JPH0835860A - センサ制御装置 - Google Patents
センサ制御装置Info
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- JPH0835860A JPH0835860A JP17128094A JP17128094A JPH0835860A JP H0835860 A JPH0835860 A JP H0835860A JP 17128094 A JP17128094 A JP 17128094A JP 17128094 A JP17128094 A JP 17128094A JP H0835860 A JPH0835860 A JP H0835860A
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- sensor
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- Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 AD変換値に悪影響を与えることなく安定な
制御を可能とし、金等でメッキした高価な接触部を用い
ることなくセンサと制御装置との間のコネクタ部の確実
な接触不良対策を実現したセンサ制御装置を得る。 【構成】 検出信号Dを出力するセンサ2と、検出信号
をAD変換して制御対象3を制御する制御装置1と、セ
ンサ出力端子bと制御装置入力端子eとの間を接続する
信号線LDと、電源線LPおよびグランド線LGとを備
え、制御装置は、所定タイミングで入力端子eを電源ま
たはグランドの一方に短絡させる短絡手段13を含み、
短絡手段は、電源線またはグランド線を介して、信号線
の両端に接続された出力端子および入力端子間に所定電
圧を印加して所定電流を通電し、信号線の接触抵抗増大
の原因となる酸化膜を破壊する。
制御を可能とし、金等でメッキした高価な接触部を用い
ることなくセンサと制御装置との間のコネクタ部の確実
な接触不良対策を実現したセンサ制御装置を得る。 【構成】 検出信号Dを出力するセンサ2と、検出信号
をAD変換して制御対象3を制御する制御装置1と、セ
ンサ出力端子bと制御装置入力端子eとの間を接続する
信号線LDと、電源線LPおよびグランド線LGとを備
え、制御装置は、所定タイミングで入力端子eを電源ま
たはグランドの一方に短絡させる短絡手段13を含み、
短絡手段は、電源線またはグランド線を介して、信号線
の両端に接続された出力端子および入力端子間に所定電
圧を印加して所定電流を通電し、信号線の接触抵抗増大
の原因となる酸化膜を破壊する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば自動車のパ
ワーステアリング装置に用いられるトルクセンサ等のセ
ンサ制御装置に関し、特にコストアップを招くことなく
センサ部と制御部との間のコネクタ部の接触不良を確実
に防止または検出し、信頼性を向上させたセンサ制御装
置に関するものである。
ワーステアリング装置に用いられるトルクセンサ等のセ
ンサ制御装置に関し、特にコストアップを招くことなく
センサ部と制御部との間のコネクタ部の接触不良を確実
に防止または検出し、信頼性を向上させたセンサ制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車等の舵取り装置におい
て、操舵トルクを電動モータで補助するパワーステアリ
ング制御装置が開発されている。この種の装置において
は、センサ手段としてトルクセンサが用いられるが、信
頼性を確保するために、種々の提案がなされている。
て、操舵トルクを電動モータで補助するパワーステアリ
ング制御装置が開発されている。この種の装置において
は、センサ手段としてトルクセンサが用いられるが、信
頼性を確保するために、種々の提案がなされている。
【0003】従来のセンサ制御装置としては、たとえ
ば、特開昭64ー44378号公報等に記載された電動
パワーステアリングの保護装置があげられる。この場
合、可変抵抗器で構成されたトルクセンサは、コネクタ
を介してコントローラと接続されており、トルクセンサ
からの検出信号をコントローラ内のAD変換器に入力し
ている。
ば、特開昭64ー44378号公報等に記載された電動
パワーステアリングの保護装置があげられる。この場
合、可変抵抗器で構成されたトルクセンサは、コネクタ
を介してコントローラと接続されており、トルクセンサ
からの検出信号をコントローラ内のAD変換器に入力し
ている。
【0004】また、コントローラ内には、トルクセンサ
との接触不良を検出するための調整抵抗が設けられてお
り、コネクタを介したトルクセンサとの接触不良等の異
常を迅速に検出できるようになっている。一般的に、コ
ントローラとトルクセンサ等との接続に用いられる信号
線のコネクタピンには、接触不良の発生を防止するため
に、金メッキがよく使用されている。
との接触不良を検出するための調整抵抗が設けられてお
り、コネクタを介したトルクセンサとの接触不良等の異
常を迅速に検出できるようになっている。一般的に、コ
ントローラとトルクセンサ等との接続に用いられる信号
線のコネクタピンには、接触不良の発生を防止するため
に、金メッキがよく使用されている。
【0005】なぜなら、コネクタを介した場合の接触不
良は、接続対象となる双方のコネクタピンとコネクタピ
ンとが擦りあって発生した削り屑が、コネクタピンとコ
ネクタピンとの接触面の間に貯まった後で酸化して通電
性が低下する(抵抗体になる)ために発生するので、こ
のような接触不良対策としては、通常、コネクタピンを
酸化しにくい貴金属(たとえば、金)でメッキすること
が考えられるからである。
良は、接続対象となる双方のコネクタピンとコネクタピ
ンとが擦りあって発生した削り屑が、コネクタピンとコ
ネクタピンとの接触面の間に貯まった後で酸化して通電
性が低下する(抵抗体になる)ために発生するので、こ
のような接触不良対策としては、通常、コネクタピンを
酸化しにくい貴金属(たとえば、金)でメッキすること
が考えられるからである。
【0006】図20は従来のセンサ制御装置の一例を概
略的に示す回路構成図である。図において、1はたとえ
ば電動パワーステアリングの制御装置、2は可変抵抗器
RSで構成されたトルクセンサ、aはトルクセンサ2の
電源入力端子(以下、電源端子という)、bはトルクセ
ンサ2の出力端子、cはトルクセンサ2のグランド端
子、dは制御装置1の電源出力端子(以下、電源端子と
いう)、eは制御装置1の入力端子、fは制御装置1の
グランド端子である。
略的に示す回路構成図である。図において、1はたとえ
ば電動パワーステアリングの制御装置、2は可変抵抗器
RSで構成されたトルクセンサ、aはトルクセンサ2の
電源入力端子(以下、電源端子という)、bはトルクセ
ンサ2の出力端子、cはトルクセンサ2のグランド端
子、dは制御装置1の電源出力端子(以下、電源端子と
いう)、eは制御装置1の入力端子、fは制御装置1の
グランド端子である。
【0007】LPはトルクセンサ2の電源端子aと制御
装置1の電源端子dとの間を接続する電源線、LDはト
ルクセンサ2の出力端子bと制御装置1の入力端子eと
の間を接続する信号線、LGはトルクセンサ2のグラン
ド端子cと制御装置1のグランド端子fとの間を接続す
るグランド線である。
装置1の電源端子dとの間を接続する電源線、LDはト
ルクセンサ2の出力端子bと制御装置1の入力端子eと
の間を接続する信号線、LGはトルクセンサ2のグラン
ド端子cと制御装置1のグランド端子fとの間を接続す
るグランド線である。
【0008】トルクセンサ2は、電源端子aからグラン
ド端子cに流れる電流を、可変抵抗器RSの分圧電圧と
してピックアップし、ステアリング系(図示せず)に印
加される操舵トルクを示す検出信号Dを出力するように
なっている。
ド端子cに流れる電流を、可変抵抗器RSの分圧電圧と
してピックアップし、ステアリング系(図示せず)に印
加される操舵トルクを示す検出信号Dを出力するように
なっている。
【0009】制御装置1は、トルクセンサ2からの検出
信号Dに応じてステアリング系に連結された電動モータ
(図示せず)を制御するため、AD変換器(図示せず)
を含みAD変換ポートTSを有するマイコン10と、検
出信号Dを波形整形するセンサ検出回路12と、センサ
電源回路およびモータ駆動回路(ともに図示せず)とを
供えている。
信号Dに応じてステアリング系に連結された電動モータ
(図示せず)を制御するため、AD変換器(図示せず)
を含みAD変換ポートTSを有するマイコン10と、検
出信号Dを波形整形するセンサ検出回路12と、センサ
電源回路およびモータ駆動回路(ともに図示せず)とを
供えている。
【0010】センサ検出回路12は、波形整形後の検出
信号Dをマイコン10に入力し、マイコン10は、検出
信号DをAD変換して処理するようになっている。セン
サ検出回路12は、検出信号Dが入力される信号線LD
の断線検出用の抵抗器RMと、抵抗器Rおよびコンデン
サCからなるフィルタとを有する。
信号Dをマイコン10に入力し、マイコン10は、検出
信号DをAD変換して処理するようになっている。セン
サ検出回路12は、検出信号Dが入力される信号線LD
の断線検出用の抵抗器RMと、抵抗器Rおよびコンデン
サCからなるフィルタとを有する。
【0011】抵抗器RMは、信号線LDに接続された入
力端子eとグランド線LGに接続されたグランド端子f
との間に接続され、出力端子bおよび入力端子e間の信
号線LDが断線したときに、マイコン10のAD変換ポ
ートTSに入力される電圧をグランドレベルにするよう
になっている。
力端子eとグランド線LGに接続されたグランド端子f
との間に接続され、出力端子bおよび入力端子e間の信
号線LDが断線したときに、マイコン10のAD変換ポ
ートTSに入力される電圧をグランドレベルにするよう
になっている。
【0012】通常、トルクセンサ2の検出精度は、信号
線LDに流れる電流に反比例し、たとえば信号線LDに
流れる電流が少ないほど電圧降下が少なく、トルクセン
サ2としての検出精度は向上する。したがって、従来よ
り、図20のようなセンサ制御装置は、センサとしての
検出精度を向上させるために、信号線LDに流れる電流
が少なくなるように設計されている。
線LDに流れる電流に反比例し、たとえば信号線LDに
流れる電流が少ないほど電圧降下が少なく、トルクセン
サ2としての検出精度は向上する。したがって、従来よ
り、図20のようなセンサ制御装置は、センサとしての
検出精度を向上させるために、信号線LDに流れる電流
が少なくなるように設計されている。
【0013】たとえば、断線検出用の抵抗器RMは、ト
ルクセンサ2内の可変抵抗器RSに対してパラレル接続
されているので、抵抗値が小さければ信号線LDに流れ
る電流が増加し、センサの検出精度を低下させることに
なる。したがって、抵抗器RMとして、可変抵抗器RS
の数百倍以上の抵抗値を有するものを用い、トルクセン
サ2の出力端子bから信号線LDに対して数μA〜数1
0μA程度の電流しか流れ出ないようにしている。
ルクセンサ2内の可変抵抗器RSに対してパラレル接続
されているので、抵抗値が小さければ信号線LDに流れ
る電流が増加し、センサの検出精度を低下させることに
なる。したがって、抵抗器RMとして、可変抵抗器RS
の数百倍以上の抵抗値を有するものを用い、トルクセン
サ2の出力端子bから信号線LDに対して数μA〜数1
0μA程度の電流しか流れ出ないようにしている。
【0014】ところで、前述したコネクタピンの削り屑
の酸化による酸化膜は、所定(数mA程度)以上の電流
を通電すると破壊されることが知られており、電源端子
aおよびd、ならびにグランド端子cおよびfに関して
は、通常の数mA以上の通電により接触抵抗値が元に戻
るため、接触不良等は発生しない。
の酸化による酸化膜は、所定(数mA程度)以上の電流
を通電すると破壊されることが知られており、電源端子
aおよびd、ならびにグランド端子cおよびfに関して
は、通常の数mA以上の通電により接触抵抗値が元に戻
るため、接触不良等は発生しない。
【0015】しかし、信号線LDの両端の入出力端子b
およびeに関しては、前述した検出精度確保の理由か
ら、センサ検出回路12は、大抵抗値(1MΩ程度)の
抵抗器RMを介して、信号線LDに数μA〜数10μA
程度の電流しか流していない。したがって、通常の検出
電流ではコネクタピンに発生した酸化膜を破壊すること
ができず、信号線LDの両端を含むコネクタ部の接触不
良が重大な問題となる。このため、信号線LDの周辺の
接触不良を解除、防止または検出することが要求されて
いる。
およびeに関しては、前述した検出精度確保の理由か
ら、センサ検出回路12は、大抵抗値(1MΩ程度)の
抵抗器RMを介して、信号線LDに数μA〜数10μA
程度の電流しか流していない。したがって、通常の検出
電流ではコネクタピンに発生した酸化膜を破壊すること
ができず、信号線LDの両端を含むコネクタ部の接触不
良が重大な問題となる。このため、信号線LDの周辺の
接触不良を解除、防止または検出することが要求されて
いる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来のセンサ制御装置
は以上のように、制御装置1とセンサ2とを接続する各
コネクタピンの接触面に発生した接触不良を除去するこ
とができないため、接触不良対策として、コネクタピン
を酸化しにくい貴金属でメッキしているので、たとえ
ば、センサ2とハーネス(図示せず)との間の接続点
や、ハーネスと制御装置1との間の接続点等の数が多く
なるにつれて、接続回路が高価になるという問題点があ
った。
は以上のように、制御装置1とセンサ2とを接続する各
コネクタピンの接触面に発生した接触不良を除去するこ
とができないため、接触不良対策として、コネクタピン
を酸化しにくい貴金属でメッキしているので、たとえ
ば、センサ2とハーネス(図示せず)との間の接続点
や、ハーネスと制御装置1との間の接続点等の数が多く
なるにつれて、接続回路が高価になるという問題点があ
った。
【0017】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、コストアップを招く金メッキ等
を施すことなくセンサ部と制御部との間の接続回路部の
確実な接触不良対策を実現し、また、故障判定を行うこ
とによりシステムの安全性および信頼性を向上させセン
サ制御装置を得ることを目的とする。
ためになされたもので、コストアップを招く金メッキ等
を施すことなくセンサ部と制御部との間の接続回路部の
確実な接触不良対策を実現し、また、故障判定を行うこ
とによりシステムの安全性および信頼性を向上させセン
サ制御装置を得ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に請求項1に係
るセンサ制御装置は、制御対象に関連する検出信号を出
力するセンサと、検出信号をデジタル信号に変換するA
D変換器を含み、AD変換された検出信号を用いて制御
対象を制御する制御装置と、センサの出力端子と制御装
置の入力端子との間を接続する信号線と、センサの電源
端子と制御装置の電源端子との間を接続する電源線と、
センサのグランド端子と制御装置のグランド端子との間
を接続するグランド線とを備え、制御装置は、所定タイ
ミングにおいて制御装置の入力端子を電源またはグラン
ドの一方に短絡させる短絡手段を含み、短絡手段は、電
源線またはグランド線を介して、信号線の両端に接続さ
れた出力端子および入力端子間に所定電圧を印加して所
定電流を通電するものである。
るセンサ制御装置は、制御対象に関連する検出信号を出
力するセンサと、検出信号をデジタル信号に変換するA
D変換器を含み、AD変換された検出信号を用いて制御
対象を制御する制御装置と、センサの出力端子と制御装
置の入力端子との間を接続する信号線と、センサの電源
端子と制御装置の電源端子との間を接続する電源線と、
センサのグランド端子と制御装置のグランド端子との間
を接続するグランド線とを備え、制御装置は、所定タイ
ミングにおいて制御装置の入力端子を電源またはグラン
ドの一方に短絡させる短絡手段を含み、短絡手段は、電
源線またはグランド線を介して、信号線の両端に接続さ
れた出力端子および入力端子間に所定電圧を印加して所
定電流を通電するものである。
【0019】また、この発明に請求項2に係るセンサ制
御装置は、請求項1において、短絡手段は、一端が入力
端子に接続され且つ他端が接地された開閉素子からな
り、制御装置は、所定タイミングにおいて開閉素子を閉
成駆動する開閉素子駆動部を含むものである。
御装置は、請求項1において、短絡手段は、一端が入力
端子に接続され且つ他端が接地された開閉素子からな
り、制御装置は、所定タイミングにおいて開閉素子を閉
成駆動する開閉素子駆動部を含むものである。
【0020】また、この発明に請求項3に係るセンサ制
御装置は、請求項1において、短絡手段は、一端が入力
端子に接続され且つ他端が電源に接続された開閉素子か
らなり、制御装置は、所定タイミングにおいて開閉素子
を閉成駆動する開閉素子駆動部を含むものである。
御装置は、請求項1において、短絡手段は、一端が入力
端子に接続され且つ他端が電源に接続された開閉素子か
らなり、制御装置は、所定タイミングにおいて開閉素子
を閉成駆動する開閉素子駆動部を含むものである。
【0021】また、この発明に請求項4に係るセンサ制
御装置は、請求項2または請求項3において、短絡手段
は、開閉素子に流れる電流を制限する制限抵抗器を含む
ものである。
御装置は、請求項2または請求項3において、短絡手段
は、開閉素子に流れる電流を制限する制限抵抗器を含む
ものである。
【0022】また、この発明に請求項5に係るセンサ制
御装置は、請求項1から請求項4までのいずれかにおい
て、所定タイミングを、AD変換器が動作していないと
きとしたものである。
御装置は、請求項1から請求項4までのいずれかにおい
て、所定タイミングを、AD変換器が動作していないと
きとしたものである。
【0023】また、この発明に請求項6に係るセンサ制
御装置は、請求項1から請求項4までのいずれかにおい
て、所定タイミングを、制御装置が制御対象を駆動して
いないときとしたものである。
御装置は、請求項1から請求項4までのいずれかにおい
て、所定タイミングを、制御装置が制御対象を駆動して
いないときとしたものである。
【0024】また、この発明に請求項7に係るセンサ制
御装置は、請求項1から請求項6までのいずれかにおい
て、制御装置は、短絡手段が開放されてから所定時間経
過後にAD変換器を有効にするタイマ手段を含むもので
ある。
御装置は、請求項1から請求項6までのいずれかにおい
て、制御装置は、短絡手段が開放されてから所定時間経
過後にAD変換器を有効にするタイマ手段を含むもので
ある。
【0025】また、この発明に請求項8に係るセンサ制
御装置は、請求項1から請求項7までのいずれかにおい
て、制御装置は、制御装置の起動時において、短絡手段
の開放中にAD変換された検出信号と短絡手段の短絡中
にAD変換された検出信号とから、センサの抵抗値を算
出するセンサ抵抗値算出手段と、抵抗値に基づいてセン
サの不良を判定するセンサ不良判定手段と、センサの不
良判定時に制御対象の制御を停止する制御停止手段とを
含むものである。
御装置は、請求項1から請求項7までのいずれかにおい
て、制御装置は、制御装置の起動時において、短絡手段
の開放中にAD変換された検出信号と短絡手段の短絡中
にAD変換された検出信号とから、センサの抵抗値を算
出するセンサ抵抗値算出手段と、抵抗値に基づいてセン
サの不良を判定するセンサ不良判定手段と、センサの不
良判定時に制御対象の制御を停止する制御停止手段とを
含むものである。
【0026】また、この発明に請求項9に係るセンサ制
御装置は、請求項1から請求項8までのいずれかにおい
て、制御装置は、短絡手段の開放中にAD変換された検
出信号と短絡手段の短絡中にAD変換された検出信号と
から、信号線の両端を含むコネクタ部の接触抵抗値を算
出する接触抵抗値算出手段と、接触抵抗値に基づいてコ
ネクタ部の不良を判定するコネクタ部不良判定手段と、
コネクタ部の不良判定時に制御対象の制御を停止する制
御停止手段とを含むものである。
御装置は、請求項1から請求項8までのいずれかにおい
て、制御装置は、短絡手段の開放中にAD変換された検
出信号と短絡手段の短絡中にAD変換された検出信号と
から、信号線の両端を含むコネクタ部の接触抵抗値を算
出する接触抵抗値算出手段と、接触抵抗値に基づいてコ
ネクタ部の不良を判定するコネクタ部不良判定手段と、
コネクタ部の不良判定時に制御対象の制御を停止する制
御停止手段とを含むものである。
【0027】また、この発明に請求項10に係るセンサ
制御装置は、請求項1から請求項9までのいずれかにお
いて、制御装置は、短絡手段を短絡したときの検出信号
を、短絡手段が開放されるまで保持する検出信号保持部
を含むものである。
制御装置は、請求項1から請求項9までのいずれかにお
いて、制御装置は、短絡手段を短絡したときの検出信号
を、短絡手段が開放されるまで保持する検出信号保持部
を含むものである。
【0028】また、この発明に請求項11に係るセンサ
制御装置は、請求項1から請求項10までのいずれかに
おいて、センサは複数並設され、制御装置は、複数のセ
ンサのうちのAD変換していないセンサに関連する短絡
手段を逐次に開閉するものである。
制御装置は、請求項1から請求項10までのいずれかに
おいて、センサは複数並設され、制御装置は、複数のセ
ンサのうちのAD変換していないセンサに関連する短絡
手段を逐次に開閉するものである。
【0029】
【作用】この発明の請求項1においては、AD変換値を
用いて制御対象を制御していない所定タイミングで、電
源線またはグランド線を介して信号線に所定電圧を印加
して所定電流を通電し、信号線の接触抵抗増大の原因と
なる酸化膜を破壊するのに十分な電流を流して接触不良
の発生を防止する。
用いて制御対象を制御していない所定タイミングで、電
源線またはグランド線を介して信号線に所定電圧を印加
して所定電流を通電し、信号線の接触抵抗増大の原因と
なる酸化膜を破壊するのに十分な電流を流して接触不良
の発生を防止する。
【0030】また、この発明の請求項2においては、制
御装置の入力端子に一端が接続され且つ他端が接地され
た開閉素子を短絡手段として挿入し、所定タイミングに
応答して開閉素子を閉成し、電源線および信号線を介し
て開閉素子に流れる電流により酸化膜を破壊する。
御装置の入力端子に一端が接続され且つ他端が接地され
た開閉素子を短絡手段として挿入し、所定タイミングに
応答して開閉素子を閉成し、電源線および信号線を介し
て開閉素子に流れる電流により酸化膜を破壊する。
【0031】また、この発明の請求項3においては、制
御装置の入力端子に一端が接続され且つ他端が電源に接
続された開閉素子を短絡手段として挿入し、所定タイミ
ングに応答して開閉素子を閉成し、開閉素子から信号線
およびグランド線を介して流れる電流により酸化膜を破
壊する。
御装置の入力端子に一端が接続され且つ他端が電源に接
続された開閉素子を短絡手段として挿入し、所定タイミ
ングに応答して開閉素子を閉成し、開閉素子から信号線
およびグランド線を介して流れる電流により酸化膜を破
壊する。
【0032】また、この発明の請求項4においては、開
閉素子に流れる電流を制限抵抗器により制限し、開閉素
子および開閉素子駆動部を構成するトランジスタ素子等
の破壊を防止する。
閉素子に流れる電流を制限抵抗器により制限し、開閉素
子および開閉素子駆動部を構成するトランジスタ素子等
の破壊を防止する。
【0033】また、この発明の請求項5においては、A
D変換器が動作していないときに開閉素子を閉じて酸化
膜を破壊するとともに、開閉素子駆動時に発生するノイ
ズや検出信号の変動を制御に影響させないようにする。
D変換器が動作していないときに開閉素子を閉じて酸化
膜を破壊するとともに、開閉素子駆動時に発生するノイ
ズや検出信号の変動を制御に影響させないようにする。
【0034】また、この発明の請求項6においては、制
御対象を制御していないときに開閉素子を閉じて酸化膜
を破壊するとともに、開閉素子駆動時に発生するノイズ
や検出信号の変動が制御に影響しないようにする。
御対象を制御していないときに開閉素子を閉じて酸化膜
を破壊するとともに、開閉素子駆動時に発生するノイズ
や検出信号の変動が制御に影響しないようにする。
【0035】また、この発明の請求項7においては、短
絡手段を停止(開放)してから所定時間経過後(安定
後)のAD変換値を用いて制御対象を制御し、短絡手段
を駆動する際に発生するノイズや検出信号の変動がAD
変換値に影響しないようにする。
絡手段を停止(開放)してから所定時間経過後(安定
後)のAD変換値を用いて制御対象を制御し、短絡手段
を駆動する際に発生するノイズや検出信号の変動がAD
変換値に影響しないようにする。
【0036】また、この発明の請求項8においては、制
御装置起動時(最初の通電時)に、短絡手段を停止(開
放)しているときのAD変換値と、短絡手段を短絡駆動
しているときのAD変換値とから、センサの抵抗値を算
出し、センサ抵抗値が設定値より所定分(たとえば、数
%以上)変化していればセンサ不良と判定して制御を停
止し、安全性を向上させる。
御装置起動時(最初の通電時)に、短絡手段を停止(開
放)しているときのAD変換値と、短絡手段を短絡駆動
しているときのAD変換値とから、センサの抵抗値を算
出し、センサ抵抗値が設定値より所定分(たとえば、数
%以上)変化していればセンサ不良と判定して制御を停
止し、安全性を向上させる。
【0037】また、この発明の請求項9においては、短
絡手段を開放しているときのAD変換値と短絡駆動てい
るときのAD変換値とからコネクタ部の接触抵抗値を算
出し、接触抵抗値が所定分(たとえば、数%以上)変化
していればコネクタ部の不良と判定して制御を停止し、
安全性を向上させる。
絡手段を開放しているときのAD変換値と短絡駆動てい
るときのAD変換値とからコネクタ部の接触抵抗値を算
出し、接触抵抗値が所定分(たとえば、数%以上)変化
していればコネクタ部の不良と判定して制御を停止し、
安全性を向上させる。
【0038】また、この発明の請求項10においては、
短絡手段を短絡したときの検出信号を短絡手段が開放さ
れるまで保持し、短絡手段の駆動時に検出信号が変化し
ないようにする。これにより、短絡手段の駆動直後に検
出信号をAD変換しても制御に影響を与えることがな
い。
短絡手段を短絡したときの検出信号を短絡手段が開放さ
れるまで保持し、短絡手段の駆動時に検出信号が変化し
ないようにする。これにより、短絡手段の駆動直後に検
出信号をAD変換しても制御に影響を与えることがな
い。
【0039】また、この発明の請求項11においては、
AD変換していないセンサに関連する短絡手段を逐次に
開閉することにより、消費電流を抑制する。
AD変換していないセンサに関連する短絡手段を逐次に
開閉することにより、消費電流を抑制する。
【0040】
実施例1.(請求項1〜請求項6に対応) 以下、この発明の実施例1を図について説明する。図1
はこの発明の実施例1を示す回路構成図であり、前述と
同様に電動パワーステアリング制御装置を一例にとって
示している。図において、1、2、10、12、a〜
f、D、LP、LD、LGおよびTSは前述と同様のも
のであり、この場合、制御装置1の回路構成およびマイ
コン10の機能構成が異なっている。
はこの発明の実施例1を示す回路構成図であり、前述と
同様に電動パワーステアリング制御装置を一例にとって
示している。図において、1、2、10、12、a〜
f、D、LP、LD、LGおよびTSは前述と同様のも
のであり、この場合、制御装置1の回路構成およびマイ
コン10の機能構成が異なっている。
【0041】3は制御装置1の制御対象となる電動モー
タ(以下、単に、モータという)であり、たとえば、ス
テアリング系(図示せず)に連結されてステアリング操
舵を補助付勢するようになっている。モータ3は、制御
装置1の駆動出力端子gおよびhに対して入力端子iお
よびjが接続されており、トルクセンサ2の検出信号D
に応じて制御される。
タ(以下、単に、モータという)であり、たとえば、ス
テアリング系(図示せず)に連結されてステアリング操
舵を補助付勢するようになっている。モータ3は、制御
装置1の駆動出力端子gおよびhに対して入力端子iお
よびjが接続されており、トルクセンサ2の検出信号D
に応じて制御される。
【0042】トルクセンサ2を構成する可変抵抗器RS
は、一端が電源端子aおよび電源線LPを介して制御装
置1の電源端子dに接続され、他端がグランド端子cお
よびグランド線LGを介して制御装置1のグランド端子
fに接続され、中間タップ端が出力端子bおよび信号線
LDを介して制御装置1の入力端子eに接続されてい
る。
は、一端が電源端子aおよび電源線LPを介して制御装
置1の電源端子dに接続され、他端がグランド端子cお
よびグランド線LGを介して制御装置1のグランド端子
fに接続され、中間タップ端が出力端子bおよび信号線
LDを介して制御装置1の入力端子eに接続されてい
る。
【0043】制御装置1は、マイコン10およびセンサ
検出回路12とともに、トルクセンサ2に電源を供給す
るセンサ電源回路11と、モータ3を駆動するモータ駆
動回路14とを備えている。また、この場合、制御装置
1は、マイコン10の出力ポートTPの電圧レベルによ
り制御されて信号線LDの両端に所定電圧を印加して通
電させるための短絡回路13を備えている。
検出回路12とともに、トルクセンサ2に電源を供給す
るセンサ電源回路11と、モータ3を駆動するモータ駆
動回路14とを備えている。また、この場合、制御装置
1は、マイコン10の出力ポートTPの電圧レベルによ
り制御されて信号線LDの両端に所定電圧を印加して通
電させるための短絡回路13を備えている。
【0044】トルクセンサ2の各端子a〜cは、制御装
置1内のセンサ検出回路12の各端子d〜fにそれぞれ
接続されている。また、制御装置1内のモータ駆動回路
14の各端子gおよびhは、電動モータ3の各端子iお
よびjにそれぞれ接続されている。各端子a〜jの間は
ハーネスで接続されており、ハーネスと各端子a〜jと
の間はコネクタピンで接続されている。
置1内のセンサ検出回路12の各端子d〜fにそれぞれ
接続されている。また、制御装置1内のモータ駆動回路
14の各端子gおよびhは、電動モータ3の各端子iお
よびjにそれぞれ接続されている。各端子a〜jの間は
ハーネスで接続されており、ハーネスと各端子a〜jと
の間はコネクタピンで接続されている。
【0045】センサ電源回路11は、センサ検出回路1
2、電源端子dおよび電源線LPを介してトルクセンサ
2に電源を供給し、モータ駆動回路14は、マイコン1
0から駆動出力端子gおよびhを介して出力される駆動
信号により、モータ3を駆動する。
2、電源端子dおよび電源線LPを介してトルクセンサ
2に電源を供給し、モータ駆動回路14は、マイコン1
0から駆動出力端子gおよびhを介して出力される駆動
信号により、モータ3を駆動する。
【0046】また、短絡回路13は、センサ検出回路1
2の入力端子eを電源またはグランドに短絡し、電源線
LPまたはグランド線LGを介して、入力端子eに接続
された信号線LDの両端に所定電圧を印加して、信号線
LDに所定電流を流すことにより、入力端子bおよび出
力端子eを含むコネクタ部の酸化膜を破壊するようにな
っている。
2の入力端子eを電源またはグランドに短絡し、電源線
LPまたはグランド線LGを介して、入力端子eに接続
された信号線LDの両端に所定電圧を印加して、信号線
LDに所定電流を流すことにより、入力端子bおよび出
力端子eを含むコネクタ部の酸化膜を破壊するようにな
っている。
【0047】図2は図1内の短絡回路13がグランドに
短絡される場合の具体例(請求項2に対応)を示す回路
図であり、この場合、センサ電源回路11は図示されて
いないものとする。
短絡される場合の具体例(請求項2に対応)を示す回路
図であり、この場合、センサ電源回路11は図示されて
いないものとする。
【0048】図2において、RM、RおよびCは前述と
同様のものである。センサ検出回路12内の断線検出用
の抵抗器RMは、入力端子eとグランド端子fとの間に
接続されており、トルクセンサ2からの検出信号Dに悪
影響を与えないように、たとえば、1MΩ程度の大きな
抵抗値を有している。
同様のものである。センサ検出回路12内の断線検出用
の抵抗器RMは、入力端子eとグランド端子fとの間に
接続されており、トルクセンサ2からの検出信号Dに悪
影響を与えないように、たとえば、1MΩ程度の大きな
抵抗値を有している。
【0049】短絡回路13は、入力端子eに接続された
電流調整用の抵抗器RBと、抵抗器RBにコレクタが接
続されたNPNトランジスタTRNとから構成されてい
る。抵抗器RBは、NPNトランジスタTRNに流れる
電流を制限し、NPNトランジスタTRNの過電流破壊
等を防止している。また、NPNトランジスタTRN
は、エミッタが接地されるとともに、ベースがマイコン
10の出力ポートTPに接続されており、マイコン10
によって駆動制御されるようになっている。
電流調整用の抵抗器RBと、抵抗器RBにコレクタが接
続されたNPNトランジスタTRNとから構成されてい
る。抵抗器RBは、NPNトランジスタTRNに流れる
電流を制限し、NPNトランジスタTRNの過電流破壊
等を防止している。また、NPNトランジスタTRN
は、エミッタが接地されるとともに、ベースがマイコン
10の出力ポートTPに接続されており、マイコン10
によって駆動制御されるようになっている。
【0050】トルクセンサ2の電源端子aは、センサ検
出回路12の電源端子dに接続され、さらに、センサ検
出回路12を介してセンサ電源回路11に接続され、セ
ンサ電源として機能している。また、トルクセンサ2の
グランド端子cは、センサ検出回路12のグランド端子
fに接続され、さらに、センサ検出回路12を介してグ
ランドに接地されている。また、トルクセンサ2の出力
端子bは、センサ検出回路12の入力端子eに接続さ
れ、さらに、センサ検出回路12内の抵抗器Rおよびコ
ンデンサCからなるフィルタを介して、マイコン10の
AD変換ポートTSに接続されている。
出回路12の電源端子dに接続され、さらに、センサ検
出回路12を介してセンサ電源回路11に接続され、セ
ンサ電源として機能している。また、トルクセンサ2の
グランド端子cは、センサ検出回路12のグランド端子
fに接続され、さらに、センサ検出回路12を介してグ
ランドに接地されている。また、トルクセンサ2の出力
端子bは、センサ検出回路12の入力端子eに接続さ
れ、さらに、センサ検出回路12内の抵抗器Rおよびコ
ンデンサCからなるフィルタを介して、マイコン10の
AD変換ポートTSに接続されている。
【0051】この場合、制御装置1内の短絡回路13
は、マイコン10がAD変換値に基づいてモータ3を制
御していない(すなわち、AD変換器が動作していない
か、またはモータ3が駆動していない)ときに、入力端
子eを電源またはグランドに短絡し、電源線LPまたは
グランド線LGを介して、信号線LDの両端に接続され
た入出力端子bおよびeに対し、所定電圧を印加して所
定電流を通電するようになっている。
は、マイコン10がAD変換値に基づいてモータ3を制
御していない(すなわち、AD変換器が動作していない
か、またはモータ3が駆動していない)ときに、入力端
子eを電源またはグランドに短絡し、電源線LPまたは
グランド線LGを介して、信号線LDの両端に接続され
た入出力端子bおよびeに対し、所定電圧を印加して所
定電流を通電するようになっている。
【0052】したがって、短絡回路13は、図2のよう
に、検出信号Dをマイコン10内のAD変換器に入力す
る入力端子eに一方が接続され且つ他方が接地されたN
PNトランジスタTRN(開閉素子)から構成される。
また、制御装置1内のマイコン10は、NPNトランジ
スタTRNを駆動する開閉素子駆動部(図示せず)を含
んでいる。
に、検出信号Dをマイコン10内のAD変換器に入力す
る入力端子eに一方が接続され且つ他方が接地されたN
PNトランジスタTRN(開閉素子)から構成される。
また、制御装置1内のマイコン10は、NPNトランジ
スタTRNを駆動する開閉素子駆動部(図示せず)を含
んでいる。
【0053】次に、図1および図2とともに、マイコン
10の処理ルーチンを示す図3のフローチャートを参照
しながら、短絡回路13が信号線LDおよび入力端子e
をグランドに短絡した場合(請求項2に対応)のこの発
明の実施例1の動作について説明する。まず、マイコン
10は、AD変換を要求するフラグがセットされている
か否かを判定する(ステップS1)。
10の処理ルーチンを示す図3のフローチャートを参照
しながら、短絡回路13が信号線LDおよび入力端子e
をグランドに短絡した場合(請求項2に対応)のこの発
明の実施例1の動作について説明する。まず、マイコン
10は、AD変換を要求するフラグがセットされている
か否かを判定する(ステップS1)。
【0054】もし、フラグがセットされていない(すな
わち、NO)と判定されれば、AD変換値に基づいてモ
ータ3が制御されていない状態であるから、マイコン1
0は、接触不良防止モードの動作を実行するため、出力
ポートTPの信号レベルを「H」とし、NPNトランジ
スタTRNをオンさせて短絡回路13を短絡駆動させる
(ステップS2)。
わち、NO)と判定されれば、AD変換値に基づいてモ
ータ3が制御されていない状態であるから、マイコン1
0は、接触不良防止モードの動作を実行するため、出力
ポートTPの信号レベルを「H」とし、NPNトランジ
スタTRNをオンさせて短絡回路13を短絡駆動させる
(ステップS2)。
【0055】これにより、短絡回路13内の電流調整用
の抵抗器RBによって調整された電流が、センサ電源回
路11から、センサ検出回路12の電源端子d、電源線
LP、トルクセンサ2の電源端子a、トルクセンサ2内
の抵抗器RS、トルクセンサ2の出力端子b、信号線L
D、センサ検出回路12の入力端子e、抵抗器RB、N
PNトランジスタTRNおよびグランドの順に流れる。
の抵抗器RBによって調整された電流が、センサ電源回
路11から、センサ検出回路12の電源端子d、電源線
LP、トルクセンサ2の電源端子a、トルクセンサ2内
の抵抗器RS、トルクセンサ2の出力端子b、信号線L
D、センサ検出回路12の入力端子e、抵抗器RB、N
PNトランジスタTRNおよびグランドの順に流れる。
【0056】このとき、センサ電源回路11から短絡回
路13に向かって流れる電流は、センサ電源回路11に
より十分な所定電圧が印加されているため、信号線LD
の両端となる入出力端子bおよびeを含むコネクタ部に
接触不良の原因となる酸化膜が存在したとしても、この
酸化膜を破壊して接触良好状態を維持させることができ
る。
路13に向かって流れる電流は、センサ電源回路11に
より十分な所定電圧が印加されているため、信号線LD
の両端となる入出力端子bおよびeを含むコネクタ部に
接触不良の原因となる酸化膜が存在したとしても、この
酸化膜を破壊して接触良好状態を維持させることができ
る。
【0057】なお、接触不良防止モードの処理の実行中
は、AD変換ポートTSに検出信号Dが入力されない
が、マイコン10内のAD変換器が動作していないタイ
ミング中なので、何ら支障が生じることはない。また、
このとき、モータ3に対するマイコン10からの駆動信
号は、非動作状態を示すことになる。
は、AD変換ポートTSに検出信号Dが入力されない
が、マイコン10内のAD変換器が動作していないタイ
ミング中なので、何ら支障が生じることはない。また、
このとき、モータ3に対するマイコン10からの駆動信
号は、非動作状態を示すことになる。
【0058】一方、ステップS1において、AD変換を
要求するフラグがセットされている(すなわち、YE
S)と判定されれば、AD変換値に基づいてモータ3が
制御され得る状態であるから、マイコン10は、通常の
制御モードの動作を実行するため、出力ポートTPを
「L」レベルにして短絡回路13の駆動を停止する(ス
テップS3)。
要求するフラグがセットされている(すなわち、YE
S)と判定されれば、AD変換値に基づいてモータ3が
制御され得る状態であるから、マイコン10は、通常の
制御モードの動作を実行するため、出力ポートTPを
「L」レベルにして短絡回路13の駆動を停止する(ス
テップS3)。
【0059】そして、AD変換ポートTSの値(トルク
センサ2の検出値)をAD変換する(ステップS4)。
ここで、AD変換された値は、マイコン10内のRAM
(図示せず)に記憶される。続いて、マイコン10は、
RAMに記憶されているトルクセンサ2のAD変換値に
基いてモータ3に対する出力値を決定し、モータ駆動回
路14にモータ駆動信号を出力し、モータ3を制御する
(ステップS5)。
センサ2の検出値)をAD変換する(ステップS4)。
ここで、AD変換された値は、マイコン10内のRAM
(図示せず)に記憶される。続いて、マイコン10は、
RAMに記憶されているトルクセンサ2のAD変換値に
基いてモータ3に対する出力値を決定し、モータ駆動回
路14にモータ駆動信号を出力し、モータ3を制御する
(ステップS5)。
【0060】なお、ここでは、ステップS1においてA
D変換フラグを判定し、AD変換器が動作していないと
きに、電源線LPおよび信号線LDへの所定電圧の印加
および所定電流の通電を行うようにしたが、モータ3が
駆動されていないときに所定電流の通電を行うようにし
てもよい。
D変換フラグを判定し、AD変換器が動作していないと
きに、電源線LPおよび信号線LDへの所定電圧の印加
および所定電流の通電を行うようにしたが、モータ3が
駆動されていないときに所定電流の通電を行うようにし
てもよい。
【0061】また、図2および図3では、接触不良防止
モードにおいて、短絡回路13が入力端子eをグランド
に短絡する場合を示したが、信号線LDおよび入力端子
eを電源に短絡するようにしてもよい。この場合、信号
線LDおよびグランド線LGを介して、トルクセンサ2
の出力端子bに所定電圧が印加されることになる。
モードにおいて、短絡回路13が入力端子eをグランド
に短絡する場合を示したが、信号線LDおよび入力端子
eを電源に短絡するようにしてもよい。この場合、信号
線LDおよびグランド線LGを介して、トルクセンサ2
の出力端子bに所定電圧が印加されることになる。
【0062】図4はこの発明の実施例1による短絡回路
13が電源に短絡される場合の具体例(請求項3に対
応)を示す回路構成図であり、1、2、10、12、1
3、a〜f、D、RS、RM、R、C、RB、LP、L
DおよびLGは前述と同様のものである。
13が電源に短絡される場合の具体例(請求項3に対
応)を示す回路構成図であり、1、2、10、12、1
3、a〜f、D、RS、RM、R、C、RB、LP、L
DおよびLGは前述と同様のものである。
【0063】TRPは電流調整用の抵抗器RBにコレク
タが接続されたPNPトランジスタであり、エミッタが
電源すなわちセンサ電源回路11(図1参照)に接続さ
れ、ベースが出力ポートTPに接続されており、前述の
NPNトランジスタTRNと同様に、マイコン10によ
って駆動制御される。
タが接続されたPNPトランジスタであり、エミッタが
電源すなわちセンサ電源回路11(図1参照)に接続さ
れ、ベースが出力ポートTPに接続されており、前述の
NPNトランジスタTRNと同様に、マイコン10によ
って駆動制御される。
【0064】次に、図4とともに図5のフローチャート
を参照しながら、短絡回路13が入力端子eを電源に短
絡した場合(請求項3に対応)のこの発明の実施例1の
動作について説明する。図5において、S1〜S5は図
3内と同様のステップである。この場合、PNPトラン
ジスタTRPの極性が反転しているため、ステップS2
およびS3が入れ代わっている点のみが図3と異なる。
を参照しながら、短絡回路13が入力端子eを電源に短
絡した場合(請求項3に対応)のこの発明の実施例1の
動作について説明する。図5において、S1〜S5は図
3内と同様のステップである。この場合、PNPトラン
ジスタTRPの極性が反転しているため、ステップS2
およびS3が入れ代わっている点のみが図3と異なる。
【0065】まず、AD変換要求フラグがセットされて
いるか否かを判定し(ステップS1)、セットされてい
なければ、接触不良防止モードを実行するため、出力ポ
ートTPを「L」レベルにし、PNPトランジスタTR
Pをオンして短絡回路13を駆動する(ステップS
3)。
いるか否かを判定し(ステップS1)、セットされてい
なければ、接触不良防止モードを実行するため、出力ポ
ートTPを「L」レベルにし、PNPトランジスタTR
Pをオンして短絡回路13を駆動する(ステップS
3)。
【0066】これにより、短絡回路13内の抵抗器RB
によって調整された電流が、センサ電源回路11から、
PNPトランジスタTRP、抵抗器RB、センサ検出回
路12の入力源端子e、信号線LD、トルクセンサ2の
出力端子b、トルクセンサ2内の抵抗器RS、トルクセ
ンサ2のグランド端子c、グランド線LG、センサ検出
回路12のグランド端子fおよびグランドの順に流れ
る。
によって調整された電流が、センサ電源回路11から、
PNPトランジスタTRP、抵抗器RB、センサ検出回
路12の入力源端子e、信号線LD、トルクセンサ2の
出力端子b、トルクセンサ2内の抵抗器RS、トルクセ
ンサ2のグランド端子c、グランド線LG、センサ検出
回路12のグランド端子fおよびグランドの順に流れ
る。
【0067】この場合も、センサ電源回路11からグラ
ンドに向かって流れる電流は、センサ電源回路11によ
り十分な所定電圧が印加されているため、入出力端子b
およびeを含むコネクタ部に接触不良の原因となる酸化
膜が存在したとしても、この酸化膜を破壊して接触良好
状態を維持することができる。
ンドに向かって流れる電流は、センサ電源回路11によ
り十分な所定電圧が印加されているため、入出力端子b
およびeを含むコネクタ部に接触不良の原因となる酸化
膜が存在したとしても、この酸化膜を破壊して接触良好
状態を維持することができる。
【0068】一方、ステップS1において、AD変換を
要求するフラグがセットされている(すなわち、YE
S)と判定されれば、AD変換値に基づいてモータ3が
制御され得る状態であるから、マイコン10は、通常の
制御モードの動作を実行するため、出力ポートTPを
「H」レベルにして短絡回路13の駆動を停止する(ス
テップS3)。
要求するフラグがセットされている(すなわち、YE
S)と判定されれば、AD変換値に基づいてモータ3が
制御され得る状態であるから、マイコン10は、通常の
制御モードの動作を実行するため、出力ポートTPを
「H」レベルにして短絡回路13の駆動を停止する(ス
テップS3)。
【0069】以下、前述と同様に、AD変換ポートTS
の値(トルクセンサ2の検出値)をAD変換し(ステッ
プS4)、AD変換値に基いてモータ3に対する出力値
を決定してモータ駆動回路14にモータ駆動信号を出力
する(ステップS5)。
の値(トルクセンサ2の検出値)をAD変換し(ステッ
プS4)、AD変換値に基いてモータ3に対する出力値
を決定してモータ駆動回路14にモータ駆動信号を出力
する(ステップS5)。
【0070】実施例2.(請求項7に対応) なお、上記実施例1では、センサ検出回路12内のフィ
ルタすなわち抵抗器RおよびコンデンサCによる信号遅
れについて考慮しなかったが、短絡回路13の停止後の
信号遅れを補償することが望ましい。次に、図2の回路
構成図とともに、図6のフローチャートを参照しなが
ら、タイマ手段を付加して信号遅れ補償を行うようにし
たこの発明の実施例2について説明する。
ルタすなわち抵抗器RおよびコンデンサCによる信号遅
れについて考慮しなかったが、短絡回路13の停止後の
信号遅れを補償することが望ましい。次に、図2の回路
構成図とともに、図6のフローチャートを参照しなが
ら、タイマ手段を付加して信号遅れ補償を行うようにし
たこの発明の実施例2について説明する。
【0071】まず、短絡回路13の停止後のAD変換ポ
ートTSに対する検出信号Dの入力遅れについて説明す
る。図2において、出力ポートTPが「L」から「H」
に変化すると、短絡回路13が駆動(NPNトランジス
タTRNがオン)して入力端子eの電圧レベルが低下す
る。このとき、AD変換ポートTSの電圧レベルは、セ
ンサ検出回路12内の抵抗器RおよびコンデンサCのフ
ィルタ作用により、電圧低下タイミングが遅れる。
ートTSに対する検出信号Dの入力遅れについて説明す
る。図2において、出力ポートTPが「L」から「H」
に変化すると、短絡回路13が駆動(NPNトランジス
タTRNがオン)して入力端子eの電圧レベルが低下す
る。このとき、AD変換ポートTSの電圧レベルは、セ
ンサ検出回路12内の抵抗器RおよびコンデンサCのフ
ィルタ作用により、電圧低下タイミングが遅れる。
【0072】同様に、出力ポートTPが「H」から
「L」に変化すると、短絡回路13が駆動停止(NPN
トランジスタTRNがオフ)して入力端子eの電圧レベ
ルが復帰するが、このときも、AD変換ポートTSの電
圧レベルは、抵抗器RおよびコンデンサCのフィルタ作
用により、電圧復帰タイミングが遅れる。
「L」に変化すると、短絡回路13が駆動停止(NPN
トランジスタTRNがオフ)して入力端子eの電圧レベ
ルが復帰するが、このときも、AD変換ポートTSの電
圧レベルは、抵抗器RおよびコンデンサCのフィルタ作
用により、電圧復帰タイミングが遅れる。
【0073】このことは、図2の場合に限らず、図4の
場合も同様であり、出力ポートTPの電圧レベルを切り
替えた直後においては、AD変換ポートTSの値をAD
変換しても、正常な値を入力することができないことに
なる。
場合も同様であり、出力ポートTPの電圧レベルを切り
替えた直後においては、AD変換ポートTSの値をAD
変換しても、正常な値を入力することができないことに
なる。
【0074】そこで、この発明の実施例2では、マイコ
ン10内のAD変換器の入力側にタイマ手段を挿入し、
正常な値が入力可能となった後でAD変換器を有効にす
る。すなわち、処理動作において、図6のように、たと
えば、ステップS1でAD変換要求フラグがセット(す
なわち、YES)と判定された後、出力ポートTPを
「L」レベルにして短絡回路13の駆動を停止させる
(ステップS3)とともに、タイマ処理ステップS5を
実行する。
ン10内のAD変換器の入力側にタイマ手段を挿入し、
正常な値が入力可能となった後でAD変換器を有効にす
る。すなわち、処理動作において、図6のように、たと
えば、ステップS1でAD変換要求フラグがセット(す
なわち、YES)と判定された後、出力ポートTPを
「L」レベルにして短絡回路13の駆動を停止させる
(ステップS3)とともに、タイマ処理ステップS5を
実行する。
【0075】この場合、タイマ手段には、センサ検出回
路12内の抵抗器RおよびコンデンサCによって決定す
るフィルタ時定数よりも長い時間(たとえば、100m
s)があらかじめ設定されており、ステップS6におい
て、所定時間(100ms)が経過するのを待つ。これ
により、所定時間の経過を待機している期間中に、AD
変換ポートTSの入力値(センサ検出回路12を介した
トルクセンサ2の検出信号D)の電圧レベルが安定す
る。
路12内の抵抗器RおよびコンデンサCによって決定す
るフィルタ時定数よりも長い時間(たとえば、100m
s)があらかじめ設定されており、ステップS6におい
て、所定時間(100ms)が経過するのを待つ。これ
により、所定時間の経過を待機している期間中に、AD
変換ポートTSの入力値(センサ検出回路12を介した
トルクセンサ2の検出信号D)の電圧レベルが安定す
る。
【0076】所定時間の経過後、前述と同様に、AD変
換ポートTSの入力値をAD変換すし(ステップS
4)、検出信号DのAD変換値に基づいてモータ出力値
を決定し、モータ駆動回路14にモータ駆動信号を出力
してモータ3を制御する(ステップS5)。この結果、
さらに安定した信頼性の高いセンサ制御装置が実現とな
る。
換ポートTSの入力値をAD変換すし(ステップS
4)、検出信号DのAD変換値に基づいてモータ出力値
を決定し、モータ駆動回路14にモータ駆動信号を出力
してモータ3を制御する(ステップS5)。この結果、
さらに安定した信頼性の高いセンサ制御装置が実現とな
る。
【0077】なお、図6の処理ルーチンは、図2の回路
構成からなる装置に適用した場合を示したが、図4の回
路構成からなる装置に適用した場合は、短絡回路13の
駆動論理(ステップS2およびS3)が図5のように逆
になる以外は図6と処理ルーチンと同様である。
構成からなる装置に適用した場合を示したが、図4の回
路構成からなる装置に適用した場合は、短絡回路13の
駆動論理(ステップS2およびS3)が図5のように逆
になる以外は図6と処理ルーチンと同様である。
【0078】また、所定時間経過後にAD変換器を有効
にする処理動作として、ステップS6によりAD変換の
実行を待機させ、待機後にステップS4によりAD変換
を実行させたが、AD変換値の読み出し値を遅らせても
よい。すなわち、ステップS6の代わりに、AD変換を
常時実行してAD変換値をRAMに記憶させておき、ス
テップS4の代わりに、RAM内に記憶されたAD変換
値のなかから、出力ポートTPを「L」レベルにしてか
ら100ms経過した後のAD変換値を読み出してもよ
い。
にする処理動作として、ステップS6によりAD変換の
実行を待機させ、待機後にステップS4によりAD変換
を実行させたが、AD変換値の読み出し値を遅らせても
よい。すなわち、ステップS6の代わりに、AD変換を
常時実行してAD変換値をRAMに記憶させておき、ス
テップS4の代わりに、RAM内に記憶されたAD変換
値のなかから、出力ポートTPを「L」レベルにしてか
ら100ms経過した後のAD変換値を読み出してもよ
い。
【0079】ここで、電動パワーステアリング制御装置
の場合を例にとって、図2とともに図7および図8を参
照しながら、この発明の実施例2に関連する動作につい
て、さらに具体的に説明する。
の場合を例にとって、図2とともに図7および図8を参
照しながら、この発明の実施例2に関連する動作につい
て、さらに具体的に説明する。
【0080】図7はモータ3により発生する操舵トルク
TZとモータ電流IMとの関係を示す特性図である。ま
た、図8はAD変換ポートTSおよび出力ポートTPの
各信号レベルを示す波形図であり、短絡回路13の動作
前後のAD変換ポートTSの入力値VTSの変化を示し
ている。
TZとモータ電流IMとの関係を示す特性図である。ま
た、図8はAD変換ポートTSおよび出力ポートTPの
各信号レベルを示す波形図であり、短絡回路13の動作
前後のAD変換ポートTSの入力値VTSの変化を示し
ている。
【0081】制御装置1内のマイコン10は、トルクセ
ンサ2からの検出信号D(操舵トルク値)に応じてモー
タ駆動信号を決定し、モータ駆動信号に対応したモータ
電流IMをモータ3に流す。このときのモータ電流IM
[A]と発生する操舵トルクTZ[N・m]との関係は
図7のようになる。
ンサ2からの検出信号D(操舵トルク値)に応じてモー
タ駆動信号を決定し、モータ駆動信号に対応したモータ
電流IMをモータ3に流す。このときのモータ電流IM
[A]と発生する操舵トルクTZ[N・m]との関係は
図7のようになる。
【0082】図7から、操舵トルクTZが0〜TZ1の
範囲においてモータ電流IMは0に固定され、操舵トル
クTZがTZ2(>TZ1)以上においてモータ電流I
Mは最大電流IM2に固定され、操舵トルクTZがTZ
1〜TZ2の範囲においてモータ電流IMは0〜IM2
の間で変動することがわかる。
範囲においてモータ電流IMは0に固定され、操舵トル
クTZがTZ2(>TZ1)以上においてモータ電流I
Mは最大電流IM2に固定され、操舵トルクTZがTZ
1〜TZ2の範囲においてモータ電流IMは0〜IM2
の間で変動することがわかる。
【0083】また、図8に示す出力ポートTPの信号レ
ベルVTPとAD変換ポートTSの入力値の信号レベル
との相関的な時間変化から、以下のことがわかる。すな
わち、出力ポートTPの信号レベルVTPが「H」の期
間TON(短絡回路13の短絡駆動)中および「L」レ
ベルに変化(短絡回路13の短絡駆動を停止して開放)
してから100ms経過後までは、AD変換ポートTS
の信号レベルVTSは低下しており、このときの入力値
VTSをAD変換しても正常な値を得ることができな
い。
ベルVTPとAD変換ポートTSの入力値の信号レベル
との相関的な時間変化から、以下のことがわかる。すな
わち、出力ポートTPの信号レベルVTPが「H」の期
間TON(短絡回路13の短絡駆動)中および「L」レ
ベルに変化(短絡回路13の短絡駆動を停止して開放)
してから100ms経過後までは、AD変換ポートTS
の信号レベルVTSは低下しており、このときの入力値
VTSをAD変換しても正常な値を得ることができな
い。
【0084】したがって、出力ポートTPの信号レベル
VTPを「L」(短絡回路13を開放)にし、さらに所
定時間(100ms)経過してからAD変換ポートTS
の入力値VTSをAD変換すれば正常なAD変化値が得
られる。
VTPを「L」(短絡回路13を開放)にし、さらに所
定時間(100ms)経過してからAD変換ポートTS
の入力値VTSをAD変換すれば正常なAD変化値が得
られる。
【0085】図7および図8から、たとえば、操舵トル
クTZがTZ1〜TZ2の範囲のときに短絡回路13を
駆動した場合、短絡回路13の駆動中は操舵トルクTZ
に相当する入力値VTSをAD変換することができない
ので、短絡回路13の駆動停止中に操舵トルク相当値V
TSを入力することになる。
クTZがTZ1〜TZ2の範囲のときに短絡回路13を
駆動した場合、短絡回路13の駆動中は操舵トルクTZ
に相当する入力値VTSをAD変換することができない
ので、短絡回路13の駆動停止中に操舵トルク相当値V
TSを入力することになる。
【0086】この結果、短絡回路13の駆動毎に操舵ト
ルク相当値VTSを入力することができない領域が発生
し、この領域中で操舵トルクTZが変化した場合、操舵
トルクTZに応じてモータ電流IMも変化する。このモ
ータ電流IMの変化は、電動パワーステアリング装置に
おいては、ステアリングの操舵フィーリングに違和感と
なって現れるので好ましくない。
ルク相当値VTSを入力することができない領域が発生
し、この領域中で操舵トルクTZが変化した場合、操舵
トルクTZに応じてモータ電流IMも変化する。このモ
ータ電流IMの変化は、電動パワーステアリング装置に
おいては、ステアリングの操舵フィーリングに違和感と
なって現れるので好ましくない。
【0087】しかし、操舵トルクTZが0〜TZ1の範
囲またはTZ2以上のときに短絡回路13を駆動したと
すると、短絡回路13の駆動中に操舵トルクTZの検出
値VTSが変化してもモータ電流IMはほとんど変化し
ない。つまり、操舵トルクTZのAD変換値が0〜TZ
1の範囲またはTZ2以上のときは、モータ電流IMは
0か最大電流IM2に固定されているので、操舵トルク
TZが短絡回路13の駆動中に多少変化してもモータ電
流IMは変化しない。
囲またはTZ2以上のときに短絡回路13を駆動したと
すると、短絡回路13の駆動中に操舵トルクTZの検出
値VTSが変化してもモータ電流IMはほとんど変化し
ない。つまり、操舵トルクTZのAD変換値が0〜TZ
1の範囲またはTZ2以上のときは、モータ電流IMは
0か最大電流IM2に固定されているので、操舵トルク
TZが短絡回路13の駆動中に多少変化してもモータ電
流IMは変化しない。
【0088】この結果、モータ電流IMの変化はなく、
電動パワーステアリングシステムにおいて、ステアリン
グの操舵フィーリングに与える影響はない。また、操舵
トルクTZが0〜TZ1の範囲またはTZ2以上のとき
は、モータ電流IMが0か最大電流IM2に固定されて
いるので、操舵トルクTZのAD変換値は制御に使用さ
れていない。
電動パワーステアリングシステムにおいて、ステアリン
グの操舵フィーリングに与える影響はない。また、操舵
トルクTZが0〜TZ1の範囲またはTZ2以上のとき
は、モータ電流IMが0か最大電流IM2に固定されて
いるので、操舵トルクTZのAD変換値は制御に使用さ
れていない。
【0089】実施例3.(請求項8に対応) なお、上記実施例2では、トルクセンサ2の不良判定に
ついて考慮しなかったが、バッテリ交換等の接続時や制
御装置1の初期取付時にトルクセンサ2の不良判定を行
い、不良判定時にモータ3の制御を停止させることが望
ましい。以下、図2の回路構成図とともに、図9の回路
図および図10のフローチャートを参照しながら、この
発明の実施例3について説明をする。
ついて考慮しなかったが、バッテリ交換等の接続時や制
御装置1の初期取付時にトルクセンサ2の不良判定を行
い、不良判定時にモータ3の制御を停止させることが望
ましい。以下、図2の回路構成図とともに、図9の回路
図および図10のフローチャートを参照しながら、この
発明の実施例3について説明をする。
【0090】この場合、制御装置1内のマイコン10
は、制御装置1の起動時において、短絡回路13の開放
中にAD変換された検出信号(AD変換値)と短絡手段
の短絡中にAD変換された検出信号(AD変換値)とか
ら、トルクセンサ2の抵抗値RSoを算出するセンサ抵
抗値算出手段と、抵抗値RSoに基づいてトルクセンサ
2の不良を判定するセンサ不良判定手段と、センサの不
良判定時にモータ3(制御対象)の制御を停止する制御
停止手段とを含む。
は、制御装置1の起動時において、短絡回路13の開放
中にAD変換された検出信号(AD変換値)と短絡手段
の短絡中にAD変換された検出信号(AD変換値)とか
ら、トルクセンサ2の抵抗値RSoを算出するセンサ抵
抗値算出手段と、抵抗値RSoに基づいてトルクセンサ
2の不良を判定するセンサ不良判定手段と、センサの不
良判定時にモータ3(制御対象)の制御を停止する制御
停止手段とを含む。
【0091】まず、図9を参照しながら、短絡回路13
の駆動停止時と駆動時とのトルクセンサ2からの検出信
号Dについて説明する。図9はトルクセンサ2とセンサ
検出回路12および短絡回路13とを概略的に示す回路
図であり、VSは電源電圧、VTSはAD変換ポートT
Sの入力値である。また、RS1およびRS2は可変抵
抗器RSを示し、スイッチSWはNPNトランジスタT
RNを示している。
の駆動停止時と駆動時とのトルクセンサ2からの検出信
号Dについて説明する。図9はトルクセンサ2とセンサ
検出回路12および短絡回路13とを概略的に示す回路
図であり、VSは電源電圧、VTSはAD変換ポートT
Sの入力値である。また、RS1およびRS2は可変抵
抗器RSを示し、スイッチSWはNPNトランジスタT
RNを示している。
【0092】トルクセンサ2の可変抵抗器RSはRS1
とRS2とに分解されており、電源電圧VSが印加され
ている。また、制御装置1の起動時においては、コネク
タのトルクセンサ2側の出力端子bと制御装置1側の入
力端子eとの接触抵抗はないものと想定し、各端子は省
略されている。
とRS2とに分解されており、電源電圧VSが印加され
ている。また、制御装置1の起動時においては、コネク
タのトルクセンサ2側の出力端子bと制御装置1側の入
力端子eとの接触抵抗はないものと想定し、各端子は省
略されている。
【0093】図9において、断線検出用の抵抗器RMの
抵抗値RMoは、トルクセンサ2の可変抵抗器RSを分
解した抵抗器RS2の抵抗値RS2oよりも十分大き
く、たとえば、RMo=RS2o×1000を満たす程
度に設定されている。したがって、抵抗器RS2および
RMの合成抵抗値は、抵抗値RMoが無視されて、ほぼ
RS2と見なすことができる。
抵抗値RMoは、トルクセンサ2の可変抵抗器RSを分
解した抵抗器RS2の抵抗値RS2oよりも十分大き
く、たとえば、RMo=RS2o×1000を満たす程
度に設定されている。したがって、抵抗器RS2および
RMの合成抵抗値は、抵抗値RMoが無視されて、ほぼ
RS2と見なすことができる。
【0094】ここで、NPNトランジスタTRN(スイ
ッチSW)がオフのときのトルクセンサ2の検出信号D
の電圧レベルすなわち入力値VTS(OFF)[V]
は、抵抗器RS1の抵抗値RS1oを用いて、次式
(1)により表わされる。
ッチSW)がオフのときのトルクセンサ2の検出信号D
の電圧レベルすなわち入力値VTS(OFF)[V]
は、抵抗器RS1の抵抗値RS1oを用いて、次式
(1)により表わされる。
【0095】 VTS(OFF)={RS2o/(RS1o+RS2o)}×VS…(1)
【0096】また、スイッチSWがオンのときの入力値
VTS(ON)[V]は、抵抗器RBの抵抗値RBoを
用いて、次式(2)により表わされる。
VTS(ON)[V]は、抵抗器RBの抵抗値RBoを
用いて、次式(2)により表わされる。
【0097】 VTS(ON)=[{RS2o・RBo/(RS2o+RBo)}/{RS1 o+RS2o・RBo/(RS2o+RBo)}]×VS…(2)
【0098】上記式(1)を用いて、スイッチSWがオ
フ時の入力値VTS(OFF)から、トルクセンサ2内
の抵抗値RS2oを計算で求めることができる。また、
上記式(2)を用いて、電流調整用の抵抗器RBの抵抗
値RBoおよびセンサ電源電圧VSは固定値なので、抵
抗値RS2oおよびRBoの合成抵抗値を求めることが
できる。
フ時の入力値VTS(OFF)から、トルクセンサ2内
の抵抗値RS2oを計算で求めることができる。また、
上記式(2)を用いて、電流調整用の抵抗器RBの抵抗
値RBoおよびセンサ電源電圧VSは固定値なので、抵
抗値RS2oおよびRBoの合成抵抗値を求めることが
できる。
【0099】また、抵抗器RS1の抵抗値RS1oは、
トルクセンサ2の全抵抗値RSoから抵抗値RS2oを
減算すれば求めることができる。したがって、スイッチ
SWがオフ時におけるマイコン10の入力値VTS(O
FF)から、スイッチSWがオン時の入力値VTS(O
N)を計算で求めることができる。
トルクセンサ2の全抵抗値RSoから抵抗値RS2oを
減算すれば求めることができる。したがって、スイッチ
SWがオフ時におけるマイコン10の入力値VTS(O
FF)から、スイッチSWがオン時の入力値VTS(O
N)を計算で求めることができる。
【0100】次に、図10を参照しながら、トルクセン
サ2の不良判定を行うこの発明の実施例3の動作につい
て説明する。まず、制御装置1が制御を開始したときの
起動時において、たとえば、マイコン10がリセットス
タートしたとき、出力ポートTPを「L」レベルにして
スイッチSW(NPNトランジスタTRN)をオフし、
短絡回路13の駆動を停止する(ステップS10)。
サ2の不良判定を行うこの発明の実施例3の動作につい
て説明する。まず、制御装置1が制御を開始したときの
起動時において、たとえば、マイコン10がリセットス
タートしたとき、出力ポートTPを「L」レベルにして
スイッチSW(NPNトランジスタTRN)をオフし、
短絡回路13の駆動を停止する(ステップS10)。
【0101】続いて、AD変換ポートTSの入力値VT
S(トルクセンサ2の検出値)をAD変換し、このAD
変換値をマイコン10内のRAMに記憶する(ステップ
S11)。続いて、RAMに記憶されたAD変換値を用
いて、スイッチSWをオン(短絡回路13を駆動)した
場合のAD変換ポートTSの入力値VTS(ON)1
を、式(2)の計算により求める(ステップS12)。
S(トルクセンサ2の検出値)をAD変換し、このAD
変換値をマイコン10内のRAMに記憶する(ステップ
S11)。続いて、RAMに記憶されたAD変換値を用
いて、スイッチSWをオン(短絡回路13を駆動)した
場合のAD変換ポートTSの入力値VTS(ON)1
を、式(2)の計算により求める(ステップS12)。
【0102】ステップS12において算出された入力値
VTS(ON)1は、マイコン10内のRAMに記憶さ
れる。次に、実際に出力ポートTPを「H」レベルにし
てスイッチSWをオンさせ、短絡回路13を駆動する
(ステップS13)。そして、AD変換ポートTSの実
際の入力値VTS(ON)(トルクセンサ2の検出値)
をAD変換し、AD変換値をマイコン10内のRAMに
記憶する(ステップS14)。
VTS(ON)1は、マイコン10内のRAMに記憶さ
れる。次に、実際に出力ポートTPを「H」レベルにし
てスイッチSWをオンさせ、短絡回路13を駆動する
(ステップS13)。そして、AD変換ポートTSの実
際の入力値VTS(ON)(トルクセンサ2の検出値)
をAD変換し、AD変換値をマイコン10内のRAMに
記憶する(ステップS14)。
【0103】続いて、ステップ14において記憶された
AD変換値と、ステップ12において算出して記憶され
たVTS(ON)1のAD変換値とを比較し、比較結果
が異常か否かを判定する(ステップS15)。もし、算
出値VTS(ON)1のAD変換値との誤差が所定値
(たとえば、全抵抗値の10%以上)より大きい(すな
わち、YES)と判定されれば、異常有りと見なしてエ
ラーフラグをセットする(ステップS16)。
AD変換値と、ステップ12において算出して記憶され
たVTS(ON)1のAD変換値とを比較し、比較結果
が異常か否かを判定する(ステップS15)。もし、算
出値VTS(ON)1のAD変換値との誤差が所定値
(たとえば、全抵抗値の10%以上)より大きい(すな
わち、YES)と判定されれば、異常有りと見なしてエ
ラーフラグをセットする(ステップS16)。
【0104】一方、ステップS15において、誤差が全
抵抗値の10%未満(すなわち、NO)と判定されれ
ば、正常と見なしてエラーフラグをクリアする(ステッ
プS17)。こうして、ステップS16またはS17に
おいてエラーフラグを操作した後、モータ3を制御する
メイン処理ステップS18を実行する。
抵抗値の10%未満(すなわち、NO)と判定されれ
ば、正常と見なしてエラーフラグをクリアする(ステッ
プS17)。こうして、ステップS16またはS17に
おいてエラーフラグを操作した後、モータ3を制御する
メイン処理ステップS18を実行する。
【0105】以上のステップS10〜S17は、リセッ
トスタート時にのみに実行されるので、メイン処理ステ
ップS18を実行した後は、ステップS10〜S17を
実行することはない。また、ステップS16またはS1
7において操作されたエラーフラグは、メイン処理ステ
ップS18において、モータ3の駆動または非駆動の判
定に用いられる。
トスタート時にのみに実行されるので、メイン処理ステ
ップS18を実行した後は、ステップS10〜S17を
実行することはない。また、ステップS16またはS1
7において操作されたエラーフラグは、メイン処理ステ
ップS18において、モータ3の駆動または非駆動の判
定に用いられる。
【0106】なお、図10の処理ルーチンは、図2の回
路構成の装置に適用した場合を示すが、図4の回路構成
の装置に適用した場合は、短絡回路13の駆動論理(ス
テップS10およびS13)が逆になる以外は図10と
同様である。
路構成の装置に適用した場合を示すが、図4の回路構成
の装置に適用した場合は、短絡回路13の駆動論理(ス
テップS10およびS13)が逆になる以外は図10と
同様である。
【0107】実施例4.(請求項9に対応) また、上記実施例3では、制御装置1とトルクセンサ2
との間を接続するコネクタ部の不良について考慮しなか
ったが、コネクタ部の不良を判定し、コネクタ部の不良
判定時にはモータ3の制御を停止することが望ましい。
以下、図2の回路構成図とともに、図11の回路図およ
び図12のフローチャートを参照しながら、コネクタ部
の不良判定を行うこの発明の実施例4について説明す
る。
との間を接続するコネクタ部の不良について考慮しなか
ったが、コネクタ部の不良を判定し、コネクタ部の不良
判定時にはモータ3の制御を停止することが望ましい。
以下、図2の回路構成図とともに、図11の回路図およ
び図12のフローチャートを参照しながら、コネクタ部
の不良判定を行うこの発明の実施例4について説明す
る。
【0108】この場合、制御装置1内のマイコン10
は、短絡回路13の開放(非駆動)中にAD変換された
検出信号(AD変換値)と、短絡回路13の短絡駆動中
にAD変換された検出信号(AD変換値)とから、信号
線LDの両端を含むコネクタ部の接触抵抗値RCoを算
出する接触抵抗値算出手段と、接触抵抗値RCoに基づ
いてコネクタ部の不良を判定するコネクタ部不良判定手
段と、コネクタ部の不良判定時にモータ3の制御を停止
する制御停止手段とを含む。
は、短絡回路13の開放(非駆動)中にAD変換された
検出信号(AD変換値)と、短絡回路13の短絡駆動中
にAD変換された検出信号(AD変換値)とから、信号
線LDの両端を含むコネクタ部の接触抵抗値RCoを算
出する接触抵抗値算出手段と、接触抵抗値RCoに基づ
いてコネクタ部の不良を判定するコネクタ部不良判定手
段と、コネクタ部の不良判定時にモータ3の制御を停止
する制御停止手段とを含む。
【0109】まず、図11を参照しながら、接触抵抗値
RCoの計算手段について説明する。図11はトルクセ
ンサ2、センサ検出回路12および短絡回路13を概略
的に示しており、図において、RS1、RS2、VS、
SWおよびVTSは前述と同様のものであり、RCは信
号線LD(図2参照)の両端子bおよびeを含むコネク
タ部に相当する抵抗器である。
RCoの計算手段について説明する。図11はトルクセ
ンサ2、センサ検出回路12および短絡回路13を概略
的に示しており、図において、RS1、RS2、VS、
SWおよびVTSは前述と同様のものであり、RCは信
号線LD(図2参照)の両端子bおよびeを含むコネク
タ部に相当する抵抗器である。
【0110】ここでは、制御装置1の起動時におけるコ
ネクタ部の入出力端子bおよびeの接触抵抗を抵抗器R
Cで示している。まず、スイッチSWがオフのとき、抵
抗器RMの抵抗値RMoは、前述のようにトルクセンサ
2を分解した抵抗値RS2oよりも十分大きいので、抵
抗器RS2と抵抗器RMおよびRCとの合成抵抗値は、
RS2と見なすことができる。
ネクタ部の入出力端子bおよびeの接触抵抗を抵抗器R
Cで示している。まず、スイッチSWがオフのとき、抵
抗器RMの抵抗値RMoは、前述のようにトルクセンサ
2を分解した抵抗値RS2oよりも十分大きいので、抵
抗器RS2と抵抗器RMおよびRCとの合成抵抗値は、
RS2と見なすことができる。
【0111】また、コネクタ部の接触抵抗値RCoを、
抵抗器RMの抵抗器RMoの10分の1以下とすると、
短絡回路13のオフ時のトルクセンサ検出値すなわちA
D変換ポートTSの入力値VTS(OFF)は、次式
(3)により表わされる。
抵抗器RMの抵抗器RMoの10分の1以下とすると、
短絡回路13のオフ時のトルクセンサ検出値すなわちA
D変換ポートTSの入力値VTS(OFF)は、次式
(3)により表わされる。
【0112】 VTS(OFF)={RS2o/(RS1o+RS2o)}×{RMo・RC o/(RMo+RCo)}×VS…(3)
【0113】ここで、接触抵抗値RCoは、抵抗値RM
oの10分の1以下の値としているので、上記式(3)
は次式(4)で近似することができる。
oの10分の1以下の値としているので、上記式(3)
は次式(4)で近似することができる。
【0114】 VTS(OFF)={RS2o/(RS1o+RS2o)}×VS…(4)
【0115】一方、スイッチSWがオンのとき、抵抗値
RMoは抵抗RBoよりも十分大きいので、抵抗器RB
およびRMの合成抵抗値はRBと見なすことができる。
したがって、スイッチSWがオン時のトルクセンサ検出
値すなわちAD変換ポートTSの入力値VTS(ON)
は、次式(5)により表わされる。
RMoは抵抗RBoよりも十分大きいので、抵抗器RB
およびRMの合成抵抗値はRBと見なすことができる。
したがって、スイッチSWがオン時のトルクセンサ検出
値すなわちAD変換ポートTSの入力値VTS(ON)
は、次式(5)により表わされる。
【0116】 VTS(ON)=[{RS2o・(RBo+RCo)/(RS2o+RBo+ RCo)}/{RS1o+RS2o・(RBo+RCo)/(RS2o+RBo +RCo)}]×{RBo・RCo/(RBo+RCo)}×VS…(5)
【0117】上記式(3)を用いて、入力値VTS(O
FF)から、トルクセンサ2内の抵抗値RS2oを推定
し、接触抵抗値RCoが0[Ω]のときの入力値VTS
(ON)1を計算で求め、算出値VTS(ON)1と実
際の入力値VTS(ON)との差を求めることができ
る。また、算出値VTS(ON)1から短絡回路13内
の抵抗器RBに流れる電流値IRBを求め、算出値VT
S(ON)1と実際の入力値VTS(ON)との差と電
流値IRBとから接触抵抗値RCoを推定することがで
きる。
FF)から、トルクセンサ2内の抵抗値RS2oを推定
し、接触抵抗値RCoが0[Ω]のときの入力値VTS
(ON)1を計算で求め、算出値VTS(ON)1と実
際の入力値VTS(ON)との差を求めることができ
る。また、算出値VTS(ON)1から短絡回路13内
の抵抗器RBに流れる電流値IRBを求め、算出値VT
S(ON)1と実際の入力値VTS(ON)との差と電
流値IRBとから接触抵抗値RCoを推定することがで
きる。
【0118】次に、図12を参照しながら、この発明の
実施例4の動作について説明する。図12において、S
10〜S14およびS18は図10内と同様のステップ
であり、S15A〜S17Aは各ステップS15〜S1
7に対応している。この場合、AD変換ステップS14
と判定ステップS15Aとの間に、抵抗値RCoを推定
するステップS19が挿入されている。
実施例4の動作について説明する。図12において、S
10〜S14およびS18は図10内と同様のステップ
であり、S15A〜S17Aは各ステップS15〜S1
7に対応している。この場合、AD変換ステップS14
と判定ステップS15Aとの間に、抵抗値RCoを推定
するステップS19が挿入されている。
【0119】まず、出力ポートTPを「L」レベル(N
PNトランジスタTRNをオフ)にして短絡回路13の
駆動を停止し(ステップS10)、AD変換ポートTS
の入力値VTS(OFF)をAD変換し(ステップS1
1)、このAD変換値を用いて、短絡回路13を駆動し
たときのAD変換ポートTSの入力値VTS(ON)1
を求める(ステップS12)。
PNトランジスタTRNをオフ)にして短絡回路13の
駆動を停止し(ステップS10)、AD変換ポートTS
の入力値VTS(OFF)をAD変換し(ステップS1
1)、このAD変換値を用いて、短絡回路13を駆動し
たときのAD変換ポートTSの入力値VTS(ON)1
を求める(ステップS12)。
【0120】続いて、出力ポートTPを「H」レベルに
して短絡回路13を駆動し(ステップS13)、AD変
換ポートTSの入力値VTS(ON)をAD変換する
(ステップS14)。次に、ステップS14で得られた
AD変換値と、ステップ12で算出された入力値VTS
(ON)1のAD変換値との偏差の絶対値からコネクタ
端子すなわち入出力端子bおよびeの接触抵抗RCoを
求める(ステップ19)。
して短絡回路13を駆動し(ステップS13)、AD変
換ポートTSの入力値VTS(ON)をAD変換する
(ステップS14)。次に、ステップS14で得られた
AD変換値と、ステップ12で算出された入力値VTS
(ON)1のAD変換値との偏差の絶対値からコネクタ
端子すなわち入出力端子bおよびeの接触抵抗RCoを
求める(ステップ19)。
【0121】そして、RAMに記憶されている接触抵抗
値の判定値RHと接触抵抗値RCoとを比較し、接触抵
抗値RCoが判定値RH以上(異常)か否かを判定する
(ステップS15A)。もし、RCo≧RH(すなわ
ち、YES)と判定されれば、コネクタ部が異常と見な
してエラーフラグをセットし(ステップS16A)、R
C<RH(すなわち、NO)と判定されれば、コネクタ
部が正常と見なしてエラーフラグをクリアする(ステッ
プS17A)。
値の判定値RHと接触抵抗値RCoとを比較し、接触抵
抗値RCoが判定値RH以上(異常)か否かを判定する
(ステップS15A)。もし、RCo≧RH(すなわ
ち、YES)と判定されれば、コネクタ部が異常と見な
してエラーフラグをセットし(ステップS16A)、R
C<RH(すなわち、NO)と判定されれば、コネクタ
部が正常と見なしてエラーフラグをクリアする(ステッ
プS17A)。
【0122】こうして、ステップS16AまたはS17
Aにおいてエラーフラグを操作した後、モータ3を制御
するためのメイン処理ステップS18を実行し、メイン
処理ステップS18の終了後にステップ10に戻り、上
記処理を繰り返し実行する。ステップS16AまたはS
17Aで操作されたエラーフラグは、メイン処理ステッ
プS18において、モータ3の駆動または非駆動の判定
に用いられる。この場合も、図2の回路構成の装置のみ
ならず、図4の回路構成の装置に適用可能なことは言う
までもない。
Aにおいてエラーフラグを操作した後、モータ3を制御
するためのメイン処理ステップS18を実行し、メイン
処理ステップS18の終了後にステップ10に戻り、上
記処理を繰り返し実行する。ステップS16AまたはS
17Aで操作されたエラーフラグは、メイン処理ステッ
プS18において、モータ3の駆動または非駆動の判定
に用いられる。この場合も、図2の回路構成の装置のみ
ならず、図4の回路構成の装置に適用可能なことは言う
までもない。
【0123】実施例5.(請求項10に対応) なお、上記各実施例では、短絡回路13の短絡動作中に
AD変換器を無効にしたが、短絡回路13の短絡動作中
の入力値VTSを保持するようにしてもよい。以下、図
13の回路構成図を参照しながら、この発明の実施例5
について説明する。
AD変換器を無効にしたが、短絡回路13の短絡動作中
の入力値VTSを保持するようにしてもよい。以下、図
13の回路構成図を参照しながら、この発明の実施例5
について説明する。
【0124】この場合、制御装置1は、短絡回路13を
短絡したときの検出信号Dを、短絡回路13が再び開放
されるまで保持する検出信号保持部を含む。図13は短
絡回路13としてNPNトランジスタTRNを用いた場
合を示し、1、2、10、12および13は前述と同様
のものであり、動作の概要は実施例1と同様なので詳述
を省略する。
短絡したときの検出信号Dを、短絡回路13が再び開放
されるまで保持する検出信号保持部を含む。図13は短
絡回路13としてNPNトランジスタTRNを用いた場
合を示し、1、2、10、12および13は前述と同様
のものであり、動作の概要は実施例1と同様なので詳述
を省略する。
【0125】ASはセンサ検出回路12内のフィルタの
入力端子側に挿入されたアナログスイッチ、IVは出力
ポートTPの信号レベルに応答してアナログスイッチA
Sをオンオフさせるインバータである。アナログスイッ
チASは、サンプルホールド回路としての機能を有し、
オフ時の信号を保持する検出信号保持部を構成してい
る。
入力端子側に挿入されたアナログスイッチ、IVは出力
ポートTPの信号レベルに応答してアナログスイッチA
Sをオンオフさせるインバータである。アナログスイッ
チASは、サンプルホールド回路としての機能を有し、
オフ時の信号を保持する検出信号保持部を構成してい
る。
【0126】図13において、図2との相違点は、セン
サ検出回路12内にアナログスイッチASを挿入し、短
絡回路13に対するマイコン10からの駆動信号(出力
ポートTP)が「L」レベル(NPNトランジスタTR
Nがオフとなり短絡回路13が駆動停止)のときに、イ
ンバータIVによりアナログスイッチASをオンにする
点である。
サ検出回路12内にアナログスイッチASを挿入し、短
絡回路13に対するマイコン10からの駆動信号(出力
ポートTP)が「L」レベル(NPNトランジスタTR
Nがオフとなり短絡回路13が駆動停止)のときに、イ
ンバータIVによりアナログスイッチASをオンにする
点である。
【0127】このように、マイコン10から短絡回路1
3に対する「L」レベル信号がインバータIVを介して
アナログスイッチASをオンさせると、トルクセンサ2
からの検出信号Dは、フィルタRおよびCを介してAD
変換ポートTSに印加される。
3に対する「L」レベル信号がインバータIVを介して
アナログスイッチASをオンさせると、トルクセンサ2
からの検出信号Dは、フィルタRおよびCを介してAD
変換ポートTSに印加される。
【0128】逆に、マイコン10から短絡回路13に対
する駆動信号が「H」レベル(NPNトランジスタTR
Nがオンとなり短絡回路13が短絡駆動)のとき、マイ
コン10から短絡回路13への「H」レベル信号がイン
バータIVを介してアナログスイッチASオフをさせ
る。これにより、アナログスイッチASは、オフされる
直前の検出信号DをAD変換ポートTSに出力する。
する駆動信号が「H」レベル(NPNトランジスタTR
Nがオンとなり短絡回路13が短絡駆動)のとき、マイ
コン10から短絡回路13への「H」レベル信号がイン
バータIVを介してアナログスイッチASオフをさせ
る。これにより、アナログスイッチASは、オフされる
直前の検出信号DをAD変換ポートTSに出力する。
【0129】したがって、短絡回路13のオンオフ駆動
状態によってトルクセンサ2からの検出信号Dが変化し
ないので、短絡回路13の駆動状態に関係なく、AD変
換を実行することができる。
状態によってトルクセンサ2からの検出信号Dが変化し
ないので、短絡回路13の駆動状態に関係なく、AD変
換を実行することができる。
【0130】ここでは、短絡回路13内の開閉素子とし
てNPNトランジスタTRNを用いたが、逆極性のPN
PトランジスタTRPを用いてもよい。図14は、短絡
回路13としてPNPトランジスタTRPを用いた場合
のこの発明の実施例5を示す回路構成図であり、1、
2、10、12、13およびASは前述と同様のもので
あり、動作の概要は図4の場合と同様なので詳述を省略
する。
てNPNトランジスタTRNを用いたが、逆極性のPN
PトランジスタTRPを用いてもよい。図14は、短絡
回路13としてPNPトランジスタTRPを用いた場合
のこの発明の実施例5を示す回路構成図であり、1、
2、10、12、13およびASは前述と同様のもので
あり、動作の概要は図4の場合と同様なので詳述を省略
する。
【0131】図14において、IBはアナログスイッチ
ASをオンオフ駆動するためのバッファである。この場
合、図4との相違点は、図13と同様にアナログスイッ
チASを挿入し、マイコン10から短絡回路13に対す
る駆動信号が「H」レベル(PNPトランジスタTRP
がオフとなり短絡回路13が駆動停止)のときに、バッ
ファIBによりアナログスイッチASをオンにする点で
ある。
ASをオンオフ駆動するためのバッファである。この場
合、図4との相違点は、図13と同様にアナログスイッ
チASを挿入し、マイコン10から短絡回路13に対す
る駆動信号が「H」レベル(PNPトランジスタTRP
がオフとなり短絡回路13が駆動停止)のときに、バッ
ファIBによりアナログスイッチASをオンにする点で
ある。
【0132】このように、マイコン10から短絡回路1
3に対する「H」レベル信号がバッファIBを介してア
ナログスイッチASをオンさせると、トルクセンサ2か
らの検出信号Dは、そのままフィルタRおよびCを介し
てAD変換ポートTSに印加される。
3に対する「H」レベル信号がバッファIBを介してア
ナログスイッチASをオンさせると、トルクセンサ2か
らの検出信号Dは、そのままフィルタRおよびCを介し
てAD変換ポートTSに印加される。
【0133】逆に、マイコン10から短絡回路13に対
する駆動信号が「L」レベル(PNPトランジスタTR
Pがオンとなり短絡回路13が短絡駆動)のとき、マイ
コン10から短絡回路13への「L」レベル信号がバッ
ファIBを介してアナログスイッチASオフをさせる。
これにより、アナログスイッチASは、オフされる直前
の検出信号DをAD変換ポートTSに出力する。
する駆動信号が「L」レベル(PNPトランジスタTR
Pがオンとなり短絡回路13が短絡駆動)のとき、マイ
コン10から短絡回路13への「L」レベル信号がバッ
ファIBを介してアナログスイッチASオフをさせる。
これにより、アナログスイッチASは、オフされる直前
の検出信号DをAD変換ポートTSに出力する。
【0134】したがって、前述と同様に、短絡回路13
のオンオフ駆動状態によってトルクセンサ2からの検出
信号Dが変化しないので、短絡回路13の駆動状態に関
係なく、AD変換を実行することができる。この場合、
安価なアナログスイッチASを用いることができるの
で、コストアップを招くこともない。
のオンオフ駆動状態によってトルクセンサ2からの検出
信号Dが変化しないので、短絡回路13の駆動状態に関
係なく、AD変換を実行することができる。この場合、
安価なアナログスイッチASを用いることができるの
で、コストアップを招くこともない。
【0135】なお、図13および図14では、検出信号
保持部としてアナログスイッチASを用いたが、フィル
タを構成するコンデンサCに開閉素子を組み合わせるこ
とによって実現することもできる。以下、図15の回路
構成図を参照しながら、コンデンサCに開閉素子を組み
合わせたこの発明の実施例5について説明する。
保持部としてアナログスイッチASを用いたが、フィル
タを構成するコンデンサCに開閉素子を組み合わせるこ
とによって実現することもできる。以下、図15の回路
構成図を参照しながら、コンデンサCに開閉素子を組み
合わせたこの発明の実施例5について説明する。
【0136】図15は、短絡回路13としてNPNトラ
ンジスタTRNを用いた場合を示し、1、2、10、1
2、13およびIVに関する動作の概要は前述と同様な
ので詳述を省略する。TRNHはエミッタ接地のNPN
トランジスタであり、コレクタがコンデンサCに接続さ
れ、ベースがインバータIVに出力端子に接続されてい
る。NPNトランジスタTRNHは、コンデンサCと協
動して検出信号保持部を構成している。
ンジスタTRNを用いた場合を示し、1、2、10、1
2、13およびIVに関する動作の概要は前述と同様な
ので詳述を省略する。TRNHはエミッタ接地のNPN
トランジスタであり、コレクタがコンデンサCに接続さ
れ、ベースがインバータIVに出力端子に接続されてい
る。NPNトランジスタTRNHは、コンデンサCと協
動して検出信号保持部を構成している。
【0137】この場合、図2との相違点は、コンデンサ
Cとグランドとの間にNPNトランジスタTRNHを挿
入し、マイコン10から短絡回路13に対する駆動信号
(出力ポートTPの信号レベル)により、インバータI
Vを介してNPNトランジスタTRNHを駆動する点で
ある。
Cとグランドとの間にNPNトランジスタTRNHを挿
入し、マイコン10から短絡回路13に対する駆動信号
(出力ポートTPの信号レベル)により、インバータI
Vを介してNPNトランジスタTRNHを駆動する点で
ある。
【0138】すなわち、出力ポートTPを「H」レベル
として短絡回路13を短絡駆動したとき、NPNトラン
ジスタTRNHは、インバータIVからの「L」レベル
信号によってオフとなり、センサ検出回路12中のコン
デンサCのグランドレベルを浮かすことになる。
として短絡回路13を短絡駆動したとき、NPNトラン
ジスタTRNHは、インバータIVからの「L」レベル
信号によってオフとなり、センサ検出回路12中のコン
デンサCのグランドレベルを浮かすことになる。
【0139】これにより、コンデンサCには、短絡回路
13を駆動する直前の電荷が蓄積されたまま放電されず
保持される。この場合、短絡回路13を駆動した後で、
短絡回路13を再び駆動停止して開放しても、検出信号
Dに相当するAD変換ポートTSの入力電圧値VTS
は、抵抗器RおよびコンデンサCによるフィルタ遅れな
く、直ちに短絡回路13を駆動する直前の値に復帰す
る。したがって、タイマ手段を設ける必要がなくなる。
13を駆動する直前の電荷が蓄積されたまま放電されず
保持される。この場合、短絡回路13を駆動した後で、
短絡回路13を再び駆動停止して開放しても、検出信号
Dに相当するAD変換ポートTSの入力電圧値VTS
は、抵抗器RおよびコンデンサCによるフィルタ遅れな
く、直ちに短絡回路13を駆動する直前の値に復帰す
る。したがって、タイマ手段を設ける必要がなくなる。
【0140】図15では、短絡回路13としてNPNト
ランジスタTRNを用いた場合を示したが、PNPトラ
ンジスタTRPを用いてもよい。図16は、短絡回路1
3としてPNPトランジスタTRPを用いた場合の回路
構成図であり、動作の概要は前述と同様なので詳述を省
略する。
ランジスタTRNを用いた場合を示したが、PNPトラ
ンジスタTRPを用いてもよい。図16は、短絡回路1
3としてPNPトランジスタTRPを用いた場合の回路
構成図であり、動作の概要は前述と同様なので詳述を省
略する。
【0141】この場合、図15との相違点は、短絡回路
13をPNPトランジスタTRPで構成し、インバータ
IVを除去した点にある。したがって、短絡回路13の
駆動時において、NPNトランジスタTRNHは、出力
ポートTPからの「L」レベル信号によって、センサ検
出回路12内のコンデンサCのグランドレベルを浮かす
ことになる。
13をPNPトランジスタTRPで構成し、インバータ
IVを除去した点にある。したがって、短絡回路13の
駆動時において、NPNトランジスタTRNHは、出力
ポートTPからの「L」レベル信号によって、センサ検
出回路12内のコンデンサCのグランドレベルを浮かす
ことになる。
【0142】これにより、前述と同様に、コンデンサC
には短絡回路3を駆動する直前の電荷が蓄積されたまま
放電されず保持され、その後、短絡回路13を再び駆動
停止したときに、AD変換ポートTSに対する入力電圧
値VTSは、フィルタ遅れなく短絡回路3の駆動直前の
値に復帰する。
には短絡回路3を駆動する直前の電荷が蓄積されたまま
放電されず保持され、その後、短絡回路13を再び駆動
停止したときに、AD変換ポートTSに対する入力電圧
値VTSは、フィルタ遅れなく短絡回路3の駆動直前の
値に復帰する。
【0143】実施例6.(請求項11に対応) なお、上記各実施例では、単一のトルクセンサ2からの
検出信号Dを単一のセンサ検出回路12で検出する場合
を示したが、複数のトルクセンサからの検出信号を複数
のセンサ検出回路で検出してもよい。
検出信号Dを単一のセンサ検出回路12で検出する場合
を示したが、複数のトルクセンサからの検出信号を複数
のセンサ検出回路で検出してもよい。
【0144】以下、図17〜図19を参照しながら、複
数のトルクセンサを並設したこの発明の実施例6につい
て説明する。図17において、2aおよび2bは並設さ
れた複数のトルクセンサ、12aおよび12bは各トル
クセンサ2aおよび2bに対応して制御装置1A内に並
設された複数のセンサ検出回路、13aおよび13bは
各センサ検出回路12aおよび12bに対応して並設さ
れた複数の短絡回路である。ここでは、各回路構成が並
設されたこと以外は図2と同様であるため詳細な説明を
省略する。
数のトルクセンサを並設したこの発明の実施例6につい
て説明する。図17において、2aおよび2bは並設さ
れた複数のトルクセンサ、12aおよび12bは各トル
クセンサ2aおよび2bに対応して制御装置1A内に並
設された複数のセンサ検出回路、13aおよび13bは
各センサ検出回路12aおよび12bに対応して並設さ
れた複数の短絡回路である。ここでは、各回路構成が並
設されたこと以外は図2と同様であるため詳細な説明を
省略する。
【0145】この場合、制御装置1A内のマイコン10
Aは、各センサ検出回路12aおよび12bに対応した
AD変換ポートTS1およびTS2と、各短絡回路13
aおよび13bに対応した出力ポートTP1およびTP
2を有し、各トルクセンサ2aおよび2bのうちのAD
変換していないトルクセンサに関連する短絡手段を逐次
に開閉するようになっている。
Aは、各センサ検出回路12aおよび12bに対応した
AD変換ポートTS1およびTS2と、各短絡回路13
aおよび13bに対応した出力ポートTP1およびTP
2を有し、各トルクセンサ2aおよび2bのうちのAD
変換していないトルクセンサに関連する短絡手段を逐次
に開閉するようになっている。
【0146】図17においては、たとえば、2種類のト
ルクセンサ2aおよび2bを用いた場合を示し、トルク
センサ2aおよび2bと同数のセンサ検出回路12aお
よび12bと、短絡回路13aおよび13bとが設けら
れている。
ルクセンサ2aおよび2bを用いた場合を示し、トルク
センサ2aおよび2bと同数のセンサ検出回路12aお
よび12bと、短絡回路13aおよび13bとが設けら
れている。
【0147】図18はAD変換および短絡駆動の動作タ
イミングを示すタイミングチャートであり、図18か
ら、トルクセンサ2aおよび2bが交互に短絡動作とA
D変換とを実行しているのがわかる。たとえば、トルク
センサ2a側の検出信号相当値(AD変換ポートTS1
の入力値)VTS1をAD変換しているとき、トルクセ
ンサ2a側の短絡回路13aの出力ポートTP1を
「L」レベルにしてNPNトランジスタTRN1をオフ
とし、短絡回路13aの駆動を停止している。
イミングを示すタイミングチャートであり、図18か
ら、トルクセンサ2aおよび2bが交互に短絡動作とA
D変換とを実行しているのがわかる。たとえば、トルク
センサ2a側の検出信号相当値(AD変換ポートTS1
の入力値)VTS1をAD変換しているとき、トルクセ
ンサ2a側の短絡回路13aの出力ポートTP1を
「L」レベルにしてNPNトランジスタTRN1をオフ
とし、短絡回路13aの駆動を停止している。
【0148】一方、このとき、トルクセンサ2b側では
AD変換を実行せず、トルクセンサ2b側の短絡回路1
3bの出力ポートTP2を「H」レベルにしてNPNト
ランジスタTRN2をオンとし、短絡回路13bを短絡
駆動している。以上の動作は、たとえば周期的に実行さ
れる。
AD変換を実行せず、トルクセンサ2b側の短絡回路1
3bの出力ポートTP2を「H」レベルにしてNPNト
ランジスタTRN2をオンとし、短絡回路13bを短絡
駆動している。以上の動作は、たとえば周期的に実行さ
れる。
【0149】次に、図19のフローチャートを参照しな
がら、この発明の実施例6の動作について説明する。ま
ず、トルクセンサ2a側のAD変換を要求するフラグが
セットされているか否かを判定し(ステップS20)、
もしセットされている(すなわち、YES)と判定され
れば、トルクセンサ2a側の短絡回路13aに対する出
力ポートTP1を「L」レベルとし、NPNトランジス
タTRN1をオフにする(ステップS21)。
がら、この発明の実施例6の動作について説明する。ま
ず、トルクセンサ2a側のAD変換を要求するフラグが
セットされているか否かを判定し(ステップS20)、
もしセットされている(すなわち、YES)と判定され
れば、トルクセンサ2a側の短絡回路13aに対する出
力ポートTP1を「L」レベルとし、NPNトランジス
タTRN1をオフにする(ステップS21)。
【0150】また、トルクセンサ2b側の短絡回路13
bに対する出力ポートTP2を「H」レベルとし、NP
NトランジスタTRN2をオンにして短絡回路13bを
短絡駆動する(ステップS22)。そして、トルクセン
サ2a側のAD変換ポートTS1の入力値(トルクセン
サ2aの検出値)をAD変換し、このAD変換値をマイ
コン10A内のRAMに記憶させる(ステップS2
3)。その後、トルクセンサ2a側のAD変換を要求す
るフラグをクリアする(ステップS24)。
bに対する出力ポートTP2を「H」レベルとし、NP
NトランジスタTRN2をオンにして短絡回路13bを
短絡駆動する(ステップS22)。そして、トルクセン
サ2a側のAD変換ポートTS1の入力値(トルクセン
サ2aの検出値)をAD変換し、このAD変換値をマイ
コン10A内のRAMに記憶させる(ステップS2
3)。その後、トルクセンサ2a側のAD変換を要求す
るフラグをクリアする(ステップS24)。
【0151】一方、ステップS20において、トルクセ
ンサ2a側のAD変換を要求するフラグがセットされて
いない(すなわち、NO)と判定されれば、トルクセン
サ2a側の短絡回路13aに対する出力ポートTP1を
「H」レベルとし、NPNトランジスタTRN1をオン
にして短絡回路13aを駆動する(ステップS25)。
ンサ2a側のAD変換を要求するフラグがセットされて
いない(すなわち、NO)と判定されれば、トルクセン
サ2a側の短絡回路13aに対する出力ポートTP1を
「H」レベルとし、NPNトランジスタTRN1をオン
にして短絡回路13aを駆動する(ステップS25)。
【0152】また、トルクセンサ2b側の短絡回路13
bに対する出力ポートTP2を「L」レベルとし、NP
NトランジスタTRN2をオフにして短絡回路13bを
短絡駆動する(ステップS26)。そして、トルクセン
サ2b側のAD変換ポートTS2の入力値(トルクセン
サ2bの検出値)をAD変換し、このAD変換値をマイ
コン10A内のRAMに記憶させる(ステップS2
7)。その後、トルクセンサ2a側のAD変換を要求す
るフラグをセットする(ステップS28)。
bに対する出力ポートTP2を「L」レベルとし、NP
NトランジスタTRN2をオフにして短絡回路13bを
短絡駆動する(ステップS26)。そして、トルクセン
サ2b側のAD変換ポートTS2の入力値(トルクセン
サ2bの検出値)をAD変換し、このAD変換値をマイ
コン10A内のRAMに記憶させる(ステップS2
7)。その後、トルクセンサ2a側のAD変換を要求す
るフラグをセットする(ステップS28)。
【0153】以下、RAMに記憶されているトルクセン
サ2aおよび2bに関するAD変換値に基づいてモータ
出力値を決定し、モータ駆動回路14(図1参照)にモ
ータ駆動信号を出力してモータ3を制御する(ステップ
S29)。その後、ステップS20からの処理が再度繰
り返される。ステップS20〜S29の処理が繰り返さ
れる毎に、AD変換対象となるトルクセンサおよび駆動
される短絡回路は、図18のように交互に入れ替わる。
サ2aおよび2bに関するAD変換値に基づいてモータ
出力値を決定し、モータ駆動回路14(図1参照)にモ
ータ駆動信号を出力してモータ3を制御する(ステップ
S29)。その後、ステップS20からの処理が再度繰
り返される。ステップS20〜S29の処理が繰り返さ
れる毎に、AD変換対象となるトルクセンサおよび駆動
される短絡回路は、図18のように交互に入れ替わる。
【0154】なお、ここでは短絡回路13aおよび13
bをNPNトランジスタTRN1およびTRN2で構成
したが、短絡回路13aおよび13bをPNPトランジ
スタで構成した場合も、短絡回路13aおよび13bの
駆動論理が逆になる以外は同様の動作である。
bをNPNトランジスタTRN1およびTRN2で構成
したが、短絡回路13aおよび13bをPNPトランジ
スタで構成した場合も、短絡回路13aおよび13bの
駆動論理が逆になる以外は同様の動作である。
【0155】また、上記各実施例では、短絡回路13、
13aおよび13b内の開閉素子としてトランジスタを
用いたが、トランジスタの代わりにリレー等を用いても
よい。また、上記各実施例の組み合わせることができ、
これにより相乗効果を得ることができる。
13aおよび13b内の開閉素子としてトランジスタを
用いたが、トランジスタの代わりにリレー等を用いても
よい。また、上記各実施例の組み合わせることができ、
これにより相乗効果を得ることができる。
【0156】さらに、電動パワーステアリング制御装置
に適用した場合を例にとり、センサとしてトルクセンサ
2、2aおよび2bを用いたが、トルクセンサに限ら
ず、任意のセンサに適用可能なことは言うまでもない。
に適用した場合を例にとり、センサとしてトルクセンサ
2、2aおよび2bを用いたが、トルクセンサに限ら
ず、任意のセンサに適用可能なことは言うまでもない。
【0157】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、制御対象に関連する検出信号を出力するセンサと、
検出信号をデジタル信号に変換するAD変換器を含み、
AD変換された検出信号を用いて制御対象を制御する制
御装置と、センサの出力端子と制御装置の入力端子との
間を接続する信号線と、センサの電源端子と制御装置の
電源端子との間を接続する電源線と、センサのグランド
端子と制御装置のグランド端子との間を接続するグラン
ド線とを備え、制御装置は、所定タイミングにおいて制
御装置の入力端子を電源またはグランドの一方に短絡さ
せる短絡手段を含み、短絡手段は、電源線またはグラン
ド線を介して、信号線の両端に接続された出力端子およ
び入力端子間に所定電圧を印加して所定電流を通電し、
信号線の接触抵抗増大の原因となる酸化膜を破壊するよ
うにしたので、金等でメッキした高価な接触部を用いる
ことなく接触不良の発生を防止することができる。した
がって、制御用のAD変換値が変動して制御に悪影響を
与えることがなく安定な制御が可能となり、センサと制
御装置との間のコネクタ部の確実な接触不良対策および
コストダウンを実現したセンサ制御装置が得られる効果
がある。
ば、制御対象に関連する検出信号を出力するセンサと、
検出信号をデジタル信号に変換するAD変換器を含み、
AD変換された検出信号を用いて制御対象を制御する制
御装置と、センサの出力端子と制御装置の入力端子との
間を接続する信号線と、センサの電源端子と制御装置の
電源端子との間を接続する電源線と、センサのグランド
端子と制御装置のグランド端子との間を接続するグラン
ド線とを備え、制御装置は、所定タイミングにおいて制
御装置の入力端子を電源またはグランドの一方に短絡さ
せる短絡手段を含み、短絡手段は、電源線またはグラン
ド線を介して、信号線の両端に接続された出力端子およ
び入力端子間に所定電圧を印加して所定電流を通電し、
信号線の接触抵抗増大の原因となる酸化膜を破壊するよ
うにしたので、金等でメッキした高価な接触部を用いる
ことなく接触不良の発生を防止することができる。した
がって、制御用のAD変換値が変動して制御に悪影響を
与えることがなく安定な制御が可能となり、センサと制
御装置との間のコネクタ部の確実な接触不良対策および
コストダウンを実現したセンサ制御装置が得られる効果
がある。
【0158】また、この発明の請求項2によれば、請求
項1において、短絡手段は、一端が入力端子に接続され
且つ他端が接地された開閉素子からなり、制御装置は、
所定タイミングにおいて開閉素子を閉成駆動する開閉素
子駆動部を含み、電源線および信号線を介して開閉素子
に流れる電流により酸化膜を破壊するようにしたので、
センサと制御装置との間のコネクタ部の確実な接触不良
対策およびコストダウンを実現したセンサ制御装置が得
られる効果がある。
項1において、短絡手段は、一端が入力端子に接続され
且つ他端が接地された開閉素子からなり、制御装置は、
所定タイミングにおいて開閉素子を閉成駆動する開閉素
子駆動部を含み、電源線および信号線を介して開閉素子
に流れる電流により酸化膜を破壊するようにしたので、
センサと制御装置との間のコネクタ部の確実な接触不良
対策およびコストダウンを実現したセンサ制御装置が得
られる効果がある。
【0159】また、この発明の請求項3によれば、請求
項1において、短絡手段は、一端が入力端子に接続され
且つ他端が電源に接続された開閉素子からなり、制御装
置は、所定タイミングにおいて開閉素子を閉成駆動する
開閉素子駆動部を含み、開閉素子から信号線およびグラ
ンド線を介して流れる電流により酸化膜を破壊するよう
にしたので、センサと制御装置との間のコネクタ部の確
実な接触不良対策およびコストダウンを実現したセンサ
制御装置が得られる効果がある。
項1において、短絡手段は、一端が入力端子に接続され
且つ他端が電源に接続された開閉素子からなり、制御装
置は、所定タイミングにおいて開閉素子を閉成駆動する
開閉素子駆動部を含み、開閉素子から信号線およびグラ
ンド線を介して流れる電流により酸化膜を破壊するよう
にしたので、センサと制御装置との間のコネクタ部の確
実な接触不良対策およびコストダウンを実現したセンサ
制御装置が得られる効果がある。
【0160】また、この発明に請求項4によれば、請求
項2または請求項3において、短絡手段は、開閉素子に
流れる電流を制限する制限抵抗器を含み、開閉素子およ
び開閉素子駆動部を構成するトランジスタ素子等の破壊
を防止するようにしたので、開閉素子および開閉素子駆
動部の故障を防止し安全性を向上させたセンサ制御装置
が得られる効果がある。
項2または請求項3において、短絡手段は、開閉素子に
流れる電流を制限する制限抵抗器を含み、開閉素子およ
び開閉素子駆動部を構成するトランジスタ素子等の破壊
を防止するようにしたので、開閉素子および開閉素子駆
動部の故障を防止し安全性を向上させたセンサ制御装置
が得られる効果がある。
【0161】また、この発明に請求項5によれば、請求
項1から請求項4までのいずれかにおいて、所定タイミ
ングを、AD変換器が動作していないときとし、短絡手
段の駆動時に発生するノイズや検出信号の変動をAD変
換値に影響させないようにしたので、安定な制御を実現
したセンサ制御装置が得られる効果がある。
項1から請求項4までのいずれかにおいて、所定タイミ
ングを、AD変換器が動作していないときとし、短絡手
段の駆動時に発生するノイズや検出信号の変動をAD変
換値に影響させないようにしたので、安定な制御を実現
したセンサ制御装置が得られる効果がある。
【0162】また、この発明に請求項6に係るセンサ制
御装置は、請求項1から請求項4までのいずれかにおい
て、所定タイミングを、制御装置が制御対象を駆動して
いないときとし、短絡手段の駆動時に発生するノイズや
検出信号の変動が制御対象に影響しないようにしたの
で、安定な制御を実現したセンサ制御装置が得られる効
果がある。
御装置は、請求項1から請求項4までのいずれかにおい
て、所定タイミングを、制御装置が制御対象を駆動して
いないときとし、短絡手段の駆動時に発生するノイズや
検出信号の変動が制御対象に影響しないようにしたの
で、安定な制御を実現したセンサ制御装置が得られる効
果がある。
【0163】また、この発明に請求項7に係るセンサ制
御装置は、請求項1から請求項6までのいずれかにおい
て、制御装置は、短絡手段が開放されてから所定時間経
過後にAD変換器を有効にするタイマ手段を含み、安定
した後のAD変換値を用いて制御対象を制御することに
より、短絡手段を駆動する際に発生するノイズや検出信
号の変動がAD変換値に影響しないようにしたので、短
絡手段の駆動時に発生するノイズやフィルタ回路による
検出電圧の遅れ等による悪影響がAD変換値に反映され
ることはなく、さらに安定な制御を実現したセンサ制御
装置が得られる効果がある。
御装置は、請求項1から請求項6までのいずれかにおい
て、制御装置は、短絡手段が開放されてから所定時間経
過後にAD変換器を有効にするタイマ手段を含み、安定
した後のAD変換値を用いて制御対象を制御することに
より、短絡手段を駆動する際に発生するノイズや検出信
号の変動がAD変換値に影響しないようにしたので、短
絡手段の駆動時に発生するノイズやフィルタ回路による
検出電圧の遅れ等による悪影響がAD変換値に反映され
ることはなく、さらに安定な制御を実現したセンサ制御
装置が得られる効果がある。
【0164】また、この発明に請求項8に係るセンサ制
御装置は、請求項1から請求項7までのいずれかにおい
て、制御装置は、制御装置の起動時において、短絡手段
の開放中にAD変換された検出信号と短絡手段の短絡中
にAD変換された検出信号とから、センサの抵抗値を算
出するセンサ抵抗値算出手段と、抵抗値に基づいてセン
サの不良を判定するセンサ不良判定手段と、センサの不
良判定時に制御対象の制御を停止する制御停止手段とを
含み、センサ抵抗値が設定値より所定分異なっていれば
センサ誤組付け等を含むセンサ異常と判定して制御を停
止するようにしたので、さらに安全性および信頼性を向
上させセンサ制御装置が得られる効果がある。
御装置は、請求項1から請求項7までのいずれかにおい
て、制御装置は、制御装置の起動時において、短絡手段
の開放中にAD変換された検出信号と短絡手段の短絡中
にAD変換された検出信号とから、センサの抵抗値を算
出するセンサ抵抗値算出手段と、抵抗値に基づいてセン
サの不良を判定するセンサ不良判定手段と、センサの不
良判定時に制御対象の制御を停止する制御停止手段とを
含み、センサ抵抗値が設定値より所定分異なっていれば
センサ誤組付け等を含むセンサ異常と判定して制御を停
止するようにしたので、さらに安全性および信頼性を向
上させセンサ制御装置が得られる効果がある。
【0165】また、この発明に請求項9に係るセンサ制
御装置は、請求項1から請求項8までのいずれかにおい
て、制御装置は、短絡手段の開放中にAD変換された検
出信号と短絡手段の短絡中にAD変換された検出信号と
から、信号線の両端を含むコネクタ部の接触抵抗値を算
出する接触抵抗値算出手段と、接触抵抗値に基づいてコ
ネクタ部の不良を判定するコネクタ部不良判定手段と、
コネクタ部の不良判定時に制御対象の制御を停止する制
御停止手段とを含み、コネクタ部の接触抵抗値が判定値
より所定分異なっていればコネクタ部の不良と判定して
制御を停止するようにしたので、さらに安全性および信
頼性を向上させセンサ制御装置が得られる効果がある。
御装置は、請求項1から請求項8までのいずれかにおい
て、制御装置は、短絡手段の開放中にAD変換された検
出信号と短絡手段の短絡中にAD変換された検出信号と
から、信号線の両端を含むコネクタ部の接触抵抗値を算
出する接触抵抗値算出手段と、接触抵抗値に基づいてコ
ネクタ部の不良を判定するコネクタ部不良判定手段と、
コネクタ部の不良判定時に制御対象の制御を停止する制
御停止手段とを含み、コネクタ部の接触抵抗値が判定値
より所定分異なっていればコネクタ部の不良と判定して
制御を停止するようにしたので、さらに安全性および信
頼性を向上させセンサ制御装置が得られる効果がある。
【0166】また、この発明に請求項10に係るセンサ
制御装置は、請求項1から請求項9までのいずれかにお
いて、制御装置は、短絡手段を短絡したときの検出信号
を、短絡手段が開放されるまで保持する検出信号保持部
を含み、短絡手段の駆動時に検出信号が保持されて変化
しないようにしたので、短絡手段の駆動直後に検出信号
をAD変換しても制御に影響を与えることがなく、短絡
手段を駆動する直前の検出信号に戻ってAD変換するこ
とができ、短絡手段の駆動時に発生するノイズ等の影響
のない安定な制御を実現したセンサ制御装置が得られる
効果がある。
制御装置は、請求項1から請求項9までのいずれかにお
いて、制御装置は、短絡手段を短絡したときの検出信号
を、短絡手段が開放されるまで保持する検出信号保持部
を含み、短絡手段の駆動時に検出信号が保持されて変化
しないようにしたので、短絡手段の駆動直後に検出信号
をAD変換しても制御に影響を与えることがなく、短絡
手段を駆動する直前の検出信号に戻ってAD変換するこ
とができ、短絡手段の駆動時に発生するノイズ等の影響
のない安定な制御を実現したセンサ制御装置が得られる
効果がある。
【0167】また、この発明に請求項11に係るセンサ
制御装置は、請求項1から請求項10までのいずれかに
おいて、センサは複数並設され、制御装置は、複数のセ
ンサのうちのAD変換していないセンサに関連する短絡
手段を逐次に開閉し、消費電流を抑制するようにしたの
で、制御装置およびセンサの劣化を遅くしたセンサ制御
装置が得られる効果がある。
制御装置は、請求項1から請求項10までのいずれかに
おいて、センサは複数並設され、制御装置は、複数のセ
ンサのうちのAD変換していないセンサに関連する短絡
手段を逐次に開閉し、消費電流を抑制するようにしたの
で、制御装置およびセンサの劣化を遅くしたセンサ制御
装置が得られる効果がある。
【図1】 この発明の実施例1(請求項1〜請求項6に
対応)を示す回路構成図である。
対応)を示す回路構成図である。
【図2】 この発明の実施例1の具体例(請求項2に対
応)を示す回路図である。
応)を示す回路図である。
【図3】 図2に示した実施例1の動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図4】 この発明の実施例1の他の具体例(請求項3
に対応)を示す回路図である。
に対応)を示す回路図である。
【図5】 図4に示した実施例1の動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図6】 この発明の実施例2(請求項7に対応)の動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
【図7】 この発明の実施例2の動作に関連する操舵ト
ルクとモータ電流との関係を示す特性図である。
ルクとモータ電流との関係を示す特性図である。
【図8】 この発明の実施例2の動作に関連するAD変
換ポートおよび出力ポートの信号レベルを示す波形図で
ある。
換ポートおよび出力ポートの信号レベルを示す波形図で
ある。
【図9】 この発明の実施例3(請求項8に対応)によ
るセンサ抵抗値の検出動作を説明するための回路図であ
る。
るセンサ抵抗値の検出動作を説明するための回路図であ
る。
【図10】 この発明の実施例3の動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図11】 この発明の実施例4(請求項9に対応)に
よる接触抵抗値の検出動作を説明するための回路図であ
る。
よる接触抵抗値の検出動作を説明するための回路図であ
る。
【図12】 この発明の実施例4の動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図13】 この発明の実施例5(請求項10に対応)
においてアナログスイッチを用いた場合を示す回路構成
図である。
においてアナログスイッチを用いた場合を示す回路構成
図である。
【図14】 この発明の実施例5においてアナログスイ
ッチを用いた場合の他の例を示す回路構成図である。
ッチを用いた場合の他の例を示す回路構成図である。
【図15】 この発明の実施例5(請求項10に対応)
においてNPNトランジスタを用いた場合を示す回路構
成図である。
においてNPNトランジスタを用いた場合を示す回路構
成図である。
【図16】 この発明の実施例5においてNPNトラン
ジスタを用いた場合の他の例を示す回路構成図である。
ジスタを用いた場合の他の例を示す回路構成図である。
【図17】 この発明の実施例6(請求項11に対応)
を示す回路構成図である。
を示す回路構成図である。
【図18】 この発明の実施例6の動作を説明するため
のタイミングチャートである。
のタイミングチャートである。
【図19】 この発明の実施例6の動作を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図20】 従来のセンサ制御装置を示す回路構成図で
ある。
ある。
1 制御装置、2 トルクセンサ、3 モータ(制御対
象)、10 マイコン、11 センサ電源回路、12
センサ検出回路、13 短絡回路、14 モータ駆動回
路、AS アナログスイッチ(検出信号保持部)、D
検出信号、LD信号線、LG グランド線、LP 電源
線、a、d 電源端子、b 出力端子、c、f グラン
ド端子、e 入力端子、RB 制限抵抗器、RS 可変
抵抗器、TRN NPNトランジスタ、TRNH NP
Nトランジスタ(検出信号保持部)、TRP PNPト
ランジスタ、TS AD変換ポート、TP 出力ポー
ト、AD変換中を判定するステップ、S2、S3 短絡
手段を開閉するステップ、S4 AD変換するステッ
プ、S5 モータを制御するステップ、S6 所定時間
経過させるステップ(タイマ手段)、S15 センサの
不良を判定するステップ、S15A コネクタ部の不良
を判定するステップ、S21、S22、S25、S26
逐次に開閉するステップ。
象)、10 マイコン、11 センサ電源回路、12
センサ検出回路、13 短絡回路、14 モータ駆動回
路、AS アナログスイッチ(検出信号保持部)、D
検出信号、LD信号線、LG グランド線、LP 電源
線、a、d 電源端子、b 出力端子、c、f グラン
ド端子、e 入力端子、RB 制限抵抗器、RS 可変
抵抗器、TRN NPNトランジスタ、TRNH NP
Nトランジスタ(検出信号保持部)、TRP PNPト
ランジスタ、TS AD変換ポート、TP 出力ポー
ト、AD変換中を判定するステップ、S2、S3 短絡
手段を開閉するステップ、S4 AD変換するステッ
プ、S5 モータを制御するステップ、S6 所定時間
経過させるステップ(タイマ手段)、S15 センサの
不良を判定するステップ、S15A コネクタ部の不良
を判定するステップ、S21、S22、S25、S26
逐次に開閉するステップ。
Claims (11)
- 【請求項1】 制御対象に関連する検出信号を出力する
センサと、 前記検出信号をデジタル信号に変換するAD変換器を含
み、AD変換された前記検出信号を用いて前記制御対象
を制御する制御装置と、 前記センサの出力端子と前記制御装置の入力端子との間
を接続する信号線と、 前記センサの電源端子と前記制御装置の電源端子との間
を接続する電源線と、 前記センサのグランド端子と前記制御装置のグランド端
子との間を接続するグランド線とを備えたセンサ制御装
置において、 前記制御装置は、所定タイミングにおいて前記制御装置
の入力端子を電源またはグランドの一方に短絡させる短
絡手段を含み、 前記短絡手段は、前記電源線または前記グランド線を介
して、前記信号線の両端に接続された前記出力端子およ
び前記入力端子間に所定電圧を印加して所定電流を通電
することを特徴とするセンサ制御装置。 - 【請求項2】 前記短絡手段は、一端が前記入力端子に
接続され且つ他端が接地された開閉素子からなり、 前記制御装置は、前記所定タイミングにおいて前記開閉
素子を閉成駆動する開閉素子駆動部を含むことを特徴と
する請求項1のセンサ制御装置。 - 【請求項3】 前記短絡手段は、一端が前記入力端子に
接続され且つ他端が電源に接続された開閉素子からな
り、 前記制御装置は、前記所定タイミングにおいて前記開閉
素子を閉成駆動する開閉素子駆動部を含むことを特徴と
する請求項1のセンサ制御装置。 - 【請求項4】 前記短絡手段は、前記開閉素子に流れる
電流を制限する制限抵抗器を含むことを特徴とする請求
項2または請求項3のセンサ制御装置。 - 【請求項5】 前記所定タイミングは、前記AD変換器
が動作していないときであることを特徴とする請求項1
から請求項4までのいずれかのセンサ制御装置。 - 【請求項6】 前記所定タイミングは、前記制御装置が
前記制御対象を駆動していないときであることを特徴と
する請求項1から請求項4までのいずれかのセンサ制御
装置。 - 【請求項7】 前記制御装置は、前記短絡手段が開放さ
れてから所定時間経過後に前記AD変換器を有効にする
タイマ手段を含むことを特徴とする請求項1から請求項
6までのいずれかのセンサ制御装置。 - 【請求項8】 前記制御装置は、 前記制御装置の起動時において、前記短絡手段の開放中
にAD変換された検出信号と前記短絡手段の短絡中にA
D変換された検出信号とから、前記センサの抵抗値を算
出するセンサ抵抗値算出手段と、 前記抵抗値に基づいて前記センサの不良を判定するセン
サ不良判定手段と、 前記センサの不良判定時に前記制御対象の制御を停止す
る制御停止手段とを含むことを特徴とする請求項1から
請求項7までのいずれかのセンサ制御装置。 - 【請求項9】 前記制御装置は、 前記短絡手段の開放中にAD変換された検出信号と前記
短絡手段の短絡中にAD変換された検出信号とから、前
記信号線の両端を含むコネクタ部の接触抵抗値を算出す
る接触抵抗値算出手段と、 前記接触抵抗値に基づいて前記コネクタ部の不良を判定
するコネクタ部不良判定手段と、 前記コネクタ部の不良判定時に前記制御対象の制御を停
止する制御停止手段とを含むことを特徴とする請求項1
から請求項8までのいずれかのセンサ制御装置。 - 【請求項10】 前記制御装置は、前記短絡手段を短絡
したときの検出信号を、前記短絡手段が開放されるまで
保持する検出信号保持部を含むことを特徴とする請求項
1から請求項9までのいずれかのセンサ制御装置。 - 【請求項11】 前記センサは複数並設され、前記制御
装置は、前記複数のセンサのうちのAD変換していない
センサに関連する短絡手段を逐次に開閉することを特徴
とする請求項1から請求項10までのいずれかのセンサ
制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17128094A JPH0835860A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | センサ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17128094A JPH0835860A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | センサ制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0835860A true JPH0835860A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=15920404
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17128094A Pending JPH0835860A (ja) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | センサ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0835860A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001194256A (ja) * | 1999-10-29 | 2001-07-19 | Denso Corp | センサ装置 |
| JP2012108013A (ja) * | 2010-11-18 | 2012-06-07 | Nsk Ltd | モータ角度検出装置 |
| JPWO2010119901A1 (ja) * | 2009-04-15 | 2012-10-22 | ボッシュ株式会社 | 検出回路及び電気回路の異常検出装置、並びに、その異常検出装置を用いる検出システム及び電子システム |
| US8385764B2 (en) | 2008-06-09 | 2013-02-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
| CN111313202A (zh) * | 2018-12-11 | 2020-06-19 | 矢崎总业株式会社 | 连接器连接再生系统和连接器连接再生方法 |
| JP2022075135A (ja) * | 2020-11-06 | 2022-05-18 | 株式会社アイシン | センサモジュール |
| US20230037202A1 (en) * | 2021-07-27 | 2023-02-02 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Power conversion device |
-
1994
- 1994-07-22 JP JP17128094A patent/JPH0835860A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001194256A (ja) * | 1999-10-29 | 2001-07-19 | Denso Corp | センサ装置 |
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| JPWO2010119901A1 (ja) * | 2009-04-15 | 2012-10-22 | ボッシュ株式会社 | 検出回路及び電気回路の異常検出装置、並びに、その異常検出装置を用いる検出システム及び電子システム |
| JP2012108013A (ja) * | 2010-11-18 | 2012-06-07 | Nsk Ltd | モータ角度検出装置 |
| CN111313202A (zh) * | 2018-12-11 | 2020-06-19 | 矢崎总业株式会社 | 连接器连接再生系统和连接器连接再生方法 |
| CN111313202B (zh) * | 2018-12-11 | 2021-07-20 | 矢崎总业株式会社 | 连接器连接再生系统和连接器连接再生方法 |
| JP2022075135A (ja) * | 2020-11-06 | 2022-05-18 | 株式会社アイシン | センサモジュール |
| US20230037202A1 (en) * | 2021-07-27 | 2023-02-02 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Power conversion device |
| CN115693208A (zh) * | 2021-07-27 | 2023-02-03 | 松下知识产权经营株式会社 | 电力变换装置 |
| JP2023018334A (ja) * | 2021-07-27 | 2023-02-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電力変換装置 |
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