JPH0835274A - 捨て型枠装置 - Google Patents
捨て型枠装置Info
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- JPH0835274A JPH0835274A JP19289094A JP19289094A JPH0835274A JP H0835274 A JPH0835274 A JP H0835274A JP 19289094 A JP19289094 A JP 19289094A JP 19289094 A JP19289094 A JP 19289094A JP H0835274 A JPH0835274 A JP H0835274A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】捨て型枠を利用してコンクリート構造物を築造
する際に、その作業に熟練が要求されずして簡単にこれ
が行えると共にコンクリート構造物の出来映えを悪くす
る危惧なくしてその作業性を向上させる。 【構成】構築されるコンクリート躯体の厚さに一致する
間隔を有するように立設されて対向配置され、上方向に
連続配置する型枠本体P間における一方の型枠本体Pの
上端位置が他方の型枠本体Pの上下方向の中央位置とな
る一方で、対向配置される型枠本体Pを上記間隔を維持
し連繋する連繋部材1が適宜太さの鋼線材からなり、適
宜長さを有して上記間隔を設定する基部11と、基部1
1の両端に一体に連設されて型枠本体Pを保持する保持
部12を有すと共に、各保持部12が間に型枠本体Pを
臨在させる二本支柱構造となり、一方の保持部12が型
枠本体Pの上下方向の端部を保持するに対して、他方の
保持部12が型枠本体Pの上下方向の中央部に開穿され
た水平スリット孔P1を介して型枠本体Pの中央部を保
持してなる。
する際に、その作業に熟練が要求されずして簡単にこれ
が行えると共にコンクリート構造物の出来映えを悪くす
る危惧なくしてその作業性を向上させる。 【構成】構築されるコンクリート躯体の厚さに一致する
間隔を有するように立設されて対向配置され、上方向に
連続配置する型枠本体P間における一方の型枠本体Pの
上端位置が他方の型枠本体Pの上下方向の中央位置とな
る一方で、対向配置される型枠本体Pを上記間隔を維持
し連繋する連繋部材1が適宜太さの鋼線材からなり、適
宜長さを有して上記間隔を設定する基部11と、基部1
1の両端に一体に連設されて型枠本体Pを保持する保持
部12を有すと共に、各保持部12が間に型枠本体Pを
臨在させる二本支柱構造となり、一方の保持部12が型
枠本体Pの上下方向の端部を保持するに対して、他方の
保持部12が型枠本体Pの上下方向の中央部に開穿され
た水平スリット孔P1を介して型枠本体Pの中央部を保
持してなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンクリート構造物
を築造する際に利用する捨て型枠装置の改良に関する。
を築造する際に利用する捨て型枠装置の改良に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】旧来、コンクリート構造物を築
造する際には、所謂型枠装置が利用されるが、この型枠
装置の利用、即ち、型枠工事の前には、予め鉄筋が組み
上げられる、即ち、配筋工事が先行されるとしている。
造する際には、所謂型枠装置が利用されるが、この型枠
装置の利用、即ち、型枠工事の前には、予め鉄筋が組み
上げられる、即ち、配筋工事が先行されるとしている。
【0003】それ故、型枠工事の際には、配筋工事が終
了していなければならないのは勿論のこと、終了後の配
筋状態が型枠工事の妨げにならないことが必須とされ
る。
了していなければならないのは勿論のこと、終了後の配
筋状態が型枠工事の妨げにならないことが必須とされ
る。
【0004】そこで、旧来、型枠工事や配筋工事には、
所定の技術を習得し熟練した作業者がこれに従事すると
しているが、近年のように、専門職が不足する傾向にあ
る状況では、所謂工事の遅れや出来映えの悪さになって
反映されることが多い。
所定の技術を習得し熟練した作業者がこれに従事すると
しているが、近年のように、専門職が不足する傾向にあ
る状況では、所謂工事の遅れや出来映えの悪さになって
反映されることが多い。
【0005】一方、コンクリート構造物のコストの低廉
化には、仮設材が可能な限り削減されることが有効であ
るとの発想から、所謂型枠装置を構成する型枠体が固化
後のコンクリートに一体に固着される捨て型枠とされ、
型枠体を仮設材にしない提案がなされるに至っている。
化には、仮設材が可能な限り削減されることが有効であ
るとの発想から、所謂型枠装置を構成する型枠体が固化
後のコンクリートに一体に固着される捨て型枠とされ、
型枠体を仮設材にしない提案がなされるに至っている。
【0006】しかしながら、この捨て型枠タイプの捨て
型枠装置を利用する場合でも、上記した工事の遅れや出
来映えの悪さを排斥し得ない状況にあるのは同じであ
る。
型枠装置を利用する場合でも、上記した工事の遅れや出
来映えの悪さを排斥し得ない状況にあるのは同じであ
る。
【0007】この発明は、前記した事情に鑑みて創案さ
れたものであって、その目的とするところは、捨て型枠
を利用してコンクリート構造物を築造する際に、その作
業に熟練が要求されずして簡単にこれが行えると共にコ
ンクリート構造物の出来映えを悪くする危惧なくしてそ
の作業性を向上させるに最適となる捨て型枠装置を提供
することである。
れたものであって、その目的とするところは、捨て型枠
を利用してコンクリート構造物を築造する際に、その作
業に熟練が要求されずして簡単にこれが行えると共にコ
ンクリート構造物の出来映えを悪くする危惧なくしてそ
の作業性を向上させるに最適となる捨て型枠装置を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、第一の発明の構成を、構築されるコンクリート
躯体の厚さに一致する間隔を有するように立設されて対
向配置されると共に上方向に連続配置される型枠本体
と、該対向配置される型枠本体を上記間隔を維持しなが
ら連繋する連繋部材と、からなる捨て型枠装置におい
て、対向配置される型枠本体間における一方の型枠本体
の上端位置が他方の型枠本体の上下方向の中央位置とさ
れてなる一方で、連繋部材が適宜太さの鋼線材からな
り、適宜長さを有して上記間隔を設定する基部と、該基
部の両端に一体に連設されて型枠本体を保持する保持部
と、を有してなると共に、各保持部が間に型枠本体を臨
在させる二本支柱構造とされてなり、一方の保持部が型
枠本体の上下方向の端部を保持するに対して、他方の保
持部が型枠本体の上下方向の中央部に開穿された水平ス
リット孔を介して該型枠本体の中央部を保持してなると
する。
ために、第一の発明の構成を、構築されるコンクリート
躯体の厚さに一致する間隔を有するように立設されて対
向配置されると共に上方向に連続配置される型枠本体
と、該対向配置される型枠本体を上記間隔を維持しなが
ら連繋する連繋部材と、からなる捨て型枠装置におい
て、対向配置される型枠本体間における一方の型枠本体
の上端位置が他方の型枠本体の上下方向の中央位置とさ
れてなる一方で、連繋部材が適宜太さの鋼線材からな
り、適宜長さを有して上記間隔を設定する基部と、該基
部の両端に一体に連設されて型枠本体を保持する保持部
と、を有してなると共に、各保持部が間に型枠本体を臨
在させる二本支柱構造とされてなり、一方の保持部が型
枠本体の上下方向の端部を保持するに対して、他方の保
持部が型枠本体の上下方向の中央部に開穿された水平ス
リット孔を介して該型枠本体の中央部を保持してなると
する。
【0009】そして、好ましくは、型枠本体がその上下
方向の中央部への水平スリット孔の開穿を許容する木毛
セメント板からなるとする。
方向の中央部への水平スリット孔の開穿を許容する木毛
セメント板からなるとする。
【0010】また、上記の目的を達成するために、第二
の発明の構成を、構築されるコンクリート躯体の厚さに
一致する間隔を有するように基礎平面に立設されてある
いは天端に配設されて対向配置される型枠本体と、該対
向配置される型枠本体の下端部あるいは上端部を上記間
隔を維持しながら連繋する端部用連繋部材と、からなる
捨て型枠装置において、対向配置される型枠本体間にお
ける一方の型枠本体の高さ寸法が他方の型枠本体の高さ
寸法の半分とされてなる一方で、端部用連繋部材が適宜
太さの鋼線材からなると共に、適宜長さを有して上記間
隔を設定する基部と、該基部の両端に一体に連設されて
型枠本体の上端部あるいは下端部を保持する保持部と、
該端部用連繋部材を上記基礎平面に起立させるあるいは
天端部材に定着させる安定部と、を有してなり、各保持
部が間に型枠本体の下端部あるいは上端部を臨在させる
二本支柱構造とされてなるとする。
の発明の構成を、構築されるコンクリート躯体の厚さに
一致する間隔を有するように基礎平面に立設されてある
いは天端に配設されて対向配置される型枠本体と、該対
向配置される型枠本体の下端部あるいは上端部を上記間
隔を維持しながら連繋する端部用連繋部材と、からなる
捨て型枠装置において、対向配置される型枠本体間にお
ける一方の型枠本体の高さ寸法が他方の型枠本体の高さ
寸法の半分とされてなる一方で、端部用連繋部材が適宜
太さの鋼線材からなると共に、適宜長さを有して上記間
隔を設定する基部と、該基部の両端に一体に連設されて
型枠本体の上端部あるいは下端部を保持する保持部と、
該端部用連繋部材を上記基礎平面に起立させるあるいは
天端部材に定着させる安定部と、を有してなり、各保持
部が間に型枠本体の下端部あるいは上端部を臨在させる
二本支柱構造とされてなるとする。
【0011】さらに、上記の目的を達成するために、第
三の発明の構成を、構築されるコンクリート躯体の隅部
角度に一致する角度を有するように隣接配置されると共
に上方向に連続配置される型枠本体と、該隣接配置され
る型枠本体を上記角度を維持しながら連繋する隅部用連
繋部材と、からなる捨て型枠装置において、隅部用連繋
部材が適宜太さの鋼線材からなると共に、適宜長さを有
して上記角度を設定する基部と、該基部の両端に一体に
連設されて型枠本体を保持する保持部と、を有してな
り、各保持部が間に型枠本体の上下方向の端部を臨在さ
せる二本支柱構造とされてなるとする。
三の発明の構成を、構築されるコンクリート躯体の隅部
角度に一致する角度を有するように隣接配置されると共
に上方向に連続配置される型枠本体と、該隣接配置され
る型枠本体を上記角度を維持しながら連繋する隅部用連
繋部材と、からなる捨て型枠装置において、隅部用連繋
部材が適宜太さの鋼線材からなると共に、適宜長さを有
して上記角度を設定する基部と、該基部の両端に一体に
連設されて型枠本体を保持する保持部と、を有してな
り、各保持部が間に型枠本体の上下方向の端部を臨在さ
せる二本支柱構造とされてなるとする。
【0012】
【作用】それ故、該捨て型枠装置は、型枠本体と、連繋
部材または端部用連繋部材若しくは隅部用連繋部材と、
で構成され、型枠本体が捨て型枠とされると共に、連繋
部材,端部用連繋部材及び隅部用連繋部材が埋め殺し部
材とされて、それ以外の仮設材を必須としない。
部材または端部用連繋部材若しくは隅部用連繋部材と、
で構成され、型枠本体が捨て型枠とされると共に、連繋
部材,端部用連繋部材及び隅部用連繋部材が埋め殺し部
材とされて、それ以外の仮設材を必須としない。
【0013】尚、型枠本体が木毛セメント板からなると
き、加工し易い上に、軽量にして搬送等を容易にし、コ
ンクリートに対する付着性に優れると共に断熱性におい
ても優れる。
き、加工し易い上に、軽量にして搬送等を容易にし、コ
ンクリートに対する付着性に優れると共に断熱性におい
ても優れる。
【0014】対向配置あるいは隣接配置される型枠本体
は、その上端側が対向配置される型枠本体間に所定の間
隔を維持しながらあるいは隣接配置される型枠本体間に
所定の角度を維持しながら、連繋部材あるいは隅部用連
繋部材によって相互に連繋される。
は、その上端側が対向配置される型枠本体間に所定の間
隔を維持しながらあるいは隣接配置される型枠本体間に
所定の角度を維持しながら、連繋部材あるいは隅部用連
繋部材によって相互に連繋される。
【0015】このとき、最下段に配置される型枠本体
は、基礎平面等に立設される端部用連繋部材によってそ
の下端部が対向配置される型枠本体間に所定の間隔を維
持する状態に連繋され、天端に配置される型枠本体は、
天端部材等によって定着される端部用連繋部材によって
その上端部が対向配置される型枠本体間に所定の間隔を
維持する状態に連繋される。
は、基礎平面等に立設される端部用連繋部材によってそ
の下端部が対向配置される型枠本体間に所定の間隔を維
持する状態に連繋され、天端に配置される型枠本体は、
天端部材等によって定着される端部用連繋部材によって
その上端部が対向配置される型枠本体間に所定の間隔を
維持する状態に連繋される。
【0016】また、最下段に対向配置される型枠本体
は、一方の高さ寸法が他方の高さ寸法の半分に設定され
て、それぞれの上端位置を互いに変位させる、即ち、対
向配置される型枠本体間における一方の型枠本体の上端
位置が他方の型枠本体の上下方向の中央位置となる状態
におかれる。
は、一方の高さ寸法が他方の高さ寸法の半分に設定され
て、それぞれの上端位置を互いに変位させる、即ち、対
向配置される型枠本体間における一方の型枠本体の上端
位置が他方の型枠本体の上下方向の中央位置となる状態
におかれる。
【0017】そして、上記最下段に対向配置されている
型枠本体の上端にそれぞれ同一の高さ寸法の型枠本体、
即ち、最下段で高さ寸法が大きいとされる型枠本体と同
一の高さ寸法の型枠本体が連続配置されて、天端に配置
される型枠本体を除き、対向配置される型枠本体間にお
ける一方の型枠本体の上端位置が他方の型枠本体の上下
方向の中央位置となる、即ち、対向配置される型枠本体
がその上端位置を互いに変位させる状態におかれる。
型枠本体の上端にそれぞれ同一の高さ寸法の型枠本体、
即ち、最下段で高さ寸法が大きいとされる型枠本体と同
一の高さ寸法の型枠本体が連続配置されて、天端に配置
される型枠本体を除き、対向配置される型枠本体間にお
ける一方の型枠本体の上端位置が他方の型枠本体の上下
方向の中央位置となる、即ち、対向配置される型枠本体
がその上端位置を互いに変位させる状態におかれる。
【0018】その結果、型枠本体を対向配置するとき、
所謂半分の高さ分だけ型枠本体が配設されないで所謂開
放されている状態になり、従って、該開放されている部
分から対向配置されている型枠本体間における配筋作業
を実施し得ることになる。
所謂半分の高さ分だけ型枠本体が配設されないで所謂開
放されている状態になり、従って、該開放されている部
分から対向配置されている型枠本体間における配筋作業
を実施し得ることになる。
【0019】即ち、配筋工事が型枠工事の妨げにならな
いのは勿論のこと、配筋工事と型枠工事とを一人の作業
者で同時進行できることになる。
いのは勿論のこと、配筋工事と型枠工事とを一人の作業
者で同時進行できることになる。
【0020】尚、天端に対向配置される型枠本体は、そ
の上端位置が同一レベルとなるように、最下段に対向配
置される型枠本体と同様に、一方の型枠本体の高さ寸法
が他方の型枠本体の高さ寸法の半分とされる。
の上端位置が同一レベルとなるように、最下段に対向配
置される型枠本体と同様に、一方の型枠本体の高さ寸法
が他方の型枠本体の高さ寸法の半分とされる。
【0021】一方、連繋部材,端部用連繋部材及び隅部
用連繋部材は、上記間隔あるいは角度を設定する基部の
両端に連設された二本支柱構造の保持部に型枠本体の上
下方向の端部及び型枠本体の上下方向の中央部に開穿さ
れた水平スリット孔を介しての該型枠本体の中央部を臨
在させてこれを保持する。
用連繋部材は、上記間隔あるいは角度を設定する基部の
両端に連設された二本支柱構造の保持部に型枠本体の上
下方向の端部及び型枠本体の上下方向の中央部に開穿さ
れた水平スリット孔を介しての該型枠本体の中央部を臨
在させてこれを保持する。
【0022】従って、型枠工事が対向配置あるいは隣接
配置される型枠本体に連繋部材を連繋する操作のみで足
りることになり、作業に熟練を要せずして、型枠工事を
迅速かつ容易に実行できる。
配置される型枠本体に連繋部材を連繋する操作のみで足
りることになり、作業に熟練を要せずして、型枠工事を
迅速かつ容易に実行できる。
【0023】組み立てられた該捨て型枠装置において、
型枠本体は、打設されて固化したコンクリートと分離不
可能になって捨て型枠とされ、連繋部材,端部用連繋部
材及び隅部用連繋部材は、固化したコンクリート中に埋
め殺される。
型枠本体は、打設されて固化したコンクリートと分離不
可能になって捨て型枠とされ、連繋部材,端部用連繋部
材及び隅部用連繋部材は、固化したコンクリート中に埋
め殺される。
【0024】
【実施例】以下、図示した実施例に基いて、この発明を
詳細に説明するが、この実施例に係る捨て型枠装置は、
コンクリート構造物におけるコンクリート躯体としての
コンクリート壁を構築するための所謂壁型枠装置と称さ
れるものである。
詳細に説明するが、この実施例に係る捨て型枠装置は、
コンクリート構造物におけるコンクリート躯体としての
コンクリート壁を構築するための所謂壁型枠装置と称さ
れるものである。
【0025】即ち、該捨て型枠装置は、図1に示すよう
に、型枠本体Pと、連繋部材1,端部用連繋部材2及び
隅部用連繋部材3と、からなり、型枠本体Pが構築され
るコンクリート躯体の大きさに応じるように上方向及び
横方向に連続配置される一方で、連繋部材1及び端部用
連繋部材2が対向配置される型枠本体Pを連繋し、隅部
用連繋部材3が隣接配置される型枠本体Pを連繋すると
している。
に、型枠本体Pと、連繋部材1,端部用連繋部材2及び
隅部用連繋部材3と、からなり、型枠本体Pが構築され
るコンクリート躯体の大きさに応じるように上方向及び
横方向に連続配置される一方で、連繋部材1及び端部用
連繋部材2が対向配置される型枠本体Pを連繋し、隅部
用連繋部材3が隣接配置される型枠本体Pを連繋すると
している。
【0026】型枠本体Pは、該捨て型枠装置がこの実施
例で壁型枠装置とされていることから、その基本的な形
状を細幅矩形の板状とするように設定されており、長手
方向が横方向に沿うようにした所謂横置き状態におかれ
て使用されるとしている。
例で壁型枠装置とされていることから、その基本的な形
状を細幅矩形の板状とするように設定されており、長手
方向が横方向に沿うようにした所謂横置き状態におかれ
て使用されるとしている。
【0027】また、該型枠本体Pは、上方向に連続配置
されるとき、図2に示すように、天端(図2中での上
端)を除いて、対向配置される型枠本体P間において、
それぞれの上端位置が互いに変位する(図2中にh1線
及びh2線で示す位置)状態におかれるとしている。
されるとき、図2に示すように、天端(図2中での上
端)を除いて、対向配置される型枠本体P間において、
それぞれの上端位置が互いに変位する(図2中にh1線
及びh2線で示す位置)状態におかれるとしている。
【0028】そして、この実施例では、最下段に対向状
態に立設される型枠本体P間において、図2中で左方と
なる一方の型枠本体Pにおける高さ寸法が図2中で右方
となる他方の型枠本体Pにおける高さ寸法の半分に設定
されてなるとして、それぞれの上端位置を変位させてな
るとしている。
態に立設される型枠本体P間において、図2中で左方と
なる一方の型枠本体Pにおける高さ寸法が図2中で右方
となる他方の型枠本体Pにおける高さ寸法の半分に設定
されてなるとして、それぞれの上端位置を変位させてな
るとしている。
【0029】そしてまた、上記最下段に対向配置される
型枠本体Pに同一高さ寸法、即ち、上記図2中で右方と
なる他方の型枠本体Pと同一高さ寸法の型枠本体Pをそ
れぞれ上方向に連続配置するとしている。
型枠本体Pに同一高さ寸法、即ち、上記図2中で右方と
なる他方の型枠本体Pと同一高さ寸法の型枠本体Pをそ
れぞれ上方向に連続配置するとしている。
【0030】これによって、型枠本体Pを連続させると
きに、その端部位置が互いに変位されて所謂同一レベル
にならなくなり、従って、連繋部材1を利用する連繋部
分における所謂強度アップを図れることになる。
きに、その端部位置が互いに変位されて所謂同一レベル
にならなくなり、従って、連繋部材1を利用する連繋部
分における所謂強度アップを図れることになる。
【0031】また、型枠本体Pがその端部位置を互いに
変位させて連続されることで、対向配置されている型枠
本体Pにおいて、所謂半分の高さ分だけ型枠本体Pが配
設されないで所謂開放されている状態になり、従って、
該開放されている部分から対向配置されている型枠本体
P間における配筋作業を実施し得ることになる。
変位させて連続されることで、対向配置されている型枠
本体Pにおいて、所謂半分の高さ分だけ型枠本体Pが配
設されないで所謂開放されている状態になり、従って、
該開放されている部分から対向配置されている型枠本体
P間における配筋作業を実施し得ることになる。
【0032】即ち、配筋工事が型枠工事の妨げにならな
いのは勿論のこと、配筋工事と型枠工事とを一人の作業
者で同時進行できることになる利点が生まれる。
いのは勿論のこと、配筋工事と型枠工事とを一人の作業
者で同時進行できることになる利点が生まれる。
【0033】因に、型枠本体Pは、横方向にも連続され
るが、その際にも、対向配置される型枠本体P間におい
て、その横方向端、即ち、側端が互いに変位する状態に
おかれるとしている(図1参照)。
るが、その際にも、対向配置される型枠本体P間におい
て、その横方向端、即ち、側端が互いに変位する状態に
おかれるとしている(図1参照)。
【0034】上記型枠本体Pは、この実施例では、木毛
セメント板からなるとしており、その上下方向の中央部
への水平スリット孔P1の開穿を容易に許容する構成と
している。
セメント板からなるとしており、その上下方向の中央部
への水平スリット孔P1の開穿を容易に許容する構成と
している。
【0035】該水平スリット孔P1は、後述する連繋部
材1、特に、基部11に連設された保持部12がそこを
挿通し得る寸法に設定される。
材1、特に、基部11に連設された保持部12がそこを
挿通し得る寸法に設定される。
【0036】従って、型枠本体Pは、水平スリット孔P
1が形成可能とされる限り、あるいは形成されている限
りには、これが木毛セメント板に代る他の構成とされて
も良いこと勿論である。
1が形成可能とされる限り、あるいは形成されている限
りには、これが木毛セメント板に代る他の構成とされて
も良いこと勿論である。
【0037】ただ、実施例のように型枠本体Pが木毛セ
メント板からなるとする場合には、軽量にして搬送等の
取り扱いが容易になり、水平スリット孔P1の開穿等の
加工性を良好にして、コンクリートの付着性において優
れると共に、断熱性で優れる等の諸点で有利となる。
メント板からなるとする場合には、軽量にして搬送等の
取り扱いが容易になり、水平スリット孔P1の開穿等の
加工性を良好にして、コンクリートの付着性において優
れると共に、断熱性で優れる等の諸点で有利となる。
【0038】上記型枠本体Pを連繋する連繋部材1,端
部用連繋部材2及び隅部用連繋部材3は、図3乃至図6
に示すように、この実施例にあって、それぞれ適宜太さ
の鋼線材からなり、連繋部材1及び端部用連繋部材2に
あっては、対向配置される型枠本体Pを連繋するように
構成され、隅部用連繋部材3は、隣接配置される型枠本
体Pを連繋するように構成されている(図1参照)。
部用連繋部材2及び隅部用連繋部材3は、図3乃至図6
に示すように、この実施例にあって、それぞれ適宜太さ
の鋼線材からなり、連繋部材1及び端部用連繋部材2に
あっては、対向配置される型枠本体Pを連繋するように
構成され、隅部用連繋部材3は、隣接配置される型枠本
体Pを連繋するように構成されている(図1参照)。
【0039】また、連繋部材1,端部用連繋部材2及び
隅部用連繋部材3は、基本的には、適宜長さを有してな
る基部11,21,31と、該各基部11,21,31
の両端に一体に連設される保持部12,22,32と、
を有してなる。
隅部用連繋部材3は、基本的には、適宜長さを有してな
る基部11,21,31と、該各基部11,21,31
の両端に一体に連設される保持部12,22,32と、
を有してなる。
【0040】そして、各保持部12,22,32は、外
側部12a,22a,32aと、内側部12b,22
b,32bと、からなり、その間に型枠本体Pを臨在さ
せる二本支柱構造に構成されている。
側部12a,22a,32aと、内側部12b,22
b,32bと、からなり、その間に型枠本体Pを臨在さ
せる二本支柱構造に構成されている。
【0041】尚、保持部12,22,32は、この実施
例にあって、基部11,21,31の両端にスポット溶
接で一体に連設されているが、それ故に、特に、各保持
部12,22,32における外側部12a,22a,3
2aは、例えば、ハンマー打撃等の衝撃的な外力の作用
時に基部11,21,31から強制的に分離され得るこ
とになる。
例にあって、基部11,21,31の両端にスポット溶
接で一体に連設されているが、それ故に、特に、各保持
部12,22,32における外側部12a,22a,3
2aは、例えば、ハンマー打撃等の衝撃的な外力の作用
時に基部11,21,31から強制的に分離され得るこ
とになる。
【0042】ここで、連繋部材1,端部用連繋部材2及
び隅部用連繋部材3について説明すると、先ず、連繋部
材1にあっては、図3に示すように、保持部12が基部
11の両端の上下両側に適宜の長さに突出されるように
形成されている。
び隅部用連繋部材3について説明すると、先ず、連繋部
材1にあっては、図3に示すように、保持部12が基部
11の両端の上下両側に適宜の長さに突出されるように
形成されている。
【0043】上記基部11は、対向配置される型枠本体
Pの間に形成される間隔、即ち、該捨て型枠装置で構築
されるコンクリート躯体の厚さを設定するようにその長
さが決められている。
Pの間に形成される間隔、即ち、該捨て型枠装置で構築
されるコンクリート躯体の厚さを設定するようにその長
さが決められている。
【0044】上記保持部12は、その間に型枠本体Pを
臨在させる二本支柱構造に形成されていれば足り、従っ
て、その突出長さについては、必要最小限度で足り、特
段の限定はない。
臨在させる二本支柱構造に形成されていれば足り、従っ
て、その突出長さについては、必要最小限度で足り、特
段の限定はない。
【0045】ただ、保持部12の突出長さについては、
この実施例では、型枠本体Pの所謂外側面に露出される
外側部12aが所謂内側にあってコンクリート内に埋め
込まれる内側部12bよりも短尺に設定されて、型枠本
体Pの外側面に露出される部位が徒らに大きくならない
ように外観上で配慮している。
この実施例では、型枠本体Pの所謂外側面に露出される
外側部12aが所謂内側にあってコンクリート内に埋め
込まれる内側部12bよりも短尺に設定されて、型枠本
体Pの外側面に露出される部位が徒らに大きくならない
ように外観上で配慮している。
【0046】次に、端部用連繋部材2は、図4及び図5
に示すように、各保持部22が基部21の両端の上側に
形成されると共に、基部21の下側には安定部23が形
成される構成とされている。
に示すように、各保持部22が基部21の両端の上側に
形成されると共に、基部21の下側には安定部23が形
成される構成とされている。
【0047】上記基部21は、上記連繋部材1における
基部11と同様に、対向配置される型枠本体Pの間に形
成される間隔を設定し、上記保持部22は、上記連繋部
材1における保持部12と同様に、その間に型枠本体P
を臨在させる二本支柱構造とされている。
基部11と同様に、対向配置される型枠本体Pの間に形
成される間隔を設定し、上記保持部22は、上記連繋部
材1における保持部12と同様に、その間に型枠本体P
を臨在させる二本支柱構造とされている。
【0048】上記安定部23は、該端部用連繋部材2を
基礎平面L(図2参照)に起立させるときに、あるいは
天端部材(図示せず)に定着させるときに、これが安定
状態におかれるようにするために設けられるものであっ
て、この実施例では、保持部22における内側部22b
の下端を延長して水平方向に折り曲げて形成されてなる
としている。
基礎平面L(図2参照)に起立させるときに、あるいは
天端部材(図示せず)に定着させるときに、これが安定
状態におかれるようにするために設けられるものであっ
て、この実施例では、保持部22における内側部22b
の下端を延長して水平方向に折り曲げて形成されてなる
としている。
【0049】従って、この実施例では、安定部23は、
内側部22bの延長された下端を水平方向に折り曲げ加
工するのみで形成される点で有利となる。
内側部22bの延長された下端を水平方向に折り曲げ加
工するのみで形成される点で有利となる。
【0050】尚、上記安定部23は、図示例に代えて、
外側部22aの下端を延長して水平方向に折り曲げて形
成されるとしても良いが、その場合には、該端部用連繋
部材2の利用時に型枠本体Pの外側面に安定部23が露
出される状態になり、外観上で好ましくないことになる
点で不利と言える。
外側部22aの下端を延長して水平方向に折り曲げて形
成されるとしても良いが、その場合には、該端部用連繋
部材2の利用時に型枠本体Pの外側面に安定部23が露
出される状態になり、外観上で好ましくないことになる
点で不利と言える。
【0051】また、上記安定部23は、該端部用連繋部
材2が基礎平面L(図2参照)に起立されるときには、
保持部22の下端から水平方向に延在されていることに
なるが、該端部用連繋部材2が天端に配設されて天端部
材に定着されるときには、保持部22が基部21の両端
の下側に形成されることになる一方で、安定部23が保
持部22の上端から水平方向に延在されてなることにな
る。
材2が基礎平面L(図2参照)に起立されるときには、
保持部22の下端から水平方向に延在されていることに
なるが、該端部用連繋部材2が天端に配設されて天端部
材に定着されるときには、保持部22が基部21の両端
の下側に形成されることになる一方で、安定部23が保
持部22の上端から水平方向に延在されてなることにな
る。
【0052】もっとも、端部用連繋部材2は、図示例の
ように形成されたものを所謂天地逆にすれば、天端用と
してこれを利用することが可能になり、その意味では、
所謂一の構成からなることで十分である。
ように形成されたものを所謂天地逆にすれば、天端用と
してこれを利用することが可能になり、その意味では、
所謂一の構成からなることで十分である。
【0053】さらに、隅部用連繋部材3は、図6に示す
ように、各保持部32が基部31の両端の上下両側に形
成される構成とされている。
ように、各保持部32が基部31の両端の上下両側に形
成される構成とされている。
【0054】基部31は、隣接配置される型枠本体Pの
間に形成される角度、即ち、該捨て型枠装置で構築され
るコンクリート躯体の隅部角度を設定するようにその長
さが決められている。
間に形成される角度、即ち、該捨て型枠装置で構築され
るコンクリート躯体の隅部角度を設定するようにその長
さが決められている。
【0055】上記保持部32は、間に型枠本体Pを臨在
させるように二本支柱構造に形成されていること勿論で
あるが、該隅部用連繋部材3が隣接配置される型枠本体
Pによって形成される所謂隅部に配在されることから、
図7に示すように、外側部32aと内側部32bとの間
に型枠本体Pを45度の角度で横切ることになる広い間
隔を有するように形成されている。
させるように二本支柱構造に形成されていること勿論で
あるが、該隅部用連繋部材3が隣接配置される型枠本体
Pによって形成される所謂隅部に配在されることから、
図7に示すように、外側部32aと内側部32bとの間
に型枠本体Pを45度の角度で横切ることになる広い間
隔を有するように形成されている。
【0056】従って、この隅部用連繋部材3は、図示例
に代えて、図8に示すように、基部31が適宜角度、例
えば、図示する90度に折り曲げられてなるとし、該基
部31の両端の上下側に保持部32が形成され、該保持
部32が外側部32aと内側部32bとの間に型枠本体
Pの厚さに等しい間隔を有するように形成されてなると
しても良い。
に代えて、図8に示すように、基部31が適宜角度、例
えば、図示する90度に折り曲げられてなるとし、該基
部31の両端の上下側に保持部32が形成され、該保持
部32が外側部32aと内側部32bとの間に型枠本体
Pの厚さに等しい間隔を有するように形成されてなると
しても良い。
【0057】この図8に示す実施例の場合には、図6及
び図7に示す実施例に比較して、基部31の長さが大き
くなるが、保持部32を形成する際の寸法管理が容易に
なる点で有利となる。
び図7に示す実施例に比較して、基部31の長さが大き
くなるが、保持部32を形成する際の寸法管理が容易に
なる点で有利となる。
【0058】また、この図8に示す実施例の場合には、
前記連繋部材1をその基部11において中央で直角に折
り曲げるようにすることで、その形成が可能になる点で
も有利となる。
前記連繋部材1をその基部11において中央で直角に折
り曲げるようにすることで、その形成が可能になる点で
も有利となる。
【0059】ただ、図6及び図7に示す実施例の場合に
は、基部31を短尺に形成できると共に基部31への折
り曲げ加工を要しないことで、部材量の増大を抑制でき
ると共に加工工数の増大を抑制できることになり、製造
コストをより低く抑えることが可能になり、また、所謂
収納時等に嵩張らなくなる等の点で有利となる。
は、基部31を短尺に形成できると共に基部31への折
り曲げ加工を要しないことで、部材量の増大を抑制でき
ると共に加工工数の増大を抑制できることになり、製造
コストをより低く抑えることが可能になり、また、所謂
収納時等に嵩張らなくなる等の点で有利となる。
【0060】以上のように形成されたこの実施例に係る
捨て型枠装置によってコンクリート壁を構築する場合に
は、先ず、コンクリートの打設等によって予め整地され
ている基礎平面Lに端部用連繋部材2を固定状態に配置
する(図2参照)。
捨て型枠装置によってコンクリート壁を構築する場合に
は、先ず、コンクリートの打設等によって予め整地され
ている基礎平面Lに端部用連繋部材2を固定状態に配置
する(図2参照)。
【0061】このとき、端部用連繋部材2としては、所
定の長さの基部21を有しているものが利用されること
勿論であり、また、保持部22が所謂上を向くように配
置されること勿論である。
定の長さの基部21を有しているものが利用されること
勿論であり、また、保持部22が所謂上を向くように配
置されること勿論である。
【0062】また、このとき、上記基礎平面Lにコンク
リート壁中に埋設されることになる配筋を構成する縦筋
I1(図2参照)が起立されている場合には、該縦筋I
1に端部用連繋部材2を連結することで、その固定状態
での配置が可能になる。
リート壁中に埋設されることになる配筋を構成する縦筋
I1(図2参照)が起立されている場合には、該縦筋I
1に端部用連繋部材2を連結することで、その固定状態
での配置が可能になる。
【0063】本来、該端部用連繋部材2は、その下端に
安定部23を有しているから、該安定部23を利用する
ことで基礎平面Lに起立させることが可能になるが、基
部21が縦筋I1に連結されることで、該端部用連繋部
材2の所定位置への固定状態での配置が容易に実現され
る。
安定部23を有しているから、該安定部23を利用する
ことで基礎平面Lに起立させることが可能になるが、基
部21が縦筋I1に連結されることで、該端部用連繋部
材2の所定位置への固定状態での配置が容易に実現され
る。
【0064】そして、端部用連繋部材2の所定位置への
配置の際には、該端部用連繋部材2にコンクリート壁中
に埋設される配筋を構成する横筋I2(図2参照)をも
連結するようにするのが好ましい。
配置の際には、該端部用連繋部材2にコンクリート壁中
に埋設される配筋を構成する横筋I2(図2参照)をも
連結するようにするのが好ましい。
【0065】端部用連繋部材2への横筋I2の連結によ
って、該端部用連繋部材2が縦筋I1に連結されること
を鑑みれば、この発明にあっては、後述する連繋部材1
の場合においても同様とされることで、型枠工事の際に
配筋工事も同時進行し得ることになり、型枠工と鉄筋工
との職種の統合化や型枠工事と配筋工事とからなるコン
クリート打設前の工期の短縮化を可能にすることにな
る。
って、該端部用連繋部材2が縦筋I1に連結されること
を鑑みれば、この発明にあっては、後述する連繋部材1
の場合においても同様とされることで、型枠工事の際に
配筋工事も同時進行し得ることになり、型枠工と鉄筋工
との職種の統合化や型枠工事と配筋工事とからなるコン
クリート打設前の工期の短縮化を可能にすることにな
る。
【0066】尚、該端部用連繋部材2の所定位置への配
置の際に、上記縦筋I1等の予め固定されたものがない
場合には、例えば、ブラケットやコンクリート釘を利用
する等の適宜の手段でこれを所定位置に固定状態に定着
させること勿論である。
置の際に、上記縦筋I1等の予め固定されたものがない
場合には、例えば、ブラケットやコンクリート釘を利用
する等の適宜の手段でこれを所定位置に固定状態に定着
させること勿論である。
【0067】次に、上記基礎平面Lの所定位置に固定状
態に配置された端部用連繋部材2を利用して、最下段と
なる型枠本体Pを対向配置状態に立設する。
態に配置された端部用連繋部材2を利用して、最下段と
なる型枠本体Pを対向配置状態に立設する。
【0068】このとき、端部用連繋部材2が基礎平面L
の所定位置に固定状態に配置されているから、また、該
端部用連繋部材2における各保持部22が二本支柱構造
に形成されているから、該各保持部22に最下段となる
各型枠本体Pの下端部を挿し込むようにする操作のみで
足りる。
の所定位置に固定状態に配置されているから、また、該
端部用連繋部材2における各保持部22が二本支柱構造
に形成されているから、該各保持部22に最下段となる
各型枠本体Pの下端部を挿し込むようにする操作のみで
足りる。
【0069】また、このとき、基礎平面Lに縦筋I1が
立設されている場合には、各型枠本体Pが縦筋I1を所
謂内包するような状態に対向配置されるのは勿論であ
る。
立設されている場合には、各型枠本体Pが縦筋I1を所
謂内包するような状態に対向配置されるのは勿論であ
る。
【0070】上記の最下段に対向配置される型枠本体P
は、所謂内外でその高さ寸法が異なるもの、即ち、一方
の型枠本体Pにおける高さ寸法が他方の型枠本体Pの高
さ寸法の半分となるものが選択されるとし、これによっ
て、最下段に対向配置される各型枠本体Pの上端位置が
互いに変位することになるようにする。
は、所謂内外でその高さ寸法が異なるもの、即ち、一方
の型枠本体Pにおける高さ寸法が他方の型枠本体Pの高
さ寸法の半分となるものが選択されるとし、これによっ
て、最下段に対向配置される各型枠本体Pの上端位置が
互いに変位することになるようにする。
【0071】これによって、以降型枠本体Pを上方向に
連続させるときに、その端部位置が互いに変位されて所
謂同一レベルにならなくなり、従って、連繋部材1を利
用する連繋部分における所謂強度アップを図れることに
なる。
連続させるときに、その端部位置が互いに変位されて所
謂同一レベルにならなくなり、従って、連繋部材1を利
用する連繋部分における所謂強度アップを図れることに
なる。
【0072】また、型枠本体Pがその端部位置を互いに
変位させて連続されることで、対向配置されている型枠
本体Pにおいて、所謂半分の高さ分だけ型枠本体Pが配
設されないで所謂開放されている状態になり、従って、
該開放されている部分から対向配置されている型枠本体
P間における配筋作業を実施し得ることになる。
変位させて連続されることで、対向配置されている型枠
本体Pにおいて、所謂半分の高さ分だけ型枠本体Pが配
設されないで所謂開放されている状態になり、従って、
該開放されている部分から対向配置されている型枠本体
P間における配筋作業を実施し得ることになる。
【0073】尚、上記対向配置される型枠本体Pの内、
高い方の型枠本体Pの上下方向の中央部には、後述する
連繋部材1の連繋のための水平スリット孔P1が予め開
穿される。
高い方の型枠本体Pの上下方向の中央部には、後述する
連繋部材1の連繋のための水平スリット孔P1が予め開
穿される。
【0074】また、型枠本体Pは、最下段に配置される
について、前記端部用連繋部材2の利用下にコンクリー
ト壁の長さに応じて横方向にも複数連続配置される。
について、前記端部用連繋部材2の利用下にコンクリー
ト壁の長さに応じて横方向にも複数連続配置される。
【0075】因に、最下段に対向するように配設される
型枠本体Pは、これが横方向に連続配置される場合に
も、対向配置される型枠本体P間において、その横方向
端、即ち、側端が互いに変位する状態におかれるように
配置される。
型枠本体Pは、これが横方向に連続配置される場合に
も、対向配置される型枠本体P間において、その横方向
端、即ち、側端が互いに変位する状態におかれるように
配置される。
【0076】上記のようにして対向配置状態に立設され
た最下段の型枠本体Pは、連繋部材1で相互に連繋され
る。
た最下段の型枠本体Pは、連繋部材1で相互に連繋され
る。
【0077】このとき、連繋部材1は、一方の保持部1
2で一方の型枠本体Pの上端部を保持し、他方の保持部
12で他方の型枠本体Pに開穿された水平スリット孔P
1を介して該型枠本体Pの上下方向の中央部を保持す
る。
2で一方の型枠本体Pの上端部を保持し、他方の保持部
12で他方の型枠本体Pに開穿された水平スリット孔P
1を介して該型枠本体Pの上下方向の中央部を保持す
る。
【0078】これは、この実施例にあって、対向配置状
態にある最下段の型枠本体Pの上端位置は、互いに変位
されており、従って、この対向配置状態にある型枠本体
Pの上端同志を連繋することは事実上困難であるし、不
自然であることによる。
態にある最下段の型枠本体Pの上端位置は、互いに変位
されており、従って、この対向配置状態にある型枠本体
Pの上端同志を連繋することは事実上困難であるし、不
自然であることによる。
【0079】上記連繋部材1は、所謂壁厚を変更する場
合を除いて、上記端部用連繋部材2における基部21と
同一の長さの基部11を有するものが選択されること勿
論である。
合を除いて、上記端部用連繋部材2における基部21と
同一の長さの基部11を有するものが選択されること勿
論である。
【0080】ところで、連繋部材1で対向配置状態にあ
る型枠本体Pを連繋するには、図9に示すような手順と
される。
る型枠本体Pを連繋するには、図9に示すような手順と
される。
【0081】即ち、連繋部材1にあっては、図9中に実
線図で示すように、保持部12を倒すようにして該連繋
部材1を所謂寝かせた状態にしながら、図9中で左側の
型枠本体Pの上端側から対向する図9中で右側の型枠本
体Pの中央部に開穿の水平スリット孔P1に向けて、図
9中に実線矢印で示すように、連繋部材1を前進させる
ようにする。
線図で示すように、保持部12を倒すようにして該連繋
部材1を所謂寝かせた状態にしながら、図9中で左側の
型枠本体Pの上端側から対向する図9中で右側の型枠本
体Pの中央部に開穿の水平スリット孔P1に向けて、図
9中に実線矢印で示すように、連繋部材1を前進させる
ようにする。
【0082】そして、連繋部材1における先端側(図9
中で右側)の保持部12を形成する外側部12aが上記
水平スリット孔P1を挿通して反対側に突出されたと
き、基部11を回転させることで保持部12を起こすよ
うにして該連繋部材1を所謂起こし、保持部12を型枠
本体Pに介装させるようにする。
中で右側)の保持部12を形成する外側部12aが上記
水平スリット孔P1を挿通して反対側に突出されたと
き、基部11を回転させることで保持部12を起こすよ
うにして該連繋部材1を所謂起こし、保持部12を型枠
本体Pに介装させるようにする。
【0083】このとき、連繋部材1における基端側(図
9中で左側)の保持部12には図9中で左側の型枠本体
Pの上端部が介装されることになり、従って、該連繋部
材1による対向配置されている型枠本体Pの連繋が実現
されることになる。
9中で左側)の保持部12には図9中で左側の型枠本体
Pの上端部が介装されることになり、従って、該連繋部
材1による対向配置されている型枠本体Pの連繋が実現
されることになる。
【0084】上記に対して、図9中で仮想線図で示すよ
うに、保持部12を倒して寝かせた状態にした連繋部材
1を、図9中に仮想線矢印で示すように、図9中で右側
の型枠本体Pの中央部に開穿の水平スリット孔P1に向
けて前進させる。
うに、保持部12を倒して寝かせた状態にした連繋部材
1を、図9中に仮想線矢印で示すように、図9中で右側
の型枠本体Pの中央部に開穿の水平スリット孔P1に向
けて前進させる。
【0085】そして、該水平スリット孔P1を挿通した
基端側の保持部12が図9中で左側の型枠本体Pの上端
に臨在されたとき、基部11を回転して保持部12を起
こすようにし、該保持部12を型枠本体Pの上端部に介
装させるようにする。
基端側の保持部12が図9中で左側の型枠本体Pの上端
に臨在されたとき、基部11を回転して保持部12を起
こすようにし、該保持部12を型枠本体Pの上端部に介
装させるようにする。
【0086】このとき、連繋部材1における先端側の保
持部12には図9中で右側の型枠本体Pの中央部が水平
スリット孔P1を介して介装されることになり、従っ
て、該連繋部材1による対向配置の型枠本体Pにおける
連繋が実現される。
持部12には図9中で右側の型枠本体Pの中央部が水平
スリット孔P1を介して介装されることになり、従っ
て、該連繋部材1による対向配置の型枠本体Pにおける
連繋が実現される。
【0087】以上のように、該連繋部材1にあっては、
いずれか一方の型枠本体Pの中央部に水平スリット孔P
1が開穿されている限りにおいて、図9中の左右いずれ
の方向からでも対向配置された型枠本体Pを連繋するこ
とが可能になる。
いずれか一方の型枠本体Pの中央部に水平スリット孔P
1が開穿されている限りにおいて、図9中の左右いずれ
の方向からでも対向配置された型枠本体Pを連繋するこ
とが可能になる。
【0088】それ故、該捨て型枠装置によってコンクリ
ート壁を構築する場合に、例えば、既存の建物等が近接
していて、所謂外側からの工事が困難であったり不可能
であったりする場合でも、所謂内側からの連繋部材1に
よる型枠本体Pの連繋が可能になり、所定の型枠の設置
が容易に実現できる点で有利となる。
ート壁を構築する場合に、例えば、既存の建物等が近接
していて、所謂外側からの工事が困難であったり不可能
であったりする場合でも、所謂内側からの連繋部材1に
よる型枠本体Pの連繋が可能になり、所定の型枠の設置
が容易に実現できる点で有利となる。
【0089】尚、上記の連繋部材1にあっても、これが
前記縦筋I1に連結され、また、これに前記横筋I2が
連結されるようにすることで、型枠工事の際に配筋工事
も同時進行し得ることになるのは勿論である。
前記縦筋I1に連結され、また、これに前記横筋I2が
連結されるようにすることで、型枠工事の際に配筋工事
も同時進行し得ることになるのは勿論である。
【0090】以上のようにして、端部用連繋部材2の配
在下に最下段で対向配置されている型枠本体Pが連繋部
材1で連繋された状態のとき、構築されるコンクリート
躯体の隅部角度に一致する角度を有するように隣接配置
されている型枠本体Pは、隅部用連繋部材3で相互に連
繋される。
在下に最下段で対向配置されている型枠本体Pが連繋部
材1で連繋された状態のとき、構築されるコンクリート
躯体の隅部角度に一致する角度を有するように隣接配置
されている型枠本体Pは、隅部用連繋部材3で相互に連
繋される。
【0091】即ち、この発明にあって、隅部用連繋部材
3は、その利用時に型枠本体Pが設計通りの角度を有し
て隣接配置されることになるように、予め寸法管理され
て形成されているから、この所定の隅部用連繋部材3を
隣接配置されている型枠本体P間に介装するのみで、型
枠本体Pを所定の角度を有しながら固定的な状態に隣接
配置し得ることになる。
3は、その利用時に型枠本体Pが設計通りの角度を有し
て隣接配置されることになるように、予め寸法管理され
て形成されているから、この所定の隅部用連繋部材3を
隣接配置されている型枠本体P間に介装するのみで、型
枠本体Pを所定の角度を有しながら固定的な状態に隣接
配置し得ることになる。
【0092】この場合に、該隅部用連繋部材3にあって
は、基部31の両端の下側に形成の保持部32が隣接配
置された型枠本体Pの上端部に介装され、基部31の両
端の上側に形成の保持部32が所謂空いた状態におかれ
る。
は、基部31の両端の下側に形成の保持部32が隣接配
置された型枠本体Pの上端部に介装され、基部31の両
端の上側に形成の保持部32が所謂空いた状態におかれ
る。
【0093】以上のようにして、最下段で対向配置され
ている型枠本体Pが連繋部材1で連繋されると共に、隣
接配置されている型枠本体Pが隅部用連繋部材3で連繋
された後は、連繋部材1の所謂空いている保持部12及
び隅部用連繋部材3の所謂空いている保持部32にそれ
ぞれ新たな型枠本体Pの下端部を保持させて、上方向に
向けて型枠本体Pを連続配置する。
ている型枠本体Pが連繋部材1で連繋されると共に、隣
接配置されている型枠本体Pが隅部用連繋部材3で連繋
された後は、連繋部材1の所謂空いている保持部12及
び隅部用連繋部材3の所謂空いている保持部32にそれ
ぞれ新たな型枠本体Pの下端部を保持させて、上方向に
向けて型枠本体Pを連続配置する。
【0094】因に、この上方向に連続配置される新たな
型枠本体Pは、その高さ寸法が最下段において高さ寸法
が大きいとされる型枠本体Pと同一寸法のものあること
勿論で、その結果、以降、上方向に対向状態に連続配置
される型枠本体Pの上端位置が互いに変位することにな
る。
型枠本体Pは、その高さ寸法が最下段において高さ寸法
が大きいとされる型枠本体Pと同一寸法のものあること
勿論で、その結果、以降、上方向に対向状態に連続配置
される型枠本体Pの上端位置が互いに変位することにな
る。
【0095】そして、型枠本体Pがその端部位置を互い
に変位させて連続されることで、対向配置されている型
枠本体Pにおいて、所謂半分の高さ分だけ型枠本体Pが
配設されないで所謂開放されている状態になり、従っ
て、前記したように、該開放されている部分から対向配
置されている型枠本体P間における配筋作業、即ち、連
繋部材1を前記縦筋I1に連結し、また、前記横筋I2
を連結させることが容易に可能になる。
に変位させて連続されることで、対向配置されている型
枠本体Pにおいて、所謂半分の高さ分だけ型枠本体Pが
配設されないで所謂開放されている状態になり、従っ
て、前記したように、該開放されている部分から対向配
置されている型枠本体P間における配筋作業、即ち、連
繋部材1を前記縦筋I1に連結し、また、前記横筋I2
を連結させることが容易に可能になる。
【0096】この新たな型枠本体Pの連続配置で、該連
続配置された型枠本体Pと先の型枠本体Pとの間でさら
に連繋部材1による連繋及び新たな型枠本体P同志の隅
部用連繋部材3による連繋がそれぞれ実施されることに
なる。
続配置された型枠本体Pと先の型枠本体Pとの間でさら
に連繋部材1による連繋及び新たな型枠本体P同志の隅
部用連繋部材3による連繋がそれぞれ実施されることに
なる。
【0097】そして、上記の新たな型枠本体Pの連続配
置及び連繋部材1,隅部用連繋部材3による連繋の繰り
返しで、構築されるコンクリート躯体の高さに応じた型
枠が形成される状態になると、天端への型枠本体Pの最
終的な配設で構築されるコンクリート躯体の高さに応じ
た型枠が完成される。
置及び連繋部材1,隅部用連繋部材3による連繋の繰り
返しで、構築されるコンクリート躯体の高さに応じた型
枠が形成される状態になると、天端への型枠本体Pの最
終的な配設で構築されるコンクリート躯体の高さに応じ
た型枠が完成される。
【0098】このときには、前記した最下段の型枠本体
Pの配設状態と同様な状態が所謂天地を逆にした状態で
再現されることになる。
Pの配設状態と同様な状態が所謂天地を逆にした状態で
再現されることになる。
【0099】即ち、天端にその上端が位置決められた型
枠本体Pにあっては、その上端に端部用連繋部材2が配
設され、該端部用連繋部材2の配設で対向配置されてい
る型枠本体P間における所謂頭繋ぎが実現されることに
なる(図2参照)。
枠本体Pにあっては、その上端に端部用連繋部材2が配
設され、該端部用連繋部材2の配設で対向配置されてい
る型枠本体P間における所謂頭繋ぎが実現されることに
なる(図2参照)。
【0100】そして、この端部用連繋部材2における安
定部23には、図示しないが、天端部材、例えば、スラ
ブ構築用のパネル型枠等が隣接されて、その揺動が阻止
される等して所定位置に定着されることになる。
定部23には、図示しないが、天端部材、例えば、スラ
ブ構築用のパネル型枠等が隣接されて、その揺動が阻止
される等して所定位置に定着されることになる。
【0101】尚、上記の端部用連繋部材2にあっても、
これが前記縦筋I1に連結され、また、これに前記横筋
I2が連結されるようにすることで、型枠工事の際に配
筋工事も同時進行し得ることになるのは勿論である。
これが前記縦筋I1に連結され、また、これに前記横筋
I2が連結されるようにすることで、型枠工事の際に配
筋工事も同時進行し得ることになるのは勿論である。
【0102】以上のようにして、捨て型枠が所定の位置
に所定の長さ及び所定の高さに配設された後は、対向す
る型枠本体P間に形成されている隙間内にコンクリート
が打設される。
に所定の長さ及び所定の高さに配設された後は、対向す
る型枠本体P間に形成されている隙間内にコンクリート
が打設される。
【0103】そして、打設されたコンクリートが固化す
ることで、型枠本体Pがコンクリートと一体化されるこ
とになり、型枠本体Pが捨て型枠を構成することにな
る。
ることで、型枠本体Pがコンクリートと一体化されるこ
とになり、型枠本体Pが捨て型枠を構成することにな
る。
【0104】このとき、型枠本体Pが木毛セメント板か
らなる場合には、コンクリートの型枠本体Pに対する付
着が確実になり、所謂一体化が容易に実現される。
らなる場合には、コンクリートの型枠本体Pに対する付
着が確実になり、所謂一体化が容易に実現される。
【0105】また、このとき、連繋部材1,端部用連繋
部材2及び隅部用連繋部材3は、所謂埋め殺し状態にお
かれて型枠本体Pと共にコンクリート壁に一体化され
る。
部材2及び隅部用連繋部材3は、所謂埋め殺し状態にお
かれて型枠本体Pと共にコンクリート壁に一体化され
る。
【0106】そして、連繋部材1,端部用連繋部材2及
び隅部用連繋部材3の各保持部12,22,32におけ
る外側部12a,22a,32aは、型枠本体Pの所謂
外側面がモルタルの塗り込み等で覆われることで、所謂
外部と遮断された状態におかれ、これが風雨等に晒され
なくなる。
び隅部用連繋部材3の各保持部12,22,32におけ
る外側部12a,22a,32aは、型枠本体Pの所謂
外側面がモルタルの塗り込み等で覆われることで、所謂
外部と遮断された状態におかれ、これが風雨等に晒され
なくなる。
【0107】尚、上記型枠本体Pの所謂外側面に露出さ
れる各外側部12a,22a,32aについては、要す
る場合には、コンクリートの固化後にハンマー打ちされ
る等して強制的に基部11,21,31から破断される
としても良く、この場合に、保持部12,22,32が
基部11,21,31にスポット溶接されてなることか
ら、その破断が簡単に実行可能になる。
れる各外側部12a,22a,32aについては、要す
る場合には、コンクリートの固化後にハンマー打ちされ
る等して強制的に基部11,21,31から破断される
としても良く、この場合に、保持部12,22,32が
基部11,21,31にスポット溶接されてなることか
ら、その破断が簡単に実行可能になる。
【0108】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、捨て
型枠装置が型枠本体と、連繋部材,端部用連繋部材及び
隅部用連繋部材と、で構成されるから、従来のこの種の
捨て型枠装置に比較して、部材点数の大幅な削減が可能
になるのは勿論のこと、連繋部材を定着させるためのバ
ックル類や所謂バックアップ部材としてのパイプ部材や
角柱状部材等を必須としないから、仮設資材の総数削減
及び捨て型枠装置の組立作業の手間や時間の大幅な削減
にも寄与することになる利点がある。
型枠装置が型枠本体と、連繋部材,端部用連繋部材及び
隅部用連繋部材と、で構成されるから、従来のこの種の
捨て型枠装置に比較して、部材点数の大幅な削減が可能
になるのは勿論のこと、連繋部材を定着させるためのバ
ックル類や所謂バックアップ部材としてのパイプ部材や
角柱状部材等を必須としないから、仮設資材の総数削減
及び捨て型枠装置の組立作業の手間や時間の大幅な削減
にも寄与することになる利点がある。
【0109】また、この発明によれば、対向配置あるい
は隣接配置される型枠本体を連繋する連繋部材が、適宜
太さの鋼線材からなり、構築されるコンクリート躯体の
厚さを設定しあるいは構築されるコンクリート躯体にお
ける隅部角度を設定する基部と、該基部の両端に連設さ
れて型枠本体を保持する二本支柱構造の保持部と、を有
してなるとするから、軽量にしてその取り扱いが容易に
なるのは勿論のこと、所定の寸法通りに形成された連繋
部材を利用するのみで所定の捨て型枠装置が得られるこ
とになり、型枠工事を行う場合の作業に熟練が要求され
ずして簡単にこれが行えると共にコンクリート構造物の
出来映えを悪くする危惧なくしてその作業性を向上させ
るのに最適となる利点がある。
は隣接配置される型枠本体を連繋する連繋部材が、適宜
太さの鋼線材からなり、構築されるコンクリート躯体の
厚さを設定しあるいは構築されるコンクリート躯体にお
ける隅部角度を設定する基部と、該基部の両端に連設さ
れて型枠本体を保持する二本支柱構造の保持部と、を有
してなるとするから、軽量にしてその取り扱いが容易に
なるのは勿論のこと、所定の寸法通りに形成された連繋
部材を利用するのみで所定の捨て型枠装置が得られるこ
とになり、型枠工事を行う場合の作業に熟練が要求され
ずして簡単にこれが行えると共にコンクリート構造物の
出来映えを悪くする危惧なくしてその作業性を向上させ
るのに最適となる利点がある。
【0110】そして、型枠本体が木毛セメント板からな
る場合に、例えば、合板からなる型枠本体に比較して軽
量であるが故にその取り扱いが容易になると共に、加工
性に優れるが故に連繋部材を連繋させるための水平スリ
ット孔の開穿が容易になり、コンクリートの付着面が粗
面とされるが故にコンクリートの付着性において優れる
ことになり、しかも、多孔質とされるが故にコンクリー
トとの一体化後において断熱性に優れることになる等、
この発明に係る捨て型枠装置への利用に最適となる。
る場合に、例えば、合板からなる型枠本体に比較して軽
量であるが故にその取り扱いが容易になると共に、加工
性に優れるが故に連繋部材を連繋させるための水平スリ
ット孔の開穿が容易になり、コンクリートの付着面が粗
面とされるが故にコンクリートの付着性において優れる
ことになり、しかも、多孔質とされるが故にコンクリー
トとの一体化後において断熱性に優れることになる等、
この発明に係る捨て型枠装置への利用に最適となる。
【0111】また、端部用連繋部材にあって、これが該
捨て型枠装置の下端に利用されるだけでなく天端にも利
用されて転用可能とされるので、部材点数の総数削減に
寄与して部材管理を容易にするのは勿論のこと、基本的
には連繋部材と共通する形態に構成されるので、その製
造に際して製造工程に大幅な変更が招来されず、部材コ
ストの低廉化にも寄与することになる利点がある。
捨て型枠装置の下端に利用されるだけでなく天端にも利
用されて転用可能とされるので、部材点数の総数削減に
寄与して部材管理を容易にするのは勿論のこと、基本的
には連繋部材と共通する形態に構成されるので、その製
造に際して製造工程に大幅な変更が招来されず、部材コ
ストの低廉化にも寄与することになる利点がある。
【0112】さらに、隅部用連繋部材にあって、これが
その基部を適宜の角度に折り曲げられてなる場合に、該
基部の両端に連設される保持部の形成が容易になるのは
勿論のこと、基本的に連繋部材と共通する形態に形成さ
れているものを所定の角度に折り曲げ変形するのみで足
りることになり、その製造に際して製造工程に大幅な変
更が招来されず、部材コストの低廉化にも寄与すること
になる利点がある。
その基部を適宜の角度に折り曲げられてなる場合に、該
基部の両端に連設される保持部の形成が容易になるのは
勿論のこと、基本的に連繋部材と共通する形態に形成さ
れているものを所定の角度に折り曲げ変形するのみで足
りることになり、その製造に際して製造工程に大幅な変
更が招来されず、部材コストの低廉化にも寄与すること
になる利点がある。
【0113】そしてさらに、この発明によれば、対向配
置されて上方向に連続配置される型枠本体間において、
その上端位置が互いに半分づつ変位することになるか
ら、所謂半分の高さ分だけ型枠本体が配設されないで所
謂開放されている状態になり、従って、該開放されてい
る部分から対向配置されている型枠本体間における配筋
工事を同時に実施することが可能になって、一人の作業
者で型枠工事に併行して配筋工事を実行し得ることにな
り、型枠工と鉄筋工との職種の統合化や型枠工事と配筋
工事とからなるコンクリート打設前の工期の短縮化を可
能にすることになる利点がある。
置されて上方向に連続配置される型枠本体間において、
その上端位置が互いに半分づつ変位することになるか
ら、所謂半分の高さ分だけ型枠本体が配設されないで所
謂開放されている状態になり、従って、該開放されてい
る部分から対向配置されている型枠本体間における配筋
工事を同時に実施することが可能になって、一人の作業
者で型枠工事に併行して配筋工事を実行し得ることにな
り、型枠工と鉄筋工との職種の統合化や型枠工事と配筋
工事とからなるコンクリート打設前の工期の短縮化を可
能にすることになる利点がある。
【図1】この発明の一実施例の捨て型枠装置を部分的に
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】捨て型枠装置を一部破断して示す縦断面図であ
る。
る。
【図3】連繋部材を示す正面図である。
【図4】端部用連繋部材を示す正面図である。
【図5】端部用連繋部材の側面図である。
【図6】隅部用連繋部材を示す正面図である。
【図7】隅部用連繋部材の利用状態を一部破断して示す
平面図である。
平面図である。
【図8】他の実施例の隅部用連繋部材の利用状態を一部
破断して示す平面図である。
破断して示す平面図である。
【図9】対向配置されている型枠本体に連繋部材を連繋
させる手順を示す部分縦断面である。
させる手順を示す部分縦断面である。
1 連繋部材 2 端部用連繋部材 3 隅部用連繋部材 11,21,31 基部 12,22,32 保持部 12a,22a,32a 外側部 12b,22b,32b 内側部 23 安定部 P 型枠本体 P1 水平スリット孔
Claims (3)
- 【請求項1】 構築されるコンクリート躯体の厚さに一
致する間隔を有するように立設されて対向配置されると
共に上方向に連続配置される型枠本体と、該対向配置さ
れる型枠本体を上記間隔を維持しながら連繋する連繋部
材と、からなる捨て型枠装置において、対向配置される
型枠本体間における一方の型枠本体の上端位置が他方の
型枠本体の上下方向の中央位置とされてなる一方で、連
繋部材が適宜太さの鋼線材からなり、適宜長さを有して
上記間隔を設定する基部と、該基部の両端に一体に連設
されて型枠本体を保持する保持部と、を有してなると共
に、各保持部が間に型枠本体を臨在させる二本支柱構造
とされてなり、一方の保持部が型枠本体の上下方向の端
部を保持するに対して、他方の保持部が型枠本体の上下
方向の中央部に開穿された水平スリット孔を介して該型
枠本体の中央部を保持してなる捨て型枠装置 - 【請求項2】 構築されるコンクリート躯体の厚さに一
致する間隔を有するように基礎平面等に立設されてある
いは天端に配設されて対向配置される型枠本体と、該対
向配置される型枠本体の下端部あるいは上端部を上記間
隔を維持しながら連繋する端部用連繋部材と、からなる
捨て型枠装置において、対向配置される型枠本体間にお
ける一方の型枠本体の高さ寸法が他方の型枠本体の高さ
寸法の半分とされてなる一方で、端部用連繋部材が適宜
太さの鋼線材からなると共に、適宜長さを有して上記間
隔を設定する基部と、該基部の両端に一体に連設されて
型枠本体の上端部あるいは下端部を保持する保持部と、
該端部用連繋部材を上記基礎平面に起立させるあるいは
天端部材に定着させる安定部と、を有してなり、各保持
部が間に型枠本体の下端部あるいは上端部を臨在させる
二本支柱構造とされてなる捨て型枠装置 - 【請求項3】 構築されるコンクリート躯体の隅部角度
に一致する角度を有するように隣接配置されると共に上
方向に連続配置される型枠本体と、該隣接配置される型
枠本体を上記角度を維持しながら連繋する隅部用連繋部
材と、からなる捨て型枠装置において、隅部用連繋部材
が適宜太さの鋼線材からなると共に、適宜長さを有して
上記角度を設定する基部と、該基部の両端に一体に連設
されて型枠本体を保持する保持部と、を有してなり、各
保持部が間に型枠本体の上下方向の端部を臨在させる二
本支柱構造とされてなる捨て型枠装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19289094A JPH0835274A (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 捨て型枠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19289094A JPH0835274A (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 捨て型枠装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0835274A true JPH0835274A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=16298685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19289094A Pending JPH0835274A (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | 捨て型枠装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0835274A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11323955A (ja) * | 1998-03-12 | 1999-11-26 | Hitachi Chem Co Ltd | 型枠用セパレ―タ及びこのセパレ―タを用いたコンクリ―ト打設用型枠 |
-
1994
- 1994-07-25 JP JP19289094A patent/JPH0835274A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11323955A (ja) * | 1998-03-12 | 1999-11-26 | Hitachi Chem Co Ltd | 型枠用セパレ―タ及びこのセパレ―タを用いたコンクリ―ト打設用型枠 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20031219 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040302 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040706 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |