、α−アミノ酸アシル残基、置換されていても
よいカルバモイル基、例えば、N−低級アルキルカルバ
モイル基、N,N−ジ低級アルキルカルバモイル基、N
−アリールカルバモイル基、ピロリジノカルボニル基ま
たは3−(ジメチルアミノ)ピロリジノカルボニル基等
の置換されていてもよいピロリジノカルボニル基、4−
(ジメチルアミノ)ピペリジノカルボニル基または(4
−ピペリジノピペリジノ)カルボニル基等の置換されて
いてもよいピペリジノカルボニル基、(4−メチル−1
−ピペラジニル)カルボニル基、[4−[2−(ジメチ
ルアミノ)エチル]−1−ピペラジニル]カルボニル
基、[4−(2−(ヒドロキシエチル)−1−ピペラジ
ニル]カルボニル基、または[4−[2−[2−(ジメ
チルアミノ)エトキシ]エチル]−1−ピペラジニル]
カルボニル基等の置換されていてもよい1−ピペラジニ
ルカルボニル基または置換されていてもよい1−モルホ
リノカルボニル基、アリールまたはアルキルで置換され
たシリル基等を意味し、生体内で分解して水酸基を与え
る置換基を示す。なお、Aが
基、エトキシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル
基、t−ブトキシカルボニル基等の炭素数2〜7の直鎖
状または分枝状低級アルコキシカルボニル基、2,2,
2−トリクロロエトキシカルボニルオキシ基、2,2,
2−トリクロロ−1,1−ジメチルエトキシカルボニル
基等のハロアルコキシカルボニル基、ベンジルオキシカ
ルボニル基、4−メトキシベンジルオキシカルボニル基
等の置換または無置換アラルキルオキシカルボニル基を
意味する。水酸基の保護基とはメチル基、エチル基等の
C1 〜C4 の低級アルキル基、ベンジル基、4−メトキ
シベンジル基、2,4−ジメトキシベンジル基、ベンツ
ヒドリル基、トリチル基等の置換または無置換のアラル
キル基等を意味する。また、生体内で分解可能な置換基
とは低級アルカノイル基、アリロイル基、低級アルコキ
シカルボニル基、置換又は無置換のアリールオキシカル
ボニル基、α−アミノ酸アシル残基、置換されていても
よいカルバモイル基、例えば、N−低級アルキルカルバ
モイル基、N,N−ジ低級アルキルカルバモイル基、N
−アリールカルバモイル基、ピロリジノカルボニル基ま
たは3−(ジメチルアミノ)ピロリジノカルボニル基等
の置換されていてもよいピロリジノカルボニル基、4−
(ジメチルアミノ)ピペリジノカルボニル基または(4
−ピペリジノピペリジノ)カルボニル基等の置換されて
いてもよいピペリジノカルボニル基、(4−メチル−1
−ピペラジニル)カルボニル基、[4−[2−(ジメチ
ルアミノ)エチル]−1−ピペラジニル]カルボニル
基、[4−(2−(ヒドロキシエチル)−1−ピペラジ
ニル]カルボニル基、または[4−[2−[2−(ジメ
チルアミノ)エトキシ]エチル]−1−ピペラジニル]
カルボニル基等の置換されていてもよい1−ピペラジニ
ルカルボニル基または置換されていてもよい1−モルホ
リノカルボニル基、アリールまたはアルキルで置換され
たシリル基等を意味し、生体内で分解して水酸基を与え
る置換基を示す。なお、Aが
【0039】
【化101】
【0040】を示す場合には、Aに隣接するいずれかの
二重結合の電子移動を伴って、Aを含む六員環はベンゼ
ン構造をとる。
二重結合の電子移動を伴って、Aを含む六員環はベンゼ
ン構造をとる。
【0041】本発明によれば、上記一般式(1)または
(2)で表わされる化合物は、例えば以下に述べる方法
によって製造することができる。
(2)で表わされる化合物は、例えば以下に述べる方法
によって製造することができる。
【0042】即ち、下記一般式(3a)
【0043】
【化102】
【0044】(式中、Z1、Z2、A及びYは前記と同じ
であり、R9はアミノ基の保護基を示す)で表わされる
化合物を脱保護して下記一般式(3b)
であり、R9はアミノ基の保護基を示す)で表わされる
化合物を脱保護して下記一般式(3b)
【0045】
【化103】
【0046】(式中、Z1、Z2、A及びYは前記と同
じ)またはその塩に変換する。この脱保護反応は従来の
方法例えば「プロテクティブグループス イン オーガ
ニック シンセシス(Protective Groups in OrganicSy
nthesis)」第2版,145〜162頁及び315〜34
8頁(1990年)に記載の方法で実施することができ
る。
じ)またはその塩に変換する。この脱保護反応は従来の
方法例えば「プロテクティブグループス イン オーガ
ニック シンセシス(Protective Groups in OrganicSy
nthesis)」第2版,145〜162頁及び315〜34
8頁(1990年)に記載の方法で実施することができ
る。
【0047】例えば、R9がt−ブトキシカルボニル基
の場合、3規定の塩化水素を含む酢酸エチル溶液中0℃
から50℃、好ましくは室温で10分から2時間反応さ
せた後、溶媒を留去するだけで純度の高い一般式(3
b)で表わされる化合物が塩酸塩として得られる。
の場合、3規定の塩化水素を含む酢酸エチル溶液中0℃
から50℃、好ましくは室温で10分から2時間反応さ
せた後、溶媒を留去するだけで純度の高い一般式(3
b)で表わされる化合物が塩酸塩として得られる。
【0048】次いで上記一般式(3b)で表わされる化
合物またはその塩と、下記一般式(5a) R1−V (5a) (式中、R1は前記と同じであり、Vはハロゲン原子、
1−イミダゾリル基、4−ニトロフェノキシ基、コハク
酸イミドイルオキシ基等の反応性残基またはOR1を示
す)で表わされるカルボン酸のハライド、カルボン酸の
イミダゾリド、カルボン酸の活性エステル、カルボン酸
の混合または対称酸無水物とを反応させるか、下記一般
式(5b) R1−OH (5b) (R1は前記と同じ)で表わされるカルボン酸とをジシ
クロヘキシルカルボジイミド(DCC)あるいは3−エ
チル−1−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイ
ミド塩酸塩(EDCI)等の縮合剤を用いて縮合させる
ことにより、下記一般式(1a)
合物またはその塩と、下記一般式(5a) R1−V (5a) (式中、R1は前記と同じであり、Vはハロゲン原子、
1−イミダゾリル基、4−ニトロフェノキシ基、コハク
酸イミドイルオキシ基等の反応性残基またはOR1を示
す)で表わされるカルボン酸のハライド、カルボン酸の
イミダゾリド、カルボン酸の活性エステル、カルボン酸
の混合または対称酸無水物とを反応させるか、下記一般
式(5b) R1−OH (5b) (R1は前記と同じ)で表わされるカルボン酸とをジシ
クロヘキシルカルボジイミド(DCC)あるいは3−エ
チル−1−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイ
ミド塩酸塩(EDCI)等の縮合剤を用いて縮合させる
ことにより、下記一般式(1a)
【0049】
【化104】
【0050】(式中、Z1、Z2、A、R1及びYは前記
と同じ)で表わされる化合物を製造することができる。
この縮合反応はトリエチルアミン、ジイソプロピルエチ
ルアミン、ピリジン、ジメチルアミノピリジン等の有機
塩基、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム等の無機塩基
の存在下または非存在下で塩化メチレン、トルエン、ア
セトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルスルホキシド、テトラヒドロフラン等の溶媒中である
いはそれらの混合溶媒中で−20〜50℃で30分から
48時間処理することにより容易に実施することができ
る。
と同じ)で表わされる化合物を製造することができる。
この縮合反応はトリエチルアミン、ジイソプロピルエチ
ルアミン、ピリジン、ジメチルアミノピリジン等の有機
塩基、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム等の無機塩基
の存在下または非存在下で塩化メチレン、トルエン、ア
セトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルスルホキシド、テトラヒドロフラン等の溶媒中である
いはそれらの混合溶媒中で−20〜50℃で30分から
48時間処理することにより容易に実施することができ
る。
【0051】また、上記一般式(1a)で表わされた化
合物は低級アルカノイルクロライド、アリロイルクロラ
イド、低級アルコキシカルボニルクロライド、アリール
オキシカルボニルクロライド、α−アミノ酸の酸クロラ
イド、置換されていても良いカルバモイルクロライド、
あるいはそれらの活性エステルと処理することにより下
記一般式(1b)
合物は低級アルカノイルクロライド、アリロイルクロラ
イド、低級アルコキシカルボニルクロライド、アリール
オキシカルボニルクロライド、α−アミノ酸の酸クロラ
イド、置換されていても良いカルバモイルクロライド、
あるいはそれらの活性エステルと処理することにより下
記一般式(1b)
【0052】
【化105】
【0053】(式中、Z1、Z2、A、R1及びYは前記
と同じであり、R10は生体内で分解可能な置換基を示
す)で表わされるプロドラッグに導くことができる。こ
の反応は、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルア
ミン、ピリジン、ジメチルアミノピリジン等の有機塩
基、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム等の無機塩基の
存在下または非存在下で不活性溶媒中、−20〜100
℃、好ましくは0〜50℃で実施される。
と同じであり、R10は生体内で分解可能な置換基を示
す)で表わされるプロドラッグに導くことができる。こ
の反応は、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルア
ミン、ピリジン、ジメチルアミノピリジン等の有機塩
基、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム等の無機塩基の
存在下または非存在下で不活性溶媒中、−20〜100
℃、好ましくは0〜50℃で実施される。
【0054】さらに、下記一般式(1a)
【0055】
【化106】
【0056】(式中、Z1、Z2、A、R1及びYは前記
と同じ)で表わされる化合物を塩基存在下で閉環する
と、下記一般式(2)
と同じ)で表わされる化合物を塩基存在下で閉環する
と、下記一般式(2)
【0057】
【化107】
【0058】(式中、Z1、Z2、A、R1及びYは前記
と同じ)で表わされる化合物に導くことができる。この
反応は、上記一般式(1a)の化合物を1〜10当量モ
ル、好ましくは1〜5当量モルのジアザビシクロ塩基、
トリエチルアミン等の有機塩基、あるいは水酸化ナトリ
ウム、水素化ナトリウム、炭酸カリウム等の無機塩基存
在下で、ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、テト
ラヒドロフラン、塩化メチレン等の不活性溶媒中あるい
はそれらの混合溶媒中、−78〜100℃、好ましくは
0〜50℃で10分から24時間、好ましくは20分か
ら5時間作用させることにより実施できる。また、上記
一般式(2)で表わされる化合物を酸で処理することに
より、上記一般式(1a)で表わされる化合物に変換す
ることができる。上記酸としては、塩化水素、臭化水
素、塩酸、臭化水素酸、トルエンスルホン酸、ベンゼン
スルホン酸、メタンスルホン酸、トリフルオロメタンス
ルホン酸、アジ化水素酸等を挙げることができる。この
反応は酢酸エチル、塩化メチレン、アルコール、アセト
ニトリル、ジメチルホルムアミド等の不活性溶媒中、−
20℃から溶媒の沸点までの温度、好ましくは0〜50
℃の温度で好適に進行する。この反応には過剰の酸を用
いることが反応時間の短縮の点で望ましい。
と同じ)で表わされる化合物に導くことができる。この
反応は、上記一般式(1a)の化合物を1〜10当量モ
ル、好ましくは1〜5当量モルのジアザビシクロ塩基、
トリエチルアミン等の有機塩基、あるいは水酸化ナトリ
ウム、水素化ナトリウム、炭酸カリウム等の無機塩基存
在下で、ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、テト
ラヒドロフラン、塩化メチレン等の不活性溶媒中あるい
はそれらの混合溶媒中、−78〜100℃、好ましくは
0〜50℃で10分から24時間、好ましくは20分か
ら5時間作用させることにより実施できる。また、上記
一般式(2)で表わされる化合物を酸で処理することに
より、上記一般式(1a)で表わされる化合物に変換す
ることができる。上記酸としては、塩化水素、臭化水
素、塩酸、臭化水素酸、トルエンスルホン酸、ベンゼン
スルホン酸、メタンスルホン酸、トリフルオロメタンス
ルホン酸、アジ化水素酸等を挙げることができる。この
反応は酢酸エチル、塩化メチレン、アルコール、アセト
ニトリル、ジメチルホルムアミド等の不活性溶媒中、−
20℃から溶媒の沸点までの温度、好ましくは0〜50
℃の温度で好適に進行する。この反応には過剰の酸を用
いることが反応時間の短縮の点で望ましい。
【0059】本発明の出発物質となる下記一般式
(3)、及び(4)
(3)、及び(4)
【0060】
【化108】
【0061】(式中、Z1、Z2、A、R1及びYは前記
と同じであり、R7は水素原子またはアミノ基の保護基
を、R8は水素原子または水酸基の保護基を示す)で表
わされる化合物も、本発明の重要中間体であり、以下の
方法で製造される。
と同じであり、R7は水素原子またはアミノ基の保護基
を、R8は水素原子または水酸基の保護基を示す)で表
わされる化合物も、本発明の重要中間体であり、以下の
方法で製造される。
【0062】
【化109】
【0063】(式中、Z1、Z2、A及びYは前記と同じ
であり、R11は水酸基の保護基を、R12はアミノ基の保
護基を、R13は水素原子または水酸基の保護基を示す) 上記一般式(5)で表わされる化合物の光学活性体を用
いれば、一般式(1)または(2)で表わされる化合物
の光学活性体が製造される。ここで一般式(5)で表さ
れる化合物の光学活性体は、例えばジャーナル・オブ・
アメリカン・ケミカル・ソサイエティー,112巻,5
230ページ,1990年記載の方法に準じ、ジアステ
レオマーとしてから光学分割することで製造することが
できる。また上記一般式(8)で表わされるアルコール
誘導体を光学活性カルボン酸とのジアステレオエステル
としたのち、分割して光学活性体製造の中間体として利
用することもできる。 一般式(1)または(2)で表
される化合物は、単独でまたは1種以上の製剤上許容さ
れる補助剤とともに抗菌、抗腫瘍組成物として用いるこ
とができる。
であり、R11は水酸基の保護基を、R12はアミノ基の保
護基を、R13は水素原子または水酸基の保護基を示す) 上記一般式(5)で表わされる化合物の光学活性体を用
いれば、一般式(1)または(2)で表わされる化合物
の光学活性体が製造される。ここで一般式(5)で表さ
れる化合物の光学活性体は、例えばジャーナル・オブ・
アメリカン・ケミカル・ソサイエティー,112巻,5
230ページ,1990年記載の方法に準じ、ジアステ
レオマーとしてから光学分割することで製造することが
できる。また上記一般式(8)で表わされるアルコール
誘導体を光学活性カルボン酸とのジアステレオエステル
としたのち、分割して光学活性体製造の中間体として利
用することもできる。 一般式(1)または(2)で表
される化合物は、単独でまたは1種以上の製剤上許容さ
れる補助剤とともに抗菌、抗腫瘍組成物として用いるこ
とができる。
【0064】例えば一般式(1)または(2)で表され
る化合物、もしくはそれらの塩を生理食塩水やグルコー
ス、マンニトール、ラクトース等の水溶液に溶解して注
射剤として適当な医薬組成物とする。または一般式
(1)または(2)で表される化合物の塩を常法により
凍結乾燥しこれに塩化ナトリウム等を加えることによっ
て粉末注射剤とする。本医薬組成物は必要に応じ製剤分
野で周知の添加剤、例えば製剤上許容される塩等を含有
することができる。望まれる場合、これらは動脈内投
与、腹腔内投与、胸腔内投与等も可能である。
る化合物、もしくはそれらの塩を生理食塩水やグルコー
ス、マンニトール、ラクトース等の水溶液に溶解して注
射剤として適当な医薬組成物とする。または一般式
(1)または(2)で表される化合物の塩を常法により
凍結乾燥しこれに塩化ナトリウム等を加えることによっ
て粉末注射剤とする。本医薬組成物は必要に応じ製剤分
野で周知の添加剤、例えば製剤上許容される塩等を含有
することができる。望まれる場合、これらは動脈内投
与、腹腔内投与、胸腔内投与等も可能である。
【0065】また、経口剤として錠剤、カプセル剤、粉
末剤、顆粒剤、アンプル剤等とすることも可能であり、
これらは製剤分野で周知の医薬補助剤を用いて製造でき
る。
末剤、顆粒剤、アンプル剤等とすることも可能であり、
これらは製剤分野で周知の医薬補助剤を用いて製造でき
る。
【0066】投与量は患者の年齢、症状等により異なる
が人を含む哺乳動物に対して0.00001〜100m
g/kg/日である。投与は例えば1日1回または数回
に分けて、または間欠的に1週間に1〜4回、2〜4週
間に1回投与する。
が人を含む哺乳動物に対して0.00001〜100m
g/kg/日である。投与は例えば1日1回または数回
に分けて、または間欠的に1週間に1〜4回、2〜4週
間に1回投与する。
【0067】
【実施例】以下に実施例をもって本発明の有用性を示す
が、本発明は実施例に限定されるものではない。
が、本発明は実施例に限定されるものではない。
【0068】[実施例1]
【0069】
【化110】
【0070】3−アセトキシメチル−5−アミノ−6−
ベンジルオキシ−1−t−ブトキシカルボニル−2,3
−ジヒドロ−1H−インドール103.1mg(0.2
5mmol)を水7.5mlに懸濁し、酢酸1.0ml
に溶かしたナフトキノン79.1mg(0.5mmo
l)を加え、室温で一晩撹伴した。ジクロロメタンで抽
出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留去して得
られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘ
キサン:酢酸エチル=1.5:1)で精製すると赤紫色
結晶の2−(3−アセトキシメチル−6−ベンジルオキ
シ−1−t−ブトキシカルボニル−2,3−ジヒドロ−
1H−インドール−5−イルアミノ)−1,4−ナフト
キノンが103.9mg(73%)得られた。
ベンジルオキシ−1−t−ブトキシカルボニル−2,3
−ジヒドロ−1H−インドール103.1mg(0.2
5mmol)を水7.5mlに懸濁し、酢酸1.0ml
に溶かしたナフトキノン79.1mg(0.5mmo
l)を加え、室温で一晩撹伴した。ジクロロメタンで抽
出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留去して得
られる残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘ
キサン:酢酸エチル=1.5:1)で精製すると赤紫色
結晶の2−(3−アセトキシメチル−6−ベンジルオキ
シ−1−t−ブトキシカルボニル−2,3−ジヒドロ−
1H−インドール−5−イルアミノ)−1,4−ナフト
キノンが103.9mg(73%)得られた。
【0071】NMR(CDCl3 )δ:1.57(9
H,s),2.14(3H,s),3.61(1H,
m),3.80(1H,m),4.08〜4.19(3
H,m),5.17(2H,s),6.37(1H,
s),7.31〜7.44(6H,m),7.65(1
H,t,J=7Hz),7.73〜7.78(2H,
m),7.99(1H,brs),8.09(1H,
s),8.12(1H,s)。
H,s),2.14(3H,s),3.61(1H,
m),3.80(1H,m),4.08〜4.19(3
H,m),5.17(2H,s),6.37(1H,
s),7.31〜7.44(6H,m),7.65(1
H,t,J=7Hz),7.73〜7.78(2H,
m),7.99(1H,brs),8.09(1H,
s),8.12(1H,s)。
【0072】[実施例2]
【0073】
【化111】
【0074】2−(3−アセトキシメチル−6−ベンジ
ルオキシ−1−t−ブトキシカルボニル−2,3−ジヒ
ドロ−1H−インドール−5−イルアミノ)−1,4−
ナフトキノン91.0mg(0.16mmol)と酢酸
パラジウム39.5mg(0.176mmol)を酢酸
16ml中、100℃で7時間加熱した。不溶物を濾去
し、溶媒を留去して得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1)で
精製すると赤紫色結晶の1−アセトキシメチル−5−ベ
ンジルオキシ−3−t−ブトキシカルボニル−1,2−
ジヒドロピロロ[2,3−c]ベンゾ[h]カルバゾー
ル−7,12−ジオンが26.0mg(29%)得られ
た。
ルオキシ−1−t−ブトキシカルボニル−2,3−ジヒ
ドロ−1H−インドール−5−イルアミノ)−1,4−
ナフトキノン91.0mg(0.16mmol)と酢酸
パラジウム39.5mg(0.176mmol)を酢酸
16ml中、100℃で7時間加熱した。不溶物を濾去
し、溶媒を留去して得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1)で
精製すると赤紫色結晶の1−アセトキシメチル−5−ベ
ンジルオキシ−3−t−ブトキシカルボニル−1,2−
ジヒドロピロロ[2,3−c]ベンゾ[h]カルバゾー
ル−7,12−ジオンが26.0mg(29%)得られ
た。
【0075】NMR(CDCl3 )δ:1.60(9
H,s),2.03(3H,s),4.02〜4.07
(3H,m),4.31〜4.38(2H,m),5.
17(2H,m),7.37〜7.46(5H,m),
7.65〜7.85(3H,m),8.10〜8.18
(2H,m),9.76(1H,br)。
H,s),2.03(3H,s),4.02〜4.07
(3H,m),4.31〜4.38(2H,m),5.
17(2H,m),7.37〜7.46(5H,m),
7.65〜7.85(3H,m),8.10〜8.18
(2H,m),9.76(1H,br)。
【0076】[実施例3]
【0077】
【化112】
【0078】1−アセトキシメチル−5−ベンジルオキ
シ−3−t−ブトキシカルボニル−1,2−ジヒドロピ
ロロ[2,3−c]ベンゾ[h]カルバゾール−7,1
2−ジオン26.0mg(0.046mmol)をメタ
ノール0.5mlに懸濁し、20%水酸化カリウム水溶
液0.5mlを加え、室温で20分間撹伴した。10%
クエン酸水溶液で中和し、クロロホルムで抽出、水洗し
無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留去した。得られ
た残渣をテトラヒドロフラン1.0mlに溶解し、氷冷
下でトリエチルアミン7.7μl(0.055mmo
l)とメタンスルホニルクロライド4.3μl(0.0
55mmol)を加え、1時間撹伴した。ジクロロメタ
ンで希釈し、水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
溶媒を留去して、得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(ジクロロメタン:酢酸エチル=5:
1)で精製すると赤紫色結晶の5−ベンジルオキシ−3
−t−ブトキシカルボニル−1−メタンスルホニルオキ
シメチル−1,2−ジヒドロピロロ[2,3−c]ベン
ゾ[h]カルバゾール−7,12−ジオンが23.7m
g(86%)得られた。
シ−3−t−ブトキシカルボニル−1,2−ジヒドロピ
ロロ[2,3−c]ベンゾ[h]カルバゾール−7,1
2−ジオン26.0mg(0.046mmol)をメタ
ノール0.5mlに懸濁し、20%水酸化カリウム水溶
液0.5mlを加え、室温で20分間撹伴した。10%
クエン酸水溶液で中和し、クロロホルムで抽出、水洗し
無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留去した。得られ
た残渣をテトラヒドロフラン1.0mlに溶解し、氷冷
下でトリエチルアミン7.7μl(0.055mmo
l)とメタンスルホニルクロライド4.3μl(0.0
55mmol)を加え、1時間撹伴した。ジクロロメタ
ンで希釈し、水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
溶媒を留去して、得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(ジクロロメタン:酢酸エチル=5:
1)で精製すると赤紫色結晶の5−ベンジルオキシ−3
−t−ブトキシカルボニル−1−メタンスルホニルオキ
シメチル−1,2−ジヒドロピロロ[2,3−c]ベン
ゾ[h]カルバゾール−7,12−ジオンが23.7m
g(86%)得られた。
【0079】NMR(CDCl3 )δ:1.60(9
H,s),3.13(3H,s),4.08(1H,d
d,J=9Hz,J=12Hz),4.14(1H,
t,J=9Hz),4.28〜4.32(1H,m),
4.43〜4.45(1H,m),4.62(1H,d
d,J=3Hz,J=9Hz),5.25(2H,
s),7.29〜7.51(5H,m),7.71(1
H,ddd,J=2Hz,J=8Hz,J=9Hz),
7.76(1H,ddd,J=2Hz,J=8Hz,J
=9Hz),7.99(1H,brs),8.17(1
H,dd,J=1.0Hz),8.21(1H,dd,
J=1.0Hz),9.57(1H,s)。
H,s),3.13(3H,s),4.08(1H,d
d,J=9Hz,J=12Hz),4.14(1H,
t,J=9Hz),4.28〜4.32(1H,m),
4.43〜4.45(1H,m),4.62(1H,d
d,J=3Hz,J=9Hz),5.25(2H,
s),7.29〜7.51(5H,m),7.71(1
H,ddd,J=2Hz,J=8Hz,J=9Hz),
7.76(1H,ddd,J=2Hz,J=8Hz,J
=9Hz),7.99(1H,brs),8.17(1
H,dd,J=1.0Hz),8.21(1H,dd,
J=1.0Hz),9.57(1H,s)。
【0080】[実施例4]
【0081】
【化113】
【0082】5−ベンジルオキシ−3−t−ブトキシカ
ルボニル−1−メタンスルホニルオキシメチル−1,2
−ジヒドロピロロ[2,3−c]ベンゾ[h]カルバゾ
ール−7,12−ジオン12.1mg(0.02mmo
l)をジクロロメタン0.5mlに溶解し、三臭化ホウ
素ジクロロメタン溶液60μl(0.06mmol)を
−40℃で滴下し、2時間反応させた。遠心分離により
上澄を除き、乾燥後、5,6,7−トリメトキシ−1H
−インドール−2−カルボン酸5.0mg(0.02m
mol)と1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−
エチルカルボジイミド塩酸塩11.5mg(0.06m
l)を加え、ジメチルホルムアミド0.2ml中で一晩
反応させた。水を加え、クロロホルムで抽出し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留去して得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロメタン:
アセトン=5:1→テトラヒドロフラン)で精製すると
暗赤色結晶の5−ヒドロキシ−1−メタンスルホニルオ
キシメチル−3−(5,6,7−トリメトキシ−1H−
インドール−2−イルカルボニル)−1,2−ジヒドロ
ピロロ[2,3−c]ベンゾ[h]カルバゾール−7,
12−ジオンが6.1mg(47%)得られた。
ルボニル−1−メタンスルホニルオキシメチル−1,2
−ジヒドロピロロ[2,3−c]ベンゾ[h]カルバゾ
ール−7,12−ジオン12.1mg(0.02mmo
l)をジクロロメタン0.5mlに溶解し、三臭化ホウ
素ジクロロメタン溶液60μl(0.06mmol)を
−40℃で滴下し、2時間反応させた。遠心分離により
上澄を除き、乾燥後、5,6,7−トリメトキシ−1H
−インドール−2−カルボン酸5.0mg(0.02m
mol)と1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−
エチルカルボジイミド塩酸塩11.5mg(0.06m
l)を加え、ジメチルホルムアミド0.2ml中で一晩
反応させた。水を加え、クロロホルムで抽出し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留去して得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロメタン:
アセトン=5:1→テトラヒドロフラン)で精製すると
暗赤色結晶の5−ヒドロキシ−1−メタンスルホニルオ
キシメチル−3−(5,6,7−トリメトキシ−1H−
インドール−2−イルカルボニル)−1,2−ジヒドロ
ピロロ[2,3−c]ベンゾ[h]カルバゾール−7,
12−ジオンが6.1mg(47%)得られた。
【0083】NMR(DMSOd6 )δ:3.09(3
H,s),3.80(3H,s),3.83(3H,
s),3.94(3H,s),4.13(1H,t,J
=9Hz),4.38〜4.58(3H,m),4.6
7(1H,t,J=10Hz),6.98(1H,
s),7.05(1H,s),7.80〜7.92(3
H,m),8.05〜8.10(1H,m),8.14
〜8.16(1H,m),10.47(1H,s),1
1.42(1H,s),13.17(1H,s)。
H,s),3.80(3H,s),3.83(3H,
s),3.94(3H,s),4.13(1H,t,J
=9Hz),4.38〜4.58(3H,m),4.6
7(1H,t,J=10Hz),6.98(1H,
s),7.05(1H,s),7.80〜7.92(3
H,m),8.05〜8.10(1H,m),8.14
〜8.16(1H,m),10.47(1H,s),1
1.42(1H,s),13.17(1H,s)。
【0084】[実施例5]
【0085】
【化114】
【0086】5−ヒドロキシ−1−メタンスルホニルオ
キシメチル−3−(5,6,7−トリメトキシ−1H−
インドール−2−イルカルボニル)−1,2−ジヒドロ
ピロロ[2,3−c]ベンゾ[h]カルバゾール−7,
12−ジオン6.1mg(0.095mmol)をアセ
トニトリル0.5mlとジメチルスルホキシド0.5m
lで溶解し、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]−
7−ウンデセン2.8ml(0.019mmol)を加
え、室温で4時間反応させた。0.5Nリン酸二水素カ
リウム水溶液で中和して、水で希釈しクロロホルムで抽
出、水洗し無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去
して、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(クロロホルム:メタノール:アセトン=20:
1:0.5)で精製すると黄色結晶の2−(5,6,7
−トリメトキシ−1H−インドール−2−イルカルボニ
ル)−1,2,12,12a−テトラヒドロシクロプロ
パ[1’:3,4]ピロロ[2,3,−c]ベンゾ
[h]カルバゾール−4,6,11(5H)−トリオン
が4.0mg(78%)得られた。
キシメチル−3−(5,6,7−トリメトキシ−1H−
インドール−2−イルカルボニル)−1,2−ジヒドロ
ピロロ[2,3−c]ベンゾ[h]カルバゾール−7,
12−ジオン6.1mg(0.095mmol)をアセ
トニトリル0.5mlとジメチルスルホキシド0.5m
lで溶解し、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]−
7−ウンデセン2.8ml(0.019mmol)を加
え、室温で4時間反応させた。0.5Nリン酸二水素カ
リウム水溶液で中和して、水で希釈しクロロホルムで抽
出、水洗し無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去
して、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(クロロホルム:メタノール:アセトン=20:
1:0.5)で精製すると黄色結晶の2−(5,6,7
−トリメトキシ−1H−インドール−2−イルカルボニ
ル)−1,2,12,12a−テトラヒドロシクロプロ
パ[1’:3,4]ピロロ[2,3,−c]ベンゾ
[h]カルバゾール−4,6,11(5H)−トリオン
が4.0mg(78%)得られた。
【0087】NMR(CDCl3 )δ:1.53(1
H,t,J=4Hz),2.47(1H,dd,J=4
Hz,J=8Hz),3.71(1H,m),3.90
(3H,s),3.94(3H,s),4.08(3
H,s),4.50(1H,d,J=10Hz),4.
55(1H,dd,J=5Hz,J=10Hz),6.
81(1H,s),6.98(1H,d,J=2H
z),7.20(1H,s),7.71〜7.73(2
H,m),8.13〜8.19(2H,m),9.38
(1H,s),10.65(1H,br)。
H,t,J=4Hz),2.47(1H,dd,J=4
Hz,J=8Hz),3.71(1H,m),3.90
(3H,s),3.94(3H,s),4.08(3
H,s),4.50(1H,d,J=10Hz),4.
55(1H,dd,J=5Hz,J=10Hz),6.
81(1H,s),6.98(1H,d,J=2H
z),7.20(1H,s),7.71〜7.73(2
H,m),8.13〜8.19(2H,m),9.38
(1H,s),10.65(1H,br)。
【0088】[実験例1] P388細胞増殖阻害活性;P388細胞は2mMのグ
ルタミン、100μg/mlの硫酸カナマイシン、10
%の非働化牛胎児血清及び5μMの2−ハイドロキシエ
チルジスルフィドを含むRPMI1640培地(大日本
製薬(株)、大阪)を用いて調整した。9×103 個の
細胞を96ウェルプレートに播種し、ジメチルスルフォ
キサイドを用いて溶解し,培地で適宜希釈した被験化合
物と72時間炭酸ガス培養器中で接触させた。モスマン
らの方法(Mosmann,T.,J.Immuno
l.Meth.,65,55−63,1983)に準
じ、3−[4,5−ジメチルチアゾール−2−イル]−
2,5−ジフェニールテトラゾリウムブロマイド(MT
T)を還元する能力として、化合物処理培養後の生細胞
数を測定した。無処理細胞の生育に対する化合物処理細
胞の生育の割合と化合物濃度の関係から算出した50%
阻害濃度として細胞増殖阻害活性を表した。
ルタミン、100μg/mlの硫酸カナマイシン、10
%の非働化牛胎児血清及び5μMの2−ハイドロキシエ
チルジスルフィドを含むRPMI1640培地(大日本
製薬(株)、大阪)を用いて調整した。9×103 個の
細胞を96ウェルプレートに播種し、ジメチルスルフォ
キサイドを用いて溶解し,培地で適宜希釈した被験化合
物と72時間炭酸ガス培養器中で接触させた。モスマン
らの方法(Mosmann,T.,J.Immuno
l.Meth.,65,55−63,1983)に準
じ、3−[4,5−ジメチルチアゾール−2−イル]−
2,5−ジフェニールテトラゾリウムブロマイド(MT
T)を還元する能力として、化合物処理培養後の生細胞
数を測定した。無処理細胞の生育に対する化合物処理細
胞の生育の割合と化合物濃度の関係から算出した50%
阻害濃度として細胞増殖阻害活性を表した。
【0089】実験例2 コロン26マウス結腸癌に対する効果;1×106 個の
コロン26細胞をCDF−1 雌マウス(日本エスエルシ
ー(株)、浜松)の腋窩部の皮下に移植し、腫瘍が触指
により確認される移植6日後に1回、尾静脈から化合物
を投与した。化合物投与後1週間目に摘出した腫瘍の重
量を測定し、化合物投与群の平均腫瘍重量(T)と対照
群の平均腫瘍重量(C)の比(T/C)から得られた腫
瘍増殖抑制率(TGI%=(1−T/C)×100)を
もって抗腫瘍効果とした。
コロン26細胞をCDF−1 雌マウス(日本エスエルシ
ー(株)、浜松)の腋窩部の皮下に移植し、腫瘍が触指
により確認される移植6日後に1回、尾静脈から化合物
を投与した。化合物投与後1週間目に摘出した腫瘍の重
量を測定し、化合物投与群の平均腫瘍重量(T)と対照
群の平均腫瘍重量(C)の比(T/C)から得られた腫
瘍増殖抑制率(TGI%=(1−T/C)×100)を
もって抗腫瘍効果とした。
【0090】
【表1】
Claims (7)
- 【請求項1】 下記一般式(1) 【化1】 または下記一般式(2) 【化2】 (式中、Z1、Z2は互いに独立して水素原子、ハロゲン
原子、C1〜C4の低級アルキル基、C1〜C4の低級アル
コキシ基、Aは 【化3】 (Z3は水素原子、ハロゲン原子、C1〜C4の低級アル
キル基、C1〜C4の低級アルコキシ基)、R1はα−ア
ミノ酸残基または 【化4】 (X1、X2、X3は互に独立して水素原子、OH、OR3
(R3は置換されていてもよい直鎖または分枝状のC1〜
C6の低級アルキル基、置換されていてもよいアリール
基)、OCOR3(R3は前記と同じ)、CHO、N
O2、 【化5】 (R3は前記と同じであり、R4及びR5は互に独立して
水素原子、置換されていてもよい直鎖または分枝状のC
1〜C6の低級アルキル基、置換されていてもよいアリー
ル基を示す)、 【化6】 (X4、X5、X6は互に独立して水素原子、OR3(R3
は前記と同じ)、または 【化7】 (ここでR4、R5は前記と同じ))、 【化8】 (R4、R5は前記と同じ)、 【化9】 (R4、R5は前記と同じ)、nは0〜2を示す)、 【化10】 (X1、X2及びX3は前記と同じであり、X7はO,Sま
たはNHを示し、X8はCHまたはNを示す)、 【化11】 (X1、X2、X3及びX8は前記と同じであり、X9及び
X10は互に独立してCHまたはNを示す)、 【化12】 (X1、X2、X3及びX7は前記と同じであり、X11及び
X12は互に独立してCHまたはNを示す)、 【化13】 (X1、X2、X7及びX8は前記と同じであり、R6は式
a,b,cまたはdを示す)、 【化14】 (X1、X2、X4、X5、X6、X7及びX8は前記と同じ
であり、X13はO,SまたはNHを示し、X14はCHま
たはNを示す) 【化15】 (Wは、−(CH2)m−、−(CH2)m−Z4−(C
H2)n−または 【化16】 を示す。ここでZ4はS,O,NHを示し、m及びnは
互に独立して0〜16である)を、 R2は水素原子、水酸基の保護基または生体内で分解可
能な置換基を、 Yはハロゲン原子、アレンスルホニルオキシ基、低級ア
ルカンスルホニルオキシ基、ハロアルカンスルホニルオ
キシ基またはアジド基を示す)で表わされるピロロベン
ゾカルバゾール誘導体、それらの光学活性体、並びにそ
の薬理学上許容される塩。 - 【請求項2】 下記一般式(3) 【化17】 (式中、Z1、Z2は互いに独立して水素原子、ハロゲン
原子、C1〜C4の低級アルキル基、C1〜C4の低級アル
コキシ基、Aは 【化18】 (Z3は水素原子、ハロゲン原子、C1〜C4の低級アル
キル基、C1〜C4の低級アルコキシ基)、R7は水素原
子またはアミノ基の保護基を、R8は水素原子または水
酸基の保護基を、Yはハロゲン原子、アレンスルホニル
オキシ基、低級アルカンスルホニルオキシ基、ハロアル
カンスルホニルオキシ基またはアジド基を示す)で表わ
されるピロロベンゾカルバゾール中間体。 - 【請求項3】 下記一般式(4) 【化19】 (式中、Z1、Z2は互いに独立して水素原子、ハロゲン
原子、C1〜C4の低級アルキル基、C1〜C4の低級アル
コキシ基、Aは 【化20】 (Z3は水素原子、ハロゲン原子、C1〜C4の低級アル
キル基、C1〜C4の低級アルコキシ基)、R7は水素原
子またはアミノ基の保護基を示す)で表わされるシクロ
プロパピロロベンゾカルバゾール中間体。 - 【請求項4】 下記一般式(3a) 【化21】 (式中、Z1、Z2は互いに独立して水素原子、ハロゲン
原子、C1〜C4の低級アルキル基、C1〜C4の低級アル
コキシ基、Aは 【化22】 (Z3は水素原子、ハロゲン原子、C1〜C4の低級アル
キル基、C1〜C4の低級アルコキシ基)、R9はアミノ
基の保護基を、Yはハロゲン原子、アレンスルホニルオ
キシ基、低級アルカンスルホニルオキシ基、ハロアルカ
ンスルホニルオキシ基またはアジド基を示す)で表わさ
れる化合物を脱保護して下記一般式(3b) 【化23】 (式中、Z1、Z2、Y及びAは前記と同じ)で表わされ
る化合物またはその塩とし、この化合物をアシル化する
ことを特徴とする下記一般式(1a) 【化24】 (式中、R1はα−アミノ酸残基または 【化25】 (X1、X2、X3は互に独立して水素原子、OH、OR3
(R3は置換されていてもよい直鎖または分枝状のC1〜
C6の低級アルキル基、置換されていてもよいアリール
基)、OCOR3(R3は前記と同じ)、CHO、N
O2、 【化26】 (R3は前記と同じであり、R4及びR5は互に独立して
水素原子、置換されていてもよい直鎖または分枝状のC
1〜C6の低級アルキル基、置換されていてもよいアリー
ル基を示す)、 【化27】 (X4、X5、X6は互に独立して水素原子、OR3(R3
は前記と同じ)、または 【化28】 (ここでR4、R5は前記と同じ))、 【化29】 (R4、R5は前記と同じ)、 【化30】 (R4、R5は前記と同じ)、nは0〜2を示す)、 【化31】 (X1、X2及びX3は前記と同じであり、X7はO,Sま
たはNHを示し、X8はCHまたはNを示す)、 【化32】 (X1、X2、X3及びX8は前記と同じであり、X9及び
X10は互に独立してCHまたはNを示す)、 【化33】 (X1、X2、X3及びX7は前記と同じであり、X11及び
X12は互に独立してCHまたはNを示す)、 【化34】 (X1、X2、X7及びX8は前記と同じであり、R6は式
a,b,cまたはdを示す)、 【化35】 (X1、X2、X4、X5、X6、X7及びX8は前記と同じ
であり、X13はO,SまたはNHを示し、X14はCHま
たはNを示す) 【化36】 (Wは、−(CH2)m−、−(CH2)m−Z4−(C
H2)n−または 【化37】 を示す。ここでZ4はS,O,NHを示し、m及びnは
互に独立して0〜16である)を、Z1、Z2,A及びY
は前記と同じ)で表わされる化合物の製造方法。 - 【請求項5】 下記一般式(1a) 【化38】 (式中、Z1、Z2は互いに独立して水素原子、ハロゲン
原子、C1〜C4の低級アルキル基、C1〜C4の低級アル
コキシ基、Aは 【化39】 (Z3は水素原子、ハロゲン原子、C1〜C4の低級アル
キル基、C1〜C4の低級アルコキシ基)、R1はα−ア
ミノ酸残基または 【化40】 (X1、X2、X3は互に独立して水素原子、OH、OR3
(R3は置換されていてもよい直鎖または分枝状のC1〜
C6の低級アルキル基、置換されていてもよいアリール
基)、OCOR3(R3は前記と同じであり、、CHO、
NO2、 【化41】 (R3は前記と同じであり、R4及びR5は互に独立して
水素原子、置換されていてもよい直鎖または分枝状のC
1〜C6の低級アルキル基、置換されていてもよいアリー
ル基を示す)、 【化42】 (X4、X5、X6は互に独立して水素原子、OR3(R3
は前記と同じ)、または 【化43】 (ここでR4、R5は前記と同じ))、 【化44】 (R4、R5は前記と同じ)、 【化45】 (R4、R5は前記と同じ)、nは0〜2を示す)、 【化46】 (X1、X2及びX3は前記と同じであり、X7はO,Sま
たはNHを示し、X8はCHまたはNを示す)、 【化47】 (X1、X2、X3及びX8は前記と同じであり、X9及び
X10は互に独立してCHまたはNを示す)、 【化48】 (X1、X2、X3及びX7は前記と同じであり、X11及び
X12は互に独立してCHまたはNを示す)、 【化49】 (X1、X2、X7及びX8は前記と同じであり、R6は式
a,b,cまたはdを示す)、 【化50】 (X1、X2、X4、X5、X6、X7及びX8は前記と同じ
であり、X13はO,SまたはNHを示し、X14はCHま
たはNを示す) 【化51】 (Wは、−(CH2)m−、−(CH2)m−Z4−(C
H2)n−または 【化52】 を示す。ここでZ4はS,O,NHを示し、m及びnは
互に独立して0〜16である)を、Yはハロゲン原子、
アレンスルホニルオキシ基、低級アルカンスルホニルオ
キシ基、ハロアルカンスルホニルオキシ基またはアジド
基を示す)で表わされる化合物の水酸基を生体内で分解
可能な置換基で保護することを特徴とする下記一般式
(1b) 【化53】 (式中、R10は生体内で分解可能な置換基を示し、
Z1、Z2、R1及びYは前記と同じ)で表わされる化合
物の製造方法。 - 【請求項6】 下記一般式(1a) 【化54】 (式中、Z1、Z2は互いに独立して水素原子、ハロゲン
原子、C1〜C4の低級アルキル基、C1〜C4の低級アル
コキシ基、Aは 【化55】 (Z3は水素原子、ハロゲン原子、C1〜C4の低級アル
キル基、C1〜C4の低級アルコキシ基)、R1はα−ア
ミノ酸残基または 【化56】 (X1、X2、X3は互に独立して水素原子、OH、OR3
(R3は置換されていてもよい直鎖または分枝状のC1〜
C6の低級アルキル基、置換されていてもよいアリール
基)、OCOR3(R3は前記と同じであり、、CHO、
NO2、 【化57】 (R3は前記と同じであり、R4及びR5は互に独立して
水素原子、置換されていてもよい直鎖または分枝状のC
1〜C6の低級アルキル基、置換されていてもよいアリー
ル基を示す)、 【化58】 (X4、X5、X6は互に独立して水素原子、OR3(R3
は前記と同じ)、または 【化59】 (ここでR4、R5は前記と同じ))、 【化60】 (R4、R5は前記と同じ)、 【化61】 (R4、R5は前記と同じ)、nは0〜2を示す)、 【化62】 (X1、X2及びX3は前記と同じであり、X7はO,Sま
たはNHを示し、X8はCHまたはNを示す)、 【化63】 (X1、X2、X3及びX8は前記と同じであり、X9及び
X10は互に独立してCHまたはNを示す)、 【化64】 (X1、X2、X3及びX7は前記と同じであり、X11
及びX12は互に独立してCHまたはNを示す)、 【化65】 (X1、X2、X7及びX8は前記と同じであり、R6は式
a,b,cまたはdを示す)、 【化66】 (X1、X2、X4、X5、X6、X7及びX8は前記と同じ
であり、X13はO,SまたはNHを示し、X14はCHま
たはNを示す) 【化67】 (Wは、−(CH2)m−、−(CH2)m−Z4−(C
H2)n−または 【化68】 を示す。ここでZ4はS,O,NHを示し、m及びnは
互に独立して0〜16である)を、Yはハロゲン原子、
アレンスルホニルオキシ基、低級アルカンスルホニルオ
キシ基、ハロアルカンスルホニルオキシ基またはアジド
基を示す)で表わされる化合物を塩基存在下で閉環する
ことを特徴とする下記一般式(2) 【化69】 (式中、Z1、Z2、A及びR1は前記と同じ)で表わさ
れる化合物の製造方法。 - 【請求項7】 下記一般式(2) 【化70】 (式中、Z1、Z2は互いに独立して水素原子、ハロゲン
原子、C1〜C4の低級アルキル基、C1〜C4の低級アル
コキシ基、Aは 【化71】 (Z3は水素原子、ハロゲン原子、C1〜C4の低級アル
キル基、C1〜C4の低級アルコキシ基)、R1はα−ア
ミノ酸残基または 【化72】 (X1、X2、X3は互に独立して水素原子、OH、OR3
(R3は置換されていてもよい直鎖または分枝状のC1〜
C6の低級アルキル基、置換されていてもよいアリール
基)、OCOR3(R3は前記と同じ)、CHO、N
O2、 【化73】 (R3は前記と同じであり、R4及びR5は互に独立して
水素原子、置換されていてもよい直鎖または分枝状のC
1〜C6の低級アルキル基、置換されていてもよいアリー
ル基を示す)、 【化74】 (X4、X5、X6は互に独立して水素原子、OR3(R3
は前記と同じ)、または 【化75】 (ここでR4、R5は前記と同じ))、 【化76】 (R4、R5は前記と同じ)、 【化77】 (R4、R5は前記と同じ)、nは0〜2を示す)、 【化78】 (X1、X2及びX3は前記と同じであり、X7はO,Sま
たはNHを示し、X8はCHまたはNを示す)、 【化79】 (X1、X2、X3及びX8は前記と同じであり、X9及び
X10は互に独立してCHまたはNを示す)、 【化80】 (X1、X2、X3及びX7は前記と同じであり、X11及び
X12は互に独立してCHまたはNを示す)、 【化81】 (X1、X2、X7及びX8は前記と同じであり、R6は式
a,b,cまたはdを示す)、 【化82】 (X1、X2、X4、X5、X6、X7及びX8は前記と同じ
であり、X13はO,SまたはNHを示し、X14はCHま
たはNを示す) 【化83】 (Wは、−(CH2)m−、−(CH2)m−Z4−(C
H2)n−または 【化84】 を示す。ここでZ4はS,O,NHを示し、m及びnは
互に独立して0〜16である)を示す)で表される化合
物を酸で処理することを特徴とする下記一般式(1a) 【化85】 (式中、Z1、Z2、A及びR1は前記と同じであり、Y
はハロゲン原子、アレンスルホニルオキシ基、低級アル
カンスルホニルオキシ基、ハロアルカンスルホニルオキ
シ基またはアジド基を示す)で表わされる化合物の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6174474A JPH0834788A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | ピロロベンゾカルバゾール誘導体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6174474A JPH0834788A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | ピロロベンゾカルバゾール誘導体及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0834788A true JPH0834788A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=15979120
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6174474A Pending JPH0834788A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | ピロロベンゾカルバゾール誘導体及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0834788A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104130241A (zh) * | 2013-05-05 | 2014-11-05 | 山东轩竹医药科技有限公司 | 四并环激酶抑制剂 |
-
1994
- 1994-07-26 JP JP6174474A patent/JPH0834788A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104130241A (zh) * | 2013-05-05 | 2014-11-05 | 山东轩竹医药科技有限公司 | 四并环激酶抑制剂 |
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