JPH083570B2 - 光学素子の保持方法 - Google Patents

光学素子の保持方法

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JPH083570B2
JPH083570B2 JP61062620A JP6262086A JPH083570B2 JP H083570 B2 JPH083570 B2 JP H083570B2 JP 61062620 A JP61062620 A JP 61062620A JP 6262086 A JP6262086 A JP 6262086A JP H083570 B2 JPH083570 B2 JP H083570B2
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JP
Japan
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optical element
adhesive
optical
peripheral surface
lens frame
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JP61062620A
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孝枝 治武
直行 瀬尾
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、鏡枠にレンズ,プリズム等の光学素子を固
定保持させるための光学素子の保持方法に関する。
[従来の技術] 上記この種の光学素子保持装置としては、一般に、第
4図,第5図a,b,第6図にて示すごとき構成が知られて
いる。
第4図にて示す構成は、鏡枠1に光学素子2の支持段
部3を有する収納部4を形成し、この収納部4内に光学
素子2を収納した後に、薄肉に形設した収納部4の上部
を内方に屈曲せしめ、この屈曲爪部5にて光学素子2を
固定保持するように構成したものである。かかる技術
は、実開昭58−18211号公報に開示されている。又、上
記構成において、収納部4の内周面と光学素子2の外周
面との間の空隙部に充填材を塗布し、カシメを併用する
場合もある。
第5図a,bにて示す構成は、鏡枠1の収納部4内に光
学素子2を収納した後に、弾性部材6を介在させて押え
環7を介して光学素子2を固定保持しうるように構成し
たものであり、第5図aは押え環7を介して光学2との
間に、第5図bは収納部4の内周面と光学素子2の外周
面との間の空隙部にそれぞれ弾性部材6を介在させて構
成したものである。かかる技術は、特開昭59−31915号
公報に開示されている。
第6図にて示す構成は、鏡枠1における収納部4内周
面と光学素子2の外周面との空隙部に接着剤8を充填し
て硬化させることにより、光学素子2を固定保持しうる
ように構成したものであり、かかる技術は、特開昭59−
135406号公報に開示されている。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来技術のうち、第4図にて示すごときカシメ手
段にて光学素子2を固定する構成や、第5図a,bにて示
すごとき押え環7を用いて光学素子2を固定する構成に
おいては、カシメる力量(固定力)や押え環7の押圧力
が大きい場合には光学素子2に光学歪が発生するという
大きな問題点があった。この場合、例えばカシメ手段に
よる固定構成の場合には、光学歪を抑える手段として充
填材を用いるが、充填材はエポキシ系・シリコン系とも
硬化時間が24時間と長く、この硬化時間内に心ずれが生
じ易く、そのための心出し調整作業を必要として作業性
が著しく悪い。又、心出し時間も長時間を要する。
又、第6図にて示すごとき接着手段により光学素子2
を固定保持する構成においては、環境の変化により接着
剤8が劣化し易く、光学系の品質(外観性)が著しく低
下するという問題点があった。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みなされたもの
であって、心ずれを生じさせることなく短時間で光学素
子を鏡枠に固定保持させることができるとともに、接着
剤の劣化を防止して光学系の品質(外観性)を良好な状
態に維持しうるようにした光学素子の保持方法を提供す
ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段及び作用] 本発明は、鏡枠における光学素子収納部の内周面とこ
の収納部に内装される光学素子の外周面との間の空隙部
に嫌気性接着剤を介装するとともに、前記空隙部を密閉
するための密閉部を設けて構成することにより、接着剤
の短時間硬化,接着剤の劣化防止を可能としたものであ
る。
[実施例] 以下、図面を用いて本発明の実施例について詳細に説
明する。
(第1実施例) 第1図a,bは、本発明に係る方法を実施するための光
学素子保持装置10の第1の実施例を示すものであり、第
1図aは光学素子11としてレンズを、又、第1図bは光
学素子11としてプリズムに適用した例を示すものであ
る。
図に示すように鏡枠12には、光学素子11を収納する収
納部13と、光学素子支持段部14とが形設してあり、収納
部13内に光学素子(図はレンズを例示している)11が収
納されるようになっている。収納時には光学素子11は、
光軸lと直交する方向に形設された支持段部14に当接し
て光軸方向の位置決めがなされるように設定されてい
る。
収納部13の内周面と光学素子11の外周面との間に形成
される環状空隙部には、充填剤として嫌気性接着剤(例
えば、ロックタイト325,326,638等)15が充填してあ
る。そして、光学素子11を収納するとともに嫌気性接着
剤15を充填された収納部13は、密閉部16を介して密閉さ
れるように構成してある。密閉部16は、薄肉状に形設し
た収納部13の開口端部側を光軸lと直交する方向に内方
に向けて屈曲させることにより折曲げ構成してある。こ
の密閉部16は、収納部13を密閉状態にするとともに、光
学素子11を光学歪を生じさせない程度に軽く固定保持す
る機能も兼持するように設定構成してある。嫌気性接着
剤15には、接着剤硬化による光学歪の発生を緩和させる
ための可塑剤やフイラー(ガラス繊維やガラス粉等より
なる充填材)を添加する場合もある。又、鏡枠12をプラ
スチックにて構成する場合には、嫌気性接着剤15の接触
部にプライマーを使用することにより硬化が充分なもの
となる。
次に、上記構成よりなる光学素子保持装置10により光
学素子11を固定保持する方法について説明する。
まず、レンズ又はプリズムよりなる光学素子11を鏡枠
12における収納部13内に落し込む。次に、収納部13の内
周面と光学素子11の外周面との間の空隙部に嫌気性接着
剤15を充填する。次に、薄肉の収納部13の開口端部側を
内方に折曲げ、収納部13を密閉するとともに光学素子11
を軽く保持する。折曲げられた密閉部16を介して密閉さ
れると、嫌気性接着剤15は外気(空気)としゃ断されて
化学反応を開始し、短時間で完全硬化する。従って、光
学素子11は、嫌気性接着剤15と密閉部16を介して光学歪
を生じることなく確実に保持される。
又、上記実施例によれば、嫌気性接着剤15が短時間で
完全硬化するので、心ずれを生じさせることなく光学素
子11を確実に保持でき、作業性の向上,品質の向上が図
れる。又、密閉部16は光学素子11を軽く保持するだけで
よいので、光学素子11に光学歪が生じることはない。
又、充填材と接着剤の機能を有する接着剤15の介在によ
り、環境変化時に生ずる密閉部16と光学素子11との間の
ガタの発生を確実に防止することができるとともに、密
閉部16の作用により接着剤15が外気(空気)と直接接触
することがなく、接着剤15の劣化防止が図れる。その結
果、耐環境性を向上することができ、品質の低下防止が
図れる。
(第2実施例) 第2図a,bは、本発明の第2の実施例を示すものであ
る。本実施例の特徴は、第1図a,bにおけるカシメ手段
による密閉部16の代りに、押え環17を密閉部として構成
した点である。押え環17は、鏡枠12の収納部13内周面又
は外周面に刻設したねじ部18に螺合するように設定して
あり、この押え環17により収納部13を密閉しうるととも
に光学素子11を軽く保持しうるように設定構成してあ
る。なお、第2図aは、押え環17を収納部13の内周面に
螺合構成したのもであり、第2図bは、押え環17を収納
部13の外周面に螺合させて構成したものである。その他
の構成は、第1図aにて示したものと同様であるので、
同一構成部には同一符号を付してその説明を省略する。
上記構成によれば、押え環17を介して収納部13を密閉
することができ、これにより、充填材と接着剤の両機能
を有する嫌気性接着剤15を短時間で硬化させることがで
きるとともに、押え環17を介して光学素子11を軽く保持
することができる。その他の作用効果は、第1実施例と
同様であるのでその説明を省略する。
(第3実施例) 第3図a,bは、本発明に係る方法を実施するための光
学素子保持装置10の第3実施例を示すものである。本実
施例の特徴は、押え環17の外周又は内周に各周回りに3
個以上のばね19を付設構成し、他方、収納部13の内周面
又は外周面にばね19と係合するばね受け部20を凹設して
構成した点である。即ち、押え環17を光軸方向に嵌挿し
てばね19をばね受け部20に係止(ロック)させることに
より、押え環17を介して収納部13を密閉させるととも
に、光学素子11を軽く保持しうるように構成したもので
ある。その他の構成は、第2図a,bにて示したもと同様
であるので、同一構成部には同一符号を付してその説明
を省略する。
上記構成によれば、簡単な操作にて押え環17をその機
能が発揮できる状態にセットできる利点がある。その他
の作用,効果は第1実施例のものと同様であるので、そ
の説明を省略する。
なお、上記実施例においては、光学素子11としてレン
ズ,プリズムの例を示したが、これに限定されるもので
はなく、ミラーその他の光学素子に適用できるのは勿論
である。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、密閉部にて外気(空
気)としゃ断された嫌気性接着剤が短時間にて硬化して
光学素子の心ずれを防止するので、作業性が極めて向上
する。又、嫌気性接着剤と密閉部とにより光学素子を光
学歪が生じない程度に保持しうるので、環境の変化によ
り温度変化等が生じてもガタの発生を防止することがで
き、耐環境性を向上しうる。又、密閉部により接着剤が
外気と接触しないので、劣化を防止することができ、外
観上も良好となり品質の維持が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本発明に係る装置の第1実施例を示す正断
面図、第2図a,bは本発明に係る装置の第2実施例を示
す正断面図、第3図a,bは本発明に係る装置の第3実施
例を示す正断面図、第4図,第5図a,b及び第6図は従
来技術の構成を示す正断面図である。 11……光学素子 12……鏡枠 13……収納部 15……嫌気性接着剤 16……密閉部 17……押え環(密閉部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鏡枠内の支持段部に光学素子の光学機能面
    の一側を当接して光軸方向の位置決めをすると共に、前
    記鏡枠の内周面と前記光学素子の外周面との間に形成さ
    れる空隙部に嫌気性接着剤を充填し、 この充填した前記接着剤を前記支持段部および前記内周
    面とともに密閉状態にすると共に前記光学素子の光学機
    能面の他側に光学歪を生じさせない程度に軽く保持する
    密閉部を前記光学素子の他側の鏡枠に配置し、前記接着
    剤を外気としゃ断して硬化させるとともにこの硬化した
    接着剤を前記密閉部により外気としゃ断することを特徴
    とする光学素子の保持方法。
JP61062620A 1986-03-19 1986-03-19 光学素子の保持方法 Expired - Lifetime JPH083570B2 (ja)

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