JPH0835334A - 塔状構造物の構築装置及び構築工法 - Google Patents
塔状構造物の構築装置及び構築工法Info
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- JPH0835334A JPH0835334A JP17145994A JP17145994A JPH0835334A JP H0835334 A JPH0835334 A JP H0835334A JP 17145994 A JP17145994 A JP 17145994A JP 17145994 A JP17145994 A JP 17145994A JP H0835334 A JPH0835334 A JP H0835334A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 天候に左右されることなく、容易にかつ短期
間にて高層の塔状構造物を構築する。 【構成】 橋脚1の孔部2に支柱支持機構3によって支
柱4を立設させる。支柱4の上端部に天井クレーン5が
設けられた屋根部6を支持させて、屋根部6によって橋
脚1の上部を覆う。橋脚1の孔部2の外周側と内周側と
にそれぞれ外型枠12と内型枠13とを配設する。ロッ
ド16からジャッキ15によって反力を得て上昇する支
持梁14に外型枠12及び内型枠13を支持させる。天
井クレーン5によって軸方向鋼材7及びせん断補強鋼材
8を吊り上げて外型枠12と内型枠13との間へ配設
し、コンクリートを打設する。コンクリートの硬化後
に、または、コンクリート打設と同時にジャッキ15に
よって支持梁14を上昇させて外型枠12及び内型枠1
3を上昇させる。
間にて高層の塔状構造物を構築する。 【構成】 橋脚1の孔部2に支柱支持機構3によって支
柱4を立設させる。支柱4の上端部に天井クレーン5が
設けられた屋根部6を支持させて、屋根部6によって橋
脚1の上部を覆う。橋脚1の孔部2の外周側と内周側と
にそれぞれ外型枠12と内型枠13とを配設する。ロッ
ド16からジャッキ15によって反力を得て上昇する支
持梁14に外型枠12及び内型枠13を支持させる。天
井クレーン5によって軸方向鋼材7及びせん断補強鋼材
8を吊り上げて外型枠12と内型枠13との間へ配設
し、コンクリートを打設する。コンクリートの硬化後
に、または、コンクリート打設と同時にジャッキ15に
よって支持梁14を上昇させて外型枠12及び内型枠1
3を上昇させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高橋脚等の塔状構造
物を構築する際に好適な塔状構造物の構築装置及び構築
工法に関するものである。
物を構築する際に好適な塔状構造物の構築装置及び構築
工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば、橋脚等の塔状構造物を
構築する場合、まず、橋脚基礎部を構築し、この橋脚基
礎部の上部に、軸方向鋼材及びせん断補強鋼材を配設
し、これら軸方向鋼材及びせん断補強鋼材を囲むように
型枠を配設し、型枠によって区画された箇所へコンクリ
ートを打設していた。
構築する場合、まず、橋脚基礎部を構築し、この橋脚基
礎部の上部に、軸方向鋼材及びせん断補強鋼材を配設
し、これら軸方向鋼材及びせん断補強鋼材を囲むように
型枠を配設し、型枠によって区画された箇所へコンクリ
ートを打設していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
構築工法にあっては、悪天候の場合、作業することがで
きず、工期の長期化を招いてしまうという問題があっ
た。しかも、コンクリート打設のための煩雑な型枠作業
(型枠の移動、据え付け、脱型、清掃等の各種作業)、
また、鉄筋組み立て作業が必要であった。このように、
従来の構築工法にあっては、天候の影響を受けやすく、
また、多大な労力が必要であるため、工期の長期化が免
れず、このような問題は、高橋脚においては顕著であっ
た。
構築工法にあっては、悪天候の場合、作業することがで
きず、工期の長期化を招いてしまうという問題があっ
た。しかも、コンクリート打設のための煩雑な型枠作業
(型枠の移動、据え付け、脱型、清掃等の各種作業)、
また、鉄筋組み立て作業が必要であった。このように、
従来の構築工法にあっては、天候の影響を受けやすく、
また、多大な労力が必要であるため、工期の長期化が免
れず、このような問題は、高橋脚においては顕著であっ
た。
【0004】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、天候に左右されずに、極めて容易にかつ短期間に
て高橋脚等の塔状構造物を構築することが可能な塔状構
造物の構築装置及び構築工法を提供することを目的とし
ている。
ので、天候に左右されずに、極めて容易にかつ短期間に
て高橋脚等の塔状構造物を構築することが可能な塔状構
造物の構築装置及び構築工法を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の塔状構造物の構築装置は、構築する
塔状構造物に沿って立設された支柱と、該支柱の上端部
に前記塔状構造物の上部を覆うように支持された屋根部
とを具備することを特徴としている。請求項2記載の塔
状構造物の構築装置は、請求項1記載の塔状構造物の構
築装置において、前記塔状構造物の躯体となる構築箇所
を囲うように配置された型枠と、該型枠を上昇させる上
昇機構とを有する型枠装置が設けられてなることを特徴
としている。請求項3記載の塔状構造物の構築装置は、
請求項1または請求項2記載の塔状構造物の構築装置に
おいて、前記屋根部に、鋼材等の資材を吊り上げるクレ
ーンが設けられてなることを特徴としている。請求項4
記載の塔状構造物の構築装置は、請求項1〜請求項3の
いずれか1項記載の塔状構造物の構築装置において、前
記支柱を塔状構造物に沿って支持するとともに上昇させ
る支柱支持機構が設けられてなることを特徴としてい
る。
に、請求項1記載の塔状構造物の構築装置は、構築する
塔状構造物に沿って立設された支柱と、該支柱の上端部
に前記塔状構造物の上部を覆うように支持された屋根部
とを具備することを特徴としている。請求項2記載の塔
状構造物の構築装置は、請求項1記載の塔状構造物の構
築装置において、前記塔状構造物の躯体となる構築箇所
を囲うように配置された型枠と、該型枠を上昇させる上
昇機構とを有する型枠装置が設けられてなることを特徴
としている。請求項3記載の塔状構造物の構築装置は、
請求項1または請求項2記載の塔状構造物の構築装置に
おいて、前記屋根部に、鋼材等の資材を吊り上げるクレ
ーンが設けられてなることを特徴としている。請求項4
記載の塔状構造物の構築装置は、請求項1〜請求項3の
いずれか1項記載の塔状構造物の構築装置において、前
記支柱を塔状構造物に沿って支持するとともに上昇させ
る支柱支持機構が設けられてなることを特徴としてい
る。
【0006】請求項5記載の塔状構造物の構築工法は、
構築する塔状構造物に沿って立設された支柱の上端部
に、塔状構造物の上部を覆うように、クレーンが設けら
れた屋根部を支持させるとともに、構築する塔状構造物
の躯体の構築箇所を囲うように、上昇機構によって上昇
可能な型枠を設置し、前記クレーンによって前記躯体の
構築箇所へ軸方向鋼材を配設し、その後、前記躯体の構
築箇所へせん断補強鋼材を配設するせん断補強鋼材配設
工程と、前記躯体の構築箇所にコンクリートを打設する
コンクリート打設工程と、前記型枠を上昇させる型枠移
動工程とを順に繰り返し行なう、または同時に連続的に
行なうことを特徴としている。請求項6記載の塔状構造
物の構築工法は、請求項5記載の塔状構造物の構築工法
において、前記せん断補強鋼材配設工程、コンクリート
打設工程及び型枠移動工程の所定回数の繰り返し後に、
前記支柱を上昇させ、前記クレーンによって軸方向鋼材
を配設し、再び、前記せん断補強鋼材配設工程、コンク
リート打設工程及び前記型枠移動工程を順に繰り返し行
なう、または同時に連続的に行なうことを特徴としてい
る。
構築する塔状構造物に沿って立設された支柱の上端部
に、塔状構造物の上部を覆うように、クレーンが設けら
れた屋根部を支持させるとともに、構築する塔状構造物
の躯体の構築箇所を囲うように、上昇機構によって上昇
可能な型枠を設置し、前記クレーンによって前記躯体の
構築箇所へ軸方向鋼材を配設し、その後、前記躯体の構
築箇所へせん断補強鋼材を配設するせん断補強鋼材配設
工程と、前記躯体の構築箇所にコンクリートを打設する
コンクリート打設工程と、前記型枠を上昇させる型枠移
動工程とを順に繰り返し行なう、または同時に連続的に
行なうことを特徴としている。請求項6記載の塔状構造
物の構築工法は、請求項5記載の塔状構造物の構築工法
において、前記せん断補強鋼材配設工程、コンクリート
打設工程及び型枠移動工程の所定回数の繰り返し後に、
前記支柱を上昇させ、前記クレーンによって軸方向鋼材
を配設し、再び、前記せん断補強鋼材配設工程、コンク
リート打設工程及び前記型枠移動工程を順に繰り返し行
なう、または同時に連続的に行なうことを特徴としてい
る。
【0007】
【作用】そして、請求項1記載の塔状構造物の構築装置
によれば、屋根部によって塔状構造物の上部が覆われて
いるので、悪天候時においても塔状構造物の構築作業を
行なうことが可能となる。請求項2記載の塔状構造物の
構築装置によれば、型枠によって囲われた空間内にコン
クリートを打設し、このコンクリートの硬化後に、これ
ら型枠を上昇機構によって上昇させて、再び上記作業を
行なうことにより、または、型枠とによって囲われた躯
体の構築箇所にコンクリートを打設し、それと同時に連
続的に型枠を上昇機構によって上昇させることにより、
コンクリート製の塔状構造物が構築される。請求項3記
載の塔状構造物の構築装置によれば、屋根部に設けられ
たクレーンによって塔状構造物に配設する鋼材等の資材
を吊り上げて所定の場所へ設置することが可能となる。
請求項4記載の塔状構造物の構築装置によれば、支柱支
持機構によって支柱を上昇させることにより、高橋脚等
の塔状構造物の構築が可能となる。
によれば、屋根部によって塔状構造物の上部が覆われて
いるので、悪天候時においても塔状構造物の構築作業を
行なうことが可能となる。請求項2記載の塔状構造物の
構築装置によれば、型枠によって囲われた空間内にコン
クリートを打設し、このコンクリートの硬化後に、これ
ら型枠を上昇機構によって上昇させて、再び上記作業を
行なうことにより、または、型枠とによって囲われた躯
体の構築箇所にコンクリートを打設し、それと同時に連
続的に型枠を上昇機構によって上昇させることにより、
コンクリート製の塔状構造物が構築される。請求項3記
載の塔状構造物の構築装置によれば、屋根部に設けられ
たクレーンによって塔状構造物に配設する鋼材等の資材
を吊り上げて所定の場所へ設置することが可能となる。
請求項4記載の塔状構造物の構築装置によれば、支柱支
持機構によって支柱を上昇させることにより、高橋脚等
の塔状構造物の構築が可能となる。
【0008】請求項5記載の塔状構造物の構築工法によ
れば、軸方向鋼材の配設後に、せん断補強鋼材配設工
程、コンクリート打設工程及び型枠移動工程を繰り返し
行なう、または同時に連続的に行なうことにより、コン
クリート製の塔状構造物が構築される。また、塔状構造
物の上部が屋根部によって覆われているので、天候に左
右されることなく構築作業を行なうことが可能となる。
請求項6記載の塔状構造物の構築工法によれば、せん断
補強鋼材配設工程、コンクリート打設工程及び型枠移動
工程の所定回数の繰り返し後に、支柱を上昇させ、クレ
ーンによって軸方向鋼材を配設し、再び、せん断補強鋼
材配設工程、コンクリート打設工程及び型枠移動工程を
繰り返し行なう、または同時に連続的に行なうことによ
り、コンクリート製の高橋脚等の塔状構造物が構築され
る。
れば、軸方向鋼材の配設後に、せん断補強鋼材配設工
程、コンクリート打設工程及び型枠移動工程を繰り返し
行なう、または同時に連続的に行なうことにより、コン
クリート製の塔状構造物が構築される。また、塔状構造
物の上部が屋根部によって覆われているので、天候に左
右されることなく構築作業を行なうことが可能となる。
請求項6記載の塔状構造物の構築工法によれば、せん断
補強鋼材配設工程、コンクリート打設工程及び型枠移動
工程の所定回数の繰り返し後に、支柱を上昇させ、クレ
ーンによって軸方向鋼材を配設し、再び、せん断補強鋼
材配設工程、コンクリート打設工程及び型枠移動工程を
繰り返し行なう、または同時に連続的に行なうことによ
り、コンクリート製の高橋脚等の塔状構造物が構築され
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の塔状構造物の構築装置及び構
築工法の実施例を図によって説明する。なお、本実施例
では、構築する塔状構造物として橋脚を例にとって説明
する。また、本実施例においては型枠としてスリップフ
ォームを採用しているが、本発明においては、型枠はジ
ャンプアップ式でも良いし、大型枠式としても良いもの
であり、型枠形式に左右されるものではない。さて、図
1及び図2において、符号1は、構築途中の橋脚(塔状
構造物)である。この橋脚1は、その内部に、上下方向
へ孔部2が形成されており、これら孔部2には、その途
中に設置された支柱支持機構3によって支柱4が立設さ
れている。これら支柱4の上端部には、下面側に天井ク
レーン(クレーン)5が設けられた屋根部6が支持され
ており、この屋根部6によって構築途中の橋脚1の上部
が覆われている。そして、この屋根部6の天井クレーン
5によって橋脚1に配筋する軸方向鋼材7及びせん断補
強鋼材8の吊り上げ、設置が行なわれるようになってい
る。また、この屋根部6には、高所作業ゴンドラ9が吊
持されており、この高所作業ゴンドラ9にて、各種の構
築作業を行なうことができるようになっている。また、
この屋根部6には、その側部に、吊り足場10が設けら
れており、この吊り足場10においても、各種の構築作
業を行なうことができるようになっている。
築工法の実施例を図によって説明する。なお、本実施例
では、構築する塔状構造物として橋脚を例にとって説明
する。また、本実施例においては型枠としてスリップフ
ォームを採用しているが、本発明においては、型枠はジ
ャンプアップ式でも良いし、大型枠式としても良いもの
であり、型枠形式に左右されるものではない。さて、図
1及び図2において、符号1は、構築途中の橋脚(塔状
構造物)である。この橋脚1は、その内部に、上下方向
へ孔部2が形成されており、これら孔部2には、その途
中に設置された支柱支持機構3によって支柱4が立設さ
れている。これら支柱4の上端部には、下面側に天井ク
レーン(クレーン)5が設けられた屋根部6が支持され
ており、この屋根部6によって構築途中の橋脚1の上部
が覆われている。そして、この屋根部6の天井クレーン
5によって橋脚1に配筋する軸方向鋼材7及びせん断補
強鋼材8の吊り上げ、設置が行なわれるようになってい
る。また、この屋根部6には、高所作業ゴンドラ9が吊
持されており、この高所作業ゴンドラ9にて、各種の構
築作業を行なうことができるようになっている。また、
この屋根部6には、その側部に、吊り足場10が設けら
れており、この吊り足場10においても、各種の構築作
業を行なうことができるようになっている。
【0010】次に、構築途中の橋脚1の構築箇所に設置
された型枠装置11の構成及び構造について説明する。
型枠装置11は、構築する橋脚1の外周側に配置された
外型枠(型枠)12と、橋脚1の前記孔部2内に配置さ
れた内型枠(型枠)13とを有しており、これら外型枠
12及び内型枠13が、構築される橋脚1の上端部に配
置された支持梁14にヨーク(図示略)を介して支持さ
れている。この支持梁14には、ジャッキ(上昇機構)
15が設けられており、このジャッキ15によって橋脚
1に配設されたロッド16から反力をとって上昇するこ
とができるようになっている。そして、この型枠装置1
1の外型枠12と内型枠13との間に、前記軸方向鋼材
7及びせん断補強鋼材8を配設してコンクリートを打設
することにより、橋脚1の躯体が構築されるようになっ
ている。また、構築される橋脚1の側部には、作業者が
地上から高所の構築箇所へ昇るためのエレベータ17が
設けられている。
された型枠装置11の構成及び構造について説明する。
型枠装置11は、構築する橋脚1の外周側に配置された
外型枠(型枠)12と、橋脚1の前記孔部2内に配置さ
れた内型枠(型枠)13とを有しており、これら外型枠
12及び内型枠13が、構築される橋脚1の上端部に配
置された支持梁14にヨーク(図示略)を介して支持さ
れている。この支持梁14には、ジャッキ(上昇機構)
15が設けられており、このジャッキ15によって橋脚
1に配設されたロッド16から反力をとって上昇するこ
とができるようになっている。そして、この型枠装置1
1の外型枠12と内型枠13との間に、前記軸方向鋼材
7及びせん断補強鋼材8を配設してコンクリートを打設
することにより、橋脚1の躯体が構築されるようになっ
ている。また、構築される橋脚1の側部には、作業者が
地上から高所の構築箇所へ昇るためのエレベータ17が
設けられている。
【0011】次に、本実施例の塔状構造物の構築工法に
よって橋脚を構築する手順を図3に示すフローチャート
図を参照しながら説明する。 (1)まず、橋脚基礎部を施工した後、現場打ちコンク
リートで橋脚1の下部を数m程度施工する(ステップS
1)。 (2)次いで、橋脚1の内部に形成した孔部2に支柱支
持機構3を設置し、この支柱支持機構3によって支柱4
を立設させ、これら支柱4の上端部に屋根部6を支持さ
せる(ステップS2)。 (3)さらに、橋脚1の上端部にて、外型枠12を橋脚
1の外周面に沿わせて配設するとともに、内型枠13を
橋脚1の孔部2へその内周面に沿わせて配設し、これら
外型枠12及び内型枠13を支持梁14に支持させる
(ステップS2)。
よって橋脚を構築する手順を図3に示すフローチャート
図を参照しながら説明する。 (1)まず、橋脚基礎部を施工した後、現場打ちコンク
リートで橋脚1の下部を数m程度施工する(ステップS
1)。 (2)次いで、橋脚1の内部に形成した孔部2に支柱支
持機構3を設置し、この支柱支持機構3によって支柱4
を立設させ、これら支柱4の上端部に屋根部6を支持さ
せる(ステップS2)。 (3)さらに、橋脚1の上端部にて、外型枠12を橋脚
1の外周面に沿わせて配設するとともに、内型枠13を
橋脚1の孔部2へその内周面に沿わせて配設し、これら
外型枠12及び内型枠13を支持梁14に支持させる
(ステップS2)。
【0012】(4)この状態において、屋根部6に設け
られた天井クレーン5によって軸方向鋼材7を吊り上
げ、外型枠12と内型枠13との間に配設させる(ステ
ップS3)。 (5)その後、型枠装置11の外型枠12と内型枠13
との間に、せん断補強鋼材8を配設する(せん断補強鋼
材配設工程)(ステップS4)。 (6)次いで、型枠装置11の外型枠12と内型枠13
との間に、コンクリートを打設して硬化させる(コンク
リート打設工程)(ステップS5)。 (7)コンクリートの硬化後、ジャッキ15によってロ
ッド16から反力を得て、型枠装置11を上昇させる
(型枠移動工程)(ステップS6)。 (8)上記(5)〜(7)の作業を所定回数繰り返し行
なった後に(ステップS7)、支柱支持機構3によって
支柱4を上昇させる。 (9)上記(4)〜(8)の作業を所定回数繰り返し行
ない(ステップS8)、高橋脚1を構築する。 (10)橋脚1の構築後、構築装置を解体する(ステッ
プS9)。 なお、(5)〜(7)(ステップS4〜ステップS6)
の作業は、同時に連続的に行なうことも可能である。
られた天井クレーン5によって軸方向鋼材7を吊り上
げ、外型枠12と内型枠13との間に配設させる(ステ
ップS3)。 (5)その後、型枠装置11の外型枠12と内型枠13
との間に、せん断補強鋼材8を配設する(せん断補強鋼
材配設工程)(ステップS4)。 (6)次いで、型枠装置11の外型枠12と内型枠13
との間に、コンクリートを打設して硬化させる(コンク
リート打設工程)(ステップS5)。 (7)コンクリートの硬化後、ジャッキ15によってロ
ッド16から反力を得て、型枠装置11を上昇させる
(型枠移動工程)(ステップS6)。 (8)上記(5)〜(7)の作業を所定回数繰り返し行
なった後に(ステップS7)、支柱支持機構3によって
支柱4を上昇させる。 (9)上記(4)〜(8)の作業を所定回数繰り返し行
ない(ステップS8)、高橋脚1を構築する。 (10)橋脚1の構築後、構築装置を解体する(ステッ
プS9)。 なお、(5)〜(7)(ステップS4〜ステップS6)
の作業は、同時に連続的に行なうことも可能である。
【0013】以上、説明したように、本実施例の塔状構
造物の構築装置及び構築工法によれば、橋脚1の構築作
業現場の上方を屋根部6によって覆った状態にて構築作
業を行なうことができるので、悪天候による構築作業の
中断を招くことなく作業を続行することができ、悪天候
による工期延長をなくすことができる。
造物の構築装置及び構築工法によれば、橋脚1の構築作
業現場の上方を屋根部6によって覆った状態にて構築作
業を行なうことができるので、悪天候による構築作業の
中断を招くことなく作業を続行することができ、悪天候
による工期延長をなくすことができる。
【0014】また、外型枠12と内型枠13とによって
囲われた空間内にコンクリートを打設し、このコンクリ
ートの硬化後に、これら外型枠12及び内型枠13をジ
ャッキ15によって上昇させて、再び上記作業を行なう
ことにより、極めて容易に、橋脚1を構築することがで
きる。これにより、従来必要であった煩雑な型枠作業、
つまり、型枠の移動、据え付け、脱型、清掃等の各種作
業を効率的に行なうことができ、これにより、現場作業
員を削減することができるとともに、構築作業を連続的
に行なうことができ、工期短縮を図ることができる。
囲われた空間内にコンクリートを打設し、このコンクリ
ートの硬化後に、これら外型枠12及び内型枠13をジ
ャッキ15によって上昇させて、再び上記作業を行なう
ことにより、極めて容易に、橋脚1を構築することがで
きる。これにより、従来必要であった煩雑な型枠作業、
つまり、型枠の移動、据え付け、脱型、清掃等の各種作
業を効率的に行なうことができ、これにより、現場作業
員を削減することができるとともに、構築作業を連続的
に行なうことができ、工期短縮を図ることができる。
【0015】また、屋根部6に設けられた天井クレーン
5によって橋脚1に配設する軸方向鋼材7及びせん断補
強鋼材8を吊り上げて所定の場所へ設置することができ
るので、配設作業を極めて容易に、また、効率的に行な
うことができる。また、資材を吊り上げるためのクレー
ンを構築現場周辺に設置して用いる必要がなく、したが
って、構築現場周辺におけるスペースの有効利用あるい
は狭隘なな場所での構築を可能とすることができる。さ
らに、支柱支持機構3によって支柱4を上昇させること
により、高橋脚を容易に構築することができる。なお、
上記実施例では、塔状構造物として橋脚を例にとって説
明したが、本実施例の塔状構造物の構築装置及び構築工
法によって構築可能な塔状構造物としては、橋脚に限定
されることはない。また、ジャッキ15が反力を得るた
めに設けられたロッド16を上方へ延ばして屋根部6の
支柱として用いても良い。なお、この場合、このロッド
16としては、屋根部6を十分に支持可能な太い径にし
て剛性を高める必要がある。
5によって橋脚1に配設する軸方向鋼材7及びせん断補
強鋼材8を吊り上げて所定の場所へ設置することができ
るので、配設作業を極めて容易に、また、効率的に行な
うことができる。また、資材を吊り上げるためのクレー
ンを構築現場周辺に設置して用いる必要がなく、したが
って、構築現場周辺におけるスペースの有効利用あるい
は狭隘なな場所での構築を可能とすることができる。さ
らに、支柱支持機構3によって支柱4を上昇させること
により、高橋脚を容易に構築することができる。なお、
上記実施例では、塔状構造物として橋脚を例にとって説
明したが、本実施例の塔状構造物の構築装置及び構築工
法によって構築可能な塔状構造物としては、橋脚に限定
されることはない。また、ジャッキ15が反力を得るた
めに設けられたロッド16を上方へ延ばして屋根部6の
支柱として用いても良い。なお、この場合、このロッド
16としては、屋根部6を十分に支持可能な太い径にし
て剛性を高める必要がある。
【0016】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の塔状構
造物の構築装置及び構築工法によれば、下記の効果を得
ることができる。請求項1記載の塔状構造物の構築装置
によれば、塔状構造物の構築作業現場の上方を屋根部に
よって覆った状態にて構築作業を行なうことができるの
で、悪天候等による構築作業の中断を招くことなく作業
を続行することができ、悪天候による工期の長期化をな
くすことができる。請求項2記載の塔状構造物の構築装
置によれば、型枠によって囲われた空間内にコンクリー
トを打設し、このコンクリートの硬化後に、これら型枠
を上昇機構によって上昇させて、再び上記作業を行なう
ことにより、又は、型枠によって囲われて空間内にコン
クリートを打設し、それと同時に連続的に型枠を上昇機
構によって上昇させることにより、極めて容易に、コン
クリート製の塔状構造物を構築することができる。これ
により、従来必要であった煩雑な型枠作業、つまり、型
枠の移動、据え付け、脱型、清掃等の各種作業を効率的
に行なうことができ、これにより、現場作業員を削減す
ることができるとともに、構築作業を連続的に行なうこ
とができ、工期短縮を図ることができる。
造物の構築装置及び構築工法によれば、下記の効果を得
ることができる。請求項1記載の塔状構造物の構築装置
によれば、塔状構造物の構築作業現場の上方を屋根部に
よって覆った状態にて構築作業を行なうことができるの
で、悪天候等による構築作業の中断を招くことなく作業
を続行することができ、悪天候による工期の長期化をな
くすことができる。請求項2記載の塔状構造物の構築装
置によれば、型枠によって囲われた空間内にコンクリー
トを打設し、このコンクリートの硬化後に、これら型枠
を上昇機構によって上昇させて、再び上記作業を行なう
ことにより、又は、型枠によって囲われて空間内にコン
クリートを打設し、それと同時に連続的に型枠を上昇機
構によって上昇させることにより、極めて容易に、コン
クリート製の塔状構造物を構築することができる。これ
により、従来必要であった煩雑な型枠作業、つまり、型
枠の移動、据え付け、脱型、清掃等の各種作業を効率的
に行なうことができ、これにより、現場作業員を削減す
ることができるとともに、構築作業を連続的に行なうこ
とができ、工期短縮を図ることができる。
【0017】請求項3記載の塔状構造物の構築装置によ
れば、屋根部に設けられたクレーンによって塔状構造物
に配設する鋼材等の資材を吊り上げて所定の場所へ設置
することができるので、配設作業を極めて容易に、効率
的に行なうことができる。また、資材を吊り上げるため
のクレーンを構築現場周辺に設置して用いる必要がな
く、したがって、塔状構造物の構築現場周辺におけるス
ペースの有効利用あるいは狭隘な場所での構築を可能と
することができる。請求項4記載の塔状構造物の構築装
置によれば、支柱支持機構によって支柱を上昇させるこ
とにより、高層の塔状構造物を容易に構築することがで
きる。
れば、屋根部に設けられたクレーンによって塔状構造物
に配設する鋼材等の資材を吊り上げて所定の場所へ設置
することができるので、配設作業を極めて容易に、効率
的に行なうことができる。また、資材を吊り上げるため
のクレーンを構築現場周辺に設置して用いる必要がな
く、したがって、塔状構造物の構築現場周辺におけるス
ペースの有効利用あるいは狭隘な場所での構築を可能と
することができる。請求項4記載の塔状構造物の構築装
置によれば、支柱支持機構によって支柱を上昇させるこ
とにより、高層の塔状構造物を容易に構築することがで
きる。
【0018】請求項5記載の塔状構造物の構築工法によ
れば、軸方向鋼材の配設後に、せん断補強鋼材配設工
程、コンクリート打設工程及び型枠移動工程を行なうこ
とにより、極めて容易に、コンクリート製の塔状構造物
を構築することができる。また、塔状構造物の上部を屋
根部にて覆った状態にて作業を行なうので、天候に左右
されることなく構築作業を行なうことができる。請求項
6記載の塔状構造物の構築工法によれば、せん断補強鋼
材配設工程、コンクリート打設工程及び型枠移動工程の
所定回数の繰り返し後に、支柱を上昇させ、クレーンに
よって軸方向鋼材を配設し、再び、せん断補強鋼材配設
工程、コンクリート打設工程及び型枠移動工程を繰り返
し行なうことにより、さらに高層のコンクリート製の塔
状構造物を容易に構築することができる。
れば、軸方向鋼材の配設後に、せん断補強鋼材配設工
程、コンクリート打設工程及び型枠移動工程を行なうこ
とにより、極めて容易に、コンクリート製の塔状構造物
を構築することができる。また、塔状構造物の上部を屋
根部にて覆った状態にて作業を行なうので、天候に左右
されることなく構築作業を行なうことができる。請求項
6記載の塔状構造物の構築工法によれば、せん断補強鋼
材配設工程、コンクリート打設工程及び型枠移動工程の
所定回数の繰り返し後に、支柱を上昇させ、クレーンに
よって軸方向鋼材を配設し、再び、せん断補強鋼材配設
工程、コンクリート打設工程及び型枠移動工程を繰り返
し行なうことにより、さらに高層のコンクリート製の塔
状構造物を容易に構築することができる。
【図1】本発明の塔状構造物の構築装置及び構築工法の
実施例を説明する構築途中の橋脚及び構築装置の側面図
である。
実施例を説明する構築途中の橋脚及び構築装置の側面図
である。
【図2】本発明の塔状構造物の構築装置及び構築工法の
実施例を説明する構築途中の橋脚の断面図である。
実施例を説明する構築途中の橋脚の断面図である。
【図3】本発明の実施例の塔状構造物の構築工法による
橋脚の構築作業工程を説明するフローチャート図であ
る。
橋脚の構築作業工程を説明するフローチャート図であ
る。
1 橋脚(塔状構造物) 3 支柱支持機構 4 支柱 5 天井クレーン(クレーン) 6 屋根部 7 軸方向鋼材 8 せん断補強鋼材 11 型枠装置 12 外型枠(型枠) 13 内型枠(型枠) 15 ジャッキ(上昇機構)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04H 12/12 12/34
Claims (6)
- 【請求項1】 構築する塔状構造物に沿って立設された
支柱と、該支柱の上端部に前記塔状構造物の上部を覆う
ように支持された屋根部とを具備することを特徴とする
塔状構造物の構築装置。 - 【請求項2】 前記塔状構造物の躯体となる構築箇所を
囲うように配置された型枠と、該型枠を上昇させる上昇
機構とを有する型枠装置が設けられてなることを特徴と
する請求項1記載の塔状構造物の構築装置。 - 【請求項3】 前記屋根部には、鋼材等の資材を吊り上
げるクレーンが設けられてなることを特徴とする請求項
1または請求項2記載の塔状構造物の構築装置。 - 【請求項4】 前記支柱を塔状構造物に沿って支持する
とともに上昇させる支柱支持機構が設けられてなること
を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の
塔状構造物の構築装置。 - 【請求項5】 構築する塔状構造物に沿って立設された
支柱の上端部に、塔状構造物の上部を覆うように、クレ
ーンが設けられた屋根部を支持させるとともに、構築す
る塔状構造物の躯体の構築箇所を囲うように、上昇機構
によって上昇可能な型枠を設置し、前記クレーンによっ
て前記躯体の構築箇所へ軸方向鋼材を配設し、 その後、前記躯体の構築箇所へせん断補強鋼材を配設す
るせん断補強鋼材配設工程と、 前記躯体の構築箇所にコンクリートを打設するコンクリ
ート打設工程と、 前記型枠を上昇させる型枠移動工程とを順に繰り返し行
なう、または同時に連続的に行なうことを特徴とする塔
状構造物の構築工法。 - 【請求項6】 前記せん断補強鋼材配設工程、コンクリ
ート打設工程及び型枠移動工程の所定回数の繰り返し後
に、前記支柱を上昇させ、前記クレーンによって軸方向
鋼材を配設し、再び、前記せん断補強鋼材配設工程、コ
ンクリート打設工程及び前記型枠移動工程を繰り返し行
なう、または同時に連続的に行なうことを特徴とする請
求項5記載の塔状構造物の構築工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17145994A JPH0835334A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 塔状構造物の構築装置及び構築工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17145994A JPH0835334A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 塔状構造物の構築装置及び構築工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0835334A true JPH0835334A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=15923505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17145994A Pending JPH0835334A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | 塔状構造物の構築装置及び構築工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0835334A (ja) |
-
1994
- 1994-07-22 JP JP17145994A patent/JPH0835334A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011225 |