JPH0835125A - 高強度針布線 - Google Patents
高強度針布線Info
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- JPH0835125A JPH0835125A JP17086394A JP17086394A JPH0835125A JP H0835125 A JPH0835125 A JP H0835125A JP 17086394 A JP17086394 A JP 17086394A JP 17086394 A JP17086394 A JP 17086394A JP H0835125 A JPH0835125 A JP H0835125A
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Landscapes
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軟化点がなく、高い強度、靱性、伸びを有
し、従来品と同等の耐摩耗性を持ち、かつ安価な針布を
製造可能な針布線を提供する。 【構成】 化学組成が重量%でC:0.50〜0.7
0、Si:1.20〜1.60、Mn:0.50〜0.
90、Cr:0.50〜1.50、残部:Fe及び不可
避的不純物である合金鋼からなり、表面硬度が均一に7
30Hvであり、長手方向の引張強さが均一に2500
N/mm2 以上であり、かつ伸びが均一に5%以上であ
ることを特徴とする。
し、従来品と同等の耐摩耗性を持ち、かつ安価な針布を
製造可能な針布線を提供する。 【構成】 化学組成が重量%でC:0.50〜0.7
0、Si:1.20〜1.60、Mn:0.50〜0.
90、Cr:0.50〜1.50、残部:Fe及び不可
避的不純物である合金鋼からなり、表面硬度が均一に7
30Hvであり、長手方向の引張強さが均一に2500
N/mm2 以上であり、かつ伸びが均一に5%以上であ
ることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紡機用針布に使用される
高強度針布線に関するものである。
高強度針布線に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
の針布線は、SWRH57A相当の硬鋼線を用い、最終
寸法・形状に伸線した後、焼入れ焼戻し処理を施し、表
面硬度500Hv以下、引張強さ2200N/mm2 以
下、および伸び5%以下に仕上げられるものであった。
次に上述の針布線を用い、U字状に成形した後基布に植
針し、さらに植え込んだ針布線の先端部(針先部)の所
要部分に焼入処理を施して、750Hv前後の表面硬度
を付与し、所望の針布を製造していた。
の針布線は、SWRH57A相当の硬鋼線を用い、最終
寸法・形状に伸線した後、焼入れ焼戻し処理を施し、表
面硬度500Hv以下、引張強さ2200N/mm2 以
下、および伸び5%以下に仕上げられるものであった。
次に上述の針布線を用い、U字状に成形した後基布に植
針し、さらに植え込んだ針布線の先端部(針先部)の所
要部分に焼入処理を施して、750Hv前後の表面硬度
を付与し、所望の針布を製造していた。
【0003】しかし、上記焼入処理における加熱によ
り、焼入部の下方に、焼入れ前の表面硬度よりも極端に
硬度の低い部分、いわゆる軟化点が発生する。紡績の梳
綿工程において、上記軟化点を起点として、針先部が梳
綿作用による抵抗を受け起針し、スライバ品質の低下
や、接針等のトラブルを生じるという問題がある。即
ち、起針が生じると、梳綿後に残存するよれた綿のかた
まり(ネップという)の単位綿量当りの数即ちネップ数
が多くなり、また接針の際に生じる火花により綿が焦
げ、さらには火事を引き起こす問題があった。また、焼
入工程が必要なため、製造コストが高くなる問題もあっ
た。
り、焼入部の下方に、焼入れ前の表面硬度よりも極端に
硬度の低い部分、いわゆる軟化点が発生する。紡績の梳
綿工程において、上記軟化点を起点として、針先部が梳
綿作用による抵抗を受け起針し、スライバ品質の低下
や、接針等のトラブルを生じるという問題がある。即
ち、起針が生じると、梳綿後に残存するよれた綿のかた
まり(ネップという)の単位綿量当りの数即ちネップ数
が多くなり、また接針の際に生じる火花により綿が焦
げ、さらには火事を引き起こす問題があった。また、焼
入工程が必要なため、製造コストが高くなる問題もあっ
た。
【0004】上述の問題を解決する手段として、硬鋼線
の炭素含有量を高めることが考えられる。しかし、炭素
含有量が高くなると、表面硬度や強度は向上するが、伸
びが低下し、冷間加工性が悪くなる。そのため、伸線工
程においてダイス太り、焼き付き、表面肌荒れ等のトラ
ブルが発生し、また針布製造工程でU字成形加工性が悪
くなる欠点があり、実用化には至っていない。また別の
手段として、針布線表面に硬質物質を塗布する方法も周
知である。しかし、この方法では表面硬度は飛躍的に高
くなるが、製造工程の増加、製造コストの増大により、
高価な針布線となってしまうので、実用化には程遠いも
のである。
の炭素含有量を高めることが考えられる。しかし、炭素
含有量が高くなると、表面硬度や強度は向上するが、伸
びが低下し、冷間加工性が悪くなる。そのため、伸線工
程においてダイス太り、焼き付き、表面肌荒れ等のトラ
ブルが発生し、また針布製造工程でU字成形加工性が悪
くなる欠点があり、実用化には至っていない。また別の
手段として、針布線表面に硬質物質を塗布する方法も周
知である。しかし、この方法では表面硬度は飛躍的に高
くなるが、製造工程の増加、製造コストの増大により、
高価な針布線となってしまうので、実用化には程遠いも
のである。
【0005】本発明は上記従来の針布線の問題点を解決
するためになされたものである。即ち軟化点がなく、高
い強度、靱性、伸びを有し、従来品と同等の耐摩耗性を
持ち、かつ安価な針布を製造可能な針布線を提供するこ
とを目的とする。
するためになされたものである。即ち軟化点がなく、高
い強度、靱性、伸びを有し、従来品と同等の耐摩耗性を
持ち、かつ安価な針布を製造可能な針布線を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の高強度針布線は、化学組織が重量%でC:
0.50〜0.70、Si:1.20〜1.60、M
n:0.50〜0.90、Cr:0.50〜1.50、
残部:Fe及び不可避的不純物である合金鋼からなり、
表面硬度が均一に730Hv以上であり、長手方向の引
張強さが均一に2500N/mm2 以上であり、かつ伸
びが均一に5%以上であることを特徴とする。
に、本発明の高強度針布線は、化学組織が重量%でC:
0.50〜0.70、Si:1.20〜1.60、M
n:0.50〜0.90、Cr:0.50〜1.50、
残部:Fe及び不可避的不純物である合金鋼からなり、
表面硬度が均一に730Hv以上であり、長手方向の引
張強さが均一に2500N/mm2 以上であり、かつ伸
びが均一に5%以上であることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明における各添加元素の範囲限定理由は以
下の通りである。Cは強度向上に寄与し、また炭化物を
形成して耐摩耗性を付与するために重要な元素であり、
0.50重量%以上必要であるが、多すぎると伸びが小
さくなるため冷間加工性が悪くなり、またU字に成形し
て基布に植針する時の曲げ加工性が悪くなるので0.7
0重量%以下とする。Siは脱酸剤として1.20重量
%以上必要であるが、多すぎると伸びが小さくなり冷間
加工性を害するので、1.60重量%以下とする。Mn
はSiと同様に脱酸剤として0.50重量%以上必要で
あるが、多すぎると熱間加工性を害するので、0.90
重量%以下とする。Crは炭化物を形成し、強度向上、
耐摩耗性向上に寄与する。また、焼入性を確保し、十分
な熱処理硬さを与える。以上の理由により、Crは0.
50重量%以上必要である。しかし、多すぎると伸びが
小さくなるため脆くなり、冷間加工性、曲げ加工性を害
するので、1.50重量%以下とする。
下の通りである。Cは強度向上に寄与し、また炭化物を
形成して耐摩耗性を付与するために重要な元素であり、
0.50重量%以上必要であるが、多すぎると伸びが小
さくなるため冷間加工性が悪くなり、またU字に成形し
て基布に植針する時の曲げ加工性が悪くなるので0.7
0重量%以下とする。Siは脱酸剤として1.20重量
%以上必要であるが、多すぎると伸びが小さくなり冷間
加工性を害するので、1.60重量%以下とする。Mn
はSiと同様に脱酸剤として0.50重量%以上必要で
あるが、多すぎると熱間加工性を害するので、0.90
重量%以下とする。Crは炭化物を形成し、強度向上、
耐摩耗性向上に寄与する。また、焼入性を確保し、十分
な熱処理硬さを与える。以上の理由により、Crは0.
50重量%以上必要である。しかし、多すぎると伸びが
小さくなるため脆くなり、冷間加工性、曲げ加工性を害
するので、1.50重量%以下とする。
【0008】また、本発明の高強度針布線は、表面硬度
が均一に730Hv以上であるため、十分な耐摩耗性を
有する。また、本発明の高強度針布線は、長手方向の引
張強さが均一に2500N/mm2 以上であるため、針
布線全体の強度と靱性に富み、変形作用に対する復元力
が大きい。従って、梳綿工程時に抵抗を受けても、屈曲
の程度が非常に小さい。さらに、本発明の高強度針布線
は、伸びが均一に5%以上であるため、冷間加工性に優
れている。
が均一に730Hv以上であるため、十分な耐摩耗性を
有する。また、本発明の高強度針布線は、長手方向の引
張強さが均一に2500N/mm2 以上であるため、針
布線全体の強度と靱性に富み、変形作用に対する復元力
が大きい。従って、梳綿工程時に抵抗を受けても、屈曲
の程度が非常に小さい。さらに、本発明の高強度針布線
は、伸びが均一に5%以上であるため、冷間加工性に優
れている。
【0009】上述の如く、本発明の高強度針布線は、耐
摩耗性、強度、靱性、伸びを兼ね備えているので、基布
に植針した後、針先部に焼入処理を施す必要がない。従
って軟化点が発生しないので、前記従来の種々の問題が
生ずることがなく、梳綿作用が良好で、針布の寿命を大
巾に延長することができる。また、針先部に焼入処理を
施す必要がなく、さらに優れた冷間加工性を有するた
め、針布製造コストを低減できる。
摩耗性、強度、靱性、伸びを兼ね備えているので、基布
に植針した後、針先部に焼入処理を施す必要がない。従
って軟化点が発生しないので、前記従来の種々の問題が
生ずることがなく、梳綿作用が良好で、針布の寿命を大
巾に延長することができる。また、針先部に焼入処理を
施す必要がなく、さらに優れた冷間加工性を有するた
め、針布製造コストを低減できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の高強度針布線を実施例に基づ
いて説明する。供試材の化学成分は表1に示す通りであ
る。
いて説明する。供試材の化学成分は表1に示す通りであ
る。
【0011】
【表1】
【0012】No1〜8の各供試材を、溶製、鍛伸後、
パテンティング、伸線前処理、冷間伸線加工を繰り返
し、線径0.30mmの線材に仕上げた。次に、各線材
を表2に示す温度で焼入れ焼戻し処理を施して、所望の
針布線を得た。
パテンティング、伸線前処理、冷間伸線加工を繰り返
し、線径0.30mmの線材に仕上げた。次に、各線材
を表2に示す温度で焼入れ焼戻し処理を施して、所望の
針布線を得た。
【0013】
【表2】
【0014】上記方法で製造した各針布線から試験片を
得た。以下、試験方法について説明する。
得た。以下、試験方法について説明する。
【0015】(1)硬度試験 マイクロビッカース硬度計(荷重1kg)により、各試
験片の表面硬度を求めた。通常表面硬度が高い程耐摩耗
性に優れている。なお、No8の従来材については、試
験片に所要の焼入処理を施した後、硬度試験を行なっ
た。 (2)引張試験 引張試験機により、各試験片の引張強さと伸びを求め
た。通常引張強さが大きい程強度、靱性に優れ、また伸
びが大きい程冷間加工性に優れている。 (3)紡出試験 各針布線を基布に植針してトップ針布を製造した。この
とき、各針布線の針先形状および寸法は全て同じに成形
し、また、基布への植針密度、植込角度、針高も全て統
一して、各トップ針布の性能を比較しやすいようにし
た。次に各トップ針布を用いて、下記条件で紡出試験を
行った。 紡出条件 シリンダ回転数;260rpm ドッファ回転数;16rpm テーカイン回転数;930rpm 紡出ゲレン;380ゲレン/6yds そして、綿を40ton処理した時点での針布線の耐摩
耗性、およびネップ数を調べた。耐摩耗性については、
針布線の針先を拡大鏡で調べ、摩耗状況が良い順に○、
△、×の3段階で評価した。また、ネップ数について
は、単位綿量200mg当りのネップ数を数え、n数1
0回の平均値を求めた。 (4)製造コスト比較 単位数量当りの針布製品を完成するのに要した製造コス
トを各針布につき算出し、良い順に○、△、×の3段階
で評価した。
験片の表面硬度を求めた。通常表面硬度が高い程耐摩耗
性に優れている。なお、No8の従来材については、試
験片に所要の焼入処理を施した後、硬度試験を行なっ
た。 (2)引張試験 引張試験機により、各試験片の引張強さと伸びを求め
た。通常引張強さが大きい程強度、靱性に優れ、また伸
びが大きい程冷間加工性に優れている。 (3)紡出試験 各針布線を基布に植針してトップ針布を製造した。この
とき、各針布線の針先形状および寸法は全て同じに成形
し、また、基布への植針密度、植込角度、針高も全て統
一して、各トップ針布の性能を比較しやすいようにし
た。次に各トップ針布を用いて、下記条件で紡出試験を
行った。 紡出条件 シリンダ回転数;260rpm ドッファ回転数;16rpm テーカイン回転数;930rpm 紡出ゲレン;380ゲレン/6yds そして、綿を40ton処理した時点での針布線の耐摩
耗性、およびネップ数を調べた。耐摩耗性については、
針布線の針先を拡大鏡で調べ、摩耗状況が良い順に○、
△、×の3段階で評価した。また、ネップ数について
は、単位綿量200mg当りのネップ数を数え、n数1
0回の平均値を求めた。 (4)製造コスト比較 単位数量当りの針布製品を完成するのに要した製造コス
トを各針布につき算出し、良い順に○、△、×の3段階
で評価した。
【0016】上記試験(1)〜(3)および(4)の結
果をまとめて表3に示す。
果をまとめて表3に示す。
【0017】
【表3】
【0018】表3を見ると、本発明材のいずれも、表面
硬度が730Hv以上、引張強さが2500N/mm2
以上、伸びが5%以上である。また、耐摩耗性は従来材
と同程度であり、ネップ数は従来材の約半分に減少し、
さらに製造コストは従来材よりかなり低減できた。比較
材は表面硬度、引張強さ、伸びの少なくとも1項目で本
発明材の規格値より外れている。No3は耐摩耗性がか
なり劣っている。これは、添加元素Cの含有量が少ない
ためである。またネップ数もやや多い。No4は、製造
コストが劣っている。これは、Cの含有量が多すぎるた
め伸びが小さく、冷間加工性に劣るためである。No5
は、製造コストが劣っている。これは、Siの含有量が
多すぎるため伸びが小さく、冷間加工性に劣るためであ
る。No6は、耐摩耗性が劣っている。これはCrの含
有量が少なすぎるためである。また、ネップ数もやや多
い。No7は、製造コストが劣っている。これは、Cr
の含有量が多すぎるため、冷間加工性に劣るためであ
る。
硬度が730Hv以上、引張強さが2500N/mm2
以上、伸びが5%以上である。また、耐摩耗性は従来材
と同程度であり、ネップ数は従来材の約半分に減少し、
さらに製造コストは従来材よりかなり低減できた。比較
材は表面硬度、引張強さ、伸びの少なくとも1項目で本
発明材の規格値より外れている。No3は耐摩耗性がか
なり劣っている。これは、添加元素Cの含有量が少ない
ためである。またネップ数もやや多い。No4は、製造
コストが劣っている。これは、Cの含有量が多すぎるた
め伸びが小さく、冷間加工性に劣るためである。No5
は、製造コストが劣っている。これは、Siの含有量が
多すぎるため伸びが小さく、冷間加工性に劣るためであ
る。No6は、耐摩耗性が劣っている。これはCrの含
有量が少なすぎるためである。また、ネップ数もやや多
い。No7は、製造コストが劣っている。これは、Cr
の含有量が多すぎるため、冷間加工性に劣るためであ
る。
【0019】
【発明の効果】本発明の針布線は、針布製造工程におい
て針先を焼入処理せずとも十分な耐摩耗性を有し、強
度、靱性に優れている。従って、従来の如き軟化点がな
いため、梳綿工程における起針がなく、良好な梳綿作用
を長く維持することができる。また、針布製造工程にお
いて針先を焼入する必要がなく、また針布線表面に硬質
物質を塗布する必要もないため、製造コストを低減で
き、安価な針布線を提供できる等、産業上きわめて利用
価値の高い発明である。
て針先を焼入処理せずとも十分な耐摩耗性を有し、強
度、靱性に優れている。従って、従来の如き軟化点がな
いため、梳綿工程における起針がなく、良好な梳綿作用
を長く維持することができる。また、針布製造工程にお
いて針先を焼入する必要がなく、また針布線表面に硬質
物質を塗布する必要もないため、製造コストを低減で
き、安価な針布線を提供できる等、産業上きわめて利用
価値の高い発明である。
Claims (1)
- 【請求項1】 化学組成が重量%でC:0.50〜0.
70、Si:1.20〜1.60、Mn:0.50〜
0.90、Cr:0.50〜1.50、残部:Fe及び
不可避的不純物である合金鋼からなり、表面硬度が均一
に730Hv以上であり、長手方向の引張強さが均一に
2500N/mm2 以上であり、かつ伸びが均一に5%
以上であることを特徴とする高強度針布線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17086394A JPH0835125A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 高強度針布線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17086394A JPH0835125A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 高強度針布線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0835125A true JPH0835125A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=15912713
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17086394A Pending JPH0835125A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 高強度針布線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0835125A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001162440A (ja) * | 1999-11-10 | 2001-06-19 | Graf & Co Ag | 鋸歯ワイヤー |
| CN103451780A (zh) * | 2012-06-04 | 2013-12-18 | 格拉夫及西有限公司 | 针布载体 |
| WO2019015957A1 (en) | 2017-07-21 | 2019-01-24 | Nv Bekaert Sa | STEEL WIRE FOR FITTING OF SOFT CARDS |
-
1994
- 1994-07-22 JP JP17086394A patent/JPH0835125A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001162440A (ja) * | 1999-11-10 | 2001-06-19 | Graf & Co Ag | 鋸歯ワイヤー |
| CN103451780A (zh) * | 2012-06-04 | 2013-12-18 | 格拉夫及西有限公司 | 针布载体 |
| WO2019015957A1 (en) | 2017-07-21 | 2019-01-24 | Nv Bekaert Sa | STEEL WIRE FOR FITTING OF SOFT CARDS |
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